清純=世の中の穢れに染まっていない人のこと。あるアンケートでは「清純派だと思う女優」に、堀北真希さん、井上真央さん、綾瀬はるかさん、石田ゆり子さん、若かりし頃の吉永小百合さん等の名前が挙げられています。この女優達の名前を見るとわかりますが、彼女達は決して色気がないわけではありません。では男性は、清純派女性のどこに色気を感じるのでしょうか。■1.お酒にほろ酔いした姿を見た時少しお酒に酔って、頬がほんのりと赤らんだ顔。これは、男性が清純派だと思っている女性に対して日ごろ、想像しない姿です。想像できないからこそ、日ごろとの落差に“ギャップ萌え”するのです。当然のことですが、男性が色気を感じるのはほろ酔い程度まで。泥酔して乱れた姿は「酔うといつもこうなるのか」という男性の危機感をあおり、関係の発展に支障をきたす恐れがあります。■2.普段地味目の服装なのに大胆な服装をして来た時こちらも前述のほろ酔い姿と同様に、男性が“ギャップ萌え”する色気の1つ。ただし、あくまでもやりすぎは禁物です。以前、清純派として会社内で男性人気が高かった女性がいました。彼女は社内に好きな人ができたのですが、彼を惹きつけたいがために、制服のスカートをミニよりもかなり短いマイクロミニ丈になるまでウエスト部分を折り、太ももを露出して色気をアピールしました。結果は男性陣から「下着が見えそうになるまで短くして、何考えてんだアイツ」と、評価がガタ落ちに。これが、やりすぎの一例です。■3.キレイなうなじが見えた時例え相手が清純派の女性ではなくても、キレイなうなじが見えた瞬間に色気を感じる、という男性は数多くいます。これを清純派の女性が見せたら、効果は倍以上になると考えてもいいでしょう。特に、首が長く白い女性のうなじは好感度大。自覚している人は、細やかなケアを忘れずに。冬も紫外線は降り注いでいるので、日焼け止めを塗り忘れないようにしたほうがいいでしょう。■4.手入れされている指先がしなやかな動きを見せた時清純派の女性をイメージした場合、過度なネイルはしていないはず。その適度に手入れされた指先がしなやかに動く瞬間、男性は女らしさと同時に色気を感じるものです。「しなやかな動き」と聞いて、思い浮かばなかった女性は要注意。ペンを机に置く仕草や駅の改札を通る時に定期を自動改札に置く瞬間、物を拾う時など、しなやかに見せられる瞬間は日常的に存在するからです。ほんの小さな所作でも、色気は感じ取られるものなのです。■5.手に入りそうで入らない距離をキープしている時期清純派の女性は簡単には男性とは体の関係にならない。これがみなさんが持つイメージではないでしょうか。これが、実はすぐにセックスしてしまうとなると、それは単なる“がっかりギャップ”。清純派の女性が手に入りそうで入らない距離をキープしている姿に男性は色気と同時に所有欲をソソられるものなのです。■おわりにただし、この5つは作為的に行うと同性から非難を浴びます。女友達を失いたくないのであれば、ほどほどを心がけたほうが無難です。(内埜さくら/ハウコレ)
2013年12月13日「V6」の岡田准一が主演する感動巨編『永遠の0』の完成披露試写会が2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督が舞台あいさつに立った。岡田は「命を削りながら、大切に撮影した作品。たくさんの愛が詰まっている」と胸を張り、駆けつけたファン5000人に作品をアピールしていた。その他の画像原作は現在までに累計発行部数400万部を突破している百田尚樹氏の同名小説。特攻により戦死した天才パイロット・宮部久蔵(岡田)の60年間封印された真実が、現代を生きる孫の健太郎(三浦春馬)によってひも解かれる。岡田が演じるのは天才零戦パイロットでありながら、“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き男という役どころで「当時を生きた方々に認めていただきたいという気持ちもあり、しんどい役ではありました」と振り返り、「壮大な愛を受け継いでいく物語。皆さんにとっても大事な作品になれば」と語りかけた。片や、現代を生きる青年を好演した三浦は「すごく刺激を受けた」と、橋爪功、平幹二朗、今年5月に亡くなった夏八木勲らベテラン勢との共演に感激しきり。4年前に他界した祖父は、戦時中に多くの仲間を失ったと明かし「自分のルーツに触れる機会にもなった」としみじみ。久蔵の妻・松乃を演じる井上は「戦争ものを敬遠される方もいると思うが、誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる。ぜひ女性にも観ていただければ」と話した。人気コミック「寄生獣」の映画化でも話題を集める山崎監督は、「悔しいほどに感動して泣いてしまった。ぜひ映画化という形で“対抗”したかった」と原作との出会いを述懐。2012年夏、猛暑の中で撮影に臨んだスタッフ、キャストの労をねぎらっていた。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー
2013年12月03日岡田准一(V6)が12月2日(月)、主演作『永遠の0(ゼロ)』の完成披露試写会に出席。共演した染谷将太を「可愛くてしょうがない」と評し、「撮影中『この映画は、君にかかっているよ』と追い込むと、いいリアクションをしてくれた」とデレデレだった。百田尚樹の同名ベストセラーを映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会には、5,000人のファンが駆けつけ、岡田さんや染谷さんを始め、出席した三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督に熱い声援を送った。岡田さんは“帝国海軍一の臆病者”と称された天才零戦パイロット・宮部久蔵を演じ、「しんどい役でした。当時を知っていらっしゃる方に認めてもらいたいという思いがあったので」と胸中を告白。その分、本作への思いは格別で「壮大な愛の物語。現場が命を削りながら、大切に撮りあげた作品なので、みなさんにとっても大事な作品になれば」と期待を寄せていた。現代を生きる青年役の三浦さんは、戦時下に生きた自身の祖父のエピソードを披露しながら「自分のルーツに触れるきっかけになった」と感慨深げ。また、田中泯、橋爪功、今年5月に亡くなった夏八木勲さんらと共演し、「素晴らしいキャリアを積み上げたみなさんのお姿に、刺激を受けました」としみじみ語った。また、井上さんは久蔵の妻・松乃を演じており「誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる部分。愛に包まれた絆を感じられる作品なので、ぜひ女性にも観ていただければ」とアピールしていた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月02日気がつけばこの1年余りで公開作5本、うち主演作4本。堂々たる“阿部サダヲ・イヤー”である。当人は「ありがたいです。目立ちたくはないんですが…」と劇中のハイテンションがウソのように恥ずかしがるが、周囲は放っておかない。主演ラッシュの掉尾を飾る『謝罪の王様』の公開を前に話を聞いた。その他の写真ヤクザとのトラブルの示談、息子の不祥事でマスコミの矢面に立った有名俳優への助言、さらには文化の違いで生じた外交問題の解決まで“謝罪師”と呼ばれる謝罪のプロフェッショナルが事を収めるために持てる技術を駆使するさまを描いたコメディ。阿部にとって『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続き、脚本・宮藤官九郎×監督・水田伸生に主演・阿部といわゆる“舞妓Haaaan!!!チーム”の最新作。だが阿部が「自分たちでチームを名乗ったことはない(笑)」と語るようにチームという意識は希薄である。彼ら3人が「次はこれをやろう」「こんなものを作ろう」と話し合う様子を想像してしまうが、実際には「そういう話をしたこともない」という。「いつも水田監督と宮藤さんが脚本まで作ってくれて、僕は撮影直前まで知らないんです。この作品も最初は井上真央さんから聞きました(笑)」と驚きのエピソードを明かしてくれた。勝手知ったる宮藤脚本とはいえ今回、井上真央に竹野内豊、岡田将生ら初めてのメンバーが多く、演じながら新鮮な刺激を受けたようだ。「こっちが仕掛けるのではなく、相手にやってもらって、それに反応して怒ったりツッコんだりというのは難しくも楽しかったですね。ただ、ひとつひとつのエピソードが短くて正直、もっといろいろ試したかったという気持ちもあります。みなさん独特で『そう来るか?』『宮藤さんの本をそう読むんだ!?』という驚きがありました。岡田くんの沼田役がバカなキャラで楽しみだったんですけど、予想以上のバカできたり(笑)。竹野内さんは普段すごく落ち着いてるんですよ。『こうやって、ここで驚けばいいんですね』って。それが、カメラが回ると凄いんです。終わるとまた『いまのでいいんですかね?』って静かになる(笑)。全然、(テンションが)上がってないのに面白いのが不思議でした」。『ぱいかじ南海作戦』に『夢売るふたり』、『奇跡のリンゴ』に本作と主演作の多さのみならず、その多様な役柄に改めて驚かされる。「主役にこだわってないし、何十本もやってるわけじゃないんで何を語れるわけじゃないですが…」と断りつつ、自らが表現すべき“主役像”について、こんな言葉で語る。「いびつな感じというか、いままでの主役像とは違うイメージを持っていただけたらとは思ってますね。安心して見ていられるというより、不安になる、危険なニオイがするような感じで(笑)」。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2013年09月27日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。