口コミから大ヒットとなったキーラ・ナイトレイ&マーク・ラファロの『はじまりのうた』で知られるジョン・カーニー監督の最新作で、80年代を舞台にした青春映画『シング・ストリート未来へのうた』が、7月9日(土)より日本公開されることが決定。主題歌を『はじまりのうた』にも出演した「マルーン5」のアダム・レヴィーンが手がけている。1985年、大不況下のアイルランド・ダブリン。14歳のコナーは、父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭は崩壊寸前。音楽好きの兄と一緒に、隣国ロンドンのクールなミュージック・ビデオをテレビで見ている時だけがハッピーだった。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるプロモーションビデオを撮ると決意。猛特訓&曲作りの日々が始まったーー。「アカデミー賞」歌曲賞を受賞した初監督作『ONCE ダブリンの街角で』、圧倒的な口コミで異例の全米大ヒットに、日本でも大きな話題を呼んだ『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督。世界中の数多くの人々に「私の特別な監督」と愛されている彼が次に手がけたのは、80年代のダブリンを舞台にした半自伝的な物語。両親の離婚、いじめなどで人生どん底の少年がバンドを組み、ストリートや海辺でPVのゲリラ撮影を重ねていくうちに、切ない恋と胸を打つ友情が加速していく青春音楽エンタテインメントは、今年1月のサンダンス映画祭でも上映され、熱いスタンディングオベーションを浴びていた。そんな本作を彩るのは、当時の迷える若者たちの救世主だった「デュラン・デュラン」「a-ha」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」といった、80年代のブリティッシュ・サウンド。音楽が人と人の心をつなぎ、共に運命を切り開く力をくれる瞬間を、本作でも鮮やかに切り取ってみせる。また、本作の主題歌を担当したのは、『はじまりのうた』でキーラの恋人役で映画初出演したアダム・レヴィーン。アコースティックなサウンドにアダムの歌声が乗り、前向きな気持ちにさせてくれる至極の1曲が映画のラストを飾る。なお、本作は、渋谷パルコ建て替えに伴う一時休業に伴い、8月7日(日)に休館となる渋谷シネクイントのクロージング作品ともなっている。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月01日RJCリサーチとナイトレイは、2社共同で「インバウンドレポート」を発行した。このレポートは、ナイトレイが提供する訪日外国人のSNS解析ツール「inbound insight(インバウンドインサイト)」により解析したデータをもとに、RJCリサーチが四半期ごとに集計・分析を行い、両社の共同レポートとして定期発行するもの。今回は第1回(2015年10~12月期)として、訪日外国人観光客が日本国内滞在中にTwitter(ツイッター)や微博(ウェイボー/中国版ツイッター)でツイートした約28万件のデータを集計対象とし、全国の観光スポット・市区町村を分析したほか、地域別分析として北海道に絞った分析も加えている。ツイート発信地点による観光スポットランキング(全国)では、1,889で富士山がトップ。差のない2位にはUSJが1,801がランクイン。以下、東京ディズニーランド(1,267)、東京タワー(1,115)、東京ディズニーシー(1,155)と続く。北海道の観光スポットランキングでは、サッポロが1,606でトップ。以下、小樽、登別と続く。
2016年03月28日いま世の女性たちがこぞって、その一挙手一投足に視線を注ぐ最も熱い世代がある。1989年前後に生まれた、現在25~27歳の20代中ごろの女優やセレブたちだ。「1989」といえば、言わずと知れたテイラー・スウィフトのグラミー賞受賞アルバムのタイトルにして、彼女が生まれた年。その年、日本は昭和から平成になり、消費税が初めて導入され、世界ではベルリンの壁が崩壊し、時代が大転換を遂げた1年でもあった。その89年に生まれたのが、テイラーをはじめ、『ルーム』でオスカー女優となったブリー・ラーソンや、注目の続編『Fifty Shades Darker』(原題)などが控えるダコタ・ジョンソン。そして翌90年、東西ドイツが統一され、冷戦が終わり、中東近辺が焦臭くなってきた年には、『JOY』で4度目のノミネートを受けたオスカー女優ジェニファー・ローレンスや、『アクトレス~女たちの舞台~』で米国女優として初の仏セザール賞を受賞したクリステン・スチュワート、フェミニスト活動に専念するため女優休業を明らかにした『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンと、人気・実力ともにトップといえる若手女優たちが誕生している。言うなれば、彼女たちは激動の時代をタフに生き抜いている、大人になった“ハーマイオニー”世代。そんな最旬の世代といえる彼女たちに迫った。まず、89年生まれ、現在26歳のブリーは、『ルーム』で息子とともに[部屋]から脱出し、人生の再生に挑んだ母親を熱演して、アカデミー賞をはじめ各映画賞を制覇。一躍、時の人となった。授賞式後のアフターパーティでは、早速、幅広い交友関係で知られるテイラーたちと過ごしていたことも伝えられている。新星のごとく登場したかのように思われがちだが、両親の離婚後、6歳から演技をはじめ、9歳でデビューを果たしており、キャリアは長い。アメリカではトニ・コレットの娘役で出演したファミリードラマ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」などで知られ、映画『スコット・ピルグリム VS 邪悪な元カレ軍団』『21ジャンプストリート』『ドン・ジョン』などでも印象的な役を演じてきた。また、シンガーソングライターとしても活動していた時期もある。2013年に出演した珠玉作『ショート・ターム』で、居場所のない少年少女たちの短期保護施設のケアワーカーを演じ、ゴッサム賞などを数々受賞。そして、今回の『ルーム』では、7年間幽閉されていた女性を演じるため、食事制限や隔離された生活を自ら送るなどの徹底した役作りで挑み、見事オスカーも獲得。その姿には、“若き日のメリル・ストリープのよう”との声も上がっているほどだ。今後は、『キング・コング』最新作でトム・ヒドルストンやサミュエル・L・ジャクソン共演の『Kong: Skull Island 』(原題)やマーティン・スコセッシ製作総指揮の『Free Fire』(原題)などが控えている。『ルーム』の子役ジェイコブ・トンブレイ君とは、『スター・ウォーズ』トークですぐに打ち解けたそうで、役を越えても大の仲良し。そろって初来日した2人の動向も大きな注目を浴びた。オスカー女優といえば、同じく初ノミネートにして「助演女優賞」を獲得した『リリーのすべて』のスウェーデン出身アリシア・ヴィキャンデルは、88年生まれの現在27歳。『リリーのすべて』では、エディ・レッドメイン演じる世界初の性別適合手術に臨んだリリーを、真の愛で支え続けた妻ゲルダを好演。すでに観賞した人たちからも、自身の性別違和に勇気を持って向き合い、女性へと変容していく様を繊細に演じたエディとともに、その姿を戸惑いながらも受け入れ、見守ったアリシア演じるゲルダに心を動かされる人が続出中だ。彼女も9歳からスウェーデン王立バレエ学校に通い、「レ・ミゼラブル」などのミュージカルに出演していたが、ケガでバレエを断念。一時期は、ロースクールに通っていたこともあったという。母国のTVドラマや映画で注目を集め、マッツ・ミケルセン共演の『ロイヤル・アフェア愛と欲望の王宮』や、キーラ・ナイトレイの義妹を演じた初めての英語作品『アンナ・カレーニナ』で鮮烈な印象を放ってハリウッドに登場した。2015年、いまやハリウッドの“イットガール”と呼ばれるアリシアは、「シャネル(CHANEL)」のミューズでもあり、レッドカーペットでは注目の的に。今後はマット・デイモン主演『ジェイソン・ボーン』のヒロインを務めることでも話題を呼んでおり、ブラッドリー・クーパー主演『二ツ星の料理人』ほか、美しすぎるAIロボットに扮した『エクス・マキナ』が6月に日本上陸する。ちなみに、ブリーは2016年、アリシアは2013年に“ネクストブレイク枠”といわれる英国のBAFTAライジングスター賞にノミネートされているが、先日の予告編解禁で話題沸騰の『スーサイド・スクワッド』の要注目女子、マーゴット・ロビーもその1人(2015年ノミネート)。90年生まれ、オーストラリア出身の彼女は、祖父母の農場などで子ども時代を過ごし、10代のときには女優になる夢のために3つの仕事を掛け持ちしていたという頑張り屋。自国のTVドラマ「Neighbours」で話題となり、ハリウッド進出後はドラマ「PAN AM パンナム」などを経て『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオの妻役を好演して、世界的に知られるようになった。現在公開中の『マネー・ショート華麗なる大逆転』にもカメオ出演しており、『スーサイド・スクワッド』ではワルなのにとびきりキュートで、どこか憎めないハーレイ・クイン役に扮しているマーゴット。さらに、北欧男子アレクサンダー・スカルスガルドが筋骨隆々のターザンを演じる『ターザン:REBORN』ではターザンの妻ジェーン役をゲット、続々と新作が決まっており、目が離せない存在の1人だ。さらに、TVドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」で本国で大ブレイク中のメリッサ・ブノワや、ウディ・アレンら名匠に気に入られているエマ・ストーンが88年生まれ、『シンデレラ』のリリー・ジェームズ、『ブラック・スキャンダル』で存在感を見せたジュノー・テンプルが89年生まれと、ミドル20代は実に層が厚く、少し下には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリー(’92年生)、『ブルックリン』のシアーシャ・ローナン(’94年生)、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のマイカ・モンロー(’93年生)、『ダイバージェント』シリーズのシェイリーン・ウッドリー(’91年生)と注目女優たちが続々。これからは美しいばかりでなく、中身は骨太で根性のある(?)彼女たちが、映画界を引っ張っていく存在となるのだろう。(text:cinemacafe.net)
