【ニュース】2019年10月から、就学前の障害児の発達支援を無償化へ!出典 : 年10月から就学前の障害児の発達支援が無償化されます。就学前の障害児の発達支援を含む、幼児教育の無償化については、2017年から検討を進められてきました。2018年12月には関係閣僚会合で制度の具体化に向けて「幼児教育・高等教育無償化の制度の具体化に向けた方針」がまとめられました。対象は、満3歳になった後の最初の4月から小学校入学までの3年間。具体的には、・児童発達支援事業所・医療型児童発達支援事業所・居宅訪問型児童発達支援事業所・保育所等訪問支援事業所・福祉型障害児入所施設・医療型障害児入所施設の利用料が無償化されます。また、幼稚園や保育所、認定こども園をこれらの発達支援と一緒に利用する場合は、ともに無償化の対象となります。認可外保育施設等の場合は上限額があります。就学前の障害児の発達支援には、現行の障害児福祉サービスの制度と同じく、一般財源があてられます。自治体によっては、すでに独自の制度として一部で無償化しているところもありますが、全国的な動きとして、地域間の差がなくなっていくことで、どこで暮らしていても子育てしやすい環境が整えられていくといいですね。幼児教育・高等教育無償化の制度の具体化に向けた方針 | 文部科学省【ニュース】厚労省が「ゲーム依存」の実態調査を実施中!結果から予防や対策を検討出典 : 年1月17日から「ネット・ゲーム使用と生活習慣」についてのアンケートが実施されています!この調査は、2018年6月に世界保健機構(WHO)が、ゲームのやり過ぎで日常生活に支障をきたす依存症を「ゲーム症・障害」という疾患として認め、2019年5月の総会で正式承認する見通しとなったことを受けて計画されました。WHOは、■ゲームをする衝動を止められず、コントロールできない■ゲームを最優先する■日常生活に支障が出てもゲームを続けるといった症状が、12か月以上に渡って続くことを「ゲーム症・障害」という疾患とみなすとしています。2019年度にはネット使用、ネット依存、ゲーム依存等に関するさらに大規模な調査が行われる予定で、今回はその予備的調査の位置づけとされています。今回の実態調査は、厚生労働省依存症対策全国センター調査研究事業の一環で、久里浜医療センターが実施。無作為に選ばれた全国の6,000人が対象です。事前に依頼ハガキが送付され、調査員が直接訪問して行われます。対象となった人は、調査票に記入後、調査員に手渡すか、郵送、またはオンラインで回答することもできます。調査結果は、厚生労働省の政策企画・立案の基礎資料として活用され、予防や治療対策に役立てられます。【期間】2019年1月17日(木)〜2月中旬ごろ【対象】全国の10〜29歳の6,000人「ネット・ゲーム使用と生活習慣についてのアンケート調査」を実施いたします | 久里浜医療センター【ニュース】専門家に相談できる!オンラインの「育児発達相談窓口」を 経済産業省が福利厚生制度として導入Upload By 発達ナビニュース2019年1月から、株式会社WOODYが提供するオンライン育児サービス「育児発達相談窓口」を経済産業省が従業員向けの福利厚生制度として導入しました。「育児と仕事の両立の難しさ」を抱える従業員をサポートし、退職減に取り組むもので、WOODYでは、福利厚生制度として、年内に30社での導入を目指していくとしています。このサービスでは、従業員が周囲に相談しづらい育児の悩みをオンラインで気軽に相談できる機会を提供。臨床発達心理士、作業療法士、言語聴覚士、療育士、子ども向けワークショッププロデューサーといった専門家のカウンセリングを受けられます。WOODYは、発達障害のある子どもが興味を持っている分野の学生や専門家などをマッチングさせ、対面やオンラインでカウンセリングなどを行い、一人ひとりの可能性を伸ばすWEBサービス「Branch」を運営。これまでの経験をいかして、育児や子どもの発達に悩む従業員を対象に、この「育児発達相談窓口」を開設しました。株式会社WOODYの中里祐次代表取締役のコメント「育児に関してすべて相談できる場所というのは中々なく、一人で悩んでいる方が多いです。このサービスを始めたきっかけは、私個人宛に様々な方から育児や発達に関する相談をもらっていたからです。家庭の中の内容なため勤めている場所には相談しづらく、何も伝えないまま転職してしまったり辞めてしまったりということがこれまで多かったです。そういった一人ひとりの悩みをお聞きして、従業員の方を大切にしたい法人様の課題解決の一助となれば幸いです。」【お問い合わせ】Email: contact@thewoody.jp サービスサイト【イベント】自閉スペクトラム症の知覚をVRで体験できるワークショップが開催出典 : 年3月2日(土)と3月3日(日)に、自閉スペクトラム症(ASD)知覚体験ワークショップが開催されます。ワークショップでは、自閉スペクトラム症(ASD)当事者の知覚を、VR装置を用いて疑似体験できます。また、ASD当事者における知覚過敏・鈍麻のメカニズムについての講義や当事者の体験等に関する映像紹介、座談会を通じて、当事者への理解を深めていくプログラムが組まれています。【日時】3月2日(土)13:00~17:30(12時40分受付開始)3月3日(日)12:00~16:30(11時40分受付開始)※いずれの日程も同一内容です。※いずれか1日のみご参加いただけます。※過去に同一内容のワークショップにご参加いただいた方は、お申込みいただけません。ご了承ください。【場所】大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)5F大会議室2京阪「天満橋」駅、Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)谷町線「天満橋」駅 ①番出入口から東へ約350mJR東西線「大阪城北詰」駅下車。②号出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m大阪シティバス「京阪東口」からすぐ()【内容】1.講義「自閉スペクトラム症の視覚世界を体験~なぜ対人コミュニケーションが難しいのかを考える~」(情報通信研究機構長井志江 主任研究員)2.ASD視覚シミュレータの体験3.ASD当事者の体験および海外の支援設計事例についての映像紹介4.座談会:学びや気付きの共有、議論【対象】ASD当事者のご家族や支援者、障害者雇用を担当されている方など【参加費】無料【定員】両日ともに60名(抽選)【応募締切】2019年2月11日(月)※当選者の方にのみ、応募期間終了後1週間以内(2月18日(月)まで)にご連絡いたします。【主催】JST CREST「認知ミラーリング」情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野株式会社LITALICO【応募方法】下記のフォームよりお申し込みください。参考:CREST特設ページ【イベント】「世界ダウン症の日」「ダウン症啓発月間」直前!キックオフイベントへ参加しよう!(東京都)Upload By 発達ナビニュース3月21日は国連の定めた「世界ダウン症の日」、また3月は日本ダウン症協会(JDS)が定めた「ダウン症啓発月間」です!日本中でさまざまな啓発イベントが開かれるのに先立って、キックオフイベントが開かれます!ステージパフォーマンスやトークセッション、チャリティTシャツのお披露目ファッションショー、さらに関係団体による体験ブースなどなどさまざまなプログラムが予定されています。総合司会は、朝のテレビ番組でおなじみの笠井信輔アナウンサーと、ダウン症のイケメンタレントあべけん太さんが務めます。生き生きと活動するダウン症の人たちに触れながら3月の本番に向けて理解を広げるために、会場へ足を運んでみませんか?【日時】2019年2月11日(月)13:00〜16:00【場所】東京都新宿区立四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87)【対象】どなたでも参加可能【参加費】 1,500円 ※未就学児で大人の膝の上に乗せられるお子さんは無料【内容】・ステージ「TEAM RAMI DREAM TEAM( ゴールデンホークス)」によるチアダンスパフォーマンス玉井邦夫JDS代表理事がダウン症のある人とトークセッションパリコレモデル髙木真理子先生(スマイルウォーキング倶楽部代表)ディレクションのチャリティTシャツお披露目ファッションショー世界ダウン症の日、ダウン症啓発ポスター発表JDSからのアピール文採択・ブースNPO法人アクセプションズハンドスタンプアートプロジェクトによるハンドスタンプ体験東京都自閉症協会による自閉症啓発ブース新宿区手をつなぐ親の会知的障害疑似体験キャラバン「Winds」JDSによる書籍販売、子育て手帳「+Happyしあわせのたね」配布世界ダウン症の日 | 公益財団法人日本ダウン症協会【イベント】障害のある人たちが生み出す作品の"記録"と"伝えること"をゲストと語る座談会「かすかなしるしに耳をすます 」(東京都)Upload By 発達ナビニュースみずのき美術館(京都)、鞆の津ミュージアム(広島)、はじまりの美術館(福島)の合同プロジェクトによる障害のある人の創作物を記録し伝えることについて考える座談会です!各美術館は、障害者支援施設が運営母体となっています。このプロジェクトでは昨年度から、施設利用者の方をはじめ、各地域で生活されている障害のある方や人知れず表現活動を続ける方によって生み出された作品・創作物の調査を三館合同で行ってきました。そして作品をデジタル・アーカイブとして記録・保存・公開しています。これまで三者三様の「アーカイブ」を探りながら合同でプロジェクトを進めてきましたが、よりオープンな議論ができる場として、今回の座談会を開催。ゲストは医学書院で「ケアをひらく」シリーズを編集する白石正明さん。あらゆる領域で「ケア」に向き合ってきた人たちの技法や知を書籍として編み上げ注目されている編集者です。また、プロジェクト設計者である須之内元洋さんがモデレーターを務め、「生きること」の多様さや複雑さを記録し伝えていくための方法や可能性について語ります。【日時】2019年2月16日(土) 14:00〜16:30【場所】日本財団ビル8階(東京都港区赤坂1-2-2)【内容】ゲストスピーカー: 白石正明(医学書院『ケアをひらく』シリーズ 編集者)スピーカー: 奥山理子(みずのき美術館)、津口在五(鞆の津ミュージアム)、 大政愛(はじまりの美術館)モデレーター: 須之内元洋(プロジェクト設計者)【参加費】無料【定員】100 名※要申し込み。定員になり次第締め切り※文字支援のアクセシビリティサービスあり各美術館のアーカイブスは次の通りです。※みずのき美術館は美術館内で「みずのきアーカイブ」として公開福六アーカイブズ | 鞆の津ミュージアムはじまりアーカイブスunico file | はじまりの美術館*みずのき美術館のページに遷移します【ニュース】専門家の講演内容も見られる「サイエンスアゴラ2018公開シンポジウム」開催報告ページを開設!Upload By 発達ナビニュース2018年11月に東京都で開かれた、サイエンスアゴラ2018 公開シンポジウム「地域での発達障害支援を考えよう〜うちの子、少し違うかも...Final」。当日の様子を報告するウェブページが開設されました!当日、会場に行けなかった人も、いつでも専門家の講演やパネルディスカッションの内容を見ることができます!開催報告ページでは、発達障害支援について医療・療育・教育などの様々な視点で、研究者や現場支援者から、エビデンスに基づいた地域支援の実践例が紹介されました。当日の内容を見ながら、さまざまな分野の専門的支援と地域住民の生活支援が、『地域』の中で提供されるための方法について一緒に考えてみませんか。【内容】・講演資料(PDF及び動画)・パネルディスカッション映像及び主な議論・イラストを利用したまとめ(グラフィックレコーディング)・関連情報など*社会技術研究開発センターのページに遷移します【イベント】不登校ライブフェスが開催出典 : 年2月15日(金)、4月の新学期に向けて、「不登校」をキーワードにしたフェスが開催されます。新しい環境で新しい自分に出会うきっかけを、音楽を通して感じてほしいと企画されたイベント。「不登校だったことが、よかった」と思える居場所を見つけた、国立音楽院の生徒たちによる渾身のステージも。生きづらい系シンガーソングライター・風見 穏香さんや、子どものSOSシンガーソングライター・悠々ホルンさんのステージも予定されています。【日時】2019年2月15日(金)15:00開場、 15:30開始【会場】KMAパラダイスホール(〒154-0001東京都世田谷区池尻3-28-8 国立音楽院B1F)【参加費】500円【内容】15:00 開場15:30 弾き語りライブ生きづらい系シンガーソングライター・風見 穏香さん16:05 トーク + ライブ国立音楽院 中等部在校生の本人&お母様16:45 トーク + バンドライブ 不登校経験者としての悠々ホルンさん17:40 参加者全員にプレゼント抽選会 + テーマ曲を合唱【主催】国立音楽院
2019年02月01日うすうす感じていた異変が確信に。病院へ行ったあの日のことUpload By ひらたともみ私が病院に行くきっかけになったのは、約10年前のある日のこと。突然目の前が真っ暗になり、その場にしゃがみ込んでしまったという出来事でした。それまでも、なんとなく不眠があったりめまいがあったりはしましたが、大ごとだとは思わず…。でもこの日、今までとは明らかに違う体の異変に不安を感じました。子どもたちのことが頭をよぎり、放置せずきちんと専門の先生にみてもらおうと、病院に足を運びました。Upload By ひらたともみこのとき、「病気」と言われてホッとしました。病気なら治るんだ、と安心したからです。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみうつ病やパニック障害は、なにかしらの大きなストレスが原因となることがあると言います。もともとの私は、空気の読める社交派だと自任しています。ざっくばらんにくだけた会話もできますが、会話と同時に考えを整理しながら話すので、常に脳内はおしくらまんじゅう。ちょっとした会話でも心身ともにエネルギーを消費します。また、自分も誰かに相談したいことがいつもあるのに、友人知人から相談される立場になることが多くて、他の人の分も悩みを抱え込んでしまいます。せめて夫には頼りたかったのですが、少しでも愚痴をこぼせば、罵倒の嵐でした。現在は、次男(高1)が思春期真っ只中で、私の心の負担は、さらに重くなっている状態です。精神科の専門医に聞いてみた!最近ではパニック障害は落ち着いてきたように思いますが、たまに、強い不安に襲われることはあり、薬を手放せずにいる日々。「自分はちゃんと回復に向かっているの?」という思いがよぎります。堂々巡りしている今の自分をもっと客観的に見るために、ある人のところを訪れました。Upload By ひらたともみお会いしたのは慶應義塾大学精神・神経科学教室の特任助教などを務めている、増田史先生。精神科医の専門的立場からお話を伺いました!Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ薬を飲み続けて10年余。原因となる環境を変えるのは簡単ではありません。今までの私は、この先もずっとうつ病の薬を飲み続けることになるのかな?という不安がありました。そして薬に頼っているのはよくない状態なんじゃないかと、どこかで思っていました。そんな私にとって増田先生のお話は、まさに目から鱗だったのです。うつ病を友人にカミングアウトすると、とても驚かれてほぼほぼ信じてもらえない私。人前でふさぎ込んだり、泣き伏したりしたことなどありませんし、それどころか、人の悩みを受け止める役ばかりこなしてきました。自分自身の辛い気持ちを相談することもできず一人で悩んでいると、気持ちがどんどん重くなっていきます。でも今回、専門家である増田先生にありのままの気持ちを話し、お話を伺ったら、ふっと心が楽になったのです。そして、私はここでうつ病をカミングアウトして、自分にもう一度自信を取り戻したい。頑張っている世の中のお母さんたちとともに前向きに生きていきたいと考えるようになりました。少し前の私のように、人知れず悩んでいる人は、きっといっぱいいるんじゃないかと思ったから…。先生に伺ったお話を、これから全3回のコラムで書いていきます。そしてまた、今、一人で悩んでいる人たちのお話も伺って、一緒に「どうしたらいいのかな?」を考えていきたいなとも思っています。
2019年01月31日発達障害育児はちょっぴり孤独…?発達障害がある娘を育てていて、だいぶ精神的に強くなって気がしている私ですが…周りの子と比べなくなっても、娘の個性を受け入れていても、どうしても若干の「孤独感」はあります。通常学級に通う子どもを育てるお母さんの悩みと、私の悩みは内容がやっぱり違うから…。Upload By SAKURA娘の学校で、保護者の方と立ち話をしていても、相槌を打ちながらも「そうか…小学二年生の子の親は、そういう悩みを持つんだ…」と思い、わが子のできることとのレベルの違いを感じることもあります。悲観的ではありませんが、相手に気をつかって、本当の悩みは言えなかったりします。発達ナビのタイムラインに投稿してみた娘は宿題の時、パニック状態になることが多くあります。連日続くパニックに疲れた私は、自分の頭を冷静にするために、その状況を一コマ絵に描き、なんとなくLITALICO発達ナビのタイムラインに投稿しました。Upload By SAKURA反応がほしかったわけではなく、自分の中で自己完結させる気持ちでした。しかし、投稿後、予想外にいいねの数は増えていき、同じような状況の人から、たくさんコメントを頂きました。タイムラインを見ていると「あ、うちだけじゃないんだ…みんなそうなんだ…」と思うと、気持ちが軽くなっていきました。そして…Upload By SAKURAというコメントを見た時…「私が投稿していることで、他の誰かも…気持ちが軽くなることがあるんだ。」と心が温かくなりました。同じ悩みを持つユーザー同士だから繋がれるタイムラインを見ていて思うのは、同じように悩む人がいる…でもみんな子どもを愛してて…我が子の「小さなできた」を一つひとつ喜んでいるということ。Upload By SAKURA学校の保護者の方とは違う、繋がり…会ったことはないけれど、心の中での繋がりのようなものを感じました。発達障害のある子の「あるある話」を遠慮なく話せるのは、そういう所から来るのかなと思います。私がコラムを書く理由は…LITALICO発達ナビのコラムを書く時、私は「発達障害を理解してほしい」というよりも、「同じように悩む人の参考になったり、気持ちが楽になったりしたら嬉しい」という気持ちで書いています。それは、私が昔、娘のことで悩んだ時に「同じような人はいないの!?」「医療・支援者側の意見じゃなくて、その状況真っただ中の人の話を聞きたい!」という気持ちになった経験があったからです。道しるべになるような、前を見ている人の存在を知りたかったのです。Upload By SAKURA私自身もこの場所(発達ナビ)で、皆さんのコメントを見て、勇気をもらえ、救われています。娘の特性ならではのこだわりや、壁に激突するたびに、書いて…冷静になって…客観的に見ることができています。皆さんにとっても、ここが癒しの場所…悩みをさらけ出せる場所になるように、微力ながら私もお手伝いさせていただければと思います。Upload By SAKURA
