2016年11月9日 10:15
偽イクメンに注意!?シャツが語る「実家暮らしの男」問題【王子様なんていないんだよ Vol.4】
実家に住んでいるなら雨風どころか暑さ寒さもしのげる家がある。そしてその家は安価か無料でその男を住まわせてくれている。「家賃の支払いさえなければどんなに生活が楽になるだろう」なんて思ったことはないが、「あとお給料が何万円多かったらもっと貯蓄ができる」とか「駅近のマンションに引っ越せる」というビジョンを描くことも少ない。
つまり一人暮らしというのは生活を知り、社会を知ることになるのだ。お金も時間も将来への投資として、キャリアアップの勉強をしたり貯蓄をしてるような実家暮らしの男なら、少しは見込みがある。両親がしっかり教育した賜物だろう。ただ教育熱心なあまり世話を焼きすぎる母親に育てられると、将来、ゴミ出しをするだけで「やってやったぞ感」がアリアリの偽イクメンの男になりがち。そんな男に「いいかゴミ出しっていうのはな、家中のゴミ箱を集めて、大きなゴミ袋にまとめ、空になったゴミ箱に新しいゴミ袋をセットして元の位置に戻す!その一連の流れの先にゴミ集積所にゴミ袋を出すというfinal actionがあるのだ!」というゴミ出しの基本のキから教えなければならないのは大変な労力である。
■他者を受け入れる余裕はあるかもしれない
結婚するまで実家暮らしの男もいるだろう。