2016年03月27日今話題の人物、一流芸能人の願望や疑問、悩みを解決・実現する番組「櫻井有吉アブナイ夜会」の90分SPが24日(木)放送される。今回はゲストに主演映画『暗殺教室』のシリーズ最新作公開を25日(金)に控えた「Hey! Say! JUMP」・山田涼介が登場。プライベートでは“料理男子”だという山田さんから番組に寄せられた願いは「自分の作る金目鯛の煮つけをもっと美味しくしたい!」というもの。山田さんの願いを叶えるべくある大物芸人が立ち上がる。「嵐」・松本潤のロケ場所と同じ築地の“あの場所”に現れるのはいったい誰か。そしてスタジオでレベルアップした山田さんの金目鯛の煮つけもお披露目される。さらに俳優の藤原竜也が「ジャングルポケット」の斉藤慎二は本当に芸能界一の競馬予想家なのか!?」という疑問を解消すべく競馬場でロケを敢行。また藤原がずっと食べたかったというラーメンのスタジオ試食会も開催。そして「ハリセンボン」の2人が「元相方に会いたい!」「ミスチルが自分たちを知ってるか聞いて欲しい!」という願望を叶えようとするコーナーも。出演は櫻井翔、有吉弘行のほかゲストに藤原竜也、「ハリセンボン」の2人、山田涼介、島崎和歌子、小峠英二、藤田ニコル。VTRゲストに「ジャングルポケット」の斉藤慎二、「アンジャッシュ」の児嶋一哉。「櫻井有吉アブナイ夜会」はTBS系で24日(木)21時30分~放送。(笠緒)
2016年03月24日話題の芸能人のリアルな本音や素顔に迫る「櫻井有吉アブナイ夜会」が17日(木)今夜放送される。今夜は「イケメンギャップ大賞」と題して、これまでに番組に出演したイケメンたちの名場面を一挙大公開。松本潤の出演回からは未公開トークもオンエアする。思わず櫻井もドン引き(?)した松潤がハマっている“ちょっとおじいちゃんっぽい趣味”とは!?また「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔がスタジオを微妙な空気にさせたモノマネをはじめ、近藤真彦と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧&有岡大貴によるロケの未公開映像も少しだけ放送。日本アカデミー賞“最優秀主演男優賞”でもある「嵐」二宮和也の“毒舌トーク”に、「V6」岡田准一の可愛らしいハニカミ顔にも注目!そのほか、福士蒼太、間宮祥太朗ら人気イケメンが続々登場する。審査委員長としてイケメンたちを審査するいとうあさこが萌えまくるポイントも見逃せない。さらに次週放送の90分SPから山田涼介、藤原竜也、ハリセンボンの予告映像も放送予定だという。「櫻井有吉アブナイ夜会」はTBS系にて17日(木)21時56分~放送。(笠緒)
2016年03月17日第88回アカデミー賞において「主演男優賞」(エディ・レッドメイン)ほか4部門にノミネートされ、アリシア・ヴィキャンデルが接戦といわれた「助演女優賞」を制した『リリーのすべて』。本作を製作したのは、イギリス・ロンドンを拠点とする映画製作会社「ワーキング・タイトル・フィルムズ(Working Title Films)」だ。本作をはじめ、『レ・ミゼラブル』『ラブ・アクチュアリー』など、時代や国を越えて愛される名作を次々生み出しているこのスタジオに迫った。1983年に設立され、現在はティム・ビーヴァン&エリック・フェルナーが共同代表を務める「ワーキング・タイトル」は、これまで100を超える作品を世に送り出し、全世界でトータル50億ドル以上もの興行成績を誇っている。映画が始まってすぐのオープニングクレジットで、そのロゴを目にしたことのある人も多いはずだ。エディ・レッドメインが「主演男優賞」を受賞した『博士と彼女のセオリー』、本作を手がけたトム・フーパー監督の『レ・ミゼラブル』、アリシアの初めての英語作品『アンナ・カレーニナ』から、ジョー・ライト監督×キーラ・ナイトレイの『つぐない』、ティム・ロビンスが監督を務めた『デッドマン・ウォーキング』、コーエン兄弟の『ファーゴ』、シェカール・カプール監督×ケイト・ブランシェットの『エリザベス』『エリザベス:ゴールデン・エイジ』まで、実に11本のオスカー像を獲得。38回の英国アカデミー賞のほか、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などで数々の賞を獲得してきている。また、賞レースで名前の挙がる作品だけではなく、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』など、世界中で愛されヒットを記録したラブストーリーを中心にエンターテイメント作品も数多い。そんなワーキング・タイトルが次に送り出すのが、世界で初めての性別適合手術を受けた女性の実話を元に、1組のカップルが織り成す鮮烈な愛の物語となる『リリーのすべて』。かつてないほどにトランスジェンダーを受け入れる傾向になりつつある昨今、本作はまだその言葉や概念すらなかった時代を呼び起こす。『博士と彼女のセオリー』でオスカーを獲得したエディは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたスティーヴン・ホーキング博士を演じたときと同様、本作においても特殊メイクに頼らず役作りに全身全霊を捧げていたという。「エディは驚くほど澄みわたった純粋な心の持ち主だ」と語るのは、フーパー監督。「彼が最も気にかけていたのは、リリーの感情の遍歴だった。それを彼が労力と時間をかけて追究した結果、リリーの外見的な要素もおのずと後からついてきた。全ては内面からあふれ出た努力の結晶だ」と、エディの役作りの神髄に触れている。トランスジェンダーの女性の心の揺れ動きを描いた作品として、また真実の愛の物語として、『リリーのすべて』もワーキング・タイトルの歴史にその名を刻むことになる。『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.アンナ・カレーニナ 2013年3月29日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Focus Features LLC. All rights reserved. photography by Eugenio Recuenco,Laurie Sparham博士と彼女のセオリー 2015年3月13日より全国にて公開(C) UNIVERSAL PICTURES
2016年03月02日『リリーのすべて』の演技により、2月21日に行われたアカデミー賞直前の映画賞、第20回サテライト賞(Satellite Awards)において「助演女優賞」を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。彼女はすでに全米映画俳優組合(SAG)賞、放送映画批評家協会賞(BFCA)などで多くの「助演女優賞」を手にしており、ゴールデン・グローブ賞では本作と『Ex Machina』(原題)で「主演女優(ドラマ部門)/助演女優賞」にそれぞれノミネート。本作で、エディ・レッドメン演じる“リリー”と魂同士で結びついた愛の強さを鮮やかに表現する彼女の演技は世界中で高く評価され、日本でも注目度急上昇中だ。このほど、そんなアリシアの魅力に迫った特別映像がシネマカフェに到着した。若きオスカー俳優エディが、いまから80年以上も前、“本当の自分”に気づき、勇気を持って生きることを選んだデンマーク人女性を演じる『リリーのすべて』。本作で、エディに負けない存在感を発揮しているのがアリシアだ。日本時間2月29日(月)に発表となる第88回アカデミー賞では、エディが「主演男優賞」に、アリシアが「助演女優賞」にそろってノミネートされており、最有力候補として期待を集めている。スウェーデン出身のアリシアは、キーラ・ナイトレイの義妹を演じた『アンナ・カレーニナ』やマッツ・ミケルセン共演の『ロイヤル・アフェア愛と欲望の王宮』で鮮烈な印象を放ち注目を浴びると、『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒロインに抜擢され、本年度賞レースを席巻している『Ex Machina』では美しい人工知能ロボットを好演。今後も、マット・デイモン主演のシリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』(原題)のヒロインを務めるなど話題作が控えている。今回届いた本作の映像では、愛する夫が夫でなくなると分かってもなお、“リリー”という女性として新たな人生を送ることを同じように望む妻ゲルダ役についてフィーチャー。アリシアは、「自分の内面は女性だと信じている」と医師に打ち明ける夫の手を握り、「私もそう思う」とすかさず答え、一番の理解者であり続けたゲルダを熱演する。「愛する人を手放す勇気に胸を打たれた。ゲルダは最愛の人にすべてを与え、その人が自由に飛び立つままにするの」と語り、「ゲルダという女性を理解し、デリケートに繊細に演じたわ」と役作りについて明かす。また、フーパー監督は彼女の演技について、「本作を描いたのは変化を恐れない無条件な愛、アリシアが力強く表現してくれた。エディと渡り合える女優は少ないが、アリシアが居てくれて幸運だった。