脳に悪影響!4時間以上のスマホ使用で学習効果が消滅すると判明
「前帯状回」は注意の集中や切り替え、衝動の抑制を行う機能に関わる重要な領域。LINEも長時間、習慣的に使用していると脳への悪影響が考えられます。
■子どものスマホ使用は1時間未満を心がけよう
子どものためにできる対策としては、子どもにスマホを持たせない、持たせることを考えている場合は導入を遅らせることが一番だといいます。
既にスマホを持っている子どももできるだけ使わせない、もし使わせるとしても1時間未満に抑えることが大切です。
調査では、スマホの使用時間が1時間未満と答えたグループが最も成績がよいことがわかりました。
これは単に使用時間が短いというだけでなく、スマホを持っていても、自分自身で使い方をコントロールできるということ。このような自制心や親との関係がいい影響を与えていると考えられます。
ルールを子どもだけにしいて、親が好きなだけスマホを使っていれば子どもは必ず不公平感を抱きます。
親の方が積極的にスマホとの健全な付き合い方を示していきましょう。
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この分野の研究はまだまだ始まったばかりだといいますが、普段何も気にせず使っているスマホにこんなに大きなリスクが潜んでいるとはショックです。