サントリー食品インターナショナルは3月29日より、同社で展開する果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」から新フレーバー「ブラッドオランジーナ」(希望小売価格・税別160円)を全国で発売する。「オランジーナ」は、2012年に日本で発売を開始したフランスの果汁入り炭酸飲料。昨年には日本初のフレーバー展開品として「レモンジーナ」を発売した。今回発売する同商品は、厳選した希少なシチリア産ブラッドオレンジを用いたフレーバー。ブラッドオレンジはシチリアの火山灰土壌で生育したものを、朝1つずつ手摘みし、果汁のみを使用している。さらに独自のブレンド技術でオレンジやレモン、グレープフルーツを加えたほか、ほんのりスパイスの香りも効かせた。パッケージは、同ブランドならではのオリジナルボトルを採用。ブラックとゴールドのラベルで"大人の上質さ"を表現したという。また、1月25日~2月25日には「発売前の『ブラッドオランジーナ』先行GET!インスタントウィンキャンペーン」を実施。期間中、「オランジーナ」「レモンジーナ」を購入すると、抽選で1万2,000人に「『オランジーナ』『レモンジーナ』『ブラッドオランジーナ』飲み比べセット」が当たる。応募は、パソコン・スマートフォンからインターネットで受け付ける。
2016年01月22日俳優のブラッド・ピットが、500万ポンド(約9億2,325万円)の腕時計を購入したそうだ。スイスのジュネーヴで開催されたオンリー・ウォッチ・オークションに参加したブラッドは、パテック・フィリップのレアもの腕時計を落札し、腕時計における史上最高額をたたき出したとみられている。46万ポンド(約8,496万円)からスタートしたその時計のオークションは、激しい争いを繰り広げ、最終的に500万ポンドでブラッドの手に渡った。同オークションハウスは声明文の中で「オークションにおいて落札された腕時計の中で最も高額です」とコメントしている。腕時計に対してブラッドが大金をはたいたのは今回が初めてではなく、昨年は結婚のお祝いとして妻アンジェリーナ・ジョリーに25万ポンド(約4,618万円)の腕時計を贈った。アンジェリーナへのプレゼントを購入した当時、ある関係者は「ブラッドはスイスのバーゼルで(現在パテック・フィリップの生産を行っている)スターン家と面会した後、この素晴らしい時計の一つを購入することにしたんです」「彼はアンジェリーナのために小さな芸術作品でありごくわずかな人だけが所有しているようなユニークな贈り物を購入したいと思っていたので、極上に洗練されたこの時計がぴったりだったのです」「ビッグ・ベンを基にした鐘の音を奏でるその時計はすべて手作りで作られています」「ブラッドはジュネーヴまでその時計を受け取りに行っていて、アンジェリーナへの結婚祝いにプレゼントすると言われていますよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2015年12月09日ディズニー/ピクサーのヒット作『インサイド・ヘッド』には、ブルーレイやDVDなどで繰り返し観賞すると発見できる“隠れキャラ”がたくさん潜んでいるが、MovieNEXの発売を記念して、その一部が公開になった。“隠れキャラ”その他の画像ピクサーのフィルムメイカーたちは遊び心をもって作品づくりに取り組んでおり、ピクサー作品定番の文字やキャラがたくさん登場する。このほど公開になった画像には、幼少期の主人公ライリーが遊んでいるシーンが描かれているが、そこには短編『ルクソーJr.』に登場した“ルクソーボール”が登場。映画の冒頭のシーンでは電線に『フォー・ザ・バーズ』の小鳥たちが見つけられるし、ライリーの頭の中にある記憶のボールには、ピクサー作品に繰り返し登場する“ピザプラネット”のトラックの姿が見える。また、ピクサー作品の定番で最も有名な“A113”も本作の後半に登場。これはピクサー作品を手がけてきたジョン・ラセターやブラッド・バードらが通っていた学校カル・アーツ(カルフォルニア芸術大学)の教室番号にちなんだ遊びで、劇中のナンバープレートやドアの部屋番号に“A113”が登場してきた。本作にはこれら以外にも、『ファインディング・ニモ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』にちなんだ“隠れキャラ”が登場しており、繰り返し観賞すると見つけられそうだ。本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ(JOY)、カナシミ(SADNESS)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)が暮していて、彼女の感情を決めているが、ライリーの一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。映画は、ライリーと感情たちの予想もつかないドラマを描く。『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年12月09日ブラッド・ピットとワーナー・ブラザースが、最近出版された小説『Illuminare』を映画化することになった。2575年を舞台にしたSF小説で、主人公は女性のハッカーと、彼女の元恋人。ふたつの大企業が争う中、大きな危険が及び、主人公たちは、惑星から脱出しようとする。物語はハッキングされたメールや書類、カルテなどを通じて語られる。小説は3部作の1冊目にあたる。ピットが出演もするのかどうかはわかっていない。その他の情報ピットの最新作は、妻アンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督、共演する『By the Sea』。来月はピットがプロデュースし、助演俳優として出演もする『The Big Short』が北米公開される。共演はクリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング。現在はコメディ『War Machine』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年11月24日最新監督&主演作で夫のブラッド・ピットとラブシーンを撮ったアンジェリーナ・ジョリーが「とても気まずかった」と語った。アンジェリーナは「Entertainment Weekly」誌のインタビューで、最新作『By the Sea』(原題)でブラッドとラブシーンを撮った経験を「この世で最も奇妙なこと」とふり返る。「自分の姿が映ってるiPadを手に、バスタブに裸で入りながら、ドアのところにいる夫を演出するのよ。バスタブに入って、私と愛し合うようにって。カメラを持った何人もの男性たちの目の前で」。「ラブシーンは、そもそも奇妙なものだけど」と言うアンジェリーナは、実際の夫婦がラブシーンを演じるには、敢えてその奇妙さを大っぴらに話すことで気まずさを打ち消すしかないとも語る。1カット撮り終えて、裸でモニターを見に行くわけにはいかないので、そのときはブラッドがタオル係になって、妻の体を包んでいたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月13日分島花音が、2015年11月25日にリリースする『ストライク・ザ・ブラッド OVA』のエンディングテーマ「君はソレイユ」。そのジャケット写真などが公開された。2008年にデビューした分島花音は、シンガーソングライターとして自ら作詞、作曲をこなすだけでなく、チェロを弾きながら歌うという独特のスタイルで唯一無二の存在感を確立。さまざまなアニメ作品の主題歌も歌唱しており、近作ではTVアニメ『selector spread WIXOSS』のオープニングテーマ「world’s end, girl’s rondo」や、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のエンディングテーマ「RIGHT LIGHT RISE」なども担当している。そして、2014年2月に発売されたTVアニメ『ストライク・ザ・ブラッド』のエンディングテーマ「signal」に引き続き、今回も「ストライク・ザ・ブラッド」の世界観を優しく紡ぎだす「君はソレイユ」。カップリングには、過去にライブでも演奏されてきた「プリンセスチャールストン」が収録されるなど、まさにファン待望のニューシングルとなっている。特典などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
