ドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が、2018年12月22日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAほか、全国で順次公開される。アーティスト・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー『バスキア、10代最後のとき』は、ストリート暮らしからアートシーンのスターとなった、ニューヨーク生まれのアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー。バスキアは、アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀の美術史において重要なアーティスト。近年では、その作品をレオナルド・ディカプリオが購入したことや、日本の実業家が123億円で落札したことが話題となっている。ドラマティックな成功を掴んでから、27歳という早すぎる死を迎えたバスキア。『バスキア、10代最後のとき』では、彼が友人のアパートを転々としながらストリートに作品を残し続けていた、1978年から1981年頃にかけての時期にフォーカスし、天才アーティストが誕生するまでを描く。ジム・ジャームッシュなどが当時の世相やバスキアの姿を証言ヒップホップやパンクロック、ファッション、文学、アート、揺れ動く政治に人種問題など、目まぐるしく変化していた当時のムーブメントのリアルな実態を、アーティストのファブ・5・フレディ、『ワイルド・スタイル』の主演を務めたリー・キュノネス、映画監督のジム・ジャームッシュ、『プラダを着た悪魔』の衣装を担当したファッション・デザイナーのパトリシア・フィールドら、バスキアの友人が、カメラの前で語る。同時に、ありとあらゆるカルチャーを貪欲に吸収し、アーティストへと育っていくバスキアの姿についても言及する。世界初公開の秘蔵コレクションも世界初公開となる、秘蔵コレクションも劇中に登場。有名になる前のバスキアとともに暮らしていた、元ガールフレンドのアレクシス・アドラーが30年感保管してきた個人所蔵の作品だ。絵画だけでなく、部屋の冷蔵庫、壁、ドア、そして外のゴミまでがアート作品に変わる様子や、創作中のバスキアの写真も登場する。さらに、グラフィティ・ユニット“SAMO”として街の様々な場所に残した謎めいた詩、“マンメイド”と命名した洋服へのペインティング、映画監督のヴィンセント・ギャロらと組んだバンド「グレイ」など、文学やファッション、音楽など多岐にわたるジャンルの活動も紹介。コラージュからドローイングと、次々と手法を変え、ついにキャンバスへと至る、表現方法の変化を辿った貴重な映像も収録されている。詳細映画『バスキア、10代最後のとき』公開日:2018年12月22日(土) YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開出演:アレクシス・アドラー、ファブ・5・フレディ、リー・キュノネス、ジム・ジャームッシュ、パトリシア・フィールドほか原題:BOOM FOR REAL : THE LATE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT
2018年09月30日永瀬正敏(52)が9月27日、最愛の母・美津子さんが亡くなったと自身のInstagramで報告した。投稿には在りし日の美津子さんの写真もアップされている。「余りにも急な事で、まだ冷静ではいられません。多分ずっと冷静になんかいられないのかもしれません」とその心痛をつづった永瀬。続けてこう明かしている。「結局何もしてあげられなかった、、、。最後もみとってあげられなかった、、、。最近ずっと電話で『会いたい』と言ってくれていたのに、、、ごめんなさい。最後まで心配かけて、無理させて、不義理で親不孝な息子でした」さらに「おふくろ、ごめんね、、、ありがとう」と感謝の気持ちを述べている。「永瀬さんは16歳の時に役者を志し、ご両親の反対を押し切って上京しました。上京しても仕事はなく、美津子さんもかなり心配していたようです」(芸能関係者)だが90年にはジム・ジャームッシュ監督の「ミステリー・トレイン」、91年には山田洋次監督の「息子」に出演。そこでの演技が認められ、今や日本を代表する俳優の1人に。その世界を股に掛ける活躍ぶりから、今年3月には「芸術選奨文部科学大臣賞」映画部門で大臣賞を受賞した。「永瀬さんが受賞の連絡をしたところ、美津子さんは『良かったね……』と泣きじゃくっていたそうです。永瀬さんはその涙に『やっと親孝行ができた』と喜びでいっぱいだったといいます。そのときは照れてしまいすぐに電話を切ってしまったそうですが、美津子さんは感無量だったでしょうね」(前出・芸能関係者)ネットでは永瀬へのエールとともに、《みとる事ができなくても早くに自立して世界中で活躍する俳優になったのだから十分に親孝行だったはず》《俳優として売れて、作品にたくさん出演出来てそういう意味では誇らしい息子で 親孝行出来たと思うけどなぁ、、》《こんな風に息子に思ってもらえたら、、、母親冥利につきますね》など心境を慮る声も上がっている。悲しみを乗り越えさらに活躍することを、天国の母も望んでいるはずだ。
2018年09月28日スポーツジムでよく見かける彼が気になる。仲良くなりたいけど何から始めていいかわからない。そんな人も多いですよね。相手に不快な思いをさせずに、少しづつ気になる彼と仲良くなる方法をご紹介します。みんなに笑顔で挨拶しましょうまずは笑顔で挨拶することから始めましょう。挨拶はコミュニケーションをとるための基本です。挨拶されて気分を悪くする人はいないですよね。恥ずかしいようでしたら目が合ったときに、ほほえむことから始めましょう。みんなに笑顔で挨拶できるようになれば周りにも好印象を与えることができますし、気になる彼からも感じの良い人だと思ってもらえます。彼と同じレッスンを受けましょう彼が参加しているレッスンがあれば一緒に受けてみましょう。同じレッスンに何度も参加していると、自然と顔を覚えるものです。レッスンが始まる前の時間を利用して、レッスンの内容や成果について話しかけてみることをおすすめします。レッスンでうまくいかないことがあれば、彼に相談してみるのもいいですね。彼に時間を合わせてジムエリアを利用しましょう彼がレッスンに参加せずにジムエリアを利用することが多いのであれば、時間や曜日を合わせてトレーニングに通いましょう。彼が使用するものと同じトレーニングマシンを使ったり、ストレッチフロアで彼の近くでストレッチしていれば顔見知りになります。トレーニングマシンを交代するときに「お疲れ様です」など、笑顔でひとこと声をかけてみると印象づけることができますよ。共通のトレーナーを指名しましょう彼がトレーニングするときにトレーナーさんをつけているのでしたら、同じトレーナーさんに見てもらうのが仲良くなる近道です。トレーナーさんとの会話のなかに彼の話も取り入れてみましょう。「いつもまじめにトレーニングされていますよね。見習いたいです」など彼をほめる会話をしていると、トレーナーさんが彼に伝えてくれることがあります。彼に好印象を持っていることを知ってもらえますね。共通のトレーナーさんに見てもらっていると仲間意識がめばえ、それだけで親近感がわいてきます。彼のトレーニングを邪魔しないようにしましょうスポーツジムに来ている人はトレーニングすることが目的の人がほとんどです。いくら仲良くなりたいからといって、彼に話しかけすぎるのはいけません。相手の状況をみて今はトレーニングに集中したいときなのか、話しかけても良いときなのか見極めることも大事です。くれぐれもトレーニングの邪魔をしないように気をつけましょう。
2018年09月14日永瀬正敏と菜 葉 菜を主演に迎え、実話を基にしたオリジナルサスペンス映画『赤い雪 Red Snow』の公開が2月に決定。佐藤浩市、井浦新ら豪華俳優陣も出演する。■ストーリー雪が降り続く小さな村で1人の少年が忽然と姿を消した。失踪した少年と一緒にいた兄、白川一希(永瀬正敏)の曖昧な記憶に警察の捜査は混乱。そんな中、誘拐監禁殺人の容疑者として捜査線上に江藤早奈江(夏川結衣)が浮かび上がる。ほかに何件もの殺人容疑がかかる中、早奈江は完全黙秘で無罪となる。30年の年月が経過し、少年失踪事件の容疑者だった早奈江の一人娘、早百合(菜 葉 菜)を見つけ出した事件記者の木立省吾(井浦新)が一希を訪ねてくる。毎夜、雪で弟を見失う悪夢に苛まれ、自分を責め続ける一希。少年が消えた事件の日から被害者の兄と容疑者の娘という、心に傷を持つ男と女が交錯する。「完全黙秘」と「曖昧な記憶」の先には予想できない結末が待ち受けていた…。■永瀬正敏&菜 葉 菜が実話を基にしたミステリーに挑む!本作の主演を務めるのは1983年、相米慎二監督作品「ションベンライダー」でスクリーンデビュー以降、『あん』『光』『Vision』の河瀬直美監督や、『ELECTRIC DRAGON 80000V』『パンク侍、斬られて候』の石井岳龍監督など、作家性の強い作品にも引っ張りだこの永瀬さん。近年ではジム・ジャームッシュ監督作『パターソン』でも高い演技力が評価される中、本作では物語の発端となる、雪の日に失踪した少年の兄、白川一希を演じる。永瀬さん自身、面白い作品であれば大小問わず出演するスタンスもあるが「初めて脚本を読ませて頂いた時、読み進めながらドンドン作品の世界観に引き込まれていきました」と興奮を隠せない様子。「そして最終ページを読み終わった直後、この物語の中に自分の身を置いてみたいと願いました。『赤い雪』この深いタイトルに込められた世界を楽しんで頂ければと思います」と語った。もう1人の主演には、2005年『YUMENO』で初主演後、『64-ロクヨン-』の瀬々敬久監督が手掛けた『ヘヴンズストーリー』での演技が評価され、『ナミヤ雑貨店の奇跡』『追憶』と、近年目覚ましい活躍を見せる菜 葉 菜さん。本作では少年失踪事件の容疑者の娘、江藤小百合を演じる。菜 葉 菜さんは『YUMENO』でも、マイナス30度にもなった極寒の北海道での撮影を経験したこともあり、雪とは切っても切れない縁を持つ。「監督とは何度もデスカッションし思いを共有しあえたつもりでしたが、撮影に入ると全てぶっ飛んでしまうほどとてつもない戦いが待っていました。私が思う早百合とそうではない早百合が脳裏を行き交いもがき苦しみもしました」と本作での苦労を語る。「それでもこの映画に賭ける強い思いが心の中で散らす火花を打ち消し愛すべき早百合と1つになって飛び立てたと思います。全編が絵画のように美しく重い作品に仕上がっています」と自信を持ってアピールした。■豪華出演者のキャスティングを実現させた監督とは?そして、失踪事件から30年後に事件を調べ、江藤小百合を見つけ出し、失踪した少年の兄である白川一希に知らせる事件記者の木立省吾役に『ニワトリ★スター』『菊とギロチン』の井浦新。少年失踪事件の容疑者であり、「完全黙秘」で事件を闇に隠しこんだ江藤早奈江役に『家族はつらいよ』シリーズの夏川結衣。そして早奈江の内縁の夫であり、30年後も早奈江の娘・小百合と同居する宅間隆役に『友罪』『64-ロクヨン-』の佐藤浩市と、豪華俳優陣が出演する。そんなキャスティングを実現させたのは、本作が初の長編作品となる甲斐さやか監督。国内外の映画祭で映像美の高さで高評価を受けている新進気鋭の女性監督だ。甲斐監督は「一級のスタッフが一丸となり『赤い雪』の世界観を追求し、一級のキャストが立ち現れる……とんでもない映画が完成したと思います」と完成に対し、感無量の様子。実話を基にして作られた本作については「人の記憶について突き詰めて考える時、足元の砂が少しずつ吹かれて崩れるような、根源的な怖さを覚えることがあります。曖昧な記憶の上に成り立つ人という存在もまた、非常に曖昧なもの……消しきれない記憶、未解決事件、海原の向こうの叫び、沈黙の人々、降りつづく雪。確かな実感の持ちにくい時代にこそ『赤い雪』の世界に浸って頂き、想いを共有頂けますことを祈っています」と作品に対する強い思いも語ってくれた。重厚で濃密なミステリーサスペンス映画に期待が高まる。『赤い雪 Red Snow』は2019年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月30日体の悩みをもつすべての人をサポートニッティド株式会社の5本指ソックス「knitido+(ニッティドプラス)」が、トライリングス株式会社が運営するジム「トライリングス」店内で使用するオフィシャルソックスとして採用されました。「トライリングス」は、脳神経系のメカニズムに注目した機能回復ジム。脳科学にもとづいた「神経筋制御理論」をベースに筋肉と神経をつなぐトレーニングメソッドを提供しています。館内では心拍数が上がりにくいマシンや、運動が苦手な人に対して抜群の効果を発揮するマシンを完備し、体の悩みをもつすべての人をサポートします。素材、機能性、デザインすべてにこだわったソックス今回「トライリングス」で採用された「knitido+」は、ウェルネスのために開発されたオリジナルの5本指ソックスブランド。体を支える足裏の3つのアーチ(横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチ)をサポートし、立体的な指袋、ダブルヒール、指の股の位置の工夫などでフィット感を高めた機能性の高いソックスです。素材は化学薬剤や農薬、化学肥料を3年以上使用していない畑で栽培された「オーガニックコットン」を使用。コーマ糸を用いて編むことにより良質な風合いや質感を実現しています。「knitido+」の価格帯は1足2000円台が中心。「トライリングス」三軒茶屋店と仙台泉店にて先行発売が実施されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※トライリングス株式会社のプレスリリース/PR TIMES※トライリングス株式会社※knitido+
