アーミー・ハマーが、トム・フォードの次回監督作『Nocturnal Animals』に出演することになった。主演には、すでにエイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールが決まっている。ほかに、アーロン・テイラー=ジョンソン、マイケル・シャノンも出演する。その他の情報原作はオースティン・ライトが書いた小説『Tony and Susan』。2部に分かれており、第1部では、20年前に別れた元夫から、本の原稿を渡された妻についての物語。第2部は、家族旅行が思いもかけずして暗い方向に展開するという物語だ。撮影は、この秋スタートする。ハマーは現在北米公開中のガイ・リッチー監督作『コードネーム U.N.C.L.E.』(日本公開は11月14日)に出演。現在は、犯罪ドラマ『Free Fire』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年08月31日洋邦問わず数多くの超大作が公開され、“10年に1度の激戦”とも称されるこの夏の映画業界。そんな中、小粒だが大作に負けない注目を集めるのが『ナイトクローラー』。映像パパラッチの暗躍を描くサスペンスで、第87回アカデミー賞で脚本賞候補に挙がった秀作だ。事件や事故現場のスクープ映像を専門に狙うパパラッチ、通称:ナイトクローラーの存在を知った主人公・ルイスは、コネも経験もないまま、安物のカメラ一台で業界に飛び込む。悪運と「ネットで学んだ」と言う交渉術を武器に、同業者やテレビ局から一目置かれる存在になると、より過激な映像を求めてその行動をエスカレートさせていく…。作品の根底にあるのは、モラルを置き去りに、視聴率のために手段を選ばないメディアへの批判だ。同時にメディアの非道を嘆きながら、実はさらなる刺激を求めてしまう視聴者に対する皮肉や警鐘も込められている。ここまでなら、映画として決して目新しくはないが、本作は主演を務めるジェイク・ギレンホールの怪演と、貧困や格差といった社会環境がルイスという怪物を生んでしまう悲劇、さらには怒りを飛び超え、もはや笑うしかない“ハッピーエンド”が夜の闇に混ざり合い、不気味かつ美しい一種の人間ドキュメンタリーとなった。警察無線を傍受し、いち早く現場に駆けつけ“獲物”を狩るナイトクローラーの生態には驚かされるばかりだが、その一方でいまや、記者がバラエティ番組や芸能人のSNSにかじりつき、いわばcrawl=徘徊し、ささっとニュースが生まれてしまう現状もある(最近なら日曜のお昼過ぎ)。かつて流行した女性タレントのスッピン公開など最たる例で、「ファン絶賛」の白々しい見出しには、スクープを狙う狩人たちとはまた別の薄気味悪さがあった。次々とニュースが消費され、しかも誰もが情報を発信できる現代。その構造はより複雑で息苦しいものになりつつある。『ナイトクローラー』は、情報過多の渦中にいる私たちに、ニュースとの付き合い方を見つめ直すきっかけを与えてくれる、今夏の必見作である。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ナイトクローラー 2015年8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月21日ジェイク・ギレンホールの恐るべき怪演に悲鳴と絶賛の声が相次いでいる、本年度アカデミー賞「脚本賞」の衝撃作『ナイトクローラー』が、いよいよ8月22日(土)より公開される。これまでハリウッドが取り上げたことのないテーマを、センセーショナルかつリアルに描き、本年度の賞レースを席巻した本作から、“究極のサクセスストーリー”に焦点を当てた特別映像が解禁となった。学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルイスは、ある日、事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ“ナイトクローラー”と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知る。さっそくビデオカメラを手に入れたルイスは、警察無線を傍受しながら事件や事故の発生を待ち、猛スピードで車を走らせ、現場に駆け付ける。良心の呵責など感じない彼の過激な映像は高く売れるが、局の要求はさらにエスカレート。そして、ついにルイスは、一線を越えてしまう──。主演は、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞にノミネートされたジェイク・ギレンホール。職なし、学歴なし、コネなしでも、功名心とプライドだけはある男の中に潜む、底なしの狂気に満ちた怪演により、米国レビューサイト「Rotten Tomatoes」では驚異の満足度95%を獲得。日本でも絶賛の声が相次ぎ、試写会で映画をいち早く観たネットユーザーからも、圧倒され、衝撃を受けたという内容のコメントが続出。ジェイクが常軌を逸した熱演で見せた主人公ルイスは、名優ロバート・デ・ニーロがかつて演じた『タクシードライバー』のトラヴィスの再来とも言われている。ルイスが得た新たな職業“ナイトクローラー”とは、いち早く事件・事故現場に駆け付けて被害者にカメラを向け、それをテレビ局に売りさばく映像パパラッチの一種。警察無線を傍受し、スキャンダラスな“画”を求めては夜な夜なL.A.の街に繰り出すハイエナのような存在だ。2か月間の減量と昼夜逆転生活により約12kgの減量に加え、夜を生きる者ならではの “不健康”な容姿を手に入れたジェイク。「こんな役は初めてだ」と語る彼は、本作で初めてプロデューサーも務め、『ボーン・レガシー』や『落下の王国』などの脚本で知られ、本作で初めて自らメガホンを取ったダン・ギルロイ監督のクリエイティブ・パートナーとしてサポート。ギルロイ監督によるオリジナル脚本に心酔し、撮影中は、一字一句、句読点から単数形・複数形の違いに至るまで完全に忠実にセリフを口にしたという。映像からもよく分かるように、インタビューに答える、どちらかというと垂れ目のジェイク本人と、劇中で見せる眼力全開なルイスのギョロついた目を比べるだけでも、とても同一人物には見えず、ジェイクが本作で魅せる豹変ぶりが見て取れる。「あれほど難しい役はそうないと思うわ」と語るのは、ルイスが撮影した映像を売り込むテレビ局の女性ディレクター・ニーナを演じるレネ・ルッソ。2人が劇中見せる熾烈な駆け引きは、本作の大きな見どころのひとつとなっている。また、「ジェイクの最高の仕事だね」と語るのは、ルイスがナイトクローラーとしてステップアップする過程でアシスタントを務めることになるリックを演じるリズ・アーメッド。彼は、撮影開始後、ギレンホールが自ら行った減量の意味を知り驚嘆したことを認めている。さらに、ジェイクは「人の不幸を追い、普通の感情を失っていく」と自分の役どころを説明するが、この映像ではストーリーをダイジェストで追うこともできるので、公開前の予習にはうってつけの映像となっている。ギレンホールが語る“究極のサクセスストーリー”の意味と、観る者の想像の斜め上をいく “戦慄のハッピーエンド”。彼にとって新たな代表作となった本作の恐ろしさを、ぜひ映画館で確かめてみて。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月20日交通事故や殺人事件などの現場にいち早く駆けつけ、TVニュース向けの映像を撮影する“報道パパラッチ”。この職業にスポットを当て、ショッキングなストーリー展開とジェイク・ギレンホールの怪演が全米で大反響を呼んだ『ナイトクローラー』のダン・ギルロイ監督が、8月22日(土)の日本公開を前に自作を語った。その他の写真主人公ルー・ブルーム(ギレンホール)は、大都会ロサンゼルスの片隅でひっそりと生きる孤独で貧しい青年だ。ふとした偶然から報道パパラッチ(通称:ナイトクローラー)の存在を知った彼が、その世界での成功を目指して夜の街を徘徊していく姿を映し出す。冒頭、観客の目に飛び込んでくるのは、神秘的なまでに美しいロサンゼルスの夜景の数々。“衝撃動画”を題材にしながらも、手持ちカメラや最近流行のP.O.V.(一人称視点)の手法を採用せず、ダン・ギルロイ監督と撮影監督のロバート・エルスウィットが創出した映像にはクールな美学が息づいている。「まず、よくあるヘリコプターからの空撮はやらないと決めたんだ」。