映画『L.A.コールドケース』が、2022年8月5日(金)より公開される。ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが共演。監督はブラッド・ファーマン。未解決のラッパー暗殺事件がモチーフ映画『L.A.コールドケース』は、90年代のヒップホップ・シーンを象徴するラッパー“2 パック(2PAC)”と“ノトーリアス・B.I.G.”が射殺された未解決事件をモチーフとするクライム・サスペンス。アメリカ音楽界に大きな衝撃を与えた伝説的な2人のラッパーの死は、「対立する所属レーベル同士の報復合戦が招いた悲劇」とも噂され、メディアでは「ヒップホップ東西抗争」として大々的に取り上げられた。さまざまな憶測を巻き起こしが、現在まで犯人は特定されておらず、その真相は闇に葬られている。なぜ2人は暗殺されたのか?悪の正体に迫る20世紀を代表する2人のラッパーは、なぜ、誰に、暗殺されたのか?“天使の街”とされるロサンゼルスに巣食う、悪の正体とは?事件の真相を追う刑事と記者の2人を通じて、アメリカ史上最も“悪名高い(ノトーリアス)”と称される未解決事件の謎に迫り、巨大な闇を鋭くあぶり出す。ジョニー・デップ×フォレスト・ウィテカーの豪華タッグ映画『L.A.コールドケース』では、ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが、元刑事・記者役として共演。■主人公・ラッセル・プール...ジョニー・デップ事件の担当刑事だったロサンゼルス市警察署の元刑事。事件から18年が経過してもなお、家族や友人に避けられるようになってまで、未解決事件の真相を追い続けている。実在の人物である主人公を演じたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』等でアカデミー賞に3度ノミネートしているジョニー・デップ。近年の出演作は、『MINAMATA−ミナマタ−』や『オリエント急行殺人事件』など。■ジャック...フォレスト・ウィテカー当時この事件を報じ、「ピーボディ賞」を受賞した記者。ビギーの回顧特集を執筆するため、この事件を最も深く知るプールとともに再び事件を追うことになる。演じるのは、『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞男優賞を受賞し、2022年のカンヌ国際映画祭で“名誉パルムドール”を受賞した名優フォレスト・ウィテカー。近年は『リスペクト』、マーベル映画『ブラックパンサー』などに出演。監督はブラッド・ファーマン監督は、『リンカーン弁護士』や『ランナーランナー』などで知られるブラッド・ファーマン。米作家のランドール・サリヴァンが、綿密な取材と膨大なリサーチに基づき、2002年に出版したノンフィクションをベースに映画化した。<映画『L.A.コールドケース』あらすじ>1997年3月。全米に衝撃を与えたノトーリアス・B.I.G.の暗殺事件が勃発。その担当刑事だった元ロサンゼルス市警察署のラッセル・プールは、事件から18年が経過した今も、未解決事件の真相を追い続けていた。ある日、彼のもとに事件の謎を独自に探っていた記者ジャックが訪れる。なぜラッセルが家族や友人に避けられるようになってまでこの事件に執着しているのか、そこから捜査が進まない原因を突き止めようとする。さらに、プールはノトーリアス・B.I.G.の事件に警察官たちの関与を疑い捜査を深めていく。そして、プールとジャクソンは手を組み複雑に絡む事件の真相に迫るが…【詳細】映画『L.A.コールドケース』公開日:2022年8月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋 ほか出演:ジョニー・デップ、フォレスト・ウィテカー、トビー・ハス、デイトン・キャリー監督:ブラッド・ファーマン原作:ランドール・サリヴァン「LAbyrinth」脚本:クリスチャン・コントレラス2018年│アメリカ・イギリス│英語・スペイン語│112分│カラー│スコープ│5.1ch│G│原題:CITY OF LIES│字幕翻訳:種市譲二
2022年05月31日トーガ(TOGA)から、2022年春夏コレクションのランウェイピースなどが、各路面店に登場。2022年5月20日(金)より、トーガ 原宿・大阪で販売される。ランウェイピースが路面店に登場トーガ 原宿・大阪では、2022年春夏コレクションのランウェイに登場したピースや直営店限定アイテムなどを含む、特別なコレクションを展開。“レイヤードを楽しむ”メッシュスカート注目は、ナイロン糸のテキスタイルを使用した透け感のあるメッシュスカートだ。「ナイロン メッシュ スカート」の裾には、たっぷりのフリルをあしらって。手持ちのワンピースやスカートなどと合わせるだけで、いつものコーディネートをフレッシュにアップデートすることができそう。花柄プリントをあしらった「ナイロン メッシュ ジップ スカート」も要チェック。両サイドにファスナースリットが付いているため、ワイドなシルエットのスラックスやデニムパンツと組み合わせて、フェミニン×マスキュリンなコーディネートを楽しむのもおすすめだ。メンズもOK、フェイクレザーコートウィメンズだけでなく、メンズも着用できるユニセックスアイテムも展開。オーバーサイジングの真っ赤な「フェイク レザー コート」は、一枚羽織るだけで様になる主役級アイテム。艶やかなフェイクレザーに型押しのエンボス加工を施すことで、リズミカルな風合いに仕上げている。サイドジップ付きのため、自分好みのシルエットにアレンジ可能だ。【詳細】トーガ ランウェイピース&直営店限定品発売日:2022年5月20日(金)販売店舗:トーガ 原宿・大阪アイテム例:・ナイロン メッシュ スカート 1 80,300円<ランウェイピース>・ナイロン メッシュ ジップ スカート 35,200円<トーガ 直営店限定>・フェイク レザー コート 89,100円<トーガ直営店限定>【問い合わせ先】トーガ 原宿店TEL:03-6419-8136
2022年05月23日トーガ(TOGA)は、アイウエアブランド・ユウイチ トヤマ.(YUICHI TOYAMA.)とコラボレーションしたサングラスをトーガ 直営各店などにて発売。トーガ × ユウイチ トヤマ.が初コラボ「伝統的な技術と革新的なデザイン」をポリシーに、日常に寄り添うアイウェアで国内外から高く評価されているユウイチ トヤマ.とトーガが初のコラボレーション。トーガならではの洗練されたカラーリングを落とし込んだ、全4型のアイウェアを展開する。メタルをはめ込んだマーブル柄アセテートフレームのサングラス50年代に流行したクラウンパント型のサングラス「DFW」は、ボリュームのあるデザインが魅力。レンズとリムの間にメタルをはめ込んだ、ユウイチ トヤマ.オリジナルのインナーメタルフレームに、ブラウン、グリーン、ネイビーのマーブル柄アセテートを採用しアーティスティックな雰囲気に仕上げている。尚、トーガのインラインでは、サングラスと同じ柄のイヤリングやウェアを用意。アイウェアと連動させたコーディネートを楽しめる。“一筆書き”のようなメタルフレームサングラス加えて、ユウイチ トヤマ.の代表的なメタルフレーム「Double Dutch」を採用したサングラス「Herbert」も登場。一筆書きのような線で構成された、ミニマルなメタルフレームが特徴的なアイウエアだ。繊細なデザインながら、安定した装着感があるのも嬉しい。リムは表裏で異なるカラーを配し、表情をプラス。メタルは山なりにカッティングすることで、シャープな印象に仕上げた。ミラーレンズのモデルもいずれのサングラスも、通常のカラーレンズモデルに加え、ミラーレンズを採用したモデルも展開される。【詳細】トーガ × ユウイチ トヤマ.発売日:2022年4月15日(金)展開店舗:トーガ 直営各店、トーガ 各取り扱いショップ、トーガ オンラインストア、三越伊勢丹オンラインストア、阪急百貨店公式通販サイト HANKYU FASHION、Rakuten Fashion・DFW 46,200円・DFW mirror 48,400円・Herbert 45,100円・Herbert mirror 47,300円※全型、両ブランドのロゴが入ったオリジナルカラーのアイウェアケースが付属。【問い合わせ先】トーガ 原宿店TEL:03-6419-8136
