みなさま、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年の春から晴れて小学校1年生となるお子さんのお父さま、お母さま、おめでとうございます!ピカピカのランドセルを決めるためのラン活、大変お疲れさまです。お米粒のような名前のシール貼りも大変ですよね…。そんな、新1年生のお子さんを持つみなさまに、ぜひここで伝えたいことがあります。■意外なもののスペアが必要だったはい、そうです。小学生に必要な消耗品の話です。1年生男子の母を1年近くやってきて気づきましたが、かなり本気で備えておかねばなりません。「鉛筆や消しゴムでしょ? そろえたから大丈夫よー」と思われているかもしれません。しかし、わが家は「傘もスペアが必要」だったということに入学後、気がつきました。そうです、傘も小学生にとっては消耗品なのです。1本を使い倒せばOK! と私も思っていましたが、そういう次元の話ではありませんでした。わが家の息子はバスに傘を置き忘れることが数回ありました。学校に置いてきたなら、「明日の帰りに回収してきてー」で済みますが、公共交通機関に忘れると大変です。「探してもらったけど出てこなかった」ということもあります。こうなった場合に備えて、スペア必須です。 ■備えあれば憂いなしさらに別の日、学校の前で傘が壊れてしまった息子が帰宅できず、先生から電話…という、とんでもない事態が起こったことも。チャンバラごっこをして壊れたのではなく、傘を開いたタイミングで強風にあおられたようです。傘を開いた瞬間、すべてがバキバキに…! という絶望的な状況だったとのこと。母でも泣くよ、その状況。このときは大慌てで迎えに行きましたが、息子の傘は壊れたその1本しかなかったため、妹のどんちゃんの傘(どピンクの耳つきキャラもの)を携えて、お迎えに行くという悲しすぎるオチまでありました…。“もう傘1本だけで回すことは不可能だ!” と思い、高いものではありませんが、息子用にスペアの傘を購入しました。どうか、どうか2本までで勘弁してくれ…と思う母です。というわけで、消耗品はぜひ多めにそろえておいて、というお話でした。ちなみに先日、あまりにも息子の靴がボロボロだったので、「処分するかー」と持ち上げてみたら、靴底がツルッツルでビックリしました。ちなみに夏休みが終わってから購入したわりと新しめの靴です。息子の通学路と小学校の校庭の材質はおろし金かなんかなのでしょうか。恐怖!
2023年01月26日息子のぽこちゃんが通う小学校、普段は毎日給食が出るのですが、行事のときなどに、お弁当持参で学校へ行くことがあります。ちょっと前にお弁当の日があり、つい幼稚園の頃と同じような感覚でお弁当を作って持たせてしまったのですが…。■成長のときを迎えた息子にはお弁当の量が少なかった帰ってくるなり「お弁当が足りなかった! お腹すいた! なんか食べていい?」とのこと。どうやらお弁当の量が少なかったようです。しかし、考えてみれば幼稚園を卒園してからすでに10ヵ月近くが経過しており、ぽこちゃんもその分、成長しているわけで。「幼稚園よりも小学校はお昼ご飯の時間が短いから、時間内に食べきれるように」と思って準備していたものの、あの頃と同じくらいの量のお弁当を持たせてしまったのは、すごく申し訳なかったです。それに最近のぽこちゃんは、成長のときを迎えているのか、たくさんご飯を食べるようになっていました。大きめの服はほぼピッタリになり、成長痛なのか夜に足首や膝を痛がることも。 ■新しいお弁当箱を調達して…!?そんな成長の時期を迎えていたぽこちゃんになんてことを! と思った私は、大急ぎでお店へ走り、次回のお弁当の日に向けて、今のものより、少し大きいお弁当箱を購入しました。そのとき、売り場で幼稚園の子向けの小さいお弁当箱と、新しく買った少し大きめのお弁当箱を見比べてみたところ、「ここまで大きくなったか…」と感慨深い気持ちになり、うっかり泣きそうになりました。お弁当の日が2回ある月だったので、2回目は新しいお弁当箱でリベンジ!その結果、「お弁当おいしかった! おなかいっぱいになった!」と、ぽこちゃん。1年の終わりにぽこちゃんの成長を感じた出来事でした。
2022年12月26日今回は、私が現在の息子と同じくらいの年の頃にやらかしたお話をご紹介いたします。■校長先生のお話について母に聞かれて…学校から帰宅後、私はその日聞いてきた校長先生のお話を母にしていました。なかでも「3月はさる」というワードは深く印象に残っていました。一般的によく言われている、「1月はいく」「2月はにげる」「3月はさる」というあの話ですね。すると母に「1月は何てお話だった?」と聞かれる私。これがビックリ! 覚えていなかったのです。思い出せぬまま嫌な無言の間が発生してしまい、頭が真っ白になって冷や汗をかきながら慌てる私と、「校長先生のお話もロクに聞いてこられない子だなんて!」と目に見えてイライラし始める母。どこからどう見ても一触即発の状況でした。何か言わなければこの後が大変なことになってしまう…。そんな私の導き出した苦し紛れの答えは!? ■まさかの動物を登場させてしまったなんとインコのご登場です。そうです、私は「3月はさる」を「3月は去る」ではなく、「猿」と勘違いしていたのです。3月が猿なら1月は…、アイツでは? と、大慌ての状況の中から「インコ」を選出しました。まさかインコもこのシーンに呼ばれるとは思っていなかったでしょう…。いまにも怒り出しそうだった母も、インコの登場に吹き出してしまい、その場は怒られることなく終わりましたが、この「年度末インコ事件」は私がアラサーとなった現在も家族で語り継がれる伝説となっています。子どもの自由すぎる発想とはよく言いますが、それにしたって自由すぎだろ!! と現在も思います。ちなみにそんなインコの母の息子は先日、漢字テストの「一つ」という漢字を「人つ」と回答してきて、バツにされておりました。まだまだこれからも“家族の伝説”が生み出されていきそうです…!
