くらし情報『若い人に発症する認知症とは? 認知症の種類と認知症になりやすい生活習慣を知っておくべき理由【医師解説】』

2024年3月17日 02:40

若い人に発症する認知症とは? 認知症の種類と認知症になりやすい生活習慣を知っておくべき理由【医師解説】

睡眠不足になると、この排泄が低下して蓄積しやすくなるため、アルツハイマー病になりやすいと考えられています。

NG習慣4:たばこを吸う
たばこを吸うと、ニコチンの血管収縮作用により血液の流れが悪くなります。すると脳への酸素が供給されなくなり、脳の神経細胞がダメージを受け、認知症を引き起こす恐れがあります。

NG習慣5:人と会ったり話したりすることがほとんどない
例えば、定年になって仕事を辞めたり、子どもが自立して夫婦2人だけになった後、家に引きこもって運動もせず、誰とも会わない生活をするようになった人が、認知症を発症するケースは珍しくありません。これは、こうした生活により脳への刺激が極端になくなり、脳が萎縮して認知症が引き起こされると考えられます。

認知症は初期段階で適切な治療を受ければ元に戻れる!

若い人に発症する認知症とは? 認知症の種類と認知症になりやすい生活習慣を知っておくべき理由【医師解説】


認知症の約70%を占めるアルツハイマー型認知症には、必ず2~3年ほどの前段階があります。それを「軽度認知障害」と言います。

軽度認知障害の代表が「記憶力の低下」です。
最初は本人がもの忘れを自覚することもありますが、徐々に自覚が薄れていきます。また、今まで興味のあったことに無関心になったり、情緒不安定になったりもしますが、日常生活は送れるのが特徴です

この軽度認知障害の段階で生活習慣の改善や運動をすれば、50%の方が元に戻れます。

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