この役を演じられる女優はなかなかいない」と大絶賛。そして、リリーを演じたエディも、「彼女は感情を深く表現することができて、僕にも大いに刺激になった」と、この共演を通じて自らも影響を受けたことを打ち明ける。「アリシアがすごいのは、理詰めで演じる面と本能的に演じる面の両方を持っている点だ」。本映像の後半で明らかになるのは、これまで誰も成功したことのない、未知の手術を受けに旅立つ夫と、それを見送るゲルダの感動的な場面。ゲルダの伸ばした手はどこか遠いところへ行ってしまう夫を愛おしむ一方、夫を永遠に失う寂しさを押し隠す心情が描かれている。愛する人が不安や苦痛を感じているからこそ、自身も何かすべきだと気づいているゲルダ。そんな難しい役どころを体現したアリシアの力強い演技と、繊細な表情の移ろいにぜひ注目してみて。『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日女優のキーラ・ナイトレイが、バーブラ・ストレイサンドがメガホンを取る『キャサリン・ザ・グレート』に出演することになりそうだ。ロシア女帝エカチェリーナ2世のピョートル3世との荒廃した結婚生活を経て女帝にのぼりつめるまでの人生をたどった同作品の中で、キーラはエカチェリーナ2世での出演で交渉を行っているという。出演交渉はすでに昨年から始まっていたものの、進展にかなり時間を要しているとザ・ハリウッド・レポーターは報じている。まだ映画化されていない脚本に贈られるブラック・リスト賞を2014年に獲得した脚本家クリスティーナ・ローレン・アンダーソンが同作品のペンを取るという。歌手、そして監督として知られるバーブラは、1996年作『マンハッタン・ラプソディ』以来の20年ぶりの監督業となる。バーブラはこれまでに1983年作『愛のイエントル』、1991年『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』などの監督業をこなしており、今までにアカデミー賞で14回ノミネートされた実績を持つ。そんなキーラは今年公開予定の新作『コラテラル・ビューティー』にウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレンらと出演している。また、キーラの出演しているフランス人作家シドニー=ガブリエル・コレットの人生を描く伝記映画『コレット』は、今年のベルリン映画祭で最も受賞を有力視されている作品となっているようだ。(C)BANG Media International
2016年02月19日キーラ・ナイトレイが、ウィル・スミス主演作『Collateral Beauty』に出演することになった。大きな悲劇に出会って、鬱に陥った主人公(スミス)を立ち直らせるために、友人たちは画期的なことを思いつくが、逆効果を招くという人間ドラマだ。その他の情報監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。ヘレン・ミレンも共演する。撮影は今月、ニューヨークで始まる。北米公開予定は今年12月16日で、賞狙いの位置付けのようだ。ナイトレイの最新作は、昨年秋公開の『エベレスト 3D』。スミスの最新作は、昨年末北米公開された『コンカッション(原題)』。文:猿渡由紀
2016年02月10日『グランド・ブダペスト・ホテル』のキュートなパティシエ役も記憶に新しいシアーシャ・ローナンが、第88回アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされるなど各映画賞で話題を呼んでいる『ブルックリン』。7月に日本公開が決まった本作から、早くも特報映像とポスタービジュアルが到着した。1950年代。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。あるとき、彼女の将来を案じる姉の勧めで、“希望の街”ニューヨークへ渡ることを決める。ところが、彼女を待ち受けていたのは、小さな町とはあまりに違う生活。高級デパートでの仕事には慣れず、下宿先の同郷の女性たちはすでに洗練されており、会話もままならない。激しいホームシックに陥るエイリシュだったが、イタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。少しずつ新しい生活スタイルを貪欲に吸収していくエイリシュ。ブルックリン大学で簿記を学び、週末にはコニーアイランドで最新の水着に身を包む彼女は、ユーモアとスイートな魅力にあふれた“ニューヨーカー”にしか見えなかった…。新天地に身を置き、新生活の中で戸惑いながらも、驚くほど洗練された女性に変わっていくエイリッシュを演じるのは、キーラ・ナイトレイ主演『つぐない』で当時、史上最年少でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、本年度は「主演女優賞」にノミネートされているシアーシャ・ローナン。各国の観客や批評家たちから絶賛を受け、本作は彼女の新たなる代表作となった。共演には、『アバウト・タイム愛おしい時間について』『レヴェナント:蘇えりし者』のドーナル・グリーソン、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』やTVドラマ「SMASH/スマッシュ」のエモリー・コーエンに、『パディントン』のジム・ブロードベントやジュリー・ウォルターズと実力派が集結。監督は、アンドリュー・ガーフィールド主演『BOY A』のジョン・クローリー。コルム・トビーンによる原作を『17歳の肖像』のニック・ホーンビィが脚色し、アカデミー賞「作品賞」「脚色賞」にもノミネートされている。ポスタービジュアルでは、「愛が見えない街で、私は未来を探していた。」という主人公エイリシュの心の声がそのままコピーとなり、ブルックリンの街角で真っ直ぐに前を見つめる姿が印象的。また、特報では、50年代のレトロシックなファッションに身を包み、アイルランドの小さな町から希望を持ってブルックリンへと旅立ったエイリシュの、さまざまな表情が切り取られる。1人の女性が迷いながらも心を決めていく物語は、時代を超えた強いメッセージを放つ。故郷、家族、愛…人生で大切なものを選ぶ物語は、同世代の女性たちにもきっと響くはず。『ブルックリン』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日キーラ・ナイトレイが『コレット』への主演を交渉しているようだ。『青い麦』『ジジ』などで知られるフランスの女流作家コレットの伝記映画で、監督は『アリスのままで』のウォッシュ・ウエストモアランド。脚本はウエストモアランドと、故リチャード・グラツァー。『アリスのままで』と、2月11日(木)より日本公開の『キャロル』を手がけたプロデューサーが製作する。その他の情報映画は、コレットと最初の夫の奇妙な関係に焦点を当てるものらしい。撮影は5月にブダペストでスタートする。ナイトレイの最近作は、昨年公開された『エベレスト 3D』。スティーヴン・ギャガン監督(『シリアナ』)の犯罪スリラー『Candy Store』にも出演する予定。共演はロバート・デ・ニーロ。文:猿渡由紀
2016年02月02日綾瀬はるかが主演を務めるTBSにて現在放送中のドラマ「わたしを離さないで」。この度、第4話から登場する立花浩介役に、ミュージカル俳優の井上芳雄が出演することが明らかとなった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある氏名を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。本作は、イギリスで100万部を超えるベストセラーとなったカズオ・イシグロの衝撃作を世界で初めてドラマ化したもの。2010年にはキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ主演で映画化され、2014年には多部未華子主演により舞台化もされた。1月15日の初回の放送では、主人公の恭子たちが“他人に自らの臓器を提供するために創り出された存在”ということが明らかになった第1話。自分たちに課せられた過酷な使命を知った彼らだが、しかし、自分たちの運命のすべてを知らされないままに成長、やがて生まれ育った陽光学苑を卒業していく。生活の場を「コテージ」と呼ばれる一軒家での共同生活に移し、自分たちと同じく“提供者”となる先輩住人たちと暮らすことになった恭子、友彦、美和は学苑では教えられなかった自分たちの進むべき道を知ることになる――。今回明らかとなった井上さん演じる立花浩介は、2月5日放送の第4話から、恭子たちが「コテージ」にやってくるそのコテージのリーダー的人物。カップルとなった友彦と美和の行動や、美和の言動に振り回され、次第にコテージで孤独を深めていく恭子たちのいびつな三角関係を察し、浩介の存在が3人の関係に新たな波紋を生み出していくという新たな展開を見せていく重要な役どころだ。現役大学生ながらミュージカル「エリザベート」でデビューして以来、舞台・ミュージカルを中心に活躍し、“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれ、その存在感を示している井上さんは、「普段は舞台をやっていることが多く、長い期間ドラマに出られる機会が少ないので、一部分だけでも参加させていただけるというお話をいただいたときはうれしかったですね。ただ面白いだけの話ではなく、『これが自分だったら』と考えたときに、そこからの日常が変わってしまうぐらい力のある作品です」と語り、「そんな作品を連続ドラマでやるのはすごく意義があることだと思うので、僕が演じる浩介という役を通して、見てくださっている方々が何かを考えるきっかけになれば嬉しいです」とファンにメッセージを贈った。