2時間の作業が5分で終了!なぜExcelで時間短縮できるのか
「1日2時間かかっていた作業を5分で終わらせる時短のコツ」というキャッチフレーズからもわかるとおり、『絶対残業しない人がやっている 超速Excel仕事術』(奥谷隆一著、あさ出版)は、Excelで時間短縮するためのコツを明かした書籍。
著者は、クライアント先の外資系企業でExcelを利用したシステムを構築・運用するプロジェクトに従事したことをきっかけに、現在まで20年以上にわたり、Excelを活用した業務の効率化を推進しているという人物です。
しかし、なぜExcelで時短が可能になるのでしょうか?
■少し工夫するだけで大幅な時短が可能
企画書や提案書、さらには決算書類まで、ひと昔前まではデスクワークのほとんどは紙の作業で行われていました。
いまは、それら多くの作業がExcelに置き換えられたわけです。しかし、紙で手書きしていたことを、単純にExcelへの入力に置き換えただけでは、まだまだExcelを有効活用できているとはいえないと著者は主張します。
もともとExcelとは、仕事の作業効率をアップするための「道具」。
にもかかわらず多くのビジネスパーソンは、Excelのことをわかったつもりでいながら、「Excelを使う」