先月、私のコラムを読んでくださる20・30代の男性100人にアンケートを実施しました。その中の質問「顔の好きな芸能人は誰ですか? その理由は?」で興味深い傾向が出たので、以下に紹介していきます。ヘアメイクや雰囲気作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。■5位堀北真希・・・・・・5人「ちょっとタレ目なところ」「はにかんだ笑顔がかわいい」「美人系より、見ていてホッとする方がいいから」堀北さんのキーワードは清楚さ。「実際そうではない気もするけど、『清楚かも』と思わせてくれればいい」という声もありました。女性よりも男性に受けるタイプであり、「身近にいそうでいない」というほどよい親近感が、選ばれるポイントなのかもしれません。■4位大島優子・・・・・・7人「目が大きくてリスみたい」「エクボが最高。表情がくるくる変わるなど、愛きょうがある」「歌っているときの真剣な顔もいい」AKB48グループで唯一ランクイン。同じ質問を女性にしたら、小嶋陽菜さんや板野友美さんの方が上位に来そうですが、男性が選んだのは大島さんでした。これは「美しさよりもかわいらしさを求めている」ことの表れではないでしょうか。■3位桐谷美玲・・・・・・11人「今どきのかわいいパーツを集めた顔」「口角が上がっているのにアヒル口」「ネコ目なのに目が大きく、小顔だから映える」桐谷さんで目立ったのは、パーツに関するコメント。特に目と口に関する絶賛の声が多く、パーツに見とれてしまうようです。男性はモデルよりも、アイドルや女優の顔を好みがちですが、「桐谷さんだけは別格」ということなのでしょう。■2位綾瀬はるか・・・・・・12人「パーツがどうというより、キョトンとした表情がかわいい」「メイクや髪型でかわいい系にもキレイ系にもなれる」「アゴがしゃくれているけど、そんなの忘れるくらい透明感がある」綾瀬さんは、なぜか「好きな理由」のコメントが長いものばかり。また、それらに共通していたのは、「表情が好き」という声でした。「『ここがかわいい』とかじゃなくて、『とにかくかわいい』」なんて愛情たっぷりの声もあり、その柔らかな雰囲気に魅了されているようです。■1位新垣結衣・・・・・・17人「吸い込まれそうな瞳」「10代のころから全然変わらない」「あの笑顔を見るだけで癒される」「この顔を嫌いな男はいないと思う」「どの役でもかわいい」新垣さんは、綾瀬さんと相反するように、シンプルな理由ばかり。もしかしたら新垣さんは、男性が考える“理想の女性像”なのかもしれません。笑顔などの明るい表情をホメる声が多かったので、意識的にマネしてみてはいかがでしょうか。■パーツよりも表情や雰囲気作りその他に名前が挙がったのは、北川景子4人、長澤まさみ4人、篠田麻里子3人、石原さとみ3人、吉高由里子2人、戸田恵梨香2人、本田翼2人、川島海荷2人、佐々木希、倉科カナ、小嶋陽菜、渡辺麻友、板野友美、満島ひかり、能年玲奈、武井咲、比嘉愛未、本仮屋ユイカ、白石麻衣、平愛梨、竹内結子、井上真央、加藤綾子アナ、北乃きい、瀧本美織、島崎遥香、枡田絵里奈アナ、川口春奈、新川優愛、篠崎愛、YUKI、皆藤愛子、生野陽子アナ、森葉子アナ。今回のアンケートで現れた傾向は、「キレイ系よりもカワイイ系」「カッコイイ系よりカワイイ系」の顔が好まれるということ。あなたがもし「多くの男性からモテたい」のであれば、表情、ヘアメイク、服などを含めた全体の雰囲気作りで、参考にしてみてください。また、顔の美しさでは有名人に叶わなくても、「繰り返し会うことで与えられる」親近感や一体感では確実に勝てるので、顔をマネするだけでもそれなりに好印象を与えられるものです。たとえば、新垣結衣さんの笑顔、綾瀬はるかさんの無垢な顔、堀北真希さんのはにかんだ顔などをマネするだけでも、男性の印象は変わります。合コンなどでよく「芸能人で言うと○○に似てる」という会話になりますが、誰に似てると言わせるかは、あなた次第かもしれません。(木村隆志/ハウコレ)
2013年08月15日俳優の阿部サダヲが12日、主演作『謝罪の王様』の“完成披露謝罪会見”に『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続きタッグを組んだ脚本家の宮藤官九郎、水田伸生監督らとともに出席した。阿部らは会見に遅刻し、その場で頭を下げるという謝罪パフォーマンスを披露したが、取材陣の反応はいまひとつで「シャレで遅刻してみましたが…、誠に申し訳ありません。映画本編はもっと面白いです」と開口一番、謝罪の言葉。その後もコメントのたびに「申し訳ありません」を連発し、笑いを誘っていた。その他の画像映画は架空の職業“謝罪師”を生業とする黒島譲(阿部)が、ひと癖もふた癖もある依頼人たちが持ち込む大小さまざまなトラブルを“謝罪のテクニック”を駆使して解決していく姿を描くオリジナル作品。「そもそも『すみません』は口ぐせのようなもの」と宮藤。阿部は「2013年実写ナンバーワンを目指します! 生意気言って申し訳ありません」と再び謝罪しながらも、自信のアピール。この日の“謝罪会見”には井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子という豪華キャスト陣がずらり。ヒロインを演じる井上は「阿部さんの舞台を拝見した後、楽屋で『疲れた』『今見るべき舞台じゃなかった』とさんざんネガティブなことを言って帰ったことを謝りたいです」と謝罪。さらに「映画の中で克実さんにハゲと言ったり…。戸惑ったが、スッキリしました」とも明かしていた。他の出演者も「監督の指示で、克実さんの後頭部を長い爪で刺してしまった」(松雪)、「難しい役どころなので、考えたところで答えも出ないと思い、テキトーに演じました」(濱田)、「ピンクのレオタード姿の井上さんに思わずドキっとしてしまった」(荒川)と謝罪したいエピソードを披露していた。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー
2013年08月13日俳優の岡田准一が22日、都内で行われた主演最新作『永遠の0』の完成報告会見に出席した。本作で“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き天才零戦パイロットという難役に挑み「重たい役ですし、眠れない日々が続きました。襟を正して丁寧に演じた」と述懐。劇中では丸坊主も披露し「戦争を描いた作品ですし、(坊主になるのは)わかっていたので。ぜひ記者の皆さんには『気合いの表れ』と書いていただければ」と余裕も見せた。その他の写真会見には共演する三浦春馬、井上真央、メガホンを執った山崎貴監督、原作者の百田尚樹氏が出席した。100万部を突破したベストセラー著書を映画化した本作は、現代を生きる青年(三浦)が、太平洋戦争の時代を生きた祖父(岡田)の足跡をたどり、60年間封印されてきた真実に迫る。以前から山崎監督とのタッグを熱望していたという岡田は「細かい描写まで、とにかくこだわりがすごい。他の監督からは『CGが多いと、芝居の技量も出るぞ』と言われたが、監督の的確な演出のおかげで何とか乗り切れた」と振り返った。一方、岡田演じるパイロットの妻を演じた井上は「作品を観て感動と衝撃を受け、私自身は女優として幸せを感じている。映画に描かれる愛と真実が、若い世代にも受け継がれれば」と感無量の面持ちだった。また、三浦は「役者として成長できた。それにこの作品をきっかけに、自分の祖父が(特攻隊の)予備学生だったと知った。ぜひ自分のルーツを知る機会にしてもらえれば」とアピール。劇中では今年5月に亡くなった故夏八木勲さんと共演しており「素晴らしい時間を過ごさせていただいた。現場ではとてもパワフルで、ご病気を抱えている素振りは一切見せなかった。ですから、この映画を観終わった後は、言葉にならない思いを感じましたし、空に向かって感謝の気持ちを放ちました」と故人をしのんだ。山崎監督は「以前から特攻に関しては関心があり、映画監督としても一度戦争と向き合い、取り組んでみたいと思っていた」と本作への思いを語り、「素晴らしい原作の感動に負けないように、いつもよりハードルを上げ、CGスタッフにはかなり厳しいことを言ったが、本当によくやってくれた」と手応え十分。百田氏は「これまで映画化のオファーは、ずっと断り続けてきた」といい、それだけに「こんな素晴らしい作品に仕上がり、感無量。試写では隣に岡田さんがいるのに、ボロボロ泣いてしまって…」と感激しきり。岡田は「隣に百田先生がいるので緊張していたが、涙を見て安心しました。涙のせいで、ちょっと集中できませんでしたが(笑)」と安堵の表情だった。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2013年07月22日岡田准一(V6)主演で百田尚樹の同名ベストセラーを映画化した『永遠の0(ゼロ)』の完成報告記者会見が、7月22日(月)に行われ、岡田さん、百田さんに共演の三浦春馬、井上真央、監督の山崎貴が出席した。「海賊とよばれた男」で本屋大賞を受賞した百田さんのデビュー小説を、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎監督が映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。天才飛行機乗りでありながら、“帝国海軍一の臆病者”と称された宮部久蔵を演じた岡田さん。宮部を「人の人生のために生きる大きな愛を持った人物」と評し、「重い役であり、眠れない夜、考える日々があったしプレッシャーも感じた」と役を引き受ける上での苦悩を明かした。