2019年01月30日わが家の長男・むっくんは、ADHDと自閉スペクトラム症身体発達も言語発達も早かったわが家の長男・むっくんですが、歩き始めた10か月ごろから目立ち始めた多動を皮切りに、他害、癇癪、パニック、偏食、睡眠障害、強いこだわりなど、「育てにくさ」と言われるものが現れるようになりました。その対応に悩み追いつめられた私は、少しでも楽になりたいと専門施設を受診し、3歳5か月のときにADHDと自閉スペクトラム症の診断を受けることになりました。診断を機に私は、「とにかく知識をつけよう」と、発達障害の本を読み漁りました。発達障害の世界を学ぶうちに、むっくんは「育てにくい子ども」だったのではなく、私の中の「子どもはこうあるべき!親とはこうあるべき!」という勝手な思い込みが、むっくんを「育てにくい子ども」にしてしまっていたのだと気づくことができました。思い込みを捨てて向き合ってみると、むっくんは今まで私が出会った誰よりも魅力的でユニークな人でした。私にないものをたくさん持っていて、私の価値観を変えて、世界をどんどん広げていってくれます。尊敬することも盛りだくさんで、今では私がむっくんを育てているのではなく、学ばせてもらうことばかりの毎日。大変なこともあるけれど、泣き暮らした日々が嘘のように今はむっくんとの時間を楽しめています。むっくんは、「左右が違うペアで靴下をはくこと」にこだわりを持っています。Upload By ウチノコUpload By ウチノコUpload By ウチノコ失くしちゃうから片方しかないんだろうって?もちろん、よーく失くしますとも。しかし!奇跡的にペアで揃っている靴下もわざわざ違う組み合わせではくのです。ウッカリ間違えているのかなー?と思って、2回くらい「ソレ、相方が違うんじゃない?」と声をかけたのですが。「これがいいんだよ。」と言うのです。靴下だけでは飽き足らず、靴も左右色違いのサイズ違いではくこともあるむっくん。よくよく理由を聞くと…「足元が両足とも同じ色だと、なんだか寂しくなるから…」言われてみるとむっくんは「色んな色がそろっていること」に、小さなころからこだわっていました。カラフルだとワクワクするのかな?足元がカラフルだと、気分が上がる↑のかもしれない。いいじゃないか!カラフルな足元!!Upload By ウチノコカラフルな足元が当たり前になってみると、私にもありがたい効果がありました。靴下は片方だけあればいいので「片方だけ紛失」にイラッとすることがなくなったからです。さらに片方に穴が開いても平気!残りの靴下がすり切れるまではけるから、とっても経済的です!「思い込み」という、私の中の不自由さに気づいてUpload By ウチノコなんていいことづくしなのでしょう!でも実は私、恥ずかしながらこの年になるまで「靴下を販売時のペア以外ではく」なんて考えたこともありませんでした。そもそも「何故揃えてはくのか」と考えてみても、理由すらありません。ただなんとなく「片方穴が開いたらもうはけない」と思い込んで捨てていたのです。なんてもったいない。人生損した気分…。むっくんのこだわりの理由を聞いてから、私は自分の考え方一つひとつに「なんでそう思うの?」と問うてみました。すると、「思い込み」や「なんとなく」と自分で選んだわけではない考えがたくさんあることに気がつきました。自分の中に自分でない価値観がある不思議、それに縛られて生きている不思議に、私はむっくんのおかげで気づくことができるようになりました。好きにはいていい。自由にはいていい。今日は右は何にする?左はどうする?大好きな色を足元に詰め込んで、むっくんは自分が幸せでいられるもの・ことを、自分自身の価値観で自由に選び取っていく。むっくんはとても自由で、目に見えない「何か」に縛られていません。それが私には眩しく、愛おしく感じます。Upload By ウチノコ
2019年01月29日「訪れるどんな子どもにも、楽しんでもらえるように」。仕事体験テーマパーク・カンドゥーでのスタッフ研修Upload By 発達ナビ編集部仕事体験テーマパーク「カンドゥー」は、3歳から15歳のお子さんが、モデルや警察官、パイロットをはじめ、約30種類の仕事を体験できる施設。日々、たくさんのお子さんが遊びに来ますが、その中には障害や病気のある子もいます。また特別支援学校や特別支援学級の校外学習の場として利用されることもあります。こうした中、「訪れる子どもたちに楽しんでもらいたい」と考えながらも、障害特性ゆえの困りごとに対して、どんな関わり・サポートをすればよいのかわからずに悩むスタッフも少なくありませんでした。そこで、発達障害をより深く理解し、多様な子どもたちが安心・安全に楽しめるような関わり方を身につけられるよう、スタッフ向けの研修を実施しました。研修には、現場で実際にお子さんたちと接するスタッフを中心に約50名が参加。講義だけでなく、グループワークやロールプレイを通して、「こんなとき、どんな風に関わったらいいのか」を体感していきました。2018年7月に研修が行われてから約半年後となる12月下旬、編集部は再びカンドゥーを訪れ、カンドゥーの安武覚さん(イオンモールキッズドリーム合同会社職務執行者副社長)と研修を受けたスタッフを取材しました。Upload By 発達ナビ編集部「私自身にとって、発達障害はとても身近に存在しています。1年数か月前にカンドゥーに着任したとき、“どんな子どもたちも無理なく楽しめる場にしたい”と強く思い、研修を企画しました」と語る、安武さん。カンドゥーでは、複数の子どもたちがグループとなり、一緒にお仕事を体験します。ですが、発達障害がある子にとって一斉指示を聞いて行動することの難しさや、パニックになってしまった場合に、「もっとソフト面で対応できることがあるのではないか」と考えたのがきっかけでした。Upload By 発達ナビ編集部では、実際に研修を行って、スタッフはどんなふうに受け止め、意識やサービスはどのように変わったのでしょうか?そこで、研修に参加したスタッフに話を伺いました。「研修を受ける前までは、“ハンディ”があるお子さんにどう対応したらいいのか戸惑うこともありました。でも研修で、“ハンディではなく特性”があるんだ、と考えられるようになりました」という添野さん。「暗いところが苦手、初めての場所が苦手など、お子さんによって感じ方や苦手なことは違います。研修をきっかけに、お子さん一人ひとりの状況を見て『なにか苦手なことがありますか?』など、お子さんや保護者の方に確認することが増えました。以前は、マニュアルにないことをやってもいいのかな?と迷う場合もありましたが、そういう迷いがなくなりました。たとえば、ファッションショーのお仕事ではお子さんに衣装を選んでもらいますが、お話するのが得意ではないお子さんの場合、着たい衣装を口では伝えるのが難しかったので、指差しで選択しやすいような環境をつくり、希望を伝えてもらうなどしました」大家さんも、研修を受けて、自信をもって対応ができるようになったと言います。「私は、ラジオ局のスタッフをすることも多いのですが、ラジオ番組の台本は文章量も多く、言葉遣いも丁寧です。文字を読んだり、音読するのが難しいお子さんの場合は、無理に台本通りに読んでもらわず、簡単なセリフにアレンジしたり、(スタッフが台本の)文字を指さしながら、ゆっくり読んでもらったりします。一言でもセリフが言えると、ラジオ番組の様子を録音したCDに声が残るので、記念にもなりますから」また、お話が苦手なお子さんへ、スタッフがどのように声かけするかによって、一緒に参加しているほかのお子さんの受け止め方も変わるとも感じているそう。「みんなが大らかに楽しめるよう、引っ張っていけるスタッフでありたいと思います」安武さんはこのようなスタッフの様子に、驚いたそう。「スタッフは、決められたタイムスケジュールの中で進行し、各企業の理念や魅力も伝えるというミッションがあります。その中で、一人ひとりに寄り添おうと自発的に考えられる柔軟性を持っていることに改めて気づかされました。研修を受ける前から持っていた寄り添う姿勢を、 “自発的に動いていいんだ”“お子さんそれぞれのちがいに寄り添っていいんだ”と、研修を受けたことで背中を押すことができたのではないかと感じました」ただ、スタッフ全員が研修を受けられたわけではないし、個人差もあるという安武さん。研修の内容を他のスタッフにシェアしたり、こんなときはどうすればいいの?とスタッフの間で聞く機会が増えたりという変化が生まれ、少しずつ変わってきているという実感があるそうです。2019年度も、研修などの機会をつくり、ソフト面での配慮をより充実させていきたいと、語ってくださいました。一人ひとり違う個性を、認め合える企業へ。ミュゼプラチナムの社員研修Upload By 発達ナビ編集部2018年度、ミュゼプラチナムにおいて、社員向け研修を複数回実施しました。研修の対象は、ブロック長やマネージャー、店長など、現場をまとめるリーダー的な社員。研修では、発達障害についての知識を深めるだけでなく、障害の有無に関わらず、相手の立場に立って考えることの大切さを感じられるワークなども行いました。そして、さまざまなお客さまへの関わりかたや、スタッフ同士のコミュニケーション、チームワークについて考え、学ぶ機会として研修を活用いただきました。Upload By 発達ナビ編集部ミュゼプラチナムは全国で177店舗の美容脱毛専門サロンを展開、社員数は4,200人以上。障害者雇用にも積極的で、さまざまな障害がある90人以上のスタッフが全国の店舗で働いています。研修を企画した柳沼さんは、「障害の有無に関わらず、人は一人ひとり違うのだということを意識し、『なんでできないの?』と相手に矢印を向けるのではなく、『相手に伝わるためには自分はどういう風に話したり伝えたりすればいいのか』と自分に矢印を向けてほしいと考え、研修を導入した」と言います。Upload By 発達ナビ編集部渋谷店の店長をつとめていたときに研修を受けたという杉村さん(現在は本社勤務)は、「お客さまへのお話の仕方、接し方などを指導するときに、こうしなさいと一方的に伝えるのではなく、『自分がお客さまだったらどう思う?』とスタッフ自身に考えてもらえるようにしました。信頼関係が築けるようになると、私の伝えたいことを理解してもらえるようになり、スタッフが結果を出せるようになってきました。もともとスタッフ自身に吸収力があったので、自信がついてどんどん伸びていけたのだと思います。それを見て、店舗の他のスタッフも『すごいね、どう伝えたの?』と関心を持ってくれたり、意識してくれるようになりました。その相乗効果で、店舗のチームワークがぐっとアップしたと感じました」。チームワークが上がった店舗では、スタッフ同士でも相手をねぎらう言葉が飛び交うようになったのだそう。スタッフはインカムをつけて業務を行っていますが、インカム越しに頻繁に「ありがとう」を言うようになり、店舗のよい雰囲気はお客さまにも自然と伝わっていったそうで、お褒めの言葉をいただくことも増えました。お客さまやスタッフに対しても、「一方的に自分の思いや考えを押しつけるのではなく、相手の立場に立って考える」。これは、ミュゼプラチナムが創業当時から大切にしてきたことです。社員数も増えていく中、その信念に改めて立ち戻ろうと導入した研修は、その狙い通りに参加した社員一人ひとりの中に浸透したようです。どんな人も、「ちがい」を認め合い、相手の立場を考えて行動できるようになったら、社会の中にある障害は、きっとなくなっていく――こうした取り組みがあちこちで行われるようになったら、どんな人も、より暮らしやすい社会につながっていくのではないかと感じられました。Upload By 発達ナビ編集部ミュゼプラチナムは、多くの女性に支えられている企業だからこそ、もっと女性が活躍できる社会にするための活動を行っています。ピンクリボン活動や、女性特有疾病の理解・予防を促すセミナーの開催などを、ミュゼハッピープロジェクト(MUSEE Happy Project)」として実施しています。その一環として行っている「乳がん啓発」では、各地で啓発イベントを行うほか、全国の店舗で乳がん検診体験を実施しています(毎月1回、店舗を巡回して実施)。通いなれた店舗で超音波検診を体験することで検診へのハードルも下がり、早期発見にもつながります。また、子宮頸がん啓発のための冊子も作成し、無料配布しているそうです。2019年よりテスト的にスタートする洋服のリサイクルは、店舗にリサイクルボックスを設置。実施店舗を順次増やしていく予定だそう。障害者雇用においても、働きやすい職場環境づくりなどこれまでの取り組みが評価され、東京都産業労働局が主催する「平成30年度障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞したそうです。社会に必要なこと・大切なことを積極的に取り組んでいこうという会社の姿勢があるからこそ、社員研修でのスタッフへの浸透も早く、チームワーク向上にも役立ったのではないかと、改めて感じました。参考:ミュゼプラチナムのCSR | ミュゼプラチナム2019年、障害のない社会を目指しての取り組みを、もっと進化させていきますLITALICOは、「障害は社会にある」と考え、どんな人も暮らしやすい社会となるよう、さまざまな企業の皆さまとともに取り組みを行っています。これからも研修や商品・サービス開発、イベント実施など、より幅広い企業の皆さまとのさまざまな取り組みを通して、一人ひとりのちがいを認め合い、支え合える「障害のない社会」を実現していきたいと考えています。2019年3月26日(火)には、「子育てフェスタ」も開催。専門家による講演やワークショップのほか、発達が気になるお子さんの生活に役立つ商品やサービスに取り組む企業の皆さまのブースなども予定しています。仕事体験テーマパーク「カンドゥー」の体験プログラムも「子育てフェスタ」に出張予定です!発達の気になるお子さんたちにも分かりやすく参加しやすい体験プログラムを特別にご用意いただくことになりました。ぜひご来場ください!撮影/近藤 誠、鈴木江美子
2019年01月28日広がる発達障害への認知、より求められる個別のサポート出典 : テレビや新聞などで取り上げられる機会もグッと増え、世の中全体の、「発達障害」に対する認知はずいぶんと高まったように思います。社会全体の認知が広がる一方、発達が気になるお子さんのいるご家庭からは、自分たちの具体的な悩みや困りごとに対して、「じゃあどうすれば良いのか?」というお声も数多くいただきます。ここ数年で開設数も激増した放課後等デイサービスや児童発達支援。「支援の質や、自分の子どもに合う合わないはどうやって見極めれば良いの?」学校や地域でともに過ごす人たちとのコミュニケーション。「自分の子どものことを、どのように説明すれば良いの?」学年が上がるにつれて考えざるを得ない、子どもの将来のこと。「進学や就職の選択肢は?子どもの自立に向けた見通しがほしい」みんなでつくる発達障害ポータルサイトとして2016年1月26日にスタートしたLITALICO発達ナビ。3年目となったこの1年間は、そういった保護者の方々の個別具体的なニーズに応え、発達が気になるお子さんやご家族の育ちを支えるための社会全体の環境を整える挑戦でした。子どもの育ちを支える、全国の発達支援施設のネットワークをつくる全国約18,000の児童発達支援・放課後等デイサービスの情報を検索・問い合わせできる「施設情報」コーナーでは、1600以上の施設がLITALICO発達ナビのパートナー施設として、支援のコンセプトやプログラムの内容について、詳しい情報を発信してくださっています。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)新たにスタートした「施設ブログ」コーナーでは、それぞれの施設の「日常」の様子を、より詳しく覗いていただくことができるようになりました。また、編集部による「施設インタビュー」特集では、素晴らしい支援を行っている全国のさまざまな施設を取材しました。放課後等デイサービスと就労移行支援を併設することで、ワンストップで子どもの自立をサポートしている施設。地域や学校との連携に力を入れ、地域に関わる人みんなで子どもを見守り支えるネットワークをつくっている施設。それぞれにさまざな特色やこだわりがあり、同じ児童発達支援や放課後等デイサービスという制度の中でも、さまざまな可能性があるのだということを教えていただきました。※全てのインタビュー記事はこちらのコーナーからご覧になれます。施設インタビュー保護者の方々の施設探しのサポートだけでなく、支援施設を運営する方々や、施設で働く方々を支えるサービスもスタートしました。日々忙しく働いているなか、なかなか人材採用や教材開発に時間をつくることができない…もっと良い人材を集めて、プログラムを充実させて子どもたちにより良い支援を提供したいのに、今の状況ではなかなか難しい…施設を運営する方々からはそんなお声もお聞きしてきました。支援の現場の困りごとに対し、LITALICO発達ナビがサポートすることで、より良い人材が集まり、働く人たちが成長し続けられる環境を一緒につくっていきたい。そんな思いから、施設運営者やスタッフの方々向けに、求人検索サービスと研修・教材サービスも提供しています。・支援施設を運営する方々と、児童福祉現場で働きたいと思っている求職者との出会いをつくる「求人検索サービス」・施設で働くスタッフが日常のプログラムで使用できる教材や、支援に必要な視点やノウハウを得る「研修・教材サービス」プレスリリース: 「LITALICO発達ナビ」の福祉施設向け業務支援サービスに新機能 業界全体の支援力向上へ、「研修・教材サービス」を提供開始全国各地の児童発達支援・放課後等デイサービスへのサポートを通しても、子どもたちの育ちに貢献していきたいと思っています。「子どものために何かをしたい」保護者の声を社会に届けていくために「子どものために、今、自分に何ができるか知りたいんです」発達ナビを利用される保護者の方々からは、子どものために何か自分でアクションを起こしたいというお声も多くいただきました。「ペアレントメンター」として、自分と同じように子育てに悩む保護者の方々をサポートする活動を始められた方、自分の子どもだけでなく、後に続く親子のためにと、学校の先生との対話に臨まれた方、連載ライターさんのコラムの中でもさまざまなエピソードを寄せていただきました。