2022年11月26日わが家は今年の春から、息子は小学校にあがり、娘は療育園へ通い始め、平日も休日もドタバタだった日々が、少し落ち着くようになりました。さらに涼しくなってきて、食べ物が美味しいこの季節に思い出すのが、妊娠中に爆発的に増えた体重の話です。今回は妊娠中・産後の体重について書きました。■息子を妊娠中に体重が爆増娘のときはあまり体重を指摘されることはなかったのですが、息子のときは体重が爆増。妊婦検診に行くたびに「増えすぎ!」と助産師や先生も注意されるほどでした。ちなみに息子のときは、トータルで12キロも増えてしまっていました…。何事にも限度というものがあると思いますが、妊娠中って意味がわからないレベルで体重が増えてしまうんですよね。今にして思えば、大人のペースでゆったり生活してしまったがゆえの運動不足だったのかな? と思うのですが、真偽のほどは定かではありません。そして迎えた息子の出産。逆子のまま38週目に突入したため、息子の出産方法は帝王切開になりました。体に大ダメージとなる開腹手術に加え、慣れない息子の授乳&お世話、産後でハイになっていたのか、疲れているのになかなか深く眠ることができないなど、さまざまな要因が重なり…。「産後初の体重測定に行きましょう!」と助産師さんから誘われる頃には、私の体はボロボロ&ガタガタの状態に。その反面、「これだけ心身ともにえらいことになったんだから、さぞかし体重が減っていることだろう!」と、少しワクワクしながら、助産師さんに見守られて、体重計に乗ったのですが…。 ■淡い期待が裏切られることに…記録はなん、増えてしまった分から3キロ減!ちょっとがんばったダイエットのレベルです(当社比)。思わず「これだけ…?」と助産師さんに聞いてしまう私。助産師さんはニコニコの笑顔で「だいたいそんなもんですね!」と答えました。これは、産後のダイエットに力を入れていかねば! と思いましたが…。最初、がんばっただけで、現在も妊娠中ほどではありませんが、体が重い日々を送っています。痩せなきゃ…痩せなきゃ…。
2022年10月26日■前回のあらすじ子どもたちの入園・入学準備に追われる「卒園・卒業シーズン」を迎えた我が家。娘の療育園への進路は決まったものの、周囲との壁を感じ…!?■家族が見守れない療育園での生活は…!?桜が咲く4月。どんちゃんは療育園に入園しました。通い始める半月ほど前から少しずつ発語の兆しがあり、発音は少し不明瞭ではありますが、しっかりと挨拶ができるようになりました。1ヶ月間の親同伴による慣らし保育を終え、始めてのバス通園の日。意思疎通ができた兄のぽこちゃんの幼稚園入園のときとは違い、さまざまな不安を抱えながら私はどんちゃんを療育園へ送り出しました。私がいない初めての環境につまづかないだろうか? ひどい癇癪を起こさないか? お友だちはできるだろうか? と、考え始めたら止まりませんでした。しかし、心配したのも束の間…。 ■もし幼稚園入れていたら今の娘の姿は見られなかったかも現在はすっかり療育園に慣れ、今まで使えなかったスプーンやコップを使えるようになったり、先生やお友だちとの関わりで2語文を話せるようになったり。通い始めて半年弱ですが、大幅な成長を見せてくれています。私は、先生方の手厚いサポートのおかげで、「どんちゃんの中に眠っていた力が、まさに今、開花している最中なのでは」と思っています。休み明けに、登園を渋ることもありますが、どんちゃんは先生やお友だちがいる療育園がとても大好きで、楽しく通えている様子です。この先、きっと今以上に悩むことや、苦しいことも、数え切れないほどあるでしょう。そのとき、どうなるのかは正直、想像もつきませんが、さまざまなところから力や知恵を借りつつ、どんちゃんと家族が一緒になって歩んでいきたいと思っています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月18日■前回のあらすじ娘の園庭開放への参加を受け入れてくれた幼稚園。園庭開放のなかで、少しずつ成長する娘を見て、やめなくて良かったと思いました。■娘の進路が決定後は手続きの山!どんちゃんの療育園への進路が決まり、次にやってきたのは、ぽこちゃんの幼稚園入園時の数倍にもおよぶ大量の書類でした。もはや、書類の「山」を通り越して、書類の「海」。本当にすごい量なんです…!住所や園児氏名はもちろん、出生体重、出産方法のほか、通院歴、診断名、普段どのように過ごしているか、食べものの好き嫌いなどを、書かなければいけませんでした。書くのは大変でしたが、そのくらいしっかり先生に見ていただけるんだと思い、できるだけ細かく書きました。それと並行して、どんちゃんの入園グッズの準備に加え、ぽこちゃんの入学グッズや書類の準備もあり、なかなか大変ではありましたが、どうにか乗り切りました。 ■周りの子たちとの壁を感じ始める…時は3月。幼稚園の年長さんのぽこちゃんは卒園シーズンを迎え、どんちゃんが通っていた園庭開放のクラスの子たちも、幼稚園への入園を待つばかり、という状況でした。今もときどき遊んでくれる子はいますが、ジワジワと「定型発達の子」と「障がいのある子」の壁を感じ始めた時期でもありました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月17日■前回のあらすじおちびさん教室の先生にも娘の診断結果を報告。そしてついに娘の療育園への進路が決まり安心したのも束の間、最後の報告先があって…。■最後に娘の診断結果を伝えなければいけないのは…最後にどんちゃんの診断結果を報告したのは、兄ぽこちゃんの幼稚園の先生でした。けっして障害に関して偏見がある先生というのではありません。ぽこちゃんがずっとお世話になってきた先生なので、話しやすいのですが、長年、多くの定型発達の子を育てて送り出してきた先生に、どんちゃんのことを報告するのは、憂うつでした。でも先生は、「そうだったんですね…」と親身になって話を聞いてくれました。そして私には伝えなければいけないもうひとつのことが…。■「お母さん、それはダメです!」