“戦うお父さん”ことリーアム・ニーソンが『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と、3度目のタッグを組んだ最新作『ラン・オールナイト』。このたび、日本公開が5月16日(土)に決定、リーアムがまたもや追われる男を演じていることが分かった。ブルックリンを縄張りとするマフィアの殺し屋ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)。家族からも疎まれ、これまでの犯してきた罪に苛まれる彼を救うのは、ウイスキーだけ。ある日、息子マイク(ジョエル・キナマン)の命を脅かした相手を殺してしまう。その相手とは、マフィアのボスで長年の親友、ショーン(エド・ハリス)の息子だった。復讐に燃えるショーン、買収された警察、凄腕の暗殺者…、いまやジミーと息子はN.Y.中のターゲットに。残された時間は、たったひと晩。果たして2人は逃げ切ることができるのか――。主人公ジミーを演じるのは、リーアム・ニーソン。81年にスクリーンデビュー後、1993年『シンドラーのリスト』で一躍有名になり、その後は『スター・ウォーズ エピソード1/ファントナム・メナス』『バッドマン ビギンズ』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』など、数々の話題作に出演。ハリウッドNo.1のハードワーカーといわれる、サミュエル・L・ジャクソンを凌ぐほど出演作が多く、映画界を牽引する存在だ。最近の代表作といえば、彼に“アクション俳優”の冠を与えた『96時間』シリーズが真っ先に浮かぶ。しかしアクションに加え、スリラー的要素も好きなファンには、本作のジャウム・コレット=セラ作品がお馴染みだろう。ダイアン・ クルーガーと共演した『アンノウン』では、妻に忘れられるも、自分の身元を取り戻そうと大奮闘。オスカー女優ジュリアン・ムーアと共演した『フライト・ゲーム』では、空の上の飛行機という密室で、姿の見えない凶悪犯と戦った。そして、この『ラン・オールナイト』では、N.Y.を縦横無尽に駆け巡る逃走劇を繰り広げる。マフィアのボス、ショーンを演じるのは、『トゥルーマン・ショー』でオスカーに輝き、『めぐり合う時間たち』や『ヒステリー・オブ・バイオレンス』など幅広い演技に定評があるエド・ハリス。30年間ジミーを執拗に追い続ける刑事役は、『ジャッジ 裁かれる判事』でロバート・ダウニー・Jr.の兄を演じたビンセント・ドノフリオ。息子のマイク役は、『ロボコップ』で主演を射止めた北欧男子、スウェーデン出身のジョエル・キナマンだ。セラ監督は、大友克洋の人気漫画『AKIRA』の実写映画化でもメガホンをとると報じられている注目株。このところなぜか毎回、家族を狙われる父親を演じるリーアムだが、N.Y.を舞台にしたハラハラドキドキの逃走劇を楽しみにして。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日『96時間』でアクション俳優の道を切り開いた俳優リーアム・ニーソンが、『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ映画『ラン・オールナイト』が、5月16日に日本公開されることがこのほど、明らかになった。本作でリーアム・ニーソンが演じるのは、ブルックリンを縄張りとするマフィアの一級の殺し屋、ジミー・コンロン。これまでの罪にさいなまれ、仕事のために家族からも疎まれているジミーだったが、ある日、息子のマイクが命を狙われ、彼を救うために相手を殺してしまう。その相手は、マフィアのボスで長年の親友、ショーンの息子だった。「お前とお前の息子を殺す」と復讐に燃えるショーンを中心とするマフィア、買収された警察、すご腕の暗殺者に狙われ、ニューヨーク中のターゲットになってしまった2人に残された時間は"たったひと晩"。命の期限が迫る中、2人は逃げ切ることができるのか。リーアム・ニーソンは、スティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』や、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』などに出演し、『96時間』以降は、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』や『フライト・ゲーム』で、60歳を超えているとは思えないほどのアクションを披露。本作でも、マフィアの殺し屋役として、激しいバトルを繰り広げる。また、ギャングのボス、ショーン役にはエド・ハリス。30年もの間ジミーを執拗に追い続ける刑事役はビンセント・ドノフリオ、息子のマイク役はジョエル・キナマンが演じる。そして、監督は、大友克洋の漫画『AKIRA』の実写映画化でメガホンをとると報じられ話題となっているジャウム・コレット=セラが務める。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2015年02月24日『96時間』シリーズのリーアム・ニーソンが主演を務めるアクション作『ラン・オールナイト』が5月16日(土)から公開されることが決定した。本作ではニーソンが殺し屋に扮して、愛する息子を守るためにマフィアを相手に戦う。その他の写真思慮深いジェダイの騎士、プレゼント選びはヘタだが娘を守るためには手段を選ばない元秘密工作員、野生のオオカミを相手に本気で戦いを挑む男、密室になった飛行機の中で犯人を追いつめる航空保安官……いま、ハリウッドで“最も頼りになる男”リーアム・ニーソンが『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだのが『ラン・オールナイト』だ。本作の主人公ジミー・コンロンはマフィアの殺し屋で、これまでの罪にさいなまれており、酒に逃げ、家族とも疎遠になっているが、愛する息子が命を狙われた際にマフィアのボスで長年の親友ショーンの息子を殺してしまう。ショーンは怒り、復讐に燃え、ジミーと息子を殺すと宣言する。そこで、ジミーは息子と共に、たったひと晩でマフィアや買収された警官がうごめくニューヨークからの脱出を試みる。息子以外は全員が敵、という絶体絶命の状況で壮絶な逃走劇が描かれる。マフィアのボス・ショーンを名優エド・ハリスが演じるほか、ビンセント・ドノフリオ、ジョエル・キナマンが出演。60歳を超えてもまったく衰えることなく敵をブチのめし、子犬のような表情で観客を魅了してきたニーソンが“マフィアの殺し屋”をどう演じるのかも気になるところだ。『ラン・オールナイト』5月16日(土) 全国ロードショー
2015年02月24日『96時間』シリーズの“無敵の父親”リーアム・ニーソンが、今度は史上最悪の猟奇殺人鬼との戦いに挑む心理サスペンス・ミステリー『誘拐の掟』(原題『A WALK AMONG THE TOMBSTONES』)が、5月30日(土)に公開決定。併せて、特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は1999年のニューヨーク、街では連続誘拐殺人事件が人々を震撼させていた。「妻を誘拐した犯人を探してほしい」という相談を持ちかけられたのは、引退した刑事マット・スカダー(リーアム・ニーソン)。だが、その誘拐犯は残忍で狡猾、交渉不可能な猟奇殺人鬼。身代金を奪い、人質を変わり果てた姿で返していた。そしていま、ひとりの少女が新たに誘拐され、絶体絶命の交渉にこの男が打って出る――。大ヒット作の『96時間』シリーズやジュリアン・ムーア共演の『フライト・ゲーム』など、アクション俳優のイメージが強いリーアムは、本作では、心に傷を負い、隠居生活を送っている元・スゴ腕刑事役に。頭脳戦でも超人的な精神力を発揮しながら、知恵と交渉テクニックを駆使し、史上最悪の猟奇殺人鬼との戦いに挑んでいく。共演には、「ダウントン・アビー」で人気急上昇、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』にも出演する英国男子ダン・スティーヴンス。スカダーの頼もしい小さき相棒に、人気オーディション番組「The X Factor USA」で大きな注目を集めたラッパーのアストロことブライアン・ブラッドリー。また、“美人すぎる人質”を演じたダニエル・ローズ・ラッセルは、本作でデビューした全世界注目のティーンエイジャーだ。原作はローレンス・ブロックの傑作ミステリー、「マット・スカダー」シリーズの中でも傑作といわれる10作目「獣たちの墓」。本作に登場する2人組の猟奇殺人鬼という設定は珍しいようで、犯罪心理学者の越智啓太教授も「猟奇殺人鬼は、その性質上、単独犯が多いのですが、実在した連続殺人鬼の2人組を連想させ、リアリティのある映画だと思います」と本作を評している。特報映像では、次々と女性たちが映し出され、凶悪性、異常性を感じさせる犯人像が浮かび上がっていく。「誘拐犯に告ぐ、殺したら殺す」と言うリーアム扮するスカダー。少女の命を懸け、どのような交渉が繰り広げられるのか。