映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、久保茂昭監督、伶(主題歌)が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。公開初日を迎えた同作の反響はすでに届いており、久保監督は「交友のある三木孝浩監督が公開初日に観に行って『攻めた青春映画だと思った。そして、今まで観た中で1番可愛い橋本環奈だった』と感想を送ってくれました」と、監督仲間からの評判を明かす。作中で印象的だった、一也と詩凪が宙へ浮かぶシーンについて「実はCGは使っていない」と話題になり、久保監督は「言わない方が良いかと…。ご想像にお任せします」と撮影方法を濁すと、橋本は「自分たちで飛びました(笑)」と暴露。すると監督が「大樹は飛べなかったけどね」とさらに暴露を重ね、佐藤は「ただの(飛べない)豚です」(『紅の豚』のセリフのパロディ)と会場の笑いを誘った。また、映画のテーマにもある青春にかけた「印象に残っている自身の青春エピソード」について、佐藤は「中学生の頃に初めて行ったEXILEのライブで、HIROさんのダンスを観た時です。その翌日には小学生から続けていたサッカーを辞め、EXILEに入るためにダンスを始めることを決めました」と人生の転機を振り返る。橋本は「何気ない高校での日常生活です。福岡の女子校に通っていたのですが、仕事で修学旅行などの行事は参加できなかったんですが、友達や先生に支えられて卒業できました」と語った。その後スペシャルゲストとして、本作で主題歌および挿入歌を担当した伶が登場し、主題歌「Call Me Sick」を初披露。青春ストーリーの本作にふさわしい明るく軽快な歌声を会場に響かせた伶の生歌唱を聴いた二人は「最高の一言です!」(佐藤)「この距離で聴けるのは特別感がありました!」(橋本)と絶賛。伶は「ライブや収録とは違う環境で、また、目の前にお二人や監督がいると思うと震えるくらい緊張しました」と胸の内を明かした。主題歌・挿入歌あわせて全6曲もの楽曲が映画を彩る同作に、佐藤は「勝ったな!」と思いました。美しい映像に豪華な挿入歌、間違いないと思いました」と本編を初めて観た時の衝撃を語る。久保監督も同作について、佐藤の言葉を「あと病院の中庭で環奈ちゃんが『あなたの文章なら信じられる』と振り返って言うシーンの表情が絶品でそのシーンを撮った時、勝った! と思いました(笑)」と自信を見せた。イベントではさらに、「もし自身が小説を作るとなったときのタイトルと内容」を考えることに。4人を代表して佐藤が回答し、「壁に耳あり 正直メアリー」と独特の感性を発揮したタイトルを自信たっぷりに見せると、他の登壇者は失笑。ストーリーに関して聞かれると「主人公のメアリーは中学生。嘘のつけない正直者で、推理力があり、地獄耳。関わりたくない事件も思わず聞こえてきてしまうので、解決に導いていって…」と話を続けようとすると、思わず久保監督から「まだ続けますか?(笑)」とツッコミが入っていた。
2020年10月03日相沢沙呼による人気小説を映画化した『小説の神様 君としか描けない物語』が10月2日より全国で公開される。EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と女優の橋本環奈がW主演を務める同作は、中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわないという高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気者でドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)が、2人で共作をすることになる。多くのアーティストのMVを手がけ、『HiGH&LOW』シリーズでおなじみの久保茂昭監督がメガホンをとった同作は、映像美も追求された新たな作品に。今回は、主演の佐藤大樹にインタビューし、役作りで考えたことや、共演者の印象などについて話を聞いた。○■『HiGH&LOW』久保監督の持ち味も発揮――今回はMV撮影や、『HiGH&LOW』シリーズでおなじみの久保監督と改めてタッグを組むことになりましたが、印象はいかがでしたか?久保監督は身近な方ですし、1番大好きで尊敬している監督です。元々の信頼関係はあったのですが、久保さんだからこその座組みで、色々な方が力を貸してくださったのだと思いました。改めて惚れ直しました。芝居を作るための空気感や雰囲気作りがすごく丁寧な方で、僕らにも必ず「こう撮ろうと思うんだけど、どうかな?」と確認してくださいますし、逆に僕らから提案したことも受け入れて尊重してくださるので、本当に演じやすい現場を作って下さいました。――『HiGH&LOW』では、キャラクターについて役者の皆さんの解釈を入れていくというお話をよく聞いていたのですが、今回はどういう役作りだったんですか?『HiGH&LOW』の場合は、一人ひとりが役でやりたいことを髪型や口癖や衣装などに反映させていったのですが、今回は久保監督に明確なキャラクターのビジョンがありました。なので、キャラクターの基本的な部分には監督にお任せしていたのですが、例えば歩き方や立ち方などへの提案はさせていただいたりしました。丘に行くシーンで、わざと転んだのも、自分が提案してやらせていただいたアイディアでした。――完成した作品を見て、改めて「久保監督の持ち味が出てる」と思ったのはどのような場面でしたか?感情移入させる方法が上手だと思いました。特に回想シーンなど「そんなことがあったんだ」と提示するシーンは、短い描写だけど情報が多くて。――夜道などを歩いてるところは、車に轢かれないかちょっと心配に……。そこは全然大丈夫です。ノボル(町田啓太)じゃないので(笑)。○■橋本環奈の思いっきりビンタ「逆に気持ちいい」――文芸部メンバーとのシーンも多かったですが、橋本さんからビンタを受けるシーンは迫力がありましたね。台本上では1回しかなかったのですが、テストを重ねていくうちに、監督が「見ている方も、もっと叩いた方がスカッとするんじゃないか」と仰って、急遽足されました。環奈ちゃん自身は本当に優しいし、色々な方に気を遣える女優さんなので遠慮していたのですが、いざ本番が始まったら、さっきまでの心配はどこへ行ったんだというくらい、思いっきり叩いてくれたので、逆に気持ちよかったです。けっこう、久保監督の作品でビンタされがちなんです。実は監督が一番どSなんじゃないかと、僕は思っているのですが (笑)。――色々な撮影現場で、橋本さんの明るさが評判にもなっていますが、今回も感じましたか?僕も噂には聞いていたのですが、こんなに裏表なく、壁を作らない女優さんなんだと驚きましたし、すぐに仲良くなりました。クランクインした夜に文芸部の4人でごはんに行って、そこからはほぼ毎日ごはんを食べに行っていました。――文芸部部長・九ノ里正樹役の佐藤流司さんとも、初共演ですが、印象は?流司くんは、元々2.5次元ミュージカルで活躍されてて、僕も個人的に『ミュージカル 刀剣乱舞』や『NARUTO』を観ていたので、「いつか共演してみたいけど、なかなか機会がないだろうな」と思っていました。だから今回のキャスティングで、「こんなに早く夢が叶うんだ」というくらい嬉しかったです。同い年だったので、現場でもずっと、流司くんがボケて自分がつっこむみたいな感じで、たわいもないことを話していました。逆にお酒の席では互いの仕事についてたくさん真面目な話もして、大切な友達が一人できました。――『ミュージカル 刀剣乱舞』も観られていたんですね。僕も『錆色のアーマ』という逆2.5次元というプロジェクトを行っているので、「2.5次元ってなんだろう」という勉強をしたときに、流司くんのことを見ていたので、参考にさせていただいてました。――文芸部の後輩・成瀬秋乃役の柴田杏花さんは?杏花ちゃんは若いのにしっかりしていて、文芸部の人間の中で一番大人だったかもしれません。僕らがふざけているのを仏のような顔で見ていました(笑)。作品では、1番役にハマってるなと思うくらい、芝居が好きでした。メガネも自分で衣装合わせのときに持ってきていたみたいですし、カメラが回ってないときには劇中で持っている成瀬のノートに自分で色々書き足しているなど、役に対して愛があって、勉強家だなと感じました。年下ではありますが、尊敬できる女優さんです。○■FANTASTICSのメンバーを書くなら?――先ほども2.5次元の勉強をしたというお話が出てきましたが、今回は何か役作りにあたって勉強したことはあったんですか?知り合いに漫画家の先生が2人いるので、会いに行き話を聞かせていただきました。身近で共作をしている方がいるのか、担当編集者の方とはどれくらいの頻度で連絡をとっているのか、締め切りが迫ったときにどれくらいの徹夜をするのかなど、根掘り葉掘りインタビューをしました。もともと本を読むタイプではなかったので、実際に現場に近い環境にいる人に会って、話を聞くのがいいかなと思いました。――取材までされてたんですね。ちなみに、学生時代国語などは得意だったんですか?全然得意じゃないです! 僕理数系だったので、国語、社会は本当に苦手で。数学が一番好きでした。――MCも担当されているし、得意そうなイメージがあったので意外でした。全然でした(笑)。この世界に入ってから、しゃべりも出来ないとと勉強し始めました。――高校の頃からEXPGに通って、学校でもダンス部に所属していたということで、一也と境遇が似ている部分もあったのでしょうか?学校が終わると部活かバイトかレッスンか……当時芝居もやっていたので、一也が高校生と小説家の二足の草鞋を履いていたように、僕も何足もの草鞋を履いていました。高校生時代はいろいろ抱え込むタイプで、常に不安を持っていたので、一也みたいに生活に焦っている感じはあったと思います。そういった点では、共感できる部分もありましたし、逆に勉強にもなりました。「確かに、学生時代って、こんなに焦ってたな」と、今になって思うことはたくさんあります。――今回は小説家という役でしたが、FANTASTICSのメンバーを書くなら、どういう物語にしたいですか?FANTASTICSで書くなら……『花ざかりの君たちへ』のような、個性溢れる色々な男たちと、男たちを翻弄する腐女子のヒロインの話を書きたいです(笑)。1番手のイケメンは、ボーカルの中島颯太にします! 可能性がたくさんありそうだから。普段ボーカルはお芝居する機会がないのですが、いい色が出そうです。――ちなみに、ヒロインはなんで腐女子という設定なんですか?腐女子の方の可能性は、ハンパないからです! 『HiGH&LOW』をやったときにも、まさかその層に刺さるとは思っていなかったですし……『PRINCE OF LEGEND』もですが、いろいろ勉強になるので、今後の参考にしたいです!――それでは、最後にメッセージをいただけたら。ナイーブで売れない小説家と高校生人気小説家が2人でタッグを組んでベストセラーを生み出すという課題に挑む、ファンタスティック青春ムービーです。老若男女問わずいろんな方々に共感していただける、背中を押せるような青春ムービーになっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。■佐藤大樹1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。11年、FUNKY MONKEY BABYSの「ラブレター」MVに出演し俳優デビュー。14年EXILEに加入、18年にはFANTASTICS from EXILE TRIBE としてもメジャーデビュー。俳優としても活躍の場を広げており、出演作にTVドラマ『シュガーレス』(12年)、『俺たちの明日』(14年)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、舞台『錆色のアーマ』シリーズ(17年~)など。また、映画も『HiGH&LOW』シリーズ(16年~)、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』(18年)、『4月の君、スピカ。』(19年)と出演作が立て続けに公開されている。
2020年09月30日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEが27日、都内で行われた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)2020」アワードセレモニーに登壇した。22年目を迎えた同映画祭は、米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭。毎年6月に開催をしていたが、今年はコロナ禍の影響で延期し、9月16日~27日に、東京4会場とオンライン会場にて開催された。GENERATIONSはフェスティバルナビゲーターを務め、「You&I」が映画祭のテーマソングに。アワードセレモニーには、白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太がスーツ姿で出席した。16日に開催されたオープニングセレモニーにリモートで参加した白濱は、「やっと来られました」と話し、同映画祭の代表を務める別所哲也から「やっと会えたね」と声をかけられると、「やっとお会いできましたね」と笑顔を見せた。そして、オープニングセレモニーへのリモート参加で「新しい時代になったな」と感じたと言い、「オフィシャルサポーターをやらせていただいて、ショートフィルムの世界がもっと広がればいいなとすごく感じたので、今日を通してショートフィルムの素晴らしさが伝わればいいなと思います」と語った。セレモニーでは、EXILE HIRO、別所、作詞家の小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」第4弾『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』の全6作品の監督・キャストを発表。SABU監督作品に佐野玲於、新城毅彦監督作品に関口メンディーを迎え、数原龍友が主題歌を担当。山下敦弘監督作に白濱亜嵐、森義隆監督作に中務裕太、真利子哲也監督作に片寄涼太、そして『HiGH&LOW』シリーズを手掛けた久保茂昭監督作に小森隼が出演することがそれぞれ決定した。EXILE HIROは「今回、第4弾にしてはじめてGENERATIONSがチームとしてシネマファイターズとコラボレーションさせていたのですが、素晴らしい監督の皆さんに囲まれて、一人ひとりの個性を引き出せていただけたのかなと思います。まだ全ての作品ができあがったわけではないのですが、完成を楽しみにしています。来年公開を予定していますが、その時には今までにない面白いエンタテインメントとして皆さんにお届けしたいと思います」と、プロジェクト第4弾への意気込みを語った。
