お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』のメンバー、上島竜兵さん逝去という衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った、2022年5月11日。著名人はもちろん、SNS上でも「ショック」「さびしい」など、上島さんを悼む声が相次ぎました。キンライサー、上島竜兵さんを追悼上島さんの訃報からおよそ1か月が経った、同年6月13日。『ダチョウ俱楽部』をCMに起用していた株式会社キンライサーは、亡くなった上島さんを追悼するウェブサイトと、CMの総集編動画をYouTubeで公開しました。「押すなよ」や「どうぞどうぞ」など、『ダチョウ倶楽部』のネタが豊富に盛り込まれた同CM。特設されたウェブサイトで、キンライサーのスタッフは次のようにコメントしています。上島竜兵さん、ありがとうございました。「絶対に押すなよ!」この一言で、どれだけ多くの人が笑顔になれたでしょうか。世の中のお湯を途切れさせることなく日本中を元気づけていきたい。そんな想いの中、私たちキンライサーは5年に渡り、上島竜兵さん、そしてダチョウ倶楽部の皆さんと共に歩んできました。ご遺族の方、ダチョウ倶楽部メンバーの皆さん、所属事務所の方々と話合いの上、上島さんと歩んできた記録をしばらくの間映像としてこちらに残させていただきます。本当にありがとうございました。キンライサーーより引用また、キンライサーはYouTube動画の概要欄にも想いをつづっていました。3人のかけがえのない仲間と過ごしてきた長い歳月、その伝統芸で日本中を笑顔にしてきたこと、そして私たちキンライサーのスタッフにも気さくに声をかけていただき、一緒に盛り上げていただけたことは本当に貴重な財産であり、心から感謝したいと考えております。この動画で爆笑することは難しいかもしれませんが、泣き笑いでも、くすくすとした笑い声でも、日本中の笑顔が上島さんに届くことを祈っております。株式会社キンライサーキンライサーーより引用約5年間、『ダチョウ倶楽部』のメンバーと関わり、上島さんたちを間近で見ていたからこそ、込み上げるものがあったのでしょう。「ご遺族、ダチョウ倶楽部メンバーのみなさん、所属事務所の方々と話合いの上、追悼映像をしばらくの間残します」と、動画の公開に至った経緯を明かしていました。キンライサーのスタッフたちの想いに、感動と感謝の声が上がっています。・CMの総集編を制作したキンライサーさんに感謝します。本当にありがとう。・心が温かくなりました。ずっと上島さんが出ているCMを使ってほしい!・泣ける…。キンライサーさんの決断に感謝です。キンライサーのスタッフが祈った通り、日本中の笑顔は、きっと上島さんの元へ届いているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月14日5月20日に放送されたドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に、上島竜兵さん(享年61)が登場した。その在りし日の姿が、ネットで反響を呼んでいる。上島さんが亡くなったのは、今月11日のこと。早すぎる死を悼む声がいまだに止まないなか、20日の『ミタゾノ』には生前の上島さんの姿があった。劇中で上島さんが演じたのは、「両親がいない」という理由で結婚を断られることを懸念した男性の用意した“レンタルお父さん”。TOKIOの松岡昌宏(45)演じる、主人公の家政婦・三田園薫に「お早いお戻りでしたね」と声をかけられると、持ち芸の“くるりんぱ”を披露するという一幕もあった。そして、ドラマの最後には「本作にご出演頂いた上島竜兵さんが 5月11日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に 心よりご冥福をお祈りいたします」と上島さんへの追悼コメントも流れた。上島さんの“サプライズ出演”は、瞬く間にネットで大きな話題に。Twitterでは「上島竜兵」がトレンド入りし、さらにこんな声が上がっている。《ふいに登場した上島さんに感情を持っていかれてしまった。演技をしてるんだけど「くるりんぱ」もしてくれて…最後のテロップでしんみりしてしまった》《元気な上島さんが見れてちょっと嬉しいのともう見れない寂しさで感情がぐちゃぐちゃになってる》《家政夫のミタゾノで上島さん見れて、笑いもあって良かった》
2022年05月21日今月11日、突然の訃報に日本中が悲しみに包まれた。’85年のダチョウ倶楽部結成以来、数々のリアクション芸でお茶の間をにぎわせてきた上島竜兵さん(享年61)とのお別れには、あまりにも早すぎる……。哀悼の意を表して、みんなから愛され続けた芸人人生を写真で振り返ります。【’93年】長年務めたアートネイチャーの新CM発表会。「聞いてないよォ」などの定番ギャグもCM内で何度も登場。【’93年】ムッシュムラムラセクシー美女を前に楽しそうな3人。「流行語大賞」銀賞受賞やレコードデビューなどマルチに活躍。【’94年】のちに結婚する広川ひかるとの交際発表会見にて。肥後克広と寺門ジモンからの祝福に笑みがあふれる。【’94年】結婚披露宴でも全力芸を。コロナ禍にあらためて妻の存在に感謝するほど、仲むつまじい夫妻だった。【’94年】『24時間テレビ』のチャリティーランナーを務めたことも。3人で交代しながら100キロを完走した。【’10年】ヤー!!“脱ぐ”のも鉄板ギャグのひとつ。竜兵会のなかでもとくにかわいがっていた有吉弘行、土田晃之らと。【’12年】どうぞどうぞ公私ともにいつも一緒に過ごしていた志村けんさん(享年70)と上島さん。きっと天国で再会していることだろう。【’14年】くるりんぱ!芸人たちが“凍らせギャグ”を競った「凍らせ芸人グランプリ」で見事(!?)優勝したダチョウ倶楽部。【’15年】あちち「棺桶には(ビショビショになるので)コンビニのパックおでんを入れて」と語っていたほど大切な定番ネタ。“竜ちゃん”の渾身ギャグは永遠にーー。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月21日5月11日に亡くなった上島竜兵さん(享年61)の出演する、ケツメイシ『友よ~この先もずっと…』のミュージックビデオがYouTubeで8,000万再生を突破。さらにAmazon Musicのランキングで1位となるなど、上島さんの功績が音楽業界でも注目を集めている。『友よ~この先もずっと…』は、もともと’16年4月にリリースされた楽曲。そのMVはダチョウ倶楽部の友情を描いた作品で、熱々おでんや熱湯風呂といった芸に興じる様子とともに、3人の思い出の写真も収められている。そのため発売当時、ケツメイシは「完全にダチョウさんのPVになってしまいました(笑)」といい、上島さんも「親よりも嫁よりも長くいるメンバーが3人とも50歳を過ぎて、より愛しくなりました」とコメント。双方にとって、思い出深いMVだったようだ。そんな“笑って泣けるMV”に出演する上島さんが亡くなったのは5月11日のこと。その2日後、ケツメイシの公式Twitterは《謹んでお悔やみ申し上げます》《お仕事がご一緒出来た事、大変光栄でした。心よりご冥福をお祈りいたします》と追悼コメントを発表した。すると同MVはいっそう注目を集めることとなり、今月14日にはYouTubeでの再生回数が8,000万回を突破。さらに15日19時頃には8,150万回だったところ、16日13時時点で8,260万回に。18時間で110万回も再生されたのだ。またAmazon Music「人気のミュージックビデオ」部門では、BTS『Butter』や星野源『喜劇』を超えて1位となった。さらに音楽配信サイト『レコチョク』では、11日のデイリーランキングで11位に急浮上。15日には3位を記録している。発売から6年を経て、再び注目を集めている『友よ』。天国の上島さんも、自身の仕事ぶりを誇らしく感じているかもしれない。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日「自宅から搬送された病院でダチョウ倶楽部のメンバーである肥後克広さん(59)と寺門ジモンさん(59)は、上島さんのご遺体に対面することができました。その顔はまるでバラエティ番組収録のロケバスで寝ているときのようで……。肥後さんたちや事務所スタッフが泣きじゃくる中にも、みんなに愛された“竜ちゃん”の顔がそこにはありました」(事務所関係者)5月11日未明に亡くなった、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)。ダチョウ倶楽部がブレークした『お笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)で共演したビートたけし(75)や“お笑い第三世代”の同期である松本人志(58)や出川哲朗(58)ほか超大物タレントもこぞってコメントを発表するなど、日本中に衝撃を与えた。「同日の午前0時ごろ、自宅で妻の広川ひかるさん(51)がぐったりしている上島さんを発見。すぐに119番して病院に運ばれましたが、深夜1時ごろに死亡が確認されました」(スポーツ紙記者)最近は役者業にも進出。この4月も『恋に無駄口』(テレビ朝日系)、『やんごとなき一族』(フジテレビ系)に出演するなど、仕事の幅を広げていた。共演者のひとりは“異変”など微塵も感じなかった、と証言する。「上島さんは持ちギャグを見せるなど、現場を明るく盛り上げてくれていました。緊張している若手には率先して声をかけるムードメーカーでした。本当にいい人でした。ただただ、驚きです」上島さんは“師匠”と慕う志村けんさん(享年70)を2年前、新型コロナで亡くしたばかり。それだけにコロナには人一倍気を使っていた、と前出の事務所関係者は強調する。「自らコロナを警戒して、大好きな飲みの席など含め、できる限り外出を自粛していたんです。以前は不摂生でしたが、最近は健康にも気を使い、ウオーキングなどもしていました。仕事も順調で、バラエティ番組からドラマ、イベントへの出演がずっと先まで決まっていたし、亡くなる前日も担当マネージャーと電話で仕事の打ち合わせをしています。死につながる原因がまったくわからないんです……」■学生時代は藤山寛美さんに憧れ、役者を目指していた’61年、兵庫県丹波市に生まれた上島さん。父親は住宅設備メーカーに勤めるサラリーマン。酒癖や女癖が悪く、母親を苦労させていたと『週刊文春』’18年3月8日号のインタビューで語っている。《芸事が大好きで、めでたい席では率先して謡曲の「高砂」を歌ったりしてね。お酒好きなのも似てる》幼少期から人気者だったという上島さんの小中学校の同級生は、当時、松竹新喜劇の話をしていたことを今も鮮明に覚えていた。「ドタバタの吉本新喜劇よりも、藤山寛美が客を泣かせて笑わせる松竹新喜劇のほうがいいよね、なんて話をしていました。『何回見ても同じところで笑えて、同じところで泣ける。藤山寛美さんはすごい!』と興奮していることもありましたね」上島さんは最初はお笑い芸人ではなく俳優を目指していたという。「中学生時代に映画に目覚めて、俳優名鑑を暗記していたほどでした」(地元の知人)劇団青年座研究所の試験に受かり、上京して1年がたったころ、母親が倒れた。直腸がんだった。一度、帰郷し、母親の退院を見届けて再上京。しかし、今度は父親が自己破産。一家は全員千葉県市川市に引っ越してきた。「弟さんは大学を休学して働き始め、母親も掃除の仕事をし始めたそうです。上島さんは青年座を受け直したものの今度は不合格に。そのためテアトル・エコーの夜間部に通い、寺門さんと出会ったのです。後に南部虎弾さんと肥後さんが加わり、’85年にダチョウ倶楽部が誕生しました」(演芸関係者)’87年に南部が脱退し、現在の3人体制となった。’