ネオ・グランジバンド、w.o.d.(読み:ダブリューオーディー)が、初のライブアルバム『Live in Tokyo 2022』を2月15日(水) にリリースすることが決定した。今作は7インチの紙ジャケット仕様で、昨年11月に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された全国ワンマンツアー『w.o.d. ONE MAN TOUR “バック・トゥー・ザ・フューチャーIV”』最終公演の音源を収録。最新アルバム『感情』と同様にアナログテープで録音されており、ステージの熱量・オーディエンスの息遣いまでも感じられるような生々しいライブサウンドとなっている。またアルバム発売時にYouTubeで限定公開されたアルバム全曲一発録りのスタジオライブ映像を収めたDVDのほか、ポストカードと限定ステッカーも付属する。さらに発売に先駆け、1月18日(水) より各種サブスクリプションサービスとダウンロードサイトで先行配信されることが発表された。<リリース情報>w.o.d.『Live in Tokyo 2022』2月15日(水) リリース※1月18日(水) より先行配信●7inch 紙スリーブ仕様:4,950円(税込)封入特典:ポストカード3種、ステッカー1種(デロ)w.o.d.『Live in Tokyo 2022』展開図【CD収録内容】01. リビド - Live 202202. イカロス - Live 202203. Kill your idols, Kiss me baby - Live 202204. バニラ・スカイ - Live 202205. Vital Signs - Live 202206. THE CHAIR - Live 202207. sodalite - Live 202208. 白昼夢 - Live 202209. みみなり - Live 202210. relay - Live 202211. 失神 - Live 202212. Dodamba - Live 202213. Fullface - Live 202214. モーニング・グローリー - Live 202215. Mayday - Live 202216. 馬鹿と虎馬 - Live 202217. 1994 - Live 202218. オレンジ - Live 202219. Sunflower - Live 2022【DVD収録内容】■感情 Live From GOK SOUND01. リビド02. イカロス03. バニラ・スカイ04. 白昼夢05. 馬鹿と虎馬06. Kill your idols, Kiss me baby07. Dodamba08. 失神09. Sunflower10. オレンジ配信リンク:詳細はこちら: 最新アルバム『感情』Now On Salew.o.d.『感情』ジャケット●生産限定盤(CD+布ポスター+ライナーノーツ):5,500円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)【収録内容】01. リビド02. イカロス03. バニラ・スカイ04. 白昼夢05. 馬鹿と虎馬06. Kill your idols, Kiss me baby07. Dodamba08. 失神09. Sunflower10. オレンジw.o.d.「リビド」MVw.o.d.「オレンジ」MV詳細はこちら:<イベント情報>w.o.d. presents "TOUCH THE PINK MOON"『w.o.d. presents "TOUCH THE PINK MOON"』告知画像4月6日(木) 神戸・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎OPEN18:30 / START19:004月7日(金) 神戸・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎OPEN18:30 / START19:004月13日(木) 東京・LIQUIDROOMOPEN 18:00 / START 19:00※各公演ゲストアーティストあり【チケット情報】神戸公演:前売4,000円(税込)東京公演:前売4,400円(税込)※ドリンク代別途必要一般発売日:2023年2月4日(土)関連リンクw.o.d. オフィシャルサイト: Twitter: Instagram: YouTube:
2023年01月10日aiko(アイコ)が全国ライブツアー「Love Like Pop vol.23」を開催。2023年5月24日(水)の東京・J:COMホール八王子公演を皮切りに、全国19カ所30公演をまわる。aikoの全国ライブツアー20232022年は、前田敦子主演の映画『もっと超越した所へ。』の主題歌として「果てしない二人」を書き下ろしたことで話題のaiko。デビュー25周年を迎える2023年も、ドラマ『忍者に結婚は難しい』の主題歌「あかときリロード」や、最新アルバムのリリースなど、精力的に活動している。そんなaikoが、全国ライブツアー「Love Like Pop vol.23」を開催。東京のJ:COMホール八王子公演を皮切りに、大阪、愛知、福岡など、全国19カ所30公演をまわる。チケット販売情報等、ツアー詳細は後日発表予定だ。【詳細】aiko 全国ライブツアー2023「Love Like Pop vol.23」開催日程:2023年5月24日(水) 東京都 J:COMホール八王子6月2日(金) 愛媛県 松山市民会館6月4日(日) 香川県 レクザムホール(香川県県民ホール)6月10日(土) 宮城県 仙台サンプラザホール6月11日(日) 宮城県 仙台サンプラザホール6月15日(木) 新潟県 新潟県民会館6月24日(土) 東京都 NHKホール6月25日(日) 東京都 NHKホール7月4日(火) 宮崎県 宮崎市民文化ホール 大ホール7月6日(木) 熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)7月11日(火) 大阪府 フェスティバルホール7月12日(水) 大阪府 フェスティバルホール7月22日(土) 広島県 上野学園ホール7月23日(日) 広島県 上野学園ホール7月28日(金) 京都府 ロームシアター京都 メインホール7月30日(日) 滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール8月4日(金) 北海道 札幌文化芸術劇場hitaru8月6日(日) 青森県 リンクステーションホール青森(青森市文化会館)8月10日(木) 兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール8月12日(土) 福井県 フェニックス・プラザ8月24日(木) 岡山県 倉敷市民会館8月26日(土) 島根県 島根県民会館9月3日(日) 大阪府 フェスティバルホール9月4日(月) 大阪府 フェスティバルホール9月9日(土) 愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール9月10日(日) 愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール9月14日(木) 福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール9月15日(金) 福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール9月27日(水) 東京都 NHKホール9月28日(木) 東京都 NHKホール
2023年01月07日Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)が、全国ライブツアー2023を開催。2023年7月8日(土)の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに、大阪、愛知の3都市でライブを行う。10周年記念企画の一環として全国ライブツアーを開催2022年は、活動再開後初の新曲「ニュー・マイ・ノーマル」のリリースや、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌「私は最強」をAdoに楽曲提供したことで話題のMrs. GREEN APPLE。二宮和也主演の映画『ラーゲリより愛を込めて』に、新曲「Soranji」を書き下ろしたことでも注目を集めた。そんなMrs. GREEN APPLEが、約3年半ぶりとなる全国ライブツアー2023を開催する。埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに、大阪、愛知の3都市で6公演を行う。なおアリーナツアーは、Mrs. GREEN APPLEのバンド結成10周年を記念する「Mrs. GREEN APPLE 10th Anniversary Celebration」の一環として展開されるもの。アリーナツアー以外にも、4年ぶりとなるアルバムのリリースや対バンライブの開催など、さまざまな活動が展開されるので、続報を楽しみに待ちたい。【詳細】Mrs. GREEN APPLE 全国ライブツアー2023開催日程:2023年7月8日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月9日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月15日(土) 大阪・大阪城ホール7月16日(日) 大阪・大阪城ホール8月3日(木) 愛知・Aichi Sky Expo8月4日(金) 愛知・Aichi Sky Expo※公演の詳細やチケット情報などは追ってアナウンス。
2022年12月31日Bish(ビッシュ)が、全国ライブツアー「PUNK SWiNDLE TOUR」を開催。2023年3月8日(水)の神奈川・神奈川県民ホールでの公演を皮切りに、全国27都市29公演をまわる。Bishの全国ライブツアー20232023年6月の解散ライブをもって解散することを発表しており、2022年には12ヶ月連続リリース企画として、白濱亜嵐がプロデュースした楽曲「脱・既成概念」などをリリースしたことでも話題を呼んでいる“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。そんなBishが、全国ライブツアー「PUNK SWiNDLE TOUR」を開催。東京・大阪・福岡ほか、全国27都市29公演をまわる。2015年のデビューから約8年間、がむしゃらに走り続けてきたBiSH。ラストライブに向けて全国を回るツアーで一体どんな姿を見せてくれるのか、しっかりと見届けたい。詳細Bish 全国ライブツアー「PUNK SWiNDLE TOUR」開催日程:2023年3月8日(水) 神奈川・神奈川県民ホール OPEN/START 17:30/18:303月11日(土) 石川・北陸電力会館本多の森ホール OPEN/START 17:00/18:003月12日(日) 長野・ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)・大ホール OPEN/START 17:00/18:003月15日(水) 東京・J:COMホール八王子 OPEN/START 17:30/18:303月16日(木) 埼玉・大宮ソニックシティ OPEN/START 17:30/18:303月19日(日) 栃木・栃木県総合文化センター OPEN/START 17:00/18:003月28日(火) 宮城・仙台サンプラザ OPEN/START 17:30/18:303月31日(金) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール OPEN/START 17:30/18:304月2日(日) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場 OPEN/START 17:00/18:004月4日(火) 千葉・市川市文化会館 OPEN/START 17:30/18:304月8日(土) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス OPEN/START 17:00/18:004月9日(日) 岩手・岩手県民会館 OPEN/START 17:00/18:004月11日(火) 静岡・沼津市民文化センター OPEN/START 17:00/18:004月14日(金) 北海道・札幌文化芸術劇場hitaru OPEN/START 17:30/18:304月16日(日) 北海道・コーチャンフォー釧路文化ホール OPEN/START 17:00/18:004月22日(土) 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと OPEN/START 17:00/18:004月23日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと OPEN/START 15:00/16:004月27日(木) 大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪) OPEN/START 17:30/18:304月28日(金) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール OPEN/START 17:30/18:305月2日(火) 新潟・新潟県民会館 OPEN/START 17:00/18:005月6日(土) 鹿児島・川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1 OPEN/START 17:00/18:005月7日(日) 熊本・熊本城ホール メインホール OPEN/START 17:00/18:005月9日(火) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール OPEN/START 17:00/18:005月12日(金) 岡山・倉敷市民会館 OPEN/START 17:00/18:005月13日(土) 山口・周南市文化会館 OPEN/START 17:00/18:005月20日(土) 愛媛・松山市民会館 OPEN/START 17:00/18:005月21日(日) 高知・高知県立県民文化ホール・オレンジホール OPEN/START 17:00/18:005月23日(火) 香川・レクザムホール(香川県県民ホール) OPEN/START 17:30/18:305月25日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYA OPEN/START 17:30/18:30チケット情報価格:通常チケット(指定席、着席指定席)v8,000円※未就学児童入場不可※電子チケットのみ■BiSH FC先着先行SWiNDLE TiCKET:指定席受付日程:2022年12月25日(日)22:00~2022年12月26日(月)22:00※一人1枚まで、分配不可※複数枚購入した場合、入場に使用できるのは1枚のみ。■WACK FAMiLY CLUB先着先行SWiNDLE TiCKET:指定席受付日程:12月27日(火)22:00~12月28日(水)22:00※一人1枚まで、分配不可※複数枚購入した場合、入場に使用できるのは1枚のみ。■BiSH FC抽選先行通常チケット:指定席、着席指定席受付日程:12月29日(木)22:00~1月5日(木)23:00※一人4枚まで※メンテナンスのため、1月2日(月)23:30~1月4日(水)7:30は申込み不可。■WACK FAMiLY CLUB抽選先行通常チケット:指定席、着席指定席受付日程:12月29日(木)22:00~1月5日(木)23:00※一人4枚まで※メンテナンスのため、1月2日(月)23:30~1月4日(水)7:30は申し込み不可。■公演地在住者限定抽選先行通常チケット:指定席、着席指定席受付日程:1月6日(金)12:00~1月10日(火)23:00※一人様2枚まで※公演地在住者限定抽選先行は、公演地(都道府県)に在住している人のみを対象とした先行受付。同伴者も公演地(都道府県)に在住している必要がある。※要身分証明書※リセール対象外。■チケットぴあプレリザーブ最速先行通常チケット:指定席、着席指定席 受付日程:1月11日(水)12:00~1月16日(月)23:00※一人4枚まで■チケットぴあプレリザーブ二次先行通常チケット:指定席、着席指定席 受付日程:1月17日(火)12:00~1月24日(火)23:00※一人4枚までチケット詳細は公式サイト(を参照。