2020年09月28日ダンス&ヴォーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEが、「CINEMA FIGHTERS project」第4弾に『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』(2021年公開)に出演することが27日、明らかになった。同作は6本のショートフィルムによるオムニバス映画で、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出されたプロジェクトの第4弾となる。SABU監督作品では佐野玲於が出演、主題歌はKAZUKI(DOBERMAN INFINITY)が務める。新城毅彦監督作品には関口メンディーが出演し、数原龍友が主題歌に。山下敦弘監督作には白濱亜嵐(主題歌:DEEP SQUAD)、森義隆監督作に中務裕太(主題歌:伶)、真利子哲也監督作では片寄涼太が出演&主題歌、そして久保茂昭監督作に小森隼(主題歌:iScream)が出演する。○SABU監督 コメント作詞家小竹正人さんの詞を脚本、そして映像化する。詩か…なるほど、面白い…。小竹さんの詞の世界観を壊していないか気になりつつも、僕の予想を遥かに超えて凄く面白い作品に仕上がりました!○佐野玲於 コメント昨年に引き続きシネマファイターズプロジェクトに参加させていただくことになりました。今回僕はSABU監督とタッグを組ませていただき作品に挑ませていただきましたが、個人的にもSABU監督の一ファンでして、監督の創る作品に参加できた事に有り難い気持ちで一杯です。今回演じる役の"生き方"を自分と照らし合わせ、落とし込んで、SABU監督の言葉も強く意識しながら、細かいコミュニケーションを取りながら撮影を行わせていただきました。ショートフィルムという限られた時間の中での作品ではありますが、ショートフィルムならではの作品の中に溢れる様々な世界観を感じ取っていただけたら嬉しいです。○新城毅彦監督 コメント今回撮らせて頂いてまず思ったのは20分の枠の中で表現する難しさと面白さでした。ストーリーもテイストもある程度自由だったのでメジャー映画とは違う事にチャレンジ出来て、タイトなスケジュールの中ではありましたが逆に普段より凝縮してやれて、無駄を削ぎつつ隙間の空間を作るのがとても楽しかったです。メンディーって決まったら真面目なラブストーリーをやりたいと思ってたんですが、期待以上に芝居で答えてくれて、今まで見た事のないメンディーが見せられたのではと思ってます。○関口メンディー コメントこの度初めて、シネマファイターズの作品に参加させて頂きました。LDHの諸先輩方や同じグループのメンバーのこれまでの作品も観させて頂いていて、どれも見応えのあるものばかりで、少しプレッシャーもありましたが、素敵な共演者の方々やスタッフの皆さんに囲まれて、良い雰囲気でチーム一丸となって撮影をすることができました。これまで自分が演じさせて頂いてきた役柄とはまた一風変わった雰囲気も感じて頂けると嬉しいです。○数原龍友 コメントソロでの活動も少しずつ増えてきている中、同じグループのメンバーが主演を務めるショートフィルムで主題歌を担当させていただけたことをすごく光栄に思います。歌入れの前に台本を読ませていただきましたが、本を読んでいても、辛くて、切なくて、これは確かに笑うことしかできないなぁと共感できる部分もあったり。この本にどんな映像が乗るのか期待しながら、そして自分の経験を照らし合わせながら歌唱させていただきました。どん底を味わうと笑えてくる。そんな経験がある方には何か重なることがあるのでは無いでしょうか? この楽曲が今回の作品に、より華を添えられるような一曲になれば嬉しいです。○山下敦弘監督 コメント今回の作品は柄にも無くシンプルに当たり前な恋の物語を作りました。白濱亜嵐の素直な眼差しが作品を貫き、言葉には出来ない“想い”が短い映画の中にぎゅっと詰まっていると思います。映画における必要最低限の要素で、これだけ豊かな作品になるなんて、監督である自分自身も想像出来ていませんでした。今回この短編を作ってみて、映画はやっぱり面白いな、とあらためて感じることが出来ました。このプロジェクトに参加出来てよかった。ありがとうございました。○白濱亜嵐 コメント今回シネマファイターズには2度目の参加となります。前回とは全く違う内容、かつ短い撮影期間でしたが、山下監督から普段自分がドラマや映画で経験したお芝居とは違う表現を求められることもあり、それが、一人の役者として非常に良い経験をさせていただけたと感じています。長編作品とは違う良さが短編にはあり、観ている方へも答えを委ねる部分もあると思うので、皆さんそれぞれで受け取っていただき、考えていただけるきっかけとなれば嬉しいです。○森義隆監督 コメント自分の作品が完成したのは2月でした。コロナをまたいで、まだ完成していないチームもあると聞きました。映画は時代とともにあります。コロナ前後という特別な時間をまたいで紡がれる、このオムニバスの完成が楽しみでなりません。○中務裕太 コメント今回、森監督とタッグを組ませていただき、撮影に臨ませていただきました。顔合わせ初日の本読みから、監督が自分のキャラクターをすぐに理解してくださり、作品の役では普段の僕に近いキャラクターをと考えてくださっていました。台本は読み込まずに来てほしいということで緊張もありましたが、現場で監督が指導してくださり、力まず、リラックスした状態でお芝居が出来たことも良い経験となりました。新たな自分を開拓してくれた作品でもあるので、たくさんの方に観ていただきたいです!○真利子哲也監督 コメント片寄涼太氏を主演に迎えて今までにない短編に挑戦しました。コロナの影響で紆余曲折ありましたが、小竹正人氏の歌詞にインスパイアされて、東京とシカゴを舞台にした恋人たちの物語をアメリカの脚本家と執筆しました。片寄くんはオンラインでの英語の芝居もあり、誰もなし得ていない挑戦をしてもらいましたが、うまくいくことを確信しています。何より、片寄くんがこの機会を誰よりも楽しんでもらえていることを嬉しく思います。○片寄涼太 コメント昨年末に真利子哲也監督にお会いさせて頂いて、その頃の自分の葛藤や考えていることについてお話をさせて頂きました。その後、上がってきた台本のなかにいた役は、僕の心の奥の奥の深~いところに存在する人を言い当てられたような役でした。好奇心とともにその役を演じることに今からドキドキしています。主題歌も今回ソロで歌わせて頂くのですが、とても縁を感じる方の楽曲を僕なりのこだわりのアレンジでお届けできるので、そちらもどうか楽しみにしていて頂けると嬉しいです。○久保茂昭監督 コメントこれまでも小竹さんの素敵な詩の世界観をMVとして表現させて頂いていますが、今回は全く別次元の挑戦だと感じています。 歌詞から感じる『荒んだ世界でもそれぞれの心の中にある小さな小さな「愛という名の海」』を物語のテーマとして自分で原案、脚本を作らせて頂きました。GENEの中ではいつもムードーメーカーで明るい印象のある隼ですがそんな隼の愛くるしい一面も少し交えつつ一味違ったこんな隼を見てみたいと思いながら作品を作り上げていくのが楽しかったです。 素晴らしい映画監督たちの中に肩を並べさせていただくことはとても恐縮ですが新しい久保の世界観ができたと感じます。○小森隼 コメント今回シネマファイターズプロジェクトに参加させて頂けることになり、そして、久保監督とタッグを組んで撮影する日が来るのがすでにとても楽しみです! 久保監督とはGENERATIONSのデビュー作品から数多くのミュージックビデオを撮って頂いていて、今作でも直接、楽しみながらコミュニケーションを取らせてもらっています。その久保監督が僕にフォーカスを当てて作られる世界観がどうなるのか本当に楽しみでワクワクしています!
2020年09月27日2019年、最終興収12.5億円の大ヒットを記録した『HiGH&LOW THE WORST』のその後の世界を描く新作スピンオフドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」が、11月19日(木)より日本テレビにて放送決定。さらに『THE WORST』を含むシリーズ全7作が世界62の国と地域にてネット配信されることが決まった。「HiGH&LOW」シリーズ史上「いちばん泣けた!」との声が聞かれた『THE WORST』。その中でも、“希望が丘団地・幼馴染”の絆の物語とそのクライマックスに流れる数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)のソロバラード「Nostalgie」は感動の渦を巻き起こした。今回のスピンオフドラマでは、同作に登場した希望が丘団地・幼馴染6人のその後が全6話で描かれる。出演は、映画に引き続き、勢いを感じさせる川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、同作で銀幕デビューを果たした中務裕太・小森隼(ともにGENERATIONS from EXILE TRIBE)。さらに、いま映画・ドラマに引っ張りだこの白洲迅、富田望生、矢野聖人ら、映画公開当時より一層成長したキャスト陣と、「HiGH&LOW」シリーズを手掛け日本映画界に新たな旋風を巻き起こしている巨匠・久保茂昭監督が再集結。脚本は「クローズ」「WORST」の原作者・高橋ヒロシが担当し、日本中の人々の心に届く温かい友情物語を紡ぐ。加えて、『THE WORST』が9月20日(日)よりHuluとNetflixでの国内ネット配信が決定。Netflixでは世界62の国と地域に『HiGH&LOW』映画シリーズ全7作が配信される。企画プロデュースのEXILE HIROは、「2020年。『HiGH&LOW THE WORST』のその後の世界を描く、新作スピンオフドラマを高橋ヒロシ先生を筆頭に制作し、満を持して皆さんにお届けすることができます。新たな『HiGH&LOW THE WORST』の世界、そして作品の中で描かれる仲間との友情や絆を楽しみにしていただければと思います」とコメント。また、シリーズがNetflixを通じて国内のみならず全世界にも配信されることに「世界中の方がLDHのエンタテインメントに触れる機会があることにとてもワクワクしています」と期待を寄せている。新作ドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」は11月9日(木)24時59分~日本テレビにて放送開始。※関東ローカル※高橋ヒロシの「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングHiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2020年09月18日新型コロナウイルス感染拡大を受けて公開延期となっていた映画『小説の神様 君としか描けない物語』が、10月2日(金) より全国劇場で公開されることが決定した。本作は2020年版「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」「2019ベストブック」で3冠を達成した相沢沙呼の小説『小説の神様』を、『HiGH&LOW』シリーズを手掛ける久保茂昭監督が映画化した青春ストーリー。中学生で作家デビューしたものの、作品がSNSで酷評され自分を見失った売れない高校生小説家・千谷一也と、同じクラスの人気者でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪が大ベストセラーを生み出すべくふたりで創作活動に挑む姿を描く。ダブル主演を務めるのは、EXILE/FANTASTICSのメンバーである佐藤大樹と、『弱虫ペダル』や『今日から俺は!!劇場版』など数々の話題作に出演する橋本環奈。佐藤と橋本が演じる正反対のふたりが織りなす青春物語を劇場で堪能してほしい。『小説の神様 君としか描けない物語』10月2日(金)公開
2020年08月21日アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏と久保史緒里が21日、都内で行われた「知って、肝炎プロジェクトミーティング2020」に出席した。乃木坂46の秋元真夏と久保史緒里厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト」では、肝炎についての正しい知識や肝炎ウイルス検査の必要性を国民に分かりやすく伝え、国民自らが積極的に行動していくことを目的に啓発活動を展開中。この日のミーティングには、芸能界やスポーツ界の大使・スペシャルサポーターが参加し、「家族の絆」をテーマにコロナ禍における肝炎対策について勉強会を行った。秋元は「このプロジェクトに参加させていただいてから肝炎について勉強させていただいている最中で、乃木坂46のファンの皆さんは10、20代の方が増えているので、その世代にも肝炎の恐ろしさや、ちゃんとウイルス検査を受けることを、私たちが率先して伝えていくべきなのかなと感じました。しっかり私たちは学びを深めて発信していく手段を探していくことが大切なのかなと思うので、これから取り組んでいきたい」と情報発信に意欲。久保も「コロナ禍ということもあり、なかなかイベントを開催することもできない中ですが、グループとして、若い世代として肝炎についての情報を蓄えて、ブログなどファンの方の目に留まるところから、まずは私たちが勉強してお伝えすることができたらいいなと考えています」と語った。勉強会にはそのほか、特別参与の杉良太郎、肝炎対策特別大使の伍代夏子、石川ひとみ、岩本輝雄、w-inds.の千葉涼平、AKB48の向井地美音と横山由依、EXILEの白濱亜嵐とNESMITH、SOLIDEMOのシュネルと中山優貴、小橋建太、コロッケ、島谷ひとみ、清水宏保、瀬川瑛子、田辺靖雄、仁志敏久、平松政次が出席した。撮影:蔦野裕
