海に選ばれた少女モアナの心の成長と冒険を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽、そして圧倒的な映像美で表現した『モアナと伝説の海』。そのMovieNEXが7月5日(水)に発売されることに合わせ、本作のジョン・マスカー、ロン・クレメンツ両監督が、日本で社会現象を巻き起こした新海誠監督のメガヒット作『君の名は。』についてコメントする貴重な映像が解禁となった。海に選ばれ、愛された少女モアナが命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る本作。監督を務めたのが、『アラジン』『リトル・マーメイド』といった名作を世に贈り出してきたゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカーだ。一方、『君の名は。』は、田舎町に暮らす女子高校生・三葉(声:上白石萌音)と、東京に暮らす男子高校生・瀧(声:神木隆之介)の心と身体が入れ替り、お互いの存在を知っていく恋と奇跡の物語。もともと、『君の名は。』を手掛けた新海監督は『モアナと伝説の海』を劇場公開時に鑑賞しており、「素晴らしい、僕にとっては凄まじい傑作でした。こんなすごいものを観てしまうと『自分は何ができるのか』とくらくらしちゃいますが…笑。とにかく良かった、素敵でした。観てよかった」と、Twitterで絶賛コメントを寄せていた。実はこのコメントを受け、今度は『モアナと伝説の海』の監督たちから『君の名は。』の感想が到着、日米のトップクリエイター同士の交流が実現した。これまでも、ディズニー・アニメーションのスタッフ陣が、日本のアニメーション映画からも多大な影響を受けていることは口々に語られてきたが、今回の映像でも、クレメンツが「私たちは日本のアニメーションの大ファンで、特に宮崎作品は大好きだよ」と話している。さらに『君の名は。』について、「美しい映画でとても面白かった」と感想を述べ、「2人の関係性がとてもユニークだね。全く違う角度から描かれているし、タイムトラベルの要素も工夫されていてすばらしい作品だった」と称える。また、マスカーも「入れ替わるなんて独特なストーリーだし、見たことないな。よく練られて作られているし、とてもパワフルな物語だ。すばらしい構成の作品だよ」と惜しみない賛辞を贈った。最後に、マスカーは『モアナと伝説の海』と『君の名は。』の2作について、「全然違うストーリーだし、どちらも面白い」と笑顔でコメントした。『モアナと伝説の海』は7月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月30日ロン・ハワードが、「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロのスピンオフ作品で監督を務めることになった。すでに撮影が始まっているにもかかわらず、先日フィル・ロードとクリストファー・ミラーが「創造性の違い」により同作の監督を降板したと報じられたばかりだが、それを受けハワードが後任となった。ロードとミラー両監督は何カ月もの間、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長と揉めており、がんじがらめにコントロールされることを嫌っていると言われていた。同シリーズの長年に渡る大ファンだと自称するハワードは、反乱同盟軍リーダーであるハンの過去に焦点をあてたアルデン・エーレンライク主演の同作品に参加できる喜びをこうツイートしている。「1977年5月25日初公開以来ファンだったから、『スター・ウォーズ』の制作に参加できるなんて感謝の気持ちでいっぱいだよ」「すでに作られているシリーズ群を尊重して、このハン・ソロ作品を完成させたいと思っているんだ」同作のプロデューサー陣もハワードの参加を喜んでおり、ケネディ社長は「ルーカスフィルムでは、それぞれの作品の最も重要な目的は、観客を楽しませること、ジョージ・ルーカスが40年前に始めたサーガの精神を前進させることだと考えています」「それを踏まえて、ロン・ハワードがこの題名はまだ未定ですが、ハン・ソロ作品でメガホンを取ることを喜びをもって発表します。すでに素晴らしい脚本、キャスト、スタッフと、最高の作品を作るための準備はそろっています」と話している。俳優としても活動していたハワードは、1973年のルーカス監督作品『アメリカン・グラフィティ』に出演した経歴を持つほか、1988年にはルーカス原案の『ウィロー』で監督を務めていて、さらに1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』では監督の話を持ち掛けられていたこともある。(C)BANG Media International
2017年06月26日先日、フィル・ロードとクリス・ミラーが監督を降りたことが明らかになった『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画。「ハン・ソロ」をテーマとしたこの作品の新監督に、ロン・ハワードが決定した。「starwars.com」で「ルーカスフィルム」の社長キャスリーン・ケネディが正式に発表している。ハワード監督は、1973年に「ルーカス・フィルム」が製作を担当したジョージ・ルーカス監督作『アメリカン・グラフィティ』に俳優として出演、1988年にルーカス原案の『ウィロー』の監督を経験しており、「ルーカス・フィルム」とは古くからの付き合い。キャスリーンは『ハン・ソロ』映画には素晴らしい脚本、キャスト、スタッフがそろっていること、最高の映画を作ろうと全員が意欲を燃やしていることを伝え、7月10日(現地時間)から再び撮影が始まることも明かした。『21ジャンプストリート』、『LEGO(R) ムービー』などのコメディ色の強い映画を手掛けてきたフィル&クリスは、「クリエイティブ面での意見の相違」を理由に監督を降板。「Evening Standard」紙によると、2人は『ハン・ソロ』の映画にもユーモアやアドリブ的要素を取り入れたいと考えていたが、プロデューサー兼脚本家のローレンス・カスダンとキャスリーンから反対されたとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月23日この物語は、いかにして生まれたのか?『モアナと伝説の海』の裏側にある、南太平洋の島々の伝統や文化の丁寧な描写の数々。そこには、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督をはじめとする製作者たちの5年にも及ぶフィールドワークと島の人々の協力にあった。今回は、そのベースとなったオセアニアの文化から、本作が完成するまでの製作過程をご紹介。■5年に及ぶ南太平洋の島々でのリサーチ作業本作は「ポリネシアンカルチャーを基にした映画を作りたい」という、ジョン監督の意思のもと製作がスタートした。はじめはポリネシア地方に伝わるミソロジー(神話)に登場する“マウイ”というキャラクターに興味を持ち、それからもっと深く南太平洋の文化を知る必要があると認識したスタッフたちが、5年にも及ぶ歳月をかけ現地の人々とアイディアを共有しながら、島々を理解しリスペクトして製作。それと同時に、ディズニー・アニメーションが誇る3D技術や新たなストーリーといったクリエイティビティと織り交ぜていった。このリサーチトリップの模様をひとつのドキュメンタリー作品「VOICE OF THE ISLAND(南の島の声をたどって)」として、プロデューサーのオスナット・シューラ―氏が監督したものが『モアナと伝説の海』MovieNEXに収録されている。■自然への敬意昔から島の人々は「自然を頼りに」生活を送ってきた。映画の中に出てくる航海術や“ココナッツ”にもそれが描かれているが、方角や潮流を手で測って航海や漁業を行い、ココナッツは実を食べるだけでなく、木の葉や皮も衣服やものづくりに用いられるなど、常に自然の恩恵を受けながら生活をしている。そのため、島の人々は自然への敬意を持っている。そのような考えを持つタヒチやサモア諸島などの人々は、本作でもキーとなる「海」についてを次のように捉えている。“The ocean unite us”つまり、海はわれわれを隔てるものでなく、つなぐものという概念。ヴァイキングよりも前から様々な島へと船で海を渡り、かつ自然を大切にしてきた南太平洋の人々の独自の考えが、本作でも反映されている。このような古くからの考えが、モアナを海の冒険へと導いたのかも。■16歳の少女が主人公になったワケとは先ほども記したように、本作はポリネシアンミソロジーに記述された「マウイ」からスタートしている。しかし熟考とアイディアを重ねた結果、ディズニー・アニメーションは「モアナ」という新たな存在を生みだし、主人公に抜擢した。航海に憧れ、海に選ばれた勇敢な“ヒーロー”が、なぜ女の子であるのか?それは、プロデューサーのオスナット氏曰く、「女性のエンパワーメント」を描きたかったからだという。さらに大人と子どもの間の16歳という時期に冒険に出ることが、感情の機微や素直さをうまく引き出せたのだとか。近年、「女性の強さ」をテーマにした映画作品も増えてきている中、本作では16歳の少女の等身大の弱さや、心の葛藤とともに、勇気ある行動や前向きな姿、ジェンダーを超えた「頼れるヒーロー」ぶりが描かれ、そんなモアナに元気をもらった人も多いはず。■キャラクタービジュアルができるまで本作には、キャラクターの“ビジュアル”にも島の文化が反映されている。島の男性にとって不可欠なものは、デザイン性に加え、自身の業績を表す「タトゥー」。タトゥーは一人前の男になった証でもあり、生涯で増やしていくべきものと言われている。そんな自分のルーツや偉業が隅々に彫られた体を持つのが、本作でモアナとともに旅をするマウイ。またタトゥーだけでなく、髪の毛にもこだわりが。当初マウイはスキンヘッドの設定だったが、これを見た現地のスタッフに“NO!”と批判され、島の人々のアイデンティティーでもあるふわふわのウェービーヘアーが、アートディレクターのビル・シュワブらによって、モアナやマウイのビジュアルに決定された。さらに、衣装にも伝統を重んじたこだわりがある。衣装デザインを担当したネイサ・ボーヴは「島にある自然のもので作ることができる」ことと、アクションにも対応できる機能性を考慮しながら、ひとつひとつデザインに凝った衣装をデザインした。例えば、モアナの場合、トップス・スカート・ベルトを基本に、木の樹皮を叩いて乾かしたタパ布や木の樹皮を細かく裂いて編み込んだパンダナスの布など、伝統的な生地をモチーフに、さらには機能性を上げるためにスカートには細かいスリットを入れるなどして工夫を凝らした。またモアナが身に着けているネックレスに使われている貝は、「磨くと美しいブルーになる」アワビの貝殻をモチーフに、暖色系のモアナの服装にワンポイントだけアクセントになるようにしたのだとか。さらに、次期村長としてのカリスマ性を体現するため、ほかのキャラクターは身に着けていないヘッドドレスなどのアクセサリーなどが、モアナの強さを主張している。またモアナ以外にも、実は脇役で登場する女性たちもひとりひとり衣装デザインが異なる。「何度見ても楽しんでもらえる作品にした」とネイサ氏もコメントしており、次は衣装などもチェックしながら『モアナ』を観れば、前回とは違った楽しみ方ができるはず。■ポリネシアの血を引くキャスト陣主人公・モアナの声を務めたアウリィ・カルバーリョをはじめ、マウイ役のドウェイン・ジョンソン、タラおばあちゃん役のレイチェル・ハウスなど、声優キャストはみなポリネシアのルーツを持つものたちだ。