東尾理子(44)が10月2日、「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演した。彼女の夫である石田純一(66)は今年4月、県外移動自粛が呼びかけられていた緊急事態宣言下に沖縄へ。帰京後に新型コロナウイルスの感染が判明。のちに入院となった。ICUに入る寸前だったが、5月に無事退院。しかしその後もマスクをしないで外出する様子がたびたび報じられ、厳しい声が相次いでいる。「バイキングMORE」で東尾は、新型コロナが感染拡大するいっぽうで「主人の中では何も今までの生活と変わらないことをやっていて、けど世の中が変わっていって……」「状況が分かってるのかなって思う部分は多々ありました」と石田の“ズレ”を明かした。また離婚について問われると「私の中では、よぎらないことはなかった」と語った。石田の入院当時、東尾も“濃厚接触者”として2週間の自宅待機を余儀なくされていた。「3人の子供がまだ幼いなか、理子さんはワンオペで育児をしていました。感染拡大のリスクもあり、周囲に手助けを求めることもはばかられたそうです。それでも時間を見つけては石田さんとテレビ電話でやり取りをし、子どもたちの笑顔を石田さんに届けていました」(芸能関係者)さらに東尾は、対外的にも苦境に立たされていた。「理子さんは、石田さんの感染が発覚した翌日にすぐさまブログで謝罪。妻としてできる限りのフォローをしました。しかし、年内に控えていたゴルフ業界の仕事はすべて降りることに。ママ友たちの間でも肩身の狭い思いをしているそうです」(東尾の知人)退院後の石田は、自宅の一室で隔離生活を送っていた。5月、本誌に登場した彼は家族の存在に助けられていると告白。「食事は妻が部屋の前まで持ってきて、ドアを開けたら置いてあるんです。本当、感謝しかありません」と看病してくれる東尾への感謝の言葉を口にしていた。その翌月にも「妻がそばにいたことを、本当にありがたく思いましたね。もしも僕ひとりだったら、のんきに過ごしていたでしょうからね」と本誌の取材に対して語っている。「バイキングMORE」で“妻である”ということについて、「一番厳しくありながらも味方であるっていうのが役割」と語った東尾。入院から約半年、その心労は絶えなかったようだ。
2020年10月04日「出さないでもらえませんか。訴えますよ、本当に」本誌の直撃にこう語るのは石田純一(66)。語気を強めながら語るその様子はかなり追い込まれているようだった――。肺機能低下や認知障害といった後遺症も取りざたされている新型コロナウイルス。4月に感染した石田も“長い後遺症”を引きずっている。「石田さんは仕事で訪れた沖縄でゴルフをプレー中に体調不良を訴え、帰京後の15日に感染したことが明らかに。一時はICUに入る寸前でしたが、5月12日に無事退院しました。しかし、県外移動自粛が呼びかけられていた緊急事態宣言下に沖縄へ行き、滞在したホテルも休館に追い込まれたことから強い批判を浴びました」(スポーツ紙記者)退院後、ブログで「多くの方々にご迷惑をおかけし、不快な思いにさせてしまったことを深くお詫び致します」と陳謝した石田だったが、反省は長く続かなかった。退院から3週間たたない5月末、深夜まで知人と会食し、千鳥足の石田を本誌が目撃。マスクもせず、退院後に「4週間は経過観察する」と語っていた矢先の出来事だっただけに、さらなる猛批判を浴びる事態に。さすがにこれで懲りたかと思われたが……。「その後も『週刊女性』8月18日・25日合併号が、7月下旬に出張先の福岡県で複数の女性と連日、飲み会に参加していたことを報じました。また石田さんは否定していますが、飲み会に同席していた女性を“お持ち帰り”したとも報じられています」(前出・スポーツ紙記者)この報道にレギュラー出演するラジオ番組で「正確に書いてほしい」と怒りをあらわにした石田だが、彼を取り巻く状況は日に日に悪化するばかりだ。「退院後、高まる批判を受けて石田さんはレギュラー番組の降板を自ら申し入れたそうです。2年間続いた『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京系)も6月に打ち切られました」(テレビ局関係者)感染症専門医・のぞみクリニックの筋野恵介院長は、連日、飲み歩く石田の行動についてこう警鐘を鳴らす。「石田さんは『抗体があるからもうかからない』、もしまたかかっても『2回目なら軽症』と思っているからこの行動なのでしょう。一度感染したとはいえ回復していれば一人で飲む分には問題ありませんが、人と飲むのは控えたほうがいいでしょう。『一度感染しているから大丈夫』という油断こそがいちばんのリスクです」さすがに妻・東尾理子(44)もあきれているという。理子の知人は言う。「理子さんは石田さんの感染発覚翌日にすぐさまブログで謝罪し、フォロー。また入院中も3人の子どもの子育てと並行しながら、看病に徹しました。しかし、年内に控えていたゴルフ業界の仕事もすべて降りることになり、ママ友たちの間でも肩身の狭い思いをしているそうです」そんな理子の状況を知ってか、石田は『女性セブン』9月3日号で“家族の危機”をこうほのめかしている。「あと1回、(週刊誌に)載ったらアウトなんですよ。だからもう……だからもう……」土俵際に追い込まれた石田だが、本誌はその“あと1回”を目撃してしまったのだ。熱帯夜となった8月中旬の午後9時過ぎ。東京都港区にある高級イタリアンに石田の姿はあった。「この店は芸能人御用達で、石田さんも常連の一人。40代前半くらいの男性、若い女性の3人でご飯を食べていました。男性が石田さんを『詐欺師みたい』といじることもあり、かなり親しげでした。