子どもが言うことを聞かずにイライラ、夫の言動にイライラ。毎日イライラしている自分にイライラ……。多くのママが経験していることだと思います。イライラしたくない、心に余裕を持ちたいと思っていても、そう簡単にはできないものです。どうしたらできるだけイライラしない状態をつくれるのでしょうか。 そもそもイライラはなぜ起こる?イライラしているときとは、相手の行動に対して怒りを覚えているときだと思います。その怒りについて少し紐解いてみると、「相手が自分の思う通りに行動してくれていない」ことにイライラしていることがわかります。 さらになぜ「相手が自分の思う通りに行動してくれていない」ことにイライラしてしまうのか考えてみましょう。 それが悪いことだから?それが気に食わないことだから? いろいろと理由はあるかと思いますが、突き詰めると、「その状況において自分が自分の理想通りに行動できない」ことに苛立っていることがわかります。 たとえば、家事が非常に忙しいのに夫がスマホばかり見て手伝ってくれないことに腹が立ったとします。もし、家事がスムーズに自分のペースでおこなえていたら、夫がスマホばかり見ていてもそれほど気にならないはずです。一方で、夫が手伝ってくれたとしても、やり方が雑だったりすると、それはそれで腹が立ってしまうこともあります。いずれにしても自分が理想としている状態が叶えられていないことによってイライラ度は高まってしまうのです。 イライラの原因はまさかのアレ!?きっかけは夫や子どもだったとしても、イライラの原因は実は「自分」なのです。同じことを夫や子どもがやってもイライラしないことがあるのは、自分の心の余裕に関係しています。心に余裕があれば、マイナス面も想定した上で考えていた通りに行動できるので、イライラも少なくできるというわけです。 イライラしたときにやってはいけないことイライラしたときに、苛立ちのきっかけとなった夫や子どもに焦点を当てたままにしてしまうと、さらに苛立ってしまいます。相手はママが何にイライラしているのかを正確にはわかりませんし、わかったからといって瞬時に理想通りに振る舞ってくれることはほぼありません。 イライラしたら「自分が今一番叶えたい状態はなに?」と自分に問いかけてみましょう。夫や子どもにイライラしている状態をぶつけたいのか、とりあえず今の家事を片付けたいのか。いったん立ち止まることで、イライラして後悔することは少なくなるはずです。 人はイライラするものです。イライラすることが悪いのではありません。イライラして、無駄に相手を攻撃したり傷つけたり、さらには自分がそれによって疲弊してしまうことが避けるべきことです。そのためにも、イライラしたら、深呼吸して立ち止まってみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年07月05日子どもとの良い関係性を保つためのヒントを日本女子大学 人間社会学部 心理学科 教授の塩崎尚美先生にお話しいただきました! 育児に関するプチイライラ解消法など、手軽に実践できる方法なども紹介しています。 子どもをしっかり観察!臨機応変な対応が肝 子育てをするにあたり、子どもの状態を観察しながら、その場その場で対応を変えていくことはとても重要なポイントになってきます。 例えば、子ども自身がママやパパに近くにいて欲しいときと、自分が好きなことをしたいので見守っていて欲しいというときがあります。そのため、ママやパパが子どもの状態を見極め、「今は関わってほしいと思っているのか、ほうっておいてほしいと思っているのか」ということを察知して、関わるということが一番重要になってきます。甘えたいときや不安になったときには子どもから近づいてきたり、求めてきたりするので、そういう場合は子どもの気持ちをしっかりと受け止めることが大切になります。 ただ、好きなことをしていたり、自分でしたいことを見つけてそれに取り組んでいたりするなど、ママやパパから離れていくときは手や口を出さずに少し離れたところから見守ることが重要になってきます。また、ここで注意してほしいのが、見守る=何もしなくてもいいわけではないということです。子どもは離れながらもママやパパの存在を気にかけ、笑顔を返してほしいというようなアイコンタクトを取ることがあります。そのため、そのときはママやパパ自身が笑顔を返す、声掛けをおこなうなど、子どもに「ちゃんと見ているよ」というのが伝わると、距離は離れていても子ども自身の安心感にもつながり、のびのびと取り組めるようになります。 イライラしたら実践したいプチストレス解消法子どもの状態を把握し、関わり方を臨機応変に変えていくことで、子育てに対するイライラの軽減につながりやすくなります。ただ、それでもイライラしてしまったら、そういうときは深呼吸をし、リラックスして気持ちを落ち着かせることが重要になります。 判断力が鈍ってしまうので、イライラしているときに子どもに関わろうと思っても、あまり良い結果につながりません。そのため、窓から空を見るなどでもいいのですが、その場で自分の気持ちを落ち着かせ、そこから何をすればいいかを考えてみてください。ママの心が落ち着けば、「子どもが何を求めているのか」が見えてきます。感情が高ぶっていると、子どもが何を求めているか見えてこないと思うので、瞬間的に気持ちを切り替えるという意味で、子育て中に「今イライラしているな」と思ったら、深呼吸や水分補給をして一呼吸置くことが大切です。また、糖分を摂るとイライラが収まるので、一口くらいのチョコレートを食べるというのもおすすめです。 子育ては毎日のことになるので、特にママさんは頑張りすぎないことが大切です。「イライラがちょっと溜まってきたな」と思ったらこのようなことを実践し、気持ちを少しでも切り替えられると子どもとの関わり方も良い方向に向きますよ。 「子どもと距離を置きたい」と思ったときは…イライラの解消法をしてもうまく気持ちを切り替えられないとき、1日中子どもと一緒にいるときなどは、子どもと距離を置きたいという思うこともあるかもしれません。「子どもと距離を置く」というと、少し罪悪感を持ってしまうかもしれませんが、自分の時間を作ることで気持ちをリフレッシュすることができ、「また頑張ろう! 」と新たな気持ちで子どもと向き合うことができます。そのため、月に1回や2回くらいは、旦那さんや両親など誰かに相談して子どもを見てもらう日を作るということもいいでしょう。 ご自分だけで頑張ろうとするのではなく、ほかの人の手もうまく借りて気持ちを切り替えながら、楽しく子育てに向き合っていただければと思います。 毎日の子育てはとても大変なことだと思います。家族のためにいつも笑顔でいたいけど、気分が落ち込んでしまう日やイライラしてしまう日もありますよね。ママがイライラしているときは、子どももそれを感じ取ります。上手に気持ちを切り替えながら、日々の子育てを頑張ってください。
2020年06月27日出産した途端、授乳、抱っこ、オムツ替えの無限ループで、なかなか夜もゆっくり寝られないですよね。さらに、しばらくはガルガル期ということもあり、イライラモヤモヤすることが多いと思います。突然涙が止まらなくなったり、落ち込んだりすることもあるでしょう。そんな時、決まってかけられるのが「赤ちゃんが小さいからしょうがないよ」「子育てって大変だから」という言葉です。そう言われると「そうか、このイライラモヤモヤは育児のせいなんだ。もしかして、自分は育児ノイローゼなのかも…」と思うかもしれません。でも、それは本当に育児の大変さに対するイライラモヤモヤなのでしょうか? もしかしたら、原因は別にあるかもしれません。今回は、子育てママが勘違いしてしまう、育児が原因ではないイライラモヤモヤについてお話ししましょう。■そのイライラモヤモヤ、育児が原因ではないかも?育児は一生のうち何回も経験することではないし、少子化のため身近に相談できる人も少ないため、ひとりで悩むママは多いでしょう。育児は完璧にやらないといけない、良妻賢母でなければいけないと自分自身を追い込んでしまい、育児がつらい、苦しいと感じてしまうことも。確かに、出産によってママの生活は一変します。夜は授乳のために頻繁に起きなくてはいけませんし、ひとりの時間もなくなり食事もおでかけもままなりません。そもそも命を預かること自体の責任が重すぎて相当ストレスを感じますよね。それに加え、産後のホルモンバランスの変化から、自分以外の人やものに対して攻撃的になる、いわゆる「ガルガル期」もしばらく続きます。出産後のママからの「突然涙が止まらなくなった」「うまくできない自分を責めて落ち込んだ」「夫に当たり散らしてしまった」といった声は少なくありません。「もしかして私、育児ノイローゼなのかもしれない」と追い込まれている方もいるでしょう。そういった時、周囲はたいてい「仕方ないよ、育児が大変なんだから」となぐさめの言葉をかけてくれます。「そうか、育児が大変だから、私はこんなにイライラモヤモヤしているんだ」とママも納得するかもしれません。しかし、そのイライラモヤモヤは本当に育児だけが原因でしょうか? 子どもを育てる大変さだけが、ママを追い詰めているのでしょうか? 例えば1日、夫や親に子どもを任せてひとりで出かけても気が晴れない。夫がどんなに家事育児を分担してくれても、イライラが止まらない。そんな時は、育児が原因ではないかもしれません。■あなたのイライラモヤモヤは何が原因?直面しているつらい気持ちの原因が、育児かどうかをチェックする方法が一つあります。それは「誰(何)に責められていると感じるか?」を自分自身に問いかけてみるのです。もし、育児が原因なら、あなたを責めているのは「あなた自身」。「どうしてちゃんとできないんだろう」「子どもが泣いている理由がわからない」など、自分が思い描く理想の子育てができていないと感じ、自分を責めてしまうのです。日本には昔から、3歳までは家で親が子育てするのが望ましい、ミルクより母乳の方が丈夫な子どもが育つ、夜中の授乳や添い寝は必須といった「育児神話」が存在します。実際は、その全部もしくは一部はすでに科学的に間違いであると証明されていますが、もしかしたら、そういった育児神話にとらわれて、自分で自分を責めてしまっているのかもしれません。そんな時は、夫に「もう限界なので今日は家事をやめます」と放棄宣言をして、まずはぐっすり眠ること。また、短時間でもひとりの時間を作るなど工夫してみましょう。一方で、あなたを責めていると感じるのが自分以外の場合は、イライラモヤモヤの原因は育児ではなく、その人やものかもしれません。例えば、義母から「母乳で育てていないの?」と言われた、夜に子どもが泣いているのに夫は全く起きる気配がない、早く復職したいけれど保育園に入れなかったなどは、どれも育児に関係するイライラモヤモヤです。しかし、あなたが責められていると感じているのは、それを発した人や環境に対してではないでしょうか。自分で自分を責めているのか、他人から責められていると感じているのかをチェックすることで、あなたのつらいと感じている原因がはっきりしてきます。■イライラの原因が実母・義母にある場合の対処法育児を媒介として、他人に責められていると感じつらいのだとしたら、どうしてそう感じるのかをさらに深く自分自身に問いかけてみましょう。例えば、親が育児に口を出してきた時にカチンとしたのだとしたら、どうして素直にそのアドバイスを聞けないのかを自分に問いかけてみるのです。もしかしたら、親のアドバイスは古い常識で、今の育児とはもうかけ離れているのに、押し付けられていると感じているのかもしれません。もしくは、親がいつまでも自分を子ども扱いして、育児にまで指図しようとしてきているのを嫌だと思うこともあるでしょう。それまではつかず離れずの距離で実母や義母といい関係を築いていたのに、子どもが生まれた途端、いろいろ育児に口出しをされて仲がこじれたという話をよく耳にします。おそらくこれは、実母・義母に「育児の先輩」意識があるからでしょう。娘(嫁)の仕事や趣味、人間関係などはよくわからないけれど、育児は自分もかつてやったことがあるから、「余計な一言」を言ってしまうのです。裏を返せば、実母や義母は育児が唯一、遠慮なく口を出せる分野と思っているのでしょう。そういった時は、アドバイスされたことや行動が本当に正しいことなのかどうかを冷静に見極めることが大事です。それが、育児の古い常識であったり、ただの思い込みであったり、単なる習慣の違いだとわかったら、それに対して自分はどう振るまえばいいかを考えてみます。実母・義母には「今はもうそれは違うそうなので、保健師さんの指導に沿ってやってます。見守っていてくださいね」と直接もしくは夫を通して、きっぱりと伝えるといいでしょう。■イライラモヤモヤの原因が夫や環境にある場合の対処法イライラモヤモヤの原因が夫の言動や行動にあるようなら、実力行使に出てみてはいかがでしょうか。例えば、家事がおろそかになっていることを夫に注意されたとしたら、先でも紹介したように、「今、育児が大変で、体力も落ちています。倒れそうなので睡眠時間確保のために今は寝ます」と宣言するのもいいでしょう。育児は母親の担当という風潮が未だに残っていますが、夫もわが子の親です。どんどん弱音をはいて、どんどん頼って、育児や家事に巻き込んでいくようにすれば「家事をちゃんとしたら?」といった心ない言葉は出てこなくなるでしょう。また、育児に不親切な環境へのイライラもありますよね。気軽に預けられる先がない、保育園に入れられなかったなどが挙げられるでしょう。特に用事がなくても、地元の保育園の一時保育や保育ママなど、行政サービスを調べて利用してみるのがおすすめです。家族以外にも預け先を確保しておくことは、ママの気持ちの安定にもつながりますし、急遽お願いしなければいけないことが起こっても、預け慣れていればお願いしやすいですね。人に頼るのが苦手なタイプは「子どもが小さいのに他人へ預けるなんて…」と抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、夫婦共働きであれば、子どもを保育園などに預けたりと他人の手を借りるのは普通のこと。「長時間預けて、何かあったらどうするの?」といった言葉を口にする人もいますが、母親ひとりの育児の方が絶対に安全とは限りません。逆に、保育のプロに育児をお願いできて、自分はイライラモヤモヤから解放されるのですから一石二鳥ではないでしょうか。日本には「苦労してこそ子育て」といった風潮がありますが、育児の大変さと子どもへの愛情は、決して正比例ではありませんから、罪悪感を覚える必要はないのです。子育て中のイライラモヤモヤ、その原因が本当はどこにあるのか。ぜひ今一度、自分に問いかけてみてくださいね。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年06月12日こんにちは、マメ美です!!今回は「産後の夫との関わり方」についてです!あまりケンカはしない私たち夫婦ですが、産後のガルガル期の不穏な時期はありました。そんな時期を乗り越えられたある出来事です。■夫の優しさにイライラが止まらない!?娘を出産してから間もなく、細切れ睡眠の日々が始まりました。まとまって眠れない生活はそれなりに大変でしたが、昼間赤ちゃんと一緒に寝てしまえと思っていた私にはまだそれほど苦ではなかったと思います。それよりも問題なことがありました…。夫が気を遣って「寝かしつけ変わるよ」と起きてくれることはとってもありがたいし嬉しいのですが、この時期なぜかとても嫌でイライラしてしまったのです。「今寝そうなタイミングだったのに」とか「明日も仕事なんだから寝てていいよ」などと言って、夫の優しさを素っ気なくかわしていたと思います(^^;)←ヒドイ…■寝ない娘に限界が近づいてきたその時しばらくすると娘は細切れ睡眠どころか、夜中に目をパッチリ覚ましてしまう日が続きました。起きて泣くわけではないのですが、とにかくずっと起きて私を呼び、抱っこされて遊んでいるような感じでした。もっと昼間遊ばせた方が良い?いや、むしろ遊ばせ過ぎて興奮させちゃってる?お昼寝少なくした方が良いかな?色々試行錯誤しましたがなかなか改善せず、正直少し参っていました。その日も夜中に娘が覚醒してしまい「あ〜…。今日も長い夜になりそうだなぁ…」と覚悟したその時。寝ていると思っていた夫が起きて、そう提案してきたのです。■真夜中のリビングで夫が提案した事真夜中に夫と娘を連れてリビングに行ってやったことは…あんなに寝なかった娘がビックリするくらいあっさり寝たのです!「最近毎日夜中起きてるでしょ? もう寝ないならいっそのこと遊ばせたらどうか思ってさ。」グッスリ眠っている娘を見て夫が満足そうに笑って言いました。その日から、娘がなかなか寝ない日はリビングお泊り会を開催することが定番になりました。夫が起きてきて不快に思う気持ちもいつの間にか消えて、素直にありがたいと思えるようになりました。自分でも気がつかないところで抱え込んでしまっていたのかなぁと、今では思います。そんな我が家の産後の出来ごとでした。