軍人を演じる上で当然、頭を丸めなければいけなかったが、「この役をやらせていただけるなら」と岡田さん自身は全く気にしなかったようで、「“気合いの表れ”と書いていただければ(笑)」と集まった報道陣に“注文”し笑いを誘った。原作者の百田さんはこれまで幾度も本作の映画化、ドラマ化の話を断ってきたそうだが、今回の山崎監督による脚本を見て映画化を承諾したという。完成した作品を観て「気がついたらボロボロ涙が出ていた」そうで、「隣りに岡田くんがいたんですが、『始まってすぐに泣いてらっしゃいました』と言われました(笑)」と照れくさそうに明かす。岡田さんは「百田さんがいて集中して観れなかった(苦笑)」と語りつつも、その号泣ぶりを見て「安心しました」とホッとした表情を見せた。三浦さんは、祖父・宮部久蔵について調べていく青年・健太郎を演じたが「この作品に出会って、役者として成長できたと思います」と手応えを口にする。また本作をきっかけに、もしかしたら戦闘機乗りになっていたかもしれなかったという自身の祖父についても知ることができたと告白。撮影では、自身の出演シーンがないにもかかわらず「少しでも役が膨らむのではないかと思った」と岡田さんの撮影現場にも足を運んだそうで、役柄・作品に対する真摯で強い思いを伺わせた。井上さんは久蔵の妻を演じたが、大変だったシーンとして久蔵が束の間、家に帰ってきて共に過ごしたシーンを挙げる。決して長いシーンではなく、また岡田さんとゆっくりと言葉を交わす時間もなかったそうだが、2人の距離を縮めてくれたのが娘の清子役の赤ちゃん!「監督の『よーい!』で泣き出してなかなか笑顔を見せてくれないので、いかに泣かせずに笑顔を見せるかで、心が一つになりました」と述懐。岡田さんも「そんなに話す時間はなかったけど、(赤ちゃんを)あやすことで役作りになりましたね」と楽しそうにふり返っていた。メガホンを握った山崎監督は「一度、戦争というものに取り組んでみたかった」と語り、「襟を正して真面目に取り組んだ」と真剣な表情。零戦や空母「赤城」などが監督の代名詞とも言える緻密なVFXで再現されているが、「特にCGのハードルが高い作品だった。CGが作り物っぽいとそれは失礼でもあるし、(役者の)仕事を台無しにしてしまうので。時に厳しいことも言いましたが、スタッフはいい仕事をしてくれたと思います」と満足そうに頷いた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年07月22日少女マンガ売上3000万部を超え、井上真央さんの「つくし」と、嵐の松本潤さんの「道明寺」が大人気となったドラマの原作である「花より男子」。そこには、漫画の世界を超えた日常に活かせるつくしのモテ術が学べます。しっかり者系、お姉ちゃん系女子には必見です!1.媚びない絶滅危惧種の俺サマ男子。女性を常にリードしてくれるので、オレ様男子は魅力的な人が多いようです。更に道明寺レベルになると媚を売ってくる女性も多いはず。そんな中で、つくしのように、彼の間違いはただす!というスタンスで、媚びずに裸でぶつかってくる女性は彼に新鮮さや刺激を与えられ、特別な存在に昇格できます。2.自分の意見をもつ好きな人の前では、彼の話にあわせてしまいがち。なので魅力的な人であればあるほど、自分の話に賛同してもらえなかった経験が少ないのです。つくしのように自分の意見をしっかり持ち、彼のペースに流されないことで、彼に「この女は違う」と思わせることができます。3.貞節さ「道明寺、あんたに信じてもらえればそれでいいの」は、つくしの名言のひとつ。男らしい性格で、しっかりもののつくしと、一途で乙女なつくしのギャップに道明寺はイチコロ!1、2のポイントを押さえた後は、ふらふら目移りせず彼だけを見つめる貞節さをアピールしましょう。4.平等なやさしさつくしは嫌いな相手にも平等に救いの手を差しのべます。子供好きな女性がモテるように、博愛精神のある女性は、男性の母性本能をくすぐります。普段から誰に対しても優しい気持ちで接しましょう。5.金銭感覚貧乏家庭に生まれたつくしは、彼女なりの節約術で数々のピンチを乗り越えます。でも道明寺に頼り切ることはなく、お金の管理を厳しく心がけていました。自分が稼いだお金を湯水のように使われるのはいい気がしませんよね。お金の管理ができる女は男性に好まれます。普段から無駄遣いを控えるなど、きちんとお金の管理をしているアピールをしましょう。おわりにいかがでしたか?つくしの場合は絶妙なツンデレ加減と、彼女の人間としての自立加減が、オレ様男子の道明寺を夢中にしたのですね。(YUKI/ハウコレ)
2013年03月24日gooランキングが調査結果を発表新しい年がスタートし、元旦婚や新年早々の婚約発表など、著名人のゴールインに関するニュースが多数伝えられ、今年も注目を集めている。結婚といえば、女性の永遠の憧れ“ウエディングドレス”が、まず一番に思い浮かべられるところだが、特別な美しさのあるウエディングドレス姿、世間はだれのそんな姿を見てみたいと思っているのだろうか。gooランキングが「ウエディングドレス姿を見たい女優は?」と尋ねたランキングを発表しているので、チェックしてみたい。この調査はNTTドコモ「みんなの声」にてインターネット投票で実施されたもので、期間は昨年2012年の11月17日~11月24日、有効投票数は10111票となっている。(画像はイメージ)2011年同様調査とも合致、なりたい顔でもトップランキング結果のベスト10をみてみると1位綾瀬はるか2位北川景子3位新垣由衣4位堀北真希5位井上真央6位香里奈7位武井咲8位桐谷美玲9位宮崎あおい10位吉瀬美智子となっている。トップ3につけた3人は、奇しくも2011年のgooランキング「ウエディングドレス姿を一目見てみたい女性有名人ランキング」とぴったり一致。上位は不動の人気で、注目度の高い存在となっていることがうかがえる。綾瀬はるかは「なりたい顔ランキング」でもトップに選ばれるなど、女性から憧れられることも多い。そんな彼女のウエディングドレス姿はぜひ見てみたい、絶対にキレイ!と考える向きも多いのかもしれない。昨年6月の映画「ホタルノヒカリ」の公開記念イベントでは、ウエディングドレス姿を披露した綾瀬。2位の北川はドラマ「謎解きはディナーのあとで」で、3位の新垣もドラマ「全開ガール」で、それぞれウエディングドレス姿を劇中披露している。こうした場面ではその姿をすでに披露している彼女たちだが、本物のウエディングドレス姿の美しさは、やはり幸せオーラもまとって、さらに特別な輝きをまとったものとなるのだろう。近くその姿を見ることができる人も含まれているのか、今年も注目される。元の記事を読む
2013年01月05日住友生命保険は21日、このたびブランドパートナーである浅田真央選手を応援する「MAO ASADA応援プロジェクト」を立ち上げ、12月21日から、スペシャルサイトを公開した。同社営業職員やサイト内の応募フォームを通じて集まった応援メッセージを広く紹介するとともに、浅田真央選手本人にも直接提供する予定という。浅田真央選手は、「グランプリシリーズ中国大会」(11/2~11/4)、「グランプリシリーズ日本大会(NHK杯)」(11/23~11/25)で優勝。「グランプリファイナル」(12/7~12/9)に進出し、優勝を果たした。住友生命では、「夢の実現に向けて『強さ』を磨き、真摯な努力を続けている『浅田真央』選手を職員はもちろんのこと、顧客とも一丸となって応援していける、大応援団を結成したいと考えている」という。プロジェクト名称 : MAO ASADA 応援プロジェクト実施期間 : 2012年12月7日(金)~2014年3月31日(月)活動内容 : 「浅田真央選手に応援メッセージを届けよう!」参加方法 : (1)同社営業職員が配布するメッセージ記入シートから参加、(2)スペシャルサイト内、専用フォームから参加メッセージについて : (1)同社スペシャルサイトで応援メッセージを紹介、(2)タブレット型電子端末などを通じて、浅田真央選手にメッセージを提供スペシャルコンテンツ : (2012年12月7日からプレオープン中)その他コンテンツ : 専用フォームからの応募の場合、Facebookと連動したデジタルノベルティをプレゼント住友生命は、「プロジェクトの今後の展開については、詳細が決まり次第、順次発表していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日舞台『組曲虐殺』の公開稽古が12月6日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、出演する井上芳雄、石原さとみらが会見を行った。『組曲虐殺』公演情報2010年に死去した井上ひさし最後の作品で、官憲の拷問によって29歳の若さで命を落としたプロレタリア文学の旗手、小林多喜二を題材にしたもの。2009年に初演され、その年の演劇賞を総なめにした。今回の3年ぶりの再演には、初演時と同様、演出に栗山民也、キャストも同じ顔ぶれが揃った。多喜二を演じる井上は、初演の時は初日4日前に台本が完成したことを明かし「台本がギリギリだと言い訳がきくけど、今回そうはいかない。厳しさを感じます」と気を引き締めながら、「井上先生は(再演を)喜んでらっしゃいますかね。きっと舞台が始まったら、(天国から)毎日劇場に来てくださるんじゃないかな」と亡き劇作家に思いを寄せた。一方、多喜二の恋人役の石原は「先生がいらっしゃらないな、と寂しい思いもありますが、先生が命を削って書かれた言葉を大切に丁寧に伝えていきたい」と気合を入れた。公演は12月7日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪ほか全国を巡演。
2012年12月07日興行収入20.8億円を記録した2007年公開の『舞妓 Haaaan!!!』で超ド級のインパクトを残し、続く『なくもんか』(’09)でも、笑える悲劇とも泣ける喜劇とも言える独特の笑いを創り出し大ヒットへと導いた宮藤官九郎、阿部サダヲ、水田伸生監督の3人が、最新作『謝罪の王様』で再びタッグを組むことが決定した。これでまでも世間をあっと言わせてきた彼らが、今回題材として選んだのはなんと「謝罪」。大小さまざまな6つの物語で構成される本作。架空の職業「謝罪師」を生業とする主人公の黒島譲(阿部サダヲ)が、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、謝罪のテクニックを駆使して解決し、遂には土下座を超える究極の謝罪で日本を救うまでを描く、痛快娯楽ブラック社会風刺コメディに仕上がるという。公開の決定と同時に出演キャストも発表さとなり、東京謝罪センター所長・黒島譲役の阿部さんを始め、井上真央、岡田将生、尾野真千子、高橋克実、松雪泰子、さらには竹野内豊、荒川良々、濱田岳、小野武彦、濱田マリと宮藤官九郎ワールドに、これでもか!という超豪華・個性派俳優たちが名を連ねている。「また水田監督、宮藤さん脚本の映画に呼んで頂いて、ありがとうございます。最初から最後まで面白い人ばっかり沢山出て来る凄い台本でした!」(阿部さん)、「初めは、なんて無茶なお話なんだろうと思いましたが、想像を越える展開と笑いの中に日本人の気質や風刺が練り込まれ、これが宮藤官九郎ワールドなんだ!と度肝を抜かれました」(井上さん)と2人とも脚本家・宮藤さんの才能を手放しで絶賛。宮藤さんからは「阿部くんが役割的に“つっこみ”に徹しているのも新鮮だと思う」と見どころが明かされた。一見オムニバスのように見える6つの物語が時に人間関係、時系列、そして場面ごとに連結し合い、一つの物語として見事な「解決」へと繋がっていく本作。土下座を超える究極の謝罪「土下座の向こう側」とは!?2013年秋、また新たな笑いの旋風が日本中に巻き起こりそうだ。『謝罪の王様』は2013年9月28日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:謝罪の王様 2013年9月28日より全国東宝系にて公開
2012年12月05日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日井上真央が主演で贈る、綱引きの女性チームの奮闘劇を描いた『綱引いちゃった!』の女性限定試写会が、11月7日(水)に都内で行われ、井上さんを始め、玉山鉄二、渡辺直美のキャスト陣と水田伸生監督が登壇した。『舞妓 Haaaan!!!』など宮藤官九郎とタッグを組み、笑いあり涙ありの心温まるコメディを手がけてきた水田監督の最新作となる本作。大分市役所広報課の千晶は、市長の命令で町おこしのために、かつては大分出身のチームが世界一に輝いたこともある女性だけの綱引きチームを結成。母・容子を始め閉鎖が予定されている給食センターのメンバーたちと大会に参加になるのだが…。この日は、女性限定試写会ということで登壇した井上さんは「見事に女性ばかりですね!この映画の撮影現場も雰囲気はずっと“女子会”みたいで、毎日楽しかったです」と挨拶。しかし、玉山さんは「非常に緊張しています」と女子たちの独特の雰囲気に圧倒された様子だったものの、渡辺さんが大女優風のコメントを連発すると「ムカつきますね(笑)」とツッコミを入れ会場の笑いを誘っていた。この日は、“女子会”をテーマにしているとあって、一般女性からのお悩みに対する相談会を開催。井上さんらゲストが事前に応募を募っていたお悩みに答えた。しかし、1問目の「朝が弱いんですがどうしたらいいですか?」という高校生からのお悩みに、「私も朝は弱いんです」と共感を寄せる井上さんだったが、「まだ17歳の高校生ですからね。社会に出れば、何が何でも起きないといけないこともあると思うので大丈夫ですよ」とザックリとした返答。これに渡辺さんから「適当だなぁ(笑)」とすかさずツッコミが入る一幕も。続いての質問では、「どんな年齢でも、どんな体型でも、自信を持って生きていくにはどうすれば?」と渡辺さんへのピンポイント質問が。「絶対、直美ちゃんをバカにしてますよね(笑)」と玉山さんが今度はフォローしたかと思いきや、「でも、(渡辺さんと)マンションが一緒なんですけど、この前エレベーターで偶然会ったときは、絶対お風呂に入ってないだろ…という感じの見た目でビックリしました」と裏切りの暴露!渡辺さんも「あのときはホントに酷いカッコをしていました…」と反省していた。最後の質問では、「どうしたら、真央ちゃんみたいに女子力がアップするの?」と今度は井上さんへのピンポイント質問が読み上げられたが、「いや~、特にないです」と照れつつも、「でも、毎日お風呂には入ってます(笑)」と渡辺さんをイジり、イタズラっぽい笑顔を浮かべていた。その後も、渡辺さんがおなじみのビヨンセのモノマネを披露するなど、最後まで大きな盛り上がりを見せたこの日の“女子会”。井上さんも「こんな時代だからこそ、女子の力を!」と語りかけ、客席の女子たちから大歓声を浴びていた。『綱引いちゃった!』は11月23日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月07日映画『綱引いちゃった!』の主演を務める井上真央が、28日に三重県で行われた“お伊勢さん全日本男女混合綱引大会”(日本綱引連盟主催)にゲスト出演し、女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手率いるチームと対戦。井上チームがみごと勝利をおさめた。その他の写真本作は、大分市役所に勤める主人公(井上)が、市のPRのために“女子綱引きチーム”を結成し、その過程で生まれる絆を描く。『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生が監督を務めている。この日サプライズゲストとして井上と吉田選手の名前がコールされると、会場に集まった約400人からは歓喜の声が。女子レスリング世界大会13大会連続優勝というギネス記録を持ち、そして国民栄誉賞受賞という、吉田選手の輝かしい経歴が“目標に向かって前向きに頑張る女性たちの姿を描く”映画のイメージとマッチしたため、今回の対戦が実現したようだ。試合開始後、井上率いる小学生チームと吉田選手率いる小学生チームは互角の闘いをみせ、激闘の末に井上チームが勝利。井上は試合後、「勝っちゃいました!霊長類最強に勝っちゃいました」と興奮した様子で、敗れた吉田選手は「連勝記録を止められてしまったので、また次の試合から一勝、二勝と勝利を目指して頑張っていきます」と話した。その後吉田選手が井上を肩車するなど、互いの健闘を讃え、最後には「今度は伊勢神宮へ恋愛成就の祈願に行きましょう」など、女性同士ならではの恋愛トークでも盛り上がったようだ。『綱引いちゃった!』11月23日(金)全国ロードショー
2012年10月29日女性だけの綱引きチームの奮闘を描いた『綱引いちゃった!』が10月25日(木)、第25回東京国際映画祭で上映され、井上真央、松坂慶子、玉山鉄二、浅芽陽子、西田尚美、ソニン、中鉢明子ら“綱娘”の面々と水田伸生監督が舞台挨拶に登壇した。舞台挨拶中、井上さんの熱烈なファンが壇上に上がって井上さんに握手を求め、スタッフに連行されるというハプニングがあったが、井上さんにケガはなく舞台挨拶は続行された。大分市役所広報課の千晶は、市長の命令で町おこしのために、かつては大分出身のチームが世界一に輝いたこともある女性だけの綱引きチームを結成。母・容子を始め閉鎖が予定されている給食センターのメンバーたちが集うが前途は多難で…。綱引きの映画ということで、井上さんは当初「運動会の綱引きしか想像してなかった」というが、参考のために大会の見学に足を運び考えが一変したという。「まさかこんなに大変なものだとは思わなかった。(競技中の)姿勢が地面につくくらい低いんです。『こんな態勢になるのか?軽く引き受けちゃったな…』と思った」と明かした。井上さん演じる千晶の母親で、チームのメンバーでもある容子を演じた松坂さんも「綱引き(のシーン)はアップだけで、アクションは代わりの方がやってくれるのかと思ってました(笑)」と告白。実際にはトレーニングを含め、全てのシーンを自らこなしており「一生懸命やりました」と胸を張った。玉山さんは、綱引きのコーチで本業ではシイタケの栽培に従事する青年を演じた。「普段、シティボーイと呼ばれることが多いですが、今回はビンテージの懐かしいジャージを履いています」とアピール。国際映画祭ということで、舞台挨拶には英語通訳がついたが自身の役が“シイタケ・ボーイ”と訳されたのがたいそう気に入った様子で、その後も自らシイタケ・ボーイという言葉を連発し笑いを誘っていた。劇中、この日は欠席となった渡辺直美を加えた女性8人で“綱娘”を結成しているが、どんな相手と対戦してみたいか?という質問に思い思いの答えが。実際の練習でコーチを務めた方に「キミは国体を目指せる」と太鼓判を押されたという中鉢さんは「お相撲さんと対戦したい」と語り、ソニンさんは「『アベンジャーズ』のメンバーと対戦しても勝てる!」と自信満々。西田さんは「なでしこJAPAN」との対戦を希望した。井上さんは「個人的に見たいのはビヨンセさん。うちにもビヨンセがいるので日本とアメリカで対戦したい。うちのビヨンセは強いですよ(笑)」と語った。水田監督は「野田内閣と対戦して引っ張り倒してほしい」とまとめ、会場は拍手に包まれた。ハプニングは舞台挨拶の途中に発生。若い男性ファンが突然、井上さんの元に駆け寄り「握手してください!」と大声で要求した。男性はすぐに駆け付けたスタッフに囲まれて退場し、井上さんにケガはなかった。井上さんは連行するスタッフに「お手柔らかに」と声を掛け、緊張した空気をほぐすように「水田さんの仕込み(演出)ですよね?」