ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日中村獅童、上田竜也、前田敦子らが出演する舞台『青い瞳』の製作発表が8月28日、都内にて行われた。ひと筋縄ではいかない人間の心理を繊細に描き、次世代に多くの影響を与えている劇作家、岩松了の新作。戦場から帰還した青年を主人公に、戦争の意味を観客に問いかける作品になる。舞台『青い瞳』チケット情報“帰還兵”をテーマにしたことについて、岩松は次のように語る。「戦争というものは、みんなが悪いことだとわかっていながらなぜ終わることがないんだろうというのが、自分の中で問題だった。そのことをずっと考えていくと、帰還兵というものが戦争の問題をかぶってしまう後遺症のような存在であり、非常に大きなドラマになりうるなと思った。例えば家庭では母親が絶対的な存在だったのに、戦場に行くとそれが絶対ではなくなるという価値観に変わっていく。戦争云々は契機であって、人が何らかの状況になった時に価値ががらっと変わってしまう、何か構築された世界が崩れて、それが本人の苦悩になっていく。それは普遍性のある問題ではないか」。作品のテーマとともに「ずっと前からこういう話をやりたいと思っていた」と話し、熱い意気込みを語った。その物語の中で、主人公の帰還兵ツトムを演じるのが中村獅童。岩松とは2008年の『羊と兵隊』以来のタッグとなる。「尊敬し、大好きな岩松さんとまたご一緒させていただくことが非常に嬉しい」と話し、「前回は岩松ワールドに飛び込んで、自分の知らない世界を勉強しようという気持ちが強かった。岩松さんは「岩松さんの書いたセリフを言えることが嬉しい」という気持ちにさせてくださる作家さん。今回もとても楽しみ」と出演を喜ぶ。出演に勝村政信、伊藤蘭ら岩松作品の常連が顔を揃える中、初参加するのが上田竜也と前田敦子。上田は「岩松さんの何気ないセリフがとても大好きなんです。さりげなく言った言葉がとても自分の心に刺さったりする」と岩松作品の印象を語る。また舞台出演2本目となる前田は「昨年初めてシアターコクーンで舞台デビューをさせていただいた。また同じ場所に帰ってこれて嬉しいです。岩松さんの作品は、とてもその世界観にひきこまれる。いつも観ていて「うらやましいな」と思っていた世界」と、参加を楽しみにしている様子。前田は獅童扮するツトムの妹ミチル役。獅童も「自分はひとりっ子なので、こんなにかわいい妹がいて嬉しい」と話していた。公演は11月1日(日)から26日(木)まで東京・シアターコクーン にて上演。チケットの一般発売は9月12日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではチケットの電話先行抽選を特別番号0570-02-9547にて、9月1日(火)11:00まで受付中。
2015年08月31日昭和の人気人形劇を初めて舞台化する『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が12月、井上芳雄、安蘭けいの出演で上演される。原作は1964年から69年の5年間、NHK人形劇シリーズとして放送され、個性的な登場人物、奇想天外な物語で人気を博した大ヒット作。故井上ひさしが脚本に携わったことでも知られている。舞台版の脚本は宮沢章夫と山本健介が書き下ろし。演出と美術を串田和美が手がける。ギャングのマシンガン・ダンディ役に井上芳雄、こどもたちを率いるサンデー先生役に安蘭けい。そのほか、山下リオ(博士役)、小松和重(テケ役)、山田真歩(プリン役)、内田紳一郎(ダンプ役)、小松政夫(トラヒゲ役)、白石加代子(ドン・ガバチョ役)らが出演する。公演決定にあたり串田は「『ひょっこりひょうたん島』はひょっこり現れて、ひょっこり消えていったような気がする。それがみんなの心に残っている。観なかった人たちの心にも。まだ生まれていなかった人たちの心にも。それは気づかぬうちにそっと、しかし、したたかに成長しているような気もする。再会するのが楽しみな、成長する記憶のような舞台をつくってみたい。それは飛びっきり楽しく、飛びっきり贅沢な芝居の姿になるだろう」とコメントを寄せている。公演は12月15日(火)から28日(月)、2016年2月3日(水)から11日(木・祝)まで、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。12月公演のチケット一般発売は9月26日(土)より。
2015年07月08日伊藤英明が人気コミックを実写映画化する『テラフォーマーズ』で主人公の小町小吉役を演じることが明らかになった。伊藤は「この映画がどこまで世界に通用するか楽しみ」とコメント。原作者の貴家悠は、「間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化………やれます!!」と期待を寄せている。その他の画像『テラフォーマーズ』(作・貴家悠、画・橘賢一)は、週刊ヤングジャンプで連載中のSFアクション・コミックス。火星を舞台にゴキブリが進化した生物=テラフォーマーと人類の戦いを描く。原作コミックスは、現在12巻まで刊行されており、累計発行部数は1100万部を突破。“このマンガがすごい!2013”オトコ編で1位を獲得している。伊藤は「最初は“火星に行く”という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池(崇史)さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました」と言い、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」とコメント。伊藤とは『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女 -クイメ-』などでタッグを組んできた三池監督は、「逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と語り、原作者の橘賢一も「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!」とコメントを寄せている。本作の脚本は、劇団☆新感線の中島かずきが手がけ、ストーリー設定やキャストなどは順次発表される。撮影は5月中旬より開始され、アイスランドなどで撮影が行われる。『テラフォーマーズ』2016年公開
2015年05月01日フェンディ(FENDI)のアイコニックバッグ「ミニ ピーカブー」 にオーキッド(胡蝶蘭)をあしらった新作(42万6,000円/H18×W23×D12cm)が登場。ホワイト、ブルー、レッドの刺繍で描かれたのは、14-15AWコレクションのランウェイよりフェンディの新たなシグネチャーとなったオーキッド。ブラックの上質でシックなナッパレザーに遊び心のあるグラフィカルが光る。今シーズンの胡蝶蘭は、ドイツ北東部サンスーシ宮殿の温室に収蔵されている1880年の資料に収められていた、絶滅した品種。カール・ラガーフェルドは、現代には存在しない花をグラフィックとして蘇らせた。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年04月27日アイドルグループ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と、女優の蘭寿とむが主演を務める舞台『TAKE FIVE』が5月13日(水)より東京・赤坂 ACT シアターで上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】同作は2013年にTBSで放送されたドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』の舞台版。同ドラマは大学教授、警察官、警備員などの表の顔を持った泥棒軍団が活躍するアクション作品として人気を博した。初の続編となる舞台版では、ドラマの爽快かつ派手なアクションをそのままに、映像を効果的に使い、“演劇”と“映像”を融合した新たなエンターテインメント作品にしあげているとのこと。舞台版の主人公はドラマ版で唐沢寿明が演じた帆村正義の子孫・帆村 守。