世界中を震撼させた『羊たちの沈黙』『ドラゴン・タトゥーの女』『プリズナーズ』に次ぐサイコ・サスペンスの誕生を、まずはこちらから目撃してみて。『誘拐の掟』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日『96時間』シリーズのリーアム・ニーソン主演映画『誘拐の掟』が5月30日(土)に公開されることが決定し、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。本作は、ニーソンが猟奇殺人鬼に頭脳と経験で戦いを挑む心理サスペンス劇だ。特報映像ニーソンが本作で演じるのは、引退した元凄腕刑事のマット。心に傷を負い隠居生活を送っている彼のもとにある日、「妻を誘拐した犯人を探して欲しい」と男性から相談が持ちかけられる。そこでマットは捜索を開始するが、彼が相手にしていたのは、残忍で狡猾、交渉不可能な猟奇殺人鬼だった!原作はローレンス・ブロックによる傑作ミステリー『獣たちの墓』で、『マイノリティ・リポート』『アウト・オブ・サイト』の脚本を手がけたスコット・フランクが脚本と監督を務める。このほど公開されたポスタービジュアルは、ビルの屋上からニューヨークの街を見渡す元刑事マットの姿を捉えたもの。「誘拐犯に告ぐ、殺したら殺す。」という言葉とともに殺人鬼によって流された血が描かれており、特報映像では、猟奇殺人鬼がふたり組みであることが明かされている。本作にはニーソンのほか、ダン・スティーヴンス(『ザ・ゲスト』『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』)、人気オーディション番組『The X Factor USA』で注目を集めたラッパーのアストロことブライアン・ブラッドリー、そしてダニエル・ローズ・ラッセルが出演している。『誘拐の掟』5月30日(土)全国公開
2015年02月18日ピーター・バーグが『Deepwater Horizon(原題)』を監督することになりそうだ。2010年のBP社による原油流出事故についての映画で、主演には、バーグ監督が『ローン・サバイバー』で組んだマーク・ウォールバーグが決まっている。もともとは『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』のJ・C・チャンダーが監督に決まっていたが、映画の方向性で意見が食い違い、降板していた。バーグ監督の『バトルシップ』に出演したリーアム・ニーソンも出演を検討しているが、まだ契約には至っていない。マイケル・キートンも出演交渉中のようだ。北米公開予定は2016年9月30日。ウォールバーグの次回作は、6月北米公開予定の『テッド2』。また、ウォールバーグがプロデュースした人気テレビ番組『アントラージュ★オレたちのハリウッド』の映画化版にも本人役で出演する。文:猿渡由紀
2015年02月03日米BOX OFFICE MOJOは1月16日~1月18日の全米週末興業成績を発表した。味方からは“最強の狙撃手”と称賛され、敵からは“悪魔”と恐れられた伝説のスナイパーにまつわる実話を映画化した『アメリカン・スナイパー』が前週21位からトップに急上昇。クリント・イーストウッドが監督、ブラッドリー・クーパーが主演を務める作品で、2014年12月25日の限定公開から3週目に拡大公開され、今年度アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む6部門にノミネートされたことから一気に興収を伸ばした。2位も初登場の『The Wedding Ringer(原題)』。結婚を目前に控えた花婿と付添人を演じる男の騒動を描いたコメディだ。3位『Paddington(原題)』も初登場。イギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学『くまのパディントン』を実写化した映画で、映画“ハリー・ポッターシリーズ”のプロデューサー、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』の脚本家らが製作に参加している。前週トップのリュック・ベッソン監督&リーアム・ニーソン主演によるアクションシリーズ最新作『96時間/レクイエム』は4位にランクダウン。キング牧師を中心にアメリカの公民権運動を描いた『Selma(原題)』も前週2位から5位に順位を下げた。その他初登場10位の『Blackhat(原題)』は、『ヒート』『コラテラル』などを手掛けたマイケル・マン監督の最新作。天才ハッカーとネットワーク犯罪組織の戦いを描き、主役を“マイティ・ソー”シリーズのクリス・ヘムズワースが演じている。
2015年01月19日エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドが今夏ローマで挙式を計画しているようだ。エマとアンドリューは『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに2011年から交際が始まった。人気も実力もトップクラスの若いスター・カップルにはめずらしく、破局説もほとんど出たことのない2人は昨年5月に婚約のうわさも流れた。イギリスの「OK」誌上では関係者が、アンドリューは市役所での人前結婚式で十分と考えているが、エマはもう少しドラマティックで記憶に残るウエディングを望んでいると話している。エマはすでにドレスについてもアイディアを温めていて、そのドレスを着て、家族や友人たち25人を招いて挙式したいと考えているそうだ。2月22日(現地時間)発表になる第87回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされているエマ。アンドリューはリーアム・ニーソン、浅野忠信らと共演するマーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)の撮影が控えている。今年も多忙な2人だが、その合間を縫ってのゴールインが実現するかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月19日「ぴあ」調査による2015年1月9日、10日のぴあ映画初日満足度ランキングは、藤原竜也と岡田将生が主演を務める『映画 ST赤と白の捜査ファイル』がトップに輝いた。2位に人気テレビアニメ初の映画化となる『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』が、3位にリーアム・ニーソン主演のシリーズ最終章『96時間/レクイエム』が入った。その他の画像1位の『映画 ST…』は、多様化する現代犯罪を解決すべく警視庁が設置した科学特捜班、通称“ST”メンバーの活躍を描く。出口調査では「事件の謎解きと、ちょいちょい笑いもあって楽しかった。アクションシーンは映画ならではの迫力があってカッコよかった」「藤原竜也と岡田将生のやり取りが好き。ドラマ、映画を通してメンバーそれぞれが成長していく姿に感動した」「藤原竜也が可愛かった。ドラマとは違う部分もあるので観に来てよかった!」「劇場版はさらにストーリー展開がおもしろくなっていて見応えがあった。窪田正孝演じる黒崎がカッコよかった」などのコメントが寄せられ10代、20代を中心に支持を集めた。2位の『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』は、近未来を舞台に公安局刑事課メンバーたちの活躍と葛藤を描くSFアクション。観客からは「主人公の常守朱がとにかくカッコよくて期待以上!映画版はアクションシーンなど映像がレベルアップしている」「今までにない世界観がこの作品の魅力。常守朱のメンタルの強さにも注目してほしい」「機械によって動く社会を舞台にしていて、現代社会へ警鐘を鳴らしているようで興味深い」「ボリュームがあって期待を裏切らない内容。ラストにかけての一連の演出と映像には目を見張るものがあった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、1月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年01月13日R指定オリジナルコメディ映画として史上ナンバー1の歴史的ヒットを記録した『テッド』の続編『Ted 2』(原題)。2015年早々、本作から初の場面写真が到着した。見た目は愛くるしいテディベア、しかし中身は下品な中年オヤジ!“奇跡の”R指定テディベア、“テッド”が、8月、スクリーンに帰ってくる。前作は、この斬新なキャラクターが日本でも大人気となり、一大ブームを巻き起こした。その続編となる本作のストーリーは未だ謎に包まれている中、1枚の場面写真が解禁。親友ジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッドが水の上でウェットスーツを着用しており、テッドの手にはスコップ、そして、どこかふたりとも不満顔。また何かをしでかしているような様子だ。この世界一下品なオヤジ“くまちゃん”が“あまちゃん”に扮した写真は、ストーリーのヒントになるどころか、さらに謎を深める1枚となっている。前作に引き続き、監督はセス・マクファーレン。テッドの親友ジョン・ベネット役にはマーク・ウォールバーグが続投。新たなヒロインにアマンダ・セイフライド、さらにモーガン・フリーマン、リーアム・ニーソンといった大物俳優陣の参加も見どころだ。斬新で、ユルい2人(?)が織りなすストーリーをこの写真から思い浮かべつつ、引き続き本作の続報に期待していて。『Ted 2』(原題)は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開(C) UniversalPictures/Tippett Studio
