シャネル(CHANEL)から今秋登場する15-16AW新作バッグは、クラシカルなフォルムにシャイニーパーツのエンブロイダリーが映える逸品(H12.5cm×W20cm×D7cm 125万3,000円)。素材はモスグリーンのラムスキンを使用。ショルダーチェーンは、ゴールドチェーンにボディと同じレザーを巻き付けてある。ココマークの留め具と相俟って、高貴なムードを醸し出している。フランスのブラッスリーのタイル床から着想を得たというモザイクエンブロイダリーは、フランスの伝統的なクチュリエである刺繍工房ルサージュで丁寧に縫い付けられたもの。格子状のキルティングが特徴の同ブランドを代表する名作バッグ、マトラッセを彷彿させる”幾何学柄”になっているのも見逃せない。アニマル柄やチェック柄とあわせて、今季注目の柄のひとつだ。また、今季はレトロムードの波を受け、前面をフラップで留める”フラップバッグ”が多く見られたが、そもそもハンドバッグを改良して生まれたマトラッセ自体が往年のグッドガールの象徴とも言える。伝統を大事にしつつ、モダンにアップデートし続けるメゾンならではのアイテムだ。ブラック×ゴールド×ライトブルーのモデルと2色展開。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年09月04日15SSシーズンに発表されたシャネル(CHANEL)のバッグ「ガール シャネル(GIRL CHANEL)」に、15-16AWシーズンの新作(H29.5cm×W35cm×D4cm 56万円)が登場。9月末に発売を予定している。バッグの概念を覆すような斬新なデザインでたちまち新しいアイコンとなった「ガール シャネル」。スクエア型のベースには、フロントライン、ネックライン、アームホール、ポケット、カフス、金ボタンなど、メゾンを象徴するジャケットのディテールが忠実に落とし込まれた意匠に凝ったデザインだ。トップの左右に付いた、袖のようなベルトを結んで肩や背中に掛けたり、腰に巻いたりと自由自在に持ち方を変えることができる。素材はボディにゴートスキン、ディテールにラムスキンを使用。シャネルのシグネチャー的カラーコンビネーションであるベージュ×ブラックと、秋冬らしい素材感とが相まってシックな表情に仕上げられている。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年08月22日インターナショナルモード誌『ハーパーズバザー(Harper’s BAZAAR)』が8月20日発売の10月号で、エンターテイメントやファッションの世界で活躍する9人の“アイコン”を歴史上のレジェンドに大変身させるスペシャル企画「ICONS by Carine Roitfeld & Jean Paul Goude」を実施する。31カ国で発行される『ハーパーズバザー』で特集が組まれた同企画。撮影は、シャネル(CHANEL)の広告ビジュアルやグレース・ジョーンズのアルバム写真などを手掛けたことで知られるジャン=ポール・グードが担当した。ジャン=ポール・グードは、イラスト・写真・映像など様々な手法で人物の独自のイメージを創造するイメージメーカー。今回は、現代を代表する8人の“アイコン”たちを歴史上のレジェンドに変身させ、モードでファンタジーな世界を創り上げている。その中で、マライア・キャリーはマリー・アントワネットに変身。自然溢れる景色をバックに、ブランコに乗りながら靴を飛ばしている姿が収められている。その他、ジェシカ・チャステインはフランスの国民的ヒロインであるジャンヌ・ダルクに、オプラ・ウィンフリーは『オズの魔法使い』に登場する北の良い魔女に、クリス・リーはココ・シャネルに変身。ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは伝説のファショニスタであるダイアナ・ヴリーランドになりきった。その他、参加者にはケイティ・ペリーやダコタ・ジョンソン、ラッキー・ブルー、ウィロウ・スミスなど豪華な顔ぶれがそろった。さらに、8月24日から30日までは、アイコンたちの写真を使用した特製ポストカードを東京メトロの銀座駅、表参道駅、東京駅、新宿駅、有楽町駅に設置。同誌のオンラインサイトでは、8月20日から9月17日までの期間、アイコンたちの人気投票も実施する。1位になった写真の投票者には、抽選で豪華賞品をプレゼントする予定だ。また10月号では同特集の他、グレース・ケリーの孫であり、モナコ公国の大公であるアルベール2世の隠し子として世界中で話題になった、歌手で女優のジャズミン・グレース・グリマルディの初のインタビューを掲載。ニューヨークでの生活やモナコでの滞在などについて語られている。
2015年08月18日デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』(3,800円)が、9月30日に発売される。『ヴォーグ・ファッション100 年史』の編著者であるリンダ・ワトソンが手掛けた同書。1冊で75名のファッションデザイナーを一望出来るデザイナー名鑑の決定版。デザイナーたちが手掛ける各メゾンの代表的なビジュアルや選りすぐりの人気アイテムなどとともに、ブランドのトリビアや転換期、年表、製品へのこだわり、デザイン哲学など、ファッション好きには堪らない情報が収録されている。ラインアップは、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、サルヴァトーレ・フェラガモ、ロジェ・ヴィヴィエ、エミリオ・プッチ、ジャンヌ・ランバン、クリストバル・バレンシアガ、ジョルジオ・アルマーニ、カール・ラガーフェルド、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、カルバン・クライン、ジル・サンダー、山本耀司、三宅一生、山本寛斎、川久保玲、渡辺淳弥、高田賢三、ポール・スミス、ジャンポール・ゴルチエ、マーク・ジェイコブス、マルタン・マルジェラ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ドルチェ&ガッバーナ、トム・フォード、スティーブン・ジョーンズ、アレキサンダー・マックイーンなど。【書籍情報】『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』著者:リンダ・ワトソン発行:スペースシャワーネットワーク並製ビニールカバー/312ページ/A5判発売:2015年9月30日価格:3,800円
