「ER緊急救命室」で1994年から1997年のシーズン1からシーズン3まで、看護師のウェンディ・ゴールドマン役を演じたヴァネッサ・マルケスが、木曜日(現地時間)に警察によって銃殺されたことが明らかになった。享年49。「TMZ.com」などが伝えた。木曜日の午後、ヴァネッサの状態を心配した家主が通報し警察官が駆け付けたところ、ヴァネッサは銃とみられるものを持って武装し、非常に攻撃的になっていたという。警察側はヴァネッサの胴体に少なくとも1回発砲。その後ヴァネッサは病院に搬送されたが、息を引き取った。警察当局によれば、ヴァネッサは摂食障害の一種を患い、メンタルヘルスにも問題を抱えており、ヴァネッサ宅に到着したときは何らかの発作を起こしていたとも。現場には精神科医も同行していたとのことだが、ヴァネッサは医師の指示に従わず、警察官に銃を突きつけたことから警察官も発砲せざるを得なかったようだ。しかし、後にヴァネッサが持っていた銃はBBガン(エアガン)だったことが発覚している。ヴァネッサは生前、セリアック病、肺塞栓症、骨粗しょう症、てんかんなどのさまざまな病気と闘っていることをSNSで明らかにしていた。「ER」以降、目立った出演作がないヴァネッサだが、その原因は「ER」の撮影現場で受けたセクハラ被害を訴えたところ、共演者のジョージ・クルーニーのせいで「(ハリウッドの)ブラックリストに載せられたから」と昨年SNSでジョージを批判。「ER」からの降板もジョージのせいだと思っていたようだが、ジョージはこれを否定した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ER 緊急救命室 [海外TVドラマ]
2018年09月01日今人気のゴールドキウイ。数年前まではグリーンキウイのほうが、店頭の陳列棚に占める割合が多かったですが、今は同じぐらいの量が並んいるように感じます。グリーンに比べて甘みがあるのが人気の理由でしょうか?栄養を比べてみると、ゴールドはグリーンに比べ、ビタミンCの含有量がなんと2倍! 1個で1日分のビタミンCが摂れるほどです。キウイは皮も食べられることをご存知ですか? とくにゴールドキウイはグリーンに比べて皮が薄いので、食べやすいのもポイント。皮も一緒に食べると、実だけを食べるよりも食物繊維やビタミンE、葉酸などが多く摂取できます。とはいえ、ゴールドキウイでも、がぶりとそのまま食べるとちょっと食べにくい…。ということで、ヨーグルトと一緒にミキサーにかけてジュースにするのがおすすめです。ただし、消化器官が未発達なお子さんや消化器官が弱い方は、皮ごと食べるのは控えたほうが望ましいようです。(※)小さなお子さんがいらっしゃる方は、皮をむいてからジュースにするのがおすすめです。ビタミンCももちろん1日分摂れますよ。■ゴールドキウイジュースレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>ゴールドキウイ 2個ヨーグルト 200g(大きいパックのもの1/2程度)はちみつ 大さじ1~<作り方>1、ゴールドキウイはよく洗い、ヘタのみ切り落とし、皮付きのまま4等分のざく切りにする。2、ミキサーに(1)とヨーグルト、はちみつを入れ、なめらかになるまで攪拌する。ゴールドキウイの栄養を丸ごと味わってみてくださいね。※参照:「ゼスプリ インターナショナル ジャパン FAQ」サイト「キウイは皮(外皮)ごと食べても良いですか?」
2018年07月19日スティーヴン・スピルバーグ監督作『ジュラシック・パーク』(95)の誕生から25周年を迎えた今、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(公開中)は、さらなる高みを目指す。重責のバトンを受け取ったのは、『怪物はささやく』(16)などの才気あふれるスペイン人監督J・A・バヨナだ。高級リゾート地イスラ・ヌブラル島のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の恐竜たち解き放たれてから3年、島に残った恐竜たちはジャングルの中でたくましく生き延びていた。島の休火山が再び活動し始めた時、オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、恐竜たちを救い出そうとする!行き過ぎた科学技術に警鐘を鳴らす社会性を折り込みながらも、友情のドラマをしっかりと織り込んだ冒険活劇に心躍る本作。恐竜たちのバリエーションも豊かで、まさに血湧き肉躍る映像美に大興奮。クリス・プラットら人気スターの続投はもちろん、イアン・マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムの再登場にファンが歓喜するなか、スタッフ陣も製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、『ジュラシック・ワールド』(15)の監督だったコリン・トレボロウの製作・脚本と、泣く子も黙る豪華な布陣で放つ本作。最強チームの指揮官を見事に務め上げたJ・A・バヨナ監督を直撃した。――プロデューサーのコリン・トレボロウとは密にやりとりをされたそうですが、どのようにコラボレートしていったのですか?最初に脚本をもらった時、それを読み込んで分析し、どこを一番重要視するか、また、作品のトーンについて話し合ったんだ。後半はノアの方舟のようなイメージで考え、具体的にアイデアを出したよ。いろんな選択肢を考え、そこからディスカッションしていった感じだ。いわば2人の監督が共に手を携えて作ったような映画になったと思う。――本作では、これまでにないほど、アニマトロニクスの恐竜を使われたそうですが、その狙いについて聞かせてください。僕の作品である『怪物はささやく』で、動く大木をアニマトロニクスで表現した時、いろいろなことを学べたので、今回はその教訓を活かそうと思った。僕はできるだけ本物のセットのなかでアニマトロニクスの恐竜を使って撮影し、そこでできないものをCGで補っていくのが一番だと考えた。それを実行したまでだ。――実際に目の前にいる恐竜と共演することで、クリス・プラットたち役者の演技も変わりましたか?そうだね。やはり質感、質量だけではなく、恐竜の魂を感じられることが大きかったと思う。役者たちが実際に恐竜に触れたり、目を合わせたりできるから、彼らの演技も必然的にリアルになる。本編では、アニマトロニクスとCGのシーンが混ざり合っているけど、見ても区別がつかないような仕上がりを目指したんだ。――恐竜に襲われ、必死に逃げる人々。ギリギリ助かったと油断したあとに、バクッとやられてしまう。サスペンスとユーモアのさじ加減やテンポ感などが最高でした。本作はファミリー映画なので、コメディの要素は常に必要だと思っていた。サスペンスでとことん怖がらせるにしても、要所要所で笑える部分がないと安心して観られないからね。そこは意識して入れ込んでいったよ。――前作で最も恐れられていたインドミナス・レックスをさらに上回るハイブリッド種「インドラプトル」が最強のヴィランとなっていました。姿を見せない恐怖の描かれ方が秀逸でしたね。そこは今回、恐竜の見せ方で挑戦したポイントだよ。インドミナス・レックスが巨体で怖さを出すのに比べ、インドラプトルは見えないことで神秘的な恐怖を押し出したいと思った。つまり暗闇のなかで動く恐ろしさだ。子どもが何を怖れるかというと、恐竜の全体像というよりも、チラっと見える目や歯などの一部分や影だったりするでしょ。そこを効果的に出すことによって恐怖感を煽っていく。つまり、大きいから怖いのではなく、わからないから怖いんだ。――フォトジェニックなシーンもたくさんありました。なかでも月をバックにインドラプトルのシルエットが浮かび上がるシーンが印象深かったです。物語を語る上で、各ショットの効果は常に考えているよ。あのシーンは編集をしている段階で思いついたんだ。不気味な屋敷の上に月が出ていて、城のような建物にお姫様、モンスターがいる。これはまさにおとぎ話のような美しいシーンになると思い、月をバックにしたシーンを挿入したんだ。――今回、初めてハリウッドのメジャースタジオによる超大作を手掛けてみて、いかがでしたか?ハリウッドではいつも新しい才能や隠れた才能を探していると思う。アメリカは移民の国だし、昨今はいろんな国の人たちが活躍しているし、ハリウッドで活躍するスペイン人監督も増えていると思う。僕自身も今回オファーをしてもらえたことは本当にラッキーだったし、うれしかったよ。ただ、僕は本国スペインで映画を撮ることを誇りに思っているから、これからはハリウッドと母国の両方で映画を手掛けていきたいと思っている。■プロフィールJ・A・バヨナスペイン・バルセロナ出身の映画監督。監督デビュー作『永遠のこどもたち』(07)が2007年のカンヌ国際映画祭でワールド・プレミア上映され、本国で公開時に歴代興行収入2位をマークし、ゴヤ賞で新人監督賞を含む7部門を受賞。監督第2作目『インポッシブル』(12)ではゴヤ賞で監督賞を含む5部門を受賞、ガウディ賞でも同じく監督賞を含む6部門で賞を獲得。近作『怪物はささやく』(16)でもゴヤ賞で監督賞を含む9部門を受賞、ガウディ賞では8部門を受賞した実力派監督■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴Photo:Kazuhiko Okuno(C)Universal PicturesGiles Keyte
