『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが贈る、人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』が、公開6週目にして興行収入&動員数ともに4週連続1位を獲得、興行収入は50億円を突破したことが分かった。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。5月29日時点で、興行収入は5,329,755,500円、動員数は4,124,504人を記録。いよいよ興収65億円突破も見え、2016年劇場公開作品でのNo.1も現実味を帯びてきた本作。この勢いは全世界興収への底上げともなり、ディズニーアニメーション史上、『トイ・ストーリー3』と『アナと雪の女王』しか成し遂げていない“10億ドル”も突破目前と言われている。この大ヒットの要因のひとつが、90年以上も続くディズニーアニメーションの歴史で、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』のプリンセスシリーズだけでなく、『シュガー・ラッシュ』や『ベイマックス』など、近年ディズニーが得意とする“その時代に寄り添ったテーマにチャレンジ”した新しい物語が、現代人の共感を呼んでいる点だろう。特に『ズートピア』は、性別、年齢、学齢、出身地など、自分たちが日常で体感する偏見という難しいテーマを描き、まさに人間世界の縮図そのものを表現。観客は“自分の物語、自分の住む世界”に置き換えて感じることで、周囲へのより幅広い口コミとなり、週末への動員アップにもつながったようだ。もちろん、キュートでユニークなキャラクター性も人気の理由のひとつであり、主人公のジュディとニックのペアを愛称「ジュディニク」で呼び、2人の関係に熱狂するファンが続出。創作マンガ、擬人化イラストなど、『ズートピア』関連のファンアート投稿がSNSで大きな盛り上がりを見せており、ファン間でのアートブック制作企画も発足され始めているほど。この人気は作品を観たファンたちを超え、日常へも広まりつつあり、現在全国各所で行われている一部の運動会では、BGMにDream Amiが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」が使われたりと『アナ雪』現象を彷彿とさせる社会現象も起こり始めているという。大人が楽しめるエンターテインメントとして幅広い支持を獲得している本作が、今後どこまで成績を伸ばすのか期待だ。『ズートピア』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日ディズニー・アニメーション『美女と野獣』が、ベル役にエマ・ワトソンを迎えついに実写映画化。アニメーション公開から26年の時を経て、2017年4月21日(金)日本公開となる。ディズニーと『美女と野獣』ディズニーがアニメーション映画『美女と野獣』を公開したのは、1991年のこと。1740年にヴィルヌーヴ夫人によって最初に書かれた「美女と野獣」は、これまで文学やテレビドラマ、バレエ、舞台など、様々な解釈によって感動の物語を綴ってきた。映画化は幾度となく行われ、1940年代にジャン・コクトー監督が、2014年にもレア・セドゥ主演で実写化されている。しかし、ディズニーアニメーションの誕生は、その中でも決定的な存在であった。アニメーション映画史上初となるアカデミー賞作品賞にノミネート。さらに、一つの作品から「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」と3つの楽曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞、グラミー賞でも次々に賞を獲得。社会現象といえるほどの勢いで、一大センセーションを巻き起こすこととなった。ベル役に女優エマ・ワトソンを迎え実写化公開から25周年を迎えたディズニー『美女と野獣』は、実写映画化され現代へ。主人公ベルを演じるのは「4歳からベルに夢中!」とキャラクターの大ファンであるエマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で、世代や性別を超えて人々に愛された彼女が、抜群の歌唱力を手に、21世紀のニューヒロインを演じる。ベルの相手役・野獣には、TVドラマ『ダウントン・アビー』で脚光を浴びたダン・スティーヴンスが抜擢。フェイシャル・キャプチャーとパフォーマンス・キャプチャーといった映像テクノロジーを用いて、現代版野獣がリアルに描かれる。なぜベルは野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる『美女と野獣』は、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子と、一人の少女ベルとの物語。”人と違う外見に縛られ”本当の自分を受け入れられない野獣が、”人と違うことを自分の輝きに変える”ベルと出会い、人を愛し愛されることを学んでいく。実写映画化に伴い、大きなテーマとなるのは「なぜベルは野獣を愛したのか?」という一つの問いだ。ビル・コンドン監督インタビュー日本公開に先駆け、監督ビル・コンドンが来日。映画『シカゴ』『ドリームガールズ』と数々のミュージカル映画を世に送り出してきた彼が、ディズニー作品をどう描いたのか。『美女と野獣』実写化にかける思いについて話を聞くことができた。Q:数多くのディズニー作品の中から、なぜ『美女と野獣』が実写化されたのでしょう。コンドン:ディズニーにとって大きなチャレンジだったと思います。ここ数年、ディズニーは、スタジオ部門の会長ララ・ホーンを中心に、いわゆる古典と呼ばれる作品を実写化して現代風にリメイクしてきました。これらの作品と比べると『美女と野獣』は近年のもの。実際、アニメーション作品もとても多くの人に愛され、子供の頃に見た人々が今は自分の子供たちと見ている。早い段階で、舞台・ミュージカル化もされ、もちろん日本でも上演されていますよね。またアニメーション映画『美女と野獣』が生まれた時期は、ディズニースタジオの中でルネッサンスを迎えた時期でした。そういう点で、他の過去のアニメーション作品と『美女と野獣』は立ち位置が異なる。近代作品を実写化することはもちろん、人気のある『美女と野獣』を選ぶことは、ディズニーにとって大きな決断に繋がったと思います。Q:人気作品を実写化する上で、ビル監督が挑戦したことはどんなことでしょうか。コンドン:物語をリアルに描くこと。私が実写化する上で必要だと思ったことは、主人公のベルや野獣、そして城の住人たちであるルミエールやポット夫人といったキャラクターたちに新たな観点からさらなる深みを与えることです。アニメーションで描かれているキャラクターたちは、いわゆる「典型」という形でしか表現されていない。様々な側面やニュアンスを持った、人間味が描かれているわけではないんですよね。今回、本物の役者たちに演じてもらうということで、各キャラクターに人間性を持たせました。バックストーリー、心理描写を掘り下げることによって、それぞれのキャラクターたちの個性をきちんと描き出す。特に、ベルが野獣に恋に落ちるところは、現実世界のようにリアルに映し出したかったんです。Q:ベルと野獣はどういった人物だと捉えましたか。コンドン:ベルと野獣に共通しているところは、喪失感を持っているのに、未だそれが解決していないことです。ベルに関しては、頭の中に雲がかかっているというか。現実を飛び出して、冒険に出たいんだけれど、彼女の中にあるいくつかの疑問を脱ぎされない。父親がなぜ彼女に対して過保護なのか。どうしてパリからこの小さな村へ引っ越したのか。母親の死因は何なのか。父親は、ベルを大切にするあまり守ることしか考えていない。結果、彼があまりに秘密にしすぎたため、ベルは自分の過去や母親について疑問を抱いてしまうんですよね。野獣の方も、母親を失ったことによって、愛情を感じられる唯一の相手がいなくなってしまった。その後はひどい父親と残されてしまう。本作では、ストーリーを通して二人の過去を解いていく。野獣はベルの母親の死因を知り、ベルは母親を亡くして野獣が変化したことに気付く。二人がお互いを理解していく中で、心の接点を見つけ、互いに心の傷を癒していく。そして、似たような過去の心の痛みを持っている人と出会うことで、自分の問題も解決できるように成長していきます。Q:二人の成長シーンに、込めたメッセージとは。コンドン:基本的なメッセージは、「美女と野獣」で語り継がれているもので、「表面的なものにとらわれず、さらに深いところを見ることが大切だ」ということです。現代は、表面的なものが明るみになりやすいく、そういったものばかりが取り上げられやすい。だからこそ、特に若い世代には作品を通して、表面に惑わされずちゃんと知識を持つ必要があることを感じて欲しい。愛の道筋は、見つけ出さなくてはいけないものですので。と同時に、ベルと野獣は互いに心を開くことによって、自分でも知らなかった自分自身を知る。その当たりも作品から感じとって欲しいですね。ベルと野獣の生い立ちの秘密、美しい城で贅沢な暮らしをしていた王子が呪いにかけられた理由など、アニメーション映画では知り得なかったキャラクターたちの過去や人間性が明らかとなるのが、実写映画版『美女と野獣』の魅力だと教えてくれた、ビル・コンドン監督。そして、彼の手元から生まれた、美しい楽曲、壮麗なセット、華美な衣装も実写化ならではの面白さだろう。3つの新曲、アリアナ・グランデが聞かせる主題歌『美女と野獣』アニメーション版に登場したすべてのミュージカル・ナンバーを起用。オープニングは、アカデミー歌曲賞にノミネートした「朝の風景」から。エマ・ワトソン演じる主人公ベルが朝の町を歌いながら歩き、パンを手に取り馬に果物を上げ、人々と会話を繰り広げる。豊かな歌声で描き出されるのは、明るいベルのキャラクターと物語の舞台だ。実写版から加わる新曲は3つ。野獣の住む城の住人たちがかつての思い出に振り返りながら歌うナンバー「デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて~」、ベルに向けた野獣の切ないバラード「ひそかな夢」、ベルと父との過去が明かされる「時は永遠に」。どれもストーリーとキャラクターに深みを与える役割を担う。また、アニメーション版でセリーヌ・ディオンを一躍歌姫の地位へと送り出した主題歌『美女と野獣』は、歌い手をアリアナ・グランデへバトンタッチ。キュートなルックスからは想像できない声量と歌唱力でよりドラマティックに作品を盛り上げる。デュエット相手は、ジョン・レジェンドだ。まさにあの野獣の城だ、見事に再現された豪華なセット『美女と野獣』の撮影は、3か月に渡ってイギリスの各地で行われた。ベルの家、校舎、婦人服店、教会などが並ぶベルの住む村は、ディテールにまでこだわり再現されている。中でも、「まさにあのお城だ」と感動させられるのは、野獣の城だろう。何か月にもわたるリサーチを重ね、ベルと野獣が距離を縮める図書室、魔法のバラを隠し置く西塔が個性豊かに表現されている。ベルのイエロードレスはアニメーション作品へのオマージュオスカー受賞者の衣装デザイナー、ジャクリーヌ・デュランが村人たちの素朴な衣装から、舞踏会で踊る娘たちのドレスまでデザイン。中でも、最大の挑戦となったのは、ベルのイエロードレスだ。物語の中で印象的なこのドレスは、アニメーションへのオマージュとして黄色いカラーがポイント。「踊った時に最も美しいドレス」を目指し、オーガンザとスワロフスキーを組み合わせてプリンセスドレスを完成させた。