2015年08月08日シャネル(CHANEL)が15-16AWオートクチュールコレクションを発表した。グラン パレの会場には、1日限りのエクスクルーシブなプライベートカジノ『ル・サークル・プリヴェ(Le Cercle Prive)』が出現。美しく着飾ったエレガントな女性がカジノに行く、という映画のようなワンシーンを思わせる演出だ。ショーの開始とともに、ブラックジャックを楽しみに来た豪華なセレブリティが続々と登場。クリステン・スチュワート、ジュリアン・ムーア、リタ・オラ、リリー・ローズ・デップにヴァネッサ・パラディ、菊地凜子やG-DRAGONなど、シャネルのミューズ達が勢ぞろいした。セレブが身につけていたのは、ショーのためにデザインされたオートクチュールのガウンと、煌びやかなダイヤの輝きがシンプルなドレスを引き立てる、マドモアゼル シャネルが最初に発表したファインジュエリーコレクション『ダイヤモンド ジュエリー(Bijoux de Diamants)』の復刻ピース。ランウェイの真ん中に置かれた数台のテーブルに全員が着席したのを合図に、モデルたちが現れた。前下がりのボブカットに太い眉が印象的なメイクで、構造的なスーツやアシンメトリーのイブニングドレスに身を包む。今回注目すべきは、3Dプリンターで使用する最新の技術「SLS(レーザー焼結)」という技術を用いた素材。最先端の素材とオートクチュールの伝統的なテクニックを融合させるという全く新しい手法を用い、シャネルのシグネチャーであるシャネルスーツをキルティング風の立体的なメッシュ素材で再現した。カール ラガーフェルド曰く「シャネルの最もアイコニックなアイテムが技術的な進化を遂げ、20世紀から21世紀のスタイルへ変貌した」。後半のフェザーやスパンコールを贅沢に使用したイブニングには、アシンメトリーなデザインを取り入れた。ドレスには螺旋状のプリーツや、ほつれたシルクチュールを用いたラッフル、立体的で豪華なスパンコールやビーズの刺しゅうが施された素材がコレクションに一層の華やぎを加えていた。ペンシルスカートのフェミニンなツイードのドレス、新しい技術を用いたブレードでトリムされたスーツには、丸い襟元やボタンで飾られた大きなショルダー、ロールアップした袖など、マスキュリンなディテールもみてとれる。足元には前後の表情が異なるバックストラップの印象的なブーティをあわせた。コレクション自体の華やかさもさることながら、通常はゲストとしてフロントローに並ぶ一流のセレブ達が実際のセットの中でゲームに興じるという、シャネルでなければ実現しないと思われる非常に贅沢なランウェイ。驚きに満ちたコレクションが、カジノという非日常のエンターテイメントの舞台を飾った。
2015年07月31日シャネル(CHANEL)の新アンバサダーである、ジョニー・デップ(Johnny Depp)の愛娘で女優のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)を起用した「パール アイウエア コレクション」のキャンペーンビジュアルが公開された。リリーは初めてシャネルの顔として登場する同キャンペーンで、スイートでフェミニンな女性像を演じている。リリーの母親である女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)も、90年代にフレグランス「COCO」のキャンペーンモデルを担当。現在もシャネルのアンバサダーとして輝き続けており、今年はバッグ「Girl CHANEL」のキャンペーンモデルも務めている。7月7日にパリで開催された15-16AWシーズンのオートクチュールコレクションショーには、親子揃って出席していた。4月にカール・ラガーフェルドのスタジオで撮影されたヴィジュアルは、スカイブルーを背景にした軽やかな世界観の中、リリーのロマンティックな姿が映し出された。うっとりとした視線から、突然無邪気な表情を見せる彼女は、無造作な髪型にフェザーがあしらわれたニット帽を被り、パールを主役とした新作アイウエアをコケティッシュに見せた。ガブリエル・シャネルのお気に入りのひとつであったパールがキーとなる同コレクション。ふっくらとした大ぶりのパールやマザーオブパールがあしらわれたり、極小のパールを贅沢に敷き詰めたフレームは、カーブを描いたバタフライシェイプ、キャッツアイ、スクエアシェイプの3タイプ。展開は11月を予定。
2015年07月20日シャネルのオートクチュール2015/16秋冬コレクションが7日(現地時間)、パリのグラン・パレで開催され、クリステン・スチュワートやジョニー・デップの娘のリリー・ローズ・デップらがモデルとして登場した。シャネルのミューズの1人であるクリステンはショウのオープニングを飾り、ジュリアン・ムーアや菊地凛子、リリー・コリンズ、リタ・オラ、ケンダル・ジェンナー、ミューズを務めるヴァネッサ・パラディを母に持つリリー・ローズ・デップも出演した。ジュリアンのエスコート役に、ダニエル・デイ・ルイスとイザベル・アジャーニを両親に持つガブリエル・デイ・ルイスが登場したのも話題になった。リリー・コリンズは同じファースト・ネームを持つリリー・ローズとツーショットのセルフィーに「2人のリリー(Les Deux Lily’s)」とキャプションをつけてインスタグラムに投稿。「腕を組んでランウェイをご一緒できて、光栄だったわ」と書き込んでいる。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月08日フランス映画祭でも注目を集めた、『ココ・アヴァン・シャネル』『美しい絵の崩壊』のアンヌ・フォンテーヌ監督作『ボヴァリー夫人とパン屋』。劇中で男たちを次々に翻弄し、早くも映画関係者から「いままでの出演作の中でも断トツに魅力的」と評判を呼んでいる、英国女優のジェマ・アータートンに迫った。パリから故郷ノルマンディーの美しい村に戻り、父親のパン屋を継いだ文学好きのマルタン。毎日の単調な生活の中でとりわけ、ぼろぼろになるまで読みふけっているのは、ノルマンディーを舞台にしたフローベールの「ボヴァリー夫人」だ。そんなある日、隣の農場に英国人のチャーリー&ジェマ・ボヴァリー夫妻が引っ越してくる。マルタンは、自分の作ったパン・ド・カンパーニュを官能的に頬張るジェンマに魅了され、日々、彼女から目が離せなくなる。ところが、ジェマが年下の男と不倫するのを目撃したマルタンは、このままではジェマが小説の“ボヴァリー夫人と同じ運命を辿るのではないか?”と、妄想が膨らみ始め…。フランスで4週連続NO.1の大ヒットを記録した本作は、有名小説の世界と現実世界とを混同する“妄想”パン屋が巻き起こす、官能的でユーモラスな新感覚なドラマ。先日、フランス映画祭2015でも上映され、注目を集めた。『007/慰めの報酬』ではオルガ・キュリレンコとともにボンドガールに抜擢され、『タイタンの戦い』『プリンス・オブ・ペルシャ時間の砂』ではファンタジー大作のヒロインを務めたジェマ。さらに『アンコール!!』では清楚で恋愛ベタな音楽教授、『ビザンチウム』ではヴァンパイアを演じるなど、いまやあらゆる役柄を巧みに演じ分けている。キャッチコピーが“あなたは私を発酵させるー”という本作では、パン・ド・カンパーニュの香りをかぐ表情や、それを口にする仕草が妖艶で、あるときは幼い少女のようにも、またあるときは官能的な大人の女性にも見えると評判。惜しげもなく、美しい裸体も披露する。そんな彼女を巡っては、劇中でも男たちが争わない訳がなく、主人公のパン屋を始め、まじめだけが取り柄の夫、遊び人の元カレ、さらには年下のイケメンまでもが彼女の虜に! 果たして、彼女が選ぶ男は誰なのか?本作をいち早く観た映画ライターたちから「映画史上類を見ない衝撃のラスト」「全く予想できない結末だった」という声が寄せられている本作。その衝撃のラストは、スクリーンで確かめてみて。『ボヴァリー夫人とパン屋』は7月11日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボヴァリー夫人 2009年10月3日よりシアター・イメージフォーラムにて公開