そう切り出した監督の狙いは以下の通りである。「主人公のルーを描くにあたって僕がイメージしたのはコヨーテだった。ルーを大都会で獲物を狩る野生動物に見立てて、彼の行動をネイチャー・ドキュメンタリーのように撮りたかったんだ。だからこそワイドレンズを多用し、きれいなネオンがきらめく場所や美しい山々を背景にした場所で撮影を行っている。それと映画全体を通して“善悪を区別しない”ことを心がけた。野生の世界では、それが当然だから」。スクープ映像をモノにするため、危ういモラルの一線を踏み越えていくルーは、観る者を戦慄させる不気味なキャラクターだが、冷酷非情な悪人にはしたくなかったという。「ルーは暴力性を内に秘めた危険な男だが、観客が共感を抱ける余地を残したかった。仕事を通して自分を高め、他者に認められたいと願っているルーは、ごく普通の若者でもある。なるべく彼を人間らしく見せるために、いかにもスリラー風のダークな撮り方や音楽の使い方は避けるようにした。単なるサイコパス映画だと観客に思われたら、僕が伝えたかったテーマが損なわれてしまうから」。その監督が大切にしたテーマは、物議を醸すであろう“驚愕の結末”に集約されている。「結末には、僕自身が世界の現状を見て感じたことが反映されている。ルーは金のためなら何でもやる男だが、現代ではそのようなやり方がしばしば成功に結びついたりする。ルーは決して特別な“怪物”ではない。もし僕らがルーと同じように経済的に厳しい状況に陥ったら、生きるために悪事に手を染めてしまうかもしれないんだ。結末にはそんな警鐘をこめたつもりだよ」。『ナイトクローラー』8月22日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー文:高橋諭治
2015年08月20日8月22日公開の映画『ナイトクローラー』の公開直前イベントが17日、都内で行われ、お笑いコンビ、アンガールズの田中卓志と山根良顕が出席した。本作は、ハリウッドがこれまで取り上げたことのない報道スクープ専門の映像パパラッチ、通称"ナイトクローラー"を描き、本年度のアカデミー賞で脚本賞にノミネートされるなど世界の賞レースを席巻した話題作。主演のジェイク・ギレンホールが次第にエスカレートする"キモい"報道パパラッチを熱演したということで、この日のイベントに芸能界屈指の"キモかわ"芸人であるアンガールズの2人が登場した。"キモかわ芸人"としてイベントに呼ばれたことに田中は「こんな感じで呼んでいいの?その感覚おかしいよ!」と不服顔だったが、相方の山根は「気持ち悪いだけで仕事がくるわけですから助かります。このイベントに来ないと赤ちゃんのオムツも買えませんから」と田中とは対照的なコメント。本作について田中は「今まで見たことのない設定だし単純に殺人現場にカメラを持っていってニュースの映像を売るって今っぽいし面白かったです」と絶賛すれば、山根も「この現場にいる人がそういう風に見えてきましたよ」と目の前にいた報道陣を笑わせた。パパラッチの標的とも言える芸能人といえば、異性とのデート中に激写されるのが普通だが、"キモかわ"の代表格でもある田中は「2年前に南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)と合コンしてお店に出た時に写真を撮られました。泣いてないのに『惨敗の夜。目には涙』と書かれました…」と不満顔。その田中は、この夏に新潟・佐渡島在住の女性に恋したといい、「佐渡島で"たらい舟"を漕いでいる女の子が好きなんですけど、結婚したって聞いてショック…」と失恋したことを明かしながら「来月に南海キャンディーズの山ちゃんが合コン開いてくれるみたいなので行きますよ!」と佐渡島の女性を忘れようと必死だった。映画『ナイトクローラー』は、8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
2015年08月18日『複製された男』のジェイク・ギレンホールが主演を務める『ナイトクローラー』が22日(土)から公開される前に、本編映像が解禁された。本作は、過激な映像を撮ることに執念を燃やす“ナイトクローラー”と呼ばれるパパラッチの姿を描いた作品で、公開された映像では主人公ルイスのあまりに過激な取材方法が明らかになる。本編映像の一部学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルイス(ギレンホール)は、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ報道スクープ専門のパパラッチの存在を知り、ビデオカメラを購入して“金になる映像”を求めて奔走する。最初は、警察無線を傍受しながら事件や事故の発生を待ち、現場に急行して映像を収めていたが、テレビ局の要求は次第にエスカレートしていく。もっと壮絶な映像を、もっと生々しい事件を。このほど公開された映像は、カメラを抱えた助手を乗せたルイスが、警察と銃撃戦を繰り広げた後で逃走した犯人とパトカーの壮絶なチェイスを撮影しようとするシーンだ。暴走する逃走犯とパトカーを追跡するルイスは、映像のためにあらゆる交通法規を無視し、目の前でどんな壮絶なことが起こっても、“撮影”を最優先に行動する。スリリングでありながら、どこか恐ろしさを感じさせるカーチェイスだ。「真夜中にロサンゼルスの大通りを封鎖して、3台の車を時速145キロで走らせて衝突させる撮影なんて、どれだけきちんと計画しても予想通りいかないものだよ」というダン・ギルロイ監督は「スタッフたちが驚異的な手腕を発揮してくれたおかげで、追跡シーンを上手く撮ることができた。予期せぬことも起きたけれど、それは良い意味でのサプライズだったね」と、完成した映像に自信を見せる。スクープという獲物を狙う主人公が行き着く先には何が待ち受けるのか? 視聴率至上主義というテレビ業界の裏側に迫る本作には、映画史上かつてない“戦慄のハッピーエンド”が用意されているという。『ナイトクローラー』8月22日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
2015年08月17日大胆かつセンセーショナルな脚本でアカデミー賞にもノミネートされた話題作『ナイトクローラー』。いまだかつて描かれたことのなかった報道パパラッチを描いた戦慄のストーリーとは?失業中のルイスは、友達も家族もなく、ネットとテレビと共に孤独な生活を送っていた。ある日、事故現場に遭遇したルイスは、テレビ局に衝撃的なスクープ映像を専門に売っているカメラマンの存在を知ることになる。通称“ナイトクローラー”と呼ばれる彼らは、夜の街を徘徊し、事件や事故の悲惨な映像を撮影してテレビ局に高値で売り付ける報道パパラッチのことだった。ビデオカメラを手に入れ、ナイトクローラーとなったルイスは、独自の目線で過激な映像を撮影し、テレビ局から高く評価されるようになる。しかし、ますますエスカレートする要求と刺激的な映像を追求しすぎるルイスは、ついに一線を越えてしまうことに……。『ブロークバック・マウンテン』などで演技派としても知られているジェイク・ギレンホールは、本作では甘いマスクを封印し、狂気に満ちた悪役を怪演しています。2か月で12キロという過酷な減量に加え、ナイトクローラーさながらの夜通し起きて昼に起きる生活を送り続けるという驚異的な役作りに挑戦。まるで悪魔にとりつかれたかのような姿には、ホラー映画よりも背筋がゾッとしてしまうほど。本作で監督・脚本を務めたダン・ギルロイは、「本当に恐ろしいのはルイスではなく、彼という人物を生み出し、褒美まで与えてしまう社会なんだ。そのおぞましい事実を伝えたかった」と語っており、視聴率至上主義に走るテレビ業界の裏側と社会が生み出した闇に警鐘を鳴らしています。テレビのみならず、ネットなどでも過激な映像が氾濫している現代。非難しつつも衝撃的な映像を求めている社会が生み出したナイトクローラーの実態とは?あなたの倫理観をも揺さぶりそうな結末には賛否両論あるかもしれませんが、いつもあなたが見ている映像の裏に潜む闇を知りたくなるはず。この衝撃作は閲覧注意です!イベントデータ:『ナイトクローラー』公開表記:8月22日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー配給:ギャガ© 2013 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月15日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督の次回作に、ナオミ・ワッツが主演することになりそうだ。その他の情報タイトルは『Book of Henry』で、小説家グレッグ・ハーウィッツが書き下ろしたオリジナルの脚本ということだが、内容はわかっていない。撮影は9月からニューヨークでスタートする。『ジュラシック・ワールド』は、全世界で15億ドル以上を売り上げ、歴代3位の大ヒットとなった。続編の準備も進められているが、トレボロウは続編を監督することには消極的な姿勢を見せており、エクゼクティブ・プロデューサー兼脚本家としてたずさわる。ワッツの次回作は、9月のトロント映画祭でオープニング作品として上映される『Demolition』。共演はジェイク・ギレンホール。『ジュラシック・ワールド』公開中文:猿渡由紀