きっと全国にいる発達ナビ会員の皆さんの中にも、それぞれの地域で、学校で、「自分にできることを」とアクションを起こされている方も多くおられるのだと思います。そうした保護者の方々の声や経験を、社会全体へと繋げていくべく、発達ナビではさまざまな企業の方々とのコラボも実施しています。昨年は、発達が気になる子どもと家族のために、企業に何ができるのかを考えるワークショップを定期開催。参加者の中には、自身も発達ナビ会員であり、子どもに発達障害がある、と話される方も少なくありませんでした。お子さんや保護者の声を生かし、発達が気になる子どもをサポートする新しい商品やサービスを開発したり、イベントやツアーを企画したり、さまざまな取り組みが生まれてきています。学習やコミュニケーション、食事や健康、お出かけや旅行など、生活場面全体を見据えて、サポートを広げていければと思います。一人ひとり違う子どもの発達。それぞれのご家庭にピッタリのサービスを目指してUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)4年目を迎えるLITALICO発達ナビ。目指すのは、一人ひとりの会員さんにとって、「わたし」にピッタリだと思えるサービス。お子さんの発達の仕方にも一人ひとりの個性があり、それぞれのご家庭、地域環境もさまざまだからこそ、どんな境遇・どんなお悩みに方が発達ナビを訪れても、「今、できること」が見つかるように。また、長く使えば使うほど、そのご家族の歩みが蓄積され、振り返ることができるように。次の一年でも、新たなサービス開発や機能の改善に取り組んでいきたいと思います。近日、発達ナビ会員の方々に向けた、年に一度のユーザーアンケート・ユーザーインタビューも実施予定です。ぜひこの機会にみなさんのお声をお寄せください。3月26日には、春休みのイベント企画「LITALICO発達ナビ子育てフェスタ2019」も開催決定。ぜひお越しくださいね。4年目のLITALICO発達ナビも、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年01月25日3周年を迎えたLITALICO発達ナビ!ユーザーのみなさんにアンケートを行いました!Upload By 発達ナビ編集部LITALICO発達ナビは2016年1月26日、発達障害ポータルサイトとしてオープン!2019年1月26日で3周年を迎えます。会員数も2019年1月25日現在、12万人を超え、多くのユーザーのみなさまにご利用いただいています。発達ナビで利用できるさまざまなサービスを、改めて解説します!■タイムラインユーザーさんが自分の気持ちや日々の出来事をつぶやき、他のユーザーさんと交流できます■みんなのアンケート発達ナビからのさまざまなテーマのアンケートに参加。他の回答も見られるコーナーです■Q&Aユーザーさんが自分の聞きたいことや悩みを質問できます。投稿に対して他のユーザーさんから回答が集まります■コラム当事者ママの体験談や専門家のコラム、発達障害についての概説コラムやニュース記事が読めます■コミュニティユーザーさん同士が交流できるコミュニティがたくさんあります■親子のヒント子どもの困りごとに関して、臨床心理士や作業療法士の専門家がヒントを紹介!イラストつきで対処法が分かります■施設情報発達が気になる子どもたちが利用できる全国の施設が検索できますこの1年間で、新たに会員登録してくださったユーザーさんもたくさんいます。他の方がどんなふうに発達ナビを使っているのか、どこが気に入っているのか、気になっている人もいるのではないでしょうか?Upload By 発達ナビ編集部みんなのアンケート | LITALICO発達ナビ自分を支えてくれるつながりが生まれる!リアルとはちょっと違う居場所。「コミュニティ」や「タイムライン」出典 : コミュニティやタイムラインは、「ここでは本音で話せる」「自分だけじゃないって思える」など、ユーザーさん同士の交流を通して、エネルギーをもらっているような方がたくさんいました。こうして集まった意見からは、ユーザーのみなさんが一緒になって発達ナビをつくってくださっているということが改めて感じられます!タイムラインとコミュニティで雑談してる時が幸せです。私がおもに利用させてもらってるのはタイムラインですリアルでは理解されないあるあるネタや、今後の息子はどうなるのかなぁと、少し上のお兄さんたちの様子を知り、想像してみたり、とても参考になりますタイムラインの書き込みは嬉しいことは、自分のことのように嬉しく苦しかったり辛いことは、我がことのように心が痛かったり自分の過去を客観的に振り返ることもできたりしています。当事者の立場ではありますが、ここでの全てが、自分にとってプラスになっています。誰か教えて!知りたいことを気軽に質問「Q&A」出典 : 「身近に聞ける人がいない…」「相談に行く前にちょっと知りたい」そんなときに、気軽にユーザーのみなさんに質問できるコーナー。同じような悩みを経験したことがあるユーザーさんなどから回答やアドバイスをもらえるので、参考になることも多そうです。また、自分では質問や回答をしたことがなくても、他の人のやりとりに学びがあるという人もいます。息子が小学校に入学し(支援級を希望していたのに入れず)、問題ばかり起こし途方に暮れている時に主人にココを教えてもらいました。その時、初めてQ&Aに投稿させてもらいました。その時のアドバイスに救われた事今でも忘れません(*´ω`*)ハートやフォローをしてもらえるという事に凄く元気を貰えました!!実は、私は、一度も質問をしたことがないのです。でも、質問なさっているユーザーの方々が、発達障害のお子さんの子育てに、悩んでいたり、また、その当事者の方々の、こころの声を聞いて、私自身、とても学ばせて頂いています。誰に聞いてよいかわからない方々も、多いかと思いますので、『Q&A』のコーナーは、ここリタリコの『目安箱』として、必要なコーナーだと思います。共感や学び、新しい視点をもらえるヒントがいっぱい。「親子のヒント」「コラム」出典 : 発達障害のある子を育てるライターさんや専門家による解説、ニュースなどが読めるコラム、子育ての「困った」のヒントがいっぱいの「親子のヒント」を参考にされている方もいらっしゃいます。いろいろな場面で、役に立つ情報が見つかるかもしれません。コラムが好きです(*´ω`*)「実際自分もそういう行動になるな~」「あーわかる」って感じる内容ばかりなので、読んでまた頑張ってみよう‼って思いになれます。まだまだ苦手なことが多いですが、独りじゃないと気づけるきっかけでちょくちょく読んでます。コラムは基礎の基礎から読みたい時に読めますし、最新の情報を提供していただけていると思って他のお母さんにも何度か紹介しました。私は、親子のヒントとコミュニティが好きです。子育ての行き詰まりは、親子のヒントを参考にすることが多く、コミュニティは精神的に疲れた時に、立ち寄っては元気をチャージしています。親子のヒントです。誠実に子供に向き合う姿に次に開けるヒントに、勉強に成ります。貴重な情報発信を感謝してます。お気に入りのサービスが絞りきれない!?「登録してから、こんなふうに活用してます!」の移り変わりユーザーさんの中で、「こんな気分のときはこれ」「知りたいことがあったらここ」とお気に入りのサービスをたくさん挙げてくださっている方もいました。また、発達ナビに登録してから時間が経過していくにつれて、「自分なりに使い方を掴んでいけた」という声も!どのサービスをどんなふうに利用したらいいのか迷っている方には参考になるかもしれません。お気に入りサービスは、コミュとタイムライン、コラムです自分のストレス解消に愚痴、呟き。子育て、発達のお勉強。趣味、日常の何気ない事。子供の成長。皆さんとのやりとりで元気をもらっています。ありがとうございます☺✨一昨年?初めて登録したときは、Q&Aで分からないこと、困ったことを何度か質問していました。するとものすごいスピードで親身な回答をもらえて感激したのを覚えています。そして、その後、どう皆様と仲良くなればいいのかよくわからず1年経過…TLにいろいろ書き始め、皆様とたくさんおしゃべりし、今はコミュニティでのおしゃべりが楽しいです❤️初めはもうすでに仲良しの皆様の中にどう溶け込んでいいか分からなかったし、ノリも分からなかったです周年の時は『タイムラインにその日の出来事や思いを書くのがブログ更新みたいになってます私の居場所で有り習慣になっていて皆んなとのコメントの遣り取りが楽しい』と書きました。その前は、毎日Q&Aに悩みや困り事を相談する人が他人事ではなくて発達障害だと診断を受けたばかりで入院してる息子の為にも必死で向き合わせて頂きお勉強させて貰いました。その頃Q&Aで出逢った人達と今も繋がってて、とっても嬉しくて私の宝物です❣️登録、Q&A、タイムライン、コミュニティと居場所を変えながらも沢山の出逢いに恵まれて感謝してます。さまざまなSNSアカウントでも情報発信中!発達ナビでは、FacebookやTwitterのほか、InstagramやPinterest、LINE@などのSNSでも情報を発信しています。ぜひ、活用してくださいね。「Facebookで発達ナビを初めて知って登録しました」「LINE@で施設検索やってみました」など、それぞれのSNSにまつわるエピソードなどもあれば、ぜひ教えてください。りたりこ)発達ナビFacebook発達ナビInstagram発達ナビLINE@発達ナビPinterestりたりこ)発達ナビTwitter各SNSのアカウント情報の詳細については、こちら↓のコラムでもご紹介しています!【2019年】あけましておめでとうございます!LITALICO発達ナビの最新情報をお届けします | LITALICO発達ナビより使いやすいサイトに!ぜひ意見をお聞かせください出典 : 今回のアンケートでは、サービスへの感想だけでなく、使い心地の面や機能面でリクエストもいただきました!実際にご意見を参考にさせていただき、改善した部分もあります!タイムラインにお世話になっています。皆さんの投稿を読んだり自分の思いを書き込んだりと、心の支えとして大変ありがたく思っております。ちなみに、100%スマホからアクセスしているのですが…既にコメントのある投稿に対してさらにコメントしたい時、コメント欄に書き終えていざ「投稿」ボタンを押そうとすると、投稿ボタンのすぐ上に、「ハート」ボタンと「ハートを押した人数」とが隣接していて…うっかり触ってしまうと全消えの憂き目に遭うことしばしば。1行分空いてるといいなー!ハートと人数も、あと半角分空いてるといいなーーー!欲張りな、願望ですアンケートでは、まだまだみなさんのご意見を募集します!ユーザーのみなさんのお役に立てるサイトを目指して、発達ナビではこれからもたくさんの情報やサービスをお届けしたいと思います。また、イベントの開催、企業様と連携した商品開発など、外へ飛び出したさまざまな取り組みにも挑戦していきます!4年目に突入する発達ナビを、どうぞよろしくお願いします!
2019年01月25日デイサービスって知ってる?利用し始めたきっかけ「うち、デイサービスを利用してるよ」。そう教えてくれたのは、長男が6歳まで通っていた療育施設のママ友でした。Upload By シュウママ自閉症の長男と過ごす日々は楽しいこともありますが正直辛いことも多いです。イライラして物を投げたりする長男と接するとき、親である私も冷静ではいられません。そんなこともあり、小学校入学を控えた3月ごろに私はママ友が紹介してくれたデイサービスに藁をもすがる思いで向かったのです。週3回の利用。それは大きな変化でした対応してくださった先生はとても優しく、てきぱきと話を進めてくださり、4月から早速入所することが決まりました。Upload By シュウママちょうど小学校に通い始めるタイミングです。平日週2回の利用から始まり、少しずつ週3回の利用を増やしながら、定着していけるように移行していきました。デイサービスの連絡帳を見ると、子どもたちはみんなでダンスをしたり、竹馬をしたり、晴れた日は公園に行ったりととても充実した時間を過ごしているようでした。そのころ、単語が少しずつ増えていた長男は「〇〇ちゃん」と一緒に遊んだお友達の名前を教えてくれ、とても楽しそうにしていました。また、息子がデイサービスを利用する日は、午後6時に帰宅するので、私自身も時間に余裕が生まれて、ゆっくりと夕食の支度をすることができるようになりました。Upload By シュウママ心のゆとりもできて、まさにデイサービスの存在は「救世主」。本当にありがたかったです。デイサービスの先生がかけてくれた言葉次第に私は、できれば週5回、利用をお願いできないかと思うようになっていきました。けれど、やはりどこかで長男に対して申し訳ない気持ちもありました。「ちょっとラクしすぎではないだろうか…」「親としてもっと子どもと過ごす時間を持つべきではないだろうか…」。けれどそんなとき、デイサービスの先生から声をかけていただいたのです。「シュウくん、もしよかったら週5回、ときどきは土曜日もデイを利用しませんか?」私が驚いた顔をしていたからでしょう。先生は続けてUpload By シュウママ「お友達とも関わりが持てるようになって集団遊びも身についてきています。学校からデイという1日の過ごし方の流れを組み込んであげた方が、シュウくんにはプラスだと思うんです」。他人に頼ることも、ときには必要こちらからお願いしようかという気持ちもあったので、ありがたいお話でした。しかし、まだ迷いもありました。「なんだか、先生たちに頼ってばかりで申し訳ないです」と話すと、先生はくすっと笑いました。「お母さん、シュウくんのためですよ。今デイサービスにはたくさんの子どもたちがいます。これから先、シュウくんはいろいろな人と関わって生きていきます。そのために今から人と触れ合い、協調する心を育むことは大切です。そのための練習になるんですよ」Upload By シュウママそう言って、優しい笑顔を向けてくださいました。お母さん、私たちがシュウくんを見ている間ゆっくり休むんですよ─―。先生は言葉にはしなかったけれど、私の負担を取り除こうとしてくれているようにも感じられ、なんだか温かい気持ちになったことを覚えています。そして、長男はデイサービスに通っている間、私の目の届かないところでたくさんの経験をして、確かに成長してきています。離れている時間ができたことで、親の私にとっても、家族以外の人と自宅や学校とは違う場所で過ごすことの大切さを感じられるようになりました。もし私と同じように利用することに躊躇している方がいらしたら、一言。デイサービスは、子どもにとって、いろいろな成長ができる場所だと思います。そして、お母さん自身が自分の時間に余裕ができると、心にゆとりを持ってわが子に接してあげられるようになるかもしれません。後ろめたく思いすぎず、お子さんにとってもいいという視点で考えてあげてくださいね。
2019年01月25日発達障害の診断は、結婚の妨げになるのか?出典 : そもそも私が発達障害の診断を受けようと思ったのは、数年前に当時まだ交際中だった妻がADD(注意欠陥障害)の診断を受けたことがきっかけでした。妻は以前から、どれだけ準備しても忘れ物やうっかりが多かったり、ギリギリになるまでなかなか着手できなかったりで、私から見ても「努力ではどうにもならないさまざまな困難があるんだな」と感じていました。そのため、妻からADDという診断を受けたと聞いたときも、驚きはなく、「しんどいところがあったら、自分が代わりにやるなり、やり方を工夫する相談に乗ったりするから言ってねー」と伝えたくらいでした。その後、私もADHD(注意欠陥・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)という診断を受けました。妻にそれを話したところ、冷静に「やっぱりそうなんだ。感覚過敏とかあったりするの?」という話になりました。つき合いが長かったこともありますが、日々、いろいろなことを話し合っていた私たちにとって、「診断」は関係を揺るがすようなものにはなりませんでした。実際、結婚するにあたって、改めて話し合うことも特にありませんでした。ただ、診断を受けたことは、お互いのことをより考えるきっかけにはなりました。私が他の人も同じように感じているのだろうと思っていたことは、特性ゆえに感じていた困難だったことがわかったり、お互いが得意なことと苦手なことを知ったりすることができたのです。異なる発達障害のある夫婦の日常生活は…?出典 : そんなこんなで結婚した私たち夫婦の日常生活を人に話すと、笑ってもらったり驚かれることがよくあります。ASD要素が強い私とADDの妻という私たちが日常生活でどんな生活をしているのかちょっとご紹介しようと思います。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。足の裏が気になる私とまったく気にしない妻出典 : 私は家の中を裸足で歩いていて、足の裏に砂粒や何かがつくと、とても気になってしまいます。そのくせ家の中では絶対に靴下をはきたくないので、裸足で過ごすことはやめられません。足の裏に何かくっついたときには、違和感を感じた方の足が床につかないように、片足で跳ねながらゴミ箱のある場所まで移動してゴミをはらいます。家の中をケンケンして移動する私を見ると妻は笑いを堪えられない様子で「何やってるの?」と聞いてきます。私は足の裏の違和感を説明しながら、せっせと通って来たところを掃除をするのがいつもの流れです。妻は私と違い、そんなことはまったく気にしないタイプ。ケンケンしているところを目撃されるたびに、笑われています。ほんとにちょっとしたことなのですが、自分は他の人とここまで感じ方が違うものなのかと思い知らされました。次々とものを捨ててしまう私とものをとっておきたい妻出典 : この間の年末に、実家に帰省する準備をしていたときのことです。妻が困った様子で家の中をうろうろしていました。どうしたのか聞くと、「外泊用にとっておいた化粧品の試供品が全然見つからない!」と慌てていました。私にはその試供品に心当たりがありました。というより、私がそれを捨てた張本人でした。何ヶ月も使われずにそのままだったので、使う予定がないと思ってしまったのです。悪気はなかったのですが、「あれは先月捨てたよ」と話すと、ちょっと気まずい雰囲気に…。ものが多いということは、私にとってはそれだけで情報が増えて疲れてきてしまいます。そのため、必要なもの以外はこまめに捨てています。以前からの習慣だったので、つい妻のものも「使われていないものは不要なもの」と思って捨ててしまったのでした。まさか、妻にとっては必要なものだったとは。「言わなくてもわかるだろう」という思いがお互いのどこかにあったのか、結果、うまくかみ合いませんでした。それからは私も反省し、家の中を整理するときは、必ず妻に確認するようにして、むやみにものを捨ててしまわないよう気をつけています。お互いが困らないためのちょっとした意識づけです。家から出ない私と外出が好きな妻出典 : 私は視覚・聴覚の過敏があるせいか、かなりのインドア派です。なので休日も、必要がなければずっと家の中にいます。一方妻は、外で活動するのが好きなタイプなので、ことあるごとに私と外出しようと誘ってくれます。日によっては外に出たくないので断ることもあるのですが、妻が誘ってくれたからこそ、私ひとりでは行くことはなかったであろうイベントや興味深いお店を知ることができました。特に、定期的に大きい展示場で開催されるアクセサリーやハンドメイドの即売会などは、初めて行ったときの衝撃が忘れられません。精巧につくられたアクセサリーや完全に自分の趣味でつくったと思われるマニアックな作品など、とてもディープな世界が広がっていて、興味深い体験になりました。正直、誘われたときには、あまり乗り気ではありませんでした。どんなに楽しくても、しんどさはあります。会場は人もものも多いし、いろいろなところから音はするしで、いるだけでものすごく疲れてしまいます。でも、こうして引っ張り出してくれたことで、自分の世界を広げてもらえたのは感謝しています。一人ひとり違う人間、本来それは当たり前のこと。違うから、補い合える出典 : こんな風に、全くタイプが違う私たち夫婦ですが、だからこそ一緒にいてとても楽しいと感じます。この間は、カーテンの柄を選ぶときに、妻が気に入ったものでも「柄が細かいからチラチラしてやだ」などと言って、悩ませてしまいましたが…。素直に自分のことを言葉で伝え合い、お互いに助け合って生活することができています。結婚しない人生を選んでいたとしても、私ひとりでは生きづらさを取り除くことは難しかったかもしれません。妻も妻で苦手なことがあります。そんなふたりでも、協力していけば、お互いの生きづらさをうまくフォローして、もっと生きやすくなると結婚後の生活から感じています。
