服薬中にお酒を勧められて…「私が体調不良で薬を服薬していたときのことです。義実家での食事中、お酒を勧められて…。どんどん色んなお酒を提案してきたので、断りづらい雰囲気で困っていました。飲まなきゃいけないかな…と覚悟していたところ夫が助け舟を出してくれて、無事にお酒を飲まずにその場を乗り切ることができました。」(30歳女性)このような場面での、男性からの気遣いには思わず心打たれてしまいます。あなたは男性からの愛情表現、キャッチできていますか?彼が本気で好きな人にだけ示す、隠れた好意のサインに注目しましょう。今回は、男性が特別な人に限って見せる、気遣いのサインを4つ紹介します。些細な話題もずっと覚えている男性は、愛している女性に関する、どんな細かなことでも記憶に残ります。「小さい頃に習った習い事の話を覚えていたの」と驚かれることも「それはあなたのことが好きだから」と内心で思うだけに過ぎません。彼がささいなことまで記憶しているのは、あなたへの愛情の現れかもしれませんね。重い荷物は持ってくれる愛する女性が重い荷物を抱えていれば、無意識のうちに助けたくなるものです。「大切な人には楽をさせたい」という思いから、自然と荷物を持ちたくなるのです。また、彼女の前で頼りがいのある姿を見せたいという願望もあるでしょう。いつも体調を気にかける「大事なあの人の健康が何よりも心配」そう思う男性は多いです。特に寒い時期には「寒くない?」と頻繁に確認し、必要であれば暖かい場所へ移動する提案をします。これは、あなたへの深い愛情の表れであり、彼があなたを大切に思っている証拠かもしれません。特別な人には、格別の優しさを彼の優しい行動は、ただの親切ではなく愛情の表れです。「優しいね」と感謝するだけでなく「もしかして、好きでしてくれているのかな?」と恋愛的な視点で見てみることが大切です。相手の気持ちに気づくことが、真実の恋のスタートラインになり得るでしょう。(Grapps編集部)
2024年04月12日「頭が大きい?」1歳半健診で指摘されて…Upload By べっこうあめアマミ妊娠中から出産時まで、何の異常もなくこの世に生まれた息子は、1歳までは何の発達の遅れも不安もなく、すくすく成長していきました。「あれ?」と思ったのは1歳を過ぎたころ。1歳半健診のチェック項目のほとんどに〇がつかないという事態に陥りました。そしてこのころから息子の発達の遅れが目立つようになっていき、私は大きな不安にかられるようになっていきました。そして迎えた1歳半健診。身体面に異常はなく、分かりやすい困りごともないけれど、明らかな発達の遅れがある息子。そして、頭位(頭の大きさ)が大きいことが気になるという指摘を受けたのです。そこで初めて聞いたのが、「水頭症の可能性」でした。水頭症は、脳脊髄液が頭の内側に過剰に溜まってしまう病気です。まだ頭蓋骨がやわらかく組み合わさっている状態の幼児期に水頭症があるお子さんは、内側からの圧力で頭蓋骨が押し広げられ、頭が大きくなるそうです。ただ、あくまで可能性というだけで、検査しなければ分からないとのことだったので、1歳児の脳のMRI検査ができる大きな病院に紹介状を書いてもらうことになりました。発達の遅れの理由は、発達障害や知的障害だけではないUpload By べっこうあめアマミ大人ならすぐに済ませられるMRI検査ですが、ずっと動きを止めていられない1歳児が受けるとなるとそうはいきません。親子で日帰り入院し、息子が自然に眠っているときか、眠らなければ薬で眠らせて検査する、少し大がかりな検査になります。当日うまく寝てくれるように睡眠時間を少なめにして連れて行ったため、息子は不機嫌で何度も大泣きしました。しかし幸い疲れて寝てしまい、無事に検査を受けることができました。そして検査の結果は異常なし。ここで、息子の発達の遅れの理由から、「水頭症」の可能性が消えました。しかし、発達の遅れの理由として考えられるものは、それだけではありません。耳が聞こえていなくてコミュニケーションがとれない可能性もありますし、主治医はほかの病気の可能性も考えてくれていたようです。脳のMRIのほかに、聞こえの検査と、全身の代謝の検査などをしました。しかしどの検査でも、息子に異常は見つかりませんでした。それでも目の前にいる息子には明らかな発達の遅れがある。そのため、息子の通院は、ここから「様子見」というような形で始まりました。ショックだけれど納得もできた、障害の診断Upload By べっこうあめアマミそれから2年と少し経った4歳のとき、息子に知的障害を伴う自閉スペクトラム症の診断が出ました。そのころには私もさすがに、「何もないということはないだろう」とは思っていましたが、いざ診断を告げられると大きなショックを受けました。何度も泣きましたし、すぐに障害を受容できたわけでもありません。しかし、2年間という長い期間息子を診続けてくれた主治医による診断であること。そして、発達障害や知的障害以外のあらゆる可能性を潰した上での診断ということで、障害名に対しての納得感はありました。もちろん、診断の直接的な材料となったのは発達検査です。しかし、最初から発達障害、知的障害という方向だけで発達の遅れを見る前に、それ以外の病気や聞こえの問題などがないか検査するのは大切なことだと思ったのです。