2022年12月30日北村匠海がボーカルを務めるDISH//(ディッシュ)が、全国ライブツアー「DISH// HALL TOUR 2023“TRIANGLE”」を開催。2023年4月19日(水)の千葉・森のホール21公演を皮切りに、全国16カ所18公演をまわる。DISH//の全国ライブツアー2023「TRIANGLE」岡田将生主演ドラマ『ザ・トラベルナース』の主題歌で、山崎まさよしと共作した「五明後日(ごあさって)」が話題のDISH//。年末には、日本最大の年越しロックフェス「カウントダウン・ジャパン 22/23」に出演することでも注目を集めている。そんな彼らが、最新アルバム『TRIANGLE』を引っ提げた全国ライブツアー「DISH// HALL TOUR 2023“TRIANGLE”」を開催。東京、大阪、名古屋ほか全国16カ所18公演をまわる。【詳細】DISH// 全国ライブツアー「DISH// HALL TOUR 2023“TRIANGLE”」開催日程:■2023年4月19日(水)千葉・森のホール21 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■4月22日(土)栃木・栃木県総合文化センター メインホール 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■4月23日(日)群馬・高崎芸術劇場 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■5月1日(月)東京・LINE CUBE SHIBUYA 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■5月2日(火)東京・LINE CUBE SHIBUYA 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■5月13日(土)新潟・新潟県民会館 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100(火~金12:00~16:00/土曜10:00~15:00 ※休業日:月・日・祝日)■5月14日(日)富山・オーバード・ホール 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100(火~金12:00~16:00/土曜10:00~15:00 ※休業日:月・日・祝日)■5月18日(木)大阪・オリックス劇場 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日11:00〜18:00※日曜・祝日は休業)■5月19日(金)大阪・オリックス劇場 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日11:00〜18:00※日曜・祝日は休業)■5月21日(日)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(毎日12:00~18:00)■5月27日(土)岡山・岡山市民会館 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:YUMEBANCHI(岡山) 086-231-3531 (平日12:00〜17:00)■5月28日(日)愛媛・松山市民会館 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:DUKE松山 089-947-3535 (平日11:00〜17:00)■6月2日(金)福岡・福岡市民会館 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:キョードー西日本 0570-09-2424 (月〜土曜 11:00〜15:00)■6月16日(金)宮城・仙台サンプラザホール 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:キョードー東北 022-217-7788(平日13:00~16:00/土曜日10:00~12:00※日曜・祝日は休業)■6月20日(火)埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■6月24日(土)広島・広島文化学園HBGホール 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:YUMEBANCHI(広島) 082-249-3571 (平日12:00〜17:00)■6月25日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホール 開場16:30/開演17:30問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜18:00※日曜・祝日は休業)■6月29日(木)東京・東京ガーデンシアター 開場17:30/開演18:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)<チケット情報詳細>CD購入者先行予約受付第1弾:2022年12月25日(日)~2023年1月9日(月・祝)23:59第2弾:2023年1月14日(土)18:00~2023年1月22日(日)23:59第3弾:2023年1月27日(金)18:00~2023年2月5日(日)23:59※申し込み対象者は、「皿組GOLD」会員で最新アルバム『TRIANGLE』購入者。チケット料金:指定席/着席指定席/着席皿ファミリー//席 各8,500円※小学生以下は保護者(高校一年生以上)同伴に限り入場可能。※チケット情報詳細は、公式サイト(を確認。
2022年12月29日Omoinotakeが2022年12月20日、全国ツアー『Omoinotake ONE MAN TOUR 2022 "DECADE"』のファイナル公演を東京・Spotify O-EASTで行った。島根出身の藤井怜央(Vo / Key)、福島智朗(Ba)、冨田洋之進(Ds)によって結成され、今年10周年のタイミングを迎えた彼ら。今回のツアーでは、路上ライブからはじまり、リスナーひとりひとりとコミュニケーションを結んできた軌跡、そして、ソウル、R&B、ポップスを内包した豊かで親しみやすい音楽性をダイレクトに提示してみせた。開演前のBGMは、J Dilla、FKJなど、フロアを埋めた観客のなかには早くも体を揺らしている人もいて、この時間をゆったりと楽しんでいる。海外アーティストのライブの雰囲気に近いな……などと思っていたら開演時間19時ちょうどに照明が落とされ、メンバーの藤井怜央、福島智朗、冨田洋之進がステージに登場。大きな拍手が巻き起こるなか、オープニングナンバー「One Day」が放たれる。コロナ禍が始まったばかりの2020年5月に配信されたこの曲は、<再会を誓い合いたいtonight繋ぐその先で>というラインが胸に響くポップチューン。音楽を介して繋がれることの喜びが真っ直ぐに伝わり、会場はいきなり心地よい感動で包まれる。さらに柳橋玲奈(Sax)、ぬましょう(Per)が加わり、「みんなで踊って、そして、歌って。最高のツアーファイナルにしましょう!」(藤井)と呼び掛けた後、"109の前で君と待ち合わせだ"からはじまる「fake me」、井の頭線の西口で待っている“君”に会いに行くドキドキを描いた「プリクエル」と、渋谷を舞台にした楽曲を続けて披露。渋谷の路上ライブからはじまったOmoinotakeがキャリア最大規模のツアーファイナルを渋谷で迎える。3人のストーリーが重なる選曲に対し、観客は心のこもったハンドクラップで応えていた。ライブ前半のポイントは「心音」だった。映画『チェリまほ THE MOVIE』主題歌に起用されたこの曲は、大切な人と心を合わせていく過程、“二つの心で一つの未来を選ぼう”という決意を描いたミディアムバラード。しなやかさと力強さを持ち合わせたバンドグルーヴ、美しいファルセットボイスを活かした歌声を含め、Omoinotakeの豊かな音楽性が込められたこの曲は、ライブにおいてもオーディエンスの心と体を心地よく揺さぶっていた。「この曲で出会ってくれた方もいると思います。たくさんの人の前でやれてうれしいです」(藤井)という言葉からも、「心音」に対する確かな手ごたえが伝わってきた。「以前、この近くの居酒屋でバイトしてて。O-EASTもよく見上げてたので、ここでライブができるって、エモいですね」(福島)「結成したときも渋谷の居酒屋で飲んで。あれから10年経ったってことですね」(藤井)というトークの後は、2022年12月21日にリリースされた2nd EP『Dear DECADE,』の収録曲を披露。まずは結成当初から存在していた楽曲をブラッシュアップした「雨と喪失」。80’s的なシンセ、泣きのサックスを取り入れた“Omoinotake流のネオ・シティポップ”と称したくなるサウンドがなんとも気持ちいい。続く「この夜のロマンス」はクリスマスシーズンにぴったりのラブソング。シカゴソウル直系のビート、90年代J-POPを想起させるサビのメロディも組み合わせ方も絶妙で、このバンドのルーツや奥深い音楽性を実感することができた。パーカッシブなビートと憂いを帯びた旋律が絡み合う「空蝉」からは、ディープな世界観を描いた楽曲を連ねていく。70年代ソウルの意匠をまといながら、“変わっていく君”との切ない関係を綴った「mei」(間奏のエレピのソロ、ラスサビ前のドラムのフィルなど、メンバー個々のプレイも光っていた)、都会のなかで、孤独と懈怠に沈んでいく心象風景を映す「東京falling」。そして、報われない恋を叙情的に歌う「モラトリアム」。力強い地声、儚くも美しいファルセットを行き来する藤井のボーカル表現も絶品。このツアーで彼はシンガーとしてのステージをさらに上げたようだ。ライブの後半は、藤井がハンドマイクで歌った「トロイメライ」から。煌びやかでエキゾチックな音像は、まるで80年代のファンカラティーナのようだ。さらにシンセベースとバウンシーなビート、祝祭に溢れたコーラスが共鳴する「By My Side」、爽やかな解放感をたたえた「EVERBLUE」を続け、ナチュラルな高揚感を生み出した。オーディエンスのリアクションも最高。すべての音と言葉を全身で受け止め、手拍子と笑顔を返す観客もまた、この日のライブの主役だった。本編のラストは、EP『Dear DECADE,』収録曲「カエデ」。「自分のためだけだった人生が、大切な人がどんどん増えていって、愛しい人のための人生に変わっていきます」(藤井)という言葉に導かれたこの曲は、Omoinotakeの10年の歩み、そのなかで出会った人々と関係、メンバー自身の音楽観・人生観の変化と重なっていたと思う。アンコールでは「ストリートライブをやっていた時のマインドはずっと持っていたいと思っていて。“少しでも僕らの音楽に触れた人は、2度と離したくない”という気持ちでこれからもやっていきたいと思います」(藤井)という言葉に対し、この日、いちばん大きい拍手が送られた。「Never Let You Go」「トニカ」とアッパーチューンを連発し、フロアのテンションをさらに引き上げた後、最後は3人だけで「彼方」。自らの未来に対するポジティブな意志を打ち鳴らし、ツアーはエンディングを迎えた。2023年の春には、東京・大阪で『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』が決定。大阪公演は3月21日(火・祝) なんばHatch、東京公演はバンド結成日である4月28日(金)(=しぶやの日)にZepp DiverCity(TOKYO) で行われる。通常のライブ編成にブラス隊を加えた“8”人の特別なステージはまさに必見だ。Text=森朋之Photo=Daikichi Motouchi<公演情報>『Omoinotake ONE MAN TOUR 2022 "DECADE"』2022年12月20日(火) Spotify O-EAST【セットリスト】01. One Day02. fake me03. プリクエル04. Ride on05. 産声06. 心音07. 雨と喪失08. この夜のロマンス09. 空蝉10. mei11. 東京falling12. モラトリアム13. トロイメライ14. By My Side15. EVERBLUE16. カエデ17. Never Let You Go18. トニカ19. 彼方<リリース情報>Omoinotake 2nd EP『Dear DECADE,』Now On SaleOmoinotake『Dear DECADE,』ジャケット●初回生産限定盤(CD+BD):3,900円(税込)●通常盤(CD):2,500円(税込)【CD収録内容】1. 雨と喪失2. 彼方3. トロイメライ4. プリクエル5. この夜のロマンス6. カエデ【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみ■#NoBuskNoLife Member Selection1. 彼方2. Temptation3. 惑星4. So Far So Good5. Bitter Sweet6. mei7. 夏の幻8. Ride on9. 東京10. Friction11. Never Let You Go12. 心音【封入特典】・メンバー直筆サイン入りスペシャルインビテーションカード(特別ツアーフォトギャラリーアクセス権付)・会場予約特典A賞:Omoinotake ONE MAN TOUR 2022 “DECADE”オリジナルOmoinotakeロゴマスキングテープ(全員対象)B賞:終演後記念撮影+メンバー直筆メッセージ入セットリストプレゼント(抽選で3名様)初回生産限定盤 購入リンク:通常盤 購入リンク:配信リンク:<ライヴ情報>Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”2023年3月21日(火・祝) 大阪・なんばHatch開場17:00 / 開演18:00お問い合わせ:GREENS(06-6882-1224)2023年4月28日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00お問い合わせ:クリエイティブマン(03-3499-6669 / 月水金12:00~16:00)【チケット料金】全席指定(一般):5,800円(税込/ドリンク代別)全席指定(学割):4,800円(税込/ドリンク代別)※オフィシャル先行のみ取扱い※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要※学割チケットをご購入の方は、入場時に学生証を確認いたします。(特に高校生、大学生、専門学生の方は、学生証を忘れた場合は、一般料金との差額をいただく場合がございます。)※お一人様1公演につき4枚まで申込み可■オフィシャル2次抽選先行受付期間:2023年1月10日(火)23:59まで受付URL:『Club BAGSY 20th Anniversary Party!!! Tour final!!!』2023年1月18日(水) 渋谷milky wayDJ:影正一貴GuestLive:8otto/OmoinotakeFood:ヨネカレー■チケット:3,500円(+1ドリンク代)『HIGH FIVE 2023』2023年2月12日(日) Zepp FukuokaHEADLINER:OmoinotakeSPECIAL GUEST:iri■チケット1Fスタンディング:4,800円2F指定:4,800円※税込、ドリンク代別途必要チケットはこちら: FIVE Official site:関連リンクOfficial web site:::::