2019年01月24日過去最多1万人以上来場予定!日本最大級の子どものプログラミング体験イベント!2019年2月9日(土)と10日(日)の2日間、日本科学未来館で開催される「ワンダーメイクフェス」は、プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといったテクノロジーを活用したIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」が主催するイベント。子どもたちと社会との接点を増やすことを目的に、通塾生の作品発表会として毎年、開催しています。体験型プログラムも盛りだくさんで、通塾生に限らずたくさんの子どもたちに親しまれています。当日は、■ITやものづくり系企業やスクールによるワークショップ・展示■子どもたちによるゲームやロボットのプレゼン発表■プログラミングのプチ体験&相談コーナーなど、遊べるコンテンツが盛りだくさんです♪2015年の初めての開催から回を重ねるごとに、内容・規模ともに大きく進化しており、今年で5回目となる今回は来場者1万人以上、発表者1,000名以上を見込んでいます。子どもの個性を見て、その子らしい成長機会をつくるLITALICOワンダーUpload By LITALICOニュースLITALICOワンダーは、幼児から高校生を対象として、試行錯誤することを通じて「創造力」を育むことを目的に、2014年4月、渋谷に開校しました。IT×ものづくりの機会を通して、子どもたちが創造力を解放してその子らしい世界を拡げられる社会をつくることを目指しています。発達障害のある子どもたちも多く通塾していますが、教室では年齢や特性などによるクラス分けはなく、どの子もフラットに通っています。好きなものを通じて、できることが増え、自信や自己肯定感が高まる子どもたちもたくさんいます。テクノロジーを見て、聞いて、触れるイベント!今年のワンダーメイクフェスは、これまでよりさらにスケールアップして2日間にわたって開催!見どころを紹介します。Upload By LITALICOニュース年長・小学生~高校生の子どもたちによるプログラミングやロボット製作などのプレゼンテーションや展示が、ワンダーメイクフェスの目玉プログラムです。ITやものづくり系のクリエイターの方からの作品へのフィードバックもあり、プログラミングを学ぶ子どもたちにとっての社会への発表の場となっています。Upload By LITALICOニュースITやものづくり関連の企業や専門学校などによる、テクノロジーツールの展示や体験もあります。子ども向けのIT教材やツールの最新事情をいち早く体験することができます。専門学校や通信制スクールによるカリキュラム紹介・進学相談コーナーなども行われるので、将来の進学先を考えるきっかけにもなりそうです。<協賛企業・学校>ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社/株式会社デジカ/株式会社イーケイジャパン(エレキット)/株式会社キッズスター/XYZプリンティングジャパン株式会社/クラーク記念国際高等学校/学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部etcUpload By LITALICOニュースLITALICOワンダーによる遊べるコンテンツが盛りだくさんのコーナーです。プログラミングのプチ体験など、はじめてプログラミングに触れるという子どもたちでも楽しめるコンテンツを多数用意しています。■サインラリー発表会場内を巡ってサインを集めよう!■友だちと協力バトル※通塾生による紹介が必要ですScratch(スクラッチ)のゲーム制作プチ体験&プレイ!■ワンダー説明&相談コーナー(プログラミングのプチ体験コーナーあり)「プログラミングとは?」「子どもの将来にどう繋がるの?」そんな疑問に答えながら、LITALICOワンダーの特長をご紹介!そのほか、子どもたちがデザインした作品を展示・オンライン購入できるブースやU-18限定のプログラミングコンテストなど、子どもたちが「IT×ものづくり」を1日しっかり楽しめるコンテンツを多数用意しています。保護者の方にとっても、具体的にイメージしづらいプログラミング教育やICT教育やその事例に触れることができます。また、ワンダー説明&相談コーナーでは、プログラミングやロボットの習い事を検討している方のご相談も受けつけています。『ワンダーメイクフェス5』開催概要◇開催日時2019年2月9日(土) ~ 10日(日)10:00~17:30(9:30 開場)入退場自由◇開催場所日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分◇参加費無料※日本科学未来館の常設展・企画展をご覧になる場合は別途入場料が必要です。◇参加・申し込み方法下記の特設サイトより入場申し込みをお願いします。当日は混雑が予想されるため、事前に入場申し込みをするとスムーズに入場できます。※当日参加も可能です。
2019年01月23日3月26日(火)に、「LITALICO発達ナビ子育てフェスタ2019」を開催します!Upload By 発達ナビ編集部2019年1月で3周年を迎えるLITALICO発達ナビは、12万人を超える会員さまにご利用いただけるサイトに成長しました。今回は、ユーザーの皆さまの「リアルで交流できる場がほしい」という声にお応えし、2019年3月26日(火)に初のユーザー参加の大型イベント「LITALICO発達ナビ子育てフェスタ2019」を東京都大田区で開催します!今回のフェスタのテーマは「子どもの将来」。お子さまとの日常生活や学校生活など、不安や悩みが多いユーザーにとって、将来を前向きに考えられるような1日になるよう、さまざまなコンテンツをご用意します。■子どもの発達やその支援についての理解や知識を分かりやすく得られる「講演会」■発達ナビユーザーにぴったりの商品・サービスを提供する企業・団体の「ブース」■子育てに役立つさまざまな「ワークショップ」 などお子さまと一緒に楽しめるコンテンツもありますので、春休み中のお子さまと一緒にご参加いただくこともできます。これから開催までの間、全3回に分けてイベント情報をご提供。第1回の今回は、イベントの内容「講演会」「ブース」「ワークショップ」それぞれの内容の一部ずつを紹介していきます。参加を希望される方は、申込みフォームのご記入をお願いいたします。「講演会」子どもの発達やその支援についての理解や知識を分かりやすく得よう!発達ナビの講演会は、保護者が知りたいテーマを分かりやすく、専門家の方に聞けるチャンスです。これまでも多くの方々にお申込みいただいていた人気企画です。当日は、3パートに分けてお届けします。今回はパネルトークについてご紹介します。パネルトークのテーマは「発達が気になる子どもの学級選びと進路・小中学生編」。学校生活は、お子さまの日常や将来に大きく関わることなので、多くの保護者さまが真剣に悩んでいるのではないでしょうか?ここでは、学級選びや中学・高校への進学について考えていきます。トークゲストは、学校での合理的配慮などについて多数著書をお持ちの阿部利彦先生、現在発達凸凹のある小学生を育てる保護者2名にお越しいただきます。モデレーターは、発達ナビのコラムを多数監修いただいている鳥取大学の井上雅彦先生です。【パネルトーク概要】■テーマ発達が気になる子どもの学級選びと進路・小中学生編■ゲスト・阿部利彦先生(星槎大学大学院 教育実践研究科 准教授)・白砂ゆき子さん(長男(小1、ADHD)を育てる保護者)・古山真紀子さん(長女(中1、ASD・ADHD・LD)、長男(小4、ASD・ADHD・LD)、次男(3歳、グレーゾーン)を育てる保護者)■モデレーター・井上雅彦先生(鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座教授)参考:阿部利彦先生参考:白砂ゆき子さん参考:古山真紀子さん参考:井上雅彦先生「ブース」発達ナビユーザーにぴったりの商品・サービスを提供する企業が出展ブースエリアでは、発達が気になるお子さまと、その保護者にとって嬉しい商品・サービスの展示や販売を行います。その一部をご紹介します!産直商品など安心でおいしい食品を個人宅へ宅配しているコープみらい。お子さまを連れてのお買いものが何かと大変な方や、安心な食品や食材を購入したい方に、おすすめのサービスです。人気商品の試食や、個数限定で無料でお持ち帰りできる商品もあります!参考:コープみらい老舗ランドセルメーカーの協和は、一般向けのランドセルだけでなく、障害があるお子さま向けのランドセルもつくり続けています。今回は、軽くて背負いやすい「ふわりぃランドセル」や、障害のあるお子さまでも使いやすいランドセル「ふわりぃ障がい児用Uランドセル」をご用意。可愛いバックペーパーを背景に、ランドセルを背負って、モデル気分で!?写真撮影ができます。参考:ふわりぃ「障がい児用オーダーメイドUランドセル」「ワークショップ」子育てに役立つ企画をご用意ワークショップエリアでは、アットホームな雰囲気でさまざまなテーマのワークショップを行います。お子さま連れの方向けの内容から、保護者にとって子育ての学びになる内容まで、いろいろなワークショップを準備しています。その一部をご紹介します。まずは、お子さまも一緒に楽しめる嬉しいコンテンツをご紹介します。睡眠障害、情緒の不安定、感覚過敏(鈍麻)などによる困難の改善方法の一つとして、アロマが役立つと言われています。ここでは、アロマを使った遊びを体験できます。たとえば、アロマをねんどに混ぜることで、触覚過敏で砂遊びやねんど遊びを嫌がる子も、いい香りがするので触ることへの緊張が緩和されるそうです!療育グッズを取り扱う通販サイト「tobiraco(トビラコ)」が、統合医療の医師を含む専門家らによって開発されたアロマを使用します!参考:トビラコの療育アロマ | トビラコ「カンドゥー」はモデルや警察官、パイロットをはじめ、30種類以上の仕事が体験できるテーマパーク。今回は、カンドゥーの体験プログラムが子育てフェスタに出張!発達の気になるお子さまにとっての分かりやすさを心がけた内容を、特別にご用意いただくことになりました!参考:カンドゥー子育ての学びになる保護者向けのコンテンツを実施するブースもご用意しています!教育や支援はもちろん、保護者が亡くなった後も続く子どもの人生をサポートするお金の準備が必要です。「障害のある子の家族が知っておきたい『親なきあと』」の著者・渡部伸先生と、三菱UFJ信託銀行トラストファイナンシャルプランナー小谷亨一氏による「親なきあとのお金」セミナーを提供します。参考:親なきあと、障害のある子はどう暮らす?お金は足りる?行政書士・渡部伸先生×立石美津子さん対談【前編】療育アロマを開発した先生によるアロマオイルのセミナーを実施します。tobiracoのアロマオイルを使い、アロマの効用やハンドマッサージのやり方を体験しながら学べます。お子さまや、参加する保護者同士でマッサージしあって、リラックスタイムに。参考:トビラコの療育アロマ | トビラコ自閉スペクトラム症(ASD)の特徴の一つとして、知覚過敏や知覚鈍麻といった非定型な知覚があることが分かっています。ASD当事者の方がどのように世界を見て、どのような困難を感じているか理解を深めることができる「ASD知覚体験ワークショップ」。VR装置を用いてASD当事者の知覚パターンを疑似体験することができます。参考:自閉症スペクトラム症の知覚をVRで疑似体験そのほかにも、盛りだくさんなコンテンツをご用意ほかにも、発達ナビユーザーが楽しい・うれしいコンテンツをご用意しています!会場では、発達凸凹のお子さまあるあるエピソードを募集します。皆さんから集めたエピソードからスタッフが選定したものを、発達ナビコミック連載ライターのかなしろにゃんこ。さん・ひらたともみさんによるイラスト付きコラムにて後日公開します!かなしろにゃんこ。さんの記事一覧ひらたともみさんの記事一覧発達ナビ子育てフェスタは盛りだくさんのコンテンツで皆さまをお待ちしております!今回ご紹介しきれていないことは第2回でご紹介します。お楽しみに!お得な早割チケットもあるので、お申込みはお早めに!開催概要/お申込みUpload By 発達ナビ編集部【日程】2019年3月26日(火)10:00-17:00【対象】発達の気になるお子さまの保護者(お子さま連れOK)【定員】300名程度【会場】大田区産業プラザPiO(京急蒲田駅より徒歩3分)東京都大田区南蒲田1-20-20大田区産業プラザPiO【内容】■講演会(10:00-13:00)第1部基調講演井上雅彦先生鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座教授第2部パネルトーク~発達が気になるお子さまの学習について~(仮題)株式会社すららネット佐々木章太氏ほか第3部パネルトーク~発達が気になる子どもの学級選びと進路・小中学生編~・阿部利彦先生(星槎大学大学院 教育実践研究科 准教授)・白砂ゆき子さん(長男(小1、ADHD)を育てる保護者)・古山真紀子さん(長女(中1、ASD・ADHD・LD)、長男(小4、ASD・ADHD・LD)、次男(3歳、グレーゾーン)を育てる保護者)・モデレーター:井上雅彦先生■展示・販売ブース(10:30-17:00)発達障害のあるお子さまや、その保護者にぴったりの商品・サービスの展示や販売をするブースです■ワークショップ(10:30-17:00)お子さまが楽しめる内容から、保護者にとって子育ての学びになる内容までさまざまなワークショップを実施します(以下一部)・アロマでリラックスして遊ぼう(提供:tobiraco(トビラコ))・出張カンドゥー(提供:イオンモールキッズドリーム)・発達が気になるお子さまのための「親なきあとのお金」セミナー(講師:渡部伸先生/三菱UFJ信託銀行)・療育アロマを使ったハンドマッサージ講座(提供:tobiraco(トビラコ))・VRを使ったASD知覚体験ワークショップ(提供:LITALICO研究所)※ワークショップの一部コンテンツは、事前予約制とさせていただきます。詳細は後日ご案内します【参加費】早割チケット:1,000円通常チケット:1,500円※中学生以下のお子さま無料※早割チケットは2/10(日)までの販売以下のボタンより、チケットをご購入ください。
2019年01月22日10年後の告白。実は、1年間裸足で過ごしていた…!?Upload By かなしろにゃんこ。小学校入学前の数年間、裸足保育の保育園で過ごしていた息子リュウ太。その影響もあってか?小学校入学したときから、上履きや靴下が窮屈で好きではなかったといいます。「実は小4のときに、素足ブームが来てさ。トイレと移動教室以外、ずーっと裸足で過ごしていたんだ」と、つい先日、20歳になる息子に告白されました…!「な…なんだとうっ!!」たまにPTAの用事で学校に行く際に息子の様子を見に教室までいくと素足に上履きを申し訳ない程度にひっかけている姿を何度か見たことはあったものの、まさか毎日裸足だったとはつゆ知らず……。その汚い足で、家でも過ごしていたのか…リュウ太め!「上履きって別に履かなくてもいいじゃないか!」とヒラメいてUpload By かなしろにゃんこ。「靴の窮屈な感じがイヤで、ずっと我慢してたから、裸足の解放感はたまらなかったよ!気持ちがよかったんだよ!」と、20歳になったリュウ太は言います。「上履きって別に履かなくてもいいじゃないか!」というヒラメキが天から降ってきて(笑)「よっしゃ!オレ裸足になる!」と決めたというのです。何かの実験なんでしょうか?裸足で過ごす心地よさを検証したいんでしょうか?一度やってみたいと思うと貫きたくなる性質の息子です。冬の時期は寒いので厳しいらしいのですが解放感の方が上回るため真冬も裸足を貫いたのだそうで…。Upload By かなしろにゃんこ。「2~3か月経つと足の裏の皮膚が固くなって、そこそこ固いものを踏んでも痛くないんだよ、それに画鋲を一度しか踏まなかったんだよ!踏んでもそんなに痛くないくらい足の裏が丈夫になっていくんだよ!スゴクない!?」とまさかの裸足自慢(笑)自由奔放な考え方と即座に実行した話に、思わず爆笑。お前は野生児か!まさかの裸足自慢を繰り出すUpload By かなしろにゃんこ。小学4年生のときに「裸足での生活」に目覚めた息子。小学5年生になってからもしばらく、裸足で過ごしていたようです。そんなある日、クラスメートに注意されてしまいました。「お前、もう小5だぞ!いい加減に上履きを履け!」いつもは周りの意見に耳を傾けない息子ですが、このときは何故か「そうか、小5にもなったし、裸足でいるのって恥ずかしいのかもな~?」と、はじめて感じたのだと言います。自分が裸足で過ごしていることなんて、誰も気にしていないだろうと思っていたのに、意外だったようです。そして、改めて自分の足の裏を見てみたらーーーー!!!足裏の状態に、はじめて気づいた!Upload By かなしろにゃんこ。「うっわ!ものすごっ汚っ!!」シールがくっついていたり細かいゴミが指の間に入っていたり…真っ黒な足裏の状態をはじめて見て、ショックを受けたリュウ太。「裸足はもうやめよう」と上履きを履くことにしたといいます。10年後のわが家Upload By かなしろにゃんこ。もし、小学生当時にこの話を聞いていたら、「足が汚い!裸足なんてみっともない!」とカンカンに怒ってしまったはず。でも、もう10年も前のこと。私も母親歴20年となり、図太くなりました(笑)今なら「そんな小学生がいてもええじゃないか、ほほほほ~」と、リュウ太の話を微笑ましく聞くことができましたよ。それに、周りから注意を受けると反発してきた息子が、小学5年生になってからは少し客観的に自分のことを考えることができたり、他人の言葉を受け入れようと考えはじめていたことを知って嬉しかったです。小学5年生のときに「上履き履けよ!」と注意してくれたクラスメートと、先日成人式に一緒に参加しました。いつでも息子に正面からハッキリ注意してくれる、大切な友達です。