本作で描かれる文化的な色を、ネイティヴの声優陣がそれぞれの声でさらに豊かなものにし、キャラクターたちに命を吹き込んだ。さらにモトゥヌイの島の人々の声は現地のニュージーランドで収録されるなど、そのこだわりぶりが伺える。ここで、アニメーション・スタジオで録音を担当したガブリエル・ガイへの取材を基に『モアナと伝説の海』で行われたアフレコ方法をご紹介。声優陣は、ストーリーの「絵コンテ」を基に声を入れて、ひと通りの声入れが完了してから、彼らの声にアニメーションのキャラクターの動き(口や動作)を合わせていく。場所は基本的にバーバンクにあるアニメーション・スタジオで収録するそうだが、俳優のドウェインはスケジュールが多忙のため、ドウェインが別の映画のプレミアで訪れていたマイアミやボストンなどでも収録したそう。そうして、後に変更されたアニメーションの部分の声をまた録り直したり、新しく収録したりと、最終的に5年の歳月をかけて製作された。長い年月をかけて収録されたがガブリエル氏曰く一番大変だったのは、技術的な問題よりも、長い期間携わるキャストの環境を調整して、「表現力のあるもの」を収録することだったようだ。ここまで、ポリネシアの血を引くキャスト陣をご紹介したが、本作で唯一ポリネシア人ではない声優がいるのはご存じだろうか?それは、お茶目な旅のお供として登場する、鳥のヘイヘイの声を務めたアラン・テュディック。俳優としても活躍するアランは、ディズニー・アニメーション作品にもすでに多数の声の出演をしており、個性的で誰にも真似できないキャラを持っているのかも。今回は、数多くのオセアニアの文化を尊重した描写や衣装、ビジュアルを紹介した。美しい自然のCG描写やモアナの勇気ある物語とともに、細かいけどこだわりがたくさん詰まったものもチェックして、あなただけのお気に入りのシーンを見つけてみて。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月22日この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録し、名曲「どこまでも~How Far I’ll Go~」の人気ぶりも記憶に新しいディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。そのMovieNEXに収録されるボーナス映像から、モアナ&マウイ役のボイスキャスティング秘話が収められた映像が2本、シネマカフェにて解禁となった。『アナと雪の女王』(‘13)、『ズートピア』(‘16)に続く本作の主人公は、美しい海と、その海に選ばれ愛されたひとりの少女モアナ。命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る。そんな彼女の心の成長を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現し、豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描いた本作は大きな話題を呼んだ。そしてこのたび、本作MovieNEXのブルーレイ特典ディスクに収録される盛りだくさんのボーナス映像の中から、モアナとマウイ役のボイスキャスティング秘話が明かされた映像がW解禁。映像では、プロデューサーのオスナット・シューラーが「本作の声優には太平洋諸島にルーツのある役者を選んだ」ことを明かしており、モアナ役アウリィ・カルバーリョとマウイ役ドウェイン・ジョンソンのインタビュー映像も収められている。主人公のモアナ役に大抜擢されたアウリィは、世界各地で行われた大規模なオーディションで見出された16歳の大型新人。ジョン・マスカー監督は「歌も演技もうまい10代を懸命に探した」とふり返る。世界中から公募し、ハワイでのオーディション最終日でやっと出会えたのがアウリィだったという。ロン・クレメンツ監督は、「アウリィのデモを聴き、ほかの子にはない才能を感じた」と明かし、「出会えて幸運だったし、今回の大発見だった」と、そのポテンシャルに太鼓判を押している。本作で華々しいデビューを飾ったアウリィ本人は、「合唱団で歌ったり、劇に出たりはしていますが、こんな大作は初めて。ポリネシア人として誇りに思います」と嬉しそうにコメント。マウイ役で共演した人気俳優のドウェインも、「声も演技もモアナにピッタリなうえに、歌がすごい。俺の完敗だ」と、称賛の言葉を贈るほどだ。かたやマウイ役を務めたドウェインといえば、プロレスラー“ザ・ロック”としてカリスマ的人気を誇り、俳優としても『スコーピオン・キング』『ワイルド・スピード』シリーズなどでお馴染みとなった筋骨隆々のアクション・スター。マスカー監督とクレメンツ監督は、「マウイ役には彼しか考えていなかった」と明かす。ドウェインも「自分の文化を紹介する絶好の機会だった」と、オファーを引き受けた理由に言及する。実は、彼はカリフォルニア生まれだがハワイ育ち、サモア人の血を引いている。マッチョでタフなアクション俳優のイメージを逆手に取り、本編では体が大きくて自信過剰だが、実は繊細で傷つきやすいマウイの声をコミカルに演じて見せている。「彼には憎めない魅力があります」というシューラーのコメントも納得だ。リズミカルで楽しい挿入歌「俺のおかげさ」では、プロの歌手顔負けの見事な歌声まで披露している。映像には、お茶目なやりとりを見せるアウリィとドウェインの姿も収められており、まさにモアナとマウイのような抜群のコンビであることが伝わってくる。魅力あふれる2人の演技、そして圧巻の歌声に元気をもらいながら、この夏、“モアナ・チャージ”してみては?『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月10日「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が主演を務め、共演に中川大志と小松菜奈を迎え贈る『坂道のアポロン』。この度、本作の新たなキャストとして、ディーン・フジオカ、真野恵里菜、中村梅雀の出演が決定した。長崎県・佐世保市。高校1年生の西見薫は、親戚の暮らすこの町へと引っ越してきた。優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きの不良”と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎と心優しいクラスメイト・迎律子との出会いが彼を変えていく。初めてできた親友、初めての片想い、千太郎を通じて知ったジャズの魅力…。海辺の街を舞台に、切ない恋と、胸を打つ友情、そして音楽がまぶしく交錯する――。本作は、「このマンガがすごい!2009」オンナ編で1位を獲得し、第57回小学館漫画賞受賞一般向け部門も受賞した小玉ユキの同名コミックの映画化。また、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」では、2012年にアニメ化もされ人気を博した。今回映画化にあたり、主人公・西見薫役を知念さん、“札付きの不良”と恐れられる川渕千太郎役を中川さん、千太郎の幼なじみで薫が想いを寄せる迎律子役を小松さんが演じ、青春映画の名手として知られる三木孝浩監督が、切ない恋と胸を打つ友情、そして音楽がまぶしく交錯する、青春音楽ラブストーリーを描く。そして今回この若手キャスト3人に加え、新たに出演者が発表。まずディーンさんが演じるのは、千太郎と律子の幼なじみで、千太郎が「淳兄」と呼び、まるで実の兄のように慕う桂木淳一役。連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を好演し日本でも大ブレークを果たしたディーンさんは、本作でトランペットを演奏する役を演じるため、昨年8月から練習を開始。また劇中ではジャズの名曲「But Not For Me」で歌声も披露するそうで、「お酒を飲みもしないのにジャズバーに行ってはセッションで歌っていた、思い出の『But Not For Me』を本作品で歌えて、大変嬉しく思います」とコメント。さらに「音楽が好きで、ジャズが好きで、チェットベーカーが好きで、だからトランペッターが歌う、と言うキャラクターに特別に強い憧れがありました。その想いを余すことなく本作品に込めて、桂木淳一の役を全力で演じさせて頂きたいと思います」と意気込みを語っている。また、千太郎が一目惚れするミステリアスな美女・深堀百合香役を、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「逃げるは恥だが役に立つ」などの話題作に出演する真野さん。迎律子の父親でレコード店「ムカエレコード」の店主・迎勉役を梅雀さんが演じる。三木監督の作品に携わりたいと思っていたと言う真野さんは、今回の参加を喜び、「深堀百合香という、ちょっぴりミステリアスで恋に揺れる女性を大切に演じたいです。それぞれの交差する想いと繊細な音楽が合わさったとき、とても素敵な時間が流れる作品をみなさんにお届けできるように全力で演じさせていただきます」と話し、梅雀さんは「戦中戦後の混乱の中、勉がコントラバスを弾く様になった思い。そして亡き友人の夢を叶えるためにレコード店を営む思い。一人娘と亡き妻への思い。原作のBONUS TRACKにあった、若き日の勉の思いが、少しでも滲み出たら良いなぁと思います」とコメントしている。『坂道のアポロン』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月26日俳優のディーン・フジオカが、知念侑李主演の映画『坂道のアポロン』(2018年公開)に出演することが26日、わかった。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。周囲に心を閉ざした転校生・西見薫(知念)が、同級生の川渕千太郎(中川大志)、迎律子(小松菜奈)との交流を通してジャズに目覚めていく。ディーンが演じるのは、千太郎と律子の幼なじみで、「淳兄」と呼ばれ慕われている桂木淳一。知念、中川とともにジャズを演奏し、トランペットを担当するため、2016年8月から練習を開始した。さらに劇中ではジャズの名曲「But Not For Me」で歌声も披露する。千太郎が一目惚れするミステリアスなお嬢様・深堀百合香を演じるのは、女優の真野恵里菜。また、律子の父親でレコード店・ムカエレコードの店主・迎勉を中村梅雀が演じる。○キャストコメント■ディーン・フジオカお酒を飲みもしないのにジャズバーに行ってはセッションで歌っていた、思い出の"But Not For Me"を本作品で歌えて、大変嬉しく思います。音楽が好きで、ジャズが好きで、チェットベーカーが好きで、だからトランペッターが歌う、と言うキャラクターに特別に強い憧れがありました。その想いを余すことなく本作品に込めて、桂木淳一の役を全力で演じさせて頂きたいと思います。■真野恵里菜三木監督の作品に携わりたいという思いがこの作品でようやく叶い、とても嬉しく思っています。深堀百合香という、ちょっぴりミステリアスで恋に揺れる女性を大切に演じたいです。それぞれの交差する想いと繊細な音楽が合わさった時、とても素敵な時間が流れる作品をみなさんにお届けできるように全力で演じさせていただきます。■中村梅雀ベースを愛し、JAZZを愛し、そしてこよなく娘を愛する人間として、迎勉というお役を頂けたことは、とてもとても嬉しいです。戦中戦後の混乱の中、勉がコントラバスを弾くようになった思い。そして亡き友人の夢を叶えるために、レコード店を営む思い。一人娘と亡き妻への思い。