2018年07月16日前回記事「【当たり付き】辛口レトルトカレーの最高峰が笑えないレベルだった」でゴールドスプーンを所望したら当たりました。いえーい!オリエンタルさん!散々言ってすみません!ずっとプラッチックの使い捨てスプーンを使ってるのでゴールドスプーンをください!『激カレー』という激しめのカレーに口内を切り刻まれたので、コキおろし記事を書いてやったのですが、なんという優良企業さまなのでしょうか。感謝。毎朝これを見て髪の毛をセットしてます見ろやこの光沢!キッラキラやぞ!キッラキラやぞ!ゾックゾクするやろぉ!前髪を整えられるほどの光沢です。さて、さっそくこのスプーンでカレーを食してみましょう。 ゴールドスプーンの実力やいかに本日いただくのは全国旨カレーコレクションから『トマトベースのビーフカレー』(オリエンタルさんすみません。食べるカレーはクジで決まるのです。。)洗練されたパッケージなんと洗練されたパッケージデザインでしょう。持論ですが、レトルトカレーにおいてパッケージデザインの洗練度とカレー自体の味の洗練度は比例します。ごちゃごちゃしたパッケージのカレーほど味もごちゃごちゃしている。もう8皿も食べてるので分かってきました。 ところで創業四十有余年て何年やねん!裏表紙も洗練されている、が能書きが長い。表紙は縦読み、裏表紙は横読みという珍しいパッケージです。洗練されすぎて分かりづらくなってます。あと洗練されすぎて原材料名が記載されておりません。これに関しては食品衛生法的にどうなのでしょう。クリエイティビティとユーザビリティは反比例します。 盛り付けシンプルにきちゃない何を思ったのか火山みたいにしました。パッケージのクリエイティビティに感化されたのかもしれません。結果、クリエイティビティ、ユーザビリティともに× んーパクパクパクぅ!パクパクのパクでした。完食肉はホロホロと崩れ、柔らかでした。ルゥの評価ですが、筆者にはトマトベースに寄りすぎていた印象。もう少しビーフビーフして良いです。ただ、トマト過ぎぃ!というほどでもなく完全に好みのレベルなので、トマト好きや病み上がりには優しい仕上がりとなっております。 総評カレーの味★★☆☆☆辛さ★☆☆☆☆スプーン嬉しい★★★★★ そうです!そうなんです!トマトカレーなどどうでもいいんです!ゴールドスプーン当たりました!(2回目)そして初めてゴールドスプーンで食べた感想は……普通!強いていえば金だね!って感じです。プラッチックのスプーンより頑丈だね!って感じ。それでも嬉しい!オリエンタルさんありがとうございます!こんなお手紙も……おや?おやおや?wテッテレー!こwれwはwwww行くしかない!・・・行ってきました……。ご担当者さまはどういう意図であのホームページをこのように表記したのでしょうか。どこ出身か聞きたいです。せめてカレーギャグコーナーなどあればイジリ倒せたのですが、本当にもう普通のHPでした。まじで時間の無駄なのでリンクは貼りません。興味があれば検索してください。それでは。【筆者略歴】スパイス野郎
2018年06月20日全編日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』が現在公開中。この度、スカーレット・ヨハンソン演じる美人犬ナツメグの登場によって、ブライアン・クランストン演じる野良犬チーフに恋の予感が訪れる本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。“ドッグ病”の大流行によって、犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年アタリと、5匹の個性的な犬たちの壮大な旅と冒険を描く本作。ボイスキャストには、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、村上虹郎、夏木マリらも名を連ね、先日開催された第68回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)を受賞した。今回シネマカフェがいち早く入手した映像には、ブライアン演じる根っからの野良犬気質で、5匹の中で最も闘争心に溢れたチーフが、スカーレット演じる美人犬のナツメグに出会うワンシーンが収録。水を飲んでいる途中、突然上からナツメグに話しかけられ動揺したチーフは、「フェリックスの女だな?」と以前デュークに聞かされたナツメグとほかの犬との熱愛のうわさを直撃。そのデリカシーのなさにカチンときたナツメグは、くしゃみをしてその場を去ろうとするが、チーフは「待ってくれ!」と引き留め、ナツメグとの会話を続けようと試みる様子も。ほかの4匹の犬といるときの荒々しい言葉遣いとは違い、今回のチーフはナツメグの顔色を伺う様子が垣間見え、まるで別人…別犬のよう。人間に一度も愛されたことがないという過去を持ち、人間やほかの犬たちに心を開くことがなかった、独立心の強い迷い犬チーフ。果たして、ナツメグとの恋の予感をきっかけに変化が訪れるのか…?そんなチーフとナツメグの関係性について、スカーレットは「彼女はチーフの中に生き残る強さを見つけたのだと思うわ。戦う精神とリーダーの資質をね」とコメント。犬ヶ島に住み着いていながら、美貌を維持しているナツメグの美の秘訣については、「古いコーヒー豆の缶に集めた生ゴミの灰を毛に塗っているのだと思うわ」と分析している。個性豊かなキャラクターたちが魅力的な本作は、彼らの大冒険はもちろん、チーフとナツメグの愛くるしい恋の行方にもぜひ注目して欲しい。『犬ヶ島』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年06月03日『レディ・プレイヤー1』も大ヒット中のスティーヴン・スピルバーグ監督が贈る、超人気『ジュラシック』シリーズの第2作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』が、5月25日(金)今夜放送の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」に登場する。スピルバーグ監督といえば、1972年にテレビ映画として作られた『激突!』が世界じゅうで話題となり、『ジョーズ』『未知との遭遇』『E.T.』『A.I.』など超メガヒット作を連発。また『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの人気シリーズも生み出す一方で『シンドラーのリスト』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など社会性の高い作品も世に送り出し続けてきた。そんな監督が生み出した超人気シリーズの1つが『ジュラシック・パーク』だ。1993年に第1作『ジュラシック・パーク』が公開された後、97年に公開されたのが本作『ロスト・ワールド』。第1作から4年後。恐竜を育成していた孤島では野性の恐竜が繁殖を続けていた。4年前の惨劇から生還したマルカム(ジェフ・ゴールドブラム)は、恋人のサラ(ジュリアン・ムーア)が調査のため現地に乗り込んだことを知り救出するため島へ向かう。島に到着したマルカムはサラを連れ帰ろうとするが、恐竜に魅せられたサラは拒否。マルカムは、島に上陸していた娘のケリー(ヴァネッサ・リー・チェスター)だけでも連れ帰ろうとする。だがそこにハモンド(リチャード・アッテンボロー)からインジェン社の実権を奪い取ったルドロー(アーリス・ハワード)が“恐竜狩り”にやってくる。ルドローの目的は恐竜を連れ帰りサンディエゴに新たな“ジュラシック・パーク”をオープンすることだった…という物語。前作から引き続きイアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラムをはじめ、ジョン・ハモンド役のリチャード・アッテンボローが続投。今作からジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイトらが出演している。この夏にはシリーズ5作目となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も公開予定。「金曜ロードSHOW!」では公開を記念して2001年公開の『ジュラシック・パークIII』と2015年公開の『ジュラシック・ワールド』の放送も予定しているとのこと。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は5月25日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送。(笠緒)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.