ラストオーダーが終わったあとも、ワインを頼んでいました」(居合わせた男性客)再び石田が姿を現したのは店の閉店時間を1時間ほど過ぎた午後11時前。5月同様、マスクはつけていない。店主と同席した男女に見送られながら石田は千鳥足で自宅へと向かっていく。どんなに批判を受けても深夜の飲み歩きをやめず、またしても“自爆の酒席”を本誌に目撃されてしまった石田。8月21日早朝。その真意を聞くべく、地方の仕事に向かう石田に声をかけた。――深夜まで女性を交えた飲み会に参加されてましたね?「あー、知り合いが呼んだ女性ですね。友達の彼女でね。僕1人で入って、1人で出てきたから。まったく関係ないです。1千%関係ないです」――あと1回、載ったらアウトとおっしゃっていましたが、理子さんと離婚するのでしょうか?「離婚?それはないですよ!」離婚をかたくなに否定する石田。迷惑をかけ続ける理子の心中について尋ねると。「怒ってないと、思います」その後、冒頭の言葉を言い残し、足早に去っていった。しかし、言い残したことがあったのか、直撃から30分後。記者の携帯には石田からの留守電が残されていた。事実と異なることを書いたメディアを訴える準備をしていることを明かしたうえで、石田はこう語っていた。「今非常に、シビアな状況にいるのは確かなんですよ。それであとひとつ出たらダメっていうスポンサーさまもいらっしゃって」その声からはかなり切羽詰まっている様子がうかがい知れた。石田は退院後の家庭についてこう明かしている。《僕も妻の負担を増やさないよう、風呂掃除や庭掃除、子どもの送り迎えはやっていますが、妻の頑張りには到底及びません》(『婦人公論』’20年8月25日号)自身の“反省なき”行動が妻へ負担をかけていると気づかぬ限り、石田の窮地はまだまだ続くことだろう――。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月25日石田純一(66)が“お持ち帰り”をしていたと、8月4日に報じられた。「週刊女性PRIME」によると仕事で福岡へと向かった石田は、夜遅くにパワーストーン販売会社の社長宅でシャンパンを3杯も一気飲み。その後、深夜3時ごろから25歳女性とホテルで共に過ごしたと伝えている。今年4月、新型コロナウイルスの感染が発覚した石田。退院後の5月、本誌の取材に対し「一時は死をも覚悟するほどだった」と回想した。生死をさまようなか、子供たちを思い出した石田は「あの子たちにほんのちょっとでもいいから、何か言葉を残したい」と考えていたという。また「お医者さんには、『あと2日遅かったら、年齢的にもかなり危なかった』と言われました。妻がそばにいたことを本当にありがたく思いましたね」とも話していた。石田は、そうして家族への思いや感謝を口にしたがーー。しかし本誌は5月末、彼が夜な夜な千鳥足で歩いているところを目撃している。新型コロナウイルスの快気祝いを終えた後、1人ふらついていた石田。道路の真ん中で立ち尽くし、車が来てとっさに避けるという一幕もあった。そして、今回のお持ち帰り報道。ネットでは夜遊びをやめない石田について、疑問視する声がこう上がっている。《前回あれだけ猛バッシング受けたのにまた移動。そして宴。呆れるけどそれ以上に女性とホテルとか手を繋いだとかこの記事理子さんや理子さんの両親や子供が目にしたらどう思うんだろ》《必死に治療した医療関係者はこれを見て何を思うのだろう。虚しい気持ちになるのではないか》《コロナはまだ全解明されていませんし、いつ収束するか不明です。罹ることがいけないのではなく、軽率な行動や言動が反感を買っているのを理解されなければ、今後も家族を守れないと思います》《石田純一すげえ堂々と夜遊びしてるな》
2020年08月04日夜11時過ぎ、都内の隠れ家的飲食店から一人、また一人と、熟年世代の男性たち数人がゆっくり出ていく。しばらくして、最後に現れたのは石田純一(66)だった。石田は4月14日に新型コロナウイルス感染と診断され、緊急入院。5月12日に退院し、本誌に電話で「一時は死をも覚悟するほどだった」と壮絶な闘病を告白。病室で長男・理汰郎くん(7)への遺言を用意したと明かしていた。そんな石田が、東京で緊急事態宣言が解除された5月末の週末、夜の街へ繰り出していたのだ。「あのお店は、看板すら出さない1人2万~3万円する完全紹介制の超高級ステーキ店です。コロナ禍の前は芸能人の常連客がよく訪れていました」(飲食業界関係者)石田の知人は、こう語る。「石田さんはその夜、同世代の仲間3~4人に招かれ、コロナの“快気祝い”をしていたそうです。お肉に合うワインやシャンパンも口にして、久しぶりの外食を堪能したようです」本誌は今年3月にも、石田の外食姿を報じている。深夜12時、都内の中華店で石田はギョーザとご飯を注文し、お供はウーロン茶。ワインに目がない彼が、その日はアルコール抜きだった。年初めに出演した健康番組では「余命8年」と宣告され、まだ幼い3人の子供たちのために断酒を決意していたはずだったが……。「妻の理子さんは『もうお酒は慎んで!』と何度も忠告していたと聞いています。石田さんも余命宣告を機に禁酒していたそうです。今回は“全快祝い”ということで、つい気の置けない仲間たちと祝杯を挙げてしまったのでしょうか……」(前出・飲食業界関係者)食事を終えた石田の一行はソーシャルディスタンスを保つかのように一人ずつ、帰っていった。最後に出てきた石田は、マスクなしでふらつくような千鳥足。突然、足を止めてはスマホで地図を確認し、また歩きだすといった動作を繰り返す。酔ったせいか、道に迷ってしまったらしい。道路の真ん中で立ち尽くし、車が来てとっさによける一幕も。