そのほか魅惑的な女泥棒、ブルー・バタフライなど個性豊かな舞台版オリジナルキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。同作について、帆村 守を演じる藤ヶ谷は「経験豊富な共演者、スタッフの皆さんに混ぜて頂きながら、日々刺激をもらいチーム一丸となっています。ドラマの『TAKE FIVE』を見ていましたが、絡まる人間模様、そして心理戦にすごく高揚したのを今でも思い出します。今回はLEDを多数使って映像とのリンクがあります。すごい迫力になるはずだと今からとても楽しみにしています。今までにない共演者さんとの絡みもたくさんあります。新しい愛のある泥棒達、そして、新しい『TAKE FIVE』を楽しみに待っていてください」とコメント。またブルー・バタフライを演じる蘭寿とむは「ドラマ『TAKE FIVE』の世界を未来に広げて、新しく展開する舞台版『TAKE FIVE』が生まれます!出演させていただける喜びを感じています。女泥棒ブルー・バタフライを、格好良く、大人可愛くセクシーに演じられたらと思っています。楽しくて、愛の残るステージをどうぞお楽しみに!!」と意気込みを語っている。舞台『TAKE FIVE』は5月13日(水)から21日(木)まで東京・赤坂 ACT シアター、28日(木)から31日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京・大阪公演ともに、チケットぴあにて4月18日(土)昼12時から4月22日(水)午後11時59分まで2次電話先行抽選のエントリーを受付中。受付電話番号は東京公演が0570-02-9518、大阪公演が0570-02-9967。抽選結果は4月25日(土)昼12時から28日(火)午後6時まで同電話番号にて確認可能。
2015年04月13日英ARM社は2月17日、IoT向けセキュリティソフトウェア企業の蘭Offsparkを買収すると発表した。Offsparkは、IoT向けの組み込み型トランスポートレイヤセキュリティ(TLS)ソリューション「PolarSSL」を開発する。PolarSSLは、センサーモジュール、通信モジュール、スマートフォンなどのデバイスに採用されている。ARMは、ARM mbedプラットフォームにおいて、PolarSSLを通信セキュリティ/ソフトウェア暗号化戦略の中心として統合。PolarSSLのブランド名を「ARM mbed TLS」と改名する。技術はオープンソースで提供し、開発者が商業目的で利用できる。ARM mbed TLSは、スタンドアロンまたはmbed OSの一部として、組み込みデバイスに最適化した最新のTLS/DTLSサポートを提供するほか、mbed OSのCryptoboxと併用したよりセキュアな環境を提供する。また、組み込みデバイスだけにターゲットを絞らず、非組み込みデバイスに対応する機能も拡張していく方針だ。ARMは、Apache 2.0ライセンス下でmbed TLS、Threadなどの主要技術を含むmbed OSを2015年後半にリリースする。mbed TLS 1.3.10は、すでにGPL下で既存のPolarSSLユーザにpolarssl.orgを通じて公開されている。
2015年02月18日最もジュエリーが似合う著名人に贈られる「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式 が1月22日、都内で行われ、橋本環奈、桐谷美玲らが受賞した。橋本は歴代最年少15歳での受賞となった。同賞は「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を世代別と男性部門で選び、表彰するもの。26回目となった今回は、橋本環奈(10代)、桐谷美玲(20代)、深田恭子(30代)、宮沢りえ(40代)、片平なぎさ(50代)、伊藤蘭(60代以上)、哀川翔(男性)の7人が受賞した。また、特別賞女性部門は歌手のMay J.、特別賞男性部門はプロフィギュアスケーターの高橋大輔が選ばれた。橋本は「まだ15歳なので本格的な宝飾品を身に付けることはありませんが、ジュエリーは憧れの対象でした。こんな華やかな場所で、初めてのジュエリーを身に付けることが出来て本当に嬉しい」と笑顔。桐谷は「母のジュエリーに憧れて、子供の頃はビーズをつなげて指輪 やネックレスを作っていました。ジュエリーが似合う大人の女性になれるように、もっともっと努力していきたい」と語った。2001年の10代に続き2度目の受賞となった深田は「より一層輝いていくことが出来るように、30代を歩んでいきたい」。宮沢は「役者はジュエリーのようなもの。人に見つけてもらい、監督に研磨されることで輝くことが出来る。これからも出会いを大切にしていきたい」と話した。また、哀川は「数年前からもらいたいと思っていた。図々しいですか」。高橋は「女性にジュエリーをプレゼントしたことはありません」と明かすと共に、「次は男性部門で受賞出来るように精進したい」と語り会場を沸かせた。
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。各世代別に“最もジュエリーが似合う著名人”を表彰する同賞。<特別賞男性部門>には、元フィギアスケート選手の高橋大輔が輝いた。日本人男子として初めてフィギアスケート日本人男子初のオリンピック・メダリスト(※2010年のバンクーバーオリンピック・男子シングル銅メダル)である高橋さんだが、昨年の4月、1年間の競技生活の休養を発表し、同年10月に惜しまれながら現役を引退した。この日、女優やアイドルといった華やかな受賞者たちとともに同じステージに立った高橋さんは「毎年、毎年、どなたが受賞されるんだろうかと思って楽しみにしていたので、まさか僕が受賞するなんて思ってもみなくて、今ここで喋っていても実感がないというか…本当に僕が受賞したのかなと…」と試合とは全く異なる雰囲気に大緊張の様子。話だしておよそ1分ーー「何を喋ろうかなとずっと考えていたのですが、ここに立った途端すべて吹っ飛んでしまいました…(笑)」と緊張がピークを迎え、楽しくなってきた様子。「最初で最後かもしれないので、好きなように喋らせて頂ければと思います!」と、さすがは世界の舞台を踏んだ男の肝の太さ見せた。さらに「ジュエリーにどういう思い出があったかなと考えてみて、ジュエリーって女性にあげるものだとずっと思っていたんですね。ただ、よくよく考えたらですね…まだ一度たりともあげたことがないんです(苦笑)。次、新しく、この人といたいという女性と出逢った際にはジュエリーをプレゼントできるように頑張りたいです」と突然のカミングアウトに観客たちは「えぇ~!!」と驚きの声を上げた。また、引退後のこれからについては「今年は次なるステップに向かう年。今回は哀川翔さん(男性部門)という素敵な男性が受賞されているのを間近で見れたので、今度は“あの座”を狙えるように、ここから次の目標に向かって輝いていければ」と胸の内を明かすと、会場は大歓声に包まれた。高橋さんのほか今年は、「Rev. from DVL」の橋本環奈(10代部門)、桐谷美玲(20代部門)、深田恭子(30代部門)、宮沢りえ(40代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から“輝く”美女たちが受賞。さらに、『アナと雪の女王』の日本語版エンドソングを歌い注目を集めたMay J.(特別賞女性部門)がゲストとして登壇した。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。各世代別に“最もジュエリーが似合う著名人”を表彰する同賞。<40代部門>では、昨年、7年ぶりに映画主演作となった『紙の月』が、第27回東京国際映画祭において「最優秀女優賞」と「観客賞」を受賞したのを始め、現在、国内の数多くの賞レースでもその名が挙げられている、宮沢りえが受賞した。この日、受賞者には数多くの高級ジュエリーが送られたが、宮沢さんはスピーチの第一声で「一度にこんなにご褒美をもらっちゃっていいのかな」と嬉しそうに頬を緩めた。また、自らジュエリーのデザインをしているという宮沢さん。「素晴らしい石に出逢った時、その石がどんな山から発見されて、どんな人に研磨されて、輝くのだろうと想像するだけで楽しいですし、感動します」。