89年、ダチョウ倶楽部は『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』に出演。背負ったリュックを爆破されるなど、おなじみのリアクション芸でお茶の間の人気者に。’93年に「聞いてないよォ」で流行語大賞銀賞を受賞。’94年には、ものまね芸人の広川ひかると結婚。当時『お笑いウルトラクイズ』の放送作家をしていた、江戸川大学教授でお笑い評論家の西条昇さんは、こう証言する。「上島さんの芸風はバカバカしいことに徹したものでしたが、ふだんは人に気を使うし、真面目。いつも笑顔で接してくれました。サービス精神も旺盛で、酔うと直径15センチほどの灰皿を局部にあてながら服を脱ぐ芸を見せてくれたことも。昔ながらの喜劇人だったと思います」■40代から「竜兵会」を始めたのは志村さんへの恩返し順風満帆に見えたが、上島は当時、マンネリ感に内心焦りを感じ始めていたと打ち明けている。《そのうちドタバタやるようなお笑いがテレビの画面から消えていってね。30代の終わりごろには、なんか「新しいこともしなきゃいけないのかな」なんて漠然と思ってたんですよ》(『BIG tomorrow』’16年10月号)前出の演芸関係者が続ける。「そんなとき、友人のプロレスラー・川田利明さんから電話があり、“志村さんと一緒に飲んでいるからどうか”と。面識がなかった上島さんは『明朝早いから……』と断るも、志村さんが『俺も早いんだ。来いよ』と言われて初めて麻布十番の飲み屋で会ったといいます」志村さんは、上島が抱える不安を言い当て、こう告げた。「お前ら、最近ネタやってねえだろう。飛ばされたり、熱い、痛いとか、そんなのばっかりやっていて。じゃあ『バカ殿』のネタづくりやらせてやろうか」その3日後には『バカ殿』の仕事が入っていたという。上島さんは「『バカ殿』で40代を突っ走れたようなもんですよ」と感謝の言葉を口にしている。志村さんの恩を返さんとばかりに、上島さんは動き出した。《40代に入ってからかな。吉本の芸人なんかだと、番組が終わった後に「飯でも食いにいこうか」というノリがあるじゃないですか。そんなノリが東京の芸人にはないから、「毎週水曜、ラジオで生放送やってるから、ヒマな奴は遊びに来ない?ギャラ出ないけど、終わったら居酒屋でご馳走するから」と言ったら、まだヒマだった有吉弘行、土田晃之、劇団ひとりといった若手が来てくれるようになって》(『BIG tomorrow』’16年10月号)これが「竜兵会」の始まりだ。東京・中野の韓国料理店オジャンドンの店主はこう振り返る。「上島さんが飲むのは芋焼酎のロック。お気に入りはホルモン鍋で、後輩たちから『おい、上島!』と朝までイジられていました」■連日酔っぱらって泣きながら「自分の信じるお笑いの道を進め」と――数十万円におよぶ日もあったという飲食代はすべて上島さんが支払った。猿岩石を解散し、仕事がまったくなかった有吉弘行(47)を特にかわいがっていた上島さんは、今年2月のラジオ番組でうれしそうに当時をこう振り返っていた。「深夜2時に連絡してもほかのメンバーは反応がなくても有吉だけは出た。『ダメだったらいいよ』って言っても必ず来た」10日連続で飲んだことも……。「上島さんは食事や金銭面でも有吉さんの面倒を見ていました。『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』とまで言ってくれた上島さんの励ましがあったから、有吉さんは踏ん張れたと感謝しているそうです」(芸能プロダクション関係者)上島さんが後輩たちによく話していたのが、志村さんからの愛ある教えだったという。「『マンネリをずっと続けるのは実力が必要だし、難しいけど大切』だと。“いくらくすぶっても自分の信じる笑いの道を進め”と連日酔っぱらって泣きながら伝えていたそうです」(前出・演芸関係者)その後、毒舌キャラで再ブレークした有吉だが、上島から受けた恩義を一時も忘れることはなかったとテレビ局関係者は言う。「テレビでは上島さんを頻繁にイジっていましたが『上島さんをバカにされると俺は怒りのスイッチが入る!』と力説していました。去年の上島さんの還暦の誕生日にはオメガの腕時計を贈っていました。夏目さんとの結婚を事前に報告したのも上島さん。泣かない有吉さんが泣くときは『上島さんの葬式だけ』とも言っていました」上島さんの訃報が流れた11日、有吉は『有吉ゼミ』『有吉の壁』(日本テレビ系)の収録があった。「誰も声をかけられないほど憔悴した様子で時間ギリギリにスタジオ入り。ただ、本番は気丈にこなしたそうです」(テレビ局関係者)上島さんは昨年7月、自身の考える最高の葬式についてテレビ番組でこう語っている。「やっぱり僕は定番として、棺桶に豆絞りのふんどしを入れてもらって、おでんはコンビニのパックのおでんをそのまま入れてもらって……。お棺は一度ガタンと落としてもらって、そのとき出てこなかったらほんとに死んでると。そのとき初めて(みんな)泣く」あまりに早すぎる死。上島さんの枕元には有吉からの腕時計が宝物として置かれていたという。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に亡くなったことを受け、妻でタレントの広川ひかるが16日、所属事務所を通じてコメントを発表した。広川が所属する太田プロダクションは、公式サイトで「故・上島竜兵の葬儀も無事終えることが出来、皆様には心より深く感謝申し上げます」と報告。「本日、夫人より追悼文が届きましたので掲載させていただきます」とし、広川のコメントを伝えた。全文は以下の通り。■広川ひかるコメントファンの皆様関係各位応援してくださっているファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。生前は仲間とお酒を飲むのが好きで先輩や後輩、仕事でお世話になりました皆様にはご厚情を賜りたくさんの思い出を作らせていただいたと思います。また、最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。故人に代わって厚く御礼申し上げます。私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました。これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑ってたくさん思い出話をしてほしいです。上島光(広川ひかる)悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2022年05月16日ダチョウ倶楽部が5月14日、メンバーの上島竜兵さん(享年61)への追悼コメントを公式サイトで発表。コメントの中での肥後克広(59)から上島さんへの“イジり”がネットで反響を呼んでいる。5月11日に上島さんの訃報が伝えられて以来、沈黙を貫いてきた肥後と寺門ジモン(59)。コメントの中で寺門は、冒頭で「ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません」と謝罪し、「僕は竜ちゃんと出会って40数年 苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!! 本当にありがとう!!竜ちゃんがいたから僕はあります!」と上島さんへの感謝と愛を伝えていた。寺門と同じく冒頭でファンと仕事関係者に謝罪した肥後だが、「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました」とコメント。そして、こう続けたのだ。「でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。『それ違うだろ!』『ヘタクソ!』『笑えないんだよっ!』と地面も蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい」さらに、肥後は「皆にツッコまれる、それが上島の芸風です」とも綴っている。生前、「押すなよ」と言いながら熱湯風呂に落とされる、ギャグがすべったことを笑いに変えるといった“イジられ芸”で愛されてきた上島さん。肥後はそんなキャラクターを尊重するように、追悼コメントでも上島さんをイジったのだ。想像を絶する悲しみの中にいながらも、“芸人”としての上島さんを尊重したコメントに、Twitterではこんな声が上がっている。《リーダーのコメント、大泣きしながら読んでるけどうちらが地面踏んで天国で竜ちゃんがジャンプしてるの想像してたら笑けてきてしまった。最高のコメント。そして想像だけで笑かしてくれる竜ちゃん最高。有難う》《なんて愛があるコメントなんだろう。心が少し軽くなった。。ジャンプしてる姿想像したらフフっと笑えるところがまたやはり天才だったなって思う。愛されてたなって。。》《肥後さんのコメント涙が出た。今日は上島さん、天国でジャンプしっぱなしかもね、みんな地面蹴ってるから》《肥後さんのコメントすごいな。温かい》
2022年05月15日2022年5月11日に亡くなったことが報じられた、お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』の上島竜兵さん。61歳という早すぎる別れに、多くの芸能関係者やファンが衝撃を受けました。『ダチョウ倶楽部』肥後克広&寺門ジモンがコメント同月14日、上島さんと『ダチョウ俱楽部』を組んでいた、肥後克広さんと寺門ジモンさんが、所属事務所を通してコメントを発表。あまりにも急すぎる別れを受け、2人は上島さんとファンに向けて思いをつづりました。肥後克広さんコメント全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回は、このような事になってしまい、申し訳ありませんでした。仕事関係の皆様申し訳ありませんでした。何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。「それ違うだろ!」「ヘタクソ!」「笑えないんだよっ!」と地面も蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で、純烈のオーディションを受けます。ヤーッ!どんな悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!サンケイスポーツーより引用寺門ジモンさんコメントダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません。こんな形でのお別れです。僕は竜ちゃんと出会って40数年苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!!本当にありがとう!!竜ちゃんがいたから僕はあります!大好きなお酒を今も飲んでいるんじゃないかな?これからもダチョウ2人のそばで見守ってください!ずっと忘れないよ!ずーっと一緒だよ!サンケイスポーツーより引用肥後さんと寺門さんのコメントに対し、ネットからは「お2人らしいコメント」「明るいはずなのに、泣いてしまった」といった声が上がっています。渾身のネタで笑いを届けるのが仕事の、お笑いタレントらしいコメントで上島さんを送り出した、肥後さんと寺門さん。どんなに悲しくても、最期まで笑顔で送り出すのが『ダチョウ俱楽部』らしい対応だと思ったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年05月14日11日未明に61歳の若さでこの世を去ったダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(61)。