万が一、治療可能な病気などがあったとしたら、早期に手を打たなかったことを後悔したでしょう。ところが息子の場合、身体のどこにも異常はないから治療はできない。それが息子の障害、「知的障害を伴う自閉症」だということに、大きなショックの中でも納得はできました。病院だけでなく、息子は2歳から療育にも通っていましたし、「診断までにやれることはやった感」が、後の私の心の整理には大事だったと思います。通い続けて6年、長く診てもらっている病院がある安心感Upload By べっこうあめアマミ息子のように、服薬がなく身体障害や病気などもないお子さんは、病院にかかるべき明確な理由がないかもしれません。もちろん、必要性がなければ特に通院しなくても全く問題ありません。しかし、息子のように発語がなくて、本人との意思疎通が難しい子どもの場合、定期的に通う病院があると、体調の変化なども相談できて親としては安心です。今後何か病気が見つかったり、服薬の必要性が出てきたときにも病院探しに困らずにすみます。そして、障害がある子どもを育てていると、何かと診断書が必要になる機会がありますが、かかりつけ医があると、診断書のお願いもスムーズです。息子の通院の期間は長いですが、頻度は3、4ヶ月に1回程度です。そんなに低頻度の通院に意味はあるのかと思われるかもしれませんが、長く通い続けている病院は、親にとって頼りになる存在です。きっかけがないとなかなか難しいかもしれませんが、子育てをする上でかかりつけ医があるメリットは大きいと感じています。病院も、できれば自分の子どもと同じような障害がある子どもが多く通っていて、さまざまな検査が可能な設備が整った病院が安心かもしれません。きっかけが脳の検査だったこともあり、息子が通っているのは精神科ではありませんが、発達障害による困りごとをより具体的に相談したい場合、児童精神科を受診するのも良いと思います。地域ごとに評判の良い病院などもあると思いますので、気になる方は、情報を集めて受診してみるのもいいかもしれません。執筆/べっこうあめアマミ(監修:藤井先生より)べっこうあめアマミさんの息子さんが、3−4ヶ月に1回定期的に通院しているのはとても良いと思います。私の勤めているクリニックにも、服薬などは必要ないけれど定期的に通院しているお子さんがたくさんいます。状態が安定している小学生や中学生は、長期休みに受診してくれています。そのたびに、お子さんの成長を一緒に楽しみ喜んでいます。当初はクリニックの診察室に入るのも嫌がっていたお子さんが、診察室に入れるようになり、一人で椅子に座れるように、聴診器も嫌がらずに当てられるようになり、と低頻度の受診でも徐々に慣れてきます。年度変わりで、学校の先生が変わっても、いつもと同じ病院やクリニックに同じ先生やスタッフがいるということで、安心して通えるというお声を聞くこともあります。お子さんの年齢が上がってくると、主治医が見つからないという声を聞くこともあります。べっこうあめアマミさんのように小児神経科に相談するのも良いですが、発達外来のある小児科、児童精神科、精神科などに相談してみましょう。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年02月23日服用後のフォローアップやオンライン服薬指導に関するノウハウ共有を目的に、2022年より活動を開始した任意団体「服薬フォローアップ研究会」が、この度ホームページを開設しました。 服薬フォローアップ研究会設立の経緯服薬期間中のフォローアップが義務化2020年に薬機法が改正され、服用期間中のフォローアップ(以下、フォローアップ)が義務化されました。投薬後に電話やメールなどを利用して患者様と連絡を取り、服用期間中の体調の変化や治療効果、副作用や相互作用、使用方法などをモニタリングし、その結果を必要に応じて処方医にフィードバックするという新しい役割が生まれました。しかしそれは同時に薬剤師のタスク増でもあり、現場では「電話をかけてもつながらない」「連絡するタイミングを常に気にしなければならない」といった負担にもなっています。服薬期間中のフォローアップに関するお悩みを解決!フォローアップ業務を浸透させることを目的に、フォローアップ業務を基礎から学び、全国の好事例を共有し、薬剤師のコミュニティを構築するための任意団体「服薬フォローアップ研究会」を2021年12月に立ち上げました。これまで4回のオンラインセミナーの開催、研究会会員からの事例の共有、フォローアップ業務の実態調査などの活動を行っております。服薬フォローアップ研究会紹介<主な活動内容>・3か月に1度 オンラインセミナーを開催(過去のセミナー内容:服薬フォローアップの具体的なタイミングや方法のレクチャー、会員による実際のフォローアップ事例の紹介など)・会員限定のLINEオープンチャットによる意見交換・会員限定の服薬フォローアップに関する調査研究の実施世話人(敬称略 順不同)佐藤 ユリ 株式会社KTSプラン 代表取締役染谷 光洋 株式会社ナカジマ薬局 薬局事業部課長堀 里子 慶応義塾大学薬学部 医薬品情報学講座 教授ホームページについてより多くの研究会の活動を広めることを目的に、ホームページを設立しました。本ホームページでは、研究会の活動を紹介するとともに、入会のお申し込み・最新セミナーへの参加登録も可能です。