くらし情報『女性は40代から急増!「死亡原因第1位」なのに早期発見で完治率が高い「がん」とは?【医師監修】』

2023年8月10日 10:10

女性は40代から急増!「死亡原因第1位」なのに早期発見で完治率が高い「がん」とは?【医師監修】

早期治療でほぼ完治
大腸がんは早期に治療すれば『治りやすいがん』の一つです。がんが粘膜下層の浅い部分にとどまっている早期がんなら、治療後の5年生存率は9割以上で、ほぼ完治が見込めます。しかも、早期なら負担の軽い内視鏡治療で済みます」(里村先生)

「便潜血検査」が陽性=「がん」ではない
「便潜血検査」で陽性と診断されたらどんな病気の可能性があるのでしょうか。「検査で陽性が出ても、大腸がんの可能性は数%。ポリープか痔であることがほとんどです。検査で陽性が出た場合、主に以下の病気の可能性があります。

  • ポリープ
  • 憩室(腸粘膜にできる袋状のもの)
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 細菌性腸炎
  • 大腸がんなど
検査で陽性が出たら放置せず、必ず精密検査を受けましょう」(里村先生)。

陽性反応が出たら必ず精密検査を受けて
「一般的な精密検査は、全大腸内視鏡検査または大腸CT検査です。
全大腸内視鏡検査とは、いわゆる大腸カメラです。腸を空にした状態で、肛門から直径1cmほどの内視鏡を挿入して、大腸の内部を調べます。ポリープがあればそのまま切除することも可能です」(里村先生)。

まとめ

大腸がんと聞くと不治の病と思っていましたが、早期発見、早期治療をおこなえば完治できるといいます。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.