2015年10月14日鳥たちの聖地とも言われる、世界トップクラスの鳥類動物園「Jurong Bird Park(ジュロン・バード・パーク)」。世界中から珍しい鳥たちが集まるパーク内では、大人から子供まで楽しめるアニマルショーやイベントが盛り沢山!世界有数のバード・パーク1971年シンガポールの中央、ジュロン地区にオープンしたジュロン・バード・パーク。敷地面積20.2ヘクタールという広大な土地には、約380種、5000羽もの鳥たちが集まり、その規模と鳥の種類は世界屈指。園内では様々なアトラクションが用意されている。30メートルの人工滝に集まる鳥たちや、ペリカン、ダチョウへの餌やりは、鳥たちと間近に触れ合うチャンス。常に園内のどこかでは餌やりができるよう、タイムテーブルが組まれているのも嬉しい。ペンギンや野鳥のショーを始め、人気の鷹や鷲などの、空の王者が主役の空中ショー「Kings of the Skies Show(キングス・オブ・ザ・スカイズ・ショー)」は迫力満点!参加型のアトラクションを使って、普段なかなかお目にかかれない、美しく勇猛な鳥たちに出会おう。・餌やりのタイムテーブルはこちら>・ショーのタイムテーブルはこちら>お子様必見!ウォーターパークで水遊びもローカルファミリーに密かに人気なのが、パーク内にある水遊び場「Birdz of Play(バーズ・オブ・プレイ)」。水遊び場と言ってもその規模はちょっとしたテーマパーク。子連れで行くなら、ぜひ水着を持参したい。滑り台や噴水で遊んでいると、大きなバケツがひっくり返って大量の水が降ってくる。この時ばかりは、周りで見ている大人までびしょ濡れに!?大人たちも一休みでき、常夏シンガポールで心配な子供の熱中症対策にもなって、一石二鳥なのだ。ちょっと変わったランチはいかが?このバード・パークの楽しみの一つが、「Luch with Parrots(オウムとランチ)」。1時から1時半までのオウムショーを見ながらのランチを楽しむことができる。・ご予約はこちら>中心部から少し離れたジュロン・バード・パークには、タクシーで訪れるのが無難。オーチャードから車で20分程度。MRTブーン・レイ駅から194番、251番のバスで行く方法も。シンガポール動物園やナイト・サファリと同様、より自然に近い形で飼育されている鳥たちの、伸び伸びしたパフォーマンスを目の当たりにしてみては?©All photos to Singapore Tourism BoardJurong Bird Park(ジュロン・バード・パーク)・住所:2 Jurong Hill Singapore 628925・営業時間:8:30~18:00・電話:(+65) 6265 0022・入場料金:大人S$28、子供(3歳~12歳)S$18・アクセス方法:オーチャードからタクシーで20分。または、MRTブーン・レイ駅から194番、251番のバスを利用し、Jurong Bird Park駅下車。
2015年09月14日アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻がロンドンで新居を探しているという。関係者が「Us Weekly」誌上で「アンジーは、少しずつEUの政治に関わっていきたいと考えているんです」とその理由を語った。アンジェリーナは今年6月、国連難民高等弁務官(UNHCR)の特使として英国の外務・英連邦省の代表者たちとの昼食会出席のためにロンドンを訪れたが、合間を縫ってブラッドと一緒に物件を探していた。ウエストミンスターにあるベッドルーム7室の豪邸をチェックしたが、購入はしなかったという。この訪英時、2人はケンジントン宮殿にウィリアム王子とキャサリン妃夫妻を訪ね、お茶を楽しんだことも伝えられた。11月にはブラッドと共演する監督・主演作『By The Sea』(原題)のアメリカ公開を控え、女優業から監督業へキャリアをシフトさせつつあるアンジェリーナ。今後の拠点はヨーロッパになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月28日圧倒的な自然の豊かさで有名なボルネオ島。688種類もの鳥が生息するこの島で毎年開催される「Borneo Bird Festival(バード・フェスティバル)」は、珍しい「鳥」が主役の祭典。ユネスコ世界遺産Kinabalu Park(キナバル自然公園)にて2015年10月23日~25日に開催。鳥たちのパラダイス!ボルネオ島の魅力© cedeprudente.com マレーシアのボルネオ島(サバ州)は、その豊かな自然で知られ、この時期は動植物愛好家の間でも特にバードウォッチングに適していると評判の地。それは、一年中温暖な気候が、北半球の冬に近づく寒気から逃れてくる渡り鳥達が集まって来るのに適した場所だから。ここに集まる鳥たちは全688種、その内この地にしか生息しない固有種が60種も。圧倒的な種類の多さは、鳥たちにとってこの地がいかに居心地がいいかを物語っている。フェスティバルの会場となるキナバル自然公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心とし、2000年にはマレーシアで初めて「ユネスコ世界遺産」に登録された公園。保護されている75,370ヘクタールという広大な土地は、標高差もあり、あらゆる鳥たちが更に集まりやすい立地だ。園内だけでもボルネオ緑カササギや、ヘキサン、キヌバネドリなどの17の固有種を有する。世界でも珍しい鳥が主役のフェスティバル© Borneo Bird Festival 20153日間に渡って開催される鳥の祭典。その内容は、写真コンテストや鳥レース、野鳥観察のガイドツアー、子供向けのゲームなど盛り沢山。単なる研究者たちのバードウォッチングのためのイベントではなく、熱帯雨林や鳥の生態を1から学べる、素人にも開かれた祭典になっている。© Borneo Bird Festival 2015会場までは、コタキナバル空港から車で2時間。アメリカやヨーロッパからもファンが集まるこのイベントは2015年で7回目を迎える。子供から大人まで楽しめるフェスティバル、ぜひ家族で参加してみては?
2015年08月28日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。11才の少女ライリーの幸せを見守る“感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、ディズニー/ピクサー作品のほとんどに携わってきたというスーパーバイジング・アニメーターのショーン・クラウスとヴィクター・ナヴォンに話を聞いた。ショーンとヴィクターは、アニメーターたちが監督のビジョンを共有できるように映画製作中、アニメーターたちを率いていた。今回の『インサイド・ヘッド』でも、レイアウトやビジュアル・エフェクト、シミュレーションといった、アニメーションの周りの部門のスタッフたちと一緒に仕事をして、彼らが必要としているものをちゃんと受け取れるようにしていたという。彼らが手掛けてきたディズニー/ピクサー作品は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、『カーズ』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『カールじいさんの空飛ぶ家』などなど、少なくとも10本以上。多くの作品とアニメーターたちを動かしてきた彼らに、今回手掛けた『インサイド・ヘッド』の中で一番手間がかかったシーンについて聞いてみると、「2つのシーンが考えられるね」とヴィクターが明かした。「ヨロコビが、記憶のゴミ捨て場にいて、すべての昔の思い出を見ながら、ライリーの子ども時代が失われてしまったことを嘆いているところだよ。あのショットは、一人のアニメーターが全部を担当した。この映画で最後に出来上がったショットの一つだったと思う。それから、映画の最初の頃のショットで、ライリーが初めて学校に行く日、ヨロコビはとても興奮して、その日どういう行動をするかということを、すべての感情たちに話しているところも、一人のアニメーターが全部を手がけたんだ。それらのショットのすべてのキャラクターたちを、一人のアニメーターが手がけたんだ。これらのショットはどちらも、まったく違う理由で、とても難しいショットだったよ」とそれぞれのシーンをふり返った。本作ではライリーの中に5つの感情が存在するわけだが、各感情たちも喜んだり、悲しんだり表情も豊かに描かれている。観る者が飽きないように感情たちにはどのような動きを付けていったのだろうか。「彼らは、かなり初期の頃に、ストーリーの中で、もし感情のキャラクターたちが一つの感情だけを表現するとしたら、観ていてとても退屈なものになるだろうということを発見したんだ。もしイカリがいつも怒っているだけだったら、彼はとても単調なものになってしまう。だから、それぞれのキャラクターが感じる感情には幅があるんだ。でも、彼らはいつも、彼らの名前が示している初期設定の感情に戻るんだけどね」とヴィクターが答えた。そのほかのキャラクターについてショーンは、「イマジネーション・ランドの住人(マインド・ワーカー)は、アニメーターたちが彼らのことをそのまま素直にアニメートし始めたんだ。どんなキャラクターをやるのとも同じようにね。その段階を踏んだ後に一人のアニメーション・スケッチ・アーティストに頼んだんだ。『もう少し個性を与えてくれないかな。多分、肉体労働者っぽい感じとかに』とね。そしたら彼は、彼らの帽子をさかさまにかぶらせ、ちょっとしたポーズを取らせたんだ。それで、すべてのアニメーターたちは、『おお、あれが僕らの目標なんだ』ということになり、トーンが設定された。彼らに、全体を通して、目標とするターゲットができたわけだ。そういうふうに、シークエンスごとに作業していったんだよ」。そんな彼らにいままで携わってきた作品の中で最も思い入れのある作品を聞いてみるとヴィクターは、「この映画(『インサイド・ヘッド』)だと言わざるをえないな。この映画は僕にとって最もパーソナルで、最も誇りに思っている作品なんだ。『Mr. インクレディブル』や『ウォーリー』の仕事もすごく楽しかったけどね」と話すとショーンも「僕も同じ」と賛同。「アニメーターを率いる立場として、そして1人のアニメーターとして、この映画は本当に素晴らしいと思うよ。なぜなら、最も微妙な人間的アニメーションと、漫画的なアニメーションを推し進めたものの両方がある作品だからだ。チームとしてそういうことを手がけられる素晴らしい映画だよ」。しかしショーンはこうも続ける「でも…アニメーターとして、『Mr. インクレディブル』と『ファインディング・ニモ』も最もやりがいのある作品の1つだったと思う。