また、同じくコテージの住人として、白羽ゆり、阿部進之介、川村陽介、松岡恵望子、そしてコテージの管理人として梶原善が出演することも決定した。第1話から衝撃な内容の本作。日本のドラマ界を牽引するこの実力派俳優に加え、ミュージカル界のプリンスがドラマではどういった演技をみせてくれるのか、さらなる話題を集めそう。「わたしを離さないで」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年01月21日綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみという豪華キャストにより、1月15日(金)からスタートする金曜ドラマ「わたしを離さないで」。このほど、綾瀬さんたっての希望で、英国のベストセラー作家にして最高の文学賞「ブッカー賞」受賞作家でもある本作の原作者カズオ・イシグロ氏との対談がロンドンで実現していたことが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で“良質な”教育を与えられ、育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)の3人。子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し、“普通の子ども”であったはずの彼らはある日、生まれながらにある使命を与えられた“特別な子ども”であると教えられ、自分たちの“本当の運命”を知らされる…。キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、そしてキーラ・ナイトレイという英国の若手実力派俳優が集結し、2010年に映画化もされた「わたしを離さないで」。イシグロ氏によるこの原作は、英国で100万部を超えるベストセラーとなっており、本作が世界で初めてのドラマ化となる。「生まれてきた意味・生きる意味」を問いかけるテーマとあって、出演者・スタッフとも真摯に物語に向き合いたいとクランクイン前から準備を進めてきたという本作。主演を務める綾瀬さんが「この作品を、この役を、より深いレベルで理解したい」と考えていることを知ったプロデューサーが、イシグロ氏とコンタクトを取ったところ、「ぜひロンドンへいらっしゃい。会って話をしましょう」と返事をもらい、綾瀬さんは急遽、初めてのロンドンへ。以前、イシグロ氏が来日した際に、ごく簡単な挨拶を交わしていた2人だったが、その後、イシグロ氏が綾瀬さんの出演作品を観て彼女に興味を持ったのだという。こうして、1週間のスケジュールがほぼ決まっているという超多忙のベストセラー作家と、日本の国民的女優の奇跡の対談が実現した。「イシグロ先生に聞きたいことがたくさんある」という綾瀬さん。「わたしを離さないで」が生み出された経緯やキャラクターの作り方などを次々と質問し、イシグロ氏もその想いに応えて、熱いトークが繰り広げられた。「キャシー(ドラマでは恭子)のキャラクターについてイシグロ先生はどう思っていらっしゃるのですか?」との質問には、「映像作品は(脚本の)森下さんやはるかさんのそれぞれの解釈が合わさってコラボレーションで作ることがエキサイティングなところ」と語りながらも、「キャシーは現実の人物に近いんじゃないかな」と具体例を挙げて説明。また、綾瀬さんがこの作品の持つメッセージ性について質問をすると、執筆過程の秘話を明かした上で、「人生は短いということを書きたかった。すべての人は死を迎える。その短い人生の中で避けられない死に直面したときに何が重要なのか、そういうテーマについて書きたいと思った」と話し、それを聞いた綾瀬さんがじっと考え込むような様子も見られた。一方で、イシグロ氏もすでにドラマの脚本を読んでおり、「森下さんが原作の中から新しい部分を探し出して、まるで、そこにあった開けていなかった新しいドアを開けて、何かを探してくれているようだ。それぞれの役に、役者さんが自分の解釈を加えて新しいものにしていく、というプロセスが映像作品の面白さ」と、世界で初めてドラマ化される今回の「わたしを離さないで」への期待感を伝えた。また、日本での短い対面の後、綾瀬さんが出演した「JIN-仁―」(’09)のVTRをわざわざ取り寄せて見たというイシグロ氏は、その演技力を絶賛。「時代設定という制限のある中で、医師に対する言葉にならない愛情を表情やボディランゲージでうまく伝えてらっしゃったところは綾瀬さんの演技力の素晴らしさだと思った」と話すと、綾瀬さんが「Thank you very much.」と照れた表情を浮かべる場面も。さらに、ドラマの話題から“役者と作家という表現者としての違い”など深いテーマにも対談は及び、最後は、綾瀬さんがどうしても聞こうと思っていたという、「わたしを離さないで」というタイトルにこめられた意味をイシグロ氏が明かし、予定時間を大幅に超える4時間にも及んだ対談は終了した。対談後、綾瀬さんは「充実したお話ができて、来てよかったです。“自分が思うようにやってください”とイシグロ先生がおっしゃってくださったので、自分が思う恭子という役を素直に演じられたらと思います。ロンドンは初めてだったのですが、街並みや公園もとても落ち着いていて、すごく好きな街です。また来たいと思いました」と嬉しそうに語り、撮影に向けて確かな手応えを感じた様子だった。綾瀬さんとイシグロ氏の対談の模様は、1月8日発売の月刊「文藝春秋」(2月号)、またドラマのメイキング番組内で放送されるという。「わたしを離さないで」は2016年1月15日(金)より、毎週金曜22:00~TBS系にて放送(初回は15分枠大)。(text:cinemacafe.net)
2015年12月23日日系英国人作家のカズオ・イシグロによる「わたしを離さないで」がTBSで連続ドラマ化されることがこのほど決定。綾瀬はるかが主演を務め、三浦春馬、水川あさみが共演することが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた恭子、友彦、美和。子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらに ある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。2005年の発表直後から話題になり、英国で100万部を超えるベストセラーを記録した原作の初のテレビドラマ化に挑む本作。2010年にはキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイが共演し映画化されたが、今回ドラマ化にあたって舞台をイギリスから日本に置き換え、物語が展開していく。主演を務めるのは、「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN―仁―」など、多くのTBSドラマ出演歴のある綾瀬さん。TBS連続ドラマの単独主演初となる本作では、かつては人望も厚く非常に優しい素直な少女だったが、大人になり、疲れとあきらめに満ちてしまっている保科恭子役を演じる。そんな恭子と共に、不器用に希望を追い求める土井友彦役を、『永遠の0』『進撃の巨人』と注目作への出演が続く三浦さんが務め、恭子や友彦と一緒に陽光学苑で過ごし、勝ち気で他人を支配下に置きたがり、誰よりも強く愛を求める酒井美和役を水川さんが演じる。ほかにも、学苑の子どもたちの現実を知るに従って悩みを深めていく教師・堀江龍子役に伊藤歩、しばしば学苑を訪問する正体不明の“マダム”役に真飛聖、学苑の理念の実現のために熱心に子どもたちを指導する教師・山崎次郎役に甲本雅裕、陽光学苑の校長で子どもたちを厳しく管理する神川恵美子役を麻生祐未と、実力派俳優陣の出演が脇を固めている。脚本を手がけたのは、2017年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を手がけることも決定している森下佳子。カズオ・イシグロによる原作をどのように描き直すかに注目が集まる。<以下、キャストコメント>■綾瀬はるか(保科恭子役)(原作を読んで)静かに穏やかに心に問いかけてくるのですが、受ける衝撃はとても強くて、それは物語の中で運命に翻弄されていく人たちの思いが響いてくるんだなと思いました。 私が演じる恭子はシリアスな役どころで、私自身もとても楽しみにしています。■三浦春馬(土井友彦役)原作を読み終えたとき、“生きることは常に欲求だ”と伝えられた気がしました。 そしてその欲求は、残酷で生々しく、とても美しいことだと僕は感じました。 そんな世界観を共演者、スタッフの皆さんと支え合いながら作っていきたいです。■水川あさみ(酒井美和役)台本を読んで、絶望に満ちた話でなかなか感情がザラつき心が重たくなりますが、残酷な中に描かれる希望 というものはより一層輝かしく美しく目に映ると思いました。良くも悪くもそれぞれの未来が尊く詰まった内容です。このドラマは、いまこの時代に当てはまる普遍的なストーリーだと思います。綺麗事ではなく命の尊さや、未来の為に今日を生きる意味、大切なテーマが詰まった、しっかりと皆さんの心に届くドラマにしたいと思います。■カズオ・イシグロこの物語が私の生まれた国で、新しくより広い範囲の視聴者に楽しんでいただけるということで深い満足感を覚えます。原作の背景は現代イギリスの悲観的な別世界を想定していますが、この物語を書いているときに私の作品の中でも最も『日本的』な話だとよく感じていました。ドラマという形式がどのような新しい要素を原作から引き出してくれるのか大変興味があります。このTBSのドラマは物語の中でこれまで光の当たっていなかった部分、奇妙で興味をそそるような角やくぼみ、時々はこれまで気づいていたけれども開けたことのなかったドアを開けて新しい部屋をまるまる見つけるような、原作の新しい部分を発見して、光を当ててくれると自信を持って言えます。