2018年08月17日ダイエットや体型維持のためにジムに行き始めたのは良いけれど、いざジムに行ってみたら何をすればよいのかわからない…なんて場合も。そんなときに知っておきたい運動初心者でもできる女性がやるべき筋トレ法とはどういったものがあるのかご紹介します!ダイエット目的や健康的な体型を目指すために運動を始めたのは良いけれど、自宅で運動をするのはやる気がでなくてなかなか長く続けることができなくなってしまう場合も多いですよね。自宅では集中して運動することができないという理由から、スポーツジムに通っているという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?出典:byBirth集中して運動をしようとジムに行き始めたのはいいけれど、いざジムに行ってみたら運動する機械もたくさんあって、何から手をつけたら良いのかわからない…なんていう場合もあります。わざわざジムに通っているのだから効率よく集中した運動をして、より高いダイエット効果を得たいですよね。これからジムに通って運動を始めようかなと思っている人がジムで運動を始める前に知っておきたい、運動初心者でも無理なくできる女性がジムでやるべき筋トレとはどういったものがあるのか、ご紹介したいと思います!ジムに通うメリットは?1. 運動に集中することができる自宅で運動を行うよりも断然集中して運動することができるという点が、ジムに通う一番のメリットとなっています。ジムに行けば周りの人たちもみんな一生懸命運動をしている状態なので、自分自身のモチベーションもあがり、自然と運動に集中できるようになります。出典:byBirth2. インストラクターがいるジムに行けば自分に合った筋トレ方法をしっかりと教えてくれるインストラクターがいます。ジムに初めて通うという方や、運動を今まであまりしたことがなくて何をしたらいいのかわからないという方は、まずインストラクターに相談して教わりながら運動を始めてみるのも効率的となっています。出典:byBirth3. 友達ができるジムに行けばいろんな人と同じ空間の中で運動するようになります。自分と年齢の近い人がいたりすると運動しながら仲良くなって、新しい友達ができるきっかけができるかもしれません。ジムで友達ができれば一緒になって運動を頑張ることができるので、モチベーションもアップしますね!出典:byBirth女性がジムでやるべき筋トレ1. バタフライマシンバタフライマシンは大胸筋や三角筋を鍛えることができるマシンとなっており、女性にとって大事なバストアップ効果を得ることができます。出典:byBirthバタフライマシンをするとき、重さを重すぎるものにしてしまうと肩を傷めてしまう場合があるので、無理のない重さの範囲で行うことが大事です。初めてバタフライマシンを行う場合は、1セット10回をゆっくり行ってみてください。慣れてきたら1セット10回を3セット行うことをオススメします。2. プレスダウン女性の気になる二の腕部分を鍛えることができるのがプレスダウンです。出典:byBirthプレスダウンをするときは脇をしっかりと締めてゆっくりと筋肉を動かしながら、1セット10回を目安にして行いましょう。慣れてきたら徐々に回数を増やしてみてください。3. ラットプルダウンラットプルダウンは背中の筋肉を鍛えることができるマシンです。背中の筋肉を鍛えることで姿勢も正しくなり、背中のラインが綺麗になることで後姿美人になることができます。出典:byBirth初めてするという場合は、始めは軽めの重さのものからスタートして、徐々にできる範囲で重さを増やしてみてください。4. アブドミナルクランチお腹周りの脂肪を落としながら腹筋を鍛えることができるのが、アブドミナルクランチというマシンです。出典:byBirth腹筋は筋トレをやればやるほど効果が目に見えて現れるようになるので、鍛えているという実感を味わってモチベーションをあげたい場合には、まず腹筋運動から始めてみても良いかもしれません。アブドミナルクランチを行うときは、しっかりと腹筋に力が入っているかを確認し、ゆっくりと呼吸をしながら行ってください!ジムで運動をするときに気を付けたいことこまめに水分補給をするジムで運動をしていると、ついつい運動に集中しすぎてこまめに水分補給をするのを忘れてしまいがちです。ジムで行う筋トレは、体への負担も大きいことから水分がすぐに失われてしまいます。脱水症状になってしまうのを防ぐためにも、運動をしながら喉が渇いたと感じていなくても、こまめに水分補給はするようにしましょう。空腹時の運動は控える空腹時に運動をしてしまうと、運動をしているときに消費するエネルギーがなくなってしまい、筋肉をエネルギーに変えて消費しなければなくなってしまうので、せっかく筋トレをしているのに効果がなくなってしまいます。筋トレの効果を効率よく得るためにも、空腹時にジムに行くのは控えましょう。混んでいる時間帯はなるべく避ける今までにジムに行ったことがなくて運動初心者だという場合は、ジムが混んでいない時間帯を選んで行くことをオススメします。人がたくさんいる時間帯は運動している人たちの熱気に押されてしまい、周りが気になってなかなか運動に集中することができなくなることもあるので、なるべくあまり人のいない時間帯に行くことで集中力もアップし、自分のペースで運動を行うことができます。トレーニング後の食事ジムでしっかりと運動をしてカロリーも消費できたからと、運動後の食事の量がいつもの量よりも増えてしまってはダイエット効果もなくなってしまいます。ジムで運動を行った後はタンパク質摂取をメインにした食事をするなどし、疲れているからとチョコレートやお菓子など甘いものを食べてしまわないようにしましょう。ジムで効率よくスタイルUPいかがでしたでしょうか?自宅ではなかなか毎日集中して運動を続けていくのは難しい場合もありますが、ジムに行けば自宅で運動を行うよりもモチベーションがあがり、効率よく運動をすることができます。出典:byBirthジムに通うと集中して運動ができるようになるだけではなく、運動を通じて知り合いができたり、もしかしたら異性との素敵な出会いもあるかもれません。自分に合った筋トレ方法を見つけて、根気よくジムに通いながら理想の体型を手に入れてみてくださいね!
2018年08月11日トレーニングの背中を押すミミヨリ情報。イベントやサロン、あの事務所が立ち上げたジムなどなど…。どれも注目!ナイトヨガでチルアウト明治神宮野球場の広大なフィールドの上で、夜ヨガを楽しめるイベント「JINGU STADIUM NIGHT YOGA」。球場の空き時間を活用したもので、なんと予約不要。当日飛び込みで参加ができ、しかも無料なことから人気が上昇。今年は3年目の開催で、4月から9月まで全10回の予定。回ごとに有名インストラクターが講師を担当するので、毎回異なる内容になるのも嬉しい。普段はなかなか入れない夜のグラウンドで、心地よい夜風を浴びながら開放的な気分でヨガができる貴重なチャンス。もちろん初心者でも安心して参加できるので、ヨガに興味を持っている人はぜひ足を運んでみて。【開催日】7月15日(日)松本莉緒先生『Chill Out Yoga Session~呼吸で繋がる夜~』7月26日(木)今井祐子先生『呼吸に合わせて自由になろう。自分に寄り添うストラーラヨガ』8月3日(金)芥川舞子先生『真夏の夜に、ヨガで心も体もリフレッシュ』8月29日(水)TAMAO先生『Ocean FLOW by TAMAO海や大自然を連想させる「生演奏×ヨガ」魂震える60分』9月18日(火)中村尚人先生『芯から動いて神宮のエネルギーを体に満たそう~Yoga Synergy 神宮Ver.~』【INFORMATION】会場:明治神宮野球場受付場所:13入り口付近時間:19:30~20:30(入場19:00~)参加費用:無料参加資格:18歳以上で健康な方。ヨガマットやバスタオルなどを持参。©Yasuyuki Kobayashi新型ボディメイクサロンが話題サロンの独自開発で誕生した進化系EMSに加圧トレーニングの要素をプラスした〈形状記憶型ボディメイク〉のメソッドで、インナーマッスルをエクササイズできるサロン。カウンセリング、自律神経測定、骨格の歪みの矯正、そしてEMS&加圧マシンを使ったハイブリッド施術による体幹トレーニングという3つのステップで、激しい運動をすることなく理想のボディラインを目指します。寝たままでインナーマッスルが鍛えられるなんて、夢のよう!体幹以外でも、太ももや二の腕などへの施術も可能だそう。EMSを装着し、45分間深層筋を刺激。同時に筋肉量の多い下半身に加圧マシンで負荷をかけ、呼吸筋を連動させ、筋肉が鍛えられやすい状態を作ります。山口勝利先生こちらのダイエットプログラムを開発したのが山口先生。冷え症研究の第一人者としても知られているそう。頼りになりそう!【INFORMATION】Shape Lock銀座本店東京都中央区銀座1‐3‐3G1ビル10FTEL:03・6263・240810:00~22:00不定休初回限定ボディシェイプコース(カウンセリングなどを含む約120分)¥7,000。2回目以降の料金はHP参照。あのLDHが恵比寿にジムをオープン!EXILEなど人気のアーティストが所属する事務所LDHが、恵比寿にトレーニングスタジオ『EXFIGHT』をオープン。LDHらしいクールな空間で、日頃からアーティストたちが行っているメソッドが体験できるのに加え、キックボクシング、格闘技エクササイズ、ヨガや柔術などで体を鍛えられるのが新鮮。インストラクターに、全国&世界レベルで活躍してきた屈強な男たちが揃っているのも魅力的。強いインストラクターに教えてもらうことで、鍛えられるだけでなく、日頃のストレスも解消できそう?!目指せ、強くて美しい女性!オリジナルのサプリメントも人気。特にダイエット中の女性には、「EXPROTEIN 07 SMOOTHIE」(¥1,800)がおすすめ。白須康仁さんK‐1にも出場経験アリの白須さん。このレベルの先生が多数揃ってます。強い男、素敵!【INFORMATION】EXFIGHT(エクスファイト)東京都渋谷区恵比寿西1‐34‐17ZaHOUSEビル 3~4FTEL:03・5457・10139:30~23:00(土曜~20:30、日・祝日~19:30)最終水曜休入会金¥10,000、発行手数料¥3,000、月会費¥13,000(月10回まで利用)。ビジター¥5,000(4時間利用)も。※『anan』2018年6月13日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2018年06月07日マンツーマンの指導で自分が望むボディに近づけると、続々と通う人が増えているパーソナルジム。DJブース完備、女性専用、美脚専門など、話題のジムをピックアップ!最新情報をたっぷりとご紹介。気になるパーツにフォーカスした専門ジムが続々!コンプレックスにサヨナラできると話題を呼んでいるのが「パーツ」にフォーカスした専門ジムだ。パーツ専門といっても、偏った運動をするわけではないのでご安心を。全身のトレーニングをベースにお尻、背中、お腹など、特定の部位を重点的に鍛えるため、適度に他とのバランスも整っていく。全方位的なジムよりも、トレーナーがそのパーツについて詳しく、オリジナルのメソッドを取り入れているのも特徴。気になるジムをチェックしてみて。【お尻にフォーカス】専用のウェイトマシンでみるみるヒップがアップする。桃尻ブームの火付け役、トレーナーの岡部友さんが主宰する女性専用フリーウェイトジム。ドイツから輸入しているというヒップ専用マシンや岡部さん考案のオリジナルプログラムは、ダイレクトにお尻に刺激が入り、思わず悲鳴をあげてしまうほど。食事サポートや3D体組成計なども組み合わせ可。目に見えてボディラインが変わるのも継続の秘訣。※Spice Up Fitness 南青山店入会金¥15,000、体験レッスン¥8,200。東京都港区南青山6‐2‐2南青山ホームズB1TEL:03・6712・676610:00~21:00不定休南青山店の他、原宿店、名古屋店もあり。【背中にフォーカス】肩甲骨が浮き出る背中に。後ろ姿美人を目指そう。後ろから撮られた写真を見て、なんだかムッチリしてる…!?と、ショックを受けることもしばしば。