特に『Mr. インクレディブル』のブラッド・バード監督は、すごくダイナミックなリーダーで、僕ら全員が、あの映画の仕事をやることにすごく興奮したね」と目を輝かせながら語る彼の姿にヴィクターも深く頷いた。監督の想いが詰まった作品を完成させるためには、その監督の特徴と想いを細かく理解してスタッフに繋げる。多くの監督と仕事をしてきた彼らへの信頼は厚いものになっているに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月18日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、ジョージ・クルーニー主演の『トゥモローランド』です。***中二病オヤジのグーニーズ!?そう言っちゃうと微妙かもしれないけど、これが大興奮のアドベンチャーなのよ~!それがジョージ兄貴の『トゥモローランド』。’64 年のNY万博で、11歳のフランク少年は謎の少女アテナと出会うのね。彼女から受け取ったロゴバッジをつけて、ウォルト・ディズニーが出展してたイッツ・ア・スモール・ワールドのパビリオンに行くと、なんと彼が夢見る未来世界に!?それから50年。NASAの宇宙計画中止に怒れる女子ケイシーのもとにも、突如あのバッジと少女の姿のアテナが現れ、トゥモローランドに行きたければフランクに会うようアドバイスされ……。そこで登場するのが、トゥモローランドの秘密を知るオジサン・フランク。彼はなんかの理由でトゥモローランドを去って、それから数十年、独自の発明品作りに没頭してた、ちょっとイカれたオジサンなの。でもね、この作品の山はそこから。彼とケイシーが出会ってから始まる大冒険が猛烈剛速球のスピードで展開するんだけど、まるで宝探しアドベンチャーみたいな大興奮なのよ。みんな子供の頃って、なにかしら空想に耽るじゃない?たとえば、お城でお姫様になるとか、未来世界でドラえもんと暮らすとか。それって大人になってからはあり得ないことばっかなんだけど、この映画の中ではそれら全てが映像化されちゃうのよ!最初はジョージ兄貴のシワに吸い込まれそうになったけど、見終わる頃には夢の世界に吸い込まれたわ~。ちなみにトゥモローランドっていえば、ディズニーランドの一エリアとして有名(全世界で共通ね)。じつは未来都市「エプコット」っていうのを、ウォルト・ディズニー本人が晩年にフロリダのディズニー・ワールドに作ろうとしていた衝撃実話が、トゥモローランドのアイデアのもとになっているんだって~。それ知っちゃうと、スペース・マウンテンに乗るときの気分もちょっと違うかも。というか、TDLにもこの劇中みたいな仕掛け、隠されてるんじゃないかって夢までみられちゃう!◇ウォルト・ディズニーの夢だった未来都市構想をベースにしたSFアドベンチャー。監督/ブラッド・バード出演/ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソンほか全国ロードショー公開中。(C)2015 Disney Enterprises, Inc.◇ジョージ・クルーニー1961年、ケンタッキー州生まれ。ドラマ『ER緊急救命室』で一躍脚光を浴び、映画界でも大ブレイク。『ファミリー・ツリー』などで3回オスカー候補になっている。(C)Jason Carter Rinaldi※『anan』2015年6月17日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2015年06月16日ディズニー映画に登場するヒロインたちは、その多くが素敵なドレスに身を包み“女の子の憧れ”となる。けれど、ジョージ・クルーニー主演のミステリー・アドベンチャー『トゥモローランド』(公開中)のヒロイン、ケイシーは麦畑を駈け抜け、時には塀を越える。おしとやか…というよりも実に活発な女子高生だ。見なれないピン・バッチを手にしたことでトゥモローランドの存在を知り、彼女は大冒険に身を投じることに。そんなケイシーを演じた、『VOGUE(ヴォーグ)』などで注目女優として挙げられるブリット・ロバートソン、そして彼女の吹き替えを担当した志田未来も「ケイシーはとても強い女性」だと印象を語る。「脚本を読んだときに感じたのは、ケイシーがファイターだということね。彼女は自分の信じているもののために闘うんだけれど、同時にドリーマーでもあるの。そして聡明。みんなよりもちょっぴり先を歩いている女の子であることを意識して演じていたわ」。そんなケイシーというキャラクターに、4日間かけて日本語の命を吹き込んだ志田さんも「ブリットさんが演じているからこそケイシーはあれだけ真っ直ぐで、強くて、好奇心旺盛で、魅力的な女性になったと思います。彼女とはロサンゼルスのワールドプレミアでも会っているのでこれが2度目なんですけど、とにかく気さくで優しいんです」。2人はすでにいろいろと語り合い、ブリットは志田さんから「サイコー!」という日本語を、志田さんはブリットから「AWESOME!(サイコーに似たニュアンスの会話表現)」という英語を教えてもらったのだと嬉しそうに話す。そして、『トゥモローランド』も間違いなく“最高”の映画だ。1964年のニューヨーク万国博覧会の会場も、現代の景色も、理想の世界・トゥモローランドもすべてに目を奪われる。なかでも志田さんが「本当にあの風景を作ったんですか!? CGだと思った…」と驚きを隠せなかったのは、冒頭で登場する麦畑のシーン。現代はCGで描けないものはないほどテクノロジーが進化しているが、バーチャルよりも物理的なロケーションを好む監督のブラッド・バードは、いくつもの巨大なセットを作って撮影した。「あの麦畑は本物よ(笑)。クランクインして最初に撮ったこともあってとても想い出深いシーンなの。最初にあの景色を目にしたとき、私も驚いたわ。映画のためにあの土地を所有する農家に小麦を育ててもらったなんてすごいわよね。映画に映し出されているのと同じで、どこまでも続く本当に美しい麦畑だったし、本物であるからこそ演じやすかった。『麦畑を作ろう!』って言ってくれた監督に感謝しなくちゃ」。麦畑のシーンをはじめ、映画のなかでのケイシーの衣裳はとてもカジュアルでボーイッシュ。ワールドプレミアやジャパンプレミアでのドレス姿とはまったく違う雰囲気だが、普段のブリットは「Tシャツにジーンズというような、かなりカジュアルな格好が好きなの(笑)」と、どうやらケイシーと似ている!?さらに志田さんは身長150センチと小柄ゆえにサイズが優先になってしまうと悩みを打ち明けると「それ、分かるわ!でも、未来さんがジャパンプレミアで履いていたあのピンクの靴とっても素敵だったし、今日のイヤーアクセサリーも素敵ね!」「ありがとう!ブリットさんのショッキングピンクのワンショルダードレスもとても似合っていました!」「ありがとう!私はファションセンスがあるとは思えないから、いつもスタイリストさんに任せているの。彼らが私のために選んでくれる洋服は毎回目からウロコ、素敵すぎてついはしゃいじゃうのよ」。なんだかんだいっても女子はファッションの話で盛り上がる。もうひとつ盛り上がったのは大スター、ジョージ・クルーニーについて。「とにかく楽しかった!」と共演をふり返りエピソードを語る。「ジョージは本当にジョークやいたずらが大好きで、真剣なのか、ふざけているのか分からないの(笑)。撮影って待ち時間が長いじゃない?彼は待ち時間が退屈になってくると何か面白いことをしたくなるのね。たとえば、スマホのアプリでオナラの音が入っているアプリがあって、それを使ってところ構わずオナラを連発していたのよ(笑)」。そんなジョージ・クルーニーの愛嬌と優しさは志田さんも2つのプレミアに参加して感じていたよう。「とっても気さくで、素敵な方でした。実は私、ジャパンプレミアの時とても緊張していて…。それを察してくれたジョージ・クルーニーさんが、『緊張しているの?』って声をかけてくれたんです。『大丈夫、大丈夫だよ』って言いながら手を握ってくれました」と振り返る。そして、ケイシーを「強い女性」だと言う若き女優たちがこの映画から受け取ったメッセージは“諦めないこと、信じること、行動すること”とブリットは言う。「自分の人生は誰のものでもない、だから自分が望む人生を生きるべきだと思っているの。抱いている夢を叶えたいのなら、それを形にするために行動に移さなくちゃ、ケイシーのようにね。彼女から行動することの大切さを教えてもらったわ」。
2015年06月12日公開中のディズニー最新作『トゥモローランド』が好調な動員を記録している。本作は“ディズニー最大の謎”に迫った壮大なアドベンチャーを描いた作品だが、公開前に実施されたモニター試写会では、女性から高い評価を集めている。ド派手なアクションと未来都市を思わせるビジュアルが印象的な本作のどの部分に女性たちは魅了されたのだろうか?その他の画像映画では、すべてが可能になる場所“トゥモローランド”を舞台に、その場所に行くことができるピン・バッジを偶然手に入れた少女ケイシーと、かつてトゥモローランドを訪れた過去をもつフランクらが人類の未来をかけて壮大な冒険を繰り広げる。モニター試写会が日本公開前に実施され、幅広い年齢層の観客が参加したが、上映後のアンケートでは年齢層にかたよりなく高い評価を集めており、「予想つかないストーリーにドキドキした」という声が最も多かった。一方で女性からは「トゥモローランドのビジュアルが印象的で実際に行ってみたくなった」「トゥモローランドはどこかディズニーランドに似ていて観ているだけでワクワクした」などの声が集まり、ストーリーについても「ケイシーは気は強いけど、夢をあきらめない子で共感できた」「ジョージはやっぱりカッコいい! シブいだけじゃなくて、過去に驚くようなドラマもあってひきこまれた」などの感想が寄せられた。本作は『レミーのおいしいレストラン』や『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のブラッド・バードが監督を務めている作品だけあって、アクションやサスペンス、ドラマのクオリティは高い。その点は性別、年齢問わず評価されているが、本作は“SF/未来的”なビジュアルだけでなく、ディズニーらしいファンタジックで愛らしいデザインの場面やアイテムも数多く描かれており、その点が女性の参加者を魅了したようだ。また、劇中には淡いロマンスが描かれるがその点をポイントとしてあげる参加者も多く「アクション映画だと思っていたけど、ラブストーリー的な話もあって魅了された」「純粋な恋が描かれていてキュンとさせられた。意外だった」などの声もあがった。本作は手に汗握る展開と大画面で堪能したいビジュアルが大きな魅力だが、女性客をひきつけるドラマやロマンス、ファンタジックな要素も注目ポイントになっているようだ。『トゥモローランド』公開中