当時のどんちゃんは、発語もほとんどゼロで、家族以外とのコミュニケーションがかなり難しく、園庭開放の活動を妨げてしまうことも少なくはありませんでした。「もうどんちゃんがここでやっていくことは難しい」そう思った私が、先生に「園庭開放へは今後参加しない」と伝えたところ、先生は「それはいけない」と言われて…。「園庭開放の初回よりもきちんと活動に参加できている」「周りの子とも少しずつやりとりができるようになっている」「どんちゃんを見て新しいことができるようになった子も少なくない」と言われたのです…。 ■迷惑をかけてもいいの…?「園庭開放にもう来ないとは言わないでほしい」と、涙ながらにおっしゃってくださいました。「ここにいるお友だちはみんな、どんちゃんが大好き」という先生のお言葉に甘え、私とどんちゃんは園庭開放の最終日まで休むことなく通わせていただきました。そのおかげで、片手で数えられるほどではありましたが、どんちゃんが発する言葉も少しずつ増えて、現在につながっていると私は思っています。あのとき、やめてしまわなくて本当によかった!次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月16日■前回のあらすじ娘の診断結果を私と夫さん両方の実家へ報告し、娘が周囲の人たちから愛されていることを再確認。無事に第一関門を乗り越えたわが家だったが…!?■診断結果で親子のメンタルが変わる…!?両実家にどんちゃんの診断結果を報告し終わった翌日、市の親子通園事業である「おちびさん教室」の登園日だったので、どんちゃんの担当の先生に報告をしました。私の思い込みかもしれないのですが、療育センターで正式に診断されてから、どんちゃんがとてもイキイキとした表情をするようになったことに気づきました。「診断の翌日で?」と思うかもしれませんが、これまでの症状の原因が明らかになったことで、もしかしたらどんちゃんも安心したのかもしれません。そして進路については…。 ■療育園への入園を決めたが…!?療育センターの先生からも「療育園の方がいいかも」という話があり、ついに進路が決定! 「療育園」とは、知的などの障害がある子向けの幼稚園・保育園のような場所で、どんちゃんが通っている「おちびさん教室」は療育園の一室を借りて行われているため私たちにとっても慣れた場所です。療育園で、どんちゃんに合うペースで刺激をもらいながら、ゆっくり少しずつ、将来のために成長していってくれれば、と思ったのです。さらに心配していた就学に関しても、療育園はサポート体勢がバッチリ整っているそうで、ひとまず安心しました。どんちゃんは、幼稚園へ3年間通った兄のぽこちゃんとは別の道を行くことを決めました。こうしてどんちゃんは、春からの新生活に向けて動き出したのですが、じつはその前にもうひとつ、診断結果を報告しなければいけない場所があったのです。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月15日■前回のあらすじ少しずつわかってきた娘の状態。初めての療育センター受診を終え、夫も娘の状態を受け入れてくれた。しかし次にやらなければいけないのは、娘の診断結果を身内に報告することで…。■まずは私の実家へ報告することにどんちゃんの診断名がついたことで、身内に報告することに。まずは私の実家へ結果を報告することにしました。実家なので気を使わなくていい反面、「父親と母親の世代には、どんちゃんの障害を受け入れるのが難しいかもしれない…」と思うと、正直、気が重かったのですが…。母は、どんちゃんの診断結果を、私たちと同じように前向きにとらえてくれました。 ■娘が周囲の人から大きな愛情をもらっていることを再確認この頃は、コロナ禍ということで、新幹線を使わないと往復できない場所にある実家には、子どもたちを預かってもらうことはできませんでしたが、それでも精神面で心強い味方になってくれました。お義母様へは夫さんから連絡してもらい、こちらも「何かあればすぐ連絡してね!」と寄り添ってくれました。「受け入れてもらえるだろうか?」と心配していた診断結果の報告でしたが、どんちゃんが、周囲の人たちから大きな愛情をもらっていることを再確認することができた一日でした。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月14日■前回のあらすじ療養センターから娘の診断結果で心配されたけれど、以前からスマホで調べていたため、逆にスッと腑に落ちるような感覚に。しかし先生からは小学校就学が一番の鬼門と言われて驚きながらも、次回の検査は半年後になり…。■初めての療育センター受診が終わったこの日、どんちゃんのことがちょっとずつわかってきました。そして必要書類に戸惑いながらも、初めての療育センター受診は終わりました。本当は当日、夫さんも同席する予定でしたが、新型コロナウイルスの対策のため、療育センターからは「付き添いはひとりまで」と指示されていました。このため私から報告すると…。 ■夫に娘の診断結果を報告すると…夫さんにもどんちゃんの診断名や発達の状況も伝えました。すると、とくに抵抗なく、どんちゃんが抱えるものを受け入れてくれました。さらに診断書が届いたときも、じっくり読んで「この状態でぽこちゃんと同じ進路を選んでいたら、どんちゃんを潰してしまっていたかも」と話していました。私もそれには同意し、夫婦で考えが似ていることを、あらためてありがたく思いました。そして、つぎにやらなければならないのは、どんちゃんの関係各所への結果報告。発達障害が広く知られるようになったとはいえ、世の中のすべての人に理解されているわけではない。正直言えば、私はあまり気が進みませんでした…。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月13日■前回のあらすじ療養センターで診察したところ、発達は実年齢の半分ぐらい。そしてどんちゃんの診断名は、「全般性発達遅滞」「自閉症スペクトラム」「ADHD」でした。■先生に「お母さん大丈夫?」と心配されたけど…私は「ショックすぎる!」ということはなく、スッと腑に落ちるような感じでした。