2015年06月29日シャネル(CHANEL)は、ブライダルコレクションを紹介するイベント「ブライダルロマンス シャネル ファイン ジュエリー(Bridal Romance CHANEL FINE JEWELRY)」を伊勢丹新宿店本館4階センターパークで開催している。7月14日まで。同会場では、6月12日に発売された「カメリア コレクション(CAMELIA COLLECTION)」より、新作のマリッジリング(PT、ダイヤモンド 30万1,000円)と、ペア用としてプレーンなタイプのリング(PT 14万5,000円)を展開。このほか、カメリアの花が台座にかたどられたリング(PT、ダイヤモンド0.25ct~ 41万6,000円~)なども紹介している。同ブランドによれば、カメリアはガブリエル シャネル(Gabrielle Chanel)が最も愛した花であり、彼女の思い描く女性らしさを最も本質的に表現したものだという。彼女自身も1920年代からカメリアの花をブローチのように肩や髪に飾りアクセサリーとして愛用、自身のシンボルとした。彼女にとってカメリアの花は、“永遠に色褪せることのない想いの象徴”であり、「シャネルのカメリア コレクションのアイテムを贈ることは、世界にただ一つの愛のメッセージを伝えること」だという。このほか同会場では、「リュバン コレクション(RUBAN COLLECTION)」の新作も披露されている。流麗なラインのハーフエタニティリング(PT 30万1,000円)、ペア用としてのマリッジリング(PT 18万4,000円)ほか、リボンモチーフのエンゲージメントリング(PT、ダイヤモンド0.25ct~ 55万5,000円~)などを提案する。アトリエの美への飽くなき探求によって制作されたリュバン(リボン)コレクションは、女性が束縛されず、自由に身に着けられるフォルム。“二人の変わることのない結びつき”を象徴する同コレクションのリングは、女性の指に柔らかなリボンが結ばれるようなデザインとなっている。
2015年06月23日肌にまとわりつく汗がうっとうしい……。ついに梅雨がやってきましたね。曇り空に、朝から気持ちもぐずつきやすくなってはいませんか?こんな時こそ、気持ちを盛り上げるカンフル剤が欲しいもの。そこで、元気になれる映画を3つ厳選してみました!「前向き女子」になるためのコツを、主人公たちから学んでみましょう!ただのサクセスストーリーじゃない!『ココ アヴァン シャネル』Movie by YouTube/『ココ・アヴァン・シャネル』予告動画デザイナーであるココ・シャネルが、コネもお金も教育もなかった幼少時代から「世界のシャネル」と呼ばれるようになるまでの物語です。「自分はこんなところで終わるはずない」そう確信していたというココ。揺るがないバイタリティに、「強くてたくましくてかっこいいけど、私にはマネできない」と感じる人もいるかもしれません。Photo by YouTube/『ココ・アヴァン・シャネル』予告動画けれど、彼女の「女」としての生き方はどうでしょうか?生涯独身を貫き、自由な生き方を追求していたココも、一生に一度といえる恋をするシーンがあります。ロマンティックで甘美なその恋愛は長く続きませんが、細かく丁寧にちりばめられたココの心理描写に、自分を重ねてしまう人もいるのではないでしょうか。強くても、終わってしまう恋はある。誰にでも「忘れられない人」がいるものなんですね。自分らしさを探しつづけて・・・『食べて、祈って、恋をして』Movie by YouTube/『食べて、祈って、恋をして』予告動画ジャーナリストとして活躍する主人公が、安定した生活を捨て、自分探しの旅にでるというストーリー。イタリア、インド、バリ島……「とりあえず行きたいところは行ってやった!」と言わんばかりの主人公に、旅好き女子なら憧れを抱くのではないでしょうか。また、主人公が何かを見つけたという物語ではないのに、なぜかラストで前向きな気持ちにさせてくれます。それは、主人公の「探したい」という常に満たされないハングリー精神を感じられるからではないでしょうか。Photo by YouTube/『食べて、祈って、恋をして』予告動画しかし、何の問題もない今を捨てる女性を「贅沢者」と批判する声も多いこの映画。現状に満足するも良し。でも「まだ何かできそう!」という気持ちだけでどんどん進んでしまう主人公の行動力が、少しうらやましくなる映画です。不本意な仕事でもめげない!『プラダを着た悪魔』Movie by YouTube/『プラダを着た悪魔』予告動画オシャレにまったく興味のない主人公が、一流ファッション誌編集長のアシスタントに任命され、鬼のような要求に応えながら「仕事とは何か」をつかんでいくお話。ストーリーのテンポの良さもさることながら、見どころは主人公がメキメキと「おしゃれ上級者」に変貌をとげるところです。いい服を選び、着ることがモチベーションアップにつながる。そのことを改めて教えてくれる、女子力の泉ともいえる作品。ちょうどいい所に登場するナイスガイとのワンナイトラブも、進むべきゴールへの一コマにしてしまう強さが爽快です!Photo by YouTube/『プラダを着た悪魔』予告動画「大事なものに気づくことができた」と何度も観てしまうリピーターも多いようですね。さまざまな悩みに、いちいち答えを出す必要はないかもしれません。しかし、心の持ちようを前向きに変えるだけで、悩みに向き合うパワーが生まれるはずです。立ち止まってしまうことがあったら、映画の中の彼女たちに背中を押してもらいませんか?
2015年06月18日キーエンスは、形状測定の用語や基礎技術が学べるサイト「ココが知りたい! 形状測定」を公開した。製品の小型化やデザインの多様化が進む中、製造現場では複雑な形状の測定に対する重要性が高まっている。その一方で、複雑な測定機を扱える技術者の減少や、従来とは違った方法での測定方法の模索などが課題となっている。「ココが知りたい! 形状測定」はこうしたニーズに応えるため、「測定機の基礎や用語」について初心者でもわかりやすい解説が加えられている。また、同社の測定機を実際に導入したユーザーのインタビューなども交え、基礎から実例までを幅広く学べるサイトとなっている。全国の現場から同社に直接寄せられた声を基に制作されたという同サイトは、「三次元測定機」や「粗さ」「共焦点レーザー顕微鏡の原理」などの基礎用語解説が主な内容となっている。また、さらに詳細な内容を記した資料や、ユーザーインタビューも無料でダウンロードでき、今後はより多くの解説トピックを追加していき、役立つサイトを追求していく予定という。キーエンスは、業界では稀な「世界直販体制」を敷いており、測定技術に関するソリューション提案においても「現場に根差した現実的な提案力」で高く評価されている。同社は「今後も、製造業の測定分野に大きく貢献していく」としている。
2015年06月12日6月26日に発売される「シャネル(CHANEL)」のフレグランス「チャンス」シリーズの新作「チャンス オー ヴィーヴ」(50ml 9,000円、100ml 1万4,000円)の広告フィルムを、12日に世界一斉公開された。同フィルムは長年にわたり「チャンス」の広告を担当してきたジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)が手掛けたもの。ある架空のボーリング場を舞台にストーリーが展開し、「チャンス・ガール」に憧れる、若く勇敢で意思の強い一人の女性が象徴的に描かれている。フィルムは15”バージョンと30”バージョンが公開されており、15”バージョンでは、女性が真剣な面持ちで、ボーリングの球に見立てた「チャンス オー ヴィーヴ」のボトルをレーンへ放つと、ピンに見立てた「チャンス」シリーズの3つのボトル「チャンス」、「チャンス オー フレッシュ」、「チャンス オー タンドゥル」に勢いよくストライクし、見事チャンスを掴み取るというもの。30”バージョンでは、3人の「チャンス」メンバーの祝福を受け、彼女が新たなメンバーに迎え入れられるまでが描かれる。
2015年06月12日「シャネル(CHANEL)」のフレグランス「チャンス」シリーズの新作「チャンス オー ヴィーヴ」(50ml 9,000円、100ml 1万4,000円)が、6月26日に発売する。「チャンス」、「チャンス オー フレッシュ」、「チャンス オー タンドゥル」に続く4番目の香りとなる「チャンス オー ヴィーヴ」は、「シャネル」の専属調香師であるオリヴィエ・ポルジュが手がけた。「チャンス」にも取り入れられているグレープフルーツの香りが肌にとどまり、シトラス、ジャスミンにホワイトムスクの香りと調和する。
