Z世代の若い学生達に産学連携で日本の伝統食品「こんにゃく」を広める講義をしました
(4-4) こんにゃくがコレステロール値を正常に保つ
胆汁酸がこんにゃくに吸着されて外部への排泄が増加すると、肝臓は補給のため血中のコレステロールから、胆汁酸を合成するので、血中コレステロール値の異常な上昇が抑えられる。
(4-5) こんにゃくが便秘によいといわれる理由
こんにゃくは不溶性食物繊維で、小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し排出させます。
食物繊維が腸内細菌のエサとなって腸内環境が弱酸性に整えられて排便を促す腸のぜん動運動も活発になって大腸内環境の健全性が保たれます。
(4-6) カルシウムを補給し骨粗症予防に役立つ
こんにゃくには、牛乳の半分のカルシウムが含まれており、かつ、胃の中で溶出し吸収されやすい。
5. 最近のこんにゃく製品の消費動向
こんにゃく製品の消費金額は平静5年をピークに下がり続けて1か月あたりに一人が購入する金額は1170円から480円で半減以下になってきた。
<こんにゃくに対する意識調査(日本こんにゃく協会資料から)>
A. 関心がある健康意識
73% 食物繊維の摂取
65% 低カロリー、低糖質・ダイエット
58% 整腸作用・便秘解消 複数回答有り
B. 消費が伸びるための必要事項
58% 調理が簡単な事
48% 味がしみ込みやすい事
33% 臭い匂いが無い事 複数回答有り
6. コロナ禍における肥満
コロナ禍が蔓延してから2年半が経過しましたが、太ったと感じると人は約60%いると云われています。