これまでやめればいいのに、発達障害について夜な夜なスマホで調べては、「きっとこれだ…」「間違いなくこれがある…」と思っていたのです。だからある程度ですが、結果を想定できていました。 ■3歳になったばかりの娘に小学校の話!?3歳になったばかりのどんちゃんに、「もう小学校の話!?」と思いましたが…。今後は兄のぽこちゃんとは違う道をどんちゃんはたどることになるのかな?そう思いながら、次回の予約を取って、この日は帰路につきました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月12日■前回のあらすじついに迎えた療育センターの診断日。診察室で私たちを迎えてくれたのは優しそうな女性の先生でした。■うちの子が「他の子と違う気がする…」と思ったこと療育センターでは、どんちゃんを妊娠してから今日までの「なんかちょっと気になる…」「ほかの子と違う気がする…」といったことを先生にすべてお話しました。検査をしてもらったところ、まさかの「実年齢(3歳)の半分程度の発達」という結果に。以前、受けた「おちびズ検診」のときよりも、少しだけ伸びてはいましたが、それでも大きくは変わりませんでした。 ■娘の診断結果は…!?これまでのどんちゃんの話や、今回の検査結果をもとに、先生から診断名が言い渡されました。「全般性発達遅滞」「自閉症スペクトラム」「ADHD」苦節3年と4ヶ月…ついにどんちゃんの状態が明らかになったのです。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月11日■前回のあらすじ入園希望の幼稚園から、面接日の前に入園を断られてしまった娘。このまま娘は、お友だちの輪に入れないのかと打ちのめされてしまう。■療育の先生が一緒に泣いてくれた…非常事態ということで、まずは「おちびさん教室」のどんちゃんを受け持ってくださっている先生に連絡しました。事の顛末を聞いてくださった先生は、自分のことのように涙を流してくれました。入園を断られたことはもちろんショックだったのですが、私が一番ダメージを受けたのは、幼稚園の園長先生が言った「どんちゃんの発達が追いついたらまた入園を考えましょう」という言葉でした。このとき、療育センターの初診日は少し先で、どんちゃんは未診断の状態。どんちゃんが何を抱えているのかが、はっきりとはわかっていなかった時期でした。だから園長先生の言葉の裏に「どんちゃんは、入園しないでほしい」と言われていると私は受け取ってしまったのです…。でも時は秋口。クヨクヨしているわけにもいかず…。 ■娘にあっている進路とは…?幼稚園に入園を断られた直後に、私がしたことは…。どんちゃんが通っている「おちびさん教室」は、療育園の建物の一室を借りて行われているので、私もどんちゃんも慣れた場所でした。入園できるかは、ギリギリまでわからないのですが、療育園でゆっくりとどんちゃんが成長していけたらと思い、先生と今後について練っていくことにしました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月09日■前回のあらすじついに発達の専門機関である療育センターへ連絡することにした私。考えていたよりも早く初診の日が決まり、少し安心していたものの…!?■幼稚園からの厳しい連絡時は11月。どんちゃんの兄、ぽこちゃんの通う幼稚園では、入園面接が始まる時期です。幼稚園の入園面接よりも、専門機関の受診は後の日程になってしまうため、動き出しが遅かったことをとても後悔していました。しかし…。どんちゃんは、兄・ぽこちゃんの通う幼稚園の面接を受けさせてもらう予定でした。この幼稚園では、在園児に兄・姉がいて、入園希望者が定員以上の場合は、優先的に入園させてもらえることになっていたからです。しかし、残念ながら、どんちゃんは入園面接がある日よりも前に、園長先生からじきじきに入園を断られてしまったのです。 ■娘は「いらない」子なの…?どんちゃんは、定期検診で発達に心配なところがある子どもに勧められる市の親子通園事業「おちびさん教室」と並行して、幼稚園に入園希望の子向けに行われている園庭開放に毎週通っていたのですが…。これまで私は、どんちゃんに関して「心配なこと」はあれど、「打ちのめされること」はほとんどありませんでした。でも、これには大いにヘコみました…。どんちゃんがまるで除け者のように扱われているような気がして…。どこへもぶつけられない気持ちを抱えたままこの日は帰宅しました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月08日■前回のあらすじ市の親子通園事業「おちびさん教室」で大泣きした娘。しかし先生に「泣くのはいつもと違うということがわかっているということ」と言われます。そして娘と先生で初めてコミュニケーションが成立して…。■表情の乏しかった娘に起こった変化おちびさん教室を見学に行った翌週、私と娘は正式におちびさん教室に加入することに…。おちびさん教室に通うまで、どんちゃんは周囲への要求らしい要求をすることもなく、また周囲に興味を持つこともありませんでした。いつも表情も固くて、まるでどんちゃんは自分の脳内の世界でだけで生きているような状態だと思っていました。でも少しずつ周りへの関心が持てるようになってきたように見え、私はとてもうれしく思っていたのですが…。 ■3歳になっても発語がない…おちびさん教室で3歳のお誕生会をしてもらったどんちゃん。でも「3歳になっても発語がない」ことにあらためて気づかされ、新たな心配の種になっていたのです。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月06日■前回のあらすじ市の親子通園事業「おちびさん教室」に初めて行ったものの、どんちゃんは不安から大泣きをし始めて、収拾がつかなくなってしまい…。■ここもダメなの…!? マイナスな考えがよぎったとき初めての場所、初めての人たち、何をするのかわからない不安…。そんな恐怖からパニックとなり、どんちゃんは大泣きしてしまいました。ココもどんちゃんがいるのは難しい場所なのか…。