2019年01月21日神奈川県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報2019年1月4日にオープンした綺麗で気持ちの良い教室です。幼児教育コペルの豊富なオリジナル教材、フラッシュカードなどを使用して、お子さまの特性に合わせた療育を行っています。保育士幼稚園教諭をはじめ、コペルで認定を受けた指導員が在籍しています。リトミックによる音楽教育(拍子・呼吸・リズム・即時反応)や人間教育(創造力・集中力)、また、感覚統合を取り入れた遊びにより、心とからだを育てます。また、認知課題に対しては、楽しく歌を歌ったり、高速でめくられるフラッシュカードを見ることで集中力や脳の活性化を促します。神奈川県の児童発達支援事業所をもっと見る埼玉県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報ハッピーテラスキッズ上尾駅前通りルームは2018年11月1日にオープンしました。お子さま一人ひとりの発達段階に合わせてプログラムを考案する個別サポートコースでは、平均台やはしごなどを使ったサーキット、鉛筆の持ち方の練習、発音やひらがなの習得などお子さまが楽しく通えるような工夫をしています。発語の遅れや、滑舌に課題のあるお子さまには、息を吹いて遊びながらトレーニングを行える工作などを提案しております。教室内には保護者さまもくつろげるカフェのような待合室があり、マジックミラーからお子さまの様子をご覧いただけます。埼玉県の児童発達支援事業所をもっと見る栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報厚生労働省が推奨しているヴァインランドⅡを元に、運動、学習、外出、工作など、さまざまな活動を行ってます。桜通り店ではいろいろな外出を行っており、子どもたちで外出先を決めて自主性を高めたり、当日まで行き先がわからないミステリーツアー形式にしてレクリエーションを設定したりと、お子さまが楽しめるよう工夫しています。スタッフは保育士や児童指導員を中心に編成されてます。社内での研修や勉強会のほか、外部研修への参加、資格やスキルアップサポートなどを通して、お子さまの療育の質の向上に励んでいます。栃木県の放課後等デイサービスをもっと見る栃木県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報月に一度配布されるレクリエーションカレンダーをベースに運動・外出・工作などさまざまな活動を行っています。厚生労働省が推奨しているヴァインランドⅡを元にお子さまの療育を行っており、適応行動の水準を客観的に数値化できるのが大きな特徴です。また、気取らずぶらりと外出に行くことも多く、子どもたちにとってリラックスして楽しめる内容になっているようです。グローバルキッズメソッドに通うお兄さんお姉さんたちと合同でレクリエーションやおでかけをすることもあります。栃木県の児童発達支援事業所をもっと見る大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報りんりんでは、お子さまが楽しく安心して過ごしていただけるような時間と居場所づくりに取り組み、人を思いやる気持ち、人に優しくする気持ちなど、さまざまな成長が十人十色でみられています。運動・学習・社会性の3つの療育をバランスよく取り入れることにより「子どもたちの生きる力=自立心の向上」を目的とし、「できない」という自己否定を「できる」という自己肯定感に変えていけるような支援を行っています。また、季節に合わせたイベントやボーリング大会、お食事会など一年を通して四季を感じながら楽しめる行事も行っています。大阪府の放課後等デイサービスをもっと見るいかがでしたか?気になる施設がありましたら、「~のページをもっと見る」のボタンを押すと、より詳しく施設の情報をみることができます!「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせができます。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができるので、ぜひお住まいの地域のページをチェックしてみてください。
2019年01月18日女性ならではの困りごとや、実生活に生かしたい対策を解説!『よくわかる女性のアスペルガー症候群』女性のアスペルガー症候群の人は、男性よりも症状が目立ちにくいといわれています。どのように振る舞えばいいのか考え、対応しようとすることも多く、本人が困っていても気づかれにくい傾向があるためです。医療機関を受診しても診断されない場合もあるかもしれません。著者は、これまでもさまざまな女性の発達障害についての本を手がけられてきた司馬理英子先生。精神科医として、専門的な立場から女性ならではのアスペルガー症候群の特徴や困りごとのケースを紹介しているほか、仕事やプライベートの人付き合いの場で役立つ情報がイラストとともにまとめられています!アスペルガー症候群の女性だけでなく、周囲の人にとっても、本人の困りごとやサポートについて知ることができるかもしれません。(発行: 2019年1月10日)一人ひとりに寄り添った対応の具体策は?『イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド アセスメントと早期対応のための50の指針』年間200件以上、場面緘黙の相談を受けている長野大学社会福祉学部准教授の高木潤野先生と、場面緘黙の子どもたちの治療に携わってきた小児科医の金原洋治先生の著書。場面緘黙症の子どもたちは、全く話すことができないわけではないので、支援の対象となりづらいケースがあったり、やる気がないなど勘違いされたりすることも。また、自分から困っていることを発信できないことから、教育・医療・福祉分野の人の中でも適切な支援などについて認知が進んでいない状況があります。長年の臨床からさまざまなケースを紹介しながら、主に学校現場における環境調整や関わり方、特別支援教育制度の活用についてまで幅広く指針が示されています。場面緘黙のある子どもたちに関わる人に読んでもらいたい本です。(発行: 2018年12月15日)成長段階にそった症例から発達障害を解説!『発達障害 精神科医が語る病とともに生きる法』就学前、小学生、中学生、高校生、大学生と、初診時の年代をそれぞれ想定した症例を紹介しています。具体的な生い立ちなどが物語のように語られています。そして、一つひとつの症例に対して、「サングラスの使用はどのような効果があったのですか」「10歳から始まった『イライラ』は、どこからきているのでしょうか」といった質問が並び、著者で精神科医の崎濱盛三先生が回答。この本では、「一般的な症状」を個人に当てはめて語るのではなく、個々のケースを丁寧に読み解くことで、裏付けを浮かび上がらせていきます。子どもの成長の過程に合わせて、行動の裏にある理由や本人の心の変化などがわかりやすくまとめられています。発達障害のある子どもの思春期に向き合うために参考にしたい一冊です。(発行: 2019年1月15日)父がみた息子を取り巻く本当の問題と心の変化。『漢じがすくなくてすいません 中東のある国で息子のディスレクシアがわかった』異国の地で父子2人暮らしする中で、息子さんのディスレクシアがわかったという父親の武井直紀さんによる手記です。特に、読み書きができないことに対する同級生からのいじめ、理解のない教員の対応などが息子さんの心に影響を与えたことなどを取り上げています。文字を読めない・書けないといった状態そのものよりも、周囲の無理解さから生まれる心の苦しさが本人にあるということについて考えさせられます。さまざまな問題に向き合っていく中で、息子さんの心はどう変化してどんな道を選んだのか。衝突を繰り返しながらもその変化をつぶさに見つめた等身大の家族の姿が書き出されています。
2019年01月17日久々に発達障害の娘との家族旅行を計画!広汎性発達障害の娘は、現在小学2年生。娘が小さい頃、私たちはよく旅行をしていました。発語がない期間が長かった娘は、旅行中も騒ぐことなく、まったくと言っていいほど手がかかりませんでした。Upload By SAKURA娘が3歳の時、沖縄に引っ越して来た私たち。県を出るのは飛行機が必須で、旅行のハードルが上がってしまい、なかなか行けずにいました。息子を妊娠してからは、さらに旅行に行きにくくなり、一切沖縄から出ていませんでした。しかし、息子も2歳になり、そろそろ行けるんじゃないか?というとこで、去年の年末から、今年の年始にかけて、4人家族になって初めての旅行に行くことになりました。イヤイヤ期の息子を連れて、頼りにしてますお姉ちゃん正直、今回の旅行で、私たちが最も手がかかるであろうと思っていたのは、イヤイヤ期真っ盛りの息子でした。今までの旅行で全く手のかからなかった娘も、小学生になり、姉として弟の面倒も見れるようになってきたこともあって、今回の旅行では戦力になると思い、内心頼りにしていました。Upload By SAKURAパニック対策で、娘にはギリギリまで伝えないことに行き先は、東京に決定!前々から関東のテーマパークに行きたがっていた娘のための計画です。でも、娘には、事前に伝えないようにしました。それは、こだわりが強く、予定変更が苦手な娘がパニックになることを避けるためでもありました。Upload By SAKURA当日の朝、旅行を娘に伝えると、娘はとても喜び、ハイテンションになりました。いつもはなかなか起きてこないのに、「東京」という言葉を聞いただけで飛び起き、着替えもあっという間に完了!それを見ていて、私たちはとても嬉しい気持ちになりました。いざ出発すると、予想外だったのは…しかし、いざ出発してみると、楽しみな気持ちが空回りしてしまったのでしょうか、娘は初日から普段やらかさない失敗を繰り返しました。Upload By SAKURA息子に振り回されると予想していたのですが、実際は、娘の情緒不安定さに振り回されることになりました。「いつもと違う」旅行に興奮状態の娘一方、警戒していた息子は、状況をよく見ていて、話もちゃんと聞いてくれたので、順応も早く、よく食べ、よく歩き、良く寝ていました(笑)しかし娘は、普段はちゃんと聞ける説得や話も、上の空。Upload By SAKURA耳からの情報収集より、目で見たものを優先する娘。視覚優先の娘ならではのパニック状態なのだと、私たちは思いました。初めての地…そして嬉しすぎる場所…視覚情報の多さと興奮が重なり、いつもの状態を保てなかったのだと思います。やってみないとわからない。家族旅行から学んだこと今回の旅行で、私たちはまた娘の特性を学びました。そして、『もう小学生だから大丈夫』と勝手に決めつけてしまっていたことも、反省しました。しかし、同時にこれも、娘にとっても私たちにとっても経験。大変な家族旅行ではありましたが、娘が行きたかった所に行けたこと、娘や息子の楽しそうな顔を見れたことは、とてもいい思い出になりました。娘が旅行で起こりうるパニックを学ぶことができたので、次回に活かせるようにしていきたいと思いました。Upload By SAKURA
2019年01月16日節電とは無縁の生活冬や夏といえば光熱費がかかるシーズン、頑張って節電に取り組んでおられるご家庭も多いのではないでしょうか?わが家は、娘が学校へ行かず引きこもるようになってから、節電という言葉とは無縁な地球にやさしくない生活をしています。マンションに1台しかないエアコンはよほど快適なシーズン以外は24時間稼働しっぱなし。電力自由化までは、真夏や真冬には2万を超える電気代を払っていました。引きこもりと空調の問題出典 : 不登校や引きこもりに関する講演で聞く話ですが、当事者である子どもたちは親が思っている以上に、引きこもっている自分の存在を否定し親に申し訳ないと感じているのではないかと思います。そんな子どもたちにとって大切なのは「あなたはここにいていいんだよ」と態度で示してあげること。空調もその一つで「寒かったらエアコンをつけてね」と一言かけるだけで子どもの気持ちも変わります。「自分のせいで電気代がかかって申し訳ない」って思っていますので…。娘も最初は「クーラーつけてもいい?」と毎日遠慮がちに聞いてきていました。感覚過敏で洋服での調整が難しい娘は感覚過敏が強く、それは小学校3年生のときに完全に学校に行けなくなってから一気にひどくなりました。肌の感覚が鋭くなり、今まで身につけることができた靴下や靴、長袖・長ズボンをまったく受けつけないようになりました。室内では一年中、ヨレヨレになったTシャツとパイル地の短パンしか身につけません。それでいて、ちょっと寒かったり暑かったりしたらエアコンをつけたがるし、湿度にも敏感になって加湿器を出して欲しいと言うし、正直に言うと腹が立つこともありました。その頃はまだ、娘に発達障害があるとはゆめにも思っていなかったからです。親からしてみれば、「まだそれほど暖かくもないのに、そんな恰好をしていたら寒いに決まっているじゃないか。暖房をつけるくらいなら上に何か着てほしい」と言いたいところですが、発達障害と診断され、娘には感覚過敏という特性もあることを理解してからはイライラすることもなくなりました。娘はわが家のエアコン奉行現在、わが家の空調は娘に合わせて完璧になるよう、「娘が」管理しています。基本的にシーズン中は24時間稼働、マメな調整も欠かしません。エアコンが止まるのは外気が20℃前後、湿度40~55%程度になる快適なシーズンだけです。ちなみに湿度にも敏感で「空気が乾いているから加湿器をつけるね」と素早く調整します。去年の真夏にエアコンが故障したのですが、そのときはすぐに実家に避難したにもかかわらず、環境が変わったのがストレスになったのか体調を崩して病院行きに…。加湿器も故障したので、エアコンと一緒に、できるだけ電気代が安くつき、自分で設定がカスタマイズできるものを選んで購入しました。加湿器の説明書を熟読した娘は、月に一度のフィルターのクエン酸洗浄もやってくれるように。本当に働き者のエアコン奉行です!意外な人たちにも喜ばれた出典 : うちにはヘルパーさんが週3回来てくれているのですが、いつも部屋に入ったとたん喜びます。「ヨーコさんの家は一年中快適やわ~」って。お年寄りの家は夏場は暑いし、冬場は使ってない部屋は寒いしで大変なんですって。しかも、普段ヘルパーさんが来ているときは、加湿器が置いてある寝室のふすまを閉めて閉じこもっている娘も、ヘルパーさんが風邪をひいて咳をしていると、ふすまを開け放して湿度を調整してくれます。自分が喘息で苦しんだ経験があるから優しいんですよね。意外な人にも喜んでもらえて何よりです。
2019年01月11日発達が気になる子どもにかかわる仕事って?必要な資格や仕事内容、働く人の本音まで知ることができる!2019年1月27日(日)に、発達が気になる子どもにかかわる仕事について「資格要件・仕事内容などの基礎を学べる」「保育士から発達支援にキャリアチェンジした人の本音トークが聞ける」「大手法人と、仕事内容やキャリアに関してフランクに話せる」という、魅力たっぷりのイベント「LITALICO発達ナビしごとフェスタ」を開催します。出典 : イベントでは、関東近郊で児童福祉の事業所を運営する大手法人が個別ブースを出展。気になる法人と仕事内容・働き方・キャリアに関してフランクに話をすることができます。同時に「業界に関する知識がなくて不安」「未経験でも大丈夫?」という声にこたえ、児童福祉分野で働くうえでの基礎知識がわかる「児童福祉の仕事まるわかりセミナー」や、「保育の現場から児童発達支援へ転職した方のトークセッション」といった、どんな方にもきっと役立つプログラムも実施!会場には児童福祉分野に詳しいキャリアアドバイザーによる無料相談コーナーを設けるほか、児童福祉業界での働き方に関心がある方と気軽につながることができる交流会も開催します。現在児童福祉業界(児童発達支援・放課後等デイサービス)で働いている方、保育や教育・福祉の経験を発達支援に活かしてみたい方、児童福祉業界での働き方を知りたい方はぜひこの機会に、話を聞いたり、相談してみたりしてはいかがでしょうか。参加希望の方は、以下の概要を確認のうえ、申し込みフォームからお申し込みください。「LITALICO発達ナビしごとフェスタ」開催概要【日程】1月27日(日)13:00~18:00(開場12:45)※途中参加・途中退場可【会場】fabbit Global Gateway “Otemachi”東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル2階(東京駅・大手町駅直結)明るくお洒落なスペースを貸し切っての開催となります!【参加費】無料参加者全員にQUOカード1000円プレゼント!「LITALICO発達ナビしごとフェスタ」の見どころ紹介発達が気になる子どもの支援事業(児童発達支援・放課後等デイサービス)を運営する大手法人が、支援の特徴や、仕事内容、職場環境等について、説明いたします。アットホームな雰囲気の中、法人の担当者の方とフランクに話すことができます。参加法人(一部抜粋)・有限会社エスエヌ企画(ライズ児童デイサービス)・アース・キッズ株式会社(スタジオそら)・株式会社SKY(みなそら園)・ハッピーテラス株式会社・株式会社LITALICO(LITALICOジュニア)ほかみなさまの知りたいことに合わせた約30分のセミナーを開催いたします。【1】福祉の仕事まるわかりセミナー(13:00~13:30)児童福祉業界について、知識・経験がない方もご安心ください。・発達が気になる子の支援の仕事とは・「児童発達支援」「放課後等デイサービス」とは・指導員のなり方など、わかりやすく解説します。【2】保育の経験を活かして発達支援へ(14:00~14:30)元保育士で、児童福祉業界に転職した方をゲストに迎え、転職理由や、転職前後のギャップ、転職してよかったことなどを話していただきます。「保育・教育の資格や経験を発達支援に活かしたいが、実際のイメージがわかない」「発達障害の子どもへの支援ができるか不安」そんな方必見のトークセッションです。※各回定員30名(先着順)となります。※内容は変更になる可能性がございます。福祉の仕事全般に関する疑問点、転職の不安・悩み等、ぜひ何でもご相談ください。「私でも発達支援の仕事ってできるのかな?」「これまでの経験を活かしてキャリアアップしたいけどどうしたらいいかわからない」そんなあなたの悩み・不安・疑問をスタッフが一緒に解消します。軽食をとりながら、参加事業所の職員の方々とざっくばらんに話したり、他の参加者の皆さまと情報交換したりできます!事業所ブースをまわる中で特に気になった事業所の職員の方に、発達支援の仕事のリアルを聞いてみたり、児童福祉分野に興味のある参加者同士で情報交換してみてはいかがでしょうか。【同時開催】障害のある方の「働く」を支援する仕事についても知ることができる!Upload By 支援のひろば本イベントでは、お子さまへの支援だけでなく、”障害のある方の「働く」を支援する仕事”についても知ることができます。関東近郊で就労支援の課題解決に取り組む大手法人から、具体的な取り組みや働き方について詳しく聞けるブースの設置や、大手企業(GREE(グリー)株式会社)の障害者雇用担当者による「就労支援」の現状や期待を本音で語るトークセッションなども、同じ会場で実施予定。障害がある大人を支援する仕事について興味がある方も、ぜひご参加ください。※障害のある方の「働く」を支援する仕事に関して、どんなことがわかるの?という方は以下ページをご覧ください。以下ページからもイベントのお申し込みが可能です。障害のある方の「働く」を支援する仕事について、LITALICOしごとフェスタでわかること「LITALICO発達ナビしごとフェスタ」は、発達が気になるお子さまへの支援にかかわる仕事はもちろん、障害がある方の「働く」を支援する仕事についても知ることができるイベントです。ぜひご来場ください!【本イベントに関する問い合わせ先】LITALICOキャリア事務局(児童福祉・障害福祉分野に特化した就職支援サービス)info_event@litalico-c.jp
