「LOVE展:アートにみる愛のかたち」展が2013年4月26日(金)から森美術館で開催される。注目は、愛をテーマに走り続けてきたアーティスト草間彌生が新作インスタレーションを出品するほか、ヴァーチャルな世界からボーカロイドの歌姫、初音ミクも登場。世界的な拡がりを見せる「初音ミク現象」を通して、今日的なつながりと熱狂を伝える。さらに、森美術館のアドバイザリーを務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのテート(テート・モダン美術館、テート・ブリテン美術館)の協力により、フリーダ・カーロ、フランシス・ピカビア、ジョルジョ・デ・キリコ、ルネ・マグリットらの名画が集結。特に、フリーダ・カーロの「私の祖父母、両親そして私(家計図)」、フランシス・ピカビアの「恋人のポートレート」は日本初公開となる。また、デヴィッド・ホックニー、デミアン・ハースト、トレイシー・エミン、ソフィ・カル、ジャン・シャオガン、オノ・ヨーコなど、現代美術界のスターたちの作品も集結する。同展では、人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちに多彩なインスピレーションを与え続けてきた「愛」に注目。時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作など約100点の作品が、「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛」、「広がる愛」の5つのセクションに分かれて展示される。【展覧会情報】「LOVE展:アートにみる愛のかたち」会期:2013年4月26日(金)から9月1日(日)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階開館時間:10:00から22:00 火曜のみ10:00から17:00※いずれも入館は閉館時間の30 分前まで※会期中無休入館料:一般1,500 円、学生(高校・大学生)1,000 円、子供(4歳から中学生)500 円出展作家:アーデル・アービディーン(Adel Abidin)、リチャード・ビリンガム(Richard Billingham)、コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)、ソフィ・カル(Sophie Calle)、マルク・シャガール(Marc Chagall)、チャン・エンツー(張恩慈)、ジョン・コンスタブル(John Constable)、サルヴァドール・ダリ(Salvador Dalí)、ゴウハル・ダシュティ、ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)、ジム・ダイン(Jim Dine)、トレイシー・エミン(Tracey Emin)、ギムホンソック(Gimhongsok)、ナン・ゴールディン(Nan Goldin)、シルパ・グプタ(Shilpa Gupta)、デミアン・ハースト(Damien Hirst)、デヴィッド・ホックニー(David Hockney)、アルフレッド・ジャー(Alfredo Jaar)、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)、メアリー・ケリー(Mary Kerry)、ルネ・マグリット(Rune Magritte)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais)、ザネレ・ムホリ、ジャン=ミシェル・オトニエル(Jean-Michel Othoniel)、フランシス・ピカビア(Francis Picabia)、オーギュスト・ロダン(Auguste Rodin)、榮榮&映里、デヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)、ローリー・シモンズ(Laurie Simmons)、ワッソーX. ワッソーとR. ヴィジェイ、エンタン・ウィハルソ、ジャン・シャオガン(張暁剛)、荒木経惟、浅田政志、初音ミク、出光真子、草間彌生、森 淳一、村山留里子、西山美なコ、岡本太郎、オノ・ヨーコ、澤柳英行、TANY、梅沢和木、吉永マサユキほか