2020年07月22日EXILE THE SECONDが3日、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」(ABEMA)でライブパフォーマンスを行った。LDHが新たなライブエンタテインメントとして仕掛ける「LIVE×ONLINE」を7日間連続で展開。2日目となる本公演には、大人の色気と新境地を迎えたEXILE THE SECONDが登場した。オープニングでは、ブロードウェイミュージカル風の電飾で彩られたステージにゴールドのタキシードを着たメンバーが1人ずつ登場。6人それぞれのパーソナリティやバックグラウンドが英語ナレーションで紹介され、キャッチコピーで呼び込まれていく。ボーカルのSHOKICHIは、力強いドラムソロを披露。その音楽センスから「Mr.ミュージックマン」のキャッチコピーが付けられた。アジアの開拓者として紹介された「Mr.架け橋」ことリーダーでパフォーマーの橘ケンチは、ステージ中央でスポットライトを浴び、セクシーなソロダンスを踊った。そこにパフォーマーのTETSUYAがハイタッチを交わしてケンチとスイッチ。コーヒーショップ「AMAZING COFFEE」のプロデューサーとしての一面から、「Mr.おもてなし」と紹介されると、ダイナミックなタップダンスを踊り、フィニッシュは「お・も・て・な・し」ポーズで決めた。ギターを抱えて登場したボーカルのNESMITHは、ブラック&ジャパニーズカルチャーを併せ持つバックグラウンドが紹介され、多彩な才能と好奇心から付いたキャッチコピーは「Mr.オタク」。SHOKICHIのドラム、TETSUYAのタップダンスをバックに背負ったNESMITHのギタープレイは、計算され尽くしたカメラワークを含めて圧倒的なパフォーマンスだった。女性ダンサーたちを従えてサングラス姿で登場したのはパフォーマーの黒木啓司。まっすぐな熱さが生粋の九州男児だということで「Mr.バイタリティー」と呼び込まれてステージへ。また、この日女性ダンサーらは衣装に合わせたマスクを着用し、感染対策とパフォーマンスを両立させていた。最後に満を持して登場したのはパフォーマーのAKIRA。軽快なステップでランウェイを進みステージ上でメンバーとハイタッチを交わすと雄叫びをあげた。モデル・俳優として世界でも評価を受ける彼には「Mr. EXILE」のキャッチコピーが付いた。今回のライブは音楽ライブがより表現豊かに演出される「シアターライブ」という試みがなされ、映像とパフォーマンスが融合し一つの物語を紡ぐオンラインライブならではの演出が用意された。制作には、LDH所属アーティストのMVを多数手がけ、ドラマ&映画『HIGH&LOW』シリーズの総監督を務めた映像ディレクターで映画監督の久保茂昭も加わっている。1曲目は今年1月にリリースされた「瞬間エターナル」をライブアレンジで歌い上げた。息つく間もなく、続けて夏のムード全開のナンバー「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」を披露。カメラ越しに視聴者を煽るパフォーマンスや、メンバーたちの間を3台のドローンが高速移動するなど躍動感あふれる映像はオンラインライブならでは。「SUPER FLY」では女性ダンサーをペアダンスでリードし、大人の余裕を見せ付ける。そのままTETSUYA、ケンチ、AKIRA、啓司のダンスソロへ突入し、それぞれのキャラクターを活かしたセクシーなパフォーマンスで魅了した。4曲目の「ASOBO! feat. Far East Movement」は、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の悪行の限りを尽くすスカウトチーム・DOUBTのテーマ曲だが、現在、ABEMAで放送中の「毎日シブザイル」と連動して「WHOA」の掛け声とともに『シブザイル』ポーズを披露。グラフィックでの演出も加わり全く新しいアレンジに。SHOKICHIのハーモニカで締めるというサプライズもあった。5曲目「Top Down」では雰囲気が一変。十字架を模したマイクスタンドで歌うSHOKICHI、ドラキュラ風の衣装をまとい王座に縛り付けられたケンチのパフォーマンスなど、ゴシックな世界観の映像とライブがシームレスに融合。コメント欄からも称賛の声が上がった。AKIRAの自叙伝『THE FOOL 愚者の魂』から生まれたロックナンバー「THE FOOLS」では、赤いジャケットを羽織ったAKIRAと黒シャツのNESMITHが背中合わせでギター競演。感極まったAKIRAはSHOKICHIにも詰め寄り、エナジーあふれる掛け合いをする場面も。その後もSHOKICHIが幻想的な演出でグランドピアノを弾きしっとり歌い上げる今回、初パフォーマンスとなった「花鳥風月」や、ステージ上にベッドが置かれその前でTETSUYAと女性ダンサーがストーリー性のあるダンスを披露した「Celebration」(2020年2月に配信リリース)、そして作詞を手がけた啓司が女性ダンサーとベッドで映画のようなシーンを披露した「Story」など、SECONDの魅力である大人の色気が存分にあふれる演出が施された。映像が転換すると、デニムファッションに着替えたメンバーたちが登場。焚き火を囲んでカウチでくつろぎながら、アコースティックな演奏で2018年のアルバム『Highway Star』の収録曲「Young Forever」を歌った。SHOKICHIが「みなさんと一緒に、一つになりましょう」と呼びかけると、続く「On My Way 」では視聴者も一緒に歌えるようにと歌詞の字幕が表示された。小瓶のビールで乾杯したあと「On My Way」のメロディだけがステージに響くと、モノクロ映像に切り替わり過去のライブ映像やMVなどとオーバーラップ。すると白いタキシードスーツと黒いハットで揃えたメンバーがステージに再登場し、「Choo Choo TRAIN 」のイントロに突入。おなじみの振付を封印し、BPMも抑えジャズアレンジした大人っぽい「Choo Choo TRAIN」を魅せた。ここでおよそ1時間にわたるライブを小休止しアフタートークに。当選した16人にZoomで直接感想を聞いたり、視聴者からのコメントに答えるなどのコミュニケーションが行われた。SHOKICHIはファンへのメッセージで噛んでしまい「久しぶりのライブだから」と場を和ませる。NESMITHはTwitterのハッシュタグ「#セカンド兄さんは地球を救う」に反応。「演出がすごい」という感想に満足顔達成感を感じていたAKIRA。TETSUYAは「ライブしながらコメントを聞けるのはオンラインならでは」と感心した様子を見せた。啓司は「すぐに反応が返ってきて楽しい」とライブ中も裏でコメントをチェックしていたという。ケンチはZoom中にレモンサワースクワッドを積み上げているファンに感謝を述べた。このままトークで締めるかと思われたが、メンバーたちは「僕らはトークよりパフォーマンスですよ」と笑い、そのままステージへ戻ると、アンコール3曲をパフォーマンス。アップテンポのナンバー「Route 66」、タオルを振り回す振りで人気の高い「Going Crazy」、2016年のリリース以来ライブの定番曲となっている「RAY」を披露した。「距離を超えて、時空さえ超えて、皆さんにラブとエネルギーを届けられるのが音楽の力だと思っている。音楽の力を信じて、日本を元気にできるように一生懸命頑張っていきたいと思います」というSHOKICHIのメッセージでライブは締めくくられた。合計16曲、約1時間50分の配信ライブ中に寄せられたコメント総数は4万件を超えた。今後、EXILE THE SECONDは感染対策を意識した「ソーシャルディスタンスライブ」などの企画も考えているという。
2020年07月04日「久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#2」が6月28日(日)14時より配信される。【チケット情報はこちら】漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインの3人が出演し、フジテレビ系にて現在ほぼ月イチ不定期で放送中の「久保みねヒャダ こじらせナイト」。『久保みねヒャダこじらせライブ』は同番組から派生して生まれたフジテレビのトークイベントで、月1回ペースでフジテレビ本社や湾岸スタジオを会場に開催してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「久保みねヒャダこじらせオンラインライブ」として5月に初のオンラインで開催され大盛況を博した。2回目の今回はゲストに阿佐ヶ谷姉妹を迎えて行われる。この配信はライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」を通じて実施。「PIA LIVE STREAM」は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として、政府からの大規模イベント自粛要請を受けて、様々なライブやコンサート、イベントが開催の中止・延期を余儀なくされている中、「アーティストやクリエイターの表現の場を守りたい」という思いから、動画配信でアーティストのパフォーマンスをファンの皆さんに広くお届けすることはもちろん、有料コンテンツとすることでアーティストや関係者の方々に収益源としてもらえるサービス。チケットの発売は6月13日(土)午前10時より。■「久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#2」配信日: 6月28日(日)14時出演: 久保ミツロウ能町みね子ヒャダイン/ゲスト:阿佐ヶ谷姉妹金額:2,980円(税込)
2020年06月08日「久保みねヒャダ こじらせオンラインライブ」が5月30日(土)14時より配信される。漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインの3人が出演し、フジテレビ系にて現在ほぼ月イチ不定期で放送中の「久保みねヒャダ こじらせナイト」。『久保みねヒャダこじらせライブ』は同番組から派生して生まれたフジテレビのトークイベントが月1回ペースでフジテレビ本社や湾岸スタジオを会場に開催してきたが、今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響で初のオンライン開催となる。ゲストに千葉雄大を迎え、テレビでは話さないトーク満載で配信される。この配信はライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」を通じて実施。「PIA LIVE STREAM」は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として、政府からの大規模イベント自粛要請を受けて、様々なライブやコンサート、イベントが開催の中止・延期を余儀なくされている中、「アーティストやクリエイターの表現の場を守りたい」という思いから、動画配信でアーティストのパフォーマンスをファンの皆さんに広くお届けすることはもちろん、有料コンテンツとすることでアーティストや関係者の方々に収益源としてもらえるサービス。チケットの発売は5月22日(金)午前10時より。■「久保みねヒャダ こじらせオンラインライブ」配信日:5月30日(土)14時出演:久保ミツロウ / 能町みね子 / ヒャダイン [ゲスト]千葉雄大オンラインライブ視聴券:2980円※この公演はオンライン動画配信でのみご覧いただけます。配信時間・出演者は予定のため変更の可能性あり。詳細は公式HPまたはTwitterにて要確認。
2020年05月19日“こじらせ系”クリエーター、久保ミツロウ、能町みね子、ヒャダインによる、『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ』が5月30日(土)14時より配信。ゲストとして千葉雄大が出演する。漫画家の久保、エッセイストの能町、音楽プロデューサーのヒャダインの3人が出演し、フジテレビ系にてほぼ月イチ不定期で放送中の『久保みねヒャダ こじらせナイト』。『久保みねヒャダこじらせライブ』は同番組から派生して生まれたフジテレビのトークイベントとして、月1ペースで開催されてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で初のオンライン開催が決まった。配信が行われるのは、“PIA LIVE STREAM”。ファンに向けた“リアルの場”が失われた今、「アーティストやクリエイターの表現の場を守りたい」という思いから立ち上げられた動画配信サービスだ。金額は税込み2980円で、5月22日(金)の10時より発売される。『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ』5月30日(土)14時より配信