2020年04月03日どんなに子どもを愛していても、自由奔放な子どもに振り回されてイライラしてしまうこともあるのが子育てです。自分のイライラにどう対処していいかわからず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで、「幸福学」の第一人者である慶應義塾大学大学院教授の前野隆司先生に、子育てでイライラせず、かつ幸せになるという欲張りな方法を教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)イライラした自分を責めずに認める子育ては本当にたいへんなことの連続です。いうことを聞いてくれない子どもに対してイライラしてしまうことも少なくないでしょう。そのとき、イライラしてしまった自分を責めていませんか?それでは自分が苦しくなるばかりです。子育てにはイライラすることもあって当然なのですから、自分を責めるのではなく、「イライラしたなあ」と、イライラした自分をただ認めることが大切です。というのも、「イライラは完全に悪いものだ」といい切れるものではないからです。親のイライラというものは、子どもにも伝わり、ある程度の教育効果があります。親がイライラしていると、その事実を子どもは察して、「こういうことはしてはいけないな」と感じることもある。あるいは、場合によっては反面教師としての教育効果かもしれません。「イライラしているお母さんみたいな人にはなりたくない、穏やかな人になりたい」と、子どもが思うようなことです。しかしながら、子育てをするうえでは、やはりなるべくイライラしないほうが理想的です。ですから、イライラを抑えるためのトレーニングをしましょう。イライラしたら、まずはその事実を認める。それから、6秒間、深呼吸をしてイライラを子どもにぶつけたくなるのをぐっと我慢する。これは、怒りをコントロールするメソッドであるアンガーマネジメントの手法です。怒りは、6秒間我慢すれば消えるという研究結果があるのです。さらに、イライラしている自分を俯瞰するイメージで客観視してみてください。これら3つのことを続ければ、イライラに対して冷静に対処でき、徐々にイライラを抑えられるようになっていくはずです。子育てをめぐる夫婦の方針がちがってもいいただ、子育てにおいてイライラさせられるのは、子どもの行動だけに限りません。たとえば、どちらかといえば母親に多いことだと思いますが、「夫が子育てに協力してくれない!」ということも、イライラしてしまう大きな要因のひとつです。そういう人のなかで、パートナーに対して「あきらめ」の気持ちを持っている人はいませんか?「夫にいっても、どうせわかってくれない」と思っているようなことです。あるいは、子育てをめぐって夫婦喧嘩をしたときに、解決しないまま、「その話をするとまた喧嘩になるから」と放置してしまう。そしてまた別の理由で喧嘩をして解決しないまま放置する……。そのようにして、夫婦がわかり合えない事実をどんどん蓄積していないでしょうか。これは、子育てのためには完全にNGなことです。いや、最悪といってもいいでしょう。なぜなら、子育てをめぐる父親と母親の方針が食いちがっていると、子どもは混乱してしまうからです。ですから、やはりあきらめることなく夫婦でよく話し合うことが大切です。その場合、夫婦間で子育ての方針が一致することが理想ですが、もしちがっていたとしても、きちんと夫婦で話し合ったうえで「わたしたちは考えがちがうんだね」と認め合うことができていれば問題ありません。これは、先に挙げた、あきらめによって子育ての方針の食い違いを放置していることとはまったくちがうこと。夫婦が互いに認め合っているために、「考えはちがうけど、共存していこうよ」と前向きに子育てに向かうことができるからです。「お父さんとお母さんの考えはちがうけど、お父さんもお母さんもあなたのことをきちんと考えているんだよ」と子どもに伝えられる。そうすれば、子どもも混乱することなく両親の考えのちがいを受け止めてくれるでしょう。夜寝る前に、その日にあったいいことを3つ書き出す最後に、子育て中のみなさんがイライラせずに幸せになれる、とっておきの方法をお教えしましょう。これは、アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマンが唱えているもので、「毎晩寝る前に、その日にあったいいことを3つ書き出す」という方法です。人間の脳は、同じ失敗を繰り返さないため、ポジティブなことよりネガティブなことをより強く記憶するようにできています。危機管理能力としては優秀ですが、やはり嫌なことばかり覚えていては、幸せを感じにくいですよね。でも、よく考えてみれば、ごく平凡に思える1日のなかにも見落としているいいことはたくさんあります。それこそ、子育て中の親であれば、いうことを聞いてくれない子どもにイライラさせられることがあったとしても、昼寝している子どもの寝顔を見れば「なんてかわいいんだ」と思うでしょう。親として最高に幸せな瞬間です。その事実を書き出すことで、日々のイライラは減り、幸せを感じられるようになるはずです。この方法が面白いのは、習慣化するといいことに自然に目が向くようになる点です。いいことを書き出したいがために、いいことを見つけられるようになるというわけです。いわば、「幸せ体質」になるといっていいでしょう。わたしの妻なんて、まさにその幸せ体質。朝の9時になる前に、「もういいことが3つ見つかっちゃった!」なんていっていますよ(笑)。『「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方』前野隆司 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン(2018)■ 慶應義塾大学大学院教授・前野隆司先生 インタビュー記事一覧第1回:“他人との比較”で得た幸せは長続きしない。「幸福学」で分かった、親子で幸せになる方法第2回:目的もなく東大に入っても意味はない。本当に輝けるのは、いい意味での「オタク」だ!第3回:「子どもは宝物だ」という思考が危うい訳。子を思うなら親は“自らの幸せ”を追求すべき第4回:子育てでイライラした時どうすれば?幸福学の権威が教える「幸せ体質な親」の目指し方【プロフィール】前野隆司(まえの・たかし)1962年1月19日生まれ、山口県出身。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)教授。1984年、東京工業大学工学部機械工学科卒業。1986年、東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。同年、キヤノン株式会社に入社。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より現職。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。研究領域は、幸福学をはじめ、ヒューマンロボットインタラクション、認知心理学、脳科学、心の哲学、倫理学、地域活性化、イノベーション教育学、創造学と幅広い。主宰するヒューマンラボ(ヒューマンシステムデザイン研究室)では、「人間に関わる研究ならなんでもする」というスタンスで、さまざまな研究・教育活動を行っている。『感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方』(講談社)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社)、『古の武術に学ぶ無意識のちから 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー”への入り口』(ワニブックス)、『幸せな職場の経営学 「働きたくてたまらないチーム」の作り方』(小学館)、『ニコイチ幸福学 研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学』(CCCメディアハウス)、『AIが人類を支配する日』(マキノ出版)など著書多数。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年03月14日皆さんこんにちは、チッチママです。実は私、皆さんに隠していることがありまして…(大袈裟)インスタの絵日記やこちらの記事ではわりとホンワカした内容や、クスっと笑ってもらえるような内容をお届けしているのですが…私、すっっっっごくイライラしやすいんです。沸点が低いというか、イライラを沈める忍耐力みたいなものが全く無いんです。だから、子育て中も爆発してばかり… それでも、こんなんじゃダメだ!! と思ってアンガーマネージメントに関する本を読んでみたり。その中に具体的なイライラ爆発防止策として、「6秒耐える」といものがあります。これなら私でも頑張れるかもしれない…そう思って事あるごとに「6秒我慢」を実践しようとしているのですが… 我が家に「6秒やり過ごす場所」が無かったのです…(チーン)まあ、しょうがないですよね…相手は子どもだし、大人の私でもできていない感情のコントロールなんて難しいに決まってる。それを全て受け止めてあげられたら一番良いんだと思うのですが、なかなか…。 「6秒」という時間すら確保できないくらい、子育てって隙がないというか…(苦笑)息が続いている時は平気なのに、長時間ぶっ通しで頑張ってると、ほんの一瞬で良いから息継ぎさせて? って時が来る。でも上手くタイミングがとれないと、その息継ぎすらできなくて大爆発!!うーん子育ては深いですね…。
2020年03月04日夫婦という近い関係であるからこそ、相手の些細なクセや行動が気になってイライラしてしまうことも。そこで今回は、“妻がイライラした「夫の行動」”と題して、悩める女性たちに話を聞いてきました。文・東城ゆず1:脱いだ服をそのまま放置「子どもがまだ小さかったころ、忙しい私に、出勤前の夫が“ネクタイどこだっけ?”などといちいち聞いてくるのが、とても嫌でした。また、脱いだ服を放置されることにも、イライラしていました。私も育児で余裕がないので、最低限、自分のことは自分でしてほしいですよね」(Sさん・32歳女性)脱いだ服をそのまま放置されると、イラっとする女性は多いようです。男性の心がけで改善できる行動ですので、それとなく指摘してみてはいかがでしょうか。2:謝らない「ケンカすると、謝ろうとしない夫が嫌です。私が打ち明けたイライラの原因を、素直に認めてほしいだけなのに……。もし譲れないところがあるのなら、ちゃんと私に意見してほしいです」(Uさん・37歳女性)謝るべきところは、たとえ夫婦でもきちんと謝ってほしいもの。自分の否を素直に認めてほしい女性は多いでしょう。3:「手伝おうか?」という一言にイラッ「家事や育児に忙しい私を、夫が思いやっているのは伝わります。それでも“手伝おうか?”という一言には、毎度イラっとします。夫婦は対等だし、育児も家事も女だけの仕事ではないので……。彼が無意識のうちに言っている言葉だとは承知しているのですが、どうしても上から目線のような気がします」(Aさん・29歳女性)男性としては、思いやりから言っているつもりでも、女性からすると、引っかかる言い方になることも。