2022年04月21日トーガ(TOGA)とディッキーズ(Dickies)のコラボレーション第2弾のアイテムが登場。トーガ 直営各店などにて販売。トーガ × ディッキーズ第2弾2021年7月以来2回目となるトーガとディッキーズのコラボレーション。丈夫で汚れにくい T/C ツイル素材を採用した、全4型のアイテムが勢揃いする。前シーズン即完売のフレアパンツをアップデート脚のシルエットをすらりと美しく見せるトーガオリジナルパターンを採用し、前シーズン即完売となったフレアパンツは、アップデートを経て装い新たに登場。ディッキーズのワークパンツのディテールをウエスト周りに採用し、アイコニックなレザーコンチョをバックポケットに配した他、ダブルステッチ仕様となっている。カラーは、ベージュ、ネイビー、ブラックの3色で展開される。ウエスタンテイストのプリーツスカートウエスタンテイストのプリーツスカートにも、ワークパンツのウエスト周りのディテールを起用。フロントのレザーコンチョが、デザインにアクセントを効かせる。薄手のT/C ツイルと、透け感のあるメッシュプリーツのコントラストが目を引く1着だ。ワークシャツ&カバーオールもディッキーズの半袖ワークシャツ「574」をベースにした半袖ロングシャツは、ワンピースとしても着用可能なアイテム。ボディにはT/Cツイルを採用し、袖には艶やかなキュプラ素材を用いて異素材の組み合わせならではの表情をプラス。胸元のフラップポケットには、ウエスタンモチーフがあしらわれている。シャツと同様に、袖をキュプラで切り替えたT/Cツイルのジャンプスーツも登場。ディッキーズの「48611」モデルのカバーオールをベースに、メタルバックルベルトをプラス。パンツ部分のフロントにはセンタープレスクリース加工を施し、立体感のあるシルエットでクラシカルな佇まいに仕上げている。【詳細】トーガ × ディッキーズ発売日:2022年4月15日(金)展開店舗:トーガ 直営各店、トーガ 各取り扱いショップ、トーガ オンラインストア、三越伊勢丹オンラインストア、阪急百貨店公式通販サイト HANKYU FASHION、Rakuten Fashion・フレアパンツ 26,400円・プリーツスカート 39,600円・ロングシャツ 25,300円・ジャンプスーツ 39,600円【問い合わせ先】トーガ 原宿店TEL:03-6419-8136
2022年04月21日ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードを訴えた裁判が4月12日にスタートし、早速生々しい証言の応酬となっている。2018年、ハードは“DVからの生還者”としてThe Washington Postにコラムを発表。デップはこれが名誉毀損に当たると主張し、5000万ドルの賠償金を求める訴訟を起こした。するとハードは、記事の中でデップに言及しているわけではないとして、1億ドルの賠償金を求めて反訴。泥沼の法廷バトルに発展していた。裁判の2日目、DVと性的暴行を受けたとするハードの主張に反論するため、デップの姉でマネージャーも務めていたクリスティ・デンブロウスキがデップ側の証人として法廷に立った。Yahoo Entertainmentによると、デンブロウスキは「私たちは母親に虐待されていた。弟は決して暴力を繰り返したりしない」とデップを擁護したという。しかし反対尋問でハードの弁護団は、2014年にデンブロウスキがデップに対して送ったとされる「お酒をやめて。クスリをやめて。コカインをやめて」というメッセージを持ち出した。ハードは、少なくとも14回の虐待被害に遭ったと主張しており、そのほとんどのケースでデップは酒に酔っているかドラッグでハイになった状態だったとしている。裁判の3日目には、夫妻の元結婚カウンセラーを務めていたローレル・アンダーソン医師の宣誓証言が法廷で再生され、その模様をPEOPLEが伝えている。「デップ氏からアンバーへの暴力はあったのですか?」と問われたアンダーソン医師は、「ええ、そうですね。彼はおそらく、20年か30年、うまくコントロールできていたのだと思います。2人とも、家庭内虐待の被害者でしたが、何十年も制御していた。そしてハードさんと一緒になったことがトリガーとなって、お互いに虐待をしてしまったのだと私は見ています」と答えたという。またアンダーソン医師は、ハードが「見捨てられないために」わざと元夫にケンカをふっかけて自分の元に繋ぎ止めようとしていたと主張。当時アンダーソン医師は、ハードの顔に複数のアザがあることを確認していたという。ABCは、ハードの個人アシスタントを務めていたケイト・ジェームズさんのビデオ証言も法廷で流されたと報じている。普段のデップは穏やかかつシャイで「完璧な南部の紳士」だったが、ハードはそうではなかったとジェームズさんは主張した。ハードは、突然怒って叫び出したり、夜中に泥酔して支離滅裂なメールを送ってきたりしただけではなく、ジェームズさんが給料アップを要求した際、顔に唾を吐きかけられたことがあったという。
2022年04月15日ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判が、現地時間4月11日、ヴァージニア州で始まった。2018年12月、アンバー・ハードが「Washington Post」紙に寄稿した意見記事をめぐるもの。この記事の中で、ハードは、デップを名指しすることなく、自分がDVの被害者であると述べていた。しかし、デップは、名前を出さなくても、読んだ人はそれが自分のことを言っているとすぐわかると主張。この記事が出てすぐ『パイレーツ・オブ・カリビアン』を降板されたのにもこの記事が関係していると、5,000万ドルを求める名誉毀損訴訟を起こした。それを受けてハードは1億ドルを求める逆訴訟を起こしている。初日は、陪審員の選定が行われた。裁判は6週間に及ぶと見られる。文=猿渡由紀
2022年04月12日トーガ(TOGA)とポーター(PORTER)のコラボレーション第4弾が登場。トーガ直営店ほかにて販売される。トーガ × ポーターの新作コラボバッグスタート以来人気を博している、トーガとポーターのコラボレーションが第4弾を迎える。今回は、トーガらしいウエスタンモチーフの刺繍やコンチョをあしらった全3型を展開する。中でも注目は、トーガ直営店限定の「パッカブルバッグ」。特殊な刺繍によって施された、ウエスタンモチーフのパッチワークが目を引くデザインだ。また、ストラップを取り外せば、軽量なトートバッグからショッピングバッグのようなシルエットに。メインバッグとしてはもちろん、サブバッグとしても優秀で、使用しないときはメッシュの立体ポケットに収納することができる。コンパクトなスリングバッグは、ポーターのアイコニックなボンディングナイロンの素材と、連なるコンチョが特徴的。小さいながらも機能性にも長けており、両面には立体ポケットをあしらっているほか、サイドジップが付いているので、バッグのトップをを閉めたままでも中身を取り出しやすい。バックパックはオリジナルモデルのデザインを踏襲するシンプルなフォルムで提案。メタルパーツのディテールとウエスタンモチーフの刺繍によってTOGAらしさをプラスしている。「スリングバッグ」同様にボンディングナイロンを使用している。【詳細】トーガ × ポーター発売日:2022年3月25日(金)取り扱い店舗:トーガ直営店、トーガオンラインストア、三越伊勢丹オンラインストア、阪急百貨店公式通販サイト HANKYU FASHION、 Rakuten Fashion ほか価格:パッカブルバッグ 26,400円バックパック 49,500円スリングバッグ 39,600円
2022年04月08日ジョニー・デップ製作のドキュメンタリー映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が、2022年6月3日(金)より順次公開される。ジョニー・デップ製作でシェイン・マガウアンの人生を映画化映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』は、伝説のパンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」のフロントマン、シェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー。30年来の友人であるジョニー・デップ製作で、シェイン・マガウアンの破天荒すぎる音楽人生を映画化する。「ザ・ポーグズ」のフロントマン、シェイン・マガウアンとは?「ザ・ポーグズ」は、ケルト音楽とパンク・ロックが融合した“アイリッシュ・パンク”という一大ジャンルを築き上げ、ヨーロッパで人気のクリスマスソング「ニューヨークの夢」などのヒット曲を生み出したイギリスのパンクバンド。そのフロントマンが、天才シンガー、シェイン・マガウアンだ。シェイン・マガウアンは、5歳から飲酒・競馬・タバコを嗜み、10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め、瞬く間に英ロック界のスターにまでのぼり詰めた。ライブ中泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失う...