くらし情報『血圧が上がりやすいやりがちNGって?血圧を上げないためにやって良いこと・悪いこと【医師解説】』

2022年11月24日 03:40

血圧が上がりやすいやりがちNGって?血圧を上げないためにやって良いこと・悪いこと【医師解説】

血液の量が増加し、血管が膨らんで血圧が上がります。

さらに血液量が増えると心臓に負担がかかり心不全や心肥大を引き起こす要因に。また余分なナトリウムを排出する腎臓がオーバーワークになると、水分・ナトリウムがたまりやすくなり、高血圧になる……という悪循環に陥ります。

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日あたりのナトリウム摂取量(食塩相当量)の目標量は成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満。減塩食のターゲットにされやすいのが味噌汁ですが、最近の研究で、味噌汁は塩分が含まれているにもかかわらず1日1~3杯の量で血圧を上げる作用はない、ということが報告されています。

味噌汁1杯に含まれる塩分自体が1~1.5g程度であること、発酵食品である味噌には血圧を下げる作用があることが理由です。最近はむしろ、高血圧予防のためには味噌を摂取する食事スタイルが再評価されつつあります。味噌汁を飲むときは、ナトリウムの排出を促すカリウムを多く含む食材を具材にするのもおすすめ。
海藻類やにんじん、ごぼうなどの根菜類、じゃがいもなどのいも類が該当します。

【チェック2】だしやスパイスをたっぷり使って味つけする

【判定2】○:食塩不使用でおいしく調理できる
食塩不使用でおいしく調理できるだしやスパイス


昆布、かつお、干ししいたけなどを使う「和風だし」

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