とフォローするなど、動じることなく笑顔で舞台挨拶を続行した。男性は井上さんの大ファンで「申し訳ないことをした」と深く反省していたという。『綱引いちゃった!』は11月23日(祝・金)より全国東宝系にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年10月25日10月20日(土)、今年で節目となる25回目を迎えたアジア最大級の映画の祭典「東京国際映画祭」が東京・六本木ヒルズにて開幕!アニバーサリー・イヤーに相応しく、国内外から駆け付けた各上映作品の豪華なキャスト陣や監督らがグリーンカーペットに華を添えた。“ECO・グリーン”と呼ばれるTIFF独自のカーペットを使用して行われるこのカーペットイベント。空は晴天ながら少し肌寒い秋の風を感じさせた、この日。大歓声に包まれながら登場したのは、TIFFのアンバサダーを務める女優・前田敦子だ。「AKB」を卒業し、大人の女優としての一歩を踏み出した前田さんは、AKBおなじみの赤のタータンチェックの衣装ではなく、モノトーンカラーのシックなドレス。沿道に駆け付けた熱狂的ファンからの「(AKBに)戻ってこいよぉ!」という悲痛な叫びにも女優然とした笑顔で応え、「こんな素敵な場所を歩かせていただけて、本当に嬉しいです」と語って、こらから歩む自らの道を確認するかのように一歩一歩、緑の絨毯を踏みしめていた。今年の流行色は“ブラック”ということで、前田さんだけでなく、ほかの女優陣も黒を取り入れたファッションが目立った今年のグリーンカーペット。脚を露わにしたショート丈&ワン・ショルダーのセクシードレスの吉高由里子に、内側にスケ感のあるショーツとロングスカートで合わせた伊藤歩、胸元にハートのアクセサリーでアクセントを効かせたブラックスーツの高良健吾と、まさに黒一色の装いで登場した『横道世之介』チームを筆頭に、金の刺繍が印象的なブーツとのセットアップドレスで合わせた『旅の贈りもの明日へ』の山田優、今年5月に第1児を出産した麻生久美子(『グッモーエビアン!』)はお腹周りをボリュームのある生地で覆うタイプのドレスと、女優陣はこぞってブラックを基調としたドレスで登場した。さらに、『終の信託』で共演の役所広司と夫で監督の周防正行と共に登場した草刈民代は、控えめなスパンコールをあしらったブラックドレス。タキシード姿の役所さんとの横並びの光景は、『Shall we ダンス?』を彷彿とさせた。同じブラック・ドレスでも一際、マスコミを騒然とさせたのは、本映画祭の「日本映画・ある視点部門」に出品される『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』に出演するTakahashi(身体改造アーティスト)。全身に入れられた刺青と大量のピアスで作り上げられた彼女の皮ドレスにロングブーツとで合わせたワイルド&ド派手なスタイルに、報道陣はもちろん観客たちも思わずカメラのシャッターを切ってきた。秋晴れの空の下には、黒尽くめのクールビューティーではなく、艶やかな着物こそよく似合うとばかりに、和装で参加した女優たちの姿も。『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の監督とプロデューサーと共に登場した柴崎コウは、色とりどりの折り鶴のヘアアクセ&胸元にレースの生地をあしらったストライプ&ドット柄の着物姿で、艶っぽい中にもポップ&キュートの彼女のセンスが生きる衣装。さらに、ノリノリの宴会芸で知られる「あやまんJAPAN」のあやまん監督は、自身が女優デビューを果たしたその名も『女優』を引っ提げてTIFFに参戦。いつもの過激なパフォーマンスからは想像できない、紅に和柄を敷いた着物で登場するも、いつものノリがついつい出てしまう場面も…。そのほかに注目を集めたのは、ショッキングピンクのオールインワンで登場した『カラスの親指』の石原さとみ。注目はカラーだけでなく、ざっくりと開いたセクシー背中。共にグリーンカーペットを歩く阿部寛や小柳友ら男性陣から「おぉ~(笑)!」と、囃子立てられていた。さらに『綱引いちゃった!』の井上真央は、控えめな色使いながらもドレスと靴のカラーを合わせ、アクセサリーも口紅の色も同系色の淡い系カラーで統一する上品なテクニックを見せ、客席に手を振るたびに「かわいい~!」という女子たちの称賛の声があちこちから聞こえていた。さらに、ラストを飾ったのは今年のオープニング作品『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』のオフィシャル・ナビゲーターを務める上戸彩に本作の主演を務めたエリカ・リンツ、さらに本国からやって来た“シルク・ドゥ・ソレイユ”のパフォーマーたち。この日のために準備したという新パフォーマンス「夢の小舟」を披露し、上戸さんを始め、沿道に集まった観客たちから大喝采が贈られた。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会渾身 KON-SHIN 2013年1月5日より島根・山陰地区先行公開、1月12日より全国にて公開© 2012「渾身」製作委員会旅の贈りもの明日へ 2012年10月27日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 「旅の贈りもの明日へ」製作委員会すーちゃん まいちゃん さわ子さん 2013年3月2日より全国にて公開© 2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズシルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年10月20日『舞妓Haaaan!!!』など宮藤官九郎とタッグを組み、笑いあり涙ありの心温まるコメディを手がけてきた水田伸生監督が、“女たちの綱引き”をテーマに描く『綱引いちゃった!』。本作の舞台が九州・大分県であることから、9月30日(日)、本作の完成を祝し、大分市での凱旋プレミアイベントが行われた。この日は台風17号による悪天候にもかかわらず、井上真央を始め玉山鉄二、松坂慶子、渡辺直美など総勢10名のキャストが詰めかけたファンの歓声に応えた。大ヒット祈願のために1,000年以上の歴史を誇る古社・春日神社に参拝した一同は清々しい面持ちで、大分市のメインアーケード・ガレリア竹町商店街にて行われた凱旋パレードに出席。商店街に広がる全長約70メートルのレッドカーペットの沿道に集まった約1,000人の観客が大歓声で迎え、井上さんらキャスト陣は約1年ぶりの“帰郷”を楽しんだ。その後のステージでのトークセッションでは、「ただいまー!大分の“好きっちゃ”ところは、ご飯が美味しいところ!お酒もとり天も大好きないい町でした」と井上さんが挨拶すると、客席からはそれに応えるように「おかえりー!」の大歓声。さらに、「この映画はコメディで、みなさんが楽しそうに演じていたので、笑わないように気をつけて演じていました(笑)」と続け、撮影時を楽しそうににふり返った。松坂さんは7月に還暦を迎えたばかりだそうだが、「撮影前に脚本を読んだときは、綱引きのシーンは誰かが代わりにやってくれるものだと思っていた」そう。しかし制作スタッフ陣は甘くはなかったようで、「もちろん、綱引きのシーンは全部私がやりましたよ!でも、綱引きの練習の後の温泉がとっても好きでした」と当時の苦労を明かした。続いて、玉山さんがマイクを握ると、話は一気にローカルトークに!「この商店街のラーメン屋さんに週3回は通っていました。ドンキホーテの近くの温泉にも行きましたけど、その近くで(渡辺)直美ちゃんがヤンキーに絡まれてました。あと、ナンパもされてました(笑)」と暴露して観客を驚かせていた。さらに、大分市長によるキャスト陣の「大分市観光特使」就任式や、この日のために製作された“綱引いちゃった!ラッピングカー”をキャストと観客が一緒になって綱引きするなど盛りだくさんの内容で、キャストと大分が一つになった一日となった。『綱引いちゃった!』は11月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開
2012年10月01日映画『綱引いちゃった!』が映画の完成を祝し、映画のロケ地となった大分市での凱旋プレミアイベントを30日に開催。主演の井上真央、共演の松坂慶子、玉山鉄二、渡辺直美ら総勢10名のキャストが参加した。イベントの様子本作は、大分市役所に勤める主人公(井上)が、市のPRのために“女子綱引きチーム”を結成し、その過程で生まれる絆を描く。『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生氏が監督を務めている。イベント当日は、1100年以上の歴史を誇る古社・春日神社で大ヒット祈願をしたのち、実際に映画のロケにも使用された大分市のメインアーケード・ガレリア竹町商店街で凱旋パレードとトークショーを開催。台風17号による悪天候にも関わらず、会場には約1000人の観客が集まった。井上が元気に「ただいまー!」とあいさつすると、観客からは「おかえりー!」との大声援が巻き起こるという、和やかな雰囲気のなか行われたトークショー。さらに井上は「大分の“好きっちゃ”ところはご飯がおいしいところ! お酒もとり天も大好きないい町でした!! この映画はコメディということで、(他のキャストの)皆さんが楽しそうに演じていたので、笑わないように気をつけて演じていました(笑)」と、大分弁を交えて感謝の気持ちを語っていた。主人公の母親役を務めた松坂は、「撮影前に脚本を読んだときは、綱引きのシーンは誰かが代わりにやってくれるものだと思っていたので、私が全部やることになるとは思ってもいなかったんですけど、綱引きの練習の後の温泉がとっても好きでした。もちろん、綱引きのシーンは全部私がやりましたよ!」とコメントし、玉山も「この商店街のラーメン屋さんに週3回は通っていました」と明かすと、観客からは喜びの声があがった。また、イベントでは大分市長によるキャストへの大分市観光特使就任式や、キャストが製作した“『綱引いちゃった!』ラッピングカー”を観客と一緒に綱引きをするという場面も。さらには、地元の小学生約400名を小学校体育館に招き、イベント終了後に開催した試写会と舞台あいさつでは、井上が「ごはんが美味しいところと、昨年の撮影の時にお世話になった市役所の方や、大分の皆さんがとても協力的で、大好きになりました」と、“大分愛”を存分に語り本作をPRしていた。『綱引いちゃった!』11月23日(金)全国ロードショー
