ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』が間もなく公開になる。本作は、名作『ファインディング・ニモ』の続編だが、今にいたるまで『…ニモ』は繰り返し観賞され、ファンを増やし続けている。『ファインディング・ドリー』/その他の画像『…ニモ』は、ピクサー・アニメーション・スタジオ5本目の長編作品として2003年5月に全米公開され、日本では同年の12月に公開された。監督を務めたのはアンドリュー・スタントン。彼は『トイ・ストーリー』の製作中に、当時5歳だった息子と海洋自然公園に行った際、自分が子どもに向かって「あれをしてはいけない」「それは危ない」とばかり言っていることに気づき、“水の中”を舞台に“心配性の父親”が活躍し、成長するストーリーを長い時間をかけて練っていった。映画の主人公は、カクレクマノミの父親マーリン。かつてオニカマスに愛する妻と誕生前の子どもたちを奪われたマーリンは、たったひとり助かって成長した息子ニモのことが心配で、とにかく過保護に育てている。しかし、そんな父にニモは反発。ひとりで大海原へと飛び出すが、人間に捕らわれてしまう。誰よりも息子を愛するマーリンは、ニモを探しだすため、大冒険に出かけていく。ニモがどこに行ってしまったのかわからないまま、大海原に飛び出したマーリンが偶然に出会い、行動を共にするのが、ナンヨウハギのドリーだ。ドリーは、極度の忘れんぼうで、ほんの少し前のことでも忘れてしまうが、彼女はなぜか人間の言葉が読めるため、マーリンを助け、ニモを探す冒険に出る。『…ニモ』は公開されると爆発的なヒットを記録。当時のピクサー作品の興行収入記録を大きく塗り替える成績をおさめ、第76回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した。さらに、2012年には3D版が公開になった。スタントン監督はもちろん、3D版の製作にも関わっているが、映画が完成してから、3D版を製作するまで、ほとんど『…ニモ』を観返していなかったそうだ。「いろんなことを忘れてしまっていた。ニュアンスなどすっかり忘れていたんだ。その時に、僕の無意識下に入り込んだんだろう。というのは、その後ずっとドリーのことばかり考えてしまうんだ」やがて、スタントン監督は、2003年には想像すらしていなかった新作に着手する。タイトルは『ファインディング・ドリー』。忘れんぼうで、自分の過去も忘れてしまったドリーが主人公の新たな物語だ。『ファインディング・ニモ』フジテレビ系 7月15日(金) 21:00~22:57※一部地域を除く『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年07月11日「僕は『ファインディング・ニモ』のときから、ドリーの心が傷ついていることを知っていた。たとえ他の人たちは知らなくてもね。僕は、それを治してあげないといけないことがわかっていたんだよ」。日本におけるディズニー/ピクサー作品No.1の興行収入を記録した『ファインディング・ニモ』。その13年ぶりの続編で『~ニモ』の1年後を描いた『ファインディング・ドリー』において、引き続き監督を務めたアンドリュー・スタントンは、本作の主人公であるドリーについてこう語る。シネマカフェでは、本作の公開に先立ち、アメリカはカリフォルニア州エメリービルのピクサー・アニメーション・スタジオに現地取材を敢行。第1弾として、監督のアンドリュー・スタントンとプロデューサーを務めたリンジー・コリンズのインタビューをお届けする。人間に捕まってしまったクマノミの子ども、ニモを探しに、父親のマーリンが奮闘する姿を描いた前作。捕らえられてしまったニモを必死に追いかけようとするマーリンは、彼よりも少し大きくて青と黄色のカラーが特徴的なナンヨウハギと衝突してしまう。ボートを見失ったことに焦り、失望するマーリンに、その魚は明るく意気揚々と話しかける。「ボートなら見たわ!こっちよ!」ーーそれが本作の主人公、ドリーだ。自分で言ったことすらも忘れてしまう、“忘れんぼう”のドリー。1作目では、そんなドリーにうんざりさせられながらも一緒に旅をするマーリンの姿がコミカルに描かれ、コンビを組んだ彼女の人気にも火がついた。はぐれたニモを探し出す(ファインディング)ストーリーを描いた前作だが、本作もタイトルと同様、家族を探しに人間の世界へ飛び出していくドリーを、今回はマーリンとニモが探す姿が描かれる。そして何より本作では、ドリーが家族の居場所を探すことで、彼女自身を見つけるというもうひとつのストーリーが描かれていく。「彼女が彼女自身を信じ、私たちが彼女は大丈夫だと信じられるようにするためには、もう1本の映画が必要だったのよ」。そう続編に至る経緯を語るのは、プロデューサーを務めたリンジー・コリンズ。1997年に入社以来、『バグズ・ライフ』『トイ・ストーリー2』『ファインディング・ニモ』『レミーのおいしいレストラン』など、数々の作品に参加する凄腕だ。そして前作に引き続き監督を務めるのは、1990年に9人目の従業員として入社して以来、一貫して同スタジオのクリエイティブの大きな柱であり続けてきたアンドリュー・スタントンだ。「僕がドリーを作った時…それは1999年のことだけど、僕は彼女のことを忘れんぼうにしたかったことを間違いなく覚えている」。ドリーを生み出した当時を述懐するスタンドンは、前作『ファインディング・ニモ』で監督としてデビューを果たし、アカデミー賞2部門(脚本賞、長編アニメーション賞)にノミネートされ、長編アニメーション部門受賞という、ピクサーの長編アニメーションにとって初のアカデミー賞をもたらしている。「彼女がもしひとりぼっちで、マーリンに偶然出会うとすれば、それは彼女が、自分がどこから来たか忘れてしまったということに違いないと、ある意味論理的に思ったんだ」。続編製作にあたり、スタントンはドリーというキャラクターが既に持っていたストーリーを紐解いていったという。忘れんぼう、という大きな特徴と同じく、ドリーというキャラクターを魅力的にしているのは、時に強引にまで周りを巻き込んでいく彼女の明るさだろう。「ドリーを私たちが大好きなことの一つは、彼女が決して他の人の欠点を見ない、または、欠点で彼らを見ない、ということよ」そうリンジーが語るように、彼女の明るさはシリーズの全キャラクターを、とてもポジティブな方向へと導いていく。このシリーズには、一般的には“欠点”と見られてしまうようなユニークな特徴を備えたキャラクターたちが数多く登場する。ドリーの“忘れんぼう”という特徴をはじめ、ニモの“小さな右のヒレ”や、本作より登場する“7本足のタコ”のハンク、“近視”のジンベエザメのデスティニーなど、それぞれが欠点を抱えながらも、魅力的にストーリーの中で活躍する。「たとえば、ニモについていうと、ドリーは決して彼の小さなヒレについて特にネガティブに話すこともしないし、デスティニーが『うまく泳げないの』と言えば、ドリーは『あなたは美しく泳ぐと思うわ』と言うの。彼女はキャラクター全員に、自信を注入するのよ」。しかしながら、そんな明るいドリーの過去が明かされていくうちに、観客はドリーの孤独に次第に胸を締め付けられるような思いを抱かざるをえない。それは、彼女は誰かに話しかける時の「すみません」という言葉を、「エクスキューズ・ミー」ではなく、「アイム・ソーリー」と言ってしまうところにあらわされる。「彼女は多分たくさんの友だちを作り、そして彼らを忘れてしまう。または、彼らは彼女をうまく扱えなくて、逃げてしまうんだ。だから彼女は、見捨てられた、という思いをたくさん抱えているに違いない。そして、彼女はそれを自分自身のせいだと感じているんだ。それで僕は、 “アイム・ソーリー”と言うキャラクターに行き着いたんだ」と、謝ってばかりいるドリーについてスタントンは解説する。「彼女の喜びや楽観主義、誰かの助けになろうとするところは、実は彼女の鎧なんだ。もし彼女がすごく助けになれば、多分その人は彼女を置き去りにしたりしないだろうというのが、彼女なりの考えなんだよ」。前作では、子を思うマーリンの視点を通して、親子愛だけでなく自立していく子どもを見守る“親の子離れ”が描かれ、その物語の普遍性が年齢を問わず多くの人に感動をもたらしたと言えるだろう。本作においても、ドリーが自分自身のルーツに出会い、変わっていく姿を描くストーリーには、観るものの琴線に触れる普遍的なテーマを宿している。エンターテイメントの第一線を走りながらも、なぜここまでもそこに人々の感動を呼ぶ作品を生み出すことができるのだろうか?「ディズニー/ピクサー映画に共通するテーマは、人々が共感出来るように、世界共通のものであってほしいと感じていることだと思う」とリンジーは話す。「ある作品がスーパーヒーローについてで、ある作品が魚について、そしてある作品がロボットやモンスターについてで。これらの作品は表面的にはかなり違うストーリーのように見えるし、実際そうよ。でも、映画が何について描かれていて、その冒険がキャラクターにとってどういうものなのかという核を見れば、人間の条件の普遍性に本当に触れているかどうかということになる。たとえ彼らのほとんどは人間でなくてもね(笑)。だから、私たちの映画は子どもにも大人にも共感してもらえるんだと思うわ」。『ウォーリー』における、荒涼とした地球をバックに流れるルイ・アームストロングの楽曲や、『2001年宇宙の旅』のなんとも痛快なパロディシーンにおける「ツァラトゥストラはかく語りき」など、スタントンの作品には、オールディーズの楽曲が使用されたり、古典的名作への敬意あるオマージュが見られたりと、間口の広い子ども向けアニメーションとは思えないほどの、映画ファンを唸らされる演出が多分に含まれている。そのことを指摘すると、スタントンは「宇宙で“ハロー・ドーリー”を流すというアイディアを思いついた時、『これはヒップホップみたいだ』と思ったよ」と彼流の発想法について語る。「古いものを使って、新しいもののために再利用するということだ。僕らはより繊細なレベルで、いつもそういうことをしている。どんなアートを作る時でもね。アートは、アートをインスパイアするからだよ」。そしてそれはもちろん、本作でも健在だ。ラストを飾るシーアが歌う名曲「アンフォゲッタブル」はもちろん、アクション映画のようなスリリングな展開を見せる後半における、誰もが知っているであろうあの名曲の起用には、驚きとともに笑ってしまうほどの痛快さがある。「本作の目標は、ドリーがみんなに与えるのと同じ優雅さを、彼女自身に与えることだったのよ」と語るリンジー。