2018年05月25日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介するのは、映画『犬ヶ島』で長編映画デビューを飾ったコーユー・ランキンくん(11歳)。日英バイリンガルだけあって、流暢な日本語で質問に答えてくれました。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 4『犬ヶ島』は、第87回アカデミー賞で4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』で知られるウェス・アンダーソン監督の最新作。日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を描く、ストップモーションアニメです。コーユーくんは、主役の少年アタリを演じています。ーーオーディションはどのようなものでしたか?コーユーくん 僕が8歳の時、ニューヨークで初めてウェス監督に会いました。全く練習をしないでセリフを読み始め、これってオーディションなのかな? と思っているうちに、5時間が経っていました。それから1年後、アタリ役に決まったというメールがありました。オーディションに落ちたのかなとあきらめかけていたところだったので思わず、“うっわ~、すっげぇ!” と叫んでしまいました。ーー芸能界に興味を持ったきっかけは?コーユーくん お父さんが俳優をしながらバンドのギタリストとしても活動していて。その姿を見ているうちに、僕もやってみたいなと思い、3歳からおもちゃのドラムを叩き始めました。日本の音楽では、野田洋次郎さん(「RADWIMPS」)を聴いています。ーー『犬ヶ島』では、野田洋次郎さんのほかにも日英を代表する大スターたちが声の出演をしています。彼らと直接会った際、印象に残ったエピソードは?コーユーくん 僕はベルリン映画祭でインタビューを受ける前にすごく緊張してしまって。犬のボスを演じているビル・マーレイが優しく声を掛けてくれ、『犬ヶ島』のロゴが入った、このバッジをつけてくれたんです(取材時に胸につけていたバッジを指差す)。その瞬間、すごく幸せな気分になりました。それと、僕は『Spirited Away』(※『千と千尋の神隠し』の英題)を観ていたので、ベルリン映画祭で夏木マリさんに会えた時はすごく感激しました。ーー犬のデューク役のジェフ・ゴールドブラムはプライベートでプードルを買っています。コーユーくんは、犬を飼っていますか?コーユーくん 今は飼っていませんが、すごく欲しいと思っています。ーー『犬ヶ島』に登場する犬たちの中で、飼ってみたい犬は?コーユーくん チーフです。最初、チーフはアタリのことが嫌いで意地悪をするのですが、だんだん優しくなって、アタリの味方になっていきます。そこが好きですね。ーー『犬ヶ島』に出演して、女の子にモテるようになった?コーユーくん 全くないです。僕の友達は『犬ヶ島』を観ましたが、態度を変えることなく接してくれます。僕は今、俳優のお仕事やドラム、サッカーに興味があるので、ガールフレンドを作るのはまだ先ですね(笑)。インタビューのこぼれ話目を輝かせながら、「『犬ヶ島』と『アヴェンジャーズ』に出演している俳優さんたちに憧れています」と明かしてくれたコーユーくん。もしかしたら、数年後には、『アヴェンジャーズ』入りを果たしているかも!? 今後の成長が楽しみです!Information映画『犬ヶ島』5月25日(金)より全国公開声の出演/コーユー・ランキン、ブライアン・クランストンほか監督/ウェス・アンダーソン配給/20世紀フォックス映画公式サイト:©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月25日近未来の日本を舞台にした最新作『犬ヶ島』を引っ提げ、ウェス・アンダーソン監督が13年ぶりに来日!本作の声優を務めるコーユー・ランキン、ジェフ・ゴールドブラムとともに5月22日(火)、都内で行われた来日記念舞台挨拶に登壇した。■今年ナンバー“ワン”候補!『犬ヶ島』ってどんな映画?近未来の日本。犬インフルエンザの感染拡大を理由に、すべての犬が“犬ヶ島”と名付けたゴミ集積場に追放してしまう。愛犬のスポッツを救おうと、単身犬ヶ島に上陸した12歳の少年アタリ(ランキン)は、そこで出会った勇敢な犬5匹と一緒に、スポッツ探しを始めるが…。なんと445日もの時間をかけて、14万枚以上の静止画を撮影したストップモーション・アニメーションで、第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)に輝いている。■日本愛が炸裂!黒澤明、宮崎駿、そして高畑勲にリスペクト示す本作について、「黒澤明から強いインスピレーションを受けた」と公言しているアンダーソン監督。日本のファンを前に「(構想から)6年間の間、ずっと日本のことしか考えていなかったし、今日という日を心待ちにしていた。すでに各国で公開されているけれど、僕にとっては、真の意味でのワールドプレミアなんだ」と感無量の面持ちだった。さらに「この作品を作る上で、考えたことはただひとつ…。(日本語で)黒澤さんなら、どうするだろうか?」とメッセージを読み上げると、客席からは大きな拍手が。黒澤監督に加えて、「インスピレーションの源」として宮崎駿、高畑勲、庵野秀明、今村昌平、北野武、仲代達矢、三船敏郎、志村喬、香川京子、大友克洋といった日本が世界に誇るクリエーターの名前を挙げて、リスペクトの念を示していた。■豪華日本人ボイスキャストも集結!アフレコはiPhoneで?アンダーソン監督の呼び込みで、ステージには本作のボイスキャストを務めた野村訓市、夏木マリ、村上虹郎、伊藤晃、池田エライザが登場!村上さんは劇中に登場する“火の玉”がモチーフになった浴衣姿で登場し、「この浴衣、実はウェス監督にいただいたんです」。アフレコは主にiPhoneのボイスメモで行われたそうで、「監督にお会いしたのも、ついさっきで。やっと今日、実感が湧きました」と喜んでいた。「こんなに長く日本を思ってくださり、それを形にしてくださる監督さんがいることが幸せ」(池田さん)、「ウェスの世界の一部になれて感激している」(夏木さん)と女性陣も感激しきりだった。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月22日日本を舞台に、離れ離れになった愛犬を探す少年と犬たちの旅と冒険をストップモーション・アニメで描いた『犬ヶ島』がまもなく公開される中、監督のウェス・アンダーソンほか主要キャストが来日し、トークイベントが実施された。5月21日(月)に実施された「公開記念スペシャル・ナイトイベント」に登場したのは、『ライフ・アクアティック』以来、約13年ぶりとなるウェス・アンダーソン監督ほか、本作でウェスに見初められ、主人公アタリの声を務めた美少年コーユー・ランキンや、ウェス組として数々の作品に参加してきたジェフ・ゴールドブラム、そして声の出演だけでなく、製作としても参加した野村訓市がトークイベントに参加した。■念願の日本を舞台にしたウェス・アンダーソンの日本愛が炸裂本作の製作期間は、およそ6年。長い年月をかけて作られたが、実はインスペレーションが沸いたのはさらに前だとウェス監督は語る。「2004年にはじめて来日したとき、本当に日本が大好きになったよ。その時は絶対に日本を舞台に映画を撮りたいという気持ちで日本を離れたんだ」と初来日のときから日本に大きな影響を受けたとコメント。また「この映画の日本は、僕のイマジネーションで出来ていて、日本の文化や日本の方々、そして何より日本の映画に影響を受けている。日本人のみんなからすると慣れ親しまない部分もあるかもしれないけれど、とにかくみんなには楽しんで欲しいと思っているよ」と、自身の集大成ともいえる作品に熱いコメントを残した。■日本人ボイスキャストはどのように決まっていった?「RADWIMPS」の野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリといった錚々たる日本人ボイスキャストも出演している本作。キャスティングした野村さんは「日本のキャストを集めるとき、どこかお互いを知っていて、監督と決めたキャラクターの年齢や背格好にマッチしていて、さらに、僕の言うことを聞いてくれそうな人を集めて声を掛けました(笑)」とお茶目にコメント。さらに「ウェスは秘密主義だから彼らに細かい情報を与えてあげられなくて、簡単な役と台詞だけ話してもらって、録音した音を毎回ウェスに聞いてもらいOKをもらうって感じでした」と収録の流れも告白。「例えば、洋次郎は、ウェスに声を聞かせたら『彼はニュースキャスターだ』って言うんで、『君はニュースキャスターになった』って洋次郎の声を録り直したりもして(笑)映画を観てもわかりにくいかもしれませんが、この声は誰かなって見つけながら観るのも楽しいかなって思います」と明かした。■完成した作品を見たキャスト陣は?ジェフは当時のアフレコを「ウェスは6年この映画に関わったけど、僕がレコーディングに参加した時間は2時間だけ。しかも、監督はNYにいたからアフレコの演出も遠距離で演出されたんだよ(笑)」とユーモアたっぷりにコメント。そんなジェフを含めたキャスト陣たちが、完成した映画を観たのはベルリン国際映画祭のオープニング上映。ジェフは「僕はほかの犬たちとは一緒に収録ができなかったんだけど、映画を観たら、僕らの音やキャラクターがジグソーパズルのようにぴったりとはまっていて嬉しいショックを受けたんだ!」と圧倒された様子。続けて、主人公に大抜擢されたコーユーも「2月のベルリンで初めて見たときは感動しました。ストップモーションと思えないくらい色や音もすごくて素晴らしいです」と太鼓判。また、自身のアフレコ収録をふり返って「ウェス監督はとっても優しくて落ち着いている人。僕は本当に緊張していて、アフレコも難しかったけど、落ち着いたウェスと過ごすと、僕も落ち着いた気持ちでアフレコすることができました」と、隣のウェスとアイコンタクトしながらコメント。苦労した点を聞かれると「全部です」と困った様子で即答し、その可愛らしさに会場は和やかな空気に包まれた。最後にウェス監督は「日本が好きで作った映画だから、皆さんがこの作品を観て楽しんでくれれば本当に嬉しいな。