実は背中は体の中でも老化が早く進み、脂肪を溜め込みやすい部位。『フルボディワークアウト』では、そんな悩みに応えた女性限定・美背中メイクトレーニングコースを開設。肩甲骨まわりを意識したストレッチ&エクササイズで背中にアプローチする。※フルボディワークアウト美背中メイクコース(2か月)入会金¥20,000、1回60分、全8回¥98,000(共に税込み)。東京都港区南青山2‐26‐34NBM南青山6FTEL:03・6875・66119:00~21:30火曜休【腹筋にフォーカス】経験豊富なトレーナーからくびれ作りのノウハウを学ぶ。この夏ビキニを着るために、そろそろ本気を出すぞ!そう意気込んでいる人は日本初の腹筋専門ジム『BOSTY』をチェック。トレーナー全員、ボディコンテストに出場経験があるという実力者揃い。自分の体を美しく見せる方法を熟知したトレーナーが、くびれたウエストや6パック作りを食事と運動の両面から徹底的にサポートしてくれる。※BOSTY 池袋スタジオビジターコース 入会金¥0、1回45分¥14,000。東京都豊島区池袋2‐40‐13VORT池袋B1TEL:03・6820・87668:00~23:00不定休池袋スタジオの他、都内近郊に8店舗あり。【太ももにフォーカス】高性能測定器を駆使して、美脚を作る。憧れのほっそり美脚が手に入ると話題の完全個室ジム『B CONCEPT』。オリジナルの太ももダイエットメソッドでは、プロアスリートも活用しているという測定器でトレーニング中の動作スピード&パワーを計測し、一人一人のレベルや目的に合わせた負荷を設定。筋力を数値化することで効率的にトレーニングを行う。※B CONCEPT渋谷スタジオ体験レッスン¥5,000(税込み)。東京都渋谷区渋谷3‐6TEL:03・6409・63547:00~23:00不定休渋谷、新宿、恵比寿の他、全国に10店舗あり。全店舗完全個室。初心者におすすめなのはこの3タイプ。一口にパーソナルトレーニングといっても、システム、規模、レッスン料などさまざまなパターンがある。数が多くて「なにを基準に選べばいいのかわからない!」というのが初心者のホンネ。そこで今回は、ビギナーにオススメの3タイプをご紹介。自分のキャラクターやライフスタイルに合わせて選ぼう。【女性限定】女性専用の個室空間で気兼ねなく運動できる。スッピンだろうと髪が乱れようと、まわりの視線を気にせずトレーニングに集中できるのが完全個室のプライベートジム。『BLENDA GYM』は女性専用とあって、シャワー室やメイクルームが完備されているのも嬉しいポイント。食事面のサポートもあり、栄養の知識を身につけられる。※BLENDA GYM 南青山スタジオボディメイクプラン(2か月)入会金¥38,000、1回90分、全16回¥196,000。東京都港区南青山6‐4‐9サンミヤザキ201TEL:03・6740・73429:00~21:00不定休都内近郊に12店舗あり。【大型】確かな知識を持つ筋トレのプロが集結。大型ジムのメリットは、トレーナーを選ぶ時に選択肢が多いため、自分の条件に見合った人を選べる点。またコースによっては、複数の店舗を都合に合わせて利用できるのも嬉しい。トレーニング後はスタジオレッスンに出たり、自由にセルフトレーニングをしたりしてもOK。※GOLD’S GYM 原宿アネックス月会費¥9,000~、パーソナルは1回¥4,000~10,000ほど。東京都渋谷区神宮前1‐5‐8TEL:03・3408・74747:00~23:30(日曜9:00~21:00)第2月曜休全国に75店舗あり。【低コスト】忙しい人にぴったりな短時間・低コストジム。月4回で1万6000円と、圧倒的な低料金でトレーニングを受けられるのがアメリカ・シカゴから上陸した『エクササイズコーチ』。最新のマシンを駆使したプログラムで、1回わずか20分のトレーニングが可能に。忙しくて運動時間がなかなかとれないという人にぴったり。※エクササイズコーチ 心斎橋店入会金¥10,000、1回20分、月4回¥16,000。大阪府大阪市中央区西心斎橋1‐5‐5アーバンBLD7FTEL:06・6244・87107:00~22:30年末休心斎橋店の他、関東、関西に8店舗あり。モチベーションアップに、運動以外の楽しみを!理想の体を手に入れたければ継続することがなによりも大切。だけどひたすらストイックにトレーニングを続けていると、途中で心がポッキリと折れてしまうことも。前向きにジムに通えるよう、ご褒美があるというのも意外と大切。女子の心が盛り上がるといえば、やっぱりときめき?音楽?リラックスタイム?【ときめき】イケメントレーナーに頑張れって言われたい!決してラクではない筋トレ、ご褒美でもなきゃやってられない!というアナタ。イケメンにときめきを求めてみては?鈴木雅哉さんは、ふんわりとした雰囲気で多くの女性を惹きつける人気トレーナー。資生堂学園でも講師を務め、豊富な知識からトレーニングや食事を指導。※Shibuya Fitness Sharez1回60分¥10,800、8回コース¥76,400(共に税込み)。東京都渋谷区道玄坂2‐25‐6ホリウチビル7F日程、時間帯は応相談。栄養セミナーも定期的に開催。【エンタメ】DJパフォーマンスでモチベーションもアップ。『Orange Gym Rats by 4GS』の目玉といえば、なんといっても音楽。店内にはDJブースを完備しており、週に2~3回DJタイムがある。筋トレ中にアップテンポな曲を聴くと「踏ん張りがきく」との声も。日本人、外国人、それぞれの得意分野などからトレーナーを選べる。※Orange Gym Rats by 4GS入会金¥3,000、月¥10,000、パーソナルは1回¥10,000程度。東京都港区六本木5‐18‐19グランメール六本木1FTEL:03・6426・55956:00~23:00キックボクシングやヨガも。【癒し】トレーニング×エステで相乗効果を狙う!パーソナルトレーニングとエステで、女性らしく、しなやかな体を目指すなら、こちらのジムがオススメ。加圧トレーニング&有酸素運動、ラフォス(高周波温熱機器)、栄養管理により、1か月で確実に成果を出す短期集中コース(週2回×4週間¥98,000)も人気。※B・B・V ola 赤坂店入会事務手数料¥5,000、ライト会員1回30分、月4回¥26,000。東京都港区赤坂3‐9‐2‐2FTEL:03・5545・783310:00~22:00(土・日曜~18:00)赤坂店の他、渋谷店、新宿店もあり。※『anan』2018年6月13日号より。文・黒澤祐美(by anan編集部)
2018年06月06日EXILEらを育てたメソッドでトレーニングできるジムEXILEやE-girlsらが所属する芸能事務所、LDHが運営するスポーツジム『EXFIGHT(エクスファイト)』が、ブライダルに特化したコースをスタートさせた。恵比寿駅にある『EXFIGHT』は、きちんと食べながら正しいトレーニングを行い、「美しく機能的な身体作り」をサポートするスポーツジム。ボディメイクのためのマシンエクササイズやヨガをはじめ、格闘技エクササイズ、キックボクシングといったトレーニング、さらにこども向けの体育教室まで、幅広い層のためのコンテンツがそろっている。ブライダルのためのボディメイク新たに始動したブライダルダイエットは、LDHに所属する多くの有名アーティストやダンサー、モデルらのトレーニングを支えてきたトレーナー陣が、より輝かしいウエディングに向けてのサポートを行う。同コースでは赤外線を使った特殊な機械で現在の身体を可視化し、より具体的な課題をピックアップ。それぞれにあったメニューを設定し、マンツーマンで2ヶ月かけてゴールを目指す。週2回のパーソナルトレーニングと月1回の栄養カウンセリング、60日間のEXFIGHT施設使い放題などのプログラムで、費用は30万円(税抜き)。最高のウエディング姿を目指しながら、有名人になったような気分まで味わえるかも。徹底的に頑張りたい2ヶ月を、LDHに捧げてみては。(画像はEXFIGHTオフィシャルサイトより)【参考】※EXFIGHT
2018年05月16日皆さんは、仕事後や休みの日にジムなどに通って運動をしていますか?そのジムなどでの運動や筋トレ、最大限生かしたいですよね。普段行っている運動に、さらに効果をあげる順序などがあるのはご存知ですか?今回は、運動やトレーニングの効果をさらに高める為の順番や食べ物などをご紹介していきます!有酸素運動ってなに?出典:byBirth有酸素運動とは、しっかり呼吸をしながら比較的軽い負荷で、長時間続ける運動です。酸素をしっかり取り入れて、糖質や脂質を燃焼してエネルギーを産生します。よくジムで行われるものだと、ウォーキングやジョギング、バイクなどが挙げられます。心肺機能や酸素摂取能力を向上させたり、血液循環を効率的にしたり、体脂肪を減少させる効果があります。無酸素運動ってなに?出典:byBirth無酸素運動とは、有酸素運動とは反対に、なるべく重い負荷をかけて筋肉にアプローチしていく運動です。また、酸素を消費しないで、糖をエネルギー源として利用しますので、無酸素運動と言います。短い時間に大きな力を発揮する、強度の高い運動と言えます。俗に言う筋トレをはじめ、短距離走、重量挙げなどが挙げられます。基礎代謝を上げて脂肪燃焼をしやすい状況を作ります。また筋肉を発達させることで引き締まり、ボディラインを整えます。そして無酸素運動は、成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンには細胞の活性化効果がありますので、老化を防止する効果もあるということになります。組み合わせることで相乗効果!出典:byBirth先ほどの説明からもわかるように、有酸素運動と無酸素運動では役割や効果が違います。その為、このふたつを組み合わせることにより、より効果が上がるのです!せっかく行っているトレーニングや運動を無駄にしないためにも、どのような順番がいちばん理想的なのかご説明していきます。無酸素運動→有酸素運動が効果的!出典:byBirth有酸素運動は、脂肪も糖も消費して行う為、ダイエットに適していると言えます。しかし、一般の方が行う運動でのエネルギー消費量は、とても少ないのです。また有酸素運動は最低でも20分以上続けないと意味がないと聞いたことはありませんか?それは、体が脂質ではなく糖質を先に消費するためです。糖が消費されて脂肪が消費され始めるまでには時間が必要なのです。そのため、先に無酸素運動をすることで、糖が消費された状態で有酸素運動に入れます。効率よく有酸素運動で脂肪を燃焼することができるのです。また、無酸素運動を行うと、アドレナリンや成長ホルモンが分泌されます。このふたつには、脂肪を分解する成分を活発化させ、脂肪をエネルギーに変えるのを助ける効果があります。有酸素運動が先で無酸素運動が後になってしまうと、成長ホルモンの分泌は抑えられてしまいます。やはり、無酸素運動から有酸素運動がいちばん効率が良いと言えます。運動前後にできること!出典:byBirth運動をする前や後に体内に取り入れるもの、そして運動後に行うことでさらに体に良いことなどがあります。ご紹介していきますので、ぜひ普段の運動に意識して取り入れてみてくださいね!運動前の食事出典:byBirth運動前の食事は、できれば2時間前には済ませましょう。胃の中に入った食事は完全に消化するまでに、約3時間必要と言われています。しかし2時間ほど経った体は、血糖値が程よく下がっている運動に適した状態になります。しかし、2時間経った頃お腹が空いてしまったりした場合は、胃腸に負担のない程度の食事で栄養を摂取しましょう。おすすめは、短時間でエネルギーになるバナナなどの果物や野菜ジュースです。運動後の食事出典:byBirth運動した後の体は、エネルギーがなくなり、筋肉の細胞が損傷した状態になっています。血中糖度や血中アミノ酸、体を動かすために必要なマグネシウムやカルシウムなどの栄養素も、汗とともに流れてしまっています。それらを足りないままにしてしまうと、体に不調が現れたり、疲れが溜まってしまいますので、栄養をしっかり補うことが大事です。運動後の食事は、トレーニングのできるだけすぐ後にタンパク質やアミノ酸、ミネラルを摂取しましょう。いちばん簡単にバランスの良い栄養を取り入れられるのがプロテインです。そして、バナナもおすすめです。その他だと肉や魚などでタンパク質摂取、そしておにぎりなどで糖を補いましょう。運動後45分以内に摂取してください。運動後のストレッチ出典:byBirth運動後には、使った筋肉のクールダウンをしましょう。急に運動をやめてしまうと、心臓や脳へ流れる血液が不足する心配がありますが、ストレッチすることでそれを防ぎます。また、運動後に体に溜まっている疲れを、なるべく早く回復させるためにも、ストレッチが大事になります。筋トレや運動で傷ついた筋肉の修復に効果があるのです。効率よく運動しよう!出典:byBirthダイエットは長期に渡って理想の体を作っていくことです。そのためには、食事を制限したり、ただ運動してカロリーを消費するだけでなく、体の仕組みを知って効率よくダイエットしていくことが大事です。理想の体により近づけるように、効率よく運動をしましょう!