お笑い芸人としてだけでなく、俳優としても活躍した上島さんの突然すぎる訃報は、日本中に衝撃を与えた。長年にわたって数多くの番組で共演したビートたけし(75)は、同日、公式サイトで「大変ショックです」とした上で、「芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい」とコメントを発表。ダウンタウンの松本人志(58)もTwitterで《今日は仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。同世代の仲間やからね…》と綴っていた。重鎮たちにも大きなショックを与えた上島さんの死。85年にダチョウ倶楽部を結成して以来、40年近くにわたって活動してきた上島さんがお笑い界に残した功績はあまりにも大きかった。お笑い評論家のラリー遠田氏は、その功績についてこう語る。「リアクションを芸にしたのが上島さんであり、ダチョウ倶楽部なんです。彼らが世に出てきて、初めて“リアクション芸“という言葉が生まれたのではないかと思います。芸人やタレントが体を張って笑いを取ること自体は彼らが登場する前からありましたが、ダチョウ倶楽部ほどそれに特化していた芸人はいませんでした。もともとは、ビートたけしさんの番組でたけし軍団の皆さんが体を張った企画に挑戦することがあり、その伝統を色濃く受け継いだのがダチョウ倶楽部だと思います」(以下、「」内はすべてラリー氏の発言)「絶対押すなよ!」と言いつつも熱湯風呂に落とされるといったリアクション芸を中心にお茶の間を楽しませてきた上島さん。ラリー氏はその“隠れた凄み”を分析する。「上島さんが“押すなよ、押すなよ”と言いながら熱湯風呂に突き落とされてしまうのも、熱々のおでんを食べさせられるのも、そこには伝統芸のように完成された“様式美”があります。熱いものを食べてもだえ苦しむというのは、素人目には誰でもできるように見えるかもしれません。でも、実はすごく計算された段取りのもとに完成された芸であって、やっぱり素人にはマネできないし、どの芸人でもできるようなことではないのです」激しく喧嘩しながらも接近し、最後にキスをするといった定番のギャグについても、秘密があるようだ。「“喧嘩芸”にしても、上島さんがなぜかやりたくないことをやらされてしまう“どうぞどうぞ“にしても、見ている人がすごく身近に感じて、マネしたくなる芸なんですね。そういうギャグや芸というのは、一般の人のコミュニケーションの手段としても役立ってきました。私の世代でも、クラスのお調子者みたいな人がダチョウ倶楽部のギャグをマネしていましたからね」同世代のリアクション芸の“ライバル”として上島さんと切磋琢磨したのが出川哲朗(58)。11日には「「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」と追悼コメントを発表していたが、上島さんはそんな出川にも影響を与えていたという。「出川さんは上島さんとほぼ同時期に芸能活動を始めていますが、最初は劇団出身の役者という立ち位置で、芸人ではなかった。今でいうと大泉洋さんやムロツヨシさんのような存在でした。デビュー当初の出川さんは、自分は役者だという意識があり、バラエティ番組でもどこか格好つけていたところがあったんです。でも、たけしさんの番組で、芸人が必死で体を張って笑いとっているのを見て、その凄さがわかるようになり、そこから出川さんも心を入れ替えて、本気でお笑いに取り組むようになったそうです」また、昨今のバラエティ番組で活躍する次世代の芸人たちにも多大な影響を与えていた。その代表的な一人としてラリー氏が名前を挙げるのがパンサーの尾形貴弘(45)。今年3月、ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM系)で上島さんとともに出演した際、尾形は「(ダチョウ倶楽部を)観てましたから。昔っから大好きで、何回僕救われたか!」「半端ない、この2大巨塔(編集部注:もう一人は出川)はやばいっすよ、ずっと背中を僕らは追っかけてきました」と興奮気味に憧れを口にしていた。同世代から後輩まで幅広く慕われた背景に、上島さんの人柄もあるようだ。「私は取材で何度かお会いしたことがありますが、上島さんは偉そうにすることもなく、常に温かく接してくれました。そういう人間味があってこその芸なんですよね。竜兵会のメンバーとして知られる有吉弘行さん(47)や土田晃之さん(49)も、表では上島さんのことをイジったりしていますが、本心では慕っていると思います。芸人としての底力と人間としての器の大きさを持っている上島さんのことをリスペクトしているからではないでしょうか」『M-1グランプリ』や『キングオブコント』といった賞レース出身の芸人の活躍が目立つ昨今のお笑い界。そんななか、ダチョウ倶楽部と上島さんが残した“偉大な功績”について改めてラリー氏は語る。「土田さんも『自分が素人の頃はダチョウ倶楽部を面白いと思っていなかったけど、芸人になったらその凄さがわかった』と言っていたことがあります。複数の芸人が次々にギャグをやる流れになったとして、その最後を任せられるのが上島さんなんですよね。そういうときってどんどんハードルが上がっていくから、最後にやるのが一番難しいんですよ。でも、上島さんはそれを引き受けるし、堂々とやり切って笑いにすることができる。たとえスベったとしても、それを周囲の芸人がイジることで結果的に面白くなってしまう。その意味でも最強の存在なんですよね。今のお笑い界では、大喜利が強い人、面白いネタを作れる人、トークが上手い人が評価される傾向にあって、“言葉”の笑いが強い時代だと思います。だから、テレビで人気があったりMCをやったりしている芸人さんにはそういうタイプが多いですよね。一方、ダチョウ倶楽部はリアクション芸やギャグや集団芸に特化していて、その分野の頂点にいる人たちです。これはこれで一つの道を極めていると言えると思います」上島さんが遺した“宝物”は後輩たちに受け継がれ、日本中の人を笑わせ続けていくことだろう――。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月13日5月11日に、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)が亡くなったことが報じられてから2日が経った。ビートたけし(75)や松本人志(58)ら芸人仲間をはじめ、各界から追悼のコメントが寄せられている。同じリアクション芸人として、上島さんと“キス芸”も披露していた出川哲朗(58)は同日、所属事務所を通じて次のようにコメントを発表した。「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」そんな出川は、憔悴した様子を見せていたという。「昨日、出川さんはバラエティ番組の収録に参加したようです。ですが目を腫らし、落ち込んでいたと聞いています……」(テレビ局関係者)上島さんの訃報が報じられた直後、Twitterでは出川と有吉弘行(47)の名前がトレンド入りした。出川だけでなく、上島さんと親交が深かった有吉弘行を慮る声も相次いでいた。芸風は異なれども、上島さんは有吉にとって尊敬する先輩であり“恩人”だった。「有吉さんは、後輩芸人たちが上島さんを囲んで集う『竜平会』の中心メンバーです。’90年代半ばにブレイクしたお笑いコンビ『猿岩石』が解散した後、有吉さんはピン芸人として活動するも鳴かず飛ばずでした。そんな有吉さんを、上島さんがよく面倒見ていたのです。有吉さんをとても可愛がっていた上島さんは、『いつも俺のそばにいてくれ』と言うほどだったようです。そんな有吉さんは現在のように人気者になっても、上島さんへの恩義を忘れることはありませんでした。万が一、上島さんが老後に困窮したとしても助けられるように、有吉さんが“上島貯金”をしていたというエピソードは有名。昨年に上島さんが還暦を迎えた際も、有吉さんは高級腕時計を贈っていました」(芸能関係者)上島さんとたくさんの時間を過ごしてきた有吉だが、現在に至るまでコメントは発表していない。また有吉のTwitterとInstagramも、10日を最後に更新がストップしたまま。Twitterのコメント欄には、《大丈夫でしょうか?》《みんな有吉さん心配してる》といったメッセージが寄せられている。かけがえのない“恩人”を失った有吉の心痛は、察するに余りある。
2022年05月13日《あまりにも突然のことで驚きに堪えません》5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが61歳という若さで亡くなった。所属事務所は冒頭のように上島さんの急死を伝えた。有吉弘行(47)、出川哲朗(58)など数々の後輩から慕われた上島さんだったが、上島さんの“親友”は芸人だけではなかった。「2010年にドラマ『怪物くん』で共演した嵐の大野智さん(41)と上島さんは、『竜ちゃん』『大ちゃん』と呼び合う仲でした。2人ともお酒好きなこともあり、ドラマが終わってからもよく飲みに行っていたそうです」(テレビ局関係者)20もの歳の差がある親友。大野との関係を通じて、上島さんには変化がみられるようになったという。「上島さんは携帯電話でメールを打つのが苦手で、有吉さんも2010年5月にはTwitterに《ドラマで忙しいみたいなので、上島さんと全く会っていない、元気にやっているか知りたいので(親心的な心情)、ツイッターでもやってほしいと思うのだが、あの人はメールさえもできない、、、、、》と投稿していました。しかし大野さんと親しくなったことで『メールでも連絡を取りたい』と言うようになり、送り方を覚えたそうです」(芸能関係者)有吉は2015年12月にもTwitterに《上島さんからメールアドレス変更のメール。メールが打てるようになった上島さんに感動している。。。》と、上島さんの変化に感激した様子を綴っている。そんな不器用さも含めて、周囲から愛されていた上島さん。大野の影響は他にも。「普段アクセサリーは身に付けなかったという上島さんですが、あるときから急にネックレスをするように。不思議に思った土田晃之さん(49)が聞くと、それは大野さんがプレゼントしたものだったのです。番組スタッフなどにも『大ちゃんからもらった。かっこいいでしょ?』と自慢していたそうです。飲みに行く場所も、中野区から港区に変化。大野さんがよく港区のお店に行っていたことから、上島さんもそのお店に通うようになったみたいです」(前出・テレビ局関係者)60歳をすぎても変化していた上島さん。20年末には、大野についてこのように語っていた。《国民的アイドルなのに、気さくでお酒好きで、優しくて普段は全くオシャレじゃなく、でも、それが格好良くて性格もサバっとしてる》今年4月には『怪物くん』の原作者・藤子不二雄Aが亡くなったばかり。相次ぐ『怪物くん』ファミリーの死去に、大野は何を思うか。