「わたしを離さないで」は2016年1月TBSにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日「今年の洋画はハズレなしの力作揃い」。そう話すのは、SHIBUYA TSUTAYAのレンタルDVDフロアマネージャー井田圭一郎さん。「今年は、『マッドマックス』をはじめ、数々の超大作映画が大ヒットし、本当に洋画の当たり年でしたね。12月の『スター・ウォーズ』の新作公開に向けて、いい流れができていると思います。さらに、インディペンデントで小規模公開から始まった、『セッション』『イミテーション・ゲーム』などの映画の出来栄えも素晴らしかったです。脚本がどれもしっかりしているので、幅の広いジャンルの洋画が楽しめた一年でした」そう話す井田さんに、チェック必須の今年日本で公開された「ハラハラドキドキ」の洋画を教えてもらいました。■予測不可能な圧倒感! 映画史に残る名作の誕生。『セッション』名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師。常軌を逸した狂気のレッスンが繰り広げられる。「単なる音楽映画ではない、ホラーやアクションを観ているような圧倒感が得られる、今までにない新しいジャンルの怪物的傑作です。特にラストの9分19秒に及ぶ演奏は、息をするのも忘れるほどの緊迫感。観終わったら放心状態になります」『セッション ブルーレイ コレクターズ・エディション』¥4,800発売中発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ギャガ出演/マイルズ・テラー、J・K・シモンズほか(C)2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTSRESERVED■アドレナリン全開のカーバトル! 『マッドマックス怒りのデス・ロード』約30年ぶりに復活したシリーズ第4作。石油も水も尽きかけた世界での、自由と生き残りを賭けたド派手な追走劇は圧巻のスケール!「アクションの爽快感だけでなく、個性豊かなキャラクターとアグレッシブなサウンドが映画の世界観にピタッとハマり、もうとにかくずっとおもしろい!オシャレで、女性でも観やすいはずです」『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブルーレイ&DVDセット【初回限定生産】(2枚組)』¥3,990発売中販売・発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント監督/ジョージ・ミラー(C)2015 VILLAGEROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED■世界最強の暗号解読に挑む。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』第二次世界大戦時、解読不可能といわれたドイツ軍の暗号を解く驚愕と感動の実話。「第二次世界大戦の終戦を早めただけでなく、コンピューターの礎を築いた天才数学者の話なんです。ただ単に暗号を解くだけのミステリー物語でなく、決して明かせない秘密を抱えた天才の苦悩がうまく描かれています。SHIBUYAスタッフ絶賛の作品」『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 ブルーレイ コレクターズ・エディション』¥4,800発売中発売・販売元:ギャガ出演/ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイほか(C)2014 BBP IMITATION, LLC◇いだ・けいいちろうSHIBUYA TSUTAYA レンタルDVDフロアマネージャー。お気に入りの映画は『グッド・ウィル・ハンティング』。※『anan』2015 年11月11日号より。写真・石原敦志土佐麻理子取材、文・鈴木恵美
2015年11月07日秋と言えば食欲にスポーツ、そして芸術の秋!ということで、映画鑑賞をして芸術の秋を楽しんでみませんか?TSUTAYAの映画通なスタッフに、皆にぜひ観てもらいたいおススメの映画を紹介してもらいました。商品本部MD部の城下貴光さんが教えてくれたのは「元気が出る」映画です!■だめアカペラ部が奮闘!50回以上観たイチオシ。『ピッチ・パーフェクト』ある事件をきっかけに、部員がほとんどいなくなった大学のガールズアカペラ部の成長を描いた作品。「それぞれ強烈な個性を持つ女の子たちが、衝突しながらも次第に友情が芽生え、素敵なハーモニーを奏でるようになるんです。アカペラシーンは、鳥肌が立つほど素敵で、ハッピーな気分になります。僕はすでに50回以上観ました!」『ピッチ・パーフェクト ブルーレイ』¥4,700発売中発売元:パルコ販売元:ハピネット出演/アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソンほか『ピッチ・パーフェクト2 』が公開中(C)2012 UNIVERSAL STUDIOSAll Rights Reserved.■ひとつの出会いが人生を変える! 『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』あるアメリカ人女性が、スーダンから来た3人の難民男性の就職の世話をする、’80年代の実話を基にしたヒューマンドラマ。「純粋な彼らと接するうちに、彼女自身の考え方がどんどん変わっていくんです。価値観が異なる人と接することで、新しい自分に出会うことができるというメッセージが込められた、ポジティブになれる映画です」『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~ ブルーレイ』¥4,70011/4発売発売元:キノフィルムズ販売元:ポニーキャニオン監督/フィリップ・ファラルドー出演/リース・ウィザースプーンほか(C)2014 BlackLabel Media, LLC. All Rights Reserved.■音楽が持つパワーに励まされます。『はじまりのうたBEGIN AGAIN』最愛の恋人に裏切られた無名の女性シンガーと、会社をクビになった音楽プロデューサー。どん底の二人がニューヨークで出会い、デビューの話へ発展!「音楽、絆、恋など、さまざまな要素を盛り込みながら主人公の成長を描いているので、共感できるポイントがたくさんあると思います。歌に癒されて、元気がもらえる作品です」『はじまりのうた BEGIN AGAIN ブルーレイ』¥4,700発売中発売・販売元:ポニーキャニオン監督/ジョン・カーニー出演/キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロほか(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.◇しろした・たかみつ商品本部MD部 映像ユニットレンタルチーム 洋画担当。海外の映画祭に赴き、人生を変えるような洋画の買い付けに情熱を注ぐ。※『anan』2015 年11月11日号より。写真・石原敦志土佐麻理子取材、文・鈴木恵美
2015年11月07日ウイングアーク1stは11月4日、第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」のラインナップとして、ナイトレイが運営する訪日外国人の位置・移動情報に特化したSNS解析サービス「inbound insight」から生成される「訪日外国人周遊ルートデータ」を、2016年1月1日より月額サービスとして提供開始すると発表した。利用料金は月額20万円/10ID(税別)~。「3rd Party Data Gallery」は、セールス&マーケティング領域などで求められる人口統計データや事業者データ、気象履歴データ、その他各種調査統計データなどの「第三者データ」を提供し、企業の情報活用を支援するサービス。「inbound insight」 は、ナイトレイが運営する訪日外国人の位置・移動情報に特化したSNS解析サービスで、Twitter等のSNS上に公開されている投稿内容をリアルタイム解析することで、行動場所やクチコミ・国籍・性別・移動経路などをデータベース化し、ASP型分析ツールと解析結果データとして提供している。「訪日外国人周遊ルートデータ」では、日本を訪れている外国人の公開SNS投稿をもとに、推計国籍(国籍:中国、香港、台湾、韓国、タイ)、SNS投稿日時や緯度経度情報、投稿内容を過去6カ月間の履歴情報として提供する。これにより、訪日外国人の観光周遊ルートの把握分析に加え、訪日外国人行動の経過変化や自社の過去データとあわせた分析も可能になるという。また、本データは「3rd Party Data Gallery for MotionBoard インバウンドマーケティングソリューションパック」のデータとしても提供。導入したその日から分析・可視化を実現するテンプレートを利用することで、ユーザーはダッシュボードを一から構築する必要なく、訪日外国人の動向をすぐに把握することが可能になるという。