2012年12月26日サボテンパークアンドリゾートが運営する「伊豆シャボテン公園」は、園内の地球環境館2階にて、11月23日から2013年1月27日まで「カピバラアート展」を開催する。同園は、6月1日から9月30日まで、カピバラを題材にしたアート作品を募集する「カピバラアートコンテスト」を行った。応募総数89点の中から選出された入賞作品32点(写真、陶器、木彫り、貼り絵、ぬいぐるみなどのアート作品)が、今回展示されるという。なお、同園のカピバラは、毎年冬に露天風呂に入る姿が風物詩となっており、小さな子どもから年配客まで幅広い世代から支持されているという。展示初日には、露天風呂30周年の歴史をたたえ、カピバラに感謝状を授与する「カピバラ感謝状授与式」も開催する予定。入園料は、大人・高校生1,800円、中学・小学生900円、幼児(4歳以上)300円。営業時間は11月から2月末まで9:00から16:00、それ以外は9:00から17:00とのこと。詳細は、同園公式ホームページでみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日世界遺産をレゴ(R)ブロックで作るチャリティアート展『PIECE OF PEACE -「レゴ(R)ブロック」で作った世界遺産展PART-3-』が2012年11月2日(金)~2012年12月3日(月)まで東京・渋谷のパルコミュージアムで開催中。この展覧会は、世界遺産活動のテーマである「未来に引き継ぐたからもの。世界遺産も!身近なものも!」を、子どもにも大人にも楽しみながら感じてもらい、ユネスコ世界遺産活動を応援しようという思いから立ち上がった企画で、これまでに全国で約150万人が来場。PART-3となる今回は、「ウィーン歴史地区」「シドニー・オペラハウス」「日光東照宮」など新たなモデルもお目見えし、週末にはレゴ(R)モデルビルダー来場のイベントなども開催。世界一周旅行気分も味わえる会場の様子をレポート!(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.会場にはレゴ(R)ブロックで作った世界27カ国の世界遺産の数々がズラリ。1万ピース以上の大作も多く、なかには完成までに数週間を要したものも。とはいえ、パーツはすべて市販されているものばかりで(※)で、その気になれば自分でも作れるというからビックリ。カラフルでかわいらしい作品も多い(※一部のパーツはすでに販売終了)。古都グアナフアトとその銀鉱群/メキシコ合衆国(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.四川ジャイアントパンダ保護区群/中華人民共和国(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.細部まで実に精巧なつくり。日光の社寺/日本(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.アーティストによる作品や文化人によるメッセージなどの展示もユニーク!(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.ピサとおでんくん/リリー・フランキー(c)PIECE OF PEACE LEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.未来に残したいまことちゃんんハウス/楳図かずお (c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.宇宙から見た世界遺産の写真や映像の展示なども見ごたえがある。(c)PIECE OF PEACE LEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.さらに会場には「みんなでつくるPEACE!」と題し、レゴ(R)ブロックの楽しさを体感できるコーナーも設置。これは入場者ひとりひとりがピースを重ね、ひとつの作品を作りあげるというもの。週末には日本でただひとり、レゴ社から公認された「レゴ(R)モデルビルダー」である直江和由氏が来場。プロならではの技を見ながら、一緒にレゴ(R)ブロックが楽しめるスクールイベントも開催される。11月18日(日)・24日(土)、各日13:00~/15:00~の1日2回。渋谷パルコ・スペイン坂広場特設会場にて(※開催日当日10:00よりパルコミュージアムにて整理券を配付。なくなり次第終了)。(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.ちょうど今年は世界遺産条約採択40周年という記念の年。ぜひ、親子で出かけてみては。(c)PIECE OF PEACELEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2012 The LEGO Group.■PIECE OF PEACE「レゴ(R)ブロック」で作った世界遺産展PART-3会期:2012年11月2日(金)~12月3日(月)時間:10:00~21:00(※入場は閉場の30分前まで・最終日は18:00閉場)会場:パルコミュージアム (渋谷パルコ・パート1・3F)入場料:大人400円(中・高校生含む)、小学生200円、小学生未満無料(みんなで作るPEACE!参加証付き)※入場料とグッズ売り上げの一部は、日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動に寄付されます。問い合わせ:パルコミュージアム03-3477-5873