「アイム・ソーリー」とついつい言ってしまうドリーの姿は、どこか「謝りすぎ」だと表現されがちな日本人の姿にだぶるところもある。そしてそんなドリーが自らのルーツを求め、自信を取り戻していく姿は、きっと多くの感動と勇気を観るものに与えることだろう。『ファインディング・ドリー』の冒険は、自分自身に出会うための忘れられない旅になるに違いない。『ファインディング・ドリー』は、7月16日(土)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年07月09日『ターザン:REBORN』や『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』といった強敵を抑え、全米No.1ヒット中の『ファインディング・ドリー』。本作でアカデミー賞監督アンドリュー・スタントンとともに共同監督を務めるのが、『トイ・ストーリー』シリーズや『ファインディング・ニモ』などでアニメーターとして活躍してきたアンガス・マクレーンだ。実はこの彼、『ウォーリー』ではアニメーション監督も務めるなど、長年アンドリューの右腕として彼を支えてきたが、ピクサーでは“ポスト”ジョン・ラセターとささやかれる逸材だったことが分かった。“ディズニー/ピクサーの顔”ジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンといえば、監督と脚本家として『トイ・ストーリー』など数々の名作を誕生させた名コンビ。本作プロデューサーのリンジー・コリンズも、「アンドリューが素早く素晴らしい作品の土台を作る。そこに、ディテールを作りこむのがとても上手いジョンが、キャラクターの可愛らしさを表現していくの」と、その名コンビぶりを説明している。そんな中、本作でアンガスを共同監督として迎えたアンドリューは、なんと彼との関係性がジョン・ラセターと自分に似ていると明かしている。「アンガスはジョンと同じタイプの監督。だから、彼とはジョンの時と同じように良い作品を生み出せるんだ」と、その相性はジョン・ラセターに匹敵するほどという。さらに、アンドリューがアンガスを指名したのには、“自分とは全く正反対の監督”だという理由もあった。アンドリューは監督としても、徹底にストーリーを練る“脚本家気質”。プロデューサーのリンジーは、「彼の映画への取り組みはすべて脚本家目線なの。どんな会議に出ていても脳みその90%はストーリーのことを考えているわ」と語る。一方のアンガスは、アニメーターの経験を活かした“キャラクターに注力するタイプ”の監督。アンガスは「私はコメディの要素やキャラクターの動きなど演技に焦点を当てている」と自身の製作のポイントを明かしている。そんな自分にはないものを持つアンガスを、アンドリューは直々に指名したわけだ。アンドリューは「僕たちは物事をそれぞれ反対側から覗いていて、真ん中で落ち合うような感じ。だからアンガスと僕はバランス良く作品を生み出せるんだ」と、正反対の視点を持ったアンガスが自分を補ってくれる存在だと語っている。そんなアンガスは、ピクサーに入社して約20年になるベテラン。これまで『バグズ・ライフ』『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』と多くの作品で、アンドリューと仕事を共にしてきた。“最高の先生”とアンドリューを慕うほど、2人の信頼関係も確固たるもの。しかも、アンガスは長編作品の監督を務めることが長年の夢だったという。「私は何年も何年も映画を作ろうとしていたが、なかなかできなかった。でも、ずっと作品へのアイデアと執念を持ち続けていたんだ」と言う。そんな彼の熱意が実ったのは、『ウォーリー』のサイドストーリーを描いた短編『Burn・E』(DVD特典として収録)だった。アンガスは「あるシーンのアイデアが浮かんで、それをそのままにしておけなかった。それで、“こんな風にしたらどうか”、“こういうこともできるかも”、というような話をアンドリューにしていたら、『じゃあ短編を作ってみたらどうか』とチャンスを与えてくれたんだ」と、短編の初監督を手掛けた際の経緯を明かしている。そんな彼の地道な努力も、アンドリューは評価しているのだ。アンドリューの練りに練ったストーリーのベースに、かたや、彼とは正反対のアンガスがアニメーターの目線から新たな要素を加える。2人の監督によって前作以上にストーリーもキャラクターもパワーアップした本作が、ますます楽しみになってきた。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年07月06日女優の室井滋、お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が29日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の来日記者会見に出席。13年ぶりにドリー、マーリンの声を演じた感想を語った。『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、前作から1年後の物語。忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる。前作に続いてドリーの声を演じる室井は、ドリーが主役の続編の話を知った時は「驚いた」と言い、「忘れん坊のドリーは右見て、左見て、右見ると全部忘れちゃうみたいな感じ。セリフも多いですし、正直大変だった」とアフレコを振り返った。そして、「ドリーをやっている間は自分がドリー化して…」と明かし、「タクシーの中に携帯電話を忘れたり、ガーデニングのものを買いにスーパーに行ったらいつの間にかカーテンコーナーに立っていたり…いろんなトラブルがあった」とドリーのようなエピソードを披露。「私もドリーになったということ。今もまだドリーの気持ちは変わっておらず、今日もトイレに行ってなかなか控室に戻れないという感じ」とまだまだ役が抜けていないようだ。また、「ドリーだったら物忘れ、ニモはヒレが小さかったり…みんな普通だったらハンデと言われるものを持っているけど、マイナスのイメージではなく、プラスに個性としてとらえて暮らしているのがなんか刺さる」と本作に込められたメッセージについてコメント。「思うこと多いですけど、ドリーのように生きていけたらいいな」と話した。木梨も13年ぶりにニモの父・マーリン役の声を演じた充実感に満ちた様子。妥協を許さない厳しいアフレコの様子を明かして笑いを誘いつつ、完成した映画について「見事に仕上がっていた。映像の技術も音も、13年前より進化してすばらしい」と絶賛した。そして、マーリンについて「心配性で『みんな大丈夫か』ってチェックばっかりしている」と言い、「僕とは違う」と笑った。会見には、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督、タコのハンク役の吹き替えを担当した上川隆也、ジンベエザメの女の子・デスティニー役の中村アンも出席。アンドリュー監督とアンガス監督は、吹き替えキャストについて「素晴らしい演技だった」「英語版と変わらないエネルギーだった」と絶賛した。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月29日人気アニメの13年ぶりとなる続編『ファインディング・ドリー』の来日記者会見が6月29日、都内で行われ、アンドリュー・スタントン監督とアンガス・マクレーン共同監督、日本語吹き替え版に出演する室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アンが出席した。ディズニー/ピクサー作品として日本では歴代No.1のヒットを記録した『ファインディング・ニモ』の続編。すでに全米では長編アニメ歴代最高のオープニング記録を樹立し、社会現象を巻き起こしている。舞台は小さなカクレクマノミのニモが奇跡の大冒険を繰り広げた1年後。今度は忘れん坊のナンヨウハギ、ドリーが家族を探す壮大な旅に出かける。前作に続きメガホンをとったスタントン監督は、かつて「続編は作らない」と宣言していたが、会見では「2012年に『ニモ』の3D版製作に携わり、ドリーのことが心底心配になってしまったんだ。家族と離ればなれなままだし、忘れん坊が災いし、いつも周りに謝ってばかり。そんな彼女に自分のことを愛してほしいと思った」と続編製作を決意した思いを語った。前作超えは確実とみられる大ヒットに、マクレーン共同監督は「世界中の皆さんが、ドリーのことを心配してくれていたんだ。ニモやマーリンも愛すべき存在で、まるで旧友との再会を待ち望んでいたように、ファンが映画館に足を運んでくれた」と喜びをかみしめた。室井さん&木梨さんは前作からの続投で、「ドリーになったつもりで、前のめりに演じていたら、マイクにぶつかってしまった。最近はすっかり“ドリー化”していて、タクシーに携帯電話を忘れたり、スーパーでガーデニング用品を買おうと思ったら、カーテン売り場にいたり(笑)」(室井さん)、「僕らの演技は日本のディレクターさんだけじゃなく、ピクサーさんもチェックするので、その分のスケジュールも押さえられていた(笑)。アフレコ中も編集作業があって、さすがプロ集団」(木梨さん)。アフレコに使用する台本も、その日の収録が終わるたびに返却が義務付けられており「本当に厳しかった」(木梨さん)、「紙一枚、捨てちゃいけないんですよ」(室井さん)とピクサーの徹底した秘密主義に驚きの表情だった。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月29日長編アニメーションとして全米歴代No.1のオープニング記録を樹立したディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』を手がけたアンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督が6月29日、都内で行われた来日記者会見に出席。かつて「続編は作らない」と宣言していたスタントン監督は、前作『ファインディング・ニモ』以来、13年ぶりとなる続編の製作に至る心境の変化を語った。その他の写真忘れん坊のドリーが、生き別れになった家族を探しに大冒険を繰り広げる海洋ファンタジー。前作に引き続きメガホンをとるスタントン監督は、「当時は本当に続編のことなんて考えられなかった。