さらに、それらの石を自身と重ね、「私(女優)の仕事も同じだなって思っています。たくさんの役者さんの中から発見してくださる人がいて、作品を通して監督に研磨されて、私という人間が輝けるんだなって。だから、これからも出会いを大事にしていきたいと思っています」と独自の女優哲学を明かしていた。宮沢さんのほか今年は、「Rev. from DVL」の橋本環奈(10代部門)、桐谷美玲(20代部門)、深田恭子(30代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から“輝く”美女たちが受賞。さらに、『アナと雪の女王』の日本語版エンドソングを歌い注目を集めたMay J.(特別賞女性部門)、哀川翔(男性部門)、元フィギアスケート選手の高橋大輔(特別賞男性部門)がゲストとして登壇した。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。各世代別に“最もジュエリーが似合う著名人”を表彰する同賞。<30代部門>では、“深キョン”こと深田恭子が受賞。2001年の<10代部門>での受賞に続き、2度目の受賞となった。現在、32歳の深田さん。中学2年の時に第21回ホリプロスカウトキャラバン(’96)で「グランプリ」を受賞して芸能界入り。金城武とのドラマ「神様、もう少しだけ」(’98)やNHK大河ドラマ「平清盛」(’12)、北野武監督作『Dolls』(’02)、“ドロンジョ様”のセクシーコスチュームが話題となった映画『ヤッターマン』(’09)など多岐にわたる活躍を見せてきた。今年の2月より始まる亀梨和也との夜メロドラマ「セカンド・ラブ」も控えている。この日、スピーチの場に立った深田さんは「10代の頃とはまた違った気持ちでこの賞を受け止めております」と挨拶。「あの頃は不安でいっぱいでした。周りの方たちが選んだ衣装やアクセサリーを身につけていました。しかし、今はひとりの大人の女性として自分で選んだジュエリーを自分らしく身につけながら、30代をより一層輝かしいものにできたらと思います」とその胸の内を語っていた。深田さんのほか今年は、「Rev. from DVL」の橋本環奈(10代部門)、桐谷美玲(20代部門)、宮沢りえ(40代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から“輝く”美女たちが受賞。さらに、『アナと雪の女王』の日本語版エンドソングを歌い注目を集めたMay J.(特別賞女性部門)、哀川翔(男性部門)、元フィギアスケート選手の高橋大輔(特別賞男性部門)がゲストとして登壇した。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。各世代別に“最もジュエリーが似合う著名人”を表彰する同賞。<20代部門>では、映画サイト「TC Candler」による「世界で最も美しい顔100人」で、日本人女性としては最高位の8位に選出された桐谷美玲が受賞。2006年にファッション誌「Seventeen」で専属モデルとなり、現在は「non-no」専属モデルとして女性たちからの人気を得てきた桐谷さん。しかし、元々は“千葉のNo,1美少女”としてスカウトされ、映画『春の居場所』で2005年に芸能界デビューしたのがきっかけだ。その女優業も昨年は順風満帆。大河ドラマ「軍師官兵衛」を始め、映画では『チームバチスタFINAL ケルベロスの肖像』や『女子ーズ』など様々な役どころで活躍を見せた。この日、スピーチの場に立った桐谷さんは「仕事を初めて今年で10年目の年になりました」と節目の年であると語り、会場は温かい拍手に包まれた。また、ジュエリーに関しての思い出も明かした。「私にとってジュエリーは一番身近で見守っていえくれるお守りのような存在であり、また気分を高めてくれる魔法のような存在だなって思います。私が初めてご褒美として買ったリングがあるんですが、それを今でも大切に付けていて、そのリングを付けるたびに、頑張らなければいけないなと思い出しています。そのリングを買った頃の初心を思い出しながら、25歳という年にもなりましたので、大人としてもっともっとジュエリーが似合うように精進していきたいと思っています」とさらなる躍進を誓っていた。桐谷さんのほか今年は、「Rev. from DVL」の橋本環奈(10代部門)、深田恭子(30代部門)、宮沢りえ(40代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から“輝く”美女たちが受賞。さらに、『アナと雪の女王』の日本語版エンドソングを歌い注目を集めたMay J.(特別賞女性部門)、哀川翔(男性部門)、元フィギアスケート選手の高橋大輔(特別賞男性部門)がゲストとして登壇した。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。各世代別に“最もジュエリーが似合う著名人”を表彰する同賞。<10代部門>では、昨年“天使すぎるアイドル”としてブレイクした橋本環奈が、15歳で歴代最年少受賞となった。登場するなり、熱烈なファンからの「環奈ちゃ~ん」コールが会場いっぱいに響き渡り、一般客たちも“天使すぎる”と言われる所以を肌で感じたようで「かわいい~!」と大歓声を上げていた。昨年、ネット上にアップされた一枚の写真がきっかけとなり、地元・福岡のローカルアイドルグループ「Rev. from DVL」のいちメンバーから全国区へとその名を轟かせた橋本さん。その活動はアイドルだけに留まらず、数多くのイベントやCMに出演し、さらに中島裕翔(Hey! Say! JUMP)の主演ドラマ「水球ヤンキース」で女優としても登場し、芸能界の階段を韋駄天の如く駆け抜けた怒涛の1年となった。この日、「まだ15歳なので、本格的な宝飾品を身につけることはないのですが、やはり女性として素敵なジュエリーは常に憧れの対象でした。ファーストジュエリーを身につけるのはいつになるのかぁと思っていた」と語った橋本さん。表彰式では18金のペンダントが授与され、「まさかこんな晴れがましい場で身につけることができてすごく嬉しく思っております。まだ10代なので、今回の受賞を励みに成長していき、今日身につけさせて頂いたジュエリーの輝きに負けないように、輝いていけるよう努力を重ねて参りたいと思います」と15歳とは思えない大人顔負けの完璧な挨拶をした一方、会場中に拍手が沸き起こると少し恥ずかしそうにハニカミ笑顔を見せていた。橋本さんのほか、桐谷美玲(20代部門)、深田恭子(30代部門)、宮沢りえ(40代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から豪華な面々が揃った。さらに、May J.(特別賞女性部門)、哀川翔(男性部門)、元フィギアスケート選手の高橋大輔(特別賞男性部門)がゲストとして登壇した。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日今月21日(水)より東京ビックサイトで開催中の日本最大のジュエリー展「第26回 国際宝飾展 IJT2015」で、22日(木)、同所にて第26回「日本ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」の表彰式が行われた。過去1年で“最も輝いた人物”として、各世代別に最もジュエリーが似合う著名人を表彰する同賞。受賞者には昨年“天使すぎるアイドル”としてブレイクした橋本環奈が10代部門で受賞したのを始め、桐谷美玲(20代部門)、深田恭子(30代部門)、宮沢りえ(40代部門)、片平なぎさ(50代部門)、伊藤蘭(60代以上部門)とそれぞれの世代から豪華な面々が揃った。さらに、『アナと雪の女王』の日本語版エンドソングを歌い注目を集めたMay J.(特別賞女性部門)、哀川翔(男性部門)、元フィギアスケート選手の高橋大輔(特別賞男性部門)がゲストとして登壇した。15歳で歴代最年少受賞となった橋本さんは、K18のイエローゴールドのペンダントが表彰式の中で送られたが、「ファーストジュエリーをこんな華やかな舞台で頂けるとは」「ジュエリーの輝きに負けないように輝いていければ」と感激。会場からは「かわいい~」と男女ともに大歓声が飛び、ハニカミながら笑顔を浮かべていた。