2015年01月08日主演作『96時間/レクイエム』が間もなく公開になるリーアム・ニーソンが日本のファンに向けた新年のメッセージと、映画の特別映像が公開になった。関連動画本作は、ニーソン演じる元CIA捜査官のブライアンが元妻を殺した容疑をかけられ、警察やCIAの追跡をかわしながら、愛する娘を守り、真犯人を突き止めるべく大暴れを見せるアクション大作。過去2作を上回るブライアンの“最強ぶり”が期待される作品だ。映像の冒頭はニーソンが日本のファンのためだけに寄せたスペシャルメッセージが収録されており、続いて彼や主人公の娘を演じるマギー・グレイスらが作品の魅力を語る特別映像が登場する。本作の主人公ブライアンは、かつてCIAで工作員をしており、接近戦はもちろん、狙撃や爆破にも精通している“最強の男”だ。最新作でも追われる身でありながら圧倒的な戦闘力と判断力を発揮して警察の追っ手を交わし、捜査をかく乱し、愛する元妻の命を奪った黒幕に立ち向かっていく。その一方で、彼は“心やさしい気弱な父親”の顔も持ち合わせている。新作でも“最強”で“無双”なはずのブライアンは相変わらず娘を喜ばせるために奔走しては空回りし、元妻のために心を砕いては、かつての同僚たちにからかわれる。しかし、ブライアンは家族を愛することを決してやめようとしないし、家族に危機が迫ったときには“鬼”になる。このギャップがファンから支持を集めてきた。このほど公開された映像でもブライアンは家族に惜しみない愛情を注ぎ、温和な表情を見せているが、娘に危機が迫ると相手が誰であろうと向かっていってブチのめしている。ダメなパパにして最強のオヤジ。『96時間』の最大の魅力は最新作でもしっかりと描かれるようだ。『96時間/レクイエム』1月9日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2015年01月08日シリーズ累計世界興収6億300万ドルを記録した、リーアム・ニーソン主演の大ヒットシリーズ『96時間』が、ついに完結! 最終章『96時間/レクイエム』が、1月9日(金)に日米同時公開となる。『96時間』シリーズといえば、リーアム演じる“無敵の父親”ブライアン・ミルズが、愛する家族を守るために“特殊なスキル”を駆使して、悪党と闘う人気アクション。そして本シリーズの魅力のひとつが、彼が闘う舞台となる“バトル・フィールド”だ。第1作目『96時間』の舞台は、フランスのパリ。愛する娘・キムが友人と旅行中に誘拐され、ブライアンは花の都・パリで大暴れした。本作のストーリーは、プロデューサー兼脚本のリュック・ベッソンが、“若い女性を誘拐して、パリ近郊の豪華な屋敷でオークションにかけている犯罪者がいる”という話を現地の警官から聞き、着想を得たという。「娘を助けるためなら、エッフェル塔でも壊してみせる」とリーアムが言い放つ名シーンは見どころだ。また、第2作目『96時間/リベンジ』では、トルコのイスタンブールへ。世界遺産のブルー・モスクや、迷路のように入り組んだグランド・バザールをはじめ、ブライアンは街中を縦横無尽に駆け回り、クライマックスでは伝統的なトルコ式風呂でバトルを繰り広げた。「イスタンブールは、東洋と西洋が出会う美しい都市」と、リーアム自身もお気に入りのロケ地だったという。そして最終章『96時間/レクイエム』のバトル・フィールドは、ブライアンのホームであるアメリカのロサンゼルス。これまで、旅先の観光都市で危険に巻き込まれてきたミルズ家だが、本作ではついに地元で悲劇が!前作で娘と元妻を救い、家族の絆を取り戻したかに見えた元CIA捜査官ブライアン。だが、元妻レノーアとの未来を思い描いていた矢先、彼女は何者かに殺され、ブライアンに殺人容疑がかけられてしまう。CIA、FBI、警察から追われるうちに、“特殊スキル”を行使するブライアン。彼は真犯人を突き止め、独自の正義を下すため、そしていまや唯一の大切な存在になった娘キムを守るために闘う。しかし、そこには衝撃の真実が待ち受けていた――。最新作では、ロサンゼルスの広大な道路やフリーウェイでシリーズ最大級のカーチェイスや、都会の摩天楼を縫うような追跡劇が繰り広げられるという。これまで、どんな危機的状況でも“特殊なスキル”で突破してきたブライアンが迎える、絶対的ピンチ。“無敵の父親”最後の闘いを、ぜひ劇場で目撃してみて。『96時間/レクイエム』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。『96時間』『96時間/リベンジ』DVDはそれぞれ発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:96時間 2009年8月22日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開(C) 2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions96時間/リベンジ 2013年1月11日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2012 EUROPACORP – M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS96時間レクイエム 2015年1月9日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2014年12月30日先日、婚約を発表したベネディクト・カンバーバッチを始め、ベン・ウィショーやトム・ヒドルストン、さらに「ダウントン・アビー」『ザ・ゲスト』のダン・スティーブンス、『アバウト・タイム愛おしい時間たち』のドーナル・グリーソンといった“新顔”も登場している、今年も大人気の“英国男子”。話題の新作映画、ドラマに続々と出演し、その勢いは留まるところを知らない彼らは、整ったルックスや紳士的な雰囲気、そして舞台で培った抜群の演技力で、日本中の女子を魅了している。だが実は、現在のブームは“第2次”の英国男子ブーム。かつて“第1次”のブームを盛り上げてきたのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』などで活躍したヒュー・グラントやコリン・ファースなどだ。そんな彼らも、現在は50歳を超え、名実共に“紳士”と呼ぶにふさわしい風格をまとい、若手に負けず劣らず活躍中!日本でも注目を集めている“渋メン”好き、“枯れ専”女子にもおすすめの“大人の英国男子”も改めてチェックしてみた。まずは、『シンドラーのリスト』でのアカデミー賞「主演男優賞」ノミネートのほか、数々の受賞歴をもつ実力派俳優でありながら、近年はバリバリのアクションもこなしているリーアム・ニーソン。190cmの長身と、優しいつぶらな瞳が魅力的なリーアムは現在62歳。還暦を越えながらも衰えを感じさせない彼が、アクションスターとして新たなポジションを築くきっかけとなったのが、愛する娘や妻を体を張って救出してきた『96時間』シリーズ。その最新作にして、最終章となる『96時間/レクイエム』が2015年1月に公開を控えている。愛する家族を守るためなら、どこまでも冷酷非情に悪党をなぎ倒していく“無敵の父親”の最強っぷりが魅力の本シリーズ。最終章でも、その長身を活かしたダイナミックかつクールなアクションと、娘を溺愛する“親ばかパパ”ぶりで、多面性のあるキャラクターを魅力的に表現しており、日本の観客を再び熱狂させてくれるに違いない。また、12月20日(土)公開のパトリス・ルコント監督最新作『暮れ逢い』に出演しているアラン・リックマンも英国を代表する紳士の一人。『ダイ・ハード』の悪役でデビュー後、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生としてすっかりお馴染みになったが、実際はその素顔は、非常に親切で優しく、チャーミングなことで有名。『暮れ逢い』では、レベッカ・ホール演じるチャーミングな若妻の心優しい夫を演じているアラン。ベテラン俳優ならではの“いぶし銀”の演技を披露。妻と若い男との関係を怪しみながらも、ひたすら彼女を見守る夫の悲哀を、ユーモアも交えつつ、貫禄たっぷりに見せている。さらに、『ハリー・ポッター』にも出演していた英国随一の個性派ゲーリー・オールドマンは、17年ぶりにハリソン・フォードと共演した『パワー・ゲーム』が公開中。