今回の経験を通して、今後“never”という言葉は使わないことにしたよ」と思わず照れ笑い。きっかけは2012年、『ファインディング・ニモ』の3D製作に関わったときだといい「改めてドリーの将来が心配になってしまってね。家族と再会もできず、忘れん坊の性格が災いして、いつも周りに謝ってばかりのドリーに、自分のことを好きになってほしいと思ったんだ」と続編製作の経緯を説明した。全米での記録的ヒットについて、マクレーン共同監督は「きっとファンの皆さんが、旧友との再会を待ち望んでいてくれたからだと思う。それほどドリー、それにニモやマーリンは愛される存在なんだ」。前作から1年後という設定になっており、「大冒険を経て、ニモは10歳分くらい成長したからね。実体験を通して得た自信を、今度はドリーに伝えてほしいという気持ちがあった」と語った。会見には日本語版のキャストを務める室井滋(ドリー役)と木梨憲武(マーリン役)、上川隆也(タコのハンク役)、中村アン(ジンベイザメのデスティニー役)が来場。「ドリーは物忘れが激しいし、ハンクは足が7本。デスティニーは視力は弱かったり、皆ハンデを持っていますが、それを個性としてプラスに捉えている。そんな姿を見てほしい」(室井)、「うちの娘がちょうど13歳なので、ぜひ家族と観たいですね。僕らがアフレコをしている間も、ピクサーでは編集作業が行われたそうで、さすがプロ集団」(木梨)とアピールした。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月29日ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』にウミガメのクラッシュが再登場していることが明らかになり、本編映像の一部が公開になった。『ファインディング・ドリー』/新映像公開『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、新作はニモの親友ドリーが幼い頃にはなればなれになってしまった家族に出会うために、旅立ち、人間の世界を舞台に冒険するドラマが描かれる。公開になったのは、ドリー、マーリン、ニモがクラッシュたちにつかまって、海流に乗り、カリフォルニアを目指す場面。ドリーの親がどこにいるのかはいまだに不明だが、忘れんぼうのドリーはなぜか“カリフォルニアの宝石”というフレーズを思い出したため、オーストラリアのグレートバリアリーフから、カリフォルニアに向けて移動する。大きな甲羅と豪快なキャラクターで知られるクラッシュと子どもたちは、『ニモ』でも人気を集めるキャラクターで、クラッシュと会話ができる東京ディズニーシーのアトラクション“タートル・トーク”には連日、多くの人々が集まり、クラッシュと一緒にヒレをあげて楽しんでいる。本作でもオリジナル版はアンドリュー・スタントン監督が、日本語版では小山力也がクラッシュの声を演じている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年06月23日前作『ファインディング・ニモ』に引き続き日本語吹き替え版声優に室井滋、木梨憲武、そして新たに上川隆也、中村アン、さかなクンらを迎えて贈る『ファインディング・ドリー』。6月17日(現地時間)に公開を迎えた全米では、公開週末の興行収入が136,183,170ドルの圧倒的な成績で、アニメーション史上最高の公開初週末興収を記録。どうやらその秘密は“ベビー・ドリー”にもあるようだ。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。日本公開を前に、ひと足先に公開された全米では、早くも「ピクサーの最高傑作!誰もが楽しめるピクサーの名作が誕生」との絶賛の声が後をたたない本作。今回の主人公は忘れんぼうのドリー。公開後その人気は拡大し、ニモと肩を並べ日本中から愛される国民的なキャラクターとなった。そして今回、期待を大きく上回る記録的な大ヒットスタートを切った要因は、前作『ファインディング・ニモ』『WALL・E/ウォーリー』で2度のオスカーに輝いたアンドリュー・スタントン監督の想像をはるかに超えるドラマティックな物語や、魅力的な新キャラクターなど様々なことが挙げられる。しかし、その中でも特に注目なのは、ドリーの赤ちゃん時代のキャラクター、初登場の“ベビー・ドリー”だ。そしてこのほど、ベビー・ドリーが初登場する悶絶級のかわいすぎるシーンが公開!ドリーの過去の秘密が明かされていく中で、重要なカギを握るのがこのベビー・ドリー。幼い舌ったらずな喋り方に、大きなくりくりの目、さらに小さなヒレを頑張って動かし泳ぐ姿はとってもキュート。映像冒頭では「あたしね、何でもすぐに忘れちゃうの」と話すところから、ドリーが幼いころから物忘れをしてしまっていたことが伺える。何か大切なことを忘れてしまって困った時の合い言葉を練習したり、友達のふりをしてかくれんぼをしながらドリーに友達の作り方を教えたりと、我が子を心配し見守る両親の姿にも胸を打たれてしまう。幼いドリーは「かくれんぼ大好き!」とはしゃぎながらも、「いーち、に、さーん、えーっと…。しー、えーっと…砂って好き!ぺたぺたしてて」と、かくれんぼをしていたことも忘れてしまうのだった。そんなベビー・ドリーは、実は全米公開まで世界的に秘密にされており、日本が世界で唯一劇場限定予告編での登場を目撃しており、特別にいち早くこの可愛すぎるベビー・ドリーを見ることができていたのだ。アンドリュー監督は、「日本の皆さんはきっと“ベビー・ドリー”を気に入ってくれると思う!」と自信たっぷりに語っている。それに応えるかのように、 早くもWeb上では「泣けるほど可愛い」「可愛すぎて変な声が出た」「ぬいぐるみ絶対買う!」といった声が続々と挙がり大きな話題となっている。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月21日アニメーション史上、全米歴代No.1のオープニング記録を塗り替える大ヒットスタートを切ったディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の映画冒頭の"ベビー・ドリー"初登場シーンが21日、公開された。日本でのディズニー/ピクサー歴代興収1位を記録した『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる物語。6月17日に公開を迎えた全米では、メディアから「ピクサーの最高傑作!誰もが楽しめるピクサーの名作が誕生」と絶賛の声が上がっている。大ヒットスタートを切った要因は、前作『ファインディング・ニモ』『WALL・E/ウォーリー』で2度のオスカーに輝いたアンドリュー・スタントン監督によるドラマティックな物語や、魅力的な新キャラクターなどが挙げられるが、本作では、ドリーの赤ちゃん時代のキャラクター"ベビー・ドリー"が初登場する。前作で、一人ぼっちだったドリーは「すぐ忘れちゃうの…家族はどこ?」と、なぜか物忘れが激しかったり、なぜかクジラ語が話せたり、なぜか人間の言葉が読めたりと、謎めいたキャラクターだった。本作では、その忘れんぼうのドリーが唯一忘れられなかった"家族の思い出"とその秘密を求めて、"人間の世界"で大冒険を繰り広げるが、ドリーの過去の秘密が明かされていく中で重要なカギを握るのがベビー・ドリーだ。幼い舌ったらずなしゃべり方、大きなくりくりの目、小さなヒレを頑張って動かして泳ぐ姿がキュートなベビー・ドリー。映像では「あたしね、何でもすぐに忘れちゃうの」と幼いころから忘れん坊であることがうかがえる。また、両親が友達のふりをしてかくれんぼをしながらドリーに友達の作り方を教える様子が収められている。幼いドリーは「かくれんぼ大好き!」とはしゃぎながらも、「いーち、に、さーん、えーっと…。しー、えーっと……砂って好き!ぺたぺたしてて」とかくれんぼをしていたことも忘れてしまう。アンドリュー・スタントン監督は、「日本の皆さんはきっと“ベビー・ドリー”を気に入ってくれると思う!」とその可愛すぎる姿に自信たっぷり。実は日本が世界で唯一、劇場限定予告篇で登場しており、早くもネット上では「泣けるほど可愛い」「可愛すぎて変な声が出た」「ぬいぐるみ絶対買う!」といった声が続々と上がっている。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月21日米BOX OFFICE MOJOは6月17日~6月19日の全米週末興業成績を発表した。ピクサーの代表作『ファインディング・ニモ』の13年ぶりの続編となる『ファインディング・ドリー』が初登場1位。ナンヨウハギのドリーが忘れていた家族を探すため、親友であるニモとマーリン親子ら仲間とともに冒険の旅に出る物語。前作に引き続き、『ファインディング・ニモ』と『ウォーリー』でアカデミー賞を受賞したアンドリュー・スタントン監督が続投し、興収も週末だけで1億3,618万3,170ドルを稼ぎ、既に大ヒットの兆しを見せている。2位の『Central Intelligence(原題)』も初登場。『なんちゃって家族』(2014年)のヒットで知られるローソン・マーシャル・サーバー監督が手掛けるアクション・コメディーだ。"ワイルド・スピード"で人気を博したドウェイン・ジョンソンとコメディアン出身の俳優・ケビン・ハートがコンビを組み、元同級生のCIAのスパイと会計士を演じている。前週首位を飾った、ジェームズ・ワン監督のホラー映画『死霊館』の続編『死霊館 エンフィールド事件』は3位に転落。4位『グランド・イリュージョン見破られたトリック』、5位『ウォークラフト』など以下も前週と同じ顔ぶれで、それぞれ順位を下げている。