2015年05月31日シャネル(CHANEL)がアイウェアのビジュー コレクションから、新作の「ビジュー ド クチュール(Bijou de Couture)」を発売した。ビザンチンのエスプリ、星が瞬く天の川に続く第3弾となる今回は、繊細なメタルのテンプルにカボション、パール、ラインストーンを手作業で組み込み、まるでジュエリーのようなデザインに仕上げられた。また、カボションにはさりげなくCCロゴがあしらわれている。「ビジュー ド クチュール」は2つのラインから構成されており、そのうち「カボション プレシュー」は、オプティカルとサングラスで展開。フレームにはレクタンギュラー、オーバル、キャッツアイシェイプを採用した。一方、「カボション クチュール」はサングラスのみの展開で、オーバーサイズ、ラウンド、スクエアシェイプのフレームで女性らしさを主張している。カラーはどちらも、ブラック、ダークレッド、べっ甲といったシックかつエレガントなものが用意されている。シャネルのブティックにて4月より取り扱い中。
2015年05月30日©PARKROYAL on Pickeringアジアのハブとして目覚ましい成長を遂げている最先端都市、シンガポール。ビジネスや観光・娯楽だけでなく、実はアート、デザイン分野においても、国を挙げてさまざまなイベントが展開されている。3月に開催された「シンガポール・デザイン・ウィーク」をはじめ、秋には美術館「ナショナル・ギャラリー・シンガポール」の開館と、国際的にも注目を集めるトピックが多数。またダウンタウンを歩けば、ローカルなシンガポールアートの胎動を感じ取ることができるスポットも数多い。今回の「MY HOTEL CHOICE」では、マリーナベイから1km圏内のアクセス良好なホテルのなかから、アートやデザインをキーワードに、おすすめホテルをピックアップ! 多民族国家シンガポールのミックスカルチャーが育むデザイン最前線を感じることができるかも。PARKROYAL on Pickering, a PARKROYAL Collection Hotelパークロイヤル ピッカリング,パークロイヤル コレクション ホテル©PARKROYAL on Pickeringアートと自然が深くつながり合っていることは、とかく忘れがちになるが、このホテルを見れば瞬時に思い出すことができる。自然こそがアートのもっともベーシックなインスピレーションソースになり得る。シンガポール金融街の一角に佇む「パークロイヤル ピッカリング,パークロイヤル コレクション ホテル」は、2013年1月にオープンした最新鋭の5つ星ホテル。©PARKROYAL on Pickering“ホテル・イン・ザ・ガーデン”をコンセプトに、世界的に著名な建築家WOHAが手掛けた館内は、心をなごませ、うるおいをもたらしてくれるボタニカルエナジーにあふれている。そのアイコニックなデザインだけでなく、シンガポール初の太陽エネルギーを活用したゼロ·エネルギーによるスカイガーデン、エネルギー効率の良い空調システム、環境に優しいLED照明の使用などが高く評価され、太陽光発電パイオニア賞を受賞。都市景観と自然の融合する建築物として新たなベンチマークを打ち立てたほどだ。©PARKROYAL on Pickeringインパクトがあるのはファサードだけでなく、エントランスに足を踏み入れた瞬間から。光や森、小石、水、植物、苔といった美しい自然のエレメントで構成された個性的な空間に目を奪われる。ゲストルームは、アースカラーを基調にして自然光を取り入れ、明るくナチュラル。©PARKROYAL on Pickering※全てのお部屋にバスタブがあるわけではございません。思わずここがシンガポールの中心街であることを忘れてしまいそうになるが、周囲はチャイナタウンやシンガポール川など有名なランドマークに囲まれているから、街へ繰り出せばローカルな屋台でグルメを堪能したり、ショッピングモールでお買い物といった、シンガポールならでは観光を楽しめる。©PARKROYAL on Pickeringホテルでのおすすめの過ごし方は、屋上のオーキッドクラブラウンジのインフィニティプールで熱帯の暑さをクールダウンしながら、シンガポールリバー、ラッフルズシティ、マリーナセンターまでの眺めを満喫すること。デトックスとエネルギーチャージが同時にできて、ヘルシーなポジティブ・マインドがムクムクと刺激されるはず。*宿泊料金:一泊SGD300++~*部屋数:367室-----------------------------------住所:3 Upper Pickering Street,Singapore 058289TEL:+65 6809 8888Email:enquiry.prsps@parkroyalhotels.com Hotelナウミ ホテル©Naumi Hotel“芸術鑑賞“なんて堅苦しさはまるでない、アートピースをただ空間の中に取り込んでお洒落に楽しみたいだけ。だから、ノース ブリッジ ロードにあるスモールラグジュアリーホテル「ナウミ ホテル」には、ココ・シャネルにインスパイアされたカメリアのスイートや、アンディ・ウォーホル風のポップなお部屋だってあるのだ。©Naumi Hotel73の部屋ひとつひとつにそれぞれコンセプトがあって、どのお部屋も個性的にしつらえられている。まるで世界中のあらゆるものをサンプリングしてきたようなバラエティ豊かなラインナップがとても楽しい。部屋ではタオルやベッドスプレッドに至るまで、高級ラグジュアリーホテルに引けを取らない水準のクオリティを備え、快適なステイをサポート。バスアメニティにNY発のコスメブランド「MALIN+GOETZ」、備え付けのエスプレッソマシーンでネスレの香り高いコーヒーを味わえるなど、細部まで抜かりがない。©Naumi Hotelロビーやラウンジは、センスのいいインテリアやアートで彩られたギャラリーショップのよう。アートはコンテンポラリーなテイストの作品を中心にホテルの至るところに飾られており、気に行ったアートピースは購入も可能だ。©Naumi Hotelネオンに輝くシンガポールの夜は、人々も眠ってはいられない。活気に満ちたシンガポールのナイトシーンは、治安の良さも手伝って快適。クラーク・キーで飲み明かすもよし、クラブで踊るもよし、カジノに興じるもよし。でも数多にあるエンタメスポットに繰り出す前に、まずは最上階のCloud 9 Pool & barで夜を明かしてみては。インフィニティプールの向こうには煌々と輝くシンガポールの摩天楼。誰にも教えたくない特等席でシンガポールスリングを傾けてみて。©Naumi Hotel*宿泊料金:一泊SGD 246~*部屋数:79室-----------------------------------住所:41 Seah Street,Singapore 188396TEL:+65 6403 6000Email:aide@naumihotel.com Hotelアモイ ホテル©AMOY Hotel滞在地に秘められた歴史の物語を紐解くのも旅の醍醐味。旅する人にとって、いわゆる言い伝えやストーリーを持った場所というのは印象に残りやすく、おのずと親しみが湧いてくる。19世紀、シンガポールには多くの中国系の移民がやってきた。そんなムーブメントを反映して、チャイナレトロなテイストは、今のシンガポールに息づくひとつの味わいになっている。レトロシックなモダンチャイニーズスタイルを趣のあるデザインにして取り入れたのがテロック・エア通りに面するブティックホテルのアモイだ。