2022年12月28日iri(イリ)が全国ライブツアー2023を開催。2023年5月17日(水)の神奈川県民ホール公演を皮切りに、全国8カ所を巡る。iriの全国ライブツアー20232022年は、最新アルバム『neon』のリリースや新曲「STARLIGHT」の配信で注目を集めたiri。12月には、chelmico(チェルミコ)の全国対バンライブツアーに参加したことでも話題を呼んだ。そんなiriが、全国ライブツアー2023を開催。東京、大阪、愛知など、全国8カ所のホールを巡る。チケットは2022年12月21日(水)よりFC先行予約がスタートするので、早めにチェックしてみて。【詳細】iri 全国ライブツアー2023開催日程:2023年5月17日(水) 神奈川・神奈川県民ホール OPEN 18:00 / START 19:005月18日(木) 宮城・トークネットホール OPEN 18:00 / START 19:005月25日(木) 北海道・カナモトホール OPEN 18:00 / START 19:006月2日(金) 福岡・福岡国際会議場 メインホール OPEN 18:00 / START 19:006月6日(火) 岡山・倉敷市芸文館 OPEN 18:00 / START 19:006月9日(金) 大阪・サンケイホール OPEN 18:00 / START 19:006月16日(金) 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール OPEN 18:00 / START 19:006月18日(日)東京・東京ドームシティホール OPEN 17:00 / START 18:00■チケット情報料金:前売り 7,000円、当日 8,000円※全席指定FC先行予約受付:2022年12月21日(水)~※開場・開演時間の変更や公演の延期及び中止になる場合あり。※電子チケットのみの取り扱い。※1人2枚まで。チケットは分配可能。※未就学児入場不可。※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年12月24日キュウソネコカミが、活動休止していたカワクボタクロウ(Ba.)のライブ復帰後初となるワンマンツアーを2023年2月に開催することを発表した。本ツアーは、2月13日(月) の東京・Zepp DiverCityを皮切りに、2月17日(金) に大阪・なんばHatch、2月27日(月) に愛知・ダイアモンドホールで行われる。オフィシャルファンクラブ「メゾンネズミ」では、チケットの最速先行を実施中。また3月8日(水) に大阪・umeda TRADで開催される、どぶろっくによるイベント『掟破りのガチンコマッチツアー』にキュウソネコカミが出演することが決定。こちらのチケットは、明日12月24日(土) 正午より最速先行受付がスタートする。<ツアー情報>キュウソネコカミ 東名阪 ONEMAN TOUR 2023(仮)『キュウソネコカミ 東名阪 ONEMAN TOUR 2023(仮)』告知画像2023年2月13日(月) 東京・Zepp DiverCityOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:ATFIELD inc.TEL:03-5712-52272023年2月17日(金) 大阪・なんばHatchOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:清水音泉TEL:06-6357-3666(平日12:00~17:00)2023年2月27日(月) 愛知・ダイアモンドホールOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:ジェイルハウスTEL:052-936-6041【チケット料金】スタンディング(整理番号付):4,800円(税込)■東京・大阪公演1Fスタンディング(整理番号付):4,800円(税込)2F指定席:4,800円(税込)※ドリンク代別途必要※キュウソネコカミ オフィシャルFC「メゾンネズミ」チケット最速先行受付中!詳細はオフィシャルHPをご確認ください。<イベント情報>掟破りのガチンコマッチツアー2023年3月8日(水) 大阪・大阪・umeda TRADOPEN18:00 / START19:00出演:キュウソネコカミ、どぶろっく【チケット料金】一般チケット:5,500円(税込/別途ドリンク代必要)いちもっつチケット:18,200円(税込/別途ドリンク代必要・特典付き/枚数限定)特典内容:終演後、どぶろっくと写真撮影/サイン入りゴールデンボール付(予定)※未就学児入場不可■最速先行(抽選)受付受付期間:12月24日(土) 12:00~2023年1月8日(日) 23:59受付URL:<リリース情報>キュウソネコカミ「真理」Now On Saleキュウソネコカミ「真理」MV配信リンク:関連リンクオフィシャルHP:::::
2022年12月23日majikoが、ニューアルバム『愛編む』リリース記念ライブ『majiko Presents "愛編む"Release Party ~強行突破編~』を12月18日(日) に東京・浅草花劇場で開催した。本公演は、約1年半ぶりのライブとなった今年7月のライブの最中、ファンとの再会がうれしかったmajikoが「決めました!12月に、絶対ワンマンライブやる」と思わずMCで言ってしまったことから実現。まさに“強行突破”で決まった公演ながら、チケットは即ソールドアウトとなった。ライブは最新アルバム『愛編む』に収録されている「白い蝉」からスタート。オリエンタルな雰囲気がアジアでも人気を誇るmajikoを表現している「TENGIC」など、披露された全20曲中の10曲がアルバム収録曲であることからも、今回のアルバムがいかに今のmajikoに近い状態を表現しているかを物語っている。「Princess」「交差点」「劫火のエトワール」など配信シングルとしてリリースされていた楽曲に加え、この日が有観客ライブでは初披露となった「ジャンプ」「時空小箱」も披露。途中MCでは、最近“筋トレ”にハマっているmajikoが「majikoの大殿筋」と名乗る音声と会話するMCや、「時空小箱」の歌詞にも描かれる「紙飛行機」をファンと一緒に折って飛ばしたり、2023年4月から始まる東名阪ツアーに向けて、急遽ステージで白い幕に“書”を書くパフォーマンスも。新曲からMusic Video再生数がYouTubeで1,000万回を超える「ひび割れた世界」も披露するなど、majikoの新たな世界が表現されたライブとなった。なお「東名阪」と書かれた幕は、東名阪ツアー『majiko Presents "愛編む"Release Tour〜愛縁奇縁 編〜』の会場のロビーに掲示され、ライブ当日は自由にメッセージを書き込むことができる。Photo:Viola Kam (V’z Twinkle)<公演情報>majiko Presents "愛編む"Release Party ~強行突破編~12月18日(日) 東京・浅草花劇場セットリスト1. 白い蝉2. TENGIC3. 劫火のエトワール4. 交差点5. 勝手にしやがれ6. いろはにほへと7. ひび割れた世界8. 世界一幸せなひとりぼっち9. エミリーと15の約束10. Princess11. FANTASY12. ワンダーランド13. パラノイア14. Monster party15. グリム16. 時空小箱17. ジャンプ18. 23:59EN1. アイアムEN2. 声<リリース情報>majiko アルバム『愛編む』Now On Sale●初回限定盤(CD+Blu-ray):7,700円(税込)●初回限定盤(CD+DVD):6,600円(税込)majiko『愛編む』初回限定盤ジャケット●通常盤(CD):3,300円(税込)majiko『愛編む』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通01. Princess02. TENGIC03. ジャンプ04. 時空小箱05. 交差点06. いろはにほへと07. UP-DOWN08. ラブソング09. FANTASY10. 劫火のエトワール11. 白い蝉12. No More Robot13. アイアム【DVD / Blu-ray収録内容】※初回限定盤のみ■ライブ映像『majiko one man Live 2022 “愛わかる” at The Garden Hall』01. 狂おしいほど僕には美しい02. エスカルゴ03. 白い蝉04. 劫火のエトワール05. 勝手にしやがれ06. 一応私も泣いた07. ひび割れた世界08. エミリーと15の約束09. 世界一幸せなひとりぼっち10. 交差点11. ミミズ12. FANTASY13. ワンダーランド14. パラノイア15. グリム16. 23:59EN1. 心做しEN2. 声majiko「Princess」MVCD購入リンク:配信リンク:<ツアー情報>majiko Presents "愛編む"Release Tour〜愛縁奇縁 編〜『majiko Presents "愛編む"Release Tour〜愛縁奇縁 編〜』ビジュアル2023年4月29日(土・祝) 愛知・名古屋ボトムライン2023年5月7日(日) 東京・日本橋三井ホール2023年5月21日(日) 大阪・梅田クラブクアトロ関連リンクオフィシャルサイト::( )Twitter:::
2022年12月19日小山田壮平(AL)の弾き語りツアー『小山田壮平 弾き語りツアー2022』の最終公演が12月1日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた。10月23日の石川・金沢EIGHT HALLを皮切りに全8公演で開催された今回のツアー。小山田壮平のソロ楽曲はもちろん、andymori、ALの楽曲も披露され、歌とアコギによる多彩にして豊かな表現をたっぷりと味わうことができた。andymori(2014年解散)を経て、長澤知之らと結成したALの活動と同時に、2016年から弾き語りライブを継続してきた小山田壮平。2020年には個人名義による初アルバム『THE TRAVELING LIFE』をリリース、その後もシングル『恋はマーブルの海へ』『スライディングギター/アルティッチョの夜』を発表するなど、コンスタントな活動を続けてきた。叙情性と激しさ、繊細な表現と圧倒的なダイナミズムを兼ね備えた彼の弾き語りは、やはり唯一無二。この日の公演で、そのことを改めて実感させられた。小山田壮平ステージに置かれているのは、2本のアコースティックギターとマイク。心地よいBGM――“くるり”から”ザ”・ヴァーヴまでーーが流れるなか、観客は静かに開演を持っている。スマホではなく、文庫本を読んでいる人が多く、「なるほど、こういう人たちが小山田壮平の音楽に親しんでいるんだな」と妙に納得してしまった。会場の照明が落とされ、小山田がステージ上手から姿を見せると、大きな拍手が巻き起こる。すぐにアコギを手に取り、弦を揺らしながら〈大丈夫ですよ心配ないですよ〉という大らかなフレーズが広がっていく。最初の楽曲は、andymoriの「投げKISSをあげるよ」。さらに「革命」「1984」とandymoriの代表曲が披露される。どちらも10年以上前に発表された楽曲だが、そのなかで描かれる感情――この熱狂はいつか誰かに届くはずだという切実な思いーーはまったく色褪せず、むしろ2022年にこそ強く響いていた。特に「1984」におけるブルースハープの素朴な音色、ファルセットと地声を使い分けたボーカルにはグッと来てしまった。ライブ前半はandymoriの楽曲が中心。「ベンガルトラとウィスキー」では曲が進むにつれてスピードを上げながら性急な疾走感を生み出し(ちょっと乱暴な歌もカッコいい!)、「遠くへ行きたい」ではフォーキーな音像とともに、悲しみや退屈を超え、此処ではない何処かに行きたいという根源的な思いを切々と歌い上げる。そして「16」はこの日のライブの最初のクライマックス。ザックリと鳴らされるアコギのストロークと繊細なアルペジオ、約束と嘘を重ねる日々を映し出す歌が響き合い、じんわりと心を揺さぶられる。日常と地続きの風景、奔放な想像力が重なり合う小山田の歌は、時間が経つにつれて深みを増しているように聴こえる。アコギの弾き語りなのに、ドラムやベース、トランペットの音まで(心のなかで)聴こえてくるような演奏も素晴らしい。中盤のMCで「9月に初めての子供を授かりました」と報告。“泣き叫ぶ息子を風呂に入れたら、スッと泣き止み5時間寝てくれた”というエピソードを披露した後、「ひとつひとつ喜びや愛情を覚えることで、みなさんのような立派な大人になるんだなと」と話すと、会場全体がほっこりとした雰囲気に包まれた。その直後に披露されたのは、ALの「輝く飛行船」。〈懐かしい父母の笑顔抱きしめてくれた人たち〉という歌詞があるのだが、小山田が父親になったこともあり、楽曲の印象が以前とは変化していたように思えた。彼自身の人生の移り変わりとともに楽曲の在り方が少しずつ変わっていき、それが表現の深みにつながる。そのことを実感できたのも、この日のライブの大きな収穫だった。ここからはソロの楽曲が中心。ロマンティックな憂いを感じさせる「ローヌの岸辺」、切なくも愛らしいラブソング「恋はマーブルの海へ」からは小山田のポップセンスが滲む。彼自身が良く通っていたバーの思い出がもとになった「アルティッチョの夜」ではエッジの効いたロックンロールを響かせ、「雨の散歩道」では夢想と現実が混ざり合うようなサイケデリアを生み出す。いろいろな時代、いろいろなジャンルの音楽が背景にあり、小山田の詩情と激情によって、豊潤な音楽世界へと結びつく。楽曲ごとにまったく違う場所に連れていかれるような感覚も、彼の弾き語りの魅力だろう。「Black Bird」(ザ・ビートルズ)のカバーからライブは後半へ。今年6月にミュージックビデオが公開された「FULL OF LOVE」、伸びやかなメロディと“離れ離れになっても、いつもあなたは僕のなかにいる”という思いを込めた歌が会場を包みこんだ「君に届かないメッセージ」、少年の頃の夢を胸に〈だからこうして今日も走っているでしょう〉と歌う「夕暮れのハイ」と楽曲が重なるにつれて感情のふり幅が広がっていく。本編の最後は、「旅に出るならどこまでも」。“人生という名の旅”をストレートに反映した楽曲はまさに“シンガーソングライター・小山田壮平”の真骨頂だ。鳴りやまない拍手に導かれ、すぐにステージに戻ってきた小山田。まずは新曲「スライディングギター」で奔放なギタープレイと歌を高らかに響かせた。「今年もお世話になりました。来年も健やかな日々になるように。いろんな心配事が尽きない日々ではありますけども、喜びをひとつひとつ見つけて、進んでいきたいと思っております……いいこと言おうとして失敗してます(笑)」そんな言葉に導かれた最後の曲は、andymoriの「Sunrise&Sunset」。消えることのない欲望や争い、悲しみを見据えながら突き進む意思を感じさせる歌がまっすぐに伝わるなか、ライブはエンディングを迎えた。2022年4月から6月にかけて行われたバンドツアー、そして、今回の弾き語りツアーでソロアーティストとしての豊かな魅力を示した小山田壮平。決して多作ではないし、ライブの数も多くないが、この日、会場に足を運んだオーディエンスは間違いなく、「もっとこの人の歌を聴きたい」と感じたはずだ。Text:森朋之 Photo:佐藤哲郎<公演情報>小山田壮平 弾き語りツアー202212月1日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYAセットリスト1. 投げKISSをあげるよ2. 革命3. 19844. それは風のように5. ゆうちゃん6. ベンガルトラとウィスキー7. 遠くへ行きたい8. 169. 輝く飛行船10. ローヌの岸辺11. 恋はマーブルの海へ12. アルティッチョの夜13. 雨の散歩道14. ダンス15. サイン16. Black Bird(カバー)17. FULL OF LOVE18. 君に届かないメッセージ19. 夕暮れのハイ20. 時をかけるメロディー21. 旅に出るならどこまでもEN22. スライディングギター23. Sunrise&Sunset<ライブ情報>FM802 RADIO CRAZY20222022年12月25日(日)~28日(水) 大阪・インテックス大阪※小山田壮平(Band set)の出演は12月25日(日)公式サイト:「Sparkling Records」公式サイト:
2022年12月12日にしなが全国ライブツアー「クランベリージャムをかけて」を開催。2023年6月24日(土)の北海道・ペニーレーン24での公演を皮切りに、福岡、大阪、愛知、宮城、東京の6都市のライブハウスをまわる。にしなの全国ライブツアー「クランベリージャムをかけて」やさしくも儚く、中毒性のある声と、どこか懐かしくまどろむように心地よいメロディーラインが印象的なシンガーソングライター、にしな。2022年は、最新CDアルバム『1999』の発売や、ABEMAオリジナル恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』の初回放送ドラマ主題歌新曲「ホットミルク」のリリースなどで話題を集めた。そんなにしなが、全国ライブツアー「クランベリージャムをかけて」を開催。2023年6月から7月にかけて、東京・大阪・福岡など全国6会場のライブハウスをまわる。【詳細】にしな 全国ライブツアー「クランベリージャムをかけて」開催日程:2023年6月24日(土)北海道・札幌PENNY LANE 24 開場 17:00 / 開演 18:00TEL:050-3504-8700(マウントアライブ)7月08日(土) 福岡・ DRUM LOGOS 開場 17:00 / 開演 18:00TEL:0570-09-2424(キョードー西日本)7月13日(木) 大阪・なんばHatch 開場 18:00 / 開演 19:00TEL: 06-6882-1224(GREENS)7月14日(金) 愛知・名古屋DIAMOND HALL 開場 18:00 / 開演 19:00TEL:052-320-9100(サンデーフォークプロモーション)7月17日(月祝) 宮城・仙台Rensa 開場 17:00 / 開演 18:00問い合わせ:GIP公式サイト7月26日(水) 東京・Zepp DiverCity 開場 18:00 / 開演 19:00TEL: 03-3405-9999(SOGO TOKYO)<チケット情報>価格:4,800円チケット受付期間:イープラスオフィシャル先行 2022年12月2日(金) 18:00〜12月14日(水) 23:59※チケット詳細は公式サイト(を確認。