2019年09月09日産後の女性が夫にイライラを感じるという話はよく耳にします。産後の私も例外ではなく、夫が家事や育児をすればするほどイライラが募っていきました。今回は、私の産後の様子と夫へのイライラが落ち着いていった過程についてお話しします。 どうしてイライラするの? 心と体に異変産後、家のことに不慣れとはいえ、夫の一挙手一投足に怒り、夜の夫婦生活なんて考えただけで夫を突き飛ばしたくなる有様だった私。「私はこんなに心が狭かったの? ちょっとイライラしすぎじゃないだろうか?」と、私は自分の感情に悩み、違和感を覚えていました。 そんなとき、自分の体にも異変が起きました。毎晩息苦しくて何度も目が覚めて眠れず、日中には気絶するように突然寝てしまうようになったのです。診察を受けると、なんと鼻にできたポリープが鼻腔を塞いでいたことが判明しました。 病気が判明、ずっと睡眠不足だった!?耳鼻科医によると、ポリープはかなり前からあり、産後の私は過度な睡眠不足になっていたようでした。ポリープ除去には1週間の入院と手術が必要とのこと。 ただ、入院している間、仕事のある夫は1歳3カ月の子どもの面倒を見ることができません。そこで何軒も病院をまわった末に、なんとか日帰り手術をしてくれる病院を見つけ、異変から5カ月後にやっと手術が決まりました。服薬のために断乳し、手術後、私の体調は劇的に回復し始めました。 熟睡と月経の再開で落ち着いた心と体手術のおかけで、睡眠中もきちんと呼吸ができるようになったことに加え、断乳したことで子どもの夜泣きがなくなり、ようやく私は熟睡できるようになりました。さらに産後1年8カ月ぶりに月経が再開。 こうして順調に体調が整っていったある日、ふと気付きました。「最近、夫に全然イライラしない……!」。自分でもコントロールできない夫へのイライラは、自分の本意ではなかったとはっきりと感じました。その後、夫婦仲は自然と改善していったのでした。 今振り返ってみると、夫へのイライラは、ポリープの影響による睡眠不足に加えて、産後特有のホルモンバランスの乱れによるものだったのではないかと感じています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:唐木田幸一児(男の子)の母。出産を機に報道関係の仕事を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はブルーレイ収集と寺巡り。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月16日お盆休みで、帰省や旅行中の方も多いでしょう。夫や子どもと一緒に過ごせる長期のお休みはいかがですか? 楽しくリラックスできていますか?「なぜか夫にイライラ、モヤモヤする…」長期休みのたびに、そう感じる妻は少なくありません。せっかく家族そろって過ごせるのに、どうして妻だけがイライラしてしまうのでしょうか? その原因、実は夫にありました。■気をつかう義実家への帰省…その時、夫は?義実家への帰省となると、妻は人一倍、気をつかいますよね。どんなに義両親と良好な関係を築いていても、自分の実家のように気を抜くことはできないでしょう。そんな時、夫はどう振る舞っていますか?生まれ育った自分の家で、目一杯、のびのび・リラックスしているのではないでしょうか。まるで、子どもに戻ったように、義両親に甘えた部分を見せることもあるでしょう。普段は妻や子どものために、大黒柱として頑張ってくれている夫。そんな頼りになる夫が、「何もやらなくていいでしょ」といった子どもっぽい態度に豹変するため、妻は「え?」となるのかもしれません。さらに、そんな夫を義両親がちやほやするので、妻は一層疎外感を感じてイライラしてしまいます。では、自分の実家への帰省なら夫にイライラ・モヤモヤしないのかというと、そういうわけでもないのが難しいところ。自分の実家だからといって、男性のように上げ膳据え膳で甘えるというわけにはいきません。こまごまと実両親の手伝いをしなければいけない一方で、夫はお婿さんなのでもてなされるわけです。妻の実家でも、お客様としてのびのび振る舞っている(ように見える)夫にモヤモヤしてしまうのかもしれません。■楽しいはずの旅行でも夫にイライラ・モヤモヤ…その原因は?では、家族水入らずの旅行はどうでしょうか? 帰省よりずっとラクで楽しいはずですが、やはり夫にイライラ、モヤモヤしてしまう妻…。これは、「お休み」に対する認識が妻と夫で大きく違うことが原因のようです。妻は、日常だろうが休日だろうが、家族を守り、育児や家事をこなすことは24時間、365日休みがないとわかっています。しかし、夫は「完全に休んでいいのがお休み」ととらえ、好きなことを好きなだけできる期間だと思っている人が少なくありません。旅行の時は、夫婦2人とも仕事をしていないのだから、妻はついつい自分と同じように夫にも「パパとしての責務をはたしてよ」と思ってしまいます。しかし、夫は休暇中、完全に休もうとするから、その考え方の行き違いでイライラするのだと思います。旅行が長くなればなるほど、夫のダラダラはどんどんひどくなっていくもの。その尻拭いを妻がする機会も増えていくことから、より一層イライラが増すのかもしれません。妻にとって、家から離れること自体が、非日常でありストレス。どこに行くとか、何をするとかの手配をするのも疲れますよね。そんな時、夫が「のんびり~」としていたら…。旅行の手配や段取りが任せられるリーダータイプの夫だったとしても、残念ながら旅行準備や後片付けまではやってくれないでしょう。ですから、休みを満喫するはずの旅行なのに、かえって妻は疲れてしまうのです。■長期休暇で夫にイライラしない4つの対処法では、帰省や旅行でイライラしないためには、どうすればいいのでしょうか? 次の4つの対処法をご提案します。1.義実家へは、子どもと夫だけ帰省させる。2.自分の実家には、自分一人、もしくは子どもとだけ帰省する。3.旅行では、あらかじめ夫にタスクを与える。4.旅行や帰省の準備・後片付けはできるだけ手を抜く。あらかじめ夫に何か言っておいたとしても、義実家への帰省では義両親がちやほやしてしまうので、夫はうれしくて忘れてしまうもの。ですから、子どもっぽく振る舞う夫にイライラしてしまうなら、あっさりあなただけ帰省しないというのも一つの手です。「どうして、あなたは帰ってこないの?」と義両親からのプレッシャーがあるかもしれません。その場合は、「実家の終活の相談が…」「体調があまり良くなくて…」「仕事があって…」と、義両親が触れにくい理由で断ってもいいでしょう。「義両親は孫が見たいと言うので、帰省は必須。でも子どもが小さく、夫一人には任せられないので、私も一緒に帰省しないと…」そういう場合は帰省中、子どものお世話に手がかかることを口実に、夫の世話は義両親に任せ、義両親に対する気づかいにも手を抜いてしまっていいのではないでしょうか。2.の自分の実家に一人で帰省、もしくは夫抜きで帰省した場合、夫婦仲を心配されることもあるでしょう。でも、そこは実両親。正直に「交通費がもったいないから」「私もラクしたいから」と言えばわかってもらえるでしょう。そして、旅行の場合は、あらかじめ夫の担当を決め、「タスク」を与えます。「この日は任せるから、あなたが仕切って」と仕事のようにお願いすると、男性は張り切って責務を果たしてくれるでしょう。男性にとって「言わなくても察してやる」というのはなかなかハードルが高いので、なるべく細かく指示を出すのがコツです。そして、憂鬱(ゆううつ)な旅行・帰省の準備、後片付けはとことん手抜きで乗り切りましょう。リストを渡して子どもにゲーム感覚で準備させる、下着や靴下は使い古したものを持っていき旅先で断捨離する、帰宅直前にホテルのランドリーサービスを利用する、疲れを取るために帰宅後すぐの予定は入れないなど、ちょっとした手抜きや工夫でイライラも半減されるでしょう。 帰省や旅行は夫と子どもだけ、自分は家に残ると決めたら、その先には「一人の時間」というご褒美(ほうび)があるわけですから、準備や後片付けが大変だとしても頑張れるのではないでしょうか。■帰る頃には険悪ムード…帰宅してからケンカしない方法夫からの相談でよくあるのが「帰省や旅行からの帰路、なぜか妻が不機嫌になって口をきいてくれなくなる」というもの。妻としては、ダラダラと甘える夫や帰省のストレスでイライラしてのことでしょう。そんなとき、「夫に文句を言ってもしょうがない」とあきらめていませんか? でも、「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、帰宅してすぐに夫へ嫌だったことは言ったほうがいいと思うんです。「私は旅行の間、ずっといろいろ気をつかって疲れちゃった」とか「あなたは何もしなかったね」とか。多分、夫は「だって休みだから」「仕事で疲れてるから」と言ってくると思いますが、そうしたら「夫はそういう意識で休みを過ごすんだな、帰省や旅行をとらえているんだな」とはっきりわかりますよね。すると「じゃあ、今後は私も同じように気をつかわずに過ごさせてもらうね」と言いやすくなります。お互いが気をつかわずに休むにはどうすればいいのか? という話し合いになったとき「私は義実家は疲れるんだよね」と言えますし、「次はこうしよう」という建設的な話ができるでしょう。長期休み後のイライラは、話し合うチャンス。そこを変に「嫁だから」「お母さんだから」「夫は疲れているから」と負の感情を抑え込んでしまうから、次の長期休暇が憂鬱なだけのものとなってしまうのです。何度もお話ししている通り、男性に「察する」を期待してはいけません。言葉にして伝えないと、夫はどうして妻がイライラしているのか永遠に理解できないからです。そして、次の長期休暇前にもう一度、今回話し合った内容を夫に確認すること。話し合ってすりあわせができたとしても、夫は次の長期休暇までに大抵忘れてしまいます。ですから、「この間はこうだったね。だから私は一緒に帰省しないよ」などと、もう一度リマインドしておくことが大事です。子どもが小さくて、自分も一緒に帰省しないといけないケースでは、義両親に「母乳じゃないの?」「二人目はまだ?」といった悪気はないけれどグサグサくる言葉をかけられてストレスに感じることもあるでしょう。そんなときは「同じようなことがあって、今度あなたがフォローしてくれなかったら先に帰るね」などと言っておくのも良いと思います。嫌なことがあったら、夫を置いてでもさっさと帰ってしまうのです。あらかじめ言っておいたのですから、そういう事態になっても、夫は文句を言いにくいでしょう。「イライラしたら帰ろう」「無理して自分は行かなくてもいい」そういう心持ちでいれば、憂鬱で疲れるだけだった帰省や旅行のストレスも軽減できるのではないでしょうか。
2019年08月15日数年前、次女が反抗期で機嫌の悪い日々がありました。ある日特に機嫌が悪くて口論に…。反抗期の時期は何もなくてもイライラしてるので、何かあればイライライライラは増すのです。このあとさりげなく軽食を出したらイライラはだいぶ収まりました…(笑)夫にとって、子どもは思春期であっても幼いころのままの感覚なようで、んなことあるかい! って思ったんですが当たってました。普段一緒にいない方が客観視できることもありますね〜。そして、その数日後…反抗期の娘も、何かあったであろう夫も、ご機嫌!な〜んだ夫もそんなんで機嫌直るのか!そんなことって思われるかもしれませんけどこれなかなか効果あると思います。普段からいつも好きなもの出していたら効果はないかもしれませんけど…好きなものの中でもここぞという時のメニューがあるといいようです。大好きなメニューを作ってくれるということは、「ああ自分のこと、考えてくれてる、気にしてくれてるんだ」って感じられますよね。話を聞くことももちろん大切ですが、いろいろ言うよりも胃袋を満足させるほうが良い時もあるようです!
2019年08月12日梅雨明けとともにやってくる夏休み。ワクワクする子どもたちとは裏腹に「きてしまったか…」と、戦々恐々としているママは多いことでしょう。子どもが毎日家にいると、どうしてもイライラしてしまう…。誰しも悩みどころです。そこで今回は夏休みにイライラしないための対策について紹介していこうと思います。 ■夏休みになると奪われる、ママの「1人時間」子どもが夏休みにはいると、さっそく生活リズムが狂い始めます。「この時間までに起きなければ間に合わない」という縛りがなくなるので、つい遅くまで起きていたり、起きるのが遅くなったり…。幼稚園や保育園に通う小さなお子さんを持つ場合は「聞いて聞いて!」「見て見て!」などの「かまって攻撃」により、これまでのように家事ができなくなりますし「お外で遊びたい!」といわれ、外遊びに付き合って出かけなければならなくなるでしょう。「早く起きなさい」「早く寝なさい」が休み中の常套文句になり(小学生のお子さんがいる場合は「宿題しなさい」もプラスされる)、3食きっちり食事を用意しているのに「また、これ~?」とブーイングをあびる…。これじゃあ、イライラしないほうがおかしいですよね。すべてにおいていえるのは「1人時間が劇的に少なくなり、リラックスできない」ということです。■「ルーティンが壊されていく」と感じる心理状態専業主婦もフルタイムで働く人も、1日の流れは自分なりに確立していますよね。子どもが園や学校にいったあとに朝食の片づけ、洗濯機を回しながら掃除機がけ。買い物にいって、合間にホッとひと息… といった普段のルーティンも、夏休みによる影響でいつも通りとはいかなくなります。でも体に染み込んだこの流れを崩したくない。だから自分のルーティンに子どもを合わせようとする。だけど、上手くいかない…。こなせるはずのことがこなせず、いつものペースが乱される。イライラの原因は「いつものルーティンが壊されてしまうから」ということができるでしょう。 ■夏休み中のイライラ、使える対処法は?自分のペースを極力乱されず、イライラせずに過ごすためにできることはあるのでしょうか? ここからは私がおすすめする方法をご紹介していきますね。・未就学児におすすめの方法年少~年長さんのお子さんの場合は、「かまって!」の相手をしなければいけない時間が増えます。そこで、かまって攻撃をかわすために「おしごとの時間」を設定してみましょう。「ママはこれから、おうちのお仕事をします。だから〇〇(子ども)も、おうちのお仕事を決めましょう」と誘い、子どもだけで取り組めて、しかも集中できることに取り組ませます。お絵かきやぬりえ、切り貼り、折り紙、粘土、ドリルなどは手を動かすもので集中しやすいのでおすすめです。あるいは洗濯物をパパ、ママ、自分のものに分けて洋服ダンスの前に置いてもらう。トマトのへたをとってもらい、レタスを小さくちぎってもらう、などのお手伝いをしてもらうのもいいですね。コツは決めた時間を守って習慣にしてしまうことと、ゲーム性を持たせることです。例えば洗濯ものを選り分けてもらうなら、洗濯もので一度山をつくり、広げて海のようにします。そのうえで泳ぐマネをするなど、たくさん遊ばせて、そのあとでお手伝いに入ってもらいます。遊びの要素を持たせることで「明日もお手伝いする!」と本人のやる気を引き出し、継続性を持たせることができると思います。また外遊びは午前中の涼しい時間に早めに出かける人も多いですが、子どもによっては夕方のほうが眠くなりやすい場合もあります。日差しが強いなら屋内施設を利用して適度に身体を動かしたり、図書館などを利用するなどして「午後遊び」するのもいいでしょう。・小学生におすすめの方法小学生になると「〇〇してほしい」といった要望が親の側に多くなってきますよね。けれど、まずは自分の気持ちをいったん脇に置き「子ども自身はどう過ごすのが心地よいのか」を話して合ってみることをおすすめします。というのは午前中に勉強、午後に遊びにいくといった流れが一般化していますが、子どもによっては午前中より夜のほうが勉強がはかどる場合もあります。朝はとにかくボーッとしているのが心地よいという子もいるので、1日の過ごし方を世間一般の常識と照らし合わせず、その子自身がどう過ごしたいのか、をベースに考えてみましょう。また「今日は〇〇家で遊ぶ」など、ママ友同士で順番に預け合いをするのもひとつの手です。子どもは多ければ多いほど、子ども同士で遊んでくれます。家の中での遊びに飽きたら、外に連れ出し「〇時に一度戻ってくる」「〇〇から先にはいかない」などのルールを設け、ママは待機場所で待っている… という遊ばせ方もあります。こうしたイライラを抱えるのは少なくとも年中~小学校3年生くらいまでの4~5年間の間だけです。年中さんの夏休みは実家にお泊りする日数を増やす、年長さんの年は近所のお母さんと相談して各家庭持ち回りでのお預かり制を導入してみる。小学1年生の年は、民間スクールや自治体のキャンプにいかせるなど、アクティブに活動させてみる。小学2年生の年には学校のお預かり制度も頻繁に利用し、子ども同士で遊ばせる機会を多くする… などなど。数年間は実験のようなつもりで、親も楽しみながら過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。学校とは違う体験ができる夏休み。「ならでは」の思い出は、親がいなくてもつくれます。上手く計画して、たくさん楽しい思い出をつくってあげたいですね!