など音楽史に残る仰天事件を連発し、今もなお多くの音楽ファンに愛されている。インタビュー・ライブ映像・アニメーションで綴る映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』は、爆弾発言だらけのシェイン本人に対するインタビュー映像や貴重なライブ映像、米国の作家ハンター・S・トンプソンのコラボレーションで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションなどを交え、彼の半生を丸裸にしていくもの。「プライマル・スクリーム」のボビー・ギレスピーやジョニー・デップ本人たちがインタビュアーとして出演することで、シェインの心の内を聞き出すことに成功している。中でも、ジョニー・デップはシェインと親しくなる前からシェインの作品の大ファンだったという。「彼を非常に尊敬していて、彼の輪の中に温かく迎え入れてもらった。その後、長い年月をかけて、私たちは一緒に多くのことを経験してきた。あまりにも多くのことを。」と語るほど、シェインと過ごした時間はジョニーにとってかけがえのないものであった。作中では、シェインとジョニー・デップ、2人の若かりし頃の様子が垣間見える貴重な映像が登場。「君は変わらない。甘ったるい顔をした、お砂糖野郎だ。ハンサムすぎてムカつく。」と思わず本音を漏らすシェインに爆笑するジョニー・デップの様子など、2人の仲の良さがうかがえるやりとりも目にすることができる。監督は音楽ドキュメンタリーの巨匠ジュリアン・テンプル監督は、デヴィッド・ボウイ出演の『ビギナーズ』や、セックス・ピストルズを追った『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』で知られる、音楽ドキュメンタリーの巨匠ジュリアン・テンプル。『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』では、シェインの一筋縄ではいかない歴史を紐解いて鮮烈に映像化し、第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞に輝いた。【詳細】映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』公開日:2022年6月3日(金)渋谷 CINE QUINTO ほか全国順次ロードショー製作:ジョニー・デップ監督:ジュリアン・テンプル出演:シェイン・マガウアン、ジョニー・デップ、ボビー・ギレスピー、モーリス・マガウアン、シヴォーン・マガウアン、ヴィクトリア・メアリー・クラーク、ジェリー・アダムズ、ボノ2020年/アメリカ・イギリス・アイルランド/130分/英語/日本語字幕:髙内朝子/字幕監修:ピーター・バラカンR18+/英題:Crock of Gold: A Few Rounds with Shane MacGowan
2022年03月12日ジョニー・デップが製作、30年来の友人であるパンクバンド「ザ・ポーグズ」のフロントマン、シェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー『シェイン世界が愛する厄介者のうた』が6月3日(金)より全国順次公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁となた。アイリッシュ・パンク(ケルト音楽とパンク・ロックが融合したジャンル)という一大ジャンルを築き上げ、ヨーロッパで最も人気なクリスマス・ソングの1つ「ニューヨークの夢」などのヒット曲で知られる英パンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」。そのフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの音楽人生を、ジョニー製作でドキュメンタリー映画化。10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め瞬く間に英ロック界のスターに。そんな彼の伝説は音楽だけに留まらず、ライブ中に泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、音楽史に残る事件を連発。本作では問題発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライブ映像や、米国の作家ハンター・S・トンプソンのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていく。さらに、「プライマル・スクリーム」のボビー・ギレスピーやジョニー本人たちがインタビュアーとして出演し、現在のシェインの心の内を聞き出すことに成功。アイルランドで過ごした子ども時代からロンドンのパンク・シーンで活動したシェインの軌跡を通じて、彼の情熱、ユーモア、深い音楽知識、歴史、ポップカルチャーが見事に描かれている。監督はデヴィッド・ボウイ出演の『ビギナーズ』(86)や「セックス・ピストルズ」を追った『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』(79)で知られる、音楽ドキュメンタリーの巨匠ジュリアン・テンプル。日本では、字幕監修をピーター・バラカンが担当。本作の製作を務め出演もしているジョニーは、出会う前から大ファンだったシェインについて、「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメント。また、解禁されたポスターには「みっともねえ最高の人生」というコピーとともに、イエス・キリスト風のシェインを大胆にレイアウト。周囲にはライターやマイクを持つ天使が飛び交うというギャップが面白い。さらに、あばら骨には「ザ・ポーグズ」のファーストアルバムのタイトル「赤い薔薇を僕に」をイメージした薔薇の花が敷き詰められている。シェインのキャラクターが巧みに表現されたビジュアルだ。あわせて解禁された場面写真では、酒に溺れボロボロになった歯を見せ不敵な笑みを浮かべている姿や、マイクを握りしめ魂を込めて歌う若かりし頃のシェインが切り取られている。シェインの一筋縄ではいかない歴史を紐解いて鮮烈に映像化した本作は、第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家・観客共に96%(3月3日時点)の高評価を獲得し、「自由奔放でめちゃくちゃな映画だ。しかし荒れ果てた美しさに満ちている」(TheWrap)、「ジュリアン・テンプルはシェインの伝説を見事なまでに復活させた」(Daily Telegraph・UK)と称賛を浴びた。『シェイン世界が愛する厄介者のうた』は6月3日(金)より渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイン 世界が愛する厄介者のうた 2022年6月3日より渋谷シネクイントほか全国にて公開
2022年03月09日『ジョジョ・ラビット』で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』にも出演するトーマシン・マッケンジー、そしてNetflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」でゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したアニャ・テイラー=ジョイが競演する『ラストナイト・イン・ソーホー』。60年代ロンドンから現代にも通じる恐ろしい出来事を描いた本作で、ファッションが役作りにもたらした影響についてトーマシンとエドガー・ライト監督が語った。映画冒頭、ぼんやり浮かぶシルエットに目を奪われ次第に明るみになるのは、デザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)の姿。彼女は自作のドレスを纏い、愛してやまない60年代の品々に囲まれながら、レコードから流れてくる60年代の音楽に身を委ねる。それは現代なのか、60年代の話なのか――。一瞬にして目が奪われる印象的なシーンが冒頭から訪れる。エロイーズが纏うドレスをはじめ、本作の衣装を担当したのは、『ブルックリン』『17歳の肖像』など、クラシカルでいて、凛とした女性の衣装を手掛けてきたオディール・ディックス=ミローだ。その仕事ぶりは、2つの時代、同じソーホーという場所でそれぞれ夢を追いかける女性たちを演じたトーマシンとアニャの衣装でいかんなく発揮されている。■エドガー・ライトが明かす「冷酷な現実をみせるのにいいオープニング」エドガー・ライト監督は彼女の起用について、「60年代のファッションではあるけど、ありきたりなものはとちょっと違うこと。