2022年12月09日Mega Shinnosuke(メガシンノスケ)が全国ライブツアー「Mega Shinnosuke ONEMAN TOUR "2100"」を開催。2023年1月8日(日)の愛知・NAGOYA CLUB QUATTRO公演を皮切りに、全国4都市をまわる。最新作『2100年』を引っさげたMega Shinnosukeの全国ライブツアー2022年12月にニューアルバム『2100年』をリリース予定のMega Shinnosuke。そんな彼が、アルバムのリリースを記念した全国ライブツアー『2100年』を開催する。2021年に、菅田将暉の楽曲「星を仰ぐ」の作詞・作曲を手掛けたことや、2022年10月に「明治 エッセル スーパーカップ 」のウェブCMに書き下ろした新曲「愛しい日々に」でも注目を集めている彼が、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待したい。【詳細】Mega Shinnosuke 2023年全国ライブツアー「Mega Shinnosuke ONEMAN TOUR "2100"」日程:2023年1月8日(日) 愛知県 名古屋 CLUB QUATTRO1月12日(木) 福岡・ビートステーション1月13日(金) 大阪・ビッグキャット1月18日(水) 東京・Spotify O-EAST<チケット情報>チケット発売日:ぴあ先行 2022年11月23日(水)21:00〜12月4日(日)23:59チケット価格:4,500円(別途1ドリンク代必要)※チケット詳細は公式サイト(を確認。
2022年12月02日ALI(アリ)の2023年全国ライブツアー「ALI 1st Album Release Tour - MUSIC WORLD-」が開催される。2023年2月12日(日)の北海道cube garden公演を皮切りに、東京や大阪など全国7カ所を巡回。ALIの全国ライブツアー2023ALIは、ボーカルでリーダーのLEOを中心にした多国籍バンド。アニメ『呪術廻戦』のエンディングテーマ曲「LOST IN PARADISE feat. AKLO」などで知られており、2023年1月25日(水)にはメジャー1stフルアルバム『MUSIC WORLD』のリリースを控える。そんなALIが、最新アルバム『MUSIC WORLD』を引っさげた全国ライブツアーを開催。『MUSIC WORLD』には、アルバムのために書き下ろした新曲10曲が収録されるため、ライブでもALIの新しい一面を見ることができそうだ。【詳細】ALI 2023年全国ライブツアー「ALI 1st Album Release Tour - MUSIC WORLD-」開催日程:・2023年2月12日(日) 北海道cube garden(open 17:30 / start 18:00)問い合わせ先TEL:011-261-5569(SMASH EAST)・2月14日(火) 宮城・仙台CLUB JUNK BOX(open 18:30 / start 19:00)・2月17日(金) 愛知・THE BOTTOM LINE(open 18:15 / start 19:00)問い合わせ先TEL:052-320-9100(サンデーフォークプロモーション)・2月20日(月) 福岡・DRUM Be-1(open 18:30 / start 19:00)問い合わせ先TEL:057-009-2424(キョードー西日本)・2月22日(水) 広島・セカンド・クラッチ(open 18:30 / start 19:00)問い合わせ先TEL:082-249-3571(YUMEBANCHI/広島)・2月23日(木祝) 大阪・GORILLA HALL OSAKA(open 17:00 / start 18:00)問い合わせ先TEL:0570-200-888(キョードーインフォメーション)・2月26日(日) 東京・EX THEATER ROPPONGI(open 17:00 / start 18:00)問い合わせ先TEL:03-3475-9999(H.I.P.)<チケット情報>チケット料金:スタンディング 5,000円(入場時別途ドリンク代・整理番号付き)※全国共通チケット販売スケジュール:一般発売日:2023年1月21日(土)※チケット詳細は公式サイト(を確認。
2022年12月01日ONE OK ROCK(ワンオクロック)が全国ライブツアー2023「LUXURY DISEASE JAPAN TOUR」を開催。2023年1月28日(土)の愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演を皮切りに、福岡、大阪、東京、埼玉、北海道の6都市をまわる。ONE OK ROCKの全国ライブツアー2023日本のみならず、世界で活躍の場を広げているロックバンド、ONE OK ROCK。2022年は、最新アルバム『Luxury Disease』を発売、さらには新曲「Gravity」でOfficial髭男dismの藤原聡とコラボレーションするなど、ホットな話題を提供し続けている。そんなONE OK ROCKが、最新アルバム『Luxury Disease』を引っ提げ、全国ライブツアー2023を開催。名古屋、福岡、大阪、東京。埼玉、北海道の6都市をまわる。なお、ジャパンツアーに先駆けて開催された北米ツアーでは、チケットが各会場ソールドアウト。今回のライブもチケット争奪戦が予想されるので、早めの情報収集をおすすめする。【詳細】ONE OK ROCK 全国ライブツアー2023「LUXURY DISEASE JAPAN TOUR」開催日程:2023年1月28日(土) 愛知・バンテリンドーム ナゴヤ1月29日(日) 愛知・バンテリンドーム ナゴヤ2月4日(土) 福岡・福岡PayPayドーム2月5日(日) 福岡・福岡PayPayドーム2月11日(土) 大阪・京セラドーム大阪2月12日(日) 大阪・京セラドーム大阪4月4日(火) 東京・東京ドーム4月5日(水) 東京・東京ドーム4月22日(土) 埼玉・ベルーナドーム4月23日(日) 埼玉・ベルーナドーム5月13日(土) 北海道・札幌ドーム※追加公演<チケット情報>PRIMAL FOOTMARK 会員限定 札幌公演チケット先行受付:1月20日金)~2月5日(日)23:59ONE OK ROCKオフィシャルホームページ 札幌・東京・埼玉公演チケット先行受付:2月11日(土)12:00~2月28日(火)23:59チケット価格:11,000円※全席指定※1人4枚まで※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年11月28日ロックユニット・B’zが27日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催するライブ「B’z LIVE-GYM 2022 -Highway X-」ツアーファイナル公演が、dTVで生配信される。デビュー35周年を迎える2023年に、全国ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023」を開催予定のB’z。今年5月から約3年ぶりに開催された全国ツアーで、千秋楽となる同公演。8月に開催予定だったが、ボーカル・稲葉浩志の体調不良のため、延期が発表されていた。dTVでは同公演を生配信するほか、見逃し配信も実施。生配信終了後、28日23時59分まで視聴可能だ。視聴チケットは通常価格4,800円、dTV会員は3,800円で購入可能で、28日(21:00)まで販売される。
2022年11月21日ケツメイシが、全国アリーナツアー『KTM TOUR 2022 20th Anniversary 「時代は変わるぜよ!!」どんだけ~』の最終公演を11月13日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で開催した。当初2021年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため約1年の延期となっていた本ツアー。今回はメジャーデビュー20周年アニバーサリーツアーということもあり、これまでの代表曲から2021年12月に発売された最新アルバム『ケツノポリス12』収録曲まで、オールタイムなケツメイシを楽しめる内容となった。最終公演では、メンバー4人が幕末の志士に扮した映像の後に、リーダー大蔵の「仙台、宮城、東北、おまたせ!ファイナル行きましょうか!」の掛け声とともに、最新アルバム収録曲の「ALL SET」を披露。ケツメイシらしいアップテンポのラップ曲で会場のボルテージが一気に上がった。続くパートでは、2014年3月リリース「カリフォルニー」、2003年7月リリース「夏の思い出」などケツメイシの人気の夏定番ソングで会場を温めると、バラードパートでは一転。初出場を果たした第72回紅白歌合戦で歌唱した「ライフイズビューティフル」、卒業ソングとして、また同窓会のカラオケ定番曲としても人気の「仲間」など3曲を歌唱。涙を流す来場者も多数見受けられ、万雷の拍手が沸き起こった。ライブ中盤は、ケツメイシのツアーでは定番となっているコントコーナー。「時代は変わるぜよ!!」のタイトル通り、“幕末時代”をコンセプトにしたステージセットで幕末の志士に扮したメンバーによるコントが繰り広げられる。お笑い芸人アンタッチャブルの柴田英嗣が脚本演出、オテンキのGOが監修をし、目まぐるしい世の中・情勢の変革というメッセージも含んだコントで会場は笑いに包まれた。後半は、第101回全国高校ラグビー大会のテーマソング「走り続けた日々」やTikTokでも注目された「いい感じ」、1stアルバム『ケツノポリス』に収録され、ファン投票1位となった「ビールボーイ」、そして、ケツメイシ流のパーティーチューン「パーリーピーポー」で本編を締めくくった。アンコールでは、誰もが経験する30代に突入することを切り口に、歳を重ねることが悪くないと思わせる歌詞で共感を呼ぶ「三十路ボンバイエ」、ファンも一緒に踊れる振り付けが特徴の「LOVE LOVE Summer」、ラストは近年のツアーでは定番となっている非常に盛り上がるサマーアンセム「RHYTHM OF THE SUN」で会場のボルテージが最高潮に達した。最後のMCで大蔵は「10カ所20公演、遊びに来てくれて、元気と笑顔をありがとうございます。仙台だけでなく、各地からファイナルだからと集ってくれた皆様、本当にありがとうございました。またこういう大きなツアーができるように曲を作り続けて、歌い続けていきたいと思います。皆様の日常でまだまだ大変なこともあると思いますが、前を向いて、またこのお祭りができるように、頑張った者同士で、また楽しいお祭りをここでやりましょう!本当にお疲れ様でした。また会う日まで。また笑顔で会いましょう。」とメッセージを送り、5月14日から始まった全国10都市20公演におよぶアリーナツアーを締めくくった。また本ツアーの模様が収録されたライブ映像作品が、2023年2月1日にリリースされることが決定した。<公演情報>ケツメイシ 全国アリーナツアー『KTM TOUR 2022 20th Anniversary 「時代は変わるぜよ!!」どんだけ~』主要セットリスト※一部会場では異なる内容になります・ALL SET・スーパースター・Hello・カリフォルニー・夏の思い出・イェイ イェイ イェイ・僕らのために・・・・ライフイズビューティフル・仲間・侍ジャポン~2022・願い・祭り・ヨクワラエ・出会いは成長の種・青空・譲れない事・走り続けた日々・逆転の発魂・Just for...・いい感じ・ビールボーイ・パーリーピーポー-アンコール-・三十路ボンバイエ・LOVE LOVE Summer・RHYTHM OF THE SUNセットリストプレイリスト:<配信情報>ケツメイシ『KTM TOUR 2022 20th Anniversary「時代は変わるぜよ!!」どんだけ~ @沖縄アリーナ』ライブ配信:11月26日(土) 18:00~ライブ終了まで見逃し配信:準備完了次第~11月30日(水) まで詳細はこちら:<リリース情報>ケツメイシ ライブ映像作品2023年2月1日(水) リリース※詳細は後日発表ケツメイシ デジタルシングル「UTAGE」Now On Sale※「ぱちんこ いくさの子」メインテーマ曲ケツメイシ「UTAGE」完成記念 ティザー映像配信リンク:関連リンクケツメイシ Official Site:ケツメイシ Twitter:ケツメイシ大蔵 公式Instagram:ケツメイシ:
2022年11月14日あいみょんが全国ライブツアー2023を開催。2023年4月7日(金)の神奈川・よこすか芸術劇場を皮切りに、全国22都市31公演をまわる。あいみょんの全国ライブツアー2023広瀬アリス主演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』の主題歌「初恋が泣いている」のリリースや、地元神戸での弾き語りワンマンライブ、“史上最大規模”の全国ツアー「ま・あ・る」の開催など、2022年も活動の勢いが止まらないあいみょん。8月には約2年ぶりの最新アルバム『瞳へ落ちるよレコード』を発売したことでも話題を集めた。そんなあいみょんが、全国ライブツアー2023を開催。東京・大阪・愛知・福岡をはじめ、全国22都市31公演をまわる。ツアータイトルやチケット発売日程などの詳細は後日発表となるため、ファンは楽しみに待ちたい。【詳細】あいみょん 全国ライブツアー2023開催日程:2023年4月7日(金)神奈川・よこすか芸術劇場4月12日(水)長崎・長崎ブリックホール4月14日(金)鹿児島・川商ホール第一4月18日(火)沖縄・沖縄コンベンション劇場4月19日(水)沖縄・沖縄コンベンション劇場4月26日(水)香川・レクザムホール4月27日(木)愛媛・愛媛県県民文化会館5月1日(月)群馬・高崎芸術劇場 大劇場5月9日(火)福井・フェニックスプラザ5月11日(木)富山・オーバードホール5月16日(火)三重・三重県文化会館5月18日(木)愛知・センチュリーホール5月19日(金)愛知・センチュリーホール5月23日(火)宮城・仙台サンプラザホール5月25日(木)秋田・あきた芸術劇場ミルハス5月29日(月)大阪・フェスティバルホール5月30日(火)大阪・フェスティバルホール6月13日(火)兵庫・神戸国際会館こくさいホール6月14日(水)京都・ロームシアター京都メインホール6月19日(月)北海道・函館市民会館6月21日(水)北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru6月22日(木)北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru6月30日(金)栃木・宇都宮市文化会館7月4日(火)広島・広島文化学園HBGホール7月5日(水)広島・広島文化学園HBGホール7月7日(金)岡山・倉敷市民会館7月12日(水)福岡・福岡サンパレス7月13日(木)福岡・福岡サンパレス7月19日(水)東京・東京ガーデンシアター7月20日(木)東京・東京ガーデンシアター7月23日(日)東京・東京国際フォーラムホールA※チケット情報など詳細は後日発表。