2018年05月12日町田康の傑作小説が主演・綾野剛、脚本・宮藤官九郎、監督・石井岳龍という最強の布陣で実写映画化される『パンク侍、斬られて候』。その追加キャストに永瀬正敏が出演していることが分かった。併せて、主題歌には邦画では初となる「セックス・ピストルズ」の楽曲起用が決定した。■あの猿将軍役の正体は永瀬正敏!このたび、本作の新たなる特報映像が公開。これまでの超豪華なキャスト発表でも謎のベールに包まれていた、物語のカギを握る将軍の格好をした猿・“大臼延珍(デウス ノブウズ)”役を永瀬正敏が務めることが明らかにされた。永瀬さんといえば、デビュー以来、国内外問わず100本近くの映画に出演し、カンヌ国際映画祭をはじめ世界各国の映画賞を受賞する作品への出演経験がある、日本を代表する俳優界のトップランナー。近年では、河瀬直美監督の『あん』に『光』、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』と、出演作が3年連続でカンヌ・コンペ部門に出品された日本初の俳優となるなど、その実力はまさに折り紙つき。本作への出演に関して、「僕は石井監督の作品4回目なんですけど、呼んでいただけるたびにとても嬉しいです。今回は町田康さんの原作ですし、世の中驚いちゃうんじゃないですかね。カテゴライズできない映画。ニューシネマができるんだと思います」とコメントを寄せている。■イギリスの伝説的パンク・ロックバンド「セックス・ピストルズ」の楽曲が主題歌!さらに、映画の主題歌にはイギリスを代表する伝説的パンク・ロックバンド「セックス・ピストルズ」による「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が決定。「セックス・ピストルズ」の様々な伝記映画など、彼らの音楽が使用された映像作品は多いが、日本映画の主題歌に楽曲が公式に使用されるのは今回が初めてのこととなる。1970年半ばに発表された同楽曲をはじめ、「セックス・ピストルズ」に影響を受けたバンドやミュージシャンは後を絶たず、いまもなお、伝説以上に音楽界の血肉となっていることは言うまでもない。石井監督は、音楽の常識を塗り替えた歴史的楽曲を主題歌に起用したことについて「今回はこれしかない。あなーきー・いんざ・行けー!!」と楽曲になぞらえコメント。石井監督のパンクな作風に、文字通りの“型破り”な主題歌が付くことで、どんな化学反応を見せるのか、期待が高まる。『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パンク侍、斬られて候 2018年6月30日より全国にて公開ⓒ エイベックス通信放送
2018年05月09日TSUTAYAとカルチュア・エンタテインメントが、プロ・アマ問わず映像クリエイターと作品企画を発掘するプログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」。受賞者には5千万円~の総製作費が用意され、4回目を迎える今年も4月5日から募集がスタートした。このタイミングに合わせ、昨年の受賞者4名をインタビュー。ラストは、『超高速!参勤交代』(14)で第38回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞したことでも知られる土橋章宏氏だ。今回、審査員特別賞が授与された『水上のフライト(仮)』は、走り高跳びでオリンピックを目指していた遥の挫折と再起を描く。ある日、不慮の事故で下半身不随となり絶望するが、恩師に「障がいはハンデじゃない。個性だ」と励まされ、学童保育のカヌー教室をきっかけに選手としてパラリンピックを目指す。土橋氏の運命を変えたのは、実在のカヌー選手・瀬立モニカさんとの出会いだった。「成熟した社会」の理想を描き、「パラリンピック」を題材にした真意とは。○瀬立モニカ選手との運命的な出会い――特別賞受賞、おめでとうございます。正直、「助かった!」というか(笑)。特別賞が急に設けられたと聞いて、内容が分からなかったので「おめでとうございます」と言われてもどうリアクションを取っていいのか、多少戸惑いました。支援して頂けるということでしたので、今は「ヤッター!」という感じです(笑)。――今回応募されたのは、実在のカヌー選手である瀬立モニカさんへの取材をもとにした作品。どのような企画意図だったのでしょうか。これまで脚本を書いてきたのですが、ここ数年で映画を撮りたいと思うようになって。練習を兼ねて自主映画を撮っている中で、このコンテストを知りました。「出してみたい」と何となく思っていた頃、モニカさんと出会いました。話を聞いてみるとすごくドラマチックな人生を送っていらっしゃって、これはぜひ撮ってみたいと。――瀬立さんとは、どのようなきっかけで出会われたんですか?釣りが趣味なんですが、近所の川で釣っていると目の前をモニカさんが通ったんです。――それこそドラマチックな出会いですね(笑)。そうなんです。最初は正直、「釣りの邪魔だなぁ」とか思っちゃったんですが(笑)。カヌー協会に問い合わせてみたら、リオパラリンピックにも出場経験のあるすごい方だということがすぐに分かって、「こっちが邪魔になっていた!」と反省しました。知り合いが江東区の議員さんと親しくて、その議員さんがカヌー協会につなげてくださいました。人の縁ですね(笑)。羽根田卓也さんがリオパラリンピックのスラロームで銅メダルを獲ってから注目を集めている競技でもありますが、モニカさんも東京パラリンピックできっと大活躍されると確信しています。僕が出会った時はカヌーをはじめたばかりの頃だったそうですが、アジア大会でも金メダルを獲得してどんどん進化されています。すごくチャーミングで、明るくて元気いっぱい。とても前向きな女性です。あとは……自分もカヌーに乗ることができればもっと自分の行きたい釣りポイントにも行けるんじゃないかという妄想もあって(笑)。練習して、今では乗れるようになりました。――パラリンピックをあらためて見直すきっかけにもなりそうですね。パラリンピックは、チャリティー番組のように「お涙頂戴」的なものかと思っていたんですが、もちろんそれは全く見当違いで。世界には億を稼ぐプレイヤーもいますし、ヨーロッパでは大人気らしいんですよね。日本と海外とでは、パラリンピックに対するイメージがちょっと異なっているんじゃないかなと思います。――瀬立さんも同じように感じていらっしゃるのでしょうか。そうだと思います。日本は少し頼りづらい雰囲気があるとおっしゃっていました。ヨーロッパはそのあたりがほとんどないらしいのですが、日本人はどうしても声をかけてきてくれる人が少ないと。きっとシャイな国民性もあるのかもしれません。その原因を聞いてみると、小学校からの教育現場に問題があるのではないかと。ヨーロッパでは多様性を認める教育が進んでいるので、みんな当たり前のように手を差し伸べる。なるほどと思いました。そういう僕が感じたカルチャーショックを、映画で味わってもらえたらいいなと思います。本来であれば、障がいよりも「人格」が前に出て来るべきなんですよね。――最近は、日本でも「多様性」という言葉を頻繁に耳にするようになりましたね。そうですね。その時流に乗って、今回の作品も受け入れてもらえればと。バリアフリー化は高齢者やベビーカーを使う人にとっても大きなメリットがあります。そういう社会的な貢献の一端にもなりますし、やりがいのある作品だと感じています。――ブログには、本作に込めた思いが、「パラリンピックを見ることにより『人々はそれぞれ違う』『見た目が違ってもそれぞれ普通に人格がある』ということを知り、慣れることにより、車椅子にもベビーカーにも赤ちゃんの泣き声にも腹を立てず、むしろ助けたりできるような成熟した社会になればよいなと思います。この映画をきっかけに東京や日本、やがて世界が住みやすい楽しい町になればいいなぁと」とつづられていました。「人と自分が違う」ということをまずは気づいて、その違いを受け入れた上で付き合っていく。障がい者だって、人間であれば見た目が違うのは当たり前なんですから、当たり前のように通じ合えるはずなんです。モニカさんと焼肉食べに行ったりしても、あまり障がいの話にはなりません。パラリンピックに出場する選手は、オリンピックの選手と同じようにかなりハードなトレーニングを重ねています。オリンピックとは異なる競技もあるので、「新しいスポーツ」として多くの人に受け入れられるようになればと思います。東京パラリンピックの機会に、みんなで一緒に応援して盛り上がりましょう!――先ほど一緒に食事をされた話もありましたが、引き続き瀬立さんに取材をされているんですか?最初は取材がきっかけだったんですが、徐々に友達みたいな関係性になっています。○次の新しいことは何だろう?――今回の取材で実感しました。土橋さんは「人と人のつながり」をとても大切にされていますね。そうですか(笑)。心掛けているのは、「気まずくなるようなことはしない」ぐらいでしょうか。脚本家という仕事は、みんなの中間地というか。監督、プロデューサー、役者の間に立って、その落とし所を探るのも大切な仕事です。そういった意味では、懐の深さは養われているとは思います(笑)。自分の考えを通せないから楽しくないこともあるんですが、無理難題に対して意表をついた返しをして、相手を驚かせる楽しさもあります。――もとはサラリーマンだったそうですね。日立に勤めていました。バブルが完全に弾けてしまって、当時の研究が打ち切りになりました。僕は研究がやりたかったので、このままいてもしょうがないのかなと思って辞めることに。30歳ぐらいの頃だったと思います。――同じ業種に転職する選択肢はなかったんですか?新しいことに挑戦するのが好きなんです。その頃、インターネットの黎明期だったのでWEB制作会社を立ち上げたらわりとうまく行って。次第に大手が参入し始めて、中小企業の需要が減って来た頃に「次の新しいことは何だろう……」と考えて、思いついたのが小説でした。――作家ですか!?ええ(笑)。昔から本を読むのが好きだったんです。WEB制作会社に勤めながら、小説の学校に通っていました。完全に趣味だったんですが、それが仕事へとつながりました。ただ、小説を書くのはすごく難しくて、勉強してもどうにもならないことがあると分かったんですよね。――脚本家になるきっかけが、その壁だったんですね。脚本は、「三幕方式」や「起承転結」のようにだいたいパターンが決まっていますが、小説は「心で書け」と言われても何をどうやって書けばいいのか分かりませんでした。僕は理系なので、ロジックのある脚本の方が合っていたんだと思います。でも、セリフ周りについては、小説を経験しておいて良かったと思います。――映画の完成を楽しみにしています。受賞したみなさんにうかがっているのですが、仕事上で影響を受けた映画はありますか?やっぱり、『ローマの休日』ですかね。高校の英語の授業で、字幕なしの聞き取り用として使われたことがありました。あれは楽しかったですね。設定の良さもありますが、オードリー・ヘップバーンの茶目っ気も魅力的でした。高校の時だからウブで何も知らない中、世の中の成り立ちを教えてくれたような作品です。これが人に伝わりやすい「物語の基礎構造」ということも、この時知りました。あとは大学生の時にレンタルビデオ屋で2年ぐらい働いていたので、店長から「これを見ろ!」と勧められた作品を見ていました。ジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』とか。そういう渋めの作品が店長の好みで。お客さんの中には、すごい強面の方で『ドラえもん』が大好きの方とかいましたね。外見からは想像つかないような作品を人は好むことがあるんだと。ここでも多様性を知りました。
2018年04月29日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、3部作の2作目となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。先週末、国内映画ランキングで2週連続の1位を獲得、累計観客動員数は早くも211万人を突破し、累計興収は32億円を超えた。最終興収が116億円を超えた『フォースの覚醒』と同様、日本が、いや世界が、“SW現象”に再び沸き立つ一方、公開前に多くの批評家から「最高傑作」と絶賛された本作が、ファンの間では評価が賛否真っ二つに分かれるという現象も見られている。前作『フォースの覚醒』に匹敵するほどの熱狂に世界が染まる12月15日より全国公開され、公開前日の前夜祭を含めた週末4日間ですでに累計動員100万人、累計興行収入16億円超えという、この冬No.1の圧倒的スタートを切った本作。天皇誕生日の祝日とクリスマスイブとなった先週末、公開2週目もその勢いは止まらず、因縁(?)のライバル『映画 妖怪ウォッチエンマ大王と5つの物語だニャン!』も寄せ付けず、2週連続で首位を獲得。公開10日間で累計動員数は211万9,325人、累計興収は32億円304万7,400円(12月24日現在)を突破。これから年末年始に向けて、さらなる盛り上がりを見せることが確実視されている。これは前作『フォースの覚醒』と比べても遜色ない数字だという。日本と同じく12月15日に公開され、歴代2位となる週末興収2億ドル超えという記録的なオープニングとなったアメリカでも、2週連続週末興収第1位を獲得し、オープニング記録歴代1位を持つ『フォースの覚醒』に匹敵するほどの熱狂が巻き起こっている状況だ。その一番の理由としては、ファン層の拡大だろう。『フォースの覚醒』で初めて「スター・ウォーズ」の世界に足を踏み入れた10~20代の若い世代や、親子2代(3代も!?)にわたるファンなどファミリー層が数多く見られ、長い人気を誇るシリーズならではの幅広い客層を呼び込んでいる。現在、東京・汐留の日本テレビにて開催中の「衝撃のスター・ウォーズ展」も大盛況らしく、12月22日(金)~24日(日)までの来場者数は6,000人を突破。日本ではここでしか体験できないVR体験や、スタンプコーナーなどが人気を博している。さらに12月29日(金)からはIMAX3D、年明け1月5日(金)からはMX4Dと4DXでダークサイドバージョンの公開もスタートし、上映方式や映画館ごとの来場者特典もさまざまに展開中。すでに何度もリピート鑑賞しているファンも後を絶たない。「スター・ウォーズとはこうあるべき」に縛られない“衝撃”に賛否かかつてのファンが『エピソード4 新たなる希望』や『エピソード5 帝国の逆襲』に大興奮したように、新世代のファンたちが目を輝かせて見守っている本作。