「第26回 国際宝飾展 IJT2015」は1月24日(土)まで東京ビックサイトにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月22日アイドルグループ・Rev. from DVLの橋本環奈(15)が22日、各年代で最もジュエリーが似合う著名人に贈られる『第26回 日本ジュエリー ベストドレッサー賞』の10代部門を受賞し、都内で行われた表彰式に出席。橋本は1990年の同賞創設以来、歴代最年少での受賞となった。【写真】背中が大きく開いたドレスで登場した橋本環奈いつもの明るい雰囲気とは一変し、黒のドレスで登壇した橋本は、「歴代最年少の15歳ということで、とても光栄でうれしく思っています」と語ると、会場は橋本の年齢の若さにどよめきの声が上がった。最年少受賞となった理由について運営側は、「清純なイメージが“ジュエリーの透明感にぴったり”と大きな支持を得たため」と説明している。橋本には、イエローゴールドネックレスが贈られ、「自分にとってのファーストジュエリーを着ける日はいつになるのかと思っていましたが、こうやって身に着けることができてうれしい」と感激。「まだ10代なので受賞を励みに、人として成長したい。ジュエリーの輝きに負けないようにしたい」と笑顔で話した。そのほか、20代部門は桐谷美玲(25)、30代部門は深田恭子(32)、40代部門は宮沢りえ(41)、50代部門は片平なぎさ(55)、60代以上の部門は伊藤蘭(60)、男性部門は哀川翔(53)、特別賞の男性部門はフィギュアスケーターの高橋大輔(28)、女性は歌手のMay J.(26)がそれぞれ受賞した。
2015年01月22日東京ビッグサイトにて、ガールズ世代の宝飾品における最新トレンドを発信する「第3回ガールズジュエリー東京」が開催中。会期は1月21日から24日まで。「第26回国際宝飾展」と合わせての開催となり、同会場で、テイストの異なる展示をいちどきに楽しむことが可能だ。主催者によると、「ガールズ」は二つの意味を有す。一つは、20代から30代までを中心とする若い世代。そしてもう一つは、「ガールズマインド」の「ガールズ」。すなわち、「遊び心・オシャレ心を大切にしていて、ファッション性が高い」ことを示す。これら両方の意味を兼ね備えた、「ガールズジュエリー」と呼ぶに相応しい宝飾品の条件は「ジュエリーよりライトで、アクセサリーよりリッチ」であること。会場には、価格帯を抑えつつも、高いデザイン性にこだわったアイテムが多数そろい、来場者を虜にする。無論、テイストや素材はバラエティ豊かで、石の質感を最大限に活かしたシンプルなものから、高いデザイン性と同時に着け心地を追求した「耳たぶが痛くなりにくいイヤーアクセサリー」まで、各ブランドの個性が際立つアイテムがお目見え。さらに、近年、百貨店等でも人気が高い、イヤーフックやイヤークリップもとりどりにそろう。価格は、リーゾナブルなものであれば1万円以下、天然石を使用した高価なものでも10万円前後と、20代女性でも購入を検討することが可能。店頭で作り手から直接話を聞くことが出来るのもメリットだ。また、会場の一角に設えられた講習会会場では、22日と23日の2日間にわたって、百貨店バイヤーやファッション誌編集長によるセミナーが開催される。22日午前中に登壇したのは、エストネーション商品部バイヤー・吉田育世ならびにINFASパブリケーションズ「WWDジャパン」編集長兼「WWDビューティ」編集長・都築千佳。それぞれ、「2015年春夏のジュエリー・アクセサリートレンド」「ファッショントレンドの中のジュエリー&アクセサリー流行の変化」をテーマに、スライドを駆使しながらレクチャーを行った。吉田さんによると、2015年春夏は「70年代」「ボヘミアン」がキーワードとなるアイテムがボリュームゾーンとなり、「ジプシー」「フォークロア」のエッセンスが盛り込まれたものが多数登場するという。これに伴い、紐の長さを調整できるボヘミアン調ネックレスなどのアクセサリーの人気も高まる見込み。また、ピアスホールが空いていない女性向けのイヤーアクセサリーも引き続き注目度が高く、イヤークリップ、イヤーフックの需要も高まっていくという。23日には、三越伊勢丹婦人雑貨統括部婦人雑貨第二商品部装身具バイヤー、阪急阪神百貨店婦人服飾品商品統括部アクセサリー商品部長が登場予定。「20代・30代の新規顧客獲得のためのMD戦略」「20代30代”女子”顧客にむけてのモノ・コト提案」をテーマとしたセミナーを聞くことが出来る。さらに、22日夜には、同会場にて「第26回日本ジュエリーベストドレッサー賞」受賞者の表彰式も開催。世代別受賞者は、10代=橋本環奈、20代=桐谷美玲、30代=深田恭子、40代=宮沢りえ、50代=片平なぎさ、60代=伊藤蘭。また、男性受賞者には哀川翔、特別賞には、男性=高橋大輔、女性=May J.が選出されている。「ガールズジュエリー東京」の出展ブランドは、京都清水坂ガラス館、GLAM、エムクラフト、アトリエ・オドー、HAINBANG、プチボワンなど。会期中の開催時間は10時から18時だが、最終日24日のみ17時の閉場となる。
2015年01月22日2年ぶりの再演、それも安蘭けい、濱田めぐみ、渡辺美里という“最強のメインキャスト3人”が続投とあって注目が集まる、ブロードウェイミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その美声合戦も楽しみな本番を前に、10月26日、70名のオーディエンスを集めて稽古場見学会が催された。ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』チケット情報セット代わりの建て込みや階段などが設置された広い稽古場の一隅にオーディエンスが落ち着くと、パーテーションが開いて稽古がスタート!まずはM1(1曲め)の「わたしのせいじゃない!」。主人公でスランプ気味の小説家アリス(安蘭)が、編集長(濱田/帽子屋と2役)や出版編集者たちとやり合う場面だ。ヒットメーカーのフランク・ワイルドホーンによる楽曲はスピーディーかつパワフル。安蘭と濱田はもちろん、アンサンブルも初演からの続投キャストが多く、本番1か月前にして複雑なフォーメーションも隅々まで決まっている。目の前1メートルで繰り広げられる大迫力の歌とダンスに、オーディエンスも思わず息を飲んでいた。次はM2の「ワンダーランドへようこそ」で、クロエ(唯月ふうか)とウサギ(平方元基)を追ってアリスが不思議の国に迷い込むシーン。この世界でのアリスの分身ともいえる“アリスガールス”と安蘭の、中2階に続く階段や机の上でのコミカルなダンスが印象的だ。Tシャツにジャージパンツという稽古着姿の安蘭が舞台で見るよりずっときゃしゃなことに驚くが、豊かな声量とキレのあるダンスは舞台さながら。困惑気味のアリスの表情がなんともチャーミングだ。3つめは、白のナイト(石川禅/アリスの夫ジャックと2役)とウサギ、芋虫(新納慎也)、エル・ガト(小野田龍之介)らワンダーランドのキャラクターが勢揃いする、M12の「ひとりでいい」。初演から続投の石川が、意外なほどのコメディの才能を見せつけて客席を湧かせたのもこの場面だ。一方の平方と新納、小野田は今回からの参加だが、しっかりとエネルギッシュな周囲になじんで魅せる。安蘭と石川が見合って終わる最後でパーテーションが閉じず、思わず安蘭が吹き出して稽古場が笑いで包まれるひと幕も見られた。セット替えの合間には、プロデューサーが答える質問タイムも。「初演からの変更点は?」「稽古時間は?」「稽古中の食事は?」など矢継ぎ早に質問が飛び、それぞれに「演出家の鈴木裕美さんによる日本バージョンなので、今回も微調整はあります」「稽古時間は大体13時から21時くらい」「食事はその人の出番がない時にお弁当とか、差し入れを食べる方も(笑)」など、ここでしか聞けない答えにオーディエンスも満足の様子。3幕を通してそのクオリティの高さに、本番が楽しみな稽古場見学会となった。公演は11月9日(日)から30日(日)まで東京・青山劇場、12月5日(金)から7日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、12月19日(金)・20日(土)に愛知・中日劇場にて。取材・文佐藤さくら