ぜひ一度HPをご覧ください。 研究会の会員も募集中です。登録料や年会費などは一切かかりません。LINEのオープンチャット、事例投稿・閲覧、調査研究への参加、セミナー資料のダウンロードなどの会員特典がありますので、ぜひ上記URLから会員登録をお願いいたします。研究会へのお問い合わせ先服薬フォローアップ研究会事務局株式会社グッドサイクルシステム開発部開発企画課大川ちひろ〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-7-5TEL:03-5469-6221 FAX:03-5469-6231Mail: chihiro-okawa@goodcycle.net 服薬フォローアップ研究会株式会社グッドサイクルシステムの概要名称株式会社グッドサイクルシステム所在地東京都渋谷区渋谷2-7-5代表者代表取締役遠藤 朝朗事業内容保険薬局支援システム事業、製薬会社向け患者支援事業 ■本リリースに関するお問い合わせ先株式会社グットサイクルシステムマーケティング企画課E-mail: info@goodcycle.net 東京都渋谷区渋谷2-7-5 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月08日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。ホルモン療法でタモキシフェンの服用を始めたこほこさん。服薬後に体調不良を感じるようになってしまい……。★前の話:「24週間持続型で!」いよいよ始まったホルモン療法。その内容は? #乳がん絵日記 26私は右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と左太ももの組織を使った再建手術を受けました。その後、ホルモン療法を開始したのですが、不調を感じるようになりました。術後26日目、退院して2週間がたちました。タモキシフェンという薬を朝食後に飲んでいたのですが、服薬後3〜4時間は船酔いのような気持ち悪さと眠気に悩まされていました。昼過ぎくらいになるといつも通りになるのですが、復職したときに吐き気や眠気があったら困る。服薬時間に決まりはないので、夜に飲んだほうがいいのかもしれないと思いました。朝、布団から起き上がるとき壁伝いに立ち上がっていたのですが、ようやく自力で起き上がれるようになりました!左足で自分の体重を支えられるようになり、正座もそこそこできるようになりました。お茶の稽古に通っていたので、この調子で回復すれば復帰も間近だなとうれしくなりました。再建した右胸は、傷の一部が壊死していたのですが皮膚が再生して徐々に普通の傷になってきていました。でも、まだ傷は完治していないので右腕は90度までしか上げられず、それ以上高く上げると痛みを感じていました。退院日からしばらくは前開きのブラを着用していたのですが、このころはユニクロのブラトップで過ごしていました。足から着られるし、とにかくラク!!ただ、カップの下線が右胸の下半分に食い込んでいたことがありました。右胸が感覚がないのでこういうことには気を付けないといけないなと思いました。右腕を上げると痛いので、着替えがラクな前開きのシャツやワンピースを買い足しました。左太ももの組織で右胸を再建したのですが、左太ももはめきめき回復してもう走れそうな感じになっていました!傷は左太ももの内側から付け根にかけて20cmくらいの大きさでした。左太もものほうが少し細くなっており、スキニーパンツをはいてじっくり見るとわかるかな? という感じでした。でも普段の生活で足をじっと見られることなんてないので、太さの差はほぼ気付かれなさそうでした。元々細身のパンツを着用するタイプではないので仕事用のスーツなどを買い直す必要はありませんでした!ー--------------手術によってファッションスタイルが少し変わったこほこさん。病気は普段の生活にも影響を与えるので大変ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★1話から読む:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1★前の話:「24週間持続型で!」いよいよ始まったホルモン療法。その内容は? #乳がん絵日記 26★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年11月18日大阪府大東市にある株式会社yakuroma【きりん薬局大東店】がコロナ禍に対応する新しい試みとして、開店と同時にオンライン診療と相性の良いオンライン服薬指導の環境を整え、薬局をOPENして1ヵ月以内に4件のオンライン服薬指導を実践しております。きりん薬局大東店チラシ●背景オンライン服薬指導の導入を進めている中で、コロナ禍の影響で非接触が推奨され、自宅にいながらの薬の配達と説明、管理を可能とした新しい薬局を目指し、オンライン服薬指導の実施にいたりました。●概要2021年1月yakuroma創業。地域に根差しながら新しい取り組みを実践していきます。【オンライン服薬指導、診療概要】サービス名 :オンライン服薬指導提供開始日 :2022年9月1日(木)実施日 :平日、土曜日お申込み :店頭受付●はじめてオンライン服薬指導を実施した感想手軽に薬の説明ができ、患者さんにも負担がないように取り組めたと思います。