なんとかタクシーを捕まえた石田は、乗り込んで帰宅の途に就いた。石田は退院後、本誌に神妙に、《お医者さんには、『あと2日遅かったら、年齢的にもかなり危なかった』と言われました。妻がそばにいたことを、本当にありがたく思いましたね》と語っていた。また愛妻や子供たちを心配させないように、お酒はもうこの日だけにしては……。「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月09日6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日2020年4月15日に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していることが判明した、俳優の石田純一さん。同月14日には肺炎の傾向があるとして入院した石田さんですが、同年5月12日に無事退院することができたそうです。翌13日、石田さんは「報道各社及び読者、視聴者の皆様へ」と題した手書きのメッセージをブログで公開しました。コロナウイルス感染の石田純一、退院を発表仕事で沖縄にいたところ身体のだるさを覚え、コロナウイルスの感染が発覚したという石田さん。今回の件について石田さんは謝罪し、治療に携わった医療従事者へ感謝の気持ちを述べました。この度 私 石田純一が新型コロナウィルスによる肺炎に罹患したことで多くの方々にご迷惑をおかけし、不快な思いにさせてしまったことを深くお詫び致します。大変申し訳ありませんでした。私は5月12日(火)に退院することが出来ました。適切な治療と温かい看護のお陰です。本当に、本当にありがとうございました。家に帰る私のこの第一歩は、世間的には取るに足らない小さな一歩でしかありません。しかし我が家にとっては、子供たちとまた人生を共にすることを許された大切な一歩です。そしてこうした無数の一歩がとてつもなく大きくなり、何らかの形で、近い将来このコロナ禍を鎮静させ克服することにつながっていくことを願わずにはいられません。新感染症とのたたかいは、今回限りではないでしょう。未知との奮闘はこのあと何度も続くと思われます。とはいえこの度のパンデミックに対し、叡智と共に不退転の勇気で立ち向かわれた方々の、献身と成果がすでに快挙です。尊敬と感謝で、我々の記憶に永くとどめおきたいと思います。社会においては相当厳しい状況がまだ続きますが、みんなで心を寄せ合い 協力し合って何とか乗り越えたい、と決意を新たにしています。今後ともよろしくお願い申し上げます。石田純一オフィシャルブログーより引用石田さんは自宅に戻り、愛する家族と共に生活するありがたみを実感したといいます。5月14日時点で、政府は39県で緊急事態宣言を解除する方針を明らかにしています。しかし、コロナウイルスが消滅したわけでも、治療薬ができたわけでもありません。石田さんがいうように、今後もコロナウイルスと人類の闘いは続いていくでしょう。決して油断はせず、支え合いながら困難に立ち向かう精神が必要なのだと考えさせられます。[文・構成/grape編集部]
2020年05月14日新型コロナウイルスに感染し入院していた俳優の石田純一が13日、自身のブログを更新し、12日に退院したこと報告した。石田は「報道各社 及び 読者、視聴者の皆様へ」と書き出し、「この度 私 石田純一が新型コロナウィルスによる肺炎に罹患したことで多くの方々にご迷惑をおかけし、不快な思いにさせてしまったことを深くお詫び致します。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。その上で、「私は5月12日に退院することが出来ました」と報告し、「適切な治療と温かい看護のお陰です。本当に、本当にありがとうございました」と感謝した。そして、「家に帰る私のこの第一歩は、世間的には取るに足らない小さな一歩でしかありません。しかし我が家にとっては、子供たちとまた人生を共にすることを許された大切な一歩です。そしてこうした無数の一歩がとてつもなく大きくなり、何らかの形で、近い将来このコロナ禍を鎮静させ克服することにつながっていくことを願わずにはいられません」とコメント。「新感染症とのたたかいは、今回限りではないでしょう。未知との奮闘はこのあと何度も続くと思われます。とはいえこの度のパンデミックに対し、叡智と共に不退転の勇気で立ち向かわれた方々の、献身と成果がすでに快挙です。尊敬と感謝で、我々の記憶に永くとどめおきたいと思います」とつづり、「社会においては相当厳しい状況がまだ続きますが、みんなで心を寄せ合い 協力し合って何とか乗り越えたい、と決意を新たにしています。今後ともよろしくお願い申し上げます」とメッセージを送った。
2020年05月13日4月15日、石田純一(66)が新型コロナウイルスに感染していたと発表された。所属事務所の発表によると、石田は10日に沖縄入り。午後7時半から10時まで自身の経営する飲食店で打ち合わせを行っていた。そして翌11日に仕事関係者とゴルフをしていたところ、プレー中に体のだるさを感じたという。12日は午後4時から6時半まで、飲食店で2度目の打ち合わせを行っていた石田。だがそれ以外は宿泊先のホテルで過ごし、13日に東京に戻ってきたという。そして翌14日に病院で診察を受けたところ、肺炎の傾向が認められ入院。PCR検査の結果、15日に陽性が確認されたのだ。そんななか、東尾自身も大変な状況に置かれている。この日、ブログで《仕事であるとはいえ飛行機に乗り都外へ出ようとする主人を説得、止めきれなかった事を深く後悔し、反省しております》と謝罪した東尾。