2014年11月07日11月1日(土)に神奈川・鎌倉歐林洞ギャラリーサロンでワンマン・ライブを行う蘭華が、そのステージに賭ける想いを語ってくれた。NHK-BSドラマ「ダンナ様はFBI」主題歌『三日月の影』を含む4曲を収録したシングル『花時』を4月にリリースした彼女。二胡の調べを散りばめたシンプルで切ない楽曲は秀逸だ。シンガーソングライターになったいきさつを訊くと「大分県の中津という場所で育ちました。娯楽のあまりない街で、週末になると両親に連れられてよくカラオケに行ってました。カラオケボックスの店長さんの薦めでコンクールに出たら入賞して、当時テレビで「ASAYAN」がブームだったので”もしかしたら歌手になれちゃうのかな?”と淡い期待を抱き、急遽母親に”進学を辞めて歌手になる”と言って東京に出たのがきっかけです」と明かしてくれた。その当時は歌と作詞を自分で手がけていたが、やがて作曲もするようになったという。「当時は自分の恋愛や失恋など、女性の切ない恋心を歌っていました。蘭華という名前は、中国から上野動物園に贈られたパンダのランランが由来で、当時の日本で老若男女問わずたくさんの人々に愛されたことに両親が感銘を受けて、私が生まれたときに”この子もいつの日か日本と中国の友好の架け橋になるような子になりますように”と名づけてくれました。私は日本でチャイニーズとして生まれ育ったということで、幼少期からアイデンティティについては思うことが多々あったんです。中国に留学したとき二胡を聴いて、初めて聴いたのに懐かしい気持ちになってそれ以来、民族楽器に心魅かれて、アジアや大陸的な音楽を作りたいと思うようになったんです」と自身の音楽的な背景を語った。創作にあたり俳句も始めたという。「世界で一番短い表現形態で、詞の中に自然や季節の彩りを感じるものを盛り込むようになって。父親を亡くしたこともあったんですけど、恋愛だけでなく親子の絆とか人生とか、大きな愛に視点が向くようになりました」と、自身の変化について話した。鎌倉でのライブに向けた想いをきくと、「二年前に鎌倉のお寺で開いた以来のワンマン・ライブ。大好きな鎌倉の地でまたできるのが嬉しいです。私が日本で一番二胡がうまいと思う女性をゲストに迎えますので、二胡の生音が聴けるのも楽しんで欲しい。構成としてはオリエンタルな時間と、和の時間、過去の私がリリースした曲なども織り交ぜて、”今の私”を観ていただきたいと思ってます。チャイナ服はもちろんドレッシーなものも着ますよ」と語った。実に心に染み入る曲を歌う蘭華。ぜひともライブで彼女の魅力を堪能して欲しい。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2014年10月14日伊藤英明が主演するWOWOWの連続ドラマW「罪人の嘘」と、大ヒット海外ドラマ「SUITS/スーツ3」のコラボ企画が決定。伊藤さんが、「SUITS/スーツ3」第11話に登場する水泳選手マイケル・フェルプスの日本語版吹き替え声優としてアフレコに挑戦したのだ。連続ドラマW「罪人の嘘」は、躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いたリーガルサスペンス。主演の伊藤さんのほか、滝藤賢一や木村佳乃、中村蒼、松重豊、筒井道隆、仲代達矢など豪華キャストが脇を固める本格社会派ドラマだ。一方の人気海外ドラマ・シーズン「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、ハーバード・ロー・スクール卒で自信家のカリスマ弁護士ハーヴィー・スペクターと、そのアソシエイト(助手)になった驚異的な記憶力を持つ青年・マイクのコンビが、困難な訴訟に挑んでいくスタイリッシュ・サクセスストーリー。全米USA局で昨年より放送された第3シーズンをWOWOWが日本初放送する。“法律”というテーマを描いた、この日米の2作品。「罪人の嘘」で悪名高き高級弁護士を演じる伊藤さんが、法律事務所を舞台にした海外ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンということから実現した今回のコラボ企画。伊藤さんは、「SUITS/スーツ3」第11話(8月25日放送)に登場することで話題の水泳選手マイケル・フェルプス役(本人役の出演)の日本語吹き替え声優として特別ゲスト出演する。すでに、カリスマ弁護士ハーヴィー(声:桐本琢也)と同僚のデーナ・スコット(声:甲斐田裕子)、マイケル・フェルプス(声:伊藤英明)が一堂に会するシーンのアフレコも収録済みだとそう。また、本企画と連動したスペシャルWEBページも本日からオープンし、番宣映像も7月20日(日)から放送予定とのこと。連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日)スタート/毎週日曜22:00~(全5話)※第1話無料放送海外ドラマ「SUITS/スーツ3」は毎週月曜23:00~(吹替)/毎週火曜0:00(字幕)※伊藤さんが出演する第11話「父への思い」は、8月25日(月)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年07月17日美しすぎるために顔を仮面で隠して闘う“蘭陵王”を演じたウィリアム・フォン。長年アイドルとして活躍したのち、2012年に俳優デビューした途端、出演作が連続ヒット。映画俳優としても着実に歩みを進めている。彼が魅せた蘭陵王は、時に爽やかに、時に男の色気で視聴者を釘付けに!そんな彼に作品への思いを突撃インタビュー!!――「蘭陵王」への出演を決めた理由を教えてください。プロデューサーのフランキー・チェンさんの作品への思いに心打たれたのが一番大きかったです。彼女は5年もの間、蘭陵王をドラマ化したいと強く思い続けていたんです。そこまで映像化したいと思う“蘭陵王”ってどんな人なんだろう?と興味を持ったんですが、彼の勇気と忠実さに僕も惹きこまれましたね。それで出演を決めたんです。また脚本がとても面白かったんです。このドラマは、四人の脚本家が力を合わせて作り上げました。みんな、若くて才能のある脚本家たちです。脚本を読むと、それぞれの個性が感じられるんです。時にユーモアで面白く、時に悲しい。演じながらも彼らの才能に感激していました。――蘭陵王は「絶世の美男子」として有名ですが、プレッシャーを感じることはありませんでしたか?最初はプレッシャーを感じました。自分が「美男子」だなんで全然思わないから(笑)。演じる上では“美男子”ということは意識せずに、蘭陵王の“戦場での勇ましさ”と、“夫としての優しさ”を演じたいと決めて、そちらに重点を置きました。武術に関しても、武術の上手さを見せるのではなく、その時は、蘭陵王が感じた心情表現を重視して演じました。――撮影で最も苦労されたこと、印象に残っていることはありましたか?苦労したことは、“踏雪”(蘭陵王の馬)に足を踏まれてしまって、その直後に雨のシーンと高い建物から落ちるシーンを撮ったことですかね。辛かったです(笑)。あとこのドラマの撮影当時はすごく熱かったことも記憶に残っています。でも、なんと言っても一番大変だったことは寝不足続きだったことですね(笑)。当時、ツイ・ハーク監督の映画『狄仁傑之神都龍王(Young Detective Dee: Rise of the Sea Dragon)』を同時進行で撮影していたので、想像を遥かに超えるハードさでした(笑)。――劇中、ライバルだった宇文ヨウと蘭陵王ですが、雪舞を愛し民の為に闘う姿はどこか同士でもあり魅力的な関係にも思えました。演じていてどう感じましたか?蘭陵王と宇文ヨウはライバルであり、敵でもありましたが、彼らは心が通じていて、お互いの能力を認めていると僕は思いましたね。だから、蘭陵王は自分が死ぬと思った時、愛する雪舞を宇文ヨウに託しました。これは、彼が宇文ヨウを信頼しているからだと思います。2人がもし敵同士でなかったら、友達になれると思います…それにしても、雪舞はすごく幸せ者ですよね。2人の優秀な男性に愛されて(笑)。――最後に、このドラマの見どころを教えて下さい。「蘭陵王」は誰が見ても好きになっていただけるドラマだと思います。たくさんのいろんな要素が入っており、たくさんの人が喜んでくれる、そんなドラマになっていると思います。男性が好きな歴史ドラマであり、女性が好きなロマンチックな要素も入っています。また、宮廷の抗争部分なんかも楽しんでいただけると思います。美しい景色や音楽、素晴らしい衣装も見どころです。「蘭陵王」は中国でたくさんの視聴者から評価をいただきました。きっと日本の方にも感動していただけると思うので、ぜひ楽しくご覧いただけたらと思います。(text:Tomomi Kimura)