2015年08月14日『バトルシップ』『ローン・サバイバー』のピーター・バーグが、ボストンマラソン爆弾テロをテーマにした『Patriot’s Day』を監督することになりそうだ。CBSフィルムズと報道番組『60 Minutes』が共同製作するもので、マーク・ウォールバーグもプロデューサーのひとりに名を連ねる。その他の情報物語はボストン警察のエド・デイヴィスの視点から語られるもので、ウォールバーグはデイヴィス役で出演することも検討中だ。バーグ監督とウォールバーグは、現在撮影中の『Deepwater Horizon』でもコラボレーションをしており、本作は3度目となる。ボストンマラソン爆弾テロ事件の映画は、ほかにも進められている。ライオンズ・ゲートの『Stronger』はジェイク・ギレンホールが主演する気配が濃厚で、ほかに20世紀フォックスでもプロジェクトが立ち上がっている。文:猿渡由紀
2015年08月05日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。このほど、大自然の脅威をひしひしと感じる日本版予告編と、その恐怖に青ざめるジェイク・ギレンホールの新たな場面写真が到着した。1996年、世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテラン揃いだった。だが、ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないといわれる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになる――。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるエベレストを舞台に、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む登山家たちの姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化した本作。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラークや、8月22日より『ナイトクローラー』の日本公開も控えるジェイク・ギレンホール、『ノーカントリー』『ミルク』などのジョシュ・ブローリン、『アバター』のサム・ワーシントン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する。届いた予告編映像では、冒頭から、ツアー参加者の命を預かる隊長のロブ(ジェイソン・クラーク)の口から「エベレストは完全に獣だ」と語られるように、大自然の脅威をひしひしと肌で感じさせる映像が連続。極限状況に置かれた彼らに襲いかかる試練を、緊張感たっぷりに描き出すとともに、ロブと彼の妻(キーラ・ナイトレイ)との無線でのやりとりが胸を打つ、夫婦愛をも感じさせる映像となっている。キャストたちは、実際にエベレストの約4,880mまで上り、体感温度マイナス30度の生命の危険にさらされるような高度での撮影に臨んだといわれ、撮影期間は2014年1月14日~2015年4月25日まで1年4か月に及んだという。併せて到着した新場面写真では、ロブとは別のツアーを率いる、もうひとりの隊長・スコット役を演じるジェイクの姿が映し出されているが、その青ざめた表情はリアルそのもの!彼の目線の先には、いったいどんな光景が広がっているのかが、気にならずにいられない1枚となっている。ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルを体感させる本作。まずはこちらの予告編から、確かめてみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日ジェイク・ギレンホールが『Stronger』への主演を検討しているようだ。2013年のボストン・マラソン爆弾テロ事件で両脚を失ったジェフ・ボーマンの体験を語るもの。ボーマンは、同名の体験記を昨年出版している。監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン。その他の情報ボストン・マラソン爆弾テロ事件に関する映画は、ほかのところでもふたつ企画が進行している。ひとつはマーク・ウォールバーグがプロデュースと主演を兼ねる『Patriot’s Day』、もうひとつはダニエル・エスピノーサ監督の『Boston Strong』。ギレンホールは、現在北米公開中のボクシング映画『Southpaw』に主演。この秋には『エベレスト3D』が控え、9月のトロント映画祭のオープニング作品として上映される『Demolition』にも主演している。また、トム・フォード監督の次回作にも主演が決まっている。文:猿渡由紀
2015年07月30日米BOX OFFICE MOJOは7月24日~7月26日の全米週末興業成績を発表した。体長1.5センチの“アントマン”になろうと奮闘する、マーブルの新作ヒーロー映画『アントマン』が前週に続いて1位をキープ。累計興行収入も1億607万5,000ドルと、2週間で1億ドルの大台を超えた。2位は初登場の『ピクセル』。宇宙人がパックマン、ギャラガ、ドンキーコングなど、80年代のクラシックアーケードゲームの人気キャラクターの姿を借りた兵器を地球へ送り込んでくる。人類を危機から救うためにゲームオタクたちが立ち上がる。“ハリー・ポッター”シリーズのクリス・コロンバスがメガホンを取り、『ジャックとジル』のアダム・サンドラー、『ブラインド・フィアー』のミシェル・モナハンらが出演している。5位はジェイク・ギレンホール主演の『Southpaw(原題)』が初登場。妻を死なせてしまい、父親不適格とされ娘を福祉施設に保護されてしまった左利きのボクサーが、最愛の娘を取り戻すために再起を図る人間ドラマだ。6位も初登場の『Paper Towns(原題)』。『さよならを待つふたりのために』『きっと、星のせいじゃない』のジョン・グリーン原作の同名小説が原作の青春物語にミステリーの要素を加えた映画で、人気モデルのカーラ・デルヴーニュの初主演作となっている。