『美女と野獣』キャラクター&キャスト紹介また、愛すべきキャラクターたちが実力派キャストで蘇るのも実写版の醍醐味。『美女と野獣』を盛り上げるキャラクターたちを演者と共に紹介する。ベル:エマ・ワトソン / 吹き替え声優:昆夏美受動的なヒロインの殻を破り、自ら行動を起こすヒロインとして熱い支持を集めた主人公のベル。演じるのは、「ベルは独立心旺盛で自分の目で世界を見たいと思っている」とベルへの思いを語るエマ・ワトソンだ。撮影中はビル・コンドン監督と話し合いを重ね、現代に生きる私たちの心へ訴えかけるベルを作り上げた。外の世界に出て人生を謳歌したいと情熱を持ち続ける、ベルの心を表現したエマ・ワトソンの歌声にも注目。野獣:ダン・スティーヴンス / 吹き替え声優:山崎育三郎呪いによって野獣に変えられた美しく傲慢な王子。孤独の中で心を閉ざす男の姿は、物語の情感面で中心の担う存在である。今回はダン・スティーヴンスが、”獣の中に人間が囚われている”という複雑な心を切り取る。映像テクノロジーを使った、キャラクター再現法も見どころの一つ。ガストン:ルーク・エヴァンス / 吹き替え声優:吉原光夫ベルとの結婚を心に決める、村一番のプレイボーイ・ガストン。アニメーション版から多くのファンが存在する、どこか憎めないその悪役は、『ホビット 竜に奪われた王国』のルーク・エヴァンスが務める。ル・フウ:ジョシュ・キャッド / 吹き替え声優:藤井隆ガストンの子分のル・フウ役には『アナと雪の女王』でオラフの声を務めた、ジョシュ・キャッドを起用。圧倒的な歌唱力でユーモラスな悪役を見事に演じきる。ベルの父・モーリス:ケヴィン・クライン / 吹き替え声優:村井國夫ベルに深い愛情を注ぐ父・モーリス役は、アカデミー賞・トニー賞に輝くケヴィン・クライン。深い演技力で妻を亡くした喪失感や切ない心情を描き出す。ルミエール:ユアン・マクレガー / 吹き替え声優:成河蝋台の姿に変えられた城の給仕長ルミエールは、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが担当。手足が動かせるルミエールは、城の住人たちの中でもとりわけ人間味があふれる役どころ。パフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使し、実際にユアンの人間性も加えられている。コグスワース:イアン・ユッケラン / 吹き替え声優:小倉久寛置時計に変えられた生真面目な執事・コグスワース役で参加したのは、イアン・ユッケラン。過去にビル・コンドン監督と組んだことのある彼は、「ビルは本作のような映画に最適な監督」と評価。ポット夫人:エマ・トンプソン / 吹き替え声優:岩崎宏美世話好きな料理番・ポット夫人は、2度のアカデミー賞に輝くエマ・トンプソンが演じる。物語の中では、ベルと野獣との間に芽生える愛を見守る包容力のある存在。プリュメット:ググ・バサ=ロー / 吹き替え声優:島田歌穂メイド城で働くメイド・プリュメットは、ルミエールの恋人。羽ぼうきに姿を変えられたてしまったが、ダンス好きでセクシーなところは変わらず。マダム・ド・ガルドローブ:オードラ・マクドナルド / 吹き替え声優:濱田めぐみかつてヨーロッパでも評判のオペラ歌手だった、マダム・ド・ガルドローブ。華やかな生活を送る歌姫だったが、現在では洋服ダンスに。カデンツァ:スタンリー・トゥッチ / 吹き替え声優:オペラ歌手マダム・ド・ガルドローブを妻に持つマエストロは、ちょっぴり神経質な性格。王子(野獣)の舞踏会で、妻とともに音楽を奏でていた時に呪いにかけられ、ハープシコードに変化した。映画『美女と野獣』あらすじ魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。自分らしく生きながらも心に孤独を抱えるベル。はたして、その王子の運命を変えることができるか?作品詳細映画『美女と野獣』公開日:2017年4月21日(金)監督:ビル・コンドン出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス原題:Beauty and the Beast配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンプレミアム吹替版キャスト:昆夏美、山崎育三郎、岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗ほか(c)2017 Disney Enterprises, Inc. 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2016年05月27日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)は、今年で生誕90年を迎えたエリザベス女王を祝し、女王陛下のための特別コレクション「クイーン・エリザベス」を2016年6月10日(金)より90個限定で発売する。ハネムーンケースとして愛用されて以来、複数のトラベルケースを所有されているエリザベス女王陛下。中でも、極上のライフスタイルからインスパイアされた最高峰シリーズ「ロワイヤル」は格別なものとされている。今回、このシリーズから誕生した「クイーン・エリザベス」コレクションは、他とは一線を画す品格のあるデザイン。女王陛下のみが使用することを許される、英国王室専用指定色「ロイヤルクラレット(ボルドーレッド)」を纏い、内装にはロイヤル専用馬車と同様、シルクのゴールドカラー特別生地を施した。また、90歳の誕生日に、英国の伝統的なクラフツマンシップを保護していく「スカラシップトラスト(QEST)」の2016年保護ブランドとして、グローブ・トロッターを選んだ背景から、「QEST」の紋章もあしらわれている。ラインナップするのは、トロリーケースをはじめ、ジュエリーケース、エクストラディープスーツケース、ラゲッジタグを含む全6型だ。【アイテム詳細】ロワイヤル 「クイーン・エリザベス」コレクション発売日:2016年6月10日(金)・9インチ ジュエリーケース 240,000円+税・18インチ トロリーケース 310,000円+税・21インチ トロリーケース 350,000円+税・26インチ トロリーケース 410,000円+税・30インチ エクストラディープスーツケース 450,000円+税・ラゲッジタグ 27,000円+税取り扱い店舗:グローブ・トロッター 銀座、銀座三越、日本橋三越、ヴァルカナイズ・ロンドン青山、丸の内、名古屋、心斎橋、新宿伊勢丹、うめだ阪急、札幌ステラプレイス【問い合わせ先】グローブ・トロッター 銀座TEL:03-6161-1897
2016年05月20日現在、2週連続NO.1を獲得するなど大ヒット中の最新作『ズートピア』をはじめ、『ピノキオ』『ダンボ』『ライオン・キング』、そして近年では『アナと雪の女王』『ベイマックス』などに代表されるディズニー長編アニメーション。その記念すべき第1作となる『白雪姫』がMovieNEXで発売されることに合わせ、最新ミュージカル映画「ディセンダント」とのコラボ映像が解禁となった。1937年に公開された世界初の長編アニメーションにして、ウォルト・ディズニーの夢の原点ともいえる『白雪姫』。今回解禁となったのは、MovieNEXに初めて収録されるボーナス映像のうちの、贅沢なコラボレーション映像の一部。同じく5月18日(水)にDVDが発売されるディズニーのミュージカル映画「ディセンダント」で、白雪姫に登場する女王イーヴィル・クイーンの娘役を演じたソフィア・カーソンが、白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」を紹介している。白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」の事実うち、今回紹介されているのは、5番目の事実。白雪姫といえば、雪のように白い肌、ほんのりバラ色のほおが特徴的だが、実はもともと、そのほおは赤くなかったという。セル画の中の白雪姫は血色が悪く見えてしまい、かといって、顔の色を濃くするとピエロ風になってしまい逆効果。そこで、色付けの担当の女性がほお紅を入れてみたところ、誰もが知るかわいらしい白雪姫ができあがったという。そのほかにもMovieNEXのボーナス映像では、白雪姫の髪の色についてなど、合計7つの事実を紹介している。ちなみに7といえば、“ラッキー・セブン”に象徴されるように、聖なる数字として古代オリエントの時代から貴ばれてきた。キリスト教では天地創造の7日間、仏教にも初七日や七難、イスラム教ではメッカ巡礼で神殿を7周する。“7つの海”“親の七光り”“なくて七癖”“七福神”など、7にまつわる言葉は枚挙にいとまがない。『白雪姫』でも7は特別な数字で、“7人”のこびとは重要な役割を果たしている。おこりんぼ、ねぼすけなど、それぞれに豊かな個性を競い合う7人のこびとは、ウォルトならではの発想だったという。彼ら7人のこびとは、『白雪姫』の中でユーモアのパートを担っていることはいうまでもない。何十回となく開かれたストーリー会議を通じて、こびと各々の性格が丹念に構成されていったが、ウォルトは常に観客の気持ちを尊重しており、特に“おとぼけ”と“おこりんぼ”の2人については観客の反応を意識したという。おとぼけは喜劇役者のような存在で、おこりんぼはケンカ好きのひねくれ者。この2人を軸にした愉快な7人のこびとたちは観客の笑いを誘った。なお、「あなたが知らない7つのこと」では、この7人のこびとについても、名前、ギャグ、動作について意外な事実を取り上げているというから要チェック。また、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーンをはじめ、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーなど、ディズニーヴィランズ(悪役)やディズニープリンセスの子どもたちが登場する『ディセンダント』は、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのケニー・オルテガが手がけており、また違った楽しみ方ができそうだ。『白雪姫』MovieNEX は5月18日(水)より発売(※デジタル配信中)。「ディセンダント」DVDは5月18日(水)より発売(※同日デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日タレントの浅田舞、歌手のMay J.が12日、都内で行われた「ディズニー・オン・アイス『アナと雪の女王』」の開催記者発表会に出席した。世界70カ国以上で公演を続けるライブ・エンタテインメントとして、世代を超えて愛され続けている氷の上のミュージカル「ディズニー・オン・アイス」。31年目を迎える今年は、世界中で大旋風を巻き起こした名作『アナと雪の女王』がフルストーリーで初めて登場する。そんなアイスショーの発表会に、PR大使の浅田舞が登壇。浅田は「『ディズニー・オン・アイス』はフィギュアスケートを始める前から家族でよく見ていました。大人になってから『ディズニー・オン・アイス』にPR大使として関わることができて本当にうれしいです」と笑顔を見せ、すでにアメリカで見たという同ショーを「映画以上でしたよ。映画では見られなかった雰囲気だったり迫力が感じられて、早くみなさんに見て欲しいです」と大絶賛。また、発表会途中からスペシャルサポーターのMay J.が登壇して「Let It Go~ありのままで~」を熱唱。それを生でみた浅田は「力強くて美しい歌声で鳥肌が立っちゃいました!」と褒めちぎっていた。映画『アナと雪の女王』は、本物の愛を求めるストーリーだが、浅田が思い描く本物の愛は「色んなことがあったけど2人の心が通いあってより深いモノになっていくのが本物の愛だと思います」と説明。その浅田は昨年末にヒップホップユニット、シクラメンのDEppaとの破局報道があったが、現在の恋愛事情については「どうなんですかね。恋愛はないよりあった方が女性としてはうれしいですが、焦らず楽しみながら頑張りたい」と放していた。