2019年07月29日息子が3歳になるころ、夫の仕事が忙しくなり、わたしの生活スタイルとずれた勤務が多くなりました。わたしがパートに行くときには寝ており、仕事から帰るのはわたしが寝かしつけをするとき。息子と2人きりの時間も多くなりました。もちろん息子のお世話も全部自分でしなければいけません。■余裕がなくなり、息子へのイライラがつのる毎日、頭の中はパンク状態でした。普段の家事は、夫が仕事に余裕があるときは手伝ってくれていたのですが、今はそれを期待することもできません。あんなに忙しくて頑張っている姿を見ると、しんどいことを伝えることができませんでした。精神的に余裕がなく、息子の小さな言動でイライラすることが多くなりました。・お菓子は食べるのに、ご飯は食べない。・ご飯中にふざける。・テレビをなかなか消さない。今なら笑って許せることも、毎日毎日続くと冷静に対処することができなくなりました。「どうして何度も同じこと言わせるの?」「さっきも同じこと言ったよね?」「ちゃんとして!」毎日毎日、怒鳴ることが当たり前になって・・・。夫がいなくても、しっかり躾をしなくてはと考えていました。そんなイライラした生活が続く中、息子に言われました。■思わずハッとさせられた息子の一言たった3歳の子がわたしの表情を伺っていたのです。これは躾じゃない、ただの八つ当たりだということに気づきました。自分の段取り通りにいかないことや、自分の時間がなくなることにイライラしていたんです。息子のことを全く見えていなかったような気がします。3歳目前の息子にこんな言葉を言わせて、ようやく気付くことができました。完璧にやらなきゃという想いが強かったので、誰のためにどうしてやらなきゃいけないのか、物事に優先順位をつけて家事や育児をこなすようにしました。余裕がないのはお互いに同じ!! と自分に言い聞かせ、夫にも家事をお願いするようにしました。ママが笑顔なのが1番うれしいんだなと、改めて気づかせてくれた息子に今でも感謝しています。
2019年06月14日大好きな彼とはいえ、長く付き合っていればケンカをしてしまうこともあるでしょう。しかし、いつまでもイライラした状態が続くのでは、良い関係は築きにくいもの。イライラしやすい人は、原因を突き止めるなどして予防に努めたいもの。そこで今回は、彼にイライラしないコツをご紹介します。■ 過剰に期待しない好きじゃない人には全く期待なんてしないのに、彼氏にはやっぱり期待しちゃうもの。期待に応えてもらえなくて、がっかり……。というのが重なると、徐々にイライラが募るもの。イライラしないためには、彼に過剰に期待しないこと。彼にばかり要求を押し付けないことです。彼も全く期待されないよりはいいかもしれませんが、過剰な期待は辛いはず。“一緒にいるだけで幸せ”という気持ちを忘れずに。■ してくれたことに目を向ける彼にイライラしやすい人って、彼が“してくれないこと”に目を向けがち。イライラ防止のためにも“してくれたこと”に目を向けるようにしましょう。もし、一つでも“してくれないこと”に目が向いたら、二つ“してくれたこと”を探して、気持ちがマイナスにならないようにしましょう。「最近してくれたことが見当たらない!」というのなら、彼の長所でもいいです。悪い部分に目が行ったのなら、いい部分に目を向けるように習慣づけましょう。■ 趣味や友達との時間を作りストレスをためない彼と付き合った途端、友達付き合いを捨ててでも彼氏だけ!という状況になると、当然ストレスが溜まります。交際を開始しても、ひとりの日は大切ですし、友達と会う時間も作ったほうがいいです。つい彼に当たってしまうという人は、友達に話を聞いてもらったり、気晴らしに一緒に遊びに行ったりした方が、気分がすっきりします。イライラしていたことを忘れて、「なんであんなことで長時間イライラしてたんだろ?」と思えます。ストレスを溜めない方が、彼と無駄な言い合いも少なくて済みますよ。■ イライラからの大爆発をしないために彼と長くお付き合いしていると、不満が出てくることもあるでしょう。そんなときは、あまり深く考えすぎないこともコツ。外で気を紛らすことでイライラすることも少なくなります。それでもストレスが溜まったら、不満が爆発する前に話し合うことが重要です。ある日突然、大爆発しないように、伝えたいことがあるならば、一呼吸おいてから伝えましょう。話し合いがある関係とない関係では、交際期間にも影響することもお忘れなく。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月14日こんにちは、 中川マナです。今回は多分子育てでよく出会う「子育てで自分がダメなママと思えるとき」、私がしていることを書いてみました。■また子どもに怒ってしまった。自分がダメなママに思える、つらい…そんな瞬間ありませんか?わたしはありますよ!!(前のめり)一番多いのが急いでいるとき、かつ、自分の調子が良くないとき…。体調が良くないとか、生理前とか、睡眠不足だったりのコンディションを直撃の余る主張で…「ちょっと!!早くして!!」あーー!これは夜、後悔するやつ…!自分だってもういい大人もいい大人だし。いろいろ模索しているはずなのに…!そしてそういうときほど「他のママには余裕があって、しっかり子育てをしている」ように見えてまたツライ。女性は、男性と比較して自分を責めやすい傾向があると言われています。自分が余裕がないときほど、無意識に人と比べてしまうし…結果的に、自分を責める方向へ行きやすいんですよね。責任感の強い女性ほどココが肝。目には見えないけれど、ロールプレイングゲームのように人には体力(HP)のほかにメンタル体力(MP)があると思います。落ち込んだり、疲れがたまっていたりで健全なメンタル力が低下していると、「子どもを育てる魔法の言葉」のような知識やナイスな言葉を手に入れても、使うのが難しい!たとえるなら、MPが足りなくて魔法が唱えられない!■メンタル体力(MP)を死守したい。こういうとき「周りの人はできてるのに自分はダメだ」なーんて自分を責めると、メンタル体力(MP)がさらにダメージを受けてしまいます。なのでわたしは「自分を責めたくなるときほど、自分を責めないように」しています。あえて自分に「ゆるく」責めない…!というのも、ひとりで子育てや家庭の責任を負わないといけないワンオペがまさにそうで、「無理な状況でひとりで頑張る」と、無理しているぶん、いろいろなことに批判的なりやすいです。誰しも一度は経験しているはず。子どもが生まれてから、パパに対して苛立ったときの気持ちを思い出してもらうとわかりやすいと思います。時に子どもへの接しかたも厳しいものになって、それは気が付きやすいけど、実は自分にもけっこう厳しい目を向けてしまってるんですよね。わたしは、子どものために、ママが休息したり、ゆるめるように自分の回復を図るのは「それも仕事」と言っていいくらいだと思っています。育児に限らず会社もそうだけど…社会全体がもっと休息の価値を認めて欲しいです。ということで、経験上ですが子どものためになるから、つらいときほど自分をちやほやしてあげてほしい!!誰かに優しくするのには、体力だけじゃなくメンタル力も必要です。自分がもしダメなママに見えたとしても、そういう時こそ自分に優しく。自分に逃げ場を。自分を責めるとMP(メンタル残)減る!そうすると、また「優しくするのが難しい」ループになってしまうので、どこかで自分をちやほや回復させてあげなくては…!しつこいけどココで自分を責めるんじゃなくて、ちやほや…どちらかというとちやほやする!!普段頑張ってる人ほど、最初は休むことに抵抗があったりもするから、まずは小さく…できる範囲で…!それでは…隙あらば数分でも自分をちやほや、HP・MP(体力・メンタル力)を回復!!これは、子どもの自己肯定感を育てるためにわたしが大事にしていること「逃げ場をつくる」にも通じています。その話はまた今度…。読んでくださりありがとうございました。それではまた!
2019年06月12日怒らせるつもりはなかったのに彼を不機嫌にさせてしまった…あなたはそんな経験はありませんか?男性は女性とはイライラするポイントが異なるため、女性が普段なにげなくとっていた言動で実は怒らせていたということも…。男性を怒らせてしまうNG行動について紹介していきますので参考にしてください。男性を問い詰める気になることがあると、ついつい男性を質問攻めにしてしまいたくなってしまうものですが、相手を問いつめることは男性と心の距離が遠ざかってしまう原因になります。いくら男性を問い詰めたとしても、本当のことを話すとは限らず、むしろ言い訳をしたり、だまってしまうこともありえます。そのため、相手を質問攻めにして問いつめても女性にとってプラスになることがない可能性の方が大きいです。もし相手を問い詰めたい思っても、感情的にはならず冷静に行動できるよう心がけましょう。他の男と比較する女性も他の女性と比較されるのは気分がいいものではないですよね。もちろん男性に対しても、他の男性と比べるような発言をするのは避けた方が良いでしょう。あなたが何気なしに他の男を褒めたりするのを聞いて、彼はイライラしたり、ひがんでいたりするかもしれません。特に元彼と比べることは絶対にやらないこと。「元彼はこうだったのに…」という発言から大喧嘩に発展する可能性も高く、最悪の場合は別れることになってしまうかもしれません。たとえ元彼の方が良かったと思うところがあったとしても、それよりも男性のよい所を伝えてあげることが大切です。過剰に男らしさを求める相手の男性にしっかりして欲しいと思うのは分かりますが、彼に男らしさを強要するのはやめた方が良いでしょう。日頃から男らしくかっこよくありたいと思っている男性でも、弱い部分は持っています。男性が弱みを見せた時に「そんなのは男らしくない」と責めてしまうのは、ますます男性を落ち込ませたり、なぜ気持ちをわかってくれないのかと、ますますイライラさせてしまいます。「男はこうあるべき」という考え方はせずに、彼に足りない部分は自分がフォローをするという心構えでいるのがいいでしょう。冷静に行動を振り返るのが大切男性が怒りだすポイントは女性には分かりづらいことも多いです。もし男性がイライラしてきたら、冷静に自分の行動を振り返ってみてください。NG行動をしないように注意して、彼との関係をより親密にしていけると良いですね。
2019年04月14日ウーマンエキサイトをご覧のみな様、こんにちは! どうも、こっさんです。みなさま、ストレス溜まっていませんか?子育て中なんて、何かとストレスが溜まることが多いと思います。うまく発散していかないと、溜まりにたまって爆発するか、もしくは間違った発散方法を覚えてしまう可能性も高いのがストレス。子どもは可愛いといえど、自分の行動全てに制限がかかり、更に色々邪魔されては普段温厚で何も考えてない私だって短気の塊のようにイライラしてしまいますよ。しかもイライラしてしまうと、いつもなら流せる子どもの失敗や悪ふざけなどもぜーんぶ爆発の引き金になってしまいます。出産前の私を思い出しては「こんなに些細なことで怒る人間ではなかったのに…」と落ち込むし、子どもたちに悪いなと罪悪感を感じてしまうことも多々…。このままじゃいかん! と感じた私は、できるだけストレスが溜まる前に発散する方法を模索した結果、見つけたのは、食べることでも、笑うことでも、お出かけすることでもなく…子どもの頃は小学生からかぎっ子で、母もきょうだいも仕事やそれぞれの用事で一人でいる時間が毎日それなりに確保されていたと思います。そのまま大人になって、子育てをして、私はある程度一人の時間がないとダメなんだと気付いたのです。四六時中子どもと一緒で、そのまま寝落ちが続くと、とにかく無性にイライラが募っていってるのが自分でもわかりました。夜更かししたって翌朝は普通に朝起きなければいけない。でも子育て中、唯一一人になれる時間といったら夜しかなかったのです。寝不足になってまでも私はイライラしないように、このストレス発散法を行っています。なんていうのは嘘ですが(笑)家族の誰かが不穏な空気を出していると、その空気がみんなに感染してしまうので、一番それぞれの家族と関わりがある私がそうなると家の中の空気がなんだかどんよりしてしまうんですよね。というわけで、私のストレス発散法は「一人になる」でした!ではまた!
2019年03月15日子育てしていると、どうしてもたまりますよね。ストレスって。「仕方のないことだ」と頭ではわかっていても、子どもが言うこと聞かなすぎるとイライラしてしまうし、家事育児に協力的じゃない夫の姿を見ると鬼の形相になってしまいます。だからと言って感情のままに子どもを叱りつけると、自己嫌悪におちいって結局はさらにストレスが増えるし、夫に言いたいことを言うと場合によってはけんかに発展してしまい、何日もイライラが続いて負のループに入ってしまう…。そんなストレス地獄におちいらないために! 私がやっている発散法をご紹介します。■自分の気持ちは相手に伝える夫が実行してくれるかは別として、とにかく自分の気持ちは口に出して伝えます。実行してくれなくても、言えただけで結構スッキリします。■自分のなかの自分をほめる育児をしていると、子どもを褒めることは多いですが、早起きやお弁当作りなどをがんばっても、自分がほめられる機会ってまずありません。なので、自分の中にもう1人の自分を飼っているような感覚で、ことあるごとに自分をほめます。本当にささいなことでもほめます。「今日も朝起きられた! がんばっている!」「ペットボトルをちゃんと分別して捨ててえらい!」「子どもを怒鳴らず落ち着いて注意できた。花マル!」「グータラ旦那にやさしくできた私、すばらしい!」するとだんだん自分にほめられることがうれしくて、丁寧な生活になり、ストレスが減っていきました。■自分のための大切な時間を過ごす別にコーヒーじゃなくてもいいのですが、私はコーヒーが好きなので。紅茶が好きな人は紅茶でも、お酒が好きな人はお酒でもOKだと思います。インスタントのものじゃなくて、ちょっと高級な豆を買って飲みます。「自分のためのコーヒー。自分のための時間」と思えるので、良いリフレッシュです。どこかに出かけるでも良いですが、自宅でできるくらいの手軽さが良いと思っています。いつでもできますからね。あと、ケーキなどの食べ物でも良いと思いますが、私の場合、太るとそれもまた別のストレスになってしまうので、飲み物が合っています。飲み物なら毎日でも気にせず飲めるのが良いですね。■好きなことを生活に取り入れる「漫画を読む」でも「たくさん寝る」でも。好きなことなら何でも良いです。私の場合、1番手っ取り早いのが柔軟体操です。私は学生時代にダンスをやっていたので、その名残でいまだに柔軟が好きです。体が伸びる感じが気持ちいい。仕事中、「集中力がなくなってきたな」とか、「気持ちがのらないな」と思った時ときは、柔軟をして体と心をスッキリさせています。ちなみに今はフィギュアスケートのレイバックスピンのポーズを練習中です。まったく意味はありませんが、楽しいです(笑)。育児や仕事以外のプチ目標があることで、良い気分転換になっているのだと思います。あとは庭いじりをすること。これも気分転換になります。ただ、庭いじりは今の季節は寒くて…春になったらまた野菜を植えようと思っています。あと最近は多肉植物を育て始めたので、多肉をお世話する時間も好きです。こういった「趣味」というほどのものではないけれど、ちょっとした好きなことを生活の合間に取り入れることで、良い息抜きになっています。■ストレス発生源? それでも子どもと遊ぶワケストレスの主な発生源が子育てなのに、「子どもと遊ぶのがストレス発散法?」と思うかもしれませんが、私の場合、子どもと関わるチャンスを無駄にしてしまうと(なんで時間があったのに遊んであげられなかったのだろう)と、また別のストレスが生じてしまいます。なので自分の今するべきことの優先順位がわからなくなってしまったら、とにかく子どもとの関わりを優先します。部屋が汚かろうと、ご飯がレトルトだろうと、子どもと思いっきり遊んだときの心地よい疲労感は格別です。それに何より、子どもの楽しそうな笑顔を見ると、不思議とストレスがスーッと消えていくんですよね。ストレスとは厄介なもので、1つ解消したとしても、まらすぐ別のところから生まれてくる。完全にストレスを失くすことはできないから、うまく付き合っていくことが大切なのだと思います。ため込んで大きなストレスになってしまう前に、小出しに、小出しに。ちょこちょこ、そのつど解消していくのがポイントです。また、その発散法は人によってもさまざまだと思います。自分に合った方法を見つけられたらこっちのもんですよね。私もきっとまだまだ自分に合った方法があると思うので、どんどん見つけて、ストレスフリーな生活を追求していく所存でございます!
