くらし情報『第14回「日本語大賞」 入賞作品を発表 日本国内のみならず海外も含めて4,762点の作品から選出 ~日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したい~』

第14回「日本語大賞」 入賞作品を発表 日本国内のみならず海外も含めて4,762点の作品から選出 ~日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したい~

食いしんぼうの父が買って来てくれる、新発売のおやつ。ケンカをした後の、兄との仲直り。私はいつもこれらの「大切」にふれるたび、心の中でじゅ文を唱える。それは、「大好きだよ。」の言葉だ。この言葉を使うと、私の気分はそれまでの何倍もうんと明るくなる。このま法のような言葉の力に、一番最初に気づかせてくれたのは、母だった。
母は今、入院している。でも、私はさびしくない。
(続きはウェブをご覧ください)
https://www.nihongokentei.jp/grandprize/pdf/14rd/sho_01.pdf

中学生の部 本山 みい(もとやま みい)「言葉を受け取って」
埼玉県 さいたま市立大谷場中学校1年生
『作品本文』
私は小学校四年生くらいまで、介護が必要な認知症の祖母と暮らしていた。正直、もう小学校に進学しているのに「みい、幼稚園は楽しかったかい?」と何回も聞かれたり、だんだん介護が大変になり精神的にも肉体的にも追い詰められていく母を見たりしては、祖母のことが嫌いになっていった。兄と祖母の愚痴を言い合うことや、「おばあちゃん、もうちょっと頑張ってよ」と祖母に直接キツい言葉を投げかけたりすることもあった。

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