2015年07月27日レイチェル・マクアダムスとテイラー・キッチュに交際のうわさが流れている。36歳のレイチェルと34歳のテイラーは、TVドラマ「True Detective」(原題)の第2シーズンで共演。これをきっかけに交際が始まったようだ。2人は先月、ウエスト・ハリウッドのレストランでのディナー・デートを目撃された。レイチェルとテイラーは共にカナダ出身で、以前から友だちだったが、撮影中に親しくなったという。「Us Weekly」誌上では関係者が、レイチェルとテイラーの交際はまだ始まったばかりだと話している。レイチェルは『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングを始め、『ミッドナイト・イン・パリ』のマイケル・シーン、『Southpaw』(原題)のジェイク・ギレンホール、とたびたび共演者と恋に落ちてきた。一方、テイラーはフィットネス・インストラクターのジェニファー・ウェルチと最近破局したばかり。関係者は「Us Weekly」誌上で、恋はまだ満開かどうかは分からないが、2人は互いに夢中でいつも話をしていると語っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月03日『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジョン・コナー役で注目度上昇中のジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、さらにサム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する映画『Everest』(原題)。その邦題が『エベレスト3D』に決定し、美しくそびえ立つエベレストの迫力あるポスタービジュアルと、思わず震えあがってしまいそうな超迫力の特別映像が到着した。世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテランたち。ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないとされる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになるーー。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けると同時に、地球上で最も生きるのが難しい場所とされている。標高8,848メートルの山頂では、風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、人間としての機能は停止するという、まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、そのエベレストを舞台に、登山家たちの生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、圧倒的な3D映像でとらえたサバイバル・アドベンチャー。1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルと極限状況における群像劇を観る者に体感させていく。出演は、ジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』でも怪演を見せるジェイク・ギレンホール、『ミルク』でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、『ハイネケン誘拐の代償』のサム・ワーシントン。さらに、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライト、『セッションズ』のジョン・ホークス、『奇跡の海』『博士と彼女のセオリー』のエミリー・ワトソンと、豪華な顔ぶれがずらり。世界最高峰の山で、突然崩れる雪塊、急激に変化する天候、酸素切れで倒れていく登山者たち…ブリザードと酸欠との過酷を極めた状況下で試されるものとは?彼らの無事を祈る家族たちの声は届くのか?大自然の驚異をひしひしと肌に感じさせる迫力のあるリアルな映像は、心身共に思わず震えあがってしまうに違いない。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』が11月に公開されることが決定し、本作の特別映像が公開になった。『エベレスト3D』特別映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作ではこの多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトらが出演。公開された映像では力を合わせて山の頂を目指す人々の姿と、そこで発生したトラブル、迫り来る自然の脅威が緊張感あふれる演出で描かれている。『エベレスト3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年06月26日ジュード・ロウが13歳下の女性と交際を始めたようだ。これまでのお相手は女優やモデルが多かったジュードだが、今度のお相手は29歳の心理学者、フィリッパ・コーンさん。共通の友人の紹介で、約3か月前からデートしているという。2人は先週、ウェールズで開催された「ヘイ・フェスティバル」に参加していたが、最近一緒にローマへも旅行した。ジュードがローマ法王役で主演を予定しているTVシリーズ「The Young Pope」(原題)の打ち合わせのための旅であり、すでに公私を共にし始めているようだ。関係者によると、ジュードはフィリッパさんを家族や元妻のサディ・フロストまでにも紹介し、真剣な交際を望んでいるという。彼女の知性に魅了され、同業者ではない女性とつき合うことを新鮮に感じているそうだ。ジュードは1994年の映画『ショッピング』で共演した7歳上のサディ・フロストと1997年に結婚、二男一女をもうけるが、2003年に離婚。翌年、『アルフィー』(’04)で共演した9歳下のシエナ・ミラーと婚約するが、2006年に破局。理由はジュードの浮気だったが、その後よりを戻し、また別れては仲直りを繰り返した後、2011年に破局した。その後、ロンドンの舞台で共演した9歳下のルース・ウィルソンと交際したが、昨年2月に破局。『ローン・レンジャー』やTVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」で知られるルースは現在、ジェイク・ギレンホールと交際中だ。クールな外見に似合わず、惚れっぽいジュードは一夜限りの短い恋も数知れず、2009年にはアメリカ人のモデルとの間に、今年3月にはシンガーの女性との間にそれぞれ女児をもうけている。フィリッパさんは、イギリスの「Daily Mail」紙の問い合わせに対して、ジュードとヘイ・フェスティバルに出かけたことは認めたが、交際しているかなど詳細についてはコメントしなかった。ジュードの代理人はコメントを拒否している。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月02日トム・フォードの次回監督作に、ジェイク・ギレンホールとエイミー・アダムスが主演することがわかった。タイトルは『Nocturnal Animals』。原作はオースティン・ライトが書いた小説『Tony and Susan』。アートギャラリーのオーナーが、元夫の書いた小説の原稿を読み、復讐を恐れるというスリラーだ。脚色もフォードが手がける。ファッションデザイナーのフォードは2009年の『シングルマン』で監督デビューを果たした。同作品でコリン・ファースはオスカー主演男優部門にノミネートされている。ギレンホールの次回作は7月北米公開予定のボクシングドラマ『Southpaw』。9月には実話にもとづく『Everest』が控える。アダムスの次回作は、来年公開予定の『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』。文:猿渡由紀
2015年05月19日第68回カンヌ国際映画祭が13日(現地時間)、南仏・カンヌで開幕した。ランベール・ウィルソンが進行役を務めた開幕式には、昨年『マップ・トゥ・ザ・スター』で女優賞を受賞したものの授賞式に出席できなかったジュリアン・ムーアが登場。『アリスのままで』のオスカーに続いて、ようやく栄冠を受け取り、会場を沸かせた。コンペ作品19本を審査するメンバーは、アメリカの兄弟監督ジョエル&イーサン・コーエンを審査委員長に、ソフィー・マルソー(仏)、ジェイク・ギレンホール(米)、シエナ・ミラー(英)、ロッシ・デ・パルマ(スペイン)、ギレルモ・デル・トロ(メキシコ)、グザヴィエ・ドラン(カナダ)ら映画人と、マリの歌手で作曲家ロキア・トラオレという顔ぶれ。記者会見でスウェーデン人記者に今年のアイコンであるイングリッド・バーグマンをどう思うかと聞かれたジェイク・ギレンホールは「僕もスウェーデン人だから、彼女と遠い親戚だったらいいなと思う。母がバーグマンの大ファンだからポスターをもらってきてね、と頼まれた。でもスウェーデン人なのはうちの父の方なんだけどね」と言って、笑いを誘った。ジョエル・コーエンは「僕たちは批評家ではないから、映画を楽しみながら議論をしたい。その上で、独自のアート・フォームを見せてくれる作品を選びたい」と委員長としての抱負を語った。オープニング作品はフランスの女優出身監督であるエマニュエル・ベスコが、非行少年の更正に尽力する人々を描いた『LA TETE HAUTE(胸をはって)』。