僕自身その時代を経験したわけじゃないんだけど(笑)、観ていてリアルに感じるか、ということを重視する。彼女の作るものはすごくリアルに感じられるから。実際に会った時、アイデアをルックブックにまとめてきてくれたんだけど、まさに僕が求めているものそのものだった」とふり返る。「サンディ(アニャ)が初めて登場するシーンでは、ピンク色の流れるようなドレス、ダンスがあるのでそれが映えるようなものを、とかなり頭を悩ませた」と監督。「衣装デザインの中でもいちばん大変だったと思うけどとても満足している。鑑賞したファンが2人を絵にしてくれたり、ハロウィンでコスチュームとして着てくれた人もいて僕はとてもうれしかった」と言う。冒頭のシーンについては、「新聞のドレスは、服を作る時に型紙を使ってトレースすることはよくあるから、そのアイデアからきている。いいなと思ったのは、電気がつくとじつはそのドレスが新聞、ということがわかること。グラマラスなことに対しての対比のようなじつは冷酷な現実をみせるのにいいオープニングだと思った」と明かしている。■トーマシン・マッケンジー「ファッションはこの映画の大事な一部」また、トーマシンは「新聞紙で作った自作のドレスは、とても細かくて複雑にできています。ロンドンに到着した時、エリー(エロイーズ)は手作りのオーバーオールにチーター柄のファンキーなタートルネック、大きな茶色のジャケットをあわせてる。三つ編みも手伝って、とにかく若くて純粋でナイーヴ、ワクワクしている人にみえます。彼女が手作りした“田舎のネズミ”スタイルなんですよ(笑)」と話す。「エリーの衣装を選ぶため、今までないほどに衣装チームと親密に仕事をしました。ファッションはこの映画の大事な一部なのです。彼女(オディール)のスタイルは個性的でかっこいい。メイクもウィッグなどもすばらしくて、沢山のアドバイスをもらい意見交換しました。言葉の訛り指導、衣装、ヘアメイクのすべてが役作りの助けになりました。エリーという役に息を吹き込んでくれました」と、オディールら衣装チームへの絶賛を惜しまない。そして、「(アニャは)沢山のジョイ(喜び)を現場や作品にもたらしました。勇気、色気、意思の強さ、ウィットに富んだ個性をサンディに与えました。彼女は見事でしたし、私が出会った中でいちばん熱心な勉強家でとどまることをしりません」と、アニャにも称賛を贈る。現代と60年代、ふたつの時代で生きるサンディとエロイーズは共に、情熱と決意を持って歩みはじめ、大きな夢と期待とともにロンドンへ移り住む。人を惹きつけてやまない煌びやかなネオンライトの影の部分を、正面から、彼女たちの繋がりを軸に描き切ったエドガー・ライト監督の最新作は、ジャンルを超えた“いまの時代”に送り出された新境地になっている。『ラストナイト・イン・ソーホー』はTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年12月10日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月20日あると便利なアイテムが続々発売されているダイソー。今回は、インスタフォロワー数1600人の「Kaoru」さんの投稿の中から、パンがおいしく焼ける便利グッズ「トーストスチーマー」をご紹介します。これがあると朝食やブランチが楽しみになるはず♡いつものトーストの味がランクアップする出典: Instagramダイソーで「食パンがおいしくなる♡」と話題になっているのはこちらの商品。「トーストスチーマー」はパンと一緒にトースターに入れるだけで、外はカリッ中はふわっとした絶品トーストを作れる便利グッズです。シンプルでスタイリッシュなデザイン出典: Instagram「トーストスチーマー」は、清潔感のあるホワイトと無駄のないシンプルなデザインが魅力。持ち手がついているので、出し入れしやすいのもポイント高いですよね。吊り下げできておしゃれに収納できる出典: Instagram持ち手には穴が空いているので、こんな風に吊り下げ収納も可能。投稿者の「Kaoru」さんのようにアイアンバーにフックを付けて引っ掛けておくと、おしゃれに収納できて使い勝手もよさそうですよね。パンと一緒にトースターで焼くだけでOK!出典: Instagram使い方は簡単で、「トーストスチーマー」に水を入れてパンと一緒にトースターで焼くだけでOK!投稿者さんも「これだけでカリふわになるよ♪」とコメントしているように、いつもよりおいしいパンが食べられそうです。おいしいパンを食べたいなら使ってみて♡出典: Instagramダイソーの「トーストスチーマー」は、パンと一緒に入れて焼くだけでおいしさがアップする便利グッズ。手間なく簡単に使えるので、毎日の朝食やブランチに活躍してくれそうです。気になる人は、ぜひ購入してみてくださいね。本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではkaoru0958様の投稿をご紹介しております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年11月14日9月23日(木・祝)本日ついに公開を迎えたジョニー・デップ製作&主演映画『MINAMATA―ミナマター』。この度、ジョニーのスペシャルインタビュー映像が到着した。熊本県水俣市のチッソ水俣工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く「水俣病」の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集を基に描く本作。今回到着した映像では、今作で製作も兼ねたジョニーが、映画製作ついて「私にとって映画は素晴らしい教育を受けられる学校のようなもの」とふり返り、役作りについては「何より素晴らしい点は、そのプロセス。演じる人物を発見し、知っていく。どうにかしてその人物と出会い、なんとか作り上げていく。一人で行う作業なので、この期間は完全に孤立している」とコメント。一方で製作陣との共同作業については「映画は大勢が協力して作り上げるもの。カメラの前にいる人をスターと呼んだりもするが、そんなことはない。スタッフの腕がなければできない。全員の献身がなければ、作品は完成しない」と全員が必要なんだと話した。また、これまで来日経験もあるジョニー。多くのインタビューで「日本に行きたい」と切望していたジョニーだが、昨今の状況から来日を断念。インタビューでは、次に来日した際「まず最初に水俣に行き、感謝を伝えたい。監督のアンドリューとも話していたのですが、できる限り水俣に関心を集めたいと思っている。そして必要な支援が届くようにしたい」と思いを語っている。さらには「伝統的なスタイルの日本家屋で、のんびりと本を読んだり、書き物をして3か月くらい暮らしたい。それをするには、やっぱりお坊さんにならないとそういう生活は無理なのかな。お坊さんになるかもしれない」と長年の願望も飛び出した。最後には、「本作が皆さんの心に届き、刺激を受け、考える機会になればと願います」という観客に向けてのメッセージも届いた。ジョニー・デップSPインタビュー『MINAMATA―ミナマター』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月23日ジョニー・デップが製作・主演で映画化した、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を描く『MINAMATA―ミナマター』。この度、本作に出演した真田広之が写真家ユージン・スミスを演じたジョニーや、本作の意義について語るインタビュー映像が到着した。いま、世界で最も活躍する日本人俳優の一人、真田広之。子役でデビューした後、アクション俳優を入口に経験を積み、『たそがれ清兵衛』(02)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。自身初のハリウッド作『ラスト サムライ』(03)ではトム・クルーズと共演し、凄まじい殺陣で強烈なインパクトを残した真田さん。その後も、『ラッシュアワー3』(07)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『モータルコンバット』(21)など、国内外50本以上の映画やTVシリーズに出演。次回作には、『ジョン・ウィック』最新作への出演が決まっており、その活躍ぶりや動向は注目の的。そんな真田さんが、本作ではチッソ水俣工場による廃水を原因とした水俣病に対し、チッソに補償を求めるため闘う反対運動のリーダー、ヤマザキ・ミツオ役を演じた。本作のキャラクターは複数の人物がモデルとなっているが、真田さんが演じたヤマザキのモデルの1人となったのは、水俣病患者の救済運動の先頭に立ち、「闘士」と呼ばれた川本輝夫氏。