2012年10月01日劇作家・井上ひさしの最後の作品『組曲虐殺』が今冬再演される。2009年に栗山民也演出で初演されたこの作品は、音楽を全編、小曽根真の書き下ろし楽曲でつづる“音楽評伝劇”だ。今回、初演と同じスタッフ・キャストで、井上作品を連続上演してきた“井上ひさし生誕77フェスティバル2012”の掉尾を飾る。主演の井上芳雄に本作への思いを訊いた。プロレタリア作家の小林多喜二が、29歳の若さで特高警察に虐殺されるまでの2年9か月を描いた本作。多喜二を演じる井上は、「自分にとって『組曲虐殺』は、井上ひさし先生の思い出と共に、忘れられない宝物。絶対に再演したいと願っていました。初演メンバーが揃ったのも、作品の力に拠るところが大きいのでは」と話す。壮絶な最期で知られる多喜二だけに「演じる前は漠然と、激しさや痛みのようなものをイメージしていた」という井上。「でも井上先生の台本には、朗らかで、芸術に造詣が深く、人々に愛される人物が描かれていて、新鮮でした」。劇中では、恋人の瀧子や姉チマ、 多喜二の活動を支援するふじ子はもちろん、多喜二をマークしている特高刑事ですら、気がつけば彼に温かい眼差しを向けてしまう。「実際、魅力的な人だったんでしょうね。周囲からたくさんの愛情を受けていたからこそ、自分もそれを、虐げられた人々に返すことができたんじゃないでしょうか。社会のシステムを憎んでも、人間そのものは決して憎まない人だった気がします」。『組曲虐殺』は、井上にとって、表現面でもひとつの転機となった作品だ。「栗山さんからは『生死の瀬戸際に身を置くプロレアタリア作家の覚悟に迫れ!』と叱咤激励され続けて。演じる上で感情をどこまでどう出すのか、新しい挑戦でした。小曽根さんには『これまでと違う歌い方を試してみようよ』と、即興的な歌唱を教えていただきましたね。その後、別の作品を演じても、『今の、多喜二だったよね』と言われてしまうほど(笑)。俳優として大きな体験でした」。今は、井上ひさしの遺した言葉を伝えることが、自身の使命だと感じているという。「先生が書いてくださった言葉は、自分のちょっとした工夫など歯が立たないほど、すごい力をもっている。再演でも、まっすぐに体ごと、ぶつかろうと思っています。『後に続く者を信じて走れ』という多喜二の歌詞があるのですが、僕も、若い世代を含め多くの人に、彼の思いや生き様を伝えるつもりで演じたいです」。公演は12月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。チケットは9月29日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは9月13日(木)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。東京公演の後、来年1月に各地を巡演。取材・文:高橋彩子
2012年09月12日2010年に永眠した劇作家、井上ひさし。存命ならば77歳の誕生日を祝うはずだった今年、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と銘打ち、1月から12月まで8本の作品を上演している。このフェスティバルの特別企画として、8月16日(木)より東京・紀伊國屋画廊にて『井上ひさし「せりふ」展』(入場無料)が開催される。井上ひさし関連のチケット情報井上ひさしが綴りつづけた70作にもおよぶ戯曲。今回展示されるのは、戯曲の中から切り取られた77個の“せりふ”。額装された“せりふ”を目で見るだけではなく、スピーカーから聴こえる“せりふ”を「音」として耳で楽しむこともできるそうだ。『井上ひさし「せりふ」展』は8月16日(木)から28日(火)まで紀伊國屋画廊にて開催。なお、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』の今後のラインナップは、8月まで上演中の『しみじみ日本・乃木大将 』、8月末から9月に『芭蕉通夜舟』、11月から12月に『日の浦姫物語』が上演される。チケットは一部を除き発売中。
2012年07月25日井上ひさし作、蜷川幸雄演出による舞台『しみじみ日本・乃木大将』の開幕が、7月12日(木)に迫った。『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と銘打って今年8本上演される井上戯曲のうち、本作はその第5弾にあたる。稽古の様子を取材した。「うるさいチームだよ、まったく」と笑い混じりに蜷川がこぼすのは、キャスト陣のことだ。風間杜夫、根岸季衣、六平直政、山崎一、大石継太、朝海ひかる、香寿たつき、吉田鋼太郎。いずれも舞台が原点といっていい生粋の演劇人が揃う。特に目立ったのは、六平。演技を始める直前までギャグを飛ばし、出演者同士で段取りを確認した後には「みんな、わかったよな?」と仕切ってみせる。さらに、それに応える面々の切り返しもまた笑いを生み、稽古場の一体感が高まっていく。芝居が始まり、各人が役に扮しても、この空気は変わらない。むしろ、歌がふんだんに使われている分だけ、にぎやかさは増している。時は明治天皇大葬の日、殉死することを決意した陸軍大将・乃木希典の物語。設定だけ聞けば、重くシリアスな作風を想像しそうだが、実際には、驚くほどばかばかしい。“何を描くか”と“いかに描くか”。テーマとテイストの間に飛躍があるからこそ、ドラマがいっそう輝きを放つ。まさに井上作品の真骨頂がそこにはあった。日露戦争の英雄と称えられる一方で、愚将の烙印を押されることも少なくない乃木。彼は明治天皇にどんな思いを抱いて命を絶ったのか。周辺の人物によるコメントを通して主人公の人物像を浮き彫りにする物語は少なくないが、本作が珍しいのは、5頭の馬がその役割を務めるところ。しかもそれぞれ、前足と後足が別の意志を持つ。知的に考える前足たちと、生理にまかせて行動する後足たちと。10の人格ならぬ“馬格”による乃木の立場をめぐっての議論が、天皇制に対する賛否両論と重なって興味深い。また、「もしも○○が乃木大将の立場だったら、こんな態度に出るかも」と馬たちが何パターンも演じ分ける場面は、バラエティ番組さながらのおかしさだった。1979年に芸能座が初演した作品で、今回は、1991年のこまつ座公演以来21年ぶりの上演となる。蜷川は「俳優が演技を競い合うような戯曲。ト書きに細かく書かれているので、演出家はほとんどすることがない」と言いながら、「軽演劇風にみせたい」と明快に方向を示す。7月12日(木)から29日(日)まで彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。その後、大阪、新潟で公演を行う。
2012年07月06日井上真央を主演に迎え、『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生監督が“綱引き”を題材に描く新たなエンターテインメント『綱引いちゃった!』の主題歌に、世代を超えて愛されるポップバンド「DREAMS COME TRUE」の書き下ろした新曲がこのほど決定した。全編大分ロケで、井上さんが大分弁に初挑戦していることでも話題の本作。井上さん扮する市役所に勤めるお堅く真面目な千晶が、知名度の低い大分市のPRをするために「女子綱引きチーム」の結成を命じられ、女子仲間と共に奮闘する姿が描かれる。「DREAMS COME TRUE」が映画主題歌を手がけるのは、『FLOWERS -フラワーズ-』以来、約2年半ぶり。女性たちの悲喜こもごもを描いた物語、そして女心を歌にできるのはドリカムしかないとオファーがなされたところ、この物語に2人が共感し、今回のコラボが実現した。本作のために書き下ろした新曲のタイトルは「愛して笑ってうれしくて涙して」。この楽曲を聴いた主演の井上さんは「映画のテーマにぴったりの曲を書いていただき、とても感謝しております。ドリカムさんらしい、明るくHAPPYな気持ちになれるこの歌は、思わず口ずさみたくなるような曲でした。映画を観て、この曲を聴いて、より多くのみなさんに元気になってもらえたら嬉しいです」と太鼓判を押す。さらに水田監督からは「綱を引く8人の女性たちを撮影した大分で、ドリカム…吉田美和さんの歌声が聴こえた気がしました。それは、主演の井上真央ちゃんも同じだったみたいで、撮影中のオフタイム…カラオケでは『大阪LOVER』を、『大分LOVER』に替え歌して歌っていたそうです(笑)」と、今回の主題歌決定が運命であることを示唆。撮影段階から井上さんとドリカムの最強タッグは、カラオケボックスで密かに実現していたようだ。そのコラボレーションが劇場でお披露目となるのはまだ先だが、映画公式サイトでは既に主題歌が使用された特別映像も公開されているので、気になる方はぜひチェックしてみて。『綱引いちゃった!』は11月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。『綱引いちゃった!』公式サイトwww.tsunahiki.jp■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開