2016年05月12日4月23日に公開され大ヒット上映中のディズニー最新作『ズートピア』が、公開3週目にして週末興行ランキングで1位を獲得した。『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーの最新作とあって、公開前から注目を集め大ヒットの予感を感じさせていた本作。実際、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「ディズニー映画の中でもすば抜けた傑作」と太鼓判。公開されるなり各界からの称賛の声が上がり、劇場に足を運んだ観客たちによる口コミでも絶賛声が広まっていった。話題作が数々上映された今年のGW期間中も動員を伸ばし、5月8日には興行収入が29億8776万4,600円、動員は235万6,413人を記録。可愛らしくユニークな動物たちのファンタジー・アドベンチャーに、週を追うごとに熱狂的なリピーターも後を絶たたない。しかし、可愛らしいキャラクターたちの魅力だけでなく、偏見や差別といった深層にあるテーマに大人や男性たちの心もつかんでいることが、長期的なヒット要因のひとつでもあるようだ。すでに公開中の全米では、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興行収入と、異例の3週連続1位を達成。また、今年公開した全作品の中でも世界No.1(5月9日現在956,424,990ドル/Mojo調べ)の成績を収めている。動物が人間のように暮らす大都会、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、世の中をより良い場所にしたいと夢見る新米警官、ウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?ディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈る、感動のファンタジー・アドベンチャーが、まだまだ盛り上がりを見せそうだ。『ズートピア』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日アナ スイ(ANNA SUI)は、5月4日から8日まで、伊勢丹新宿店で“パーティー”をテーマにしたイベント「アナ スイ パーティー(ANNA SUI PARTY)」を同店本館1階ザ・ステージで開催している。同イベントは、アナ スイの日本上陸20周年を記念し、パーティーにふさわしいスタイリングやアクセサリーを紹介。会場では、ベルベットのリボンに星やバタフライをモチーフにした、会場限定で発売されるアナ スイ スペシャルドレス(7万9,000円)や、レディスドレスと同じ柄のキッズ用のアナ スイミニドレス(2万7,800円)も紹介。また、猫足ヒールに動物の耳やしっぽをあしらったウサギ・ネコパンプス(2万7,000円)も発売される。このほか、夏季に向けて、ローズ、バタフライ、レースなどアナ スイの代表的なモチーフが大胆に施された浴衣(3万円)や帯(9,800円)も展開される。雑貨・アクセサリーでは、ゴージャスな装飾が印象的なバッグとサブバッグ、バタフライモチーフの袱紗がセットになった会場限定のパーティーバッグセット(3万7,000円)が登場するほか、同ブランドで人気のローズストライプ柄が大胆に施されたA4トートバッグ(2万5,000円)、メタリックカラーにレースを重ねたスマートフォンショルダー(8,800円)などが発売される。また、アナ スイと各ブランドとのコラボレーションアイテムも見逃せない。コジェット(COURGETTE)とのコラボでは、アナ スイ本人の顔が刺繍されたクラッチバッグ(3万9,000円)が新宿伊勢丹限定で登場する。ハロー キティー(HELLO KITTY)とは、ネックレス(2万3,000円)が先行販売されるほか、サングラス姿のハロー キティーのスマホケース(5,800円)、コインケース(1万6,000円)も発売。尚、会期初日にはハロー キティーのデザイナーを務める山口裕子が来場中のアナ スイ本人に“PARTY”会場で花束を渡す一幕もあり、会場を沸かせた。このほか、アナ スイのアーカイブ生地を使用したボビーダズラー(BOBBY DAZZLER)の人形(1万6,000円)、アナ スイのランウェイルックを纏ったコケッツ(cockets.)の人形(4,500円)、5月7日に一人1点限りで発売されるというブライス(BLYTHE)とコラボした人形も展示されている。尚、会期中、ザ・ステージ、アナ スイ各ショップ、オンラインショップで税込10,800円以上の購入者、先着1,000名にアナスイオリジナルトラベル巾着がプレゼントされる。
2016年05月04日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。本作には、2本足で歩く様々な動物たちが登場するが、彼らは本当に愛らしく、まるで本当に存在しているかのように活き活きと動いている。彼らはどのようにしてキャラクターを動かし、生命を吹き込んだのだろうか? カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行った。『ズートピア』特別映像『ズートピア』は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、劇中に登場するのは進化し、2本足で歩くキャラクターだ。アニメーション・スーパーバイザーのチャッド・セラーズは「キャラクターを開発していくプロセスで、僕らはたくさんの実験をやった。僕らがやろうとしたことは、動物の習性をパフォーマンスに入れ込む方法を見つけることだった。どれだけ動物の習性をパフォーマンスに入れ込んでいくか、適切なバランスを見つけようとしたんだ」と振り返る。例えば、ウサギのジュディは、いくつかのシーンで振り向くよりも先に耳が動く。これは実際のウサギの耳が“レーダー”のような役割を果たしていて、左右の耳を別々に動かすことができることを活かしたものだ。アニメーション・スーパーバイザーのキーラ・レトマキは「ウサギについていろんなリサーチをしていて、とても驚かされたことは、ウサギがどれだけ速く、敏しょうに動くことが出来るかということだったわ。彼らはいつもとても警戒しているの。そして、必要な時には素早く動けるのよ。これらの動物がすごく警戒したり、怖がったり、驚いたりした時は、動物的な直感が(通常時の判断に)とってかわるのにとてもいい時だと感じたの」と語る。本作では動物は進化し、2本足で行動する。しかし、それぞれの動物の特徴はその動きに残っており、さらにその奥底には動物の持つ“本能”が眠っている……この映画ではそのことが“セリフ”ではなく“動き”によって表現される。「動物の本能が優位になるこれらの瞬間を見つけることが大事だったの。ジュディは少しストレスを感じたり、パニック状態になり始めると、鼻が動き始めるの。こういった動物的な資質を、人間として感情移入出来るような信憑性のある演技の上に、さらにたくさん入れ込もうとしたのよ」(レトマキ)2本足で歩き、ハイテク都市で暮らしているが“本能”は消えていない……これは『ズートピア』のキャラクターを動かす上で、ストーリーを語る上で絶対に外せないポイントだったようだ。『ズートピア』公開中
2016年04月26日21日、英エリザベス女王の90歳の誕生日を祝おうと、たくさんの人がウィンザー城付近に集結。この晴れの日に春らしい緑の服と帽子を選んだ女王は、エジンバラ公と一緒に、祝福する人々に前に姿を現した。集まった多くの人々が花束やケーキ、カードを女王本人や側近者に手渡し、ウィンザー城に女王が到着すると、コールドストリームガーズによる「ハッピーバースデー」の曲が演奏された。誕生日ケーキは、紫と黄色のアイシングで装飾されたバタークリームとマーマレード入りのオレンジドリズルケーキで、参加者がお菓子作りの腕を競う英人気番組『ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ』の勝者ナディヤ・フセインがその制作を担当した。ウィンザー城のまわりに集まった人たちの中を歩いた後、女王とエジンバラ公はランドローバーに乗ってウィンザーの町を車で手を振りながらまわった。よい場所を確保しようと前日からキャンプした人もいたようで、その中の1人は「女王に誕生日ケーキをあげたの。ケーキを女王の侍女に渡したのだけど、それがとっても重かったから女王をびっくりさせたのよ」とコメントした。(C)BANG Media International
2016年04月23日●主人公を逆転させた理由全米で『アナと雪の女王』『ベイマックス』を超え、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング記録を達成し、ディズニーの最高傑作との呼び声も高い『ズートピア』が、4月23日に日本公開を迎えた。本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"を舞台に、新米警官・ウサギのジュディの奮闘を描いた物語。動物たちの世界に差別や偏見がある人間社会が映し出され、大切なメッセージを投げかけてくれる。感動あり、笑いあり、ミステリーという面白みもある本作でメガホンをとったのは、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワード監督と、『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア監督。この豪華コンビが、生きていく上で大切なメッセージが詰まった物語を生み出した。先日、来日した2人にインタビューし、物語に込めた思いや、制作秘話を聞いた。――そもそも今回、お2人のタッグがなんて豪華なんだと思いました。組んだ理由を教えてください。バイロン・ハワード:この企画を開発して3年くらいたった頃に、物語を練り上げていく上で助けが必要になったんです。それまではジュディの相棒であるキツネのニックを主人公にしていましたが、それをジュディに変えるというとタイミングでした。リッチ・ムーア監督は『シュガー・ラッシュ』でわかるように非常にユーモアがありながら感動も伝えてくれる方。幸いなことに一緒に組んでくれることになり、これだけ層の厚い多様なものを作っていく中で、お互い助け合って作り上げていくことができました。リッチ・ムーア:バイロンと共同監督として一緒に作り上げたこの映画を、心の底から誇りに思いますし、この映画に関われて監督を務められて最高に光栄だと思っています。また、バイロンと2人で作ったわけでもなく、総勢700人のスタッフがこの映画に関わっていて、その一人ひとりが全力を注いでこの映画が完成したと思っています。――最初はニックが主人公だったんですね。ニックからジュディに変えたのはなぜですか?旧バージョンでは、ニックは今のような皮肉屋で、自分の住んでいる街が嫌いだったので、ズートピアから出たいと思っていたんです。そうすると、観客もどうしても彼を通してズートピアを好きになれなくなってしまい、それではダメだと思ったのです。