通関ビジネス実務検定(TM) 第1回べーシック(C級)試験を2021年12月19日(日)にWeb試験方式により実施
国際的なビジネスに関する名称独占資格であるため人気が高く、合格率は約15%で推移している難関資格です。
この通関士試験との大きな違いは、通関ビジネス実務検定(TM)は、その名のとおり、よりビジネスを意識した検定試験であるということです。通関を行う上での法律知識は、通関士試験に合格すれば相当詳しくなることができます。しかし、流通や物流(ロジスティクス)、世界地理、業界の時事といった、実務を行う上で避けては通れない分野については、それぞれに特化した資格を勉強したり、新聞やニュースから最新情報を得るなどして独自で勉強するしかありません。この度誕生した通関ビジネス実務検定(TM)は、こうしたニーズに応えるべく、通関業務や貿易実務に携わる方々にとって最低限必要な法務知識にプラスして、周辺知識についてもテキストや講座を利用して体系的に学ぶことができます。
勘や経験だけに頼らず、業界に関わる知識を理論的に学ぶことができればまさに鬼に金棒、実務で必要なスキルがどんどん身につきます。
通関ビジネス実務検定(TM)が目指すもの
新型コロナウイルスの感染拡大は、物流業界にも大きな影響を与えました。2020年は軒並み停滞していた物流網や工場稼働が、2020年末から2021年にかけて回復。