IT企業の経営者としてリアム・ヘムズワースやアンバー・ハードら若手を牽引する。そしてオスカー俳優となったコリン・ファースも、『Mud-マッド-』のリース・ウィザースプーンや『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンらと実在の事件を描いた群像スリラー『デビルズ・ノット』に出演、さらなる新境地を見せている。キャリアと年齢を重ねたからこそ、にじみ出る“渋さ”と“安心感”。これからも、大人の英国紳士たちに目が離せない。『96時間/レクイエム』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日リーアム・ニーソンが主演を務める映画『96時間/レクイエム』の前売り券が今週末の8日(土)から発売されるが、オンライン前売り券の“ムビチケ”で発売日の正午から96時間限定で料金を200円割り引くタイムセールが実施されることが決定した。本作は、ニーソン演じる元CIA捜査官のブライアンが元妻を殺した容疑をかけられ、警察やCIAの追跡をかわしながら、愛する娘を守り、真犯人を突き止めるべく大暴れを見せるアクション大作。過去2作を上回るブライアンの“最強ぶり”が期待される作品だ。タイムセールは“いい親父(おやじ)”の日の11月8日(土)の正午にスタートし、12日(水)正午までの96時間実施される。この期間は1400円のチケットが1200円に割り引かれ、各日抽選で1人に“いい親父”をアピールできる20000円分のお食事券がプレゼントされる。『96時間/レクイエム』2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年11月04日ジョージ・クルーニーもファンを公言し、映画『アイアンマン3』にも登場するなど、人気を集める海外TVドラマ「ダウントン・アビー」でブレイクを果たし、いまや“第2のベネディクト・カンバーバッチ”との呼び声も高い英国俳優ダン・スティーヴンス。このほど、ダンの最新主演作『ザ・ゲスト』で披露した、“ガン見”必至の引き締まった“美”筋肉ビジュアルがシネマカフェに到着した。本作は、イ・ビョンホン、チェ・ミンシク共演の韓国映画『悪魔を見た』のリメイク版に抜擢されるなど、ハリウッドのみならず世界が一目置く、『サプライズ』の監督アダム・ウィンガードと脚本サイモン・バレットのコンビが贈るスタイリッシュな“陶酔系”スリラー。9月17日に全米公開されるや、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、93%の高評価を獲得(10月17日現在)しており、先日行われた第39回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門にも出品され、好評を博した。本作で、ある家族のもとに突然訪れた招かれざる“ゲスト”となる帰還兵・デイヴィッドを演じているのが、ダンだ。彼は、TVドラマシリーズ「ダウントン・アビー」や人気シリーズの最新作『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、リーアム・ニーソン主演のサスペンススリラー『A Walk Among the Tombstones』(原題)など、次々に話題作に出演する英国俳優。貴族社会の遺産をめぐる愛憎を描いた「ダウントン・アビー」では、優しく誰からも好かれそうな中産階級の好青年・マシューを演じているが、本作ではガラリと雰囲気を変え、容姿端麗で、礼儀正しく、謙虚で律儀なものの、時としてその姿から全く見合わない行動をとるミステリアスな男を好演する。そんな本作での彼の姿に、「ダウンドン・アビー」のころと比べると「別人のように痩せた!」と思われる方も多いだろう。今回、帰還兵役を演じるにあたって、「かなり厳密な食事療法に取り組んだのと、ジムにもかなり通ったんだ。それから、格闘技のトレーニングもかなりやったし、武器のトレーニングもしたしね」と語るダン。「一番役に立ったのは、格闘技の規律を学んだことで、それによって自分の中で、普段とは違う考え方をすることができたからね。それから、肉体的なトレーニングをすることが、どれだけキャラクターの心理を理解するのに影響するのかも学べたんだ。それが、すごく興味深かったね」と、肉体づくりが役づくりにもなったことを明かした。彼の言葉を物語るように、今回解禁となった画像では、マッチョ過ぎず、程よく腹筋が割れた完璧ともいえる肉体美を披露!これは、ダン演じるデイヴィッドが訪ねた戦友・ケイレブの家で、ケイレブの妹アナ(マイカ・モンロー)と風呂上りに鉢合わせし、上半身裸の彼の姿に年頃の彼女が目のやり場に困っているというシーンだ。気品漂う生粋の英国男子な上に、抜群の演技力と完璧な肉体美を披露するダン。世界的ブレイクを果たした友人のカンバーバッチに続く、実力派イケメン俳優として、これからも引く手あまたとなりそうだ。『ザ・ゲスト』は11月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ゲスト 2014年11月8日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開(C) 2013 Adam David Productions
2014年10月21日映画『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』(10月10日公開)に出演する俳優のリーアム・ニーソンがこのたび、本作で共演した女優のシャーリーズ・セロンについて語った。本作は、全世界で550億円というR指定オリジナルコメディ映画史上1位のヒットを記録し、日本でも40億円を超える大ヒットとなった『テッド』のセス・マクファーレン監督最新作。今回は、西部開拓時代の田舎町を舞台に、地味でさえない羊飼いの"西部劇らしからぬ"生きざまを描き、監督自ら主人公の羊飼いアルバートを演じる。リーアム・ニーソンが演じるのは、主人公アルバートが暮らす町に現れた極悪人のクリンチ。彼は、恋愛関係になったアルバートとアナ(シャーリーズ・セロン)の元に姿を現し、「俺の女に手を出した奴は誰だ!」と酒場で一喝する。実はアナは、クリンチに無理やり結婚させられた妻だったのだ。以前からシャーリーズの大ファンだったというリーアムは「彼女の美貌はもちろんのこと、素晴らしい才能を持った女優さんだね」と絶賛し、「そんな彼女を無理やり抱こうとしたりして、彼女を振り回すんだ」とコメント。そして、「シャーリーズと結婚しておいて、盗みを働いている間、彼女を家で待たせておくだなんて、彼は何を考えているんだろう。男としてどうかしているね!」と、クリンチの行動が理解できないと語った。また、「クリンチ・レザーウッドという名前自体が、すべてを物語っているよね。台本を読んだ瞬間、思わず笑みがこぼれたよ。彼は、ウエスタン映画のいわゆる悪役で、ちょっとした犯罪者なんだ」とクリンチのことを説明。「僕は北アイルランド出身なんだけど、彼も生粋の北アイルランド人の設定にして、本当の名前はトレバー・マクブライドだったけど、西部に来てからクリンチ・レザーウッドに改名したことにしよう(笑)」と笑いながら話した。(C)Universal Pictures
2014年10月09日シリーズ累計世界興行成績6億300万ドルを記録した、主演リーアム・ニーソン、製作&脚本リュック・ベッソンのタッグで贈る『96時間』シリーズ最終章の邦題が『96時間/レクイエム』に決定、同時に衝撃的な予告編映像も解禁された。最愛の家族を救うため、驚異の特殊技能を駆使して悪党と闘う元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)を主人公にしたサスペンス・アクションシリーズの最新作となる本作。1作目『96時間』では、ヨーロッパで人身売買組織に誘拐された最愛の娘・キム(マギー・グレイス)を救出し、2作目『96時間/リベンジ』では、その復讐計画を企てた組織に捕われた元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と追われる娘の同時救出を実現させてきた。今回、シリーズ第3弾にして最終章となる本作の予告編映像では、何者かに元妻を殺される悲劇が襲うという衝撃的な展開で幕が開ける。前作で犯罪組織を壊滅させ、幸せに暮らすはずだった家族にとって襲いかかった事件。その上“無敵の父親”は元妻殺しの“容疑者”としてFBIやCIAに追われる存在に…。リーアムが扮するブライアン・ミルズが、これまでのシリーズでは見せてこなかった極限の哀しみと怒りを爆発させる本作では、歴代シリーズで最も非情、かつ危険な“無敵の父親”の姿を目の当たりにする。愛する娘・キムを守るため、そして事件の真相を究明するために、より研ぎすまされた頭脳と肉体、変幻自在な特殊スキルを駆使したアクションシーンはもちろん、常識破りでパワーアップした“最後”の暴走劇には、一瞬たりとも目が離せなくなりそうだ。