原作のBONUS TRACKにあった、若き日の勉の思いが、少しでも滲み出たら良いなぁと思います。(C)2018小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2017年05月26日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が、映画『坂道のアポロン』(2018年公開)に主演することが28日、わかった。知念にとっては初の単独主演映画となる。同作は小玉ユキによる同名コミックを実写映画化。『このマンガがすごい!2009』オンナ編で1位を獲得し、第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、本格的なジャズサウンドが話題となった。知念が演じるのは、父を亡くした転校生・西見薫。秀才でお坊ちゃんながら、恋する女性についキスしてしまうなどの一面も持ち、知念にとっては初の本格ラブストーリーへの挑戦となる。また、ジャズピアノの魅力に目覚めていく役柄のため、昨年9月よりピアノの練習を開始、電子ピアノを購入して挑む。知念は初回のピアノ練習から未経験とは思えないセンスの良さを見せ、家で行った自主練習により完璧に覚えて現れたという。ピアノの先生の手元を見て音を覚えるという、集中力の高さも見せた。札付きの不良と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎を演じるのは、中川大志。昨年7月よりジャズ・ドラムの練習を始め、電子ドラムを自ら購入し、家での自主練も欠かさず行っている。また、レコード屋の娘・迎(むかえ)律子役には、小松菜奈が決定し、佐世保弁での演技に挑む。青春映画の名手で、『青空エール』『陽だまりの彼女』『ホットロード』、そして2017年は『先生!』公開を控える三木孝浩監督がメガホンをとる。原作の小玉は「自分の作品が実写映画になるということが未だに信じられません」と驚き、「ジャズを奏でる生身の彼らを大きなスクリーンで見られると思うと、いてもたってもいられなくなります」と期待を寄せた。○出演者コメント■知念侑李この度、西見薫という役で主演をさせて頂きます。脚本を読んだ時、最近の実写化映画にはない素朴さや繊細さが魅力的な作品だと感じました。そんな魅力を伝えられるよう三木監督の元で素敵なキャストの皆さんと共に演じていきたいと思います。この作品でキーとなるジャズは絶賛練習中です。主人公のようにジャズを楽しみながら撮影していきたいと思います。■中川大志川渕千太郎を演じさせて頂く事になりました、中川大志です。初めて「坂道のアポロン」に出会った時、エネルギッシュで情熱的なジャズ、儚く、繊細な人間関係に、一気に心を奪われました。僕自身、元々音楽が好きだったので、役を通して音楽も表現出来るこの作品に参加出来る事がとても嬉しいです。千太郎の叩く、力強く語りかけてくるようなドラムを、スクリーンで思いっきり表現出来るよう全力で臨みたいと思います。優しくて、真っ直ぐで、孤独だけど力強く生きる千太郎を、魂を込めて演じたいと思います。■小松菜奈三木監督とは何度かお仕事をさせていただいてますが、また三木監督の世界観にまた全然違う役柄で生きることが出来て嬉しく思います。今回この映画では佐世保弁のセリフなので慣れない言葉遣いですがそれに引っ張られず感じた事や感情を大事にして、初めて共演するお2人と現場で起こる化学反応を楽しみながら撮影に挑みたいです。迎律子ちゃんという素朴で純粋な1人の女の子を丁寧に演じられたらいいなと思います。
2017年04月28日3月10日(金)より日本公開され、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』や『SING/シング』の興行収入を上回り、春休み映画No.1の大ヒットとなっているディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。この度、様々な音楽が流れる本作から、話題となっている楽曲「もっと遠くへ」の本編映像が到着した。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をした ことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが…。動員250万人、興行収入30億突破の大ヒットを記録した本作は、何度も繰り返し聴きたくなる数々の音楽が魅力的。劇中にはオリジナル曲が7曲登場し、主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」や「俺のおかげさ」以外にも話題となっている曲がある。中でも特に人気を博している楽曲が、今回映像解禁された「もっと遠くへ」だ。何度も繰り返し歌われる“アウェアウェ~”というフレーズが印象的な本楽曲は、主人公モアナの祖先が歌っている。数千年前、船に乗って新しい島を探しに海に出ていた太平洋諸島の航海士たちは、コンパスも何もない状態で「昼間は空と風を読み、夜には 星が道しるべ」という歌詞の通り、自然から進むべき道を見つけ、航海を続けていく。だが航海の中で最も忘れてはならない大事なことは、ふるさとへの思いだった…。本楽曲には、モアナの祖先である航海士たちの思いが込められているのだ。ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督は、実際にポリネシア諸島を訪れ、いまも島に残る航海士に実際に話を聞き、インスピレーションを受けている。特に“自身の山を知れ”という言葉に感銘を受けたというクレメンツ監督は、「ポリネシアでは“自分がどこから来たのか”を知ることを大事にしている。“自身の山を知れ”というのは、自分がいまここにいる前に、あらゆることが起き、祖先がいたということを知ることなんだ。その山があるから自分が存在するんだとね」という熱い思いに心を動かされたそう。マスカー監督は、「航海術や自分の道を見出すことが、モアナが自分のアイデンティティを見つけるというテーマに繋がっている。航海者になることを夢見る16歳の少女という発想は、モアナの祖先の能力を考えると魅力的なアイデアに思えたんだ」と思いを語っている。また、作詞はブロードウェイミュージカル「ハミルトン」でトニー賞11部門を受賞したリン=マニュエル・ミランダ、作曲は世界的バンド「テ・ヴェカ」のボーカルを務めるオペタイア・ フォアイが担当。オペタイアは、「20年以上世界中でツアーをしながら、航海者の祖先の話をしてきたので、本作が航海士の話を描くと知ったときはとても嬉しかった」と話し、「『もっと遠くへ』は、監督たちに会った後の帰りの飛行機ですぐに書き始め、とても自然に生まれた曲。そこにリンが美しい歌詞をつけるとあっという間に生命が宿り、素晴らしい楽曲が誕生したんだ」と制作過程を明かしていた。この「もっと遠くへ」をはじめ、耳に残る印象的な音楽がたくさん登場する本作。ぜひ劇場で自分のお気に入りの楽曲を探してみては?『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月31日2014年の『アナと雪の女王』、2016年の『ズートピア』に次ぐディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。本作で描かれるディズニーの新ヒロイン、モアナの物語は、いかにして作られたのか。ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ両監督、字幕版モアナの声を担当したアウリィ・カルバーリョ、マウイの声を担当したドウェイン・ジョンソン、音楽を担当したリン=マニュエル・ミランダらが製作秘話を語る特別映像がシネマカフェに到着した。『リトル・マーメイド』を手がけたコンビ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督が贈る本作。もともとは、オセアニアの人々や文化について口伝えで語り継がれてきた歴史からインスピレーションを受けており、マウイ役のドウェイン・ジョンソンは「南太平洋の島々を豊かに描いている」、モアナ役のアウリィ・カルバーリョも「ポリネシアの文化に深く根づいた映画」と説明する。ポリネシアとは、ハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶオセアニアの地域のこと。世界最高の航海術を誇るというポリネシアの冒険者たちは、何千年もの間、広大な太平洋を渡り、いくつもの島々を発見してきた。しかし、いまから約3,000年前、およそ1,000年間にわたり航海が行われなかった期間があったという。なぜ、1,000年間も航海が停止されたのか、その後、なぜ航海が再開されたのか。その理由を掘り下げて作られたのが本作なのだ。ディズニー・アニメーションは大概、1本の作品が最低でも4~5年かけて作られている。それは本作も例外ではなく、製作陣はポリネシア文化について“徹底的なリサーチ”に時間をかけた。南太平洋諸島に伝わるポリネシア文化を描くにあたり、ロン監督は「実際に訪れることが重要だと思った」そうで、タヒチやモーレア、サモア、フィジーなど各島々を訪れている。ジョン&ロン監督らはまず、現地で地元の長老や村長と多くの時間を過ごし、建築学や文化人類学、歴史、音楽、舞踏、彫刻など、さまざまな専門家に会い、話を聞いたという。ジョン監督は「フィジーでは考古学者の案内で航海に使う船を見せてもらいました。さらに地元の航海士に実際の船に乗せてもらいました」と体験談を語る。とくに航海士のジウジウア・“エンジェル”・ベラからは、“人と海との関係性”について多大なインスピレーションを受けたそうだ。エンジェルは、「我々の尊重する自然は海から始まっている。海が大地に命を与える。海の存在を忘れてはならない」と、海そのものが生きている大切な存在だと教えてくれた。だからこそ、“海には優しく話しかけなければならない”というエンジェルの教えは、監督ら製作陣の海に対する考え方を変えることになり、ロン監督は「海の重要性を知り、1つの役柄として海を描くことにしました」と明かす。そうして出来上がったのが、本作で描かれるキャラクターとしての海。小さいころから海に惹かれ、海と特別な絆で結ばれているモアナと海の関わりから、こうした人と自然の関係性は見事に表現された。また、本作の最も重要な要素の1つである“音楽”にも、太平洋諸島の伝統文化がしっかりと取り入れられている。ブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」でトニー賞11部門受賞という偉業を成し遂げたリン=マニュエル・ミランダが、本作の音楽作りに大いに貢献した。監督やリンたちは、ともにニュージーランドのオークランドで開催される南太平洋諸国のお祭り「パシフィカフェスティバル」に参加。南太平洋の国々が独自の伝統的な料理や歌、ダンスなどを披露するお祭りで、彼らはさまざまなインスピレーションを受けたという。リンは「オペタイア(・フォアイ)やマーク・マンシーナと島々の文化に沿った音楽を作った。地域音楽の多様性が優れた楽曲を生んだと思う」と、ポリネシア文化を取り入れた音楽作りに自信を見せるが、実際に日本でも主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」は多くの観客の心をつかみブームを巻き起こしている。このようにしっかりとリサーチを重ね、ポリネシア文化の歴史や伝統を尊重しながら劇中に取り入れて制作された本作。