2024年3月28日 08:10
「吐いても立つ!」術後1日目から鬼の看護師のもと地獄の歩行練習が開始 #子宮頸がんゆる闘病記 23
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまりさん。その後、がんの専門病院で詳しい検査を受けた結果、がんが確定しました。手術当日、「何かあった場合はこれに連絡があります」と看護師さんがPHSを渡そうとすると、なぜか譲り合う母と夫。命綱(?)であるPHSを目の前でたらい回しされたときは、笑うしかありませんでした。
行けそうと思ったら強烈な吐き気が
子宮頸がんの手術のためおこなった全身麻酔で副作用が2つ出たとりだまりさん。1つは「シバリング(shivering)」という震えが出ました。これは、麻酔から覚めた脳が、涼しい手術室で低下した体温を戻そうとして起こるそうです。
もう1つは吐き気を起こす「PONV(ポンブ:postoperative nausea and vomiting)」という症状でした。
手術後は、鈍い痛みを抱えながら夜を過ごしました。そして、翌日になると……。
看護師さんに「違う痛め止めを使ってみます?」と言われるも、反射で「大丈夫です」と言ってしまった私。
ずっと横になっていたから、腰まで痛くなってきました。