新型コロナウイルスが流行の中、オンライン服薬指導、オンライン診療が拡大しています。次の一手を考えるべく、インターネットのサービスを考えながら会社を発展させていきます。●幹部候補の薬剤師募集についてyakuromaでは人事としても次の正社員候補はいますが、まだまだ「大きなチャレンジを怖がらず、がむしゃらに会社に貢献ができる薬剤師」を募集しています。薬剤師の仕事だけでなく、人材紹介業、SNSサポートの仕事なども可能です。yakuromaに興味関心を持った薬剤師さんは是非、お問い合わせよりご連絡ください。【本件に関するお問い合わせ先】株式会社yakuroma担当: 村島 清貴Mail: k.murasima@yakuroma.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日文/Sayuri2020年12月22日(火)より、ウィメンズヘルスケアブランド『ILLUMINATE』からLINEで利用できる『服薬支援サービス(β)』が開始されました。毎日、同じ時間に飲むのが意外と大変な低用量ピル。今回はそんな低用量ピルに関するアンケート調査とともに、3ステップで服用管理できる『服薬支援サービス(β)』についてご紹介します!約4割がピルを飲み忘れている…!『ILLUMINATE』が行った調査によると、低用量ピルを服用したことのある女性は調査対象1,629人のうち約70%と高い結果に。その服用目的について詳しく見てみると、「生理痛の改善」「PMSの改善」「避妊」といった順に多く、不調の緩和を目的とした使用が多いことが分かりました。一方、ピルの飲み忘れが発生する頻度については、「月に1回以上」の飲み忘れがある人が約4割もいるということが明らかに!アンケートでは“タイマーを設定する”などの対策をしているという意見も見られましたが、飲み忘れについては多くの人が悩んでいるようです。そこで『ILLUMINATE』はコミュニケーションアプリ・LINEを通して、低用量ピルを忘れずに服用できる管理サービスの提供を開始。ピル愛用者からも好評なようなので、ご紹介します!簡単3ステップ!プッシュ通知で“服用時間”をお知らせ低用量ピルの服薬支援サービスは、3ステップととても簡単!1.まずは処方された薬を登録。複数シートを使ってまとめて管理することがもできます。2.登録を終えたらピルを飲む時間を設定。設定した時間になるとプッシュ通知で服用するようにお知らせしてくれます。3.服用したことを記録すれば完了!実薬日だけでなく、休薬日も記録できますよ。年末年始はイベントなどもあり、飲み忘れもしやすくなる時期。服薬支援サービスを活用して、摂取忘れを防ぎましょう。【参考】低容量ピルの服薬支援サービスをウィメンズヘルスケア「ILLUMINATE」がスタート。年末年始限定でピルの当日配送サービスも提供 - PR TIMES©株式会社KOHKOH©poom jung/Shutterstock
2020年12月24日Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子学生時代はお薬ボックスで管理障害のある子どものお薬管理には気を使いますよね。発達障害がある娘は、小学生時代は薬の飲み忘れが多かったのですが、お薬ボックスの使用などで飲み忘れはだいぶなくなりました。Upload By 荒木まち子娘は小学校高学年の頃から週に一度、自分でボックスに薬をセッティングするようになったのですが、その作業は少し大変そうでした。・朝と夕でお薬の数や種類が違うので間違わないよう神経を使う・手先が不器用なので、カプセルや錠剤のシートをハサミで切る作業が負担などが原因でした。社会人になった娘、お薬管理がバージョンアップ社会人になり、学生時代に比べて「今までよりお金には余裕があるけど時間に余裕がない」状態になった娘はある行動に出ました。2週間の投薬カレンダーを2つ購入し、それまで週に一度行っていた薬のセッティング作業を1か月分まとめてすることにしたのです。Upload By 荒木まち子娘は月に1度病院を受診していて、お薬は1か月分まとめて処方されています。花粉の時期にはアレルギーの薬もプラスさせれるので1か月分の薬をセッティングするとなると結構な量になります。娘は集中するため、それまでリビングで行っていた作業を自室で行うようになりました。かかりつけの薬局で知った「一包化」わが家にはかかりつけの薬局があります。そこで”娘にとって薬の管理は大変”だという話をしたところ「一包化してみたらいかがですか?」と言われました。「薬の一包化」とは、服用時期が同じ薬や1回に何種類かの錠剤を服用する場合などに、それらをまとめて1袋にすることで、飲み間違いや錠剤の紛失がなくなります。また、手が不自由で薬を取り出すことが難しいという方にも便利です。一包化にはいくつかの注意点があります・対応していない薬局がある・医師の処方が必要・薬の種類によって一包化できないものがある・複数の病院で処方されたものは一包化できない・包むのに時間がかかる・追加料金がかかるなどです。実際、一包化を試してみると・薬の数を数えなくて良い・錠剤のシートを切る手間が省けるなど、娘の苦手を補ってくれ、ぐっと服薬管理のハードルが下がったのです!家での作業がぐっとラクに!Upload By 荒木まち子娘の家での作業は、一包化してもらったお薬を、投薬カレンダーのポケットに入れるだけになりました。おかげで、手間も時間もぐっと減りました。1週間のボックス型に比べ、2週間のカレンダー型はサイズが大きく場所を取ります。またポケットが浅いのでお薬の包みをしっかり奥まで入れないと落ちやすいなど気を付けなければならない点もあります。でも一包化したことで苦手感のあった作業工程が大きく減り、娘は今の状態に満足しているようです。薬の自己管理は継続して行わなければならない大切なことなので、本人の負担が少しでも減って良かったと思います。