自身もサモアの血を引くドウェインは「我々の文化を世界に紹介できる特別な作品だよ」と本作への思いを明かしており、こうした背景からも、モアナの物語にいっそう心を寄せることができそうだ。『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月25日先日の地上波初放送で"いろいろな意味で"また話題を集めた、2014年の空前のメガヒット作『アナと雪の女王』。そして記憶に新しいままアカデミー賞に輝いた、2016年の大ヒット作『ズートピア』。そのヒット、ヒットに次ぐ、ディズニー映画ファン待望のディズニー・アニメーション映画最新作『モアナと伝説の海』が、3月10日にようやく日本でも公開となった。すでに全米ではとっくに公開された本作は、日本市場ではレリゴーに次ぐ主題歌"アイルゴー"として、素晴らしい音楽面でもフィーチャーされている。そして、その内容は期待値をはるかに超えていった、必見の映画だった!その超待望作『モアナと伝説の海』、まずストーリーはこうだ。海が大好きな少女モアナは、島の外に出ることを父に禁じられていたが、島を襲う"闇"から人々を守るために神秘の大海原へ飛び出す決意を固めていた。実はモアナは幼い頃に海と“ある出会い”をしていて、海に選ばれた少女だったのだ。愛する人々を救う運命のモアナは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻して、世界を闇から守らなければいけない。やがて大海原へ旅だった彼女は伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険身を投じていくが……。今回の冒険の主人公は、海に選ばれた少女モアナと伝説の英雄マウイ。最初にズバリ言ってしまうが、この男女の間にロマンスはない。日本公開に先立って来日したジョン・マスカーとロン・クレメンツ監督コンビ(『アラジン』、『リトル・マーメイド』を生み出したディズニーの巨匠!)に直撃取材をしたところ、"プリンスのいないプリンセスもの"だと言っていた。「今回の映画ではモアナの成長を軸としてマウイとの関係を描いているけれども、このふたりの間にはロマンスはないのさ。言ってみれば、プリンスのいないプリンセスものを描いている。『勇気ある追跡』(69)という映画があったけれども、若く決意を持った女の子と、ちょっと落ち目な年上の男性が物事を成し遂げていくような関係性だ」(ロン)。すなわち、ひとりの少女の成長物語をあくまでも描いていて、ジョン・マスカー監督は、これを『スター・ウォーズ』に例えて説明をする。「言ってみれば、ルーク・スカイウォーカーの旅のように世界の運命は彼女の手にかかっているわけで、そこにロマンスを入れようがなかった。海から選ばれたモアナであっても彼女自身が対応できるかどうか、彼女が任務を遂行できるかどうかの物語だからね。それは、僕たちにとってもチャレンジだったけれど、作ってみたかったのさ」とのこと。一方で、マウイには『ズートピア』のニック・ワイルド並みのトラウマを用意するなど、オトナ男子層へのアプローチも実にぬかりない。『モアナと伝説の海』が感動的なポイントは、海に選ばれた少女モアナが世界を救う重責を担うも、選ばれただけではダメで、自分自身で努力を重ねていく姿勢にある。夢は叶う、信じれば叶うというプリンセスではなく、立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の行くべき道をあきらめずに見つけていくモアナ。そのファンタジックな設定をバリバリはがせば、等身大の16歳の少女のリアルが残るわけで、これに感動しないわけがない。SWのルーク・スカイウォーカーも真のジェダイになるために血のにじむような努力を重ねたが、モアナもそれと同じ。観る者は我がごとのように、彼女の冒険に夢中になるはずだ。また、特筆したいポイントは、素晴らしすぎる音楽の数々だ。トニー賞11部門受賞の「ハミルトン」を手がけた大注目のアーティスト、リン=マニュエル・ミランダによる楽曲は、モアナをはじめとしたキャラクターたちの心情を見事に表現しているほか、一度聴いたら忘れられないメロディーラインがとても心地良い。実は社会現象になった「ハミルトン」よりも、はるか以前に彼に楽曲をオーダーしていたという事実にもびっくりだ。監督のロンは、こう話す。「3年ほど前かな。僕たちは元々、彼の『イン・ザ・ハイツ』という作品のファンでね。当時僕たちはブロードウェイで活躍中の数名にニューヨークでインタビューを行い、その過程で彼のことが一番いいと思ったのさ。この作品にぴったりだと思った」。昨今のディズニー映画では、来たる『美女と野獣』など、人気作の実写化ブームが到来中だが、この『モアナと伝説の海』も、例えばミュージカル舞台化への期待も抱いてしまうほど、横展開のポテンシャルを秘めている作品だ。ともあれ『ズートピア』同様、一見子どもが楽しめそうだが、大人のハートにこれでもかと刺激しまくる本作!一歩踏み出すということとは? そしてスピリットを継承するということとは? などなど、じっくり鑑賞して、感想を大いに語り合いたい、春先の人生の航海にうってつけの作品である。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月14日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』を手がけた監督コンビ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツが来日し、取材に応じた。2人は『リトル・マーメイド』(89年)、『アラジン』(92年)でも共同監督を務め、ディズニー黄金期を支えたベテランだ。映画はポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説をモチーフに、“海に選ばれた少女”モアナが葛藤しながら、自分の進むべき道を見出す感動ファンタジー。「以前からオセアニア地域の文化に興味があったし、海を個性あふれる1つのキャラクターとして描きたかったんだ」(マスカー監督)、「その通り。3週間の現地リサーチで出会ったポリネシアの人々が抱く海への敬意は、大いにインスピレーションを与えてくれたんだ」(クレメンツ監督)。そんな大海原を駆けるヒロインが、冒険心あふれる16歳の少女モアナだ。彼女は海への強い憧れを抱く一方で、村長である父親から、後継ぎとして島のリーダーになることを期待されている。また、若き日の父親が経験した辛い出来事も、モアナと海を遠ざける一因だ。父親がモアナに対して「お前は女の子なんだから」とは言わない点は、似たような家族環境を描いた最近のディズニー作品『メリダとおそろしの森』とは大きく異なっている。「確かにモアナが女性である事実は、物語上の設定でしかない。彼女は愛する家族と人々が暮らす島を担う、次世代のリーダーとして、葛藤をしているんだ。その点はとても現代的で、進歩だと思う。実はシナリオの初期段階では、もう少し性別にまつわるテーマを描いていたが、物語を練り上げる過程で、それは本質的な問題じゃないと気づいたんだ。伝えたいのは、あくまで自分の居場所を見出す苦労と大切さだからね」(マスカー監督)“自分の居場所を見出す”というメッセージは、主題歌「How Far I’ll Go」にも深く刻まれている。手がけたのは現在、ミュージカル界に旋風を巻き起こしているソングライターのリン=マニュエル・ミランダだ。「共同作業を重んじ、献身的に取り組んでくれた。初期のバージョンはモアナの逃避願望が強かったんだけど、より彼女の責任感や葛藤を盛り込んでくれたおかげで、深いテーマ性をもった楽曲に仕上げてくれたよ」(クレメンツ監督)ちなみに『リトル・マーメイド』の主人公アリエルは、モアナと同じ16歳。もしも、海の中で出会ったら、仲良くなれそう?「あははっ、責任感が強いモアナに比べると、アリエルは未熟で反抗的かもしれないな」(マスカー監督)、「衝動的なアリエルのせいで、モアナがトラブルに巻き込まれたりね(笑)。そうしたら、アリエルにお説教さ。そういう意味ではケンカしつつ仲がいい姉妹みたいな関係になれるかもしれないね」(クレメンツ監督)(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日本年度のアカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞にダブルノミネートされた、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が、いよいよ3月10日公開に! "海に選ばれた少女"モアナが伝説の英雄マウイと出会い、悩み葛藤しながら自分の道を見つけていく姿を描くファンタジー・アドベンチャーを放った監督は、『アラジン』、『リトル・マーメイド』を生み出したディズニーの巨匠、ジョン・マスカーとロン・クレメンツ監督。来日したご両人に、『モアナと伝説の海』が誕生するまでの秘話をうかがった。――まず伝説の英雄マウイがとてもファニーな存在で、いわゆるプリンスとはまた異なる存在ですよね。どういう経緯で、あのようなキャラクターになったのでしょうか?ロン:今回の映画ではモアナの成長を軸としてマウイとの関係を描いているけれども、このふたりの間にはロマンスはないのさ。言ってみれば、プリンスのいないプリンセスものを描いている。『勇気ある追跡』(69)という映画があったけれども、若く決意を持った女の子と、ちょっと落ち目な年上の男性が物事を成し遂げていくような関係性だよ。ジョン:マウイについては、もともと釣り針で島を引き上げるような背景を持っているキャラクターなので、スーパーヒーロー的な半神半人なところがある。肉体的にも、現実以上のものを表現したい狙いがあったよ。このマウイの神話そのものも地域によって違っていたりするわけで、見栄えがよくない顔だとか、ハンサムだと言う人もいる。ある意味で、自由な存在にしたかったわけだ。ロン:ラブストーリーや王子様は登場しないので、いままでのそれとは異なる内容になっているよね。モアナはプリンセスではあるけれども、彼女は自分の世界を救うために冒険に出て行く物語になっているよ。ジョン:それと、ツイていない男という側面もあるよ。ただ後半、調子が上がっていくところも描いているけれどね!――前後してモアナの話です。クラシカルなプリンセスは受身形が多かったと思いますが、最近は能動的に動いていくプリンセス像が主流ですよね?しかも今回は海に選ばれただけではダメで、自分で努力しなければいけない。そういう意味でも、ロマンスは邪魔だったのでしょうか?ロン:こういう物語だったので、最初からロマンスというものを考えていなかったよ。いろいろと企画を練り上げて発展していくなかで、ロマンスを入れるか入れないか検討したわけではなく、あくまでも今回は大人になるための成長の物語だからね。ジョン:言ってみればルーク・スカイウォーカーの旅のように世界の運命は彼女の手にかかっているわけで、そこにロマンスを入れようがなかった。海から選ばれたモアナであっても彼女自身が対応できるかどうか、彼女が任務を遂行できるかどうかの物語だからね。それは、僕たちにとってもチャレンジだったけれど、作ってみたかったのさ。ロン:今後、将来的にはディズニーは王道のラブロマンスを作るとは思うけれど、今作に限っては僕たちの判断で、そういう結論にいたったのさ。――また、海の描写が美しいだけでなく、まるで『アラジン』に出てくる魔法のじゅうたんのようでした。どういうアイデアで、あのようなシーンが生まれたのでしょう?ジョン:5年ほど前、島々にロケハンに行った際に、ある時フィジーの漁師の方と一緒に海に出たことがあってね。