2015年11月04日実話をもとにエベレスト登頂に挑む登山家たちのサバイバルを描いたスペクタクル超大作『エベレスト 3D』。ロケ地となったネパールの大震災復興支援を目的に10月26日に、都内でチャリティー試写会が実施され、来日中のバルタザール・コルマウクル監督が出席した。その他の写真『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトら豪華キャストが集結し、雄大な自然を背景にした極限の人間ドラマが展開する本作。コルマウクル監督は、「ハリウッドでしか実現しないスケールの大きさ、名優たちのアンサンブル、何より舞台がエベレストですから、私自身、監督のオファーを断る理由はなかった」と振り返る。標高5000メートル超の現地ロケは、「寒さと高山病との戦い。映画の登場人物同様に、我々も常にギリギリの状態でした。でも、それは観客に自然の厳しさをリアルに実感してもらうため。監督としてチャレンジを忘れず、エベレストという題材に対し、正直かつフェアに向き合いたかった」と作り手としての強い信条を語った。それだけに「もし自分がその場にいたら…。そんなことを想像しながら、感覚を研ぎ澄ませて、何より暖かい服装でご覧ください(笑)」とアピールにも熱がこもった。この日はエベレスト登頂を達成し、世界的にも活躍しているアルピニストの角谷道弘さん、登山番組への出演を機にプライベートでも日本中で登山を楽しむタレントの釈由美子が出席。「とにかくすべてがリアル。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、登山の装備なども当時のものを忠実に再現している」(角谷さん)、「先ほど監督がおっしゃった通り、とにかく寒いです! 映画を観ているのに、空気が薄くなる感じで、とにかく覚悟してご覧ください」(釈)と本作のリアリティに太鼓判を押した。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日キーラ・ナイトレイが出演中のブロードウェイの舞台を怪我のために休演した。キーラは現在、ニューヨークのスタジオ54で舞台「Therese Raquin」(原題)で主演を務めているが、7日(現地時間)の公演を休演。軽傷だという以外、キーラの体調の詳細は明らかにされていない。実は舞台初日の1日には、開演してキーラが舞台に登場した直後にファンの男性が立ち上がり、「結婚してくれ」などと騒ぎ立て、公演が中断するアクシデントが発生している。フランスの文豪、エミール・ゾラの小説「テレーズ・ラカン」を舞台化した作品でヒロインを熱演していたキーラと共演者は無視して舞台を続行しようとしたが、男は「返事を待つには5秒だって長すぎる!」などと叫び続け、劇場スタッフに取り押さえられた後、精神病院に送られた。キーラは、彼女に向かって「天国で一緒になろう」と叫んだこの男が今後ストーカー化することを恐れて、警察に通報したと伝えられている。舞台「Therese Raquin」は現在プレビュー公演中で、今月29日(現地時間)に正式な初日を迎える予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月09日キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが共演し、ニューヨークの街角から最高に元気になれる音楽と物語を届ける映画『はじまりのうた』。本日10月7日(水)にブルーレイ&DVDが発売開始となった本作のイベントに、オシャレのカリスマであり、インスタグラムで現在64万4千人のフォロワー数を誇るGENKINGが応援隊長として登場。本作のタイトルを自らペイントしたギターをお披露目した。本作は、失恋した夜に落ち目の音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)と出会ったグレタ(キーラ・ナイトレイ)が、彼と共にニューヨークの街角から生み出した音楽で、自分らしさと元気を取り戻していく物語。アメリカでは口コミから話題を呼んで異例の大ヒットとなり、主題歌はアカデミー賞にもノミネート。ここ日本でも、10館スタートの単館公開ながら、最終興行収入1.5億円を記録した。今回、本作の応援隊長となったGENKINGさんとスペシャルサポーターの有村昆がイベントに登壇し、GENKINGさんはおなじみの決めセリフ「やーよ!」も入れ込んだペイントギターを披露。また、本作は“洋画初”となるDTS Headphone:X(TM)音声(手持ちのヘッドフォン/イヤフォンでも劇場にいるような迫力のサラウンド音を体験できる)を採用していることから、その臨場感あふれる音声をGENKINGさんが実際に体験した。GENKINGさんは「この作品は、いろいろな夢や忘れかけた夢を思い出しますし、何か頑張ろうとか、いろいろなことが始まっていくと思うので、観てくれなきゃやーよ!」とコメント。ペイントギターは「ニューヨークの雑然とした感じがポイント」だそうで、「本当はペンキをかけたかったけれど、『やーよ!』が消えちゃうので止めました(笑)」と語った。応援隊長に抜擢された心境については、「本当にうれしい。アニメの応援団長はありましたが、映画では初めてです。重要な任務なので、僕なりにSNSとか、自分の持っているものを駆使して映画のいい部分を、いろいろな人にすすめたい。頑張って宣伝したい」と意気込みを寄せた。本作では、グレタとダンが恋人同士のように1つのiPhoneからイヤホンでプレイリストを聴くシーンがあるが、GENKINGさんは現在、恋人は「募集中です」とのこと。「寂しいけれど、世界は広いから、いろいろ見た方がいい。それに縁ですよね。事務所にメールください(笑)」と応じてくれた。なお、今回のペイントギターは、10月8日(木)より12日(月)までの期間限定で、タワーレコード渋谷店にて展示。また、同店では本作の名場面を集めたパネル展も同時開催している。『はじまりのうた BEGIN AGAIN』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月07日ニューヨークの街角で音楽がつないだ予想外の出会いと、新しい一歩を踏み出せる物語『はじまりのうた』のブルーレイ&DVD発売記念イベントが10月7日に、都内で行われ、“謎の美男子”として話題を集めているマルチクリエイターのGENKINGと映画コメンテーターの有村昆が出席した。その他の画像監督は『ONCEダブリンの街角で』でアカデミー賞を受賞し、注目を集めたジョン・カーニー。ミュージシャンの彼に裏切られ傷心したシンガーソングライターのグレタ(キラー・ナイトレイ)は、会社をクビになったばかりの音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)と偶然出会い、一緒にアルバムを作ろうと話を持ちかけられる。資金のない二人の収録スタジオは、なんとニューヨークの街角。この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。「芸能界に入ってから忙しくなりすぎて、事実婚のような状態だった彼と昨年別れたばかりなので、とっても共感ができました」とGENKINGが話すと、「まさにキラー・ナイトレイの彼みたいな感じですね!」と有村は羨ましそうな表情。「僕の場合は、いずみん(丸岡いずみ)と給料明細を見比べると、うーんっていうときがあるわけですよ。キーラ・ナイトレイの切ない気持ち、応援したいけど、僕も頑張っているんだけどなと言いたくなる微妙な気持ちがとてもわかる」と自虐的な言い回しを交えながら、本作がいかに心情を繊細に描いた作品かということを紹介した。セル版では、洋画初のDTS Headphone:X音声を採用。ヘッドフォンをつけ体験したふたりは、「映画館の音みたい」(GENKING)、「360度いろいろな角度から聞こえてきて、振り向きたくなっちゃいますね!」(有村)と目を輝かせた。 初回限定生産仕様には、ふたりで楽しめるスプリッター付きということもあり、「誰か一緒に聞く相手を募集中! 事務所に連絡して欲しい、条件は外見重視」とアピールをするGENKINGの大胆な恋人募集中発言に、会場からは笑いが漏れた。また、「NYをイメージして描いた」という本作のタイトルをギターにペイントしたものを初公開。タワーレコード渋谷店にて期間限定展示される。本作は、全米5館で限定公開された後、クチコミで1300館にまで公開劇場が拡大。“インスタグラムの王様”と呼ばれるGENKINGは「映画応援隊長として、ブログやインスタグラム、ツイッターなどSNSで良さを広めていきたい」と意欲を見せ、最後に「僕も中学生の頃から夢見ていた芸能界に入るという夢が今年の3月に叶ったんですが、この映画は夢を追いかけている方や、行き詰まっている人、全ての人に共感できると思うので、見てくれなきゃやーよ」と自身の決まり文句で締めくくった。『はじまりのうた』ブルーレイ&DVD発売中ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税発売・販売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:小杉由布子
2015年10月07日キーラ・ナイトレイ主演の『はじまりのうた』のブルーレイ&DVDが10月7日(水)にリリースされるのを記念して、11日に、本作の応援アーティストに就任した城南海(きずき みなみ)と、スペシャルサポーター有村昆によるトークイベントが行われ、城が劇中歌『Lost Stars』を披露した。その他の画像『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニーが監督と脚本を手がけた本作は、ナイトレイのほか、マーク・ラファロ、マルーン5のアダム・レヴィーンらが出演。劇中でナイトレイとレヴィーンが歌う『Lost Stars』は、第87回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。城は「スタートから素敵な音楽が流れていて、感動しました。キーラ・ナイトレイの歌声にもびっくりしました!」といい、「道で出会った人たち、友だちのミュージシャン、皆悩みや葛藤を抱えているけれど、皆を巻き込んでニューヨークの街角でレコーディングしていくなんて、画期的ですよね!音楽的にもすごく面白い作品だなって思いました」とコメント。映画コメンテーターの有村は、「非常に音楽も素晴しくて、秋の夜長に大人が楽しめる1本だと思います」と話し、「ちなみに夫婦で似たような仕事をしていると、キーラの気持ちがよくわかるんですね。ある時フジテレビの『バイキング』で予算が足りなくなったということで、いずみんだけが残って、アリコンが首を切られるということがありまして(笑)。夫婦で共感できる話でもありました(笑)」と明かした。また有村は、リリースされるブルーレイ&DVDの“DTS Headphone:X”システムについて触れ、「このシステムは、ご家庭のヘッドフォンやイヤフォンを使って聞くと臨場感があり、いままで体感したことがないようなサラウンドで音響が楽しめるというものです。思った以上の臨場感だったので、新しい楽しみ方ですね!」とPRした。『はじまりのうた』ブルーレイ&DVD:10月7日(水)発売ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税※レンタルDVDも同時開始発売・販売元:ポニーキャニオン