2022年05月12日2022年5月11日、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のメンバー、上島竜平さんが逝去したことを事務所が発表しました。同日、お笑いタレントや映画監督などマルチな活躍をしている、ビートたけし(北野武)さんが、訃報を受けてウェブサイト上にコメントを掲載。自身の想いをつづっています。上島、大変ショックです。40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい。北野武 公式サイトーより引用『ダチョウ倶楽部』はかつて、ビートたけしさんが総司会を務めたバラエティ番組『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)に出演。「絶対に押すなよ!」といいながらも熱湯風呂に落とされる、身体を張ったギャグが誕生しました。また、ビートたけしさんがメイン司会を務めたバラエティ番組『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)にも出演し、リアクション芸が人気に。台本にないことをやらされそうになった際に、上島さんが発した「聞いてないよォ」は、第10回『新語・流行語大賞』で受賞し、ブレイクの切っかけになりました。上島さんのご冥福を心よりお祈りいたします。ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2022年05月12日「あまりにも突然のことで驚きに堪えません。今まで上島竜兵を応援して下さった皆様には心から感謝いたします」5月11日、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなった。61歳だった。冒頭のコメントは、所属事務所の公式サイトにアップされたものだ。体を張ったリアクション芸で人気を博し、バラエティ番組に欠かせない存在だった上島さん。そんな上島さんが慕っていたのは、’20年3月に亡くなった志村けんさん(享年70)だ。「’96年秋頃、元プロレスラーの川田利明さん(58)の紹介がきっかけで2人は出会いました。深夜、川田さんが上島さんに電話して、『志村さんと飲んでいるから来たら?』と誘ったそうです。それが縁で飲み仲間となり、翌年1月放送の『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)に初出演。あまりにも急な展開に、上島さんは驚いてしまったそうです。その後、’02年からダチョウ倶楽部は『バカ殿』のレギュラーにもなりました」(テレビ局関係者)突然の出会いから志村さんが亡くなるまで、23年にわたって続いた2人の“師弟愛”。上島さんは、いつも志村さんのそばで学んできた。「収録中に余計なことをして怒られたり『リアクションが悪い』とダメ出しされたりと、志村さんは上島さんに厳しかったといいます。いっぽうでダチョウ倶楽部が持ちネタ『どうぞどうぞ』をいったんやめたとき、『マンネリといわれるものをずっと続けるのは大変だけど、大切なことだよ』と諭してくれたそうです。その言葉が上島さんにとっての糧だったといいます。志村さんが上島さんを褒めることは滅多になかったそうですが、『竜ちゃんがいてくれて良かった』と漏らすこともあったといいます。上島さんも志村さんも、それぞれがかけがえのない存在だったのです」(前出・テレビ局関係者)■上島さんしか知らない志村さんの姿もまたプライベートでも、2人は“師弟愛”を築いていた。’21年11月、『文春オンライン』にアップされたインタビューで上島さんは志村さんと毎日飲み歩いていた時期があったと告白。「地方ロケが終わって飛行機で帰る時も、志村さんに『今から飛行機乗ります』って連絡していました。『お前は俺の彼女か』って言われましたけどね(笑)』」とのエピソードも明かしていた。「志村さんは上島さんを家に招待すると、朝から手料理を振舞ってくれたといいます。さらに、東村山にある実家に連れて行ったこともあるそうです。いっぽうで女性に振られて涙を流す姿など、上島さんしか知らない志村さんの一面もあったといいます。上島さんは志村さんとの思い出を回想し、『かわいい人だったなぁ』と話すこともありました」(スポーツ紙記者)‘21年3月、『スポーツ報知』の取材で志村さんの一周忌に触れた上島さんはこう語っていた。「今も1日に1回は思い出しますよ。サツマイモを食べたら『あの人は嫌いだったな』。迷うと『師匠だったらどう考えるかな』ってね」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時〜午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時〜午後9時/毎月10日・午前8時〜翌日午前8時)
2022年05月11日5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)が亡くなった。朝7時ごろに第一報がもたらされると各メディアが上島さんの訃報を取り上げ、涙ながらにその死を悼む出演者もいた。「『めざまし8』(フジテレビ系)では、上島さんと共演経験のあるEXITの兼近大樹さん(31)とりんたろー。さん(36)が、涙を流しながら思いを語りました。ラジオ番組『おとなりさん』(文化放送)に出演した放送作家の鈴木おさむさん(50)も言葉を詰まらせて『悲しいね』と言い、沈黙する場面もありました」(芸能関係者)そうしたなか、訃報には触れずに進行した番組があった。情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)だ。「11日の『ラヴィット!』は、見取り図の旅ロケや出演者がミニ四駆で競う『ラヴィット!カップ2022』コーナーなど、いつも通りお笑い中心の内容で構成。終盤に報道フロアから上島さんの訃報を伝え、映像がスタジオに戻るとMCの麒麟・川島明さん(43)が深々と頭を下げましたが、訃報にコメントすることはありませんでした。番組内ではそれ以外に訃報を扱う場面はありませんでした」(前出・芸能関係者)見取り図やアンタッチャブルの柴田英嗣(46)など芸人が出演するも、同じ芸人である上島さんの訃報を扱わなかった『ラヴィット!』。そこにはMCである川島の強い覚悟が影響していると、テレビ局関係者はいう。「『ラヴィット!』のMCを引き受けるに際し、川島さんは『時事ネタは扱わない』と条件を出したそうです。というのも、川島さんは以前にコメンテーターとしてワイドショーに出演していましたが、時事ネタを扱うのには向いていないと痛感したそうなんです。TBS側も『明るい番組にしたい』との意向があったことから、『ラヴィット!』は『日本でいちばん明るい朝番組』というコンセプトになりました。朝の番組としては異例ですが、芸人が朝からボケたおす“大喜利番組”としても人気を博しています」(テレビ局関係者)その姿勢は、11日の放送でも貫かれていた。「放送時、出演者の多くは上島さんの訃報を知っていたと思いますが、みんな悲しみを表に出すことなく終始、平常運転。そして、いつも通り笑顔で放送を終えたのです。心の中では辛い思いを抱えていたと思いますが、出演者として“日本でいちばん明るい朝番組”という番組コンセプトを守り抜いたのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)上島さんの訃報に胸を痛める視聴者も多いなか、SNSでは“いつも通り”放送を続けた『ラヴィット!』に感謝する声があがっている。《お笑い界隈の話になるのですが、今日のラヴィット、本当にありがとう。助かりました。どのニュースをつけても追討ばかり、Twitterを見ても追悼ばかりで、正直メンタルやられかけていました。そんな中でも、日本一明るい朝の番組を貫き通した川島さん。大好きです。これからも応援させて下さい》《スッキリもめざまし8もモーニングショーも竜兵ちゃんのこと報道してた時、ラヴィット!だけ芸人さん達が笑顔をお届けしてて、お笑いのプロって流石だなって思った》《上島さんの事に一切触れないのが、ラヴィット始める時のニュースは絶対扱わないっていう川島さんの強い意思と「日本でいちばん明るい朝番組」の意地を感じる》■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月11日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが5月11日、亡くなったと発表された。61歳だった。今月8日、ダチョウ倶楽部の公式Instagramで笑顔の写真をアップしていた上島さん。突然の訃報に、芸人たちも悲しみを明かしている。EXITのりんたろー。(36)は『めざまし8』(フジテレビ系)で、「すごく相手の立場で物事を考える人っていうか、いろんな意味ですごく受け取りやすい方だったのかなっていう印象を受けて、いろんなプレッシャーとかもあったと思う」と声を絞り出すようにコメント。また極楽とんぼの加藤浩次(53)も『スッキリ』(日本テレビ系)で「僕もビックリしています。3月11日に『スッキリ』にも“天の声”でしゃべってくれて、終わった後もスタジオに来てくれて……。大先輩で……」とコメント。「『上島さんが?ウソでしょ?』って……」と、動揺が隠し切れない様子だった。そんななか、Twitterでは有吉弘行(47)と出川哲朗(58)の名前がトレンドに上がることとなった。2人は上島さんと親交が深く、メディアで共演したりお互いのエピソードを話したりする機会がたびたびあったからだ。■先輩を感じさせない上島さんを慕っていた例えば、上島さんは2月に放送された『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で有吉について語っている。ブレイク前の有吉は飲みの誘いを断らなかったといい、深夜2時に連絡しても必ず来たと明かしている。さらに、2人は10日連続で飲んだこともあったと話している。また出川は’13年12月の『アメトーーーーーーーーーーク!5時間SP』(テレビ朝日系)で上島さんについて、「愛おしくて大好きな人」とコメント。上島さんも’18年2月の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で「むしろ先輩である僕の方が出川の背中を見てここまで来ていますよ。誉め言葉しかない。てっちゃん最高だね!」と讃えていた。「有吉さんは、上島さんがダラダラとトークしたことに対して『最近まともに最初から最後まで話したことないでしょ!』とダメ出ししたことがありました。出川さんも過去の共演時に上島さんから『俺の出番が減るだろう!』と言われたという話を本人の前で明かし、『どんだけちっちゃい男なんだと思った』とテレビで語っていました。芸人の世界は本来、上下関係が厳しいもの。普通だったら、後輩が大ベテランの上島さんにそんな“ダメ出し”をするなんてはばかられるはずです。それができるというのことは、上島さんの決して偉ぶらない“飾らない人柄”があればこそ。そして、それだけ後輩から慕われているという証でもありました」(テレビ局関係者)上島さんを慕っていた有吉と出川。そのため、Twitterでは2人の心痛を慮る声が上がっている。《同じメンバーの肥後さん、ジモンさんと同じ位に、有吉さんと出川サンも大変ショックを受けてるだろうな……》《相方のお二人はもちろんだけど、恩人と公言していた出川さんと有吉さんは大丈夫かな……》《有吉が心配…出川さんの反応も、辛すぎて見れないよ…》■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月11日5月11日、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが、61歳という若さでなくなった。突然の死に上島さんを偲ぶ声が広がるなか、SNS上では上島さんと親交の深い有吉弘行(47)を慮る声が上がっている。「志村けんさん(享年70)やダウンタウンが、後輩芸人を引き連れて食事に行く姿に憧れていた上島さんは、同じ所属事務所の後輩芸人を誘って『竜兵会』を結成。その会には土田晃之さん(49)や劇団ひとりさん(45)らが参加しており、有吉さんはその中心メンバーです。年上ながらも謙虚な上島さんの人柄は、たくさんの後輩から慕われていました。昨年8月には上島さんの還暦を祝してトーク番組で特番が企画され、『竜兵会』メンバーが集いました。