2012年11月16日DIESEL ART GALLARY(ディーゼルアートギャラリー)は、ロンドンの「fabric(ファブリック)」から発表されたアートワークを展示する、世界初のエキシビジョンを開催する。ディーゼルアートギャラリーは、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催しており、今回は世界で最も影響力のあるクラブのひとつでもある、ロンドンの「fabric」のアート作品が今年最後のエキシビジョンとして登場する。fabricは、90年代にロンドンで主流となった商業的なクラブとは正反対を目指し、音楽のパフォーマンスとリリースに専念したクラブ。エキシビジョンでは、13年間に渡るナイトクラブの歴史を象徴するポスターやイメージを見ることが出来る、貴重な機会となっている。今回の取り組みは、fabricが初めてロンドンを飛び出して、その哲学や精神が視覚的に表現されたアートワークを展示。さらにオープニングに合わせてクリエイティブディレクションを務めるキース・ライリーが来日し、「今回DIESEL ART GALLERYで皆様に私たちのアートを紹介する機会を与えてもらったことに非常に感謝しています。日本という確かな審美眼をもった国で、私たちの最初のエキシビションができることに喜びを感じています。かねてより日本文化と、繊細な美を表現する能力に尊敬の念を持っていて、影響を受けているので、そういった経緯からある種の凱旋のように私は感じています。展示作品は、写真やモデルメイキング、純粋なデザインといった広範囲かつ集中的なプロセスの結晶です。それらを構成しているのは私たち自身の投影であり、作品は私たちの情熱や存在、そしてハートを写し出す鏡です。すなわち、作品は"私たち自身"なのです。この機会に皆さんが少しでも私たちの作品の中に美を見つけてくれたらと願っています。」とコメントしている。【US by fabric】アーティスト: キース・ライリー期間: 2012年11月16日 (金) ~ 2013年2月15日 (金)場所: DIESEL ART GALLERY東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間: 11:30~21:00DIESEL ART GALLERY公式サイト: 公式サイト(英):元の記事を読む
2012年11月01日KITTY EX.(キティ・エックス)-ハローキティとアート ファッションの幸福なコラボレーション展-を天城ミュージアム(静岡県伊豆市)にて、2013年1月27日(日)の期間中に開催する。30周年を記念して、国内外から100組を超えるアーティストやファッションブランドのデザイナーがハローキティをモチーフにした作品を制作・発表した展覧会、「KITTY EX.(キティ・エックス)」は、2004年東京 森美術館(六本木ヒルズ)にて開催して以来、今回16会場目を向かえる。本展では、写真、映像、立体、音楽など様々なジャンルにわたる国内外のアーティストやファッションブランドのデザイナーたちが表現した、それぞれのキティを楽しむことができ、サマンサタバサニューヨーク、ヘッドポーター、ガルシアマルケスとのブランドコラボレーションのアイテムも揃う。10月7日(日)にはハローキティデザイナー山口裕子を迎えトーク&サイン会を開催、サイン会ではフォトフレームまたは2,000円以上の商品をお買い上げの方が対象となる。また、11月3日(土・祝)には、ハローキティ握手・撮影会のイベントも実施される。1974年に誕生したハローキティは、国境や世代を超えて多くの人々に親しまれ、いまや日本が世界へ発信する現代文化の一つとなっている。◎アーティスト コラボレーション日比野克彦「KITTY STONE」(インスタレーション)、中村哲也「KITTY UFO」(立体作品)、立花ハジメ「KITTY LOVE」(映像作品)、ホンマタカシ「キティちゃん対ホイス」(写真)、藤井フミヤ+ヴィジョン「おかえりニャン」(平面作品)、佐藤可士和+谷田一郎 「GRIND OUT ART DESIGN HELLO KITTY」(映像作品) ほか●会期:10月6日(土)~2013年1月27日(日)●会場:天城ミュージアム〒410-3206 静岡県伊豆市湯ヶ島176-2 天城会館内●開館時間:10:00~17:00●観 覧 料:大人(中学生以上)500円、小学生 300円 ※小学生未満は無料。●主催:伊豆市観光協会、ハローキティエキシビション実行委員会元の記事を読む
