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©TRIPPING!サーファーなら、一度は訪れたいのがインドネシアのバリ島。島内には、個性豊かなサーフポイントが点在し、国内外のサーファーが波乗りを楽しむ。 今回は、中でも比較的穏やかな波が特徴のポイント「Old Man’s Point(オールドマンズ・ポイント)」をご紹介。 のんびりとした雰囲気が魅力のサーフポイント©TRIPPING!穏やかな波がコンスタントに訪れることから“おじいちゃんサーファーでも楽しめる”という意味合いを込めて名付けられた、その名も「オールドマンズ・ポイント」。在住欧米人が集まる話題のエリア「チャングー」のバトゥボロンビーチに位置し、サーフィン初心者でも安心して波乗りを楽しめるスポットだ。サーフィンに初めてチャレンジする人は、スクールに参加するのもおすすめ。マイボードを持参しなかった人は、レンタルボードを利用するのも手だ。※交渉は英語のみ©TRIPPING! 鮮やかなペインティングアートが目を引くカフェ&バービーチの目の前には、カフェ&バー「Old Man’s(オールドマンズ)」があり、海風を感じながら食事やお酒を楽しむことができる。©TRIPPING!そこかしこで目に留まるペインティングアートは豪アーティストのLucas Grogan氏によるもの。ポップでカラフルなアートに魅了されてしまう。©TRIPPING!尚、平日の昼間は比較的のんびりとした雰囲気のカフェ&バーだが、17:00〜18:00のハッピーアワー以降は連日混雑する盛況ぶりだ。©TRIPPING!バリ島の最先端サーフカルチャーを感じることのできるスポットに出かけてみてはいかがだろうか?©TRIPPING! Old Man’s(オールドマンズ)
2016年08月19日著者撮影バンコク旅行のお土産探し、ちょっぴり時間のある方は、サンペーン市場に行ってみては?バラマキ用はもちろん、自分用にキープしておきたい可愛い雑貨がいっぱい!お店で買うよりも安いし、街中では見かけないようなデザインもたくさん。宝探し感覚で買い物が楽しめます。 雑貨の問屋街「サンペーン市場」両側に店がぎっしり。この日は雨だったのですいていました 著者撮影「サンペーン市場」があるのは、中華街のすぐ近く。地下鉄のファランポーン駅から歩いて10分ほど、中華街の中央を通るヤワラート通りの1本南側の細い通り「サンペーンレーン(ソイ・ワーニット)」がお目当てのサンペーン市場です。狭い道の両端にぎっしりと店が建ち並んでいて人通りも激しいので、歩きやすい服装と大きめのエコバッグがあると便利です。サンペーンレーンの中間地点にはバンコク銀行があるのでそれを目印に 著者撮影 ペタペタ貼りたいキュートなシール!シールや箱など、ラッピング関連のグッズがたくさん 著者撮影ゾウやタイ文字など、いかにもタイ!なシールから、数字や星、フラワーモチーフなど、日本でも使えそうなものまでさまざま。ゾウやハート型国旗などを購入。同じものが10枚入って1セットで50Bほど 著者撮影封筒の封かんにしたり、包装紙や袋に貼ったり、意外と便利です。 タイっぽい王様の時計時計やおもちゃなどを扱うお店 著者撮影タイ人は王様をとても尊敬して、食堂やロビーなど、いろんなところに王様の写真やポスターが飾られています。雑貨店で見つけたのは、大様の掛け時計。タイ好きな友人用のお土産として購入。タイが大好きな友人用に。150B 著者撮影お店には子供用の木のおもちゃなど、普通に可愛いものもありました。 お土産をオリジナル袋に入れよう!サンペーンレーンの突き当たり、チャクラペート通りで発見した袋屋さん 著者撮影可愛い袋にタイで買ったお土産を入れて渡しても。水玉やストライプ、チェックなど、ベーシックな柄も、色使いやニュアンスがどことなく日本と違います。中には、タイの有名企業のロゴ入り袋なんかも売っていて面白いですよ。袋とシールを組み合わせて使ってもいいですよね。どことなく外国っぽい雰囲気が魅力。50枚150Bほど 著者撮影 サンペーン市場で可愛い雑貨を買うコツは「迷ったら買う!」ということ。後で引き返そうと思っても、暑さと人込みに負けて買う気力がなくなってしまうので、見つけたら即買いが鉄則です。1個(1セット)からでも買えますが、2~3個(セット)まとめて買えば、さらに安くなりますよ。 サンペーン市場・住所 : Wanit Soi1, Samphantawong, Bangkok・営業時間 : 10:00~17:00くらいで、ショップにより異なる (photo & text : 美濃羽佐智子) カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランドその他の記事を読む>
2016年08月19日著者撮影日本で有名な陶磁器といえば、有田焼や九谷焼などを思い浮かべるだろう。ベトナムでは、北部に代表される色柄が豊富な「バッチャン焼」と素朴でレトロな味わいの南部の「ソンベー焼」が有名だ。また、近年では、ベトナム発のモダンなデザインの器も登場している。 雑貨や料理が好きな人は、旅行の思い出にベトナムの器をお土産にしてみては?今回はベトナムの器4種類とそれらが買える代表的なお店をご紹介。ショッピングの参考にしてみて。 1.バッチャン焼著者撮影AUTHENTIQUEハノイ近郊の村、バッチャンで伝統的な製法で作られる陶器。柄は手書きで、自然をモチーフにしたものが主。それぞれの柄には「幸運」「金運」などの意味が込められている。著者撮影AUTHENTIQUEレタントン通りとマックティブォイ通りに店舗を構える「AUTHENTIQUE」では、モダンなデザインのバッチャン焼が多数。他に伝統的なデザイン、青磁や白磁のシンプルなものも。————————————「AUTHENTIQUE」の> 2.ソンベー焼著者撮影QUAN BUIにて。棚に並んでいるのがソンベー焼ホーチミン市から車で1時間のところに位置するビンズオン省(旧ソンベー省)で作られる陶器。ベージュ地に紺色の縞模様が入ったもの、温かみのあるレトロな花柄が描かれているものが多い。何枚も重ねて焼き上げるため、重なっていた部分に凹凸ができていたり、色がまばらになっていることもあるが、それも庶民的なソンベー焼きの持ち味となっている。著者撮影ビンタイ市場今では目にする機会が少なくなってしまったが、ドンコイ通りの雑貨店や「QUAN BUI(ベトナム家庭料理レストラン)」、チョロン(中華街)のビンタイ市場では少し取扱いがある。————————————「QUAN BUI」の> 3.amaï (アマイ)著者撮影SADEC DISTRICTベルギー人女性とオランダ人女性の2人が手がけるベトナム発のおしゃれなテーブルウェアブランド。手にとってみると、その薄さと軽さにきっと驚くはず!デザイン性が高いだけでなく、とても丈夫で、重ねて収納ができ、電子レンジ使用可能と実用性も兼ね備えている。著者撮影SADEC DISTRICTホーチミンでは、2区の子供も楽しめるカフェ「the Snap Café」や1区のセレクトショップ「SADEC DISTRICT」で取扱いがある。特に中心部にある「SADEC DISTRICT」はアクセスがよく、種類が豊富に揃っているのでおすすめ。お土産にぴったりなギフトセットもある。————————————the Snap Café(ザ・スナップカフェ)URL:営業時間:7:30~22:30電話番号:(+84)8-3519-4282住所:32 Tran Ngoc Dien , District2 , Ho Chi MinhSADEC DISTRICT(サデック・ディストリクト)URL:営業時間:9:00~21:00電話番号:(+84)8-3911-7547住所:3A Ton Duc Thang , District1 , Ho Chi Minh 4.漆器©NGAホーチミンには漆器を扱うお店が多い。漆器と一言で言っても、シックな色合いのものからポップなものまで、さまざまなデザインがある。マックティブォイ通りからレタントン通りに移転した「NGA(ガー)」では、芸術性の高い美術品のような漆器を多数扱っている。©NGA————————————Nga(ガー)URL:営業時間:8:00~21:00電話番号:(+84)8-3823-8356住所:91 Le Thanh Ton , District1 , Ho Chi Minh ©TRIPPINGカラフルでポップなデザインを探しているなら、ドンコイ通りの雑貨店やレロイ通りのセレクトショップ「DUY TAN」を覗いてみよう。お箸がセットになった丼、レンゲなどがある。————————————DUY TAN(ユイタン)URL:営業時間:9:00~20:00電話番号:(+84)8-3824-4860住所:76A Le Loi , District1 , Ho Chi Minh (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年08月19日著者撮影バンコクに旅行に来たら絶対にやりたいことって何がありますか?「きらびやかな寺院を見てみたい」「タイ古式マッサージで癒やされたい」などなどたくさんあると思いますが、「マンゴーを心ゆくまで食べてみたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方にぜひオススメしたいのが、マンゴーを使ったデザート専門店Mango Tangoです。お店は若者達が集まりバンコクの渋谷とも言われるサイアムスクエアにあります。BTSサイアム駅からすぐの非常に便利な場所です。サイアム駅のある大通りからSiam Squares Soi 3という通りに入ると、Mango Tangoの大きなロゴの看板と、マンゴーをモチーフにしたキャラクターが目に飛び込んでいます。著者撮影このマンゴーのキャラクターのキモかわいい感じが印象的です。著者撮影ガイドブック等で大きく取り上げられる人気店だけあって、いつも観光客で賑わっています。この混雑具合を見ると怯んでしまうかもしれませんが、回転は良いので意外とすぐに座れますよ。イチオシメニューは、お店と同じ名前のMango Tango 165バーツ(約480円)。フレッシュマンゴーとマンゴープリン、マンゴーアイスが一度に楽しめる贅沢なメニューです。2人でシェアしても満足できるボリューム感で、間違いなく幸せな気分になれます。著者撮影この他にも、甘いもち米とマンゴーの組み合わせのタイ独自のデザートや、マンゴースムージーなど、マンゴーを使ったバリエーション豊かなメニューがありますので、色んな種類を注文して皆でシェアしても楽しいかもしれませんね。紹介したサイアム本店以外にも、チャオプラヤー川沿いにある人気のショッピングモール、アジアティーク・ザ・リバーフロントにも支店があります。サイアムやアジアティーク・ザ・リバーフロントに行く機会があれば、ぜひ訪れてみてください。 ※日本円表示は1バーツ≒2.9円(2016年8月現在)で計算
2016年08月18日著者撮影今バンコクで話題の猫カフェ「Mofu Mofu cafe」に行ってきました!著者撮影 店内には猫に対する注意事項が書いてある張り紙も!著者撮影入ってみると店内は広々としています。奥のカウンターで飲み物や軽食をオーダーします。(必ず1人1オーダーする決まりになっています)著者撮影沢山の猫たちがお出迎え。色んな種類の猫達がいて、皆本当に可愛いです!著者撮影著者撮影著者撮影皆人間に慣れていて、撫でたり一緒に遊んだりできます。(おもちゃは無料貸し出し。)ご飯を食べているとテーブルに座ってくる猫も。猫用のおやつを買ってあげることもできるそうです。 そしてお昼過ぎると…猫たちがソワソワカウンターに集まりだし…著者撮影名物のランチタイム〜!著者撮影いろんな方のInstagramやブログで見た憧れの光景に感動致しました。とーっても可愛かったです!私が訪れた日は王妃様の誕生日の祝日で、あまりお客さんは居なかったですが、ふだんは結構な混み具合だそうです。12時のOpenと同時に行くのをオススメします!著者撮影
2016年08月16日著者撮影シンガポールで生活していると、もちろんシンガポーリアンに混じってヤ・クン・カヤ・トーストでお茶をしたり、ホーカーでジュースを飲んだりもしますが、やはり日本と変わらない味を求めるならスターバックス。無料のWi-fiも使えるため、きっと誰もが旅先で一度はお世話になっているのではないでしょうか。 そんなシンガポールのスターバックスでは、今だけ手に入れられるレアなグッズや限定メニューが続々とお目見えしています。今回はお土産にもぴったりのグッズを中心にご紹介いたします。 是非買って帰りたいご当地マグカップとタンブラーまずは定番のこちらから。著者撮影シンガポール限定マグカップとタンブラー。こちらのデザインはシンガポールに限らず他国でも販売されています。クリスマス時期にはゴールドになったり、時には赤にだったり、季節限定のカラーが発売されますが、今はこの定番色のブラックのようです。著者撮影こちらも定番のオレンジと赤のマグカップとタンブラー。常備展示販売されています。 シンガポール限定デザインも。注目のYou are Here Collection著者撮影新たにお目見えのYou are Here Collection。マーライオン、シンガポールフライヤー、スーパーツリーなど、シンガポールを代表するランドマークをモチーフにしたマグカップが新たに登場です!マリーナベイエリアが描かれたものとチャンギ空港やシンガポールの国花であるランが描かれたデザインの2種類あります。著者撮影マグカップとガラス製のウォーターボトルもありました。そして、思わず筆者も衝動買いしたこちら。著者撮影マグカップはマグカップでも、こちらはクリスマスツリーに飾るオーナメントなのです!大きなマグカップと同様に電子レンジにも食洗器にも対応しているので、紐を取ればエスプレッソカップとして使用することも可能です。マグカップは持ち帰るにもかさ張るし…と躊躇されている方に是非おすすめのこちらのオーナメント。お値段もS$12.90とお土産にもぴったりです。 中秋節ももうすぐ!限定デザインのタンブラーとムーンケーキもあります。常夏のシンガポールで生活していると、つい季節感がなくなってしまうのですが、こういうものを見ると、「季節は秋に近づいているんだな…」と気づかされます。中秋節のムーンケーキと限定デザインのマグカップとタンブラーがお目見えです。著者撮影著者撮影プラスチック製のタンブラー、よく見ると…著者撮影お月見しているうさぎやコーヒーと一緒に佇んでいるうさぎが中にいました。日本と同様、タンブラーを購入するとコーヒーを無料で入れてくれます。その場で飲まない場合もシンガポール国内で使えるバウチャーチケットももらえるので、次回に行った時に使うこともできます。(その際は有効期限をご確認ください!) 季節限定のドリンクを楽しもう!度々変わるアジア限定メニューがあります。今楽しめるのは“マンゴーフルーツゼリーヨーグルト”と“ストロベリーフルーツゼリーヨーグルト”フラペチーノ。著者撮影旅の休憩に寄るのも良し、限定グッズを買いに行くも良し。シンガポールのスターバックスで楽しいひと時を!