ココへ通うことが難しいとなったら、一体どんちゃんはこれからどうしていったらいいのか…。どんちゃんが大泣きする中、マイナスなことばかり考えていた私に…。私とどんちゃんの元へ、どんちゃんの担当となる先生がきてくれました。障がいのある子、ない子にかかわらず、大勢が集まる場所で子どもが大泣きしたら、「どうにかして1秒でも早く泣き止ませなければいけない」、私はずっとそう思っていました。でもこの場での先生の対応はそれとは真逆なものでした。■コミュニケーションが初めて成り立った!「初めての場や人見知りで泣いてしまうのは、いつもと違うということがわかっているということ。とても賢いことなんですそれに大きな声で泣けるのは、すごくいいこと。だって発語の基盤なんですから」と担任の先生は言ってくれました。どんちゃん本人は、何が起きているのかわからない、というような顔をしていましたが、先生の言葉に今度は私が泣きそうに。いつの間にか、泣き止んでいたどんちゃんは、周囲の先輩たちをじっと観察していました。そして、先生から「どんちゃんもやってみる?」とボールを渡され、ボールを受け取るどんちゃん。初めての「おちびさん教室」で、コミュニケーションが成り立った瞬間でした。そのとき、私はどんちゃんの居場所はきっと見つけられると確信しました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月05日■前回のあらすじ療育園に初めて訪れた娘と私。療育園は見た目は普通の幼稚園と同じで…。保健師さんには「障がいがある人の幼稚園や保育園」と教えられる。そして療育園の建物の一室を借りて行われている市の親子通園事業の「おちびさん教室」に案内されて…。■娘も少しずつ楽しめるようになるだろうと思ったが…!?市の親子通園事業の「おちびさん教室」に入ると、3人の先生が出迎えてくれました。「おちびさん教室」とは、療育園の建物の一室を借りて行われている市の親子通園事業です。定期検診で発達に心配なところが…と言われたことで勧められて通う子が多いようです。当初は、発語がなくコミュニケーションが苦手などんちゃんが、なじめるか不安でした。しかし、娘と同じように発語のない子や、医療ケアが必要な子など、それぞれの症状を抱えた子たちが通っていることを知り、「娘もきっと少しずつ楽しめるようになるだろう…」と思った瞬間の出来事でした。 ■初めての知らない場所…その不安から娘に起こったのは…初めての知らない場所。何をするかわからないことに対する不安。そうしてどんちゃんは…。先生が最初に今日のスケジュールや絵カードについて説明してくれましたが、どんちゃんは理解できていませんでした。そして娘に異変が…!不安に押し潰されて、ついに大暴れ・大泣きし始めてしまったのです。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月04日■前回のあらすじ発達の検診の結果、実年齢より半年から1年ほど遅れていることを指摘された娘。心理士からは市の集団療育を勧められて…!?■その場で集団療育の申込書を書いたワケは「どんちゃんのためになるのならば!」と、私はその場で利用希望の申込書を書きました。というのも…以前、ママ友との雑談の中で「療育に行けるなら早いほうが良いらしいよ」と聞いていたからです。 ■初めて療育園って何?じつを言うと、私は療育園の存在を知りませんでいた。療育園とは、知的などの障害がある子向けの幼稚園・保育園のような場所です。そして今回は、療育園の建物の一室を借りて行われている市の親子通園事業「おちびさん教室」を見学することに。「一体どんなところなのだろう?」と期待する反面、どんちゃんがなじむことができるのだろうか? といった不安でいっぱいでした。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月03日■前回のあらすじようやく発達の検診が受けられることになったどんちゃん。しかし「指さし」も「積み木」もどんちゃんにはどれも難しいようで…。もしかしたらかなりできない方なのでは?と心配になる母だったのですが…。■結果は想像していたよりも厳しいものだった…このとき受けた検査は、その場ですぐに結果が出るもの。「すぐに結果がわかるって助かる」と思っていましたが、結果は想像していたよりも厳しいものだったのです。たしかに、上の兄のぽこちゃんや、ほかの子よりも遅い子だなとは思っていましたが、半年~1年遅れという結果は衝撃的でした。 ■これからどうしたらいいの?発達の遅れが正式にわかったものの、これからどうしていけばいい!?そう不安になりましたが、すぐに心理士さんからは「市で行われている集団療育がある」と教えてくれました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月02日■前回のあらすじ発達が気になる子ども向けの詳しい検診が受けられるることになった娘。しかし、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令に見舞われ…。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令という、予期せぬアクシデントにより、検診の時期が未定となってしまいました…。■毎日が不安で仕方なかったが…ついに!発達の面でどんちゃんのことが心配だったのはもちろん、どんな病気かもわからない新型コロナウイルスの発生・感染拡大で、この頃は完全に気持ちが落ち込んでいました。一体、いつになったら元の生活に戻れるのか、それとも新しい生活様式が定着し、以前のようには戻れないのか。この頃は気晴らしに行ける場所もなく、毎日、本当に気が滅入ってしまいそうでした。しかし数ヶ月間後、一時的に緊急事態宣言が解除となり、再びどんちゃんのことが動き出しました。 ■もしかしたらあまりデキない方なのでは…!?待ちに待った「おちびズ検診」が再開となり、ついにどんちゃんの検診の日が来ました。