2012年10月09日みなさん秋のプランはもうたてましたか?食欲の秋、読書の秋、レジャーの秋、いろいろな秋の楽しみ方がありますが、この秋にぜひ堪能していただきたいのが芸術。感性を磨いて女子力をアップさせてくれそうな美術展が各地で開催されています。中でもイチオシの3つの展覧会をご紹介します。■マウリッツハイス美術館展どっぷりと絵画を堪能したい方はぜひマウリッツハイス美術館展へ。オランダの宝箱・マウリッツハイス美術館から、貴重な名作約50点が来日しています。注目はオランダを代表する画家、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。静謐でおくゆかしい表現方法が日本人好みと評されるフェルメールは、西洋美術のキラーコンテンツともいわれ、展覧会が開かれる度、絶大な集客力を誇っています。そんなフェルメールの代表作ともいえるのがこの作品。今回も、神戸に先駆けて展覧会が開催された東京会場では、50万人以上の人びとがこの少女にくぎ付けになりました。大きな真珠に、透き通った瞳、半分開いた瑞々しい口元、高価な顔料ウルトラマリン(別名フェルメールブルー)をふんだんに使って描かれた青いターバン。彼女には見る価値があります。tel: 078-391-0035開催時間: 9:30~17:30(土・日曜 ~19:00)休室日: 月曜日当日券: 一般¥1,500 大学・高校生¥1,100 小・中学生¥600 公式サイト ■FUTURE BEAUTY 日本ファッションの未来性本格的な絵画はちょっと敷居が高い…という人にはこちらの展覧会がオススメ。1980年代から2000年代までの30年にわたる日本のファッションの変遷を一挙公開しています。三宅一生や山本耀司にはじまり、時代を色濃く反映しながら日々進化して、世界のファッションをもリードし続けてきた日本のファッション。私たちにも身近な「ファッション」がテーマなので興味をもちやすいのではないでしょうか。今に続く歴史を知り、ファッションをもっと楽しみたくなること間違いなし。おしゃれ女子必見の展覧会です。tel: 03-5777-8600開催時間: 10:00~18:00休館日: 月曜日当日券:一般¥1,000 大学生・65歳以上¥800 中・高校生¥500 小学生以下無料 公式サイト ■アラブ・エクスプレス展この秋、新しい世界を知りたいという方はこちらへ。近年なにかと世界から注目されているアラブ世界。しかし注目されているのは政治や経済の面だけではありません。経済の発展とともに、アラブ諸国のアートも発展し、今まさに成熟を迎えつつあるようです。アラブに生きる一般の人々は日々何を思い、どんな風に生きているのでしょうか。その実態は意外と知られていません。日本ではじめてアラブの現代美術に焦点をあて、複数のアーティストの作品が集うこの展覧会で、世界が注目するアラブの「今」を感じてみましょう。tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)開催時間: 10:00~22:00(火曜 ~17:00)休館日: 会期中無休当日券: 一般¥1,500 高校生・大学生¥1,000 4歳~中学生¥500 公式サイト アートは日常では感じられない刺激を脳に与えて私たちを別世界に導き、癒しや、何かを考えるきっかけをくれます。この秋は、ぜひさまざまな芸術の世界に触れて感性に磨きをかけましょう。※おでかけの際には各自で最新情報をお問い合わせください。(金沢 霞)
2012年09月23日阿知須いぐらの館で「チェーンソーアート作品展」が開催される。日時は9月14日(金)~25日(火)、10:00~16:00まで。チェーンソーアートとは、チェーンソーを使用して氷や木材に彫刻した作品のことをいう。作者はログハウス建築家で2012年チェーンソーアート国際大会の優勝者、林隆雄氏だ。作品は、「森の動物園」のテーマにふさわしく、スギやヒノキを材料にした本物さながらの動物たち。作品約30点を阿知須いぐらの館の各所に配置する。大型動物の展示も行われ、作品によっては乗って楽しむこともできる。さらに、16日(日)には林氏によるチェーンソーアートの実演も予定されている。山口市の阿知須は江戸時代廻船業でにぎわい、60隻もの廻船があったと言われている。その廻船業の中心だった家が中川家で、その旧宅が現在山口市教育委員会により、「旧中川家阿知須いぐらの館」として一般公開されている。「いぐら」は漢字で「居蔵」と表記され、建築様式を言う。「いぐら造り」にはこの地域の防火の歴史が深く関わっている。