2015年06月12日●アニメーション出身監督ならではの"擬人化"の意識ウォルト・ディズニーが遺した最大のプロジェクトといわれる、すべてが可能になる理想の世界"トゥモローランド"が、ウォルトの死から約50年の時を経て、ついに形となった。ウォルト・ディズニー社の保管庫に眠っていた数々の資料をもとに、フィルムメーカーたちがウォルトの夢を引き継ぎ、ディズニー映画『トゥモローランド』(公開中)の中で描き出したのだ。このミステリー・アドベンチャーに挑戦したのは、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミーション長編アニメーション賞に輝き、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でも成功を収めたブラッド・バード。彼が監督・製作・脚本を務め、テレビシリーズ『LOST』のクリエイターとして脚光を浴びたデイモン・リンデロフを共同脚本家に迎えた最強コンビで、壮大なプロジェクトに挑んだ。ブラッド・バードとデイモン・リンデロフの2人だからこそ生まれたと言える、ディズニー映画であり、ミステリー・アドベンチャー大作。彼らはウォルトが夢見た未来都市"トゥモローランド"をどのように描いたのか、また、主演のジョージ・クルーニーにまつわるエピソードなど、ブラッド・バード監督に製作秘話を聞いた。――ディズニー作品らしいメッセージが根底にあり、アクションやミステリーなど、さまざまな要素の詰まった映画でした。製作において、"ディズニー映画"であるということをどれくらい意識していたのでしょうか。もちろんとても意識していましたし、それに関して興奮を抑えることはできませんでした。なぜなら、ディズニーは私が子供のころに多大な影響を受けた人物でしたから。特に、私自身が信じている未来というのは、ウォルト・ディズニーが語っていたものと共通するものでした。「未来というのは、起こるものではなく作るもの」。私もそう思いますし、楽しく、努力していくものだと。そして、恐れるものではない、受け入れていかないといけないものだと思います。――CGやセット、そして実在の都市でも撮影し、"トゥモローランド"を作り上げたそうですが、この理想の未来都市を描くにあたってこだわったことを教えてください。とにかくリアルに感じてもらいたい、鮮明な夢になるようなものにしたいという思いがありました。また、都市であってもキャラクターの一つであるようにとの思いもありました。いろいろ姿を変えていくものでしたので。――都市をキャラクターとして考えられていたんですね。初期の"トゥモローランド"は約束に満ちた、約束の場所というような雰囲気が出ているのですが、ケイシーが訪れる"トゥモローランド"は80年代っぽさがあり、80年代バージョンの未来というものになっています。その後の"トゥモローランド"は、閉ざされ始めているような情景になり、未来というのは常に変わり続けているというのを伝えているんです。未来は日々変わっていくものなので、ちゃんとお世話をして、明日というものに対して食事を与えないとうまく育っていかない。生き物と同じですね! ちゃんと食事もきちんと与えて世話をしていればよく育っていくんですが、飢えさせてしまうと悪いものになってしまう。私たちは長らく飢えさせているところがあるので、ちゃんと世話をしてあげないといけないと思います。――なるほど。ちゃんと食事を与えないといけないですね。この"都市をキャラクターとして描く"というのは、アニメーション出身のブラッド・バード監督ならではのように感じます。そうですね。アニメーションの経験から、すべてを視覚化する、どう物が動くのかをわかっていないといけないというのがあります。そして、何でも動きに対して個性、性格のようなものを与えないといけないというのは、私が幼い頃にディズニーで学んだことでもあるので、今回の街・都市に対するアプローチも性格を与えるというものでした。――きっかけはディズニー作品だったんですね!子供の頃にディズニー作品を見た時に、砂糖の入れ物自体が命を持っていたんです。そういう考えは頭になかったので、すばらしいことだなと思った経験があります。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.●南の島でのジョージ・クルーニーとの撮影秘話――"トゥモローランド"の謎を知る男・フランク役のジョージ・クルーニーさんが、複雑な感情を見事に演じられています。彼を起用した理由を教えてください。質問の中にある通りで、複雑な感情を持っている役を、とても説得力のある素晴らしい、そしてみなさんが共感してくれる形で演じてくれました。今まで彼はこのような役を演じたことがないと思いますが、彼は優れた役者ですので、そういう役であっても容易に演じているように見えるようにやってくれましたね。彼と一緒に仕事ができて最高でしたし、興奮でした。――作品の中で変化していく感情が見事に描かれていました。ジョージ演じるフランクは、昔は未来を信じていたんですが、未来に裏切られたという思いと、未来に対する恐れを抱いてしまい、彼の住む家はまるで未来に対して自分を防御するような家になってしまいました。彼はそれを見事に演じてくれていましたね。その後、結果的に、昔抱いていた思いにまた導かれていくというところも。――今回の撮影で印象深いエピソードを教えてください。映画の中で、パラダイス(楽園)のようなものを撮影する必要がありました。すでにフロリダでほかの撮影が進行していたため、最初はフロリダのビーチで撮ることになったのですが、そのビーチにはパラダイスに見えるものがなかった。そこで、バハマに行きたいと言ったんです。近いし必要だと。ところがプロデューサーの1人が、そこまですべての機材や人を動かすのはお金ががかかりすぎると言い、だったら少人数で手早く撮るのはどうかって提案したんです。そして、少人数でバハマに行って撮影したんですが、その撮影は印象深いものになりました。とてつもなく巨大な映画を撮っている時に、インディーズ映画を撮っている感じでしたね。――パラダイスの撮影に、そんな裏話があったんですね。本当に少人数で行ったので、1人が複数の作業をしなければいけないという状況でした。ジョージ・クルーニーと、(デイヴィッド・ニックス役の)ヒュー・ローリーも、機材を動かしてくれるなどして、撮影を敢行しました。さらに、ヒュー・ローリーが小さなバーでピアノの演奏もしてくれたんです! 南国の小さな島で撮ったんですが、これ以上にない経験でした。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月12日「未来さんがジャパンプレミアで履いていたピンクの靴、とても素敵だったわ。今日のイヤーアクセサリーも素敵ね!」「ありがとう!ブリットさんのショッキングピンクのワンショルダードレスもとても似合っていました!」「ありがとう!」女優ブリット・ロバートソンさんと志田未来さん。20代の女子が2人揃えば流行りのファッションの話で盛り上がる…かと思えば「日本語の吹き替えにはどのくらい時間をかけたの?」「あのシーンは一体どうやって撮影したの?」と、ファッション以上に興味津々なのは演技について。さすが、どちらも芸歴の長い演技派女優たち。映画『トゥモローランド』でジョージ・クルーニーの演じる主人公フランクとともに“すべてが可能になる”理想の世界の謎を追うケイシーを演じるブリットさん、彼女の吹き替えを担当する志田さん、女性同士でトゥモローランドの魅力を語る。ケイシーは幼い頃から宇宙旅行を夢見てきた17歳の女子高生。ある日、見なれないピンバッチを手にしたことでトゥモローランドの存在を知り、大冒険に身を投じていく。ブリットさんも志田さんも「ケイシーはとても強い女性」だと説明する。「この役のオファーがきたときは本当に嬉しくて、ブラッド・バード監督から電話をもらったときは今までにないくらい胸がいっぱいになったのを覚えているわ。一生忘れられない経験をさせてもらった。脚本を読んだときに感じたのはケイシーがファイターだということね。彼女は自分の信じているもののために闘うんだけれど、同時にドリーマーでもあるの。そして聡明。みんなよりもちょっぴり先を歩いている女の子であることを意識して演じていたわ」。ケイシーというキャラクターに4日間かけて日本語の命を吹き込んだ志田さんは「ブリットさんが演じているからこそケイシーはあれだけ真っ直ぐで、強くて、好奇心旺盛で、魅力的な女性になったと思うんです。彼女とはロサンゼルスのワールドプレミアでも会っているのでこれが2度目なんですけど、とにかく気さくで優しいんです」。2人はすでにいろいろと語り合い、ブリットさんは志田さんから「サイコー!」という日本語を、志田さんはブリットさんから「AWESOME!(サイコーに似たニュアンスの会話表現)」という英語を教えてもらったのだと嬉しそうに話す。