主人公は物語を引っ張っていくものなので、楽観主義者のジュディのような、ズートピアの最もいいところを見いだしてくれるようなキャラクターが必要で、そのあとに世の中というものは目に見えるほど単純なものではないということがわかってくるようにしました。――この物語では、人間社会と同じように、"違い"から生まれるさまざまな偏見が描かれ、生きていく上で大切なメッセージが込められています。"偏見"の問題をテーマにした理由は?バイロン・ハワード:動物を1年くらい研究していく中で、哺乳類の中では捕食する側が1割、捕食される側が9割ということに気付いたんです。この自然界の事実をもとに、時として対立関係にある2つのグループが進化して一緒に社会を築いていった場合、もともとあったお互いに対する恐れや不信感は心の中に残っているといったストーリーを思い付きました。――人間以上に個性が際立っている動物だからこそ、より偏見の問題がわかりやすく、そしておもしろく伝わってきました。バイロン・ハワード:イソップの童話までさかのぼって、人間社会や私たちが抱える個性、欠点などを動物に例えて表現するというのは、昔から受け継がれている伝統だと思います。動物で描くからわかりやすくなるというメリットは確かにあると思いますね。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.●大きな挑戦となった動物のリアルなサイズ感――主人公を逆転させたとのことでしたが、たくさんいる動物の中で、ウサギを主人公にした理由は?リッチ・ムーア:(ジュディのぬいぐるみを動かしながら)キュート! カワイイ!(笑)バイロン・ハワード:そうですね! かわいいというのも理由の一つです(笑)。ウサギはかわいらしくて小さくてふわふわしている。この物語では、ウサギのジュディが、周りの人たちからウサギだからとバカにされ、勇ましい警官にはなれないだろうと見られてしまいますが、その彼女が主人公であることによって、偏見や先入観からいろいろな障害や困難を経験した人たちに理解してもらえるものになると考えました。――動物を描くにあたって、実際の動物を徹底的にリサーチされたそうですが、ウサギを調べてどんな発見がありましたか?バイロン・ハワード:ビンキージャンプという、空中でひねりながら回転して跳ぶウサギ独特の動きを知りました。本編でジュディがサイに踏まれそうになる場面がありますが、そこのシーンでよりウサギらしさを出すために、担当したアニメーターの選択でビンキージャンプを取り入れています。動物たちは通常は人間に近い形で行動しますが、怖がったり興奮したり感情的になる時に動物らしい姿を見せるというルールを、自分たちの中で決めていました。――日本に先駆けて公開された全米で大ヒットを記録していますが、本作のどういったチャレンジがヒットにつながっていると考えていますか?リッチ・ムーア:最大のチャレンジの一つは、動物のキャラクターをリアルに描くにあたって、実際の自然界におけるサイズ感もリアルに描くということ。今まであった言葉を話す動物たちの世界を描いたアニメーション映画では、全体的に同じくらいの背丈に並べるため、小さなネズミを大きめにし、ゾウやキリンといった大きな動物を小さめにしてバランスをとってきましたが、今回は新しいチャレンジとして現実と同じサイズ感で描きました。これはとても大変でした。小さいネズミと大きなゾウを同じフレームに収めるのはかなり工夫がいることで、例えば、アイスクリーム店でジュディが大きなゾウの店員とからむ場面は、構図的に創意工夫が必要です。あまりにもチャレンジが大きすぎて、本当にここにこだわる必要があるのか自問自答することもありましたが、それこそがこの映画をユニークにしていると思ったので、いろいろ知恵を出して"ズートピア"の世界を作り上げていきました。■プロフィールバイロン・ハワード1968年生まれ。1994年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ入社。『リロ・アンド・スティッチ』(02)と『ブラザー・ベア』(03)でスーパーバイジング・アニメーターおよびキャラクター・デザインを担当し、その後もストーリー・アーティストおよびキャラクター・デザイナーとして経験を積み、『ボルト』(08)で長編映画監督デビュー。2作目となる『塔の上のラプンツェル』(10)は日本でも今なお愛されている。リッチ・ムーア1963年生まれ。1987年、TVアニメ・シリーズ『Mighty Mouse - The New Adventures』のデザイナーおよびライターとしてキャリアをスタート。その後、長寿コメディ・アニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』(89~)の最初の3人の監督の1人として活躍。テレビ・アニメーション界で革新的な作品を放った後、ディズニー作品『シュガー・ラッシュ』(12)で長編映画監督デビューし、アニー賞映画部門で作品賞と監督賞を含む5部門を受賞、アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされた。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年04月23日全米で『アナと雪の女王』『ベイマックス』を超えるオープニング興収を記録し、一大旋風を巻き起こした『ズートピア』がいよいよ日本に上陸!日本語版キャストとして主人公・ジュディ役を務める女優の上戸彩、ジュディの食いしん坊な同僚クロウハウザーを演じるサバンナの高橋茂雄が取材に応じ、「夢を信じる力を感じる作品。きっと誰もが背中を押されるはず」(上戸)、「あまりに面白くて度胆を抜かれた。誰もが共感できるポイントがある」(高橋)と日本公開に、胸を踊らせた。その他のニュース&画像ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードが共同監督を務めている。アフレコを振り返り、「苦労の連続だった」と口を揃える二人。上戸は「自信があるシーンほど、先に進まないもので、夢に燃えながら思い通りにいかないジュディの気持ちに、自然と感情移入していました。本当に声優は難しいです。その分、OKが出たテイクを自分で聞いてみると、今まで気づかなかった表現の幅があって、うれしい驚きでした」と声優の奥深さを再確認したという。一方、高橋も「首からドーナツを見つけるシーンなんて、たった2行のセリフなのに、3~4時間かかりましたよ。そもそも40年間、高橋茂雄として生きてきたので、ベンジャミン・クロウハウザーと名乗るだけでも一苦労(笑)」とこちらも悪戦苦闘。「太ったキャラクターならではの難しさもあった」と振り返った。“夢の実現”がテーマになった本作にちなみ、「夢を叶えるために、必要なことは?」と質問すると、こんな答えが返ってきた。「家族や友だちといった周りの環境を大切にすることですね。苦しいとき、大切な存在を思い出せば、壁を乗り越えることができますから」(上戸)、「柔軟な考え方じゃないですか?たとえ現実が当初の目標と違ったとしても、そこから新しい価値を見つけられれば、それは素敵なことだと思います」(高橋)。世代を超えて楽しめる本作だが、この春、新生活を始める人には特におすすめな作品といえそうだ。『ズートピア』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月23日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。そこで、カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行い、観客の心をとらえて離さない『ズートピア』の物語の“核心”に迫った。『ズートピア』/動画本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語だ。ディズニーでは、“ストーリー”と“キャラクター”が最も重視され、観客を魅了するものが満足できるまで何度も何度もアイデアが出され、脚本が書き直される。スタッフはまず、アフリカのケニアなどに出向き、動物の生態について学んだが、いくつかのシーンでは実際の動物の生態と“正反対”のキャラクターを登場させた。共同監督と脚本を手がけたジャレド・ブッシュはその理由を「観客に“先入観”や“偏見”を持つのは良くないと伝えたかったから」と説明する。「サファリに行って『人間にとって最も危険な動物は何だと思いますか?』と質問すると、多くの人がライオンと答えますが、実は最も危険なのは水牛とカバなんです。でも多くの人は、ライオンの鋭い牙を見て『あの動物が最も恐ろしい!』と思ってしまいます」当初、本作の主人公はキツネで、肉食動物である彼が改心していくドラマが描かれる予定だったが、夢を追う前向きなウサギのジュディが、正反対の性格のキツネとコンビを組んで行動する中で、自分の中にある“偏見”や“先入観”に気づき、変化していくドラマに書き換えられた。監督を務めたリッチ・ムーアは「かつて僕が学んだことで、ジュディも学ぶことだけど、世界をより良い場所にするための最良の方法は、自分自身を見つめることなんだ」と言い、同じく監督のバイロン・ハワードは「彼女はずっと同じではない。変化し、進化し、間違いを犯して、もっと完全なものになるんだ」という。観客はこの映画を楽しみながら、同時に私たちがいかに“偏見”や“先入観”を無意識的に持っていて、それに囚われているかに気づくだろう。ブッシュは「最初から“偏見”についての映画を作ろうとしていたわけではない」と語るも、「動物について調査し、物語づくりをする中で、昔ながらの偏見や差別ではなく、現代の“偏見”が描けると思うようになった」と説明する。言うまでもなく『ズートピア』は楽しく、最後の最後までワクワクできる。しかし同時に、映画を観終わった後に思わず胸に残るような、じっくりと考えさせられるようなテーマも描かれているのだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月21日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。本作には、ウサギやキツネ、キリン、ゾウなど様々な動物が登場するが、製作陣は徹底的にリサーチを重ね、新技術を開発し、観客がスクリーンの中でキャラクターが本当に存在して、そこで暮らしていると思えるまで試行錯誤を繰り返した。夢が叶う街“ズートピア”で暮らす動物たちは、どのようにして生まれたのか? カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行った。『ズートピア』/動画『ズートピア』は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、劇中には64種類の動物が登場。それらは同じ種でも異なるデザインで、実世界と同じ大きさで登場する。本作でヘッド・オブ・キャラクターを務めたデイヴ・コモロフスキは「キリンの高さに届くためには、97匹のネズミを重ねないといけないんだ。これは、すごくたくさんの問題を提供することになった。キリンはどうやってドアを通り、車を運転するのか。ネズミはどうするのか?そういうこと全部を僕たちは考えないといけなかった」と振り返る。大小さまざまな動物たちが共に暮らすズートピアの景色は圧巻だが、プロデューサーのクラーク・スペンサーによると、スタッフが解決するのに最も時間と労力をかけたのは“サイズ”や“個性”ではなく、動物たちの“毛の表現”だったそうだ。