彼は「海には敬意を払い、優しく話しかけなければいけない」と言っていた。「海は力を持っているので、粗末に扱うと自分に災いとなって返ってくる」とも言っていた。その時、海をキャラクターとして描いてみたいと思ったのさ。ロン:そういう描写は、アニメーションにもぴったりだと思ったよ。アニメーターのエリック・ゴールドバーグが、最初は波を手書きで描いて、イエスやノーという表現がどこまで可能かを探りながら、最終的には光の屈折などを計算してキャラクターに見えるように工夫していた。まるで本物の海のような動作も入れながらも、アニメーションで演技も伝えるように試行錯誤を重ねたわけだ。ジョン:昔、『リトル・マーメイド』のアリエルが言葉を話せないシーンでは、アニメーターたちが、どういう風に表現しようかよく悩んでいたよ(笑)。ロン:僕たちは作家と監督になる以前は、アニメーターとして仕事をしていてね。以前ベテランのアニメーターのオリー・ジョンストンが、僕たちの“特訓”として「小麦粉の袋を使って感情を表現できるようにしになさい」と(笑)。うれしさ、驚き、恐怖、幸福感などを小麦粉の袋を描いて練習した。そういうことの経験も役に立ったかな。――そして、音楽が素晴らしいです!主題歌「How Far I’ll Go」などを手掛けたリン・マニュエル=ミランダさんには、あの「ハミルトン」よりはるか以前にオファーをしたそうですね?また、初めて楽曲を聴いた時は、そうとうびっくりしたのではないですか?ロン:3年ほど前かな。彼は情熱的でいいアイデアも持っていて、すごく積極的でカリスマ性もあったよ。僕たちはもともと、彼の「イン・ザ・ハイツ」という作品のファンでね。当時、僕たちはブロードウェイで活躍中の数名にニューヨークでインタビューを行い、その過程で彼のことが一番いいと思ったのさ。この作品にぴったりだと思った。それと、すでに先に決まっていたオペタイア・フォアイさんとのコラボもとてもオープンにやってくれそうだったので、それも起用の理由だよね。今回は島の音楽も、とても大切だったからね。ジョン:彼は「ハミルトン」で忙しくなってね。コーラスなど部分的に送ってくれたよ。デモを送ってくれた時、クリス・ジャクソンやブロードウェイのトップの人たちが、こぞって声を入れてくれていて驚いた(笑)。それはもう、息をのむようなクオリティーだった。ロン:その当時、本当にさらっと、「いまほかの仕事もしていて……」と彼が言っていて、それが舞台もので、ちょっとヒップホップとラップで、アメリカ合衆国を作ったアレクサンダー・ハミルトンという人について描く作品だということを、ちょっとだけ言っていたから、どういう作品かは気にはなっていたけれど(笑)。それが1年後には大変な傑作として評判を集め、ここ数年のブロードウェイでもめずらしいほどの現象になっていったよ。ジョン:エンドロールを観ていただくと、デモテープの作成に協力してくださった「ハミルトン」のキャストの皆さんへのお礼のクレジットが入っているよ(笑)。■プロフィールジョン・マスカー(監督)イリノイ州出身。『ピノキオ』(40)、『眠れる森の美女』(59)などのディズニー映画に触発され、8歳でアニメーターになることを決意。1977年、短編アニメーション『ロバと少年』のアシスタント・アニメーターとしてディズニーに入社。『きつねと猟犬』(81)の制作を通して出会ったロン・クレメンツとコンビを組み、『オリビアちゃんの大冒険』(86)で脚本/監督デビューを果たす。以来クレメンツとともに、ディズニー・アニメーション・スタジオを代表するゴールデンコンビとして、『リトル・マーメイド』(89)、『アラジン』(92)といった世界中の人々に愛される名作を生み出した。また、ディズニーが手描きアニメーションへと回帰した『プリンセスと魔法のキス』(09)でも、脚本と監督を担当している。ロン・クレメンツ(監督)アイオワ州出身。9歳の時、ディズニー映画『ピノキオ』(40)を観て、アニメーションに興味を抱く。高校卒業後、見習いとしてディズニーの伝説的アニメーター、フランク・トーマスの元で仕事を覚え、『ビアンカの大冒険』(77)、『ピートとドラゴン』(77)、『きつねと猟犬』(81)などの作品に携わったのち、ジョン・マスカーとともに1986年の長編アニメーション『オリビアちゃんの大冒険』で脚本/監督デビュー。以来マスカーとともにディズニー・アニメーション・スタジオを代表するゴールデンコンビとして、『リトル・マーメイド』(89)、『アラジン』(92)、『プリンセスと魔法のキス』(09)といった名作を生み出した。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日『アナと雪の女王』『ズートピア』に続く、ディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』。 昨年11月よりすでに公開されている米国では、本作が“まるでディズニー版『マッドマックス』”だと話題に。今回はそんな話題となっている戦闘シーンの映像が到着した。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をした ことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進む べき道を見つけていくモアナだったが…。このほど到着した本編映像では、モアナの冒険の行く手を邪魔するココナッツの海賊カカモラが登場。カカモラは小さくて一見するとキュートだが、欲しいものを手に入れるためならどんな手でも使う冷酷な海賊。そん なカカモラの武器は「毒矢」。カカモラはモアナが大切にしているテ・フィティの心を見つけると、容赦なく毒矢を吹いて襲ってくる。さらにカカモラの背後には巨大な海賊船が現れ、太鼓をたたきながらモアナに近づいてくるのだ。モアナは初めて出会うキュートで恐ろしい海賊にタジタジになるが、マウイとともに挑んでいく。そんな強く戦うモアナの姿は、いままでのヒロインと違う魅力が詰まっている。すでに映画が公開されている米国では、カカモラとの戦闘シーンがまるでディズニー版『マッドマックス』のようだという声が上がっているが、それもそのはず、実は本作のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督は、アカデミー賞6部門を受賞しカルト的人気を誇った『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督の大ファンで、マスカー監督は「ジョージ・ミラーへの敬意を払い、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』からインスピレーションを受けたシーンが、海賊カカモラと戦うシーンなんだ」と明かしている。例えば同作で、車が砂漠の煙の中からたくさん押し寄せてくるシーンは、本作のカカモラが海賊船に乗って登場するシーンと似ており、砂漠の中を追いかけてくるシーンは、海賊船から逃げるモアナとマウイを容赦なく毒矢を吹きまくり追いかけてくるシーンと重なる。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では手に汗握るハラハラするシーンの連続だったが、本作でもモアナの戦闘シーンは迫力満載。マスカー監督は「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見てからストーリーの案を考えたと思うよ。敬意を表したかったんだ。そしてカカモラと戦うシーンをもっと大きなスケールで描きたいと思ったんだよ。ジョージ・ミラー監督は最高だね」とコメントも残している。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月09日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の来日記者会見が2月9日(木)、都内で行われ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督、日本版声優を務める屋比久知奈(モアナ役)、夏木マリ(タラおばあちゃん役)が出席した。会見ではディズニーヒロイン史上最大級の規模で実施されたオーディションで、見事モアナ役を射止めた屋比久さんが、本作の日本版主題歌となる「どこまでも~How Far I’ll Go」を生披露。同曲を公の場で歌唱するのは初めてだったが、堂々たるパフォーマンスで「モアナの情熱と海へのあこがれが伝わった。屋比久さん自身の思いもね」(マスカー監督)、「美しい歌声に感動している。この曲は自分を見出す大切を訴えているんだ」(クレメンツ監督)と場内を魅了し、夏木さんは「完ぺきに歌ってくれて、おばあちゃんとしてうれしい」と涙をこぼしていた。一方、両監督や夏木さん、多くの報道陣を前に無事に歌い切った屋比久さんは、「すごく光栄。緊張しましたが、精一杯の気持ちを乗せて歌えました」と安どの表情だった。ポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説をモチーフに、“海に選ばれた少女”モアナが葛藤しながら、自分の進むべき道を見つけて行く感動ファンタジー。全米興行収入ランキングでは3週連続1位を記録し、今月26日(現地時間)に発表される第89回米アカデミー賞で「長編アニメーション賞」、「主題歌賞」にノミネートされている。人間と自然の関係性というテーマ性は、宮崎駿監督から強い影響を受けているといい、「宮崎さんの作品は魔法のように美しく詩的。観客を独自の世界に引き込む達人であり、強い女性も登場する」(マスカー監督)、「自然からの恩恵を、今度は自然に帰し、またそこから育む。宮崎さんの作品からは、そんな自然への敬意は学んだ」(クレメンツ監督)と話していた。それだけにアカデミー賞に輝いた宮崎監督の『千と千尋の神隠し』で、湯婆婆を演じた夏木さんとの対面に、 マスカー監督は「ご本人に会えて光栄です。今回、私たちの作品に重要な役柄で参加していただき、とてもうれしいです」と感激していた。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月09日社会現象となった『アナと雪の女王』『ズートピア』に続くディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。現在、全米では興行収入ランキング3週連続1位を記録する大ヒットとなっているが、このほど、ディズニーNEWヒロイン・モアナが“海の向こうの世界への憧れ”を歌う主題歌「How Far I’ll Go」の24か国語Ver.ミュージック・クリップが解禁。『アナと雪の女王』の「Let It Go」と同様に、世界中の“モアナ”が歌声をつなぐ中、大トリを日本版モアナが務めていることが分かった。本作は、海に選ばれた少女モアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、神秘の大海原へ飛び出して伝説の英雄マウイとともに世界を救う冒険に挑む物語。早くも、予告編映像などでモアナの声を務めるアウリィ・カルバーリョの歌声が注目を集めている中、その主題歌「How Far I’ll Go」“多国語Ver.”のミュージック・クリップが全米で解禁。世界各国の吹き替えから24か国語が選ばれ、各国の声優がそれぞれモアナの想いを込めて、歌声を披露している。