だが、往年のファンを中心に、「光か、闇か」という本作のキャッチコピーさながらに賛否が真っ二つに分かれているという。アメリカでは、あまりの“衝撃”ゆえに、“「スター・ウォーズ」正史から『最後のジェダイ』を外そう”と署名を募っているファンもいるほど。脚本も手がけたライアン・ジョンソン監督は、「フォース」や「ジェダイ」について、そして“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーについて新たな物語を紡ぎ出したが、その点に賛成できないファンがいるのも、当然といえば当然かもしれない。思えば『帝国の逆襲』で、それまで宿敵とされた暗黒卿ダースベイダーが“新たなる希望”ルークの父親だったことが明かされたときにも、全世界が騒然となったのだから…。もちろん、本作の“衝撃”を認めている人は数多い。レイ、フィン、カイロ・レンなど魅力的なキャラクターたちの成長もあり、それこそ“レジェンド”と呼ばれるルーク(マーク・ハミル)やレイア(キャリー・フィッシャー)との新旧キャストの共演には心震える場面が多数。特に、キャリーは昨年12月27日に急逝し、本作『最後のジェダイ』が遺作に。しかも、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)は『フォースの覚醒』の劇中で亡くなっているので、彼ら3人が揃って同じスクリーンに登場することはもはや叶わない。だからこそ、ファンは何度でも足を運び、本作の名場面をしっかりと目に焼きつけたいのだ。そして、旧3部作から思いがけない“ゲスト”が登場することもファン心をくすぐっている。また、『フォースの覚醒』は話題になっていたから観て、とりあえず楽しめたけれど、『最後のジェダイ』ってどうなんだろう…と様子を見ていた層の中には、ファン同士で喧喧ごうごうとなっている状況に「いったいどういうこと?」「『最後のジェダイ』の衝撃って結局何なの?」と改めて興味を持った人たちも多いだろう。否定的であれ肯定的であれ、双方の意見を目にしたり、詳しく解説するレビュー記事を見たり、ウィリアム&ヘンリー英国王子やジョセフ・ゴードン=レヴィットらがカメオ出演してるって?と聞けば、1度確かめてみようとなったはず。新しいキャラクターたちが魅力いっぱい!ユーモアもたっぷり前回登場して人気者となったBB-8 が、今回はポー・ダメロン(オスカー・アイザック)の相棒として、時にはフィン(ジョン・ボイエガ)とローズのお供として大活躍を見せている。もちろん新キャラクター・ポーグも「かわいい!」と公開後も大人気で、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)との名コンビぶり(!?)など、本作には意外と“笑える”シーンが多いことも新規ファンには親しみやすいポイントだ。また、ベトナム系アメリカ人のケリー・マリー・トランが大抜擢された新キャラクターのレジスタンスの整備士ローズ、ベトナムを代表する有名女優でありNetflixオリジナル映画『ブライト』にも出演しているベロニカ・グゥ演じるローズの姉ペイジをはじめ、フォースを持たない人々の活躍が本作では色濃い。昨年のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストリー』を彷彿とさせ、“衝撃”の「スター・ウォーズ」を貫くテーマの1つとなっている。カイロ・レン=アダム・ドライバーという“闇”に落ちる人が続出!?本作で気になるのは、レイ(デイジー・リドリー)は何者かという問題と、ジェダイとして彼女の成長、そして彼女とコインの裏表のようなカイロ・レン(アダム・ドライバー)との対峙だ。まさに「光か、闇か…」の選択を迫られる展開であるのに、レイとカイロ・レンのシーンには“え、胸キュン映画?”と思うようなシチュエーションが多々登場しており、なんとカイロ・レンを演じるアダムの鍛え上げられた上半身裸の姿もちらり。レイとカイロ・レンこと本名ベンは、何者かになりたい焦燥感や、自分の居場所を探し続ける苦悩を抱える者同士。同じ孤独を知る者同士。お互いを意識している様子もあり、反発し合いながらも分かり合えるのはお互いしかいない、「あなたのことは、ほかの誰より私が知っている」と言わんばかり。Twitterなどを見ると、昨今の胸キュンムービー並に(?)胸キュンする、そんな2人の関係にドキドキする人が多い様子。何より、中盤の見どころの1つ、レイとカイロ・レンの共闘シーンは、荒削りな2人のたぎるフォースが目に見えるかのようで、手に汗握る興奮を誘う屈指の名シーンとなっている。そして、カイロ・レンがレイに手を差し伸べる際の「頼む(Please)」という言葉は、おそらく彼の本心。「君と一緒なら、僕は戦える」…というのだから!また、カイロ・レン演じるアダムのルックスは、ダース・ベイダーのように長身で屈強。ブロンドと青い瞳の伯父ルークの青年時代とは対照的でありつつ、終始、不安げで鬱屈し、その瞳に恐れと悲しみをたたえ、闇に堕ちきれずにいる姿は母性本能をくすぐる。演じるアダムは、今年、遠藤周作の小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙ーサイレンスー』、永瀬正敏とも共演したジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』、チャニング・テイタムと兄弟役を演じたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『ローガン・ラッキー』など出演作が続々公開され、全く違ったキャラクターを見事に演じ分けていた。窮地の宣教師からカイロ・レンまで演じられる、巧みで繊細な演技力に改めて魅せられた人は数知れず。「カイロ・レンが美しすぎた」「アダム・ドライバーは最高の演技」「ますます好きになった」といった声のほか、作品に対しては否定的でも「アダムのカイロ・レンだけは別」という声も聞かれている。ディズニーが贈る2作目の「スター・ウォーズ」は確かに、さまざまな“衝撃”を有しているといえそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日紀ノ國屋とジェイアール東日本スポーツは2018年1月15日、「紀ノ国屋吉祥寺店」(東京都武蔵野市)の2階にジェイアール東日本スポーツが運営するコンパクトジム「ジェクサー・ライトジム吉祥寺店」をオープンさせる。同施設のコンセプトは、「いつでも通えて、通いやすい価格で、通いやすい場所の本格コンパクトジム」。早朝深夜営業(5:00~26:00)であるため、通勤や買い物のついでなどに、気軽に便利に利用できるという。施設内にはストレングスマシンやストレッチスペース、有酸素マシン、フリーウエイト、ドレッシングルーム、シャワーを完備。月会費はレギュラーが5,500円、サポートママ(未就学児がいる母親)が3,500円。現在、 ジェクサー公式サイトにて、1・2月分(2カ月分)初期費用込みで1,000円で入会を受け付けている。さらに入会先着500名に「KINOKUNIYA×LIGHT GYM オリジナル巾着」(タテ15cm×ヨコ17cm×マチ6cm)をプレゼントする。2018年1月25日には、同施設オープンに合わせ、紀ノ国屋吉祥寺店でウォーキングイベント「JEXER LIGHT GYM × 紀ノ国屋 快適ウォーキングを楽しもう! 」を開催。正しく効率のよい歩き方のポイントをジェクサー・ライトジム専属のコーチがレクチャーする。その後「井の頭恩賜公園」へ移動、自身のペースで1.5kmを歩く予定になっている。当日、参加者にはもれなく紀ノ国屋オリジナル商品「有機緑茶500ml」をプレゼントする。参加申し込みは、2018年1月5日より紀ノ国屋吉祥寺店サービスカウンターで受け付ける。参加費は無料。定員は30名。同施設の開業を機会に、紀ノ国屋吉祥寺店では、運動前や運動後の食事のとり方などの提案や、健康に関連したヘルシーな商品の提案も行うという。さらに、運動後に休憩できるスペースを店内に設け、ジムの利用者の「食と健康」をサポートしていくとしている。※価格はすべて税別
2017年12月18日「光か、闇か…」。公開を間近に控える『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の重要なテーマとなるのが、前作でフォースを覚醒させた主人公レイの決断だ。そして、思い悩む彼女に、手を差し伸べるのがフォースの暗黒面を継承するカイロ・レンである。■レイとカイロ・レンは、孤独を抱いた「コインの裏表」「本作が描く壮大なドラマの中心にいるのが、レイとカイロ・レンの2人なんだ。いまは正反対の立場にいるけど、彼らを隔てる境界線はとても脆いもの。どちらの心の中にも“光と闇”が存在し、ある種の孤独を抱いているという点では、似た者同士ともいえる。まるでコインの裏表みたいにね」。そう語るのは、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバー。約2年ぶりにプロモーション来日を果たし、インタビューに応じた。ダース・ベイダーを崇拝し、赤い十字のライトセーバーを操るカイロ・レンは、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で父親であるハン・ソロを自らの手で殺し、その後に対決したレイには、敗北の痛手を負わされてしまった。その胸中が穏やかでないのは、言うまでもない。「恐らく、いまでも心の中で“光と闇”のバトルが繰り広げられているんじゃないかな。人間の内面には、グレーな部分がたくさんあるからね。特にカイロ・レンは、若くて未熟。自分の行いが正しいと盲信しているから、こうありたいと願う自分と、そうはいかない現実の折り合いをつけることに苦しんでいる。自分の父親を殺したという事実も重くのしかかっているしね。俳優としては、こういう複雑で多面的なキャラクターを演じるのは、興味深いし楽しんでいるよ」。■マーク・ハミルとの共演は「とてもシュール」カイロ・レンと、伝説のジェダイ騎士であるルーク・スカイウォーカーの関係性も『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では注目すべきポイントだ。かつて師弟関係にあった2人の間に、何があったのか?ルークが長年行方不明になっていた理由も、明らかにあるはずだ。「スター・ウォーズ」シリーズ参戦が決まり、「撮影中はその事実を忘れようと努力していた」というアダムだが、さすがにルーク役のマーク・ハミルと共演すると「自分が巨大プロジェクトの一員であることを思い知らされた」とふり返る。「僕も幼い頃から『スター・ウォーズ』に夢中になった一人だからね。それだけに、現場でマークの姿を目にするのは、とてもシュールに思えたんだ。自分が同じ映画に出演しているなんてね…。まあ、彼にはそんなこと関係ないと思うけど(笑)。マークという人物を表すなら、クールという表現がぴったりだ。とても気さくで、いつでも相談相手になってくれたし、どんなことでも話してくれた。映画をより良いものにするため、共演者やスタッフと深いつながりを持つよう意識しているんだ。決して満足しない、若々しい大志は、僕にとって大きなインスピレーションになったよ」。■名匠と次々タッグ…「限界を突き詰める監督と仕事がしたい」幅広い演技力で、高い評価を集めるアダムは近年、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説を映画化した『沈黙-サイレンス-』、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』、スティーブン・ソダーバーグが映画界に復帰した『ローガン・ラッキー』など名だたる監督とのタッグが相次いでいる。次々舞い込むオファーに対し、どんな基準で応えているのだろうか?「いまの状況については、俳優としてとても幸運だと思っているよ。基準、っていうのはおこがましいけど、より良い作品づくりを目指して、限界を突き詰める監督と仕事がしたいと思っている。今回、脚本と監督を務めたライアン・ジョンソンも、まさにそんな人物なんだ。これだけの超大作にも関わらず、革新的なアプローチで、あえて“あいまい”な人間性にスポットを当てている。観客の知性と想像力を信じているからなんだ。実際、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、非常に新鮮な作品に仕上がった。こんな『スター・ウォーズ』、誰も見たことないはずだよ!」。(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2017年12月14日写真家・鋤田正義のドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』が、2018年5月19日(土)より全国にて公開。デヴィッド・ボウイ、忌野清志郎を撮影した写真家鋤田正義は、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、マーク・ボラン、忌野清志郎、YMO等著名なアーティストの撮影を手掛けた写真家。鋤田を追ったドキュメンタリー映画は本作が初となる。今までの創作活動から鋤田の人柄まで、鋤田の軌跡を辿っていく。デヴィッド・ボウイは、鋤田に対して信頼を寄せていたアーティストの1人だ。ボウイが亡くなる2ヶ月前の2015年11月、ニューヨークで行われた写真展に向けて「SUKITAはまったく献身的で素晴らしいアーティストである。私は彼を“マスター(巨匠)”と呼ぶ。」とコメントするほどである。また、イギー・ポップも『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』制作に際し、「今まで出会ったすべての写真家の中で、SUKITAを最も信頼している。」と発言している。YMOの細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏に関しては、グループ結成前より鋤田が撮影を担当しており、作中では3人それぞれと鋤田が語らう場面も。YMOのアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のジャケット撮影時のエピソードや極め付きの秘話が披露されている。また、布袋寅泰、MIYAVI、ジム・ジャームッシュ、ポール・スミス、山本寛斎など、世界的なアーティストたちが鋤田との仕事や思い出を語り、鋤田正義の人物像を解き明かしていく。予告動画では布袋寅泰のライブ会場で撮影する鋤田やMIYAVIとのフォトセッションに臨む姿も収められてる。あらすじデヴィッド・ボウイをはじめイギー・ポップ、マーク・ボラン、YMO、寺山修司、忌野清志郎など、時代の寵児たちのきらめく瞬間を捉えた写真家・鋤田正義の創作活動から人柄までを追った初のドキュメンタリー。布袋寅泰、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキーをはじめとする鋤田と親交のある様々な人の証言による多くのアーティスト達に愛された鋤田の人としての魅力に迫る。【作品情報】映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』公開日:2018年5月19日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー監督:相原裕美出演:鋤田正義、布袋寅泰、ジム・ジャームッシュ、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキー、クリス・トーマス、ポール・スミス、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、MIYAVI、PANTA、是枝裕和、立川直樹、高橋靖子 他配給:パラダイス・カフェ フィルムズ2018年/日本/カラー/ビスタ/Digital/5.1ch/115分 ©2018「SUKITA」パートナーズ