©AMOY Hotelこの周辺は古くから中国移民が船でたどり着いた終着点となっており、シンガポール最古の寺院、シアンホッケン寺院をはじめ、安全な航海を祈った移民たちによって数々の寺院が建てられた。それら中国伝統の寺社や家屋を改装し、ダイニングエリアとして生まれ変わらせたのがファーイーストスクエアで、アモイはその一角にある「The Fuk Tak Chi Museum(福徳祠)」にロケーションしている。©AMOY Hotel全37室でシングルとデラックスダブルの2タイプを用意するシンプルな構造だが、伝統的な中国のスツールや陶器類など厳選された存在感のある家具がアクセントになっている。それは、近現代風にアレンジした初期の中国の入植者の生活経験を再現したもの。こんなコンセプトのホテルもなかなか他では見つからない。世界中へ移民していった中華系の人々が各地で残した文化の足跡は、時として文化的な摩擦を引き起こしながらも、人々に歴史の確かな歩みを暗示させるパワーを秘めている。©AMOY Hotel食事はホテル内にある日本食レストランもあるが、ホテルを出てすぐのファーイーストスクエアに出かけてみてはいかがだろう。たくさんの人々が夢と希望を持って訪れたシンガポール。この国の過去と今に思いを馳せながら、シンガポーリアンたちでにぎわう喧騒に囲まれて、ローカルな美食を楽しんみるのもいいかも。*宿泊料金:一泊SGD 292.60~*部屋数:37室-----------------------------------住所:76 Telok Ayer Street,Singapore 048464TEL:+65 6580 2888Email:info.amoy@fareast.com.sg Majestic Hotelニュー マジェスティック ホテル©New Majestic Hotelシンガポールを拠点として活躍するローカルなアーティストによる現代アートシーンを体感するには、この一軒がおすすめ。MRTアウトラム・パーク駅近くにある「ニューマジェスティックホテル」は、シンガポールの伝統的なショップハウスをモダンに改築した部屋数30のこじんまりとしたデザインホテル。外観はクラシカルな様相なのだが、ホテルの中は驚きに満ちている。©New Majestic Hotel9人のアーティストとコラボレーションして創造されたホテル内の空間はとても個性的で、一瞬「間違って美術館に入ってしまったか」と思ってしまうことがあるかもしれない。特に30室あるそれぞれの部屋は、「ちょっと風変わり?」とも表現できるほど、クリエイティブなデザイン。滞在しながらシンガポールのコンテンポラリーアートを鑑賞できるというダブルな楽しみを提供してくれる。©New Majestic Hotel部屋によって印象ががらりと違うから、選ぶ楽しみがある。リピートしても別の部屋に泊まればきっと飽きることがないだろう。©New Majestic Hotel滞在中はデザインだけでないこだわりも随所に。アメニティーにはNY発のスキンケアブランドKIEHL’Sのラグジュアリーなアイテムがセレクトされているところなど、旅行中でも普段通りのボディケアをしたい女子としては嬉しいポイント。ダイニングは、有名ラグジュアリーホテルのレストランで研鑽を積んだ受賞歴を持つシェフによるモダンな広東キュイジーヌを提供し、100銘柄以上を所蔵するワインセラーの中から選ばれた最高の1本で、料理とワインのマリアージュを楽しめる。*宿泊料金:一泊SGD 229.00~*部屋数: 30室-----------------------------------住所:31-37 Bukit Pasoh,Singapore 089845TEL:+65.6511.4700Email:NMH-Res@unlistedcollection.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年05月25日5月4日、シャネル(CHANEL)が韓国で15-16クルーズコレクションのショーを開催した。会場となったのは建築家ザハ・ハディドが設計し、2014年3月ソウルにオープンしたばかりの東大門デザインプラザ(DDP)。会場には、クリステン・スチュワート、ティルダ・スウィントン、アルマ・ホドロフスキー、小松菜奈、菊地凛子、BIG BANGのG-DRAGON、TAEYANG、 韓国人女優 のパク・シネ、韓国人俳優イ・ジョンソクなど、著名なゲストが一堂に招かれた。韓国の伝統的な文化を、近代アジアの大胆なコンテンポラリー精神とともに洗練されたスタイルを再解釈したコレクション。フュ―シャピンク、コーラル、オレンジ、薄紫色、青磁色、ミントグリーン、ターコイズブルー、ロイヤルブルーといった鮮やかなカラーパレットで彩られた。マルチカラーをランダムに組み合わせたヴィヴィッドなルックでショーはスタート。東洋の伝統な色遣い“五方色”を思わせながらも、異文化をミックスし個性的で奇抜なスタイルを好む韓国の文化背景が垣間見える。クラシックなツイードを用いたスーツの他、ペンシルスカート、ストレートスカート、ひざ下丈のスカート などのシルエットや、シフォン、オーガンジー、レースなど組み合わせる素材のバリエーションは様々で自由なムードに溢れている。シャネルの誇るクチュリエ技術もオリエンタルなニュアンスに。トップス、ワンピース、パンツの裾には繊細な寄木細工風の刺繍が施された。グログランやベルベットのリボンで胸元をコンシャスしたビスチェドレスはソウルの夜の街のネオンのように煌びやかで妖艶だ。イブニングには、朝鮮半島の 民族衣装“チマチョゴリ”を彷彿させるドレスが登場した。
2015年05月12日時代に翻弄された19世紀の女性画家ベルト・モリゾの生涯を描いた映画『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』が、6月13日(土)YEBISU GARDEN CINEMAにて公開となる。このほど、本作のポスタービジュアルと予告編がひと足先にシネマカフェに到着した。パリ16区のサロンに出品していたベルト・モリゾは、ルーヴル美術館で姉と摸写をしているとき、既に、美術界では名をなしていたマネと会い、モデルを依頼され、彼のアトリエに通うことになる。女性は家庭に入るものという時代、画家を目指すモリゾは数々の苦悩を乗り越えていく。戦争も始まり、時代に翻弄されながら、夢を追い続けた女性の人生の物語――。19世紀半ばにフランスで起こった芸術運動である「印象派」。その影響は欧米を始め日本にまで及ぼしている。本作は、印象派の誕生に大きくかかわった女性画家ベルト・モリゾが、巨匠エドゥアール・マネとの出会いを経て一人の女性として成長していく過程を描く。「バルコニー」、「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」など、しばしばマネの作品でモデルとなったモリゾだが、いままで描かれることのなかった2人の関係をも物語の中に織り込まれている。今回公開となった予告編では、芸術家であれば今もなお憧れを抱くパリ16区のサロンを舞台に数々のマネの名画が登場。現代では名作として知られているが「オランピア」が“下品な裸婦だ”と貶されるシーンや、モリゾの名作がアトリエに無造作に並んでいたりと、絵画が描かれた当時の様子を垣間見ることができる映像となっている。タイトル後に登場する「バルコニー」でズームしていく映像が、まるで絵画の世界へ引き込まれていくような気分にさせてくれる予告編だ。さらに公開となったポスタービジュアルの半面以上を占めるのは、マネが描いた「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」。