近年『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』、『華麗なるギャツビー』など華やかな大作が続いたが、今年は社会派のドラマで幕を開けた。少年裁判所の判事カトリーヌ・ドヌーヴ、保護司を演じたブノワ・マジメル、そして非行をくり返す少年マロニーを演じた新星ロッド・パラドらが会見に出席。影に日向に少年を支える判事を演じたドヌーヴは「少年犯罪の報道は多いけれど、彼らを更正させようと努力する人々がいることに日を当てた脚本に惹かれました。彼らは何度失敗しても諦めないのです」と出演の動機を語った。デビュー当時のレオナルド・ディカプリオを彷彿とさせるロッドは、職業訓練高校に通うところを発掘された超新星。「自分が俳優になるなんて思ってもみなかった。やってみると面白いし色々な人と会えるし、これからも演技を続けていきたい」とはにかみながら語ると、ドヌーヴが目を細めていたのが印象的だった。またシャルリー・エブド誌の最新号の表紙が、ドヌーヴを揶揄する風刺画だったことについて聞かれたドヌーヴは「まだ見てないわ。でも笑える絵だったらいいわね」と語り、報道陣から拍手喝采を浴びていた。14日には是枝裕和監督の『海街diary』が、パルムドールを競うコンペティション部門の筆頭を飾り、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの4姉妹がレッドカーペットに登場する予定。カンヌ映画祭は24日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2015年05月14日『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞にノミネートされたジェイク・ギレンホールが約10kg減量し、恐るべき怪演で挑む『ナイトクローラー』から、スリル満点の日本オリジナルの予告映像が解禁された。学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日偶然にも事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ“ナイトクローラー”と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知る。次第にルーも彼らのように、警察無線を傍受しながら、事件や事故の発生を待ち、猛スピードで車を走らせ現場に駆け付けるように。ルーが撮る過激な映像は、局の期待を高ぶらせ、ついには一線を超えてしまう…。到着した予告映像には、謙虚で平凡な主人公・ルーが、深夜のL.A.で傍受した警察無線を合図に、猛スピードで車を走らせ、いち早く事件・事故現場に駆け付けて被害者にカメラを向ける、映像パパラッチ“ナイトクローラー”となっていく様子が描かれる。そして、手に入れた映像をテレビ局に売り捌き、カネを得て、業界に染まっていくルー。欲望のままに行動が過激化し、常識を逸脱していく様はおぞましいとも言えるほど。何よりも「デカく当てたいなら、リスクをとれ」と、何度も繰り返し叫び、減量で窪んだ目元を暗闇の中で光らせるジェイクには恐怖すら覚えてしまう。米国レビューサイト「Rotten Tomatoes」で満足度95%であると評価され、映画ファンからも「早くぶっ壊れジェイク・ギレンホールが観たい!」との声も上がっている。このジェイクの演技は『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じたトラヴィスの再来とも言われている。『ボーン・レガシー』の脚本を手掛け、本作が初の監督作品となったダン・ギルロイは、ジェイクが演じたルーという圧倒的に“嫌な”キャラクターについて「“トラブルを抱えているが、ある種の才能がある”そんなキャラクターに興味をそそられた。ルーは絶望的な状況の中で天職を見つけるんだ。ジェイクにとってこの役柄は変身だったと思う。文字通りの変身だ。彼ほど懸命に自らを駆り立てる役者は稀だね」と語り、手放しで彼を絶賛する。全編に渡り、不気味な雰囲気が漂う本作。本年度アカデミー賞「脚本賞」にノミネートを果たした圧巻の衝撃作のさらなる続報が楽しみだ。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日第87回アカデミー賞「脚本賞」にノミネートされた『ナイトクローラー』が、ついに8月22日(土)より日本でも公開されることが決定!そしてこのたび、激ヤセしたジェイク・ギレンホールが、暗闇でカメラを持って立ち尽くしている、なんとも不気味なポスタービジュアルもお披露目となった。学歴も、まともな仕事もないルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日たまたま事故現場に遭遇する。そして、報道スクープ専門の映像パパラッチ“ナイトクローラー”の存在を知った彼は、自らもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しながら事件現場に駆けつけるように。良心の呵責をまったく感じさせないルーの過激な映像は、テレビ局に高く買い取られていく。だが、局の要求はエスカレートしていき、ついにルーは一線を超えてしまう――。主演は、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞候補となったジェイク・ギレンホール。20ポンド(約9キロ)減量して挑んだのは、死臭を求めるハイエナのごとく、貪欲なまでに刺激的な映像を求めて夜の街を這い回る、報道スクープ専門の映像パパラッチ、通称“ナイトクローラー”だ。『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じた“トラヴィスの再来”と言われるほど、狂気が滲む男“ルー”。ポスタービジュアルにある“他人の<破滅>の瞬間に、カメラを持って現れる――”というキャッチコピーは、まさに彼のことなのだ。監督・脚本は、『ボーン・レガシー』で脚本を手掛けたダン・ギルロイ。本作が監督デビュー作となったが、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の満足度95%をたたき出し、賞レースでも大きな注目を集めた。視聴率のためには倫理を踏み外すこともいとわないテレビ業界と、非難しながらもそれを求めてしまう現代社会の闇に迫る衝撃作。映画史上かつてない“戦慄のハッピーエンド”を体験してみて。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日ジェイク・ギレンホールとルース・ウィルソンが舞台共演をきっかけに交際に発展したようだ。ジェイクとルースは11日(現地時間)に行なわれた第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式に出席したが、バックステージで手をつないで歩いたり、熱烈なキスをしているのを目撃されたという。イギリスの大衆紙「The Sun」では、2人は周囲を気にする様子もなかったという目撃証言が掲載されている。ジェイクとルースは現在、ブロードウェイの舞台『Constellations』(原題)で共演中。昨年12月にもニューヨークのレストランでのデートが報じられ、その際は「2人はただの友人同士」と関係者は語っていたが、やはり恋が芽生えたようだ。ジェイクは34歳で、『ローン・レンジャー』やイギリスのTVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」で知られるルースは33歳。ルースは今回のゴールデン・グローブ賞のTVシリーズ・ドラマ部門で女優賞を受賞、ジェイクの姉のマギー・ギレンホールも同賞TVミニシリーズ/TV映画部門の女優賞を受賞、映画のドラマ部門で男優賞にノミネートされながら惜しくも受賞は逃したものの、この日のジェイクはルースとマギーに囲まれてご機嫌な様子だった。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月22日毎年恒例になっている映画ファン向けのサイト「TC Candler」の“世界で最もハンサムな顔”ランキングの2014年度版が発表された。