2022年9月1日 23:10
「もしかして結構大変!?」入院し、手術前の説明で事の大きさを知り… #子宮頸がんゆる闘病記 18
そのため「子宮と卵巣と子宮筋腫をごそっと取って、終わりだろ」と自分勝手に思い込んでいました。
まさか、リンパ節なるものまで取らなければいけないとは……。
ちなみに、「リンパ節」とは、「リンパ管」のと所々にある膨らみのこと。
「リンパ管」とは、ざっくり言えば、体内の下水管です。
体内に入り込んだウイルスや不要になった老廃物は、リンパ管の中を流れるリンパ液に乗って流れて行きます。
がん細胞も、リンパ液に乗って流れていくことがあるのだそうです。
このとき、リンパ管の膨らみ部分である「リンパ節」も通るわけですが、実はここには、免疫力をつかさどる細胞「リンパ球」が豊富に存在します。リンパ球が、体にとって不要なものを、ここで濾過(ろか)してくれるわけです。
しかし、残念ながら濾過しきれなかったがん細胞が、ここで増えてしまうと転移があるとのこと。
そのため、子宮頸がん(ステージ1~3期)の手術では、がんの周りのリンパ節をリンパ管ごと切除する「リンパ節郭清(かくせい)」がおこなわれます。
転移を防ぐためには、必要な手術なのでしょうが……。
「そんな細かいところをちょこちょこいじって……だ、大丈夫ぶなんでしょうか」