ですが最近はコロナの影響もあり、『竜兵会』は開かれていなかったみたいですね……」(テレビ局関係者)4月27日放送のNHKラジオ『タカアンドトシのお時間いただきます』では、ゲスト出演した上島さんが『竜兵会』に触れる一幕があった。発足当時の有吉を振り返り、「猿岩石でヒットした後、仕事が全くない時だった」と語っていた。■「いつも俺のそばにいてくれ」今では数々の冠番組を抱える超売れっ子の有吉だが、現在のような地位を築くまでは紆余曲折あった。「’94年に森脇和成さんとお笑いコンビ『猿岩石』を結成し、’96年に『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で大ブレイクしました。その後、コンビでリリースした楽曲『白い雲のように』も大ヒット。しかしそのような時期は長く続かず、’04年に解散。有吉さんはそのまま現在の事務所に所属し、ピン芸人として再スタートを切ったのです」(芸能プロ関係者)そんな有吉が再ブレイクを果たすまでの“不遇の時代”を、陰ながら支えてきたのは上島さんだった。「コンビ解散後、ピン芸人として活動し始めた有吉さんは、『竜さんや出川さんみたいになりたい!』とリアクション芸人を目指していた時期もあったそうです。一方でなかなか芽が出ず、経済的にも困窮していたといいます。そんな時、有吉さんを支えたのが上島さん。当時、2人は毎日のように一緒に過ごしていたそうで、上島さんは食事や金銭面でも有吉さんの面倒を見ていました。さらにそれだけでなく、上島さんは『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』と有吉さんの存在を必要としていました。そういった励ましがあったからこそ、有吉さんは踏ん張ることができたのです」(前出・芸能プロ関係者)■上島さんの還暦祝いに腕時計をプレゼントそんな有吉はメディアに出演した際、しばしば上島さんにまつわるエピソードを語っている。「最近でも有吉さんは、『上島さんのことバカにされると、怒りのスイッチが入っちゃう』と話していました。また昨年4月に夏目三久さん(37)と結婚した際も、上島さんにいち早く電話で報告したことを明かしていました。“恩人”として上島さんを慕っている有吉さんは、上島さんの還暦祝いに高級腕時計をプレゼントしています。有吉さんのラジオにゲスト出演した上島さんは、その時計を“絶対に失敗できない仕事”の時に着けていると明かしていました。そして『外したらちゃんと箱に入れて枕元に置く』『本当に僕の宝物』と、嬉しそうでした」(テレビ誌ライター)今から9年前の’13年4月には、《涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ。と決めているのだが、年齢のせいか危うい時がある。。。》とツイートしていた有吉。互いに育んだ絆は永遠だーー。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時〜午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時〜午後9時/毎月10日・午前8時〜翌日午前8時)
2022年05月11日お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが、5月11日未明に亡くなった。61歳だった。報道によると、都内自宅で倒れている上島さんを家族が発見。その後、搬送先の病院で死亡が確認されたという。「ヤー!」「聞いてないよォ」のギャグや、体を張ったリアクション芸で人気を博した上島さん。その活動は40年近くにもわたる。「’85年に肥後克広さん(59)、寺門ジモンさん(59)、上島さん、そして現在『電撃ネットワーク』で活動する南部虎弾さん(70)とダチョウ倶楽部を結成しました。’87年に南部さんが脱退し、以降は3人で活動を続けました。上島さんは’92年にバラエティ番組『スーパージョッキー』(日本テレビ系)の『熱湯コマーシャル』に登場したことで、リアクション芸を確立。『絶対に押すなよ!』の決まり文句で湯船に突き落とされる芸は、上島さんの“十八番”として長く愛されてきました」(芸能関係者)だが、‘20年1月ごろから新型コロナの感染拡大によって、飛沫や接触を伴うリアクション芸はバラエティの世界で大きく制限を受けた。コロナ禍での制約について、最近でも上島さんは嘆いていたという。「先月、トリオで登壇したイベントで、肥後さん、寺門さんが『触れ合えない』と吐露する一幕がありました。上島さんも『アツアツおでんをやっても、口に届くまでぬるくなっちゃう』『商売あがったりですよ』と漏らしていました。それでも上島さんと寺門さんは言い合いの末、キスして仲直りする定番のギャグを披露。アクリル板越しのキスとなり、上島さんは『アクリル板越しでも、お前の唇は良かったよ』と喜んでいました。そんな上島さんはコロナの影響で、仲の良い後輩芸人らと集う『竜兵会』の機会が減っていたことを寂しがっていました。その一方で’94年に結婚したひかる夫人が上島さんの話し相手になってくれたようで、『嫁がいて良かった』とも話していました」(スポーツ紙記者)元「たけし軍団」で上島さんと『スーパージョッキー』で共演経験のある東国原英夫(64)は、同日にTwitterを更新。《本当にビックリした。一瞬、呆然とし、言葉を失った。友人から聞いた。嘘だろ?と思った。上島君の死去。衷心よりご冥福をお祈り申し上げます》と悼んだ。YouTuberのHIKAKIN(33)も、《上島竜兵さん。熱湯風呂対決させて頂いた時、楽屋裏でも見たことがないくらい腰が低くて本当に心優しい方でした。ご冥福をお祈りします》とツイート。HIKAKINは’18年1月に、『モンスト1000万個オーブ山分け!土田withヒカキン軍団VSダチョウ倶楽部!』(ABEMA)で上島さんと熱湯風呂対決をしていた。上島さんの人柄にふれた多くの人々が、心から冥福を祈っている。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時〜午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時〜午後9時/毎月10日・午前8時〜翌日午前8時)
2022年05月11日5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)が急逝していたことがわかった。突然の訃報に日本中が深い悲しみに包まれている。「上島さんの事務所はメディアの取材に対し『呆然としている』と答えており、あまりにも突然のことで対応に追われているといいます。葬儀のことなどもまだ決まってないそうです」(スポーツ紙記者)上島さんは生前、自身の葬儀プランを語っていた。上島さんと親交の深い有吉弘行(47)は、14年7月21日にこのようにTwitterに投稿している。《上島さんは『俺の葬式の時には、俺の顔に熱湯をブッかけてくれよ!』と言う。。。中々ハードな注文だ。かける方の世間体もあるし。。。でも、まあ世話になったし、やってみるか。。。(もちろん上島さんは存命中です。。。)》「押すなよ!絶対に押すなよ!」と言いつつ、芸人から熱湯風呂に落とされる定番のやり取りなど、イジられキャラとして知られている上島さん。有吉は困惑しつつも、恩師の注文を聞き入れることを綴っていた。上島さんは他にも理想の葬儀プランを語っていたと、テレビ局関係者は話す。「上島さんは21年にもテレビ番組で『棺桶には豆絞りのふんどしとコンビニのパックのおでんを入れてほしい』と、ご自身の持ちネタを使った葬儀プランを明かしていました。おでんを“コンビニのパックのもの”としたのは、棺桶の中がびしょびしょにならないように、ということのようです」葬式でも笑いを起こそうという芸人魂も忘れなかった。「ひつぎを運んでもらうとき、わざと一回落としてほしいとも話していました。落とされて『何だバカヤロウ!』と出てくれば笑えるし、そうでなかったら本当に死んでるんだと泣いてほしいと言っていて、最後まで笑ってほしいという芸人さんらしさを感じました」(前出・テレビ局関係者)今年1月に有吉と出演したラジオ番組では、自らの死後について「私生活も芸も『面白い人だった』と言われたい」とも語っていた上島さん。笑いを追求し続けた人生の幕切れはあまりにも突然だった。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月11日2022年5月11日、お笑いトリオ『ダチョウ俱楽部』のメンバー、上島竜兵さんが亡くなったことが明かされました。61歳でした。突然の訃報に、多くの人が驚き、悲しむ声が上がっています。加藤浩次、上島竜兵さんの訃報に絶句同日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、上島さんの逝去について報道。同番組の司会を務める、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、「ちょっと本当に、僕もビックリしている」とショックを隠し切れない様子で、このように語っています。どの現場でも変わらず、後輩の僕たちにも話しかけてくれて。分け隔てなく接してくれる方で、僕も気さくに話させていただいたりしたんですけれど。『めちゃイケ』という番組で、熱湯風呂の形で『ダチョウ倶楽部』さんに教えていただくみたいなことを、初めて芸人になってできたこと、僕はそれが嬉しくて。『ダチョウ倶楽部』さんと一緒に、熱湯風呂の芸を一緒にできたことがすごく嬉しくて。そこからは、仕事で何度も一緒になっているんですけれど…。ちょっとね…考えられないというか…。うーん…。スッキリーより引用加藤さんは、時折言葉を詰まらせながら、「第1報を聞いた時、ウソだと思った」「ショックです」と続けました。上島さんの突然の訃報に、ネットからは悼む声が多く上がっています。・本当につらい。上島さんは、子供の頃から笑わせてくれていた。心よりお悔やみ申し上げます。・上島さんがドラマに出演されているのを見て、「演技がめちゃくちゃうまい!」と感動していました。これから、役者としての活躍を楽しみにしていたんだけどな…。・信じられないし、信じたくないな。あまりにもショックすぎる。上島さんのご冥福を心よりお祈りいたします。また、ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2022年05月11日2022年5月11日、お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』のメンバー、上島竜兵さんが亡くなったことが明かされました。61歳でした。サンケイスポーツは、以下のように報道しています。人気お笑いトリオ「ダチョウ俱楽部」のメンバーの上島竜兵(うえしま・りゅうへい)さん(61)が死去したことが11日分かった。所属事務所によると、同日未明、自宅で家族が異常を発見し、病院で死亡が確認された。サンケイスポーツーより引用テレビのバラエティー番組を中心に活躍し、「ケンカしてチュー」「絶対押すなよ」など数々のギャグでお茶の間を沸かせた、上島さん。突然の訃報に、「ショックすぎる」「とてもさびしい」など、悲しみの声が上がっています。上島さんのご冥福を心よりお祈りいたします。また、ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2022年05月11日女優の吉高由里子とお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が出演する、J:COM・J:COM NETの新CM「熱湯」編が、20日より放送される。新CMでは、吉高の前にウサギ姿になった上島が登場。