2012年07月03日井上公造が松田聖子の3度の結婚を徹底分析!17日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーター、井上公造が再々婚をした松田聖子の隠された驚きの結婚の法則をレポートした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人。結婚発表のタイミング結婚相手の河奈裕正氏は今年3月に准教授になったばかりで一つの発表タイミングになった。河奈氏は井上独自の取材によると、一昨年離婚をしているという。昨年の年賀状から、これまでの家族写真では無くなったという。大変腕の良い歯科医でTVの嘱託医としても勤めている。結婚発表は必ずコンサート前井上は「聖子ちゃんはマスコミが沢山集まるのが大好き」と話し、「結婚発表をコンサート前にするのは聖子ちゃん一流の計算がある。」とも...。聖子と郷ひろみの結婚、離婚は順番に郷ひろみとの別れの会見の時の名言「生まれ変わったら一緒になろう」も、名古屋で会見を見ていた当の本人の郷は、思わず「そんなことは一度も言っていない」と思ったという。二人の別れから、互いに結婚、離婚を繰り返すが、必ず順番に起きているという。その都度、ファンは聖子と郷が赤い糸で結ばれていると信じたがっている。そして50代に突入している二人は今も輝き続けている。井上は「聖子ちゃんは多くのスキャンダルがあっても一つも曇らない」とコメントを締めくくった。元の記事を読む
2012年06月18日原作ファンも納得のキャスティング人気のドラマがマンガ原作ということが多い昨今。原作ファンだった人もそうでない人も楽しめたドラマがたくさんありました。そこで女性544名に「マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったもの」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったものは?(複数回答)1位『花より男子』シリーズ39.5%2位『のだめカンタービレ』25.9%3位『JIN―仁―』21.9%4位『ごくせん』シリーズ20.8%5位『ライアーゲーム』シリーズ16.4%■番外編:このドラマは面白かった!!・『デカワンコ』:「原作とは異なっていたが、ドラマ版も魅力的なキャラクターが多く、ストーリーもコメディーとシリアスのバランスが絶妙でとても楽しく見ていた」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・『特命係長・只野仁』シリーズ:「只野仁がすごいハマり役だと思いました。実写でもシュールなことをすごくまじめにやったのもよかった」(30歳/情報・IT/技術職)・『まるまるちびまる子ちゃん』:「子役が演じていただけあって、マンガっぽい展開もすんなり受け入れられた」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・『桜蘭高校ホスト部』:「実写化が怖かったけど、しっくりきていた。あの環先輩をあそこまで演じた山本裕典さんの演技力はすごい」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)・『荒川アンダー ザ ブリッジ』:「個性的な登場人物が現実にいるような感じで演じられていたと思うので」(23歳/ソフトウェア/事務系専門職)・『金田一少年の事件簿』シリーズ:「ゆるい雰囲気が原作とは違った味が出ていてよかった」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■『花より男子』シリーズは面白かった!!・「イケメンがいっぱい出てきて、さらに井上真央さんの演技もうまくて物語にのめり込めました。すごく面白い脚本だったのも大きいと思います」(25歳/情報・IT/技術職)・「日本、韓国、台湾、中国で作られたドラマを全部見た。それぞれの国の人気俳優が演じていて、内容にもお国柄が出ていて面白い」(24歳/情報・IT/営業職)・「マンガを少し知っていて、ドラマを見たが、主人公はドラマのほうが断然いい!!」(30歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「井上真央さんと松本潤さんというキャスティングがよかった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「マンガのイメージを壊さないキャスティングがよかった」(25歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)(評)アジア各国で実写化されている大人気作品。原作とは異なるストーリーもあったので原作ファンも楽しめたのでは!?■『のだめカンタービレ』は面白かった!!・「音楽マンガなので、ドラマで実際に音が聞けるのはいい。ストーリーもわりと原作に忠実だし、上野樹里さんと玉木宏さんがかなりハマり役」(24歳/生保・損保/事務系専門職)・「マンガをちゃんと再現しているのに、ドラマとして成り立っていたし面白かったから。上野樹里さんが役にぴったり!」(29歳/電機/技術職)・「原作に結構忠実だった。ドラマとしても面白く、DVDを借りてもう1回見た」(23歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「音があるとマンガよりイメージがわきやすくていい」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)・「のだめと千秋さまの雰囲気がそのままばっちり当てはまっていたから」(25歳/食品・飲料/営業職)(評)変人のだめを演じきった上野樹里さんの高い演技力も話題になりました。■『JIN―仁―』は面白かった!!・「マンガを映像化すると批判されることがあるけど『JIN―仁―』は別!配役とストーリーがよかったし、繊細な感情もよく表現されていたと思う」(24歳/学校・教育関連/その他)・「面白かったし、感動した。もっとしっかり生きなければと思わされた。終わってしまったときは空虚感に襲われた」(30歳/ソフトウェア/技術職)・「時代背景がきちんと描かれていて、見ていて引き込まれるようなドラマだったから」(29歳/学校・教育関連/専門職)・「展開が面白く、毎週楽しみにしていた」(26歳/その他/販売職・サービス系)・「手術シーンがうまく映像化されていた」(25歳/情報・IT/技術職)(評)完結編の最終回の平均視聴率は26.1%(ビデオリサーチ調べ)を記録しました。続編もやってほしいですね。■『ごくせん』シリーズは面白かった!!・「キャラクターが原作の世界観を失わずにうまくできていた。原作を知っていても違和感がありませんでした」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・「原作をいい意味で裏切っていたので好き」(28歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「仲間由紀恵さんが演じるキャラが濃くて面白かった。毎週欠かさず見ていた」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)(評)イケメン俳優を多く輩出してきたドラマ。松山ケンイチさんや水嶋ヒロさんも出演していました。■『ライアーゲーム』シリーズは面白かった!!・「原作も読んだが、ドラマも好きだった」(22歳/農林・水産/秘書・アシスタント職)・「音楽もよく、いい雰囲気になっていたと思う」(24歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)(評)2010年、2012年には映画も公開され、実写化されてからの人気も高い作品です。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性544名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】過激すぎて家族で見にくかったドラマ(2000年代)完全版(画像などあり)を見る
2012年06月07日大人気医療ドラマはやっぱり面白かったマンガ原作のドラマが増えてきたこのごろ。原作を読んでいた人も、そうでない人も楽しめる作品が多数登場しています。そこで男性456名に「マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったもの」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったものは?(複数回答)1位『JIN―仁―』19.7%2位『ライアーゲーム』シリーズ14.7%3位『のだめカンタービレ』13.2%4位『花より男子』シリーズ12.9%5位『特命係長・只野仁』シリーズ11.6%■番外編:このドラマは面白かった!!・『医龍Team Medical Dragon』シリーズ:「配役が合っていたから。音楽もよかった」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・『深夜食堂』:「名作だと思う。マスターもぴったりの配役で、ぜひ第3シリーズも放送してほしい」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・『サザエさん』:「サザエさんの髪形をリアルに再現したのがすごい」(28歳/自動車関連/技術職)・『ドラゴン桜』:「原作に負けず、いい味を出していたから。