もちろん『トゥモローランド』も間違いなく最高の映画。1964年のニューヨーク万国博覧会の会場も、現代の景色も、理想の世界トゥモローランドもすべてに目を奪われる。なかでも志田さんが「ほんとにあの風景を作ったんですか!? CGだと思った…」と驚きを隠せなかったのは、冒頭で登場する麦畑のシーン。現代はCGで描けない世界はないほどテクノロジーが進化しているが、バーチャルよりも物理的なロケーションを好むブラッド・バード監督はいくつもの巨大なセットを作って撮影した。「あの麦畑は本物よ(笑)。クランクインして最初に撮ったこともあってとても想い出深いシーンなんだけど、最初にあの景色を目にしたとき、私も驚いたわ。映画のためにあの土地を所有する農家に小麦を育ててもらったなんてすごいわよね。映画に映し出されているのと同じで、どこまでも続く本当に美しい麦畑だったし、本物であるからこそ演じやすかった。『麦畑を作ろう!』って言ってくれた監督に感謝しなくちゃ」。ブリットさんの記憶に深く刻まれたのはセットの凄さにだけじゃない。「とにかく楽しかった!」と笑顔で語るのは大スター、ジョージ・クルーニーとの共演。役者としての素晴らしさに感動したことはもちろん「人柄も素晴らしいの!」と、志田さんにとあるエピソードを明かす。「ジョージは本当にジョークやいたずらが大好きで、真剣なのかふざけているのか分からないの(笑)。撮影って待ち時間が長いじゃない?彼は待ち時間が退屈になってくると何か面白いことをしたくなるのね。たとえば、スマホのアプリでおならの音が入っているアプリがあるんだけれど、それを使ってところ構わずおならを連発していたのよ(笑)」。そんなジョージ・クルーニーの愛嬌と優しさは志田さんも2つのプレミアに参加して感じていた。「とっても気さくで、素敵な方でした。実は私、ジャパンプレミアの時とても緊張していて…。それを察してくれたジョージ・クルーニーさんが、緊張しているの?って声をかけてくれたんです。『大丈夫、大丈夫だよ』って言いながら手を握ってくれました」と語る表情はもちろん笑顔だ。そして、笑顔の素敵なこの2人の女優がケイシーから受け取ったメッセージは“諦めないこと、信じること、行動すること”。ブリットさんは言う。「自分の人生は誰のものでもない、だから自分が望む人生を生きるべきだと思っているの。抱いている夢を叶えたいのならそれを形にするために行動に移さなくちゃ、ケイシーのようにね。彼女から行動することの大切さを教えてもらったわ」。(text:Rie Shintani/photo:Yuko Kosugi)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月11日先日、公開週週末興行ランキングで見事1位を獲得した『トゥモローランド』。全てが可能になる“トゥモローランド”を巡る大冒険を描いた本作で、ジャパンプレミアの来日以来、“天使すぎる”と話題を呼んでいるアテナ役を演じたラフィー・キャシディの魅力に迫った。トゥモロー(未来)を築き上げるのは「諦めない気持ち」というウォルト・ディズニーの遺志を、『Mr.インクレディブル』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を大ヒットさせたブラッド・バード監督が紡いだ本作。ラフィー・キャシディは、未来を諦めない少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)をフランク(ジョージ・クルーニー)に引き合わせる謎の少女、アテナを演じている。イギリス出身で現在13歳のラフィー。2009年、TV映画「Spanish Flu:The Forgotten Fallen」で女優デビューを飾った後は、ジョニー・デップ主演映画『ダーク・シャドウ』でエヴァ・グリーンの幼少期、『スノーホワイト』ではクリステン・スチュワート扮する主人公スノーの幼少期を演じるなど、出演回数は少ないながらも、名だたる俳優陣と共演を果たしてきた。「彼女がやってくると部屋がぱっと明るくなるんだ。そういう才能は本当に貴重だよ」と語るのは、彼女が備え持つ“ポジティブさと“天真爛漫な性格”に惚れ込んだバード監督。オーディション映像について「彼女の父親がiPhoneでラフィーの様子を撮影した映像を見たんだ。彼女には皮肉っぽさが全くなく、とにかく明るく楽観的で、アテナ役は彼女しかいないと一目で分かったよ」と語り、すっかり彼女のファンになった様子だ。そんなラフィーは、本作で衝撃的なアクションシーンをこなしているが、その裏では撮影の数か月前から新体操や水泳、武道などのトレーニングに励んでいたという。共演したブリット・ロバートソンは「ラフィーはこの役柄を完璧にこなしていたわ。彼女はとても頑張ってアクションシーンを演じていたのよ。後ろ宙返りもできるし、回転したり、敵の手から銃を蹴り落としたりも出来るの。小さいのに私たち全員を引っ張っていってくれたのよ」とラフィーを絶賛。可憐な13歳からは想像もつかないアクションシーンは、劇中で必見のシーンだ。「『ER 緊急救命室』で小児科医を演じ、多くの子役を見てきたけれど、これだけの覚悟と実力を持つ子は本当に珍しいよ。とても存在感があり、面白く、哲学的で素晴らしい見解を持っているんだ」とジョージ・クルーニーも、彼女の資質には太鼓判を押す。監督を始め共演者もすっかり虜にしてしまったラフィー、本作を機に、女優として大きく飛躍しそうな彼女の“未来”に注目だ。『トゥモローランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月11日快進撃を続けるディズニーが放つ最新作『トゥモローランド』をひっさげ、ブラッド・バード監督が来日。「より良い未来(トゥモロー)を築き上げるのは魔法ではなく、諦めない気持ち」とウォルト・ディズニーの遺志を受け継ぐ本作にこめた思いを熱弁した。世界中で起こる危機を監視するフランク(ジョージ・クルーニー)と、不思議なピンバッチに導かれた17歳の少女ケイシーが、「すべてが可能になる理想地」トゥモローランドに秘められた人類存亡のカギに迫る『トゥモローランド』。ディズニーランドのテーマエリアの一つとして実在する“アトラクション”と、その知られざる存在理由という“フィクション”が融合した、斬新な冒険ミステリーだ。「確かにミステリーにSF、冒険やおとぎ話に加えて、ロードムービーの要素も含まれた欲張りな映画になったね。1本で5本分楽しめるはずだよ」と手応えを示すバード監督。『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミー賞長編アニメ賞に輝き、初の実写作品となった『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を成功させたそのフィルムグラフィーに、新たな1ページが書き加えられた。作品にはバラエティ豊かな娯楽性に加えて、力強いメッセージ性も込められている。物語の背景にあるのは、テロや環境破壊、経済危機といった現代社会が抱えるさまざまな不安だ。「それでも、より良い未来に種をまき、水や栄養を与える気持ちを忘れちゃいけないんだ。自分の夢を信じ、一歩一歩進むことで切り開かれる世界が必ずあるはず。その象徴が、トゥモローランドなんだ」(バード監督)バード監督自身は、子ども時代にどんな未来を思い描いていたのか?1957年生まれで、「子どもの頃は、冷戦が及ぼす恐怖を感じていた」と言うバード少年が夢中だったのは、アニメーション製作だった。「アニメを作り始めたのは11歳の頃かな。“BIG SHOT”と名付けたネズミのキャラクターを主人公にしたんだ。彼の移動手段は、キャノン砲(笑)。子どもだったから『ネズミがキャノン砲で飛んでいくなんて、超クール』って思ったけど、いま考えると何とも非効率的だよね」と屈託なく笑う瞳は、少年そのもの。そんなピュアな前向きさは、『トゥモローランド』の根底にも流れている。「映画作りで一番大切にしているのは、常に作品をより良いものにしようと、改善を追い求めること。怠惰な現場はきらいだよ」という言葉にも思わず納得だ。つい最近まで新たな『スター・ウォーズ』のスピンオフ第2弾で、監督を務めるのではと報じられていたが、今回のインタビューでは「いまは『Mr.インクレディブル2』に着手したところだよ」と次回作について明かしてくれた。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月09日世界最大のインターネット映像配信ネットワークを提供する「Netflix」が2015年秋、日本でのサービスを開始することが決定。併せて、ブラッド・ピットが代表を務める制作会社「プランB」と「Netflix」が共同で映画を製作することが判明。主演ブラッド、監督・脚本デヴィッド・ミショッドの映画『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)を、2016年に全世界の「Netflix」で独占配信・劇場公開されることが決定した。故マイケル・ヘイスティングスのベストセラー「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan」(原題)を原作とした本作は、容赦ない破壊工作の功績により地位を築き上げ、アフガニスタン駐留米軍を指揮するまでに登りつめた軍事司令部将軍を主人公にしたアクション大作。「不可能」と言われた戦闘への勝利を掲げ、斬新且つ過激な戦法を取る軍事司令部将軍と、寄せ集めの指揮官や報道官たちは世界を相手に戦い続け、多国籍軍による難しい要請やワシントンにおける政治、そしてスクープを求めるマスコミたちと対峙しながら、戦場という過酷な場所でも人との結びつきを求め苦闘する姿がリアルに描かれている作品だ。