2019年03月08日こんにちは、はな@まるママです! 前回の記事 で、“私の中の鬼”について書いたのですが、今回はそれとまた少し関連して…自分の中の鬼が姿を現してしまった時(つまり私にとっては、“いつも以上に自分がイライラしてしまったとき”、“いつも以上にキツい怒り方をしてしまったとき”なのですが…)、必ず気にかけるようにしていることがあるので、そのことについて書いてみたいと思います。■鬼化した理由を振り返ってみると…もちろん“すごく大変なイタズラをしたから”とか、“注意したことを何度も何度も繰り返されたから”とか、明確な理由があるなら、それに比例してイライラ度が高くなって鬼出現となってしまうのは仕方ないことだと思うのですが、問題はそうじゃないとき。いつもならそれほどイライラせず穏便に対応できていた程度の事なのに、いつも以上に怒ってしまった…なんていうときに、『どうしてこんなにイライラしてまったんだろう?』と、あとあと考えてみると、いつも必ず行き着く一つの大切な答えがあるのです。それは、『私自身に余裕がない状態だったから』ということ。この余裕の無さも、物理的なこと(時間が迫ってる、やることがたくさんあって慌ただしかった…とか)だったりすると明確で、改善策も考えやすいです。しかし、大切なのはもう一つ…“自分の心身が疲れてる状態”というのも余裕の無さ(イライラしやすさ)に繋がるということ。育児を始めてからというもの、この自分の心身の疲れに気付くことって、大切だなぁと思うようになったのです。というのも…■育児で怒りっぽくなってる自分への気付き私にとって息子まるを育てるのは初めての育児なのですが、そんなまるにイヤイヤ期が到来し始めた頃、私はしょっちゅうイライラして怒っては、そのあと反省…というのを繰り返していました。毎日のように自分を責めていた時期もありました。しかし、ある時にふと気付いたのです…。慣れないイヤイヤ期到来で、ストレスも疲労も溜まって正直参っていたし、心の余裕がなくなってたんじゃ…。だから、小さな事にイライラしたり怒りやすくなってるんだ…と。初めてこれに気付いた時に、何だかすごく納得して、心がふわっと軽くなりました。ぽろっと涙も出ました。それまで鬼化してしまう自分を、ダメだとか狭量だとか悪く捉えるばかりで、自分の心がそれほどに疲れてたから…なんて、思いつかなかったのです。育児って楽しくて愛しい瞬間に溢れているんだけど、やっぱりどうしたって大変さもあります。自分のしたいことが思い通りにできず、1日のほとんどを子どもに合わせて過ごし、その上イヤイヤも追加されて、イタズラも日々アップデートされていく…。それが毎日毎日休みなく続いていくんです。どれだけわが子が可愛くたって、疲れないわけがない。疲れるのは毎日頑張ってる証拠だとも思うのです。でもそうやって心身に疲労やストレスが溜まって余裕がなくなっているせいで、わが子に必要以上の怒りを向けてしまったり、他のことに対してでもイライラしやすくなったりして、そんな自分に余計に疲れて悲しくなって…■育児中のママが陥りやすい負のスパイラルこれはどうにも良くない負のスパイラルですよね。どこかで断ち切らなければ!(つまりストレス発散してリフレッシュですね! やはり育児から離れる時間を少しでも作ることが一番効果的だとは思うのですが…ちょっと美味しい物をお取り寄せしたり、欲しかった物を買ってみたり!!)でも、そもそも疲れやストレスってなかなか自分では気付けなかったりします。そうやって気付かないまま頑張り続けてる内に、疲れもストレスも溜まり溜まって、小さなきっかけで不意に鬼が顔を出しちゃったりするんですよね。だからこそ、私の中の鬼がひょっこり顔を出してしまった時は、決まって自分の心身の状態を気にかけるようにしています。前までは、鬼になった自分をひたすら悪いと責めて改心しようとするような反省の仕方をしていましたが、最近はむしろ…反省、からの…自分を責めるどころかちょっと褒めます。頑張ってるってことなんだよ、と。そして頑張ってる自分に癒しを! と。こうして、目に見えない自分の疲れやストレスに気付くだけでも肩の力が抜けるような気がします。もちろん、必要以上にイライラしたり怒ってしまったことについては反省したり、わが子や周りへのフォローも大切だとは思うのですが、自分のことを責め過ぎる必要はないというか…思わず鬼になってしまった、そんな時だからこそ、それを改善したいからこそ、自分のことを大切にしなければと思うようになりました。
2019年02月26日女性って体調の関係とかもあり、男性よりも気分のムラが激しいと言われています。彼が何かしたわけでも、原因があるわけでもないのに急にイライラしちゃったり、細かいことが気になり過ぎちゃったりすることありませんか?そんな感情に流されて、彼に感じ悪くあたってしまったり、イライラを出してしまったりすると、お互い辛いですよね。イライラをうまくコントロールして、彼と仲良く付き合っている女性たちに、どうやってケンカや八つ当たりを防いでいるのか聞いてみました。■ イライラする時期を自覚する「私は昔は自分がイライラするタイミングがわからなくて、周りに八つ当たりする自分が大嫌いでした。だから、まずは自分がなぜイライラするのか突き止めようと思って。日記を書くのが好きなのでイライラした日には記録を取ったりして、生理との関係を調べたんです。そしたらわかりやすく生理の1週間前からイライラし始めて、生理が始まると落ち着くことがわかって。だからその時期はあまりデートを入れないようにしています」(29歳/アパレル)自分がなぜイライラするのかわからないことって、本人自身も辛いもの。せめて時期だけでもわかれば対処しやすくなりそうですね。定期的にイライラする時期があるな……と思う方は、手帳にメモをしてみるといいですよ。■ イライラしていることを先に伝える「私は、気分のムラは女性の中でも激しい方だって自覚しています。だから今まで何度もイライラしては彼に当たってケンカになってを繰り返してました。あるとき、八つ当たりするくらいなら、素直にイライラしているって伝えた方が良いんじゃないかって気づいて実践し始めたら、彼も受け入れてくれて。“じゃあ、仕方ないから八つ当たりしてもいいよ”とまで言ってくれるように」(34歳/不動産)「八つ当たりしてもいいよ」と言ってくれる優しい男性はあまり多くはないかもしれませんが、それでも毎回ケンカという事態は避けられそうです。相手が原因不明でイライラしていると、彼も不安になるでしょう。こういう理由でイライラしてるけど、あなたは悪くないんだよと、先に伝えてあげてると彼も安心するかもしれませんね。■ 彼と一緒にストレス発散できることをする「理由なくイライラしちゃうのって一人だったらなんとかストレス発散できません?だから彼氏と一緒でもストレス発散できる方法を見つければ良いと思います。私の中で簡単なのでカラオケ。イライラする時期のデートは“カラオケがいい”って自分から言っちゃいます。あとはボーリングとかで軽く体を動かすとイライラしにくいです」(28歳/ゲーム)あなたの好きなことの中で、彼と一緒にできることは何か考えてみましょう。好きなことをしていれば、八つ当たりしてしまう可能性も減りますよ。■ 抱きしめてもらう「なにかで、好きな人とのハグはストレスを軽減してくれるって言うのを読んでから、イライラしたら彼に甘えて“抱きしめて”って言うようにしています。彼に抱きしめてもらうと、エッチとかまでしなくても気分が本当に落ち着くんですよ。それを繰り返していたら私がイライラしているのを見ると彼の方から、“おいで”って言ってくれるようになりました」(26歳/出版)好きな人の腕の中にいると、心がスーッと楽になって全身の力が抜けますよね。イライラしているときにピッタリの即効性のある薬のようなものかもしれません。■ イライラの原因を突き止めうまくコントロールしようあなたは自分がいつ、どんなことでイライラしてしまうか知っていますか?彼に八つ当たりしたくないのなら、自分のイライラの時期や原因を突き止め、ストレスを瞬時に発散できる方法を模索してみましょう!(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月24日「なぜかイライラして落ち着かない」という空間を経験したことはありませんか?イライラする住まいの原因は、収納の問題が多いのですが、それ以外にも、家具の配置や動線などが起因することがあります。今回は、間取り相談に寄せられた事例をもとに「ストレスフリーで生活しやすい、快適部屋づくり」についてお話しいたします。■ 「動線」を間違えるとイライラ度が増してしまう!ご相談にいらした30代女性の家族構成は、ご夫婦と1歳になる赤ちゃんがいらっしゃいます。家は、LDK+洋室・寝室の2LDK賃貸マンションです。ニコプロ / PIXTA(ピクスタ)「LDKでは、何をするにもストレスフル。ご飯を食べるのも、動くことも、赤ちゃんのお世話をするのも、イライラして疲れてしまう。何か良い方法はないか」というご相談でした。人が動くラインを「動線」といいます。この動線ですが、動線同士がぶつかったり、またはなにか障害物があると、当然ですが不便です。イライラのもとですね。こちらの図でLDKの動線を見てみましょう。廊下からお部屋に入って、リビングへ移動する①の動線が、ソファーにぶつかっています。つまり、このソファーをよけて、リビングへ入らないといけません。また、リビングから寝室へ移動する②の動線ですが、テーブルやオットマンがあるため、寝室へは大変入りにくくなっています。キッチンからリビングへ移動する③の動線ですが、この動線自体は問題ありません。しかし、広くないキッチンに、リビングへ向かう①と③の2本の動線があることによって、キッチンを狭くしてしまいます。■ 家具の配置やサイズを間違えるとイライラが増える!家具の配置やサイズを間違えると、何をするにも不便で、イライラがたまります。cba / PIXTA(ピクスタ)また、動きにくいため家具にぶつかったり、危険なこともあります。下のLDKの間取り図を見てください。キッチンカウンターの背面に設置された①分別ストッカー(ごみ箱)ですが、キッチン台での調理で出たごみを捨てるにはとても不便です。また、ソファーとキッチンカウンターの間も、この分別ストッカーがあるため、狭くなっています。そのため、ソファーか分別ストッカーに、身体がぶつかりやすくなっています。②で示したソファーとテーブルの関係も、大きな問題でした。スペース的にダイニングテーブルが置けないため、ソファーに座りリビングテーブルで食事をされていらっしゃいました。しかし、ソファーの高さに対し、テーブルの高さが高かったため、食事がしにくいという状況でした。食事のしやすい椅子座面とテーブルトップの高さの関係は、その差が27~30cmです。しかし、この数値は椅子が硬めの場合で、ソファーの場合は座面の沈み込みが3~6cm以上ありますので、その数値を考慮しないといけません。こちらのお宅では、ソファーの座面の高さは、座ってないときは38cm。一方、テーブルトップの高さは65cm。その差は、65cm-38cm=27cmですが、ソファーの沈み込みを考えると、その差は沈み込んだぶんが増えます。ソファーの沈み込みを約5cmとすると、ソファー座面とテーブルトップの差は27cm+5cm=32cmとなります。理想的な27~30cmに比べ、テーブルが高いということがわかります。テーブルが高いと、腕を上げて食事をすることになり、食事の度に、たいへん疲れやすくなるわけです。③のスペースは、お父様がテレビを見ながら赤ちゃんを遊ばせていました。しかし幅2m×奥行1.2m程度しかなく、また、テーブルやベビーベッドがあるため、赤ちゃんにとってはケガをしやすい危険な環境でもあります。■ 収納家具の選択を間違えるとストレスが増す!収納家具の選択を間違えると、収納にスペースばかりとられて、思ったような収納量を確保できません。cba / PIXTA(ピクスタ)収納量が足りないと、物が片付かないばかりでなく、散らかっている状況はメンタルにストレスをうけます。下のLDK間取り図を見てください。キッチンワゴンやカラーボックスなどの収納家具を、きちんと壁に配して並べられています。しかし、どの収納も高さがないため、スペースを占めている割には、十分な収納量が確保できていない状況です。■ 「動線の整理」と「家具の種類・配置」を見直すことが最善!動線の整理と、家具の種類・配置を見直し、以上のような問題点を、改善してみました①高さのあるキッチン収納棚やリビング収納を採用し、収納量を確保するとともに、こまごました家具を整理整頓。②家具を右側のみに配置し、スムーズな動線を確保。③家具の配置を変えたことにより、赤ちゃんのための広くて安全なスペースを確保。④キッチンカウンターはL字に配し、動きやすさを実現。また邪魔だった分別ストッカーは、キッチン台背面にあるキッチン収納棚の最下部に設置。⑤テーブルの高さにあったソファーを選び、食事のしやすい環境を確保。いかがでしたか?今の住まいに、何らかのストレスを感じているようであれば、動線や、家具の種類・配置を見直してみてください。きっと、ストレスフリーで快適なお部屋にすることができますよ。(しかまのりこ)
