脳に悪影響!4時間以上のスマホ使用で学習効果が消滅すると判明
実際に感じたことのある人もいるかもしれませんが、LINEなどの通信アプリを使っていると勉強に集中することができなくなります。
勉強をしようと思っても頻繁にメッセージが来たり、自分が送ったメッセージに返信があるかどうかが気になったりして集中が妨げられてしまいます。
パソコンでの単純な作業中にLINEの通知音が鳴った場合と、アラーム音が鳴った場合で比較する実験を行ったところ、LINEの通知音が鳴ったときのほうが集中力が途切れやすいという結果が出ました。
アラーム音なら無視することもできますが、LINEの通知音が鳴れば「どんなメッセージがきたのだろう?」「早く返信しなければ」など色々な考えが頭に浮かんでしまいます。
特に思春期の子どもたちは、友達から仲間はずれにされることに不安を持ちやすいため、本来勉強に使うべき集中力が、LINEの方へ向かってしまいがちです。
さらに恐ろしいことに、パソコンやスマホを長時間使うことによって脳の形が変わってしまう可能性があるといいます。これらの機器の使用習慣の強さと、脳内の「前帯状回」という部分の小ささが関係していることは既に明らかになっています。