2017年11月16日「YMO」結成前からの細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏や、デヴィッド・ボウイらを撮影してきた写真家・鋤田正義氏の初のドキュメンタリー映画『SUKITA』が、2018年5月より全国公開されることになった。本作は、2018年5月で満80歳を迎える“写真家・鋤田正義”(すきた まさよし)の創作活動から人柄までを追った初のドキュメンタリー映画であり、鋤田氏の今後の写真家としての人生をも予感させるもの。日本が誇る世界的音楽家・坂本龍一に5年間密着し、「YMO」時代からアメリカの同時多発テロ、東日本大震災を経て現在に至るまでを記録した『Ryuichi Sakamoto:CODA』の公開も控える中、本作では「YMO」の細野さん、坂本さん、高橋さんそれぞれと語らう鋤田氏の姿が映し出され、アルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のジャケット撮影時のエピソードを愉しそうに3人が披露し、その秘話も明かされている。鋤田氏といえば、「YMO」以外にも、2016年に急逝したデヴィッド・ボウイとの40余年に及ぶコラボレーションが有名。また、イギー・ポップ、マーク・ボラン、寺山修司、忌野清志郎など、時代の寵児たちをカメラに収めたことでも知られる。1938年に福岡生まれ。高校生のころに母親にカメラを買ってもらったことで「もう一つの“時”」があることを知ったと語っている。1960年代から頭角を表し、1970年には活躍の場を世界に広げ、そのフィールドは広告、ファッション、音楽、映画まで多岐にわたっている。現在もイギリス、フランス、イタリア、アメリカなどの世界各地で、自身の写真展を展開中だ。劇中では、坂本さんをはじめ、布袋寅泰、MIYAVI、ジム・ジャームッシュ、ポール・スミス、山本寛斎、永瀬正敏、リリー・フランキー、是枝裕和など、世界に名だたるアーティストやクリエーター、映画監督たちが鋤田氏との仕事や思い出を語っており、かなり貴重なドキュメンタリーといえそうだ。『SUKITA』は2018年5月より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月02日『マスク』『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーが、『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)の撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったNetflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』が、11月17日(金)より「Netflix」にて配信されることが決定。あわせて、場面写真と予告編が到着した。1999年、絶大な人気を誇った実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画『マン・オン・ザ・ムーン』の主役の座を、チェコ出身の名匠ミロス・フォアマン監督をオーディションで納得させて射止めたジム。その撮影期間中、世界が知るジムの姿は消え、彼はカウフマンとカウフマンが作り出した不愉快な分身であるラウンジ歌手トニー・クリフトンに完全になり代わっていた。キャストやスタッフも“アンディ”または“トニー”と呼ぶほどキャリーの演技は評論家からも高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞している。それから約20年たったいま、ジムが『マン・オン・ザ・ムーン』撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったのがこの『ジム&アンディ』。単なる回想やメイキングを語るだけにとどまらず、ジムという人物のアイデンティティや、役者論にもなっているという。なお、本作は第74回ベネチア国際映画祭、第42回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクション作品に選出され、「痛快で挑発的奮起溢れる映画」(VARIETY)、「面白い超演技研究」(The Hollywood REPORTER)などと高評価を得ている。当時、映画『マスク』などの大ヒットですでにトップ俳優であったジム。彼は「子どもの頃にテレビでアンディを観たとき“わぁ、なんて個性的で特別な人なんだ。ほかの人たちとは違う”と思ったことを覚えている。そして、僕も人とは違っていたから、彼に自分を重ね合わせた。アンディをどうしても演じたかったのは、たぶん僕たちにたくさんの共通点があるからだろうね」と自らオーディションを受けてまで射止めたかった理由をふり返っている。また、クリス・スミス監督は「本作を撮るにあたっては、関係者全員に取材をしたいという衝動にも駆られました。しかし、当時の映像を見ていくにつれ、私の興味はジムと彼の思考のプロセスのみに絞られていきました。本作を単なるこの出来事のドキュメンタリーではなく、ジムとアンディ2人の人生を感情面から探求する出発点にしたかったのです」と明かす。到着した予告編では、ジムが「自分でも制御不能だった」「映画以外でもアンディを演じ続けていた」と語る映像が収録。また、「どこまでこの役にのめり込むか?」だけを考えていたとジムが明かすほど、演技を超えた深い表現に没頭していく彼の姿を予告編でも垣間見ることできる。Netflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』は11月17日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年10月30日映画業界から引退していた『オーシャンズ』シリーズの鬼才スティーヴン・ソダーバーグが、「今作が撮りたくてまた戻ってきたんだ」と熱く語る新作『ローガン・ラッキー』。第30回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品に選ばれ、『コンテイジョン』以来、6年ぶりとなるソダーバーグ監督の来日も発表された本作には、チャニング・テイタムを始め、ダニエル・クレイグ、ライリー・キーオなど豪華キャスト陣が名を連ねている。今回は、チャニングとともに“ローガン兄弟”を演じるアダム・ドライバーに注目した。アダムといえば、NYに暮らすイマドキ等身大女子を描いた海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」でヒロインのボーイフレンド役を飄々と演じ、日本でも多くの海ドラ女性ファンを虜にすると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではダース・ベイダーを受け継ぐ新たな悪役、カイロ・レンを熱演して大ブレイク!その後も、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙ーサイレンスー』では若き宣教師を、さらにジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』では妻と愛犬を愛す詩人役を好演するなど、大小問わず、さまざまな作品で幅広い役どころを演じ分け、ファンのみならず多くの巨匠からも愛される実力派俳優として着実に進化を遂げている。どんな作品でも、独特の存在感を光らせているアダム。今回演じるのは、イラク戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーのクライド。言葉数少なく、いつもどこかムスッとした表情を浮かべているクライドだが、時には自分の身を挺して作戦に力を貸すような場面も見られ、チャニング演じる兄ジミーには絶大な信頼を寄せている、という役どころ。「GIRLS/ガールズ」や『パターソン』で見せたような、キュートで柔らかな笑顔を封印し、本作では常に真顔で、何を考えているのか分からないような、少々“ミステリアス”な雰囲気を醸し出している。しかも、そんなクライドの佇まいには、なぜか忍び笑いが止まらない。このクライドについて、アダムは「彼はローガン家の“考える人”だよ。彼は昔から兄のジミーを崇拝しているけれど、家族の世話をするのは自分だと思っているんじゃないかな」と分析する。また、本作の舞台となったのは、ウエストバージニア州の田舎町。アダムが演じるにあたり特にこだわっていたというのが、クライドの話し方だったとソダーバーグ監督は語る。「スタッフの中にはウエストバージニアで育った人たちもいたけれど、アダムが話すのを聞いてみんなびっくりしていたよ」と、地元の訛りを完全にマスターしたアダムを大絶賛!さらに“片腕を失ったバーテンダー”という設定もあり、右腕だけでマティーニを作るという、とんでもない技の訓練にも励んだとか。その腕前にも注目だ。12月公開『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では再びカイロ・レンを演じることでも話題のアダム。怒涛の快進撃を続けるカメレオン俳優が、本作ではさらなる演技の幅を見せつける。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月21日“ゴッド・ファーザー・オブ・パンク”と呼ばれ、カリスマ的な人気を誇るロックンローラー、イギー・ポップ。そして、音楽にこだわりながら独自の世界を作り上げてきた映画監督、ジム・ジャームッシュ。かねてから親交が深かった2人のコラボレーションが実現した、イギー率いる伝説のロックバンド「ザ・ストゥージズ」の歴史を紐解くドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』が9月2日(土)より公開される。このたび、本作についてジャームッシュ監督が語るインタビューが到着した。1967年、ミシガン州アナーバーで結成されたバンド「ザ・ストゥージズ」。過激で危険なフロントマン、イギー・ポップを中心にバンドは活動を始めるが、その型にハマらない音楽はキワモノ扱いされる。だが、そんな彼らにいち早く注目したのは、イギリスで人気絶頂だったデヴィッド・ボウイだった。ボウイに呼び寄せられ、彼らは渡英。その後、たった3枚のアルバムを残し、74年にバンドは解散する――。「セックス・ピストルズ」「ニルヴァーナ」「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」など後の音楽シーンに多大な影響を与え伝説となった「ザ・ストゥージズ」。現在では、パンクやオルタナ・ロックの出発点となったバンドとして再評価され、2010年にはロックの殿堂入り。ロックの歴史のなかで、“最低のバンド”から“最高のバンド”となった稀有な存在だ。ジャームッシュは、1日10時間に及ぶイギーへのインタビューを敢行。メンバーや関係者にも取材を重ね、完成までに8年もの月日を費やした。本作のきっかけは、旧知の友人でもあるイギー自身からの依頼だったという。「僕はイギー・ポップの大ファンだけど、なんといっても『ストゥージズ』の子どもだ。オハイオで育ったストゥージズ・キッド。だからまず『ストゥージズ』ありきなんだ」とジャームッシュ。そのためには「まず、僕は自分の気持ちをある意味ブロックしなければならなかった。僕のヒーローであり、アイドルである人とのコラボレーションであるという考えをね」と語り、彼との距離感についても言及する。そして、でき上がった本作は、通常のドキュメンタリーとはひと味異なり、コラージュのようであり、アニメーションも取り入れた独創的な作品となった。「僕はゴシップやプライベートを掘り起こす類のドキュメンタリーが大嫌いなんだ。無礼だし下品だし、本人を食い物にする、そういうものに興味をかき立てられない。だから。メンバーのプライベートを詮索して明かすようなものにはしたくなかった」とジャームッシュ。「それからコラージュのような映画のスタイルにした理由は、何かしら『ストゥージズ』の音楽に近いものを作りたいと思ったから。ワイルドで、とっ散らかっていて、ファニーでエモーショナルで、強烈で心に刺さるような。そういう映画にすることは決して生易しいことではなかったけれど、ベストを尽くしたつもりだよ」と、自信たっぷり。映画の中には、未発表の映像も数多く含まれている。「『ストゥージズ』に関する素材というのはとても限られたものであり、しかもそれらはファンにとってはすでに馴染みの、よく知られたものばかりだった。だからプロデューサーのカーター・ローガンや、もちろんジム(ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア/イギー・ポップの本名)自身が協力してくれて、いろいろな知人にあたって、あらゆるものをかき集めた。