2021年8月15日 23:05
「旅行できずもんもん…」読書の魅力を再発見し、旅を上回る冒険へ
40代後半を迎える矢先、コロナ禍で趣味の1つである旅行に行きにくい世の中になってしまいました。楽しみが減ってしまい、どうしたらこの気持ちを切り替えられるのだろうともんもんとする日々……。そんなとき、子育て中に子どものためによく通っていた図書館へ気晴らしにひとりで行ってみました。図書館でのひとり時間の楽しみ方や読書の魅力に改めて気付き、今ではすっかり読書好きが再燃してしまった私の体験談です。
久しぶりにひとりで図書館に行ってみた
30代のころは子育てと仕事の両立で忙しく、読書と言えば、子どもたちと絵本を読むくらいでした。もちろん絵本も美しい絵やストーリーに癒されはするのですが、当時の私は読んであげることに必死だったように思います。独身時代は読書好きで、恋愛やミステリー、社会派の小説を好んで読んでいたのに、すっかり読書の楽しさを忘れていました。
間もなく40代後半を迎える私は少しずつ子育ても落ち着いてきて、やっと大好きな旅行に行けるぞと楽しみにしていました。でも、その矢先、新型コロナウイルス感染症がまん延し、旅行に行きにくい世の中に……。この気持ちをどう切り替えていけば良いのか悩んでいましたが、ふと思い立ち、以前よく通っていた図書館にひとりで行ってみることにしました。