「今作に登場する64種類の動物すべての毛を顕微鏡で研究した。北極グマの毛は、実は白じゃなくて透明なんだ。それに光が通過すると白く見えるんだ!」そこでスタッフは8か月をかけて光線がそれぞれの毛の繊維を通過するところを完璧に表現できるプログラムを考案。透明な毛を“白”でごまかさずに“透明”に描いた。キャラクター・ルック・ディベロップメンント・スーパーバイザーを務めたミシェル・ロビンソンは「光が跳ね返れば跳ね返るほど、処理に時間がかかり、予算もかかるのよ。でも、それだけの値打ちがあると感じたの。ネズミは、エルサと同じくらいの毛の量(約40万本)が頭にのっかっているのよ。キリンは、約900万本の毛が体にあるの。それはスタジオの新記録だったわ」と笑みを見せる。興味深いのは、キャラクター、プロデューサーなど職種は違えど、多くのスタッフが、“ハート”というフレーズを使うことだ。単にキレイで、可愛くて、凝ったCGではなく、スクリーンの中に本当に存在しているような、もふもふとした毛に触れたくなるような、小さな動物と同じ目線までしゃがみこんで話しかけたくような“ハート”のあるキャラクター。それこそが彼らのゴールで、そのためにスタッフは何年もかけて難題に挑んだようだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月20日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月に公開される前に、報道陣にアニメーション・リサーチ・ライブラリーが公開された。1920年代から現在までのディズニーの長編映画のために描かれた原画、背景などが保管されているディズニーの“レガシー(遺産)”が集まった施設だ。その他の写真ライブラリーのマネージメントを務めるフォックス・カーニーは「僕らのコレクションは、ストーリー・スケッチ、コンセプト・アート、アニメーション・ドローイング、背景画など約6500万点のプロダクション・アートとプロダクション・マテリアルから成り立っています」と語り、「アートを出来る限り最高の状態で保存すること」がミッションだという。そのため、施設内の湿度と温度は厳重に管理され、施設の場所も非公開だ。しかし、ディズニーのフィルムメイカーであれば、この施設を自由に利用することができる。「もし、こういったドローイングが存在しなかったらと想像してみてください。完成した映画を観る以外に、アーティストたちは何を参考にすればよいでしょうか? でも、彼らは線画のドローイングを実際に見ることが出来て、これらのキャラクターがどのように描かれたかといった基本的な性質を見ることが出来るんだ。これが僕らのレガシー(遺産)だよ」。新作映画『ズートピア』のスタッフも、この施設で『ジャングル・ブック』や『ロビン・フッド』の原画や背景を見て、キャラクターを生み出すための想像力の源にしたそうだ。「彼らは動物だけど、どこか人間のように振る舞っている。だからアニメーターたちは、たとえコンピューターで仕事をしていても、線画のドローイングを見て参考にしたんだ。これらのキャラクターたちをコンピューターでどう動かすかについてのアイディアを得るためにね」ちなみにこの施設に保管されているのは、ディズニーの“長編映画”に関するものだけで、短編映画やサウンドに関する資料などは別の施設で大切に管理されている。ディズニーにおいて遺産は、“過去”の集積ではなく、“未来”を生み出す源泉として機能しており、カーニーは「短編は数分、長編は60分から90分しかないけど、そのために多くのアートが描かれ、それらひとつひとつが博物館ほどの価値があるんだ。でも、それらの“遺産(レガシー)”の上に、自分たちのアートを作って、作品を加え続ける人々に大きな価値があるんだ」と語った。『ズートピア』は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、全米でこれまでのディズニー・アニメーションの記録を塗り替え、全世界でも大ヒットを飛ばしている。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月11日9人のディズニープリンセスを紹介する展覧会、POWER OF PRINCESS「ディズニープリンセスとアナと雪の女王 展」が、4月13日から5月8日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。同展では、白雪姫、シンデレラ、『眠れる森の美女』のオーロラ姫、『リトル・マーメイド』のアリエル、『美女と野獣』のベル、『アラジン』のジャスミン、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、『アナと雪の女王』のアナとエルサといった9人のディズニープリンセスを紹介。それぞれのプリンセスたちの個性と内面に秘めた強さに焦点を当て、プリンセスたちが幸せを手にできた理由や、ひとりひとりの魅力に迫っていく。会場には、ウォルト・ディズニーに関する史料を保存するアメリカのウォルト・ディズニー・アーカイブスやウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのコレクションから、アートやセル画、実写映画、小道具、マケット(模型)など日本初公開となる展示物を含む貴重な資料が400点以上展示される。ラインアップは、アニメーターが白雪姫を描くときの参考のために演技をした女優が着用した衣装や、『眠れる森の美女』の小道具ストーリーブックなど。また、『白雪姫』や『眠れる森の美女』、『シンデレラ』などのイラストが描かれた京団扇(各税込1万584円)や、スワロフスキーの「ラプンツェル花瓶」などの限定グッズも販売される予定だ。【イベント情報】POWER OF PRINCESS「ディズニープリンセスとアナと雪の女王 展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:4月13日~5月8日時間:10:00~20:00(5月8日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,500円、高大生1,200円、3歳から中学生800円、3歳未満無料会期中無休
2016年04月10日スティーブン・スピルバーグが、アリアナ・グランデを映画に起用したいと考えているようだ。アリアナの先日の『サタデー・ナイト・ライブ』でのパフォーマンスがスピルバーグ監督の目に留まったようで、ある関係者はニューヨーク・ポスト紙に「アリアナには演技の依頼がたくさん来ますが、『サタデー・ナイト・ライブ』以降さらに多くの人が興味を示しているようです」と語る。しかし、アリアナ自身は活動の場を広げたいと考えているものの、音楽業界に別れを告げ、映画界での華々しいキャリアを始めるつもりは今はないようで、前述の関係者は「アリアナは今、音楽一筋ですからね」と続けた。そんなアリアナだが『ズーランダー2』ではカメオ出演も果たしているほか、昨年にはフォックス局のドラマ『スクリーム・クイーンズ』に出演しており、スーパーヒーロー作品への興味を示していると言われている。(C)BANG Media International
2016年03月26日『半熟アナ』(狩野恵里著、KADOKAWA)の著者は、テレビ東京の人気女性アナウンサー。前任の大江麻理子アナに代わり、2013年4月からバラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(モヤさま)に出演していることで知られています。そればかりではなく、他にも『ネオスポ』『SUPER GT+』『競輪中継』などにも出演し、さまざまな分野で活躍中。本書は、そんな人気女子アナによる初のエッセイ。生い立ちから、『モヤさま』に初めて出演した時のエピソードや失敗談、さらには将来に対する思いなどを、素直につづった内容です。■1:「振られたら全力で」著者は『モーニングサテライト』や『ワールドビジネスサテライト』の現場で約3年を過ごしたのち、2013年の春から『モヤさま』に携わることになったのだそうです。もちろん、初のバラエティ番組。見たことのある方ならおわかりかと思いますが、出演者がしばらくしゃべらない場面など、独特の“間”があるのがこの番組の特徴。しかし著者は「しゃべりたいときにしゃべり、“間”を埋めて20数年を生きてきた」タイプなので、そこに戸惑いを感じたのだとか。具体的にいえば、“間”を埋めすぎてしまったり、さまぁ~ずのふたりの言葉で場が盛り上がったところに言葉をかぶせてしまい、おもしろさを半減させてしまったりするようなことが何度もあったということ。しかしそんなときにも、さまぁ~ずのふたりは、「振られたら全力でいけよ!トライ精神をなくしたら人生終わりだぞ」と励ましてくれたのだとか。その言葉に助けられ、「番組をよくするためにはどうしたらいいのか」について、より深く考えるようになったのだといいます。■2:「三歩進んで、二歩下がる」そこで著者は、さまぁ~ずやスタッフからの助言を受け、「我慢」をしてみることにしたのだそうです。話し出すタイミングを3秒ほど「我慢」して待ち、そして、思いついたことをすぐに口に出すことを「我慢」する。“間”が開くと必要以上に焦り、なんとかそこを埋めようと話をしまくる人がいます。著者がまさにそのタイプだったわけですが、そこを改善しようとしたわけです。“間”があっても慌てず焦らず、さまぁ~ずのふたりの呼吸をよくチェックして、間合いをはかってみるようにしたということ。とはいえ当然のことながら、一流芸人の呼吸に合わせて場の空気を読むということは、そうそう簡単ではないでしょう。実際ふたりからは、「最初の半年ぐらいは本気でヒヤヒヤしたよ(笑)」といわれたといいますが、実際そのとおりだと自分でも認めています。オンエアを見て、自分でも自分にヒヤヒヤすることがあるということ。しかし、だからこそ、大切なことがあるのだと著者はいいます。三歩進んで、二歩下がる。いけるかなと試してみて、行きすぎたと感じて、戻る。それが重要で、毎回、その繰り返しだというのです。そしてその根底には、なにも攻めないで縮こまるより、「攻めすぎて戻る」やり方でいくしかないという思いがあるようです。■3:「3人で、ひとつ」そんな調子で、周囲からいろいろなアドバイスを受けながら、あっという間に3年が経過。それでもいまだに、「モヤさまメンバーの一員」だとはなかなか胸を張っていえない状態。しかしそんなある日、「きょうは朝からテンションが高いな」とふたりにいわれたことがあったのだとか。また出すぎてしまったと思って「すみません! 静かにします」と誤ったところ、三村さんから「いいんだよ。俺ら3人でバランスとれば。その方が楽だし」といわれたのだといいます。このとき、「3人で、ひとつ」という考え方に感動し、そして救われた思いがしたのだそうです。「新参者として入ってきた人間がどんな気持ちでいるか、きっと考えてくださったに違いない!」と思ったといいますが、そのとおりだったとしても、勘違いだったとしても、そう捉えることはとても大切。そういう意味で著者は、「ポジティブ思考」の意義を無意識のうちに活用しているといえるかもしれません。*柔らかな文章からは、誠実に書こうとする姿勢がはっきりと感じられます。だからこそ読みやすく、苦悩しながらもあきらめない前向きさに共感できるはず。特に働く女性には、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※狩野恵里(2016)『半熟アナ』KADOKAWA