2019年01月10日【幼年期】初めての“支援者”との出会い私が初めて“支援者”の方と出会ったのは娘が2歳の時です。乳幼児健診のときには特に指摘を受けなかった娘ですが、私は同世代の子どもとの違いや育て辛さを感じ、自治体の子育て相談センターに相談をしました。そこで教えてもらった児童発達支援センター(療育センター)に娘を連れて面接に行ったときのこと。相談員の方に娘の成育歴を聞かれた私は、気がつくと2時間近くも話をしていました。これには自分でも驚きました。そして自分の母親ほどの年齢の“支援者”の方に「お母さん、今まで頑張ってきたのね」と言われたとき、思いもかけず涙が出たことを今でも鮮明に覚えています。「どこへ行っても肩身の狭い思いをしていたこと」や「障害児を育てる孤独や不安」を“理解してくれる人”に、初めて出会えて嬉しかったのだと思います。当時の私の日記には「気がついたら2時間もしゃべっていた。こんなに話したいことがあったんだと自分でもビックリ。今まで子育てでほめられることがなかったから嬉しかった。そうか、私はほめられたかったんだ」と書いてあります。私たち親子は、その支援センターでその後6カ月間、月2回のペースで親子グループ保育に通いました。親子で一緒に体を動かしたり、同じ悩みを持つ保護者同士で話をしたり、支援者の方にちょっとした生活上の工夫を教えてもらったりしながら、穏やかで楽しい時間を過ごすことができたのです。【小学校時代】支援の狭間で悩む日々主人の仕事の関係で私たちは幼稚園卒業と同時に引っ越しをしました。引っ越した先でも療育センターに通いました。下の子の出産もあり、しばらく通えない時期はあったものの、小学校高学年になるにつれ、勉強面や友人関係が難しくなり、相談に通う回数は増えていきました。しかし療育センターの面談では…Upload By 荒木まち子「自閉傾向」「グレーゾーン」といわれていた娘。この頃は支援の狭間に陥っていて、もどかしさを感じることが多い時期でした。このまま何もしなかったら状況はどんどん悪化してしまうと感じた私は、自らも障害に対する勉強をし、積極的に地域資源を活用して公の相談機関以外にも娘に合った支援先を探そうと思い始めました。【中学校時代】ともかく情報を求めていた時期Upload By 荒木まち子小学校の半分の期間しかない中学校時代、私は娘が3年間をドロップアウトせずに過ごすことと、娘に合った進路先を探すことに必死でした。【高校時代】自らヘルプを出すスキルを高校生ともなると親と過ごす時間よりも学校や部活など、家庭以外で過ごす時間が増えます。それに伴って子どもの悩みの内容も家庭では解決できないものが増えていきます。私は娘の成人後も見据えて、それまでの娘が親に悩みを相談↓親が娘の悩みを支援者に伝える↓環境改善という構図を徐々に「娘が自分で相談先を選び、自らが支援者に相談」に変えていきたいと考えていました。しかし、受動型の娘にはそれが難しく、苦労をしました。【社会人】小学校時代まで遡り、過去の支援者行脚をした娘学生から社会人になることは、それまでのどんなものとも比べものにならないほど大きな環境の変化です。慣れない環境や仕事、人間関係、見通しが立たない不安もあり娘は体調を崩しました。ジョブコーチの勧めで会社を休んだ娘は、休みの間に過去にお世話になった支援者に会いに行きました。小学校の頃から支えてくれた家庭教師の先生。中学校の特別支援コーディネーターの先生。中学・高校時代の居場所となったNPO法人の先生。高校時代の地域コーディネーターの先生や地域活動ホームの相談員さん。障害のある子は「自分を本当に支えてくれる人」や「自分に好意的に接してくれる人」が本能的にわかるようで、娘が会いに行った支援者の方々は娘を受け入れ、寄り添って下さいました。過去を振り返り、変わらず見守ってくれている支援者の方から安心と知恵とパワーをもらい娘は再び前を向くことができたようでした。【そして今】一番身近な相談先とはジョブコーチは娘が入社当初から支援機関との連携に積極的で、娘の体調や気持ちの変化をしっかりと見極め絶妙な距離感で彼女を支えて下さっています。地域の相談員さんはジョブコーチや過去の支援者を交えたカンファレンスを開いて下さいました。今娘は“支援者”に『親に対する不満』を言うようにもなり、高校時代の課題も徐々にクリアーしつつあるようです。“親の支援”より“子ども自身の支援”をメインに今私が望むのは、子どもが幼年期のときのような“親に寄り添ってくれる支援者”ではなく、“子ども本人の意思を尊重し支えてくれる支援者”です。娘を支援者に丸投げにするわけではなく、連携をとりながら共通の目標に向かって共に歩んでいけたらと思っています。「子どもの幸せ」こそが親の一番の願いなのですから。
2019年01月09日ADHD息子のリュウ太は、運動オンチUpload By かなしろにゃんこ。スポーツが得意じゃない息子リュウ太。ボディイメージが悪いし不器用なので、頭でイメージしたように体を動かすことが苦手です。球技は思った方向に球が飛ばない、跳び箱は跳ねる場所とかタイミングがよくわからない、縄跳びは腕とジャンプのタイミングをうまく合わせられない…。なんでもソコソコできるようになるまでに、時間がかかります。「運動キライ、だるい!」と体育はヤル気がなく体育館の床に寝てばかりで怠惰に過ごすこともありました。スポーツには苦手意識しかなかった息子、「自分にはスポーツは無縁」であると思っていたようなのですが…。リュウ太、スキーデビュー!滑れるのか…!?Upload By かなしろにゃんこ。小学校4年生のときに、父親の弟(リュウ太にとっての叔父)にスキーに誘われ、なんと雪山に行くことになりました。最初は乗り気ではなく「スキーは恐いよ!ボク滑れないからヤダ!スキーじゃなくてソリがしたいんだよっ」とだだをこねます。「スキーは力もいらないし快適に移動できる楽しいスポーツだよ!」とか「やってみると意外とおもしろいんだよ!」など、アレコレとスキーのイメージを伝えてなんとかヤル気にさせていったのでした。一度ソリをやりたいと思ったら、やるまで考えを曲げませんからスキー脳にするのにも時間がかかり説得するのが大変です、やれやれ(涙)でもなんとか、スキーをはかせることに成功しました。意外にも、1日で滑れるようにUpload By かなしろにゃんこ。ゲレンデに行くと、リュウ太と同い年くらいの子ども達がスキー教室でレッスンを受けています。子どもでも上手に滑っている、なだらかな斜面で安全に滑れる、とわかってくれたようで、まずは午前中にスキー教室で2時間プロのレッスンを受けることに。ボーゲンや転んだときの起き上がり方など丁寧に教えてもらうと、転ばずにすいーっと滑れるようになってきました。スキーを楽しむ余裕が出てきたのか、午後も滑りたいといいます。ボクも滑れるんだ!自信がついた息子Upload By かなしろにゃんこ。そこで、午後はスキーが上手な叔父と同い年の従妹との3人で初心者コースを滑ることに。叔父がほぼマンツーマンで教えてくれました。私は息子の面倒をみられるほどスキーが上手ではないので、息子の滑りのジャマにならない程度の距離で見守ろうと思っていたのですが…、20年ぶりのスキーだったので、見守るどころじゃありません!弱った内腿の筋肉のせいで転ぶ転ぶ(笑)叔父は、息子のヘッポコな滑りでもいいところをほめてくれるので、やる気が出てきたそう。リュウ太曰く、「少し恐いな~と思う斜面でも、叔父さんを信頼してついていったら楽しくなってきた」。「ボクも滑れるんだ」という自信がついてきたようです。スキーを楽しめたリュウ太を見て、叔父は小4から高校受験に入る中2まで、毎年スキーに誘ってくれました。ある年には、上級者コースにも挑戦!その時、高い山の上から見下ろした雪景色がとてもキレイで、感動したといいます。山の上の気温は-12℃、「スゴイ寒かったけれど普段体験できないような気温や美しい景色が見られてサイコーだった」と教えてくれました。え…?私は息子と滑らないのか?って?息子にスキーはいいぞ!と教えた張本人ですけど自分は高所恐怖症でリフトが苦手なものですから、息子のことはお任せしてゲレンデのカフェテラスでユーミンや広瀬香美とか聴きながらほぼお茶していました(笑)スポーツ苦手な息子、初めて友だちの前で余裕を見せられたUpload By かなしろにゃんこ。初めてのスキーにいい印象を持って取り組めたのは、叔父の「スキーを好きになってもらいたい」という思いや、励ましてくれたり褒めてくれたり、ときにはハイタッチしなど、リュウ太ががんばれるように指導してくれたおかげだと思っています。それに運動が苦手でも、スキーは「走る」「跳ぶ」などと同じ”粗大運動”中心だからやりやすかったのかもしれません。その上、息子はスピード大好きなので、スキーのスピード感にわくわくしたことのも、好きになった一因かもしれません。ADHDがあって、ボディイメージがいまいちな子には、スキーって意外とぴったりなスポーツだったのかも!学校行事など集団で何かする際は必ずテンパってきた息子でしたが高校で行ったスキー合宿では「オレ滑れるぜ」とみんなの前で初めて余裕を見せられたと言っていました。スキーを通して、「苦手意識があるものでも飛び込んでやってみると面白い」って経験ができたんじゃないかと思います。
2019年01月08日あけましておめでとうございます!Upload By 発達ナビ編集部LITALICO発達ナビユーザーの皆さまあけましておめでとうございます!発達ナビは、2019年も発達障害に関するさまざまな記事をお届けしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。また、ユーザーの皆さまにもっと手軽に、最新の情報を受け取っていただけるよう、SNSアカウントでの情報発信も行っています。そこで、各SNSとその特徴をご紹介します。2019年は、ぜひSNSもご活用いただけたらと願っています!Facebook・Twitter新着コラムのお知らせや、今まで公開させていただいてきたコラムからピックアップしたものを、毎日配信しています。最新の子育てエッセイや、発達障害にまつわる障害や支援にまつわるイベント情報などをいち早くお知らせするほか、発達障害にまつわる専門的な内容をわかりやすくお伝えする「発達障害のキホン」シリーズのコラムなどをご紹介しています。りたりこ)発達ナビFacebookりたりこ)発達ナビTwitterInstagram2018年11月から本格スタートしたInstagram。新着コラム情報に加え、コラム記事制作の裏側や取材の様子など、ここでしか見られない情報もお届けしていく予定です。発達ナビInstagramLINE@友達追加をしていただけると、新着コラム情報をお届けするほか、位置情報や市町村名から、発達が気になるお子さまが利用できる発達支援施設などを検索することも可能です。発達ナビLINE@Pinterest子育てでの困りごとへの対応方法を、わかりやすいイラストで解説する「親子のヒント」や、子育てにまつわるコラム・エッセイまで掲載しています。発達ナビPinterest
2019年01月01日資格を活かして、自分らしく働きたい人必見!サミットを開催「専門性を活かして自分らしく支援をしていきたい」仕事にやりがいは感じているけれど、ときどき、このままでいいんだっけと立ち止まって考えたくなる人に向けて、”この仕事を通してやりたかったこと、大切にしたいことを、同じ職種で働く人たちと話すことを通してつかみ直す”をテーマに、「セラピストサミット」、「児童発達支援管理責任者×サービス管理責任者サミット」を開催します。今回は、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士、臨床心理士などのセラピストとして働かれている方と、児童発達支援管理責任者として働かれている方、それぞれ20名限定で募集します。資格を活かして、もっと自分らしくよい支援をしていきたい。学び合ってスキルアップをしていきたい!そんな方におすすめのイベントです。次のような思いを抱いているなら、ぜひ足を運んでみてください。・専門性を活かして自分らしく支援をしたい・仕事にやりがいはあるけれど、このままでよいのか不安がある・セラピストや児発管の仕事について語れる仲間がほしい少人数のグループでじっくりと話をすることで、ご自身の仕事の動機や大切にしたいことを言葉にしていきます。同じ職種で想いをもって働いている仲間と出会うチャンスです。サミットではこんなことをします!今回のサミットでは、参加者のみなさんと一緒につくるプログラム「beの肩書き」ワークショップを実施します。例えば「言語聴覚士」という肩書きが、何をしているかを表すdoの肩書きだとしたら、どんな人としてその仕事をしているかを表すのがbeの肩書き。今回のサミットに参加されるセラピストや児童発達支援管理責任者の方々も、保持している資格名(doの肩書き)が一緒でも、一人ひとりが働く上で大事にしているあり方(beの肩書き)は異なるかもしれません。Q 「beの肩書き」ってなんですか?A 「私はこんな人です」ということを表現する肩書きです。この本では、「私はこんなことをしている人です」ということを紹介するための、いわゆる一般的な肩書きを「doの肩書き」と呼び、敢えて区別するようにしています。『beの肩書き』(兼松佳宏/著)より「be」の肩書を提唱する兼松さんは、「『beとしての肩書き』は、自分が貢献できる価値の源となる働きのこと。普段はdoとして『記者』をやっている人は、もしかしたらbeの部分は『冒険家』かもしれない。『冒険家としての記者』と『医者としての記者』と『詩人としての記者』では、書き上げる記事は違ったものになるだろう」ともいいます。つまり、「どんな存在として、何をするのか。do×beが、一人ひとりの仕事の個性を決めている」のではないかという考え方です。このワークショップは、あなたのbeの肩書きを見つけることで、その仕事をしているあなたの「自分らしさ」を言葉にするプログラムをご用意しています。■プログラム(予定)・自己紹介・「be」の肩書きとは?・仕事の中で大切にしていることを言葉にする・わたしの「be」の肩書き参考:doとしての肩書き、beとしての肩書き■日時2019年1月11日(金)19:00~21:30・開場/受付開始18:30※受け付けは、18:55まで■会場提供コクヨ株式会社 東京ショールーム〒108-8710東京都港区港南1丁目8番35号5階スペースJR品川駅中央改札口から港南口方面(徒歩 約10分)案内マップ:■対象・参加条件・作業療法士、言語聴覚士、理学療法士、臨床心理士などセラピストとして働いている方■持ち物・筆記用具をご持参ください■日時2019年1月25日(金)19:00~21:30・開場/受付開始18:30※受け付けは18:55まで■会場株式会社LITALICO〒153-0051東京都目黒区上目黒2-1-1中目黒GTタワー16F東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」東口より徒歩1分案内マップ:■対象・参加条件・児童発達支援管理責任者、サービス管理責任者として働いている方■持ち物・筆記用具をご持参ください参加費無料、各20名限定の募集です。リラックスしてお話ができる環境をご用意してお待ちしています。いまの仕事、いまの自分について少し立ち止まって考えてみることで、2019年のよいスタートとなる時間になればと企画しています。ぜひご参加ください!■本イベントについてのお問い合わせ先株式会社LITALICO イベント運営事務局:info_event@h-navi.jp