日本の文化や日本の人々への敬愛を感じ取ってもらえれば幸せです」と、作品にあわせて、この場を皆で共有できたことを大いに喜んだ。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月22日全編日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』。この度、犬たちが互いの好物を明かし合う本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。会話を楽しむ、そのすがたはまるで人間のよう?公開された映像は、少年アタリが島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちと共に、愛犬であり親友のスポッツを救う旅に出るその道中で、犬たちが互いに好きな好物や過去の飼い主について明かし合う場面。エドワード・ノートンがボイスキャストを務めたレックスが、「ドギーチョップ2缶分にビスケットとビタミンを混ぜたやつ」が好物だったものの、飼い主は教師でお金がなかったため、たまにしか食べられなかったと言うと、続けてキングが「塩コショウで味付けをした神戸牛のリブ・アイステーキ」、ボスが「焼き鳥タイプのソーセージ」、デュークが「抹茶アイス」と、驚きの好物を次々と明かしていく。しかし、独りで生きてきたノラ犬のチーフに尋ねると…「生ゴミ、くず、ガラクタ、残飯に慣れてる」との返事が返ってきて、ほかの犬たちは神妙な面持ちに。そんな空気を察してか、チーフは昔からノラだったわけじゃないと告白すると、レックス、キング、ボス、デュークは興味津々となり、チーフは過去を話しはじめる…。豪華キャストが個性的な犬に!本作では、ボイスキャストに豪華な面々が名を連ねているが、今回犬たちを演じたキャストが、自身のキャラについてそれぞれに分析、独自の見解を明かした。独立心が強い迷い犬チーフの声を演じたブライアン・クランストンは、「チーフは浮いた存在だが、偉大な高潔さがある。これは権利をはく奪された犬たちの物語だが、現代の人間にも当てはまる。とてもタイムリーなテーマだと思うね。僕がチーフを好きなのは、希望があれば2度目のチャンスが来ることを教えてくれるからだ」とコメント。仲間の平和の維持を目指すレックスの声を担当したエドワード・ノートンは、「レックスは肝が据わっていて機知に富み、自分が必要なもののために戦いたいと望んでいる」と説明し、以前はスポーツ・マスコットだったボス役のビル・マーレイは、「犬は天国からの贈り物だ。彼らが地上に存在する目的は、彼らの面倒を見る人間を啓発することだ」と独自の意見を述べる。また、話好きで好奇心旺盛なデューク役のジェフ・ゴールドブラムは、「デュークはバランスの取れた食事、定期的なグルーミングと健康診断を望んでいる。これは僕が必要としている3点と大体同じだ」と言い、犬界のセレブだったキング役のボブ・バラバンは、「彼は自分のことを多少特別だと感じていたと想像するね」と話している。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月18日第68回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞・監督賞を堂々受賞し、日本の映画ファンのみならず、全世界中からますます注目を集める『犬ヶ島』。その監督でもあるウェス・アンダーソンと、主人公アタリの声を担当したコーユー・ランキン、ヒーロー犬の一匹・デュークの声を担当したジェフ・ゴールドブラムの来日が決定したことが明らかとなった。大好きな日本を舞台とする本作を制作するにあたって、以前より日本に訪れることを熱望していたというウェス・アンダーソン監督。そんなウェス監督の念願が叶う今回の来日は、なんと2005年に公開された『ライフ・アクアティック』のプロモーション以来、13年ぶり。さらに、今回主役に大抜擢された期待の新星・子役のコーユー・ランキンは映画のプロモーションでの来日は今回が初めてだ。そして、劇中でうわさ好きのゴシップ犬・デュークの声を担当したウェス組常連のジェフ・ ゴールドブラムは、2016年に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』以来、2年ぶりの来日となる。公開を今月に控え、ますます盛り上がりを見せている日本への渡航に向け、はやくも興奮が冷めやらないアンダーソン監督は「この過去3年の間、イギリスの映画用防音スタジオにあるミニチュアの日本で暮らしてきたようなものだった。それに日本映画に影響された想像上の日本の中でと考えると過去6年間にもなる。だから本当の、実物大サイズの日本を訪れ、犬ヶ島を作り上げるためにこれまでかけてきた時間の結果を見せられることにとても興奮しているんだ」とコメントを残している。来日ゲストは 5月22日(火)に開催される本作の来日舞台挨拶イベントにて登壇予定。大好きな日本のファンの前でなにを語るのか、期待が高まる。『犬ヶ島』は、5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月14日5月25日(金)の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、『ジュラシック・パーク』シリーズ第2作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を放送する。本作は、『E.T.』『インディ・ジョーンズ』シリーズなどで知られ、話題作『レディ・プレイヤー1』の日本公開が間近に控えるスティーヴン・スピルバーグ監督が贈る、最強の恐竜エンターテインメント作品。1997年公開、『ジュラシック・パーク』に続くシリーズ2作目となる本作では、恐竜たちが生息する驚異のテーマパークで起きた惨劇から4年。絶滅したはずの恐竜たちが増殖、野生化し再び人間界で暴れまくる様子を描く。キャストには、前作から引き続きイアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラム、ジョン・ハモンド役のリチャード・アッテンボローが続投するほか、ジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイトらが新たに参戦している。またこの夏、「金曜ロードSHOW!」ではクリス・プラット主演のシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)の公開を記念して、『ジュラシック・パークIII』と『ジュラシック・ワールド』の放送を予定。なお、放送日時などは決定次第発表されるようだ。金曜ロードSHOW!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は5月25日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月17日オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)から、アイウェアセレクトショップのコンティニュエによる別注フレーム2モデルが登場。2018年3月24日(土)より、コンティニュエとその姉妹店であるザ・パークサイド・ルームにて発売される。別注モデルのベースになったのは、数多くあるアーカイヴコレクションの中でも、特にコアでマニアックな人気を誇る「KOLUS-s」というモデル。ヨーロピアンクラシックならではともいえる8mmという生地厚、まるでブラウン管テレビのようにフロント部分を掘り下げる「テレビジョンカット」と呼ばれるカッティングにより生まれる、独特の立体感が魅力の1本だ。今回コンティニュエはそんな「KOLUS-s」に改めて注目し、そのカラーリングを再編集。オリバー ゴールドスミスの母国であるイギリスの空を思わせる、ストイックなダークグレーのフレーム「Cloudy Sky」と、それとは対照的にポップなキャンディカラーのクリアピンクサングラス「Cranberry」の2色が、本別注モデルのために特別に制作された。【商品情報】オリバー ゴールドスミス コンティニュエ別注「KOLUS-s」発売日:2018年3月24日(土)カラー:Cloudy Sky(ダークグレー)、Cranberry(フレッシュピンク)価格:35,000円+税取扱店舗:コンティニュエ、ザ・パークサイド・ルーム
2018年03月19日先日開催された第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し、日本の映画ファンのみならず、世界中から注目を集めるウェス・アンダーソン監督が贈る『犬ヶ島』。本作の日本公開日が5月25日(金)に決定し、日本オリジナル版本予告映像がお披露目された。近未来の日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作。オスカー女優のフランシス・マクドーマンド、常連のビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートンらに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストンらも集結。ベルリン国際映画祭には、日本からのボイスキャスト「RADWIMPS」野田洋次郎と夏木マリが駆けつけたことも話題となった。架空都市“メガ崎”市から犬ヶ島へ!1人と5匹の冒険が始まる今回解禁された待望の予告映像に映し出されているのは、ウェス・アンダーソン監督の独特の視点によってストップモーション・アニメーションで見事に描き出された近未来の日本。架空都市“メガ崎” 市という地名はもちろん、東京駅を彷彿とさせるドーム型の建物や下町風の商店街、相撲や和太鼓、浮世絵といった伝統的な日本のカルチャーが切り取られ、日本をこよなく愛するアンダーソン監督の熱烈な思い入れが見てとれる。主人公の少年・小林アタリは捕われた愛犬スポッツを探すため、日本列島にあるメガ崎市から1人で小型機に乗り込み、ある島へと向かう。その島こそ、犬インフルエンザの蔓延により隔離された犬たちが暮らす犬ヶ島。アタリはそこで出会った5匹の犬たちともに壮大な旅へと足を踏み出すことに。言葉が通じないながらも、スポッツを探して少しずつ絆を深めていく1人と5匹。やがて、その冒険はメガ崎市の住人を巻き込み、「戦いです!」と大騒動へと発展していくことに。果たして、少年アタリは無事、スポッツと再会することができるのか?彼らの前に待ち受けるものは何なのか?日本が舞台の“ワンダフル”・アドベンチャーに期待していて。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月、全国にて公開