2015年09月14日キーラ・ナイトレイ主演の映画『はじまりのうた BEGIN AGAIN』のブルーレイ&DVD発売を記念して9月11日(金)、映画コメンテーターの有村昆とシンガーの城南海によるトークイベントが開催された。『ONCE ダブリンの街角で』が広く支持されたジョン・カーニー監督による本作。ニューヨークを舞台に悩める人々が歌を介して繋がり、人生を切り拓いていくさまを描く。有村さんは、キーラ・ナイトレイ演じる主人公が歌手を志しながらもなかなか芽が出ず、パートナーの方が売れっ子になってしまうという状況に共感!「いずみん(=妻の丸岡いずみ)の方が僕よりもぶっちゃけ、単価が高いんです。キーラの気持ちが分かる」と語り、お昼の某番組の出演についても「1年経って、番組のキャストが半分になったんですが、いずみんは残ってアリコンはクビでした…」と夫婦間格差の葛藤を告白し「夫婦で共感できます」と映画をアピール(?)。城さんは「『ONCE ダブリンの街角で』が好きで見ていて、同じ監督でこれも音楽の映画ということで楽しみにしてました!」と明かす。映画を見て「スタートからステキでキーラの歌声にもビックリしました!ギターで歌うんですけど引きこまれました」とキーラの歌声を絶賛する。さらに「映画の中で道行く人や友人のミュージシャンを巻き込んでいくという画期的なレコーディングをしてるんですが、マネしたいと思いました」とも。有村さんも「山手線でやってみたら?」とノリノリで提案した。また城さんは映画の中でイヤホンを共有して一緒の音楽を聴く姿に「キュンキュンした」とニッコリ。ブルーレイ&DVDの初回仕様にはそのためのイヤホン用のスプリッタ―が特典で付いてくるが、城さんは「お互いのセットリストについて話をして心を通わせるんです」と説明し、有村さんに「いずみんさんと使ってください」と提案。有村さんは「夫婦で好きな音楽が全然違うんです。いずみんは自然の音とかが好きで、こないだも車で奥入瀬川のせせらぎを聞かされて眠くなって危なかった」と苦笑交じりに語っていた。『はじまりのうた BEGIN AGAIN』ブルーレイ&DVDは10月7日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月11日トップモデルから女優に転身したカーラ・デルヴィーニュ。彼女が出演した映画『天使が消えた街』が9月5日より公開されているが、同作を含め、カーラの女優としての活躍に注目した。ナチュラルな“太眉”がトレードマークで、世界的なナチュラル太眉ブームの火付け役のひとりでもあるカーラは、シャネル(CHANEL)やH&Mなどのキャンペーンモデルを務め、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)やオスカー デ ラ レンタ(Oscar de la Renta)などのショーでランウェイに登場するなど、その飾らないキャラクターも含めて、世界中の女性たちのファッションアイコンとして一気に注目を集めた。その一方で、12年のキーラ・ナイトレイ主演作『アンナ・カレーニナ』で女優デビューを飾り、その後もカーラの友人でもあるプレストン・トンプソン監督がメガホンを握った『Kids In Love』(原題)に出演するなど女優としての活躍を続け、今年7月にモデルから女優への転身を発表した。そんなカーラが本格的に女優として映画出演したのが、先日公開された『天使が消えた街』。イタリア犯罪史上最も国際的な注目を浴びた事件といえる、イギリス人女子留学生が殺害された“ペルージャ英国人女子留学生殺害事件(アマンダ・ノックス事件)”を、イギリスの名匠マイケル・ウィンターボトム監督が14年に映像化したものだ。同事件は、被害者のエリザベスと容疑者のアメリカ人留学生ジェシカがどちらも若く美しい女性だったことから、地元のイタリアのみならず米英のマスコミ報道が過熱化。セックスやドラッグが絡んだ事件の背景を誇張した扇情的な報道が繰り返された。本作でカーラが演じたのは、天真爛漫な女学生のメラニー。主演のダニエル・ブリュール演じる、ペルージャ英国人女子留学生殺害事件の映画化を試みる映画監督・トーマスが雇う街のガイド役。ランウェイからスクリーンへと活躍の場を移しても、変わらずの太眉メイクで自分らしさを貫くカーラの演技に注目してほしい。本作の後も、ピーター・パンの実写映画として話題を集めている『PAN ネバーランド、夢のはじまり』や、ウィル・スミスら豪華スターがDCコミックの悪役を演じる『スーサイド・スクワッド』などの大作映画への出演が決定しており、今後、さらなる活躍が期待される。映画『天使が消えた街』はヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。
2015年09月11日全米始め全世界57か国で1位を獲得し、4億ドルを突破する大ヒットとなっている、ドウェイン・ジョンソンの主演最新作『カリフォルニア・ダウン』。本作で、ドウェイン演じる“絶対にあきらめない”父親が守り抜く娘役を演じているのが、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』などで知られるアレクサンドラ・ダダリオだ。彼女は、ハリウッドでいえばクロエ・グレース・モレッツやキーラ・ナイトレイ、日本でいえば前田敦子、堀北真希、綾瀬はるか、柴咲コウなど、顔のパーツが中心に集まる“求心顔”美人のニューフェイスとして注目を集めている。「娘を守りたい…」。極限の状況下で“絶対にあきらめない”父親が愛するものを守り抜く、かつてないアクションムービーとなる本作。救難ヘリコプターのパイロットで、娘の救助に向かう主人公レイには、2013年最も興行収入を稼いだ俳優第1位を獲得した“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。その娘で、日々明るく生きる快活な女子大生ブレイクを演じるのが、アレクサンドラ。母親の再婚相手とともにサンフランシスコに向かった彼女は、そこで巨大地震に襲われてしまう。父に助けを求めるものの、その助けを待つ間も襲いかかる災害。しかし、ブレイクは、父親譲りの持ち前の正義感と行動力で生き抜くために奮闘を続けていく。アレクサンドラは、自身が演じたキャラクターについて「彼女は、何事にもめげない強靭な精神の持ち主で、いかにも“ザ・ロック”の娘!というクールな役どころね。若い女性の理想形なんじゃないかな」と分析。また、共演したドウェインについて「彼は本当のプロだけど優しい人。貴重な体験だった。彼の娘なんてカッコいいでしょ! まるで本当に強くなったみたいな気がしたわ。実際の何倍もね(笑)」と楽しげにふり返った。本作ではCGを駆使しつつもリアリズムを追及するため、キャストたちは数多くのスタントをこなしたというが、もちろんアレクサンドラもその一人。「私は肉体を酷使するスタントが大好きなの!やりがいがあるわ。スタントの撮影経験はあるけど、水の中で泳ぐのは初めてでどうなるのかワクワクした。やってみるとすごくおもしろい経験だった」と明かし、続けて、ある緊迫のシーンでは「あれはうその演技じゃないの。だから迫力が画面にそのまま出て、最高のデキになったわ」とその仕上がりに満足している様子だ。そんなアレクサンドラについてドウェインは、「強いけれど、か弱く肩入れしたくなる雰囲気が彼女にある。稀な才能だ。“場外ホーマー”だね」と大絶賛。また、監督のブラット・ペイトンも「彼女は素晴らしかったよ。とても一生懸命だった。そしてとても成長し、これまでで最高の演技の一つを見せてくれたと思う。彼女は本当に役にのめり込んで、見事な演技を披露してくれた」と賛辞を贈る。2012年度「世界で最も美しい顔100人」ランキングで最高3位にも選ばれた、ハリウッドのニューフェイスともいえるアレクサンドラ。その顔をよく見ると、全体的なパーツが中央に寄っている求心顔美人であることが分かる。本作ではタンクトップを爽やかに着こなし、そのスタイルの良さも目立つ彼女は、女子の憧れの求心顔と女優としての度胸と実力も備え、ブレイク間近といえそうだ。『カリフォルニア・ダウン』は9月12日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日英国ブランド、オーラ・カイリー(ORLA KIELY)の国内第1号となる旗艦店(東京都渋谷区神宮前5-7-18)が8月21日、東京・表参道にオープンした。同店は、ロンドン・コベントガーデン店、キングスロード店、NY・ソーホー店に続く世界で4店舗目となる。広さ約42平方メートル、1フロアで構成される店内は、デザイナー、オーラ・カイリー自身がディレクションを行い、オリジナルモチーフをプリントしたタイルの床に、ウッディーなウォールナットのユニットを配置。ミッドセンチュリーデザインを好むオーラの自宅を髣髴させるモダンな内装となっている。アイテムは、15-16AWコレクションのウエア、バッグを中心に財布などアクセサリーの他、ペン、ノートなどのステーショナリーや、タオル、マグカップなどハウスウエアラインを含めたフルカテゴリーを展開する。プライスレンジは、コート8万から12万円、ワンピース4万から7万円、レザーバッグ4万から10万円、ナイロンバッグ1万から3万円から、財布1万から4万円、ステーショナリー1,600から2,900円、マグカップ1,200から1,500円、タオル・クッションカバー800から8,000円など。プリントの女王と称されるオーラ・カイリーのコレクションは、グラフィカルなパターンとカラー、そして様々なオケージョンにマッチする実用的なデザインが特徴。オープンより店頭で展開される15-16AWコレクションは、グリーンやピンク、イエローなどカラフルで優しいカラーパレットをベースに、イニシャルの“O”と“K”モチーフや、ダンスする人型モチーフなどの新作オリジナルパターンを施したワンピースやバッグ、またシーンによって衿を着脱出来るワンピースなどがラインアップする。1995年にブランドをスタートさせたオーラ・カイリーは、キャサリン妃を始め、アレクサ・チャンやキーラ・ナイトレイ、マドンナなど海外のセレブリティやファッションアイコン達を愛用者に持つことで注目され、現在ヨーロッパ、アメリカ、日本と事業規模を拡大している。日本国内においては、15-16AWコレクションよりハウスウエアの専門商社である株式会社フジイが独占輸入販売権を締結。同ブランドのディレクターを務める株式会社フジイの平野佳氏は、今後について「表参道店に続き、都内または京都への出店も視野に入れている。また、16SSシーズンからは百貨店のインショップ展開も行いたいと考えている」と話す。