オルセー美術館所蔵のこの名画で描かれている美女こそ、ベルト・モリゾそのひとなのである。名作が描かれる瞬間を再現した、ビジュアル下部分の劇中カットにも目を奪われる。本作のメガホンをとったのは、ゴダール、カラックス、フィリップ・ガレル、最近では『ハンナ・アーレント』などの作品の撮影監督であり、『神々と男たち』でセザール賞撮影賞を受賞したカロリーヌ・シャンプティエ。ベルト・モリゾ役を『ココ・シャネル』のマリーヌ・デルテリムが、巨匠エドゥアール・マネ役を『焼け石に水』のマリック・ジディがそれぞれ演じる。また、ベルド・モリゾは女性の社会的地位が確立していない時代における女性画家のはしりとなった人物。結婚と仕事の狭間で悩む彼女の姿は、現代を生きる女性にとって響く部分も多いのでは。印象派の名画の知られざる物語に注目してみて。『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』は6月13日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日シャネル(CHANEL)には、創業者マドモアゼル シャネルの精神がいたるところに宿っている。1955年2月に発表された、シャネルを代表するキルティングのチェーンバッグ「2.55」もその一つだ。そこから発展したキルティングバッグは、今もなお色褪せることなく女性たちを魅了し続けている。その理由は、型崩れを防ぐためにレザーにキルティング加工を施した実用性をモダンでスマートなデザインに変換するマドモアゼル シャネルのきらめく才智があったからに違いない。シャネルのファインジュエリー「ココ クラッシュ(COCO CRUSH)」は、4月17日世界に先駆けて日本先行で発売された。アイコニックなキルティング(マトラッセ)が、そのままデザインとなったいたってシンプルなリング5点とカフ(ブレスレット)1点のシリーズだ。リングは3種類の幅があり、どの指に着けるかによって似合う幅を見つけることができる。一目でシャネルのジュエリーとわかるのは、レザーのマトラッセを彷彿させる丸みを帯び、ふっくらとした表情にある。素材は、イエローゴールド(リングサイズM、L、XL)とホワイトゴールド(リングサイズM、L)。クールなホワイトゴールドでスタイリッシュに決めるのもいいが、知的な大人の女性を演出してくれるエレガントなイエローゴールドのリングやカフもお勧めしたい。また、「ココ クラッシュ」にはジェンダーレスな雰囲気が漂っている。パリコレのランウエイショーに男性モデルがシャネルジャケットを着て登場するときに違和感がないのと同じように、完成されたスタイルは性差を吸収する力があるからだろう。ということは、「ココ クラッシュ」をマリッジリングとしてペアで付けるのも粋な使い方といえる。もちろん、イエローゴールドとホワイトゴールドの組み合わせも自由自在。日本にもある折り紙遊びで、フランスではココットと呼ばれるものを使ったイメージビデオでは、「ココ クラッシュ」をいろんな指に付け遊ぶ様子がチャーミングに映し出され、リングの使い方のヒントにもなるのが嬉しい。ちなみにココットをイメージに使用したのは、マドモアゼルの愛称ココに掛けて。こんなところにも、ウイットに富んだシャネルが隠れているとは!
2015年04月28日シャネル(CHANEL)が伊勢丹新宿店に、シューズ限定のポップアップショップをオープンしている。期間は5月26日まで、会場は本館4階のセンターパーク。会場ではシャネル15SSプレタポルテコレクションを展開。これは昨年9月、パリのグランパレで発表されたもの。ショー会場には25メートルに渡る道に敷石がひかれ、左右にオスマン風の建物を立ち並べることで、パリの街並みを再現。敷石のランウェイを、メンズとウィメンズの要素をミックスした2トーンシューズ、サンダル、フラットブーツなどを履いたモデルがウォーキングした。この限定ショップのデザインは、アーティストのアトリエをイメージしたもので、ゴールドや水彩画プリントなどによってニュートラルな空間を演出。コンクリート、艶消しの真鍮、木などの素朴な素材が、独特の空気感を醸し出している。
2015年04月21日シャネル(CHANEL)が新たなウェブサイト「OUTSIDE CHANEL」(outside-chanel.com)をオープンした。シャネルはこれまで、その歴史やガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の生い立ちなど、ブランドのエピソードを紹介するムービーを「INSIDE CHANEL」(inside-chanel.com)で公開してきた。これに対して、新サイトはブランドの外側でシャネルの精神を表現する人々にフォーカスしたもの。様々な分野で活躍する女性たちを撮影し、そのドキュメンタリーフィルムをシリーズで展開していく。第1弾として公開された日本編では、周囲に惑わされず、自身の道を突き進む5人の日本女性にスポットが当てられた。そこではオペラ歌手の小川里美、和紙アーティストの堀木エリ子、写真家の山本郁などの日常が映像として切り取られている。ムービーの中で書道家の川邊りえこは言う、「私は頑固というか妥協しなくて、自分が信じていることは突き通す」と。一方、女性DJの道を開拓し、ファッションアイコンとしても注目されるマドモアゼル・ユリアは、「女性だからといって、いろいろなことに挑戦しなかったりすることは避けたいと思います」と話し、見る者をワクワクさせる。やがて5人の女性は、それぞれが自分の過去を語り始める。その自ら選択して自分自身の道を歩む姿は、まさにシャネルの精神を体現しているかのようだ。
2015年04月14日シャネル(CHANEL)15SSコレクションでは、カール・ラガーフェルドが描いた水彩画をウェアやアクセサリーなど様々なアイテムにプリント。ピンクをベースに、レッド、パープル、オレンジ、イエローなど、曖昧に溶け合うタイダイパターンで表現された花々は、夢想的で生き生きとした生命力、自由の精神を感じさせる。スエードカーフスキン製のバッグ(50万6,000円/H25.5×W28×D8.5cm)にも、大胆に同プリントを全面に施した。厚みのあるメッセンジャーバッグ風のフォルムは普段使いに最適で、安定感のある太めのショルダーベルトは長さ調節可能。ベルトに散りばめられたピースマークとシャネルロゴにより、ピース&プレイフルに仕上がった。同モチーフのシリーズはその他にも、複雑なカッティングが特徴の、ショートブーツ(14万9,000円/ヒール4.5cm)、シューズ(13万1,000円/ヒール4.5cm)や、つま先とかかとに部分的にブラックのパテントカーフスキンを用い、カラーと質感のコントラストで遊んだロングブーツ(19万3,000円/ヒール1.5cm)なども登場。コレクション全体が色彩豊かなパレットで染まる。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年04月03日リニューアルを果たした、シャネル(CHANEL)のリップスティック「ルージュ ココ」(3,800円)。時代にマッチした、新しいフォーミュラとカラーラインアップで展開されている。現在、4月5日まで表参道にて「ルージュ ココ」のポップアップイベントが開催中。表参道の交差点からほど近い、「ルージュ ココ」の特設ポップアップスペースは3フロア構成で、全24色をフルで体験することができる。2階では、シャネルのメイクアップアーティストによるメイク体験も実施。マンツーマンでのタッチアップで、自分に合ったカラーやメイクアップ法のカウンセリングを受けることが可能だ。