手を出したくなってしまう自分の気持ちをぐっと抑えながら、どんちゃんの検診を見守りました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月01日■前回のあらすじ発語・指差しともに健診にひっかかってしまった娘は、個別ブースに通されて…。1歳半健診を受けたものの、ほぼすべての項目にひっかかってしまった娘。スムーズに問題なく健診を終えて帰る子がほとんどの中、個別相談のブースへ通されました。■個別相談の保健師さんが声をかけたのは…これまで通った小児科や市の子育て相談では、ずっと「様子を見ましょう」とだけ言われていました。でも個別相談をしてくださった保健師さんは、初めて私の悩みに向き合ってくれ、そして私に声をかけてくれたのです。 ■専門の相談員との予約を入れたのに…!?保健師さんから発達が心配な子向けの健診「おちびズ検診」というものを教えてくださり、私はふたつ返事で検診の予約をお願い。そして当日を心待ちにしていました。しかし、ここでまったく予期しなかった、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令してしまったのです。行きつけの児童館や子どもの遊び場も、当面の間は閉館・閉鎖。ぽこちゃんの幼稚園の保育参観や親子遠足も延期・中止になり、予約していた検診も延期となってしまいました。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年08月31日■前回のあらすじ順調に育っていた第2子・どんちゃんですが、1歳を過ぎてもハイハイのまま。母は何かが違うと感じ始めて…。我が家の第2子・どんちゃんの「なんだかちょっとほかの子と違う…?」ということに気づいてから、私はまず市の子育て相談や、かかりつけの小児科の先生に相談してみました。■成長がゆっくりなだけ…自分を納得させようとしたけど…どんちゃんの年齢のこともあり、どちらも「様子を見ましょう」という結果に。私より多くの子どもだちを見てきた保健師さんや小児科の先生の言葉に、その場では「ゆっくりさんなんだ」と自分を納得させていました。でもやっぱり「なんだか違う気がする…」というモヤモヤ感が、消えることはありませんでした。 ■同年代の子に「アカチャン!」と言われてしまった1歳半健診でハイハイをしているのはどんちゃんだけ。周りの子から浮きまくっているのが素人目にもわかりました。さらに悪気なく同年代の子に「アカチャン!」と言われてしまったどんちゃん。でもおそらくどんちゃんは、その子から何を言われたのかも、自分に向けて言われたということすらも、わかっていなかったと思います。ひとりで歩くことはおろか、「発語」、「指差し」ともに健診にひっかかってしまったどんちゃん。「健診に引っかかった子向け」の個別ブースへと通されることに…。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年08月30日4人家族、子どもふたりの我が家。じつは、娘・どんちゃんに障がいがあることが最近わかりました。今回の連載では、どんちゃんが幼稚園ではなく、療育園に通うまでのことを描いていきます。■娘が生まれたときは…!?「兄とは何かが違う…?」そう感じ始めたのは、どんちゃんが1歳を過ぎた頃でした。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年08月29日新生活が始まってからもうすぐ3カ月、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。息子も娘もそれぞれ小学校と療育園に通い始めたら、6年ぶりにようやく少し自分の時間ができる…! と思っていたのも束の間。まだ、いろいろと準備するものがあったり、「◯日までに書いて出してください!」という書類がわんさかやってきたり、なかなか落ち着かないmochiko.です。今回は、そんな地味に忙しい時間の合間に、えぐり込むようにして入ってきた「息子の落とし物問題」と「それを解決してくれたアイテム」についてお話したいと思います。■小学校に入ると、急に落とし物が増えた息子。その原因は…!?小学校に入るなり、急にハンカチやティッシュの落とし物が増えてしまった息子・ぽこちゃん。「幼稚園時代はそうじゃなかったのに、どうしたんだろう…?」と、ぽこちゃんの小学校生活を心配していました。ぽこちゃんも「どうしてハンカチやティッシュを落としてきちゃうのかわからない…」といった様子で、一体何が起きているのか…と不安になったこともありましたが、答えは簡単なものでした。ズボンのポケットが小さく、そこに無理やりハンカチやティッシュを詰め込んでいるのが原因でした。「こういうときの移動ポケットか!」と、ここでようやく気づきました。幼稚園時代は、幼稚園指定のスモックにハンカチとティッシュを入れる専用の大きなポケットがあり、ポケットに不自由した経験がなく、洋服のポケットのサイズを意識したことがあまりなかったので、完全なる盲点でした…。原因がわかればあとは改善するだけ!ゴールデンウィークは出かける用事がなかったため、“移動ポケットのつくり方動画”を見ながら、久しぶりにミシンを出してきて、移動ポケットを必要な数だけ作りました。材料のすべてが100円ショップのものでも作れて、学生時代の家庭科の成績はずっと「2」、しかも、ミシンは使い方がわからなかったくらい大の苦手という、おそろしく不器用な私でも、動画のおかげでどうにかキレイに移動ポケットを作ることができました…! ■移動ポケットを導入した結果はいかに?ゴールデンウィーク明けから早1カ月ほどになりますが、移動ポケット導入後は落とし物がほぼゼロになり、ぽこちゃんの「落とし物が多い」の汚名は返上できました。盲点だったとはいえ、気づいて入学前に作っておけば…と、非常に後悔しました…。なかなか移動ポケットのある生活は快適なようで、ぽこちゃんは休みの日も使うことがあり、それを見た娘・どんちゃんも「同じものがほしい…」とアピールしてくるので、また今度、いくつか作る予定です。というわけで、「入学前に準備しておけばよかった…」な、入学準備品の話でした。移動ポケットは本当に大事です…!
