くらし情報『「英語学習のやる気は伝染する?」廣森教授インタビュー記事公開』

2022年12月8日 16:15

「英語学習のやる気は伝染する?」廣森教授インタビュー記事公開

どのような動機づけが効果的な学習方法につながるか、という疑問については、「教科だけではなく、コミュニケーションの道具として使うという動機を持てると、アウトプットにも目が行き、インプットとアウトプットのバランスが取れた効果的な学習方法につながるのではないか」という見解をいただきました。

■ 「やる気の伝染」というペア/グループワークの可能性
「英語学習のやる気は伝染する?」廣森教授インタビュー記事公開


廣森教授がいま関心を持って取り組んでいるのが「英語学習における『やる気の伝染』メカニズムの解明」という研究です。周りの人の行動を観察しながら、自分の価値観を内在化する「代理学習」は、英語学習でも起こるのではないかという発想がヒントになっています。「日本は、良くも悪くも同調圧力が強い社会なので、ほかの文化圏と比べて周りの影響を受けやすいのではないかと思います。この社会的・文化的な特徴をうまく使って、例えば、周りに良い影響を与えられる学習者をクラスやグループの中に意図的に配置することで、グループ・ワークを活性化することができるか、ということを調べています。」(廣森教授)
英語の授業中にグループワークをする際、リーダー役の存在によって取り組みやパフォーマンスがどう変わるかを調べる実験を実施。

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