2014年03月05日安蘭けいが、ジャズ史に残る歌姫ビリー・ホリデイを描いたレニー・ロバートソン作のソロミュージカル『レディ・デイ』に出演する。1986年にオフ・ブロードウェイで初演された作品で、レディ・デイと呼ばれたビリーが死亡する4か月前に行ったライブを再現したもの。観客はライブのオーディエンスに見立てられ、安蘭演じるビリーが歌い、MCとして自らの体験も語る。ソロミュージカル『レディ・デイ』チケット情報情感豊かな歌声と共に、奔放な男性遍歴、麻薬やアルコール依存など壮絶な人生で知られるビリー・ホリデイ。その代表曲のひとつ『奇妙な果実』は、彼女も経験した黒人差別の歌で、安蘭は初めて聞いた時、「こんなダークなジャズもあるのだな」と驚いたという。「私が自分自身の歌として歌うとしたら、理由というか、乗り越えなくてはならないものが多い。でも今回はビリーとして歌えるのでやりやすいです」。実在の人物を演じるにあたっては「かつては真似から入ることが多かったのですが、私の体を通してお客様はビリーをご覧になるわけだから、私らしさがないと意味がない。どれだけ、ビリーに共感できるところをみつけてお客様と共有できるか。その辺りを突き詰めていきたいです」と語る。「以前私が演じたエディット・ピアフもそうですが、ビリーはどんな境遇にあっても這い上がる強さやエネルギーをもった女性。それでいて脆さもあり、全てが歌に表れている。すごく素直なんですよね」。こう語る安蘭もまた、舞台では嘘がつけないタイプだ。「なんとなく歌ってしまうと歌詞が出てこないし、気持ちが伴わないまま台詞を言うと絶対に間違えたり噛んだりするんです。プロなのにと思われるかもしれないけれど、そこは自分の好きなところ。この作品でも、私がビリーになるという嘘はあるけれど、自分に嘘はない状態で演じたいと考えています」。宝塚歌劇団退団後5年目。波乱に富んだ役柄を多く演じてきた。「癖のある役柄は演じ甲斐があります。巡り合わせもあるでしょうが、もしかしたら私が呼んでいるのかもしれません」とほほ笑む。今年は3月に森新太郎演出によるヘンリック・イプセン作『幽霊』、そしてこの栗山民也演出『レディ・デイ』と、初タッグの演出家の舞台が続く。「いつも新しいことに挑戦したいと考えています。イプセンも初めてだし、『レディ・デイ』は初のひとり舞台。今年は越える山が多いですね。登る前の今は怯んでいますが、結局、こういうチャレンジが私にはすごく楽しいんです」。ソロミュージカル『レディ・デイ』は6月12日(木)から29日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATER、7月5日(土)・6日(日)に兵庫・宝塚バウホールにて。東京公演のチケット一般発売は3月1日(土)午前10時より。取材・文:高橋彩子
2014年02月27日宝塚歌劇花組の男役トップスター、蘭寿とむのサヨナラ公演が2月7日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕。フィッツジェラルドの未完の長編小説をミュージカル化した『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』とショー『TAKARAZUKA∞夢眩』の2本立てで上演中だ。宝塚歌劇花組公演『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』/『TAKARAZUKA∞夢眩』のチケット情報『ラスト・タイクーン』は、1930年代のハリウッド映画界が舞台。タイクーンと呼ばれる若き天才映画プロデューサー、モンロー・スターは、女優ミナ・デービスと婚約していたが、突然の事故で彼女を亡くしてしまう。心に大きな傷を抱えながらも、映画創りにさらなる情熱を傾けていくが、スタッフたちはモンローの強引なやり方に次第に反発するようになる。そんな中、モンローは亡きミナと瓜ふたつの女性キャサリンと出会い……。宝塚歌劇団入団から20年、男役ひと筋で生きてきた蘭寿のラストステージ。その集大成となるモンローは、セクシーで大人っぽく、強引な中にも情熱と温かい愛情を持った男。蘭寿の魅力をたっぷりと感じられる役柄だ。スタッフたちを先導切ってまとめる姿や、モンローの映画にかける想いや夢を綴った曲を歌う場面は、トップスターとしての蘭寿、そして宝塚歌劇で生きてきた蘭寿の姿に自然と重なり、“ラスト”を感じさせる。次期トップスターとなる明日海りおは、モンローを育て上げた映画プロデューサーのブレーディ役。モンローの活躍に嫉妬し、モンローをおとしめようとする憎まれ役だ。フレッシュな印象の明日海が、年配の男性を声のトーンや佇まいなど、深みのある表現で演じているのにも注目だ。第二幕のショーは、幕開きからリズミカルで勢いのある印象。怪しげな雰囲気からスタートし、一瞬にして、宝塚歌劇ならではの煌びやかな空間へと変わる。スターが歌い継ぎ、それぞれの個性が観客に届くような演出で楽しませる。また、KENTO MORIの振付によるシーンでは、銀狼に扮した蘭寿が独特のステップや表現で魅せる。ラストを思わせる演出も見どころで、蘭寿がひとり銀橋に立ち、組子一人ひとりを見渡していく姿には、胸に熱いものがこみ上げてくる。男役の真骨頂である大階段での黒燕尾は、ため息が漏れるほどに美しく、蘭寿を始めとする花組の力を見せつけられる。新しさとクラシックな宝塚歌劇の魅力、そして蘭寿の美しいダンスをたっぷりと堪能できるステージだ。兵庫公演は3月17日(月) まで上演中。取材・文:黒石悦子
2014年02月12日天然とんこつラーメン専門店「一蘭」を展開する一蘭は3月13日、東京都渋谷区に都内最大級の店舗「一蘭 渋谷スペイン坂店」をオープンする。○渋谷に全40席、都内最大級の「一蘭」が誕生同店は、渋谷駅前エリアとしては渋谷店(渋谷区神南1丁目)に次ぎ、2店舗目となる。提供メニューは天然とんこつラーメン(790円)1種のみ。客席は40席と都内最大級となり、全席一蘭オリジナルの「味集中カウンター」で構成する。各席間の仕切り壁は折りたためる仕様となっており、複数人での来店でも空間を共有しながら食事を楽しめるという。オープン日は、3月13日 11時。住所は、東京都渋谷区宇田川町13-7 コヤスワンB1階。24時間営業で、年中無休。
2014年02月05日優しく包み込むような温かなオーラを持つ、宝塚歌劇団花組トップスター・蘭寿とむ。歌、ダンス、演技の3拍子が揃った蘭寿のサヨナラ公演が、2月7日(金)、兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。演目は、ミュージカル『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』とショー『TAKARAZUKA∞夢眩』の2本立て。創立80周年の年に宝塚音楽学校に入学し、20年間タカラヅカひと筋で生きてきた蘭寿に、ラストステージにかける想いを訊いた。宝塚歌劇花組『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』チケット情報『ラスト・タイクーン』は、アメリカの作家フィッツジェラルドの未完の大作をベースにした物語。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折や、亡き先妻と瓜ふたつの女性とのロマンスを描いたミュージカル。「強引にも周りをまとめて映画を作り上げていく大物プロデューサーを演じます。映画に魅せられて面白い映画を作ろうと集まってきた人たちは、タカラヅカの舞台に立ちたいと思って集まってきた私たちに重なるものがあり、共感できる部分が多いです。その気持ちを反映しながら、役を作り込んでいます」本作は演出家・生田大和の大劇場デビュー作でもある。生田の熱意と愛情を感じながら、日々稽古を重ねていると話す。