2022年11月10日米津玄師が全国ライブツアー「米津玄師2023 TOUR/空想」を開催。2023年4月22日(土)の兵庫・神戸ワールド記念ホール公演を皮切りに、全国11カ所24公演をまわる。米津玄師の2023年全国ライブツアー庵野秀明企画の映画『シン・ウルトラマン』の主題歌「M八七」をリリースし、アニメ『チェンソーマン』オープニング・テーマとして常田大希とタッグを組んだ新曲「KICK BACK」を書き下ろすなど、2022年もホットな話題を提供し続けている米津玄師。そんな米津玄師が、全国ライブツアー「米津玄師2023 TOUR/空想」を開催する。横浜や大阪など全国11カ所24公演「米津玄師2023 TOUR/空想」の開催は、常田大希も出演した2022年全国ライブツアー「米津玄師 2022 TOUR / 変身」のツアーファイナルで発表されたもの。兵庫県を皮切りに、大阪、愛知、埼玉、神奈川など全国11カ所24公演をまわる予定だ。なお、このツアーの最速先行受付は、最新シングルCD「KICK BACK」に封入される。【詳細】米津玄師 全国ライブツアー「米津玄師2023 TOUR/空想」開催日程:2023年4月22日(土)開場15:30 開演17:00 兵庫 神戸ワールド記念ホール4月23日(日)開場15:30 開演17:00 兵庫 神戸ワールド記念ホール4月26日(水)開場16:30 開演18:00 大阪 大阪城ホール4月27日(木)開場16:30 開演18:00 大阪 大阪城ホール5月2日(火)開場16:30 開演18:00 熊本 グランメッセ熊本5月3日(水祝)開場15:30 開演17:00 熊本 グランメッセ熊本5月7日(日)開場15:30 開演17:00 愛知 日本ガイシホール5月8日(月)開場16:30 開演18:00 愛知 日本ガイシホール5月13日(土)開場15:30 開演17:00 宮城 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ5月14日(日)開場15:30 開演17:00 宮城 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ5月20日(土)開場15:30 開演17:00 北海道 北海きたえーる5月21日(日)開場15:30 開演17:00 北海道 北海きたえーる5月27日(土)開場15:30 開演17:00 福井 サンドーム福井5月28日(日)開場15:30 開演17:00 福井 サンドーム福井6月3日(土)開場15:30 開演17:00 徳島 アスティとくしま6月4日(日)開場15:30 開演17:00 徳島 アスティとくしま6月10日(土)開場15:30 開演17:00 広島 広島グリーンアリーナ6月11日(日)開場15:30 開演17:00 広島 広島グリーンアリーナ6月14日(水)開場16:30 開演18:00 埼玉 さいたまスーパーアリーナ6月15日(木)開場16:30 開演18:00 埼玉 さいたまスーパーアリーナ6月28日(水)開場16:30 開演18:00 神奈川 横浜アリーナ6月29日(木)開場16:30 開演18:00 神奈川 横浜アリーナ7月1日(土)開場16:30 開演18:00 神奈川 横浜アリーナ7月2日(日)開場16:30 開演18:00 神奈川 横浜アリーナ<チケット情報>「KICK BACK」CD封入先行(抽選)受付期間:2022年11月22日(火)10:00〜11月27日(日)23:59価格:・指定席 9,000円・ファミリー席(大人) 9,000円・ファミリー席 (子供3歳〜15歳) 6,800円
2022年10月31日米津玄師が、2年ぶりのライブツアー『米津玄師2022 TOUR / 変身』のファイナル公演を10月27日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催。サプライズで常田大希(King Gnu / millennium parade)が登場した。全国5会場で全10公演が行われ、各地で大きな盛り上がりを生み出してきた本ツアー。最終公演のライブ終盤に常田がステージへ姿を見せると、このサプライズに客席は騒然とした空気に包まれる。米津と常田は5年前に共同アレンジを行った「爱丽丝」と最新曲「KICK BACK」でコラボパフォーマンスを披露。広いアリーナ空間に熱狂と興奮の渦を作り上げた。また会場では特報として、新たなツアー『米津玄師 2023 TOUR / 空想』の開催が発表され、全国11カ所24公演の日程と会場が掲出されると、大きな歓声と共にあたたかい拍手に包まれた。なお11月23日に発売されるニューシングル『KICK BACK』には、本ツアーのチケット最速先行シリアルナンバーが封入される。<ツアー情報>米津玄師 2023 TOUR / 空想2023年4月22日(土) 兵庫・神戸ワールド記念ホール開場15:30 / 開演17:002023年4月23日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール開場15:30 / 開演17:002023年4月26日(水) 大阪・大阪城ホール開場16:30 / 開演18:002023年4月27日(木) 大阪・大阪城ホール開場16:30 / 開演18:002023年5月2日(火) 熊本・グランメッセ熊本開場16:30 / 開演18:002023年5月3日(水・祝) 熊本・グランメッセ熊本開場15:30 / 開演17:002023年5月7日(日) 愛知・日本ガイシホール開場15:30 / 開演17:002023年5月8日(月) 愛知・日本ガイシホール開場16:30 / 開演18:002023年5月13日(土) 宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ開場15:30 / 開演17:002023年5月14日(日) 宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ開場15:30 / 開演17:002023年5月20日(土) 北海道・北海きたえーる開場15:30 / 開演17:002023年5月21日(日) 北海道・北海きたえーる開場15:30 / 開演17:002023年5月27日(土) 福井・サンドーム福井開場15:30 / 開演17:002023年5月28日(日) 福井・サンドーム福井開場15:30 / 開演17:002023年6月3日(土) 徳島・アスティとくしま開場15:30 / 開演17:002023年6月4日(日) 徳島・アスティとくしま開場15:30 / 開演17:002023年6月10日(土) 広島・広島グリーンアリーナ開場15:30 / 開演17:002023年6月11日(日) 広島・広島グリーンアリーナ開場15:30 / 開演17:002023年6月14日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場16:30 / 開演18:002023年6月15日(木) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場16:30 / 開演18:002023年6月28日(水) 神奈川・横浜アリーナ開場16:30 / 開演18:002023年6月29日(木) 神奈川・横浜アリーナ開場16:30 / 開演18:002023年7月1日(土) 神奈川・横浜アリーナ開場15:30 / 開演17:002023年7月2日(日) 神奈川・横浜アリーナ開場15:30 / 開演17:00【チケット料金】指定席:9,000円(税込)ファミリー席(大人):9,000円(税込)ファミリー席(お子様3歳〜15歳):6,800円(税込)■CD封入先行(抽選)受付期間:11月22日(火) 10:00〜11月27日(日) 23:59<リリース情報>米津玄師 ニューシングル『KICK BACK』11月23日(水) リリース●チェンソー盤(初回限定 / CD+チェンソーネックレス):3,500円(税込) / SECL-2815~2816●映像盤(初回限定 / CD+DVD):2,200円(税込) / SECL-2817~2818●通常盤(初回限定 / CD):1,100円(税込)/ SECL-2819【CD収録内容】1. KICK BACK2. 恥ずかしくってしょうがねえ3. KICK BACK –ANIME edit【DVD収録内容】※映像盤のみ1. TVアニメ『チェンソーマン』ノンクレジットオープニングムービー2. 「M八七」Music Video【封入特典】『米津玄師 2023 TOUR / 空想』最速先行シリアルナンバー封入(抽選)応募期間:11月22日(火) 10:00~11月27日(日) 23:59【法人特典】KICK BACKステッカー※特典は各店舗共通で先着となります。ECの場合は、「特典あり」の商品を選択ください。予約リンク:<配信情報>米津玄師「KICK BACK」Now On Sale米津玄師「KICK BACK」ジャケット(作画:米津玄師)配信リンク:米津玄師「KICK BACK」MV<番組情報>TVアニメ『チェンソーマン』10月11日(火) 24:00よりテレビ東京系6局ネットにて放送中(テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ九州放送)TVアニメ『チェンソーマン』キービジュアル (C)藤本タツキ/集英社・MAPPA【配信情報】10月11日(火) 25:00よりPrime Videoにて最速配信10月12日(水) 25:00より各プラットフォームにて見逃し配信【スタッフ】原作:藤本タツキ(集英社『少年ジャンプ+』連載)監督:中山竜脚本:瀬古浩司オープニングテーマ:米津玄師「KICK BACK」挿入歌:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」エンディングテーマ:ano「ちゅ、多様性。」/ Eve「ファイトソング」/ Aimer「Deep down」/ Kanaria「大脳的なランデブー」/ syudou「インザバックルーム」/ 女王蜂「バイオレンス」/ ずっと真夜中でいいのに。「残機」/ TK from 凛として時雨「first death」/ TOOBOE「錠剤」/ Vaundy「CHAINSAW BLOOD」/ PEOPLE 1「DOGLAND」/ マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」【キャスト】デンジ:戸谷菊之介ポチタ:井澤詩織マキマ:楠木ともり早川アキ:坂田将吾パワー:ファイルーズあい姫野:伊瀬茉莉也東山コベニ:高橋花林荒井ヒロカズ:八代拓岸辺:津田健次郎『チェンソーマン』本予告『チェンソーマン』ノンクレジットOPムービー公式サイト:公式Twitter:関連リンクオフィシャルHP
2022年10月28日10月25日、Saucy Dogが対バンツアー『SUNNY BOX』をスタートさせた。全国11公演、ジャンルも世代もさまざまな相手と熱いライブを繰り広げる大注目のツアーだ。初日の会場は横浜・KT Zepp Yokohama。対バン相手はサウシーの面々とも親交の深い先輩バンド・KANA-BOONである。もちろん両バンドとも気合十分、お互いを繋ぐ固い絆を感じさせる、すばらしい一夜となった。まずステージに登場したのはKANA-BOON。彼らもちょうど久しぶりの対バンツアーを終えたばかり、かなり脂が乗った状態でここ横浜に乗り込んできた。「調子はどう?」という谷口鮪(Gt/Vo)の一言をきっかけに「1.2. step to you」でライブをスタートさせると、いきなり前のめりなバンドサウンドが会場を覆い尽くす。谷口鮪(KANA-BOON)「Saucy Dogのツアー初日です!存分に楽しめよ!」という谷口の言葉、そして手拍子を煽る古賀隼斗(Gt/Cho)の姿に、ソールドアウトで満員のフロアも一気に沸騰状態だ。2曲目は「彷徨う日々とファンファーレ」。さらに「ロックバンドのライブ、楽しめよ!」と「Torch of Liberty」を繰り出していく。小泉貴裕(Ds)が叩くビートは躍動感たっぷり、今年4月に正式加入したマーシーこと遠藤昌巳(Ba/Cho)も力強いプレイでアンサンブルを牽引している。古賀隼斗(KANA-BOON)ここまでを一気に走り抜けると、「思ったより楽しんでくれているみたいで嬉しいです」と笑顔を見せる谷口。そしてSaucy Dog・石原慎也との関係を「仲良いんですよ、“クソ坊主”と」と話し始める。「後輩やけど、俺は親友だと思ってる。アホなんですよ。アホっていうのは大阪の言葉で“最高”っていう意味なんです」と距離が近いからこその言い回しに、フロアにあたたかな空気が広がる。それを表すエピソードとして以前一緒に飲んでそのまま谷口の家に石原を泊めたときのことを語る谷口。その翌朝、谷口がシャワーを浴びている間に石原は何も言わずに帰ってしまったそうで、その話にフロアには「納得」というようななんとも言えないリアクションが起きる。そしてここからはその石原がリクエストしたという曲を披露。まずは「アスター」だ。気持ちのいい裏打ちのリズムでオーディエンスを踊らせると、「久しぶりにやる」と言って演奏したのはメジャー1stアルバムに収録されている「羽虫と自販機」だ。エモーショナルなメロディと歌が、ライブ後半に向けてさらにボルテージは上がっていく。遠藤昌巳(KANA-BOON)小泉貴裕(KANA-BOON)「鉄板曲を」と「シルエット」を投下すると、「先輩としての一言も言っておいたほうがいいかな」と「バンドが頑張って、ファンも一緒に成長して、また力になっていけばいいと思います。これからもSaucy Dogをよろしくお願いします」と後輩にエールを送る谷口。もちろんKANA-BOONもさらに進んでいくという決意表明のように新曲「きらりらり」を見せつけると、「先輩としての音楽を一発かまそうと思います。ロックバンドKANA-BOONです!」とSaucy Dogとそのファンに「宣戦布告」すると「まっさら」を力強く披露。ラストは「スターマーカー」の眩いサウンドがオーディエンスの手を揺らし、最高のフィナーレを描き出した。「どうもありがとう!先輩KANA-BOONでした!」。4人は最後まで満面の笑みでステージを降りていった。KANA-BOON石原慎也「かっこいいバンドだって思わせて見せます」そしていよいよSaucy Dogの出番。SEが鳴り響いた瞬間にフロアの温度が上がったのが肌で感じられるようなオープニングから、サウシーらしい優しさに満ちたライブが展開していく。Saucy Dog石原慎也(Saucy Dog)「よろしくね!」とオーディエンスに語りかける石原。「楽しい1日にしようね」と笑顔を見せつつ、歌いながら先ほどのKANA-BOON谷口のMCを受けて「鮪さん!俺はアホじゃないです!」と叫んだりもしている。さらに後ろにいるせとゆいか(Ds/Cho)の方を振り向いて「アホじゃないよね?」と問いかけるも、せとは「え?アホやん」と一蹴して大笑いしている。せとゆいか(Saucy Dog)そのせとは今回のKANA-BOONとの対バンがSaucy Dogにとっては念願だったことを明かす。もともとは2020年に開催しようとしていた対バンツアーでKANA-BOONも呼んでいたのだが、新型コロナウイルスの影響で中止に。そのリベンジとして武道館に対バンする予定だったバンドを集めてイベントを開催したのだが、そのときはちょうど谷口が休養中でKANA-BOONを呼ぶことができなかった。この対バンはせとの言葉を借りれば「リベンジのリベンジ」なのだ。「これからみんなと一緒に歩んでいけるように。そういう願いを込めてライブできたらと思います」という彼女に、フロアからはひときわ大きな拍手が送られた。まだツアーが始まったばかりなのでその内容についてすべてをお伝えすることはできないのだが、「あなたがあなたらしく今日も生きていけますように」(石原)という願いを込めた「Be yourself」に、オーディエンスとの美しい一体感が生まれた「スタンド・バイ・ミー」など、過去曲も最新曲も織り交ぜたカラフルなセットリストが展開していく。もちろん「ゴーストバスター」のような代表曲もしっかり披露。ソリッドさと柔らかさを兼ね備えたせとのドラムに、曲を一番下で支えながらここぞというときには前に出て主役級の活躍を見せる秋澤和貴のベース。ますます勢いを増したバンドサウンドの魅力も、石原の表情豊かな歌声も、以前に観たときよりも明らかにスケールアップしていることがわかる。前のめりなのにどこかリラックスした感じが、今の彼らにみなぎる自信を象徴しているようだ。秋澤和貴(Saucy Dog)「初日から満員で、めちゃめちゃ嬉しいです!ハッピーじゃん!」と石原。「SNSでもいい、YouTubeでもいい。出会いは何だっていいんです。そこからは俺たちに任せてください。かっこいいバンドだって思わせて見せます」。いろいろな考え方がある中で、全部を引き受けて進んでいく覚悟を言葉にすると、オーディエンスから大きな拍手。そしてそんな覚悟も全部込めて鳴らされた「優しさに溢れた世界で」が、ここから始まるこのツアーの、そしてSaucy Dogの未来に向けたテーマソングのように鳴り響いた。「今日会えて本当によかった!」。最後まで笑顔を絶やすことのなかったサウシーの3人の表情を見ていると、このツアーの成功が確信できた。すでに発表されている来年のホールツアーも含めて、たくさんの経験が彼らをさらに成長させていくはずだ。取材・文:小川智宏撮影:白石達也<ツアー情報>Saucy Dog 対バンツアー2022 “SUNNY BOX”※終了分は割愛11月2日(水) Zepp Fukuoka開場18:00 / 開演19:00ゲスト:SIX LOUNGE(問)キョードー西日本:0570-09-242411月4日(金) Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:00ゲスト:DISH//(問)サンデーフォークプロモーション:052-320-910011月6日(日) 仙台GIGS開場17:00 / 開演18:00ゲスト:高橋優(問)EDWARD LIVE:022-266-755511月9日(水) Zepp Osaka Bayside開場18:00 / 開演19:00ゲスト:優里(問)GREENS:06-6882-122411月10日(木) Zepp Osaka Bayside開場18:00 / 開演19:00ゲスト:THE ORAL CIGARETTES(問)GREENS:06-6882-122411月17日(木) Zepp Sapporo開場18:00 / 開演19:00ゲスト:WANIMA(問)WESS: info@wess.co.jp(mailto:info@wess.co.jp)11月30日(水) Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:00ゲスト:Vaundy(問)サンデーフォークプロモーション:052-320-910012月6日(火) Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00ゲスト:indigo la End(問)DISK GARAGE:050-5533-088812月7日(水) Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00ゲスト:ハルカミライ(問)DISK GARAGE:050-5533-0888■前売チケット1Fスタンディング・2F指定:4,800円(税込)※ドリンク代別途必要※4歳以上チケット必要特設サイト: Dog オフィシャルサイト:
2022年10月27日アイドルグループ・≠MEが、11月7日(18:30~)にLINE CUBE SHIBUYAで開催するライブツアー「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」東京公演 夜の部が、dTVで生配信される。1年ぶりに全国ツアーを開催中の≠ME。9月4日の宮城・仙台サンプラザホール公演を皮切りに、11月27日の福岡市民会館公演まで、8都市9公演を行なう。同ツアーでは、初披露となる楽曲やユニット曲などをパフォーマンスする。また、11月14日(12:00~)から11月20日(23:59)までの間、見逃し配信も決定。視聴チケットは通常価格4,000円、dTV会員は3,500円で購入可能で、11月20日(22:00)まで販売される。
2022年10月27日Aimer(エメ)が全国ライブツアー2023を開催。2023年3月18日(土)の愛知・日本ガイシホール公演を皮切りに、横浜、大阪の3都市をまわる。Aimerの全国ライブツアー2023テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編のオープニングテーマ「残響散歌」や、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の主題歌「オアイコ」を生み出すなど、話題に事欠かないAimer。新曲「Deep down」がアニメ『チェンソーマン』ED主題歌に決定したことでも注目を集めている。そんなAimerが、2023年春に全国ライブツアーを開催。愛知、横浜、大阪の3都市をまわる。デビュー10周年イヤーを越えた彼女が、一体どんなステージを魅せてくれるのか期待したい。【詳細】Aimer 全国ライブツアー2023開催日程:・2023年3月18日(土) 愛知・日本ガイシホール OPEN 17:00/START 18:00・3月19日(日) 愛知・日本ガイシホール OPEN 14:00/START 15:00・4月15日(土) 神奈川・横浜アリーナ OPEN 16:30/START 18:00・4月16日(日) 神奈川・横浜アリーナ OPEN 14:30/START 16:00・5月20日(土) 大阪・大阪城ホール OPEN 17:00/START 18:00・5月21日(日) 大阪・大阪城ホール OPEN 15:00/START 16:00<チケット情報>オフィシャルFC先行受付(抽選):2022年10月16日(日)~10月23日(日)23:59価格:全席指定 8,800円※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年10月24日tetoからthe dadadadysに改名したのが2022年1月。改名後は全国9カ所に及ぶ初のワンマンツアー「the dadadadys TOUR 2022」を開催。それを終えると、今回は6公演にわたる対バンツアー「the dadadadys TOUR 2022」を9月に決行。そのファイナル公演は川崎CLUB CITTA’で行われ、今日の対バンはキュウソネコカミである。「MEGA SHAKE IT!」で始まると、中盤のキラキラしたシンセパートでは観客を巻き込んでダンスに興じる。「ツアーファイナルですよ。最初から盛り上がらなくてどうするんだー!」とヨコタ シンノスケ(Key/Vo)が煽り、「ビビった」で観客をジャンプさせ、序盤からアッパーな曲調で焚きつけまくる。キュウソネコカミヤマサキ セイヤ(Vo/Gt)「極上のキュウソをぶつけます! the dadadadys大好きで、ライブも楽しみにしてますよ!」とヤマサキ セイヤ(Vo/Gt)はエールを送ると、「住環境」、「サギグラファー」と矢継ぎ早に放つ。後者ではフォトセッションタイムを挟み、観客にスマホで写真を撮らせたりと、自由奔放なキュウソ・ワールドを展開した。ヨコタ シンノスケ(Key/Vo)ソゴウ タイスケ(Ds)「小池、リハから全開で痛快。あいつ好きやな。あいつらの音楽が続いて嬉しい」とthe dadadadysへの思いを告げるヤマサキ。後半は「The band」をプレイし、「自分がかっこいいと思うところに居続けようじゃないか!」と曲中に訴え、ラストは「お願いシェンロン」で盛大に締め括った。the dadadadysそして、yucco(Ds)の激しいドラミングを合図に小池貞利(Vo/Gt)、山岡錬(Gt)、佐藤健一郎(Ba)、サポートのヨウヘイギマ(Gt)のメンバー5人が現れ、the dadadadysは「超々超絶絶頂絶好最高潮」でショウを開始。ささくれ立ったバンド・アンサンブルにキャッチーなコーラスが被さり、小池は身振り手振りの激しいアクションと共に熱唱する。小池貞利(Vo/Gt)「We are the dadadadys! もしもし聞こえてますか? 川崎」と観客に呼びかけると、「もしもし?もしもさぁ」を披露。演奏はますます加速し、ワイルドな疾走感で駆け抜けると、フロアからは無数の拳が突き上がる。カオスな勢いを突き詰める一方、随所で美しいメロディが顔を出し、そのコントラストに引き込まれていった。山岡錬(Gt)「キュウソネコカミ、出てくれてありがとう! セイヤさんは少年っぽくて、それでも俺と話すときは兄貴で、そして今日はパワフルなライブをしてくださって・・・」と感謝の言葉を述べる小池。それから「しぇけなべいべー」に入ると、川崎CLUB CITTA’に設置された巨大なミラーボールが回り、「体を揺らしていこうー!」と言った後は「青二才」をプレイ。ミドルテンポのドリーミーな曲調は、ライブの流れにいいアクセントをもたらす。また、yuccoのコーラスも華やかで、女性メンバーがいる強味が活きていた。ヨウヘイギマ(Gt)そして、小池のみステージ袖に消えると、メンバー4人によるスペシャルセッションに突入。それぞれのソロパートを織り込み、各自のプレイヤビリティの高さを存分に魅せつけた後、新曲「にんにんにんじゃ」を披露。リズムを重視した曲調にキャッチーなサビが乗り、フロアの反応も上々である。一度聴いたら耳から離れない親密なナンバーだ。佐藤健一郎(Ba)その後は荒々しいパンキッシュさで迫る「PUXXY WOMAN」を挟み、再びここで小池を含むセッションタイムに入る。以前と比べて、ショウの魅せ方も一本調子に陥らない工夫を凝らし、観客をいい意味で裏切る構成も良かった。哀愁漂う「waiting for us.」を経て、teto時代の「9月になること」、「Pain Pain Pain」と畳み掛けると、場内の温度は一気に上昇。バンドもギアをグッと上げるようにエモーショナルな演奏を叩きつけていった。yucco(Ds)ここで再び新曲「k.a.i.k.a.n」を織り込み、捲し立てるヴォーカルを筆頭に緩急溢れるサウンドで魅了。曲名通り、内側から突き上げてくる衝動力は凄まじい限りである。本編は残り3曲となり、「このツアーで一番伝えたい曲!」と言った後、「らぶりありてぃ」を投下。メランコリーなギターをイントロに、一語一句をしっかり伝える歌声に心を掻き毟られる思いだった。また、愛くるしいポップさも兼ね備え、楽曲の良さにグイグイ引き込まれてしまった。その流れで「恋」、「ROSSOMAN」と繋ぎ、ありったけの感情を放出するスパークぶりにただただ圧倒。演奏を終えると、アンコールを求めるクラップは鳴り止まない。バンドが姿を見せると、teto時代の「トリーバーチの靴」、「拝啓」と性急なナンバーが続き、一枚岩と化したバンドアンサンブルに鳥肌が立つほどの興奮を覚えた。本来であればこの2曲で終わりの予定だったものの、またしても観客はクラップで再々登場を待ち続ける。「嬉しいんだけど、ムチャさせないでね」と小池は少し毒づくと、最後に「手」を披露。ここに集まった観客全員を明るく照らしつけるメロディが素晴らしく、「今日のライブ、よく目に焼きつけておけよ!」と曲中に叫ぶ小池の言葉には自信がみなぎっていた。今年改名し、ツアーを積み重ね、これこそがthe dadadadysだ!というものが固まってきたのではないか。今日プレイした新曲も聴き応えのある楽曲ばかりであり、バンドのエンジンがフル回転していることを肌で感じるツアーファイナルであった。12月には東名阪に及ぶワンマンツアーを控えているthe dadadadys。脂が乗りまくっているバンドの姿を一人でも多くの人に観てもらいたい。ブッ飛ばされること間違いナシだ。Text:荒金良介Photo:小杉歩<公演情報>the dadadadys TOUR 20229月30日(金) 川崎CLUB CITTA’the dadadadys セットリスト01. 超々超絶絶頂絶好最高潮02. もしもし?もしもさぁ03. しぇけなべいべー04. 青二才05. にんにんにんじゃ06. PUXXY WOMAN07. waiting for us.08. 9月になること09. Pain Pain Pain10. k.a.i.k.a.n11. らぶりありてぃ12. 恋13. ROSSOMANEN1. トリーバーチの靴EN2. 拝啓WEN. 手<ライブ情報>『VINTAGE ROCK × チケットぴあ presents FUTURE RESERVE vol.3』11月1日(火)LIQUIDROOMOPNE17:45 / START18:30出演:the dadadadys / a flood of circleオープニングアクト:鉄風東京【チケット料金】(全自由)4,400円 / (学割)3,900円※入場時ドリンク代別途必要『the dadadadys TOUR 2022』12月11日(日) 梅田CLUB QUATTROOPEN17:00 / START18:0012月17日(土) 名古屋CLUB QUATTROOPEN17:00 / START18:0012月19日(月) Spotify O-EASTOPEN18:00 / START19:00【チケット料金】4,000円 ※入場時ドリンク代別途要※10月20日(木) 23:59までプレイガイド最速先行受付中!チケットはこちら:関連リンクオフィシャルサイト::::
2022年10月18日アイドルグループ・≠MEが、15日に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催するライブツアー「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」が、dTVで生配信される。1年ぶりに全国ツアーを開催中の≠ME。9月4日の宮城・仙台サンプラザホール公演を皮切りに、11月27日の福岡市民会館公演まで、8都市9公演を行なう。同ツアーでは、初披露となる楽曲やユニット曲などをパフォーマンスする。また、21日(12:00~)から27日(23:59)までの間、見逃し配信も決定。視聴チケットは通常価格4,000円、dTV会員は3,500円で購入可能で、27日(22:00)まで販売される。
2022年10月06日KUZIRAが2ndフルアルバム『Pacific』を引っさげてのリリースツアー「Pacific Tour 2022-2023」の初日を新代田FEVERにて開催した。ゲストとして39degreesとDRADNATSを招き、ライブハウスで戦い続けるメロディックの雄による三つ巴であったが、実はリベンジも兼ねての組み合わせ。2年前にこの3バンドによるライブは企画されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止。本来ならばKUZIRAはそこでPIZZA OF DEATH RECORDSへの移籍を発表する予定でもあったという。ようやく、という高ぶる気持ちがあったに違いない。39degreesは「みんな、メロディック大好きっすか?」とクリハラコウキ(Ba/Vo)が満員のフロアへ問いかけ、腰のグッと入ったライブを炸裂。ツインヴォーカルが織りなすキャッチーなメロディーも相まって、様々なアプローチを持つメロディックサウンドを披露していった。「KUZIRAをよろしくな!」とステージの去り際にYAMAKEN(Ba/Cho)が口にしたように、バンドとしてもレーベルとしても先輩になるDRADNATS。当然ながらカッコ悪い背中は見せられない。勝ち気な彼らはいつもそうではあるが、やるしかないという気合いのみなぎったパフォーマンス。音の強度と精度、KIKUO(Vo/Gt)の伸びやかな歌声に加わるYAMAKENとKENTARO SASAMORI(Ds)のコーラスも抜群に良く、これぞメロディックバンドだという凄みを見せつけてくれた。そんな2バンドの熱演によって異常なまでに温まったところで本日の主役、KUZIRAへバトンが渡されたのだから、会場にはライブ前から汗ばむような熱気が充満。だが、末武竜之介(Ba/Vo)、熊野和也(Vo/Gt)、シャー:D(Ds)の3人に妙な気負いは見られず、ゆったりと姿を現し、足を軽く踏み鳴らす。ライブ直前のいい緊張感を漂わせ、末武の「『Pacific』ツアーへようこそ! こっから始まるからな!」という宣言から「Control」を投下し、ライブはスタート。いろんな始め方があり、どれが正解というわけではないのだが、やはりリリースツアーの1曲目は新作の1曲目というのが気持ちいい。ハイトーンを響かせる末武、そこへ寄り添う熊野のコーラス、タイトかつ的確に叩き出すシャー:Dのリズム、これらが一体となりフロアへ放たれ、始まった瞬間に変わる景色。いや、物理的に何かが変わったということではないのだが、明らかに目の前には違う景色が映し出されていく。その勢いを加速させるべく、疾走しながら末武と熊野のツインヴォーカルが豊かに響く「In The Deep」、ビッグコーラスもたくましい「Throw Your Cell Away」、オーディエンスも大きく手を振り上げ、エネルギーを撹拌した「Snatch Away」と序盤から果敢に攻め立てる。前作『Superspin』のリリースツアーは思っていた通りの形では開催できず、構成としてもワンマンだった。今この瞬間、願っていた状況にあるわけで、ライブバンドとして一片の躊躇もないのは当然か。この時点で末武が「いいスタートが切れたわ」と語ってしまうほど、ステージとフロアの熱が混じり合い、ライブハウスらしいムードに包まれていたのだ。末武竜之介(Ba/Vo)だからといって、少し落ち着いたテンション感で、ということなどなく、軽快なポップチューンながら芯の強さも醸し出す「Too Easy」にオーディエンスが一気に踊りだしたスカチューン「Clown」と繰り出していく。コンパクトにまとめながらも多彩な展開を持つ曲というのはKUZIRAの特長のひとつだが、ライブで体感すればその良さは倍増。激しく動きながらもブレない末武の歌声もさすがだ。