「Netflix」の最高コンテンツ責任者テッド・サランドスは「『ウォー・マシーン』は、アメリカの政治権力の中枢から、野望の赴くままに侵略した世界の至る場所で起きている、“戦争は誰によって決定されているのか?”という内幕を暴く、刺激にあふれた物語です。ブラッドとデヴィッドは完璧な制作チームとして、エンターテインメント性に溢れ、いまの時代だからこそ描けた、観るものを引き込む注目の映画を作り上げてくれるでしょう」と語った。2014年にも『フューリー』でも戦争を扱ってきたブラッドは「『Netflix』とこのようなエキサイティングな企画に関わることが出来、また最先端のコンテンツ制作とそれを世界中の視聴者にお届けする機会に参加できることを非常に嬉しく思います」。ガイ・スピアース主演の『奪還者』や『アニマル・キングダム』を手掛けてきたミショッド監督は「これほど壮大で、複雑かつ常軌を逸した戦争兵器とそれにまつわる人間たちを描いた大胆な大作映画の制作に携われたことに、私としても身の引き締まる思いです」と制作への意欲を語った。50か国以上で6,200万人を超える会員を抱え、オリジナルシリーズ、ドキュメンタリー、長編映画などを含め、1日1億時間を超えるTVドラマや映画を配信できる「Netflix」。数々の賞を受賞し、高い興行成績を記録した映画を数多く世に送り出している「プランB」とのコラボレーションに期待が高まる。『ウォー・マシーン』は2016年より「Netflix」で独占配信・劇場公開予定(※日本での劇場公開は未定)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが6日(現地時間)、フランスのパリからニースへの移動の際、エコノミー・クラスに搭乗した。「Daily Mail Online」によると、夫妻は13歳の長男・マドックス、11歳の次男・パックス、10歳の長女・ザハラ、9歳の次女・シャイロ、そして6歳になる双子のノックスとヴィヴィアンも一緒にL.A.からパリに降り立った。その後、ニース行きの国内便に乗り継いだが、搭乗までの2時間も他の旅行客と一緒に待ち時間を過ごしていたという。プライベートジェットも使わず、ファースト・クラスにも搭乗せず、子どもたちに地に足のついた感覚を教えたいという夫妻の意向らしい。家族全員、乗務員や空港スタッフに頼らずそれぞれ自分の荷物を持ち、機内ではブラッドや年長の息子たちが荷物を頭上の収納スペースにしまうなど、一般の家族旅行客と何ひとつ変わらない様子を居合わせた乗客が撮影している。一家の南フランスの拠点、シャトー・ミラヴァルの最寄りであるニースの空港に到着後は空港スタッフの先導で、用意された車まで向かい、空港を後にした。子どもたちがまだ小さかった頃は大勢のナニーも一緒の大移動だったが、今回同行したナニーは1人だけ。ボディガードもなしという身軽な旅行だった。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月09日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督と、ジョージ・クルーニーがタッグを組む超大作『トゥモローランド』の最新映像が公開になった。バード監督が得意とするアイデアがギッシリとつまったアクションシーンが次から次に展開する痛快な映像だ。『トゥモローランド』新映像本作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料を基に、バード監督と、『プロメテウス』『スタートレック』の脚本家のデイモン・リンデロフが作り上げたオリジナル・ストーリーで、ケイシーという少女が偶然に不思議なピン・バッジを手に入れるところから物語は幕をあける。このほど公開された映像は、ケイシーがバッジに触れると一瞬にして周囲の風景が変化する場面からスタート。彼女が誘われたのは、すべての願いがかなう“トゥモローランド”と呼ばれる場所だったが、ある事情で彼女は故郷に連れ戻される。そこで彼女はかつてトゥモローランドを訪れたことがあるという謎の男フランクのもとを訪れるが、ケイシーは何者かにつけられており、ふたりは命を狙われる。自前のセキュリティシステムを張り巡らせたフランクの家は驚きの連続で、斬新な仕掛けが次々に登場。フランクとケイシーは家の中を猛ダッシュしながら、迫り来るを敵と戦い、バスルームに設置された“あるマシン”で脱出を試みる。『Mr.インクレディブル』や『…ゴースト・プロトコル』で高評価を得たバード監督が手がけた作品だけあり、アクションシーンは単なる殴り合いではなく、奇抜なアイデアとユーモアが満載で、アクションシーンを描きながら、キャラクター表現もしっかりとなされている点にも注目だ。その後も映像には、誰もが知る世界的な名所から巨大なロケットが出現する場面や、豪快な銃撃戦などスケールの大きな場面が登場。ケイシーは再びトゥモローランドを訪れることができるのか? その方法は? そしてなぜ、トゥモローランドは存在するのか? 公開に向けてさらに楽しみと想像がふくらむ映像になっている。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー
2015年06月05日ディズニー映画『トゥモローランド』(6月6日公開)で描かれるすべてが可能になる理想の地"トゥモローランド"のモデルとなり、実際に撮影が行われたスペイン・バレンシアにある芸術科学都市の写真が、"トゥモローランド"の全体の写真とともに公開された。ブラッド・バード監督は、何十年も先を行っているような未来派建築を探していたところ、偶然、車のCMでバレンシアの芸術科学都市を見つけ、「動物の骨格をベースとした巨大な建造物の様相は、モダンでオーガニックだった」とその美しさにほれ込んだという。さらに、今までその都市が一度も映画で使われていなかったと知り、今作のロケ地に選出。「あの驚くべき空間で撮影できて本当によかった」と振り返る。主演のジョージ・クルーニーも、バレンシアの巨大建造物での撮影について「まるでアニメ『宇宙家族ジェットソン』のセットから降ってきたみたい」と表現。「”僕もあれを建てたい”と思ってしまうほど素晴らしかった」と、バード監督同様にその美しさを絶賛した。先日、クルーニーが妻とともに来日したことでも話題を集めている今作。しかし、いまだ”トゥモローランド”は、全てが可能になる世界であるということ以外は断片的な情報のみで、謎に包まれている。このたび、あわせて公開されたのは”トゥモローランド”の全体の様子がわかる写真。バレンシアの建造物は、この”トゥモローランド”の一部として描かれている。(C)2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月02日俳優としてプロデューサーとしてハリウッドの最前線で活躍するジョージ・クルーニー。主演作は数しれず、新作ごとに注目を集めているが意外にも彼のフィルモグラフィーのなかにディズニー作品は見当たらない。「シニカルな映画や役が多いからなのか、なかなかディズニーから声がかからなくてね。だからこそ、このファミリームービーへの出演は僕にとって挑戦だったんだ」と、50代半ばにして初めて足を踏み入れ挑むのは“ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト”と銘打つ映画『トゥモローランド』。晩年のウォルト・ディズニーには実験的な未来都市を造るという壮大な夢があったが、道半ばでこの世を去ってしまう。彼の夢を引き継ぎ描かれるのがこの『トゥモローランド』だ。それはすべてが可能になる理想の世界。とあるきっかけでトゥモローランドの存在を知る主人公フランク・ウォーカー。ジョージ・クルーニーは大人になったフランクを演じることで、幼い頃の記憶が甦ったと懐かしむ。「6歳のときに初めてアナハイムのディズニーランドに行ったんだ。信じられないような夢の世界が目の前に広がっていて『これが未来なんだ!』って感動した。当時の僕は未来──2015年には、みんな空飛ぶ車に乗っていると思っていたからね。ディズニーはそんなテーマパークだけでなくアニメーション、そして映画界にも大きな功績を遺した。ストーリーがとても映画らしくて、それまでの映画の在り方を変えたわけだから。誰にもできないことだよ」。ジョージ少年は宇宙にも想いを馳せていた。「僕らが幼い頃は『宇宙に行こう!』という時代だったんだ。よく覚えているのは8歳のときの人類史上初の月面着陸だね。地球から月を眺めて、月へ行った人間たち(ニール・アームストロング船長ら)は見えるかなって、月を眺めたのをよく覚えているよ。あの頃は何でも可能だって思えた。今はすっかり年を重ねて54歳になってしまったけれど、俳優という職業に必要なのは当時のような子供らしさを持ち続けることだと思っている。だから俳優は成長しなくて、いつまでたっても中身は子供なんだ。だって、50歳半ばでも役になりすまして“○○ごっこ”をしているわけだからさ(笑)」。ジョークを交えながら会話をするのは昔も今も変わらない彼のユーモア。撮影現場で共演者に何かといたずらを仕掛けるのも有名だ。「今回は子役の多い現場だったからさすがにいたずらはしなかったけれど、ブラッド・バード監督には何か仕掛けるべきだったね!」と、茶目っ気たっぷりに残念がりながら監督の素晴らしさを語る。「『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』などブラッドの作るディズニー作品が大好きでね。彼からのオファーは断る理由がなかったからすぐに『OK!』と返事をした。一緒に仕事をしてみて思ったのは、ブラッドはとてもユニークで古風な男だということ。