2016年08月15日エル・リオ・イ・マール・リゾートの近隣のダイビングリゾート「クラブ・パラダイス」のハウスリーフでカメと遭遇日本人ダイバーの間で、人気が急上昇しているフィリピン。マリンダイビング誌の読者投票においても、ここ数年は海外ダイブエリアのTOP3に常にランクインするほど、確実に高い評価を獲得しています。 人気の理由は、1.なんたって海がおもしろい!2.世界屈指の多様な魚&海洋生物3.スタッフのサポートで楽ちんダイビング4.多彩なダイビングスポット5.日本から近い!6.短期間の休みでも行ける!7.頼れる日本人ガイドがいる8.居心地のいいダイブリゾート9.物価が安い10.現地の人の笑顔が最高!行きたくなってきません?とはいえ、7000あまりもの島々からなり、ダイビングスポット数も多いフィリピン。どこへ行くべきか、迷ってしまいますよね。海の実力のほどをたっぷり体感できて、かつ、ちょっと穴場だったりしてほしい……。ブスアンガ島北部に位置するエル・リオ・イ・マール・リゾート。ジュゴンダイブセンターは長年モルディブで活躍していたドイツ人のダークさんがオーナーそこで切り札的にオススメしたいのが、知る人ぞ知るジュゴンの聖地「カラミアン諸島」。“ノーザン・パラワン”と呼ばれるエリアにあり、マニラ空港からカラミアン諸島の中心島ブスアンガ島の空港へ約1時間、そこから車で約20分、さらに船で川をくだって20~30分。遠路の先に待っているのが、最近通目を集めている「エル・リオ・イ・マール」というダイビングリゾートです。エル・リオ・イ・マール・リゾートの前のハウスリーフ。魚影の濃さにびっくりするはず“川と海”という意味をもつダイビングリゾートのハウスリーフは、川が栄養分を運んでくれるのか、魚影の濃さ、魚種の豊富さにびっくりするはず。ギンガメアジの大群は視界いっぱいに迫りくる迫力で、かたや海底を探せば愛らしいデンドゥリティックジョーフィッシュが。近隣に浮かぶ1島1リゾートの「クラブ・パラダイス」さらにここからボートで約30分の沖に浮かぶ「クラブ・パラダイス」ではかつてからジュゴンの棲む島として有名。遠征で出かけるアポリーフではバラクーダの群れも登場。ジュゴンと回遊魚、イルカにクジラ、小さな珍しい生物、なんでも揃った贅沢な海です。ダイビング後はエル・リオ・イ・マール・リゾートのプールサイドでのんびりとバンブーやウッドなど天然の建材を使った、シンプルなバンガロー ■レベル海況が穏やかな上、スタッフがすべてをケアしてくれる“殿様ダイビング”なので、初心者からOK■ダイビングスタイルリゾートから直接入れる、ハウスリーフが充実。ボートダイビングで周辺の海へ遠征も■ダイビングシーズン乾季(12~5月)と雨季(6~11月)があり、ベストシーズンは3~5月で透明度が高い。12~2月は風が強くなることも。1~2月はプランクトンが増え、透明度が悪くなるが、魚影が濃くなる 情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年08月15日チェンマイ駅で発車を待つバンコク行き14列車 著者撮影日本では「あけぼの」「北斗星」「カシオペア」など夜行列車の廃止が相次ぎ、現在、客車タイプの定期夜行列車は運行されていない。以前は「ブルートレイン」もしくは「ブルトレ」の愛称で親しまれ、鉄道少年たちの憧れの存在であったが、今はその姿を見ることはできない。 しかしその車両たちは今、タイに渡り、タイ国鉄の夜行列車として活躍している。チェンマイに旅行する際は、往路は飛行機でも、帰路は日本では体験できないブルトレを選択してみるのもよいだろう。ただ、問題はそのブルトレがどの列車で使用されているかである。ブルトレはある程度決められた列車に使用されているようだが、定員数がほぼ同じ韓国製の車両に変更になる場合もあり、最後は「運」に頼るしかない。紫色に塗り替えられたブルートレイン 著者撮影そのなかでバンコク発チェンマイ行13列車(バンコク発19:35)とチェンマイ発バンコク行き14列車(チェンマイ発17:00)はブルトレが充当される確率が比較的高いようである。事前に駅で購入した乗車券には車種の欄に「JR」と印刷されていたが、それでも別の車両に変更になることもあるようなので、実際に見てみるまでは安心できない。チェンマイでの用事を終え、街外れにあるチェンマイ駅へ向かう。駅に近づくと、タクシーの中からバンコク行き14列車が停車しているのが見えた。どうも前4両がブルトレ、食堂車を挟んで後ろ4両が韓国製の車両のようだ。現在、ブルトレはタイ国鉄カラーの紫色に塗られているが、他の車両とは形が異なるので、遠目でもブルトレかどうかは見分けがつく。駅に到着し、早速、自分の指定された車両を確認すると、運よくブルトレの方だった。よかった、よかった。1等個室寝台の室内 著者撮影バンコク行き14列車は、タイ国鉄でもエース級の夜行特急列車で、食堂車を除きすべて寝台車となっている。今回乗車するのは、その中で1両だけ連結されている1等個室寝台車。ひとりで個室を独占できる贅沢な車両である。この個室寝台車は、以前は東京発のブルトレのみに連結され、大阪発の夜行列車には連結されていなかかったため、私のような大阪在住の鉄道少年にとっては、乗りたくても乗れない羨望の車両だったのである。この車両にタイで乗れるとはまさしく夢のようである。チェンマイ駅でお昼寝中の犬列車はチェンマイ駅をほぼ定刻通りに出発、バンコクへと向かう。この路線で最も景色がよいのはランパーンあたりまでの山岳区間だが、幸いこの列車は日没までにその区間を通過する。まずはしっかり車窓を楽しみたい。車内スイッチには日本語の表示が残るランプーンを過ぎ、途中駅で坂道を上るための補助機関車を連結した列車は、いよいよ山岳区間へと入る。ブルトレで山の景色を楽しんでいると、まるで日本の列車に乗っているような錯覚に陥る。エンジンを唸らせて坂道を上り、峠の駅、クンターン駅に到着。ここはタイで最も高いところに位置する駅で、補助機関車もこの駅で切り離す。この駅を出ると、いよいよタイ国鉄最長のトンネル、全長1352mの「クンターントンネル」に突入し、一気に坂を下っていく。峠の駅、クンターン駅険しい山間を列車は走っていく 著者撮影だいぶ日が暮れてきたので、そろそろ夕食としたい。列車には食堂車が連結されているが、個室寝台には食堂車の係員が注文に応じて食事を届けてくれる。決して豪華な食事ではないが、車窓を楽しみながら暖かいご飯がたべられるのは最高の気分である。但し、タイ国鉄は酒類の持ち込みは全面的に禁止されているので、ビールで一杯、という訳にはいかない。食堂車から届けてくれる夕食 著者撮影食事が終わった頃を見計らい、今度は車掌がやってくる。車掌はマットレスを敷き、テキパキとベットメイキングを行う。日本のブルトレは乗客が自分でやるのが基本だったので、タイならではのサービスである。車掌さんのベットメイキングナコーンランパーン駅に到着した頃にはすっかり日も暮れていた。あとは暗闇の中を走るので、眠くなるまでぼんやり外を眺めるだけである。タイの夜行列車はどの列車も冷房が強くとても寒い。個室は冷房が調整できるようになっているが、それでもやはり寒い。夜行列車に乗る際は、防寒対策を忘れないようにしたい。いつしか眠りに落ち、ふと目覚めると列車はドンムアン空港の近くを走っていた。ほどなく車掌が各個室の乗客を起こし回り、併せてシーツなどを片付ける。バンコク・ファランポーン駅には定刻から約20分遅れで到着。とても名残惜しい気分で「ブルトレ」に別れを告げ、地下鉄で自宅に戻った。左手にドンムアン空港が見える。もうすぐバンコク。 著者撮影2004年に日本からタイに譲渡され、タイの地にもすっかり馴染んだブルトレであるが、残念ながら、この雄姿が見られるのはもうあまり長くない可能性が高い。というのも、今年、タイ国鉄は中国製客車115両の導入を発表、そのうち一部はすでにタイに到着しており、近々、バンコク、チェンマイ間の列車で営業運転を始める予定となっているからである。ブルトレに乗るのは今がラストチャンスかもしれない。ファランポーン駅100周年の際に展示された中国製客車の模型 著者撮影 (text & photo : 井上毅) バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方
2016年08月12日著者撮影アメリカ発祥のコーヒーチェーン店スターバックス・コーヒー。日本でも全国展開しており、頻繁に利用している方も多いのではないでしょうか?そんなスターバックス・コーヒーですが、タイのバンコクにもデパート等を中心にたくさんの店舗を展開しています。 落ち着いた内装に世界中で変わらない味で旅行中にほっと一息つくのにぴったりです。電源が多く設置されているので携帯電話を充電できますし、今年に入ってからはフリーWiFiが整備され、ますます旅行者に優しくなりました。今回はそんなタイのスターバックスについて紹介します。 世界で変わらない味のコーヒー著者撮影店頭には、カフェ・ラテ(110バーツ:約320円)やキャラメルマキアート(135バーツ:約390円)、コーヒーフラペチーノ(120バーツ:約350円)など、日本でもおなじみのメニューが並び、日本と変わらない味のコーヒーが楽しめます。タイのローカルカフェだと非常に甘いコーヒーが出てくることもあるのですが、甘さの心配をすることなく安心してコーヒーを飲めるのは非常にありがたいです。メニューにはトールサイズ以上の値段しか書いてありませんが、注文時に指定すればショートサイズもあります。 タイ独特の季節限定のメニュー著者撮影季節限定メニューは日本とは異なるタイ独自のものが楽しめます。今の限定メニューは「マンゴーフルーツゼリーヨーグルト」と「ストロベリーフルーツゼリーヨーグルト」。マンゴーの方を試してみましたが、果肉たっぷりのマンゴーがヨーグルトのほのかな酸味とマッチして美味しかったですよ。 タイ限定のグッズもあります著者撮影タイ限定のマグカップやタンブラーなどのグッズも販売しています。トゥクトゥクなどタイならではのモチーフがカワイイですね。 著者撮影季節限定のグッズもありますので、タイリピーターの方も要チェックです! ※日本円表示は1バーツ≒2.9円(2016年8月現在)で計算
2016年08月12日著者撮影タイ旅行の楽しみのひとつといえばタイマッサージ。タイでは街中のいたるところにマッサージ店があり、日本に比べると気軽かつリーズナブルに施術を受けることができます。今回は多数あるバンコクのマッサージ店のなかから、親子一緒にマッサージを体験できる、タイでも希少なお店をご紹介します。日頃の疲れを思いっきり解消したいママトラベラーにはおすすめのお店です! 日本語対応で安心のマッサージ店「Tsubasa(ツバサ)」今回ご紹介するマッサージ店「Tsubasa」には日本人スタッフが在籍しており、予約の段階から言葉の心配がありません。お店のWEBサイトにも各メニューの詳細と価格が日本語で掲載されているため、施術内容を事前にじっくり検討することができます。今回、私は小学校3年生の息子と一緒にマッサージを受けてきたのですが、息子はプロのマッサージを受けるのが今回初めて。そのため、本人は当日朝から少々緊張気味でしたが、入店すると、清潔な店構えと日本人スタッフの温かい対応にひと安心したようでした。まずは施術前に親子並んで足を丁寧に洗ってもらいました。店舗スタッフ撮影このような格好で足を洗ってもらうのは初めてで、最初は少し戸惑っていた息子ですが、さっぱりとしてとても気持ちよかったそうです。また、タイ人のマッサージ師の方たちが日本人に慣れており、簡単な日本語で話しかけてくれたのも子どもにとっては安心材料となったようでした。 至福の時間!タイ式フットマッサージを親子で体験足を洗ってリフレッシュした後はマッサージコーナーへ移動。今回私たちがお願いしたのはタイ式フットマッサージ60分コース350THB(約1,070円)とチャイルドフットマッサージ60分コース300THB(約915円)。フットマッサージ用のスペースはほどよい明るさが保たれており、小さなお子さんでも安心して施術を受けることが出来そうです。※2016年9月1日より、チャイルドフットマッサージ60分コースは350THB(約1,070円)に変更します。著者撮影私たちは隣り合った席で施術を受けたのですが、子どもとお互いの表情が確認できるのでとても安心でした。最初はチラチラとお互いの様子をうかがったり、小声で言葉を交わしていた私たちですが、そのうち施術の気持ちよさに2人ともぐっすりと夢の中へ……。店舗スタッフ撮影痛みの少ないソフトなタイ式フットマッサージとはいえ、子どもが60分もマッサージを受けることが出来るだろうかと少し心配していたのですが、結果は全く問題ありませんでした。お店の方の話では、息子よりもっと小さなお子さんの場合も、気持ちよくなってすぐに眠ってしまうお子さんが多いとのことですよ。フットマッサージの後は肩や腕、背中をじっくりほぐして頂きました。元々肩こりがひどい私についてはかなり丁寧にほぐして頂いたのですが、息子については子ども向けにきちんと加減をしてくれていたよう。子ども向けに背中や首などマッサージは大丈夫だろうか?とついつい心配になってしまいますが、その点も安心できる対応をして頂きました。 子供にも安心!施術のクオリティーにも納得これまで色々なマッサージ店で施術を受けてきましたが、今回私を担当して頂いたマッサージ師さんは身体の構造を知り尽くしているなぁと感動するレベルでした。マッサージで上手な方に当たると嬉しいものですが、Tsubasaに勤務している方々はマッサージ師として長いキャリアを持つ方が多いのだそう。こちらのお店でなら安心して子どものマッサージをお願いできると思います。マッサージ後は受付横のスペースでお茶を頂きながら、息子からマッサージの感想を。今回初めての体験でしたが息子も心からリラックスできたそうです。著者撮影 マタニティフットマッサージも対応可能今回ご紹介したチャイルドフットマッサージは3歳のお子さんから施術可能だそうです。料金は年齢によって異なり、3~6歳は30分150B(約460円)・1時間250B(約760円)、7~12歳は30分200B(約610円)・60分コース300B(915円)となっています。※2016年9月1日より、チャイルドフットマッサージは3歳から12歳まで一律料金、30分コース250THB(約765円)、60分コース350THB(約1,070円)に変更します。また、マタニティフットマッサージ90分600B~(約1,830円~)も対応可能で、妊娠9か月まで施術可能とのこと。足のむくみや就寝時の足の痙攣などに悩まされがちな妊婦さんには嬉しいサービスですね。日本ではなかなか経験できない親子でのマッサージ体験や日本よりも各段にリーズナブルなマタニティマッサージ、バンコク旅行の際に体験されてみてはいかがでしょうか。 Tsubasa(ツバサ)※日本円表記は、2016年7月26日の為替レートに準じます。