現在は“濃厚接触者”として、3人の子どもたちと共に2週間の自宅待機を余儀なくされているという。「理子はもちろん、石田さんを心配しています。ただ子どもたちは長男の理汰郎くんが7歳で、長女の青葉ちゃんが4歳。次女のつむぎちゃんは2歳になったばかり。まだまだ手のかかる時期です。その世話をすべて、彼女がひとりでやっているので……。こまめに連絡を取りづらい状況になっています」(東尾の所属事務所関係者)感染拡大のリスクを考えると、周囲に助けを求めることもできない。外出すらできず、ひたすらワンオペ育児に追われ続けるのはかなりの負担だろう。そんななかでも石田のため、テレビ電話で励ましのメッセージを送っていたという。「理汰郎くんは幼いながらも、パパが危険な病気にかかってしまったことをなんとなくわかっているのでしょう。テレビ電話越しに『パパ、がんばって。病気に負けないで!』とエールを送っていたそうです。青葉ちゃんもパパを応援しようとして、絵を描いていました。そこに理汰郎くんが『パパへげんきになってねりたろうあおばつむぎ』と文字を書いてあげたみたいです。石田さんが集中治療室に入る寸前という報道もありましたが、16日時点ではそこまで悪化してはいないようでした。ただこの病気は急変するとも聞いていますし、油断せずに家族一丸となって支えていくつもりのようです」(前出・東尾の所属事務所関係者)「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月21日女優のすみれが20日、自身のインスタグラムを更新。父で俳優の石田純一が新型コロナウイルスに感染したことについて、心境をつづった。すみれは、石田との写真を添えて「たくさんのご心配や応援のメッセージをありがとうございます」と書き出し、「父がコロナに感染してしまったこと、驚きと不安、悲しみと心配でいっぱいです。今回のことで、私自身あらためて、新型コロナウィルスはすぐそこにいる、ということを深く実感しました」と記した。続けて、「今、コロナでつらい思いをしているみんなが絶対に元気になりますように。今は苦しくても、みんなが希望や笑顔を失うことなく、毎日を過ごせますように」と願い、「今、ウィルスと一生懸命戦ってくださっている、医療関係の皆さま、私たちの生活が困らないよう頑張ってくださっている、スーパーやドラッグストア、交通、宅配の皆さまなど、本当にありがとうございます。皆さまに心から感謝しています」と感謝。そして、「私もstayhomeしながら、今の自分にできることを考えて過ごしたいと思います。みんなで力を合わせて戦うことで、1日も早くウィルスに勝てる日が来ることを、そして、みんなの幸せな日々が戻ってくることを願っています」と結んだ。
2020年04月20日新型コロナウイルス感染を公表した俳優・石田純一の所属事務所は16日、石田の公式ブログを通じて、15日に発表した感染発覚までの経緯に誤りがあったことを報告し、追加も含めて改めて時系列を発表した。ブログでは「昨日お伝え致しました時系列に誤りがございましたので、追加も含め以下に訂正させていただきます。現在、入院中で石田と話す事が出来ないため、不明な点がございますが、入院するまでの1週間を分かる範囲でお伝えさせていただきます」とし、「このような大事な情報がきちんと聞き取り出来ておらず、誠に申し訳ございません」と謝罪した。訂正後の時系列は以下の通り。●4月7日(火)ラジオ収録とナレーション収録●4月8日(水)オフ日で終日自宅で過ごす●4月9日(木)文化放送にて生放送出演●4月10日(金)仕事のため沖縄へ19:30~22:00自身のお店にて打合せ●4月11日(土)ホテル内のレストランで朝食仕事関係者の方とゴルフへ行き、プレー中に身体がだるく感じる(TVのゴルフ番組とは関係ございません)その後、ホテル内のレストランで夕食●4月12日(日)ホテル内のレストランにて朝食その後、ホテルの部屋で休息16:00~18:30自身のお店にて打合せ●4月13日(月)ホテル内のレストランにて朝食その後、ホテル内の部屋で休息後に東京へ戻るなお、「4月11日以降は毎朝レストランへ入る前に検温しておりましたが、発熱や咳の症状はありませんでした」とのこと。また、「4月14日病院にて肺炎の傾向が見られたため入院となり、PCR検査を受けた結果、4月15日に陽性と確認されました」と伝え、「この度、ご迷惑をお掛けした関係者の皆様には、心よりお詫び申し上げます。今後は関係各所の指示の元、感染拡大防止に努めてまいります」としている。
2020年04月16日新型コロナウイルスに感染した俳優・石田純一の妻でプロゴルファーの東尾理子が16日、自身のブログを更新。仕事とはいえ、外出自粛要請の中、石田が沖縄に行ったことについて謝罪した。東尾は「私と子どもたちは自粛が始まってから、自分たちが感染予防をするだけでなく、保菌者である可能性を考えて行動してまいりましたが、全世界が感染防止に努力、我慢をしている中で、仕事であるとはいえ飛行機に乗り都外へ出ようとする主人を説得、止めきれなかった事を深く後悔し、反省しております」と記し、「沖縄の方々、移動で使用した交通機関の皆さま、大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。また、「私自身も4月7日に、自宅にて次女の誕生日祝いで両親を家に迎えております」と明かし、「万が一を考え換気をし、本当に短い時間立ち寄っただけでしたが、家族という事で気が緩み、自覚が非常に欠けておりました」と自身の行動についても反省した。そして、「濃厚接触者は、症状が出た後に接触した者となっておりますので、両親は濃厚接触者にはあたりませんが、主人がいつ感染したかはっきり分からない中、その時すでに保菌者であった可能性もあり、高齢の両親を巻き込むこととなった事に対しても深く反省の気持ちで受け止めております」とし、「重ね重ね、私共の行動で多大なるご迷惑、ご心配をおかけする事になり、心からお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を繰り返した。石田は今月10日、仕事のため沖縄へ行ったが、翌11日に身体がだるく感じ、13日に東京へ戻るまでホテルで休息。その間、発熱やせきの症状はなかったという。そして、14日に病院で肺炎の傾向が見られたため入院となり、PCR検査を受けた結果、15日に陽性と確認された。