2016年03月18日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが贈る、最高にユニークな動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』。この度、本作のヒロイン、ウサギのジュディ役の日本語吹き替え版に、女優・上戸彩が担当することが決定。上戸さんは本作で3度目のディズニー作品吹き替えに挑戦することになる。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。今回上戸さんが演じるウサギのジュディは、ティーンから絶大に人気を誇る『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』に続くディズニー・アニメーションの新ヒロイン。動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”。性別、年齢、学歴、見た目などの様々な偏見が見え隠れするまさに人間社会の縮図のような世界“ズートピア”で、幼い頃から夢見ていた「立派な警察官になる」ため奮闘する役だ。その真っ直ぐな正義感と行動力、また自然に周囲を元気にしてしまう底抜けの明るさと、深い絆で家族や仲間にも信頼されるジュディのキャラクター性が上戸さんにピッタリということで起用に至ったという。過去には『ピーターパン2 ネバーランドの秘密』『マレフィセント』の吹き替えを担当している上戸さん。今回のオファーについては「正直に、即決でした。嬉しかったです。ディズニーってどの作品も皆さんの中で特別な思い出になりますよね。みなさんの記憶・心の中に残る作品の声優を担当させて頂けるということは本当に嬉しかったです」と喜びを語り、「いつか家族に自慢できるお仕事ができたらいいなと常に思っているので、ジュディはまさにそうじゃないかなと思います」とコメントを寄せている。併せて、ジュディの同僚クロウハウザーに「サバンナ」の高橋茂雄が決定。ジュディが働く警察署の受付担当のチーター・クロウハウザーは、ドーナツが大好物でチーターとは思えないくらい太っているのんびり屋。ジュディや同僚はもちろん、頑固で厳格な署長や警察署に来る相談客、また捕まった犯人からも愛されるその愛嬌ぶりは、まさに高橋さんの親しみやすさとも重なり、今回の起用となった。ディズニー作品初挑戦する高橋さんは、「小さい頃からディズニー映画を観ていたので、まさかその世界に自分の声が入る、ということが本当に嬉しかったです。同時にディズニーの仕事をしている、という優越感も感じています(笑)。僕が演じるクロウハウザーは愛嬌たっぷりの可愛いキャラクターなので、ぜひみんなに愛されるようにしたいです」と意気込みをみせている。そのほか、詐欺師のキツネ・ニック役に「遊☆戯☆王」などのア二メやオーウェン・ウィルソン、キアヌ・リーブス、トム・クルーズなどの吹き替えを担当する森川智之、ズートピア市長・ライオンハート役に「シティハンター」シリーズ、「クレヨンしんちゃん」のアクション仮面などを担当する玄田哲章、ズートピア警察署長のスイギュウ・ボゴ役に「メタルファイト ベイブレード」シリーズの三宅健太、ヒツジのベルウェザー副市長役に「NARUTO -ナルト-」「おねがいマイメロディ」の竹内順子といった豪華ベテラン声優陣が勢ぞろいし、作品に彩りを添えている。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月14日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が全米で公開され、公開3日間で興収7,370万ドルを記録。同スタジオの『アナと雪の女王』『ベイマックス』のオープニング記録を軽々と塗り替えた。批評面も絶賛の嵐で、いま旋風を巻き起こしている。動物たちが人間のように暮らすハイテク都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新米刑事・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件のナゾを追いかける。タイムリミットは2日間。行方不明者の共通点は?事件の真相が明らかになったその瞬間、真のピンチが動物たちの楽園に襲いかかる…。傑作『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが共同監督を務めており、期待して鑑賞したが、これが素晴らしい!テーマはずばり“多様性”。主人公のジュディは「絶対ムリ」という周囲の声をはねのけ、警察学校を首席で卒業し、ウサギ初の警察官になるが、上司からは正当な評価を得られない。一方、ニックは幼少期のトラウマが原因で「周囲が期待するステレオタイプ」に徹しようと、ズル賢い詐欺師として生きている。動物たちの理想郷であるはずのズートピアでは、「ありのままに」が通用せず、男女格差、種族間の差別や偏見がはびこっているのだ。折しも、第88回アカデミー賞では人種差別が大きなトピックになったし、暴言を繰り返す不動産王が大統領選で大躍進してしまったりと、思わず「いまって本当に21世紀?」と首をかしげたくなる今日この頃。それだけに『ズートピア』は、現代人なら誰もが直面する多様性を考えるきっかけになるはず。ジュディ&ニックの見事なバディぶりはもちろん、個性豊かな登場人物(!?)、さまざまな気候、地形を持つズートピアの多様な姿も見どころだ。そんな深いテーマを問いかける本作だが、もちろん身構える必要はなし!主軸である動物失踪事件のサスペンスが、本当によく練り上げられており、純粋なエンタメ作品として満点な仕上がり。驚きのドンデン返しは『シュガー・ラッシュ』に通じる。「自分が輝ける場所が、どこかに必ずあるはず」と奮闘するジュディの姿には、誰もが共感するだろう。輝きを取り戻し“第3の黄金期”を迎えたディズニー長編アニメーションの過去10年で最高傑作だ。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。(text:Ryo Uchida)
2016年03月10日全米で『アナと雪の女王』の初日3日間を上回る、ディズニー・アニメーションNO.1の大ヒットスタートを切った『ズートピア』。このほど、本作のヒロイン・ウサギのジュディが、誰もが夢を叶えられる大都会“ズートピア”に向けて旅立つ印象的なシーンが、主題歌「トライ・エヴリシング」と共に描かれた本編映像が解禁となった。本作の舞台は、大小さまざまの動物たちが、ハイテクな文明社会で暮らす世界“ズートピア”。そんな大都会に思いを馳せているのは、もふもふボディのウサギのジュディ・ホップス。動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”、警察官になれるのはサイ、ゾウ、カバのような大きくてタフな動物だけ…とされている世界で、唯一彼女だけは幼いころから警察官になりたいという夢を抱いている。そんなジュディが努力の末、ズートピア初のウサギの警察官となったものの、小さく可愛らしすぎる彼女はいつでも半人前扱い。そんなある日、立派な警察官になる夢を信じるジュディの前に、ズートピアを揺るがす史上最大の事件が起こる――。今回解禁となった映像は、ジュディが警察官になるためにウサギたちが暮らす故郷の“バニーバロウ”からズートピアへと向かう、本作のキーとなるシーン。愛しい両親や275匹(!)のきょうだいたちとの別れを惜しみながら、電車に乗り込むジュディ。走り出した電車が田舎町を抜けると、みるみる景色は変わり、大都会ズートピアが目の前に現れる。いままで見たことのない大都会の景色に目を輝かせ、希望に満ちあふれた未来に期待を膨らませるジュディの姿が、とても印象的なシーンだ。また、このシーンをより一層ドラマチックに演出しているのが、主題歌「トライ・エヴリシング」。一度聴いたら忘れられないアップテンポな曲調に、「失敗したって、何度でも頑張るわ。やるのよ!」とジュディの前向きなメッセージが、ズートピアの見事な描写と相まって観客を一気に引き込んでいく。まさに本映像は、大都会ズートピアの全容が初めて明らかになるシーンでもある。まず訪れるのが、ラクダなどの砂漠の動物が暮らすエリア“サハラスクエア”、そして巨大な壁を抜けると、ホッキョクグマやトナカイなど北極の動物たちが暮らす美しい白銀の世界“ツンドラ・タウン”へ。さらに先を行くと、滝と緑の景観が美しい熱帯雨林の“レインフォレスト地区”があり、そこを抜けると電車は東京のような大都会“サバンナ・セントラル”へと行き着く。全くタイプの違う地域が隣り合わせで存在する不思議な世界であると同時に、あらゆるタイプの動物が共存できる、画期的な世界にもなっていることが分かる。まるでテーマパークのようでありながら、“多様性”に富んだ大都会ズートピア。この映像から、ぜひ動物になった気分で楽しんでみて。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日現在、東京ディズニーランドでは、ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界観を楽しめるスペシャルイベント、「アナとエルサのフローズンファンタジー」を開催中!同イベントと連動した「スペシャルメニュー」の数々も大人気で、映画に登場するキャラクターがモチーフになっているメニューも。そこで今回は、「グランマ・サラのキッチン」をご紹介。家庭料理を手軽に楽しめる「グランマ・サラのキッチン」は、大人気アトラクション「スプラッシュ・マウンテン」があるクリッターカントリー内のレストラン。料理の腕前を誇るジャコウネズミのサラおばあちゃんが、自慢の家庭料理を愛情込めて作るクリッターで一番の繁盛店だ。家庭的な雰囲気に包まれた広い居心地がよいダイニングと、天気がよければ屋外にあるテーブル席でも食事がゆったりと楽しめ、全世代におすすめのレストラン。この「グランマ・サラのキッチン」でのおすすめ料理は、「オラフ&スノーギース スペシャルメニュー」の「スペシャルセット」(¥1,580)。チキンのホワイトクリームソース、バターライス添え、ミニサラダ、ストロベリームースのロールケーキ、ドリンクからなる見た目も楽しいメニューで、バターライスはもちろん、ディズニー映画『アナと雪の女王』に登場するオラフがモチーフ。ホワイトクリームソースとチキンの相性も超バツグンだ。また、この「スペシャルセット」(¥1,580)以外にも、映画に登場するキャラクターをイメージしたメニューを「グランマ・サラのキッチン」では提供中。ディズニー映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』に登場するスノーギースをモチーフとした「オレンジ風味のミルクムース、スーベニアカップ付き」(1個¥720)や、「オラフもち、スーベニアプレート付き」(¥820)などで、スーベニアカップとプレートはきれいなまま梱包がOKだ。東京ディズニーランド「アナとエルサのフローズンファンタジー」は3月18日(金)まで。「グランマ・サラのキッチン」でディズニー映画『アナと雪の女王』の世界を堪能して!※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日早いものでもう冬が終わろうとしています。今年も東京でも雪が降りましたね。雪が降ると電車やバスなどの交通機関が遅延したり、車のスリップ事故などが多発し子供のころみたいに喜べなくなりました。ニュースなどで見ていて、「この人雪なのになんでこんな格好しているんだ・・・?」と思った事はありませんか?