2016年08月11日サムイ〜バンコクはLCCとフェリーを使えば直行便の半額程度 著者撮影LCCのエア・アジア、ノック・エアー共に、サムイ島からドンサク埠頭までのフェリー、埠頭から空港までの送迎をセットにしたフライトチケットを販売している。各航空会社のWEBで予約、購入可能だ。今回はエア・アジアのフライトを選んだ。予約の時期にもよるがサムイ〜ドンサク埠頭〜ナコンシータマラート空港〜バンコクのフライトは約1,800バーツ、サムイ〜ドンサク埠頭〜スラータニー空港〜バンコクのフライトは約2,200バーツ。どちらもサムイ発朝7時のフェリーだが、乗り継ぎの時間の関係でスラータニー空港経由の方がバンコク着が早かったのでスラータニー空港の便を予約した。ノック・エアーはサムイのナートン埠頭発のフェリーを使うが、エア・アジアは、リパノイ埠頭からのフェリー。調べてみるとリパノイ埠頭へは、乗り合いソンテウは無く、タクシーもしくはソンテウをチャーターするしか交通手段が無いという事が予約してからわかった。朝6時にゲストハウスを出たもののタクシーは見当たらない。ビーチから離れていたバンガローに宿泊していたので、ビーチに近い場所まで歩けばタクシーの1台くらいはあるだろうと軽く考えていた。前日にタクシーの手配をしておくべきだったと後悔。ビーチロードに入る曲がり角で通りすがりのバイクに「TAXI?」と声をかけられた。一度断ったのだが、バイクに乗ったおばちゃんは戻ってきて「どこに行くの?」と聞いてきた。リパノイ埠頭は20km近くあり、バイタクで行くには遠すぎる。それにこのおばちゃんが、正規のバイタクという保証は無い。遠慮がちに「リパノイ埠頭までいくら?」と聞いたら300バーツだという。タクシーの半分の値段だった。この機会を逃すとフェリーの乗り遅れる可能性が高い。迷わずおばちゃんのスクーターの後ろに乗った。その瞬間、空車のタクシーがやってきたが、このおばちゃんに賭けた(笑)二人乗りのスクーターは、125ccとはいえ坂にさしかかるとガタンとスピードが落ちる。「もし、故障したら・・・」という不安が頭に浮かんだ。フェリー埠頭へ向かう途中、おばちゃんはずっと笑顔であれこれと話しかけてきた。フェリーの出港15分前、無事にリパノイ埠頭に到着。おばちゃんにお礼を言って300バーツを渡した。正規のバイタクなのか、白タク営業なのか結局はわからなかったが、おばちゃんのバイクに乗らなければフェリーにも間に合わなかったかも知れない。エア・アジアでバンコクからサムイに向かう場合には、リパノイ埠頭から各ビーチやホテルまでの送迎のミニバン(200バーツ)があるとのこと。サムイからバンコクに戻る場合、早朝出発の場合にはタクシーの手配を前日までにしておくことが必要だ。ノック・エアーを利用の場合は、ナートン埠頭からのフェリーになるので、早朝でなければ、ナートン行きの乗り合いソンテウに乗ればOK。なお、サムイ島のタクシーはメータータクシーだが、基本的に料金は交渉制になっている。サムイ島のの観光スポットのひとつビッグ・ブッダ 著者撮影時間ギリギリでドンサク埠頭行きのフェリーに間に合った 著者撮影リパノイ〜ドンサク間のフェリーは日本の中古船もあった 著者撮影リパノイ埠頭からミニバンでスラータニー空港に向かう 著者撮影 (text & photo : 中島貴義)
2016年08月11日著者撮影ベトナム人はお茶をよく飲む。ベトナム茶の有名な産地といえば、北部のタイグエン省。タイグエン茶(Trà Thái Nguyên)は緑茶としてそのまま飲まれるほか、フレーバーティーのベースになることもある。ハノイなど北部では、濃く苦いお茶が好まれるが、ホーチミンなど南部では、菊やアーティチョークなどの植物を使ったお茶も飲まれる。 ベトナムコーヒーもいいが、滞在中に1度、ベトナム茶を飲みに出かけてみてはいかがだろうか。今回はホーチミンでベトナム茶が飲めるカフェを3店紹介しよう。 参考記事:美容と健康に効くベトナム茶とお茶専門店をご紹介 1.Tea Maison(ティー・メゾン)著者撮影ドンコイ通り151番地の路地入口「L’USINE」や「CATINA café」などお洒落なカフェやショップが集まる注目スポット、ドンコイ通り151番地の路地。ここに2015年9月にオープンしたお茶カフェがある。著者撮影店内茶器セットやアンティークの自転車がディスプレイされた細長いアプローチを通り抜けると、そこには古いタイルが敷き詰められたレトロな空間が広がっている。著者撮影茶葉スタッフのカンさんによると、ベトナム茶は8種類、アメリカとフランスから取り寄せたフレーバーティーを15種類揃えているとのこと。茶葉は100gから量り売りもしている。著者撮影一番人気のBlue Dragon(ウーロン茶)お茶が冷めないようにと、ポットを温めた状態で出してくれる心遣いもうれしい。メニューを見て、どのお茶にしようか迷ってしまったら、茶葉の香りを試させてもらおう。————————————Tea Maison(ティー・メゾン)営業時間:8:00~22:00電話番号:(+84)8-6286-7347住所:2nd floor , 151/9 Dong Khoi , District1 , Ho Chi MinhURL:(ハトバラ)著者撮影店内のカウンター席日本人街のレタントン通りに店舗を構える「HATVALA」。細長い店内にはカウンター席と2名掛けのテーブル席があり、アラビカ豆を使ったコーヒーや香料を添加していない高品質のベトナム産オーガニック茶が飲める。また、お土産用の商品も多数揃っている。著者撮影茶室商品については、お茶に詳しいスタッフが英語で1つずつ丁寧に説明をしてくれる。店内奥には茶室が用意されているので、数種類のお茶をテイスティングし、納得した上で購入することができる。お茶の味を試してみたい人はスタッフに気軽に声をかけてみて。著者撮影北部・ラオカイ省出身のオーナー、ゴックさんゴックさんはビジネスパートナーのイギリス人男性・ジェフさんと共に、定期的に北部の茶畑を訪れ、茶農家さんと信頼関係を高めながら、日々新しいお茶を開拓している。著者撮影Tea Selection Gift Box(235g入)489,000VND(約2,235円)「HATVALA」で扱っているお茶は緑茶・白茶・黒茶・紅茶・ウーロン茶・香茶と大まかに6種類。パッケージもかわいいので、お土産にピッタリな1品がきっと見つかるはず。————————————HATVALA(ハトバラ)営業時間:8:00~19:00電話番号:(+84)8-3825-8908住所:52 Le Thanh Ton , District1 , Ho Chi MinhURL:hatvala.com 3.khanh casa tea express(カンカサ・ティーエクスプレス)写真提供:khanh casa tea express店舗外観・内観ベトナムの建築家、カン・カサ(Khanh Casa)氏が手がけるティーハウスは市内に3店舗。ドンコイ通り、レロイ通り、ハムギー通りとどの店も中心地にあり、アクセスしやすい。著者撮影店内の様子建築家が手がけただけに、内装にこだわりが見られるほか、各店舗のコンセプトが異なるのが面白いところ。ハムギー通りとトンタットダム通りが交わるところに位置する「khanh casa tea express」は、店名通り、高品質なお茶を素早く提供するスタイル。著者撮影お茶のメニュー店の内外に客席が用意されているので、もちろん店内で飲んでいくことも可能。お茶缶のディスプレイに見えるこちら(写真)は、なんとメニュー!見せ方も非常にユニークだ。著者撮影玄米茶(Tra gao rang)45,000VND(約210円)お茶の種類はレモングラスやシナモンを使ったベトナムらしいもののほか、定番の紅茶・アールグレイやダージリン、日本の抹茶・緑茶・玄米茶と幅広いラインナップだ。また、FAUCHONやTWININGS、スタバが買収したアメリカのお茶専門店・Teavana社や、約190年の歴史を持つドイツの老舗紅茶メーカー・Ronnefeldt社など、世界的に有名なブランドの紅茶も取り扱っている。————————————khanh casa tea express(カンカサ・ティーエクスプレス)営業時間:8:00~22:30電話番号:(+84)8-3825-6525住所:77 Ham Nghi , District1 , Ho Chi MinhURL:もし気に入ったお茶があれば、お土産用に茶葉を購入し、必要に応じて茶こしや茶器セットなども揃えてみては。自宅でベトナム茶を楽しむという素敵な時間を過ごせるだろう。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年08月11日著者撮影シンガポールのローカルフードとして不動の人気を誇るチキンライス。チキンスープで炊いたご飯の上にやわらかいチキンが乗っていて日本人にもローカルの人にも愛されています。そして必ずとっていいほど「美味しいチキンライス」としてガイドブックやサイトで紹介されているのがマックスウェルフードセンターの「天天海南鶏飯」。常に行列のある有名店となっています。今回は、天天海南鶏飯の元祖となるマックスウェルフードセンター店と、郊外にある支店も番外編としてご紹介。 大行列のマックスウェルフードセンター内「天天海南鶏飯」早速マックスウェルフードセンター内にある天天海南鶏飯をご紹介。平日11時過ぎに行きましたが既に行列で、多少の待ち時間は発生しましたが回転が早いためあまり苦痛には感じないと思われます。著者撮影同じ看板のお店が#10、#11と続くためどちらに並んでいいか最初戸惑ってしまいましたが、#11側でオーダーし、そのままの流れで#10で受け取る形になっています。著者撮影あまりホーカーでは見られないこのスタイル、有名店で毎日行列になるからこその画期的なシステムだと思います。 メニューはこちら。著者撮影 行列に並んでようやくありつけたチキンライス、中サイズ5ドル(約380円)。著者撮影男性なら「大」がちょうどいいかと思われます。ただ、その後他にも食べ歩きなどを予定されている方には、少なめの「小」サイズのほうが、他の食べ歩きも楽しめそうです。ちなみに、チキンライスのみでこちらの金額でしたが、通常ホーカー内で食べる場合、チキンライスとともにスープが付いてきます。また、ほとんどのチキンライス屋さんはさらっとしたタレがかかっていることが多いですが、このグレービーソースが味のポイント。骨付きのチキンもありますのでご注意ください。また、売り切れ次第閉店となります。著者撮影尚、過去の受賞歴や雑誌掲載等、数え切れないほど。そして、今年から発行となったミシュランガイドシンガポール2016にはビブグルマンの店舗の一つとして掲載されているんです!著者撮影 マックスウェルフードセンター周辺をチェック!マックスウェルフードセンターは、チャイナタウン界隈のため、観光がてらガイドブックを手にして歩く国際色豊かな旅行者を多く見かけます。こちらはマックスウェルフードセンターの目の前にある、チャイナタウンの中心部の仏教寺院「新加坡佛牙寺龍牙院」。著者撮影 そして現在、マックスウェルフードセンターのエリアは2021年に向けて新しい沿線の開通を予定しているため、長い間工事が行われています。開通予定の新しい沿線はThomson-East Coast Lineと名付けられ、まさにマックスウェルフードセンターの目の前にMaxwell MRT Stationができる予定。著者撮影著者撮影参考までに新しく開通するこの沿線は、北にあるWoodlandsエリアからBotanic Garden方面やGardens By the bayを通り、EastエリアのMarine Parade、チャンギ空港にほど近いBedok方面を通る沿線と発表されています。工事が順調に進み、予定通り開通されると、旅行者にとってもマックスウェルフードセンターへのアクセスはとても簡単になるはずです。 大規模な工事のため、一見フードセンターが閉まってるようにもみえがちですが、この看板の通り、通常通り営業して多くの人でにぎわっています。著者撮影著者撮影 郊外にはクーラー付きで快適な支店も!著者撮影次に郊外にあるクーラー付の天天海南鶏飯へ。2つある支店のうち、今回伺ったのはチャンギ空港へ向かう電車の乗り継ぎで利用する方も多いTanah Merah駅が最寄りの店舗へ。駅からは徒歩15分強と少々不便ではありますが、駐車場もあるので地元の方々は車で来ています。著者撮影やはりお昼時は立って待つ人が出るほど混んでいました。ただこちらも回転が速いため、さほど待たずに相席などで座れます。著者撮影メニューもマックスウェルフードセンターよりも充実していており、スープ付で3.80ドル(約290円)。ゆっくりクーラー付で楽しめるのもいいですね。著者撮影著者撮影著者撮影 是非、天天海南鶏飯のチキンライスを楽しんでみてくださいね。 ※日本円表記は、2016年8月9日の為替レートに準じます
