2024年2月21日 22:10
「声が嫌いだったけど」甲状腺手術で声が変わる場合があると聞き思ったことは #ときめけBBA塾 133
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。
ある日、喉の出っ張りが気になった和田さん。総合病院の医師から甲状腺にできた腫瘍が原因で「手術をして採る必要がある」と言われました。とても不安になったけれど、家族のことを考え「自分がしっかりしないと!」と気持ちを切り替えて、入院までに自分ができることを淡々とこなしていきました。
高くないし、こもっていて聞こえずらいし…
たいしたことではないのですが、私には思春期のころからコンプレックスだったことがありました。
それは……。
高校生のころ、周りにとてもかわいらしい声の同級生が何人かいました。
私の声は高くないし、ちょっとこもっていて聞こえづらい感じなので、それがすごく嫌でした。
大人になってからもかわいらしい声への憧れが残っていて、そういう人と話すとなんとなく落ち込んでしまったり……。
しかし、甲状腺の手術で声が変わったり出なくなったりする場合もある、と医師から聞き、怖いと思うと同時に、今の自分の声がすごく大切に思えました。
長年「嫌だなあ」と思っていた自分の声でしたが、もはや自分の大事な一部。