今回は、男性30人に『雪が降るとわかっていたはずの彼女、または女性の謎』を聞いてみました。■1.オシャレな靴「そう!それこそ、この間雪の日のニュース見てて思ったんだけど、雪降ってんのにヒールで歩いてて滑ってる人いて頭おかしいのかと思った。若い子ならまださ、はいはいってなるけどおばさんだったからさ・・・。良い大人が恥ずかしくないのかと思ったよ。」(24歳/公務員)仕事柄、ヒールを履かなければいけないのなら職場についてから履き替えましょう。着くまでにべちょべちょになってしまいますよ。また、ヒールを履いて雪道を歩くのはとても危険です。滑って転んで自分だけが怪我をするならまだいいです。ですが、人の多いところでの転倒は巻き沿いをくらうパターンがほとんどです。周りの人のことも考えられるといいですね。オシャレな靴も、濡れて汚して落ち込むくらいならばはじめからレインブーツなどを履くようにしましょう。■2.ミニスカート「ただでさえ雪降ってて歩きにくいのに、彼女がミニスカートでちょこちょこするからもうイライラはんぱなくて!なんなんだよ、マジで。女の子ってオシャレオシャレって言うけどさ・・・。本当にオシャレな子って雪の日には雪の日にあったコーディネートができる子のことだと思うけど・・・。」(26歳/接客業)そうですね。たとえばマネキン買いしてそれを着れば誰だってオシャレですけど、シーンや天気にすべてが対応できるというわけではありませんし、オシャレを語るならばまずはシーンにふさわしいコーディネートをできるようになったほうがいいのかもしれませんね。晴れの日にオシャレで好感度があがるミニスカートが、雪の日や台風の日にも褒められるかといったらそんなことはありませんからね。■3.巻き髪の崩れ「雪の日もそうだけど雨の日とかにも言えることで、『巻いてきた髪が崩れた最悪!』みたいなやつ!あれで機嫌が悪いのが謎なんだけど(笑)。いや、当たり前じゃんって話なんだわ!」(22歳/学生)あるあるですよね。せっかく朝早く起きて髪の毛巻いて、スプレーもしたはずなのに~!っていう状況ですよね。機嫌が悪くなるまではいっていなくても、とりあえず思っていることが口に出ちゃうのは女性として共感できますが、そうなることが予想できていなかったわけではないはずだからブーブーといつまでも落ち込んでいるのは良くないことですね!■4.薄着「女の子ってさ、冬でも薄着の子多すぎじゃない?暖房つけて半袖とかの子もいるよね。あれ、理解出来ないんだよな・・・・・・。」(28歳/会社員)外に出る時はあまり着膨れしたくないからじゃないですかね?もこもこな状態が嫌だっていう女子も多いし、暖房つけて薄着したい女子も多いのであるあるです。男性からは少し謎に思われているみたい。デートとかで薄着で来ていて、寒い寒いと言っている女の子は嫌だという男性もいました。やはり、シーンや天気に合わせたファッションを心がけるのは大事なことですよ!■おわりに中には『雪降ってるのにデートどこ行く?って聞いてくる女子は謎!』というこんな謎もありました。男性からするとまだまだ理解しがたい謎がたくさんあるようですね。トータルで見ると『雪の日には雪の日に合ったオシャレを!』ということですね。外見ばかりを気にしすぎて、いろんな意味で怪我しないように気をつけましょう!(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)(小南光司/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年02月26日「白雪姫」に大胆なアレンジを加え、シャーリーズ・セロンが“姉”邪悪な女王を、エミー・ブラントが“妹”氷の女王を演じる最新作『スノーホワイト/氷の王国』。このほど、本作の日本公開日が5月27日(金)に決定し、前回よりもさらにストーリーとキャラクター像が明らかになる第2弾予告映像と新たな場面写真が解禁となった。『マレフィセント』『アリス・イン・ワンダーランド』の製作スタッフが、大胆な観点でグリム童話の名作をアレンジした『スノーホワイト』の続編となる本作。オスカー女優シャーリーズとクリス・ヘムズワースというシリーズオリジナルのキャストに加え、新たに『ボーダーライン』の公開も控えるエミリー・ブラント、『オデッセイ』のジェシカ・チャステインといった世界的人気女優が参戦し、さらなる興奮を呼んでいる。今回の映像でも、「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰――?」魔法の鏡に向かって、ラヴェンナ女王(シャーリーズ)が尋ねている。魔法の鏡は「あなたです、ラヴェンナ女王」と答えるも、「しかし、今だけだ。妹君の子どもはあなたより美しくなる」と続け、我が子を抱き、幸せそうな妹フレイヤ(エミリー)の姿を映し出す。その鏡が放った“言葉の魔力”がきっかけとなり、悲しみの絶叫とともに、恐ろしく強力な力を持つ“氷の女王”が誕生する――。「誰よりも強いのに、誰よりも悲しい、哀れな妹」と哀れみの言葉を並べながらも、自身は強力な力を手にしていくラヴェンナ女王。やがて、「魔法の鏡が手に入れば 世界は私たちのもの」という姉妹の企みに抗うべく、ハンターのエリック(クリス)と女性戦士サラ(ジェシカ)は鏡を破壊しようと戦いに挑む。「覚悟はいい?」再びラヴェンナと対峙するハンター。「私は誰よりも強い」と強力な魔力を放つラヴェンナに対し、「“私たち”でしょ?」と返すフレイヤの魔法の矛先は、なぜかラヴェンナへと向かい…。美しき邪悪な姉妹の因縁と禁断の物語が、圧倒的な映像美と壮大なスケールで明らかになる本作。最後に聞こえる“高笑い”にも背筋がゾクッとする新予告を、まずはここからご覧あれ。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが贈る、動物たちのユニークな“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』。先日、PVが発表された本作の主題歌「トライ・エヴリシング」を、「E-girls」の中心メンバーとしても活躍するDream Amiが歌唱することが決定。さらに“ズートピア”のポップスター、ガゼルの日本版声優にも挑戦することが明らかとなった。動物たちが人間のようにハイテクな文明社会で暮らす“ズートピア”に思いを馳せる、ウサギのジュディ・ホップス。農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界で、唯一彼女だけは、幼いころから警察官になりたいという夢を抱いていた。ただ、警察官になれるのは、サイ、ゾウ、カバのような大きくてタフな動物だけ…。そんなジュディも努力の末、ズートピア初のウサギの警察官になったのだが、小さく可愛らしすぎる彼女はいつでも半人前扱い。そんなある日、立派な警察官になる夢を信じるジュディの前に、ズートピアを揺るがす史上最大の事件が起こる――。日本のみならず世界中で社会現象となり、アカデミー賞「歌曲賞」も受賞した『アナと雪の女王』の「Let It Go」に続く、本作の主題歌「トライ・エヴリシング」。ディズニー最新ヒロイン、ジュディが夢を叶えるため大都会“ズートピア”へと旅立つとき、自分自身を励ますようにイヤホンで聴いている曲だ。一度聴いたら忘れられないアップテンポな曲調に「失敗したって、何度でも頑張るわ!」というジュディの前向きなメッセージが込められており、夢を叶えたい全ての人に贈る応援ソングとして早くも話題に。先日、解禁されたPVも「曲がいい」「PVでグッときた!」など高い評価を受けている。その「トライ・エヴリシング」には、ジュディが家族と別れ、大都会へ上京するという映画の要となるシーンに流れるため、歌唱力はもちろんのこと、聴く人の感情に語りかけ“頑張ろう!”と気持ちを奮い立たせる表現力が必要とされた。そんな楽曲を歌い上げることができ、表現できるアーティストとして、今回ディズニーがほれ込んだのが、Dream Amiだ。『アナと雪の女王』をはじめ、ディズニー・アニメーションのすべてを手掛けているミュージック・スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルは、「日本語バージョンを作るにあたり、Dream Amiの歌をいくつか聴かせてもらったのですが、一発で気に入りました。もともとJ-Popが大好きなんですが、彼女はこの曲を歌うのにピッタリのアーティストですし、まさしく完璧なチョイスだと思いますよ」と、その起用に自信をのぞかせる。また、彼女の表現力について本作のプロデューサー、クラーク・スペンサーは、「この曲のポジティヴなメッセージを見事に捉え、感情たっぷりに歌い上げていて、本当に素晴らしいですね。ノリのいいポップソングではありますが、アーティストはそこに込められた想いやメッセージをきちんと心で感じ取って歌う必要があります。彼女の歌声からは、それがしっかりと伝わって来ます」と称賛。今回大抜擢となったDream Amiは、「このような大役をいただけるとは想像もしていなかったので、夢のような感覚です。多くの方がそうであるように、私も小さいころからディズニー映画に魅了され続けてきた1人ですので、突然夢が叶いとても嬉しく、幸せに感じております。ご期待に沿えるよう、そして、映画『ズートピア』を盛り上げられるよう全力で臨ませていただきます」と、楽曲にかける熱い思いを明かしている。Dream Amiが思いを込めて歌い上げる「トライ・エヴリシング」を、まずはこちらから確かめてみて。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーから新たに誕生した『ズートピア』のUSプレミアが2月18日(現地時間2月17日)、アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて実施。本作の世界観が表現された会場の中、レッドカーペットに監督バイロン・ハワード、共同監督のリッチ・ムーア、そしてジョン・ラセターらが登場した。動物たちがハイテクな文明社会で暮らす世界“ズートピア”。動物による動物のために設計された大都会には、大きさも習慣もタイプも違う沢山の種類の動物たちが平和に共存し、さらにはどんな動物も快適な暮らしができる環境が整えられている。そんな“ズートピア”に思いを馳せているのがもふもふボディのウサギのジュディ。動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。けれども、唯一彼女だけは幼い頃から警察官になりたいという夢を抱いていた。警察官になれるのは、サイ、ゾウ、カバのような大きくてタフな動物だけ。夢を信じるジュディは、田舎町から大都会“ズートピア”にやってきて、憧れの警察官になるが…。3月4日(現地時間)に全米公開を控えた今回のUSプレミア。会場は、ジュディがズートピアへ向かう際の電車内をイメージした演出が施され、動物たちが乗り合わせていたり、また車窓からは壮大なズートピアの景色が広がり、まるでズートピアの世界にいるような雰囲気に。ゲストが次々登場し賑わう中、レッドカーペットにハワード監督が登場。本作について「いろんな世界中の都市をリサーチしたんだよ、アジアの都市では香港や東京、またバルセロナやパリもね。とにかく驚くと思うよ。また彼らは我々と同じハイテク機器を使いこなしているんだ。携帯だったり、i-padsだったり、まぁ彼らの世界ではi-pawsというんだけど(笑)とにかく面白い映画だと思うよ!」と現代社会をモデルにした世界観であることを明かした。共同監督のムーア監督は 「僕たちはズートピアのキャラクターは、実際の自然界の動物たちの寸尺と合わせるって決めたんだ。