だから、映画には当時のテレビ・コマーシャルやニュース映像や、『ストゥージズ』のたくさんの写真や未発表のフッテージなどが使用されている」と明かす。「それらを編集のアフォンソ・ゴンサルヴェとアダム・カーニッツが巧みに構成してくれたんだ。もっともこれらの権利を得るのにほとんど1年かそれ以上掛かった。だから多くの人の助けを得た、とても複雑な作業だったよ」と、ジャームッシュはどこか誇らしげにふり返っている。『ギミー・デンジャー』は9月2日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月27日映画評論ユニットのお杉とB子。今回はエドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』を紹介してくれました。お杉:天才的なドライビング・テクニックを持つ青年ベイビー(アンセル・エルゴート)の恋と葛藤を描くクライム・アクション。でも、ポイントは全編を彩る音楽なの!B子:冒頭からイケてる。銀行襲撃中の仲間を待つ間、iPodを聴きながらリズムをとってる姿がすごいチャーミング。彼の音楽愛と犯罪との距離感が、このシーンだけでわかる。さすがエドガー・ライト監督。お杉:ライトにしては笑いが少ないのは、豪華すぎるキャストのせいかしら。ベイビーは過去の過ちのせいで組織のドライバーになったんだけど、そのボスがケヴィン・スペイシー。一味にジェイミー・フォックスやらジョン・ハムやら、演技派おじさまが集結。B子:そんな大物に囲まれて堂々と主演を張れるアンセルくんて、すごくない?『きっと、星のせいじゃない。』以来のハマり役よね。音楽を通して惹かれあうウェイトレスのデボラとの会話もお洒落だったよね。お杉:そのへんもさすが、エドガー・ライト。映画の台詞や音楽の知識をひけらかしあうオタクっぽさも、好きな人にはたまらないよね。なんなら、観ながら「わかる、わかる!」って言っちゃう?(笑)B子:やな感じ~(笑)。でも、大目に見てあげてよ。お杉:大目に見よう。なぜなら、おじさんたちとのジェネレーションギャップを埋めるのも音楽だからね。どの世代が観ても、ツボっちゃうこと間違いなし。全30曲入りサントラが欲しくなるぜ。B子:なぜ、ベイビーが音楽とクルマがないと生きていけないのか。そのへんの事情も徐々に明かされていくし、ドラマとしても見応えあり。お杉:もちろんベイビーのドライビング・テクもね。『ワイルド・スピード』ファンの皆様もチェキラッ!『ベイビー・ドライバー』監督・脚本/エドガー・ライト出演/アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックスほか新宿バルト9ほか全国公開中。お杉とB子ジム・ジャームッシュ監督作でいちばん好きかもな『パターソン』(8月26日公開)。出てくるワンコも超絶かわいいのよ。(お杉)8月に全米公開される『スティーヴとロブのグルメトリップ』第3弾は、美食の国スペインが舞台。日本公開が待ち遠しい。(B子)※『anan』2017年8月30日号より。(by anan編集部)
2017年08月26日ジム・ジャームッシュ監督が『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバーを主演に、監督・脚本を務めた最新作『パターソン』。昨年のカンヌ国際映画祭で絶賛を受けた本作で、アダムが演じた主人公の愛犬マーヴィン(ブルドッグ)も大きな注目を集め、見事パルム・ドッグ賞を受賞!その愛らしい姿をとらえた本編映像・場面写真がシネマカフェに到着した。本作は、ニュージャージー州パターソンに住むバスの運転手のパターソンと、妻のローラ、愛犬マーヴィンのいつもの7日間を、監督ならではの絶妙なユーモアと飄々とした語り口で切り取りとった、美しさと優しさにあふれた物語。主人公パターソンの愛犬マーヴィンを演じていたのは、イングリッシュ・ブルドッグの元保護犬ネリー。窓際で主人公パターソンの帰宅を待ち、彼が帰ってくると我先にいつもの椅子に座り、「このうちの主人は僕…」とでも言っているかのように、パターソンを見つめる表情、しぐさはまるで人間のよう。毎晩、パターソンと散歩に出かけ、彼がBARで一杯飲んでいる間じっと待つ姿も健気すぎる。プロデューサーのカーター・ローガンも「彼女の表情は見事!声の表情は並外れていた」とベタぼめ。実は雌犬であるネリーはこうした名演技が高く評価され、カンヌ国際映画祭ですばらしい演技を披露した俳優犬に贈られるパルム・ドッグ賞を受賞。世界中の評論家はもちろん、本作をいち早く観た人たちからも絶賛を受けている。しかし、残念ながら、パルム・ドッグの栄誉を受ける前に彼女は亡くなってしまい、エンドクレジットではこの愛すべき名犬ネリーに哀悼が捧げられている。『パターソン』は8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月19日アダム・ドライバーが“インディーズ映画の雄”ジム・ジャームッシュとタッグを組み、昨年のカンヌ国際映画祭でも絶賛された『パターソン』。その公開を記念して行われたジャームッシュ監督初期3部作の投票の結果、カンヌでカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した『ストレンジャー・ザン・パラダイス』が第1位となり、劇場上映が決定した。最新作の『パターソン』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『沈黙-サイレンス-』に出演し、いまや次世代ハリウッドを代表する俳優となったアダムが、“パターソン”という街に住む、バスの運転手パターソンを演じる珠玉作。「君のことを思いながらこのシーンを書いた」という監督たっての希望で、永瀬正敏が『ミステリー・トレイン』(’89)以来ぶりにジャームッシュ作品に再出演していることでも話題を呼んでいる。そこで、「もっとジャームッシュを若者にも知ってもらいたい!」と、ヒューマントラストシネマ渋谷主催で今回の投票&上映キャンペーンを実施。80年代の公開以来、現在もカルト的な人気を誇る初期3部作『パーマネント・バケーション』(‘80/卒業制作)、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(’84)、『ダウン・バイ・ロー』(’86)の中から、ファンたちが好きな1作品に投票。ジャームッシュ作品のTシャツを着た熱狂的なファンを思わせる方から感度鋭い若者たちまで、10代~60代近くの幅広い層から票を得て、最後は『ダウン・バイ・ロー』と得票数を競り合った結果、1位は『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に決定!8月22日(火)の1夜限りの上映で、渋谷のスクリーンに公開当時の興奮が蘇る。この結果に際し、ヒューマントラストシネマ渋谷の支配人は「投票期間中は、たくさんの方にご参加いただき誠にありがとうございました。過去に某アパレルブランドで販売されたジャームッシュの作品Tシャツを着て投票してくださった方もいて、企画側の人間として目頭が熱くなりました…!イベント当日が楽しみです!」と喜びいっぱいにコメント。1986年4月19日より日本公開された『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は、ミニシアター・ブームの草分け的作品としてロングランヒットに。ニューヨークに住む若者ウィリーとハンガリーからやって来た彼の従妹エヴァ、ウィリーの相棒エディという3人の若者の触れ合いを描く。印象的な音楽を手がけたのは、主演を務めたジョン・ルーリー。「新世界」「一年後」「パラダイス」の3部構成で、全編モノクロで撮影。35ミリ長編映画としては第1作目。同作の公開当時には、錚々たる面々からコメントが寄せられた。※1986年公開時パンフレットより転載(敬称略/順不同)■山田洋次(映画監督)とても感心しました。三人の貧しい若者たちに熱い愛情のまなざしをなげかけながら、自由への憧れをせつせつと謳った作品。素晴らしい才能です。■村上春樹(小説家)とても面白い映画で、知人にも勧めております。ゴダールをもっとポップにしたみたいな感じだけど、嫌み・臭みがないのが良かったです。■坂本龍一(ミュージシャン)ワンカット、ワンカットが昔のアルバムを見るときの様に甘酸っぱいものを漂よわせている。アメリカという国への愛、小津の反映、ウィリーたちのライフ・スタイルetc。どれをとっても好感がもてる。ジャームッシュの初期作にして、永遠の代表作ともいわれる1本。集大成的作品『パターソン』とともに堪能してみては?『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は8月22日(火)18時40分の回のみ、ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映。『パターソン』は8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日ジム・ジャームッシュ監督がトム・ヒドルストンを主演に迎えた前作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』から4年。昨年のカンヌ国際映画祭を湧かせた、アダム・ドライバー主演の最新作『パターソン』が8月26日(土)より公開される。このほど、ジャームッシュをはじめ、名だたる監督たちを魅了してやまないアダムの場面写真が一挙に到着した。ニュージャージー州パターソンに住む、バスの運転手パターソン。彼の1日は、朝、隣に眠る妻ローラにキスをしてから始まる。いつものように仕事に出かけ、乗務をこなす中で、心に浮かんだ詩を秘密のノートに書きとめていく。仕事の後は妻と夕食をとり、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅し、また妻の隣で眠りにつくーー。本作は、そんな代わり映えのしないパターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いとともに描きだす7日間の物語。主人公のパターソンを演じるアダムといえば、J・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(’15)でカイロ・レンを演じ、世界的にその名を知られるようになった。1983年、カリフォルニア生まれの34歳。名門ジュリアード音楽院を卒業後、TVシリーズや舞台で活躍していたが、2012年からのドラマ「GIRLS/ガールズ」で注目を集めはじめ、エミー賞にもノミネート。合わせて、メジャーからインディペンデントまで有名監督の話題作に相次いで出演する。スティーヴン・スピルバーグ監督『リンカーン』の端役から、ノア・バームバック監督『フランシス・ハ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』、コーエン兄弟監督『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のほか、マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』では、主人公ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とともに日本を訪れる宣教師を演じていたことも記憶に新しい。今年12月には、ライアン・ジョンソン監督『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で再びカイロ・レンを演じることでも話題。さらに、スティーヴン・ソダーバーグ監督『Logan Lucky』(原題/’17)、テリー・ギリアム監督『The Man Who Killed Don Quixote』(原題/’18)が控えている。いまやハリウッドの名監督たちが、最も熱い視線を送る俳優の1人となったアダム。そして今回、ジャームッシュ監督独特のオフビートな作風がカンヌで絶賛を受けた本作から解禁となるのは、バスの運転手で詩人でもある主人公パターソンを演じるアダムの初公開写真。朝起きて、仕事に向かい、夜は愛犬マーヴィンと散歩がてら、行きつけのバーでビールを1杯。自宅には詩の本が並び、大好きな詩を綴り、時には詩を愛する少女と話をする。愛しい妻と一緒に映画鑑賞をし、妻が好きな詩の1編を読むことも…。アダムは寡黙ながらも温かく、存在感あふれる演技で、第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞している。『パターソン』は8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月29日夏休みシーズンに入り、「日常から逃避したい」「ここではないどこかへ出かけたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。刺激的なバカンスもいいもの。でも、“平凡な毎日にこそ喜びがある”ということに気づかせてくれる素敵な映画『パターソン』が、ジム・ジャームッシュ監督から届きました。ニュージャージー州パターソンに暮らす、バスの運転手パターソンの物語です。毎日、美しい妻ローラの隣で目覚め、たいてい一人で朝食をとり、車庫まで歩き、バスを運転し、街を眺め、乗客の会話に耳を傾けて微笑み、ランチタイムには一人静かに秘密のノートに詩を書きとめます。帰宅後は、ローラと夕食をとり、愛犬を散歩に連れ出し、その散歩道の途中のバーでビールを一杯。彼の日々は、ほぼこの繰り返しです。それを刺激がない平凡な日々と考える人もいるでしょう。でも、単調な日々を繰り返しているからこそ、その中に生まれるちょっとした変化に気づき、そこに喜びを見出し、創作のインスピレーション源にできるのがパターソン。彼は、受動タイプのアーティストで、観たり、聞いたり、触れたりするすべてのものを豊かに吸収して、アウトプットする人。でも控えめなので作品を誰かに見せる覚悟ができず、素晴らしい才能を公に発表すべきだと常にローマから言われているのです。そんなローラも個性的です。でもパターソンに比べると自信家で意欲的。自分の感性を外に放出しながら生きています。モノトーンが大好きで、自宅のインテリア、洋服、そしてカップケーキまで白と黒に塗ってしまうほど。そして、パターソンに持たせるランチにも、メッセージ代わりにコラージュした写真や、オレンジの皮やお弁当箱にモノトーンの柄を描くなど、参考にしたいアイディアがいっぱい。わかりやすいタイプの個性派で、頑張れば真似できそうなタイプでもあります。でも、パターソンは違うタイプ。刺激がないと創作できないタイプのアーティストともひと味違います。バスの運転手として生計を立ててはいますが、心は真のクリエーターで、どんなものからも刺激を受けることができる豊かな感受性の持ち主。彼の生活は、つまらないものの代表格であるルーティーンワークや、誰の周りにもあるもので囲まれていて、彼は平凡の中に特別性を見出しているのです。だから、彼の詩のテーマは、お気に入りのマッチや誰も気に留めないような出来事など、身近なものばかり。同じものを観ているのに、違うものが見える。それこそ、特別な才能のであるように思えるのです。パターソンの日々を描いた本作には、あたりまえを繰り返せる幸せに溢れています。それとちょっとした刺激。平凡な毎日を繰り返しているから、ちょっとした変化に気づけるし、それを喜ばしい、面白いと思える。彼を見ていると、毎日を面白くするのは自分次第だと感じられるのです。刺激がほしいなと愚痴ってしまったとき、それは刺激が足りないのではなくて、自分の感性が鈍くなっているだけなのかも。そんなことに気づかせてくれる作品です。(text:June Makiguchi)
