2018年1月15日 11:30
学資保険は必要?いつ加入したらいい?家計を圧迫しない方法
しかし、一部の家計の中には、学資保険の支払いによって家計が圧迫されてしまい、途中解約をしなくてはいけない状況に追い込まれることがあります。
加入を決めた時は、子どもは生まれたばかり。
習い事の費用も、学費もかからないので、家計における子どもの教育費の負担額はそれほど大きくありません。食費を圧迫するほどの食事量も必要ありません。自分の部屋もないことが多いので、光熱費にも影響はほとんどありません。したがって、学資保険の支払いが増えてもさほど苦労せずに払い続けられます。
しかし、子どもが徐々に大きくなってくると状況が変わってきます。
習い事を始めたり、学費もかかるようになります。
食事量も大人並みになります。自分の部屋を持つほどの年齢になれば、スマホが欲しい、エアコンやテレビが欲しいと言い出すこともあります。
子どもにかかる費用は赤ちゃんの頃と比べると、増加する一方です。
それなのに、給料は赤ちゃんの頃とそれほど変わっていない-…。
このような時に、とたんに学資保険の支払いが家計を苦しめる存在に変わってしまいます。
子どもの成長とともに、収入も上がっていれば問題ないのですが、増える費用に比べて収入の上昇が追いつかないと、結局途中解約をせざるを得なくなり、それなら初めから自分で貯めていた方が得だった…というような事態にもなりかねないのです。