英語版のアウリィをはじめ、タイ語、ブルガリア語、アイスランド語、ハンガリー語、タヒチ語、ロシア語、フランス語、中南米スペイン語、ギリシャ語、カスティーリャ語、デンマーク語、韓国語、ヘブライ語、スウェーデン語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、中国語、チェコ語、ベトナム語、オランダ語…と続くが、なんとその大トリで、何よりも大事な歌詞「How Far I’ll Go」のパートを歌い上げるのは、日本版のモアナ。その圧倒的な美しい歌声の主、最も大事な歌詞を任された日本版モアナは誰が演じているのか?さらに期待値が膨らむ映像となっている。多国語Ver.の主題歌といえば、松たか子が“雪の女王”エルサの日本版声優を務めた『アナと雪の女王』が記憶に新しい。エルサの心情を歌い上げた主題歌「Let It Go」の25か国語版ミュージック・クリップでは、日本語の美しさと歌声の素晴らしさが全世界で話題となり、圧倒的な再生回数を記録。日本では映画公開前にも関わらず、胸に残るその音楽が万人に支持され、歴史的ヒットの一因ともなった。本作もまた、アカデミー賞の前哨戦といわれる第74回ゴールデン・グローブ賞で、アニメーション映画賞と主題歌賞にノミネートされている。アリエル(『リトル・マーメイド』)やジャスミン(『アラジン』)といった、伝説的なヒロインたちを送り出してきたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーの巨匠監督コンビのもと、「ハミルトン」でトニー賞を受賞しているブロードウェイ・ミュージカル界のスター、リン=マニュエル・ミランダが楽曲を手掛けていることでも話題。『アナと雪の女王』に続き、アカデミー賞歌曲賞への期待も高まっている。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日来年3月に公開されるディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本語版予告編映像が公開になった。本作は“海に選ばれた少女”モアナが、変身の達人でもある伝説の英雄マウイと大冒険を繰り広げる物語が描かれる。公開された日本語版映像これまでディズニーは、生まれながらにして苦しみを抱えていたり、王位やプリセンスの称号を得るために試練に挑んだり、愛する者のために自らの身分や立場を捨てるヒロインを描き、観客の熱烈な支持を集めてきたが、本作の主人公モアナも、幼い頃に“海に選ばれ”、少女になり大冒険を繰り広げる中で「なぜ自分が選ばれたのか?」について悩み、傷つきながら成長していく女性だ。本作の舞台は、数々の伝説が残る南太平洋の島々で、モアナは、生命の女神テ・フィティの“心”を取り戻すべく、両親の反対を押し切って海へと旅立つ。そこで彼女は、かつて伝説の英雄として知られ、変身の達人でもあるマウイと行動を共にするが、彼こそがかつて、テ・フィティの“心”を盗んだ張本人だった!映画はモアナとマウイの凸凹コンビが冒険を繰り広げる様と、海に選ばれたモアナが自問自答しながら成長を遂げていくドラマが描かれる。本作を手がけるのは、『リトル・マーメイド/人魚姫』などで魅力的なヒロイン像を描いてきたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督で、オリジナル版で声優を務めたアウリィ・カルバーリョは「彼女は大海原へ大冒険に出て、ついに自分が何者かを見つけるという重要なテーマがあるの。自分自身を知るのはとても大事なことで、私にはとても共感できたわ」とコメントしている。なお、このほど公開になった映像は日本語版だが、キャストの名前はまだ発表になっていない。『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金) 全国ロードショー
2016年11月29日社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、今年大ヒットした『ズートピア』のディズニー・アニメーションが贈る最新作『モアナと伝説の海』。全米公開を11月23日(水)に控えた11月14日(現地時間)、ロサンゼルスのハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターにて開催されたワールド・プレミアに、製作総指揮のジョン・ラセター、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー両監督、主人公“海に選ばれた少女”モアナの声優を射止めたアウリィ・カルバーリョ、マウイ役の声優を務めるドウェイン・ジョンソン、楽曲を手がけるトニー賞受賞のリン=マニュエル・ミランダが登壇。会場には、モアナが運命に導かれて旅立つ“海”を再現した美しいブルーカーペットが100m以上の長さで敷かれ、ディズニー・アニメーション史上最大級のプレミアとなった。ラプンツェル、アナとエルサ、アリエルといった人気ヒロインたちを送りだしたディズニー・アニメーションの新たなヒロインは、“海に選ばれた”少女モアナ。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼いころに海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく運命づけられる。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、モアナは自分の進むべき道を見つけていく――。この日のワールド・プレミアには、ジョン・ラセターをはじめ、『リトル・マーメイド』『アラジン』を手がけたクレメンツ&マスカー監督、アウリィ・カルバーリョらが登場し、会場は大盛況に。特設ステージでモアナ役のアウリィがフラダンスを披露すると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり、『アナ雪』の“レリゴー”旋風に続く“モアナ旋風”が巻き起こる兆しを見せた。毎回、プレミアにはオリジナルのアロハシャツで登場することでお馴染みのラセターは、“海”が舞台の本作にちなみ、青色にモアナが描かれたアロハシャツで登場。新ヒロインのモアナについて、「南の島で生まれ育ったモアナは、島から大海原に飛び出してその先に何があるのか見てみたいとずっと思っていたんだ。だけどモアナの両親はそれを許さない。でもモアナの心の声は、彼女に『行け!』と訴え続けるんだ」と壮大な大冒険の始まりについてコメント。さらに、「とってもエモーショナルな物語だから観るときはティッシュを忘れないでね。日本のみんなに早く観てほしいよ! ドウモアリガトウゴザイマス」と日本のファンへ熱いメッセージを寄せた。モアナは海が大好きだが、島の外に出ることを禁じられている少女だ。しかし、“海に選ばれた少女”である彼女は、大海原に飛び出し、大冒険へと旅立つことになる。そんなモアナだが、実は日本のジブリ作品から影響を受けたとマスカー監督は明かす。「モアナは心の声に従い、強い信念を持つ新ヒロインなんだ。実は宮崎駿作品に登場するヒロインたちの影響を多く受けているんだよ」。ジブリ作品のヒロインといえば、ナウシカを筆頭に、弱さもありながらも強い信念を持っているという共通点がある。「モアナは日本の女性たちにとってまさに理想の女性。周りの声に惑わされず、自分の心の声に従うという強さは、世界中の女性の心に響くはず」と、マスカー監督はモアナに込めた思いを話している。そんなモアナの声優に大抜擢されたのは、ハワイ出身16歳の新星アウリィだ。彼女は厳しいオーディションをくぐり抜けて選ばれた、まさに現代のシンデレラガール。「モアナはとっても素敵なヒロインなの。私自身、15歳から16歳になる時期で、自分が何者かを探しているところ。モアナも大海原に飛び出して自分が何者なのか見つけるの。きっとみんなも同じように感じると思うわ」と、自らを重ね合わせて新しいヒロインに思いを寄せ、「ミテネ、モアナ!」とキュートな日本語でコメントした。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日映画『モアナと伝説の海』を紹介ディズニーアニメーション最新作、映画『モアナと伝説の海』が2017年3月10日(金)に公開される。映画『モアナと伝説の海』のあらすじ南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロイン・モアナは数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、愛する人々と世界を闇から守るため、傷つき悩みながらも心の声に導かれるように大海原へ旅立つ―。海を1つのキャラクターとして描く『モアナと伝説の海』。まるで本物の南太平洋の海と見紛うほどの煌めきと、海の存在が大きなポイントと言われており、映像美にも期待ができそうだ。予告編では、島の変わり者でモアナの唯一の理解者であるタラおばあちゃんと、モアナが旅の途中に出会う伝説の英雄で変身の達人でもあるマウイといった、物語のカギを握る新キャラクターが登場。マウイはモアナと共に冒険する重要な仲間で、“神の釣り針”があれば、何にでも変身できる力を持つ人物だ。モアナの相棒となる”伝説の英雄”マウイマウイは神に与えられた巨大な釣り針でどんな生き物にも姿を変える変身の達人。モアナが旅の中で出会う相棒でもある。冒険のカギを握る重要な存在であるマウイは、大きな体で一見怖そうだが、本当は陽気で、歌も踊りも良しの5000才。マウイも1000年間ある島に閉じ込められていたそうで、マウイはモアナと出会うことで、ようやく船で島から出ることができる。実は彼にも冒険に出なければならない理由と秘められた過去があった。ディズニーの新ヴィラン(悪役)タマトア冒険に出たモアナとマウイは、約15mもの巨大なモンスター“タマトア”に遭遇する。『アラジン』のジャファーや『リトル・マーメイド』のアースラに続く、ディズニーの新たなヴィランだ。キラキラと光り輝くものが好きなことやロックシンガーであるというキャラクターの設定は、デヴィッド・ボウイへのオマージュから生まれている。キャスト・スタッフ監督を務めるのは、『リトル・マーメイド』『アラジン』といった名作を生み出した、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー。また楽曲を提供するのは『ライオン・キング』『ターザン』などを手がけた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で第70回トニー賞受賞のリン=マヌエル・ミランダという名コンビだ。また、モアナの声を担当するのは、何百人ものオーディションによって選ばれたハワイ生まれの14歳、アウリー・クラヴァーリョ(Auli’i Cravalho)。そんな彼女の『モアナと伝説の海』での声は高く評価され、アニメーションのアカデミー賞といわれる「アニー賞」にて声優賞にノミネートされている。新たなディズニーヒロインの歌声に注目したい。日本語版の声優としてヒロインを演じているのは屋比久知奈で、ディズニーのヒロイン史上最大級のオーディションの中から大抜擢された。彼女は沖縄県出身の大学4年生。「ミュージカルのど自慢」(帝国劇場)で最優秀賞も受賞しており、期待が集まる中、『モアナと伝説の海』でデビュー。冒険を通して成長していく姿を表現し、また、16歳という主人公モアナのフレッシュさや、心に響く歌唱力も必要となり、難しい役をどう表現するかがポイントだ。その他の日本版の声優陣も個性豊か。モアナの良き理解者であるタラおばあちゃんを夏木マリ、伝説の英雄マウイを歌舞伎俳優の尾上松也が演じる。