「稽古をしながらも台詞を変えたり、新場面が増えたり、すごく熱意を感じます。私としては、遠慮なくぶつかっていけるのがとても嬉しいです。それに、「迷わず歩んだ、ただひとつの道を」というような、私のタカラヅカ人生と重ね合わせた歌詞や場面を作ってくださり、生田先生の愛情を感じます」。ショーでは「花組の男役の魅力を最大限に見せたい」と意気込む。「幕開きからかなりアップテンポで、花組のパワーがいきなり炸裂します(笑)。前半ではリズミカルでスピーディな場面を展開しつつ、ラストは男役全員で大階段での黒燕尾を。大好きな黒燕尾で、思い残すことなく踊りきりたいです」。20年間の集大成だからこそ、感傷に浸る暇はない。「本当に最後まで挑戦だなと思います。“これぞ蘭寿とむ!”というものを残したいですし、花組が最高に活気づいた状態でバトンタッチしたい。そして、ずっと応援してくださり、支えてくださった方々への感謝の気持ちを舞台で返したいと思います」。公演は宝塚大劇場にて2月7日(金)から3月17日(月)まで上演。東京宝塚劇場では4月10日(木)から5月11日(日)まで上演され、3月9日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2014年02月03日妹尾河童氏のベストセラー小説を映画化した『少年H』の完成報告会見が10日、都内で行われ、初の夫婦役で約28年ぶりに共演した水谷豊、伊藤蘭夫妻をはじめ、吉岡竜輝くん(子役)、花田優里音ちゃん(子役)、小栗旬、國村隼、岸部一徳、降旗康男監督が出席した。その他の画像昭和初期の神戸を舞台に、戦争に巻き込まれながらも信念と愛情でたくましく時代を生き抜いた家族の激動の20年間を描いた本作が、先月ロシア・モスクワで開催された第35回モスクワ国際映画祭GALA(ガーラ)部門で、特別作品賞を受賞。映画祭からの凱旋となった水谷と伊藤は、「上映中には笑ったり泣いたり、さまざまな反応があり、観終わった後に語りかけてくださる方もいた。モスクワの皆さんに思いが伝わったことがうれしい」(水谷)、「国境を超えて伝わるものがあるんだなと感激しました」(伊藤)。また、本作で実現した夫婦共演について、水谷は「観ている間、夫婦であることを忘れた。僕の理想ですけど、ご覧になる皆さんにも観ている間だけは、僕らが夫婦だと忘れてもらえれば」。伊藤は「楽しく撮影を進めることができた。逆境の中で、女性としても、母親としてもたくましく楽観的に生きる役柄に出会えたことに、水谷豊さんに感謝しております」と笑顔で話していた。一方、國村は「実は世間のことをあまり知らず、水谷さんと伊藤さんが夫婦だとしばらく知らなかった」と驚きの暴露。「周りからは大笑いされるし、おふたりには『失礼しました』と謝りました」と笑いを誘っていた。岸部は人気ドラマ「相棒」シリーズでも共演する水谷について「相棒とは違う水谷さんの立ち姿に驚き、素晴らしいと思いました」と語った。降旗監督は「まずは魅力的な家族の物語。そして今の若い人たちには、戦争が静かに忍び寄ってくるものだと知ってほしい。私が10歳の頃、ちょうど敗戦の1年前で『兵隊に志願しちゃいけない』と言ってくれた恩師へのささやかな恩返しでもある」と本作にこめた思いを熱弁。「モスクワでは子役たちの評判が良かった」とも語り、竜輝くんと優里音ちゃんは照れくさそうに喜んでいた。『少年H』8月10日(土)から全国ロードショー
2013年07月11日俳優・向井理の主演舞台『悼む人』が東京・パルコ劇場で10月19日(金)に開幕する。天童荒太が7年の歳月を費やして書いた同名小説を堤幸彦の演出で舞台化するもの。全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける主人公・坂築静人を向井が務める。開幕前日の18日、堤と向井、共演の小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭が会見に応じた。『悼む人』チケット情報向井は「難しい役ですね。まだ迷っているところもありますし。確立されているキャラクターではないので、迷いを抱えたまま答えを見つけずにやっていければいいかなと思ってます」と現在の心境を語った。また、役づくりについては「原作を読んでもピンと来なかった。結局この人は何だったんだろうという人を演じるのは難しいなと思いますね。ただ、北海道から福岡まで本当に旅をしていけるので、その中で変わっていけたら面白いかなと思います」と抱負を述べた。今回の舞台は、静人と、かつて夫を殺した罪で服役し静人と行動を共にする倖世(小西)、旅先で静人と出会った週刊誌の記者・蒔野(手塚)、そして静人の母(伊藤)と妹(真野)の5人の姿を通して描かれる。それぞれの登場人物によるモノローグと印象的なイメージ写真を使った演出で、原作の世界観をスタイリッシュにみせる。8年ぶりの舞台となる小西は「今は自分のことで精一杯です。日々、いっぱいいっぱいです」とコメント。真野は「子供を身ごもる役なので毎日悩んでいますが、この舞台が終わるころには顔つきが変わったねと言われるようになりたい」と意気込みを見せた。伊藤は「楽しくやらせていただいてます。向井さんは情熱的でピュアな方なので今回の役にぴったり」と褒めると、隣で向井が恐縮する一幕もあった。公演は東京を皮切りに、大阪、名古屋、札幌、福岡、神奈川ほか全国11か所を巡演する。なお、チケットぴあでは東京公演の当日券予約を電話で受付ける。詳細はHPで告知。また大阪と神奈川公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを大阪は10月19日(金) まで、神奈川は10月25日(木)まで受付中。
2012年10月18日俳優の向井理が10月18日(木)、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた主演舞台「悼む人」の最終舞台稽古を前に、共演する小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭、そして演出を手掛ける堤幸彦監督と共に取材に応じた。原作は天童荒太氏が7年の歳月をかけて書き上げ、第140回直木賞を受賞した同名小説。向井さんは、死者を“悼む”全国放浪の旅を続ける主人公・坂築静人を演じており、「とても難しい役柄で、まだ迷っている状態だが、舞台ならではのプレッシャーを楽しみながら、しっかり着地していければ」と初演を翌日に控えた、いまの胸中を率直に語った。向井さんが演じる静人は、報道を手がかりに、事故事件に巻き込まれて亡くなった人々を、その現場で悼むため、日本中を放浪しているという設定。そんな静人の旅に、夫殺しの罪で刑期を終えた女(小西さん)、人間不信の雑誌記者(手塚さん)、恋人の子を身ごもる静人の妹(真野さん)、末期がんを患う静人の母(伊藤さん)ら5人の思いを重ね合わせ、人間の死生観を浮き彫りにする。今回の舞台化では、各キャラクターのモノローグを生かした芝居と、印象的なイメージ映像を交えて、原作の世界観が再構築される。堤監督は天童氏の著書「包帯クラブ」を映画化した経験があり、「今回も小説を読んで、やってみたいと思った。主演には向井くんの顔がすぐに浮かんだ」と向井さんの起用を説明。東京公演を始め、全国11か所で上演されることになっており、向井さんは「楽しみなのは、ご当地の食べ物とお酒。それしかないです!」とモチベーションを上げていた。小西さんにとっては、今回が約8年ぶりの舞台出演で「日々いっぱい、いっぱいですね」と公演初日を前に少々焦り気味?来年2月にハロプロからの卒業を発表している真野さんは「子どもを身ごもった経験はないので、難しさを感じますね。でもとても勉強になっているし、公演が終わったときに『顔つきが変わったね』と言われるように頑張りたい」と女優としての第一歩に意欲満々。伊藤さんは「情熱的でピュアなところを持っている男性」と“息子”向井さんを語っていた。舞台「悼む人」は、10月19日から28日まで渋谷・PARCO劇場で上演される。舞台「悼む人」公式サイト:■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年10月18日伊藤英明が主演する映画『悪の教典』の公開に先がけて、BeeTVでは15日(月)より映画の前日譚を描いたドラマ『悪の教典-序章-』が配信される。