2018年03月16日「フルハウス」終了から10年以上が過ぎた2016年、満を持して続編シリーズ「フラーハウス」がスタート。「フルハウス」時代からの製作総指揮ジェフ・フランクリンが成功へと導き、今年はシーズン4の製作も発表され絶好調と見られていた。しかし、なんとフランクリンが“不品行”により、ネットフリックスとワーナー・ブラザースからクビを言い渡されてしまった。「Variety」誌など複数メディアが報じている。問題となった“不品行”とは、フランクリンの「フラーハウス」の脚本家たちに対する暴言や不適切な発言。自身の性生活を語ったり、デートしている女性たちを撮影現場に連れてきて小さな役を与えるなどのあるまじき行動も明るみに出ている。ただし、「セクハラ」については直接的なクレームは出ていないとのことだ。製作会社のワーナーは2年前に初めて匿名によるフランクリンへのクレームを受け取っていた。ネットフリックスは「『フラーハウス』は予定通り、シーズン4を製作します。2、3か月後からスタートできればと思っています」とコメントを発表している。フランクリンの後任はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2018年03月01日雷神ソーや人気ヴィラン・ロキなどが登場するシリーズ最新作にして、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』への序章となる『マイティ・ソー バトルロイヤル』。現在、デジタル先行配信中、3月7日にはMovieNEXが発売される本作から、8分間におよぶ本編映像が解禁となった。お馴染みのソー、ロキ、ハルクを中心にした破天荒なチームと、圧倒的な強さを誇る最強ヴィラン“ヘラ”が生み出す圧巻のバトルアクションとユーモアがたっぷり詰まった本作。このたび到着したのは、本作の魅力が凝縮されたともいえる約8分間の本編無料プレビュー映像だ。◆ソーVSハルクに、マーベルの重鎮スタン・リーも登場!死の女神・ヘラ(ケイト・ブランシット)によって辺境の惑星に飛ばされてしまった主人公の“雷神”ソー(クリス・ヘムズワース)。彼を捕らえたのは、同じアスガルド人のヴァルキリー(テッサ・トンプソン)だった。さらに、その星を支配する独裁者グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)が主催する格闘大会で対面するのが、なんと2年前から行方不明になっていたハルク!ソーは「彼は友だちだ。仕事仲間だ!」と訴えるが、誰も聞く耳をもたず、屈強な鎧を身につけたハルクは雄たけびを上げてやる気満々!果たして、闘技場全体を揺らすバトルの行方は?ユーモア満載な、破天荒な2人のドタバタなバトルに注目だ。なお、監督のタイカ・ワイティティも“出演”しているほか、あのマーベルの重鎮、スタン・リーも登場!数々のマーベル・コミックスの原作を手掛けてきたアメコミ界の巨匠で、御年95歳でありながらマーベル作品に必ずと言っていいほどカメオ出演をしており、彼の登場を楽しみにしているファンも多い。本作でも意外な役どころで出演を果たしているので、ぜひチェックしてみて。マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギが「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へとつながる重要な作品」と公言している本作。ソー、ハルク、ロキ、ヴァルキリーの4人がタッグを組んで、ヘラに立ち向かう“チームプレイ”が大きな見せ場となっており、その戦いの行方は見逃せない。『マイティ・ソー バトルロイヤル』は先行デジタル配信中、MovieNEX、4K UHD MovieNEX、プレミアムBOX(数量限定)は3月7日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年02月23日現地時間2月15日(木)に第68回ベルリン国際映画祭が開幕し、ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』が上映。レッドカーペットには、日本のボイスキャストを代表し「RADWIMPS」野田洋次郎と女優・夏木マリが登場した。日本を舞台に、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、ストップモーション・アニメーションで描く本作。公式記者会見で、今作における日本のアニメーションとの関係について聞かれたアンダーソン監督は、黒澤明監督と宮崎駿監督から最も強く影響を受けていると言い、「『千と千尋の神隠し』で声優を務めた夏木マリさんが本作にも出ているくらいですからね。本作でも素晴らしい声を披露してくださいました」と夏木さんについて触れ、「ディテールと沈黙という点で、宮崎監督では自然があり、静寂があり、アメリカのアニメーション伝統には見られないリズムです。その点でとてもインスピレーションを受けました」とコメント。会見中は、ビル・マーレイがおとぼけ発言を連発し笑いを誘い、主人公を演じたランキン君が11歳のバースデーを迎えたことで皆で歌を歌ったり、終始笑いの絶えない、アットホームな雰囲気に包まれた。また、一面に敷かれた真っ赤なカーペットに粉雪が舞い、幻想的な雰囲気のなか行われたレッドカーペットでは、入口に日本を舞台として描く本作をイメージしてか和太鼓のアンサンブルが登場。そこへアンダーソン監督、ティルダ・スウィントン、ビル、ジェフ・ゴールドブラム、そしてシックな黒のタキシードを華麗に着こなした野田さん、漆黒色の留袖風の着物に筆で“犬”と書かれた帯を合わせたスタイルの夏木さんらが登場すると、会場からは悲鳴にも似た歓声が沸き起っていた。さらになんと、監督がビルを連れて和太鼓のアンサンブルに参戦する場面も!そんなレアなパフォーマンスに会場は大興奮。そして本作の上映には、各国のジャーナリストたちがおしかけ、開場の1時間半以上前から長蛇の列が。満員御礼となった会場では、映画の冒頭から笑いが起こり、上映後はスクリーンへ向け大きな拍手が送られていた。『犬ヶ島』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月16日アイウェアブランド・オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)とオージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス(OG×OLIVERGOLDSMITH)の限定イベントが恵比寿・コンティニュエにて開催される。期間は2018年2月10日(土)から27日(火)まで。英国の老舗アイウェアブランド、オリバー ゴールドスミスと、ブランド100周年に向けたニューライン、オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス。限定イベントでは、2つのブランドが提案する最新作や希少モデルなど、アイテム数1000本という膨大なラインナップが、恵比寿のアイウェアショップであるコンティニュエにて販売される。今回のイベントに合わせ、クリアレンズの新色が一般発売に先駆けて登場。ヴィンテージカーから着想を得た、ダークグリーン、ダークネイビー、ダークブラウンなどオリジナリティあふれるカラーリングで展開する。他にも、名品「KOLUS-s」を中心にアーカイブの中でも普段あまり見ることのできないレアモデルも店頭に並ぶ。現在は製作されていないデッドストックである英国製の希少なハンドメイドコレクションなども特別に登場。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス 限定イベント日時:2018年2月10日(土)〜27日(火)場所:コンティニュエ住所:東京都渋谷区恵比寿南2-9-2営業時間:12:00〜21:00定休日:水曜日先行発売アイテム:・OG×OLIVER GOLDSMITH Mod.NOVELIST Col.104 40,000円+税・OG×OLIVER GOLDSMITH Mod.Re.CONFERENCE 47 Col.103 36,000円+税・OG×OLIVER GOLDSMITH Mod.Re.SEG 47 Col.104-5 40,000円+税
2018年02月13日全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再結集する映画『犬ヶ島』が5月より全国公開となる。映画『犬ヶ島』ポスタービジュアル全編にわたり日本を舞台とし、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す、少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く本作。声優陣として、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市などウェス・アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣が並ぶほか、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノら多彩な才能を持ったキャストが集結。また、日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙といった日本を代表する異色なキャスト陣も参加。第68回ベルリン国際映画祭では、オープニング作品として上映&コンペティション部門への正式出品も決定しており、映画ファンを中心に日本のみならず世界中が公開を待ちわびている。さらに、主人公の少年とアンダーソン監督が手がけるユニークで風変わりな犬たちがぎっしりと集合した、独特のこだわりとセンスが詰まったモーションポスタービジュアルを日本&アメリカ独占先行にて解禁。一匹の犬が突然クシャミをしたことをきっかけに、周りの犬から犬へと徐々に謎のクシャミが感染していく様子は、まるで”犬インフルエンザ”が大流行したことによって犬ヶ島へと犬が隔離されてしまう本作のストーリーの発端を物語っているかのよう。果たして、少年と犬たちはどんな冒険を繰り広げるのか。アンダーソン監督が描く日本はどんなものとなるのか。公開に期待が膨らむビジュアルとなっている。