たとえば、バスタブが移動手段だったり、まさかあの建物から!?と驚くような場所からロケットが発射されたりするんだからね(笑)。新しいもののなかに古き良きものを残しているのが彼らしさなんだよ」。ブラッド・バード監督にとってはこれが実写長編映画として2作目になるが、1作目の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』とはまた異なる作風で観客をあっと驚かせる。そして、映画のなかでジョージ・クルーニーの演じるフランクを再びトゥモローランドへと誘うのは、不思議なピン・バッジを手に入れた少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)と謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)。そのキャラクターにはいくつものメッセージが託されている。諦めないこと、夢を持つこと、未来は自分たちの手で変えるということ。「子供の頃、家族や周りの人たちから“自分たちの行動が未来に影響するんだ”と教えを受けて育った。世の中のために活躍しなさいってね。そうやって育ってきた世代はその教え通りに変化を起こしてきたと思う。だから僕らも次の世代に同じようにそれを伝えたい。今はニュースを見ていると暗いニュースばかりでがっかりすることも多いけれど、きっと若い世代が良い方向に導いてくれるって信じているし、それが僕の願いであり夢でもある。変えることができるという夢を持っていてほしいんだ。そのためには、ちゃんと生きてほしいとも思う。というのは、先日オバマ大統領と一緒に資金集めをしたときに1000人くらい集まったんだけれど、彼らはみな握手をするときにスマホ越しに握手をするんだよ(苦笑)。最新技術の行き渡った現代ならではの光景だったね。技術はたしかに素晴らしい。でも、それは本当の意味で人と人とが会ったと言えるのかって疑問を感じた。僕からしてみたら、会ったのではなく録画しただけ。録画したなかで生きているように見えて、ちゃんと生きているように見えなかったんだ…」。どんなにテクノロジーが進んでも、目の前にいる人、人との出会いを大切にしてほしいとジョージ・クルーニーは伝える。熱いメッセージだ。そんな彼は、俳優としての実力と名声、男の色気と格好良さを兼ね備え、プライベートではハリウッド随一の独身貴族生活にサヨナラを告げ昨年秋に結婚。すべてを手にしたかのように思えるが、今現在の個人的な夢はどんなものなのだろう。「かなり具体的な夢をいくつか持っているんだ。まずは言葉の習得。日本語を習得できたら直接自分の想いを伝えられるだろう。でも難しくてね…。実はイタリアに家があることもあって、以前イタリア語を習ったことがあるんだ。週に3回、毎回4時間もレッスンを受けたけれど、次の日になるとぜんぶ忘れてしまって、また一からやり直し(苦笑)。イタリア語の先生に呆れられたよ。もうひとつは、そのイタリアの家がある湖畔で、妻と犬と一緒に赤ワインを飲みながら過ごすことだね」。プライベートを語るその言葉と表情からは“しあわせ”感が伝わってくる。それもそのはず今回の来日は愛妻と一緒。独身時代よりもやわらかな印象なのは、やはり結婚がもたらした変化のひとつ?その変化を聞いてみると「結婚して変化はもちろんあったよ。家の収納スペースをぜんぶ妻に取られてしまったからね(笑)」とジョークまじりの返し。大スターであるのにこの愛嬌。私たちがジョージ・クルーニーという俳優を愛さずにはいられない理由はそこにもある。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月02日米BOX OFFICE MOJOは5月22日~5月24日の全米週末興業成績を発表した。ウォルト・ディズニーが残した最大の夢のプロジェクトに着想を得たSFアドベンチャー『トゥモローランド』が初登場トップにランクイン。監督は『ミッション:インポッシブルゴースト・プロトコル』の他、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』の2作品でアカデミー賞を受賞しているブラッド・バード。ジョージ・クルーニーがディズニー映画初出演を果たし、“トゥモローランド”を知る主人公を演じている。テクノロジーの発達した未知の世界“トゥモローランド”に迷い込んだ17歳の少女が現実世界に引き戻された後、再びその世界を訪れようと、鍵を握る主人公の男を訪ね、ともに人類の未来をかけた冒険に出る物語だ。前週1位の女子アカペラ部の奮闘を描いた青春ドラマ『Pitch Perfect 2(原題)』は2位に転落するも、累計興行収入は2週間で1億959万7,000ドルと1億ドルの大台を突破した。3位も『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が前週2位から順位を下げた。4位は『Poltergeist (2015) (原題)』が初登場。1982年に公開されたスティーブン・スピルバーグ製作・脚本、トビー・フーパー監督によるホラー映画の金字塔『ポルターガイスト』のリブート作品で、『モンスター・ハウス』のギル・ケナン監督をはじめ、プロデューサーに『死霊のはらわた』や“スパイダーマン”シリーズの監督として知られるサム・ライミ、2007年に『Rabbit Hole』でピューリッツァー賞戯曲部門を受賞し、『オズ はじまりの戦い』などの脚本を手掛けたデヴィッド・リンゼイ=アベアーが脚本家として名を連ねている。その他『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は前週3位から5位にランクダウンしたものの、累計興行収入4億486万1,000ドルとついに4億ドルをついに突破している。
2015年05月26日約8年ぶり5回目の来日を果たしたジョージ・クルーニーが5月25日(月)、主演作『トゥモローランド』のジャパンプレミアに、昨年9月に結婚した妻のアマルとともに出席。報道陣に「僕の奥さんだよ」とデレデレの笑顔で紹介し、円満ぶりを披露していた。この日はジョージが「アルマーニ(Armani)」、アマルが「メゾンマルジェラ(Maison Margiela)」に身を包んで、東京・六本木ヒルズアリーナのレッドカーペットに登場。ファンならば、誰もが目撃したかった華麗なるツーショットの実現に、駆けつけたファン1,500人は大歓声をあげていた。映画は長年、夢と魔法を届け続けるウォルト・ディズニーの夢の結晶である「すべてが可能になる理想地」トゥモローランドに秘められた、人類存亡のカギに迫るミステリータッチの冒険ファンタジー。ジャパンプレミアには、共演者のブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督、日本語吹き替え版で声優を務める女優の志田未来が駆けつけた。「東京は思い出深い街。常に喜びを与えてくれるんだ」とご機嫌のジョージは、「さっき、ディズニーと相談したんだけど、もし映画を見に来てくれたら、日本酒を1本プレゼントするよ。アリガトウ、ディズニー!」と軽妙なジョーク。さらに「僕の隣にいる未来さんは、僕の吹き替えもやってくれたんだ。素晴らしかったよ、ありがとう」と志田さんをイジる場面もあり、ジャパンプレミアを存分に満喫していた。冒険に憧れる17歳の少女ケイシーを演じるブリットは「まるでアトラクションに乗っているかのような作品で、最初から最後までワクワクしっぱなし」、トゥモローランドの謎を握る少女アテナ役のラフィーは「ダークな要素もあるけど、未来は自分たちで築き上げるという前向きなメッセージを受け取って」とそれぞれアピール。また、バード監督は「ミステリー、SF、ロードムービー、冒険、おとぎ話。まるで5本の映画を1本に集約したような、想像性あふれる作品だよ」と本作に手応えを示していた。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年05月25日ディズニー最新作『トゥモローランド』のジャパンプレミアが5月25日に、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、約8年ぶり5回目の来日を果たした主演ジョージ・クルーニーが、昨年結婚した妻アマル・クルーニーさんとともに出席。クルーニーが報道陣を前に、「僕の奥さんだよ」と初来日のアマルさんを紹介する場面もあった。その他の写真「初めて来日したのは、1984年だったかな。東京は常に喜びを与えてくれる街。こうして戻ってこれてうれしいよ。トウキョウ、ダイスキ!」と上機嫌のクルーニーは、会場に駆けつけたファン1500人に「さっき、ディズニーと相談したんだけど、映画を観に来てくれたら、日本酒を一本プレゼントすることになったよ。アリガトウ、ディズニー!」とジョークまで飛ばした。映画は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料を基にした冒険ミステリー。すべてが可能になる場所“トゥモローランド”を舞台に、そこに行くことができるピン・バッジを偶然手に入れた少女ケイシーと、かつてトゥモローランドを訪れた過去をもつフランクが人類存亡をかけ、時空を超えた旅に出かける。ジャパンプレミアには共演者のブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督、日本語吹き替え版で声優を務める女優の志田未来が駆けつけた。数多くの名作アニメを世に送り出し、『ミッション:インポッシブルゴースト・プロトコル』に続く実写作品に挑んだバード監督は、本作を「とても想像性豊かな作品」と評し、「まるで5本の映画を、1本にまとめたような作品なんだ。