かつての阿知須は藁葺き屋根の家屋が密集しており、火事に対しては脆弱で人々は度々大火に悩まされた。そのため、耐火性の高い家屋が必要となり、瓦葺の屋根、しっくいで塗り固められた白壁、強度を増加させるためのなまこ壁、泥戸(土戸)が使われ、柱をしっくいで覆うなど、家屋に工夫がされた。阿知須いぐらの館は明治17年に建築された建物で、チェーンソーアート作品展の他、廻船業の歴史、いぐら造の特徴、阿知須地域の民俗資料、昔懐かしい道具類等も展示されている。なお、9月18日(火)、19日(水)、20日(木)は休館日。入館は無料だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日“現代アーティスト”ビートたけし北野の個展『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』が東京オペラシティ アートギャラリーで好評開催中だ。9月2日(日)まで。「BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展」開催情報2010年にパリで開催され話題を呼んだ美術展の日本凱旋版。多才の人、ビートたけし北野のオリジナル絵画、版画、立体作品を展示、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさと豊かな色彩感覚あふれる“北野ワールド”の魅力で人気を集めている。7月31日(火)までのキャンペーンで限定400組のお得な企画チケットが発売中。図録1冊(定価2,000円)と大人2名様分の入場券がセットとなって2,600円。総頁数143ページの図録は作品紹介からインタビューまで盛りだくさんの内容なので、夏休みに家族連れやカップルなどでお出かけ、なんてお考えの方にはおススメだ。なお、同展覧会は7月8日(日)午前9:00~10:00(再放送:同日20:00~ 21:00)放映のNHK-Eテレ「日曜美術館」のアートシーンでも取り上げられる予定。ビートたけし北野ご本人のインタビューもあるので、こちらもご注目を。■『BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain』開催期間:2012年9月2日(日)まで開館時間:11時~19時 (金、土は~20時最終入場30分前)休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日、※GWは無休)、8月5日(日)
2012年07月06日美しき女性たちを素材として採集、アートに表参道ヒルズ本館B3階の「スペースオー」で4月27日から5月6日まで、現代アーティスト、清川あさみの作品展が開催される。この展覧会は「清川あさみ|美女採集」展と名付けられており、文字通り、さまざまな美女たちを“採集”して、つくられた作品群が見ごたえたっぷりに展示される。“採集”されているのは、広末涼子、黒木メイサ、吉高由里子、AKB48など、まさに現代を彩る、多彩な美しき女性たち。彼女らの写真を素材に、独創的な世界観で、新たな美しさの見出し、そして世界へのメッセージが込められた、独自のアートがつくりあげられている。(公式サイトプロフィールより参考画像)特別企画等も!アートに気軽に触れてみて展示される作品では、糸や布を自在に使用した作品をはじめ、空間デザインや映像、広告など幅広く手がける清川あさみらしく、モデル素材となった女性のイメージに合った、また、生まれるインスピレーションにそった技法で、動物や植物の装飾などがCGで施されている。先にあげた女性陣ばかりでなく、特別バージョンとしてエヴァンゲリヲン新劇場版の綾波レイや、男性版として金子ノブアキなどを被写体としたシリーズ作品も同時に展示されるとのこと。開催時間は11時~21時で、4月30日は20時、最終日となる5月6日は18時までとなっている。入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでみてほしい。なお、特別協賛で参加するハーゲンダッツジャパンとのコラボレーションイベントも開催されるとか。このコラボを記念したオブジェ展示や、新商品の試食サンプリングもあるそうなので、こちらも楽しみに出かけてみるといいだろう。元の記事を読む