2019年08月19日製薬メーカー「龍角散」が販売する服薬補助ゼリーの1つ「おくすり飲めたね」。’08年、同社女性初の執行役員となった福居篤子さん(53)が、そのアイデアから開発、販売まで関わった大ヒット商品である。 「龍角散に勤める前、私は臨床薬剤師として、病院の薬局に勤務していました。そのとき多くの患者さんが薬を飲むのに苦労していること、病気を治すための薬というものが理解できない子どもにとってはただ嫌な行為であるということを痛感したんです。どうして飲みにくい薬を作るのか理解できず、全ての人にとって苦痛になっている課題を解決した新しい薬を作りたいと考えました。だから、臨床の世界から製剤の世界に移ったんです」(福居さん・以下同) 患者さんに寄り添いたい。守りたい。それが、福居さんの製薬の原点だ。新聞の求人欄で見つけた龍角散の採用試験を受け、’91年、合格。 社長面接で、先代の社長に「うちは専門性を重視した縦割りの業務体系だが、横断的にいろんな部署をまたいで活躍してくれる人材が欲しい」と言われた福居さんは、「いろんなことにチャレンジできる」と、意欲満々だった。 しかし、入社してみると、200年を超える歴史ある企業には、旧態依然とした空気が蔓延していた。今と違って、男尊女卑の風潮も根強かった。 入社当初は、千葉工場勤務で、開発と兼任で、自社製品を営業するMR(医薬情報担当者)も任された。自作の資料を手に、熱心に説明して回り、瞬く間に営業成績トップクラスに。同期入社のなかで、誰よりも早く主任に出世し、30歳で本社勤務となった。 当時の龍角散は、40億円の年商に対して、40億円の負債を抱え、倒産の危機に瀕していた。しかし、社員の危機感は希薄で、保守的な古参役員には、会社を立て直そうという気概もない。 福居さんは、千葉工場時代から、新製品の開発を始めているが、そこには常に古参の役員との対立がついて回った。苦闘の末に新製品が完成しても、古参の役員たちは、反対しかしない。開発した製品が、ことごとく否定され、嫌気がさして、転職を決意。別会社の内定をもらって、役員室に行ったこともあった。 「辞めさせてもらいます!」 福居さんの大きな声に、隣室から出てきて「私は1カ月後に社長になる。一緒に改革をしよう。一度、思う存分やってみてから辞めても、遅くはないよ」と、慰留したのが現社長の藤井隆太さんだ。 ’95年10月、社長に就任した藤井さんを中心に、上司と福居さんの3人で改革チームが結成された。「もう龍角散だけでは生き残っていけない」と危機感を募らせる改革チームは、保守的な古参役員の反発を尻目に、新製品の開発を推し進めていった。 服薬補助ゼリーの開発を始めたのは、’97年ごろからだ。糖衣チョコを錠剤に見立て、ゼリーに包んで何十個も飲み込むなど、無謀ともいえる体を張った実験までした。そして’98年、ついにレモン味をつけた服薬補助ゼリーが完成する。 福居さんは、地域の医師会や医師の勉強会などにもサンプルと実験データを持って押しかけ、営業にも奮闘。介護施設でもそのニーズが高まっていった。ほどなく、子ども向けの服薬補助ゼリーを販売し、ヒット商品になりそうな手ごたえを感じた’00年。福居さんは何の前触れもなく、突然、古参役員から「明日から、千葉の工場へ行きなさい」と、人事異動を言い渡された。 異動先は、書類管理の部署だった。古参の保守派が、福居さんたち、改革派を排除しようと動いたのだ。朝、異動先の自分のデスクで、パソコンを開こうとすると、上司から、「仕事はするな。パソコンは不要」と、注意される。電話に出ることさえ禁止された。 「あまりに暇で、学術誌を読もうとすると、また叱られる。何もすることがないんです」 本社から毎朝、電話が入ると、上司はすまなそうに「まだ、辞めていません」「そんな気配もありません」と報告していた。ほかの社員が働くなか、机にただ座っていることしか許されなかった。左遷先は、福居さんだけを対象とした、“追い出し部屋”だったのだ。 改革チームだった上司も、地方の営業職に異動になった。昼休みに連絡を取り合うと、上司も慣れない営業に苦労しているようだった。 「辞めようと思うこともありましたが、家族を抱え、慣れない土地で奮闘している上司と話すと、簡単には辞めてやらないぞって、闘う気持ちが出てくるんです」 それでも体は正直で、ストレスのためだろう、顔じゅうにふきでものが出た。 藤井社長も、古参役員に攻撃され、身動きが取れない。社長自ら、他社に声をかけ、「福居のことを頼みます」と、頭を下げてくれていた。