多彩なシェードは大きくベージュ系、オレンジ系、ピンク&ローズウッド系、レッド系、プラム系の五つのグループにカテゴライズされている。レッド系を例に挙げると、テレビCFに出演しているキーラ・ナイトレイがつけているアイコニックなレッド「ガブリエル」から、オレンジ系の「アーサー」、ローズを帯びたエレガントな「ディミトリ」など表情は様々。実際につけてみると、「ルージュ ココ」のその形状からは想像がつかないほど、唇の上にするっと気持ち良くのびる付け心地と、発色の良さに驚くだろう。また自然な潤いのあるツヤ感も魅力的。つけ方によってはカジュアルにも、ブラシでアウトラインをしっかり取るとグラマラスにと、1本でメイクアップのバリエーションがぐっと広がる。ポップアップだけの楽しみ方として、3階に設置されたムービー&フォトブースにも足をのばしたい。ストップモーション風の写真を撮ることができ、その場で自分のメールにデータを転送。SNSなどで共有できるようなアクティビティーも。投稿する時は「#アイラブココ」をお忘れなく。「I LOVE COCO」のアルファベットのキャンディーはテイクフリー。また今回特別に予約できる「ルージュ ココ タクシー」も走行。会場内限定のWi-Fiにアクセスすると特設サイトから特別デザインのタクシーの予約ができる。行き先は渋谷、原宿、代官山、六本木。四つのカラーで運行しており、どのタクシーに当たるかはそのときのお楽しみ。【イベント情報】シャネル ルージュ ココ AT 表参道会場:Zero Base 表参道住所:東京都港区南青山5-1-25会期:3月27日から4月5日まで時間:11:00から19:00(4月3・4日は18:30まで)入場無料
2015年03月31日シャネル(CHANEL)のリップスティック「ルージュ ココ」(3,800円)がリニューアル。3月20日、新たなフォーミュラとカラーラインナップへと生まれ変わって登場する。シャネルは発売を記念し、「ルージュ ココ」のポップアップイベントを東京・表参道にて3月27日から4月5日まで開催する。建物全体が「ルージュ ココ」カラーで彩られた会場には、新生「ルージュ ココ」全24色がフルラインアップされ、シャネルのメイクアップアーティストによるメイク体験も実施。タッチアップはもちろんのこと、ムービー&フォトブースも設置され、「ルージュ ココ」の世界観を様々な角度から楽しむことが出来る。また同会場では、人気のフレグランス「ココ マドモアゼル オードゥ パルファム」(50ml/1万1,000円、100ml/1万6,000円)も試す事ができる。4月3日、4日の夜には、スペシャルなイベント「ルージュ ココ ナイト」を開催予定。参加応募はイベント特設サイト(chanel.jp/omotesando/)にて3月20日まで受付中。【イベント情報】シャネル ルージュ ココ AT 表参道会場:Zero Base 表参道住所:東京都港区南青山5-1-25会期:3月27日から4月5日まで時間:11:00から19:00まで※3月27日は、12:00~18:30※3月28日、4月3日、4月4日は、11:00~18:30入場無料
2015年03月17日シャネル(CHANEL)が15SSコレクションの広告キャンペーンについて、その詳細を明らかにした。今回の3種類のキャンペーンビジュアルでは、ブランドを代表する3つのバッグにそれぞれフォーカスする。モデルにはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、アリス・デラル(Alice Dellal)、ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)を起用。撮影はデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が自ら手掛けた。過去には「パリーダラス メティエダール コレクション」でも広告キャンペーンのビジュアルに起用されたクリステン。今回は、ラガーフェルドが「11.12」と名付けたハンドバッグの顔として出演している。キャンペーンビジュアルには、ラムスキンにヘリンボーンのキルティングステッチを施したデザインの「11.12」が登場。シルククレープのスーツ姿で、ジャケットの下に白いTシャツを着たクリステンが、若々しくアーバンな雰囲気で、時代を超えたバッグの魅力を表現している。また、シャネルで繰り返しモデルを務めてきたヴァネッサ・パラディは、最新作「ガール シャネル」の世界観を表現することになった。撮影されたビジュアルでは、ラムスキンの「ガール シャネル」とパールのネックレスだけを素肌にまとったパラディの、型にはまらないナチュラルな美しさが切り取られている。パラディはバッグの魅力について「この上なく穏やかに、服にも肌にも調和するところがお気に入り」とコメント。一方、アリス・デラルのスタイリッシュでパンクな魅力と並び立つのが、クラスプにあしらわれた“ダブルC”がシンボリックなハンドバッグ「ボーイ シャネル」。このバッグのローンチ以来、キャンペーンモデルを務めてきたアリスは、スエードのたっぷりとしたシャツ姿で登場。デニムのパッチワークを使ったバッグを身に着け、アイテムの男性的・女性的な感覚を表現した。普段から「ボーイ シャネル」を愛用するアリスは、このバッグについて「私は『ボーイ シャネル』を斜めがけにするのが好き。ハンターが使う弾薬保管用バッグをヒントにしたバッグだから、正しい使い方でしょう。私がカジュアルな服装に抵抗なく合わせられる唯一のバッグよ」と話している。
2015年03月04日パリ・グランパレで1月27日、シャネル(Chanel)が15SSオートクチュールコレクションを発表した。カール・ラガーフェルドがショーの舞台に選んだのは、グランパレ・ドーム下に置かれた巨大な温室。会場には、メゾンのアンバサダーを務める、ヴァネッサ・パラディ、クリステン・スチュワート、アリス・デラルらを始めとする一流セレブリティーが勢ぞろいした。毎シーズン、趣向を凝らした演出がなされるシャネルのランウエイショー。今シーズンは、“春の祭典”“地上の楽園”といったイメージの下、ピンク、オレンジ、レッド、エレクトリックブルー、イエロー、グリーンなど春爛漫の色とりどりのパレットで構成。ランウエイには花々が咲き乱れ、その中を雲のようなおぼろげなチュールのハットを着用したモデル達が歩いていく。アイテムは、花の刺繍を惜しげも無く施したチュールのチュニック、藁のように長めのフリンジが足元で揺れるニットドレス、ラメの光沢を放つリネンのアンサンブル、フェザーで包まれたロングスカート、大きなコサージュを裾や袖口にふんだんにあしらったロングコートなど、シャネルのクチュールアトリエでこそなし得る技の数々を見せつけた。「胸の谷間ではなく、ウエストを見せることが新しい」と断言するカール。ベルトでマークしたドレスや、コルセットのようなシースルーの切り替えをウエストに持ってきたパニエドレス、マイクロ丈のジャケットにより素肌が覗くツイードスーツなど、ウエストを美しく強調する新しいルックの提案が様々なパターンでなされた。ジャケット、コート、トップス、ワンピースなど多くのアイテムに反映された丸みを帯びたショルダーラインも今季の特徴と言える。ラストは、全面に零れ落ちそうなほどオーガンジーの花を散りばめたトレーン付きのボリューミーなスカートに、煌めくスパンコールを刺繍したトップスによるマリエ姿のモデルが登場し、華々しく幕を閉じた。
