「事実婚」を選択する婚活者が増えている理由とは?結婚相談所マリーミーが結婚に関する最新の見解を発表
婚姻届を出すかどうかの違いだけで、生活する二人としては何らかわりないのです(また手続きをして、住民票上、「夫(未届)/妻(未届)」の表記にしている方もいます)。特に結婚相談所にいらっしゃる方が事実婚を選択される場合は、上記の意思確認や結婚観のすり合わせ、親族へのご挨拶などをきちんとされます。
<実例(1)>
ある研究職の女性が、「論文に名前を残すため、男性姓に変えたくない」と希望しました。相手の男性に「仕事上のデメリットや負担が大きいから」と交渉した結果、籍はしばらく入れないことに決まりました。豪華な挙式もしましたが、当面籍はそのままで、もし子供が生まれたら、法律婚をするか考えるそうです。
<実例(2)>
海外駐在員の女性と、国内外に転勤の可能性がある会社員の男性が事実婚を選択した事例もあります。もともとお互いに、「今の仕事を続けながら伝統的な結婚をするとなると、乗り越えることが多すぎる」と思っていたのだそうです。それでもこの不安定な時代に、自分らしくいられるパートナーが欲しい、それにピッタリの相手を見つけたいと考えていたので、いつか不便が出れば法律婚を考えようと誓い合っていました。