1999年2月に亡くなるまでの間、水俣病救済に尽力した。長年、真田さんの大ファンであった本作のプロデューサーほか製作陣が熱望し、今回出演が実現。初共演のジョニーは「ヒロさん(真田広之)は現場で若手俳優の手助けをしたり、スタッフをサポートすると同時に、内的に自分を見つめるという俳優としての仕事をこなしていることに感動を覚えました」と、初めて共にした現場での振る舞いに絶賛を贈る。一方、今回解禁された映像の中で、真田さんはユージン・スミスを演じたジョニーについて「ジョニーがこの映画をやると決めた情熱と勇気を称えたいし、その情熱と勇気こそがユージン・スミスを演じるにまさに相応しいと思います。メイクアップを終えた姿はまさにユージンそのものに見えました。脚本のユージンにライブの息吹を吹き込んでくれた。一緒に仕事ができて本当によかったと思います」と語る。続けて、「エンターテインメントとして楽しんでいただいて、そして興味を持った方々が実際に起こった出来事やフッテージなどを見る機会につながって、学び直していただくきっかけになれば素晴らしいです。今世界中で起きている問題、起こりうることへの警戒、そして、起こってしまった時のケアの仕方を、この映画を通して知り得たことを、現代、未来に活かしていただけると、参加したものとして何より嬉しい」と本作にかける思いを語った。合わせて解禁された場面写真は、チッソとの交渉の場と、工場前での座り込みの場面で、ひとり立ち上がり鋭い眼光を放つヤマザキの姿を捉えたもの。その様子からは幾度も患者たちの先頭に立ち、運動を牽引してきた真田さん演じる「闘士」そのものといえそうだ。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月12日映画『MINAMATA―ミナマタ―』(9月23日公開)で製作・主演を務めたジョニー・デップとアンドリュー・レヴィタス監督が2日、オンライン記者会見に出席。ジョニーは真田広之ら日本人キャストに感謝しつつ「本作は作られるべきして作られた映画」と力強く語った。映画『MINAMATA―ミナマタ―』は、日本における“四大公害病”の1つ、水俣病を扱った問題作。ジョニーは、当時の現状を撮影した世界的写真家ユージン・スミス役に扮する。日本からは真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子ら実力派キャストが参加した。ジョニーは最初に「本作に参加することに、迷いは一切ありませんでした。僕はレジェンドとしてのユージンを、“やっかいなやつ”という面も含めて知っていました。だからこそ、これは日の目を見るべき映画だと思いました。今のご時勢、映画を作ることは容易ではないし、作られること自体が奇跡でもあります。本作では、みなさんが全力で取り組んでくれました」と熱い思いを口にした。日本人キャストについてジョニーは「日本のみなさんは才能にあふれる方々で、期待した以上のものを提供してくれました。真田さんはオフの日も現場に来てくれて、日本語の表記を書いてくれたり、エキストラをサポートしたり、若手の指導もしてくれた。また、彼自身は集中力を失うことがなく、本当に素晴らしかったです。内面から自分を見つめる俳優としての仕事ぶりにも感動しました」と絶賛した。また、ユージンの妻・アイリーン役を演じた美波についても「美波さんは、アイリーンさんに敬意を示し、彼女を称えるような演技を披露してくれました」と語り、さらに真田についても「彼は本当に謙虚な方で、自分を顧みず、人のために行動できる方だったから、一緒にいて楽しかったです」と再度称え「すべてにおいて、日本人キャストの方々に、面倒を見てもらいました」と日本人キャストに感謝した。また、実話をもとにして描かれた本作の難しさについて問われたレヴィタス監督は「(劇中で糾弾されている)チッソ(株式会社)からは何も連絡は入っていません」と答えたうえで「事前に僕たちは水俣を訪れた際に、患者さんやその親戚の方々と過ごし、真実に触れようと試みました。そして彼らがどういう生活を送っていたのかを、外から見た目線で紹介しようと思いました。今、世界中に支援を受けるべき人々がいます。私たちは映画を撮ることで、観る人たちと啓発したいと思いました」と熱いトークを繰り広げた。さらに監督は「ニュースメディアに関わるみなさんは、真実を伝える力を持っているし、肯定的な希望を与える力を持っています。この映画は一般のみなさんを触発する力を持っていると思うし、メディアの方々にもその思いが届いたらいいなと。世界中で起きている問題は、自分たちのなかにあります。だからこそ今、何が必要かを1人1人が考えて行動していきましょう」と訴えかけた。ジョニーも監督と同じ思いで、「今置かれている状況は尋常でないことです」と、世界中がパンデミックにあることに触れて「1日1分だけも、困っている他の人たちに思いを馳せ、何か自分にできることはないかと考えてほしい。今も病で死にかけている人がたくさんいるし、僻地で医療が届かないところもあるでしょう。本作を観ることで、今、自分がいる立場から視野を広げ、想像力を働かせるきっかけになればと」と語って、会見を締めくくった。
2021年09月03日ジョニー・デップが製作と主演を務め、日本を描く映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、本作に出演する英国の名優ビル・ナイが、ジョニーとの再共演を語るインタビュー映像が公開された。インタビューでは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(‘07)以来、約13年ぶりのジョニーとの共演について「最高でしたよ。相変わらず親切で歓迎してくれました」と印象を語るビル。「ユージン・スミスのメイクをした彼を初めて見た時は感動を覚えましたね。この作品は成功しそうだと思いました」とジョニーの姿を見てヒットを確信したという。舞台役者としてキャリアをスタートさせ、破天荒なロック歌手役を演じた『ラブ・アクチュアリー』や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、圧倒的な存在感でこれまで幅広い役柄を演じてきたビルが今作で演じているのは、ユージン・スミスの気難しい性格に悩まされながらも、写真家としての腕を誰よりも信じる「LIFE」の編集長ロバート・ヘイズ。この役柄について「特定の人物をモデルにしたわけではありません。実はモデルになった編集者は何人かいて、それを合体させたんです」と明かし、そのため「ヘイズに関するリサーチはしていません」とコメントしている。また監督のアンドリュー・レヴィタスについて「アンドリューのことは知らず、初めて現場で会いましたが、最高でしたよ。すごく用意周到で頼りになり、礼儀正しい監督でした」とふり返り、完成した映画については「自分の出演作は見ません。見ると自信をなくして仕事をするのが難しくなるだけですからね」と繊細な一面も見せている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年08月23日ジョニー・デップが製作/主演を務め、真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信らも出演、音楽は坂本龍一が担当した映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度ジョニーが、水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材した写真家ウィリアム・ユージン・スミスについて語るインタビュー映像が公開された。本作は、ウィリアム・ユージン・スミスの遺作で、妻アイリーンとの連名による写真集「MINAMATA」を原案とした映画。報道写真家として功績を評価されながらも、心に傷を抱えたユージンが、妻アイリーンと共に水俣を訪れ、3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。本作のオファーを受ける前から、スミスに憧れを抱いていたというジョニー。到着した映像では、「20代前半くらいの時だったかな。まず写真に出会って、写真家の名前を調べたらスミスだった」とスミスを知ったきっかけをふり返る。またスミスは、太平洋戦争において、サイパン・沖縄・硫黄島で戦場カメラマンとして活躍した人物。リスクの高い仕事だが、ジョニーは「彼は献身的で情熱的なアーティストで、自分を犠牲にしてでも真実を追い求めた。真実の瞬間をとらえそれを永遠に残すためにね。彼は写真を通して意見を表明し、次の世代に影響を与えたんだ。たくさんの戦争写真家やジャーナリストがスミスの写真に刺激を受けてリスクを恐れなくなった」と彼が後世に繋いだ大きな功績を熱く語っている。さらに「スミスの写真は頭に焼きついて離れない」と言うジョニー。