2018年02月08日ミラノメンズの初日、2018-19年秋冬コレクションの初日トップとなるランウェイを飾るディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)。今シーズンのテーマは「旅」。今シーズン、多くのデザイナーやブランドが今シーズンも取り上げたこの普遍的なテーマの背景をクリエイティブ・ディレクターのアンドレアス メルボスタッド(Andreas Melbostad)にショーのバックヤードでインタビューした。アンドレアス メルボスタッド / Photo by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINEQ:今回のコレクションのコンセプトを説明して頂けますか?アンドレアス・メルボスタッド(以下A): 僕は「ニュー・トライブ」(新たな部族スタイル)と呼んでいるんだけど、さまざまなモチーフ、カルチャー、部族など世界中から興味を引くものをピックアップしたんだ。それぞれの民族から影響を受けて、グローバルなフィルターを通して一つのコレクションに仕上げている。ネイティブアメリカン、北欧、アフリカ、イスラム圏、ヨーロッパ、アジアなど様々な文化をミックスすることで、今のファッションの気分を伝えたかったというのがその理由だよ。ディーゼル ブラック ゴールド2018-19年秋冬コレクションバックステージQ:それぞれの民族文化というのは、具体的に何から影響を受けているのですか?A:コスチューム(民族衣装)を出発点にリサーチを進めて、80年代のアーカイブも参考にしたよ。実際に自分が旅した経験や、写真、映画、音楽などを参考にしている。本当にいろいろなジャンルからモチーフを引き出している。バイカーやロッカーといったこのブランドのカルチャーと、各民族文化の職人技とが、お互いを引き立てることも考えた。Q:インテリアファブリックやインテリアデザインからの引用も多く見られました。南米や北欧のモチーフが多く見受けられたようですが?A:そうだね。カーペットやラグのパターンはカリビアンやネイティブインディアンなどから、北欧のインテリアや南米の織物などのネイティブなパターンも多く使っている、このドレスはアフガニスタンや東ヨーロッパの民族衣装のモチーフをミックスしている。ルーマニアのペザントドレスやベトナムの少数民族の衣装のデザインにも影響をうけている。ミリタリーのレザ—ジャケットやボンバージャケット、ピーコートなどはこのブランドの重要なキーアイテムだけど、今回はナバホ族のカーペットパターンを組み合わせた。キルティングピースはエスキモーのスピリチュアルな要素を取り入れている。このニットはノルウェーっぽいよね。Q:ヒッピーテイストのアイテムも気になりました。A:デニムに施した刺繍はシリアやパレスチナの民族衣装からのパターン。レザーのステッチやスタッズはネイティブ・アメリカンやメキシコのアルチザンのテクニックを使用し、バッグやシューズ、アクセサリーにもフリンジやバックルなど民族衣装からの引用は数多く使っている。Q:使っているファブリックはそれぞれの国のオリジナルの素材?A:必ずしもオリジナルではないけれど、このペルーの伝統的なモチーフを使ったニットはアルパカだね。シリアやパキスタンの刺繍のモチーフを、コットンキャンバスやスウェード、デニム、シャンブレーなどの素材に装飾することで、新しいイメージを与えることを考えた。Q:ハイテク素材は使っていますか?A:ファブリックは基本的に、デニムやシャンブレーといった昔からある素材が中心。ナバホ柄のブランケットやイカットジャカードなど特別なファブリックを使っている。いずれにしても今シーズンはナチュラルな素材が多く、テクニカルな素材を意識したとは言えないだろうね。Q:昨秋冬シーズンは“アーバン忍者”がテーマで、日本の武道の衣装の影響が見られましたが、今回、日本のモチーフはあまり使用されていなかったようですね?A:そう言われればそうだね。今回のショーで日本とのコラボは『もののけ姫』だよ(笑)。始まる前から会場内に日本語の台詞のようなものが流れ、オープニングは『もののけ姫』のサウンドトラック。不思議な空気感のなかでスタートしたショーは、ウィメンズのメインコレクションも同時に発表されたせいか、シーズンを代表するネイティブパターンと共に新しいディーゼル ブラック ゴールドの世界を描き出した。フィナーレの曲は南アフリカから誕生した新しいハウスサウンドのゴム(Gqom)。『もののけ姫』に始まりゴムで終わった大航海は、エスニックという新しいスパイスが効いて、アンドレアスの表情も幾分上気したように見えた。ディーゼル ブラック ゴールド2018-19年秋冬コレクションショーフィナーレText: Tatsuya Noda
2018年02月03日日本でも大人気の『ジュラシック』シリーズ。シリーズ誕生25周年という節目を迎える今年公開される最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』から、このほど日本未公開映像入り特別映像が公開された。今回到着したのは、「初めて恐竜を見たときのことを覚えてる?」という、シリーズファンに問いかけるかのように始まる特別映像。キャスト・監督によるインタビュー映像と共に、すでに公開中の予告編映像には無かった未公開映像も収められている。空想の中の“恐竜”と育ってきた子どもたちの夢を実現させ、世界中に興奮と感動を与えてきた本シリーズ。今作では、主人公オーウェン役のクリス・プラットが、「物語は次章にうつる」と語るように、スリル、ストーリー、恐竜…全てにおいてこれまでのシリーズをはるかに超越した、究極の進化を遂げたジュラシック体験が描かれる。またシリーズ初となる、人間のためではなく恐竜のための選択を迫られることになる。J・A・バヨナ監督は、今作において「登場人物たちに共感し、同じような経験を感じてもらいたい」とコメントし、そんな監督についてクレア役のブライス・ダラス・ハワードは、「彼は人を驚かせる天才」と笑顔を見せる。また、ジェフ・ゴールドブラム演じるシリーズの人気キャラクター、マルコム博士が登場していることでも注目を集めている本作。クリスは「正直驚いたよ」と心境を明かしている。そしてシリーズ最多の恐竜が登場するという本作。最新技術のアニマトロニクスで恐竜たちに命を吹き込んでおり、ブライスは「本物そっくり!本当に怖かったわ」と興奮気味に語っている様子も映し出されている。「いままで見たことがないすごい映画になる」「こんな映画はみたことない」「これぞジュラシック」と絶賛するそのすごさを、まずはこちらの映像から感じてみて。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2018年02月01日2018年の注目カラーのひとつ“ゴールド”。ゴージャスにきらめく金色の小物を生活に取り入れて、幸先のいい一年のスタートを願ってみては?メタリックなゴールドのボディが存在感バツグン。八角形のデザインが目を惹くボールペン。黒、赤、青、緑の4色のインクが1本に入っているので、スケジュールやノートの書き分けにも重宝する。握りやすい細身のグリップもスタイリッシュ。¥698(スパイラルマーケット TEL:03・3498・5792)インテリアのアクセントにもなる、真鍮製のスタンド。シャープなワイヤーフレームにムラ感のある真鍮のプレートがアンティークな佇まい。iPadなどを置いたり、お気に入りの本を飾ったりと、さまざまな用途に大活躍。タブレットスタンドW21.5×D16×H19cm ¥3,200(プエブコ TEL:050・3452・6766)自宅の鍵が、おしゃれなホテルのルームキー風に。まるでデザイナーズホテルのルームキーのようなプレートデザインが魅力的なキーチャーム。真鍮製で上品な雰囲気ながら、角のとれた丸みのあるフォルムには温かみも感じられる。数字は1~3があり。各¥1,800(アクタス 新宿店 TEL:03・3350・6011)散らかしがちな雑誌や新聞も、これでスマートに収納。ゴールドの直線が交差する、シンプルな逆台形シルエットのマガジンバスケットは、コンパクトだから置き場所にも困らない。W30×D15×H36cm(底面W21×D11cm)¥6,000(メゾン オルネ ド フォイユ TEL:03・3499・0140)※『anan』2018年1月31日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仲子菜穂文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年01月25日アンドレアス・メルボスタッド(Andreas Melbostad)によるディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)の2018-19年秋冬コレクションが1月13日、ミラノファッションウィークメンズ初日に発表された。今シーズンの「世界をめぐる旅。発見を探し求める大航海。新しい部族との出会い」というテーマは明快。ショーのBGM には『もののけ姫』が使われ、デザイナー、アンドレアス メルボスタッドのグローバルなミックスセンスが際立った印象を受ける。前回からウィメンズのフルコレクションが同時に発表されるようになり、今回もファーストルックはウィメンズからスタートした。東欧や南米の民族衣装を思わせるスモックドレスにはトライバルモチーフが刺繍やブロケードで描かれ、白のペザントドレスには膝下までのロングワラビーブーツがロックなテイストにアレンジされ、エスニックとヒッピー・ロックテイストがミックスされている。