: Immerse社が開発した、生徒が教師と対話できる「人間対人間」のインタラクティブな言語学習用VRアプリケーション
■ スペインの小6のプロジェクト1VRレッスンのほうが不安を感じず「英語を話そう」と思える
スペインの小学6年生のクラスで、10週間にわたり、VRを活用した英語のレッスンが行われました。子どもたちは、アートギャラリーや家、ガレージ、魔法の世界のような大広間など、さまざまなVR空間で英語を学びます。サドラー教授らは、子どもたちへのアンケート調査、レッスン中の発話の分析を行い、通常の教室環境で授業を受ける場合と比較しました。
<研究からわかったこと>
VRレッスンのほうがたくさんの単語を覚えたように感じている子どもが多くいた。教室レッスンよりもVRレッスンのほうがより高いレベルのパフォーマンスを発揮していた。通常の授業では静かなのにVRレッスンでは活発になる子どもがいた。
なぜ、子どもたちはVRレッスンのほうがうまく学べたのでしょうか。サドラー教授らによると、子どもたちがあらゆることばを文脈(ことばが実際に使われる目的・状況・場面など)の中で学べたこと、また、レッスンの楽しさによって不安が軽減され「もっと英語を話そう」