2016年08月09日photo:PIXTAリオデジャネイロ五輪がついに開幕した。三宅宏実選手が銅メダルを手にした重量挙げ女子48キロ級では、タイのソピタ・タナサン選手が金メダル、インドネシアのスリワーユニ・アグスティアニ選手が銀メダルを獲得。大会序盤から、日本と東南アジアが表彰台を独占する光景が見られた。 オリンピックといえば日本では常に高い関心が寄せられる国民的行事だが、東南アジアの国々では日本ほど注目度が高くない。理由はシンプルで、東南アジアからはそれほど多くの選手が出場しておらず、メダルが狙えるような競技となるとかなり限られるからだ。そのため、オリンピックは大国のための大会という感覚が強く、それに代わって「東南アジアのオリンピック」とも呼ばれる東南アジア競技大会(SEA Games)が2年に一度開催されて盛り上がりを見せている。 だが、2000年代に入った頃から、東南アジア勢のオリンピックでの存在感は確実に高まっている。20世紀のオリンピックでは東南アジア勢がメダルを獲得するのはかなり稀なことだったが、ここ数大会は多くの国で明らかなメダル数の増加が見られる。東南アジアのスポーツ界を引っ張る存在であるタイなどは、回を追うごとにメダルを狙える種目が増えている状況だ。国の発展とともにスポーツの実力も一歩ずつ世界に近づいていることがわかる。 ヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手前回のロンドン五輪までで最も多くのメダルを獲得してきた東南アジアの国はインドネシアで、計27個。金メダルも6個獲得している。27個のうち18個はバドミントンで、金メダルは全て同競技からだ。インドネシアは世界的にも中国に次ぐバドミントン大国として知られ、1992年に正式種目となって以降、オリンピックでも存在感を示してきた。昨年の世界選手権を制した男子ダブルスのヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手ら、今回も複数のメダル獲得が期待される。 メダル獲得数ではバドミントンで荒稼ぎしてきたインドネシアには一歩及ばないが、複数の競技でメダルが期待できるのはタイ。これまでの実績でもインドネシアに次ぐメダル25個、うち金メダルはインドネシアを上回って最多の7個を獲得している。タイが初のメダルを獲得したのは1976年のモントリオール五輪で、種目は「お家芸」のボクシング。以降、ボクシングのみのメダル獲得が続いたが、2000年のシドニー五輪で重量挙げ、2004年のアテネ五輪でテコンドーが加わりメダル獲得種目は3つまで増えた。重量挙げでは金メダルも3つ獲得している。 著者撮影 ラチャノック・インタノン選手そして、今回はタイのメダル獲得種目がさらに増える可能性が高い。今年、女子バドミントンで世界ランク1位も経験した金メダル候補のラチャノック・インタノン選手、世界の女子ゴルフ界に現れた20歳の新星で今年の全英女子オープンを制したアリヤ・ジュタヌガーン選手ら、種目別で初のメダル獲得が大いに期待される選手が複数いるからだ。タイはサッカーや女子バレーボールなどの成長も著しく、特に女子バレーボールは2大会連続して世界最終予選で日本に敗れ、惜しくも悲願のオリンピック初出場を逃した。今後、タイはさまざまな種目で世界の舞台に登場してくることだろう。 著者撮影その他の国でメダル獲得が期待されるのは、まずは男子バドミントンで世界ランク1位に君臨するマレーシアのリー・チョンウェイ選手。マレーシアもインドネシアに次ぐバドミントンの盛んな国として知られ、同選手は国民的な英雄だ。2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪と連続で銀メダルの「無冠の帝王」が、三度目の正直で金メダルに挑む。金メダル獲得となれば、マレーシアにとっても全競技を通じて初の快挙だ。これまでオリンピックでのメダルは一つもないカンボジアにも注目選手がいる。カンボジアといえば日本では男子マラソンの猫ひろし選手が話題だが、メダルの期待がかかるのは女子テコンドーの67キロ超級に出場するソーン・シウマイ選手。2014年のアジア大会では19歳の若さでカンボジア初の金メダルを獲得。リオ五輪では初の五輪メダルをカンボジアにもたらすことができるか。全体的な傾向としては、東南アジアにはバドミントン、重量挙げ、テコンドーなどの種目を得意とする国が多い。これらの競技では日本と東南アジアの国々がメダルをかけた戦いも見られることだろう。日本人選手の応援とともに、ひそかに始まっている東南アジア諸国の躍進にもぜひ注目してみてほしい。 (text & photo : 本多 辰成 ) スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年08月09日著者撮影バンコク滞在中の週末は、週末限定マーケット「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」でショッピングを楽しむという方も多いのではないでしょうか。小さな店舗がぎっしりと並ぶ巨大マーケットは何時間滞在しても見飽きることがありません。 そんな人気ショッピングスポットに最近素敵なセレクトショップがオープンしました!お土産選びにもぴったりなショップ「HIDDEN HANDS」を今回はご紹介します。 7つの個性派タイブランドが揃う!「HIDDEN HANDS」は7つのタイブランドから構成されたセレクトショップです。地元職人によって作られたバッグのブランド「DUWUDUWU Bangkok」やシンプルで程良いリラックス感のある日常着を提案する「PUNCH WHALE」など、おしゃれで実用的なアイテムが並びます。著者撮影小さなスペースには興味深い商品がたくさん。デザインの凝った麻やコットンのワンピ―スやシャツは日本人客に非常に評判が良いそうです。また、オーガニック石けんブランドの「HERBALIST」の商品はおしゃれなパッケージでお土産にもぴったり。著者撮影 ショップへのアクセス方法「HIDDEN HANDS」はMRTガムペーンペット駅からすぐ。駅2番出口を出て地上に出ると、マーケットの入り口部分にこちらの「プー・ファー」ショップがあります。著者撮影このショップを左手に見ながら少し進むと、写真のソイ34という小道が左手にありますので、そちらを入ってみてください。写真奥に見える「手のひら」のショップフラッグを目印に左折すれば到着します。著者撮影 著者撮影クリエイティブでセンスの良い商品がたくさん詰まった「HIDDEN HANDS」、チャトゥチャックに行く機会があれば是非立ち寄ってみてください。
2016年08月08日ミシュランガイドシンガポール2016表彰式 ©Singapore Tourism Board美食ガイドの代表格「ミシュランガイド」から、東南アジア版としては初となるシンガポール版「ミシュランガイドシンガポール2016」が発表された。 3つ星獲得はあの有名店ジョエル・ロブション ©Singapore Tourism Board言わずと知れた美食家のためのグルメガイド「ミシュランガイド」から、この度ついに東南アジア初となるシンガポール版「ミシュランガイドシンガポール2016」が発表された。国内で唯一3つ星を獲得したのは、フレンチコンテンポラリーを提供する世界の「ジョエル・ロブション」。2つ星には「アンドレ」「レ・ザミ」「四川飯店」などの有名店6軒が名前を連ねた。さらに「ワク ギン」や「クリスタル・ジェイド・ゴールデンパレス」などの人気店に加え、「ヒルストリート・タイ・ホァ・ポークヌードル」、「香港ソヤソース・チキンライス&ヌードル」の2軒の屋台を含む22軒が1つ星を獲得。屋台料理店が星を獲得するのは貴重で 「世界で唯一、ミシュランの星を獲得した店で5シンガポールドル(約390円)で料理が食べられる国」として話題に。 屋台のレベルの高さを証明!大注目のビブグルマンティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス ©Singapore Tourism Board1つ星に輝いた2店をはじめとして、「ミシュランシンガポール2016」では、掲載店200軒のうちなんと55軒が屋台だというから驚き。星の評価から外れるものの、コストパフォーマンスに優れるお店に与えられる「ビブグルマン」の称号は、34店が獲得した。ソンファ肉骨茶(バクテー) ©TRIPPING!観光客にもお馴染みの「ソンファ肉骨茶(バクテー)」や、「328 カトン・ラクサ」「トゥルー・ブルー・キュイジーヌ」など、有名ローカル料理店に並んで、マックスウェル・フードセンター内の「ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス」やゴールデン・マイル・フードセンター内の「フィッシュボール・ストーリー」、ティオン・バル・マーケット内の「ティオン・バル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキンライス」など、ホーカーセンター(屋台村)内の小さな店舗がビブグルマンに選出されている。昼間はビジネスマンで賑わうアモイ・ストリート・フードセンターからは、「ヌードル・ストーリー」「フェイマス・クリスピー・カリー・パフ」を始めとする計4店舗が選出された。シンガポールが「美食のハブとして世界的な注目を浴びていることが証明された」と話すのは、シンガポール政府観光局 北アジア局長 マーカス・タン氏。世界的なお墨付きをもらったシンガポールの多様なグルメを「近い将来、日本の皆さまにも現地で本場の味を体験してほしい」と加える。
2016年08月08日写真提供:高島屋広報・IR室日本を代表する老舗百貨店「高島屋」がメインで入居する大型ショッピングセンター「サイゴンセンター」が2016年7月30日(土)にホーチミンにオープンした。 ホーチミン初の百貨店×ショッピングセンターサイゴンセンターは、高島屋グループが手掛けた百貨店を核テナントとした、本格的ワンストップショッピングセンターで、約210ブランド擁する「ホーチミン髙島屋」と145店舗の専門店が入居している。一階の専門店ゾーンでは、「Carolina Herrera」や「Stuart Weitzman」「Dsquared2」などベトナム初進出、「MOSCHINO」や「KENZO」などホーチミン初進出となるハイファッションブランドの店舗を展開。百貨店ゾーンでは、ベトナムで人気の日本の化粧品をはじめとした、カウンセリング販売を行う化粧品売場や、ファッションブランドが入居し、日本の百貨店と同様の上質で洗練された空間が広がる。最上階、5階は「世界の食文化と新しいベトナムの食文化を発信するフロア」をテーマに、和食、中華、イタリアン、タイ料理をはじめ、世界の味が楽しめるレストランフロア。寿司やラーメン、お好み焼きなどを味わうことのできるフードコートも設けられている。地下二階では、日本の百貨店が誇る人気ゾーン「デパ地下」を展開。百貨店ゾーンでは、源吉兆庵、ROYCE’、ユーハイムといった日本のデパ地下でも人気の高いブランドが並ぶほか、ラーメンや甘味などのイートインコーナーも開設。専門店ゾーンには、ベトナムの高級スーパー「Annam Gourmet」もお目見えした。 最注目のロケーション!サイゴンセンターは、ホーチミン中心街のレロイ通りに面し、将来的に地下鉄4路線が乗り入れ市内最大のターミナルになるベンタイン総合駅(※現在工事中)に近い最注目のエリア。 尚、高島屋グループは、ASEAN 諸国を中心に海外での事業展開を進めていて、ホーチミンの出店は、シンガポール、中国(上海)に次ぐ3ヵ国目。2017年度にはタイの首都バンコクにも出店を予定している。