2015年02月25日マーティン・スコセッシ監督が手掛けた広告フィルムで、10年に業界を騒然とさせた「ブルー ドゥ シャネル」。その続編となるムービーを「シャネル(CHANEL)」が発表した。ストーリーの主役となる俳優を演じるのは、前作と同じく俳優のギャスパー・ウリエル(Gaspard Ulliel)。フィルムの中では時間が流れ、彼は常にファンから追い回されるスーパースターへと成長していた。そんな自分のステイタスを継続したいと願いながらも、彼は日々の生活に安らぎを得たいと苦悩する。尚、今作では『リトル オデッサ』、『トゥー ラバーズ』などを手掛けた、ジェームズ・グレイ(James Gray)が監督に就任。プレッシャーや虚栄から逃げることを決意しながらも、最後には本来あるべき姿を取り戻す男の姿が描かれた。このストーリーについて、グレイは「映画界特有のクレイジーさを、浮き彫りにしたかったのです。この業界は、居心地が良いとも悪いともいえます。馬鹿馬鹿しいほど過剰な注目のせいで、目眩のような感覚に襲われるのです」と話している。エレガンスと自由を表現したフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」。その世界観は5年前から更に大人になった主人公によって、より熟成された姿でフィルムに映し出されている。
2015年02月06日ウォッシュドデニムにバンダナ、レザーのパッチワーク。「ボーイ シャネル(BOY CHANEL)」15SSの新作(H14.5×W25.5×D9cm/55万1,000円)は、70年代ヒッピーの空気感を一杯にはらんでいる。デニムらしくリベットが配されているのも特徴。シャネル(CHANEL)にて3月発売。ココ・シャネルが弾丸保管用として使用していたバッグからインスパイアされた「ボーイ シャネル」。ボーイッシュな魅力を新しく解釈するココ・シャネルの精神を体現するようなアイテムだ。2011年の登場以降、毎シーズン様々なデザインや素材で展開されている。シャネルは15SSコレクションで、希望と自信に満ちあふれた女性像を打ち出した。どこか自由と平和を渇望した70年代の若者達のムーブメントに通ずるような、エネルギーにあふれている。ランウエイではこの他にも、カール・ラガーフェルドの水彩画からインスピレーションを得た色鮮やかなプリントのデザインも登場した。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年02月01日シャネル(CHANEL)は、バッグの新たな広告キャンペーンを4月にローンチする。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が自ら撮影を担当。その顔として3人のモデルが選ばれた。そのうちの1人、アリス・デラル(Alice Dellal)は、以前にもアイコンバッグ「ボーイ シャネル」のミューズとなっている。その他、13-14年のメティエダールコレクションのビジュアルにも起用されたアメリカ人女優のクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、歌手で女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)が、シャネルの新作バッグの魅力を表現する。
2015年01月30日シャネル銀座ビル4階に位置し、昨年末で10周年を迎えたシャネル・ネクサス・ホール。若手音楽家をサポートするクラシック音楽のコンサートや、意欲的な展覧会を開催しています。2015年は、「ボヤージュ(旅)」をテーマにした展覧会が企画されています。新年の幕開けを飾るにふさわしい展覧会は、20世紀を代表する写真家の一人である、1923年フランス・リヨン生まれのマルク リブーが、約60年前に秘境アラスカを旅して撮影した貴重な作品によるものです。リブーの「アラスカ」シリーズは日本初公開となります。写真ににじみ出るリブー独特の詩情が魅力ここは……雪原? 展覧会場に足を踏み入れた瞬間、白一色でデザインされた見事に潔い空間が、決して広くはないのに果てしなく続く雪原のように見え、テンションが上がります。アンリ カルティエ=ブレッソンやロバート キャパとともに、写真家集団マグナムの一員として活躍したマルク リブー。彼は1958年、ジャーナリストのクリスチャン ベルジョノーと「パリ・マッチ」誌特派員として、目的地アラスカを目指しデトロイトを出発しました。フェアバンクスとコッツビューに1週間ずつ滞在した後、2ヶ月かけて終着地メキシコへ南下する旅を敢行します。そんな今回の展示作品は、「写真を撮ることは旅すること」と語っていたリブーらしい、アラスカ縦断中の驚きに満ちた旅の記録であり、写真史に残る名作です。走行中は、絶えず車のフロントガラスから氷を削り取らなければならず、パンクしたら凍え死ぬといわれていた過酷なアラスカ・ハイウェイ約2500キロの道程。その広大な未開の風景を、白いキャンバスに描かれる点描のようにレンズで切り取り、現地に暮らすエスキモーの生活を生き生きと活写しています。零下34度の中、氷に穴を開けて魚を釣る姿や、凍結した馬の死体が横たわる写真など、目を奪われずにはいられません。それはリブーの視点が、フォトジャーナリストとしてだけでなく、ヒューマニストとしても卓越しているからでしょう。同時に、リブーの美意識が反映された白と黒の絶妙なバランス、幾何学的なグラフィックとしての斬新さは非常に現代的であり、私たちをみることへの情熱で釘づけにします。「リブーの写真を“芸術作品”に昇華させているのは、そのイメージに色濃くにじみ出る独特の詩情である」とは、本展覧会のキュレーターである佐藤正子さんの言葉。その詩情をぜひ、展覧会場を訪れて実際に体感してみてはいかがでしょう?ココ シャネルの美意識とメセナ精神を踏襲する展覧会写真のみならず、空間全体もそこに漂う空気感も含め、透徹した美意識がすべてに行き届いた、こんなにも完成度の高い写真展が日本で楽しめるとは驚きです。(しかも無料で!)今さらながら、ピカソ、コクトー、ストラヴィンスキーら若き芸術家たちを支援し、革新的であることを追及し続けたシャネル女史のエスプリが、現在も脈々と受け継がれているのを感じ、白銀の世界が熱気で満たされる思いでした。リブーご本人は、高齢のため来日なさいませんでしたが、息子さんで建築家のテオ リブー氏がオープニングに際して挨拶し、「私はアラスカで、生涯一番寒い日々を過ごした」「世界の暴力より美しいものを撮りたい」というお父様の言葉を紹介。フランスの連続銃撃テロの直後だけに、「父がもし若かったら、レピュブリック広場に駆けつけて、デモに参加したでしょう」「リブーは自由な人々の味方です」と語り、やはり熱い想いを感じました。本展覧会は、2015年4月18日(土)~5月10日(日)、國際写真フェスティバル京都グラフィーの公式展覧会として、京都に巡回されます。京都展にもぜひ訪れたいと思います。
2015年01月21日シャネル(CHANEL)の「2015 メークアップ コレクション」より美しいオレンジと魅惑的なピンクの新しい二つのシェードが登場。繊細なテクスチャーと表現力豊かなカラーが特徴のルージュ アリュール。リップスティックを唇に滑らせると、優しくするっと包まれるように色がなじむ。ツヤ感もありつつ、洗練された発色で一塗りでも鮮やか。重ね塗りしてもみずみずしい質感をキープできる。少し大胆でセンシュアルなコーラルカラー、#152「アンセジサーブル」(3,900円)は快活さと上品さを合わせ持つ。ヴィヴィッドながら抜け感があるので、春の柔らかい日差しにもマッチしそう。数量限定カラーの#154「バディン」(3,900円)はデリケートな大人のピンク。純粋なだけで終わらない多面性を持つ唇に仕上がる。<問い合わせ先>シャネルTEL:0120-525-519
2015年01月16日