また、予告編のナレーションを担当しているのは、渋い語りが魅力の強面俳優・遠藤憲一。彼の渋い声が哀しく残酷なブライアンの運命を物語っていると同時に、“容疑者”となってしまった“無敵の父親”が、黒幕となる敵へ最後の制裁を下す覚悟をも際立たせている。伝説となるシリーズ集大成へ向かう予告編映像を、まずはここでチェックしてみて。『96時間/レクイエム』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日シリーズ累計世界興行成績6億300万ドルを記録したリーアム・ニーソン主演『96時間』シリーズ最終章『96時間/レクイエム』が、2015年1月9日に日米同時公開されることが決定し、予告編とポスターが8日、公開された。リュック・ベッソンが製作・脚本を務める『96時間』シリーズは、リーアム・ニーソンが演じる元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズが、特殊技能を駆使して悪党と闘うサスペンス・アクション・シリーズ。このたび、3作目となる最終章が2015年1月9日に日米同時公開されることが決定した。1作目の『96時間』では、人身売買組織に誘拐された最愛の娘を救出すべく、パリの街を疾走。2作目の『96時間/リベンジ』では、ブライアンによって殺された組織の元締めの父親が復讐計画を実行し、捕らわれた元妻と追われる娘を同時に救出しなければならないというミッションに挑み、家族を守りきった。最終章となる本作は、ブライアンの元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が何者かに殺されるという突然の悲劇で幕を開ける。さらにブライアンは、容疑者として警察、FBI、CIAに追われ、愛娘キム(マギー・グレイス)にも危機が迫るなか、頭脳と肉体、変幻自在の特殊なスキルを駆使し、最後の暴走を始める。ブライアンは、愛する娘を守ることはできるのか。そして、真実にたどり着いたブライアンが下す最後の制裁とは。このたび公開された予告編では、娘を守るため、真実究明のため、最後の暴走を繰り広げるブライアンの姿が収められ、パワーアップした銃撃戦やカーアクションも披露。なお、予告編のナレーションは俳優の遠藤憲一が担当しており、独特の渋い語りで物語を紹介している。(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2014年10月08日『レ・ミゼラブル』『テッド』の大ヒットに続き、今年はスカーレット・ヨハンソンとリュック・ベッソンがタッグを組んだ『LUCY/ルーシー』、この秋公開の『ドラキュラZERO』『6才のボクが、大人になるまで』など、話題作の公開が続く東宝東和配給のユニバーサル作品から、早くも2015年のラインナップが発表。全世界の女子を虜にした恋愛小説の完全映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(日本公開:2015年2月13日)を始め、『ワイルド・スピード』『テッド』、そして『ジェラシック・パーク』と大ヒット人気シリーズの続編が、相次いで公開されることが分かった。まずは、先日、日米同日バレンタイン公開が発表された『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、超ハンサムな大企業の若き起業家兼CEO・グレイ(ジェイミー・ドーナン)と、恋愛未経験の女子大生・アナ(ダコタ・ジョンソン)との危険な恋愛を描いた大人のラブストーリー。英国在住の女性がネットに発表した原作小説は瞬く間に話題をよび、50か国以上で出版されると、世界規模の社会現象に。国境を越え、世代を越えて、全世界の女性たちを魅了したベストセラー恋愛小説の映画化となる本作は、日本でも大きなうねりを巻き起こすことは、まず間違いない。また、故ポール・ウォーカーの勇姿も収められた「ワイルド・スピード」シリーズ最新作『ワイルド・スピード7』(仮題)は、再び東京が舞台に。さらにアブダビ、ロサンゼルスと世界中をまたにかけ、壮大な戦いが繰り広げられる。今回の最強の敵として、ジェイソン・ステイサムが参戦していることにも注目だ。夏休みには、『怪盗グルー』シリーズのミニオンが主役となる3D最新作『ミニオンズ[3D]』(原題)が登場。再び日本の夏を、黄色い“HAPPY”に包んでくれそうだ。また、一大ブームを巻き起こした“奇跡の”R指定テディベア『テッド』の続編『テッド2』(原題)にはマーク・ウォールバーグに加え、アマンダ・セイフライド、リーアム・ニーソンが出演する。注目すべきは『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド[3D]』(原題)。かつてない極秘裏のなか製作されており、すべてはベールに包まれたままだが、20年の時とともに進化した最先端テクノロジーによる “ジュラシック・ワールド”が展開されるはず。製作総指揮はもちろんスティーヴン・スピルバーグ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で注目されたクリス・プラットが出演する。さらに、『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメインが“車椅子の物理学者”スティーヴン・ホーキング博士に扮し、オスカー有力候補作品として話題の『セオリー・オブ・エブリシング』(原題)、『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督による感動作『トラッシュ』(原題)、そしてクリス・ヘムズワース主演、マイケル・マン監督最新作『ブラックハット』(原題)、ジョシュ・ブローリン×ジェイク・ギレンホール×エミリー・ワトソンによるアドベンチャー超大作『エベレスト [3D]』(原題)など、2015年も目の離せない作品が続いている。・『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』Fifty Shades of Grey日米同時公開:2015年2月13日(金)・『ワイルド・スピード7(仮題)』Fast&Furious 7北米公開:2015年4月3日日本公開:2015年4月17日(金)・『ミニオンズ[3D](原題)』MINIONS[3D]北米公開:2015年7月10日日本公開:2015年7月31日(金)・『ジュラシック・ワールド[3D]』(原題)Jurassic World[3D]北米公開:2015年6月12日日本公開:2015年8月7日(金)・『テッド2(原題)』TED2北米公開:2015年6月26日日本公開:2015年8月28日(金)・『トラッシュ(原題)』Trash北米公開:2014年日本公開:2015年上半期・『セオリー・オブ・エブリシング(原題)』Theory of Everything北米公開:2014年11月7日日本公開:2015年上半期・『ブラックハット(原題)』BLACKHAT北米公開:2015年1月16日日本公開:2015年上半期・『エベレスト[3D](原題)』Everest[3D]北米公開:2015年2月27日日本公開:2015年下半期(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日全米のみならず、日本中をも震撼させた『サプライズ』の監督&脚本コンビが、「ダウントン・アビー」のイケメン英国俳優ダン・スティーブンスを主演に迎えて贈る『ザ・ゲスト』。先日行われた第39回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にも出品され話題を席巻した本作から、ついに衝撃の予告編映像と、劇中ビジュアルが解禁となった。ハロウィン間近、ある家族のもとに戦死した息子の戦友を名乗る、容姿端麗な“訪問者”デイヴィッド(ダン・スティーブンス)がやってくる。彼はあっという間に一家に溶け込み、彼らそれぞれが抱える問題を解決していくが、美しい顔をしたこの男には、想像を超えた“裏”の顔があった――。本作は、各国で反響を呼んだ『サプライズ』の監督アダム・ウィンガードと脚本サイモン・バレットのコンビが再び放つ“アンノウン”スリラー。9月17日(現地時間)にひと足早く公開された全米では、映画評論家による映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で94%という高評価(10月5日現在)を獲得。ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』でメガホンをとったニコラス・ウィンディング・レフンは、本作を「脚本、演技、音楽、どれも文句なしに素晴らしい」と大絶賛しており、主演を務めたダンとはプライベートでも親交の深いベネディクト・カンバーバッチも「彼の映画は最高だったよ!」とコメントするなど、熱狂者が続出。