2018年12月27日初詣に行こうとしたらUpload By かなしろにゃんこ。年末年始を迎えるたびに思い出すのは、息子リュウ太が大晦日の除夜の鐘と共に好きな女の子に告白したエピソードのこと。あれは、息子が高校2年生のときの大晦日のことでした。夫とカウントダウンし、さて「年明けだーい☆初詣行こう!」と仕度していると、血相変えた息子が「ヤベー!ヤベーよ!あードキドキしたー」と慌てて私の元へやってきたのです。何々どうした?と聞いてみると「今、年越しするタイミングで告ったんだよっ。緊張したーーー!」と。「は?誰が誰に?」ってポカーンとする私。夏に知り合った女の子に告白したというじゃありませんか!お前にそんな親しい女子いたんか?って感じですよ。Upload By かなしろにゃんこ。SNSで知り合った女の子で地方都市に住んでいる子らしく、なかなか会えないようなのですが…。電話やSNSを通して親しくなり、一度新幹線などを乗り継いで会いに行ったことがあるらしく、それが恋愛感情に繋がっていったようでありました。そういえば夜にテスト勉強していると思ったら電話ではしゃいでいる息子を目撃したことがあります。落ち着きなく椅子をグルグル回してニコニコと笑い、しゃべる声は少し高い。「こりゃ、電話の相手は女の子だな!」とすぐにわかりました。相手が好きな子だと、しゃべり方も変わる!リュウ太が気配り男子に変化…!?Upload By かなしろにゃんこ。男の子と話しているときとは声も目つきもまるで別人。相手が異性だと優しくなるもんなんですね~!?ちなみに母親の私と話すときは終始不機嫌です(笑)この世で一番話しかけられたくない生命体のオカンですからね、反抗期の息子の態度は氷ぐらい冷たいですよ。「チェッ☆」そんな氷の男リュウ太も、カワイイ彼女には気配り・心配りができるようです。Upload By かなしろにゃんこ。「おめー、なかなかやるじゃねーか♡」と息子を褒めたのでした。普段は無愛想でおっちょこちょいで褒められるところがない男ですから、そんなことでも嬉しいのです。肝心な告白のお返事はお付き合いOK♡だったそうで、「気合い入れて言ってみてよかった!彼女に会いに行くために、お金貯めるぞ!!」と新しい目標ができた、新年のスタートでした。リュウ太、リア充になるUpload By かなしろにゃんこ。そんなリュウ太ですが、中学生のときはイチャイチャするカップルに対して「リア充は目障りだ。爆発して消えろ」などとディスっていた男です。「中学のときは、あんなこと言ってたくせに」と言うと、「中学のときのオレ腐ってたわー。あんなこと言っちゃいけないね~」とニコニコ。イライラやケンカなどで人間関係に悩んできた息子はいつも不機嫌な表情をしていたのに、彼女とお付き合いをスタートさせると一転!その顔は穏やかで優しいものに変わっていったのでした…。彼女効果でバイトも頑張れるようにUpload By かなしろにゃんこ。新幹線や高速バスの交通費のためにバイトも益々頑張るようになりました。いつか自分の車で迎えに行って一緒にドライブするのが夢のようで、現在はマイカー購入を視野に入れてアルバイトしています。これからも、お正月が来る度に、この出来事を思い出すようになるんじゃないかと思っています。リュウ太のキャラまで穏やかに変えてくれたカワイイ彼女に、感謝感謝!です。
2018年12月27日怒涛の子育て、1日が終わる頃には…小学校二年生の娘、そして2歳の息子がいる私。一筋縄ではいかない広汎性発達障害の娘と…そしてイヤイヤ期真っただ中の息子…。毎日が、仕事!家事!子育て!であっという間に過ぎていきます。Upload By SAKURA息つく暇もないスケジュールは、 体力的にきつく…一日の終わりはどっと疲れます。わが家は、基本的に育児・家事は私の担当。子どもたちのどちらかが体調不良になると、家事育児のスケジュールは思い通りに進みません。さらに、子どもたちが同時に体調を崩すと、もうパニック!溜まる家事…自由にならない体…ストレスがどんどん溜まっていきます。たまには息抜きしたい!私は、子どもたちのことで疲れても、あまり子どもたちから離れて一人になりたい!とは思いません。一人でどこかへ行っても…Upload By SAKURAついつい家のことが気になってしまい、リラックスできないのです。そんな私がやっているストレス発散法は…Upload By SAKURA家族でカラオケに行き、とにかく歌いまくります。わが家流「家族カラオケ」でストレス発散!と言っても、歌うのは娘と私だけ。この時、夫は、息子の面倒を見ながら、私が気持ちよく歌える曲を、どんどん入れていってくれます。つまりこの「家族カラオケ」、私は選んだり、入力したりする作業を一切せず、歌うことだけの集中できるのです!Upload By SAKURA家を離れることで、目につく家事をせずに済み、ごはんもカラオケボックスで済ませられる。片づけもしなくてよい!子どもたちと一緒にいられて、楽しくて、楽!私にとって、最高のストレス発散方法です。私のために家族を付き合わせてる?その時、夫が…しかし、つい最近になって娘の反応が変わってきました。Upload By SAKURA歌うのは大好きな娘ですが、年頃になったせいか、人前で歌うことの少し恥ずかしさが出て、カラオケに乗り気じゃなくなったのです。娘が嫌がる場所に、私のストレス解消のために無理やり行かせるのは良くない…そう思い、そろそろストレス解消法を変えようと思っていた時…夫が動きました。Upload By SAKURA夫はゆっくり時間をかけて説明していきました。Upload By SAKURAしばらくすると娘は「わかった!」と言い、その日はカラオケにつき合ってくれました。私にとっては、カラオケに行くことよりも、この夫の言葉にこそ、癒しになりました。家族で楽しくストレス解消の方法、模索中ですとは言え、娘にあまり負担をかけたくないので、最近は新しいストレス解消法を探しています(笑)Upload By SAKURA
2018年12月26日発達障害と個性はどう違う?私はこれまで、発達障害の当事者やそのご家族の方たちから、こんな質問をよく受けてきました。「発達障害と個性」「自閉スペクトラム症とオタク」「注意欠如・多動症とうっかり屋」…これらはどう違うの?と。私はその違いについて、詳しくは『発達障害生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』という本にまとめました。まずは、簡単に発達障害の特性について説明しましょう。発達障害には、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症、学習障害などの種類があります。自閉スペクトラム症には「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という特徴があります。そういう特徴を講演会などで説明すると、話を聞いた方のなかには、「私のまわりにそういう人がいます。こだわりがとても強い人ですが、その人のこだわりは障害というより、個性だと思います。発達障害と個性はどう違うんでしょうか?」と質問をくださったりします。ときにはもっと具体的に「自閉スペクトラム症の人は、個性的な人、たとえばオタクとは、どう違うんですか?」と聞かれることがあります。また、注意欠如・多動症には「不注意」と「多動性・衝動性」の特性があります。「不注意」は「気が散りやすい」に、「不注意」は「うっかり屋」に言い換えができそうです。発達障害は、個性とどう違うのでしょうか?次から、その違いについてご説明していきましょう。Upload By 本田秀夫発達障害と「オタク」の違いって?出典 : ここでは、ゴルフ好きな男性を例に解説しましょう。彼は休日になると、同僚や取引先の人たちとゴルフの練習やコースに出かけて、楽しんでいます。テレビのゴルフ中継やゴルフ雑誌、ゴルフ関係のインターネットを見るのも好きです。ゴルフ好きな友人と食事やお酒を共にして、熱い「ゴルフ」談義をすることも増えてきました。最近では周囲に「ゴルフ好き」として知られ、「接待ゴルフ」にも呼ばれるようになりました。熟練の腕前で、相手に合わせてレベルを調節することも、お手のものです。この方は「ゴルフオタク」と呼んでもけっして間違いではないでしょう。しかし、自閉スペクトラム症の特徴が見られるかというと、それは見られなさそうです。確かにゴルフにある種の「こだわり」を持っているようですが、この方はゴルフ仲間と良好な関係を築いています。「対人関係が苦手」な様子は見られません。じつはこの方のように、ある種のこだわりをもっていても、それを対人関係のなかで柔軟に調整できる場合には、むしろ「対人関係が良好」だったりします。この「対人関係」に着目すると、自閉スペクトラム症の人と「個性的な人」(いわゆる「オタク」)との微妙な違いが浮きぼりになっていきます。自閉スペクトラム症の人は、こだわりと対人関係を天秤にかけたとき、こだわりを優先する傾向があります。対人関係のために、大好きなことの優先順位を下げることには抵抗があるのです。そのため、「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という様子が見られるわけです。しかし、先ほど「微妙な違い」と表現したように、とても微妙な話です。発達障害の特性と個性の間に、境界線はない対人関係やこだわりの調整は「できる」「できない」の2つにはっきりと分けられるものではなく、あいまいなものです。調整できることが多ければ「個性的な人」や「オタク」に近く、調整の難しいことが多ければ自閉スペクトラム症の特徴に近いというふうに考えるのが自然かもしれません。発達障害と個性、自閉スペクトラム症とオタクには、明確な違いはないといってもよさそうです。私は、「個性」や「オタク」、発達障害は地続きのもので、そこには境界線はないと考えています。発達障害の特性がある人の交流スタイル出典 : 私はNPO法人などで、幼児から成人まで、発達障害の方たちの余暇活動を支援しています。そこに集う方たちの活動には、一般的な交流とは違った様子がみられることがあります。たとえば、アニメが好きな人たちの集いでは、みんなで集まってアニメをみたりアニメの話をしたりして、時間になったらそれぞれに帰っていきます。趣味についてはよくしゃべりますが、趣味以外の話や交流は別にしなくてもよいというつき合い方をしているのです。同じアニメを好きな人どうしが、アニメ映画をいっしょに見にいくということはあります。でも、そういう人たちが「今度いっしょにお茶でもしようよ」と誘いあう姿は、あまり見たことがありません。発達障害(とくに自閉スペクトラム症)の特性がある人たちの社交の仕方は、そういうスタイル――微妙な対人関係よりも自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたいスタイルだとしかいいようがありません。あるとき、自閉スペクトラム症の人から「親友がいる」と言われたことがあります。親友どうしはいっしょに映画を見にいくのですが、映画館までの道すがらは無言だそうです。別におしゃべりをしていなくても仲間なのだから、それでいいのだそうです。一般の人は、映画を誰かといっしょに見にいったとき、相手がまったくしゃべらなかったら、親近感がないように受けとり、相手とよい関係が築けていないと不安になるかもしれません。でも、自閉スペクトラム症の特性がある人は、そのような不安をもたずに仲間と交流しています。そしてこれは,どちらがよいか悪いかという話ではなく、それぞれにスタイルがあるということなのです。もうひとつ、余暇活動のなかで「黒ひげ危機一発」で遊んだときのエピソードを紹介しましょう。「黒ひげ危機一発」というと、一般には「誰が刺したときに、黒ひげが飛び出すだろうか?」というスリルを共有して楽しむゲームです。この「黒ひげ危機一発」を使って、自閉スペクトラム症の子どもたちが、ユニークな遊び方をしていたことがあります。ひとりずつ順番に剣を刺すのではなく、ひとりが剣を刺し続け、人形が飛び出したら次の子に渡すという遊び方です。その子たちが興味をもったのはゲームのしくみであり、ほかの子とスリルを共有することは、二の次だったのでしょう。一般の人からすると、ひとりだけが剣を刺し、まわりではそれぞれ好きなことをしている光景は、楽しそうにみえないかもしれません。でも、子どもたちは「みんなで『黒ひげ危機一発』ゲームをして楽しかった!」と語り合っていました。では、「黒ひげ危機一発」の独特な遊び方をしているときに、ひとりだけ、「ふつうのやり方で遊ぼうよ!」と提案する子がいたとしたら、どうでしょう?そのひとりは、居心地が悪かったかもしれません。通常とは違う遊び方で「黒ひげ危機一発」ゲームを楽しんだからといって、別に「通常のやり方を楽しむ能力の欠損」とはいえません。ましては、能力が劣っているわけでもありません。もしも、楽しみ方に優劣があると考える人がいるとすれば、それは多数派のおごりでしょう。自閉スペクトラム症の人たちの楽しみ方は、ただ少数派というだけです。発達障害の特性を「選好性」としてとらえる少し専門的な話になりますが、私は発達障害の特性を「〜が苦手」という機能の欠損として考えるよりも、「〜よりも〜を優先する」という「選好性の偏り」として考えたほうが、自然なのではないかと思っています。ここでいう「選好性」とは、Aというものではなく、Bというものを選ぼうとする生来の志向性のようなもの。好き嫌いの「嗜好性」ではなく、心が特定の方向に向かうという「志向性」です。たとえば「雑談が苦手」という特性を「雑談よりも内容重視の会話をしたがる」という選好性としてとらえることができます。ほかにも、「対人関係が苦手」という特性を「対人関係よりもこだわりを優先する」、また、注意欠如・多動症の特性を「じっとしていることが苦手だが、それは思い立ったらすぐに行動に移せるという長所でもある」といったとらえ方ができます。発達障害は、少数派の「種族」私は、発達障害の人が向き合う困難は、マイノリティ問題と共通していると考えています。人種や民族、性的志向などの少数派(マイノリティ)といわれる人たちは、偏見や差別の目にさらされることがあります。では、なぜ偏見や差別が生じるのかというと、マイノリティの人たちがマジョリティ(多数派)を知るほどには、マジョリティはマイノリティのことを知らないという現実があるからです。発達障害は、病気というよりも、少数派の「種族」のようなものと考えるべきです。多数派が少数派のことを理解して、お互いに助け合っていくことによって、偏見や差別が少しでも減らせるのではないかと思います。そうすれば、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症の特性があっても「障害」とは言わなくてよい人たちが、今よりも増えていくのではないでしょうか。このコラムによって、少しでも多くの方たちが、発達障害に関心を持ち、理解を示すことにつながれば幸いです。
2018年12月26日不安がもとで登校前に腹痛が始まる出典 : 息子が登校前に腹痛を訴えるようになったのは2ケ月ぐらい前から。その以前にも、登校中にお腹が痛くなってトイレに行きたくなることがあり、登校班を抜けて学校まで一人で走って行ってしまうこともありました。登校班は歩幅の狭い低学年の子も多く、途中でほかの子どもと合流するために待ち合わせもします。学校自体は自宅からすぐの場所にありますが、結構ゆっくりなペースで進むため、我慢できなかったようでした。息子はお腹が痛いという理由があったにしろ、登校班を抜けだしたことで「みんなに迷惑をかけてしまった」という気持ちに押しつぶされていたのでした。登校中にまた一人で走っていくことになったらどうしよう――。息子は毎日のように不安を訴えるようになりました。そのうちに、朝は登校時間ギリギリまで20分近くもトイレにこもるようになってしまったのです。登校時間になって私が「もう大丈夫?」と声をかけると、半泣きで出てきます。「お腹が痛い」「治らない」と。最初は週に1~2回程度の訴えでしたが、次第に頻度は増していきました。そのうち毎日腹痛を訴えて、トイレにこもるようになってしまったのです。朝の忙しいタイムスケジュール。20分トイレにこもられてしまってはたまりません。私は息子だけ30分早く起床させ、トイレにこもっても大丈夫なようにしていました。けれども、日に日に事態が深刻になっているような気がして、私は普段からお世話になっている子ども相談室の臨床心理士の先生に相談してみることにしました。パニック障害を乗り越えた経験が息子にも生きるはず…そう思っていたけど出典 : 以前私はパニック障害に苦しんだ時期があり、逃げ場のない場所や人がたくさんいる場所になると発作が起きてしまうことがありました。そのとき、「予期不安」といって「発作が起きたらどうしよう」という不安が必ずあり、それが発作に繋がっていくという悪循環を繰り返していました。私はこの予期不安を克服するために、少しずつ怖い状況に直面していくという「曝露療法」を試みた経験があります。電車が怖いのであれば、まずは1駅乗って発作が起こらないことに自信をつける。翌日は2駅乗ってみる。そうやって恐怖の対象に直面しても発作が起こらないということで、私のパニック障害は少しずつ寛解に向かったのでした。その経験から、息子が登校時の不安で腹痛がしてしまうことについて、私のパニック障害と同じように「いざ行ってみたら大丈夫だった」と思うようになるに違いない、と思い込んでいました。怖い状況から逃げるのではなく、直面してみることで、「なーんだ大丈夫だったじゃん」と思ってくれれば…。そう思って私は息子をなんとか登校班で学校に行かせていたのでした。けれども子ども相談室の先生の言葉は思ってもみないものでした。「それは、登校と腹痛反応が完全にリンクしてしまうことになりますよ。このまま放置しておくとますます症状が悪化して、克服に大変な時間がかかることになります。登校班が不安の対象なのであれば、まずはそのネガティブループを切ってみましょう」私の頭の中は「?」でいっぱいになって大混乱。「不安に直面したほうが自信がつくのではないの?」「私のパニック障害とは違うの??」。自分の認識が全く違っていたのです。不安に立ち向かう意味…大切だったのはその先で得る体験出典 : 先生のお話を詳しく聞いていて、私の考えは大事な部分を見落としていたことに気づいたのです。それは、恐怖や不安に向き合う先には「成功体験」がなければならないということ。目的はあくまでも「自信をつけること」であるということ。私がパニック障害だったときは、まさに「成功体験」と「自信」を積み重ねることを大切にしていました。電車に1駅乗れた、発作が起きなかった、次は映画館に行って映画を観ることができた、このような感じでステップバイステップで自信を取り戻していったのです。けれども息子の場合、登校班に参加させることは「成功体験」も「自信をつけること」にも繋がっていませんでした。「不安に耐え忍びながら学校に行く」ということを毎日繰り返していくうちに、息子はどんどん自信をなくしていき、それに相まって不安も高まり、ネガティブなループをどんどん強めていっている結果にしかなっていなかったのでした。何かあったらお母さんが助ける出典 : そこで臨床心理士の先生に指導されたとおり無理に登校班で行かせることをやめ、私が一緒に学校まで行くことにしました。そして、「途中でお腹が痛くなったら、ちゃんとお母さんが助ける。だから、朝トイレにこもるのをちょっとやめてみよう」と提案してみました。さらに私は息子に具体的な提案をしました。「お母さんと二人なんだから、お腹が痛くなったら一緒に学校まで走ればいい。家が近かったら一緒に家に戻ろう。その後は車で送ってあげる。そうすれば時間通りに到着できるでしょう」もしものときはどうするのか、というところまで見通しを立てて、私は息子と一緒に学校まで行きました。最初は「不安。不安。お腹痛くなるかも」と言っていた息子でしたが、そのたびに私は「大丈夫。お母さんが助ける」と言い続けました。その結果、息子はいつの間にかお喋りに夢中になっていました。校門まで送ったところで、「よし!大丈夫だったね!」と声をかけると、「あ、ほんとだ。大丈夫だった」と本人も驚いていました。これまで登校中はずっと腹痛のことしか考えていられなかったのでしょう。この一件をきっかけに、私は改めてどんなことでも「成功体験」「自信をつけること」という目的を忘れてしまってはいけないのだな、と肝に銘じたのでした。