そんな社長の計らいで「うちの会社に」という誘いもあったが、断った。 「私自身、自信がなかったんです。誰に聞いても、左遷された理由はわからないままです。もし、私が原因で引き起こしたことなら、別の会社に移っても、また、同じことを繰り返すだけですから」 それまで脇目もふらずに突き進んできた福居さんが、初めて立ち止まった日々だった。 「そのとき、いろんな人が心配して、わざわざ千葉の工場に来てくれたんですよね」 それは、左遷前、二十数種類もの新製品を開発するなかで出会った取引先や社外の仲間たちだった。 「私との面会を許されず、上司に『おまえ、それでも人間か』と怒ってくれた人。終業時間になって、私が出てくるまで、待っていてくれる人もいました」 自分を信じてくれる人たちに支えられ、福居さんは少しずつ、前を向く。 「考えてみれば、自由な時間はたっぷりあるんです」 これまでできなかった2つのことを始めることにした。1つ目は、英会話教室に通うこと。2つ目は、製剤の学問をさらに深めることだった。 現在、龍角散の顧問を務める名城大学名誉教授・砂田久一さんは、「福居さんに初めてお会いしたのは、服薬補助ゼリーを販売したころでした。彼女は、それまでの実験データのことを一生懸命、話すんですね。『そんなにデータがあるなら、学術論文にしないといけないよ』と話しました」と語る。 福居さんは毎週末、新幹線で名古屋に通い、砂田教授の指導を受けた。 「ホテル代も新幹線代もかかるから、学費はタダでお願いしたいんですけど」 そんなずうずうしい願いまで受け入れてくれた砂田先生のもとに、会社に隠れて、福居さんは通い続けた。2年をかけて、薬の効能などを表す計算式を作り、英語で論文を書いた。 同じタイミングで、本社への異動も決まった。藤井社長が、問題のあった古参の役員を罷免し、経営陣を一新したのだ。’02年10月、本社に戻ってからも、福居さんは砂田教授の薬品物理化学教室に通い、’08年までに5本の論文を英語で仕上げて、博士号を取得した。 また、製剤学の視点で改良と研究を深めた服薬ゼリーは、日本薬剤学会「製剤学奨励賞」をはじめ、数々の賞を受賞している。 本社では、左遷騒動で生じた社員間のわだかまりを払拭すべく、積極的に社員に歩み寄り、声をかけた。 「古参の役員に歯向かえず、私を無視した人たちも、私に悪意があったわけじゃない。ならば、私のほうから突破口を開いて、コミュニケーションを取らないといけないと感じたんです。いまでも心がけているのは『人に後ろ姿を見せない』ということ。机の方向も、皆に背を向けず、正面を見せる位置に反転したくらいです(笑)」
2018年03月31日質問:脳の血管狭窄、どのような場合に入院となるのでしょうか?脳梗塞でもいろんなパターンがあると思いますが、先日ふらついてまっすぐ歩けず右腕がしびれている状態になったことがあり、怖く感じましたがしばらく様子を見ることにしました。そのようなことが数日続いたため、MRI検査をした結果、脳の血管狭窄が見つかり内服薬での治療となりました。同じような病気でも入院している方もいるようですが、どのような場合に入院となるのでしょうか?大阪府:やまちゃんさん(35)回答:「頭蓋内血管狭窄(ずがいないけっかんきょうさく)(脳の血管狭窄)」についてお答えします。――内服薬による治療脳の血管狭窄が見つかり、しかも、同じ病態を持っている他の方は入院なのに、自分は薬だけの治療なのか、ということがご心配なのですね。頭蓋内血管狭窄(脳の血管狭窄)の治療について説明します。前提として、薬のみの治療でよい、ということは、よいサインだと考えましょう。薬の内服による内科的治療を行うのは、全く症状がなく、脳ドックなどで偶然この病気が見つかった場合です。また、ご相談者さまのように、症状が出た場合でも、再発予防には、まずは薬の内服による内科的治療が推奨されています。高血圧や脂質異常症の治療をまず行い、抗血小板剤(血液を固まりにくくする薬)を服用することで、再発予防に効果があるといわれています。<外科的な治療とカテーテル治療>薬の内服による治療を行っていても、脳梗塞の再発を繰り返す場合には、外科的治療、あるいは脳血管内治療が選択肢に入ります。外科的治療法としては、頭皮などの頭蓋外からの血管を脳内の血管とくっつけるバイパス手術を行うこともありますが、その手術に適応できる血管は限られており、すべての方が対象となる治療ではありません。一方、最近では、外科的手術にくらべて侵襲性(しんしゅうせい)の低い、カテーテルを用いた脳血管内治療による脳血管拡張術も行われるようになってきました。しかし、このカテーテルを用いた治療では、重大な後遺症を来すような脳梗塞や脳出血などの合併症を生ずる危険性もあり、未だに摸索が続いている治療になります。最近では、頭蓋内血管狭窄症のケースに対して、「薬の内服による治療+カテーテルを用いた治療」は、薬の内服の治療のみのケースに比べて、その後12カ月間の同一部位の脳卒中や一過性脳虚血発作のリスクが高まり、また、30日間に限ってみると、あらゆる脳卒中や一過性脳虚血発作のリスクが高まる、という報告があります。カテーテルを用いた治療の意義が問われている報告でしょう。入院が必要ということは、外科的手術やカテーテル治療を選択された患者になる可能性が高いでしょう。薬の治療で済むのであればよかった、とご納得いただけましたでしょうか。