上島は、タブレットを手におなじみの熱湯風呂に入り「J:COM NETがサクサクなんて聞いてないよー!」「お風呂でもネットがサクサクなんて聞いてないよー!」と叫びながら暴れだす。最初は驚いた様子だった吉高だが、「ネットと熱湯をかけたんですね!」と冷静にツッコミを入れ、上島をたじろがせる。アニメーションで合成される“上島ウサギ”が、目の前にいるかのようなリアルな演技を披露した吉高。熱湯風呂で暴れるウサギの水しぶきをよけるなど、かわいらしい姿を見せた。一方の上島は、顔出しパネルを使っての演技に挑戦。頬を膨らませたり、照れたり笑ったりと様々な表情で表現した。また、声の収録では、ほっかむりをかぶったまま身振り手振りも交えてセリフを読み上げ、歌のシーンでは楽しそうに歌い、「もう1回やる?」とスタッフに提案する場面もみられた。■吉高由里子インタビュー――CMの見どころをお聞かせください。上島さんといえば熱湯コマーシャルというか、まさしくネットとコマーシャルをかけてるのかなというような、斬新なコラボレーションが見れたなと思って。私も上島さんとはご挨拶はさせていただいたんですけど、一緒に撮影したわけではないので、まだ出来上がりがどういうふうになっているのか、放送される時に初めて私がこの世界観を知るので、それはワクワクしてますね。――お風呂でインターネットを使うことはありますか?お風呂でゲームとか。30分くらいはしてますね。映像見たり、ゲームしたり。せっかくお風呂掃除して沸かしたら、意地でも30分は入りたいっていう。ちょっと貧乏性なところがあるんですよね。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?聞いてないよー……なんだろう。もう事前に言われちゃうので。でも、説明してくれてるのに本当に私聞いてなくて、聞いてないよって。え、言いましたよ!? っていうのはあります。聞いてないよーって言ってはいると思います(笑)。それは私の責任なんで。問題なんで。――お風呂のこだわりはありますか?10年前にいただいた溶岩っていうのかな。いろんな成分が入った石があって、それが半世紀持つんですって、効果が。その石を必ずお風呂沸かすときは入れて、循環良くっていうか、発汗作用とか肩こりとか腰痛とかにも効いてくれるような。――これからの新生活で何がしたいですか?やっとドラマがひと段落したので、どっぷり映画とか、連続ドラマとか、見たいですね。ああいうのは間間じゃなくてドンって見た方がのめり込めるので。ダウンロードをサクサクしていただいて、見たいなっていうふうに思っております。■上島竜兵インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。ウサギちゃんなんですよ。ええ。かわいいですよ。俺ってこんなかわいかったっけって。こんなかわいい還暦いませんよほんとに。ジョージ・クルーニーと同い年なんですけど、ジョージ・クルーニーそんなかわいくないですもんね。かっこいいけどね。――顔だけの出演は大変ではなかったですか?監督さんがすごい柔軟に指示してくれたんで大丈夫でした。うちのリーダーと寺門が一緒だったら二人からいろいろダメ出しを食らうんですが、今日はいなかったんで気楽にできました。――CMの見どころは?それは、やっぱり吉高さんでしょ。吉高さんとさっき会ったんですけど、写真も撮っていただいたんですけど、素晴らしい、きれいな方でした。人当たりも良くて。僕初めてお会いしたんですけどね。あとはやっぱり何度も言いますけどウサギになってるんで、芸もちょっとね、出てますので、俺の。CMってなったらね、一つの企業のイメージみたいな、そこに僕のギャグとか、やってることを取り入れていただけるのはすごくうれしいです。もう誇りですね。スタッフの方が打ち合わせの時から、ほっかむりもしてほしいと。で、俺がうれしかったのは鼻毛ね。あのキャラクターのときは鼻毛をちょっと描くんですけど、それもやってくれと、細かいところまで見てくれて、そうやって使ってくれてるんだと思って。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?NHKでこないだ初めて熱湯風呂をやったんですよ。今まで NHK で熱湯風呂ってやらせてもらえなかったんですけど、こないだ初めて解禁になったのか、分からないんですけど、熱湯風呂をやったんですよ。そうしたら、やっぱりやったことなかったんだろうね、熱湯が熱過ぎて。熱湯風呂専門のスタッフで、菊池さんっていう方が昔からやってくれてるんですけど、その人を急にマネージャーに頼んで呼んでもらって、温度調節とかしてもらって。だからやっぱりね、あれはうれしかったと同時に、温度の熱さは「聞いてないよー!」っていう感じでね。ええ。いや、熱いんですよ?熱いけど、あれは、まあファンタジーだから、何度あるって言いませんけどね。うん。熱いことは確かなんですよ。でもそんな熱くしたらね、大変なことになっちゃうので、それがちょっとびっくりしましたね。「聞いてないよー!」でした。
2022年02月17日珈琲好きにうれしい福袋上島珈琲店では、福袋「HAPPY BAG」を店頭で12月1日(水)から予約が始まります。 例年人気を集める福袋です。今年からは、上島珈琲店公式オンラインショップでの販売も予定されています。心地の良い空間とおいしい珈琲が飲めるカフェ有名なUCCグループが運営する上島珈琲店は、全国展開されているカフェです。上島珈琲店では、豆にこだわり、焙煎にこだわり、ブレンドにこだわり、包装にもUCC独自技術でこだわっています。店内は、昭和時代のレトロでモダンな雰囲気が残るお店で、どこか懐かしさがあり、ゆったりとした気持ちで珈琲を飲むことができます。とってもお得な福袋「HAPPY BAG」2022年の福袋「HAPPY BAG」は「贅沢なおうち珈琲時間」をテーマに4種類(3,500円、6,000円、10,000円、18,000円)が販売されます。福袋の中身は、価格によっては内容は異なりますが、上島珈琲店のコンセプトショップ限定商品、ドリンク引換券、こだわりの珈琲器具などのグッズが詰まっています。予約開始日は、2021年12月1日から、発売日は、2021年12月26日です。ぜひ、お得な福袋を購入し上島珈琲店のこだわりの香りとコクを自宅で味わってわってはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユーシーシーフードサービスシステムズのプレスリリース
2021年11月28日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部(上島竜兵、寺門ジモン、肥後克広)が23日、神奈川・横浜スタジアムで開催されたスペシャルイベント「DB 海賊団 DAY 2021 Supported by nojima」の始球式のマウンドに登場。イベント後の囲み取材で、恒例のキスネタの希望ターゲットを問われて上島は「菅田将暉」と今をときめく人気俳優を指名した。横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズの3連戦を対象にした同イベント。ダチョウ倶楽部は最終戦の試合前に行われたメモリアルピッチで躍動。定番の「どうぞどうぞ」ギャグをはじめ、三浦大輔監督に扮した寺門が会場を沸かした。また、今回ピッチングを担当した上島は、ベイスターズの森敬斗内野手と一触即発の事態に。「イケメンだからって調子乗るな!」と森に顔を近づけ、あわやというところで「I LOVE YOU」と愛の投げキッス。森も投げキッスでお返しした。ダチョウ倶楽部のハマスタでの始球式は、2年ぶり6回目。寺門は、始球式の前に三浦監督に会ったと言い、「(マウンドに)行く前に、本人にお会いした瞬間、ちょっと緊張した」と本音がポロリ。上島も「本物の三浦監督はさわやか! 背も高いし、ぜんぜん違う」とベタ褒めした。これまで数々の芸能人やアスリートが犠牲になってきたダチョウ倶楽部のキスネタ。報道陣から次のターゲットを質問されて上島は「今はあの人、菅田将暉くん」とロック・オン。菅田は現在28歳。2018年に映画『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。音楽活動もこなし、10月に最新主演作『CUBE 一度入ったら、最後』の公開が控え、役者として脂が乗っている。そんな菅田を上島は「好きなんだよ」と繰り返し、頬を赤らめていた。
2021年09月23日数量限定・なくなり次第終了UCC上島珈琲は、自慢のミルク珈琲と「ぶどう山椒」を組み合わせた新感覚のデザート珈琲『ラムレーズンミルク珈琲』を12月22日(火)から2月初旬まで数量限定で販売します。爽やかな香りと辛みのある香辛料「ぶどう山椒」、濃厚で豊かな甘みとミルキー官のある「ミルク珈琲」、豊かな風味の「ラムレーズン」が絶妙にマッチしたデザート感覚の珈琲です。どこか懐かしく落ち着くカフェ上島珈琲では『ローズマリーミルク紅茶』も同時販売します。こちらは、2月15日(月)までの期間限定販売となります。アッサム茶葉にローズマリーを組み合わせたローズマリーミルク紅茶は、風味と香りの豊かな砂糖「和三蜜」を使用しており、上品な甘さを楽しむことができます。ローズマリーミルク紅茶は、プラス20円でアイスティーにすることもできます。上島珈琲は、珈琲の他にも季節のデザートや食事メニューも豊富にあります。美味しいカフェを探しているなら、訪れてみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社のプレスリリース
2020年12月22日今年もお得なセットが登場大手珈琲飲料メーカーUCCが運営する「上島珈琲店」では、毎年大人気の福袋「HAPPY BAG」の店頭予約を12月1日より、12月26日より販売を始めます。店頭のみの受付、販売となりますが、オリジナルのトートバッグにブレンド珈琲豆やドリンク引換券、オリジナルグッズなどが入った、珈琲好きには嬉しい福袋(3種類)が準備されています。美味しい街のカフェ店上島珈琲店は、兵庫県神戸市に本社を置くUCCグループのカフェで、北海道、北陸、東北、関東、関西、中国・四国、九州と全国各地に店舗があります。上島珈琲店では、創業者の上島忠雄氏の「珈琲の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい」熱い思いを今もずっと幅広い世代に愛される珈琲を提供しています。珈琲好きにうれしい福袋上島珈琲の福袋「HAPPY BAG」は、「A:3,500円・B:5,000円・C:1万円」の3種類です。3種類共にオリジナルトートバッグに、スペシャルブレンドの[福徳円満]と[笑門来福]各200g、エチオピアモカ[一期一会]200g、オリジナルブックカバーが入ります。その他に、HAPPY BAG Aには、ドリンク引換券(3枚)、HAPPY BAG Bには、サーモステンレスマグカップ、黒糖シロップ、リンク引換券(5枚)、HAPPY BAG Cには、銅珈琲マグ、木製調ボディサーモボトル、ラバーウッドマルチスタンド、ドリンク引換券(10枚)が入ります。数量限定の福袋なので、なくなり次第終了となりますので、購入を考えているのであれば予約がおすすめです。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユーシーシーフードサービスシステムのプレスリリース※ユーシーシーフードサービスシステムの公式サイト