2016年08月05日©TRIPPING!ベトナムの麺料理「ブンチャー」。日本ではまだ馴染みの薄いベトナム料理ではあるが、在住者やベトナム通の中には、ブンチャーに目がないという人も多くいる人気料理だ。 本来はベトナム北部を代表する料理ではあるが、南部ホーチミンでも本場の味が楽しめると評判の食堂がある。 本場の味を楽しめる「Bun Cha Ha Noi 26」©TRIPPING!日本人街と呼ばれる、日本人が多くすむエリアにあるのが「Bun Cha Ha Noi 26(ブンチャー・ハノイ・26)」。地元の人々に人気のブンチャー専門店だ。ブンチャーとは、ヌックマム(ベトナムの魚醤)ベースのつけだれに、ブンと呼ばれる細めの米麺を合わせて食べる麺料理。つけだれには、炭火焼肉が入り、別添えの香草や野菜もたっぷり入れて味わう。©TRIPPING!Bun Cha Ha Noi 26のブンチャー(38,000VND=約175円)は、炭火焼肉がたっぷりで溢れんばかりのつけだれが特徴。ヌックマムの旨味に加え、甘味と酸味をバランス良く感じることのできるつけだれは、病み付きになる味わい。炭火焼肉の香ばしい香りも食欲をそそる。©TRIPPING!カゴに入ったてんこ盛りの香草と野菜は、レタスやオリエンタルバジル、ノコギリコリアンダーなど5種類ほど。ちぎって加えることで、食感や香りもプラスされて、よりさっぱりとした味わいに。 サイドメニューにも注目©TRIPPING!Bun Cha Ha Noi 26のサイドメニューで人気なのが、チャーゾー(揚げ春巻き10,000VND=約50円)。まるでメンチカツのように肉がぎっしりつまっていて、食べ応え十分。ブンチャーとの相性も抜群だ。その他にバイントム(エビと芋のかき揚げ 10,000VND=約50円)も人気の一品だ。 ©TRIPPING!尚、店舗は、1階と2階があり、1階はベトナムらしいプラスチックの椅子に腰掛けるタイプの座席で、2階は木製の椅子とテーブルが用意されている。©TRIPPING! 一度食べるとハマる人続出のブンチャー。地元の人々で賑わう人気店で、堪能してみてはいかがだろうか? ※日本円表記は、2016年8月4日の為替レートに準じます
2016年08月04日ベトナムで観光地やショッピングを楽しむのもいいけど、現地のひとびとの暮らしを覗いてみたい!そんな声を聞くことがあります。しかし、街を歩くだけだと疲れるし、車やバイクの喧しいクラクションに辟易するだけ…。いいえ、それは気づいていないだけなのです!団地の魅力に!ベトナムの団地、現地の言葉で「チュンクー」は、暮らしの風景が詰まった箱庭なんです。 現地の暮らしはここで眺めろ!団地(チュンクー)の魅力。団地は日本にもありますが、ベトナムのそれはイメージしているものとちょっと違うかもしれません。それらはコの字やロの字をしていることが多く、団地そのものが外側と内側を隔てる壁となって、中庭は不思議なくらいに静まり返っているときがあります。また、数多くのひとびとが密集して暮らしているため、生活に最低限必要なものが一通り揃うようになっているのです。今回は、そんな団地を見ていきましょう。 日本人も多く住む、手近な平均的チュンクー。観光地の集まる1区から東方面へ車で5分ちょっとした先にある団地が、「チュンクー・ファンビッチャン」です。ここは1区からほぼ一本道でアクセスが良く、数多くの日本人が住んでおり、少ないながらも日本食レストランが点在しています。 早速入ってみると、い~感じの団地に挟まれています! 見上げるとほら… この無機質な団地!ワクワクしません? と、これは人を選ぶところかもしれませんが、ここで心が震える人は確実にチュンクー巡りに向いている!と言えるでしょう。あと私と気が合います。 団地の間に立って見上げてみると、より迫力を味わえますね。 また、この内側の一階には、 このようにほぼ必ず、 カフェが存在します。 しかもすんごい安い!コーヒー一杯およそ60円です。 市内中心地の、とりわけオシャレなカフェで頼もうものなら300円くらいはしますが、これら団地のカフェの価格は、路上のプラスチック製のイスに座って飲むような、簡易カフェに匹敵するほどの安さでしょう。ベトナムは世界的にもコーヒーの産地であり、カフェ文化が根付いています。団地の井戸端会議は老若男女を問わずにカフェで、ということなのですね。 そしてなんと24時間営業の雑貨屋までもが存在。コンビニはともかく、ベトナムで雑貨屋が24時間開いているという環境は非常に珍しいものです。これもまた、いつ何時でも需要のある団地の性質によるものなのでしょう。 そしてこれ、一体何だと思います? 正体は運動器具。ちょうど手前の器具は、赤い板に両足を乗せて腰を左右に捻らせて運動するものだと思います。ベトナムの朝は早く、近隣の公園で運動に勤しむ光景はしょっちゅうです(詳しくは以前書いたこちらの記事をお読みください)。数は少ないながらも、団地に常設は当たり前。 それだけではなく、 メリーゴーラウンドまでもが!? 撮影時間が昼間だったので動いてはいませんでしたが、夜にここを通ると楽しげなBGMとともに子どもを乗せて勢いよくグルングルンと回っています。カフェ、雑貨屋、運動器具、そして子どもの遊び場までもを提供する、ひとつのチュンクーはひとつの生態系であると表現できるのかもしれません。 ちょっと高級住宅街!どことなく気品漂うチュンクーさて、場所を変えてみましょう。 バイクが往来する中程度の通りから脇道に入ると… さらに開けた場所に出ます、ここが「チュンクー・43・ホーバンフエ」。ここはさきほどのチュンクーほど箱庭感はありませんが、外の通りとはガラリと空気が変わるという点で、そう呼んでもいいのではないでしょうか。 そして立ち並ぶ建物もちょっとハイセンス。そう、ここは団地というよりも、高級住宅が並ぶ場所なのです。 それにしても、 ベトナムは、お金持ちほど緑を生やしている気がします。建築のトレンドとしても、緑化が最先端と見る節があると聞いたことがあります。 が、ここにもちゃっかり運動器具が。 周囲を少し歩きまわると、いい感じの「団地の板挟み」がありました。 いいですね。何がいいのか説明しようと思ったけど、きっと伝わらない人にしか伝わらないので説明はやめよう。 ちょうどこの頃はお昼時だったので、 ベンチで寝入っている人もちらほらと! 大げさに言うとね、ベトナムで無防備、ましてや寝るなんて危ない行為な訳ですよ。何か盗られちゃうかもしれないし。にも関わらずこうした光景が見られるということは、中庭がいかに安心できる憩いの場かということを主張してくれます。まぁ、今盗られるものを持ってないという可能性が一番高いけど。 果物売りの屋台もありました(おばちゃんは裏に引っ込みました)。 パノラマ写真でもどうぞ!※マウスやスワイプで動かせますチュンクーの魅力2 - Spherical Image - RICOH THETAチュンクーの魅力2-2 - Spherical Image - RICOH THETA 絡み合った電線が、まるでご神木のように鎮座するチュンクー最後は、ベトナムの象徴的存在でもあるアレがすごいチュンクーです。 一部頭上を覆うほど緑が茂る、いいチュンクーですね。 ここは子どもが多いのでしょうか。 さきに紹介したふたつにはなかった、オモチャの露店がありました。 ベトナムの国旗が張られてあります。 ローカルの風情が感じられていいですね。 おばちゃん「ちょっとあんた、写真撮ってんのかい?」私「あ、うん」おばちゃん「あれ撮っときなよ!外国人にとっておもしろいらしいよ!」私「あれ??」 と、おばちゃんたちが指を差すので見てみると(会話内容はすべて想像です)…。 こっ、こここ! 混線すげぇ~~!! このおびただしいと形容するべき電線はベトナムを象徴する風景ですが、ここまで立派なものはあまりありません。現地で見慣れているはずのおばちゃんが、わざわざ私に伝えてきたことも納得です。なんかもう、存在するだけでただただカッコイイですね。 パノラマ写真でもどうぞ!※マウスやスワイプで動かせますチュンクーの魅力3 - Spherical Image - RICOH THETA チュンクーに入ってみると、意外なローカルの暮らしが見えるかも!と、以上、チュンクーの魅力をお伝えしました。はじめてのベトナム(外国)ではやはり有名な観光地に行きたくなるものですが、それでも時間が余っちゃった!とか、二度目なのでローカル風景を見てみたい!とか、そういったことであれば、ぜひともチュンクーに潜ってみることをオススメしますよ。路地は路地で非常におもしろいのですが、ほぼ私道のような位置づけになっていることも多いので、ときどき「なんだこの外国人!?」みたいな目で見られちゃうんですよね。でも、チュンクーは外国人が立ち入ってもみんな(良い意味で)どうでもよさそうな雰囲気なので、ぜひぜひ覗いてみることをオススメします。とはいえ、生活している場所なので、騒ぎすぎはご法度ですけども。 -------------------------------チュンクー・ファンビッチャン(Chung cu Pham Viet Chanh)住所:Chung cu Pham Viet Chanh, W.19, Dist.Binh Thanh, HCMCチュンクー・43・ホーバンフエ(Chung cu 43 Ho Van Hue)住所:Chung cu 43 Ho Van Hue, W.9, Dist.Phu Nhuan, HCMCみっつめのチュンクー(名称不明不明)住所:14 Tran Binh Trong, W.1, Dist.5, HCMC (text & Photo:ネルソン水嶋) ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年08月03日著者撮影2011年にアメリカの情報サイトCNNGoによって「世界一美味しい食べ物」に選出されたマッサマンカレー。日本でもカップヌードルになるなどし、今では知名度が高いタイ料理のひとつです。しかし元々はタイ南部の一部の地域で食べられてきたご当地料理。そのためか、バンコクでマッサマンカレーを食べることができるお店はそう多くはありません。今回はアクセス便利なシーロム地区にある、マッサマンカレーの名店をご紹介します。 タイ人に人気の老舗レストラン「Taling Pling(タリンプリン)」は1987年創業の老舗タイ料理店。現在はバンコク都内に計6店舗を展開しています。今回ご紹介する本店・シーロム店はシーロム通りに面した商業施設「バーン・シーロム」内にあり、観光客の方でもアクセスしやすくオススメです。著者撮影「タリンプリン」といえばピンクカラー。店内は可愛らしいピンクで彩られています。老舗でありながらモダンかつおしゃれな雰囲気のなか、上品で家庭的なタイ料理を楽しむことができるとあって、ハイソなタイ人には絶大な支持を得ています。著者撮影 ロティと一緒にカレーを楽しもうマッサマンカレーの注文時には鶏肉か牛肉を選ぶことができます。今回は牛肉(245B・約740円)を注文したのですが、ほろほろに煮込まれたお肉が絶品!大きなじゃがいもと玉ねぎも贅沢に入っています。ココナッツミルクやピーナッツを使用してじっくりと煮込んでおり、一般的なタイカレーとは異なった上品な甘みと深いコクを楽しむことができるこちらのカレー。辛いカレーは苦手という方でも大丈夫です。著者撮影このお店では、マッサマンカレーにロティという平たいパンが付いてくるのですが、ロティの素朴な味わいと濃厚なマッサマンカレーの相性が抜群。タイではロティは通常屋台等でお菓子として販売されていることも多いのですが、ナンのようにカレーと一緒に食べるのもおすすめです。ライスと食べるのも勿論美味しいのですが、せっかくなのでロティとカレーの組み合わせに是非チャレンジしてみてくださいね。 また、「タリンプリン」のメニューはマッサマンカレー以外にも一般的なタイ料理をひと通り網羅しており、何を食べてもハズレがないお店です。100B台~とリーズナブルな価格設定でありながら、シェアを前提にしたボリュームで提供されるので、大勢であれこれ食べたいというときにも最適。著者撮影なお、こちらのお店はセントラル・ワールドやサイアム・パラゴンなどの商業施設にも出店しています。バンコクでマッサマンカレーを食べたくなったら是非「タリンプリン」に足を運んでみてくださいね。
