くらし情報『50代を過ぎたら「腎がん」に気を付けて! 自覚症状はある? 早期発見するには?』

2023年5月3日 21:10

50代を過ぎたら「腎がん」に気を付けて! 自覚症状はある? 早期発見するには?

生活習慣病と大きく関わっており、肥満体質な人や高血圧の人は要注意です。喫煙者の発がん率は1.4〜2倍なので、喫煙をする人も気を付けてください。

腎不全などで透析治療を受けている人の発がん率は10倍にもなります。糖尿病が悪化して透析を受けている人もいますので、そういった人は悪化しないよう注意が必要ですね」(窪田先生)

腎細胞がんになるとどのような症状が出るのでしょうか。

「他のがんでも同じですが、腎細胞がんも初期だと自覚症状は出ません。症状が出ている人はがんが進行してしまっている人です。

腎細胞がんが進行すると足のむくみや血尿、便秘など体調不良を感じるようになります。

腎臓は背中側にある臓器なので、おなかにしこりができたなんてときはかなりがんが進行している状態です」(窪田先生)

症状がないのに早期発見できる

腹部超音波検査を受けているイメージ

検査で発見される腎細胞がん
自覚症状が出るころにはがんが進行していると聞くと不安になってしまいますよね。
しかし、腎細胞がんは早期に発見されることが多いのだとか。

「腎細胞がんの多くは人間ドックや健康診断の腹部超音波検査で見つかります。あとはCTやMRI検査なんかでも見つかることがあります。

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