しかも、アダムとサイモンは、イ・ビョンホン、チェ・ミンシク共演の韓国映画『悪魔を見た』(キム・ジウン監督)のハリウッド・リメイク版で監督&脚本をそれぞれ務めることが発表されており、いまや映画界全体が一目置くクリエーター・コンビだ。また、本作でミステリアスな帰還兵・デイヴィッドを演じたダンは、NHKでも放映されていた英国貴族の愛憎ドラマ「ダウントン・アビー」や、大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、リーアム・ニーソン主演のサスペンススリラー『A Walk Among the Tombstones』(原題/全米などで公開中)にも出演する英国男子。端正な顔立ちと透き通る青い目、そして鍛え上げられた筋肉美までも披露しながら、“裏”の顔を持つ魅惑的なキャラクターを見事に体現。到着した予告編も、彼が演じるデイヴィッドが優しい笑顔を浮かべながら、ある一家のもとにやってくるシーンから始まる。礼儀正しく、手先も器用なデイヴィッドは何かと頼りになり、家族は彼に信頼を寄せていくが、次第に周囲で奇妙な事件が起こりだし、少しずつ彼の“裏”の姿が明らかになっていくのだ。そして、予告編映像の後半では、スピード感たっぷりの前半部とはガラリと雰囲気が変わり、バッハの「G線上のアリア」が不協和音で流れ、一転して不穏な空気に。新たに到着した場面写真でも、デイヴィッドがバーで不良をボコボコしていたり、銃をぶっ放していたりと、ただごとではない様子。この訪問者=ゲストの“裏”にはいったいどんな顔があるのか!?まずはこちらの映像からその衝撃をご覧あれ。『ザ・ゲスト』は11月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日リーアム・ニーソン主演の新作映画『フライト・ゲーム』にジュリアン・ムーアが出演している。飛行中の航空機の中で繰り広げられる“連続殺人”を描いたアクション大作で、ムーアは主人公と行動を共にする乗客ジェン・サマーズを演じているが、彼女は事件の容疑者のひとりでもある。果たしてジェンは何者なのか? ムーアは彼女をどう演じたのか? 国際電話で話を聞いた。その他の写真本作でニーソンが演じるのは、警備のために乗客を装って飛行機に乗り込む保安官のビル。離陸後、「1億5千万ドル送金しなければ、20分ごとに1人殺す」という脅迫メールを受け取ったビルは、自身にも疑惑がかけられる中、偶然に隣の席に座ったサマーズらの協力を得て146人の乗客の中から犯人を見つけ出すべく奔走する。ムーアが演じるジェンは、ビルと隣の席になったことで彼の捜査に協力をするが、彼女がどんな人物なのか物語の冒頭では明かされない。ムーアは「それこそが演じていて本当に楽しい部分でした!」と声を弾ませる。「実生活でも、人は自分の明かしたい部分しか見せないですよね? 飛行機で隣同士になっても、プライバシーを保ちたいから自分の言いたいことだけを言うし、何かを言っても実は嘘かもしれない。このようなミステリアスな作品では、何か演じることで観客はその“意味”を推察してくれます。だから本当に演じがいのある役でした」本作は完全密室内で起こった連続殺人のトリックや息詰まるアクションを描きながら、同時に、キャラクターたちの感情のやりとりも見事に描いている。「それこそがこの映画の重要なポイントです。例えば、ジェンは明確な理由がないのに、ビルを信用します。でも人間というのはミステリアスなもので、なぜ人に惹かれたり、信用したりするのかわからないわけです。この映画ではロジカルなミステリーと、人間の感情の不思議な部分をうまくミックスして描いている点がとても素晴らしいと思います」。ジェンはビルは本当に “仲間”なのか?ふたりは本当に事件の犯人ではないのか? 次々に犠牲者が出る緊迫したサスペンスを描いた本作は、ニーソンやムーアら演技派俳優たちの繊細な演技と駆け引きも楽しめる1作に仕上がっている。『フライト・ゲーム』9月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年09月04日近年のスカーレット・ヨハンソンは『アベンジャーズ』シリーズのブラック・ウィドー役のイメージが強いだろう。あの役に出会うまでは、ロマコメの印象が強い女優だったのに、一気にイメチェンしてしまった。まるで『96時間』シリーズで人生が変わったリーアム・ニーソンのよう。そんなスカヨハの最新作は、もろブラック・ウィドー的な“強い女”を極限まで高めた役。『LUCY /ルーシー』は、そんな作品だ。その他の写真台北のホテルでトラブルに巻きこまれたルーシーは、アジアマフィアの片棒を担ぐことに。それは、ある薬物を体内に仕込み、他の国へ密輸すること。ところが、渡航前に彼女の体内で薬物が漏れ出してしまう。その薬物には、人間の脳活動を活性化する働きがあり、最大限の効果を発揮すると普段は使われていないという9割方の脳活動を覚醒することができるというものだった。これだけ聞くと、薬のおかげで彼女はキレモノになって、マフィアをやっつけるヒロインムービーのように聞こえる。だがしかし、脳の覚醒というのはもっと奥深いことのようだ。実際、この映画の脚本を受けたスカヨハは最初「まったく意味がわからなかった」とか。人間の脳については、まだ解明されていないことが数多くあり、しかもその大半は使われないまま生涯を終えるのが普通らしい。そこに着目したリュック・ベッソンは、脳の覚醒を“知性の増幅”ではなく“人智を越えた存在の誕生”ととらえた。アプローチは違うがジョニー・デップ主演のAIにまつわるSFスリラー『トランセンデンス』によく似ている。ルーシーが得たものは、圧倒的なパワー。最初からその力に戸惑いなく、あれよあれよという間にスーパーウーマン化していく。その様はまるでブラック・ウィドーかそれ以上。観客が求めるスカヨハ像そのものだ。特にルーシーが脳科学者にアプローチを試みる中盤以降は、向かうところ敵なし。そして脳の力がフルスロットルになるにしたがって、ありえない現象も起き始める。それがいわゆるヒーロー映画よりもエキサイトできるポイント。ルーシーの行く末がどうなるのか、想像以上の結末を楽しんでもらいたい。『LUCY/ルーシー』公開中文:よしひろまさみち
2014年09月01日『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』のポール・ハギスが、リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコら豪華キャストを交えて魅せる愛の群像劇『サード・パーソン』。本作で、リーアム演じる小説家の若き愛人であり、作家志望の野心的な美女役を演じているオリヴィア・ワイルド。先日4月20日(現地時間)には第一子となる男の子を出産したばかりの彼女が、大胆なオールヌード、しかも全裸でダッシュという体当たりの挑戦をしていることが明らかとなった。『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本で、劇場長編映画デビューにもかかわらず、アカデミー賞ノミネートを果たし、翌2004年の監督デビュー作『クラッシュ』でアカデミー賞「作品賞」「脚本賞」をW受賞したポール・ハギス。本作では、NY、ローマ、パリの3つの街を舞台に、3組の男女が織りなす愛、信頼、そして裏切りを描き、一見、何の接点もないようなそれぞれの愛が、クライマックスに向けて加速しながら交錯していく様を、ハギスらしい手腕で紡ぎ出していく。3組の男女のうち、オリヴィアが演じるのは、最新小説を書き終えるために、パリのホテルのスイートルームにこもるピューリッツァー賞受賞作家のマイケル(リーアム・ニーソン)と不倫関係にあるアンナ。マイケルは妻エレイン(キム・ベイシンガー)とは別居中の身だ。2人は同じホテルに宿泊し、時には熱い情事を、時には冷たい態度を取り合い、お互いの心の内を探りながら、駆け引きを楽しんでいる。だが、アンナにはもうひとり、秘密の恋人もいるのだ。オリヴィアがヌードシーンに挑戦したのは、そんな形で駆け引きを楽しんでいる最中の出来事。マイケルが部屋で小説を書いていると、突然部屋を訪れたアンナの姿は、バスローブ1枚…。「バスローブを借りてたの。朝着る物がなくなるでしょ」と話すアンナに、「2着ある。でもシャワーを浴びたから湿っているかもしれないから、それが必要だ」と、大人の言葉の駆け引きを始めるマイケル。するとアンナは部屋の外にも関わらずバスローブを脱ぎ落とし、そのまま生まれたままの姿に! なのにマイケルは、裸のアンナにバスローブを拾わせた挙句、そのまま扉をバタンと閉めてしまうのだ!アンナはそのままの姿で部屋まで帰ることになってしまうのだが、「この最低男!」と言いながらも、部屋まで走るアンナの表情はとても楽しそう。そして、マイケルもアンナがそれを楽しんでいることを知っている様子だ。そんなスリリングで挑発的な関係を演じたリーアムとオリヴィアは、その年の差、なんと31歳。ハリウッドの大先輩でもあるリーアムの前でスタイル抜群の裸体をさらけ出すことになったオリヴィアだが、「この映画での忘れられない経験が、おそらくホテルのセットを全裸で走ったことだわ。それを私は、どの映画でもやるべきだと思ったくらいよ」と、その時の撮影をふり返っている。