2016年08月03日サムイの素朴な雰囲気のビーチでのんびりと過ごそう 著者撮影素朴なリゾートという表現が似合うサムイ島。タイで3番目に大きな島で内陸には椰子の木が多く繁り自然豊かな島。高層リゾートホテルは無いが、コテージタイプのラグジュアリーなリゾートからバックパッカー向けのバンガローまでアコモデーションの種類は豊富だ。 サムイへはバンコクからバンコク・エアウェイズで1時間足らず。ただ、料金が片道約5,000バーツとちょっと高いのが難点。予算を抑えたい旅行者にオススメなのが、鉄道やバスとフェリーのジョイントチケットだ。寝台車は下段がおすすめ。予約は早めにしよう 著者撮影今回はバンコクのファランポーン駅から鉄道を使ってサムイ島に旅した。出発当日の夕方、ファランポーン駅の切符売り場で「サムイ島まで行きたいのですが・・・」というと最寄りのスラータニーまでの切符と駅から船着き場までのバス、船着き場からサムイ島までの船の切符をくれた。急行列車2等寝台の上段で1,000バーツちょっと。バンコク。エアウェイズ直行便の約1/5の値段だ。2等座席や3等座席で頑張れるのなら料金はもっと安くなる。バンコクを19:30分に出発。約1時間ほどすると、乗務員さんが寝台のセットにやって来た。自分のベッドにもぐりこみ後は朝を待つだけだ。上段の場合、エアコンの吹き出し口に近いので長袖等の防寒対策は忘れずに。翌朝の6:30頃、乗務員さんが「後30分ほどでスーラータニーです」と声を上げながら回っていた。タイ語と英語なのでタイ語がわからなくても心配は無用。7時過ぎ、列車はほぼ定刻にスラータニーに到着。列車はナコンシータマラート行きだが乗客のほとんどがスラータニーで降りた。駅の目の前にフェリー会社のオフィスがある。複数の会社があるのでチケットをよく確認しよう。ドンサク埠頭に到着 著者撮影スラータニーからフェリー乗り場のドンサク埠頭へは約1時間半。埠頭に着くとそのままフェリーに乗船。今回乗ったのは「ロンプラヤ社」のカタマラン式高速フェリーで乗り心地も良く約45分でサムイ島のナートン埠頭に到着。ロンプラヤ社の高速フェリーは快適 著者撮影埠頭からラマイ、チャウエンといったビーチにはソンテウ(乗り合いのトラック)があり、乗り合いの場合、1人60バーツ〜100バーツ程度。チャーターの場合は600バーツ〜。フェリーの中では島内どこでも送迎してくれるミニバン(150バーツ)のチケットも売っているのでそちらの方がオススメだ。列車以外にもバスを使ってもサムイにアクセスすることも可能だ。バンコクの北バスターミナル(モーチット・マイ)や南バスターミナル(サーイ・タイ・マイ)からサムイ行きのバスのジョイントチケットが買える。バスの場合、バスの種類にもよるが寝台列車よりも安い。VIPタイプで約800バーツ程度。1泊約1000円のバンガロー。バジェット派には嬉しい 著者撮影 (text & photo : 中島貴義) 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年08月02日©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkokバンコクの街を、とことん楽しみたい!そんな方におすすめしたいのが、「Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkok(シェラトン・グランデ・スクンビット,ラグジュアリーコレクション・ホテル・バンコク)」です。 BTSのアソーク駅に直結。MRTのスクンビット駅ともつながっていて、どこに行くにもアクセスが抜群。渋滞が日常となっているバンコクでは、1駅車で移動するのに1時間かかった…。なんてこともザラ。街歩きを楽しみたいなら、ホテル選びはとても大切です。©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkok バンコクの中心とは思えない空間が広がる「シェラトン・グランデ・スクンビット」の客室は全部で420室。ゆったりとくつろげる落ち着いた雰囲気の部屋には、タイらしさを感じるインテリアがさりげなく飾られていて、バンコクに来たことを実感できます。今回滞在した部屋からはベンジャシリ公園が一望できて、とても清々しい気分になりました。©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkok著者撮影ゆったりと浸かることができるバスタブや、日本でも人気の高いタイのスパブランド「THANN(タン)」のアメニティを使っているのも嬉しいポイントです。©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkokホテルのスイートルームも見せてもらったのですが、ここもタイらしくて素敵。靴を脱いで上がるのもいいですよね。中庭には専用のジャグジーまであって、バンコクにいることを忘れてしまいそうな空間でした。©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkok クッキングクラスでタイ料理にチャレンジ©Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkokホテルにあるタイ料理レストラン「basil(バジル)」は、在住外国人の間でも人気のレストラン。時間があれば「バジル」のクッキングクラスを体験してみては?著者撮影私はシグネチャーメニューの「コイ・プラ・ツナ」をシェフと一緒に作りました。後でレシピもらえるので、帰国後も自分で作ることができますよ。著者撮影「ROSSINI(ロッシーニ)」では、ディナーはもちろん、スペシャルな朝食を楽しむこともできます。フルーツジュースもその場で絞りたて!プラスアルファのスペシャルメニューも充実しています。 すべてが謎に包まれた、暗闇のレストランphoto: Kazuyo Kawatokoそして、滞在中にぜひ体験してほしいのが、「Dine in the Dark(ダイン・イン・ザ・ダーク」。その名の通り、暗闇のレストランです。働いているスタッフは目の見えない人々。料理はコース仕立てになっていて、「アジア料理」「インターナショナル料理」「ベジタリアン」「シェフのスペシャル」の4種類のコースから選びます。何を食べるかの詳しい内容は秘密。食事が終わった後で、実際に出された写真を見せながら答え合わせを楽しむことができます。料理はレストラン内のレストランで作っていて、アレルギーにも対応してくれます。レストランに入る前に入念に手洗いをさせられたのですが、食べてみて納得。フォークやスプーンを使うのが難しく、手で食べることが多かったのです。そして視覚がないと、こんなにも食べ物の味が分からないんだということに驚きました。なんと私は鶏肉をエビと思って食べていたし、友人はタコを豚肉と思って食べていたりと、さんざんな結果だったのですが、みんな当たる確率は低いのだとか。いかに視覚にたよっているのかが実感できました。「DID」は1999年にスイスでオープンし、その後ロンドン、ニューヨーク、ソウルなどさまざまな都市に広がっています。ホテル内のエレガントな空間で(といっても、レストランの外観までしか見えないのですが)、真っ暗な中で、目の不自由な人のサービスによって料理を食べるという体験ができます。ここでの写真はNGなので、ぜひ自分で体験してみてください。 コンシェルジュおすすめの場所を旅してみたphoto: Kazuyo Kawatokoその街のことは、現地の人に教えてもらうのが一番!ということで、「シェラトン・グランデ・スクンビット」コンシェルジュのジェームスさんに、おすすめの場所を案内してもらいました。私はバンコク在住歴もあるということで、「まだ知らない面白いところを!」とすすめてくれたのが、バンコクのおとなり、サムットプラカーンでのアグリカルチャーツアー。(左)photo: Kazuyo Kawatoko (右)著者撮影バンコクからは車で1時間半ほど。小川をボートでのんびりと運行し、まずはロータスファームを見学。蓮の花はタイにはなくてはならないもので、フラワーマーケットで販売するために育っている蓮の農園。農園の半分ずつ育てることで、1年を通して蓮の花を栽培しています。著者撮影タイの田園では、農家のおじさんのワイルドな運転で田んぼを見学。タイでは3毛作でお米を作っています。そして、川沿いの可愛いカフェでガックフルーツジュースをごくり。photo: Kazuyo Kawatokoまだ観光客に知られていない穴場らしく、のんびりとした雰囲気で楽しむことができました。「どうやって、こういう場所を探し出すの?」と尋ねたところ、毎週コンシェルジュの会議があって、みんなでいろいろと案を出しあっているそう。ゲストの希望に合わせた場所を提案してくれるので、とても頼もしいですよ!ジェームスさんは、コンシェルジュ協会レ・クレドールの「ゴールド・キー」を持つコンシェルジュ。ゴールド・キーを取るのはなかなか大変なのですが、「シェラトン・グランデ・スクンビット」には3名ものゴールド・キー取得のコンシェルジュがいるそう。世界中のコンシェルジュたちともつながっていて、情報交換をしているそうです。photo: Kazuyo Kawatoko素晴らしいホテルに泊まる機会があるのなら、コンシェルジュにいろいろ聞いてみるのがおすすめ。きっと面白い場所を教えてくれると思います。 Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel, Bangkok・住所:250 Sukhumvit Road, Bangkok・電話:(+66) 2649 8888 : Sachiko Minowa)
2016年08月02日ハノイ 美術博物館 ©ASEAN-Japan Centre世界最大級の口コミサイト「TripAdvisor®(トリップアドバイザー)」は、人気の観光地20都市における旅行滞在費を比較した「旅行者物価指数(トリップインデックス)2016」を発表した。 ベトナム・ハノイが3年連続トップ20の人気観光都市を旅行に訪れた際にかかる滞在費を比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)2016」。トリップアドバイザーが実施したこの調査では、3泊分の宿泊、3か所の観光名所への訪問、3回分の昼食と夕食、3回分のタクシー乗車にかかる平均値の合計が比較された。尚、調査に航空券代は含まれない。「旅行者物価の安い都市ランキング」で世界1位に輝いたのは、3年連続ベトナムのハノイ。東南アジアからは他に、4位にクアラルンプール(マレーシア)、5位にバンコク(タイ)、7位にバリ(インドネシア)と、人気観光地が続々ランクイン。トップ10のうち約半分の順位を東南アジアの観光都市が占める結果に。今回の調査に含まれなかった航空券代を加味しても、距離の近い日本から東南アジアへの旅がお得なのは一目瞭然だ。 【旅行者物価の安い都市トップ10】※括弧内は昨年の順位。青色は同項目を他都市と比較した最安値、オレンジ色は最高値 東京は旅行者物価の高い都市2位に同時に発表されたランキング「旅行者物価の高い都市トップ10」では、1位のニューヨークに続き、東京が2位にランクイン。食事やタクシー代が世界20都市の中でも最も高い東京だが、観光施設への入場料の平均は720円と、ニューヨーク(10060円)、ロンドン(7510円)などの他の都市に比べて圧倒的にリーズナブル。東南アジアからは、シンガポールが旅行者物価指数第6位に。夕食にかかる料金が東京に次いで2番目に高い反面、宿泊費やタクシー代は比較的安価であることがわかった。その他の順位は以下の通り。 【旅行者物価の高い都市トップ10】※括弧内は昨年の順位。青色は同項目を他都市と比較した最安値、オレンジ色は最高値 参照元:トリップアドバイザー
2016年08月01日photo:世界遺産イェーイ!ご存じ!東南アジアで最も有名な世界遺産、アンコール・ワット!東南アジアにはバラエティに富んだ世界遺産がたくさんあり、どれもオススメなのですが、やはりアンコール・ワットの存在感は圧倒的です。ちなみに、世界遺産として登録されているのは、アンコール・ワットだけではありません。世界遺産「アンコールの遺跡群」は、9~15世紀にかけてインドシナ半島のほとんどを支配していたクメール人の王国、アンコール朝の遺跡群で、その最高傑作がアンコール・ワット。世界遺産の登録範囲は40000ha、東京ドーム約855個分!という広大な敷地に600を超える石造りの遺跡が残されています。アンコール・ワットの次に有名と言われている、仏教的要素が強いアンコール・トム、巨大な樹木が遺跡にからみついたタ・プローム、東洋のモナリザと言われるデヴァター(女神)像で有名なバンテアイ・スレイなど、アンコール・ワット以外にも見所は満載です。バイヨン寺院の四面仏塔@アンコール・トム photo:世界遺産イェーイ!さて、今回はアンコール・ワットでこれだけは押さえておきたいスポットを時系列にご紹介致します。朝日や夕日を絶対に見たいので、アンコール・ワットは観光する時間帯が重要なのです! アンコール・ワット観光の1日はこんな感じ!1. 5時:アンコール・ワットの朝日2. 8時:第一回廊のレリーフ(浮き彫り)観光3. 10時:シェムリアップの街に戻ってブランチまたは他の遺跡観光4. 14時:アンコール・ワット再び5. 17時:プノン・バケンかプレ・ループから夕日 1. 5時:アンコール・ワットの朝日西参道北側の聖池の前からパシャリ photo:世界遺産イェーイ!アンコール・ワットまでやってきたら、絶対に見たいのが朝日!前日までの移動で疲れているかもしれませんが、暗いうちに起き出して、次第にはっきりと姿を現す暁のアンコール・ワットを目に焼き付けましょう。アンコール・ワットは、12世紀後半アンコール朝のスールヤヴァルマン2世によって約30年かけて造営されたビシュヌ神を祀るヒンドゥー教寺院です。クメール語で「アンコール」は「街」を「ワット」は「寺院」を表します。そんなアンコール・ワットは、ヒンドゥー教の宇宙観を元に建てられており、だいたい以下で構成されています。・お堀・東西南北の門・東西の参道・経蔵・聖池・第1回廊・十字回廊・第2回廊・第3回廊・中央塔を含む5つの尖塔「中央塔」は世界の中心とされる伝説の山、須弥山(しゅみせん:メール山)を象徴し、中央に行くに従って高くなる3重の回廊は「山脈」や「大陸」を表し、お堀は「大海原」を表しています。何とも、神秘的ですね!アンコール・ワットの全体像を見るにはやっぱり空からが一番!「アンコール・バルーン」という気球に20USドルで乗ることができます。気球はロープにつながれたまま200m真上に上昇します。横の移動がないため、比較的安全で怖くありません!人気なので、事前の予約は必須です。ちなみに、アンコール・ワットの観光は原則早朝5時半からとなっています。