モデルのヘアは編み込まれ、フェイスペインティングが施され、ネイチャー感溢れるオープニング。メンズモデルはカフタン調のロングシャツに黒のムートンブルゾン、デニムの足元はフリンジ付きのモカシンブーツ。アジアンモデルは侍風に月代(さかやき)を剃ったヘアスタイルにフェアアイルモチーフのニットパーカー×レザーブルゾンに60年代風の編み込まれたレザーパンツ。レザージャケットにもトライブパターンのインディアンストーンのマルチスタッズが施されている。男女交互にランウェイは進行するがウィメンズのルックが充実。チュニック丈のスウェード、デニム、レザーのトップスには、アフガンモチーフのパターンがミックスされ、裾がフレアにスリットの入ったパンツが合わせられ、パンツにはアラブモチーフが刺繍され、それぞれのルックが地球を駆け巡る。旅がテーマのコレクションは多いが、DBGのシグニチャーであるデニムとレザーをベースにしたコンテンポラリーなワードローブを、“ニュートライブ”というキーワードで、ウィメンズのアイテムに分かりやすく展開したプレゼンテーションがショーを盛り上げていく。マルチカラーのナバホ柄カーペットパターンのライダースジャケットやスポーツジャケット、ナイロンのキルティングとムートンをミリタリー風に仕上げたエスキモージャケット、ネイティブインディアンのストーンのスタッズで装飾されたレザーシャツやスキニーパンツ、ナバホブランケットのライニングの付いたジャケットなど、SNS時代に分かりやすいアイテムが次々に登場する。ダイアゴナルのイカット織りのプルオーバー、スクエアモチーフのペルーのバハ・フーディー、ベトナム・モン族のクロスステッチ・スカートなどデニムと相性の良いアイテムとモチーフに溢れた、アンプラグドなコレクションとなった。Text: Tatsuya Noda
2018年01月18日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、2018-19年秋冬コレクションを2018年1月13日(土)にイタリア・ミラノで発表した。世界をめぐる旅。発見を探し求める大航海。新しい部族との出会い……。今季のディーゼルは多種多彩な文化を盛り込んだコレクションだ。ファーストルックから次々と登場するボヘミアンなスタイルには、チマヨ柄やスモッグ刺繍、フリンジ、スタッズといった要素が盛り込まれている。足元はフリルのモカシンやウェスタン調のサンティアゴブーツで彩った。メンズのシルエットは、バックロングのオーバーシャツやプルオーバーのレイヤー、コンパクトなアウターから覗かせるロング丈のプルオーバーの組み合わせが特徴的。そこに、タイトなレザーパンツで緩急をもたらした。一方、ウィメンズのシルエットは、ルーマニアのペザントブラウスやドレスからインスピレーションを受けたというチュニックワンピースが主流。ウエストでふんわりとギャザーきかせて、ガーリーなムードを運ぶ。パンツは裾にスリットが入ったベルボトムで、ヒッピー文化も加えていたのかもしれない。素材遊びも秀逸で、シフォンのような柔らかなものから、リネン混の硬質的なもの、キルティングまでが揃う。レザージャケット、ボンバージャケット、ミリタリーピーコート、デニムパンツといったブランドのシグネチャーアイテムも、今季ばかりは、ナバホ柄カーペットパターンのテキスタイルによって彩られた民族調へ。秋冬ならではのムートンやシュリンクのシープファー、エスキモーの精神を匂わすミリタリー風のキルティングピースも特筆したい。ディテールや素材によって、ボヘミアンやエスニックという言葉が浮かび上がった今季であっても、常にディーゼル ブラック ゴールドらしさを維持していた。民族衣装独特の彩りを纏うのではなく、あくまでダークトーンをメインで構成し、挿しこんだ色は赤やブルーなどのパレット。これらの配色が相まって、柔らかな印象をもつ民族調のアイテムをより一層シャープで力強く、そして逞しいワードローブに再解釈させている。
2018年01月16日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)の「スクエアスプレー(SQUARESPRAY)」シリーズから、ユニセックスのスウェットシャツとTシャツが登場する。2018年リゾートコレクションで発表されたスクエアスプレーシリーズは、都会の壁画にインスパイアされたデザインを採用。ホワイトのスクエアに原色のスプレーアートが描かれた、スウェットシャツとTシャツの2型を展開する。機能的なトップスにストリートアートが融合し、インダストリアルなアーバンウェアが完成した。ハリ感のあるスキューバフリース素材を使用したクルーネックスウェットシャツは、ゆったりとしたボックスシルエット。カラーは、ブラックとグレーの控えめのパレットをラインナップした。さらりとしたコットンジャージー素材のTシャツは、長めのシルエットを採用。フロント部分のグラフィカルなデザインが映える、鮮烈なレッドとブラックのダイナミックなカラーリングを揃えた。【詳細】Diesel Black Gold「SQUARESPRAYシリーズ」発売時期:2017年12月上旬価格:スウェットシャツ 各35,000円+税Tシャツ 各13,800円+税【問い合わせ先】ディーゼル ジャパンTEL:0120-55-1978
2017年12月18日「ジュラシック・パーク」シリーズ最新作、映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が2018年7月13日(金)に日本公開。シリーズ誕生25周年、あのテーマパークが再び2015年8月に公開され、全世界で大ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』。その時にテーマパーク「ジュラシック・ワールド」はハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXが死闘を繰り広げたことで崩壊。「ジュラシック」シリーズ誕生25周年という節目を迎える2018年、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』として再びスクリーンに“あのテーマパーク”がやってくる。物語の舞台は、テーマパークを有するイスラ・ヌブラル島。ここでは、火山の大噴火の予兆が捉えられていた。人が恐竜たちの運命を決める?噴火がささやかれる背後では、恐竜たちの密輸が企てられ、競売にかけられようとしていた。迫り来る危機的状況の中、人類は噴火すると知りつつも恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる。恐竜行動学のエキスパート、オーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアと共に、行動を起こす事を決意。しかし、島へ向かった矢先、火山は大噴火。生き残りをかけた究極のアドベンチャーが再び幕を開けるのだが、前半はシリーズの王道的な内容。後半はより危険な世界に足を踏み入れるようで、人間が恐竜から逃げ回る過去の作品とは少し違うようだ。人間たちの選択によって、恐竜たちの運命が決められる、恐竜のために選択を行う展開になるという。クリス・プラット×ブライス・ダラス・ハワードが続投恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役はクリス・プラット、「ジュラシック・ワールド」の運営責任者であったクレア役はブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は『怪物はささやく』でゴア賞9部門を受賞したJ・A・バヨナが務める。また、スティーヴン・スピルバーグが、前作で監督を務めたコリン・トレボロウとともに製作総指揮を務め、作品を更に“進化”させる。メイキングを交えた特別映像のなかで、クリス・プラットは「物語は次章に移る」と話しており、ブライス・ダラス・ハワードは「今回の物語は恐竜たちを新しい世界に連れ出す」と語っている。また、今回はジュラシック史上最も多くの恐竜が登場するという。ますます期待の高まるシリーズ最新作、まずは前作を見て、さらに予告編や特別動画で気持ちを高めてから、映画館に向かいたい。オールスター恐竜たちシリーズではお馴染み、そして恐竜界最強のT-レックスはもちろん登場。主人公オーウェンが育てたヴェロキラプトルのブルー(前作『ジュラシック・ワールド』に登場)はもちろん登場。ジュラシック・ワールドではエサやりショーにて、空中につるされたサメを、水中からジャンプして一気に丸呑みにしたモササウルスはなぜか海の中に…その他、大きな口で威嚇、ワニのようなバリオニクスや、強そうな角で迫力あるバトルを繰り広げるカルノタウルスとシノケラトプス、ドーム型の頭で突進しまくるスティギモロクなど新キャラにも注目だ。そして出演者が”人殺しの本能を持つケダモノ”と表現するのが新たなハイブリット恐竜インドラプトル。恐ろしく、オーウェンやクレアたちを脅かしていく。世界でヒット日本に先駆けて公開された48ヵ国/地域(6月6日時点)では、すべての国で初登場No.1を獲得。興収約166億円を売上げた。「恐竜肉」をイメージした“青緑色”のスナック菓子「ドリトス ワイルドミート味」映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の公開を記念して、ジャパンフリトレーとコラボレーション。人気スナック菓子「ドリトス」から“恐竜肉”をイメージした「ドリトス ワイルドミート味」が6月25日(月)より発売となる。パッケージには、前作からおなじみのキャラクター恐竜ブルー(ヴェルキラプトル)のモチーフをオン。スナック菓子「ドリトス」が衝撃的な“青緑色”になって登場する。【詳細】『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公開日:2018年7月13日(金)製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサキャラクター原案:マイケル・クライトン脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ監督:J・A・バヨナキャスト:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル、テッド・レヴィン、ジャスティス・スミス、ジェラルディン・チャップリン、ダニエラ・ピネダ、トビー・ジョーンズ、レイフ・スポール、ジェフ・ゴールドブラム「ジュラシックワールドCAFE」■東京期間:2018年7月5日(木)~8月6日(月)10:00~22:00(L.O. フード21:00、ドリンク21:30)会場:池袋パルコ 本館7F(東京都豊島区南池袋1-28-2)■大阪期間:8月10日(金)~9月30日(日) 11:00~21:00(L.O. フード20:00、ドリンク20:30)会場:心斎橋161 2F(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目6番1号)「ドリトス ワイルドミート味」105円+税発売日:6月25日(月)販売エリア:全国問い合わせ先:ジャパンフリトレー株式会社 お客様相談室 TEL:0120-95-4282