2020年11月25日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が27日、都内で行われた「V BLOCK LIP MASK 新商品発表会」PRイベントに出席した。ダチョウ抗体が配合された同リップクリームのイベントに、"ダチョウ"繋がりでゲスト出演した3人は、名前の由来を聞かれると、「東京で売れている芸人さんは頭文字がTの人が多いので、頭文字はTにしようということになって、倶楽部は当時、流行っていたおニャン子クラブからパクりました」と打ち明け、「頭文字のTを色々考えているうちに、誰かが『濁音があったほうがいい』と言いまして、ダチョウは頭文字になったんですが、頭文字がDなんですよね。我々1年くらい気付かずでした」と回顧。当時、売れていた頭文字がDのグループを探し、ドリフターズに行き着いたそうで「じゃあ俺たちはドリフターズになれるって思ったら、ドリフターズの正式名称はザ(THE) ・ドリフターズでTなんですよ…」とオチをつけて笑いを誘った。また、太田プロダクションに所属して35年が経ったそうで、肥後は「ビートたけしさんの『お笑いウルトラクイズ!!』で火が点いて、気が付けば熱湯風呂、熱々おでんと伝統芸能になりつつあるということですね。不思議なもんですね。縁です。こうなるとは思わなかったです」と感慨深げに振り返ったが、現在は新型コロナの影響でそれらのネタが封印されてしまい、上島は「おでんもタマゴを飛ばせなくなっちゃった…。熱湯風呂も溺れてピュッピュって水を吐けなくなっちゃった…。ケンカしてチューもできない…。何にもできないオヤジになっちゃった…」と嘆いた。加えて、今後の夢を尋ねられると、3人は「現状維持」と声を揃え、肥後は「80、90になっても熱湯風呂やりたい」と目を輝かせた。なお、イベントでは、フェイスシールド越しのキスを披露したが3人だが、感想を聞かれると、上島は「うれしかった!! 普段、フェイスシールドがないときの寺門の唇が(肉の食べ過ぎで)牛脂みたいだったから気持ち悪かったんだけど、フェイスシールドがいいよ」と満足げな表情を浮かべた。さらに、22日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』( ニッポン放送)で、30代の一般女性と今月10日に結婚したことを発表したお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史へ、既婚者の上島と肥後から夫婦円満の秘訣をアドバイスするようお願いされると、上島は「やっぱり尻に敷かれろと。鬼嫁と言われようが、そういう人のほうがいい」と自身の境遇と重ね合わせ、寺門から「竜ちゃんもそうでしょ。お腹を割り箸で刺されたんでしょ」と声が飛ぶと、上島は「それ言ったら怒るから…。割り箸のこと言うなって。ダメですよ…。傷跡見せてやろうか?(笑)」と苦笑。肥後は「岡村くんは非常に真面目で、優しいところもあるし、奥さんが一般の方ということで、岡村らしい奥さんなんじゃないかなと。本当に末長く続いてほしいと思います」と祝福した。
2020年10月28日ぶっちぎりの1位でJ1昇格を決めた柏レイソルの超期待の新人、上島拓巳選手にお話をうかがいました。ルックスもさることながら、中身もかなり男前! よろめくショットとともにご覧ください。写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子J1昇格を決めた柏レイソルのイケメン王子2019シーズンにプロデビューした、中央大卒の超イケメンDF(ディフェンダー)・上島拓巳選手。お会いしてすぐに撮影をお願いしたのですが、すぐにスカッと爽やかスマイルをふりまき、ポージングもとてもスマート。取材陣のうっとり視線をものともせず、テンポよくシューティングをこなしてくれました。–笑顔が太陽のように眩しいです。大学からプロの世界に入られてみていかがですか。厳しいと痛感しています。大学とは違って補強や移籍など選手の入れ替わりが激しいので、なかなか自分のポジションが確約されないですし、ミスをしたり、調子が悪かったりすれば、すぐ他の選手にポジションを取られてしまう。実際に、シーズン前半は試合に出場できていましたが、好不調の波があったので、以降はなかなかうまくいきませんでした。調子の波をなくすことが今後の課題だと思います。–プロの洗礼を浴びられたようですが、もともとは柏レイソルの育成組織ご出身とのこと。ハイレベルな環境でずっとやられてきたわけですよね。エリートオーラを感じます。いや、自分は全然エリートじゃないですよ。レイソルのジュニアユースとユースにいましたけれど、常に上にいたタイプではないです。中学時代は試合にほぼ出られなかったですし、ユースへもギリギリのところで上がれましたけど、試合に出られるようになったのは最後のほうでした。大学でも浮き沈みがありましたし、いろいろな壁にぶち当たっては乗り越えてきたんです。–どうせ自分は…と悲観したり、諦めたりはしなかった?しないです。めっちゃ負けず嫌いなんですよ。絶対に負けたくないんです。だから、大学時代に1年間スランプに陥ったときは、とても苦しかったですね。奪ったボールをどこを見ながらパスを出せばいいのかわからなくなってしまって、中学の頃からつけているサッカーノートを見返したり、DVDを見たりと試行錯誤しながら、脱出するきっかけを模索していました。–監督や仲間に相談はしなかったのですか?自分はオープンな性格なので相談することもありますが、基本は自分の問題は自分で解決するスタンスです。この時も、ノートを見返しては、明日はここを見てみようと試し続けました。結果、それでスランプを抜けることができたのですが、ここまでうまくいかないんだ、という感覚をおもしろいとも感じていましたね。自分は一卵性の双子。ずっと弟と競っていました–不屈の精神を持ちながら、ご自分をちょっと俯瞰もできる……素晴らしすぎます。ほかに、ご自身が思う「上島選手の特徴」を教えてください。自己主張が強くて、あまり周りに流されないですね。あと、上下関係を気にしないので、言いたいことや聞きたいことがあれば先輩にどんどん言います。食事に行くときも、上の人たちに「飯行くぞーっ!」って声をかけます(笑)。サッカーでも遠慮をしないので、試合や練習中にケンカに近い言い合いになったり、怒鳴られたり、そもそも激しいスポーツなのでそういう部分も楽しんでいます。目上の人に対しての距離感は、変わっているとも言われますね(笑)。–凛々しいお顔から、芯の強さをうかがえます。その性格は小さい頃からですか。そうですね。一卵性の双子の弟がいるんですよ。双子って何でも競うんです。足の速さとかバレンタインのチョコの数とかご飯の量とかあらゆることを。だから、常に競争していました。こう負けず嫌いなのは、双子のおかげなのかもしれないですね。でも、弟は自分と違って「弟だから(負けても)いいか」という気持ちでいたみたいです。特にご飯の量を競うのは、いやいやおかわりしていたようで、自分が寮生活で家を出ると、「やっとちゃんとご飯を食べられる」と母に言っていたらしいです(笑)。実際、弟のほうが性格がおっとりしていて、ガタイも足の速さも自分のほうが勝っているんですよ。–こんなイケメンが2人も! と思うとお母さまがうらやましいですが、気になるのはバレンタイン。結果はどうだったのですか?小学校の頃のことなので、勝ったり負けたり、6年間のトータルだと引き分けでしょうか。だいたい、ひとりの子が自分と弟の両方にくれるんですよ。でも、なかにはマイルドな性格がウケて弟にだけあげる人もいたり、逆に「力強そうだから」と自分にだけくれる人もいたりで、数に差が出るんです(笑)。–それにしても、お二人揃ってモテモテですねー!この頃って、スポーツができるとクラスの中心になりがちじゃないですか。自分はジュニアユースに入っていましたし、弟はテニスが強かったので、それでみんながくれたんだと思います。–双子ならではのシンクロエピソードはありますか?めちゃくちゃありますね。「さっき(弟も)同じこと言ってたよ」と母に言われることもありますし、好きな人が被ったこともあります。弟に好きな子を取られました–そのお話、聞きたいです!中学の頃、自分がサッカーの大会で海外へ2週間くらい行っていて、帰りの飛行機で映画を観ながらふと、前から気になってた子に告白してみようかな、と思ったんです。それで、帰国したら、弟の様子が変で(笑)。友人に聞いたら、自分が海外へ行っている間に、その子と付き合っていたんですよ。好きな子を取られました(笑)。–いろいろな面で勝ってたのに、そこは負けちゃったんですね(笑)。上島選手の好みの女性はどんなタイプですか?何かに熱中している人がいいですね。それぞれ自分の時間を大切にして、たまに会うのがちょうどいいです。自分がいないとダメとか、依存されるとちょっと困ってしまいます。–かつて何かありました(笑)?サッカーや勉強、筋トレなどをしていると意識がそっちに向いてしまうので、連絡を怠ってしまうというか、返信が遅いと言われることがよくありました。それらに集中していると、彼女には申し訳ないですが、スイッチがオフになってしまうので、そこを理解してもらいたいですね。–ほかに惹かれる要素は?女性らしいタイプの人が好きです。クールビューティというよりは、柔らかい感じの人に惹かれますね。あと、気を遣える女性がすごく素敵だなと思っていて、例えば床などに髪の毛が落ちていたら拾ってくれたり、椅子が出ていたらさりげなく戻したり。できそうでできないことをやってくれるといいなと思います。デートは、まだ行ったことのない箱根がいいですね。そこで最近ハマッているゴルフと温泉を楽しみたいです。彼女とはアクティブなことをしたいですね。でも、最近はないなぁ(笑)。夢はワールドカップ出場! 日本中を熱く沸かせたい–では、最近のオフの日はどう過ごしていますか?英語の勉強やゴルフ、トレーニングなどをしています。自分にとってゴルフは発散の場でありレジャーの面もあるので、楽しんだあとは何かやらなければという切迫感を感じるんですよね。なので、そこから英語の勉強をしたり、ランニングをしたりして、遊んだぶんをチャラにします。それでノルマ達成となって気持ちよく寝られるんです。のんびり、ゆったりと過ごすのではなく、やることを決めて行動するキチキチしたタイプですね。–性格が如実に表れている休日の過ごし方ですが、勉強されているとは驚きです!英語は将来のことを考えて大学の頃から勉強しています。勉強も自分よりできる人がいると勝ちたいと思うので、中学のときはけっこう熱心に取り組んでいました。でも、高校になると授業のペースが少しゆっくりだったのでちょっと物足りなかったんです。それでもっと勉強したい気持ちが膨らんで、大学でその欲求が爆発しましたね。意識の高い人たちも多かったので、ゲームや昼寝より自分に投資しなきゃと思ったんです。その延長で、英語をいまも続けています。–素晴らしい向学心! 取材陣の丸まった背中がピンと伸びました。では、最後に目標や夢を教えてください。今季、チームをいろいろな場面で助けてくれた同クラブの染谷悠太選手という大先輩がいるのですが、同じポジションを争うライバルでもあります。自分は負けたくないですし、必死に努力していつか超えたい。その一心で積極的なプレーをしたいと思います。あと、大学の同期である渡辺剛選手(FC東京)にも負けたくないですね。同じ身長、体重、誕生日と自分と似た部分を持ち合わせているので余計にそう思います。そして、日本代表のユニフォームを着て、ワールドカップに出て、日本中を熱くさせたいですね。「ヘディングや1対1のボール奪取など、あの選手強いな、よく走ってるなと思っていただけたら嬉しいです」と上島選手。曇りのない向上心の塊は、いずれ何かをしてくれるにちがいない、という胸高鳴る予感を覚えずにはいられません。いくつもの空を象った日本代表の新ユニフォームのように、これから上島選手の瞳にはさまざまな景色が映ることでしょう。今後のご活躍を期待しています!