2016年06月20日ディズニー/ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)のワールドプレミアが現地時間8日、アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで開催され、製作総指揮のジョン・ラセターらが登場した。本作は、ピクサー映画の中で、国内興行収入1位となる110億円を記録した『ファインディング・ニモ』(03年)の続編。前作の1年後が舞台で、カクレクマノミ・ニモとマーリン親子の親友で、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが主人公となり、家族を見つける冒険に出て行く。全米公開日となる6月17日を目前に控え、開催されたワールドプレミアには、ジョンのほかアンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督、ドリーの声優を続投するエレン・デジェネレスらが登場。海をイメージしたブルーカーペットが引かれた会場に、ドリーたちの住む美しい海をモチーフとした水槽が飾られるなど、本作の世界観が作り出されていた。日本では、さかなクンが日本語監修を務めることでも話題を呼んでいる本作。さかなクンと言えば「ギョギョ!」の口癖が有名だが、今回、ジョンやアンドリュー監督らも"さかなクン語"で"ギョあいさつ"した。ジョンは、前作が日本での高評価を受けていることを知っていると述べながら、「『ファインディング・ドリー』も同じくらい好きになってもらえると思う。最後に…ギョギョ!」とアピール。続くアンドリュー監督も「さかなクン覚えているよ! 日本の皆さんも映画を楽しんでね! ギョギョ!」と呼びかけた。加えて、プロデューサーのリンジー・コリンズが「私たちが経験してきたワクワクを皆さんにお届けできてうれしいわ。ギョギョ!」、アンガスが「世界中の人々にこの映画を届けられて素晴らしいよ。ギョギョ!」、エレンも「ドリーを演じるのが大好き! ギョギョ!」とコメント。"ギョあいさつ"の"ギョ(5)連発"となり、会場を沸かせた。また、新しいキャラクターで、ドリーと行動を共にする新たな仲間の謎のタコ・ハンクについてジョンは「タコは水族館などの場所で脱走アーティストで、どこからでも抜け出せると聞いた」と思い返し、「そこから、すごく賢いキャラクターにした」と明言。続けて、「タコがカモフラージュする姿は、すごく面白くなると思った。抜け出して、迷って、人々から隠れて…とても面白いと思う」とその魅力を告げた。アンドリュー監督もハンクを「すばらしく気難しいキャラクター」と断言。「ドリーとコンビにするには、完璧なキャラ」とも話し、「水から外に出られるし、どこでもはって行けるし、小さなスペースにも入れる。移動する手段としても完璧」と熱弁した。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月10日『ファインディング・ドリー』のワールドプレミアが6月8日(現地時間)、ロサンゼルスのハリウッド、エル・キャピタン・シアターにて行われ、ジョン・ラセターをはじめとしたスタッフ・キャストが登壇した。日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1を記録した『ファインディング・ニモ』の冒険から1年後の世界を描く本作。忘れんぼうのドリーが家族の思い出を探すため、ニモ、マーリン、新キャラクターのタコのハンクとともに危険がいっぱいの人間の世界に飛びだし、ドリーの家族の秘密を巡る大冒険を巻き起こす感動のアドベンチャー・ファンタジーだ。6月17日(現地時間)の全米公開を目前に行われたワールドプレミアでは、海を思わせるブルーカーペットや、ドリーやニモたちの住む海をイメージした水槽が飾られるなどの演出が施された会場に、制作総指揮を務めたラセターをはじめ、監督のアンドリュー・スタントンと共同監督のアンガス・マクレーン、前作からドリーの声優を続投するエレン・デジェネレスらが登場した。ラセターは「日本の皆さんが『ファインディング・ニモ』をどれだけ愛してくれているか知っているし、『ファインディング・ドリー』も同じくらい好きになってもらえると思う」と日本のファンに向けてコメント。さらに、本作の日本語監修を務めたさかなクンの話題に触れ、コメントのラストをさかなクンの決め台詞である「ギョギョ!」で締めくくっていた。続いてアンドリュー監督も「さかなクン覚えているよ!日本の皆さんも映画を楽しんでね!ギョギョ!」と便乗。プロデューサーのリンジー・コリンズも「私たちが経験してきたワクワクを皆さんにお届けできて嬉しいわ。ギョギョ!」と続き、共同監督のアンガス・マクレーンも「世界中の人々にこの映画を届けられて素晴らしいよ。ギョギョ!」、さらにエレンも「ドリーを演じるのが大好き!ギョギョ!」とコメントし、会場を沸かせていた。また、ドリーと行動をともにする新たな仲間の謎のタコ・ハンクについてラセターは、「タコは水族館などの場所で脱走アーティストで、どこからでも抜け出せると聞いたんだ。そこから、すごく賢いキャラクターにした。また、タコがカモフラージュする姿は、すごく面白くなると思った。抜け出して、迷って、人々から隠れて…とても面白いと思うよ」とその魅力を語った。監督のアンドリューもハンクについて「すばらしく気難しいキャラクターで、ひとりぼっちで孤独でいたいタコのキャラクターを作ろうと思った。ドリーとコンビにするには、完璧なキャラクターだ。『ファインディング・ニモ』で、マーリンでうまくいったしね。それに、水から外に出られるし、どこでも這って行けるし、小さなスペースにも入れる。移動する手段としても完璧だった」とキャラクターの魅力を熱弁していた。『ファインディング・ドリー』は、7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月09日陽気で“忘れんぼう”のナンヨウハギ、ドリーが“家族の思い出”を探しに、再び人間の世界で大冒険を巻き起こす『ファインディング・ドリー』。前作『ファインディング・ニモ』から世界中の人たちのハートをつかんだドリーへの、Facebook上での「いいね」の数は、なんと2510万7395件にも及ぶ(6月1日現在)。これはミッキーマウス(1397万9156)や、ニモ(2226万5383)をはるかに超える、ディズニー、ピクサー作品の登場キャラクターの中でもナンバー1。そんなドリー人気の理由に迫った。ドリーといえば、小さなカクレクマミや、ときに凶暴なサメ、巨大なクジラであろうと、相手の特徴を全く気にせず、陽気に話しかけ、ニモやマーリンなど、みんなにも気を配る“相手思い”なキャラクター。そんなドリーの姿には、ネット上でも「見ているだけで元気が出てくる」「ドリーの性格にあこがれる」と老若男女から声が上がり、人々を明るい気持ちにしている。そんな世界から愛されるドリーを作り上げたアンドリュー・スタントン監督は、より多くの人がドリーから元気をもらえるように、「ポジティブな性格に加えて、“親近感”を持てる工夫をした」と明かす。ドリーには、“忘れっぽい”という自分の弱さを自覚しながらも、周囲に明るく接しているという健気さがあり、そこに生まれる親しみがポイントだと監督は言う。ドリーはすぐに何でも忘れてしまうため、誰かに話しかけるときは必ず「ちょっと、すみません(Excuse me)」ではなく、「ごめんなさい(Sorry)」と前置きしている。そのことについて監督は、「誰もが何かしら、自分の中に心地悪い部分や誇りに思えない部分を持っている。これは世界中のすべての人に共通する感覚だと思って、本作の骨組みにしたんだ」と秘話を明かしている。そして、「そんな自分の短所を知る彼女だからこそ、周囲に気を配り、みんなの世話をすることができる。そこがドリーの親しみやすさなんだ」と、ドリーというキャラクターに込めた意味を語る監督。さらに、ドリーから元気がもらえる理由がもうひとつ。それは、ポジティブで元気いっぱいなドリーのキャラクターを、ドリーに負けない陽気な声優が担当していることだ。日本語吹き替え版では、女優、ナレーター、エッセイストと幅広く活躍する室井滋が担当している。映画・ドラマからバラエティー番組まで、普段からお茶の間に元気を与える彼女が演じるドリーに、ネット上でも「室井さんのドリーが大好き」「ドリーを見ると室井さんを想起する」と、絶賛の声が上がっている。そんな底抜けに明るい室井さんがドリーに命を吹き込むからこそ、ドリーの声を聞くと元気がもらえるのかもしれない。多くのファンから愛され、世界中に元気を振りまきながら、実は心の中に弱さと孤独を抱えたドリー。そんな彼女が、ニモやマーリンと家族を探す旅を見守っていて。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月08日日本でのディズニー/ピクサー作品歴代興収No.1を誇る『ファインディング・ニモ』の待望の続編『ファインディング・ドリー』。このほど、本作の主役ドリーがいつもの可愛らしいイメージとは一変、黒髪と金髪のウイッグを被った“歌姫シーア”風になった衝撃画像が解禁となった!迷子になったニモを探しに出た奇跡の冒険から1年後が舞台となる本作。今度は忘れんぼうのドリーと、ニモ、マーリンに新キャラクターのタコのハンクやジンベエザメのデスティニーら新しい仲間たちが、危険がいっぱいの“人間の世界”に飛び出し、ドリーの家族の秘密を探っていくことに。今回解禁された画像では、いつもの青い体に黄色いヒレが特徴のドリーが大変身!?黒髪と金髪が半々に分かれたこの髪型は、「アライヴ」「シャンデリア」などのヒット曲で知られ、顔を見せないというポリシーを持つ歌姫シーアのトレードマーク。ドリーも、シーアのウイッグをつけて目を隠し、そのキュートな口元しか見えない風貌になっている。実は、忘れんぼうのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するという本作のストーリーにちなみ、エンドソングに世代を超えて愛される名曲「アンフォゲッタブル」が選ばれ、その曲をシーアが歌うことに。この奇跡の(?)タッグは、もともとシーアの大ファンだというアンドリュー・スタントン監督の熱烈なオファーにより実現したもので、シーアも「私はドリーの物語を聞くと涙が出てしまうの」と、離れ離れになってしまった家族に会いたいと願うドリーの気持ちに強く共感。そこで、ディズニー/ピクサーでは異例の、キャラクターと実在の人物がタッグを組んだ特別なビジュアルが制作されることになり、まさに相思相愛の“シーア風ドリー”が完成した。エンドソングとなる「アンフォゲッタブル」は、伝説的ジャズシンガー、ナット・キング・コールが歌ったことで知られ、彼の実娘ナタリー・コールが亡父の音源とコラボしたことで1992年のグラミー賞最優秀レコード賞に輝いた往年の名曲。また、シーアといえば、リアーナやビヨンセなどの有名アーティストの大ヒットソングを手掛け、現代ポップス界最大のヒット・メーカーと名高い世界的歌姫。2014年にリリースした自身のシングル「シャンデリア」は第57回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネート。最近では、新曲「アライヴ」の日本版ミュージックビデオで女優・土屋太鳳が圧巻のダンスを見せたことが記憶に新しい。ちなみに、前作の『ファインディング・ニモ』でエンドソングに使用されたのは、ニューヨーク出身の伝説的スター、ボビー・ダーリンの大ヒット曲「ビヨンド・ザ・シー」。英国出身の世界的ポップスターで元「テイク・ザット」のロビー・ウィリアムズが歌い、ドリーとマーリンのニモを探す大冒険に感動を与えた。スタントン監督は、今回はシーアが前作以上にスケールアップした音楽のパワーで、物語を引き立ててくれるはずだと、大きな期待を寄せている。「『ファインディング・ニモ』でロビー・ウィリアムズが、名曲に彼の持つ独特なヒネリを利かせたのと同じように、シーアもナット・キング・コールが歌った名曲『アンフォゲッタブル』の魂にあふれた本質を捉えているよ。この名曲をしっかりと彼女のモノにしていて最高さ!」と、大ファンである天才シンガーの力強い歌声に大満足。さらに「シーアとドリーは完璧にお互いを引き立て合っているね。これ以上ないほど大満足だよ」と絶賛し、ドリーの物語にぴったりの楽曲に自信を見せている。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月06日ディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)で、主人公ドリーが本作のエンドソングを務める歌手シーア風に黒髪と金髪のカツラ姿になった画像が6日、公開された。『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモらと家族探しの冒険に出る物語。公開された画像は、ドリーと、"顔出しNGの歌姫"シーアがタッグを組んだもの。黒髪と金髪が半々に分かれた髪型は、顔を見せないというポリシーを持つシーアのトレードマークで、ドリーもシーアのウィッグをつけて目を隠し、キュートな口しか見えない風貌に変身している。ドリーが、ただひとつ"忘れられなかった思い出"を探して冒険するというストーリーにちなみ、世代を超えて愛されている名曲「アンフォゲッタブル」が本作のエンドソングに決定。その歌い手としてシーアが大抜てきされた。シーアの大ファンであるアンドリュー・スタントン監督の熱烈なオファーにより起用されたシーアは、「私はドリーの物語を聞くと涙が出てしまうの」とドリーが離れ離れになってしまった家族に会いたいと願う気持ちに強く共感し、そして、今回の相思相愛が完成した。「アンフォゲッタブル」は伝説的ジャズシンガーであるナット・キング・コールが歌ったことで世界的に有名となり、彼の実娘ナタリー・コールが亡父の音源とコラボしたことで1992年のグラミー賞最優秀レコード賞に輝いた名曲。今回その名曲を歌うシーアは、リアーナやビヨンセらのヒットソングを手掛け、現代ポップス界最大のヒットメーカーと名高く、2014年にリリースした自身のシングル「シャンデリア」は第57回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネートされた。また、最近では、女優の土屋太鳳が圧巻のダンスをみせた新曲「アライヴ」のミュージックビデオが話題になったことが記憶に新しい。前作『ファインディング・ニモ』では、ボビー・ダーリンの大ヒット曲「ビヨンド・ザ・シー」をエンドソングに使用し、世界的ポップスターであるロビー・ウィリアムズが歌ったが、アンドリュー・スタントンは、シーアが前作以上にスケールアップした音楽で物語を引き立ててくれると期待。「ロビー・ウィリアムズが名曲に彼の持つ独特なヒネリを利かせたのと同じように、シーアもナット・キング・コールが歌った名曲の魂にあふれた本質を捉えているよ。この名曲をしっかりと彼女のモノにしていて最高さ」と満足し、「シーアとドリーは完璧にお互いを引き立て合っているね。これ以上ないほど大満足だよ」と絶賛している。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月06日2016年は、ピクサー・アニメーション・スタジオ創立30周年。その記念すべき年に放たれた『アーロと少年』が、6月29日(水)よりデジタル先行配信、続く7月6日(水)には「MovieNEX」を発売し、Blu-ray/DVDレンタルも同日開始することが決定した。今から6500万年前、地球に巨大な隕石が接近。しかし、隕石はわずかにそれて、地球に衝突しなかった。ある日、山のふもとで農場を営むアパトサウルスの夫婦に子供が生まれた。最初に卵の空を破って出てきたのは元気な女の子・リビー。続いてやんちゃな男の子・バック、最後に残ったとびきり大きな卵から出てきたのは、小さくて臆病なアーロ。弱虫で、父親に甘えてばかりだったアーロは、激しい嵐で最愛の父親を亡くし川に流されて見知らぬ土地で目覚める。 迷子のアーロを救ってくれたのは、食糧を盗んでいた“生き物”=人間の少年・スポットだった。言葉も通じないのに、小さい体で一所懸命にアーロを守ってくれるスポット。最初は反発しながらも、やがてアーロはスポットに少しずつ心を開いてゆく。そうしてふたりは、アーロの家族が待つ家を目指し冒険の旅を始めるが、彼らの行く手には大自然の脅威や敵が待ち受けていた。力を合わせて困難を乗り越えていくうち、2人は言葉を超えた心で通じ合う人生初の友だちになっていく。だが、運命は2人を引き裂こうとしていた。果たしてアーロとスポットは、このままずっと一緒にいられるのか――。世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』以来、世界的なヒットを生み続けてきたディズニー/ピクサー。製作総指揮を務めたジョン・ラセターは、本作と『トイ・ストーリー』シリーズとの共通点について「本作で描かれるアーロとスポットの関係は『トイ・ストーリー』のウッディとバズの友情を思い出させる」と明かすと共に、本作を「ピクサーが今まで作ってきた中でも最も感動的」と語り、自信を見せている。全米公開されるやいなや話題となったのは、物語の重要なパートを担う壮大で美しい映像。 心に深く語りかけてくるファンタジックな大自然の風景は限りなくリアルでありながら、実写をはるかに超え、「CGアニメーション史上最も美しい風景」(LA タイムズ紙)などと絶賛されている。監督は『カールじいさんの空飛ぶ家』と同時上映された短編『晴れ ときどき くもり』で監督デビューを果たしたピーター・ソーンが、本作でピクサー史上最年少の監督として抜擢された。脚本は、大ヒットが記憶に新しい『インサイド・ヘッド』で共同脚本をつとめたメグ・レフォーヴ。そしてジョン、リー・アンクリッチ、アンドリュー・スタントンと、いずれもアカデミー賞に輝くピクサーのトップ・クリエイター陣が製作総指揮を務めている。日本では3月12日(土)より公開され、安田成美、松重豊、八嶋智人、片桐はいりらが吹き替え声優を担当したことでも話題を集めた。さらに、日本版エンドソング、「Kiroro」の「Best Friend ~Mother Earth Version~」も物語のテーマにぴったりと合い、作品を彩っている。今回解禁された映像は、「もしも隕石が地球に…衝突しなかったら?」というナレーションから始まる予告編。恐竜・アーロと少年・スポットの出会いから、2人の冒険がぎゅっと詰まった映像となっている。一人ぼっち同士の2人が見つけた大切なものとは…?いつでも気軽に楽しめる「MovieNEX」やデジタル配信で、家族や友人、大切な人とぜひ本作を楽しんでみて。観終わったら、きっと勇気を与えてくれるはず。『アーロと少年』MovieNEXは7月6日(水)より発売(Blu-ray/DVD同時レンタル開始)。6月29日(水)先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年05月10日日本で110億円の大ヒットとなり、社会現象を巻き起こした『ファインディング・ニモ』。迷子になってしまったニモと、その父マーリン、そして友達のドリーが繰り広げた大冒険の1年後を描く、7月公開の続編『ファインディング・ドリー』から、新しい仲間たちも登場する最新予告映像が解禁となった。カクレクマノミのマーリンが、ナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子ニモを救出した冒険から1年。ニモの親友、忘れんぼうのドリーがただひとつ忘れなかったのは、“家族の思い出”だった――。前作『ファインディング・ニモ』と『ウォーリー』で「アカデミー賞」を2度受賞したアンドリュー・スタントン監督が再びメガホンを取り、さらにスケールアップした宝石のような海での冒険と、家族や友情の大切さを描き出す本作。今回解禁となった予告編は、前作で日本中を虜にした美しい海からスタート。かつての大冒険以降、固い絆で結ばれた3匹は平穏な日々を過ごしていたが、忘れんぼうのドリーが突然思い出した“家族の思い出”によって事態は急展開。すぐに家族を探しに行きたいドリーだったが、心配症のマーリンは1年前、ニモを探した危険な冒険を思い出して反対する。でも、ドリーの寂しげな「家族に会いたい気持ち…分かる?」という言葉と、愛する息子ニモの「今度はボクがドリーを助けるよ」という言葉に心打たれたマーリン。ドリーがまだ幼かったころの“大切な思い出”の謎を求めて、再びニモたちの大冒険が幕を開ける。さらに映像には、前作でも活躍したウミガメのクラッシュ親子などお馴染みのキャラクターとともに、ニモたちが冒険の末に辿り着いた“人間の世界”で出会う、新キャラクター、タコのハンクとジンベエザメのデスティニーが登場。ちょっぴり怪しげで思わせぶりな言動を続けながら、地上を縦横無尽に動き回るハンク。また、大きな水槽と思われる場所で愛らしい笑顔で陽気にドリーと会話するデスティニー。個性豊かな新キャラクターたちが、ドリーとニモの冒険にどう関わってくるのか、彼らの活躍にも目が離せない。予告の後半では、「ドリーのパパとママが見つかったらお別れなの?」と、つぶやくニモが…。大好きなドリーの家族を一緒に探してあげたい気持ちと、ドリーとのお別れを予感している寂しい気持ちが入り混じった、優しいニモの何とも切ないセリフはキュンとせずにはいられない。果たして、“世界一有名な魚たち”は“人間の世界”にあるというドリー幼少期の謎を解き、彼女の家族を見つけることができるのか?