2019年01月08日こんにちは。山本みつ湖です。新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年一発目の記事は、次男が1歳くらい、長男は三歳になる少し前の頃の思い出について描きました。その日は朝から忙しく、長男と次男を連れて出かけ、なんとか用事を済ませてやっと帰ってきたものの、部屋は散らかり、次男はぐずり、自分も疲れてしまっていました。次男が眠るまでと思い長男にDVDをみせましたが、次男が寝付く前に終わってしまい…。「もう一回」と言ってきた長男に、私はイライラをぶつけてしまったのです。長男は私の大きな声に驚き、怯えた表情で「ごめんなたい」と謝りました(絵を描いていて、長男がかわいそうで泣けてきた)。怯えた長男の顔を見て我にかえりましたが、なかなか謝れず…。次男が眠った頃、やっと長男に「ごめんね」と言えた時…、長男は落ち着いた声で、「お母さんが大きな声で話すとビックリするから、優しい声で話してほしい」と自分の言葉で気持ちを話してくれ、本当に驚きました。何に驚いたかというと、●私(母)の気持ちの高ぶりが落ち着くまで、何も言わず待っていてくれた●自分はこう思うからこうしてほしい、と「自分」を主語にして話してくれた(お母さんは悪い、お母さんは間違っている、とは言わなかった)●落ち着いて話してくれたこの3点です。どんな言葉も、相手が感情的になっているときには届きませんし、主語が「あなた」になっていると、相手は責められたと感じ、話を聞くどころか身構えてしまうでしょう。この時私は感情に任せて「あなたはもう見たでしょう! もう終わり! 」と責めたのに、長男は私を責めるような言い方はせず、心に届く話し方をしてくれたのでした。今、長男は反抗期の入り口にあり、ちょくちょくなかなかの口答えをしてきます。ついカッとなって感情のままに口うるさく言ってしまいますが、「あの時の長男のように話したいな」という気持ちはいつもあり、大事なことを教わったなと感謝しています。
2019年01月01日出産後におとずれる怒涛のような育児生活を通して、身も心も“母親モード”に切り替わるママたち。育児優先の暮らしは大変なことも多いけれど、充実感もあり、何より子どもたちはかわいい…。なのに、ときどき心に湧き上がるモヤモヤやイライラの正体は一体何なのだろう?そんな子育て中のママたちの言いえぬ不安や悩みをわかりやすく漫画に描き、多くの反響を得ているのがコミックライターのとりさん。自身の姿を鳥に見立てた育児日記のなかでは、コミカルで笑いを誘うわが子との日常に加え、育児を通して感じる苦悩や不安を独自の感性で客観的に描いています。■育児と家事で必死な毎日…気づいたら“空っぽな私”独特な“ゆるさ”と、的確な母の心情を描いた漫画がツイッター上で注目を集めるとりさん。なかでも話題となったのが 「育児してると個性死にがち」 の見出しから始まるこちらの作品です。漫画で描かれているのは、結婚・妊娠・出産を通して、いつの間にかおざなりになってしまう母親自身の姿。特に女性たちは出産し、子どもを持つことで、有無を言わさぬ厳しい取捨選択を突きつけられることになります。子育てによって“できなくなること”は必然的にあきらめ、目の前の育児や家事など“やるべきこと”に専念する…。母親として必死に生きる時間は、同時に“私”という個性を必要としない時間でもあります。そんな毎日のなかで、ふと満たされない気持ちを抱えたり、“空っぽな私”に自信を失いモヤモヤした気持ちを抱えたり…。“私”と“母親”の両立に一歩を踏み出せないママもいるかもしれません。しかし、とりさんの作品では、母親たちが“本来の私”でいることを応援し、育児以外の自分を大切にすることを前向きに描いてくれています。■育児に不可欠な「肉体」と「精神」の充足バランスさらに興味深い作品のひとつに、ゲームの世界で用いられるHP(体力)、MP(精神)の表現を使って描かれる育児の消耗エネルギーについて解説した漫画 「今日はどっちを回復しよう?と毎晩考えている。」 があります。しっかり睡眠をとって、体力はチャージされてるのに、なんとなく心が晴れない…。逆に趣味の時間を持って、心は満たされているのに、睡眠不足で後悔する…。体力と精神の充足度のバランスをとることは想像以上に難しいものですよね。しかし、育児に家事にと毎日忙しいママたちは、もしかしたらとりさんが示すこの2つのゲージにさえも気づかず、心身ともにストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。とりさんの作品には、自分ではなかなか気づけない気持ちや悩みの原因を客観的に漫画で描き、示してくれることで、なんとなく心に閉じ込めていたモヤモヤやイライラを解き放ってくれるのです。■とりさんの漫画が連載スタート!読むだけで心がホッとしたり、元気がでたり、ママたちの心を救ってくれるとりさんの漫画が、ついにウーマンエキサイトに登場!とりさんならではの、「ゆるっとした笑い」と「鋭い気づき」でいかに描いてくれるのか、楽しみで待ちきれませんね。今後のとりさんの作品に乞うご期待!とりさん育児中のママの本音や子育ての不安や悩みを扱った作品がツイッター上で注目を集めるコミックライターさん。ついにウーマンエキサイトで連載決定!●とりさんのツイッター: @torikaworks
2018年12月20日「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」"の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。----------理想通りの人なんていないので、パートナーにイライラしてしまうことはあるでしょう。でも、小言を言いすぎると、夫婦仲が壊れてしまうこともあるかもしれません。今回はこういったお悩み相談です。Cさん35歳のお悩み恋愛結婚をして、主婦をしています。最近、夫のすることにイライラしてしまい、指図ばかりしてしまいます。自分が完璧ではないのは分かっているのに、それを差し置いて文句ばかり言ってしまいます。夫には「また文句を言っている」と言われています。このままでは夫婦不仲になってしまいそうです。夫のことは好きなので、もっと許せる自分になりたいです。どんな心持ちで接したらいいのでしょうか。Cさんへの回答おそらく誰と住んでも、イライラすることってあると思うんです。そんなとき、気を紛らわせるものがあるかどうかって、すごく大事なんですよね。例えば、Cさんが外で働いていたり、子育てに追われたりしていたら、そこまで旦那さんのやることに気を取られていられなくなるもの。つまり、相手に関心を持ちすぎるから、理想通りではない行動をされると、がっかりしてしまうところもあるような気がします。もちろんパートナーに関心がなさすぎるのはよくないですが、今の関心の半分くらいは、他に向けられるようになるといいかもしれませんね。ペットを飼ったり、夢中になれる習い事を始めたり、興味のあるアルバイトを始めてみてもいいでしょう。そうすると、「好きなことをさせてくれてもらっている」という感謝の気持ちも出てきて、パートナーに優しくなれることはありますしね。「そういう人なんだ」と思うことは大切あとは、相手に対して、勝手に期待をしてしまうから、その通りにならなくて、イライラするものなんですよね。でも、人はそう簡単には変わりません。だったら、「そういう人なんだ」ということを理解して、自分が対応できるようになった方が、楽ですよね。「私が“そういう人”と結婚したのだから、どう対応していくのか」と、自分がうまくやっていける方法を見つけていくことは大切なことです。たとえば、パートナーが全く掃除をしない人で、「私ばかり掃除をしたくない!」と思うのであれば、時々、家事代行をお願いしたり、お掃除ロボットや食器洗い機を購入したりて、もっと家事の負担を減らせるように工夫をしてもいいでしょうし。それに人って、短所が長所であることもあるんですよね。「だらしがない人は、大らかな性格」だったり、「ボーッとしている人は、温和」だったり。だから、「この人はこんな残念なところがあるけど、だからこそ、こういういいところもあるんだ」ということに気付くことは大切でしょうね。そうしたら、短所の方も「仕方ない」と思えるようになるかもしれません。相手に伝わりやすい言い方にすることも重要!それから、「言い方」は重要です。それによって、相手の反応は、随分、変わってきますしね。例えば、よく飲食店のトイレには「綺麗に使っていただき、ありがとうございます」なんて張り紙があるように、相手のいい行動を褒めたり、感謝したりすると、それに反する行動をしにくくなるんですよね。逆に「汚しては、いけません!」なんて、注意書きが書かれたトイレって、ちょっと気分よくないですしね。あとは、感情をのせないで、「普通に言う」ことも大切ですよね。怒ったり、イライラしたりして物を言うと、相手も嫌な気持ちになりますが、普通に「今度からは、こうしてくれるとうれしいな」といった言い方にすると、「分かったよ」となりますしね。更に言えば、「どうしてそれが嫌なのかを、きちんと説明してお願いをする」のも手です。例えば「飲み終わったコーヒーカップは、水につけておいてくれないと、コーヒー渋が落ちなくて困るから、洗うまではしなくてもいいけど、せめて水にはつけてね」とか。このとき、「洗うまではしなくてもいいけど、せめて水にはつけてね」というのも、ポイントです。「相手の性格からして、ここまではしないな」というのって、実は分かっていると思うんです。それを認めないから、「洗っといてね!」といった、相手にとってハードルの高いことを求め、案の定、相手はやらないし、こっちもイライラするということが続いてしまいます。だから、相手の性格をよく理解して、100を求めるのではなく、「こっちも50は負担する」という譲歩するようなアイデアを出して折り合いをつける、というのも大切なことなんですよね。相手にばかり求めず、自分が対応できる人に!結局、人はそう簡単には変わりません。自分以外の人に期待したところで、その通りにならずにがっかりするだけです。だから、「“そういう人”なんだ」と思って、工夫して、楽に対応できる人に、“自分が成長する”ことが大切なんですよね。その方がイライラしないし、結果的には“自分のため”でもありますよ。コラムニスト・ひかり
2018年11月04日子育ては夫婦で協力しなければいけません。しかし旦那にイライラしてしまう妻が多いのが現状です。なぜ旦那にイライラするのか、そしてそのイライラをどう対処すればいいのか、これからパピマミ編集部がご紹介します。旦那にイライラするタイミングとは?旦那にイライラする場面は、やはり子どもに関わってきます よね。・子どもが泣いているのに相手をしない・自分では泣き止まないからと奥さんに押し付けるまた、家事の協力・分担でも、イライラが発生しやすい傾向にあります。洗い物が溜まっているのに旦那はテレビを見ている、家事の分担がいつまでも変わらずに妻ばかりに負担がかかっているようです。子どもができたからには育児に積極的に関わってほしい、家事も今まで以上にやってほしいという妻は思いますよね。そのような気持ちが、旦那に伝わらないとイライラの感情が生まれる ようです。子育てはイライラしやすい時期旦那にイライラするのは時期の問題かもしれません。出産後はホルモンバランスが乱れやすく、「産後うつ 」と言われるように、精神的にも不安定になりやすいのです。妊娠中の急激なホルモンバランスの変化は、出産後すぐに元に戻りません。産後半年〜1年ほどかけて元のホルモンバランスに戻ろうとします。なぜイライラするか分析してもよく分からないのであれば、産後の体の状態を疑ってみましょう 。精神があまりに不安定な場合は通院して治療の対象となりますが、大抵の場合は自然に回復するのを待つほかありません。イライラしてしまうのは仕方がないので、無理にイライラする気持ちを押し込めようとせず、いずれ精神的に安定する 時を待ちましょう。子育てならではのイライラの原因次のような原因からも、イライラしやすくなります。・寝不足赤ちゃんは授乳間隔が開くまで、2〜3時間おきに起きます。少し寝ては授乳という朝も夜も分からない生活が数カ月続きます。寝不足は精神的に不安定になりやすく、ちょっとしたことでイライラしやすくなります。・外出できない出産前は外出が好きだった人は、家にずっといること自体にイライラします。さらに、子どもは自分の思い通りにならないことが多く、手間や時間をかけてもそれが無駄になることがあります。例えば長い時間をかけて寝かしつけても15分で起きてしまったり、離乳食を食べてくれなかったり、片付けたそばから散らかしていくようなことは日常茶飯事です。そのような時は子どもにイライラをぶつけるのはいけないと思い、旦那に八つ当たりしてしまう こともあります。子育てのイライラ解消法!子育てのイライラ解消法は、少しでも一人の時間を持つこと 。子どもとずっと一緒に過ごすのは幸せな時間ですが、過ぎたるは及ばざるが如しです。旦那や両親に子どもを預けて、一人でどこかに出かけてみましょう。保育園の一時保育などもあります。特別なことをする必要はなく、カフェでぼーっとしたりショッピングをしたり何気ないことで構いません。同じ環境で同じような日々を繰り返していると、視野がせまくなりがちです。家や子どもや旦那から離れることで改めて大切さに気づくこともありますし、イライラを客観視できます。また、一人の時間をくれた旦那さんに感謝の気持ち も持てるようになります。まとめ出産後のホルモンバランスが原因で、精神的に不安定になっていますし、寝不足や思い通りにならないという子育ての大変さから心にゆとりがなくない場合も。旦那さんや家族に協力してもらい、一人になる時間を作りましょう。イライラする自分を責めずに、旦那に正直な気持ちを話して協力を求めてみましょう。