2017年12月12日『ジュラシック・パーク』シリーズ誕生25周年という節目を迎える2018年に登場する、クリス・プラット主演のシリーズ最新作『JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM』(原題)が、邦題『ジュラシック・ワールド/炎の王国』として2018年7月13日(金)に公開が決定!この度、第1弾予告映像とともに、クリス・プラットから“日本独占メッセージ映像”が到着した。■年間興収No.1を記録した前作『ジュラシック・ワールド』巨匠スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観たことがなかったリアルでスリリングな映像体験で世界中の人々の心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年、新たに『ジュラシック・ワールド』としてスクリーンに登場すると、全世界興行収入は16億7000万ドルを突破、日本でも2015年度公開作品の“年間興行収入No.1”となる95億円というメガ・ヒットを記録した。■最新作はジュラシック・ワールド×火山の大噴火!恐竜たちの運命は!?『ジュラシック・ワールド/炎の王国』初映像&場面写真今回、その続編となる最新作の初映像&場面写真が到着。前作で“ハイブリッド恐竜”インドミナス・レックスとT-REXが死闘を繰り広げ、崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有するイスラ・ヌブラル島。そこではいま、火山の大噴火の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、島を徘徊し続ける恐竜たちの生死をこのまま自然に委ねるか、自らの命を懸けて救い出すかの究極の選択を迫られる。恐竜行動学のエキスパート、オーウェンは、テーマパークの運営責任者だったクレアと共に行動を起こすことを決意するが、島へ向かった矢先、火山は大噴火を起こし…。キャスト発表!あの“マルコム博士”ことジェフ・ゴールドブラムが再登場前作に引き続き、恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役にはクリス・プラット、<ジュラシック・ワールド>の運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワード。また、解禁となった映像にも登場するように、ファンから絶大な人気を誇るジェフ・ゴールドブラム演じる伝説のキャラクター“マルコム博士”がカムバック。どのような役割を担うのか、いまから要注目だ。さらに、ハリウッド実写版『ポケモン』主演に抜擢されたジャスティス・スミス、喜劇王チャップリンの娘ジェラルディン・チャップリンら、新たなキャストも迎える。そして、前作でオーウェンと心を通わせ、世界中から「萌えキャラ恐竜」として人気を博したヴェロキラプトルの“ブルー”や、シリーズの絶対王者であるT-REXをはじめ、なんとシリーズ史上最多の恐竜たちが登場するそう。前作には登場しなかった恐竜たちも多数登場し、火山の大噴火から逃げ惑う姿は必見!監督は『怪物はささやく』J・A・バヨナ監督は『怪物はささやく』で素晴らしい手腕を発揮し、ゴア賞9部門を受賞したJ・A・バヨナ。前作の監督で、本作では製作総指揮・脚本を務めるコリン・トレボロウ、そしてスティーヴン・スピルバーグも製作総指揮に名を連ね、“ジュラシック体験”に更なる進化をもたらす。■クリス・プラットから、日本へ向けたメッセージ映像到着!このたび、日本でも大人気となったクリプラことクリス・プラットから、日本のファンに向けてのメッセージ映像も到着!前作を支えてくれたファンに感謝の言葉を贈ると共に、最新作への自信をのぞかせている。なお、本日12月12日(火)9時より本作のムビチケオンライン券が発売スタート。先着2500個限定で「シリーズ25周年記念特製ピンバッジ」が特典として付き(数量限定)、さらに、2018年3月には特製オリジナル恐竜フィギュア付きムビチケカードの発売も予定されている。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は2018年7月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2017年12月12日Chiristmas&NewYearに合わせて選びたいゴールドアート3選イルミネーションが華やぐこの時期。ネイルもキラキラ、ゴージャスなアートをオーダーされる方が増えてきます! 今回はゴールドを使用したアートネイルを3パターンご紹介します。まずはクリスマスツリーからイメージしたオーナメントネイル!ゴールドのホイルを爪全体に貼り付けベースを作ります。マットブラックでオーナメントをイメージした様々な柄を爪いっぱいに描き込み完成!オリエンタルやモロッコタイル風など、様々な模様でトライしてみて!個性派にはゴーシャスジオメトリッククリスマスやお正月などのイベント感はあまり出さずに季節感を取り入れるならこのデザインがオススメ!ゴールドラメを散りばめたゴージャスジオメトリックネイル!ブラック&ホワイトにゴールドラメをプラスし、ブロックやラインを組み合わせて幾何学柄をON。クリアベースで抜け感を出すのもポイント!ラメとホイルで、ゴールド2種の贅沢ネイルヌーディーなグレージュをベースにゴールドのホイルを貼り付けます。ランダムに剥がれかけた感じに貼るとヴィンテージ感が出て◎そしてポイントで左右2本ずつ柄を描いたベースには微粒子パールの入ったゴールドカラー。大人っぽいゴージャス感でパーティーやイベントにもぴったり!今回は様々なゴールドネイルをご紹介しました。ぜひで活用してみてください!ネイルアーティスト/KAYO
2017年12月09日今年、「ゲーム・オブ・スローンズ」(「GoT」)で共演したローズ・レズリーとの恋を実らせ婚約し幸せいっぱいのキット・ハリントンが、「ワーストドレッサー」との不名誉な称号を獲得した。「GoT」のジョン・スノウ役で大ブレイクし、過去にはセクシーな俳優として「People」誌に取り上げられたこともあるキット。「GoT」の男性キャラクターの中でも、女性からの人気はずば抜けている。「GoT」では“カラス”とも呼ばれるナイツ・ウォッチを演じていることから、黒づくめの衣装を着ている印象が強いが、イベントやプライベートのファッションが不評でイギリス版「GQ」誌の「ワーストドレッサー・ランキング」の頂点に立ってしまった。同時に「ベストドレッサー・ランキング」も発表されたが、こちらの1位は「ザ・クラウン」でフィリップ殿下を演じてるマット・スミス。マットはカーラ・デルヴィーニュとバーバリーのイメージモデルを務めており、最新広告が先月お披露目になったばかり。2位はラッパーのエイサップ・ロッキー、3位は65歳のジェフ・ゴールドブラム、4位にハリー・スタイルズが入った。(Hiromi Kaku)
2017年12月05日アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再結集するウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』。このたび、本作が2018年2月15日(現地時間)より開催される第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品、オープニング作品として上映されることが決定した。本作は、全編にわたり日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といった、アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバー、ランキン・こうゆう、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結。さらには、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙ら、日本を代表する異色キャスト陣の参加も決定している。独特な世界観で数多くの映画ファンを魅了してきたアンダーソン監督は、これまで第52回(2002年)『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』、第55回(2005年)『ライフ・アクアティック』がコンペティション部門に出品されており、今回で4度目。オープニング作品としては審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)以来、約4年ぶり、2度目の選出となっている。現在、映画祭での上映日に合わせキャスト、スタッフの渡航は調整中。単に日本を舞台としているだけでなく、天才監督ウェス・アンダーソンの視点を通じた日本のカルチャーを世界へ発信する一大プロジェクトとなっており、世界の観客がどのように受けとめるのか、早くも注目を浴びている。『犬ヶ島』は2018年春、日本を含む全世界にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日