空も、海も、川も美しい!早春の九十九里エリアを駆け抜けるサイクルトリップ
■きっかけは横芝光町でのニューツーリズムの推進
―サイクルツーリズムのプロジェクトが始まったきっかけは?
(鈴木さん)2015年に横芝光町の総合戦略の策定に携わり、その中で町民、町、千葉大学と一緒にニューツーリズムを推進する取組を始めました。皆さんと議論を重ねる中、町の最大の地域資源は栗山川だという意見が多く上がり、それを活用するにはカヤックがいいのでは?となり、(株)モンベルとの連携を模索することになりました。でも、何のつてもないので、問い合わせフォームからアプローチしたら?ということで、町が試みたところ、その熱意と町の地域資源が持つポテンシャルが伝わったのか、連携がスタートすることになりました。そこで、カヤックによる取組を推進するため、運営組織として2017年5月に「よこぴか倶楽部」を設立。2019年3月には、横芝光町が(株)モンベルのフレンドタウンに登録されました。
これが大きなきっかけではないでしょうか。
(秋山さん)私は仕事の関係で、コロナ禍でも3市町をサイクリングで周遊し地元観光を楽しんでもらう企画をしていました。成田空港温泉 空の湯関係者や地元サイクリストの方と関係が広がり、自転車を使ってこの地域で何かできないだろうかという話が盛り上がっていました。