呼吸エリア3を意識すべし!自然治癒力がもっとも働く呼吸の仕方
吐けば吐くほど、しぼむ力は強くなり、吐ききったところがその力のピーク。
感じたのは、呼吸による「脹らむ力」と「しぼむ力」、そしてその強弱。この力をいかに繊細に感じ取れるかが、自分の体を知る上で重要だといいます。
■3:脹らむ力としぼむ力の切り替わり、中心をつかむ
息を最大吸気点まで吸い、吸いきったところからゆっくり吐いていきます。
吐いていくに従い、脹らむ力は弱くなり、どこかの時点で脹らむ力を感じなくなり、自然に息が出て行かなくなり、それ以上吐くとしぼむ力が働きはじめるのだとか。
その切り替わりポイントが「中心」なのだそうです。
■4:呼吸エリアを4分割する
次は呼吸エリアを、1~4までに4分割するステップ。息を吸いきったところと、息が自然に出ていき、脹らむ力を感じなくなったところの中間が上半分の中心。
感覚としては、胸や肩に張る力を強く感じるところ(エリア1)、脹らむ力は感じるが胸や肩に張る力をそれほど感じないところ(エリア2)の境あたり。
そして、自然に出ていく息がなくなったところから、ほんの少し吐いてみます。すると、しぼむ力が少しだけ働き、肩や胸、背中の力がふっと抜ける感覚が来るそうです。