2017年07月26日昨年27歳の若さで亡くなったアントン・イェルチンが主演を務め、巨匠ジム・ジャームッシュが惚れ込んだ新鋭監督のもと異国で出会った男と女のラブストーリーを描く『ポルト』の公開が決定。合わせて、情熱的な一夜の物語を予感させる、ワンカットのWEB限定ロング・バージョンの予告映像が解禁となった。ジェイクとマティは、ポルトガル北部の港湾都市ポルトで暮らす、よそ者(アウトサイダー)。2人はかつて、束の間の肉体関係を結んだことがあった。ジェイクは26歳、家族に追放されたひとりぼっちのアメリカ人。マティは32歳、恋人についてポルトへやってきたフランス人留学生。ある日、2人は、考古学調査の現場でお互いの存在に気づく。カフェでジェイクは、思い切ってマティに話しかけてみる。2人は気楽なたった一夜の関係を結び、その夜のできごとが、2人の人生を大きく変えていく――。本作は、ポルトガルの港町“ポルト”を舞台に、異国に馴染めず放蕩を続けるアメリカ人の男と恋人を追ってフランスからきた女の人生を大きく変えた「忘れられない一夜」をめぐり、過去・未来が交錯する珠玉のラブストーリー。男=ジェイクを演じるのは、『スター・トレック』シリーズや、ジャームッシュ監督の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』などに出演し、将来を嘱望されながら、昨年逝去したアントン・イェルチン。女=マティには、本作で英語作品に初出演、初めて主演を務めるルシー・ルーカス。そのほか、『ママは娼婦』(‘73)や『セラフィーヌの庭』『めぐりあう日』などのベテラン、フランソワーズ・ルブランなどが出演する。メガホンをとったのは、2013年ヴェネチア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞、本作が長編劇映画初挑戦となるゲイブ・クリンガー。彼の才能に惚れ込んだジャームッシュが製作総指揮を名乗り出た。今回解禁となったWEB限定スペシャル・ロング・バージョン予告は、なんと2分半ものワンカット長回し。ブルース界の巨人、ジョン・リー・フッカーの「Shake it baby」に乗せ、男と女の出会いの瞬間を見事に捉えた、強烈なインパクトを残す映像となっている。『ポルト』は9月30日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月12日今年5月、世界で初めて3年連続カンヌ国際映画祭に出演作が出品された俳優・永瀬正敏。7月2日(日)今夜放送の「情熱大陸」では近年写真家としても作品を発表、その表現活動の幅を広げ続ける永瀬さんの“今”に密着する。1966年宮崎県に生まれた永瀬さんは、1983年に相米慎二監督作品『ションベン・ライダー』で映画主役デビュー。その後はTVドラマなどで活躍し、1989年にジム・ジャームッシュ監督の『MISTERY TRAIN』に出演。同作で国際的な評価を得海外で活躍する若手俳優として日本でも注目を浴びた。1991年には山田洋次監督の『息子』で日本アカデミー賞助演男優賞ほか各賞を受賞するとフレデリック・フリドリクソン監督『Cold Fever』など海外作品にも積極的に出演し国内外を問わず活動するように。「20代、30代はまず俺が走ろう。攻めて攻めてと思っていた」という永瀬さんは、企画を気に入れば規模や国に関わらずどんな作品にも挑戦。その姿勢は浅野忠信ら、海外で活動する若手日本人俳優の先駆けとなった。河瀬直美監督と2度目のタッグを組んだ映画『光』で、視力を失っていく天才カメラマンを演じた永瀬さん。同作について「僕のすべてを置いてきた」と振り返る永瀬さんは、カンヌ国際映画祭上映後、鳴り止まぬスタンディングオベーションを受けて人前では決して見せることのなかった涙を見せる。その涙に込められた意味とは!?また、最近は写真家としても作品を発表。2012年からは独自の視点と感性で日本の47都道府県を47冊の写真集に写し出すビックプロジェクト「Jの記憶」をライフワークとして行っている永瀬さん。「写真と俳優には共通点がある」と語り、被写体の意外な一面を引き出すことにかけて定評がある永瀬さんがいま最も撮りたい「ある人物」とは?番組では永瀬さんの“今”に迫るべく、これまで20回以上の写真展を開き6冊の写真集を世に送り出した「写真家」としての彼にフォーカスを当て、来年の大規模な個展に向けて活動を始めた永瀬さんの緊張感みなぎるポートレート撮影現場にも密着。永瀬さんが生み出す“写真家のまなざし”を追う。永瀬さんに密着した「情熱大陸」は7月2日(日)23時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年07月02日スマホがジムに早変わり!フィットネスクラブ「オアシス」を運営する株式会社東急スポーツオアシスは、いつでもオアシスの運動メニューを利用できるアプリサービス「WEBGYM」のAndroid版をリリースした。アプリメニューのひとつ「スタジオ」では、人気インストラクターによるエアロビクスやステップエクササイズ、ヨガやピラティスなど、豊富なスタジオプログラムが閲覧・利用できる。利用は24時間365日可能なので、忙しい人でも自宅で本格的なスタジオレッスンに参加できる。そのほか、ダイエットに最適なメニューを提示してくれる「30日間ダイエットチャレンジ(1~4WEEK)」やストレッチなど、ダイエッターに嬉しいコンテンツも豊富。自宅や職場、もちろんジムでも使える運動やケアメニューは、約400種類以上もそろっている。目的や目標に合わせたメニューを自動的にピックアップしてくれる「おすすめメニュー」もあるので、まるで個人インストラクターがついているような気分だ。「いいね!」のやりとりでモチベーションアップリアルタイムでほかのユーザーとコミュニケーションが図れるコンテンツ「交流場」は、モチベーションを高めるのにぴったり。その日に行ったトレーニングの内容や感想を記録し、他のユーザーと共有することもできる。アプリ「WEBGYM」の利用は無料。対応端末はAndroid(Android要件5.0以上)およびiPhone(対応OS/iOS8.0以上)、iPad、Apple Watch、Apple TVとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社東急スポーツオアシスプレスリリース※WEBGYM
2017年06月20日第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大絶賛を受けたジム・ジャームッシュ監督の最新作『パターソン』の公開が、8月26日(土)に決定。主演のアダム・ドライバーと“パルム・ドッグ”を受賞した名犬とともに、28年ぶりにジャームッシュ監督作品に出演した永瀬正敏も登場する日本版予告編が解禁となった。ニュージャージー州パターソンに住む、バスの運転手パターソン。彼の1日は、朝、隣に眠る妻ローラにキスをしてから始まる。いつものように仕事に出かけ、乗務をこなす中で、心に浮かんだ詩を秘密のノートに書きとめていく。仕事の後は妻と夕食をとり、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅し、また妻の隣で眠りにつく――。そんな代わり映えのしないパターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いとともに描きだす7日間の物語。カイロ・レン役を続投する『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はもちろん、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』でも強烈な印象を放つアダムが、主人公パターソンに。その妻ローラを演じるのは、「世界で最も美しい顔」4位に選ばれた美貌を持ち、イランの巨匠アスガー・ファルハディ監督の『彼女が消えた浜辺』(’09)では主演を務め、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』にも出演するゴルシフテ・ファラハニ。また、今年のカンヌ国際映画祭での『光』の高評価も記憶に新しい永瀬さんが、『ミステリー・トレイン』以来、28年ぶりにジャームッシュ監督作品に出演している。予告編映像では、パターソンという名の街に住み、パターソン行きのバスを運転するパターソンという男(アダム・ドライバー)が、ノートに詩を書きとめ、妻と夕食をとり、愛犬と散歩し、行きつけのバーに立ち寄る。そんな何気ない毎日が、ジャームッシュ監督らしいユーモアと飄々とした語り口の中に描かれていく。幻想的に登場する双子たちや、バーや街角での登場人物たちとのやりとり、そして映像のラストには永瀬さんが登場し、アダム扮するパターソンと絶妙なやりとりを見せる様子は必見。また、パターソンを振り回し、愛嬌たっぷりの名演を見せる、昨年のカンヌで“パルム・ドッグ”賞に輝いたマーヴィン役のブルドッグ、ネリーにも目が釘付けになること間違いなし。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』などの初期の作風を彷彿とさせながらも、『コーヒー&シガレッツ』『ブロークン・フラワーズ』といった作品を経て、その映像表現と独特の世界観がいっそう研ぎ澄まされた本作は、ジャームッシュの集大成的作品としてカンヌをはじめ世界で絶賛。そのジャームッシュが、『スター・ウォーズ』から、スコセッシ、コーエン兄弟、テリー・ギリアム、スティーブン・ソダーバーグといった名だたる巨匠作品、ノア・バームバック、レナ・ダナムら“ニューヨーク派”までを網羅するアダムと組んだことも大きな話題を集めている。合わせて解禁となったポスタービジュアルは、パターソンが最愛の妻ローラと眠る毎朝の1コマが連なるデザイン。一見、同じように見えても、彼らの姿勢やベッド脇の本、木漏れ日などが少しずつ異なり、毎日が少しずつ違っていることを気づかせてくれるもので、「毎日が、新しい」パターソンの日々を表現した、優しく、美しい仕上がりとなっている。『パターソン』は8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日アレハンドロ・ホドロフスキー監督&脚本による映画『エンドレス・ポエトリー』が、2017年11月18日(土)より順次公開される。2014年に23年ぶりの新作となる自伝的作品『リアリティのダンス』と、製作されなかった幻の超大作ホドロフスキー版『DUNE』の顛末を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が公開、その際の来日イベントではエネルギッシュな姿を見せるなど、90歳近い高齢とは思えない活躍も記憶に新しいホドロフスキー監督。本作は、『リアリティのダンス』の続編となるもので、舞台はホドロフスキーの故郷トコピージャから首都サンティアゴへと移る。様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流が、虚実入り交じった“マジック・リアリズム”の手法で描かれる。前作と同じく、ホドロフスキーの長男であるブロンティス・ホドロフスキーがホドロフスキーの父親役を、また青年となったホドロフスキー役を、末の息子であるアダン・ホドロフスキーが演じる。また撮影監督には、ウォン・カーウァイ監督作『恋する惑星』など、手持ちカメラの独特の映像で知られるクリストファー・ドイルが就任。ウォン・カーウァイのほか、ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントなど様々な監督の作品に携わってきたドイルが、本作で初めてホドロフスキー監督とタッグ組んだ。2017年2月に88歳の誕生日を迎えたホドロフスキー監督は、本作について次のようにコメントを残している。「『エンドレス・ポエトリー』は、われわれを取り巻く世界に潜むマジック・リアリズムを探求します。観た人が真の自分を発見する手がかりになる、まさに“生きること”への招待ともいうべき作品です」【作品情報】『エンドレス・ポエトリー』原題:Poesía sin fin公開日:2017年11月18日(土) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー撮影:クリストファー・ドイル出演:アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ編集:マリリン・モンシューダビング:ジャン=ポール・フリエダビング補:ベンヤミン・ビヨー録音:サンディ・ノタチアニ、グアダリュプ・カシユス音楽:アダン・ホドロフスキー衣装:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキープロダクションデザイン:アレハンドロ・ホドロフスキー美術:パトリシオ・アギュラー、デニス・リア=ラティノフ美術補:佐々木尚(c) Pascale Montandon-Jodorowsky
2017年05月26日