スポーツ選手や歌手などもいるが、俳優が圧倒的に多数ランクインしているといえる。トム・クルーズ(83位)、レオナルド・ディカプリオ(33位)、ジョージ・クルーニー(20位)、ブラッド・ピット(16位)などの大御所俳優はやはり上位に来ているようだ。そのほかにも、マシュー・マコノヒー(92位)、ジュード・ロウ(88位)、ジェイク・ギレンホール(68位)、ベン・アフレック(60位)、ベネディクト・カンバーバッチ(46位)、ブラッドリー・クーパー(28位)、チャニング・テイタム(19位)、ジェラルド・バトラー(8位)、ライアン・ゴスリング(7位)、など有名俳優がランクインしている。また、テレビドラマ「ハンニバル」でレクター博士を演じ注目を集めているデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセン(53位)や、こちらのサイトでも紹介している好評上映中の映画『サンバ』に出演したフランス出身の俳優オマール・シー(13位)など、非英語圏の俳優がランクインしているのにも注目だ。さて、気になる日本人の順位だが、52位にアメリカデビューも果たした歌手の赤西仁、29位に台湾人とのハーフでアジアでも活動している俳優の金城武、ACミラン所属で国際的な評価も高いサッカー選手の本田圭佑が24位で日本人1位という結果になった。いずれも国際的に活躍している有名人だというのが特徴だといえるかもしれない。ちなみに3位は『インセプション』『ダークナイト ライジング』で知られる俳優トム・ハーディ、2位は韓国アイドルグループ「スーパージュニア」と派生グループ「Super Junior-M」のチェ・シウォン、1位は2015年に公開が待たれる官能系映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の俳優ジェイミー・ドーナンという結果になった。2014年“世界で最もハンサムな顔”の上位10人は以下の通り。1位ジェイミー・ドーナン(俳優・モデル)2位チェ・シウォン(歌手・俳優)3位トム・ハーディ(俳優)4位ディエゴ・ボネータ(歌手・俳優)5位マイケル・ファスベンダー(俳優)6位イドリス・エルバ(俳優)7位ライアン・ゴスリング(俳優)8位ジェラルド・バトラー(俳優)9位マティアス・スーナールツ(俳優)10位テギョン(歌手)(text:cinemacafe.net)
2014年12月31日ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。その他の情報作品部門(ドラマ)の候補に上がったのは、『6歳のボクが、大人になるまで』『フォックスキャッチャー』『イミテーション・ゲーム』『博士と彼女のセオリー』『Selma。』作品部門(コメディまたはミュージカル)には、『イントゥ・ザ・ウッズ』『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『グランド・ブダペスト・ホテル』『St. Vincent』『Pride』が上がった。主なノミネーション結果は次のとおり。作品部門(ドラマ)『6歳のボクが、大人になるまで』『フォックスキャッチャー』『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム』『Selma』作品部門(コメディまたはミュージカル)『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『イントゥ・ザ・ウッズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』『St. Vincent』『Pride』主演男優部門(ドラマ)スティーブ・カレル『フォックスキャッチャー』ベネディクト・カンバーバッチ『イミテーション・ゲーム』ジェイク・ギレンホール『Nightcrawler』エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』デビッド・オイェロウォ『Selma』主演女優部門(ドラマ)ジュリアン・ムーア『アリスのままで』ジェニファー・アニストン『Cake』フェリシティ・ジョーンズ『博士と彼女のセオリー』リース・ウィザスプーン『ワイルド』ロザムンド・パイク『ゴーン・ガール』主演男優部門(コメディまたはミュージカル)マイケル・キートン『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』レイフ・ファインズ『グランド・ブダペスト・ホテル』ビル・マーレイ『St. Vincent』ホアキン・フェニックス『インへレント・バイス』クリストフ・ヴァルツ『ビッグ・アイズ』主演女優部門(コメディまたはミュージカル)エイミー・アダムス『ビッグ・アイズ』エミリー・ブラント『イントゥ・ザ・ウッズ』ヘレン・ミレン『マダム・マロリーと魔法のスパイス』ジュリアン・ムーア『マップ・トゥ・ザ・スターズ』クワべンジャネ・ウォレス『アニー』監督部門アルハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』デビッド・フィンチャー『ゴーン・ガール』アヴァ・デュヴァーナイ『Selma』ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』リチャード・リンクレーター『6歳のボクが、大人になるまで』
2014年12月12日第72回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが11日(現地時間)、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで発表になった。最多ノミネート作は作品賞など7部門で候補となった『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品で、舞台で起死回生を図る落ち目の映画スターの物語。作品賞のほかに主演のマイケル・キートン、助演のエドワード・ノートンとエマ・ストーンを始め、監督賞、脚本賞、音楽賞で候補となった。次いで5部門で候補となったのは、ベネディクト・カンバーバッチが第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号を解読した数学者アラン・チューリングを演じた『ジ・イミテーション・ゲーム』(原題)と、1人の少年の成長を6歳から12年間同じキャストで撮り続けた『6才のボクが、大人になるまで。』。長編アニメーション部門の候補入りが期待された高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は残念ながら選ばれなかった。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会の投票によって決定する映画賞。アカデミー賞前哨戦の目玉の1つであり、賞レースの指標として注目されている。映画部門の主なノミネーションは以下の通り。<ドラマ部門>作品賞『6才のボクが、大人になるまで。』(原題)『フォックスキャッチャー』『ジ・イミテーション・ゲーム』(原題)『SELMA』『博士と彼女のセオリー』主演女優賞ジェニファー・アニストン(『CAKE』原題)フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)リース・ウィザースプーン(『WILD』原題)主演男優賞スティーヴ・カレル(『フォックスキャッチャー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)ジェイク・ギレンホール(『NIGHTCRAWLER』原題)デヴィッド・オイェロウォ(『SELMA』原題)エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)<コメディ・ミュージカル部門>作品賞『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イントゥ・ザ・ウッズ』『PRIDE』(原題)『ST.VINCENT』(原題)主演女優賞エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)エミリー・ブラント(『イントゥ・ザ・ウッズ』)ヘレン・ミレン(『マダム・マロリーと魔法のスパイス』)ジュリアン・ムーア(『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)クワベンジャネ・ウォレス(『ANNIEアニー』)主演男優賞レイフ・ファインズ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)マイケル・キートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)ビル・マーレイ(『ST.VINCENT』)ホアキン・フェニックス(『INHERENT