初めて明かされるドリーの過去も気になる予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年04月20日13年ぶりの続編『ファイディング・ドリー』の公開を前に、MovieNEXで登場する『ファインディング・ニモ』。このほど、4月20日(水)にリリースを控え、アンドリュー・スタントン監督自らが語るボーナス・コンテンツ映像の一部が解禁、心配症で過保護なニモの父・マーリンについてのある秘密が明らかになった。物語の舞台は、オーストラリアのグレートバリアリーフ。カクレクマノミのマーリンは、妻のコーラルと卵から子どもたちが産まれるのを楽しみにしていたが、天敵・オニカマスに襲われ、悲劇が起こる。唯一、1つだけ助かった卵から産まれたのがニモ。マーリンはニモを大切に育てていくものの、とことん心配症で過保護になってしまう…。今回届いたのは、そんなマーリンに観客たちが共感するための演出方法を、スタントン監督が明かす特典映像の一部。登場人物の過去を、フラッシュバックを多用して明らかにしていく手法は避けるべき、という考えが映画制作のセオリーとされているが、監督も最初はそう考えていたという。しかし、本作の冒頭では、監督はあえてフラッシュバックを使用したと告白。そのフラッシュバックの使い方も、さまざまな試行錯誤の上、同僚からのあるアドバイスを取り入れたことで、観客が一気に物語に引き込まれる演出ができたと説明する。このフラッシュバックによって、マーリンとコーラルに起こった悲劇とニモとの関わりを観客が体験することになり、観る者は自然とマーリンに同情し、感情移入することになる。今年はピクサー・アニメーション・スタジオ設立30周年のメモリアル・イヤー。この『ファインディング・ニモ』はディズニー/ピクサー作品の中で初めて「アカデミー賞」長編アニメーション賞を受賞した記念すべき作品で、劇場公開時には洋画アニメーション史上最高となる興行収入を記録。そのブームは映画を超えて、“ニモ=“カクレクマノミ”の代名詞になるほどの社会現象を巻き起こし、いまもなお多くの人から愛され続けている。『トイ・ストーリー』シリーズでは“おもちゃの世界”、『インサイド・ヘッド』では“頭の中の世界”を描いてきたディズニー/ピクサー作品では、“人間の世界”とは別の“もうひとつの世界”が存在し、その2つの世界を主人公たちが越えていくことで、ファンタスティックなアドベンチャーが生み出されていく。そして、彼らに越境の勇気を与えてくれるのは「愛するものを守りたい」というひたむきな思い。本作においても、臆病者だった主人公のマーリンは、息子を救いたいという一途な情熱から、魚たちが何よりも恐れる“人間の世界”へと向かい、ニモもまた“人間の世界”で父を信じて待ち続けている。そんな名作の世界待望の続編『ファインディング・ドリー』が、今年は劇場公開に。ニモの親友で、何でもすぐに忘れてしまう忘れんぼうのドリーが、ただ1つ忘れなかった “家族の思い出”。「今度は僕がドリーを助けてあげる」とニモとマーリンが、ドリーの家族を探す冒険を繰り広げる。それまでにもう一度、あの美しい海の世界を体験してみては?『ファインディング・ニモ』MovieNEXは4月20日(水)よりリリース。(デジタル配信中)『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ニモ 3D 2012年9月15日より劇場限定公開(C) Disney/Pixarファインディング・ドリー(原題)
2016年04月19日社会現象にもなったディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後の物語を描く『ファインディング・ドリー』。この度、前作に続き声を担当した木梨憲武と室井滋のメッセージ入り日本語吹き替え版予告編が解禁された。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。日本での興行収入はピクサー史上No.1の110億円を記録した『ファインディング・ニモ』の続編を描く本作。13年の時を経て本作に挑んだのは、前作に引き続き、2度のアカデミー賞を受賞した鬼才アンドリュー・スタントン監督。スケールアップした驚くべき冒険と、家族や友情の大切さを描いた感動のストーリーを描いている。日本語吹き替え版には、前作に引き続きニモのお父さんマーリン役に木梨さん、本作の主役でニモとマーリンの親友で忘れんぼうのドリー役に室井さんが続投している。今回解禁された予告編は、この2人の声が収録され、さらにメッセージも寄せられた日本語吹き替え版の予告映像。室井さんは 「今回はドリーが主役で夢みたい!前作よりもスケールアップしています!」と興奮気味で話し、 木梨さんも「いつかいつかとこの日が来るのを待っていました!パート3は『ファインディング・マーリン』かもしれません!」 とメッセージを寄せている。今回の予告編では、マーリンがドリーと共に、愛する息子ニモを“人間の世界”から救出した冒険の旅から1年後、ニモとマーリンが眠っているシーンからスタート。「あー!そうだったー!」 と“家族の思い出”を思い出したドリーは、あの懐かしい声で 「ねぇねぇ!私のパパとママってどこに居るんだろう!」と大はしゃぎ。そんな“家族の思い出”の謎を求めてドリー、ニモ、マーリンの感動の大冒険が始まる。さらに、前作でドリーとマーリンの助けとなったウミガメのクラッシュの親子も登場。「準備はいいかい?」 と促されたマーリンは 「ちょっと待ったぁー!」と大絶叫。ドリーの家族を探す3匹にどんな大冒険が待っているのか?忘れんぼうのドリーにはどんな秘密があるのか?懐かしい声にワクワクする映像となっている。さらに予告編と併せてwebにて解禁されたポスターは、ドリー寄り添うニモと、ドリーを心配そうに見つめるマーリン、そして全然違う方を見ているドリーの3匹のキャラクターが写し出されている。また 「ドリーの秘密は、《人間の世界》に隠されていた」というコピーと共に、左上に描かれているのは、予告編にも登場したジンベイザメのキャラクター。親しげな表情で描かれるジンベイザメも新たな仲間となるようで、個性的で魅力あふれるキャラクターたちにも注目だ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年03月09日日本でも社会現象を巻き起こした『ファインディング・ニモ』の続編で、先日、日本語版声優に木梨憲武、室井滋というコンビの再タッグが発表され、早くも話題を呼んでいる『ファインディング・ドリー』。このほど、本作から初めてとなる、大きな海のあの小さな魚たちの最新映像が解禁。相変わらず“忘れんぼう”のドリーと、ニモ&マーリン親子の様子が明らかになった。舞台は、カクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子ニモを“人間の世界”から救出した冒険の旅から1年後。固い絆で結ばれた3匹は、平穏な日々を過ごしていたが、ある夜ドリーは夢で“家族の思い出”を思い出す――。本作の主役となるのは、ニモとマーリン親子の親友で、昔のことはもちろん、ついさっき起きたこともすぐに忘れてしまうドリー。初めて解禁となった映像では、今回の3匹の冒険のきっかけになる、忘れんぼうのドリーが“家族の思い出”を思い出すコミカルなシーンを切り取ったものだ。映像では、「ママ、泣かないで…大丈夫…」と寝言を言うドリー。その声に気がついたニモは心配そうにドリーを探しに行くが、すでに姿はない。寝ぼけたドリーは目をつぶりながらサンゴに向かって泳ぎ続けており、目を覚ましたマーリンは「ドリー、真夜中だぞ!寝言までおしゃべりなのか」と面倒そうに彼女を寝床まで連れ戻す。そんな2匹の姿を見ながらも、心配するニモの表情はとってもキュート。やがて、この夢をきっかけに、忘れんぼうのドリーは“家族の思い出”を突然取り戻すことに。でもそれは、断片的であまりにも曖昧な記憶。それでもドリーは忘れてしまったはずだった家族を探すことを決意。エイ先生はじめ、一緒に暮らしてきた海の仲間にもこう宣言する。「思い出した!とても大事なことよ。頭の中の景色に見覚えがあったの、見覚えがあるってことは、つまり……思い出したのよ!……何の話だっけ?」。前作と『ウォーリー』で2度のアカデミー賞を受賞した鬼才アンドリュー・スタントン監督が引き続き再度メガホンを取り、あのファンタジックな海の世界を舞台に、スケールアップした3匹の冒険と、家族や友情の大切さを紡ぎ出す本作。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーの“忘れていた”秘密を求め、ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら再び大海原へと旅立つ物語を楽しみにしていて。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年02月11日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後を描く新作映画『ファインディング・ドリー』の公開日が7月16日(土)に決定し、『…ニモ』に引き続き、木梨憲武と室井滋が日本語版のキャストを務めることが発表になった。その他の写真『ファインディング・ニモ』は、海を舞台に、。カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿を描いた作品で、日本でも110億円もの興行収入をあげるほどのヒットを記録した。新作の『…ドリー』はタイトルの通り、ニモの親友で忘れんぼうのドリーが主人公で、彼女の家族を探すためにマーリンやニモたちが協力し、再び大冒険に出る。前作を手がけたアンドリュー・スタントンが再び監督を務めるが、日本語版のキャストも続投する。マーリンの声を演じる木梨は、「13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいた事を思い出します。今回も声優として叫び続けます」と言い、“主役”になったドリーを演じる室井は「私、大らかで忘れんぼうのドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです。