くらし情報『【知って得する!保険の基本】平均の入院日数は?』

【知って得する!保険の基本】平均の入院日数は?

目次

・年代別平均入院日数
・傷病別の平均入院日数
’医療保険・入院保険に入る前に知っておきたいこと’

病気になったりケガをしたりすることは誰にでも起こる可能性がありますので、長い人生での心配事の1つかもしれません。特にお金の面で公的医療保険だけでは心もとなく、長期の入院で医療費がかさむことへの不安を抱えている方は多いです。それでは、この不安を現実の数字として、平均の入院日数を厚生労働省「平成23年(2011)患者調査の概況」でみてみましょう。

年代別平均入院日数

平均の入院日数は32.8日となっており、以前より短くなってきていますが、それでも入院すると、退院するまでに約1カ月程度かかっているのが現状です。年代別では、0~14歳は8.5日、15~34歳は12.1日、35~64歳は26.2日、65歳以上は44.0日となり、年齢が上がるのに比例して入院日数は長くなる傾向にあります。
一般的には60~65歳で退職し、老後は国から年金を受け取る生活になるわけですが、少子高齢化が進む日本では年金制度そのものへの不安もありますので、老後の長期入院によって医療費がかさむことへの対応は自分自身で取らざるを得ないでしょう。


【知って得する!保険の基本】平均の入院日数は?

傷病別の平均入院日数

まずは、三大生活習慣病(三大疾病)といわれる「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の平均入院日数をみてみましょう。脳血管疾患が、がんや心疾患に比べかなり長くなっています。

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