くらし情報『「おまたに違和感…」老化?病気?すぐ受診すべき?何科を受診?治療できる?【専門医】』

2022年8月13日 03:10

「おまたに違和感…」老化?病気?すぐ受診すべき?何科を受診?治療できる?【専門医】

引っ込める方法としては、「リングペッサリー」と「サポート下着(フェミクッション)」があります。

リングペッサリーは小さなものなら5~6cm、大きなものなら10cmくらいのサイズで、腟内に挿入してフタをする器具です。

フェミクッションは腟に挿入するのではなく、臓器が腟内に戻っている状態で腟口をクッションで押さえ、ホルダーとサポーターで押し上げる下着です。

手術なら、人工のメッシュを入れて骨盤内の臓器を引き上げる経腟メッシュ手術があります」(駒形先生)。

臓器を取る手術にはどんなものがありますか。

「子宮を取り除き、腟壁を縫い合わせる腟式子宮全摘術+腟壁形成術、腟の入り口を閉じて縫い合わせる腟閉鎖術などがあります」(駒形先生)。

一般的にはリングペッサリーで引っ込めながら骨盤底筋群体操を続けるという治療がおこなわれますが、それでも改善されない場合、手術となるそうです。手術を受けるのは70代以降が中心で、経腟メッシュ手術は泌尿器科で、腟式子宮全摘術+腟壁形成術、腟閉鎖術は婦人科でおこなわれるそうです。


まとめ

骨盤臓器脱はその性質上、恥ずかしいからと受診を控えるうちに重度になって受診するケースが多いといいます。

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