しかも今回は『ファインディング・ドリー』だって言うじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います」と語っている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年02月02日『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、傑作ぞろいのピクサー映画の中でも、日本で興行収入110億円を記録する大ヒットとなった『ファインディング・ニモ』。その続編となる新たな大冒険『ファインディング・ドリー』の公開が、7月16日(土)についに決定。併せて、前作でも声優を務めた木梨憲武と室井滋のゴールデン・コンビの続投が決定した。『ファインディング・ニモ』の1年後を描く本作の主人公は、“忘れんぼう”のドリー。宝石のような美しさに満ちた“海の世界”を舞台に、ドリーの家族を探すため、親友のニモとマーリン父子をはじめ、お馴染みの仲間が再結集、再び大海原に飛び出していく。個性的で魅力あふれる新キャラクターたちも加わり、ドリーの幼少期の秘密を解く鍵を求めて、人間世界でもかつてない大冒険が繰り広げられることに!水族館でカクレクマノミを見た子どもたちが「ニモだ!」と歓声を上げ、東京ディズニーシーでのアトラクションやぬいぐるみなどの商品が大人気となった『ファインディング・ニモ』。本作は、日本中に“ニモ現象”を巻き起こした同作の13年ぶりの続編となる。前作に引き続き、ニモのパパ・マーリン役の声を演じるのは、木梨さん。くしくも、3月12日(土)より公開の同じディズニー/ピクサー作品『アーロと少年』では、主人公アーロの母親役の声を妻・安田成美が演じており、夫婦そろってのピクサー作品の声優参加に「光栄です!作品は違いますが、声優のお仕事、成美さんに負けないようにがんばります」とコメント。また、室井さんは「再びあのドリーに会えるなんて夢みたい」と喜びのコメントを寄せている。監督のアンドリュー・スタントンからは、「前作に続いて、本作でも、室井さんと木梨さんにドリーとマーリンの声優を担当してもらうことに感激しているよ!今回は、忘れんぼうのドリーを中心とした物語で、彼女の過去に隠された真実を解き明かす冒険を描いている。ふたりはユーモアと感動を完璧なバランスで織り込んで、ドリーとマーリンを演じてくれている。室井さんと木梨さん、そしてほかの日本人キャストたちが命を吹き込んだキャラクターたちをきっと気に入ると思うよ。この夏、『ファインディング・ドリー』を皆さんにお届けできるのが楽しみだよ」と、期待高まるコメントも到着。スタジオ設立から30周年となるピクサーでは、前作と『ウォーリー』でアカデミー賞を2度受賞したスタントン監督のもと、生え抜きのスタッフが再結集。本作がメモリアル・イヤーを飾る渾身の1作となるほか、本作と『アーロと少年』と、1年に2作品が日本公開されるのもピクサー史上初。2016年は“ピクサー・イヤー”となりそうだ。■木梨憲武コメント13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいたことを思い出します。今回も声優として叫び続けます。■室井滋コメント私、大らかで忘れん坊のドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです。しかも今回は『ファインディング・ドリー』だって言うじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年02月02日『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどで世界的スターへと飛躍を遂げたハリウッド映画界若手きっての演技派俳優アンドリュー・ガーフィールドが主演を務める社会派サスペンス『ドリーム ホーム99%を操る男たち』。来年1月の公開に先駆け、このほど緊迫度満点の本作の予告編映像が解禁された。無職のシングルファザー、デニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日突然、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。たった2分間の猶予しか与えられずに。家族の思い出が詰まった家を何としてでも取り戻そうとするナッシュは、不動産ブローカー、リック・カーバー(マイケル・シャノン)に金で釣られ、彼の儲け話に手を染めていく。それは法の穴を抜け、銀行や政府、そしてかつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえて大儲けするというビジネスだった。母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ大金を稼いでいくナッシュ。それによってやがて自らも大きな代償を払うことに気づくのだが――。本作は、リーマンショック後のアメリカを舞台に金や欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たちの物語。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが「世界の99%を貧困にする経済」の中で唱えた“世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である”という説をベースに、住宅ローンの返済不能により家を差し押さえられた人々の事実に基づき映像化されたもの。主人公のデニス役を、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『Silence』(原題)に出演することでも話題のハリウッドきっての若手演技派俳優アンドリューが好演。彼は、脚本をわずか30ページ読んだだけで心揺さぶられ、本作への出演を決意したという。また「『ドリーム ホーム』は、罠から抜け出せずに、がんじがらめにされ続けている人々に真のコミュニティを作ることを阻止する何物かについての映画だ。一旦、人として敬うべき価値観よりもドル記号に重きを置き始めると、トラブルが起き、全員が敵に思えてきて、コミュニティのある社会よりも競争社会にハマってしまう。そういうことが描かれていて、僕に大きな衝撃を感じさせてくれたんだ」とその印象について語っている。そして今回解禁された映像では、デニスとその母・リン(ローラ・ダーン)は、突然不動産仲介業者のリックから家が銀行によって差し押さえられたことを告げられ、たった2分の猶予で強制退去させられるところから始まる。「僕の家が!」と慌てる息子、無造作に積み上げられた家の中から出されたであろう家具の山がその残酷さを物語る。家族を守り家族の想い出が詰まった家を何としても取り戻したいという一心で、殺したいとさえ思ったリックのもとで働くことを決意するデニス。家と家族のためならどんな仕事でもやってやると言っていたが、人を追い出す側にまわってしまった彼は、その追い出した金で家を購入してしまう。そのことを母が知り、ついに親子が対立の時を迎えてしまう。そんな様子を緊迫度いっぱいに捉えている今回の予告編。絶望のどん底から虚構に満ちた成功を手にしたかと思えば、再び訪れる絶望という、ジェットコースターのようなデニスの苦悩を通じて、人生と“家”についての意味を問いかけるエモーショナルなドラマの一端を垣間見ることができる。敵対から共謀関係に変わっていくスリリングさも見どころの本作。堕落した社会システムに飲みこまれた男たちが行き着く、衝撃の結末とはいったい…。そんな緊迫度満点の本作をまずはこちらから覗いてみて。『ドリーム ホーム99%を操る男たち』は2016年1月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月20日マーティン・スコセッシ監督のもと、渡辺謙や窪塚洋介らとともに遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『Silence』(原題)に出演することでも話題のアンドリュー・ガーフィールド。このほど、ハリウッドきっての若手演技派として知られる彼が主演する社会派サスペンス『99Homes』(原題)が、邦題『ドリーム ホーム99%を操る男たち』として来年1月、日本公開されることになった。無職のシングルファザー、デニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日突然、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。家族の思い出が詰まった家を何としてでも取り戻そうとするナッシュは、自分たちを追い出した不動産ブローカー、リック・カーバー(マイケル・シャノン)に金で釣られ、彼の儲け話に手を染めていく。それは法の穴を抜け、銀行や政府、そして、かつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえては大儲けするというビジネスだった。母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ大金を稼いでいくナッシュ。やがて自らも、それによって大きな代償を払うことに気づく――。リーマン・ショック後のアメリカを舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たちをリアルに描き出す本作。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが自著「世界の99%を貧困にする経済」の中で唱えた「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説をベースに、住宅ローンの返済不能でマイホームを差し押さえられた人々の体験に基づき、映画化された。主演を務めるのは、『ソーシャル・ネットワーク』『アメイジング・スパイダーマン』で世界的スターへと飛躍を遂げたアンドリュー・ガーフィールド。初めてひげをたくわえ、家族を守るために道を踏み外していくシングルファーザーを生々しく演じている。さらに、冷酷な不動産ブローカー役には、『レボリューショナリー・ロード』でアカデミー賞にノミネートされ、『マン・オブ・スティール』の悪役ほか多数の作品で存在感を示す個性派俳優マイケル・シャノン。この全く異なる個性を持つ2人の迫真の演技により、敵対する者同士がやがて共謀関係に転じ、一線を踏み越えていく危うさと緊迫感がスリルたっぷりに描かれていく。そのほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされたローラ・ダーンも出演する理不尽にマイホームを失った男と彼を追い詰めた不動産ブローカー、堕落した社会システムに飲みこまれた男たちが行き着く衝撃の結末とは?ヴェネツィア国際映画祭ほか世界各国で絶賛され、アメリカ大手映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも満足度90%(10月26日現在)の高評価を獲得している緊迫のサスペンスに期待していて。『ドリーム ホーム99%を操る男たち』は2016年1月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日俳優のアンドリュー・ガーフィールドが『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ後、最初に主演した『99Homes』(原題)が、邦題『ドリーム ホーム99%を操る男たち』として2016年1月30日に日本公開されることがこのほど、明らかになった。同作は、リーマン・ショック後のアメリカを舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たちを描いた社会派サスペンス。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが『世界の99%を貧困にする経済』の中で唱えた「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説をベースに、住宅ローンの返済不能により家を差し押さえられた人々の事実に基づいて映画化された。ローンが払えずマイホームを追い出されることになってしまったシングルファザーのデニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、わが家を取り戻すために自分を追いつめた不動産ブローカーのリック・カーバー(マイケル・シャノン)に金で釣られ、彼のもうけ話に手を染めていく。母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ大金を稼いでいくナッシュは、それによって自らも大きな代償を払うことに気づくことになる。『ソーシャル・ネットワーク』『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでその名を世界に知らしめた主演のアンドリュー・ガーフィールドは、遠藤周作の小説『沈黙』をマーティン・スコセッシ監督で映画化する『Silence(原題)で主演を務めるなど、ますます注目を集める存在。冷酷な不動産ブローカー役は『レボリューショナリー・ロード』でアカデミー賞にノミネートされたマイケル・シャノンが務め、そのほか、『わたしに会うまでの1600キロ』での好演を見せたローラ・ダーンらが脇を固める。(C)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved
2015年11月02日“モノポリー”映画の脚本を、『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』のアンドリュー・ニコルが執筆することになった。ライオンズ・ゲートとハズブロが製作する。その他の情報モノポリー映画化の企画は何年も前からあり、一時はリドリー・スコットがプロデューサーにたずさわっていた。映画は、普通の少年が金持ちになるために努力していく様子を描くものになるようだ。モノポリーは1903年に発売され、114カ国で10億人以上の人々に楽しまれているという。大手おもちゃ会社ハズブロは、これまでに『トランスフォーマー』『バトルシップ』『Ouija』などを映画化してきた。この後は『ジェム&ホログラムズ(原題)』『Ouija 2』が控えている。ニコルの最新作は、イーサン・ホーク主演の『グッド・キル(原題)』。文:猿渡由紀
2015年07月02日ディズニー/ピクサー20周年記念作品『インサイド・ヘッド』が7月18日に公開される。スタジオが誇る名監督ピート・ドクターがメガホンをとる本作の魅力を、これまでの監督作からひも解く。ピート・ドクターは、スタジオの長編一作目となった『トイ・ストーリー』の制作初期に入社。それからの作品のほとんどに携わる、スタジオの屋台骨で名ストーリー・テラーとしても名高い。ピクサーは細部まで練られた物語と斬新な世界観が魅力で、ピートの歴代監督作にも、そんな”ピクサーらしさ”が組み込まれている。ピートは、監督デビュー作となった『モンスターズ・インク』で、”モンスターの世界”に暮らす、怖がらせ屋モンスターと人間の子供との絆を描いた。両者の間に芽生えていく愛情が観客の感動を誘って、映画は大ヒット。日本で上映された歴代のディズニー/ピクサー作品でベスト3に入る興行収入を記録した。長編監督の2作目『カールじいさんの空飛ぶ家』では、亡き妻との思い出がつまった家を大量の風船で飛ばすという奇抜な方法で旅に出る老人の冒険に挑戦。出会った仲間たちとのやりとりを通じて大切なものに気付いていく姿は、多くの大人の共感と感動を集めた。こちらは、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞しただけでなく、アニメーション映画史上初の、カンヌ映画祭でのオープニング上映を飾るという快挙も成し遂げている。ピートは、ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、ジョー・ランフトというメンバーで『トイ・ストーリー』を着手した当時を振り返り、「自分たちを突き動かしていたものは、それまでのアニメの世界で成し遂げたことのない、全く新しいことに挑戦したいという強い思いだった」とコメント。それがピクサースタジオの原点だという。そんなピートが手がける最新作『インサイド・ヘッド』は、誰もが持っているのに誰も見たことがない”頭の中の世界”と”感情たち”を描いた作品。『トイ・ストーリー』や『アナと雪の女王』などを手がけてきたジョン・ラセターも、「今までで最も独創的で想像力に富んだ映画」と評しており、ピートお得意の驚きと感動を届ける物語になっている。(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.『モンスターズ・インク』デジタル配信中、『カールじいさんの空飛ぶ家』デジタル配信中
2015年06月16日一時破局をうわさされたエマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドだが、無事に元のさやに収まったようだ。アンドリューは主演を務めるマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影で長期間台湾に滞在し、役にのめり込み過ぎた結果、エマとの関係に亀裂が入ったと言われていた。だが、5月に無事撮影が終わり、アメリカに戻ってからは再びエマとのツーショットが目撃されるようになった。最近は毎週のようにサーフィンをしているアンドリュー。先週末もカリフォルニア州マリブで、早朝からひとりでサーフィンを楽しんでいたが、そのほかの日は大体いつもエマと一緒。スーパーマーケットで食材を調達したり、ヴェニス・ビーチのカフェでランチをしたり、ジムやレストラン、ライブに出かけるなど、久々のオフの時間を2人で過ごしている。『アメイジング・スパイダーマン』で恋人同士を演じたのをきっかけに、実生活でもカップルになった2人。交際は3年を過ぎたが、忙しいスケジュールによるすれ違いも乗り越えることができたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月03日エマ・ストーンが、破局をうわさされるアンドリュー・ガーフィールドとの仲がまだ続いてるのではないかと匂わせる行動をとった。エマとアンドリューは今年1月以来、一緒にいるところを目撃されていない。アンドリューがマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の役作りにのめり込みすぎたことや、彼が撮影地・台湾に滞在していることから遠距離も一因となって破局したのではないかと言われていた。だが、エマは29日(現地時間)にロサンゼルスで「アンドリュー・ガーフィールド(ANDREW GARFIELD)」と手書きで記された茶色の紙袋を持って歩いているのを目撃された。ほかにも紙袋やタンブラーなど沢山の荷物を手にしたエマは、紙袋にアンドリューの名前が書かれた面を隠すこともなく歩いていた。このことから、2人は完全に破局したのではなく、破局説が流れた当初に関係者が語ったように、冷却期間を置いていることを暗示しているのではないかと言われている。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月01日エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドがついに破局してしまったようだ。『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに2011年から交際が始まった2人だが、今年1月以来、一緒にいるのを目撃されていない。アンドリューがマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影のために台湾に滞在中なのも理由の1つだが、エマが『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で第87回アカデミー賞助演女優賞候補になったのに、授賞式にアンドリューが現れなかったことから、破局のうわさが流れ始めた。『Silence』(原題)で17世紀の日本にやって来た宣教師を演じるアンドリューは撮影前に40ポンド(約18キロ)減量、ここ数か月は役にのめり込む日々だったという。撮影が始まり、遠距離状態になってからは、破局ではなく冷却期間を置くことにしたのでは、と言われていた。だが、「Us Weekly」誌最新号で関係者は、冷却期間ではなく破局だと話している。エマはアンドリューと暮らしていたニューヨークからロサンゼルスに戻り、新しい生活を始めたという。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月23日