俳優の力かも」(30歳/情報・IT/技術職)・『ごくせん』シリーズ:「リアリティーがあって、すごくよかった」(26歳/不動産/その他)・『ROOKIES』:「印象的だったし、佐藤隆太さんを使ったところがいい」(23歳/食品・飲料/専門職)■『JIN―仁―』は面白かった!!・「医療ものドラマは基本的に好きだが、特に『JIN―仁―』は時代劇と医療ドラマの融合という新たな切り口だったのでより楽しめた」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ドラマとして完成度が高かったと思います」(30歳/学校・教育関連/専門職)・「原作を読んでから見たが違和感がなかった」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「主役を演じた大沢たかおさんがよかった」(28歳/自動車関連/販売職・サービス系)・「時代の表現が秀逸でした」(43歳/商社・卸/営業職)(評)09年度の連続ドラマNo.1視聴率(ビデオリサーチ調べ)を獲得した作品。原作のマンガも大人気でした。■『ライアーゲーム』シリーズは面白かった!!・「個性的な登場人物と、一発逆転のストーリーに引き込まれた。使われている音楽もよかった」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「松田翔太さんが役にハマっていたから」(41歳/ソフトウェア/技術職)・「キャストが役にハマっていた」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「原作に負けないぐらい面白かったから」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)(評)映画版も製作された人気作。どんでん返しが魅力のストーリーなので、ハラハラしながら見ることができました。■『のだめカンタービレ』は面白かった!!・「原作を読んでから見たが、イメージをあまり崩さず実写化できていたと思う」(45歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「キャストがマンガの世界から飛び出してきたかのように完ぺきだったから」(26歳/学校・教育関連/その他)・「上野樹里さんと玉木宏さんがハマり役だったから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「最初は少しなめて見ていたが、ハマってしまった」(27歳/商社・卸/事務系専門職)・「独特なキャラをうまく表現できていると思う」(37歳/情報・IT/技術職)(評)マンガ、アニメ、ドラマ、映画すべて成功しているといえる作品です。■『花より男子』シリーズは面白かった!!・「つくしを演じた井上真央さんにハマっていた」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「少女マンガも面白いと初めて思った」(23歳/医薬品・化粧品/技術職)・「キャストがよかった」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)(評)韓国、台湾、中国でもドラマ化されている『花より男子』。原作は少女マンガで1番売れた作品です。■『特命係長・只野仁』シリーズは面白かった!!・「いろんな意味で、ありがたい作品でした」(30歳/金融・証券/営業職)・「マンガ以上に面白かった唯一のドラマ」(29歳/金融・証券/専門職)(評)連続ドラマが4シリーズ、そのほかスペシャルドラマや映画まで大人気でしたね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性456名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】過激すぎて家族で見にくかったドラマ(2000年代)完全版(画像などあり)を見る
2012年06月07日2006年の発行以来、幅広い世代の男女から支持を集め、累計100万部突破のミリオンセラーとなった百田尚樹の小説「永遠の0」が、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督により映画化されることが決定!主演に岡田准一(V6)、共演に三浦春馬、井上真央と引く手数多の人気俳優陣が集結する。原作は太平洋戦争を題材にした戦争小説にも関わらず、その斬新な内容で発売以来じわじわと口コミで人気に火がつき、20代から高年齢層まで幅広い男女に支持されベストセラーとなった。現代に生きる青年・健太郎が戦時に生きた祖父の足跡をたどるというミステリーを軸に、時代を超えて感動を呼ぶ壮大なラブストーリーが展開する。本作で主人公・宮部久蔵を演じるのは、『SP』シリーズ、『天地明察』と幅広い役をこなす岡田准一。この宮部という男は、妻と娘を愛し、生きて帰ることを望んだ強さ、優しさ、温かさを持つ人物であり、仲間には“海軍一の臆病者”、“何よりも命を惜しむ男”という証言がある一方で、“とんでもない凄腕のパイロット”とも語られる、謎多き零戦パイロットである。岡田さんは「(山崎)監督と以前からご一緒にお仕事をしたかった」と語っており、山崎監督からのラブコールに即座に快諾したのだとか。さらに、「戦争を実体験していない私たち世代にも、家族のために“生きる”ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じとっていただける作品にできるよう、撮影に臨みたいと思います」と意気込みを語る。クランクインに向けて、軍事教練や現存する零戦パイロットたちへのヒアリングを重ね、リアリティを求め、徹底した役作りに没頭しているようだ。岡田さん扮する祖父・久蔵の驚愕の真実を解き明かしていく現代の若者・佐伯健太郎役には、「ごくせん」や『君に届け』など映画にドラマにと話題作への出演が続く三浦春馬。久蔵が生涯愛し続けた妻・松乃役には、『八日目の蝉』でアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した井上真央と、若手実力派の共演が実現。「山崎監督が作り出す世界の中で『永遠の0』という作品がもつメッセージを、僕のようなリアルに戦争を知らない世代の方々にも感じとっていただけるよう、誠実に真剣に役に臨みたい」(三浦さん)、「語り継ぐべき真実や大きな愛をいまの時代を生きる方たちに広く知ってもらいたい」(井上さん)と、共に“体当たりで挑む”気迫がうかがえる。山崎監督は原作で描かれる壮大なラブストーリーに加えて、戦闘シーンではCG技術をフル活用して徹底再現することを掲げており、「原作の持つダイナミズムに負けないよう、映画で戦っていきたいと意気込んでおります。戦争の臨場感を映像でリアルに表現し、戦争や零戦、特攻というテーマをこの作品で伝承していければ」と言及している。撮影は6月よりクランクインし、鹿児島県奄美大島などで大規模な撮影を行うほか、アクロバティックな空撮も行うなど、3か月間に及ぶ壮大な撮影が敢行される予定。『永遠の0』は2013年春頃に完成、同年公開を予定している。■関連作品:天地明察 2012年9月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「天地明察」製作委員会永遠の0 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会■関連記事:岡田准一をアカデミー賞『おくりびと』滝田監督が大絶賛「仕事への姿勢素晴らしい」岡田准一と宮崎あおいが夫婦に!本屋大賞映画化『天地明察』で2度目の共演
2012年05月21日100万部を突破したベストセラー著書『永遠の0』の映画化が決定し、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズを手がけてきた山崎貴監督がメガホンを執り、岡田准一、三浦春馬、井上真央が出演することがわかった。その他の写真『永遠の0』は、太平洋戦争の時代と現代を舞台に、“海軍一の臆病者”と呼ばれていた謎多き天才パイロットの宮部(岡田)を祖父に持つ健太郎(三浦)が、60年間封印されてきた宮部の秘密を明らかにしていく物語。岡田は本作で凄腕のパイロット役に挑戦するが、リアリティを追求するため、6月のクランクイン前にトレーニングや軍事訓練を積み、現存する零戦パイロットたちにヒアリングを重ねているという。岡田は、「ベストセラー原作の映画化ということで、ファンの方の期待を裏切ることのないようにしたい。戦争を実体験していない私達世代にも、家族のために“生きる”ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じとって頂ける作品にできるよう撮影に臨みたいと思います」と意気込みを話しており、アクロバティックな空撮や、近年の実写映画ではまれにみる3か月間に及ぶ撮影に対しても「楽しみ」とコメントしている。また、祖父の謎を追う現代に生きる健太郎を演じる三浦は、「山崎監督がつくりだす世界の中で、本作が持つメッセージを僕のようなリアルに戦争を知らない世代の方々にも感じとって頂けるよう、誠実に真剣に役にのぞみたい」と語っている。「読み始めたら手をとめることが出来ないほど、作品に引き込まれた」と話す山崎監督は、本作で命の意味を問うドラマを作りあげ、零戦によるダイナミックな空戦は、実物大の零戦を新たに製作するほか、これまで手がけた作品の中で最多ともなりうるCG技術を活用し、迫力満点の戦闘シーンを徹底的に再現するという。「今までで一番過酷な撮影現場になるだろう」という言葉通り、原作のダイナミズムを損なうことなく、当時の戦争の“臨場感”をスクリーンで表現してくれることに期待が高まる。『永遠の0』2013年公開
2012年05月21日