それを記念して伊藤のインタビュー動画が届いた。インタビュー動画映画『悪の教典』は、高いIQを持ち、生徒から絶大な人気を誇る高校の英語教師・蓮実聖司(伊藤)が、サイコパス(反社会性人格障害)として想像を絶する計画を遂行していく過程を描き出すサスペンス劇。ドラマ『…序章』は、映画で描かれる凶行の前夜までを描き、蓮実がいかに悪の本性を隠し、聖者の仮面で学園を支配していったのかを明かしていく。映画を手がけた三池崇史監督が監修を務めたドラマ『…序章』は、アメリカの投資銀行で働いていた蓮実の人物背景を描くにあたり、ドラマの中で重要なシークエンスとなる回想シーンの撮影をニューヨークで敢行。インタビュー動画で伊藤は、「(ドラマも映画も)どちらもうまく伏線がはってあるので、ドラマを見て映画館に行って頂いても良いですし、映画を見てからドラマに戻って頂いても楽しめる作りになっていると思います」とコメント。撮影での苦労や、ベストセラー小説『悪の教典』を映像化した映画とBeeTVという今回のプロジェクトに取り組んだ意気込みなどを語っている。『悪の教典-序章-』「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」&「BeeTV」で10月15日(月)から配信開始予定アクセス方法:ドコモの携帯から【iモードならBeeTV】iメニュー>動画>BeeTV【スマホならVIDEOストア】dメニュー>dマーケット>VIDEOストア powered by BeeTV『悪の教典』11月10日(土)全国東宝系ロードショー
2012年10月09日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)の新作『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』が12月にKERA自身の、そして来年1月に蜷川幸雄の演出でシアターコクーンにて連続上演される。この一大プロジェクトに先駆けて某日、都内スタジオで行われたKERAバージョンの宣伝写真撮影現場に潜入した。『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』KERAバージョンのチケット情報スタジオでは生瀬勝久が撮影中。口に綿を含み、恰幅の良い姿で登場すると、「太った役をすると急にお腹が減る」と軽口をたたいて場を和ませていた。「写真は苦手」といいつつも次々とユニークなポーズをとる生瀬に、KERAからも笑いがこぼれる。本作では横暴で独裁的な市長を演じる生瀬。「たくさんのキャストが出ていても人間関係がつながっていて、それぞれ想いの輪郭が非常にはっきりしたキャラクターが描かれている。今回は僕自身知り合いが多いので、楽しみです」とKERA作品の魅力を語ったかと思うと、「(蜷川バージョンで同じ役を演じる)勝村政信には負けません! 投票してもらって決着をつけたい」と声を張り、スタジオは笑いに包まれた。今回が初舞台となる夏帆が撮影に入ると「あんまり純粋可憐になりすぎないように」とKERAが声をかける。役をイメージして細部にも気を配るKERA。次に撮影したのは2度目のKERA作品参加となる小出恵介。貧しい青年を演じる小出は「もっとおびえている感じだとどう?」というKERAの注文に瞬時に応え、順調に撮影が終了。小出は「出演者の波長が合ってひとつのメロディを奏でるような状態になれば、戯曲が観る方に伝わるはず。いまは何も予想できないし、KERAさんの作品はふたをあけてびっくりすることが多いから、こちらはなるべく柔軟にやっていかなくちゃと思っています」と意気込みを語る。現在、脚本執筆中のKERAに話を訊くと、「この脚本を蜷川さんにも演出していただく、という意識はやっぱりずっとある。実は一度蜷川さんとお会いして話したんだけど、その時の話は申し訳ないことに全く活かされてない」と苦笑。「いつもならこのセリフはこの役者ならこんな言い方をするだろうというシミュレートが頭の中にできているけれど、今回はあて書きをしていない。たとえば犬山イヌコが演じる役を蜷川さんバージョンでは伊藤蘭さんが演じる。そういう全然違うタイプの人が発するセリフをどちらにも寄せ過ぎず、ということをずっと考えていますね」と話す。まだ全貌の見えないこの作品がどんな形で目の前に現れるのか、年末が楽しみだ。KERAバージョン『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』は12月9日(日)から30日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。その後、2013年1月11日(金)から14日(月・祝)まで大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて公演が行われる。チケットは東京・大阪公演ともに10月6日(土)より一般発売開始。なおチケットぴあではインターネット先行抽選・プレリザーブの申し込みを9月19日(水)11時まで受付中。取材・文:釣木文恵
2012年09月12日死者を“悼む”ために全国を放浪する青年の姿を、彼を巡る人々の視点から描いた天童荒太の小説『悼む人』。本作が『20世紀少年』や『TRICK』シリーズなどで知られる演出家、堤幸彦の手により舞台化される。主人公の静人(悼む人)を演じるのは、向井理。昨年の舞台『ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~』で鮮烈な印象を残した向井が、静人役にどう向き合おうとしているのか。現在の胸の内を訊いた。『悼む人』チケット情報静人の印象として向井は、「(原作を)全部読むとよく分からない人」と明かす。「人によって、全然違う静人の側面が描かれているんですよね。ある人にとっては腹の立つ人かもしれない。またある人にとってはありがたい人なのかもしれない。そのぶん読み終わったあとに、“結局何者なんだろうな?”って。でも逆にあまり絞らせないようにしているのかなとも思いますし、今回演じる上では大事にしたいところ。だから本当に目立たない人になると思います。ただそういった中でも人を変えていく説得力をつけないといけないので、バランスとしてはすごく難しいですね」。今回の舞台化にあたっては、静人のほか、4人の人物に絞って物語が展開していく。それが静人の母、妹、静人の行動に興味を抱く雑誌記者、夫殺しで服役後に静人と行動を共にすることになる女の4人。立場や静人との関係性はまったく異なるが、だからこそ向井の言う“側面”の見え方も違うものになっていく。向井はその点を掘り下げたいと話す。「つまりはその人の主観であり、固定観念というものが悼む人の存在を変えていると思うんです。悼む人を見て、その人はどう思うのか。それが、観に来た人にも伝わればいいなと思います」。生で演じる魅力については「お客さんの反応がすぐ返ってくる、一番キャッチボールしやすいのが舞台」と語る向井。と同時に、生だからこその難しさも感じている。「やっぱり舞台って、一度空気が流れ始めると、最後までその空気を持続させないといけないんですよね。やっぱりちゃんと空気が繋がっていると、自分も無理をしていない。そうじゃないと時が止まるというか、観ている人も違和感を持つと思いますから。そう考えると、舞台ってすごく怖い。それでも目の前に観る人がいるというのは、すごい瞬間。だから自分が舞台を観に行くのも好きですし、やるのも好きなんです」。静人という役を通し、今度の向井はどんな瞬間を観る者に与えてくれるのだろうか。出演は向井のほか、小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭。公演は10月19日(金)から28日(日)まで東京・パルコ劇場にて上演。その後、大阪、名古屋、北海道含む全国11か所を巡演する。チケットは9月8日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行・いち早プレリザーブを8月9日(木)11時から13日(月)11時まで、インターネット先行・プレリザーブを8月14日(火)11時から20日(月)11時まで受付ける。また「演劇男子。」(7月17日ぴあ発行)にて読者先行実施。取材・文:野上瑠美子
2012年07月13日