僕たちはこれまでになかった動物映画を作りたかったんだよ」と本作の見どころをアピール。続いて、親日家としても知られるラセターが、可愛らしい『ズートピア』柄のアロハシャツを着て登場。「とにかく、すごく楽しい映画になっているよ。特に日本のみなさんはすごく気に入ってくれると思う。この映画はまさに日本ためにつくられたようなものさ!」と、日本のファンへメッセージを贈る贅沢な一幕も。また、ラセターが動きのアドバイスをしたいうナマケモノの動きについて尋ねられると、突如ナマケモノのワンシーンを再現するなど、お茶目な姿を見せた。そして、本作の主題歌を務め、同時に劇中のトップスター・ガゼルの声も担当した世界的歌姫シャキーラが登場すると会場の興奮度はMAXに!主題歌「トライ・エヴリシング」は、グラミー賞受賞した経歴をもつシンガーソングライターのシーアとソングライティング・デュオのスターゲイトが手がけた『アナと雪の女王』の「Let It Go」に続いて注目されている楽曲。シャキーラは、「私、自身、完璧に『ガゼル』のキャラクターと共感したし、さらにはジュディとも共感したわ。小さいウサギが大きな夢を見ているところとかね。それが、私自身の過去を思い出させたわ。歌を歌うという子供のころに見ていた夢が実現できているんだもの。でも、もちろんたくさんの困難もあったけどね」と作品と楽曲に込めた思いを伝えた。この日イベントには、ジュディ役ジニファー・グッドウィン、ニック役ジェイソン・ベイトマンや、『アナと雪の女王』の監督ジェニファー・リー、アナ役クリスティン・ベルらも会場に駆けつけ、その後のアフターパーティーでは、本物のナマケモノやキツネなどが登場し、会場を賑わせた。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日大ヒット映画『アナと雪の女王』のミュージカルがブロードウェイで上演されることになった。ディズニーは2013年の大ヒット作の舞台版を2018年春から上演すると発表しており、2017年夏には関連イベントが予定されているという。今回のニュースの発表にあたり新たに開設されたツイッターアカウント「@FrozenBroadway」には「『アナと雪の女王』が2017年夏のブロードウェイ上演前イベントを経て、2018年からブロードウェイで公演予定」と投稿されている。ゴールデン・グローブ賞やトニー賞にもノミネート経験があるアレックス・ティンバースが舞台監督を務める予定になっており、トニー賞受賞歴のあるピーター・ダーリングが振り付けを担当。脚本家のジェニファー・リーや作曲家のクリステン・アンダーソン・ロペスとロバート・ロペスをはじめ、映画版からも数多くのスタッフが舞台制作に携わることになるようだ。キャストはまだ発表されていないものの、アニメ版でエルサの声を務めたブロードウェイ女優のイディナ・メンゼルは以前、同作が舞台化されることがあればぜひ出演していたいとの意向を表していた。舞台化作品への出演の可能性を尋ねられた際、イディナは「もちろんよ!」「ディズニー作品に関わってアニメの女王になれたことは私にとって夢のようなことだったわ」と答えている。映画版『アナと雪の女王』は世界で13億ドル(約1500億円)の興行成績を上げるアニメ史上最高のヒット作となっており、アカデミー賞では長編アニメ映画賞と主題歌『レット・イット・ゴー』で歌曲賞を受賞している。(C)BANG Media International
2016年02月11日男子って、なぜか「女子アナ」が大好きですよね。まあ、たしかに美人さんが多いのはわかるけど、それでも女子アナさんたちは男子からはアイドルと同じくらい崇拝されてる感じがします。「女子アナ」っていうものそのものが好きなんでしょうね。だったら私たちも、女子アナになるのは難しいけど(笑)、彼女たちのいいところを真似すれば男子から「素敵~!」と思ってもらえるんじゃないでしょうか?そこで今回は、20代男子30人に「女子アナみたいでかわいいと思う女子の特徴」について聞いてみました。■1.白いパンツ「女子アナといえば、あの白っぽいズボン履いてるイメージ。あのズボンだと、上からパンティラインが見えるからよく週刊誌とかでも特集されてるよね(笑)」(大学生/22才)そういう下らないのはどうでもいいとして、たしかに女子アナさんたちは白とか、あとベージュっぽいパンツをよく履いていますよね。あれは、大人っぽくて真面目な印象になりますのでその意味で男子ウケはいいんでしょうね。ほかにもザ・女子アナな服装はいろいろありますので、どんどん紹介していきます。■2.ピアスとネックレス「女子アナってみんな、ほとんどがピアスとネックレスをセットでつけてるよね。あれはたぶん、ニュース読むときにバストアップでしか映らないから、そこに気合入れてるような衣装になってるんだろうね」(公務員/25才)ああ、たしかにそのイメージありますね。あんまり派手なイメージじゃないんだけど、ピアスとネックレスでしっかりと目線が集まるように工夫してる感じ。これも真似できますね。■3.髪は茶色「女子アナって、一番見る人に不快感を与えちゃいけない職業だから、髪の色も一番無難なダークブラウンが多い。でも、それが一番男子は好きなんだよね」(営業/24才)男子にとって、「無難=一番かわいい」ということがよくありますけど、女子アナさんの髪色についてはこれがとくに言えるでしょうね。清潔感もあって、しかも女性らしさもあるのがこの無難な茶色です。■4.そこまでおっぱい強調しない「おっぱいが大きすぎると馬鹿っぽく見えるっていう法則があるから、女子アナでそこまで胸をアピールしてる人は少ないよね。でもそういう人が、たまに週刊誌とかで『○○アナの隠れ巨乳』みたいに特集されてるとめちゃ興奮する」(営業/25才)また週刊誌(笑)。でもこれは、じっさいひとつのテクニックとしてありますよね。芸能人とかだと、長澤まさみさんがデビュー当時これを使っていたのは有名です。おっぱいは武器だけど、これをあえて隠すというのも、能ある鷹は爪隠す的な高度なモテテクになるのかもしれません。■5.声が低い「女子アナの低い声にグッとくる男子は多いはず。あの声でSっぽいこと言われたい」(専門学生/20才)冷静に低く抑えて真剣モードな声。真面目なときはこんな感じだけど、はしゃぐときは女の子らしい声だと、そのギャップに男子はクラっときそうですよね。■おわりにどうでしたか? 3で男子も少し言ってくれたみたいに、女子アナさんはとにかく「違和感を与えない」という方法で人気を作っているタイプの人たちです。プラスを作りまくるのもアリだけど、彼女たちみたいに「マイナス要素を消す」っていう方法を見習ってみるのもいいかもしれませんね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)(小南光司/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年02月06日女優・広瀬すずの初主演2部劇場作『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)のティザービジュアルが、第67回さっぽろ雪まつりの雪像で再現された。さっぽろ雪まつりは、毎年2月上旬に開催される冬の風物詩的なイベント。過去にもさまざまな映画のキャラクターなどを雪像で表現し、話題を集めてきた。今年は2月5日から11日まで行われる。雪像で再現されたのは、広瀬演じる主人公・綾瀬千早の顔が一面にデザインされたビジュアル。大通会場4丁目STV広場での高さ3メートルは迫力十分だ。広瀬自身は「わー! 感激! さっぽろ雪まつりにこの様な形で参加できすごくすごくうれしいです!」と歓喜。「たくさんの方に見に行っていただきたいです!」と呼びかけた。漫画家の末次由紀氏が手がけた映画原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,500万部(2016年1月現在。既刊30巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬のほか、真島太一役として野村周平、綿谷新役として真剣佑も出演する。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2016年02月05日B-Rサーティワンアイスクリームは、2016年2月10日(水)より8月末までの期間、「‘アナと雪の女王’サプライズケーキ~‘オラフ’みんなのケーキ食べちゃダメよ~」を発売する。昨年のクリスマス期間限定で発売されたアイスクリームケーキ「‘アナと雪の女王’サプライズクリスマスケーキ~‘オラフ’みんなのケーキ食べちゃダメよ~」が、クリスマス期間終了後も続く熱い要望に応えて再登場となった。「アナと雪の女王」のショートムービーで、‘エルサ’が‘アナ’のお誕生日祝いに用意した、かわいいケーキをイメージしており、全体をブルーのホイップクリームで包み、黄色のホイップクリームで花を表現。ケーキをつまみ食いした‘オラフ’や、‘エルサ’がくしゃみをすると生まれてくる‘スノーギース’は砂糖菓子でできている。チョコプレートには、‘エルサ’が魔法で‘アナ’にプレゼントをしている様子が描かれており、フレーバーは、下段の中心が‘アナ’をイメージしたベリーベリーストロベリー。そして‘オラフ’がつまみ食いしてケーキの中身のバニラとチョコレートが見えるシーンに合わせて、下段の外側がチョップドチョコレート、上段がバニラにチョコレートチップをちりばめたチョコレートチップという、まさにスクリーンの中のケーキが現実になった、夢のようなアイスクリームケーキとなっている。「‘アナと雪の女王’サプライズケーキ~‘オラフ’ みんなのケーキ食べちゃダメよ~」は、5号サイズ(上段:直径約11.5㎝×高さ約3㎝/下段:直径約15.5㎝×高さ約3㎝)で、価格は税込3,600円~(店舗によって価格が異なる)。(C)Disney
2016年02月03日開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」を開催中のカリフォルニア ディズニーランド・リゾート(米カリフォルニア州アナハイム)で、今年の初夏~夏にかけて新しいショーとアトラクションが登場する。新ショーと新アトラクションはすべて、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに登場。ハイペリオン・シアターでは今夏、映画『アナと雪の女王』をテーマとするショーが登場し、美しいコスチュームと最新エフェクトで映画の名シーンの数々を再現する。初夏には、カーズランドにライドタイプのファミリーアトラクション「ルイジのローリッキン・ロードスター」が誕生。ミニチュア版のイタリアンロードスターに乗って、『カーズ』に登場するルイジやいとこたちと一緒に歌やダンスが楽しめる。また同時期に、ライド型アトラクション「ソアリン」が「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」としてリニューアルオープン。ゲストは、世界のユニークな風景を上空より楽しめる。なお、60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」は9月5日まで開催。3つの新しいナイトエンターテインメントを中心に、スペシャルコスチュームのキャラクターとのグリーティングや、限定グッズ、特別装飾などが満喫できる。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar
2016年01月23日