モアナを支える仲間たちの日本版声優たちのキャストは次々と発表されている中、主人公モアナ自身の声優はまだ発表されておらず、期待が高まっている。『モアナと伝説の海』がアカデミー賞にノミネート『モアナと伝説の海』が、2017年1月24日(火)、ビバリーヒルズの映画芸術科学アカデミーで発表された第89回アカデミー賞で、「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」にノミネートを果たした。「長編アニメーション賞」は、『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『インサイド・ヘッド』と3年連続で、ディズニー・アニメーションとディズニー・ピクサー作品が受賞しており、4年連続のオスカー受賞の快挙に期待がかかる。また「主題歌賞」には、16才の主人公モアナの葛藤や一歩踏み出す勇気を歌う「How Far I’ll Go」も見事ノミネート。注目の第89回アカデミー賞授賞式は、2月26日(現地時間)にハリウッドのドルビー・シアターで行われる予定。加藤ミリヤが日本版エンドソングを担当そんな本作のエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」を、若い世代から絶大な人気を誇る加藤ミリヤが担当することが決定。ディズニー作品初参加となる加藤ミリヤは、「12年くらい音楽をやらせてもらっていて、こんな気持ちになることはずっとなかった。すごくやりたかったことなので、本当に嬉しかったです。夢のような話でした」と起用が決まったときの喜びの心境をコメント。彼女が歌うエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、モアナの心情を歌った曲。16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや、島の外に出ることを決意する気持ちを表現した、物語の重要な要素の一つだ。作品詳細ある時、世界を生んだ命の女神テ・フィティの”心”が盗まれ、世界に闇が生まれてしまった。1000年間、海の外に出ることを禁じられた島で育ったモアナは、愛する人々と世界を闇から守るため、父親の反対を押し切り、テ・フィティの“心”を取り戻す冒険に出る決意をする。そんなモアナが旅の途中に出会うのが、風と海の守り神にして伝説の英雄マウイだ。陽気でジョークが大好きな彼が、実はテ・フィティの“心”を盗み、世界に闇をもたらしたのだった。初めは相容れない二人だったが、次第に心が打ち解けていく。しかし旅の途中、マウイの大事な釣り針が傷ついてしまい、自分を責めてしまうモアナ。愛する人々と世界を救うという大きすぎる使命を背負ったモアナはくじけそうになるが、「モアナ、何を迷う?お前の心に従うのだ」というタラおばあちゃんの言葉を胸にきざみ...。『モアナと伝説の海』公開日:2017年3月10日(金)監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー製作:オスナット・シュラー製作総指揮:ジョン・ラセター配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン原題:Moana©2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年10月08日来年3月に公開されるディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本版ポスタービジュアルが解禁になった。好奇心に溢れ、海を愛するヒロインのモアナが、“心”を失ってしまった世界を救うため冒険に挑む物語だ。その他の情報数々の伝説が残る南太平洋の大きな島で生まれたモアナは、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことから、海に選ばれた少女として育つ。長年守られてきた島の掟で外海に出ることを禁じられていたが、ある日モアナは、世界を救うため、そして自分の進むべき道を見つけるため、禁じられた海へ旅立つ。日本版ポスタービジュアルは、波や生き物たちが彼女を見守るように取り囲んでおり、海を愛し、海に選ばれたモアナを象徴するようなデザインになっている。そして、モアナの両手の中には、物語の重要なカギである“テ・フィティの心”と呼ばれる石が輝いている。『モアナと伝説の海』の監督は、長年コンビを組んできたロン・クレメンツとジョン・マスカーで、ふたりはこれまでにも『リトル・マーメイド/人魚姫』のアリエルや、『アラジン』のジャスミンなど、世界中から愛されるヒロインを誕生させてきた。クレメンツ監督は「海の中で暮らすアリエルは、陸で暮らすこと夢見て、島で暮らすモアナは大海に出ることを夢見ている。アリエルから一周回ってモアナに帰ってきたね(笑)」と話し、マスカー監督は「モアナの歌声はとても素晴らしいですよ!」とまだ明かされていないモアナの歌声について触れ、「世界中の言語で、どんな声が起用されるのかワクワクしています」と自信を覗かせる。『アナと雪の女王』で大ヒットした『Let It Go』のように本作の楽曲も25カ国語版で歌われるのか? 今後の展開に注目が集まる。『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金) 全国ロードショー
2016年10月05日ディズニー新ヒロインが登場する映画『モアナと伝説の海』。この度、本作の日本版ポスタービジュアルが解禁された。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ──。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。これまでラプンツェル、アナとエルサ、アリエルといった人気ヒロインたちを贈り出したディズニー・アニメーション。今回本作で描かれる新たなヒロイン“モアナ”は、好奇心に溢れた海を愛し海に選ばれた美しい少女だ。今回解禁された日本版ポスターには、そんな“海に選ばれたモアナ”と、彼女を取り囲む、まるで生きているかのような壮大な海と生き物たちが描かれている。そして、モアナの両手の中にはエメラルドグリーンに光輝く石が。その石は、この世界のあらゆる生命を生み出す女神“テ・フィティの心”。この石こそが、モアナの冒険において重要なカギを握っているという。本作を手掛ける監督は、これまでにもアリエルやジャスミンといった伝説的なヒロインたちを送り出してきたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーのゴールデンコンビ。クレメンツ監督は「海の中で暮らすアリエルは、陸で暮らすこと夢見て、島で暮らすモアナは大海に出ることを夢見ている。アリエルから1周回ってモアナに帰ってきたね(笑)」と新たな“海”のヒロインについて語り、マスカー監督は未だ明かされていないモアナの歌声について「モアナの歌声はとても素晴らしいですよ!」と自信を覗かせ、さらに「世界中の言語で、どんな声が起用されるのかワクワクしています」とコメントを寄せている。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月05日先日、日本公開日が決定した『モアナと伝説の海』。新たなヒロインが登場することでも話題の本作だが、その新ヒロイン“モアナ”の幼少期、“海に愛される”特別なチカラを驚きの映像美で表現する特報映像がこのほど到着した。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ──。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。このほど到着したのは、モアナが海に愛されるきっかけを描いた、本編でも非常に重要なシーンの一部を切り取った特報映像。まだあどけなく愛らしい子どもの頃のモアナが浜辺で遊んでいるシーンから始まる映像では、何かに導かれるように、よちよち歩きで波打ち際へ向かうと…まるでモアナのことを愛おしく想っているかのように”海”が戯れるというもの。そして、モアナのかわいさと共に注目したいのは、海の美しさ。海をひとつのキャラクターとして描いた本作では、これまでに見たことのない海の存在が大きなポイントとなっており、その美しい映像に誰もが驚くことだろう。世界中で愛されるディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつに、誰をも魅了する歴代ヒロインたちの美しい歌声が挙げられる。その歌声は、近年では『アナと雪の女王』でアナ (英語版:クリステン・ベル/日本版:神田沙也加)とエルサ(英語版:イディナ・メンゼル/日本版:松たか子)が記憶に新しい。本作の英語版でヒロイン・モアナを演じるのは、数千人の候補の中から大抜擢された新人アウリー・クラヴァーリョ。『アラジン』『リトル・マーメイド』といった伝説的な名作を世に贈り出し、『モアナと伝説の海』も監督する巨匠ゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の目にとまり大抜擢されたのだから、その演技力と美しい歌声は折り紙つきだ。また楽曲を提供には、『ライオン・キング』『ターザン』なども手掛けた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で「トニー賞」を受賞したリン=マヌエル・ミランダという最強タッグが実現しているところにも注目。『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』と、歴史を塗り替える驚異的な大ヒットを記録したディズニー・アニメーション。そんなディズニーが贈る最新作を、まずは“幼少期のモアナ”の可愛らしい映像と共に、驚きの映像美を楽しんでみては?『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月20日来年3月公開のディズニー・アニメーション・スタジオの新作『モアナと伝説の海』の特報映像が公開になった。ディズニーの新たなヒロイン“モアナ”の幼少期が描かれる愛らしい内容だ。公開された特報映像本作は『リトル・マーメイド』や『アラジン』などの作品で魅力的な女性キャラクターを数多く誕生させてきたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の最新作で、新作は美しい南の島で暮らす16歳の女性モアナが主人公だ。このほど公開になった映像に登場するのは、幼いモアナで、美しい海を前にはしゃぐモアナと神秘的な海が“交流”する様が描かれる。そこで暮らす生き物たちの表情まで見える透き通った水と、感情まで読み取れるように動く水面と波、それに応えて歓声をあげるモアナの姿に思わず笑みがこぼれる内容だ。映画は16歳に成長したモアナが、海を舞台に大冒険を繰り広げるストーリーで、海に選ばれ、海と共に歩む主人公は日本でも人気を集めそうだ。『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金) 全国ロードショー