しかし、本当に止まらない流れ。KUZIRAが曲を繰り出せば、フロアは歓喜し狂乱の様相。そして、その状況を食らうようにKUZIRAはさらに躍動し、オーディエンスはより惹きつけられる。そんなヒートアップが連続する中、スケール感たっぷりにいつまでも後を引くグッドメロディーを鳴らした「The Weak」は実に鮮やかだった。熊野和也(Vo/Gt)ここで「最高に楽しいです。みんな、どうですか?」と末武が投げかけ、万雷の拍手が起こったところで、オーディエンスの要望に応えてデモCDを制作したと話す。正式にリリースを重ねてる今、別にしなくてもいいことではある。ただ、ライブハウスでしか買えない、ライブハウスに来る意味を込めたというのは何よりも現場を大切にするKUZIRAらしいところだろう。シャー:D(Ds)中盤戦に差し掛かり、このMCから多少はスローな流れに持っていくのかと思いきや、まだまだだろと言わんばかりに生命力みなぎる「Overload」、小気味良いギターの裏打ちに合わせてオーディエンスが踊りまくった「Change」を叩きつけてから、『Pacific』での流れと同じくハードロック調のリフから始まるショートチューン「F Is For Fuck」と「Blank Space」をつなげていく。ライブでもあの流れを再現してくれたのは嬉しい驚きだったに違いない。そして、熊野が集まったオーディエンスへ謝辞を伝えてから、ライブハウスを取り巻く現状について言葉を選びながら話していく。「自由っていうのと誰かに迷惑をかけていいのは、似てるようで違う。楽しいと息苦しいがあったら、そのメモリをだんだんと楽しい方にしていければ」と真摯に語る姿は印象的であった。後半戦に入ってもアクセルを緩めることなく、「Way of Life」でまっすぐに音と想いを飛ばし、メロディックパンクが大好きなオーディエンスへ向けて「By For Now」をプレイ。どうしようもなく胸が熱くなるメロディーと衝動感。メロディックの旨味が凝縮された名曲だ。「みんな、どんな気分かな? 最高だったらいいな」との言葉から末武が心地よいギターを鳴らし、フロアが波打つように揺れた「How You Feel」に続けたのは「A Sign of Autmn」。サビで大きく開き、光が指すようなこの曲をプレイする前、少し溜めて、心苦しそうに「みんなで歌いたくて作った曲をやるわ」とつぶやいた末武。1日でもその日が早く来ることを願わずにはいられなかった。ラストスパートはまさに畳み掛け。まずはタイトル曲でもある「Pacific」を願うように、気持ちを振り絞るように末武は歌い、心をこめて熊野はリズムを紡ぎ、一心不乱にシャー:Dは強いショットを繰り出していく。オーディエンスが力いっぱい拳を突き上げ、すべてを受け止めようとする。ステージを照らすライト以上に会場全体が輝いた瞬間だった。そこから「Backward」へ続いたのだが、この日がツアーファイナルかと思うような前のめりっぷり。一瞬一瞬を大事に抱きしめ、そこで生み出された感情を全身を震わせながら表現する。それがKUZIRAのスタイルであり、だからこそ、これだけ多くの人が引き寄せられるのだ。本編の締めくくりには「これからもライブハウスを好きでいてくれよ!」と末武が絶叫してからキラーチューン「Spin」をかき鳴らす。末武と熊野の掛け合い、流れ出すグッドメロディー、突っ走るビート感、KUZIRAとしてのすべてをここに残すというような弾けっぷりに興奮が止まらなかった。しかしながら、この日はツアー初日。これからどれほどパワーアップしていくのだろうか。各地で仲間としのぎを削り合い、さらに発揮されるであろうポテンシャル。早く次のライブが観たい。そう思わせる、淀みなど一切ない盤石のパフォーマンスだった。Text:ヤコウリュウジPhoto:Akira“TERU”Sugihara<公演情報>KUZIRA presents.【Pacific Tour 2022-2023】9月16日(金) 新代田FEVEROPEN18:00 / START18:30出演:KUZIRAゲスト:39degrees / DRADNATS<ライブ情報>KUZIRA presents.【Pacific Tour 2022-2023】※終了分は割愛■2022年9月30日(金) 心斎橋ANIMA10月7日(金) HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-210月9日(日) 酒田MUSIC FACTORY10月10日(月・祝) 郡山HIPSHOT JAPAN10月12日(水) 仙台MACANA10月13日(木) 盛岡the five morioka10月18日(火) 弘前KEEP THE BEAT10月19日(水) 秋田Club SWINDLE10月22日(土) 福井CHOP10月23日(日) 滋賀B-FLAT11月3日(木・祝) F.A.D YOKOHAMA11月5日(土) HEAVEN’S ROCK 熊谷 VJ-111月6日(日) 水戸LIGHT HOUSE11月12日(土) 甲府KAZOO HALL11月18日(金) 岡山CRAZYMAMA 2nd Room11月19日(土) 松江AZTiC canova11月26日(土) 奈良NEVERLAND11月27日(日) 和歌山GATE12月1日(木) 神戸太陽と虎12月3日(土) 松山WstudioRED12月4日(日) 福岡LIVEHOUSE CB12月6日(火) 鹿児島SR HALL12月8日(木) 宮崎LAZARUS12月10日(土) 熊本Django12月11日(日) 長崎Studio Do!12月16日(金) 鈴鹿ANSWER12月22日(木) 千葉LOOK12月24日(土) 新潟GOLDEN PIGS RED12月25日(日) 長野CLUB JUNK BOX■2023年1月7日(土) 京都MUSE1月14日(土) 高知X-pt.1月15日(日) 高松DIME1月21日(土) 金沢vanvanV41月28日(土) 周南LIVE rise1月29日(日) 広島Cave-Be2月3日(金) 静岡UMBER2月17日(金) 柳ヶ瀬ants『DElicious BUns FESTIVAL2022』りんくうビーチ特設ステージOPEN9:00 / START10:00※KUZIRAは10月1日(土) に出演『intergalactic ~Light A Fire Tour~』10月4日(日) 神戸太陽と虎OPEN18:30 / START19:00出演:dustbox / KUZIRA『Northern19 × KUZIRA Wレコ発ツアー』10月15日(土)旭川CASINO DRIVEOPEN17:30 / STRAT18:0010月16日(日)札幌BESSIE HALLOPEN17:30 / START18:00出演:Northern19 / KUZIRA『SATANIC PARTY 2022』10月30日(日)Spotify O-EAST & duo MUSIC EXCHANGEOPEN14:00 / START14:45『ROTTENGRAFFTY “It’s Alright Tour 2022”』11月9日(水)名古屋DIAMOND HALLOPEN18:00 / START19:00出演:KUZIRA / ROTTENGRAFFTY<リリース情報>KUZIRA 2nd フルアルバム『Pacific』Now On Sale価格:2,750円(税込)【収録曲】1. Control2. Pacific3. Too Easy4. Way of Life5. F Is For Fuck6. Blank Space7. Remember Me8. Everywhere You Look9. New Style10. Overload11. My Room12. How You Feel13. Better Day14. Get Along Just FineプロフィールKUZIRAシャー:D(Ds)、末武竜之介(Vo/Gt)、熊野和也(Ba/Vo)2017年に本格始動したメロディックパンクバンド。 Vo&Gt末武竜之介のハイトーンボイス、キャッチーなメロディー、自由奔放なライブが特徴的。活動キャリア僅か1年にも関わらず自主制作したDemo CDはライブ会場・一部レコードショップ・ECサイトのみの販売で1st Demo約1,500枚、2nd Demo約2,000枚を販売する。2019年8月 1st E.P『Pay The Piper』をリリースし、約半年間に及ぶ全国32カ所を巡るリリースツアーを開催。 2021年3月に新ドラマー、シャー:Dが加入。 2021年5月 1st フルアルバム『Superspin』をPIZZA OF DEATH RECORDSよりリリース。若々しくエネルギッシュな3人組が次世代のメロディックパンクシーンを牽引する日は近い。公式サイト:
2022年09月29日西原商会グループである龍屋物産株式会社(本社:神奈川県)より、クレイジーケンバンドとコラボした柿の種『CKB柿の種と落花生』を、ライブツアー初日の2022年9月23日(金・祝)から発売いたします。パッケージはクレイジーケンバンドを彷彿させるオリジナルデザインで、全3種類です。また、ボーカルの横山剣さんのシルエットを描いたせんべいが入ったファン必見のコラボ商品になっております。CKB柿の種と落花生(A・B・C)商品販売ページ: ■こだわりのオリジナルパッケージは全3種類!パッケージは3種類展開となっており、それぞれクレイジーケンバンドを彷彿させるファンにはたまらないデザインです。A:「タイガー&ドラゴン」デザイン「俺の話を聞け~」の歌詞でおなじみのクレイジーケンバンドの代表曲「タイガー&ドラゴン」をイメージし、虎と龍が睨み合っているデザインになっております。A:「タイガー&ドラゴン」デザインB:「車」デザイン横山剣さんが車好きなので、クレイジーケンバンドのナンバーには車に関する歌詞が多数出てきます。その中でもライブでよく歌われる「香港グランプリ」をイメージしております。B:「車」デザインC:「CKBロゴ」デザインクレイジーケンバンドのロゴを前面に出し、モノトーンでシンプルにデザインしました。コラボした柿の種もパッケージに取り入れております。C:「CKBロゴ」デザイン■パッケージだけでなく商品の中にも剣さんが!?蓋を開けて1番に目に入るのは、剣さんのシルエット入りせんべいです。プリントしたせんべいはムラやズレがないよう1枚ずつ丁寧に仕上げております。こちらもご注目ください。また、揚げたあられに焦がし醤油を絡めた大粒な柿の種とピーナッツは、お酒に合う組み合わせになっております。横山剣さんと「CKB柿の種と落花生」横山剣さんシルエット入りせんべい■商品概要・商品名 :『CKB柿の種と落花生(A・B・C)』・価格 :600円(税込)・販売時期:2022年9月23日(金・祝)~※ライブ会場では、1,800円(税込)3個セットのみ販売になります。■コラボ商品誕生の経緯ニューアルバム「樹影」を引っ提げた18公演に及ぶ全国ライブツアー「CRAZY KEN BAND TOUR 樹影 2022-2023」が本日9月23日(金・祝)から始まり、地元である神奈川県に本社を置く西原商会グループの龍屋物産株式会社が、特別協賛につかせていただくことになりました。今回ライブツアーを共に盛り上げるべく、コラボ商品を開発しました。ライブ会場(一部会場を除く)でも販売いたします。CRAZY KEN BAND TOUR 樹影 2022-2023ニューアルバム「樹影」ライブツアー期間:2022年9月23日(金・祝)~2023年3月17日(金)■「CRAZY KEN BAND TOUR 樹影 2022-2023」特別協賛: 龍屋物産株式会社期間 : 2022年9月23日(金・祝)~2023年3月17日(金)会場 : 全国18カ所公式HP : 会場詳細: ■販売場所購入場所はライブ会場(一部会場を除く)のほか、オンラインショップや下記店舗にてご購入いただけます。(1)【CRAZY KEN BAND TOUR 樹影 2022-2023会場】※大阪会場を除く(2)【NISHIHARA ONLINE STORE】ホームページ: Instagram : (3)【薩摩家 いづろ店】所在地 :〒892-0828 鹿児島県鹿児島市金生町7-6 1階電話番号:0120-13-3208営業時間:AM10:00~PM7:30※予告なく変更になる場合がございます。定休日 :不定休(4)【西原本舗 門司港レトロ 海峡プラザ店】所在地 : 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町5-1門司港レトロ 海峡プラザ東館1階電話番号: 093-342-7006営業時間: AM10:00~PM6:00※予告なく変更になる場合がございます。定休日 : なしURL : 販売店は今後も増えていく予定です。■会社概要会社名 : 株式会社西原商会代表者 : 代表取締役社長 西原 一将所在地 : 〒890-0062 鹿児島県鹿児島市与次郎一丁目10番21号事業内容: 業務用総合食品卸(ホテル、レストラン、結婚式場、料亭、居酒屋等への食品卸売)売上高 : 798億円(2022年2月期)従業員 : 2,381名 2022年4月現在(グループ合計)URL : 会社名 : 龍屋物産株式会社所在地 : 〒259-1142 神奈川県伊勢原市田中803-1事業内容: 珍味類加工、ナッツ、ドライフルーツ販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月23日YOASOBIが、2023年4月より初の単独アリーナツアーを全国6カ所で開催することを発表した。ツアーは、愛知・大阪・北海道・宮城・福岡・埼玉の各会場2Daysの全12公演。チケットは、YOASOBIのオフィシャルファンクラブ「CLUB 夜遊」にて限定最速先行がスタート。10月2日(日) の23時59分までの受付となっている。併せて、YOASOBIが初のフェス出演を果たした『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』での「夜に駆ける」ライブ映像がYouTubeで公開された。YOASOBIは、10月1日(土) に新曲「祝福」配信、そして11月9日(水) に同曲の完全生産限定盤CDをリリースする。「祝福」は、10月2日(日) 17時より放送開始のTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマに起用されており、シリーズ構成・脚本を担当する大河内一楼が同曲の為に書き下ろした小説「ゆりかごの星」が原作となっている。「夜に駆ける」from『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』<ツアー情報>『YOASOBI ARENA TOUR 2023』■2023年【愛知公演】4月5日(水) 開場 17:30 / 開演 19:004月6日(木) 開場 17:30 / 開演 19:00会場:日本ガイシホール問い合わせ:サンデーフォークプロモーション052-320-9100(12:00~18:00)【大阪公演】4月8日(土) 開場 17:30 / 開演 19:004月9日(日) 開場 16:30 / 開演 18:00会場:大阪城ホール問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(月~土 11:00~16:00)【北海道公演】4月15日(土) 開場 16:30 / 開演 18:004月16日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00会場:北海道立総合体育センター 北海きたえーる問い合わせ:WESS incinfo@wess.co.jp(mailto:info@wess.co.jp)【宮城公演】5月4日(木・祝) 開場 16:30 / 開演 18:005月5日(金・祝) 開場 15:30 / 開演 17:00会場:ゼビオアリーナ仙台問い合わせ:G.I.P.【福岡公演】5月20日(土) 開場 16:30 / 開演 18:005月21日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00会場:西日本総合展示場 新館問い合わせ:キョードー西日本0570-09-2424(平日・土曜 11:00~17:00)【埼玉公演】6月3日(土) 開場 16:30 / 開演 18:006月4日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00会場:さいたまスーパーアリーナ問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション03-5720-9999(平日12:00〜18:00)【チケット料金】全席指定:7,800円(税込)※6歳以上有料。