ミステリー、SF、ロードムービー、冒険、そしてファンタジー。あらゆる要素が含まれているよ」と力強くアピールした。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年05月25日8年ぶり5度目の来日を果たした俳優のジョージ・クルーニーが25日、東京・六本木ヒルズで行われた主演映画『トゥモローランド』(6月6日公開)のジャパンプレミアに妻のアマル・アムラディンさんと共に登場。吹き替えを務めた志田未来と再会を果たし、その才能を絶賛した。本作は、ウォルト・ディズニーが遺した最大のプロジェクトと言われる、すべてが可能になる理想の世界"トゥモローランド"をめぐる物語。"トゥモローランド"の謎を知る男・フランク役でディズニー映画初出演を果たしたジョージ・クルーニーは、弁護士として活躍する妻のアマルさんと共に、結婚後初となる来日を果たした。ジャパンプレミアでは、夫婦そろってレッドカーペットに登場。詰めかけた約1,500人の観客から歓声が上がる中、笑顔でファンサービスを行った。ケイシー役のブリット・ロバートソンと日本語吹き替え版でケイシーの声を務めた志田未来、アテナ役のラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督もレッドカーペットで日本のファンとの交流を楽しんだ。その後、5人は"トゥモローランド"を再現したステージに登壇。今月9日に行われたLAプレミアから2週間ぶりにジョージ・クルーニーと再会した志田が「世界を代表する皆様と一緒にここに立てていることをうれしく思っています」と喜びを語ると、ジョージ・クルーニーは「これからの新星のような素晴らしい女優」と志田を絶賛し、「一緒に映画に出たい」と共演を望んだ。ジョージ・クルーニーは終始上機嫌で、冗談を連発。志田に向かって「私の声も担当してくださってありがとうございます。本当にすばらしい吹き替えだった」と言って笑わせた。さらに、ディズニー側と話したと言い、「『トゥモローランド』を見に行く方、日本酒1本いただけます」と笑いを誘い、「アリガトウ! ディズニー!」とノリノリだった。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年05月25日ブラッド・ピットが妻のアンジェリーナ・ジョリーの誕生プレゼントに水上機を購入したようだ。毎年6月が近づくと、ブラッド・ピットからアンジェリーナ・ジョリーへの誕生プレゼントが話題になるが、ブラッドが来月4日に40歳を迎える愛妻に贈るのは、ヴィンテージの水上機だという。イギリスの「Sunday Mirror」紙によると、夫妻はすでにヨーロッパのディーラーを訪れ、南フランスのシャトー・ミラヴァルにある自宅で保管する予定だという。2008年に購入したシャトー・ミラヴァルの敷地は1,000エーカー(約4,047,000平方メートル)があり、夫妻の名前をつけたロゼワイン用のぶどう畑などがある。アンジェリーナは飛行訓練を受けたことはあるが、着水の技術はまだ学んだことがないので、ブラッドは彼女が飛行機を存分に使うことができるよう、新たな飛行訓練の準備も整えているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月25日ハリウッドスター、ジョージ・クルーニーが主演作『トゥモローランド』を引っさげ、5月24日(日)14時ごろ、妻アマルと共に羽田空港に到着した。映画やアニメーションだけでなく、カリフォルニアのディズニーランドを始め世界中に数多くのテーマパークを造り、多くのゲストを迎え夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想の世界“トゥモローランド”を巡り、繰り広げられる物語。本作でディズニー映画初出演を果たしたジョージが主演フランクを好演する。今回、ジョージが日本の地を踏むのは、『オーシャンズ13』のプロモーション以来8年ぶり5回目。結婚後初の来日となるジョージを出迎えようと約400人のファンが待機する中、ジョージが姿を現すと大歓声が沸き起こった。サインや握手を求めるファンにも笑顔で応えるジョージは、なんと20分以上ファンサービスを行っていた。歓迎を受けたジョージは「8年ぶりに日本のファンと会えて嬉しいよ」と、フライトの疲れも見せず嬉しそうに語り、さらに「まずは美味しいランチを食べたいよ。奥さんと一緒に日本のカラオケにも行きたいな」と妻との日本観光も楽しみにしているようだ。また、「明日のプレミアでも(ファンと会えるのを)期待しているよ。とても楽しみだよ!」しっかりと主演作のアピールも忘れなかった。5月25日(月)に行われる『トゥモローランド』プレミアには、ジョージを始め、ブラッド・バード監督、ハリウッド期待の若手女優ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディーも参加の予定だ。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年05月24日ディズニー最新作『トゥモローランド』の公開に先がけ、主演のジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督の来日が発表された。25日(月)に都内で開催されるジャパン・プレミアイベントに参加する予定で、クルーニーは「みなさんに会うのが待ちきれないし、日本の皆さんが映画を気に入ってくれることを願っているよ。すぐに会いましょう!」とコメントを寄せている。その他の写真映画は、すべてが可能になる場所“トゥモローランド”を舞台に、その場所に行くことができるピン・バッジを偶然手に入れた少女ケイシーと、かつてトゥモローランドを訪れた過去をもつフランクらが人類の未来をかけて壮大な冒険を繰り広げる物語。クルーニーの来日は、『オーシャンズ13』のPRで2007年7月に訪れて以来、約8年ぶり。「今回は、妻と一緒に東京に行くよ!僕が『東京に行く』と言ったら『一度も行ったことがないから是非行ってみたい』と言うので、今回は一緒に行くことになったんだ!彼女は東京を色々観てみたいと楽しみにしているよ」と、昨年9月に結婚した弁護士として活躍するアマル・アムラディンさんとともに来日することを明かしている。共演したロバートソンとキャシディについてクルーニーは「彼女たちはふたりともとても大きなキャリアを持つことになるし、ふたりとも大スターになる」とコメント。究極のミステリー・アドベンチャー『トゥモローランド』について、クルーニーがバード監督とともに何を語ってくれるのか、楽しみに待ちたい。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー(C)2014 Disney Enterprise.inc. All Rights Reserved.
2015年05月20日ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクトを巡る最新映画『トゥモローランド』。本作で主演を務めるジョージ・クルーニーが、『オーシャンズ13』以来およそ8年ぶり、結婚後初の来日を果たすことが決定。ヒロインのブリット・ロバートソンとラフィ・キャシディ、監督のブラッド・バードとともに、最愛の妻アマルさんと揃って来日することも明らかとなった。“トゥモローランド”。そこは、すべてが可能になるといわれる理想の世界。その謎を託された運命の3人、冒険に憧れる17歳の少女ケイシー、唯一トゥモローランドの存在を知る男フランク、そして、2人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ。彼らを待つのは、人類の未来を切り開く鍵なのか…?ディズニー作品初出演となるジョージを主演に、壮大な冒険を描くミステリー・アドベンチャーとなる本作。5月9日に、L.A.アナハイムのディズニーランドにて行われた本作のワールド・プレミアでは、ジョージを始めとする豪華キャストとスタッフが集結。日本語吹き替え版でケイシー役を担当する志田未来も、日本から艶やかな振袖姿で参加し、「ビューティフル!」というジョージとの2ショットも話題となった。今回ジョージたちは、25日(月)に都内で開催される『トゥモローランド』のジャパン・プレミアイベントに参加する予定だという。ジョージは「日本のみんなに僕たちが行くって言っておいて。今月末には、僕たちは日本に行くよ。みなさんに会うのが待ちきれないし、日本の皆さんが映画を気に入ってくれることを願っているよ。すぐに会いましょう!」と日本のファンにメッセージ。また、今回初共演を果たしたブリットとラフィについて、「彼女たちは素晴らしかったよ。彼女たちは2人ともとても大きなキャリアを持つことになるし、2人とも大スターになる。ブリットはすでに演技においてとてもよくやっていて、ラフィは本当に素晴らしい若い女性だ。みんな2人と話をしたら彼女たちのことが大好きになるよ」と大絶賛する。さらに、「今回は、妻と一緒に東京に行くよ! 僕が『東京に行く』と言ったら『一度も行ったことがないから是非行ってみたい』と言うので、今回は一緒に行くことになったんだ!彼女は東京をいろいろ見てみたいと楽しみにしているよ」と、なんと弁護士として活躍する妻アマルさんと夫婦揃っての来日宣言も飛び出した。先日、5月6日には誕生日を迎え、54歳になった元祖“ハリウッドのモテ男”、ジョージ。誕生日は家族や友人に囲まれ楽しく過ごしたそうだが、ジャパン・プレミアでは、結婚後初の2人の姿を見られるのかにも注目が集まるところだ。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年05月20日