アンコール・ワットの中に入れなくて朝日が見られないという可能性は低いと思うのですが、念のため日の出の時間と観光開始時間を現地のホテルなどで確認してから行きましょう!観光の拠点となる街はシェムリアップ。シェムリアップの街からアンコール・ワットまでは車で約15分です。早朝の車の手配などは念のため前日までにしておきましょう! 2. 8時:第一回廊のレリーフ(浮き彫り)photo:世界遺産イェーイ!さて、日の出の後は第一回廊のレリーフ(浮き彫り)を見に行きましょう!この時間帯は、朝食を食べにホテルに戻る観光客が多いので、人が少なくて観光しやすいのです!この時間にレリーフを観光した方が良い理由はもう一つありまして、午前中は逆光となるため外観よりはレリーフなど内部の見所がオススメなのです。午後は順光となるので外観は午後に観光することにしましょう。中央塔を四角く囲んでいる第1回廊の壁面には1辺に2個ずつ物語をモチーフにしたレリーフがあり、壁面が浮き彫りでびっしり埋め尽くされてます。普通に歩いてくると西側の回廊から入ることになりますので、以下の順番に反時計回りで回るのが一般的です。1. 西側の南:マハーバーラタ(クルクシェトラの戦い)2. 南側の西:創建者スールヤヴァルマン2世の軍隊3. 南側の東:天国と地獄4. 東側の南:乳海攪拌(にゅうかいかくはん)5. 東側の北:ヴィシュヌ神の悪魔征伐6. 北側の東:クリシュナと魔王7. 北側の西:神々と悪魔の戦い8. 西側の北:ラーマーヤナ(ランカの戦い)マハーバーラタ@西側の南 photo:世界遺産イェーイ!古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」。北インドの名門バーラタ族の覇権争いがテーマ。こちらのレリーフはパーンダヴァ軍とカウラヴァ軍が王位を争っている戦闘シーン。乳海攪拌(にゅうかいかくはん)@東側の南 photo:世界遺産イェーイ!ヒンドゥー教の天地創造神話を描いた「乳海攪拌」は、不老不死の妙薬「アムリタ」を手に入れる為に、神たちが色々な努力をするお話です。その中に、神々と魔人が大蛇の胴体を綱として引き合うシーンがあり、こちらの写真はまさに引っ張っているところなのです! 3. 10時:シェムリアップに戻ってブランチ、他の遺跡観光など一旦アンコール・ワットを出て宿があるシェムリアップに戻りブランチなど食べながら休憩しましょう!ブランチの後は最も暑い時間帯になります。早起きした疲れをマッサージで癒したり、プールでのんびりしたり、昼寝して休憩するのも良いでしょう。せっかくシェムリアップまで来たからには、昼寝なんてしてないでもっと遺跡を観光したい!という方にオススメなのはアンコール・トム!アンコール・ワットとアンコール・トムは車で約5分。アンコール・トム自体は3~4時間で全てまわることができます。遺跡の周辺には売店や軽食を食べられるところがありますので、そこでさくっと休憩して、観光を続けるのもアリです。くれぐれも水分補給は忘れずに!! 4. 14時:アンコール・ワット再びさて、アンコール・ワットに戻ってまいりました!夕日は別のところで見るので観光時間は17時までの3時間!効率良く行ってみましょう!・お堀と西参道photo:ひさほ ゆうまずは、お堀を見ながら西参道をテクテク歩いて行きましょう!奥に見えるのがアンコール・ワット最大の門、中央西塔門! ここをくぐって、いよいよアンコール・ワットの境内に入ります!photo:世界遺産イェーイ!西門の裏側には、彫りの深いデヴァター像がたくさんあります! ・聖池photo:世界遺産イェーイ!門から本堂入口の十字型テラスまで参道があります。その両側に経蔵があり、その先に聖池が2つあります。向かって右手の池には水がないのですが、左手の池には水が残されています。この左手の池が写真スポット!水面にアンコール・ワットが映る絶景をぜひとも写真に収めましょう!朝日の写真もここがオススメです! ・十字回廊photo:世界遺産イェーイ!第1回廊と第2回廊をつなぐ十字回廊に出てきました。十字に区切られた空間には4つの沐浴池があります。十字回廊の北側の真ん中のちょっと出っ張ったところにエコーが響く場所があります。壁を背にして胸をたたくと音が反響します!ツアーの皆さまがドーンドーンと胸をたたいていらっしゃるので、きっとわかるはず。一度やってみましょう!そしてこの十字回廊での一番の見所は「森本右近太夫」さんの落書き!1632年に仏像を奉納にやってきた右近太夫さんの落書き、現在は上から墨汁が塗られていて解読が難しいのですが必見です。落書きは十字回廊の南側、東側の沐浴池と西側の沐浴池の間にあります。 ・第2回廊photo:世界遺産イェーイ!第2回廊までやってくると、高さが結構高くなります。回廊の内部は第1回廊とは異なりガランとしており、頭部のない仏像が並んでいたりします。 ・第3回廊&5つの尖塔photo:ひさほ ゆう第2回廊を超えると、第3回廊、そして5つの尖塔の前に抜けることができます!中心にそびえる中央祠堂は4つの塔とそれをつなぐ第3回廊に囲まれた中心に立っています。日によっては第3回廊に登ることができます。急な階段ですので、足元に注意しましょう! 5. 17時:プノン・バケンorプレ・ループから夕日夕日は運なので難しいのですが、ベストシーズン乾季の11月~5月は比較的美しい夕日を見られる可能性が高いです!それでは、夕日スポットオススメ遺跡を2つご紹介致します! ・プノン・バケンアンコール・ワットから車で5分くらいのところにある夕日スポットNo.1と言われている「プノン・バケン」。高さ60mの小高い丘の上に建てられたヒンドゥー教寺院です。photo:世界遺産イェーイ!こんな感じでえっちらおっちら登って行きます。結構大変。そして、現在は入場制限などの規則があるそうなので、早めに行った方が良さそうです。photo:世界遺産イェーイ!頂上の様子です。photo:世界遺産イェーイ!頂上からは、アンコール・ワットが見下ろせます!photo:世界遺産イェーイ!私たちが見た夕日はこんな感じでした!幻想的ですがちょっと曇ってますね。これは10月に行ったときの写真です。うーん、夕日は難しい! ・プレ・ループアンコール・ワットから車で10分弱くらいの「プレ・ループ」。夕日スポットとしても有名なピラミッド寺院です。photo:世界遺産イェーイ!プレ・ループとは「体の変化」という意味で、火葬が行われていたことに由来するそうです。写真中央に見えるのが火葬に使われていた石槽です。photo:世界遺産イェーイ!少々曇っていますが、こちらが夕日!と、こんな感じで、真っ赤に燃える夕日を見るのは難しいですし、朝日と比べるとアンコール・ワットをバックにするわけではないので、ちょっとイメージとは違うのかもしれないのですが、何とか美しい夕日を見たいですね! 以上早朝からのアンコール・ワットを堪能する1日いかがでしたでしょうか。アンコール遺跡はまだまだあります!翌日もたくさんの遺跡を観光するために早寝しましょう! 世界遺産豆知識!■アンコールの遺跡群 (文化遺産)登録:1992年登録基準:「人間がつくった傑作」、「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」・アンコール・ワットへのアクセス日本からカンボジアまでの直行便はないので、タイのバンコク、またはベトナムのホーチミン経由が一般的。【バンコク経由】日本からバンコクは直行便で約6時間半。バンコクからシェムリアップは約1時間。【ホーチミン経由】日本からホーチミンは直行便で約6時間。ホーチミンからシェムリアップまで飛行機で約1時間。 ※ 記事中の情報は、全て2016年7月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年07月31日街中にある屋外広告にドラえもん 著者撮影バンコクを歩いていると日本語を見かけたり、テレビやラジオで日本ネタを観たり聴いたりする機会が多い。タイ人が話してるのを聞いていると『ジープン(日本)』という単語をよく聞く。ショッピングモールに行けば必ず日本食レストランがある。車に至っては大衆車はほとんどが日本車。それほどまでに日本が好きな国民らしい。アニメも『一休さん』、『ドラえもん』『コナン』等はかなりの人々が知っている。ドラマにしても日本をテーマにしたものも多い。YouTubeには日本のアニメのタイ語吹き替えが非公式にアップされていたりする。テレビドラマにしても日本を舞台にしたものも多いが、なぜかヤクザが出てくるストーリーが多い。街で見かける広告やお店に並ぶ商品のパッケージにも日本語を入れるのが、『イケてる』的な風潮があるのか、日本人から見たらちょっと吹き出してしまうようなものもある。某日系企業の商品パッケージにも日本語が記載されている商品があった。しかし、ちょっと訂正が必要なのには笑ってしまった。日本語にしても『ありがとう』、『おいしい』、『かわいい』、『キレイ』などは多くのタイ人は知っている。日本語の『凄い』は既にタイ語化されタイ語でも発音は若干違えど『スゴイ』という。お刺身にしても昔は『プラー・ディップ(生の肴)』と言っていたが、今では『サシミ』と呼ぶようになってきた。タイ語の単語でも日本語をそのまま使うようになってきている。日本でナンバーワンの洗顔フォーム「専科」だそう 著者撮影ラベルに「まのぶ」とある。何かの間違いだろうか? 著者撮影イケてるつもりだろうけど意味不明 著者撮影長音の書き方が横書きのままになっている 著者撮影 (text & photo : 中島貴義) 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年07月30日著者撮影旅行中は限られた滞在期間で、たくさんの観光スポットを訪れたい!たくさんのご当地グルメを体験したい!たくさんの文化に触れたい!と思うもの。そして気づいたらなかなかお土産を買う時間がなかったり、夜遅くまで動き回っていたら、お土産ショップの営業が終わっていたという経験はありませんか? 24時間営業の巨大ショッピングセンター「ムスタファセンター」著者撮影うっかりお土産を買う時間がなくなってしまった人におすすめしたいのが、シンガポールでは珍しい24時間営業の巨大ショッピングセンター「ムスタファーセンター」です。最寄駅はリトルインディアのエリアのFarrer Park駅で、徒歩5分ほど。日本でいうと巨大なドン・キホーテといった感じでしょうか。食料品、衣類アクセサリー、DVD、電化製品、香水、薬局、調味料、お菓子類、子供服、化粧品などなどがお安い金額で買えます。店内は綺麗な陳列ではないですが、数多くの商品が敷地内に所狭しと置かれ、とにかく本当に何でも揃っています。インド系の商品が多いようにも感じますが、様々な国から集められた商品も多く、日本ではなかなかお目にかかれないような珍しい品物も発見することもできるでしょう。著者撮影まず、店内に入る前のご説明ですが、建物もいくつかにわかれて、入り口も何か所かあります。もしかしたら、中に入ると迷路のように感じる方もいるでしょう。入り口付近には警備員が立っているため、少々緊張してしまうかもしれませんが特に心配する必要はありません。ちなみに、万引き防止のために購入品も最終的にはこのように留めれます。著者撮影では、早速店内の商品の一部をご案内です。 1. 豊富なインド製のアクセサリー著者撮影安いものは3ドルくらいからあり、珍しいデザインも多いので見ているだけでも楽しくなりますね。 著者撮影街でもよくみかけるインド系の女性の方々がよく身に着けているようなアクセサリーが多数あります。いくつも買ってもそれほど金額的には負担にはならないかと思います。著者撮影著者撮影 2. タイガーバーム著者撮影タイガーバームは言わずと知れたシンガポールを代表する企業。日本でもなじみのある軟膏タイプはもちろんですが、湿布タイプ、スプレータイプもあります。著者撮影著者撮影3. お茶の数々著者撮影日本では見慣れないインドのお茶や、中国茶、シンガポールのコピ、マレーシアのホワイトコーヒーなどもたくさん揃っています。著者撮影著者撮影著者撮影 4. シンガポールを象徴するお土産品著者撮影シンガポールを象徴するお土産品。ラズベリーティーやアプリコットティーなどの紅茶類は4.90ドル〜。著者撮影チョコレートは8.80ドル〜。著者撮影マグカップ12ドル〜。 5. 様々な種類の石鹸も定番著者撮影ばらまき用のお土産としてよく観光客でにぎわっているのが石鹸コーナー。日本ではなかなか見慣れない不思議な石鹸や海外の石鹸も並び、種類も豊富で悩みます。1.50ドル〜。著者撮影 6. たくさんの種類が並ぶディーツ著者撮影多国籍国家のシンガポールらしく、イスラム教徒の方が好んで食べるディーツも。栄養価も高く日本人でも好んで食す女性も増えているといいます。著者撮影いろんな種類を買って食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。意外に日本人のお口にも合う味で、個人的には味は干し柿に似ていると思います。著者撮影チョコレートコーティングされているディーツもあります。 7. 子供向けの商品女の子用の可愛らしいドレスもたくさん置いてあります。著者撮影ヘアアクセサリーもこれだけ入って安い!5ドル〜。著者撮影著者撮影子供向けのDVDもあります。著者撮影 8. ボリウッドムービーのDVD著者撮影好きな人にはたまらないインドのボリウッドムービー。一度見たら忘れられないほどインパクトがありますが、ダンスや歌の質も高く美男美女も多いといいます。数多くのボリウッドムービーが揃うのもムスタファならでは。 9. インド製のスナック著者撮影ムスタファならではの品揃え。日本では買えないものばかりだと思います。スパイスのきいたスナック類。日本人のお口にあうかどうかはお試しください。著者撮影 10. ネイルやコスメ関連商品著者撮影ネイルやコスメもたくさん置いてあります。メイクアップキット、21.50ドル〜。著者撮影コンパクトタイプは、4.50ドル〜。著者撮影ネイルは3.70ドル〜。 いかがでしたでしょうか。店内はいつも混雑しているためなかなかゆっくりできない雰囲気ではありますが、きっとみなさんもムスタファの迷宮に入るとあっという間に時間が過ぎることを実感すると思います。24時間営業なので、比較的混雑が避けられそうな夜中や明け方に行って買い物するのもありかもしれません。ぜひ、ムスタファの独特な雰囲気の中で買い物を楽しんでみてください。