2020年04月16日2020年4月15日、俳優でタレントの石田純一さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していることが判明。所属事務所が石田さんのブログで公表し、芸能界に衝撃が広がっています。妻の東尾理子が医療従事者に謝罪詳細によると、同月10日に仕事のため沖縄にいた石田さんは、翌日に身体のだるさを自覚え、13日に東京へ戻るまでホテルで休息をとっていたそうです。発熱や咳などコロナウイルスの特徴とされている症状はなかったものの、14日には肺炎の傾向があると病院で診断され入院。そして15日にPCR検査を受けた結果、陽性だと判明しました。妻の東尾理子さんは、陽性発覚と同日にブログを更新。「家族の1人が感染し大変ショックを受けております」と想いをつづり、関係各所に向けて謝罪の言葉を続けました。そして、自身と3人の子供たちの状態を伝えています。自粛要請が出て以降、最小限の外出に止め自宅で過ごしてまいりましたが、私も子供たちも濃厚接触者となりましたので、これから2週間は外出せず、自宅待機致します。現在、子供も私も症状は出ておりません。また、医師、保健所の指示で検査も受けておりません。東尾理子オフィシャルブログーより引用また、次のように医療従事者へ向けて謝罪の言葉もつづりました。家に残る家族は、体調管理と健康観察を日々行いながら、主人が1日も早く回復するよう、頑張ってくれる事を祈っております。最前線で検査や治療に携わって下さっている医療関係者の方々に、更なるご負担をおかけしている事を大変申し訳なく思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。重ねまして、ご心配とご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございません。東尾理子オフィシャルブログーより引用なお、石田さんは軽症だとのこと。ネット上には、「また芸能人が感染してしまった」「お子さんたちが感染しないか心配」などの声が相次ぎました。志村けんさんがコロナウイルスで亡くなってから芸能界でも感染防止の意識が高まっている中、それでも止められない現状に改めて感染症の脅威を感じさせられます。石田さんの1日も早い回復を、家族はもちろん、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2020年04月16日俳優の石田純一(66)が、新型コロナウイルスに感染したことが15日、明らかになった。同日、オフィシャルブログで所属事務所が発表した。石田は今月10日、仕事のため沖縄へ行ったが、翌11日に身体がだるく感じ、13日に東京へ戻るまでホテルで休息。その間、発熱やせきの症状はなかったという。そして、14日に病院で肺炎の傾向が見られたため入院となり、PCR検査を受けた結果、15日に陽性と確認された。所属事務所は「この度、ご迷惑をお掛けした関係者の皆様には、心よりお詫び申し上げます。今後は関係各所の指示の元、感染拡大防止に努めてまいります」とコメントしている。
2020年04月15日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日真冬の深夜でも、彼は靴下をはいていなかった。2月中旬の深夜12時、都内の中華店に1人で入って行った石田純一(66)のことだ。「石田さんはギョーザとご飯、ウーロン茶を注文していました。食べ終わるとまたメニューを見ていたので、追加注文するのかと思ったら、そのまま出ていきました」(居合わせた客)約1,000円の“おひとりさま”夕食を楽しんだ石田だが、お酒、特にワインに目がない彼には珍しく、この日はアルコール抜きだった。「石田さんは昨年5月、酔っ払ってガラスに頭から突っ込み、額を3針縫う大ケガをしています。記憶もなくしていたそうで、一緒にいた藤井フミヤさん(57)の介抱もあり、大事には至りませんでしたが、奥さんの理子さんは頭を悩ませていたといいます」(テレビ局関係者)昨年8月にも、妻・東尾理子(44)は夫・石田の酔った末の珍行動をブログで暴露している。《うちの野獣(夜中に酔っ払って帰ってきた主人)は、キッチンに行き、夜食を食べてしまうのが癖》とつづり、酔態の石田が、バターやそうめんの箱を反対側から開けてしまい、パッケージがボロボロになっている写真も載せていた。そんな石田に、決定的な“宣告”が――。今年1月6日放送の『名医のTHE太鼓判!SP』(TBS系)に出演した石田は、人間ドックを受けた結果、「余命8年」と伝えられたのだ。一瞬、言葉を失ってから「10年ないんですか……」と呆然。「番組の検査結果で、肝臓と血管、脳に異常が見つかり、医師は『原因はアルコール』と断じて禁酒を勧告。石田さんも厳粛な面持ちで『いずれ、(酒を)やめようと思っています……』と神妙な顔で語っていました」(番組関係者)石田と妻・理子の間には、1男2女の3人の子供がいる。