2018年11月02日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日育児中のイライラ、いろいろな場面で大なり小なりありますね。子どもは本当に親の思うとおりに動いてくれず、それがおもしろくもありますが、時には抱えきれないイライラを覚えることも。では、自分がどんな場面でイライラすることが多いのか、考えたことはありますか?意外にも法則性があるかもしれませんよ。私が自分のイライラポイントに気づいたきっかけはイライラするポイントは人によって違うと思います。私の場合は、夜泣きの対応、ごはんどきのぐずり、お出かけ先での聞き分けのなさによくイライラしていました。なかでもごはんどきのぐずりが個人的に1番きつかったです。私がイライラするポイントを考えるきっかけになった出来事は、遊園地でのお昼どきのこと。タイミング悪く、お店に並んでいる最中に娘が寝てしまいました。このまま寝ている隙にゆっくりご飯が食べられるかもしれないと淡い期待を持ちました。そして配膳されていざ食べようとする瞬間に子どもが起きる・・・。もう語りつくされた育児あるあるですね。起きてぐずるわが子をあやしながら冷めていく料理に泣き出しそうなほどのイライラを感じました。期待を持ってしまった分の反動が大きかったのだと思います。あやしながらつい最近も同じシチュエーションでイライラしたことを思い出しました。そこから私は過去にイライラしたのはどんなときだったか振り返ってみることに。そうするとおもしろいくらい自分がイライラするのはごはん前にぐずられるときなのです。これにはハッとさせられました。イライラポイントがわかると対策が立てやすい私は「こんな場合にイライラする」ということを認識したことで、驚くほど感情をコントロールしやすくなった気がします。冷めていくごはんを前にしても「これが私のイライラポイントなのよね」と客観的に自分をなだめられる感じです。早速、夫に笑い話として話しましたが、これが結果的によい方向に進みました。私のイライラポイントを知ったあと、夫は動きやすくなったようで、同じシチュエーションになると率先してあやしたり、私があやした場合には口においしいごはんを入れてくれたりするように。自分のイライラポイントを知ることは、自分だけでなくまわりの人も対策が打てるメリットがありました。イライラポイントはどうやって知るの?今回、私が自分のイライラポイントを知ることができたのは偶然でしたが、これは「アンガーマネジメント」と呼ばれ、以前のあんふぁんのママニュースの記事「アンガーマネジメントの先生に聞く!育児のイライラをコントロールする方法」でも書かれていました。その記事では、「怒り日記」をつけることがすすめられていました。確かに今回過去の自分を振り返るにあたり役立ったのは、メモ程度につけていた育児日記でした。書いて自分のことを客観的に捉えることが大事なのだと思います。しかしいきなり日記を書くのも大変なこと。まずは育児日記や家計簿、カレンダーでもメモ程度から始めてみるのがおすすめです。もうすぐ3歳のわが子はだいぶ聞き分けられことも多くなり、ごはん前に寝ることも少なくなりました。以前に比べてイライラすることも減りましたが、時折立ち止まって自分を把握することは大事だと感じています。最近イライラしているなと自覚した時がチャンスです。また意外と知らない自分に出会えておもしろいですよ。<文・写真:フリーランス記者幸森陽子>
2018年10月27日家庭内の言葉を大切にしてきた江藤真規さんに、前回は「イライラ言葉」→「ポジティブ言葉」の変換事例を教えてもらいました。江藤さんは、娘二人を現役で東大にいれたスーパーママ。けれども、「子育て中は、イライラしっぱなし。家族に、『真規』を『魔鬼』と変えた方がいいと言われるほど、 怒りまくっていた時期もありました」と言います。そんな江藤さんは、どのように自分を変えていったのでしょうか?【ママのイライラ言葉変換辞典】 第1回 子育て環境の変化が、ママの罪悪感と不安を高めている 第2回 「いい加減にしなさい」に代わる言葉は? ネガティブ言葉の変換 お話をうかがったのは…江藤真規(えとう まき)さん教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表。マザーカレッジ主宰。自身の子育て経験を通じて、コミュニケーションの重要性を実感。東大大学院で研究を続けながら、保護者と教師が連携をとることの重要性を提言している。・マザーのための知的な学び場: MOTHER COLLEGE(マザーカレッジ) ■イライラ言葉を使ってしまう7つの原因そもそも、どうしてママは子どもにイライラ言葉を使ってしまうのでしょうか? 胸に手を当てて、よ~く考えてみると、イライラ言葉を使ってしまう「引き金」は子どもの言動ですが、根本的な原因は「親の心の中」にあるようです。「イライラ言葉を使ってしまう『親の心のなか』にある根本的な原因を分類すると、次のとおり、大きく7つにまとめることができます」(江藤さん)。自分自身がどのようなシチュエーションでイライラ言葉を使いがちなのか? それがわかればイライラ言葉を回避しやすくなるはずです。●イライラの7つの原因を知ろう!1.急いでいるとき2.周りの子供と比較してしまうとき3.周囲の言葉に、敏感になりすぎているとき4.理想と現実のギャップを感じるとき5.見通しが立たないとき6.イヤな部分ばかり目につくとき7.自分の調子が悪いとき出典: 『子どもに伝わる! 子どもが変わる! ママのイライラ言葉言い換え辞典』 (江藤真規/扶桑社)■イライラを解くカギは「もうひとりの自分」江藤さんは言います。「イライラ言葉から脱却するのにオススメなのは、イライラ言葉を発したときの自分と子どもの関係性を客観的に見る『もうひとりの自分』をつくることです」。イライラしている自分を、俯瞰の視点で感じてみる…。たとえば、「イライラ言葉を使っている、いまの自分は子どもからはどんなふうに見えている?」「子どもにどんなふうに影響を与えている?」。そんなことを、自分に問いかけてみるのです。「もうひとりの自分」がこう問いかけることで、現実の自分は「何をやっているんだろう」と、わが身をふりかえるキッカケにできることもあるでしょう(できないことがあっても、それはそれ。いちいち落ち込まないことも大切です…笑)。こんなふうに、「もうひとりの自分」が、現実の自分に問いかける「セリフのパターン」をいくつか知っておけば、イライラ感情に溺れてしまうことを、少しは防げるかもしれません。●イライラ感情からママを救う7つの救命言葉原因 → 自分への問いかけ1.急いでいるとき → 「子供はなぜ急ぐ必要があるのかわかっている?」2.周りの子供と比較してしまうとき → 「夫によその奥さんと比較されたら、どう思う?」3.周囲の言葉に、敏感になりすぎているとき → 「子育てに正解を求めすぎていない?」4.理想と現実のギャップを感じるとき → 「その理想は誰の理想なの?」5.見通しが立たないとき → 「子供の10年後をイメージしてみて」6.イヤな部分ばかり目につくとき → 「イヤな部分は、言い換えればどんな才能?」7.自分の調子が悪いとき → 「私を助けてくれる人は誰なのかな?」出典: 『子どもに伝わる! 子どもが変わる! ママのイライラ言葉言い換え辞典』 (江藤真規/扶桑社)■「成長モデルが違う」という発想今回の取材を通じて、筆者が一番、印象に残ったことをお伝えします。「親としての 成長モデルは、『学校で勉強を習う』などの知識習得型モデルとは違う成長モデルです。壁にぶつかったときに、『さて、どうしよう』と悩み、その困った状況に子どもとともに身を置きながら省察する、そして超えていく…、このような流れが親としての成長なのだと思います。この成長モデルをイメージできるようになると、『怒ってしまっても、しょうがない』ということが、開き直りでも何でもなく、壁を乗り越えるための言葉として使えるようになっていきます」(江藤さん)『学校で勉強を習う』ということとは違う、成長モデルがある。「習ったから、できるようになる」ということではなく、自分の失敗を省察することから学ぶ成長モデル…。この成長モデルの存在をイメージできるようになると、「子供に対して、すぐにイライラしてしまう私って、何てダメなんだろう!」と自分を責めるのではなく、「どうして、私、あんなことを言ってしまったのかな?」と、怒ってしまった自分に寄り添えそう。 そして、そこから学ぼうと、前向きな方向に気持ちを切り替えできそうです。子育ては大変な事業で、誰しもが壁にぶつかるもの。「子育てで、何の問題もないという人を、私は知りません。イライラ言葉を使ってしまったときほど、親子にとって、成長するチャンスだと、私は強くお伝えしたいと思っています」(江藤さん)
2018年10月19日「最近、ママのイライラの『質』が違ってきたように感じます」と語るのは、娘二人を現役で東大に合格させたスーパーママ江藤真規(えとう まき)さん。江藤さんは、家庭内の言葉を、とても大切にされています。イライラして、子供に対してキツイ言葉を使ってしまい、後悔することって、ありますよね? そんなとき、どうすれば良いのでしょうか? 子どもへの上手な声掛けについて伺いました。お話をうかがったのは…江藤真規(えとう まき)さん教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表。マザーカレッジ主宰。自身の子育て経験を通じて、コミュニケーションの重要性を実感。東大大学院で研究を続けながら、保護者と教師が連携をとることの重要性を提言している。・マザーのための知的な学び場: MOTHER COLLEGE(マザーカレッジ) ■自分を責めるママが増えた冒頭の、「ママたちのイライラの『質』が変わってきた」という話について、少し突っ込んでお話しを聞いてみました。以前のママたちの悩みは、「子どもが勉強しない」「子どもが言うことを聞かない」といった、「子どもが●●しない」という困難感が中心でした。けれども、いまは、「子どもを感情的に叱ってしまう」「時間がなく、ちゃんと子育てができていない」といったママの自責感が中心になってきているよう。こうした悩みがママのイライラにもつながっていきます。「子育ては、本来、自分が好きなようにやってよいもの。それなのに、ママたちは、学べば学ぶほど、『●●すべき』というToDoリストや、『●●はいけない』というNGリストが増えてしまう。やがて、『それができない私は、何て悪い母親なんだ』という気持ちになってしまうんです」(江藤さん)。自分の子育てに「苦しさ」や「ふがいなさ」を感じているママたちが多い…。教育現場を取材している筆者自身も、肌感覚として、同じ実感があります。■「教育の見通し」が立たないママの不安なぜ、そんなことが起きているのでしょうか? 江藤さんは、言います。「いま、大きく教育が変化しようとしています。そのなかで、『教育に対しての見とおし』が立ちにくくなっていることが大きな要因なのではないでしょうか?」「何かが、違う」と感じつつも、「何をすべきがが見えない」という端境期のなかで子育てをしている現代のママたちは、洞窟のなかを手探りで歩いているような状態。苦しいのは、あたり前なのかもしれません…。 ただ、「時代が、悪い」「学校が、悪い」と誰かのせいにしていても、解決にはなりません。わが子は、いま、目の前で毎日育っているのですから! では、今日から、ママができることは、何なのでしょうか? ■いま目の前にいる子どもにすぐにできることは?江藤さんは、こんなふうにアドバイスをしてくださいました。「一番、手っ取り早いのは、家庭内の言葉を変えることです」。何か変化を起こそうと決意しても、ハードルが高すぎたら気持ちは萎えてしまいます。そんなとき、ファーストステップとして、言葉を変えるという手段は、簡単で速攻性も高いのです。「たとえば、『子どもを褒められない』というママ。子どもを褒められない方は、『私が褒められてこなかったので、どう褒めていいのかわからない』と、おっしゃいます」(江藤さん)。ある方は、手始めにキッチンに3つの褒め言葉を貼っておくことからスタートしたそう。●子どもを褒める言葉3つ「すごいね!」「やったね!」「さすがだね!」「最初は、まさに『形だけ』だったそうです(笑)。けれども、形だけの言葉を重ねるうちに、子どもの表情や態度が変わってきた。そうすると、『私も、子どもを褒めてあげられるかもしれない』と、意識変容が起こり、次の行動に繋がっていきました」(江藤さん) ■「イライラ言葉」は「本当に言いたいこと」は伝わらないところで。「いい加減にしなさい!」「早くして!」。そんなイライラ言葉では、子どもは「ママが怒っていること」はわかるものの、「ママが本当に言いたいこと」は理解できない場合があります。たとえば、「いい加減にしなさい!」「何度言ったら、わかるの?」。日常的によく使う言葉ですが、ママの本当の気持ちは、「ご飯だと呼んでいるのだから、早く食卓について欲しい」とか「部屋を片付けて欲しい」といったことかもしれませんよね。そうなると、ママがいくら声を大にしてイライラ言葉を使っても、子どもに「ママが本当に言いたいこと」は伝わらず、余計にイライラして、さらなるイライラ言葉を重ねてしまう、という負のスパイラルに陥ってしまいます。■ママの「イライラ」が激減するポジティブ言葉とはでは、どうしたら良いのでしょうか? 「私は、『イライラ言葉をなくす』のではなく、『子どもに話しかける語彙を増やす』という発想が良いのではないかと考えています」(江藤さん)そこで必要なのが、いままで使っていたネガティブな口癖をポジティブな表現に置き換えた「新しい言葉」です。この連載のなかでは、「イライラ言葉」に対して、「ポジティブ言葉」と呼びます。子育ては、キレイ事だけではやっていけません。むしろ本気で取り組む子育てには、「イライラのない子育てなんてない!」と、声を大にして言いたい。だからこそ、現状を打破する方法論の一つとして、「形から言葉を変えていく」ということに、ちょっとトライしてみませんか? 次回は、「イライラ言葉」→「ポジティブ言葉」の変換事例をご紹介します。