2016年07月29日きずな橋 photo:Hiroaki Kanoカンボジアの通貨、リエルの紙幣を何気なく眺めていてハッとした。そこには二つの橋が描かれているのだが、デザインの一部に日の丸のような模様があるのに気づいたからだ。 よく見ると隣にはカンボジアの国旗も描かれていて、どうやら日の丸に間違いない。国を象徴するもののひとつである紙幣のデザインに、他国の国旗が使われるとはただ事ではない。著者撮影日の丸がデザインさているのは、500リエル札の裏面。描かれている二つの橋は、通称「きずな橋」と「つばさ橋」と呼ばれている。ともに日本のODA(政府開発援助)による無償協力によって、カンボジアを南北に流れる大河メコン川に架けられた。どちらもカンボジアの発展と人々の生活に欠かかせないものとなっている。500リエル紙幣に記された二つの橋と日の丸には、カンボジアの人々の日本への思いが込められている。著者撮影プノンペンの北東部、コンポンチャム地区にある「きずな橋」は2001年に完成した。メコン川に初めて架けられたこの橋の開通によって、農産物の産地である東北地方から首都プノンペンへの交通が劇的に改善。現地ではクメール語で橋を意味する「スピエン」に日本語の「きずな」をそのまま組み合わせて、「スピエン・キズナ」と呼ばれ親しまれている。「きずな橋」は、紙幣だけでなく切手にもなった。つばさ橋 写真提供:久野真一/ JICA一方の「つばさ橋」は、2015年の4月に完成したばかり。同じく日本の協力で整備が進められている国道1号線を、プノンペンから1時間半ほど走ると姿を現す全長2,215メートルの大きな橋だ。2羽の鳥が翼を広げているように見える特徴的なデザインから、こちらも日本語をそのまま用いて「スピエン・ツバサ(つばさ橋)」と命名。橋の完成によりベトナム、カンボジア、タイをつなぐ大動脈が生まれ、昨年末にASEAN経済共同体が発足したことで今後ますます大きな役割を担うことが期待されている。メコン川から見たつばさ橋の建設時の様子 写真提供:久野真一/ JICA「つばさ橋」の建設プロジェクトは2004年にスタートし、10年以上の歳月をかけて完成。建設作業は、さまざまな困難に直面した。建設地付近には1970年代にカンボジアを支配したポル・ポト派の弾薬庫があり、工事開始前に不発弾の処理は行っていたものの完全に処理することはできず、2012年7月に不発弾の爆発事故が発生。幸い負傷者は出なかったが、数ヶ月間の工事中断を余儀なくされた。そんな苦労の末に造られた橋は、昨年発行された新札に日の丸を添えて描かれることになった。これらの橋を無償で建設してくれた日本への感謝の気持ちは、広く一般のカンボジアの人々の中にもあるという。現地で日本語通訳として活躍するセン・セイハーさんはこう語ってくれた。「これらの橋を日本に造っていただいたことは、もちろんみんな知っていますし、大事に使おうとしています。たとえば農家の人たちが新鮮な農作物を市場に運ぶにも、妊婦が出産のために病院へ行くにも、橋ができる前は小さなボートで1時間もかけて川を渡らなければいけませんでした。カンボジアの人々の生活にとって、言葉で言えないくらい大きな意味を持っているんです」トンレサップ湖 ©ASEAN-Japan Centre日本の協力で造られた橋が、カンボジアにはもう一つある。トンレサップ湖に架かる橋で、通称はずばり「日本橋」。「きずな橋」や「つばさ橋」よりもはるか以前、1966年に造られた。重要な輸送路であったため内戦時に爆破されてしまったが、1994年に再び日本の手によって復旧。その際にもポル・ポト派により橋の爆破予告がされるなど、作業は命懸けだった。「日本橋」の再建はカンボジア復興の第一歩となり、命懸けで作業を続けた男たちの姿は当時の1000リエル紙幣に描かれた。カンボジアを訪れた際には、ぜひ500リエル札の裏面を確認してみてほしい。そこにはカンボジアの発展と生活を支える二つの橋が日の丸とともにあり、そこに託されたカンボジアの人々の日本への強い思いを感じとることができるだろう。 (text : 本多 辰成 ) 連載「東南アジアと日本の絆」>その他の記事はこちら
2016年07月29日2015年3月にバンコクで開催された日本文化イベント「Japanese Experiences 〜きもの秘伝〜」 ©TRIPPING!電通は、20カ国・地域を対象に顧客企業のマーケティング活動支援を目的とした「ジャパンブランド調査2016」を実施。調査結果よると、日本に対する好意度が最も高い地域は、「タイ」となり、2年連続1位のベトナムを上回る結果となった。ベトナムは2位に順位を落とし、前年同率1位だった「台湾」は7位へ。尚、上位5位を東南アジアの国々が独占する結果となった。 日本に対する好意度ランキング順位(昨年順位)/国1位(3位)タイ2位(1位)ベトナム3位(4位)フィリピン4位(7位)シンガポール4位(8位)マレーシア6位(7位)香港7位(1位)台湾8位(4位)インド9位 インドネシア9位(4位)ブラジル 親日度と連動して、訪日意向も高いアジア各国。旅先としては、依然として東京が一番人気ではあるものの、最近の傾向としては地方にも注目が集まっている。地方でやりたいことのキーワードには「温泉」「桜」や「ローカルフード」などがあがり、季節や地域が限定されたアクティビティーに人々の関心が集まっていることが伺える。また、「優れていると思う『日本の物事』」については、1位の「日本のロボット工学」を筆頭に、技術関連の項目が上位を占めたが、2位には「日本食」、3位には「日本のアニメ・漫画」がランクインするなど、独自の文化も高く評価されていることがわかった。 参考元:「ジャパンブランド調査2016」電通
2016年07月27日インターコンチネンタル ホテルズグループのブティックホテルブランド「ホテル インディゴ」が、シンガポールに初上陸。地元の文化や歴史を、ホテルの随所に取り込むコンセプトホテルが、シンガポール第1号の地に選んだ街とは? シンガポール随一のへリテージタウンに誕生©Hotel Indigo Singapore Katong その街の文化や地域性にマッチした独自の設計や内装、サービスを特色とするHotel Indigo (ホテル インディゴ)。2004年に誕生した比較的新しいホテルブランドながら、世界的なホテルグループ、インターコンチネンタル ホテルズ(IHG®)の一貫したブランドサービスのもと、旅慣れたゲストからも高い信頼を得てきた。今回シンガポール第1号として選ばれたのが、この国の伝統を語る上で欠かせないカトン地区。著名な建築事務所Ong & Ongと、eco.id Architects and Design Consultancy社が設計・デザインを手がけた「Hotel Indigo Singapore Katong(ホテル インディゴ シンガポール カトン)」は16階建てに、131の客室が用意された。 隅々に行き渡るプラナカンのレトロな魅力©Hotel Indigo Singapore Katong カトン地区内でも、高いハイブリッド文化を呈するジョー・チャット地区。ユーラシア文化の影響を強く受けたこの地区のランドマーク的建物「旧警察庁舎」が近代風にアレンジされたホテルの外観は、1920年代にカトン地区の発展を支え続けた当時の雰囲気を残している。 ©Hotel Indigo Singapore Katong 内装の随所にもプラナカン文化の伝統を垣間見ることができる。レセプションエリアは、伝統の文様をモチーフにしたインテリアで統一。約30平方メートルの客室は、居間からベッドルーム、さらにスパをイメージした浴室へと、プラナカンの邸宅を模した直線的なレイアウトになっている。華麗なる文化からインスパイアされたデザインコンセプトはレストランやバーもまた然り。オールデイダイニングレストラン「Baba Chews Bar and Eatery」では、定番の西洋料理に加えて、シンガポール料理の代表格カトンラクサ、ココナッツカレーの他、アヤム・ブアクルア(鶏とブラックナッツの煮込み)、フォアグラ・タウクアパウ(厚揚げに具を詰めた屋台料理)など、マラッカ海峡地域の伝統料理や現代料理を提供する。シンガポールを代表するTWGの紅茶や、シンガポールのオリジナルカクテルも楽しめる。カトン地区、ショップハウスの街並 ©Singapore Tourism Board「シンガポールで最初にヘリテージタウン(歴史的街区)に認定され、この国の伝統を語る上で欠かせないこの地で、この街を深く知り、心も身体もリフレッシュしていただけるひとときをお届けしたい」と語るのは、同ホテル総支配人のアデル・アラムーニ氏。世界に2つとない独創的なホテルで過ごす時間は、旅慣れたゲストにも新鮮な感覚と興奮をもたらしそう。 Hotel Indigo Singapore Katong(ホテル インディゴ シンガポール カトン)www.hotelindigo.com/singapore
2016年07月27日バンコクの空の玄関口といえばスワンナプーム国際空港ですが、実はバンコクにもう一つ空港があることをご存知でしょうか? それが今回ご紹介するドンムアン空港です。以前は国内線専用空港として利用されていましたが、近年LCC(ローコストキャリア)の国際線はこちらのドンムアン空港発着となっています。日本からは、成田と関空からタイエアアジアXとスクートが直行便を運行しており、日本からの旅行者もドンムアン空港を利用する機会が増えています。今回は、そんなドンムアン空港国際線出発フロア内にあるショップをご紹介します。旅の最後までお買い物を楽しみましょう! 免税店King Power Duty Free著者撮影イミグレーションと手荷物検査を抜けるとショッピングゾーンが広がっています。真っ先に目に入るのはブランドの化粧品、香水などの定番品を扱う免税店です。お土産用のお菓子も売っています。こちらのココナッツを使ったクッキーを試食をしてみましたが、かなり美味しいです。クセがなく万人受けする味だと思うのでお土産に最適ですね。味によって1箱205~210バーツ(約615~630円)です。著者撮影King Power Duty Free営業時間:24時間 タイシルクのジム・トンプソン著者撮影タイ土産の定番といえばタイシルク、タイシルクといえばジム・トンプソンというくらいの有名店です。もし旅行中に買いそびれていても空港でゲットできますよ。お値段は、ポーチが450バーツ(約1,350円)程度、バッグが2,000バーツ(約6,000円)程度からです。タイシルクだけでなくコットン製品も上質で人気があります。Tシャツなどの洋服も着心地が良くておすすめです。JIM THOMPSON営業時間:24時間 リボンバッグで人気のNaRaYa著者撮影タイのお土産として女性から人気のあるNaRaYaも入っています。大きなリボンが印象的なバッグや、使い勝手の良いポーチが手頃な価格で購入できます。お値段は、バッグが500バーツ(約1,500円)、ポーチは100バーツ(約300円)程度からです。NaRaYa営業時間:04:00 - 22:00 タイ発のアロマスパブランド著者撮影タイならではのハーブを使った石けんやボディクリーム、ルームフレグランスのブランドを扱うお店です。有名どころだと、PAMPURIやDivana、Mt.Sapolaなどのブランドが置いてありました。Sou Venir Shop By The Mall Skyport営業時間:03:30 - 22:00※免税店ではありません ドラッグストアBoots著者撮影こちらのドラッグストアでは、タイらしいマンゴーやココナッツを使ったボディケア用品や、お土産として人気のマンゴスチン石けんなどが売っています。上で紹介したアロマスパブランドよりも手頃な値段のボディケア用品をお求めの場合はこちらをのぞいてみてくださいね。Boots営業時間:04:00 - 22:00 ※免税店ではありません 以上、ドンムアン空港免税店フロア内の主なショップを紹介しました。ココだけでタイ土産の定番品は揃ってしまうので、もし滞在中にお土産を買う時間が無くっても大丈夫。ただし24時間営業でない店舗もあるので、深夜便を利用する方は営業時間を確認しておいた方が良さそうです。 ※日本円表示は1バーツ≒3.0円(2016年7月現在)で計算
2016年07月25日