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:「治療」のためではなく「予防」のための服薬でも、医療保険に加入する際に申告(告知)しなければならないのでしょうか?「予防」のための服薬でも「申告(告知)」する必要があります。ただし、「薬の服用」=「保険に加入できない」という訳ではありませんのでご安心ください。近年、若い人でも健康診断で再検査の指摘を受けている方が増えてきています。日常生活に支障はなくても、重篤な病気にならないように服薬をされている方もいらっしゃることでしょう。そのような中で、「病気」にならないために薬を飲んでいるから「治療」ではない、というお声を耳にすることがありますが、医療保険をはじめとした生命保険では、服用の目的が「予防」のためでも、告知対象になるケースが多いので、ありのままを申告する必要があります。保険に加入できるかどうかは、服用の原因や薬名、他の告知内容によって保険会社が総合的に判断します。「薬の服用」=「保険に加入できない」という訳ではありません。申告する際には、保険会社所定の「告知書」の質問項目に答え、該当すれば詳細を申告することになります。細かな質問項目は保険会社ごとに異なりますが、主に下記のような項目があります。主な告知項目■告知日から過去3カ月以内に受診(診察、検査、治療、投薬)した場合「予防」のための薬をもらっている方なら、月1回や2カ月に1回などのペースで、定期的に通院されているケースが多いのではないでしょうか。「ねんざ」や「ぎっくり腰」など軽微な(通院1回だけなど)ケガも対象になりますのでご注意ください。■告知日から過去5年以内に「7日以上の入院」や「手術」をした場合この場合、入院に関しては、7日以上の入院が対象になります。■告知日から過去5年以内に「7日間以上」の診察、検査、治療、投薬をうけた場合「予防」のための投薬を受けておられる場合、多くの方がこの項目に該当すると思われます。ここでは、「7日間以上」という基準に注意が必要です。「7日間以上」に該当するケースは下記のとおりです。・7日分以上の薬の処方があった場合 「予防」のための投薬の場合、一度の通院で1カ月分を処方されるというケースも珍しくありません。・「初診」から「完治」まで7日以上かかった場合たとえ通院回数が2回でも、初診日と完治日(最終通院日)の間隔が7日以上あった場合は該当することになります。また、治療終了後の経過を見るための「診察や検査のための通院」も、「完治日(最終通院日)」までの期間に含まれます。■告知日から過去2年以内の健康診断で「異常の指摘」を受けた場合「異常の指摘」とは、一般的には「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」「要治療」のいずれかに該当した場合です。ただし、保険会社や加入しようとする医療保険の種類によっては、「要経過観察」の指摘は申告しなくてもよい場合がありますので、実際の告知書で確認するようにしてください。一方で、告知しなくてもよいケースが明示されている場合もあります。一般的には下記のようなケースは告知対象にならないとされています。ただし、全ての保険会社が下記のように定めているとは限らないため、申込時に確認するようにしてください。告知しなくてもよいケース■完治から5年以上経過しているもの「完治」には、「治療終了後の経過を見るための診察や検査」の終了も含まれています。たとえ経過を見るための診察や検査だけでも受診するよう医師から指示されている場合には、「完治」とみなされませんので、ご注意ください。■医師への受診がなく、医師から処方されていない市販薬の服用 (かぜ薬・胃腸薬・頭痛薬など)■疾病の治療などではなく、健康増進のための行為 (市販のビタミン剤、サプリメントの服用など)上記以外のケースは、保険会社によって基準がさまざまです。例えば、「風邪は完治していれば告知しなくてもよい」と明記している保険会社もありますが、明記していない場合もあります。明記されていない限りは、「完治した風邪」であっても告知書の質問項目に該当すれば申告が必要です。実際に告知する場合、下記の点に注意して申告することをおすすめします。告知する際のポイント■薬を服用することになった原因を明記する一般的に、医師が薬を処方する場合には、必ずカルテに原因となる「病名」(疑いも含む)が明記されます。不明な場合は病院に確認するようにしてください。■検査を受けている場合には、検査結果数値を具体的に記入する検査結果数値は、異常の指摘を受けた項目だけでなく、関連項目(※)をセットで記入するようにしましょう。一つの項目の数値が高くても他の項目が良好であれば、そのバランスをみて査定する場合があります。(※)肝機能の場合だと「γ-GTP]「ALT(GPT)」「AST(GOT)」「総ビリルビン値」など。■服用している「薬名」を具体的に記入する「薬名」を具体的に記入することで、保険会社が「薬名」からリスクの高低を判断しやすくなります。以上の点をふまえ、健康状態についてありのままを申告するようにしてください。内容によっては医療保険への加入を断られることもあります。