2018年12月25日Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子夏休みよりも冬休みの宿題が大問題小学生の夏休みの宿題といえば自由研究や工作、読書感想文、ドリルが定番ですね。自由研究や工作は、本人が興味あることをテーマに取り組めばそれほど苦ではないし、作文も本人の好きな分野の本を選べば何とかなります。でも冬休みの宿題の定番『書初め』は発達障害のある娘にとって、とても苦痛をしいられるものでした。何が大変って娘は左利きですが、左手では「いり」「とめ」「はらい」ができないので、習字の時だけ右手を使います。ただでさえ不器用な娘が、利き腕でない右手で字を書くことは至難の業です。さらに、お手本を見て別の紙に同じものを書くことも、視覚認知機能に弱さもある娘には、とても難しいことなのです。それに加え習字では、適量の墨を筆に含ませ、筆先の整え、筆を半紙に押し付ける力を調節しながら適切な速度で筆を動かすことが必要です。シャーペンでさえ芯がポキポキ折れてしまう娘です。そう簡単にできるわけがありません。半紙に筆が辿り着く前に墨がたれるわ、「とめ」部分で半紙が破れるわ、半紙から字ははみ出るわ、手は墨だらけになるわで、部屋も娘もそれはすごい状態になります。規定の文字数は毎年増え、半紙だって高学年ともなるとながーくなります。中学生の頃になると、書きあがった作品(たっぷり墨がついて穴があきかかった半紙)を乾かす場所の確保にも苦労をするほどでした。そこで娘は考えた!Upload By 荒木まち子下を向いても髪の毛が顔にかからないための三角巾!Upload By 荒木まち子割烹着はカバー力満点!Upload By 荒木まち子ベランダならどんなに汚れても大丈夫!!ちょっとぐらい寒くても!そう、娘は完全武装して「外」で書初めをすることにしたのです。絵を描く時もそうなのですが、娘は作品を創作する時はいつも大胆にのびのびと筆をすすめます。大掃除を彷彿させるようないでたちの娘。本来の「書道」にふさわしいスタイルかどうかはわかりませんが、広い空間で細かい事を気にせず、感性に従いのびのびと作品を作るのには、ピッタリのアイデアだったのだと思います。できるのは晴れの日限定になりますが(笑)
2018年12月21日風邪とは違う…本人にしかわからない頭痛Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ寒くなってきたせいか、リクが頭痛を頻繁に訴えるようになりました。中学3年でくも膜下出血になり、後遺症に悩まされてきたリク。風邪などの頭痛とは違い、頓服薬の痛み止めも、一時的な回復だけで根本的な治療はありません。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみどんなに「代わってあげたい」「わかってあげたい」と思っても、リクが感じている苦しみや痛みは本人にしかわかりません。何か手がかりはないかと情報を集めてみますが、先が見えてくる訳でもなく、いろいろな思いが押し寄せてきます。小さく生まれたリクに願ったことリクは未熟児で小さく産まれました。16歳になった今は身長180センチ。大きく育ちました。健康で元気に…という願いは、後遺症の高次脳機能障害があらわれたことで、叶わなくなってしまった部分もあります。実際に、リクは多くのことを諦めてしまいました。努力しても実らないこともある、時間は残酷にも平等だ、という厳しい現実から、母親の私の心にも不安が巣食うことがあります。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみそんな日が来たら、私はなんと答えるのでしょうか…「前向きにポジティヴに…!」という励ましは、ツライものでしかない、そんなときもあります。その言葉も相手も強く拒絶し、世の中を厭うほどの気持ちにかられてしまうものです。今は、気持ちが上を向いたかと思うとまた沈む、という日々を繰り返しています。そしてリクもまた、私と同じく前だけ向いているわけでもないようです。みずみずしい年頃でもある分、自分ではどうにもならない体の不調に嫌気が差しているのが伝わってきます。Upload By ひらたともみ受け止める、認める、できないことを手放す…というのはリクにも私にも簡単なことではありません。だからこそ今、不安からあえて目をそらし、肩の力を抜く時間も必要かもしれません。時間がかかっても親子で前進するには、当分「頑張れ」は禁句です。リクにも私にも…。
2018年12月19日発達が気になる子のママ・パパが、クリスマスに「自分のために」ほしいものは?アンケートを実施Upload By 発達ナビ編集部もうすぐクリスマス。お子さんたちも、今年はどんなプレゼントがもらえるかな?とワクワクしているころではないでしょうか。でも、毎日頑張っているママ・パパだって、プレゼントされたい!と思うこと、ありますよね?そこで、発達ナビユーザーに「みんなのアンケート」で質問してみました。ここでは、その回答をご紹介します。一番多かったのは「旅行」。非日常で癒されたい!20%の人からプレゼントされたいという回答が寄せられたのが「旅行」。「上げ膳据え膳。そして子供達が笑顔でさえいてくれたらもう何も要らない」「旅行に行って日々の忙しい事を忘れたい!でも娘と一緒に行きたいな」というように、日々の家事や仕事などから解放され、子どもたちと一緒にのんびり楽しみたいという声があげられました。また逆に、子どもたちと離れて旅してみたいという声も。「1人温泉旅。1人になりたい。時間に追われることなく気にせず過ごしたい」「友達と旅行!たまには家族と離れてママじゃない時間が欲しい!」毎日忙しく頑張っているママ・パパだからこそ、スペシャルな時間として一人旅や友人との旅を楽しんでみたいという気持ちが垣間見られます。一年の疲れがたまる時期…エステやマッサージでリフレッシュしたい!特に、「腰痛を解消したい」という切実な声が多く集まりました。「マッサージ屋さんに行く時間とお小遣い(笑)中々時間が作れないので背中と腰がやばい」「腰が痛い。どうにかしたい。そして休み。一日中ぐーたらしても、翌日にぐーたら分の家事が残ってない休みを!」「広々としたお風呂⇒全身アロママッサージ⇒ふかふかベッドで好きなだけぐっすり…なんてコース、最高ですね」皆さん、お疲れのご様子…。時間もお金もなかなかないけれど、プレゼントしてもらえるならマッサージがいい、という願いが伝わってきます。年末年始、ぜひ少しでも時間を取って、自分へのいたわりの時間をつくってくださいね。毎日の生活を、ちょっと豊かにしてくれそうな「家電」も人気キッチン家電という回答も9%と、1割近い人がほしいと考えています。「低温調理器具がほしい。水温調節が一定キープできるから、面倒なローストビーフも簡単そうだし、鶏なども柔らかくしっとり出来るらしいし」「たこ焼き機の文化圏ではないんですが前にあれでアヒージョを作ると色んな奴が同時に作れて優れている、とテレビで聞いて以来ブルーノのコンパクトホットプレートが欲しいなあと思っていますが置き場所がしっくりこないので躊躇しています」「自分へのクリスマスプレゼントに、電気圧力鍋を買いました!!手間なく時短料理ができて、大満足です(^-^)」おいしい料理がつくれそうだったり、時短料理ができそうな調理器具が人気でした。ローストビーフにアヒージョ、圧力鍋でつくったシチューなど…こんなごちそうが並んだら、クリスマスもお正月も、家族みんな大喜びですね。「デッカイテレビでゲームや動画を見たいのです。そして相棒はビール!」と、オーディオ系の家電がほしいという人も。さむーい冬に、家族でゲームや動画を楽しむのもよさそうです。「エステとか行ってみたいけど、息子をおいていけないから、美容家電がいいなぁ」「元々美容が趣味なので色々欲しいです。今まで育児と療育であまり時間が無かったけれど、下の子が幼稚園と預かり型のデイに行けるようになったので自分にも向き合いたいなぁ」美容家電は、家でできるホームエステなら隙間時間でできそう、といった理由から27人がほしいと答えてくれました。家電以外では、家事に関するサービスとして「ホームクリーニング」という声も多くあがっていました。家をすっきりきれいにしたい!でも子育てしながらの大掃除は大変。大掃除を外注して、すっきり新年を迎えられたら、うれしいですよね。新しい家電って気分もあがりますよね!家族で楽しめたり、おいしい料理をつくれたり、自分をいたわったり…いつもの暮らしを、ちょっと豊かにしてくれそうです。おしゃれで気分を変えたり、お守り代わりに自分のための服やアクセサリーを買うと、気持ちが明るくなったり気分が変わったりするもの。「自分のことだけ考えて、素敵なアクセサリーがほしいと思います!クリスマス以降それを見て「がんばろう」と思うためのお守りでもあります」「子供にかかりっきりでおしゃれすることすら忘れてた。今年は服を買って気分変えてみようと思う」「かわいいな」「うれしいな」と気持ちを明るくするスイッチを自分で持っておくことは、心を安定させるためにも大切なこと。「ぜいたくすぎないかな?」と思わず、心へのチャージとして、自分で自分にプレゼントしてみるのもよさそうです。無限の体力、自分のためだけに使える時間…モノじゃないものがほしいモノではなく、自分だけのために使える時間がほしい、子どもに対応できるだけの体力がほしい…という切実な回答も多くあげられました。「何にもしなくていい日が欲しいです。仕事も家事も子供の世話もしないでいい日。日の差し込む静かなリビングで、ひとりで、寝転んで空を見ていたい」「自分が自分のためだけに使える1日!!!家族のご飯やら家事やら 子供の事やら考えずに過ごせる私だけの1日が1年に1日でもあれば、残りの364日頑張れるだけの活力を充電できる気がする!!」「嫁との時間」家事に育児に仕事に…フルパワーで毎日駆け抜けているからこそ、「なにもしなくていい時間」「”自分”のための時間」が必要なんですよね。放課後等デイや一時保育などをうまく利用してレスパイトすることもとても重要です。参考:発達ナビ施設情報「時間、体力、そしてこの子達の未来の安心」「エネルギッシュすぎる息子と楽しく暮らすための無限の体力」アンケートから、皆さんが日々フルパワーで頑張っている様子が垣間見られました。でも、ママ・パパばかりが奮闘しなくてもいいように、社会の中にさまざまなリソースがもっと増えることが必要なのでは、とも感じられました。発達が気になる子どもとママ・パパがもっと暮らしやすい社会になるように今ある資源をうまくつかうことはもちろん、必要なサービスや商品などを、もっと増やしていきたいですね。発達ナビでも、2019年は、さまざまな企業とコラボレーションしてサービスや商品の開発を進めていきたいと考えています。より暮らしやすい社会にするために、ぜひユーザーの皆さんの声を寄せていただけたらうれしいです!
2018年12月18日『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~』自閉症の女の子・「ムーちゃん」こと伊藤睦ちゃんと、その家族の物語を描いたコミックの1巻です。「ほかの子よりちょっと成長が遅いのかな」という思いが「わが子は自閉症かもしれない」となったときの不安やつらさ、それでもムーちゃんを愛さずにはいられない家族の温かい姿が描かれています。両親や祖母らの細やかな感情の描写は、作者のみなと鈴さんも自閉症のある子さんを育てるお母さんだからこそ表現できるものかもしれません。コミックではありますが、知的障害やチック症など、物語の中で出てくるキーワードなどについて、解説してくれる「ムーちゃん通信」のページもあります。ムーちゃんの成長を通して、自閉症について理解を深めながら読むことができます。(発行: 2018/11/25)『発達障害の子の遂行機能「何度言ったらわかるの?」を「できた!」に変える上手な伝え方』発達障害の困りごとには、「遂行機能(実行機能)」が大きく関わっていると言われます。臨床心理士として発達支援に携わってきた本多和子さんが、遂行機能に注目して「なかなか取りかかれない」「取りかかっても終わらない」といった子どもの困難にどう対応したらいいか、サポートの工夫を解説してくれています。遂行機能は、物事を成し遂げるための能力のことです。食事をしたり、歯を磨いたりする作業から、時間内に終わらせるために何からどうやって取りかかるかを考えたりする場面などに関わります。何度言っても、同じことを繰り返してしまう子どもを、怒ってばかりでつらい気持ちになってしまう保護者の方もいるかもしれません。子どもがうまくできない理由や、ちょっとした声掛けのコツなどがわかることは、前向きに親子の時間を過ごせるきっかけになりそうです。(発行: 2018/12/04)知りたいことは立場によってきっと違うから…。一人ひとりの背中を押す『ライブ講義 高山恵子I 特性とともに幸せに生きる』発達障害の当事者であり、ADHDのある人の支援などに取り組むNPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんの著書です。高山さんは、心理学・薬学・教育学を学んだ支援者として、全国各地で発達障害の支援について講演しています。この本は、これまでの講演をもとにまとめられました。講演では、当事者、支援者、保護者、パートナーといった立場の人が、診断名にとらわれず、特性の理解と幸せになるために大切なことを見つけるためのお話を意識されているそうです。この本も各章が「親御さんへ」「支援者の人たちへ」などに分かれ、それぞれの人に寄り添う眼差しが反映されています。自分が知りたいことを見つけやすかったり、ほかの人が困っていることに気づいて、課題を共有したりするのにも役立ちそうです。高山さんが具体的にどう考え、何をしたらいいのかを丁寧にアドバイスしてくれています。(発行: 2018/11/21)各地の事例、体験を保護者や事業所・自治体職員が紹介。『療育って何?親子に笑顔を届けて』この本では、専門家が療育について解説するだけではなく、さまざまな立場の人が手記を寄せています。例えば、実際に療育を利用した子の保護者や、支援に携わる理学療法士・作業療法士といった職員たちです。3歳までの親子支援の取り組み、児童発達支援事業と保育所との移行支援、そして就学に向けた支援についても、実際の事例がまとめられています。いずれも現場をよく知る事業所の職員などによって地域の事情も踏まえながら、紹介されているので、自分が住んでいる地域以外のことを知りたいという人の参考になりそうです。これまで行われてきた療育、そして今必要とされている支援、これからについて、それぞれの人たちの思いを知ることができます。支援が必要な子やその家族が地域で安心して生活を送るために、関係者の連携のあり方など考えさせられます。(発行: 2018/11/10)
2018年12月18日障害がある子どもと家族のもっと便利な暮らしのために!フェリシモの「Cheerful Smile」の取り組み通販会社フェリシモは、2003年から全国の福祉事業所と障害のある人たちの個性と能力を生かすものづくり「CCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)」を続けています。2017年からは「Cheerful Smile(チアフルスマイル)」を立ちあげ、障害のある子どもの保護者の声を生かして「お出かけ便利グッズ」のシリーズの開発が始まりました。お出かけの困りごとを解決して「ポジティブに外に出よう!」というコンセプトの、生活応援グッズです。障害のある子どもの保護者アンケートや座談会で寄せられた「お出かけ時の困った」声をもとに、2018年4月には、手帳を保護して提示もスマートな「障がい者手帳ケース」、改札や玄関でもたつかない「パス&キーケース」、これひとつで急な通院もOK!「2WAY ホスピタルバッグ」の3アイテムを開発、発売しました。フェリシモ×LITALICO発達ナビ ユーザーの声を生かしたコラボ企画を始動そしてこのたび、フェリシモ「Cheerful Smile(チアフルスマイル)」は第2弾の取り組みとして、LITALICO発達ナビとコラボして商品開発を行うことに!2019年夏に向けて、発達ナビとともに、ユーザーのみなさんの声を生かしたグッズをつくります。発達ナビユーザーの”お出かけの困りごと”を踏まえて、発達が気になるお子さまとそのご家族の「困った」を解決するグッズを企画・開発していきます。【アンケートにご協力ください】お出かけで困っていることは?そこで今回、アンケートを実施します。発達が気になるお子さまとご家族の毎日を、もっと過ごしやすくラクにしてくれるグッズをつくるために、ぜひ多くの声を寄せていただきたいと願っています。《アンケート内容》は次の4つ(所要時間:約10~15分)※ご自身に関係のある箇所だけお答えいただいても結構です。◇ヘルプマークを使いやすくするアイテムについて◇感覚過敏の困りごと、洋服のチクチクを解決するアイテムについて◇ADHDの困りごと、バッグの中のごちゃごちゃを解決するアイテムについて◇お金の管理が苦手!レジ前のモタモタを解決するアイテムについて【座談会メンバー募集】どんな商品が欲しい?リアルな場で意見を出し合いますさらに、リアルな場で声を寄せてくれるユーザーも募集します!座談会は、兵庫県にあるフェリシモ神戸本社(三宮)で行います。座談会に参加ご希望の方は、フェリシモの会員登録および「モノコトづくりラボ」メンバーに登録のうえ、参加申し込みをしていただきます。座談会では、プランナーやスタッフ、参加者の皆さんで「こんなものがほしかった!」「こんな困りごとがある」などの意見交換をおこないます。座談会や商品企画の様子は、発達ナビのコラムやフェリシモのSNSなどでお伝えしていく予定です!Upload By 発達ナビ編集部開催内容◇座談会開催日:2019年1月17日(木)◇開催時間:11:00~13:00◇場所:フェリシモ本社オフィス(兵庫県神戸市三宮/兵庫県神戸市中央区浪花町59番地)◇交通費:お一人さま往復3,000円までお支払(3,000円以下の方は実費額となります)◇謝礼:参加いただいたお礼に、フェリシモの商品を差し上げる予定です(商品はこちらで選定いたします)募集要項◇応募条件:上記座談会にご応募いただけるのは、次の1~4にすべてあてはまる方です1. 発達が気になるお子さまの保護者2. 今回実施するアンケートにお答えいただいた方3. 発達が気になるお子さまとご家族の「困った」を解決するグッズを一緒につくりたい方4. 「モノコトづくりラボメンバー」に登録されている方(未登録の方はアンケート回答前にご登録ください)◇募集人数:約10名※友人・知人と一緒にご参加を希望される方はそれぞれお申し込みください。申し込み時にその旨をお伝えいただくと、参加選考の際に配慮いたします。◇申し込み締切:2018年12月25日(月)※クリックすると株式会社フェリシモのページへ遷移します参考:フェリシモモノコトづくりラボ
2018年12月17日