2020年05月19日映画『HiGH&LOW』シリーズ4作品が、1日からYouTubeチャンネルにて期間限定無料配信されている(4月12日22:00まで)。『HiGH&LOW』とは、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSらを擁するLDHのHIROがプロデュースを手掛ける、総合エンタテインメントプロジェクトだ。2015年に放送されたドラマ『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』を皮切りに、映画、ライブ、コミックス、アプリゲームなど、さまざまな企画が展開されている。足掛け6年にわたるこの壮大なプロジェクトが爆発的な人気を獲得したのは、2016年夏に公開された映画『HiGH&LOW THE MOVIE』がきっかけだった。ド派手な映像と豊富すぎるキャラクターの魅力に打たれ、さまざまなジャンルのオタクたちがこの作品をきっかけにLDHに注目するようになった。他作品や他ジャンルでもよく見られる光景だが、何かにハマっているオタクは“布教”に熱心になる。『HiGH&LOW』も例外ではなく、2016年以降「ハイローを観ろ」と周囲にささやかれた人は多いだろう。ただ先述の通り『HiGH&LOW』プロジェクトはなにしろ展開が豊富で、全部を追おうとするとなかなかに大変だ。ドラマの総集編的作品を除く、純粋な劇場版だけでもすでに計6本が公開されている。マーベル・シネマティック・ユニバースほどではないにせよ、ちょっと触れてみたいと思ったところで「何から観たらいいのかわからない」と困惑する人がいることも想像に難くない。そこにきて、今回の期間限定無料配信だ。配信されている4作品は、当の『THE MOVIE』とスピンオフ『HiGH&LOW THE RED RAIN』(2016年10月公開)、本編の続編である『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(2017年8月公開)『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(2017年11月公開)。『RED RAIN』はスピンオフの位置付けではあるが、作中の時系列的に『THE MOVIE』と『END OF SKY』の間の出来事を描いており、実質的には本編のひとつと考えていいだろう。やや乱暴に言い切ってしまうと、この4作品を観れば「ハイロー第1章」を追える。つまり、「周りのオタクがハイローハイロー言うけどなんとなく手を出さないまま来た」という人にとっては、これ以上ない入門編になるものなのだ。新型コロナウイルスの影響により多くの人が外出自粛を余儀なくされている今、この4作品を無料配信するLDHは「乗り遅れ組も見捨てねぇ」手厚さにあふれている。以下では、ハイロー ファンの視点から、ネタバレを回避しながら各作品の見どころを紹介していこう。合わせて、ネット上で見かける機会の多い『HiGH&LOW』生まれの名台詞や名場面が、どの作品で登場するものなのか、あくまでごく一部だが紹介。「これが元ネタだったのか!」と確認しながら観るのも楽しいかもしれない。○『HiGH&LOW THE MOVIE』【通称】「ザム」【名台詞】「どうしちまったんだよ、琥珀さん!」「MUGENは仲間を見捨てねぇ」「無名街はよく燃えますね」「SWORDの祭りは達磨通せや」SWORD地区と呼ばれる場所をめぐり、ある思惑を持ってそこを手に入れんとする人たちと、それぞれの地元を仕切るチームがぶつかり合う。SWORDの一角である山王連合会を率いるコブラ(岩田剛典)の名台詞「どうしちまったんだよ、琥珀さん!」が放たれるのはこの作品だ。ちなみに、ときどきTwitterで流れている「走るアメ車のボンネットにふんぞり返った法被の男(林遣都)」が観られるのも本作である。前日譚となる深夜ドラマが2シーズン放送されており、そちらを観てから観賞したほうがもちろん物語の解像度は格段に上がる。しかし、何も知らない、いわゆる“ミリしら”状態で観るとそれはそれで「細かいことはわからないが人がいっぱいいて映像の景気が良い」という高揚を終始味わえる。クライマックスでは100人対500人の大バトルが繰り広げられるが、「撮影現場には600人どころか1,000人いた」という逸話が残されており、そうした過剰さがもたらす圧倒的な映像は一見の価値ありだ。当然、登場キャラクター数も半端ではなく、パンフレットに掲載されている人物だけで68人にのぼる。だが出番時間の長短はあれど、キャラ付けの濃厚さや演技力、あるいは純粋な存在感などさまざまな要素でもってそれぞれが印象を残し、本プロジェクトのキャッチコピーである「全員主役」に恥じない内容に仕上がっている。○『HiGH&LOW THE RED RAIN』【通称】「レッレ」【名台詞】「壁だと思え」「強く、生きろ」SWORD地区と浅からぬ因縁を持つ雨宮兄弟を主人公に据えたスピンオフ作品。明るい兄・雅貴(TAKAHIRO)とクールな弟・広斗(登坂広臣)という“最強の兄弟”が、消えた長兄・尊龍(斎藤工)を探す。先述の通り、スピンオフではあるが『ザム』と『ザム2』の間の雨宮兄弟の出来事を描き、これを観ないと以降の本編がつながっていかない。なので、後回しにしないことをおすすめする。というか『ザム』で雨宮兄弟の存在に触れた人は、この作品をスルーできなくなってしまう。何しろとにかく顔がいい。それが複雑な背景を持ち特別な絆で結ばれた兄弟で、「ゼロレンジコンバット」という特殊な格闘術を用いて戦うとくれば、初見であっても登場シーンでは「雨宮兄弟キターーー!」とテンション爆上がりにならざるを得ないのだ。本作は本編と監督・アクション監督が異なり、ロケ地もフィリピンがメインと、他作品と映像のトーンが一味違うのも魅力。アイスキャンディを用意して観よう。○『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』【通称】「ザム2」「EOS」「エンスカ」【名台詞】「つまり〜! それが〜! SWORD協定じゃ〜〜!」「神に感謝しろよ?」「琥珀さん、俺車ダメだわ」「隠蔽できるんだよ……!」狂気の暴君が率いるスカウト集団と、監獄から出てきたばかりの男たちによるチームがSWORD地区に現れ、街が再び狙われる。さらに『RED RAIN』で露わになった反社会組織の陰謀が進み、緊張が高まってゆく。「ザムはそんなにピンとこなかった」と言っていたオタクの中には、本作で新たに登場したキャラクター・ジェシーによって沼落ちした人も少なくない。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSのNAOTOが演じるジェシーは、監獄の武闘派集団を率いてSWORDをかき回す、神に感謝したくなるほど魅力あふれるキャラクターだ。クライマックス手前で口にする「お仕事ですからねぇ。make money〜」というセリフは、公開当時よくTwitter等で語られたが、実はこれはNAOTOによるアドリブだという。役者たちによるキャラクター解釈の深さと、そこから生まれるアドリブの豊富さは『HiGH&LOW』の魅力のひとつだ。なお、こちらもTwitterでgif動画がよく出回っているコブラvsジェシーの超絶アクションがあるのも本作。さらに、カーアクション、バイクアクションも近年の邦画では類を見ない大掛かりなものが展開されており、その派手さはシンプルに興奮させてくれる。そして何より、物語の鍵を握る"USB"の異様な存在感からも目が離せない。○『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』【通称】「ザム3」「FM」【名台詞】「もう拳だけじゃ解決できねぇ」「まずそうなスムージーだな」「無名街爆破セレモニー」前作までで見えてきたSWORD地区をめぐる巨大な陰謀に、SWORDの面々たちが立ち向かう。言ってしまえば「ヤンキーたちの喧嘩」だったドラマシリーズおよび『THE MOVIE』から、シリーズを追うごとに広がっていった物語は、「SWORD第1世代の最終章」と銘打たれた本作でいったんの終結を見る(ただし久保茂昭監督は「第1世代の物語も、まだまだ終わりじゃないと僕は思ってます」と後に語っている)。予告編ではコブラが生コンクリートと思しきものを飲まされている拷問シーンが公開され、「生コン!?」と界隈をざわつかせた。のちに岩田自身が「あれはごま豆腐を使ってます」「おいしかったです」と撮影秘話を明らかにし、ファンが胸をなでおろす一幕も。「もう拳だけじゃ解決できねぇ」という名台詞が登場する本作は、その言葉通り、これまでの作品に比べればアクションシーンの見せ場は少ないと言えなくもない。とはいえ、雨宮兄弟のゼロレンジコンバットが炸裂したり、『EOS』から立ちはだかる敵役・源治(小林直己)のターミネーターぶりが健在だったりと、随所に見どころがある。シリーズを通じたキャラクターたちの成長や変化も“喧嘩の仕方”に現れており、一挙視聴するからこそ気づきやすい部分もあるだろう。なお、本作最大のパワーワード(?)といえば、「無名街爆破セレモニー」だ。未見の人にとっては意味がわからないばかりの言葉だが、何を表しているのか、これこそぜひ映像で観てほしい。○今後見るべきは…ここまでくれば、あとはライブ『HiGH&LOW THE LIVE』を観るもよし、スピンオフ映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』やドラマ新シリーズ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』を観るもよし、進む道は何にも縛られることなく自由である。今回の期間限定無料配信は「ご家庭で過ごす時間が多くなっている全国の皆さまに少しでも楽しんでもらえる時間を提供し、 日々の不安を拭い去ることに貢献したい」というLDHの思いによるものだ。コロナ禍が過ぎ去ったあかつきにまたLDHから新たな作品が生み出されること、それを観ることを今は楽しみにしたい。それまでしばらくは自宅でPARTY TIMEを過ごすのが良さそうだ。
2020年04月05日佐藤大樹演じるナイーブで売れない小説家と、橋本環奈演じる秘密を抱えたドSな小説家の2人が共に物語を作り始める青春ストーリー『小説の神様 君としか描けない物語』。この度、本作の撮影現場の裏側を映したスペシャルメイキングムービーが公開された。映像では、公開中の予告編にも登場する詩凪(橋本さん)のビンタ&スネキックシーンのメイキングからスタート。「おもいっきりビンタいいですよ!!」と気合い十分な佐藤さんと、最初は遠慮がちだったが「しっかりやろうかな!」と意気込む橋本さん。強烈スネキックには、久保茂昭監督や橋本さんが「痛そう」と言う中、「全然、痛くないよ!」と佐藤さんが強がるような場面も。また、文芸部4人のわいわいとした様子も覗ける。炎天下の撮影中、佐藤流司が「大奥ぐらい囲まれてる!」「今日42度あります」と冗談を言い場を和ます一幕も登場。さらに、撮影にも強いこだわりがある久保監督渾身のシーンの裏側も初解禁。「こんな映画見た事ない」「浮くの!?」と、佐藤さんと橋本さんも驚く演出が施されている。『小説の神様 君としか描けない物語』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:小説の神様 君としか描けない物語 2020年5月22日より全国にて公開©2020映画「小説の神様」製作委員会
2020年04月03日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。この度、撮影現場の裏側が切り取られたスペシャルメイキングムービーが公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開されたメイキングムービーでは、予告編でも印象的なシーンである、橋本演じる詩凪のビンタ&スネキックシーンの裏側が明かされる。「おもいっきりビンタいいですよ!!」と気合い十分な佐藤に、遠慮がちだった橋本も次第にテンションが上がったようで、「(申し訳ないと謝りながら)しっかりやろうかな!」と、シーン撮影に臨んでいる姿が確認できる。あまりに強烈なスネキックの映像を確認している久保監督や橋本が、「痛い痛い痛い……」と、思わず声に出すなか、当の佐藤は「全然、痛くないよ!」と役者魂を見せている。また、佐藤と橋本にくわえ、佐藤流司と柴田杏花による文芸部4人の和気あいあいとした現場メイキングも。佐藤と橋本が「現場で一番のムードメーカー」と語っている佐藤流司は、炎天下の撮影でも、「大奥ぐらい囲まれてる!」「今日42度あります」と冗談を欠かさない。さらに、『HiGH&LOW THE WORST』でも話題になった、ワイヤーにカメラを吊るすアクションシーンをワンカット撮影するなど、撮影にも強いこだわりがある久保監督渾身による印象的な部分の映像について、佐藤と橋本が「浮くの!?」と、驚いたことを語っている。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年04月03日『BLEACH』の久保帯人による新作シリーズ『BURN THE WITCH<バーン・ザ・ウィッチ>』の劇場中編アニメーションが、2020年10月2日(金)より、新宿ピカデリーほか全国35館にて2週間限定でイベント上映される。なお、同日より世界配信もスタート。久保帯人による最新作『BURN THE WITCH』劇場中編アニメ化『BURN THE WITCH』は、累計1億2000万部を超える人気コミック『BLEACH』の久保帯人による新作シリーズ。イギリス・ロンドンで異形の存在であるドラゴンを相手に、2人の魔女が縦横無尽に躍動するファンタジーアクションだ。2018年には、読切作品としてWJ50周年記念号で掲載され、ファンの中では大きな話題を呼んだ。その同作が、2020年夏から「週刊少年ジャンプ」にてシリーズ連載をスタートすると同時に、劇場中編アニメ―ション化するプロジェクトを発足した。ストーリー世界には表(フロント)があれば裏(リバース)がある。遥か昔からロンドンに於ける全死因の72%は、人々が見ることのできないドラゴンと呼ばれる“異形の存在”が関わっていた。しかし、人知れずそのドラゴンと相対する人々がいた。ドラゴンの存在を見ることができるのは、フロント・ロンドンの“裏側”に拡がるリバース・ロンドンの住人だけ。その中でも、選ばれし人々がウィッチ(魔女)/ウィザード(魔法使い)となり、ドラゴンと直接接触する資格を持つ。主人公は、自然ドラゴン保護管理期間「ウイング・バインド」(通称WB)の保護官である新橋のえるとニニー・スパンコールの魔女コンビ。彼女たちの使命は、ドラゴンに接触できない人々に代わり、ロンドンに生息するドラゴンたちを保護・管理することだった。「スタジオコロリド」の新チームが制作担当監督を務めるのは、『PSYCHO-PASS サイコパス2』で作画監督、『甲鉄城のカバネリ』でアクション作画監督として参加している、川野達朗(teamヤマヒツヂ)。また、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』等のアニメーション映画を手掛けた「スタジオコロリド」の新しい制作ライン「teamヤマヒツヂ/スタジオコロリド」がアニメーション制作を担う。キャラクター紹介ニニー・スパンコール(CV:田野アサミ)ウイング・バインド2等保護官笛吹き隊(パイパーズ)所属。後輩であるのえるからは“ニニーちゃん”と呼ばれているが、“ちゃん”付けされることに腹を立てている。