VICE』原題)クリストフ・ヴァルツ(『ビッグ・アイズ』)長編アニメーション賞『ベイマックス』『THE BOOK OF LIFE』(原題)『THE BOXTROLLS』『ヒックとドラゴン2』(仮題)『LEGO(R)ムービー』外国語映画賞『ツーリスト』(原題/スウェーデン)『GETT: THE TRIAL OF VIVIANE AMSALEM』(原題/イスラエル)『イーダ』(ポーランド)『リヴァイアサン』(ロシア)『TANGERINES MANDARIINID』(原題/エストニア)助演女優賞パトリシア・アークェット(『6才のボクが、大人になるまで。』)ジェシカ・チャステイン(『A MOST VIOLENT YEAR』原題)キーラ・ナイトレイ(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)助演男優賞ロバート・デュヴァル(『ジャッジ裁かれる判事』)イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)エドワード・ノートン((『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)J・K・シモンズ(『WHIPLASH』原題)最優秀監督賞ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)アヴァ・デュヴァネイ(『SELMA』原題)デヴィッド・フィンチャー(『ゴーン・ガール』)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ((『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)最優秀脚本賞ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコポーネ、アレクサンダー・ディネラリスJr.、アルマンド・ボー(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで』)グラハム・ムーア(『ジ・イミテーション・ゲーム』原題)(text:Yuki Tominaga)
2014年12月12日SAG(映画俳優組合)賞のノミネーションが発表になった。演技に対して贈られるこの賞で、最多ノミネーションに当たる4部門で候補入りしたのは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。続いて、『イミテーション・ゲーム(原題)』と『博士と彼女のセオリー』が3部門でノミネーションされた。その他の情報受賞発表は来年1月25日(現地時間)。主な部門のノミネーションは次のとおり。アンサンブル部門『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『イミテーション・ゲーム(原題)』『博士と彼女のセオリー』『グランド・ブダペスト・ホテル』『6才のボクが、大人になるまで。』主演男優部門スティーヴ・カレル『フォックスキャッチャー』マイケル・キートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ジェイク・ギレンホール『Nightcrawler(原題)』エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』ベネディクト・カンバーバッチ『イミテーション・ゲーム(原題)』主演女優部門ジュリアン・ムーア『Still Alice(原題)』ジェニファー・アニストン『Cake(原題)』フェリシティ・ジョーンズ『博士と彼女のセオリー』リース・ウィザースプーン『ワイルド(原題)』ロザムンド・パイク『ゴーン・ガール』助演男優部門J・K・シモンズ『Whiplash(原題)』エドワード・ノートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』マーク・ラファロ『フォックスキャッチャー』ロバート・デュヴァル『ジャッジ 裁かれる判事』助演女優部門パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』ナオミ・ワッツ『St. Vincent(原題)』エマ・ストーン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』キーラ・ナイトレイ『イミテーション・ゲーム(原題)』メリル・ストリープ『イントゥ・ザ・ウッズ』文:猿渡由紀
2014年12月11日『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督が、60年代末に活躍した歌手ジャニス・ジョプリンの伝記映画を監督することになった。主演にはエイミー・アダムスが決まっている。ジョプリンの人生を映画化する企画はハリウッドに長い間上がっており、ピンクやリリー・テイラーが主演候補に挙がったこともある。アダムスが主演に決まったのは4年前で、当時は『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレスが監督する予定だった。後にはリー・ダニエルが監督候補に挙がり、ようやくヴァレ監督に落ち着いた形だ。ヴァレ監督の最新作は、来月北米公開予定の『ワイルド(原題)』。主演のリース・ウィザースプーンは、来年のオスカーで主演女優部門の有力候補と言われている。また、ヴァレ監督は最近、ジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ主演の『Demolition(原題)』を撮り終えている。アダムスの次回作は、来月北米公開予定のティム・バートン監督作『ビッグ・アイズ』。過去に、レネ・ゼルウェガーもジョプリンを演じることに興味を示し、自ら主演とプロデューサーを兼ねる『Piece of My Heart』という企画を立ち上げたが、実現しないまま終わった。文:猿渡由紀
2014年11月25日ジェイク・ギレンホールは飛行機に乗ると、涙もろくなるという。映画を観ると、すぐに泣いてしまうそうだ。ジェイクはトーク番組「Conan」に出演し、「飛行機に乗ると感情的になってしまんだ。みんなそうじゃない?」と語り、「空気が薄いから?酸素が足りないんじゃないかな。そういう研究があったと思うんだけど」とコロンビア大学で学んだ秀才らしく(?)、持論を展開した。最近、機内で観て涙したのはグリズリー(ハイイログマ)のドキュメンタリー映画『Bears』(原題)。ジョン・C・ライリーがナレーターを務め、アラスカの冬を過ごすグリズリーの家族を追う内容だ。ジェイクは「すごく感動的だったんだ。本当に感動的なんだよ。マジで感動するから」と力説していた。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月05日米BOX OFFICE MOJOは10月31日~11月2日の全米週末興業成績を発表した。ジェイク・ギレンホール主演のクライムサスペンス『Nightcrawler(原題)』が初登場首位にランクイン。報道カメラマンとして次々とスクープ映像を抑えていた主人公の男が取材にのめり込むうちに、LAの地下犯罪組織の傍観者から加担者へと変貌していくストーリー。『ボーン・レガシー』の脚本家であるダン・ギルロイが初監督を務め、役作りのために激痩せしたジェイク・ギレンホールも話題だ。前週1位のマイケル・ベイがプロデュースしたオカルトホラー『『Ouija(原題)』は、僅差でトップから後退。前週2位の『John Wick(原題)』は6位に順位を落とした。3位『フューリー』は前週と変わらず、トップ3圏内に留まる。4位『ゴーン・ガール』も前週同様で、トップ10内ランクインも公開5週間となり、地味にヒットを続けている。5位『The Book of Life (2014) (原題)』も順位をキープ。以下は、『The Judge(原題)』が10位から9位に浮上した他は、すべて前週からワンランクずつダウンした。
