と大変な思いをしたのだとか。
■ 本当の自分と向き合った結婚前の半年間
「今の彼ともそうですが、実は本当に好きかって聞かれると自分でもよく分からないのです。それを口にしたことは一度もありませんが、独りが寂しいとか辛い方が先にあって、それから毎回付き合いはじめています」
婚姻届を手渡された当初は、そこまで結婚に対する不安もなかったという乃愛さん。ところが、過去に彼に浮気疑惑があったことを思い出したことがきっかけで、段々と考え込んでいくことに。
気づくと結婚に対する葛藤が芽生え、いつの間にか自分の気持ちと向き合うことになっていたそうです。
「またいつものように依存しているだけ?」
「結婚という形に囚われ過ぎているだけ?」
「中身が伴っていない結婚って大丈夫なの?」
でも、どれが本当の答えかは見つからず、半年ほど悩み抜いた末に結婚の道を選んだと言います。その後、順調に入籍して、今では新居を探したり、新しい家具や家電を選んだりと結婚生活は順調のよう。
「あのとき悩んだことは、そうした日々の忙しさで紛れているのかもしれないけど、誠実に向き合おうとする夫の姿を見ていると『マリッジブルーだったんだ』と思いたい」