金髪リボンスタイルで、喜怒哀楽がわかりやすく思ったことは態度に出す明朗快活な性格。ドラゴンを退治する戦術隊(サーベルズ)への異動を目指しており、実績や報酬への執着はのえる以上に強い。人気アイドルグループ『セシルは2度死ぬ(セシル・ダイ・トゥワイス)』のリーダーでもある。新橋のえる(CV:山田唯菜)ウイング・バインド1等保護官笛吹き隊(パイパーズ)所属。先輩であるニニーからは“ニーハ”と呼ばれている。黒髪ロングヘアで喜怒哀楽を見せないクールな性格。理路整然と物事を捉え、つねに冷静な判断をくだす。ドラゴンを保護・管理する今の仕事を気に入っており、厄介事にはあまり関心がない。フロント・ロンドンではサウス・ブラクストン高校に通う2年生。先輩のバルゴ・パークスに好かれているが、まったく興味がない。バルゴ・パークス(CV:土屋神葉)サウス・ブラクストン校に通う学生でのえるの先輩。幼馴染で親友のセルビーは、実は10年前の交通事故で死亡しており、覆面竜(ディスガイザー)として人間になりすましていた。セルビーに襲われたバルゴは、覆面竜に噛まれたことでドラゴン憑きとなる。現在はリバース・ロンドンにおいて、ニニーとのえるの保護下に。のんきな性格でのえるに夢中だが、まるで相手にされていない。オスシちゃんを溺愛している。また、バルゴはドラゴン憑きの“重要な特徴”である、別のドラゴンを強力に呼び寄せる体質を持っている。オスシちゃん(CV: 引坂理絵)バルゴが拾い、溺愛している子犬。可愛いらしい外見とは逆に、覆面竜がなりすました子犬であるが、ふだんはおとなしくて愛らしい。しかしバルゴがクシャミや爆笑といったリアクションをしたとき、さらには、バルゴに危険が迫ったときに突然ドラゴンのハネを出す特徴を持っている。チーフ(CV: 平田広明)笛吹き隊(パイパーズ)の主任で、ニニーとのえるの上司。2人に仕事の指示を出すものの、現場に行くことはなく間の抜けた表情と、締まりのない風体で頼りがいもない。そのため、上司にもかかわらずニニーとのえるからは言いたい放題でやられっぱなし。マーシャルニニーが駆るブルームバギー(魔女/魔法使い専用の個人乗用ドラゴン)。稲妻のような形の角をもち全身の色は赤色。ニニーに従順なドラゴンで、端正な顔立ちと炎のような尻尾が特徴。ワーズワースのえるが駆るブルームバギー。先端が丸い角をもち、全身の色はエメラルドグリーン。のえるによくなついているドラゴンで、愛くるしい表情と花のような尻尾が特徴。ブルーノ・バングナイフ(CV: 小林親弘)8人で構成されるウイング・バインドの最高意思決定機関「トップ・オブ・ホーンズ」のひとり。魔陣隊(インクス)を率いて自身もウィザードとして現場を指揮する勇猛果敢な長官。ロンドンの街を守る使命感がひときわ強く、気性の激しい性格。リバース・ロンドン市内にダークドラゴンの侵入を許したことに業を煮やし、その原因となったバルゴの討伐を推し進める。上映劇場ではBlu-ray先行販売上映劇場では、公開日より久保帯人描き下ろしBOX、イラストカードコレクションなどが付いた豪華特典仕様のBlu-rayコレクターズエディションを発売。絵コンテ集や原画集も付属するファン必見のアイテムとなる。【詳細】映画『BURN THE WITCH<バーン・ザ・ウィッチ>』公開時期:2020年10月2日(金)公開場所:新宿ピカデリーほか全国35館/配給松竹ODS事業室配信:日本国内:「Amazon Prime Video」・「ひかりTV」にて独占配信監督:川野達朗副監督:清水勇司脚本:涼村千夏キャラクターデザイン:山田奈月ドラゴンデザイン:大倉啓右背景美術:スタジオコロリド美術部美術監督:稲葉邦彦色彩設計:田中美穂CGI監督:さいとうつかさ撮影監督:東郷香澄音楽:井内啓二音響監督:三好慶一郎■「BURN THE WITCH コレクターズエディション」詳細先行発売日:2020年10月2日(金)先行取り扱い:新宿ピカデリーほか全国35館※なくなり次第終了※A-on STOREでは2020年11月18日(水)23:59まで予約受付。2020年12月24日(火)発売。※本商品は、イベント上映を実施する劇場ならびにA-on STORE、プレミアムバンダイ内A-on STORE支店以外での販売は予定していない。※本商品は、初回限定生産。A-on STOREの予約締切日以降については、注文を受けられない場合あり。価格:[初回限定生産]10,000円(税込) 品番:BCXM-1558内容:約130分(本編ディスク:約68分(本編約63分+映像特典約5分)+特典ディスク:約62分)本編ディスク:リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD25G/16:9<1080p High Definition>特典ディスク:リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD25G/16:9<1080p High Definition><特典>・特典ディスク(Blu-ray)収録内容:「劇場上映版本編映像」2020年10月2日より全国35館にてイベント上映される本編映像を収録。・久保帯人描き下ろしイラストカードコレクション(5枚)・絵コンテ集・原画集・オリジナルサウンドトラックCD・特製ブックレット※オリジナルサウンドトラックCDと特製ブックレットは特装限定版と共通特典<その他、仕様>・久保帯人描き下ろしBOX・キャラクターデザイン山田奈月描き下ろしデジジャケットBlu-rayコレクターズエディション[初回限定生産]※デジジャケットは特装限定版と共通仕様※その他、 Blu-ray特装限定版&通常版は、12月24日(木)より発売。
2020年03月26日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。本日ホワイトデーに、佐藤大樹演じる千谷一也と、佐藤流司演じる九ノ里正樹の未公開場面写真が公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された場面写真は、本作に登場する一也と、佐藤演じる九ノ里正樹の姿が切り取られたもの。ナイーブで売れない小説家・一也は、デビュー作以降、売り上げが激減した上、ネットの中傷を真に受けてしまい完全なスランプ状態。一方、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで主演を務めるなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博している佐藤流司が演じる久ノ里は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長。勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在だ。また、一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年03月14日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。この度、WEB限定の特別映像と場面写真が公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。「僕は小説の主人公になり得ない人間だ」中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。自分を見失い思い悩む、ナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気もので、ドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。性格、クラスでの立ち位置、売れている、売れていない。すべてが真逆のふたりに、編集者から下されたミッション……。それは、ふたりで協力し、ひとつの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かすベストセラーを生み出すことだった。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された特別映像は、本予告と異なる構成で、より期待感をあおるイントロが特徴的。共作をする前の一也の気持ちに寄り添うように、今回が初の音源解禁となる挿入歌『こんな世界にしたのは誰だ』(伶/Sony Music Labels Inc.)が印象的に流れる。ある出来事を受け、雨に打たれて帰宅した一也が感情を爆発させるシーンや、詩凪に、すね蹴り攻撃や平手打ち、ぬいぐるみを投げつけられるといった、一也のヘタレっぷりを感じるシーンも見られ、本編への期待感を高める内容となっている。また場面写真には、一也の自宅で一緒に共作に励む途中に垣間見える “一也と詩凪の接近ショット”や、必死さを見せる一也に対し、余裕そうな表情を見せる詩凪との視線ぶつかる打合せシーン、文芸部の仲間と過ごす下校シーンなどが切り取られている。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年03月07日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。この度、作品の内容を表現する本ビジュアルが公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。「僕は小説の主人公になり得ない人間だ」中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。自分を見失い思い悩む、ナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気もので、ドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。性格、クラスでの立ち位置、売れている、売れていない。すべてが真逆のふたりに、編集者から下されたミッション……。それは、ふたりで協力し、ひとつの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かすベストセラーを生み出すことだった。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された本ビジュアルは、一也のどこか自信なさ気なパッとしない表情と、“ドSな人気小説家”詩凪の誇らしげで余裕を感じさせるふたりの相反する表情が確認できる。色合いや背景からは、それぞれの個性だけでなく、小説が生み出す想像の世界の広がりを感じさせ、これまで500本以上のMVを手掛けてきた久保監督による、本編の映像美への期待感を煽る。ふたりが手にする本の中には、共作をしていく中で明らかになっていく重要なシーンが表現されているという。果たして、真逆なふたりはどんなふうに一緒に物語を描いていくのか。共作ミッションへ向かうふたりのやりとりや、心通わせ次第に互いに影響を受けていく様にも期待したい。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年02月11日青春小説として支持を集める相沢沙呼の小説「小説の神様」が映画化。佐藤⼤樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈がダブル主演を果たし、映画『⼩説の神様 君としか描けない物語』として2020年10月2日(金)より全国公開される。繊細な売れない作家×ドSな売れっ子人気作家の青春ストーリー『小説の神様』はナイーブで売れない作家と、ドSな売れっ子人気作家という二人の高校生小説家が、まさかの共作で大ベストセラーを目指す青春ストーリー。理想と現実、傷つきながらも夢にチャレンジしていく姿を描く。高校生小説家・千谷一也(佐藤大樹)中学生で作家デビュー。しかしリリースした作品は酷評&売り上げも伸びない。小説の主人公になり得ない人間だ…とナイーブで自分を見失い悩む。しかし、一部の人には才能を認められている。文芸部に所属。演じるのは佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)。高校生小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)千谷と同じクラスの小説家。ヒット作を連発。クラスの人気ものでドSな性格。文芸部に所属する。詩凪には何か大きな秘密が…?演じるのは橋本環奈。部長・九ノ里(佐藤流司)九ノ里正樹(くのりまさき)は文芸部の部長。一也が小説家であることを知る数少ない友人。そして詩凪を文芸部に誘うなど、物語のキーマンでもある。演じる佐藤流司は、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの主演・加州清光を務めた。後輩・成瀬秋乃(柴田杏花)一也の小説の大ファン。彼に憧れを抱きながら、小説づくりに情熱を燃やす。担当編集・河埜(山本未來)編集者の河埜(こうの)は、一也と詩凪二人の高校生小説家の才能を見込み、共作というミッションを持ちかける。千谷昌也(片岡愛之助)&優理子(和久井映見)千谷一也の父・昌也は小説家。母、優理子は一也を励まし、あたたかく見守る。『小説の神様 君としか描けない物語』あらすじ「僕は小説の主人公になり得ない人間だ」中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブな売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者でドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。性格、クラスでの立ち位置、売れている、売れていない……すべてが真逆の男女2人に、編集者から下されたミッション――それは、2人で協力し、1つの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かす大ベストセラーを生み出すことだった!凸凹な全く真逆の2人が反発しあいながらも物語を一緒に作っていくうちに、やがて彼は彼女の抱える大きな秘密を知ってしまう……。友情を超えて近づく2人の距離。悩み傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、2人が生み出す<物語>の行方はー?作品詳細『⼩説の神様 君としか描けない物語』公開日:2020年10月2日(金)監督:久保茂昭脚本:鎌田哲生出演:佐藤大樹、橋本環奈、佐藤流司、柴田杏花、莉子、坂口涼太郎、和久井映見、片岡愛之助、山本未來原作:相沢沙呼「小説の神様」(講談社タイガ刊)主題歌:伶「Call Me Sick」(Sony Music Labels Inc.)音楽:中野雄太制作プロダクション:CREDEUS配給:HIGH BROW CINEMA
