くらし情報『更年期に起こるデリケートゾーンの痛み。市販薬は使ってOK? 受診の目安は?【医師監修】』

2023年3月4日 09:10

更年期に起こるデリケートゾーンの痛み。市販薬は使ってOK? 受診の目安は?【医師監修】

クリニックによっては、炎症がひどい場合は腟に直接入れて炎症を鎮める、腟錠を処方するところもあります」(駒形先生)。

出血はなく、痛みだけの場合はどうすれば良いのでしょうか。

「まず試してほしいのが、陰部の保湿です。お風呂上がりに、毎日フェイスケアで使っている化粧水の残りをやさしく塗り込むだけでOKです。このとき大切なのは外側だけを保湿すること。腟の中まで化粧水をつけると雑菌が繁殖する原因になるので絶対にやめましょう。

また、外側からの刺激と雑菌の侵入を防ぐことも有効です。スキニーパンツやパンスト、ガードルなど肌に密着する衣類は陰部にあたることで刺激になりやすいので避けたほうが良いでしょう。


また、通気性の悪い化繊のパンツ、紙のおりものシートはムレて雑菌が繁殖しやすくなるので避けましょう。自宅以外のシャワートイレや陰部の内部をごしごし洗うのも危険です。陰部を洗うときにはやさしく、外側だけを洗うようにしましょう」(駒形先生)。

「傷」の場合はどうする?

脱毛女性

市販薬でぶり返すようなら至急受診を
あまり多くはないということですが、「傷」の場合、市販薬は使えるのでしょうか。

カミソリなどムダ毛処理による傷
「抗菌作用のある抗生物質が有効です。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.