5歳以下膝上鑑賞無料、お席が必要な場合は有料。※入場時に身分証確認を実施いたします。本人確認ができない場合は入場をお断りいたします。※本公演は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、会場や自治体などのガイドラインに沿って開催致します。※公演中止・延期の場合を除き、個人的な体調不良および新型コロナウイルス感染によるお客様のご事情による払い戻しはできません。※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。■ファンクラブ限定最速先行受付期間:9月17日(土) 12:00~10月2日(日) 23:59※枚数制限:お一人さま4枚まで / ファンクラブ先行は同行者も会員登録必須オフィシャルファンクラブ「CLUB夜遊」はこちら:<リリース情報>「祝福」2022年10月1日(土) 配信リリース作詞・作曲・編曲:Ayase歌唱:ikura原作:「ゆりかごの星」(大河内一楼 著)『祝福』完全生産限定盤2022年11月9日(水) CDリリース価格:4,400円(税込)仕様:CD+オリジナルガンプラ(HG 1/144 デミトレーナー YOASOBIコラボVer.)+HG 1/144 ガンダムエアリアル用マーキングシール YOASOBIコラボVer.+書き下ろし小説「ゆりかごの星」(大河内一楼 著)【CD収録曲】未定【店舗別特典】・YOASOBI応援店:内容未定・Sony Music Shop:内容未定・TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く):内容未定・HMV全店(HMV&BOOKS online含む / 一部店舗を除く):内容未定・TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く)/ TSUTAYAオンラインショッピング:内容未定・WonderGOO / 新星堂(一部店舗除く)および新星堂WonderGOOオンライン:内容未定・Amazon.co.jp:オリジナルメガジャケ・楽天ブックス:内容未定・セブンネットショッピング:内容未定・全国アニメイト(通販含む):内容未定※特典の内容・絵柄・応援店対象店舗は追ってご案内いたします。※数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。※上記店舗以外での配布はございません。※各オンラインショップにつきまして、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます。※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは「特典対象商品ページ」と「特典非対象商品ページ」がございます。予約の際は、希望される商品ページであることをご確認ください。予約リンク:<アニメ情報>『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ビジュアル2022年10月2日より毎週日曜17:00~MBS / TBS系全国28局ネットにて放送開始原作:矢立 肇 / 富野由悠季監督:小林 寛シリーズ構成・脚本:大河内一楼【キャスト】スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那ミオリネ・レンブラン:Lynnグエル・ジェターク:阿座上洋平エラン・ケレス:花江夏樹シャディク・ゼネリ:古川 慎ニカ・ナナウラ:宮本侑芽チュアチュリー・パンランチ:富田美憂『機動戦士ガンダム 水星の魔女』予告PV第二弾公式サイト:公式Twitter:公式 TikTok:公式YouTube ガンダムチャンネル:関連リンクYOASOBI Official Site: Twitter: YouTube Channel: TikTok:
2022年09月17日アイドルグループ・豆柴の大群のライブ映像「『実力をしっかりとつけるツアー』ツアーファイナル」が、dTVで独占配信を開始した。TBS系のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』内のアイドルオーディション企画“MONSTER IDOL”から誕生した豆柴の大群。お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんがプロデューサーを務め、2020年にシングル「AAA」でメジャーデビューを果たした。今回配信されたのは、2020年11月から2021年1月にかけて開催された初の全国ライブハウスツアー「実力をしっかりとつけるツアー」から、東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで行われたツアーファイナル公演。ツアー開催当時は発売前だったメジャー1stアルバム『まめジャー!』に収録されている曲のパフォーマンスを初披露したほか、キャッチーでポップなサウンドの「お願いキスミー」や、クロちゃんが作詞を手掛けた楽曲「ろけっとすたーと」、「サマバリ」、アッパーなサウンドの「MOTiON」など、多彩な楽曲が揃う豆柴の大群の魅力を詰め込んだセットリストを展開した。
2022年09月16日Vaundy(バウンディ)が、全国ライブツアーを開催。2023年11月18日(土)の宮城・ゼビオアリーナ仙台公演を皮切りに、5都市10公演をまわる。Vaundy2023年冬の全国ライブツアー2021年は「踊り子」「花占い」などのヒット作を次々生み出したVaundy。2022年は、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌としてAdo(アド)に「逆光」を提供、映画『線は、僕を描く』の主題歌「くびったけ」でyama(ヤマ)とタッグを組むなど、人気アーティストとのコラボレーションでも大きな話題を集めている。そんなVaundyが、2023年11月から自身最大規模の全国ライブツアーを開催することを発表。宮城・神奈川・福岡・大阪・愛知の5都市でアリーナ単独ライブを行う。なお、2023年春の全国ライブツアーは既に完売。本公演もチケット争奪戦が予想されるため、ファンは最速先行のタイミングでチケットを予約したい。【詳細】Vaundy 全国ライブツアー2023開催日程:■2023年11月18日(土) 宮城・ゼビオアリーナ仙台Open 17:00 / Start 18:00■11月19日(日) 宮城・ゼビオアリーナ仙台Open 15:00 / Start 16:00■12月2日(土) 神奈川・横浜アリーナOpen 17:00 / Start 18:00■12月3日(日) 神奈川・横浜アリーナOpen 15:00 / Start 16:00■12月9日(土) 福岡・マリンメッセ福岡 A館Open 17:00 / Start 18:00■12月10日(日) 福岡・マリンメッセ福岡 A館Open 15:00 / Start 16:00■12月16日(土) 大阪・大阪城ホールOpen 17:00 / Start 18:00■12月17日(日) 大阪・大阪城ホールOpen 15:00 / Start 16:002024年1月5日(金) 愛知・日本ガイシホールOpen 18:00 / Start 19:00■1月6日(土) 愛知・日本ガイシホールOpen 15:00 / Start 16:00<チケット情報>オフィシャル会員限定先行受付最速先行:9月9日(金)~9月20日(火)23:59※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年09月15日中秋の名月であり、満願成就の満月の夜を迎えた2022年9月10 日。月夜が輝く晩にNEWSが奏でたライブツアー「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」。20周年を目前に控えたグループが“音楽”と真っ向から向き合ったステージをレポートします。「音楽」に向きあう、覚悟を決めた3人の決意表明となるステージの歌声はパワフル!昨年は2017年から行ってきた4部作の壮大なライブツアーの最終章「STORY」を完結させたNEWS。コンセプチュアルなステージを繰り広げてきた彼らが次に挑んだのは、3人のNEWSで音楽にまっすぐに向き合うこと。今回のツアーテーマはズバリ「音楽」。シンプルなタイトルからその覚悟が伝わってくる。定刻時間の17時30分、オーケストラの楽器の音色が鳴り響くと、ライブのツアーグッズとなっているカスタネットの軽快なタタタタタタタン…という音に会場が包まれ、3人を出向かえる準備は万全だ。セットリストの軸となるのは、12枚目のアルバム『音楽』。インタールードとして物語を紡ぐ加藤さんの短編小説を松たか子さんが朗読で参加している一枚だ。その松さんの柔らかな声の朗読で始まり、放たれた言葉は、“君の食べたことのない『音楽』を教えてあげる” ――。NEWSの音楽を盛りだくさんなフルコースのごとく届けてくれる極上のライブのはじまり、はじまり。“3人組”を意味する「TRIAD」。この場所で、積もり積もった葛藤を吹き飛ばそうと音楽を奏でようと歌うこの曲は、ヒロイズムさんが綴っているリリックで今の3人の想いを代弁するもの。まさに3人の紡ぐ三重奏が気持ちいい楽曲だ。サングラスをして歌う3人の姿は、パワフルで無敵感が漂う。NEWSが20種類以上の楽器に触れ、演奏してサンプリング録音した音で作られた楽曲で、3人のNEWSで歌い続けるという決意表明を勢いよく叩きつけた。2003年に結成されてからまもなく20年。バレーボールの応援ソングだった「NEWSニッポン」や「希望~Yell~」からスタートしたのがNEWSの音楽の始まり。この20年で紆余曲折した道のりを歩み、何度も何度も、悔し涙を流してきた彼らだからこそ、伝えられる夢や希望のかたちは深みを増し、説得力が増した。「鳴神舞(ナルカミ)」では、自分の選んだ運命を生きる覚悟を決めたと力強く歌い、愛を謳う「未来へ」では、叶うため生まれた未来で共に笑おうと誓う。3人の情熱がほとばしる、ありったけの心の叫びにも似た歌声に、会場は熱く共鳴していく。小山さんが「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽へようこそ!!」と叫んで、カスタネットでコール&レスポンスタイムも。カスタネットでリズムを刻み、みんなで気持ちをひとつにした後は、「LOSER」を。この曲でNEWSの歌声が驚くほどエネルギッシュに進化を遂げていることを証明すると最後に「LOSER」の高らかに負け知らずの笑みでLポーズ!ソロ曲は小山さんが大人の色気を醸し出しながら「Refrain」を。増田さんは「XXX(キスキスキス)」でDJになって遊び心たっぷりに音をつないでから男っぽいラップソングをシャウト。加藤さんは自身が作詞作曲した言葉遊びが巧みな「Agitato」を真っ赤な照明に照らされるなか、“君が思うより僕は危険”と妄想をかきたてるように歌う。3人が歌う姿からは、年を重ねるごとに増していく魅力を感じずにはいられない。3人の息ぴったりのシンクロダンスが光った「KMK the boys rock you all!」、三銃士のハーモニーが絶妙な「三銃士」の後はMCタイムに突入。最新アルバムの『音楽』にはシングル曲が盛りだくさんという話から、増田さんが「デビューの時は、『NEWSニッポン』を3回歌ったのにね」と懐かしむ。すかさず加藤さんが「なにわ男子もやったと思うよ。『初心LOVE』3回(笑)」と言いだしたため、小山さんは「初心LOVE」の振付をやって見せる。加藤さんから「あなたジャニーズに詳しいわねぇ~」と突っ込まれたことから、小山さんはKing & Princeの「ichiban」を歌い踊ってドヤ顔に(笑)。続いてライブのインタールードと短編小説を手掛けた加藤さんの話に。小山さんが「加藤シゲアキ、10周年で大先生になりました!」と作家として10周年を迎えたことを称えると「くるしゅうない、くるしゅうない(笑)」と微笑む加藤さん。そこから本を読むのが苦手な増田さんの話に及び、小山さんが「まっすーは活字を読まない人なのに。ドラマに立て続けに出てらっしゃって、どうやって台本を読んだんですか?(中略) めちゃくちゃマネージャーさんと練習してたの、見たよ~(笑)」と言えば、加藤さんも「昔、全部台本読んでもらってた時あったよね? 『字が読めないから』って。ボケなのかも知らんけど(笑)」とツッコミ。それに対して増田さんは「俺、基本的に耳で覚えるタイプじゃん?」と説明するも、「知らんけど」と加藤さんに言われ、「知ってろよ。20年も一緒にいたらさ!!」。そんなやりとりに長年連れ添ったメンバーだからこその仲の良さが感じられ、会場はほっこり。その後は「皆それぞれいい出会いがありましたね。来週のあれには19年で……」と増田さんが口火を切ると「来週の“あれ”にはってもうちょっと言えね!?(笑)。来週の9月15日には名古屋にて結成日を迎えます! 20周年イヤーがスタートするよ。NEWSは20歳を迎えます!」と小山さんがまとめ、会場は温かい拍手に包まれる。「NEWSがデビューした時には生まれてないよっていう人もいるよね?」と加藤さんは会場の反応を見渡し、増田さんは「どのタイミングで増田に才能があるって気づきましたか?(笑)」と笑わせる。そして続けたのは感謝の想い。「『20周年どうですか?』って取材で聞かれるけど、20周年はファンの人が守ってくれたから、ここにいるわけじゃない?チームNEWSに対して、これから返していきたいと思います」。後半戦で月日とともにNEWSで歌う詞の内容も成長してきたことに改めて気づかされたのは、「Endless Summer」。NEWSの楽曲にヒロイズムさんの紡ぐ楽曲は多いが、この曲が生まれた12年前はやがて僕らが大人になっても…と未来を馳せていた。2008年に歌っていた「SUMMER TIME」は、夏の恋の予感にときめく青春まっさかりな歌詞だ。アルバム『音楽』をベースにしつつ、懐かしい曲もさりげなく盛り込まれ、NEWSの“あの頃”が思い出された。ラストスパートでのメドレーでカスタネットの音がより力強く大きく鳴り響いたのが「トップガン」。そして、盛り上がりも最高潮、ボルテージマックスだったのは、彼らの代表曲のひとつである「weeeek」。NEWSもファンも皆揃って高くジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!!最高に楽しそうな笑顔で跳んで、はねて、会場が一体に。爽快な気分に会場が包まれると、小山さんが「皆、元気になった? パワー溜まったか?嫌なこと忘れたか? 今日溜めたパワーで明日も頑張れよ!」と会場を見渡し、呼びかける。増田さんは『音楽』というアルバムのツアーを通して、音楽の力はもちろん、改めてファンの力を感じられたという。「『weeeek』を歌わせてもらいましたけど。15年前にNEWSとしてリリースした曲を今歌って泣きそうになるなんて思ってもみなかったこと。皆と一緒にこの曲を守ってこられたんだなと嬉しく思います」と目をキラキラと輝かせる。「weeeek」で歌った35歳を過ぎたらどんな顔?という問いの答え合わせかのように、NEWSを守ってきた誇りと新たなステージへの扉を開いた自信にあふれていた。そんな彼らにしかできない唯一の“音楽”を見せてくれた今回のステージ。もちろんかっこいい大人になれている……がアンサー。加藤さんは「NEWSの音楽、楽しかったでしょ?NEWSの音楽、最高だったでしょ?NEWS、まだまだやれるでしょ?」。普段はシャイな加藤さんの強気な攻めの言葉に小山さんは「キャラ変わった?」とニヤニヤ、ファンも皆ニヤニヤ。このツアーを終えると、これまでのライブ通算動員数が500万人を突破すると報告していた3人。「僕たちの名前は……せ~の!!」と叫ぶとサイレントで「NEWS」とファンが心の中で叫ぶ。声に出さずとも、想いはひとつ。会場にいるファンだけでなく、これまでNEWSのライブを見つめてきた500万人ももちろんチームNEWSの一員だ。最強なチームNEWSを前にして、「愛してるぜ、さいたま~」と加藤さんが言えば「ばかやろう、俺のほうが愛してるぜ!」と叫ぶ小山さん。増田さんも「大好き、さいたま、ばかやろう(笑)」とNEWSらしい、ツンデレな愛の告白合戦も!?最後は、これからも歌い続けることを宣戦布告したNEWS。今宵は満願成就の満月の晩。その願いは聞き届けられよう。20周年を控えたNEWSが届けたステージは、これからもますますNEWSの音楽の可能性は広がっていくという希望を感じさせるものだった。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2022年09月13日