2020年01月20日佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のダブル主演で贈る、5月22日(金)より全国公開の映画『小説の神様』。この度、追加キャスト7名が一挙公開された。夢を見失い、自身の才能と現実のギャップに悩み、傷つきながらも挑戦していく登場人物の姿がダイレクトに心に響く物語として、あっという間にSNSや書店員から話題が広まり、1年間で7刷が決まるほどの人気を集める講談社タイガレーベルの『小説の神様』。著者の相沢沙呼は、最新作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で“このミステリーがすごい!2020年版”、“2020本格ミステリ・ベスト10”で、ともに第1位を受賞するという快挙を遂げたばかりの、今、最も注目の集まる気鋭の作家だ。本作で、中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され、売り上げも振るわない。自分を見失い、思い悩む売れない高校生小説家の千谷一也を演じるのは佐藤。EXILE/FANTASTICSで活躍する一方で、俳優としても注目を集める存在だ。一方、同じクラスの人気者でドSな性格で、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪に橋本が扮する。そんなすべてが真逆のふたりに、編集者からミッションが下される。それはふたりでひとつの物語を共作し、大ベストセラーを生み出すことだ。ナイーブで売れない高校生小説家・一也と、ドSの売れっ子人気高校生小説家・詩凪と同じ文芸部に所属し、一也が小説家であることを知る数少ない友人であり、詩凪を文芸部に誘うなど、物語のキーマンでもある頼れる部長・九ノ里 正樹役に佐藤流司。彼はミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの主演・加州清光を務める等、舞台で大人気を博し、映画『HiGH&LOW THE WORST』での好演も記憶に新しい俳優だ。一也の小説の大ファンで彼に憧れを抱きながら、小説づくりに情熱を燃やす後輩・成瀬秋乃役には、子役時代から数多くの映画・ドラマで活躍する柴田杏花。さらに、一也と詩凪ふたりの高校生小説家の才能を見込み、共作を持ちかける担当編集者・河埜役に山本未來が扮する。そのほか、一也のデビュー作の担当編集者・野中役に坂口涼太郎、一也の父親で小説家でもある千谷昌也役には片岡愛之助、一也を励まし温かく見守る母親・千谷優理子役を和久井映見が演じる。そして、一也の妹で、病気で入院中の千谷雛子役には、本作が長編映画初出演となるティーンに大人気のモデルの莉子が大抜擢。監督には、『HiGH&LOW』シリーズや、500本以上のMVを世に送り出した久保茂昭を迎え、繊細でドラマチックな物語に、これまでにないみずみずしくビビットな映像演出で挑む。友情を超えて近づくふたりの距離。苦悩、努力、そして挑戦し続けた先でふたりが共作し、生み出す物語の行方はいかに……。新たな青春映画の誕生の予感に、大いに期待感を煽られる。『小説の神様』5月22日(金)より全国公開
2020年01月17日漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインという3人による、全くTV的でないクリエイターの妄想本音こじらせトーク番組「久保みねヒャダ こじらせナイト」の年越しSPが12月31日(火)深夜に放送される。小学生の頃から漫画家になりたいという夢を抱き、高校時代には同人誌も出品。吉田まゆみのアシスタントを経て1996年デビュー。当初は少女マンガを描いていたが、その後現在の久保ミツロウ名義で少年誌デビュー。『モテキ』がドラマ化、映画化されたほか「ユーリ!!! on ICE」の原案も務めるなど、いまや人気マンガ家として、トークイベント、ラジオ、テレビなどでコメンテーターとしても活躍する久保さん。2005年に開始したブログ「オカマだけどOLやってます。」が書籍化され、そこからイラストレーター、エッセイストとして数多くの雑誌やWEBで連載、挿絵などを手掛けるようになり、数々の著作を刊行しつつラジオ、テレビ出演もこなす能町さん。ニコニコ動画への投稿から注目され、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」などを手掛けたことで一躍ヒットメーカーの仲間入りを果たすと、自身もアニメ主題歌でアーティストデビュー。「SMAP」や「Kis-My-Ft2」、郷ひろみに「DISH//」といった男性アーティストからももクロをはじめ「でんぱ組.inc」などの女性アイドル、数々のアニメソングやゲームソングもプロデュースするヒャダインさん。この3人の“こじらせ系”クリエイターたちのおしゃべりバラエティーである本番組が、今回は番組史上最長の2時間15分のオンエア。ヒャダインさんの親友でもある俳優の千葉雄大との人気企画「千葉ヒャダ旅第5弾・台湾編」もお届けする。今回ヒャダインさんと台湾への旅に繰り出す千葉さんが主演を務める『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2020年2月21日(金)より全国東宝系にて公開。千葉さん扮するIT業界から突然警察に転職した刑事・加賀谷が、再び発生した謎の連続殺人事件に挑むストーリー。前作の“犯人”浦野役で成田凌も続投。加賀谷の恋人・美乃里役で白石麻衣が今作より出演する。「久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP」は12月31日(火) 26時45分~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月31日佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のW主演により、実写映画『小説の神様』が2020年5月22日(金)に公開決定。それぞれ、ナイーブで売れない作家とドSな売れっ子作家という、正反対の高校生作家を演じる。原作は、最新作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」にて「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリ・ベスト10」ともに第1位となった気鋭作家・相沢沙呼の同名小説。同作は、夢を見失い自身の才能と現実のギャップに悩み、傷つきながらも挑戦していく登場人物の姿がダイレクトに心に響く物語として、SNSや書店員から話題が広まり、1年間で7刷が決まるほど。講談社タイガレーベルの中で常にトップを走り続ける人気コンテンツとなっている。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない…自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也を演じるのは、「EXILE/FANTASTICS」のパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』『4月の君、スピカ。』などに出演し俳優としても注目を集める佐藤大樹。一方、彼と同じクラスの人気者で、ヒット作を連発するドSな性格の高校生小説家・小余綾詩凪には、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ数々の話題作に出演、『午前0時、キスしに来てよ』では片寄涼太と共演している橋本環奈。性格、クラスでの立ち位置、小説の売り上げ…全てが真逆の2人に編集者から下されたミッションは、2人で協力して1つの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かすベストセラーを生み出すこと!反発しあいながらも物語を共作するうち、やがて彼は彼女の抱える大きな秘密を知ってしまう、という物語。『HiGH&LOW』シリーズや500本以上のMVを世に送り出した久保茂昭を監督に迎え、繊細でドラマチックな物語に、これまでにないみずみずしくビビットな映像演出で挑む。佐藤さんは「僕が一番大好きで最も尊敬している久保監督から『この作品を一緒にやらないか?』とオファーを受けた時、断る理由が見つかりませんでした」とコメント。「僕が演じる一也は普段の僕とは真逆の見た目や性格でした。だからこそ演じ甲斐がありましたし、役作りやどんな作品にしたいかなどを監督と密に話し合い共に作りあげていきました!」と語る。そして、「相手役の橋本環奈さんは本当に素晴らしい女優さんで、彼女以外務まらなかったんだろうなとも感じました」と橋本さんとの共演をふり返り、「最強のスタッフが集まった久保組に新しい僕を引き出してもらえた気がします。自信作です!!」と力強い。また、橋本さんも、「高校生役は数多く演じさせて頂きましたがクラスに職業作家が二人いるというリアリティの有りそうで無さそうなこの役はある種新たなる挑戦でもありました。そんな詩凪と佐藤大樹さん演じる千谷一也が仲間とどう葛藤を乗り越え、また小説を紡いでいくのか久保監督演出の素晴らしい映像美と共に是非ご注目頂きたいと思います」と、監督の演出についてコメント。久保監督は本作を、「物語を『綴る』ことによって純粋であるがゆえに、喜び、苦しみ、仲間同士の中に存在する様々な気持ちの葛藤。それら全てを受け入れる自分の器の大きさ、自分自身と出会う物語」と語る。「生きていく中で何かを感じたらまずはそれを綴って欲しい。自分の器の限界、人生に行き詰まりを感じたとき、自分が世界に発信したいものができた時、その子の背中を押してあげる映画を作りたいと思いました」と思いを明かした。原作の相沢氏は、「青春小説とは名ばかりの、暗澹とした心理描写が延々と続くというこの作品は、あまり映像化には向いていないのかもしれません」としながらも、「恐らく、そこには作中物語と同じように、多くの困難とドラマが立ちはだかったことでしょう。主演のお二人をはじめ、監督やスタッフの皆さんが、どのようにこの困難に立ち向かい、そしてどのような映像作品へと変換されたのか。生まれる物語を、楽しみに待ちたいと思います」と期待を込めて語っている。『小説の神様』は2020年5月22日(金)より公開にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月16日『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が、「このミステリーがすごい!2020年版」、「2020本格ミステリ・ベスト10」の第1位を受賞する快挙を達成した相沢沙呼(あいざわ・さこ)の小説を原作にした映画『小説の神様』が、2020年5月22日(金)に全国公開される。この度、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈が本作のW主演を務めることが決定した。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。「僕は小説の主人公になり得ない人間だ」 。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。自分を見失い思い悩む、ナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気もので、ドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。性格、クラスでの立ち位置、売れている、売れていない。すべてが真逆のふたりに、編集者から下されたミッション……。それは、ふたりで協力し、ひとつの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かすベストセラーを生み出すことだった。売れない高校生小説家・千谷一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤。ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。キャスト・監督・原作者のコメントは以下の通り。■佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)僕が一番大好きで最も尊敬している久保監督から、“この作品を一緒にやらないか?”とオファーを受けた時、断る理由が見つかりませんでした。企画から数年経ち、ようやく実現した映画化に僕を指名してくれた事、本当に嬉しかったです。僕が演じる一也は普段の僕とは真逆の見た目や性格でした。だからこそ演じ甲斐がありましたし、役作りやどんな作品にしたいかなどを監督と密に話し合い共に作りあげていきました!相手役の橋本環奈さんは本当に素晴らしい女優さんで、彼女以外務まらなかったんだろうなとも感じました。現場は毎日楽しく最高なチームワークで撮影に臨ませていただきました!!最強のスタッフが集まった久保組に新しい僕を引き出してもらえた気がします。自信作です!!■橋本環奈今作で演じさせて頂いた小余綾詩凪は、一見普通の高校生なんですが、実はその心の底に深い葛藤と悩みを抱いている人気作家という役でした。過去作で高校生役は数多く演じさせて頂きましたが、クラスに職業作家がふたりいるというリアリティの、有りそうで無さそ うなこの役は、ある種新たなる挑戦でもありました。そんな詩凪と佐藤大樹さん演じる千谷一也が仲間とどう葛藤を乗り越え、また小説を紡いでいくのか、久保監督演出の素晴らしい映像美と共に是非ご注目頂きたいと思います。■監督:久保茂昭小説という能動的な美しい文体の芸術を映像という受動的な芸術で挑戦していく。この小説との出会いは僕にそんな夢を与えてくれました。この映画は4人の若者が物語を『綴る』ことによって純粋であるがゆえに、喜び、苦しみ、仲間同士の中に存在する様々な気持ちの葛藤。それら全てを受け入れる自分の器の大きさ、自分自身と出会う物語です。生きていく中で何かを感じたら、まずはそれを綴って欲しい。自分の器の限界、人生に行き詰まりを感じたとき、自分が世界に発信したいものができた時、その子の背中を押してあげる映画を作りたいと思いました。■原作:相沢紗呼小説を書く、という、ただそれだけのお話です。けれど、そこには創作の過程で生まれる数多くの困難と挫折が立ちはだかります。原作小説を書く際には、『小説を書くこと』という題材のために、小説ならではの表現、小説だからこその構成を、自分なりに追及して執筆しました。 つまり、これは映像化されることなんて、まるで考えていないお話でした。青春小説とは名ばかりの、暗澹とした心理描写が延々と続くというこの作品は、あまり映像化には向いていないのかもしれません。それにもかかわらず、の映像化ですから、恐らく、そこには作中物語と同じように、多くの困難とドラマが立ちはだかったことでしょう。主演のおふたりをはじめ、監督やスタッフの皆さんが、どのようにこの困難に立ち向かい、そしてどのような映像作品へと変換されたのか。生まれる物語を、楽しみに待ちたいと思います。『小説の神様』2020年5月22日(金) 全国公開