「末っ子の次女はまだ1歳。現在66歳の石田さんは、次女の将来のためにも“まだまだ働きたい”と願っています。理子さんも『もうお酒は慎んで』と何度も忠告していました。石田さんは余命宣告を機に家族のために禁酒を決意したそうです」(前出・テレビ局関係者)石田が次女の成人式を祝えるよう、酒断ちで余命が延びることを願うばかりだ――。「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月06日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が16日、オフィシャルブログを更新し、相方・井上裕介の熱愛報道に言及した。この日『NEWSポストセブン』により、NON STYLE・井上裕介と「桐谷美玲似美女」の交際が報じられた。石田は「デート報道?」と題し、同記事の配信先・Yahoo!ニュースの見出しを引用し、「めでたいことじゃないですか」「もう40歳手前ですからね」と相方の熱愛を祝福。さらに、「これが本当なら早急に『彼女ほしい』とかいうネタを作りかえねばですね」「いやー、めでたいわ。ほんとなら」と漫才の内容を変更することも覚悟しているようで、記事中の写真に触れ、「彼がかぶってる帽子のようにGOOD LIFEが続けばいいですね」とつづっている。2012年に一般女性と結婚し、2017年8月に双子の女児が誕生した石田。今年の「第9回イクメンオブザイヤー2019」で表彰され、授賞式後の囲み取材で相方の恋愛事情について聞かれると、「結婚したいとは言ってますよ。僕が子供の動画とかをついつい楽屋で見ちゃうじゃないですか。ホンマに悔しそうに楽屋から出ていく」と笑いを誘い、「井上のことはあまり知らないので。興味はあるんですよ? でも、昔からあいつ秘密主義なんです。もしかしたらいるんじゃないですか」とコメントしていた。
2019年11月16日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日「最低、最悪やろ!」と目を吊り上げ怒号を響かせながら登場するファーストシーン。そこに映る井上真央の姿は、これまで観たことのないようなパンチの効いた迫力だった。映画『焼肉ドラゴン』で井上さんが演じた梨花は、昭和45年、万博で盛り上がる大阪の片隅で、強く明るく逞しく生きる女性だ。「ここまで攻撃的な役ははじめて」と語った井上さんに、作品への思いや、女優としてのスタンスなどを聞いた。■超攻撃的キャラを好演!井上さんが「攻撃的」と表現したように、劇中、彼女が演じる梨花は、多くのシーンで、夫となる男性・哲男(大泉洋)に容赦ない罵声を浴びせ、感情を爆発させる。「私はこれまでどちらかというと、受け身の女性を演じることが多かったので、攻撃的な役は楽しみだなという思いはありつつも、監督は、現場で面白いと感じたアイデアをどんどん足していくので、慣れない関西弁という事もあり緊張の連続でした」と撮影をふり返る。確かに、これまでの井上さんの役柄は、思いを内に秘めながら生きていくような女性が多く、本作のように感情を暴発させるようなキャラクターは新鮮だ。「怒ったり怒鳴ったりするシーンは、現場に入るまではどこまでやって良いのか分からなかったんです。でもお母さん(イ・ジョンウン)のお芝居を見て『梨花にも同じ血が流れているんだ』と思えました」。この井上さんの言葉通り、本作では、腹の底から響き渡るような井上さんの“怒号”が炸裂する。しかし、こうした「攻撃性」の裏には「秘めた深い愛情」も内在していると井上さんは梨花という女性を解釈する。「相手への愛が深いけど、うまく気持ちを伝えられない。そんな梨花のいじらしい部分もみてほしいです」。■作品選びへのこだわりはない井上さんにとっては実写映画への出演は、2014年公開の『白ゆき姫殺人事件』以来となる。「特にドラマと映画で、自分自身、なにかを変えるわけではないのですが、映画はすごく時間をかけて撮るものなので、気持ちの部分で少し違いはあります。映画はワンシーンを何日もかけて撮影したりするので、贅沢だなと思いますね。本作もそうですが、みんなで話し合ってシーンを作り上げていく空間にいられるのは幸せだなと感じます」。これまで映画はもちろん、大河ドラマ、連続テレビ小説など数々の作品で主演を務めてきた井上さんだが、「出演作品へのこだわりはないんです。昔から、そのときのタイミングやご縁でやらせていただいて、今に繋がっていると思います。その意味では、これまでとても素敵な出会いに恵まれているなと感じています。」と周囲へ感謝する。■直感を大切にしていきたいそんななか出会った本作も、井上さんにとってはとても素敵な縁になったという。「鄭さんの初監督作品に参加できたことは光栄でした。いままで演じた事がないような役で監督の現場に身を置く事が出来たのは、緊張感もありましたが嬉しかったです」。脚本を読んだ段階から「この作品は面白くなりそう」と井上さんは感じていたという。「昔からマイペースで慎重な所はあったのですが、今回この作品に飛び込めたのは良かったです。これからもそうゆう直感みたいなものは大切にしていきたいです」。また、劇中「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる」というセリフがある。井上さんは「私もですが、人って辛いことや大変なことに目を向けがちですよね。でも『ありがたいな』とか『幸せだな』ということに気づけた方が、人生は楽しいと思うんです。だからこそ、この作品は多くの方に響くと思います」。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:焼肉ドラゴン 2018年6月22日より全国にて公開© 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