その場合でも、健康状態の診査基準が緩やかな医療保険もありますので、あらかじめ複数の保険会社の商品を取り扱う総合代理店で、詳しく相談されることをおすすめします。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年03月07日森永製菓は11月17日、服薬用チョコレート「にがいのにがいのとんでいけ」(600円・税別)を発売する。同商品は、埼玉医科大学と共同開発した砂糖不使用の服薬用チョコレート。薬の味や食感に苦手意識を持つ子どもや、薬を飲ませるために苦労している保護者、治療のためにがい薬をすすめざるを得ない医師を支援するツールとして商品化に至ったという。使用法は、服薬の際に同商品を薬に混ぜるだけ。同商品のマスキング効果により、苦味強度が薬だけのときと比べて55%~80%も減少するという(薬によって感じ方は異なる)。冷蔵は不要。使いやすいチューブ入りで、1日3回で5日間使用できる。販売は、同社の通信販売「天使の健康」、病児保育サービス「オハナ☆キッズケア」にて。
2015年10月24日介護ロボットの企画・販売を手がけるケアボットはこのほど、高齢者の薬の飲みすぎや飲み忘れを防ぐ「服薬支援ロボ」の個人向け販売を楽天市場で開始した。同製品は、設定した時間になると音声案内と画面表示で服薬を告知する介護ロボット。これまでは調剤薬局と介護施設向けに販売していたが、このほど在宅で暮らす高齢者などに向け、個人向けに販売を開始した。薬はあらかじめ本体にセットでき、設定した時間帯以外は取り出せないようになっているため、薬の過剰摂取を防ぐことができる。設定した時間内はスヌーズ機能で服薬を促す音声案内を実施。朝の薬を昼に飲んでしまうといった飲み間違いを防ぐ「飲み間違い予防機能」も付いている。服薬履歴を記録し、必要に応じて表示することも可能。薬はボタンを押すだけで取り出せる簡単な設計なので、高齢者や介護が必要な人でも操作しやすい。薬は1週間分、服用時間は朝・昼・夜・寝る前など最大1日4パターンまでセットができる。価格は12万円(税別)。楽天市場で販売している。
2015年05月13日ジョンソン・エンド・ ジョンソングループの製薬会社ヤンセンファーマは、HIV陽性者を対象に「生活と服薬継続に関する調査」を実施。その結果、78%の人が服薬を問題なく継続していると答えた半面、毎日の服薬に「負担を感じる」と答えた人が半数近くにのぼったことがわかった。調査人数は、質的調査20名、量的調査151名(抗HIV薬を飲んだことがあるとの回答144名)で、調査期間は4月(質的調査)および7月から8月(量的調査)。「初めて抗HIV薬を見たときの印象」について尋ねたところ、76%の人が、初めて見たときに違和感を覚えており、特に薬剤の「大きさ(86%)」や、「色(65%)」に違和感を覚えたと回答している。服用を開始する際に多くの患者が「これからずっと飲み続けられるだろうか」と不安に思ったことの裏付ける結果となった。また、「薬の選択で最も重視したポイント」については、「1日の服薬回数」が53%となり、次いで、「治療の効果」が42%、「服薬開始時の身体への影響(副作用など)」が31%となっている。「服薬を続けることに対する負担感」では、服薬している回答者の8割近くが「問題なく飲めている」と回答。一方で、服薬遵守(スケジュールに正確かつ一貫して服薬を行うこと)率が95%以上と回答した人でも、そのうち41%の人が負担を「とても感じる」または「やや感じる」と答え、服薬遵守率が95%以下の人では52%の人が負担を感じている。このことから、決して負担感なく服用しているのではないことがわかった。さらに、「飲み続けようとする動機」をたずねたところ、「検査値(CD4やウイルス量)などの維持や改善のため(93%)」、「体調の維持や改善(88%)」に続いて、「仕事・学校・学習が続けられる(71%)」、「友人との交流・サークル活動が続けられる(70%)」と回答。治療効果の次に、社会生活を継続したい意向が動機となっていることがわかる。なお、「飲み忘れないための工夫」としては、70%以上の人が抗HIV薬を携帯するために、ピルケースを利用していた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、「吸入薬の服薬指導」に関する調査を実施した。調査期間は8月8日~8月14日、有効回答数は775件。「吸入薬の服薬指導は誰が行っていますか?」という質問に対して、64%が「薬剤師」と回答した。「時間がないので薬剤師に頼んでいる」というコメントが多く、簡単な説明だけ医師が行い、詳しくは薬剤師に依頼するという形もあれば、「薬剤師にまかせっきり」という声もある。「医師」が行うと回答した人は19%。「自分で指導するのが一番効果がある」、「処方する医師が説明指導するほうが患者の信頼が得られる」、「見本を診察室に用意して自分で説明する」というコメントがあった。「看護師(服薬指導の依頼を行う)」と回答した人は9%で、「ベテランの看護師さんにお願いしている」、「看護師の重要な業務の一つ」といったコメントがあげられている。また、「隣の処置室で、1回分を吸入していってもらう」というケースも見られた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日