くらし情報『更年期障害の原因は?なりやすい人っているの?【更年期の基礎知識2】』

2020年11月24日 23:00

更年期障害の原因は?なりやすい人っているの?【更年期の基礎知識2】

更年期障害の原因は?なりやすい人っているの?【更年期の基礎知識2】


更年期症状がひどくなり、更年期障害となる原因はあるのでしょうか? 実は更年期障害は、環境の変化や加齢などさまざまな要因が重なって起こるものだそうです。そこで更年期障害の原因を産婦人科医の粒来 拓先生に聞きました。

更年期症状が現れる仕組み

更年期障害の原因は?なりやすい人っているの?【更年期の基礎知識2】


卵巣の寿命は50年前後といわれます。卵巣ホルモン(エストロゲン)の分泌は、脳にある視床下部と下垂体が卵巣を刺激するホルモンを使ってうまく調整されています。しかし、卵巣の機能が弱ってくると、エストロゲンの分泌量が不安定になり、脳からの刺激がうまく機能しません。そのゆらぎの結果、自律神経が乱れ体にさまざまな不調が現れるようになります。それが更年期症状です。

更年期障害になりやすい人や環境要因はあるの?

更年期障害の原因は?なりやすい人っているの?【更年期の基礎知識2】


更年期症状は、程度の差や出る症状の違いはありますが、つらいと思わずにうまく付き合っていける人もいます。その症状がひどくなり更年期障害になってしまう場合、エストロゲンの分泌量の減少が第一の原因ではありますが、なりやすいタイプや社会的環境も影響しているといわれています。

特に更年期障害になりやすいタイプは、“まじめ”“完璧主義”“神経質”な人が多いとされます。

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