2012年03月19日六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2012」が、3月24日(土)10時から、3月25日(日)18時まで開催される。© 2010 六本木アートナイト実行委員会今年の「六本木アートナイト2012」のテーマは、「アートでつくろう、日本の元気」。このテーマのもとに、国内外様々なアーティストがメッセージ性の強い作品や、元気を与えるような作品を多数展開予定。Yayoi-chan, Ring-Ring © YAYOI KUSAMA 新作イメージ画像水玉をモチーフにした作品が印象的な前衛芸術家の草間彌生さんの参加が決定し、新作プロジェクト<愛はとこしえ、未来は私のもの!>を発表する。草間彌生さんは、バルーンを用いた全長10mの新作<ヤヨイちゃん~リンリン>を披露する他、ドットに彩られた「水玉カフェ」も登場し、六本木が草間ワールドに彩られる。©YAYOI KUSAMA他にも、京都を拠点に活動する気鋭のアーティスト「Antenna」は、ユニークなキャラクター「ジャッピー」をモチーフにした御輿や、お堂など祭りに関わる日本の伝統文化を表現する。Antenna《六本木伝承2012》 2012年また、美術館をはじめとする文化施設のオールナイト開館を含む開館時間延長、屋外でのインスタレーション、作品展示など、このオールナイトのアートの饗宴を安心して楽しめるよう、飲食店の営業時間延長や無料のバス運行なども行う予定。「六本木アートナイト2012」で、新しいアート・新しい六本木を感じ、特別な一夜を楽しんで。お問い合わせ: 六本木アートナイト2012公式サイト
2012年03月12日BEAT TAKESHI KITANOの美術展『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』が4月13日(金)から東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。2010年の3月から6か月にわたってパリのカルティエ現代美術財団で開かれ大反響を呼んだもので、BEAT TAKESHI KITANOにとっては国内で開く初めての個展だ。『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』開催情報BEAT TAKESHI KITANOは『HANA-BI』『菊次郎の夏』『アキレスと亀』など、自ら監督した映画の中で絵画作品を発表、その色彩豊かな作品は高い評価を得ている。今回の展示は、その絵画に加え、パリで制作された立体作品、オブジェなど。彼ならではのユーモアと仕掛け盛りだくさんの世界が楽しめる。『BEAT TAKESHI KITANO絵描き小僧展』は4月13日(金)から9月2日(日)まで開催。チケットの一般発売は3月10日(土)より。なお、一般発売に先がけてオリジナルグッズ付きチケットのセブン-イレブン先行 web販売を実施。2月11日(土・祝)10:00より受付スタート。画像1:Beat Takeshi Kitano, 2009 Acrylic paint on canvas, 91 x 117 cm Collection of the Fondation Cartier pour l’art contemporain (C) Office Kitano Inc.
2012年02月10日スイスのバーゼルで10日から開催中の現代アートの見本市「アート・バーゼル」。9日に行われた内覧会にブラッド・ピットが現われた。居合わせたファンたちに求められるまま記念撮影に応じるなど、気さくな様子のブラピは展示された作品を入念に見て回り、旧東ドイツ出身のアーティスト、ネオ・ラウフの油彩画「Etappe」に目を留めた。ウォール・ストリート・ジャーナル紙電子版のブログによると、これは1998年の作品で、F1の赤いレースカーに乗ったドライバーの周囲で様々な色のホースを抱えたスタッフが働く姿を描いたもの。しばらくこの絵画を眺めた後、一度は立ち去ったブラピだが、数分後にロサンゼルスの有名なコレクターであるブロード夫妻を伴って戻ってくると、何事か話し合い、その場を離れた。ブロード氏は「私たちはラウフの作品をすでに4つ所有していると伝えた。もし、あなたが買わないなら、私たちが購入するつもりだ、ともね」と言う。このひと言が後押しになったようで、ブラピは「Etappe」を95万6,000ドルで購入したという。ちなみにアンジーは4日に34回目の誕生日を迎えたばかり。もしかしたら、少し遅めの誕生日プレゼントかもしれない。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年10月よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開■関連記事:【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 11】最高賞はミヒャエル・ハネケ作品に!シャルロットに女優賞【カンヌ現地レポ 07】危機説もなんの!カンヌの風物詩?ブランジェリーナ揃い踏み【カンヌ現地レポ 06】ブラピ×タランティーノ会見満席、気分はハイ!
2009年06月11日