「『入浴する智子と母』がいい例で、あれはまるでピエタのような正直さと純粋さにあふれている」とコメントした。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年08月21日俳優のジョニー・デップ(58)のインタビューが「THE TIMES」日曜版に掲載され、波紋を呼んでいる。インタビューでは「ハリウッドからボイコットされていると感じる」と心境を語ったのだ。自身が制作・主演を務めた最新作『MINAMATA』が、いまだに米国内で公開される目途が立ってていないことからそう思い至ったという。『MINAMATA』は1970年代に熊本県水俣市で発生した水俣病を取材した写真家、W・ユージン・スミスにスポットをあてた作品だ。MGMは当初、米国内では2021年2月公開としていたが、その後「後日発表」に変更し、現在まで未だに正式なアナウンスはない。ハリウッドの寵児だったデップが“転落”したのは、元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇と“DV疑惑”が原因だ。昨年デップは、自身を「wife beater(妻を殴る人)」と書き立てた英国のタブロイド紙「Tne Sun」を相手取って名誉毀損訴訟を起こしたが、デップの訴えは棄却された。その後、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』第3作のゲラート・グリンデルバルド役から降板するよう申し入れがあり、デップ側はこれを受け入れたとThe Hollywood Reporterが報じている。いずれにしても一連の騒動で、デップにネガティヴなイメージがついてしまったことは否めない。「映画には人の心の琴線に触れるものがあり、水俣病に関わった人々や、同じような経験をした人に影響を与えるでしょう。ハリウッドは、なぜ僕をボイコットをするんだろう。何のために?この数年、不愉快で厄介な状況に置かれた1人の男、1人の俳優のために?」デップは「THE TIMES」のインタビューでこう述べ、意義のある映画が、自分のプライベートの問題のせいで日の目を見ることが叶わない現状を憂えた。
2021年08月16日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じる『MINAMATA―ミナマタ―』の日本版30秒予告編と場面写真11点が解禁となった。今回解禁された30秒予告は、水俣病の惨状をカメラに収めるべく水俣市にやってきたユージン・スミスが、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立ちシャッターを切る姿などが映し出されている。また真田広之演じる反対運動を率いるヤマザキが、鬼気迫る演説をする姿も見られ、坂本龍一による情感溢れる音楽と、見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技が、激しく熱いドラマを予感させる。場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーの1人(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情をとらえている。本作はユージンに長年憧れを抱いたジョニーが、「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、自ら製作・主演を務めた渾身の一作。顔立ちもユージン・スミス本人とそっくりだと話題を呼んでいる。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月07日ジョニー・デップ製作、主演最新作『MINAMATA―ミナマター』が9月23日(木・祝)に公開となる。この度、日本版30秒予告編映像が完成し、合わせて場面写真1が公開された。熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏による写真集『MINAMATA』(1975年)だ。ユージン氏はジョニー・デップ自身が長年の憧れだったという。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作 / 主演で待望の映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、アイリーン氏とともに水俣を訪れ、現地で暮らし人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていく濃密な日々が描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニー・デップが容姿から内面に至るまで、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し現代に蘇らせた。本作は、2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」「デップが役に消える」とジョニーの魂の演技に各国メディアに絶賛された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。なお今年、2021年(5月1日)は水俣病公式確認から65年、環境庁(現・環境省)発足50年を迎える。今回解禁された30秒予告は、ユージン・スミスが、危機にある水俣を訪れ、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立つ姿などが、坂本龍一による情感溢れる音楽をバックに映される。そして本人かと見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技と、水俣での激しく、熱いドラマを予感させる予告編だ。また、チッソに補償を求める活動のリーダーを演じた真田広之の鬼気迫る演技も。また場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーのひとり(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情が切り取られている。『MINAMATA―ミナマター』9月23日(木・祝)公開
2021年07月07日映画『MINAMATA−ミナマタ−』が、2021年9月23日(木・祝)より公開。製作・主演はジョニー・デップが務める。水俣病を世界に伝えた写真家がモチーフ『MINAMATA−ミナマタ−』は、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を世界に知らしめた写真集『MINMATA』をモチーフにした映画。『MINMATA』は写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表したもので、ユージン・スミスは翌年にロバート・キャパ賞を受賞。さらにその翌年、1977年に惜しまれながらこの世を去り、写真集『MINMATA』が彼の遺作となった。映画『MINAMATA−ミナマタ−』で描かれるのは、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン・スミスが、妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する姿。人々の日常や抗議運動を何百枚もの写真に収めていく、濃密でドラマチックな日々が描かれる。映画『MINAMATA−ミナマタ−』あらすじ1971 年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮るーー。ジョニー・デップが製作&主演製作を手掛けたのはユージン・スミスに長年憧れを抱いていたというジョニー・デップ。「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と、本作の映画化を熱望したという。ジョニー・デップは主演としてユージン・スミス役も務め、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていく生き様を演じ切る。脇を固めるキャストも実力派ぞろい。ビル・ナイ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子らが名を連ねている。音楽は坂本龍一が担当した。登場人物(キャスト)ユージン・スミス(ジョニー・デップ)報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えた写真家。妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する。ユージンの妻、アイリーン・美緒子・スミス(美波)『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)チッソの社長(國村隼)水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)チッソに補償を求める活動のリーダー(真田広之)チッソに補償を求める中心メンバー(加瀬亮)ユージン・スミスから写真を教わる水俣病患者の青年シゲル(青木柚)【詳細】映画『MINAMATA−ミナマタ−』公開日:2021年9月23日(木・祝)出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、ビル・ナイ製作:ジョニー・デップ監督:アンドリュー・レヴィタス脚本:デヴィッド・ケスラー音楽:坂本龍一原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーン M.スミス(著)配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