2016年07月20日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(2017年3月10日公開)の特報映像が20日、公開された。特報は、あどけなく愛らしい子供の頃のヒロイン・モアナが浜辺で遊んでいるシーンからスタート。何かに導かれるように、よちよち歩きで波打ち際へ向かうと、海がモアナのことをいとおしく思っているかのように戯れ始める。この映像は、モアナが海に愛されるきっかけを映した、本編でも特に重要な場面の一部をフィーチャー。海を1つのキャラクターとして描いた本作では、これまでに見たことのない海の存在がポイントとなっている。モアナの、そして視聴者の前に広がるのは美しい海の映像。ディズニー・アニメーションのさらなる進化を期待させる、本物の南太平洋かのようなきらめく海と、"海に愛される"モアナの特別な力を感じられる説得力が映像美で表現されている。また、ディズニー・アニメーションの大きな魅力の1つは、歴代ヒロインたちの美しい歌声。近年では『アナと雪の女王』(13)でアナ(英語版はクリステン・ベル、日本版は神田沙也加)とエルサ(英語版はイディナ・メンゼル、日本版は松たか子)が披露した歌声が、大きな話題を呼んだ。本作英語版でモアナを演じるのは、数千人の候補の中から大抜てきされた新人のアウリー・クラヴァーリョ。『アラジン』(92)や『リトル・マーメイド』(89)といった名作を手掛け、本作でもメガホンを取るロン・クレメンツ監督とジョン・マスカー監督コンビの目にとまり抜てきを受けたことから、演技力と美しい歌声は折り紙つきだという。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年07月20日ディズニー・アニメーション・スタジオの新作映画『モアナと伝説の海』の公開日が来年3月10日(金)に決定した。本作は『リトル・マーメイド』や『アラジン』を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の新作で、ディズニーの新たなヒロイン“モアナ”の神秘的な冒険が描かれる。その他の写真本作の主人公モアナは、美しい南の島で暮らす16歳の女性。幼い頃にある体験がきっかけで、海と運命的な絆で結ばれた彼女は、神秘的な冒険に旅立つ。クレメンツ&マスカーのコンビはこれまでに数々の名作とヒロインを描いており、モアナも長年に渡って愛されるヒロインになることが期待される。また劇中の音楽を、『ライオン・キング』のマーク・マンシーナと、トニー賞に輝いたリン=マヌエル・ミランダが手がけることも決定。劇中の音楽も注目を集めることになりそうだ。『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金) 全国ロードショー
2016年07月13日『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』で歴史を塗り替える驚異的な大ヒットを記録したディズニー・アニメーション。この度、そのディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本公開日が、来年3月に決定。そして本作で新たなヒロインが誕生していることが分かった。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ――。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。監督には、『リトル・マーメイド』、『アラジン』といった伝説的な名作を世に贈り出してきた巨匠ゴールデンコンビ、ロン・クレメンツとジョン・マスカー。製作総指揮には、アニメーションの歴史を変えた男、ジョン・ラセターが務める。世界中で愛されるディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつは、近年の『アナと雪の女王』でアナとエルサが披露した、誰をも魅了する歴代ヒロインたちの美しい歌声だ。そして、永遠のミュージカルナンバーを生み出してきたロンとジョン監督、彼らならではの珠玉のオリジナルソングが、今回も奇跡の映像美をドラマティックに彩る。『アナと雪の女王』以降、初となる新たなディズニーヒロインの歌声にも全世界の注目が注がれる中、楽曲を提供するのは、『ライオン・キング』『ターザン』なども手掛けた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で「第70回トニー賞」受賞のリン=マヌエル・ミランダという盤石の体制。このタッグからも、歴史に残る楽曲となることは間違いないといえよう。さらに、本作では海をひとつのキャラクターとして描いており、まるで本物の南太平洋の海と見紛うほどの煌めきと、これまでに見たことのない海の存在が大きな注目ポイントであり、その映像美にも期待がかかる。そして、公開決定と併せて、広大な海と空と共に「海に選ばれた少女―― 彼女の名は、モアナ。」というコピーが添えられているポスタービジュアルも到着。ヒロインのモアナを象徴するような彼女の強い想いを感じさせるビジュアルに仕上がっている。果たして、好奇心と勇気に溢れたモアナが、いかに海と絆で結ばれなぜ海に選ばれたのか? そして、新たな”海”のヒロインはどんな歌声を聞かせてくれるのか? 新たなヒロインに今後も目が離せない。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月13日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本公開日が2017年3月10日に決定し、ポスタービジュアルが13日、公開された。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女・モアナは、幼い頃"ある体験"がきっかけで海と運命的な絆で結ばれ、"海に愛される"という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ旅立つ。ディズニー・アニメーションの大きな魅力の一つは、『アナと雪の女王』のアナとエルサのような、歴代ヒロインたちの美しい歌声。今回監督を務める巨匠ゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督は、『リトル・マーメイド』、『アラジン』といった名作を世に贈り出してきたが、彼らならではのオリジナルソングが本作を彩る。楽曲を提供するのは、音楽家マーク・マンシーナ(『ライオン・キング』、『ターザン』など)と、ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ハミルトン』で第70回トニー賞受賞のリン=マヌエル・ミランダ。さらに、本作では海を1つのキャラクターとして描いており、本物の南太平洋の海のようなきらめきと、これまでに見たことのない海の存在が大きな注目ポイントと言われ、その映像美にも期待がかかる。公開決定とあわせて、このたび、ヒロイン・モアナを象徴するような、彼女の強い思いを感じさせるポスタービジュアルも公開された。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年07月13日今年11月23日にアメリカで公開が決定しているディズニーアニメ56作品目の『Moana』(原題)のティーザーが公開された。『Moana』のアメリカ版公式サイトによるストーリーをご紹介しよう。いまから3,000年前、南太平洋で航海する偉大な船乗りたちが、オセアニアでさまざまな島を発見した。しかしなぜかその後1,000年もの間、海を旅する人はいなくなってしまったが、その理由を知る者はいない。そんな船乗りの子孫である少女モアナは、先祖が果たせなかった冒険を成し遂げるため、半神マウイやペットのブタ「プア」と共に航海へと繰り出す。監督は『リトル・マーメイド』、『アラジン』、『プリンセスと魔法のキス』で知られるロン・クレメンツとジョン・マスカー。ディズニー映画で常に話題となる音楽を担当するのは、『ターザン』でグラミー賞を受賞、映画音楽の作曲家として名高いマーク・マンシーナ、映画の舞台と同様、南太平洋のサモアで育ったオペタイア・フォアイ、そして第70回トニー賞授賞式で11部門受賞を果たし、自身も「オリジナル楽曲賞」と「ミュージカル脚本賞」を受賞した「Hamilton」のクリエイターのリン=マヌエル・ミランダ。ティーザーでは美しい海とエネルギッシュで心躍る音楽、動くモアナとマウイ、プアの声を楽しむことができる。(Hiromi Kaku)
2016年06月14日ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッド(69)が禁煙したようだ。先月妻サリーとの間に双子の娘アリスちゃんとグレイシーちゃんが誕生したロンは、健康的な生活を送ろうと禁煙を決意したのだという。ある関係者はザ・サン紙に「ロンは煙草を止めました。その悪癖を失くそうとかなり真剣に取り組んでいて、電子タバコをしょっちゅうくわえていますよ。ここ50年間で最長の禁煙期間となっていますね」と語る。2012年に挙式した妻サリーはその決意を大歓迎しているというものの、ローリング・ストーンズの仲間であるキース・リチャーズ(72)はその健康志向に面喰っている様子だそうで、もう友達ではないと冗談を飛ばしているとその関係者は続ける。「サリーは大喜びしている一方で、キースはみんなに馬鹿げていると言っていますね。一緒にお酒を飲みながら煙草を吸えないのならもう友達ではないとまでロンに冗談交じりで言っていましたよ」アルコール中毒のため過去に8度もリハビリ施設入りをしているロンは、過去6年間に渡ってお酒に触れておらず、先日にはバンドのツアー中にずっとお酒を飲み続けていたら体が持たないだろうと語っていた。「若い頃の日記に『昨夜は最高だった。2回吐いた』とかいうのがちょこちょこ出てくるんだ。でもその頃はなんとかやっていたんだ。でも今同じことをやったら、たぶん1週間も持たないね」また、ロンはミュージシャン仲間や友人たちがこの世を去っていくのを目にしたことで健康的な生活を送る気になったそうで、「ここ数年間でバタバタ倒れて行ってしまった人たちをかなり目にしてきたから、自分がいかに幸運かって気づかされたんだ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年06月10日ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッド(68)と妻サリー・ハンフリーズ(38)の間に5月30日夜、双子の女児が誕生した。ザ・サン紙によると、今週までに誕生しなかった場合は、2人は誘発分娩も視野に入れていたようだ。このうれしいニュースを伝える声明では、「ロニーとサリーは、双子のグレース・ジェーン(6ポンド:約2,721g)とアリス・ローズ(5.7ポンド:約2,585g)の誕生を喜んで発表します。2人は5月30日22時30分に誕生し、みんな健康です。ベビーたちはパーフェクトです」と双子の名前も明かされている。元妻クリッシー・フィンドレーとの間にジェシー(39)、2番目の妻ジョー・ウッドとの間にリア(37)、タイロン(32)と、養子のジェイミー(41)と子供を持つロンは、バンドメイトのミック・ジャガーに子守唄を歌ってほしいと以前、BANGショービズに話していた。「ミックは、1年待ってくれたら、ベビーシッターになるよって言ってくれてて、そうなったら子守唄を歌ってもらえるね」また、ロンの子供たちも妹たちが増えるのを楽しみにしているそうで、息子のタイロンは「小さな妹たちに会うのが待ちきれません。本当にうれしいです。妹たちのためにジェリーキャットの(ぬいぐるみの)ウサギをもう買ってしまっているんです」と話し、家族が新たなメンバーの到着を待ちきれないといった雰囲気だった。(C)BANG Media International
2016年06月01日