そして、「撮影第1週目にスタッフとの間にある緊張をほぐしてくれたし、いったんそういうことをすれば、もう何も怖がることがないから」と、彼女は言う。「見せかけを何もかも捨てるのはリスクがあるけれど、それなりの理由もある。私はポール(・ハギス)があのシーンで初めて“アクション”と言った時を決して忘れないわ。どんな人にも、男でも女でも、カメラの前で裸になることが大変なのはわかってもらえると思う。でも裸になって階段を駆け下り、“ああ、私、この物語が大好きだわ”と思う私がいたのも事実なの」と話し、ハギス監督への信頼と作品にかけた思いを打ち明けてくれた。6月には、ホアキン・フェニックスと共演するスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界にひとつの彼女』も公開されるオリヴィア。彼女が本作で体を張って挑んだパリの物語は、どんな結末を見せるのだろうか。『サード・パーソン』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:サード・パーソン 2014年6月20日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開(C) Corsan 2013 all rights reserved
2014年04月24日ソチ五輪に沸いた2月21日~23日(現地時間)の週末全米映画興行成績(出典:box office mojo)は、3D・コンピュータ・アニメーション『LEGO(R)ムービー』が3週目も変わらぬ強さを見せ、興収3,145万ドル(約32億円)を叩き出して見事“V3”に輝いた。米ワーナー・ブラザースはすでに続編企画を始動。2017年5月のメモリアル・デイの公開日を予定しているという。2位には、リュック・ベッソンが製作・脚本、マックGが監督を務め、ケヴィン・コスナーを主演に迎えて贈るサスペンス・アクション『3 Days to Kill』(原題)が初登場ランクイン。ケヴィン・コスナー扮する不治の病に冒された政府所属の凄腕ヒットマンが、妻子との絆を取り戻すために、人生最後のミッションに挑む姿を描く。共演はジョニー・デップの婚約者アンバー・ハードだ。『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の最新作『ポンペイ』は3位に初登場。ヴェスヴィオ火山の大噴火によって一瞬にして火砕流に呑み込まれ地中に埋もれた古代都市・ポンペイを舞台に描く歴史スペクタクル・ロマン。主演は人気TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、共演にエミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランドが名を連ねている。<週末全米映画興行成績TOP10/2月21日~23日>順位 / タイトル / 興収$ (累計$)1.『LEGO(R)ムービー』 31.4M (183.1M)2.『3 Days to Kill』 12.3M (12.3M)3.『ポンペイ』 10.0M (10.0M)4.『ロボコップ』 9.4M (43.6M)5.『ミケランジェロ・プロジェクト』 8.1M (58.0M)6.『About Last Night』 7.4M (38.1M)7.『Ride Along』 4.6M (123.1M)8.『アナと雪の女王』 4.3M (384.0M)9.『Endless Love』 4.3M (20.1M)10.『Winter’s Tale』 2.1M (11.2M)今週末は『アンノウン』のジャウマ・コレット=セラ監督&リーアム・ニーソン主演コンビの最新アクショ『Non-Stop』(原題)と、ヒストリー・チャンネル放映の大ヒット・ミニ・シリーズ「The Bible」(原題)の劇場版『Son of God』(原題)が公開される。また、先週の21か所から450か所での拡大公開となる宮崎駿監督の『風立ちぬ』にトップテン入りの期待がかかる。(後藤ゆかり(cinema名義))
2014年02月25日ショーン・ペンの主演でフランスの作家、ジャン=パトリック・マンシェット原作の「眠りなき狙撃者」を映画化する『Prone Gunman』(原題)の監督を『96時間』シリーズのピエール・モレル監督が務めることが明らかになった。ショーン・ペンが演じるのは、幼少の頃から想いを寄せている女性と結婚するために、最後の仕事に挑むが、組織の裏切りにあい、窮地に追い込まれる世界をまたにかけて活躍しているスパイ、マーティン・テリエ役とのこと。『ミスティック・リバー』(’03)、『ミルク』(’08)でアカデミー主演男優賞など各賞を総なめにしている堅実な演技派としてつとに知られるショーンが、こういったアクション映画に出演するのは非常にまれなことでもある。脚本は『バンテージ・ポイント』(’08)で監督を務めたピート・トラヴィスが手掛ける。映画会社のシルバー・ピクチャーズとスタジオ・キャナルはこの作品が新しいシリーズ作になることを期待している。フランスでは、アラン・ドロンがマーティン(マルティン)・テリエを、想いを寄せる女性をカトリーヌ・ドヌーヴが演じた『最後の標的』(’82)がヒットしたとのこと。『96時間』シリーズで、演技派リーアム・ニーソンをアクション俳優へ開花させたモレル監督が、ハリウッド版の『Prone Gunman』でショーンをどう変えるのかも楽しみな作品だ。(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:L.A. ギャング ストーリー 2013年5月3日より全国にて公開(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED
2013年01月30日2009年に公開され、全米初登場1位、9週連続トップ10入りを果たすなど世界中で大ヒットを記録したアクション・ムービー『96時間』。その続編となる『96時間/リベンジ』が2013年1月11日(金)より公開されるが、これに先駆け、本作でリーアム・ニーソン演じる主人公の娘役で出演するマギー・グレースが、本格アクションに挑戦した本編映像がシネマカフェに到着した。イスタンブールで警護の仕事を終えた元秘密工作員・ブライアンが、ホテルで元妻・レノーアと娘・キムを迎え入れる。ブライアンの願いはこの街で親子水入らずで過ごし、家族の絆を完全修復することだった。ところが、かつてブライアンに息子を殺されたアルバニア系犯罪組織のボスが密かに復讐計画を実行。レノーアを人質に取られたブライアンは、あえて自らも一味に捕らえられることを選択する。はたして囚われの身のブライアンに起死回生の脱出策はあるのか。そして重傷を負ったまま地下で拘束されたレノーアと、地上で敵に追われているキムを同時救出する手だては見つかるのだろうか――。還暦を迎えたリーアム・ニーソンの超絶アクションが話題の本シリーズ。元秘密工作員とあって、前作から凄まじい格闘シーンを見せるリーアムだが、その娘・キム役のマギー・グレースも本作で本格的なアクションに体当たりで挑んでいる。マギーと言えば、海外TVドラマ「LOST」のシャノン・ルサフォード役で人気を博したが、本作でのアクションシーンはそれを遥かに凌ぐ命がけの撮影が行われたようだ。今回届いた映像は、キムがイスタンブールの街をアルバニア系犯罪組織に追われ、全速力で逃走するというシーン。アジアン・テイストかつ西洋的な街を眼下に、屋上から屋上へと飛び回る姿からは、劇中のドラマと相まってまさに鬼気迫るといった様子だ。しかし、マギー自身は「撮影の準備中に初めて屋根の上を歩いたときは感激したわ。この素晴らしい街の裏側を見ることを許されたわけだもの。火事で焼失しては何度も再建された歴史上の建物の上に立てるなんてすごいわ。長い歴史の中でたくさんの人が歩いた場所だから、階段の一部は15センチもすり減っているのよ。そんな由緒ある場所での撮影が許されるなんて本当にすごいことよね。グランドバザールの屋根の上での追跡シーンは、見応えがあるわ」となんとも肝の据わったコメントを寄せている。圧倒される迫力のアクションと家族愛が描かれる本作。2013年の公開が待たれる。『96時間/リベンジ』は2013年1月11日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。※こちらの本編映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。© 2012 EUROPACORP – M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.96時間 2009年8月22日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開(C) 2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions96時間/リベンジ 2013年1月11日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2012 EUROPACORP – M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS
2012年12月28日リーアム・ニーソンが元CIA秘密工作員に扮し、父親愛を炸裂させるアクション映画『96時間/リベンジ』の特別映像が公開された。特別映像本作は、誘拐された最愛の娘を救出するために冷酷非情な男に変貌した父親ブライアンの活躍を描いた『96時間』の続編で、イスタンブールで元妻と娘を誘拐されてしまったブライアンが“最強の親父”として、凶悪で巨大なマフィア集団を相手に一歩もひるむことなく立ち向かっていく様を、前作以上にハードなアクションを交えて描く。このほど公開されたのは映画のダイジェストを中心に劇中に登場する“アクション”に迫った特別映像。キャストのニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイスが撮影時を振り返り、劇中に登場する悪役よりもコワモテのオリヴィエ・メガトン監督がアクション・シーンのこだわりを披露。スタントコーディネーターのマーク・ヴァンセローは小さいカメラやゴープロカメラ(アウトドア用に設計され、耐久性/携帯性に優れた小型カメラ)を駆使して撮影したカースタントについて解説している。ニーソンは『シンドラーのリスト』や『愛についてのキンゼイ・レポート』などの作品で繊細な演技を見せる一方で、190センチを超える身長とアマチュア・ボクサーだった経験を活かしたアクティブな演技も多くこなしてきた。『ダークマン』では復讐に燃える闇のヒーローに扮し、『スター・ウォーズ』サーガでジェダイ騎士として活躍したかと思えば、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』では荒くれ者たちを率いて勢い余ったアクションを披露した。本作では、接近戦のファイト・テクニックの先駆者アラン・フィグラースをファイト・コーディネーターに迎えて、相手の攻撃を防ぐだけでなく、その力を活かしながら反撃する高度な格闘シーンを実現している。シリアスで、ときに子犬のような愛らしい表情を見せるニーソンが、笑ってしまうほどの強さを発揮し、次々に敵をなぎ倒していく“ギャップ”が本シリーズの大きな魅力のひとつだが、『96時間/リベンジ』では前作を遥かに上回るスケールと激しいアクションが用意されているようだ。『96時間/リベンジ』2013年1月11日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2012年12月27日近年、映画界で増加の一途をたどるシリーズものやリメイク作品。新機軸を打ち出すもの、ファンの期待に十二分に応えるものなど様々だが、来る2013年の最新トレンドとは?その他の写真スターのチャレンジ精神が試される作品。それはひょっとして、シリーズやリメイクかもしれない。シリーズものでは固定された役のイメージを進化させる努力と忍耐が必要だし、リメイクではオリジナル版の強烈な印象を自分の個性で上回らなくてはならない。2013年の公開作では、『96時間/リベンジ』のリーアム・ニーソンや、『ゴーストライダー2』のニコラス・ケイジあたりが前作のイメージを“素直に”受け継ぐ中、シフトチェンジを見せるのが『アイアンマン3』のロバート・ダウニー・Jr.だ。前2作のジョン・ファヴローに代わり、新たに監督を任されたシェーン・ブラック(ロバート主演の『キスキス,バンバン』を監督)が、リアルな悪役を登場させ、スリラー要素を濃厚に演出。トニー・スターク=アイアンマンの印象もシリアスに変革されている。また、シリーズものが立て続けなブルース・ウィリスも、その活躍ぶりが作品の仕上がりを左右しそうな存在だ。リメイク作品に主演するスターでは『キャリー』のクロエ・グレース・モレッツ、『華麗なるギャツビー』のレオナルド・ディカプリオに注目。映画ファンには唯一無二と言える前作のキャストと、どこまで違った存在感を発揮できるか。このふたりなら新鮮なアップデートが可能だろう。シリーズやリメイクといえばヒーロー映画がさらに量産傾向にあるなか、ここ数年、クリストファー・ノーラン版の『バットマン』3部作や、『007 スカイフォール』などで明らかなように、前シリーズや前作、オリジナル版を激変させる試みが成功につながっている。2013年、この路線を受け継ぐのは、スーパーマンが主人公の『マン・オブ・スティール』か。同作はリメイクというより、リブート(再生)と呼ぶのがふさわしいが、ノーランが原案に関わっており、そのコスチュームが体現するようにリアル&ダークな新スーパーマンが完成されるのは間違いない。もちろんシリーズやリメイクは、前作やオリジナル版の世界観を維持するのも大切で、『RED』や『ホビット』、『300〈スリーハンドレッド〉』、アニメ作品のようにヒット作の続編の場合、その傾向が顕著になるはず。また、『死霊のはらわた』のようにタイトルをそのまま引き継ぐカルトホラーは、オリジナルファンへの目配せに、現在の観客の心をつかむ新たな仕掛けのバランスに期待したい。大革新で予想外の驚きを用意するのか、世界観をきっちり踏襲して期待に応えるのか。『マチェーテ』や『ハングオーバー』、『ギャンビット』(1966年の『泥棒貴族』のリメイク)など、どちらに転ぶか未知の新作も待機している。バラエティ豊かなシリーズ&リメイク作を楽しめる1年になるはず!「ぴあ Movie Special 2012-2013」より文:斉藤博昭「ぴあ Movie Special 2012-2013」発売中
2012年12月14日リーアム・ニーソンが元CIA秘密工作員に扮し、父親愛を炸裂させるアクション映画『96時間/リベンジ』の本編映像の一部が公開された。数々の“特殊なスキル”を身につけた最も危険で、最も家族想いの主人公ブライアン・ミルズのおそるべき能力が発揮された映像だ。本編映像の一部本作は、誘拐された最愛の娘を救出するために冷酷非情な男に変貌した父親ブライアンの活躍を描いた『96時間』の続編で、イスタンブールで元妻と娘を誘拐されてしまったブライアンが“最強の親父”として、凶悪で巨大なマフィア集団を相手に一歩もひるむことなく立ち向かっていく様を、前作以上にハードなアクションを交えて描く。このほど公開されたのは、元妻レノーアと共に車で拉致された状況で、ブライアンが“特殊な能力”を発揮する場面。目隠しをされて視界を失ったブライアンだが、常に冷静に状況を見極め、車の進行方向が変わった回数や、周囲の音、ギアの段数の変化などを記憶。迷路のようなインスタンブールの町を連れまわされながら、反撃のための情報をしっかりと脳内に刻み込んでいく様が描かれる。ちなみに前作では娘ひとりが誘拐されたが、最新作では元妻が誘拐され、娘は悪党に追われるらしく、“最強の父親”ブライアンは別の場所にいるふたりを同時に救出するミッションに挑むという。新作で彼がどんな“特殊なスキル”を駆使し、悪党をブチのめしてくれるのか楽しみだ。『96時間/リベンジ』2013年1月11日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2012年12月14日『スパイダーマン』トリロジーを手がけたサム・ライミ監督と、『アリス・イン・ワンダーランド』の製作者が作りあげる来年3月公開のファンタジー大作『オズ はじまりの戦い』の新ポスターが公開され、本作の特典付き前売り券が14日(金)から発売されることが発表された。その他の写真本作は、作家ライマン・フランク・ボームが生み出した偉大な魔法使いオズの“知られざる過去”を描くファンタジー作品。『スパイダーマン』でもライミ監督とタッグを組んだジェームズ・フランコが主演を務め、ミラ・クニス、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズらが出演する。このほど公開されたポスター画像は、主人公の奇術師オズを中心に、東の魔女エヴァノラ、西の魔女セオドラ、南の魔女グリンダら映画の主要キャラクターがズラリと並ぶ幻想的なビジュアル。他にもオズが共に旅をする陶器の少女や、翼のある猿のフィンリーら個性的なキャラクターの姿も見える。ライミ監督はホラー、アクション、サスペンスなどジャンルを横断しながら作品を発表し続けているが、ブルース・キャンベルの当たり役となったアッシュや、リーアム・ニーソンが演じたダークマン、『スペル』に登場する老婆など、常に観客の心に残る個性的なキャラクターを多く描いてきた。本作もボームが生み出したファンタジックな世界観を得て、様々なキャラクターがオズの冒険を彩るという。本作の前売り券は、14日(金)から全国で発売され、劇中のキャラクターたちが美しい絵柄でデザインされ、誰でも簡単に手品ができる“オズのマジックカード”が特典としてプレゼントされる(限定品につき、無くなり次第、終了)。『オズ はじまりの戦い』2013年3月8日(金) 全世界同時公開
2012年12月10日