2022年06月26日6月が見えてきている今日この頃ですが、新入園・入学のお子さんのいるお母さん・お父さんも、落ち着いた頃でしょうか。わが家は相変わらずドタバタです。今回は、少し時をさかのぼりまして、息子・ぽこちゃんの幼稚園の卒園式の話をしようと思います。■個別での卒園式になったぽこちゃんの卒園式は、卒園児がみんなそろって、一斉にの予定だったのですが、新型コロナウイルスがまた急激に広まってしまい、急遽、卒園児全員、個別での卒園式へと切り替えられることが園から発表されました。みんなで一斉に卒園の日を迎えられると思っていただけに、ぽこちゃんはとてもショックを受けていました。通常の卒園式のために、子どもたちみんなで意見を出し合って決めて、全文覚えて卒園式の当日に言えるように練習を積み重ねていた「卒園の言葉」も、披露する場がなくなってしまいました。少しさみしい門出になってしまうのかな、と思ってしまった母でしたが、3年間お世話になった先生と、ぽこちゃんの3年間を振り返り、成長を喜べる、非常にアットホームであたたかい卒園式になりました。考えてみれば式の最中、ずっとぽこちゃんひとりが主役なわけで。「この先なかなかそんな機会はないかも?」と、ぽこちゃんが主役の卒園式をすごく堪能させていただきました。 ■いい意味で密がたっぷりな卒園式に!3年分の思い出と成長が詰まりに詰まった卒園式、親はもちろん、先生も感動の涙が!しかしそんな中、ぽこちゃんはというと…、清々しいほどに通常運転でした。でも、園長先生のお話をとてもしっかり聞けているってことでいいか!ワイワイと卒園! とはなりませんでしたが、式の最後の最後まで、いい意味で密がたっぷりでした。もしかしたら来年も、卒園式・卒業式を個別で…ということになる幼稚園・保育園・学校があるかもしれませんが、きっとどこの卒園式もあたたかなものになること間違いなしです!みんなで一斉に卒園式ができることがやっぱり1番良いですが、個別もステキな式でした。
2022年05月26日4月に入り、環境が変わってみなさま、慌ただしい日々かとは思われますが、いかがお過ごしでしょうか。わが家は息子が3年間お世話になった幼稚園を卒業して小学校へ入り、娘は療育園へ入園して、これまでの日々がガラっと変わり、結構、バタバタな日々を送っております。今回は、去年の今頃からわが家もじわじわと始めた「ラン活」の思い出話をしようかなと思います。■息子がほしいのは、まさかの金色のランドセルだった!去年の今頃、テレビのCMや、ネットのニュースなどで「もう来年に向けてみんな動き出すのか!」とわが家も少しずつランドセルに関しての情報収集を始めました。息子の幼稚園のお母さんから、「毎年人気の色とかメーカーのランドセルはすぐに売り切れになっちゃうらしいよ!」と聞き、早々に動き出したほうがいいのかも、と息子に「どんなランドセルがほしいなとかってあるの?」と聞いてみました。ここで出てきた息子の要望、まさかの「金色のランドセル」です。息子にそう言われて思い浮かんだのは、「そもそも金色のランドセルって存在するの?」でした。スマホで調べてみると、出るわ出るわ金色のランドセル。金の延べ棒のようなギラギラの金色から、オシャレ感あふれる淡いシャンパンゴールドの金色など、さまざまなゴールドカラーのランドセルがありました。私が子どもの頃は、男子は黒! 女子は赤! (私の学校は男女関係なく、一律の色の指定ランドセルでしたが)の時代からは非常に大きく変わっていて、個性を尊重する時代なのだな、と改めて感じました。 ■無限に近い選択肢があるラン活はとても楽しかったすっかりさまざまな金色のランドセルに見入ってしまい、気づけばスマホの画面下に出てくる広告が、金色のランドセルのオンパレードに…ということもありました。これもこれで、ラン活の非常に良い思い出です。最終的に息子は別の色のランドセルを選びましたが(息子の理想とする金色のランドセルがなかったんだそうです)、私の時代にはなかった無限に近い選択肢のランドセルの中から、お気に入りのひとつを探すラン活はとても楽しかったです。今年、ラン活をされるお子さんのお父さん・お母さん、ぜひお子さんと一緒に楽しんじゃってください!
2022年04月26日みなさま、本日もお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。本日は、私がとても大切にしている大好きなママ友をご紹介したいと思います。■人望にあふれる、ステキなママさんずっと自分の地元で子育てをされているママさんで、市内のことならなんでも知ってる、ママのネットワークも広く、しかも話しやすい、という人望にあふれるママさんなんです。息子が幼稚園入園前のプレ幼稚園で知り合い、市内のさまざまな子育てや病院情報、さらには「あのスーパーは◯日に特売やるんだよ!」といった、ママにうれしいお得情報を教えてくださって、私だけではなく、転勤で初めてこの土地にやってきたというママの強い味方でした。空いていて的確な診断と薬を処方してくれる小児科や、おすすめのアレルギー専門医(ぽこちゃんもママさんのお子さんもアレルギー体質)、子ども歓迎! という、安くておいしいご飯屋さんなど、ママなら絶対に欲しい! と思える情報を共有してくれて、なにかと助けてくれるステキなママさんだなぁ…! と誰もが思うような方です。 ■出会えてよかった、と思える存在子ども同士もとても仲がよく、親同士も年齢が近く、奇跡的に趣味もぴったり合っていて、娘のこともすごくかわいがってくれるので、「出会えてよかった…!」と思うとともに…、「ちょっとでも子どもたちが生まれるタイミングが違ったら、出会わなかったかも…!」と思ってしまうような、すごくいい関係を築けていることに、とても感謝しています。小学校も中学校もうれしいことに学区が一緒なので、ずっと一緒に子育てができそうです。子どもたちもママも仲良くできることがなにより一番です!
