2024年1月31日 02:40
「生き仏?」仕事を失う覚悟でがんを報告したらまさかの言葉をかけられて #子宮頸がんゆる闘病記 15
など、やさしい言葉をかけてくださる方が多く、とてもうれしかったです。
ある方からは、治療中も仕事を続けさせてくれるという、うれし過ぎる申し出もありました。
でも、一体なぜ……? と思い尋ねてみたところ、その方も長期入院したことがあり、病気が治っても仕事がないかと思うとすごく不安だったという経験があったからとのこと。
そのおかげで、実際に私は入院中も働くことができたのです。
がんになったことは、本当に死ぬほど怖くて、震えるほど嫌なことです。
それでも、実はがんになってよかったと思えることもたくさんあります。
その1つが、「待つ」と言ってくれた人たちがいたこと。
そのことに気付けたことです。
元気だったら、なんということのないひと言ですが、社会に戻れるかどうかわからない自分にとって、思った以上に勇気づけられる言葉でした。
特に、戻る場所のことまで考えてくれた彼女には、ただただ感謝しかありません。
ほかにも、それぞれのやり方でサポートしてくれた友人がいて、その気づかいにもとても助けられました。
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「待つ」と言ってくれた人たちがいたことに気付けたことで、視界が大きく変わったと、とりだまりさん。