2019年12月16日クリエイティブディレクターとして活躍する久保公美子のコレクション出品イベント「スーベニアズ デュ パリス・ジャポニスム バイ クミコ クボ(Souvenirs de Paris・Japonisme by Kumiko Kubo)」が、2019年12月4日(水)より、東京・パスザバトン丸の内にて開催される。久保公美子は、パリのアトリエでケンゾー(KENZO)のデザイナー・高田賢三に師事し、帰国後ケンゾー インターナショナル トウキョウ(KENZO INTERNATIONAL TOKYO)を設立。その後、フリーランスのスタイリストとして活動し、現在はデザイナー、コーディネーター、ディレクターとしてマルチに活躍している人物だ。今回はそんな久保公美子がパリで集めたアンティークやヴィンテージ品を中心に、それと対比する形で日本のヴィンテージアイテムも併せて出品。出品物は、財布やイヤリング、香水瓶といったアクセサリーをはじめ、茶碗、グラスなど様々なものが並ぶ。パリのアトリエに居た頃は、高級メゾンのブティックやアンティークマーケットで常に美しいものを探し求めていたと語る久保。そんな彼女が蒐集した貴重なコレクションを是非会場でチェックしてみて。【詳細】スーベニアズ デュ パリス・ジャポニスム バイ クミコ クボ開催期間:2019年12月4日(水)~開催時間:月~土 11:00~21:00、日祝 11:00~20:00会場:パスザバトン丸の内住所:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア内【問い合わせ先】パスザバトン丸の内TEL:03-6269-9555
2019年12月02日《text:西森路代》山田裕貴のことを「そこにいるだけでその場が彼(この場合は村山を指していたが)の空気になる」と言ったのは、映画『HiGH&LOW』シリーズや『HiGH&LOW THE WORST』の監督・久保茂昭である。筆者が彼の存在を意識するようになったのは、五反田団の前田司郎が演出した2016年の舞台「宮本武蔵(完全版)」であった。山田裕貴が演じることで際立つ役の“人間性”この舞台の中で山田さんは主人公である宮本武蔵を演じたのだか、この舞台の宮本武蔵は単に剣豪や伝説的なヒーローというものではない。普段は友人たちと普通に日常を楽しむ当時の若者として登場するのだが、時代が時代とはいえ、人を何人も斬るというのは、どういう心理状態、メンタルの持ち主だったのだろうと思わせる出来事がじわじわと示される。そしてそんな日常にひそむ歪な感情と、でもそれは誰にもどうすることもできないという複雑さ。そんな武蔵のことを見守る伊織(金子岳憲)との関係性がせつなくも、温かくも描かれていた。こう書くとシリアスな展開にみえるが、山田さん演じる武蔵のひょうひょうとした日常があるからこそ、人を斬って生きている武蔵から、どうしようもない強い人間性が際立ってみえた。この舞台に出る前に、山田さんは前田氏のワークショップに参加し、「役半分・自分半分」という考え方を学んだそうだ。思えば、このときから、山田さんはその場を彼の空気にするということに繋がっていたのかもしれない。『HiGH&LOW』シリーズで大きく飛躍次に彼の作品で思い出すのは、ドラマ「伊藤くん A to E」での、相田聡子(池田エライザ)と神保実希(夏帆)との間で揺れるクズ男であった。このドラマに登場する男性たち(田中圭、中村倫也、岡田将生)はどの人物もクズだらけなのだが、山田さんはそんな中でも、ある種の男性の甘えの見えるクズをやりきっていたし、そのことで女性たちの心に変化をもたらしていた。なにより、山田さんの知名度を上げたのは、冒頭でも触れた『HiGH&LOW』シリーズだろう。本作は、事前にプロデューサーや脚本家たちが、ひとりひとりと面談し、その本人から感じ取った印象からキャラクター作りをしたと言われている。また、その上で、撮影現場で出てきた俳優のアイディアが採用されることもあり、自分の役作りがいかされるほか、俳優の持つ個性が引き出され、役がもう一人の別の自分のようになっていく作品でもある。この作品では、たくさんの若手俳優が出演し、その存在をアピールしてきた。そんな中でも、特に愛され、大きくなっていったのが、山田さんの演じる村山良樹だろう。『HiGH&LOW』シリーズはそんなスタイルで撮っているからこそ、いまも新たな若手が参加し、ここで存在感を少しでも多く示そうと切磋琢磨し、その結果、次世代を担う若手がどんどん生まれる場所になりつつあるが、そんな空気を作ったのは、山田さんのような前例があったからかもしれない。“自分”を演じ、物語の中に存在する2019年は、朝ドラ「なつぞら」に、ヒロインの幼なじみの雪次郎役で出演。しかも、雪次郎は、ヒロインとともに上京した後、岐路に立たされた週は、「雪次郎の乱」と呼ばれるほどの話題となった。山田さん自身も土曜スタジオパークで「シンクロ率100%」「雪次郎の発してるセリフが自分のものかのように思える」と語っていたが、朝ドラがある週では、やはり「彼の物語」になっていた。昨今の俳優を形容する言葉で「カメレオン俳優」という言葉もある。彼もそう呼ばれることもある。2017年にはたくさんの役を演じたし、その幅が確かに広かったから、その表現ももちろん彼を表すひとつであるとは思う。しかし、11月の初旬から上演されている舞台「終わりのない」、をみて彼はむしろ、彼の持つ独特の空気のままに、物語の中に存在するタイプであり、そんな強い彼の個性がいま、求められるのではないかと確信した。そして、この舞台は、まさに彼の物語であった。様々な世界で生き、様々な状態の自分を演じる山田さんが、どこの世界にあっても、山田さんそのものであること、彼であることが重要な物語であり、まさに「その場を彼の空気にする」ことが求められている舞台だと思った。(text:西森路代)
2019年11月08日『乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2019』の公開ゲネプロが10日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、久保史緒里、向井葉月、早川聖来、伊藤純奈、田村真佑(以上乃木坂46)、石井美絵子、演出のウォーリー木下が登場した。同作は漫画家・武内直子により1991年から講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で連載され、今なお愛される名作『美少女戦士セーラームーン』をミュージカル化。セーラームーン/月野うさぎを久保(3期生)、セーラーマーキュリー/水野亜美を向井(3期生)、セーラーマーズ/火野レイを早川(4期生)、セーラージュピター/木野まことを伊藤(2期生)、セーラーヴィーナス/愛野美奈子を田村が演じた。久保は「この日のために稽古してきたんですけど、いい意味で『初日くるのかなあ』と思う日々が続いた。もっともっと追求したいという思いが日々日々生まれてきて、その中で初日を迎えまして。『楽しみだな』と思える初日は私にとって初めて」と作品に惚れ込んでいる様子。演出のウォーリーは「ゆかいな5人がやってきてくれた」と新たな5人を表現しつつ、「世界中の女の子が憧れるキャラクターを現役のアイドルがやるのは意義深い。二重三重の意味も含めて楽しんでもらえたら」とメッセージ。「変身シーンが見どころです。再再演になると、変身が速い! いつもの倍くらい速い変身してますので」と期待を持たせた。また稽古で大変だったことを聞かれると、伊藤は「私、2期生で1番先輩なんですけど、この子たち本当にかわいいんですけど、手が掛かる。すごく手がかかる子達。それぞれパターンの違う、いろんな種類の妹が4人、急にできた」と苦笑。さらに"おしおき"したいメンバーを聞かれ、4人が「おしおきされたい!」と期待する中で、「全員なんですけど、田村。私が何しても『純奈さんかわい~』っていじってるんですよね。先輩なんですけど、舐められてる」と抗議しつつ、「仲良くなれたということで」と丸く収めていた。向井は「ダンスも歌もあって、頭が混乱しながらずっとやってきた毎日なんですけど、前よりは自信がつくようになりました。本番ステージに立って、もっと自信がつくんじゃないかと自分でも楽しみにしてます」、早川は「マーズとして役になり切らないといけないのに、自分が出てきちゃう。どうしても感情が入ったり、動いたりしていると、だんだん気持ちを動かされていく」と苦労を振り返る。田村は「役柄的にリーダー的ポジションなんですけど、一緒にやってるのが先輩が圧倒的に多いので。特に純奈さんとか、立ってるだけでリーダー感がでちゃうから」と先ほどの仕返しとばかりに伊藤を指名し、伊藤は「いじってますよね」と訴え。田村は「純菜さんにリーダー感を抑えていただきつつ、私が大きめに動いて」とリーダー感への努力を見せた。久保は「私は、心を開くのが一番大変だった」と振り返り、「壁が超えられそうになった時から、イメージの共有を自分からするようになって、場面やセリフの意味を共有するのが楽しくなってきました。その段階に行くのにすごくすごくすごく時間がかかったので、迷惑をかけました」と謝罪する。恋人役を演じた石井も「史緒里の心を溶かすことが大変でした。すごく真面目で『はい、はい』と聞いちゃうので、自分の言葉にすることが」と同意すると、久保は「自覚があります」と照れて俯きつつ、石井からも太鼓判を押され「ありがとうございます」と喜んでいた。
2019年10月10日人気バトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』が、10月4日より公開中だ。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』の鬼邪高校が交差した世界を構築する同作。マイナビニュースでは今回特集企画を実施し、出演者・監督などに魅力を聞いていく。今回は、メガホンをとった久保茂昭監督にインタビュー。LDHのアーティストのMVを数多く監督し、「HiGH&LOW」シリーズにも関わり続けている久保監督だが、シリーズでも初のクロスオーバー作品に、プレッシャーと喜びを感じていたという。おなじみのキャストに加え、新キャストも多数出演していた同作について、話を聞いた。○■『クローズ』『WORST』世界観を勉強させてもらっていた――今回の『HiGH&LOW THE WORST』は、『HiGH&LOW』シリーズとマンガ『クローズ』『WORST』とのクロスオーバー作品です。2016年に『HiGH&LOW THE MOVIE』が話題になった際にも、映画『クローズZERO』も含めて、高橋ヒロシさんの作品からの影響を指摘する声はかなりありました。やはり『HiGH&LOW』においてこの影響はもともと強かった、と考えていいんでしょうか?『HiGH&LOW』では、ドラマシーズン1に向けてHIROさんと話し合っている段階から、高橋ヒロシ先生の『クローズ』や『WORST』における仲間との絆だったり、ビジュアルイメージも含めた佇まいの部分だったりを、リスペクトしながら参考にさせてもらっていました。高橋先生の世界観を勉強させてもらって、それを『HiGH&LOW』に落とし込んでいたんです。――つまり今作はオマージュ元とのコラボになるわけですよね。緊張感がすごかったのでは……。プレッシャーでしかなかったですね……。『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(以下『FM』)の編集をしている頃に「こういう企画があるんですよ」とHIROさんから聞いたんですが、そのときはオファーを受けたわけでもなかったので「そうなんですね~(大変そうだなぁ)」という感じで、ちょっと冗談かと思っていたくらいでした。その後、いざ正式にお話をいただいたときは、やらせていただける嬉しさを、プレッシャーが上回りましたね。『HiGH&LOW』はHIROさんや平沼さん、LDHのみんな、俳優のみんなと一緒に作り上げたんだという“オリジナル感”が自分の中にあるんです。そこに、『クローズ』という巨大な存在、しかもすでに映画版が3本あるものがクロスオーバーするというのは、大変なことですよね。もちろん我々はすごくリスペクトしていますが、やはり原作ファンの方々というのは強い味方でありつつ、厳しい目を持っています。僕だけじゃなく、鳳仙を演じた役者の方たちも同じようにプレッシャーを感じていたと思います。現場でも志尊(淳/上田佐智雄役)くんと「批判覚悟で臨もう」という話をしていました。――2つの世界観をクロスオーバーさせるにあたって、映像面でこれまでのシリーズと大きく変えた部分というのはあるんでしょうか?『クローズ』は三池崇史監督が素晴らしい映画を2本撮っているので、むしろそこにはない世界感を出そうと考えて、原作マンガでの鳳仙をすごく勉強しました。鳳仙という学校の持つ空気感を出すために、『HiGH&LOW』ではまず使ってこなかった色味やトーンを取り入れていこう、というところには気をつけていました。