2022年03月26日みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回は、神のような引っ越し屋さんに出会ったお話をしようと思います。■営業さんがすごい勢いで仕事用のタブレットを操作し始めて!?わが家、おととしの冬に数年ぶりの引越しをしました。以前の住処(とてつもなく狭い&古い物件)にお客さんが来ることは大変珍しいので(狭いから)、当時4歳のぽこちゃんも、2歳のどんちゃんも大喜びで、やってきた営業さんをお迎えしました。さっそく住処の荷物の量や、新居までの道のりのあれこれを話し、一通りの規模が見えてきたあたりで、営業さんがものすごい勢いで仕事用のタブレットを操作し始めました。「小さいお子さんがいらっしゃるのなら、午前中の一番早めの時間帯の方が機嫌もいいですよね? もう枠を確保しておきます!」「道路の混雑や作業の兼ね合いでお昼頃までかかってしまうと大変ですので、電子レンジのお運びと設置は優先するよう現場の方へ指示します!」と、まさに神の采配!わが家の子どもたちは超早寝・激早起き(19時就寝・5時半起床)の朝方タイプなので、大がかりなあれこれは午前中に終わるのだろうか…、そもそも早い時間に枠が取れるのだろうか…など、色々と心配だったのですが、それを見透かしていたかのようにすべて解決してくれたのです。な、なぜこんなにもすごいのだ…!? と思ったら、 ■子育てをしていなければわからない気遣いが炸裂!なんと! 営業さんにはわが家と同じくらいのお子さんがいらっしゃったのです。それまでの神采配に加えて、「下のお子さんはまだお昼寝されますよね? お昼寝できるようにお布団も優先的にお運びしますね!」とまさに子育てをしていなければわからない気遣いが炸裂!こんな素敵な営業さん…、もう二度と出会えない…! と痛感しました…。引っ越し当日もとてもスムーズで、文句なしでした。後日、引っ越し屋さんに評価をつけるハガキをいただいたんですが、「本当に本当にありがとう」という思いの丈を綴りまくった文字まみれのハガキをお送りしました。あの営業さんが直接読むのかどうかはわからないですが、すごく気遣いが嬉しかった! っていうのが届いてたらいいな…、と思いました。
2022年02月26日みなさま、新年、明けましておめでとうございます!本年もがんばっていきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。…と、書いたところではありますが、今回のお話は昨年のクリスマスにさかのぼりまして、「男の子と女の子のおもちゃ事情」の話です。■妹のお人形に興味津々な兄お世話ができるお人形をクリスマスプレゼントでもらったどんちゃん。どんちゃんはもちろん、お人形をとても気に入って、かいがいしくお世話を焼いていますが、実は意外とその遊びに興味津々なのが兄のぽこちゃんだったのです。思えばぽこちゃんは、乗り物が大好きな幼児時代だったので、あまりお人形をまじまじと見る機会はなかったため、自分の目の前にお人形があることはもちろん、家にそういうものがあること自体が、かなり珍しいのではないか? と思います。小さな食玩のフィギュアがある程度の数がそろうと、オリジナルストーリーの中で戦わせるなど、結構激しい遊び方をするのですが、このお人形ではそういった遊びをしないので、かなり慎重に遊んでいるようです。「自分のものではなく、どんちゃんのものだから」というのもありそうですが、息子の新たな一面も見せてくれたお人形に感謝! ■まさかの夫もお人形を大絶賛!そして、お人形のおもちゃが家にあることが珍しいのはぽこちゃんだけではなく、実は夫さんもそうなのです。夫さんは、男の子の兄弟で育ってきたため、お人形はもちろん、付属のお世話セット(ヘアブラシや哺乳瓶など)もじっくり見たことがないようで、ぽこちゃんほどではありませんが、珍しそうにどんちゃんが遊ぶのを見ていました。その中でも気になったのが…、「本当に飲んだように見える哺乳瓶」でした!「考えた人すごい!」「魔法だ!」と大絶賛でしたが、それ私が子どもの頃からあるやつよ…!きっとこの先も、ぽこちゃんとどんちゃんの間に、さまざまなギャップや、お互いから見て、ちょっと不思議だと思うことがあると思いますが、一家でこんな感じに見守っていければいいなと思います。
2022年01月26日気づけば年末。みなさま、今年もいろいろありましたが、少しでもゆったりとした気持ちで年末を過ごせていたらなと思います。さて、今回の記事はちょっとだけ時をさかのぼりまして、クリスマスの話題です。■「サンタさんへのプレゼント発注会」を実施しているわが家は秋(ハロウィンが終わる頃)から、なんとなく子どもたちにクリスマスプレゼントをリサーチします。当たり前ですが、息子も娘もさまざまなことに興味がある年頃で、ほしいものがコロコロ変わるので、だいたい固まる頃(今回は1カ月ほどで固まりました)に、次の動きに移ります。母の進行でやっていく「サンタさんへのプレゼント発注会」です。メモ帳にそれぞれ何がほしいかを書き、これをもって今年のサンタさんへお願いするプレゼントは確定! これ以降にほしいものが出てきた場合は、次回の誕生日プレゼントへ持ち越しです。書いてみると結構ガチガチなルールに見えるかもしれませんが、わが家は雪国で真冬はどうしても外出の頻度が少なくなってしまいます。そのため、クリスマスプレゼントの選定は、子どもたちが冬休みの期間、およそ1カ月間を楽しむための「おともを真剣に選ぶ場」でもあるのです。そういうわけで、子どもたちはテレビのCMやネットの広告なんかを見て、クリスマスプレゼントを吟味します。しかし、ほしいものがなかなか固まらない、「やぱりこっちにして!」が頻発するため、こういった明確なルールを敷いています。 ■とても現代的な方法でサンタさんへクリスマスプレゼントをお願いするさて、メモに今年のサンタさんへお願いするクリスマスプレゼントの名前が書けたら…、とても現代的な「メッセージアプリで発注する」という方法で、サンタさんへお願いしています。子どもたちは、そういったアプリを使ったことがないのですが、アプリを使えば遠くの人ともメッセージのやりとりができるものらしい、という認識を持っているため、「本当にサンタさんに届いている」という気分になれる、「現代的ではあるが、ちょっと夢のある演出」になるのかな、と個人的には思っています。この記事を書いている現在は、クリスマスはちょこっと先ですが、今年も子どもたちの思い出に残るクリスマスにできたらいいな、と思っています。時間はたっぷりあるので、ケーキも料理作りもがんばるぞー!
2021年12月26日