2021年07月05日ジョニー・デップ製作・主演最新作『MINAMATA』(原題)の邦題が『MINAMATA―ミナマタ―』として、9月23日(木・祝)に公開決定。日本人キャストも揃ったビジュアルが解禁となった。この度解禁となった日本版ビジュアルには、写真家ユージン・スミスになりきったジョニーがカメラを持ち、水俣の現状を世界に伝えるべく、鋭い眼差しで何かを捉えようとする姿をとらえている。「一枚の写真が世界を呼び覚ます」のコピーも印象的だ。そして、ポスター下部には、脇を固める真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子の日本人キャストや、英国の名優ビル・ナイの豪華キャストの面々が並ぶ。なお、本日7月2日(金)正午よりムビチケ前売券(オンライン)の販売が開始。購入者全員には本作オリジナルのジョニー・デップのバーチャル背景をプレゼント。抽選で写真集「MINAMATA」などがもらえる豪華キャンペーンが実施される。『MINAMATA ―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月02日『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾より、ジョニー・デップに代わってゲラート・グリンデルバルドを演じることになったマッツ・ミケルセンが、この件についての思いを「The Sunday Times」紙に語った。昨年11月、ジョニーは「妻を殴る人」と書き立てた「The Sun」紙を相手取り、名誉棄損訴訟を起こすも敗訴。ワーナー・ブラザースから降板を求められたとインスタグラムで明かし、『ファンタスティック・ビースト』を降板した。その後、すぐにグリンデルバルド役の新候補にマッツ・ミケルセンの名前が挙がり、正式就任していた。マッツは「彼らは第3弾を作ろうとしていて、ジョニーはもう関わることがなくなった。私はそれに関心を持っていたわけではありませんでした。(彼のプライベートで)なにが起きたのかはわかりませんし、彼が仕事を失うことがフェアであるのかもわかりません。でも、ショーは続いていきます。チャンスがあれば、彼と話がしたかったですね。そういう感じで、私は全然彼のことを知らないのです」と語っている。また、「私は彼ら(ワーナー)に呼ばれたのですが、明らかに急いでいる様子でした。私は脚本を気に入ったので、役を引き受けました。物議を醸すということはわかっていましたが、たまにはそういうことも起きるものでしょう」と、ジョニーのファンから批判を受ける可能性を予想していたとも話した。マッツがグリンデルバルドを演じるにあたって大事にしていることは、「ジョニーの演技をコピーしないこと」だという。「彼は素晴らしい役者ですから、彼をマネするなんていうのは創造的な自殺に等しい」といい、独自のグリンデルバルドを演じたいと意気込んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2021年06月28日ジョニー・デップが製作・主演を務めた渾身の最新作『MINAMATA』(原題)。本日6月9日ジョニーの誕生日を記念して、彼が演じたW・ユージン・スミスとの比較場面写真が解禁された。今回解禁された写真は、ジョニー扮するW・ユージン・スミスが暗室の中でカメラをかまえた姿。ジョニーのルックスには、ユージンをよく知る関係者やファンの中でも、あまりにもそっくりだと称賛の声が出ている。そして今回、1971年、ユージンが水俣取材をしていた際にアシスタントを務めた写真家の石川武志氏より、石川氏が撮影したユージン本人の写真を入手。比較すると、より顔立ちが似ていることが分かる。ジョニーはユージンについて「長年、彼に憧れを抱いていた」と語る。「私はマグナム・フォトの会員だった写真家メアリー・エレン・マークと親しくて、彼女はW・ユージン・スミスと知り合いだったので、彼の写真のファンだった私はメアリーに彼のことを聞いた」と言う。「彼女によると、彼は気難しいが繊細なボヘミアンであり、すべてを見てきた百戦錬磨の戦争フォトジャーナリストだったという。彼にまつわる面白い話も聞いた。彼はユーモアのセンスがある人で、“Wは何の略ですか?”と聞かれると、“ワンダフル”と答えていたそうだ」とジョニーは笑顔でコメントしている。ウィリアム・ユージン・スミス(1918-1978)とは?1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」「カントリー・ドクター」「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。『MINAMATA』(原題)は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年06月09日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じた『MINAMATA』(原題)が9月、日本公開されることが決定。海外版予告の映像も解禁された。熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。スミス氏の遺作ともなったこの写真集を基にジョニーが製作・主演で映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、当時1971年から1974年の3年間、水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニーが、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し、現代に蘇らせた。本作は、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」(THE PLAYLIST)、「デップが役に消える」(DEADLINE)とジョニーの魂の演技を各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアでも報道された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われた。2021年(5月1日)は水俣病の公式確認から65年を迎える。ジョニーはベルリン国際映画祭の公式記者会見では「水俣に関する記事を読み、知識を深めていくうちに、実際にそれが起こったという事実に衝撃を受けました。しかも、その影響は解決されたわけではなく、未だに続いているということは、それ以上に衝撃的なことです。一人の関心を持つ者として、この歴史は語り継がれなければならないと思いました。映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが、私も含めて、ここにいる我々の願望でした」と、並々ならぬ本作への思いを語っている。『MINAMATA』(原題)は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年04月22日ジョニー・デップが、自身を「妻を殴る人」と報道したタブロイド紙「ザ・サン」を相手取って起こした名誉棄損訴訟で、イギリスの控訴院はジョニーの上訴を棄却した。ジョニーは昨年11月に下された判決――自身が「妻を殴る人」であると裁判所が「おおむね事実」と認め敗訴となったことを不服とし、「公正な裁判が行われなかった」と主張。上訴する意向を示していた。ジョニーは「公正な裁判が行われなかった」と主張する理由の1つに、アンバーが離婚時にジョニーから受け取った和解金700万ドル(約7億6400万円)を、チャリティー基金に全額寄付をすると言っておきながら、いまだ“全額は”寄付していないことを挙げていた。「計算ずくで、人を操るような嘘」をついたとして、「信用ならない証人だ」と指摘したのだった。控訴院の裁判官は、裁判は「完全で公正なものだった」と断言し、これ以上裁判を続けるための説得力のある理由もないとして、ジョニーの上訴を棄却した。アンバーの代理人はこの報道を受け、「Yahoo! Entertainment」に「控訴院がジョニーの上訴を棄却したことに満足していますが、全く驚いていません。裁判で示された証拠は圧倒的であり、否定できないものでしたから」と強気なコメントを発表している。(Hiromi Kaku)