2019年12月15日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が6日、ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN/毎週日曜20:00~)にゲスト出演し、有吉弘行と出川哲朗の共通点を明かした。「出川さんの大活躍を見て、なにが一番うらやましかったですか?」というリスナーからのメールに対して、上島は「出川は素晴らしかった。よく一緒に飲んだりもするけど、アイツは"売れましたよ感"もないし。それは有吉もそうなんだけどね」と2人が売れた後もおごらずに変わらない姿勢を指摘。これには有吉も「まあ、変わらないわね」と同意していた。さらに上島は、出川のCM出演について「アイツがなんかやっても、笑いとっても、うらやましいと思ったことが何もないのよ。ただ、シャンプーのおしゃれなCMを見た時は、『お前がやる?、これ』ってちょっと思った」と明かし、「人の奥さんの髪なでてさ、『本当だ! えー、こんな綺麗になるの?』って、小奇麗な格好してさ。そこは悔しかった(笑)」と語った。また、有吉が「出川さんもあんだけCMやってたらいろいろ大変でしょうね、規制もいっぱいあるだろうしね。それでよく頑張ってますよね」と漏らすと、上島は「それでバイク旅(テレビ東京系『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』)とかね。よくやってると思うわ。大したもんだ」と改めて出川を褒めていた。
2019年01月07日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、テレビ朝日のドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(毎週月曜24:15~24:45)の14日放送の第5話にゲスト出演することが決定。このほど、撮影を終えたばかりの上島を直撃した。○ぱるるの演技は「大したもんですよ」このドラマは、誰も捜査に出かけることなく、すべての謎が「刑事部屋」で解決されてしまうというワンシチュエーションコメディ。主演のAKB48・島崎遥香が、25歳で警視庁のある捜査課長に任命された、自由奔放な"デカ長"を演じ、今回上島は、団員が殺害されたサーカス団の団長役で登場する。長年の道化役のため、普通の表情も笑顔になってしまったという役柄で、朝の撮影から1日中ニコニコ顔を作っていた上島は「結構ヘラヘラするのは慣れてるんですけど、疲れましたね。笑顔に気を取られてセリフ忘れちゃったりもして…」と苦労した様子。会話劇の台本を読んで、「覚えらんないよー」とナーバスになっていたそうだが、実際に撮影を終え、「周りもうまい人ばかりで、監督も細かく撮ってくれたので良かったです」とホッとした表情を見せた。主演の島崎については「大変かわいいので、恥ずかしくて本番以外はあいさつくらいしかできませんでした」と、あまり話せなかったそう。本番中は見つめられる場面も多かったが、「ずっと笑ってる役だったので、照れ隠しになって良かったです。まともに見てたら、目そらしちゃうね」と特異なキャラクターに救われたそうだ。そんな島崎は、自身の演技に「ボロクソです」とツイートするなど、葛藤の日々が続いていることを明かしていたが、上島は「忙しいのにあんな長いセリフで、大したもんですよ」と太鼓判。「謎解きっていうのはセリフが長いから難しいんだよ。俺やったことないけどね(笑)」と笑いながら、「落ち着いてるし、さすが主役の女優さんって感じでした」と共演の感想を話した。○竜兵会は「解散しません!」最近は、『5→9 ~私に恋したお坊さん~』『Chef~三ツ星の給食~』(フジ系)、『世界一難しい恋』(日テレ系)など、ドラマ出演が続いているが、「俺、スターの人と共演したら、ミーハーになってうれしくなっちゃうんです。だから、自分では気づいてないけど、結構ペラペラ自慢してるみたいで、リーダー(肥後克広)からも寺門(ジモン)からも『調子に乗るなよ』って言われてます」と、周囲の反応に苦笑い。周囲と言えば、自身が主催する飲み会グループ「竜兵会」メンバーの反応も聞こうとしたが、「『アメトーーク!』で解散してしまったんでしたよね?」と確認すると、「しませんよ!」と強く主張していた。今回の本番では、アドリブで「くるりんぱ」のギャグも披露してみたそうだが、「他のドラマでもギャグはやったことあるんですけど、みんなOAはカットになってました(笑)」と、採用の壁は高い模様。さすがに、島崎と"仲直りのキス"をするチャンスはなく、「そんなことしたら、俺芸能界から消されるから!」と言い、同じAKBグループで上島との"キス"狙いを公言する指原莉乃についても「絶対ダメです。俺は野呂(佳代)としかやらないです!」と、独自の線引きを見せていた。
2016年11月13日1966年にブロードウェイで初演、2年後にはシャーリー・マクレーン主演で映画化もされ、大ヒットを記録したミュージカル『スウィート・チャリティ』。お人よしで男運のないダンスホールのホステス、チャリティが、愛を求めては傷つき、それでも前を向いて本当の愛を探し続けるという王道ミュージカル。思わず口ずさみたくなるようなナンバーからスタイリッシュなジャズ、切ないバラードまで、多彩な楽曲が詰まった本作の主演に挑むのは、これが初舞台となる元KARAの知英。初日を2週間後に控えた9月上旬、和やかな笑い声のあふれる稽古場に足を運んだ。【チケット情報はこちら】稽古が始まり、まずは1幕の第6場。映画スターのヴィットリオ(平方元基)の部屋で浮かれるチャリティが、ところ狭しと歌い踊るナンバー(「今の私を見てほしい」)から。テンポよく会話を交わしつつシルクハットとステッキも使って踊る場面で、歌とダンスに定評がある知英とはいえ、そこに細かい芝居も付け加えていくのはなかなか難しい様子。大人気映画スターらしく紳士的な"イケメンぶり"をいかんなく発揮する平方がさりげなくフォローするひとコマも見られた。その一方で、クシャッとした顔で笑ったり、不思議そうに首をかしげたりと、くるくる変わる表情のキュートさは元人気グループ出身の知英ならでは。凡百の女優とは異なる思い切りのいい表情とダンスもあいまって、ピュアなチャリティがまるでそこにいるかのような錯覚に陥った。続いて1幕の8場、岡幸二郎の演じる会計士オスカーとチャリティとが、エレベーターに閉じこめられる場面だ。いつもの美丈夫ぶりを封印し、見るからに真面目そうな会計士としてパニックに陥るオスカーを演じる岡に、スタッフ席からも笑いが。そしてここでも知英は臆することなく岡に対峙。オスカーを勇気づけるナンバー(「勇敢な人間」)や、うずくまるオスカーの手をさすってあげる彼女の姿からは、明るくて気持ちの優しいチャリティ像が伝わってくる。初舞台ということを思えば、それは演技云々を越えた彼女自身の魅力なのだろう。その適役ぶりに、本番への期待がいっそう高まった。稽古の前に、ひとりで汗を流して自主稽古をしていた知英。演出・振付の上島雪夫がステッキをさばくコツを彼女に教えると、「あぁ!」と心から納得した表情で声を上げたり、稽古前、ベテランの岡に「がんばりましょうね!」と声をかけて、思わず岡が笑顔になったりと、屈託のない知英の存在は共演者とスタッフのチームワークにひと役かっているようだ。その他、「ビッグ・スペンダー」、「私はブラスバンド」など、今ではスタンダードナンバーとなった楽曲も満載。キュートな知英と実力派役者陣で贈る本番が、今から待ち遠しい。ブロードウェイミュージカル『スウィート・チャリティ』は9月23日(金)から10月2日(日)まで、東京・天王洲銀河劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文佐藤さくら
2016年09月16日