――『ザム』のとき……あ、すみません。これは非公式の略称でした。そういうのは全部わかるんで、大丈夫ですよ(笑)。――失礼しました。監督の過去のインタビューによると、もともとは『THE MOVIE』の内容までが、ドラマのシーズン1で描かれる予定だったんですよね?そうなんです。最初にホン(脚本)ができたときは、『THE MOVIE』までの話をシーズン1の全10話で撮るというとんでもないものでした(笑)。今だから言っていいと思いますが、最初に読んだ脚本では、1話30分の中で5ラウンドも10ラウンドも戦いがあったんですよ。「ノリさん(脚本家・平沼紀久さん)、これどうすんの?」「どうしようねぇ」って話してましたね。結局、いろんな人の手を借りて、それをうまくドラマシリーズ2本と映画1本に分散できました。だから、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 /END OF SKY』(以下『EOS』)『FM』を撮っているときが“シーズン2”という感覚でしたね。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のようにいうと“フェイズ2”です。――では、今回の『THE WORST』はフェイズ3にあたるわけですね。新しい世代が登場して新しい物語を築いていく、フェイズ3が始まった感覚はすごくありますね。○■正解は役者が持っていることも――『HiGH&LOW』では、役者の方々がそれぞれに久保監督や脚本の平沼さんと相談を重ねながらキャラクターをつくっていく、というお話を聞くことが多いですが、今回の新キャストの方々とは、どんなやりとりがありましたか?(川村)壱馬や(吉野)北人とは、ホンができた時点から1カ月以上かけて一緒にリハーサルをやりました。できるだけ会う回数を増やしてリハーサルを重ねて、みんなでキャラクターを作り上げていったんです。『HiGH&LOW』には、アクションテストというものがあるんですよ。アクション監督の大内(貴仁)さんや僕が立ち会って、役者1人につき2時間ずつくらいレッスンをして、どんなパンチや蹴りが得意なのか、どういう身体の動かし方が特徴なのかを見極めるための時間です。役者はみんなゼーゼー言いながら帰るので、彼らにとってはテストというより拷問みたいなものなんですけど(笑)。そこでパンチや蹴りのひとつひとつに関してみっちりレッスンした上で、「この人はこういう動きが得意だから、こういうアクションに落とし込んでいこう」と決めていく。志尊くんにもこれをやってもらったんですが、アクション練習に入った瞬間、彼が持っている優しい雰囲気やフェミニンな感じがバッと消えたんですね。さっきも言ったように、鳳仙のトップをやるということに対して彼は相当なやりがいとプレッシャーを感じていたけれど、その雰囲気の劇的な変化を見たとき、「この子は全部を背負ってやるつもりなんだな」ということがよくわかりました。――志尊さんは、かわいらしかったり女性的だったりする役が多いですが、バラエティ番組などで見ていると、ご本人は結構“男”っぽい部分があるんだな、と思っていました。今回の(上田)佐智雄の役は、思っていた以上にハマっているように感じました。彼は芝居に対してもストイックで、本当に男らしくてかっこいい人ですよ。現場でも、鳳仙のメンバーでちょっと気が緩んでるような人がいると「監督、俺ちょっと言っていいっすか?」みたいな感じでね。鳳仙は、その特徴である「一枚岩」という部分を志尊君と四天王が最初からすごく意識していて、彼らを中心にみんなで話し合って作り上げていました。だから僕としては、彼らから質問があったときに助言する程度でした。逆に鬼邪高は、「戦国時代」とうたっているように全員がバラバラのところから始まっています。各キャラクターについて個人個人とは話していましたが、チームとしては特にこちらからどうしてほしいということは言わなかったですね。自分たちで鬼邪高の全日というものをつくりあげてほしかったので。撮影前から「『HiGH&LOW』では、自分たちでやり方を見いださないと成立しないんだよ」ということは全員に言っていました。「(山田)裕貴も(前田)公輝もそうやって自分たちの鬼邪高ってものをつくってきて、今に至ってるんだ」と。――ドラマシーズン1の頃、SWORDのほかのチームに比べて役者としての知名度に差があると感じていた鬼邪高定時の面々が、山田さん、鈴木さん、一ノ瀬さんを中心に「負けたくない」「もっといいチームにしていこう」という話をいつもしていた、というエピソードはよく知られています。今回の全日や鳳仙でも、そういう動きがあったのでしょうか?どちらかというと、その雰囲気は鳳仙のほうにありましたね。現場でもスタッフの間で「この鳳仙のまとまり方は、昔の鬼邪高みたいだね」とよく話していました。一方鬼邪高はバラバラなんだけど、それはそれでいいかな、と。そのバラバラなところに、楓士雄というマイペースでつかめないキャラクターが入ってきて、みんなが翻弄されるわけですから。また壱馬自身が本当にマイペースで、休憩時間に鳳仙のほうにちょこちょこ行っちゃったりするんですよ。普通、物語で敵同士だと、現場でもそういうふうに過ごして空気をつくるじゃないですか。だから鳳仙の子たちも「それはちょっと違うだろ」みたいな感じでとまどってましたね(笑)。そこを壱馬は、本当に素でいっちゃう。楓士雄そのまんまなんですよね。「どうしようかな」と思いましたけど、それは楓士雄らしくて良いから、カメラが回っていないところでも彼にはそのペースで過ごしてもらいました。鬼邪高がまとまらないといけないところでは、公輝に「鳳仙を見て考えてみて」と伝えました。やっぱり全日の轟ですから。公輝が少しずつ人を集めてまとめあげていって、そこに最後に壱馬が加わって、という感じでしたね。――轟は久しぶりの登場でしたが、まとっている雰囲気が『THE MOVIE』の頃とは少し変わっているように見えました。今回、ドラマの前に映画を撮ったんですが、そこで公輝と話したときに、轟の感情の流れをすごく整理してきていたんですよ。「轟も時間がたっていろいろなものを見てきたわけだから、それを踏まえて、これまでならしないような仕草・行動もするようになっていると思う」というふうに自然に話してくれて。本当に彼が自分でつくりあげたキャラクターなんだな、と改めて感じました。映画の中で1箇所、轟の内心の解釈について、僕と公輝の意見が割れたところがあったんです。最終的に「監督に任せる」と言ってくれたので、僕の考えているほうで撮り始めたら、轟が崩れだしてしまった。カットをかけて公輝に「どうした?」と聞いたら「ちょっとわかんなくなっちゃいました」と言うので、「わかった、俺が言ったことは全部忘れていい」と。それでもう一度撮ったら、いつもの轟に戻って、ちゃんと成立した。「余計なこと言ってごめんな」と思いましたね。監督だけど、僕が正解を持っているとは限らない。そういったシーンがたくさん出てくるのが『HiGH&LOW』だと思ってます。――今回の作品で、新世代の物語が始まったわけですよね。『FM』公開の際に、平沼さんがインタビューで「SWORD第1世代にとっての“青春の終わり”の物語」というようなことをおっしゃっていました。監督としても、あれだけ世界観が広がった第1世代の物語を、『EOS』と『FM』の2本でやりきった、という感覚はあったんでしょうか?僕の個人的な感じでは、まだ全然終わってないというイメージですね。まだまだ続けたいし、可能性がいっぱいある。『THE MOVIE』本編は決して終わりじゃないし、そういうつもりで撮っているスタッフは誰もいないと思います。第1世代の物語も、まだまだ終わりじゃないと僕は思ってます。■久保茂昭1973年生まれ、東京都出身。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、E-girlsをはじめ、安室奈美恵、倖田來未、YUIなどのMVを多数手がける映像ディレクター。VMAJにおいて“年間最優秀ビデオ賞”を2010年「ふたつの唇」、12年「Rising Sun」、13年「24karats TRIBE OF GOLD」、14年「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」、15年「Eeny,meeny,miny,moe!」で受賞。邦楽に関しては5年連続受賞となり、異例の快挙となる。15年ドラマ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」を皮切りに、同シリーズの映画公開作品を担当。
2019年10月05日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の公開初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、吉野北人、神尾楓珠、山田裕貴、一ノ瀬ワタル、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、やべきょうすけ、久保茂昭監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。今回希望ヶ丘団地の幼なじみを演じた川村、白洲、中務、小森、富田、矢野の6人。矢野は「控え室で裕太と隼の3人と、山田裕貴くんと小沢仁志さんとしゃべってたんですよ」と、エピソードを披露する。「まず裕太がマイクつけに行くって出てって、隼が『兄ちゃん(兄役の中務)、帰ってこないな』と出て行って。裕貴くんは出番で呼ばれて、僕は小沢さんと2人っきりになったんです。帰って来るのを待ってたのに一向に帰ってこない。1人じゃ何話していいかわからないから、助けを求めようと思って2人を呼びに行ったら、いないんですよ。そしたらロケバスで控えてて、控え場所変えられてた!」と2人に抗議した。これを受けて、小森は「まあその、言い方次第ですけど、空気から逃げたという形にはなるんですかね……」と弁解。「僕らも初めてだったので、すごい緊張感があって。けっこう待機時間が長かったんですね。裕太くんが出て行ったものですから、僕としては心細くなりすぎちゃって。『あれ、裕太くん戻ってこないなあ』なんて独り言をかましながら外に出て逃げるという。あのときは本当に申し訳なかったです」と流暢に謝罪する。この流れに、白州は冷静に「幼なじみの話を聞かれたのに、小沢さんの話してる」とつっこんでいた。また原作の高橋からは、宣伝応援プロデューサーであるやべきょうすけを通して幼なじみたちにメッセージも。「マドカ、いつか俺にも『ヒロシ、はい、あーん』ってしてね」という言葉が読み上げられると、作中で富田演じるマドカに思いを寄せていた中務は「それは譲れないですね。先生には申し訳ないですけど」と拒否。小森は「ここで出すん、それ!」と驚いていた。
2019年10月04日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の公開初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、吉野北人、神尾楓珠、山田裕貴、一ノ瀬ワタル、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、やべきょうすけ、久保茂昭監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。ドラマシリーズから出演している山田は、「4年前からやらせてもらっていて、『クローズ』『ワースト』とのコラボも嬉しかった。一ノ瀬ワタルさんと鈴木貴之くんはここで出会って本当に仲良くなった人たちでもあるので、出会いに感謝ですね」と心境を語る。一ノ瀬は「俺の中でやってきた4年間の鬼邪高校は山田くんと鈴木くんで。その話を昨日鈴木くんと電話でしてて、手紙を受け取ってきたので……」と、現在イギリスで活動する鈴木からの手紙を読み上げる。山田はその手紙を川村に託し、前田から「あげちゃって大丈夫? イギリスから帰ってくるんじゃないの?」とつっこまれていた。また、宣伝応援プロデューサーのやべきょうすけからは、「プロデューサーとしてのファイナルミッション」として、原作者の高橋が描いた、山田演じるキャラクター・村山の絵が贈られ、キャスト陣も「すげえ!」と大興奮。やべは「関ごめん! これお願いしに行く時、お前がここにいるって知らんかったんよ! 一ノ瀬くんはまた後日頼みますので」と一ノ瀬に謝りつつ、「(高橋は)山田くんのお芝居が大好きで、脚本を作るときにも、村山に負けないようなキャラクターを作っていきたいと思って、常に村山という存在を置いて本を書いたと聞いております」と説明する。山田は「僕も1人じゃ村山というキャラクターは際立たなかったので、みなさんのおかげです」と感謝。「『クローズ』『ワースト』を読んでいて、活躍する役者の先輩方がたくさん出ている映画も見て、そういう作品になればいいなと思ってた。壱馬とも『みんなが報われる作品になったらいいね』と話していたので、嬉しいです。最高ですね。言葉が見つからないです。ありがとうございます」とイラストを見つめていた。○鈴木貴之 手紙全文みなさんこんにちは、鈴木貴之です。「鬼邪高は定時のメンバーと全日のメンバーじゃなかったら、ここまで盛り上がってなかった」と言ってくださる方がいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。鬼邪高をシリーズ1の最初からずっと支えてくださっている皆さんの存在が、このハイローシリーズの中で、大きなうねりを作り上げたんだと思っています。そしてHIROさんをはじめ、土台からしっかり支えてくださったスタッフの皆さんのおかげです。僕たちはこの作品を通じて本当に色々な経験をさせていただきました。そして何よりかけがえのない仲間たちに出会うことができました。映画を見て、ファンの皆さんが思うことはそれぞれあると思いますが、僕の中では、村山・関・古屋の3人はこれからもずっと一緒です。鬼邪高生として、ハイローメンバーの一員として、これからまだまだ続くであろうHiGH&LOWシリーズの礎になれたことをとても嬉しく思っています。皆様、これからHiGH&LOWシリーズ全体、そして出演者それぞれの応援をよろしくお願いいたします。本当に、本当にありがとうございました。鬼邪高最強! 鈴木貴之
2019年10月04日