2014年11月03日100年に一度といわれたハリケーン「サンディ」の被災地救済のため、2012年12月12日、N.Y.マディソン・スクエア・ガーデンで開催されたチャリティー・コンサートの模様を追ったポール・マッカートニー製作総指揮のドキュメンタリーが、『12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ』として2015年1月、日本で公開されることが決定。そのメインビジュアルが到着した。本作は、2012年12月12日、N.Y.のマディソン・スクエア・ガーデンで行われたチャリティー・コンサート「12.12.12 The Concert For Sandy Relief」の超豪華なステージのみならず、その舞台裏にまで迫った音楽ドキュメンタリーだ。この日は、ポールを始め「ザ・ローリング・ストーンズ」、「ザ・フー」、エリック・クラプトン、ビリー・ジョエル、「ボン・ジョヴィ」、ブルース・スプリングスティーン、ポール・シェイファー、アリシア・キーズ、カニエ・ウェストなど、総勢16組のアーティストと84名の著名人が参加。ライブパフォーマンスのみならず、スピーチ、寄付受付ダイヤルの電話応対などまでを行った。コンサートの目的は、その年の10月、アメリカ東海岸に最悪の被害をもたらしたハリケーン「サンディ」の被災地救済のため。アメリカでは39のテレビ局、海外では20以上のテレビネットワークで生放送され、25以上のWEBストリーミングを実施。さらに、50以上のラジオ局もコンサートの模様を放送し、ひと晩で5,000万ドル(約54億円)を集めた史上最大規模のチャリティ・コンサートとなった。特に話題となったのは、豪華アーティストたちによる夢のようなコラボレーションだ。伝説的バンド「ニルヴァーナ」がポールをメンバーに迎えて一夜限りの復活を果たし、「ザ・フー」にリンゴ・スターの息子、ザック・スターキーが参加。また、被災地域出身のジョン・ボン・ジョヴィ&ブルース・スプリングスティーンに、元「ピンク・フロイド」のロジャー・ウォーターズ&「パール・ジャム」のエディ・ヴェダー、そして「コールドプレイ」のクリス・マーティン&「R.E.M」のマイケル・スタイプと、世代やジャンルを超えた共演の数々はファン垂涎もの。何より、彼らアーティストたちの素顔が垣間見える貴重なバックステージの模様や、寄付受付の電話対応に追われるウーピー・ゴールドバーグ、ジェイク・ギレンホール、クリステン・スチュワートなど、イベントの裏方に参加したハリウッドスターたちの様子までばっちりと捉えられている。“奇跡のコンサート”と呼ばれ、音楽史に語り継がれていくだろう夢のような一夜の表と裏を、エキサイティングに記録した本作。音楽が持つ魔法のような力と、手を取り合ったアーティストたちの力強い姿が、一歩を踏み出すきっかけとなるかもしれない。『12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ』は2015年1月16日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日『レ・ミゼラブル』『テッド』の大ヒットに続き、今年はスカーレット・ヨハンソンとリュック・ベッソンがタッグを組んだ『LUCY/ルーシー』、この秋公開の『ドラキュラZERO』『6才のボクが、大人になるまで』など、話題作の公開が続く東宝東和配給のユニバーサル作品から、早くも2015年のラインナップが発表。全世界の女子を虜にした恋愛小説の完全映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(日本公開:2015年2月13日)を始め、『ワイルド・スピード』『テッド』、そして『ジェラシック・パーク』と大ヒット人気シリーズの続編が、相次いで公開されることが分かった。まずは、先日、日米同日バレンタイン公開が発表された『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、超ハンサムな大企業の若き起業家兼CEO・グレイ(ジェイミー・ドーナン)と、恋愛未経験の女子大生・アナ(ダコタ・ジョンソン)との危険な恋愛を描いた大人のラブストーリー。英国在住の女性がネットに発表した原作小説は瞬く間に話題をよび、50か国以上で出版されると、世界規模の社会現象に。国境を越え、世代を越えて、全世界の女性たちを魅了したベストセラー恋愛小説の映画化となる本作は、日本でも大きなうねりを巻き起こすことは、まず間違いない。また、故ポール・ウォーカーの勇姿も収められた「ワイルド・スピード」シリーズ最新作『ワイルド・スピード7』(仮題)は、再び東京が舞台に。さらにアブダビ、ロサンゼルスと世界中をまたにかけ、壮大な戦いが繰り広げられる。今回の最強の敵として、ジェイソン・ステイサムが参戦していることにも注目だ。夏休みには、『怪盗グルー』シリーズのミニオンが主役となる3D最新作『ミニオンズ[3D]』(原題)が登場。再び日本の夏を、黄色い“HAPPY”に包んでくれそうだ。また、一大ブームを巻き起こした“奇跡の”R指定テディベア『テッド』の続編『テッド2』(原題)にはマーク・ウォールバーグに加え、アマンダ・セイフライド、リーアム・ニーソンが出演する。注目すべきは『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド[3D]』(原題)。かつてない極秘裏のなか製作されており、すべてはベールに包まれたままだが、20年の時とともに進化した最先端テクノロジーによる “ジュラシック・ワールド”が展開されるはず。製作総指揮はもちろんスティーヴン・スピルバーグ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で注目されたクリス・プラットが出演する。さらに、『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメインが“車椅子の物理学者”スティーヴン・ホーキング博士に扮し、オスカー有力候補作品として話題の『セオリー・オブ・エブリシング』(原題)、『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督による感動作『トラッシュ』(原題)、そしてクリス・ヘムズワース主演、マイケル・マン監督最新作『ブラックハット』(原題)、ジョシュ・ブローリン×ジェイク・ギレンホール×エミリー・ワトソンによるアドベンチャー超大作『エベレスト [3D]』(原題)など、2015年も目の離せない作品が続いている。・『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』Fifty Shades of Grey日米同時公開:2015年2月13日(金)・『ワイルド・スピード7(仮題)』Fast&Furious 7北米公開:2015年4月3日日本公開:2015年4月17日(金)・『ミニオンズ[3D](原題)』MINIONS[3D]北米公開:2015年7月10日日本公開:2015年7月31日(金)・『ジュラシック・ワールド[3D]』(原題)Jurassic World[3D]北米公開:2015年6月12日日本公開:2015年8月7日(金)・『テッド2(原題)』TED2北米公開:2015年6月26日日本公開:2015年8月28日(金)・『トラッシュ(原題)』Trash北米公開:2014年日本公開:2015年上半期・『セオリー・オブ・エブリシング(原題)』Theory of Everything北米公開:2014年11月7日日本公開:2015年上半期・『ブラックハット(原題)』BLACKHAT北米公開:2015年1月16日日本公開:2015年上半期・『エベレスト[3D](原題)』Everest[3D]北米公開:2015年2月27日日本公開:2015年下半期(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日