2018年06月20日女優の戸田恵子がパーソナリティを務める3日放送のニッポン放送『三菱電機プレゼンツ 戸田恵子 オトナクオリティ』(毎週日曜 14:00~)にて、先月に亡くなった歌手の西城秀樹さんとの思い出を語った。西城秀樹さん西城さんとは付き合いが長いという戸田。自身の舞台『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』と重なったため、通夜や葬儀には出席できなかったが、西城さんの自宅を訪れて最後の別れを惜しんだことを明かした。その時の様子を「こんな言い方、不謹慎かもしれないけど、秀樹さんの顔がすごくきれいだったんです」と振り返る。また西城さんと戸田が知り合ったのは、まだ戸田が「あゆ朱美」名義で歌手活動をしていた頃。ちょうど当時所属していた事務所の社長が亡くなり落ち込んでいた戸田を見かねて、西城さんは声を掛け、「元気出してね」と話してくれたという。以降は家を訪れるなど、交流が深くなり、戸田の元夫・井上純一も交えて一緒に海外にも行く仲に。戸田は「秀樹さんは兄貴分というか親分肌。直接の知り合いでもないのに、私たちの友達でも仲良くしてくれた」とその人柄を明かす。またその後も、戸田は「西城さんに子供ができたときはアンパンマンの話を聞かせてさしあげたりとか、トークショーに呼んでいただいたりとか、その後も色んなことがありました」など、西城さんとの様々なエピソードを話していた。
2018年06月04日スタジオジブリ映画『耳をすませば』の背景美術で知られる画家・井上直久の個展「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」が、阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーにて、5月30日から6月4日まで開催される。制作参加作品『耳をすませば』(スタジオジブリ) ©1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH1995年、映画『耳をすませば』の背景美術制作を皮切りに、2006年に宮崎駿が監督を務め、三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない短編映画『星をかった日』への原作提供など、様々な形でスタジオジブリとのコラボレーションや協力を行ってきた井上直久。井上が制作していた「イバラード」が、『耳をすませば』の主人公、月島雫が生み出す空想物語の世界の元にもなっている。『イバラード 人形師の店 2018May』15変形「イバラード」とは、架空の幻想世界ではなく、今も目の前に広がる現実世界。日常の傍らにある当たり前の景色を「イバラード」と呼ぶことで、周りのすべてのものがキラキラと光りだし、この世は驚きと喜びに満ちていることに気付かされる。空の色や風の音、いつもの帰り道、何気ない日常に隠れている素敵なものがあふれ出し、そこに奇跡を見ることが出来る。すべての人にある、あたたかく懐かしい景色を井上の作品は感じさせてくれる。本展では、心の景色「イバラード」を描き続け、古希を迎えた井上の画業50年の歩みを辿る。会場では、秘蔵の初期作をはじめ、立体・陶彫、スケッチや映画『耳をすませば』などの関連作品、未発表作品から最新の大作に至るまで一堂に展示する。『古き良き友』60P また、井上の発想を育んだ茨木市も記念すべき市制施行70周年となり、福岡洋一茨木市長が記念事業として応援に来場。会期初日となる5月30日の10時からは、スペシャルイベント「福岡洋一茨木市長×井上直久 トークショー」が開催され、「イバラード」の世界観や茨木市の魅力について語る。なお、参加無料、予約不要。【展覧会情報】ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展会期:5月30日~6月4日会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー住所:大阪府大阪市北区角田町8-7時間:10:00〜20:00(最終日は18時閉場)料金:無料
2018年05月28日4月13日、石田純一(64)の妻・東尾理子(42)が自身のブログで次女の名前を明らかにした。名前は「つむぎ」。東尾にとって、第3子となる女の子だ。東尾は11年6月にブログで「TGP生活」と題し、妊娠のための治療を開始。治療のすえ12年11月に長男・理汰郎くん(5)、16年3月に長女・青葉ちゃん(2)を出産した。 そして「第3子の妊娠確率は5%」といわれるなか、東尾はつむぎちゃんを妊娠。4月7日に無事に出産し、9日にブログで出産報告を行っていた。そんな“奇跡の出産”について、本誌は夫の石田にインタビュー!3月のトークショーでは、提案した赤ちゃんの名前をことごとく東尾に却下されたと語っていた石田。苦笑しながら本誌にこう語る。 「昔の女子プロゴルファーで、グレナ・コレットという選手がいたんですよ。生涯無敵だったのに、人間らしくてかわいい人だったんです。今回は妊娠する可能性が低くて、出産も妻の年齢的に心配でした。そういう意味では産まれてくること自体に運命というか勝負強さみたいなものも感じるので、グレナがいいなと思ったんです。でも妻に『石田グレナはダメ?』