2018年10月17日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「夏休み、イライラする妻に夫がしびれを切らした! 不機嫌ママの反省」 で、夏休み中の“ママのイライラ”についてアンケートを実施。長い休みで一緒にいる時間が続くと、相手が大好きな子どもでもイライラすることがあるはず。今年は外出して気分転換しようにも暑すぎて思うように出掛けられないし、学校のプールやじゃぶじゃぶ池まで猛暑で中止続出の事態に!アンケートでは、「イライラしたくないのにしちゃう!」「夏休みなんてなくなって!」など、ママたちの悲鳴のような声が集まりました。どうすれば、ママたちのイライラをなくすことができるのでしょうか。ママたちが実践している“イライラ解消法”を、アンケートからご紹介します。■夏休みのイライラ増加、約90%のママが実感!アンケート内の質問「子どもの夏休み時期にイライラすることは増えますか?」で、「かなり増える」と答えたのは66%、「やや増える」が23%で、合わせると89%ものママが、夏休みにイライラが増えることがわかりました。Q.子どもの夏休み時期にイライラすることは増えますか?かなり増える 66%やや増える 23%ほとんど変わらない 7%全く変わらない 3%その他 %専業主婦やちゅいママさんのように自宅で仕事をしているママは、子どもの相手をしながら家事もこなさなければならない。ワーキングママは、学童用に毎日お弁当を作らなければならない。さらに小学生を持つママには宿題の手伝いも…。このように夏休み中のママには、やらなくてはいけないことが増えます。さらに、子どもが家にいることでママの気分転換の時間がなくなることも…。そう考えると、やはり夏休みにママがイライラしてしまうのは当然のことなのかもしれません。■“ひとり時間”でストレス解消!多くのママが夏休みにストレスがたまっている状態だということがわかったわけですが、では、そのイライラをどうやってやり過ごしているのでしょうか?アンケート内の質問「イライラを解消するためには何が必要?」という質問には、「ママひとりの時間!」という回答がもっとも多く集まりました。自分の時間を持つこと。一人で買い物、掃除など家事を自分ペースでできる時間。自分ペースで物事が進むとストレスは少ない。うちは児童クラブと保育園なので、それができる日があるが専業主婦であれば旦那の協力が不可欠。子を連れて数時間外出してくれたら良い。週に1度、半日程度1人で自由に動き回れる時間。それがあれば、「あと○日」とブツブツ呪文のように言いながら、がんばって乗り切れるのではないか?と思います!私は息抜きとストレス解消のために、1人の時間が、大切なので、子どもたちが寝たあと、旦那が帰ってくるまでのお一人さまタイムを趣味に当てたり、好きなドラマの録画をまとめてみたり、わざと1人でリビングのソファで1人で寝てみたり(笑)して、心をスッキリリセットする時間を作ってます。子どもと離れて、ひとりの時間が少しでも取ることができれば、イライラが生まれづらくなるのかもしれません。■一緒に夏休みを楽しんでしまおう!ママたちから集まった“イライラ解消法”には、「ひとり時間」以外にもたくさんの回答が寄せられました。まずは「子どもと一緒に楽しんでしまおう」作戦!子どもたちと一緒に過ごす時間でしかできないことを自分も一緒に楽しむ! たとえば、一緒にお祭りに行ったり、家でまったりDVD観たり。「一緒にゆっくりする!」って決めた日を作ると、ちょっと疲れ取れたりします。おやつも好きなときに食べて、ご飯もテキトーにして。自分も一緒に覚悟を決めて思い切り楽しむ! 家事は最小限にし、ときには子どもも巻き込む。買い物も長時間かけるのはこっちもイライラするから、必要最低限のものを買い、どうせ暇だからちょこちょこ買い物へ行くようにする。自分なりに工夫することで、去年よりも全然楽しめるようになりました!子どもとずっと一緒にいるのだから、どうせなら自分も楽しもうというママのアイデア。子どもたちと心から楽しめればハッピーになれるし、夏休みの思い出がたくさん作れそうですよね。■預かり保育や学童で、子どもと離れる時間を作るちゅいママさんもご主人から提案された「預かり保育や学童の利用」という方法。お財布には厳しいですが、毎日ではないにしろ、休み中に何度か預けることで“リフレッシュ”しているママも。ママには自分時間ができて、子どもも友だちと一緒に遊んだり広い場所で体を動かせたりするので、親子ともに充実した時間を過ごせるメリットがあります。パートをしているので、夏休みは幼児預かり保育を利用しています。ちゅいママさんの言うとおり夏休みにずっと子どもといるのは無理なので、そのために働いている感じもします。とにかく、限界を迎える前に預かり保育を利用する! これに限ります。預かり保育は料金が発生するため、専業主婦の私には後ろめたい気持ちも生じるのですが、イライラして子どもと母親がストレスを抱えるよりはマシ。必要経費だと言い聞かせて利用しています。さいわい、夫も「倒れたら、そっちの方が大変だぞ」と言ってくれるので。ほかに「子どもだけのキャンプに行かせる」というママも。支出は大きいですが、子どもたちが普段できないことを経験できるので、プラスの要素は大きいかもしれません。■お金があればイライラは減る?また、「お金があれば、イライラすることが減る」という意見も多く集まりました。自由になるお金。家事が思うようにできないときに、アウトソースするお金。ご飯を作るのが大変なときに、家族で外食するお金。子どもを預けるお金。など、普段はいらないけど、お金があれば時間が買えて、イライラすることも少なくなる気がする…たしかにお金があれば、ママの心と体の負担が減りますね。けれど、実際はお金の有無よりも、“そこにお金を使えるか”がカギになってくるような気がします。自分がラクするためにお金を使うことに罪悪感を抱いてしまって、なかなか使えないというママ、意外と多いのではないでしょうか。4歳の双子男子子育て中です。年少さんのときの夏休みはお金もないため児童館や公園に出かけ、それはそれは苦痛でした。苦行でした。去年の失敗から学び、今年は「夏休み特別ボーナス」を主人からもらい、映画や博物館や室内遊び場など、室内で遊べるお出かけができています。それでもストレスがたまるので土日は主人に子どもを連れ出してもらって自分の時間を作っています。「夏休み特別ボーナス」、ナイスアイデアですね! 日頃から夏休みに向けてコツコツ貯金でもしようかな…なんて思ってしまいました。そのための資金と決めてしまえば、前向きにお金を使えそうです。■まだある! ママのイライラ解消法ほかにも、ママたちがイライラを積み重ねないためにしていることが。体を休めたり、自分へのご褒美をあげることで、心と体のバランスをとっているようです。◎息抜きと手抜き昨年は学童と預り保育へ通う子どもたちのお弁当と水筒の準備、それに伴う食器洗いの増加と、水遊び関係の洗濯物の増加。加えて、多忙な夫抜きで私一人で子どもたちを連れて外出。これらでイライラが蓄積して大爆発!自分にも子どもにも良くないので、今年は「息抜きと手抜き」に力を入れました(笑)。夫の実家に初めて子どもたちをお泊まりさせてもらい、ライブ&その後の夜遊び(健全なヤツ)。暑い中の夕飯作りは大変なので、市販のギョーザ焼くだけとか楽して品数も減らしました。湯船に子どもを入れるのも大変なのでシャワーのみ。◎睡眠夏は暑くて思った以上に夜に眠れてないと最近気づきました。下の子が目を離しても大丈夫な年齢になったので、イライラ~!となった昼下がりはクーラー聞いた部屋で子どもには好きなことさせて、自分は30分おねんね。これやると私は少しイライラが落ち着く気がします。◎買い物する我慢せずに自分のために散財する! 欲しいものを買いまくる!(しかしセール品)少し気持ちに余裕ができる!◎ママ友との交友ひとりになることはなかなか難しいので、子どものお友だちとそのママと毎日のように虫取りしたり、おうちで遊んだり、水遊びをして会っています! 家族以外の大人と会うことでもリフレッシュできます! 子どもたちもお友だちと遊べるので楽しそうだし、交友は大事ですね!◎がんばりすぎない鈍感でいること。掃除したあと散らかしたりしても、次の日掃除するまでは気にしない! 炊事洗濯も夏休み仕様で、がんばりすぎない! 親子でゆるい夏休みを。さらには、「あきらめる」「無になる」「忍耐」「気合」「悟りの境地」など驚きの答えが並び、一瞬ママが修行僧に見えてきました…。“どうにもならない!”と開きなおることで、負の感情を生まれさせないように仕向けているのかもしれませんね。■親の期待する宿題結果を求めないイライラを解消するのではなく、ママの考え方や方針を変えることで「イライラを防ぐ」というアイデアもありました。自分のご機嫌は自分でとること! ご褒美にカフェオレ飲んだり、子どもがいても、ドラマ観たり、のんびりします! イライラの原因をつくらないようにする!疲れるとイライラするので、お昼寝だってする! ゆるくいくことです。親の理想の宿題結果を期待しない。とにかく終わらせることだけに集中する。そして自分も宿題を楽しむ。一緒に読書感想文書いてみたり。そして昼ごはんは子どもにうんと手伝わせる!無理なスケジュールを立てない。出かけて疲れるなら、無理して出かけない。予定を入れ過ぎない。宿題に完璧さを求め過ぎない。ご飯もがんばり過ぎず、手抜きすることに罪悪感を持ち過ぎない。(私が寝坊してたら、長男が自分で目玉焼き作って朝ごはんを食べてました) そもそもイライラの原因を作らないですめば…。それには、ママの意識改革が必要と言えそうです。がんばりすぎないこと、疲れをためないこと、宿題は理想を追い求めないこと…などなど。夏休み期間中だけでも考え方を少し変えることで、イライラの種がぐっと減るのではないでしょうか。■準備や工夫で、イライラが減る?ちゅいママさんのご主人の指摘にもあるように、面倒なことにイライラは“伝染”します。ママが不機嫌だと、パパや子どもも居心地が悪くなって、家庭内がぎくしゃく…。「夏休みにイライラしてしまう」というママは、家族のためにも、自分のためにも、イライラしないための準備や工夫を考えておくといいかもしれません。この記事をみて、「あらかじめ夏休みに、どうしたらイライラしないですむか考えておく!」ということが大事かな、と思いました。私の場合は、お昼ご飯の準備に追われる時間帯が、どうもイライラタイムで。お昼ご飯準備中に、どうしても腹ぺこな子どもたちが、おやつを見つけて食べる→ご飯食べない→イライラ。あらかじめ、ランチの下準備をしとこうかな。と思いました。事前の準備、しんどいと気構えない気持ち。夏休みは子どもからすればとても楽しみなものだと思います。夏休みの間はとくに家事や掃除も手抜きしつつ、子どもと一緒に楽しむという気持ちを持つことが大事かなと思います。仕事もしていますが、夏休みは普段以上に子どもと楽しくおもしろしく過ごしているので、学校が始まるのが逆に寂しいです(苦笑)こういう母親もいます。ママによってイライラする点も違うことでしょう。自分の家庭を取り巻く環境をよく確認しながら、ママにとっても家族にとってもストレスの少ない過ごし方ができるといいですね。そして、残り少ない夏休みが楽しいものになりますように!Q. 夏休みのイライラを解消するためには何が必要だと思いますか?回答数:390(アンケート集計期間:2018/8/2~2018/8/9)
2018年08月16日付き合いが長くなってくると、恋人にイライラした態度を取ってしまうことが増えてしまうという人もいると思います。でも、それをありのままにぶつけてばかりいると恋人との関係が悪くなり、最悪破局に結びついてしまうことも。どうしたら、このイライラした気持ちを抑えて彼氏と上手く付き合っていけるのでしょうか?今回は、彼氏にイライラする理由と対処法について紹介します。1. イライラする気持ちには2種類ある彼氏に対してイライラする気持ちには2種類あります。1つ目は、愛情表現が足りないと考えて寂しさからイライラしてしまうパターン。2つ目は、彼氏の人間としての言動にイライラしてしまうパターン。1つ目は長く付き合ったカップルの女性側に良く見られる気持ちです。最初の頃と態度が変わってしまった彼氏に対して不満を持ったり、彼氏に依存している事に気が付かず「もっともっと」と気持ちをねだった結果、彼から思うような行動を取ってもらえなかったことでイライラが募ります。2つ目は、時間にルーズ、だらしない、連絡をしないでデートをドタキャンするなどの行動に対してです。2. 愛情表現が足りないイライラ3つの改善方法 (1) 自分が彼氏に依存している事を自覚する大抵の場合、女性が付き合い始めた頃に彼から強く求められた記憶が残ったまま、そのギャップに苦しんだ末、だんだんとストレスを溜め込んでしまう事が多いです。そういう時は、自分が彼氏に全てを委ねすぎていないか考えてみる事が必要かもしれません。自分の気持ち全てを彼に満足させてもらおうとするのは中々難しいものがあります。彼氏への依存度を減らし、彼氏がいなくても普通に過ごせる感覚を身につけることが大切です。 (2) 自分の世界を作る彼氏が知らない自分の世界を持つとイライラが改善される事も多いです。カップルになると、相手の全てを把握していたいと思う事もありますが、それでは短期的なお付き合いで終わってしまいます。長く彼氏と付き合いたいのなら、彼氏が知らない自分の世界を1つだけでも持ってみましょう。そうすると、彼が自分に言わずに趣味を楽しんでいても大してイライラしなくなったり、「自分だって秘密があるし」と優越感に浸る事もできます。 (3) 他の男性と月1で交流をしてみる彼氏がいるからと全ての人間関係をストップさせてしまう女性も多いですが、ある程度他の男性とも交流を持ったほうがよいです。あえて彼氏に言う必要はありませんが、他の男性にアプローチされる事も自分の自信に繋がりますし、フェードインフェードアウトという楽な付き合い方も選択肢のなかに入れることが出来るため、気持ちに余裕が生まれます。セフレを作るのではなく、自分を女性としてみてくれる男性とお茶をするというのがベストな方法です。3. 彼の人間的要素にイライラする時の対処法付き合ってみた後で、彼の本当の姿が見えてくる事も多いですよね。でも、30年近く生きてきて、いまさら人間性をすぐに変えられるものでもありません。彼女に残された選択肢は2つ。● そういう人なんだと諦める● 長い目で見ようと妥協して付き合っていくこれしか方法はありません。彼氏に強い口調で「やめてほしい」と言った所で簡単に治らなければ彼女もイライラしますし、彼だってだんだんと「俺じゃダメなんじゃないか」という気持ちになり別れたくなってしまう事も少なくありません。関係を壊したくないのなら、ペナルティなどを与えながらゲーム感覚で改善してもらうという方法をとったり、改善出来た時に大げさに褒めたりするのも良いので試してみてください。付き合い始めの頃は、好きという気持ちやトキメキが強いので相手の嫌な部分て中々見えないもの。でも、時間が経つとドンドン相手の嫌な部分が見えてきて、ちょっとの事でイライラしてしまう事もあるでしょう。でも、相手にイライラをぶつけてばかりじゃ関係は良くなりません。自分なりに、気持ちを分散させる何かを作ってみるとすんなりイライラは解消され、穏やかな気持ちで一緒にいる事が出来るようになるはずです。written by 亀ぱんだ
2018年07月25日