2015年08月26日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。このほど、大自然の脅威をひしひしと感じる日本版予告編と、その恐怖に青ざめるジェイク・ギレンホールの新たな場面写真が到着した。1996年、世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテラン揃いだった。だが、ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないといわれる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになる――。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるエベレストを舞台に、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む登山家たちの姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化した本作。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラークや、8月22日より『ナイトクローラー』の日本公開も控えるジェイク・ギレンホール、『ノーカントリー』『ミルク』などのジョシュ・ブローリン、『アバター』のサム・ワーシントン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する。届いた予告編映像では、冒頭から、ツアー参加者の命を預かる隊長のロブ(ジェイソン・クラーク)の口から「エベレストは完全に獣だ」と語られるように、大自然の脅威をひしひしと肌で感じさせる映像が連続。極限状況に置かれた彼らに襲いかかる試練を、緊張感たっぷりに描き出すとともに、ロブと彼の妻(キーラ・ナイトレイ)との無線でのやりとりが胸を打つ、夫婦愛をも感じさせる映像となっている。キャストたちは、実際にエベレストの約4,880mまで上り、体感温度マイナス30度の生命の危険にさらされるような高度での撮影に臨んだといわれ、撮影期間は2014年1月14日~2015年4月25日まで1年4か月に及んだという。併せて到着した新場面写真では、ロブとは別のツアーを率いる、もうひとりの隊長・スコット役を演じるジェイクの姿が映し出されているが、その青ざめた表情はリアルそのもの!彼の目線の先には、いったいどんな光景が広がっているのかが、気にならずにいられない1枚となっている。ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルを体感させる本作。まずはこちらの予告編から、確かめてみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店・嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■『DRESSING FOR THE DARK』ケイト・ヤング(KATE YOUNG)トップスタイリスト、ケイト・ヤングによる、映画やパーティで女優たちが着こなした象徴的なイブニングドレスを紹介した一冊。エリザベス・テイラーの白いシルクのコットンドレスから、ジュリア・ロバーツの真っ赤なガウン、キーラ・ナイトレイの華奢なエメラルドグリーンのドレス、デコルテや手足を美しく見せるニコール・キッドマンのブラックドレス、グレース・ケリーの愛らしいピンクのクチュールドレス、ナタリー・ポートマンが着るメタリックで透け感のあるドレス、はたまたキリリとしたタキシードスタイルや、レースや刺繍の施された優雅なナイトガウンまで、女性たちを美しく際立たせるドレスの数々を写真豊富にガイドしている。フォーマル、セクシー、フェミニン、豪華…様々なスタイル実例とセレブリティ達の言葉が満載。夏の夜のパーティの参考にしてみてはいかがだろうか。【書籍情報】『DRESSING FOR THE DARK』編者:KATE YOUNG出版社:ASSOULINE社言語:英語ソフトカバー/143ページ/280×195×20mm発刊:2014年価格:7,880円■編集部からのお知らせ青山に店舗を構えて50年を迎える嶋田洋書が、9月23日に閉店することが発表されました。それに伴い、毎週火曜日に連載しておりました【嶋田洋書オススメBOOK】は今回を以て終了します。これまでのご愛読、誠にありがとうございました。なお、嶋田洋書では、閉店当日まで50日間にわたる「完全閉店セール」が開催される。
2015年07月28日『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジョン・コナー役で注目度上昇中のジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、さらにサム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する映画『Everest』(原題)。その邦題が『エベレスト3D』に決定し、美しくそびえ立つエベレストの迫力あるポスタービジュアルと、思わず震えあがってしまいそうな超迫力の特別映像が到着した。世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテランたち。ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないとされる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになるーー。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けると同時に、地球上で最も生きるのが難しい場所とされている。標高8,848メートルの山頂では、風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、人間としての機能は停止するという、まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、そのエベレストを舞台に、登山家たちの生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、圧倒的な3D映像でとらえたサバイバル・アドベンチャー。1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルと極限状況における群像劇を観る者に体感させていく。出演は、ジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』でも怪演を見せるジェイク・ギレンホール、『ミルク』でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、『ハイネケン誘拐の代償』のサム・ワーシントン。さらに、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライト、『セッションズ』のジョン・ホークス、『奇跡の海』『博士と彼女のセオリー』のエミリー・ワトソンと、豪華な顔ぶれがずらり。世界最高峰の山で、突然崩れる雪塊、急激に変化する天候、酸素切れで倒れていく登山者たち…ブリザードと酸欠との過酷を極めた状況下で試されるものとは?彼らの無事を祈る家族たちの声は届くのか?大自然の驚異をひしひしと肌に感じさせる迫力のあるリアルな映像は、心身共に思わず震えあがってしまうに違いない。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』が11月に公開されることが決定し、本作の特別映像が公開になった。『エベレスト3D』特別映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作ではこの多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトらが出演。公開された映像では力を合わせて山の頂を目指す人々の姿と、そこで発生したトラブル、迫り来る自然の脅威が緊張感あふれる演出で描かれている。『エベレスト3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年06月26日