と聞いたら、一蹴されちゃいました(笑)」 妻の高齢出産を心配していたという石田だが、彼自身も現在64歳。つむぎちゃんが成人を迎えるころには、なんと84歳になってしまう。これまでもたびたびそうした“老後”の質問に答える姿が報じられてきたが、石田家ではある“事件”が起きていたという。 「先日、長男の理汰郎と2人で寝ていたときのことです。ふだんはぐっすり眠ったままなのに、夜10時ぐらいになって突然目を開けたんです。『どうしたの?』と聞いたら、あの子が『ねえねえ。僕が小学生になったら、パパ死んじゃうの?』と言い出して。誰かに、僕の年齢のことを言われたのかもしれませんね。だから僕は『パパは、まだ死なないよ』と言ってあげました。ただその後に『でも、どうなるかなんてわからないよね。だから、悔いのないように生きているんだよ』って。そんな話をしました」 そんな理汰郎くんの言葉を受け、石田はさらにパパの決意を新たにしたようだ。 「責任もありますからね。元気で体が動くようにしていたいですね。仕事も4月からテレビ東京で『石田純一のサンデーゴルフ』という番組を持つことになりました。つむぎも無事に生まれてきてくれましたし、ますます死ねないなと思っていますね」
2018年04月18日俳優・石田純一(64)の妻でプロゴルファーの東尾理子(42)が9日、自身のブログを更新し、第3子となる次女を出産したことを報告した。石田純一&東尾理子夫妻東尾は「新しい家族が増えました」と題して更新し、「この度、第三子となります次女を無事出産致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「妊娠期間中も温かく見守り、励まして下さった皆様、本当にありがとうございました。医療の力で大切な命を授かる事が出来た事、母子ともに元気で出産を終えられた事に心から感謝の気持で一杯です」と感謝の思いをつづった。続けて、「主人にとっては子供と孫が同じ学年となる予定の5人目の子供であり、兄弟姉妹、孫、叔父、叔母、なんとも頭を使う家族構成にはなりますが、これからも家族みんなで協力し、支え合い、愛に満ち溢れる日々を過ごせたらと思います」と記し、「これからもどうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。東尾と石田は2009年12月12日に結婚し、12年11月に長男の理汰郎くん、16年3月に長女の青葉ちゃんが誕生。ブログでは、理汰郎くん、青葉ちゃん、そして次女との3ショットを公開している。また、石田は最初の妻との間に俳優のいしだ壱成、前妻の女優・松原千明との間にタレントのすみれがおり、壱成は24歳年下の女優・飯村貴子との再々婚を発表したばかり。さらに、飯村が第1子を妊娠していることも明かした。
2018年04月10日親の心子知らず。ということわざはありますが、まさにこの親子の状態を指すのでしょう。 昭和のミスターモテ男・石田純一さん(64)が60歳を過ぎ、まさか自分の子どもの恋愛事情で頭を悩ますなんて一体誰が予想したものか。百戦錬磨の男が眉をひそめ「人前でイチャイチャするのはよしなさい」と言うなんて、おかしいモンです。 普通の親子に筆者はよく「子の恋愛に親が口出ししても意味はない(正論でも子どもの成長にならないから、言わないほうがいい)」と言うのですが、“甘えん坊おっさん”のいしだ壱成さん(43)には、いっそ愛の鉄拳を喰らわせたほうがいいとすら思う。そのくらい、そろそろノロケ具合がキモいのだ! でも人間は誰しも、自分がキモくても大切な1人が全力で受け止めてくれるなら「じゃあいいや」と思えてしまうもの。ということは、逆の発想で対処すればコトは簡単。壱成さんをありのまま受け止めるのがたった1人という状況をなくせばいいのです。 つまり純一さんは両手を広げ、壱成さんを強くハグ!「壱成、世界でいちばん愛してるよ!君のすべてを今も大切に思っている!生まれてきてくれて、ありがとう」と抱きしめれば、あら不思議。今までは彼女しか理解者がいないと思っていた“孤独感”が、癒えてくるではありませんか! 今の壱成さんは、いわば日本全国から批判される“芸能界のロミオとジュリエット”。彼女より身近な人が全力で肯定という愛を注げば、反発は解けていくものです。 3月はいちばん別れが多い季節といわれていますが、今も芸能界は不倫や離婚など盛りだくさん。実は芸能界で起きることは恋愛に限らず、世間の流れを先取りしていることがあります。たとえば今や当たり前になったデキ婚は芸能界で起き、そこから認知されていったように思います。 また今いちばん気になるのは、やはりシニア世代の結婚や不倫。そして離婚です。最近は50代以降に結婚したり、逆に老い先長くないのに離婚したり。先日もビートたけしさん(71)が愛人疑惑の方と事務所独立で話題を呼んでいましたが、70歳から自分らしい人生を探すなんてひと昔前ならなかった行動です。 人間はいくつになっても「幸せ」という最善を求め、そのときに必要なパートナーを探すもの。そして見つけたら可能な限り、何歳でもいっしょになる。一見すると自由で寛容な世の中に思えますが、果たしてそうでしょうか。 そのときどきで最良のパートナーを求める時代は、実はそれだけ一人ひとりの心の繋がりが希薄になっていることの裏返しのような気がして寂しさを覚えます。 人生100年時代。あなたは残りの人生、どんな人に愛を注いでいきたいですか?周りの目を気にせず、走りきりたい。そう思う人は心のどこかで、壱成さんのような“自分100%の恋愛”を、恥ずかしさとうらやましさの混じった心で批判するのかもしれません。 感情は本音の裏返し。そう思うと恋愛って本当に、面白いものですね!
2018年03月27日