2021年03月26日トーガ(TOGA)とポーター(PORTER)のコラボレーション第3弾が、2021年3月24日(水)にトーガ直営店各店で発売される。人気コラボレーション第3弾トーガ × ポーターの人気コラボレーション第3弾が、約1年ぶりに登場。今季もポーターならではのボンディングナイロン素材を起用するほか、春夏らしい軽やかな素材や、トーガのアイコニックなコンチョなどを組み合わせた全3型を展開する。パッカブル仕様のトートバッグ注目は、あらゆるシーンで活躍してくれる高機能なトートバッグ。マチをたっぷり設定した収納力もちろんのこと、サブバッグとしても便利なパッカブル仕様に仕上げているのも嬉しいポイントだ。デザインは、バンダナ柄、オールブラック、フリンジ付きベージュを用意。フリンジ付きのモデルのみ、春夏にぴったりなリネン素材を起用している。2wayスクエアバッグ手持ちor肩掛けにもできるスクエアバッグは、ちょっとしたお出掛けの時におすすめ。コンパクトなフォルムながら、ポケットが充実しているため、見た目以上の高い収納力を叶えている。バリエーションは、ボンディングナイロン素材のライトブルー、ブラックをはじめ、グリーンのフリンジが目を惹くラフィア素材のベージュを揃えている。ミニバッグセットスマートフォンが入るスクエアバッグ×トライアングルケースをセットにしたミニバッグは、春夏コーデのアクセントに取り入れたいアイテム。レッド×ライトブルー、イエロー×カーキなど、異なるカラーを組み合わせたカラフルなコントラストが、モダンな空気をプラスしてくれる。こだわりのディテールもなおこれらのコラボレーション商品は、いずれもメタルビーズを差し込んだ手編みのナイロンコードを使用。ナスカンや二重リングなどのパーツは、経年劣化が楽しめる“はがれやすい”塗装が施されているなど、細部にまでこだわりを詰め込んだディテールにも注目だ。【詳細】トーガ × ポーターのコラボレーション第3弾発売日:2021年3月24日(水)展開店舗:トーガ 直営各店、トーガ公式オンラインストア 他アイテム:・Packable tote 48,400円(税込)・String bag 65,340円(税込)・Double mini bag 31,900円(税込)【問い合わせ先】トーガ 原宿店TEL:03-6419-8136
2021年03月25日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日メイクをキメている女性よりも、ちょっと隙がある女性の方がモテる傾向もあります。真面目にLINEを返すより、テキトーな返信をした方が盛り上がったり、笑ったりしますよね。今回は男子ウケのいい絶妙な「テキトー」さをご紹介します。■ ゆるい話をする「話をして面白いのはポイントが高いですよね。飼っている犬が『7才』って書いてあったのを『ワオ』と読み間違えたのは笑いました」(Iさん・26歳男性)テキトーすぎりのは男性に「興味がない」と思われてしまいますが、ある程度のゆるさは逆に好印象のようです。少しユーモアさがあるといいようですね。■ 遠慮しすぎない「遠慮する女性って一緒にいても全然面白くない。ときにはノッてきてもらうくらいが丁度いい」(Tさん・28歳男性)遠慮しすぎない「適度なセリフ」という部分が大切なポイント。「おごるよ」といったセリフには、遠慮する言葉を入れてもいいかもしれません。でも、「家まで送るよ」といったセリフには「ごめんね」のように冗談めかして返すくらいが丁度よさそうです。■ テキトーなLINEを送る「LINEをしていて誤字脱字があるくらいのテキトさがある女性の方が面白かったりします。『電話した?』と送りたかったんでしょうけど、『電車した?』って返ってきたときは笑いました」(Wさん・27歳男性)LINEでやってしまいがちな誤字脱字。しかし、それくらいのテキトーさもLINEには必要です。真面目な返答よりも、テキトーな口調で返す方が気楽にLINEを送れるようです。■ フォローできる心のゆとり「細かいことは気にしないような女性は一緒にいて楽ですよね。この間30分くらいデートに遅刻したんですけど、待ち合わせ場所に到着したら『たかが30分じゃん』って言われたんです。あれは感動しました」(Oさん・25歳男性)デートでの失敗は誰だってあるもの。それを責めるのではなく、「じゃあ、こうしよう」とその失敗をフォローできると好感度がアップするようです。たとえば、映画の開演時間を間違えてしまったときに「私、買いたいものがあったんだよね」とショッピングに切り替えられるようなイメージ。■ 少し心の隙を作ってみるといいかも今回はモテる女子のテキトーさを男性から聞いてみました。テキトーさとは隙があるという意味。冗談を言ったり、ちょっと抜けていたりといったテキトーさがあると男性も接しやすいようです。少し隙を作って男子ウケのいい女子になってみましょう。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月05日2019年3月、ジョニー・デップがアメリカのバージニア州で、元妻アンバー・ハードに対して5000万ドルの名誉棄損訴訟を起こした。アンバーが「ワシントン・ポスト」紙に寄稿し、ジョニーの名前は出さなかったとはいうものの、ジョニーによる家庭内暴力の被害者であることをほのめかしたため。このたび、提訴からほぼ3年後の2022年4月11日に裁判が始まることが決定した。これまでも、ジョニーの『ファンタスティック・ビースト3』の撮影、アンバーの『アクアマン2』の撮影、新型コロナウイルスのパンデミックなどにより何度も延期され、最新の開始日は今年の5月7日に設定されていた。「Deadline」によると今回の延期の理由はジョニーとアンバーのスケジュールの都合ではなく、新型コロナの影響で未処理の案件を多数抱えた同州の裁判所で、最も早く民事陪審裁判を行えるのが2022年4月11日なのだという。ジョニーはイギリスでもアンバーが絡む名誉棄損訴訟を起こし、ジョニーのことを「妻を殴る人」と書いたタブロイド紙「The Sun」紙に昨年敗訴。『ファンタスティック・ビースト3』の降板を余儀なくされた。もちろん、ジョニーは敗訴という結果に納得しておらず、3月に行われる2時間ほどの口頭審理で挽回し、上訴の機会を狙う。(Hiromi Kaku)
2021年02月25日ジョニー・デップが約3週間ぶりにインスタグラムを更新。「今年は多くの人にものすごく大変な年だった。この先はもっとよい時間が過ごせますように。ハッピーホリデイ。みなさんに愛と敬意を込めて。いつまでも。JD」とファンにメッセージを贈った。投稿した写真は、自身とバンド「ザ・ポーグス」のヴォーカル、シェイン・マガウアンのツーショット。ジョニーがプロデューサーを務める、シェインを題材としたドキュメンタリー『Crock of Gold : A Few Rounds with Shane MacGowan』(原題)の撮影現場で撮られたものだという。女優のアーシア・アルジェント、歌手のパティ・スミスらが「いいね」や応援メッセージで反応。ファンたちも「大好き」「いつだって味方だよ!」と声援を送っている。2020年は新型コロナウイルスの影響により、世界中の人にとって確かに「大変な年」だった。ジョニーはそれに加え、元妻アンバー・ハードを「殴る夫」と書いた英タブロイド紙を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴し、『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板させられ話題に。ファンたちがワーナー・ブラザースに「どうか考え直して」と懇願するもむなしく、代役がマッツ・ミケルセンに決定した。マッツは「AP通信」に、自身がジョニーの代わりを務めることになり、ジョニーに連絡を取ったかと聞かれ、「彼をよく知らない。1回会ったことがあるだけ。彼の電話番号を知っていればよかったけど、残念ながら知らないから」と話した。先週、ジョニーは弁護士を通して裁判のやり直しを求めていることを明らかにしている。(Hiromi Kaku)
2020年12月28日